【杳子】古井由吉【山躁賦】
『古井由吉自撰作品』河出書房新社(全8巻) 2012年
第1巻 『杳子・妻隠』『行隠れ』『聖』
第2巻 『水』『櫛の火』
第3巻 『栖』『椋鳥』
第4巻 『親』『山躁賦』
第5巻 『槿』『眉雨』
第6巻 『仮往生伝試文』
第7巻 『楽天記』『忿翁』
第8巻 『野川』『辻』『やすみしほどを』(「やすらい花」収録) 一巻だけ買った
それも既に持ってたけど他のも持ってたから買わなかった ようやく単独スレができたか
大江との合同スレはネトウヨが書き込むから、うるさかった >>5
正直な感想だね
自分も『槿』と『仮往生伝試文』は世評ほど良いとは考えていない 古井自身は一作選ぶなら『山躁賦』と言っていた
これと『杳子』を好む人が多いんじゃないか
だからスレタイは正解だろう 『古井由吉作品』河出書房新社(全7巻) 1982-1983年
第1巻 『円陣を組む女たち』『男たちの円居』
第2巻 『杳子・妻隠』『行隠れ』
第3巻 『櫛の火』『水』
第4巻 『女たちの家』『夜の香り』
第5巻 『聖』『栖』『哀原』
第6巻 『親』『椋鳥』
第7巻 エッセイ・翻訳(「愛の完成」『誘惑者』部分) >>9
第1巻のみ持っている
函入り布装丁、月報は吉本隆明と後藤明生、
小説を書き始めた頃を書いた古井の後書きなど、魅力的な本だ 没後出た古井由吉ムック本にある後藤明生の「古井氏の古井です」はおもしろかったな。YouTubeで見た喋り方と昔から変わらないんだな。 >>11
『古井由吉作品1』の月報に載っている後藤明生の文章がまさにそれ >>12
そうだったんだ、後藤が書くと滑稽味が増しておもしろいよね。初期の作品集欲しいけどなかなか置いてないな。単行本でちょこちょこあつめてる。 処女作「木曜日に」がいい
『円陣を組む女たち』に入っている 単行本はいまだなし、商業誌に載ったのが二作、予定が一作、
次のテーマは五里霧中、三十二歳、二女の父、無職…ようやるよ。
難解な文体の小説とは異なる平易な文章の自虐的なユーモア
古井由吉にはこういう一面もある 誰にも言わずこっそり読んでいる
そういう愛読者が多そうな作家 誰にも言わずこっそり読んでいる
そういう愛読者が多そうな作家 いや逆だろ
俺は文学が解ってるって感じで
公言する奴が多そう 古井の小説本20冊くらい持っているけど、講談社文芸文庫は1冊もないな
単行本と値段が変わらないから、単行本の方を買ってしまう >>9
この作品集全7巻持っているけど、いい作りで気に入っている
古井も装丁を褒めていたね
新しい方の作品集は函入りじゃないんだな
大江の全集も函入りじゃないし、物足りない 新潮文庫に入った古井の小説は6冊
『杳子・妻隠』『櫛の火』『聖・栖』『楽天記』『白髪の唄』『辻』
全部持っている人いるかな? こんだけしか文庫化されてないのかと驚いた
全部持ってる、あるいは持ってたけど文庫で今持ってるのは
『杳子・妻隠』『聖・栖』『白髪の唄』 『やすらい花』『鐘の渡り』『ゆらぐ玉の緒』も新潮社だけど、
文庫化されていない 新潮のは杳子、白髪の唄、辻、楽天記もってる。新潮文庫の絶版率は高め濃いめ多め 新潮文庫6冊とも持っているが、『櫛の火』と『白髪の唄』は、
あっという間に絶版になってしまったので、やむを得ず古本を買った 文芸文庫の古井読んでたら感覚に訴えてくる文体からか、研磨跡の触り心地が異様に気になり出して版問わず全部未研磨に買い替えたわ。そしたら新潮文庫のも気になり出して研磨だった辻も買い替えた笑 『辻』はいま2刷が又吉の帯付きで売られているから、
未研磨を買うなら絶好のチャンスだな >>29
あのバカ高くて買うのがアホらしい文芸文庫を買い換えるなんて、
どれだけ太っ腹なんだよ
自分なんて財布とにらめっこしながら古井の文芸文庫を
いまだ買ったためしがないのに 研磨異常に気にする人珍しくないな
俺ほとんど気にならない
というかもともとまったく気にして無かったが
なんか影響されてきたところが少しある
逆に綺麗になっていいとも思うけどな 自分の『山躁賦』は昔新本を購入した集英社文庫の研磨本だが、
講談社文芸文庫の非研磨本と交換したいとまでは思わないな 『楽天記』新潮文庫の古本、高いな
まあ、講談社文芸文庫の新本と同じくらいではあるが 作品数が多くて、全小説読破がなかなか難しい作家だな 此奴の小説よく価値あるの?杳子を読んだ限り。間違いと誤りがいろいろあったがな >>37
お前の短い文章に誤りがあるぞ
お前に古井は読めない >>39
自分ではわからんのか
「よく価値あるの」これは日本語として意味不明だ 付け加えると、「間違い」と「誤り」は同じ意味だから、
この二つの言葉を並べるべきでない 万象の、気の変わり目というものはあるらしい。屋根の下にいても、
日常のいとなみは間違いなくつづけながら、ふっと物が思えなくなる。 『聖耳』講談社文芸文庫の新本は高いから、単行本の古本をネットで買った
帯函付き新同品が安価で買えたので、嬉しい 古井由吉の本は単行本を結構買っていて、30冊くらい持っている
どれが一番いいかはなかなか決められない作家だ 自撰作品集刊行後に出版された小説が結構多い
全集の刊行が望まれる作家だが、手を挙げる出版社はないのか 出しても採算が取れるかどうか
又吉が監修の一人に参加するとかでもしない限り おいおい、兼親のひどい文章を賛美した又吉に全集編集任せられるわけないだろ。 >>47
まあそこは名前貸し程度ってところで
適当な巻に解説を書かせればよいw 古井由吉の小説のうち、文庫、単行本、自撰作品集で現在新本を購入できないのは以下の通り
円陣を組む女たち、女たちの家、哀原、夜の香り、明けの赤馬、夜はいま、
長い町の眠り、陽気な夜まわり、白髪の唄、夜明けの家、やすらい花
講談社文芸文庫が多いが、水、夜明けの家がすでに絶版であり、他の作品もいつまであるか
新潮文庫は2作しか残っておらず、中公文庫と集英社文庫は全滅だ 新潮2022年3月号 古井由吉3回忌特集・2022年2月7日
連れ連れに文学を語る:古井由吉対談集成・草思社・2022年2月22日 今日は古井由吉の命日だ
亡くなって2年になる
『山躁賦』を読んでいる >>52
山躁賦が芥川賞でしたっけ、確か。古井由吉が死んだらこの世は破滅だくらいに思っておきます。 「あの新潮社様」から杳子が出てんだろ、ド低能
もっとも口先だけのカスにはどうでもいいことだがな
きさまの脳味噌が破滅してるわ >>54
こういう第三者がみても不快な文章を書き込む奴って
どう言う生活してるんだろう
もっとも単に引きこもりで生活が終わってるだけかな
こんな浅い知識でドヤって恥ずかしさも感じないみたいでけっこうな事ですwww 精妙な文体を駆使する作家のスレで汚い言葉を吐く輩は無視する
古井由吉、唯一無二の作家だよ 『この道』講談社文庫で発売
文芸文庫じゃないから破格の安さ 「汚い言葉は吐きませんから無視しないでください」とでも言って欲しいのかしら
沈黙の価値を理解せぬ饒舌の徒が古井文学を理解するとも思えないけど故人の名前を騙って脅すなんて相当の悪趣味、いわゆる権威主義だということくらいは理解なさいね 内向に政治的価値すら認めさせたのが内向の世代とも言えるわけでさ
その古井を祀りあげて悦にいる徒輩も散見されるが一体なにを読んでいるんですかねえ
彼の言葉遣いの巧みさに幻惑されるのみで修練の凄まじさなんて毫も理解してないんでしょう
そうやって無限にネット・オナニーを繰り返してなさいな、実にくだらない 自分だけが古井文学を理解しているつもりか
バカバカしい 内向の世代なんて言葉使ってるやつは何もわかってないな 全体的に抹香臭いイメージ
寺とか死とか病気とかメンヘラ女とか 鼻息荒くしてイキらんでも、このスレに古井文学の理解者なんて一人もいないから安心しろww 古いが自分でも評価してない最初の方が好きだなあ
後にいくにつれつまらない
大江も同じことを言う人が多くいて
それに関してはわかってないんだなあと思うので
俺も古井をわかってないのかもしれない 『辻』読み始めた
こちらの感覚にフィットする文体だ
とてもいい 『辻』の「草原」
男と女の情事、そのなかで浮上する死の影 >>70
3ヶ月も前のレスに何を言ってるのか
バカじゃね Yoko was sitting alone at the bottom of a deep ravine. "You're a healthy person, so you really don't understand the horror of a healthy life," Yoko said,
and she kissed him intensely as if to console him.
This was the first time she had rejected him with the words,
"you don't understand." "Oh, it's so beautiful. This moment is my peak," Yoko murmured in a thin, clear voice. 古井由吉の『仮装人物』の解説、なかなかいいね
小説家らしい解読だ
コ田秋聲のスレがないけど、誰か立ててくれないかな この人の作品をすんなりと受け入れられる人たちなら何も思わなくて当然なんじゃないかな
この人の場合には作品に全部出ちゃってるし >>76
あれは古井が死んでしまった以上、総括などしようがない
古井は徳田秋声を高く評価していて、『仮装人物』の解説も書いている
『仮装人物』は秋声が50代のとき交際した20代の女を描いた私小説
古井も若い女と交際したくて、モーションをかけたのかもと推察している >>78
すまんけど相手が不細工すぎるでしょ
そんな本気のものじゃない気がする >>79
古井は面食いではない
奥さんも地味な人らしい 前回の記事で、私は古井氏について書く時、古井氏のセクハラの噂について書くべきかどうか迷った。結局書かないことにしたのだが、それはあくまで文学は文学の内部で批評されるべきだと思ったからである。
この考えは原則変わらないが、しかしその後山崎ナオコーラが古井氏に尻を触られる被害を受けたことをエッセイに書いたので、私も自分の聞いた話を書いておくべきではないかと思い、記して置く。
私が聞いた話は、山崎氏(この話は知らなかった)ではなく別の女性作家の話(ゼロ年代初め?)である。この話はちょっと入り組んでいて、古井氏が文壇バーで同席していたその女性作家の身体(部位は不明)を触ったところ、
同席していた大手文芸誌の編集者は、古井氏をたしなめないで、同じく同席していた別の非文芸誌の編集者を犯人として怒鳴りつけたと言うものである。
身に覚えがないのに怒鳴られた後者の編集者は大変憤慨したとのことで、冤罪の悔しさを、酒席の与太話として私に直接何度か話した。
これは山崎氏の「私以外の作家や編集者もこのことを経験していると思う」という言葉を傍証する噂話である。
別に私が情報通というわけではなく(この話をした人は私が今出会って顔が分かる数人の編集者のうちの一人である)、きっと他の場所でも話しているだろうから、おそらく多くの人がこの話を知っていると思う。
その女性作家自身は古井氏の仕業と分かっていて、後でそのことを別の文芸誌の編集者に相談したところ、「神の手と思ったらどうですか」という意味のことを言われたと言う。
この話はあくまで、私が冤罪被害を受けた編集者氏(名前を出さなければ書いて良いと言われた)から聞いただけのものに過ぎないが
(ちなみに古井氏と関係はないが、この女性作家は後に、年下の女性作家を差別語で罵ったために文壇バーを出禁にされたという)、
ただ「神の手と思え」という言葉があまりに象徴的なので、記録に残したい気になった。それは「おれの女になれ」(毎度持ち出して済まないが)と同じくらいインパクトのある言葉で、
古井氏の問題が、氏自身だけではなく、氏をとりまいていた文壇共同体全体に関わるものであることを示すものには違いない。『古井由吉の「神の手」』大杉重男 魔術的思考などが文学とちゃうんかい。俺は人格の幻魔術とか使う。 クラヴァー宴ていう宴の(宴会)芸者大学院生ダンスの宴会踊り誰か振付振袖止付け考えてよ。AAとかで。 we gonna love a life time.がいいんじゃないか。 サイファーでやってたR&B その番組自演してたけど。 >>79
いきなりボディタッチするのがダメだと思うけど「本気じゃない」としたら尚更ダメでしょ 時代もあるからね
今だとすぐ大問題になるけど
数十年前だと酒席で女のケツ触るぐらい大して問題にならなかったから >>105
山崎ナオコーラは数十年前でなく今の作家だ
この件について知らないなら書き込むな >>108
いやあんまり偉そうだから
ググって30秒でわかる以上のことを
当然知ってるはずだと思ってさw
まさかクソみたいな知識で
偉そうに抜かしてるんじゃねえよなカス >>109
古井の小説も読んでない低能が何を言ってやがる
二度とこのスレに来るな、タコ 古井由吉は作風が作風だからこういう告発ははっきり言って作品に嫌な影しか落とさないよなあ。読んでるとセクハラの件が頭をよぎってしまって以前のように楽しめなくなったのがつらい
あとせめて告発するなら古井由吉が生きてるうちにしてほしかった >>111
うわぁ中学生やんw
おっさんだったら生きてる意味ないかも
杳子あたり読んで古井だしとけば偉そうにできると思い込んでる
エセ由吉ファンの典型やないですのんw
お前はこのスレ出入り禁止どころか
自分が馬鹿だと理解できるまで
古井由吉の名前を出すことを禁ずるカス >>113
このスレは俺が立てたので、今後お前を出禁にする 古井肯定派
蓮實重彦、柄谷行人
古井否定派
江藤淳、浅田彰 古井の小説は最近『山躁賦』と『辻』を読んだ
前者はつまらなく、後者は面白かった
やはり一つずつ丁寧に読んで評価すべきだろうな 評価と言うならどう違うから一方がよくてもう一方がいまいちだったかも書いてよ
小学生じゃないんだから そんなに他人の評価が気になるのか
自分で判断する能力がないんだな 面白かった、つまらなかったなんて読まずとも言える
しかも匿名なんで個人の趣味にすら当たらない
こんなクソ書き込みするくらいなら死んだほうがいい 根っからダサいもんで丁寧に読んだアピールしてみたかったんだよ
ほら、丁寧に読まないと面白いかつまんないかも判んないじゃん?
みんなもそうでしょ? 所詮5ちゃんねるの匿名書き込みなんだから、テキトーでいいんだよ
何をそんなに気張ることがあるんだ? >>125
ここ変なやついるんだよ
どうも>>114こいつっぽい
スレ立て初めてなのか偉いとでも思い込んでるらしい テキトーすぎてつまらない
自分が本当につまらん人間だと気づいてなさそうなのがしんどい >>127
じゃあ、お前がテキトーでない評価をここに書いてみろよ 「そういう時代だった」って問題じゃないんだよな
どんな時代であれまともな人は痴漢行為なんか働かない
ウチの父親は古井のような天賦の才能もなく学歴もない人だが、その人生においてそんなことは──おそらく──一度もしたことがない
“そういうこと” を平気で働く人にはやはり何かしらの人格的な問題がある 「やはり」とか言っても根拠なんて無いでしょ
単なる思い込みなんじゃないですか は?痴漢行為をしていることで根拠は充分じゃない?
人殺しにはやはり何かしらの人格的な問題がある
万引常習者にはやはり何かしらの人格的な問題がある
痴漢にはやはり何かしらの人格的な問題がある
「人格的な問題がある」とされる根拠はやった行為にある
それ以上いらないな、何でもケチつけりゃいいってもんじゃない 痴漢の件はこれ以上論じても不毛だ
古井の小説の評価を書いてくれよ >>118
『山躁賦』の文章は強靭だよ
一葉の文体に匹敵するかもしれない
日本語の小説作品で読んでいてあれほど睡魔を感じたことはない
一時期我が国で流行した「連作短篇集」という作品形式の最高到達点ではないか >>134
人格的な問題がある行為してそう
気持ち悪い しかし、痴漢行為を働いたら罰せられるべきだと思うしキャンセルされるべきだと思う
古井にしても渡部にしても
でなければ被害女性は堪ったもんじゃない
だがしかし、強姦じゃないんだからお触りや「俺の女にしてやる」で永久追放は厳し過ぎる
5~10年か干したら更生のチャンスを与えるべきだと思う
レイピストは無期懲役でいい
あくまでも私見です かつて新潮文庫から出て絶版になっていた『楽天記』が
講談社文芸文庫から刊行された
なぜこれを出してきたか、謎 同感。この文庫はおいそれと買える値段ではなくなった。 楽天記いま尼で確認したら
新潮のやつがマケプレにないな
ちなみに楽天記だからか楽天にはあった
送料込で1000円くらいになるけどな amazonでは新潮文庫『楽天記』古本を買えなくして、講談社文芸文庫を売ろうとしている 電子本に興味はない
読めればいいわけではなく、
紙の本を所有することが幸福だから 講談社は『雨の裾』を文庫にせず、何故か『楽天記』を刊行した
理由を知りたい 『雨の裾』は綺麗な古本を安く買ったから、文庫化しなくていいよ 『われもまた天に』
4編書いて亡くなったので、通常の半分しかないのに、
2200円もするのは高すぎるから、古本を買った 愛の讃歌の響き 川村二郎
文芸時評という、どちらかといえば総括的、客観的な展望が期待されるであろう場で、
いかにも主観的な断定と受け取られかねないような評価を下すのは、さし控えるべきかもしれない。
しかし、半ば義務として月々のおびただしい作品を読み続けている時に、
およそ思いもかけぬ強烈な感動に襲われることがあれば、その感動を率直に表明することぐらいは、
時評家にも許されているのではあるまいか。
いや、文学について語ることが結局、主観的な評価を抜きにして考えられないのだとすれば、
疑いようのない感動の吐露は、時評家の最も重い義務とさえなるのではあるまいか。
なんのために僕はこんな前置きをしたためているのか。
古井由吉の「杳子」(文藝)は今月第一の作品である、
今月といわず、僕が時評を担当していることしの、これまで文芸雑誌に発表された作品中でも、
第一等の小説である、そう書き始めようとして、それでは独断口調にすぎるかと、
いささか反省してみたからである。しかし時には、時評家の独断口調を許していただきたい。
この小説が非常な実質感をそなえた、読みごたえのある作品だということは、どう考えても確実なのだから。
[以下略]
(「神奈川新聞」文芸時評 昭和45年7月28日)
『杳子・妻隠』河出文芸選書に附いてた栞から 今月の新刊
『古井由吉論 永劫回帰の倫理』築地正明著・月曜社・3300円 ねっちょりしてねっとりした文章
エロ中年の愛撫を思わせる 年明けに『円陣を組む女たち』『楽天記』『この道』を読むつもり
今年は『山躁賦』と『辻』を読んだが、後者が優れていた >>153
いいなあ。俺BOOKOFFで『辻』(単行本)買ったけど、700円もしたぞ。まあ深く考えさせられるいい本だったから良しとするが。 貧乏臭すぎる…
古井の文庫なんかだいたい100円で買えるだろ
いちいち言うことかね >>156
まあそう言われればその通りだが。どこで100円で買えるのだ。俺、東京住みじゃないから。 >>157
辻の文庫版なら1ヶ月前にも
メルカリで送料込みで330円とかで売られてんじゃん
amazonでも送料込みで500円台
いいなあ〜じゃなしに
5chばっかやってないでネット利用しろよw >>158
メルカリはやった事なく、Amazonはプライムで映画見るだけになっているな。あなたのいう通り5ちゃん控えてこの後本漁りでもしてみるか。>>156のいう100円探して。ところで『辻』はもう読んだ? どうだった? 古井作品の中でも辻のように人物の気配が幽玄でありつつ濃度高めのドラマはあんま肌に合わん
昔はそっちのほうが好きだったんだけどな
いまは山躁賦や仮往生伝試文のような随筆基調の折り目正しい散文のほうが好みだ
こちらは完全にエセーだけど神秘の人びととかね
ただの好みなんであんま気にせんといて 100円も700円も大した違いはない
さすがに古井由吉自撰作品や講談社文芸文庫を新本で買うのは違うがね
ところで『この道』単行本を持っているが、これは仮フランス装だね
大江の『水死』もそうだったが、最後から2番目の小説がおしゃれなこの装丁だった >>159
今ちらとヤフオク覗いてみたけど安いの揃ってたぞ
野川の文庫なんかそれこそ100円だ
(オークションなんでこれから吊り上げられるかもしれんが)
まあでも古井はいまちょうど全体的に安い時期だと思う >>162
ありがと。BOOKOFFが高いのは分かった。本代を惜しんではいけないが、最近の高騰には根を上げている。ヤフオク含めて色々と探してみるよ。 >>160
この機会に古井蓮實の対談を読み返してみた。蓮實には準備していたという古井由吉論を是非とも発表して欲しいものだ。 古井さんって昔で言えば森鴎外レベルかね
大江さんは夏目漱石レベルで間違いないですが >>165
いいんじゃない
その二人の新作が出なくなった今の日本文学は
相撲界と同じで、荒涼としている どうすれば日本文学復活するんでしょうかね
買い支えるしかないんでしょうか >>167
それは読者がどうこうできるものではない
天才作家が登場するのをじっと待つしかない
明治維新後30年は不作が続いたが、尾崎紅葉が現れてから、
続々とすぐれた作家が出てきた
今しばらく不作の時代は続く 以前のような文学の役割は終わったんじゃないの?
尾崎紅葉の頃は他に娯楽がないし
文化としても最先端だったわけだから
そういう存在も待たれていただろうけど
今は小説なんてたくさんあるうちの一つじゃん
旨い豆腐を食べたいなあ、と言ってるようなもん
この先プチ豆腐ブームもたまには来るでしょうけど知れてますわな ここで待望される作家とは一世を風靡するような寵児ではない
たとえば、紅葉の弟子に徳田秋声という地味な作家がいる
明治から昭和初期まで活動したこの作家は当時から人気がなかった
しかし、令和の今でも評価は高く、何冊か文庫が出版されている
古井が高く評価し、『仮装人物』の解説も書いている
徳田や大江、古井のように百年後も読まれる一流の作家が待望されるのだ そこまで遡らなくても、
80年代や90年代ぐらいの文芸誌あさってみ。『海』とか、いいのいっぱいあるから
近代と現代で二極化してここらあたりが忘れ去られてるのが惜しい....... >>171
忘れ去られるのは所詮その程度の作家であり、ほんの一部の
人間が過大評価しているだけにすぎない
そんなもの、一顧だにする必要もない >>167
ライター達が言いたい放題書けば、復活するだろ。
今はタブーや忖度が多過ぎるんだろ。 いやライターが言いたい放題やるならアマゾンレビューと変わらん
存在意義なし >>174
言いたい放題は言論・表現の自由の原則だろ。
それなくして、出版の意味なし。 アホだろ
出版は金儲けでやってんだよ
言いたい放題したけりゃ身銭切ってやればいい じゃあスマホ代なりプロバイダ代なり払って身銭切ってんじゃん
はい終わり >>164
蓮實は古井の代表作として『水』『白髪の唄』『辻』を挙げている >>177
最近の5ch文学板の言いたい放題が文学を
復活させるんだよ。 >>157
某地方のBOOKOFF。集英社文庫だけどね。他にも行隠れや辻も110円でゲットしたことあるわ。 古井の小説、文庫本は新潮文庫と集英社文庫で8冊持っていて、
それ以外は単行本と古井由吉作品全7巻だな
講談社文芸文庫は1冊もない 古井といえば好きだと言って「山躁賦」で芥川賞とか抜かした低能を思い出すわ 古井の芥川賞受賞作『杳子』は芥川賞史上大江の『飼育』と双璧だと思っている >>184
そういう論外なのを低脳とか言って思い出すのは
かなり残念なやつ こらこら、キミたち、レベルの低い喧嘩なんかしないで、
古井の好きな作品でも挙げてみたらどうかな 『円陣を組む女たち』のなかの「先導獣の話」を中上健次が高く評価した 処女作「木曜日に」を読んでいる
この時からすでに古井の文体は確立されている
読みにくいが、読み応えがある
まさに純文学だ 古井由吉お亡くなりになってたんだね。
昨日知ってショックだった。『杳子・妻隠』『槿』しか読んでいないが、いい小説だと思ったよ。
今も河出から自撰集が出ているが、前にも作品集が出ていたんだね(>>9)。
今の自撰集は朝吹真理子とか平野啓一郎が駄文を寄せているから買いたい気が失せる。
寧ろ、朝吹や平野を嫌悪するような連中が、古井由吉を愛読しているのではないだろうか。 >>191
誰を好み、嫌うかは人それぞれ
自分は古井の小説を高く評価する一方で、
平野の『マチネの終わりに』、朝吹の『きことわ』も高く評価する >>192
ふーん、よくそれで古井の小説が読めるね。 好みは違うが>>192に同意
個人の趣味を愛読者全般に押し付けるのはハタ迷惑 >>193
お前にはもっとしなやかな感性が必要だな >>191
たった2冊しか読んでいないのは古井の愛読者とはいえない
それなのに古井の愛読者は平野や朝吹を嫌悪すると決めつけている
こういう輩は文学の敵だから、一切読まなくてよい >>191
たった2冊しか読んでいないのは古井の愛読者とはいえない
それなのに古井の愛読者は平野や朝吹を嫌悪すると決めつけている
こういう輩は文学の敵だから、一切読まなくてよい 先生も競馬を嗜んだりと俗な部分があったんだからそこまでかしこまらずに胡座かいて
読むのもありだと思うがね
小説じゃないし語りおろしだが新潮社の『人生の色気』はフランクで良かったよ 先生? そこまで立派な人格者でもないだろう
何人もの女のケツをなで回したセクハラオヤジだよ
その小説を虚心坦懐に読めばよいだけだ 小説に全部出ちゃってるから
女の尻撫でてたとか聞いても
そんなに驚きない >>201
いま、初期作品集『円陣を組む女たち』を読んでいる
街角で若い女を見かけて情欲をそそられるとある
ムッツリスケベには違いない
敬愛する徳田秋声のようには女にモテなかったんだろう モテる男や金のある男、イケてる男は女子大生や女性作家の尻を撫ぜないだろ。
銀座や赤坂で飲めないから、古井や渡部直己、スガ秀実みたいなことになるw
村上龍を見ろww その説を否定するわけではないが、渡部直己はどうもモテてたっぽいんだよなぁ スガだって、齋藤飛鳥に大江論を読んでもらっているんだぞ
スガ本人から近寄られたら、さすがに彼女も後ずさりするだろうがな 尻撫でとか、邪道だろ。
後ろじゃなく前から行け。
正面突破の正攻法が良。 保守思想方面からの評価が高いのは言葉は過去からやってくる、という意識があるからなんだろうな 政治的党派で作家を評価するのはウンザリ
作品を読む前からスタンスが決まるのはバカバカしい カンボジア国王派バスケ マイケルジョーダン派バスケでは
スコアシート読んでもシュートのスタンスでは前者が大事。
アジアは地球の祖。それと同じことだ。 サッカーでも作家でもアジアがトップ アジア大会すごかったな。日本。 >>211
10年程前まではそんな時代でした
夢から醒めたニッポン人万歳! >>211
保守派ならぬ保守思想っていうのは小林秀雄や福田恒存もいうように政治党派じゃないんだけどね
生き方や態度や構えであってね
福田恒存のことはわからないか 古井のキモヲタって古井が死んだ途端、大人しくなったよね
大江のキモヲタも同じかな? >>217
何の話?
低能は古井や大江のスレに来るな 結局古井由吉の作家としての最高到達点って仮往生伝試文なのだろうか >>220
福田和也はあれを褒めるが、蓮實重彦はあれは大したことないという 文体はいいけど中身のないエッセイのような小説が多すぎる
実はそんなに大したことない作家ではと思い始めている 古本屋 汀線 / TEISEN BOOKS
古谷利裕氏の偽日記で『遠くからの声』ついて書かれているのを見て、い
つか読もうと思ったまま忘れていた事をこの本を見つけおよそ20年越しに
思い出した。そうやっていつか読もうと思って忘れていった本がおそらく
無数にありその中のいくつの本を死ぬまでに思い出し読むことができるか
なと考えたりした
2024年3月25日