■■■新聞連載小説■■■part24
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朝刊・夕刊、新聞連載小説について語り合いましょう。
読売新聞掲載小説がメインになっていますが
他紙でも面白いのがあったら教えてね。
朝刊「流人道中記」浅田次郎
夕刊「奔る男」堂場瞬一
前スレ
■■■新聞連載小説■■■part23
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1530178422/ そろそろ乙様のターン欲しい。二人で共闘して見せ場作ってくれ。 >98
将軍家の子供が幼くして死んだのは、当時の女性たちが使っていた
おしろいに鉛が入っていて、鉛中毒を起こしたためらしい。
胸にまで塗ってたらお乳を飲むときになめてしまうわな。
徳川将軍家十五代のカルテという本がある。
当時は原因がわからなくて暗殺を疑ったかもしれないが。 少なくとも当初は切腹させるつもりだったから単なる不倫ではないんだろうね
大奥女中とか将軍・幕閣に繋がる人間との密通か
もしくは不義密通は表向きの理由で実は幕府の根幹を揺るがすレベルのことをやっていたとか
切腹の際に泣き喚いたのも家族を守るための擬態かもね なんか最近の展開見てると玄蕃がメアリー・スーっていうかなろう小説の主人公っぽく見える
特に前回と今回の台詞なんて安っぽい時代劇にありがちな「当時としては珍しい現代的な価値観を持った人物」まんまだし
浅田さんの筆もそろそろ衰えてきたのかね? 万延元年といえば勝海舟や福沢諭吉が
咸臨丸でアメリカへ行った年だからね
長い江戸の時代に絶対だった将軍様のご威光というのを
ナンセンスと考える侍もわりといたような気がする この後の時代の激変を思うと未来人になって乙さんに教えてやれたらと思う。 >>108
わざわざこの時代に設定したんだから乙さんは否が応でも知るんだと思うよ 考えてみたら、夕刊はただ走ってるだけなのに、ずっと間をもたせていてすごいな 走ってばっかりだから、未だに金栗の人物像が見えてこない マラソンしてる最中に、他のマラソンを回想するから
全部読んでない人は混乱しそう ただ走ってるだけだけど面白いよ
朝も夕も面白くて嬉しいわ >>107
そういう侍もいただろうが
それを別に歴史に名を残したわけでもない、ましてや優れた能力があるわけでもない玄蕃にその役割を担わせるってのは違うんじゃないの
そのせいで一気にラノベっぽくなってきた >>117
これはすごい。よく沈まないものですね。 >>117
まさに玄蕃が話した通りの船橋ですな
千葉に行けば見れるのね
今は乙様おちょくって得意になってる玄蕃だけど
乙様が不義密通の核心に触れる頃にはマジ切れしそう >>117
貼ってくれてありがとう
向こう岸に近いあたりに本当に松が立ってる まだ幕府が隆盛の頃の庶民でさえ(実際に暗君だったかは置いといて)、将軍様を揶揄したりしてたわけで、この時代の、まして旗本ともなれば権威の仰々しさを馬鹿らしく感じる人間もいただろ 玄蕃は案外佐幕派として戦って死ぬんじゃないかなあ
幕府の権威を馬鹿らしく思ってはいるけど倒幕ってなると反発しそう
あとあの人を食ったような性格も幕藩体制だから形成された感じだし幕府倒れたらそれこそ抜け殻になりそう >>122
幕府を揶揄するような「庶民」ってのは文字が書けて世情に詳しい人間だから
武家かそこそこ裕福な商人といった中の上以降の層なんだよね
だから厳密に言えば「庶民」じゃない ・高速参勤交代はリアル話だったのか
・したーに〜したーに!じゃないのか
・将軍が>>117なら大名もそれなりなわけで、そりゃ生麦事件起こるわ
自分にとっては毎日がトレビアの泉 ※125
玄蕃が現代的な価値観を持ってることが不思議に思う人がいるみたいだからね
「世情に詳しい層が中の上以降」もいるなら、玄蕃的な考えに辿り着く人も珍しくないね >>126
建物はなくて城址だけ
桜の名所だから合併でさくら市になったのは覚えてる 乙様不在の間にきぬさんの不貞展開ありそう
>>129
あまりにもテンプレ過ぎて浅田作品らしくないんじゃないかな?
だから不審に思われるのかも 喜連川っていったらJR東が30年くらい中吊り広告出してる
あの住宅地しか思い出せない
さくら市ってここ一帯か
氏家も入ってたよな?
群馬のみどり市も名前から全くイメージわかないわ やっぱり浅田次郎みたいにちゃんとした人の小説は新聞小説でも面白いな…
このところ、ひどいのが続いていて新聞やめようかと思っていたが
これが終わるまでは新聞とろうww 「これはわしの奢りではない、按摩の好意だ」
成る程そういう考え方もあるのか実生活で使わせてもらおうと感心したわ 玄蕃の金は松前藩お預けで
いろいろ便宜を頼むのに使うだろうから
無駄使いせず取っておけくらいの
ダメ出しができる石川さんだと大人だよなあ たかが十両で藩に便宜を図ってもらうってのも変じゃね?牢番への付け届けじゃないんだから
まだある幕府の権威で押し付けるんだし この散在ぶりだと、行く前に選別分は使い果たすよね。 浅田次郎はやっぱり上手いな
按摩の師匠が佐久山に泊まらなくなった件にホロリときた 今日一日分の原稿で良質な一本の小説が完成してる
さすが浅田次郎 俺のつまらない人生の数少ない楽しみの2つのうち一つが毎朝の流人道中記で
もう一つがドラマ刑事モース・・・ なんか玄蕃の描き方に既視感あるなと思ったらまんま鬼平犯科帳の平蔵や剣客商売の小兵衛なんだよな
浅田先生の池波正太郎コンプレックスは治ってなかったのね… >>149
そもそも池波や司馬へのコンプレックスから壬生義士伝や蒼穹書いたようなもんだし治るわけないって
まあ浅田さん色々と焦ってるんだろうなーとは思う
池波藤沢ポジションに行けずかといって佐伯みたいな量産型でもないし 川の光は2でファンタジー色が強くなりすぎておなか一杯です
3になったら人間と平然と会話しそうw >>150
他スレからの転載だけど
松尾芭蕉 旅の途中で捨て子を見て
>唯これ天にして、汝が性の拙きを泣け。
>(これは、ただただ天が成したことで、お前のもって生まれた悲運の定めと、嘆くほかないのだよ)
と見捨てて去る ポケモンの新聞広告を見てキャラデザが変わっていたことを今更知った
パチモンかと思ったわ >151
池波は別格として藤沢って藤沢周平?
藤沢は日本の時代小説専門って印象だけど、
浅田は中国や近代も書いているから藤沢ポジションに行けずというのとは違うような 読売連載で浅田さんの近代って言ったら、サラリーマンが天国に行く前に一時的に美人に転生する話まで遡るかね 笛を鳴らして十六文と言いながら営業するんだね
初めて知った 乙さんは端から見たら感じ悪い偉そうな若造って感じなだ
職場でボッチだったのも自分の所為じゃね 浅田次郎はどんな人間かを読者に想像させるのがうまいよね。
最近のへたくそな新聞小説だと考えさせるところまで至らなかったww 乙が苛立ってんのは一度は断った按摩が気持ちよくて悔しいでも感じちゃうビクンビクンだからなのか?w
それはさておきどうして按摩は乙が按摩をカネ目当てで殺すかもなんて考えるんだろ? >>161
たしかに按摩の妄想が不思議
乙は全然そんなキャラじゃないけどそういう雰囲気醸し出してるのか? 乙さんは今なら意識高い系だな
自分語りで自分は学問は優秀で身長もあるし武芸も相当の腕前と自認
しかし当然若輩で世間知らず上には上がいるそのうちの1人が玄蕃 按摩の中には金貸しで儲けてる人もいるって噂だから、自分も
お金持ってると思われて殺されるかもっていう、昨日からの話の流れで
納得してるんだが… 乙さんは、きぬさんへの手紙で「按摩の技がことのほか気持ち良く、ついうとうとしてしまい、流人より先に眠ってしまうわけにはいかないので、声を荒げて叱ってしまいました…。」と、後悔の思いを告げることでしょう。 >>156
藤沢のような時代小説の大家にはなれないってことじゃないか?
浅田さんって日本や中国の歴史もの、近現代ものと幅広く手掛けてるけど
かえってそれが仇になってる気がする
だからどの分野でも中途半端なイメージ 今のところ乙様は玄蕃の掌の上で転がされてるけど
不義密通の真相に触れるようになる頃には
逆に玄蕃が窮地に陥るのかな そもそも不義密通自体何か裏がある感じなんだよなあ
相手が何か訳ありで玄蕃が罪を被る形になったとか
時代が時代だから幕府転覆レベルの事情に関わっていたとか 玄蕃を斬ってしまおうかって考えた殺気が出てんのかなって思ってた 一般的には旅籠でゆっくりリラックスタイムなんだろうけど
乙さんは罪人と二人きりで旅をしてる押送人で
24時間緊張感を保たないといけない事情があるから
知らない者から見たらなんか妙に殺気立った若侍に見えちゃうんだろうね >>168
物理的か精神的にか分からないが
玄蕃に助けられそう 乙さんと玄蕃は千住の朝食と利根川の渡し舟で周囲の人を怖がらせてる。
この先も時々、殺気立ったりしながらの道中なのか
今日は休刊日で続きが読めないのでつまらない。 玄番は逃げようと思えばすぐに逃げられるけど、そうなったら
乙さんが切腹だから逃げずにいるんだと思う。
樋田容疑者みたいなタイプじゃなくてよかったけど
自由な雰囲気は樋田容疑者っぽいww あんな下品で低学歴な逃亡犯と雰囲気似てるとか言われたら立ち直れない 休刊日明けで続きが読めて嬉しい
武士の体は左の足腰が張るなんて知らなかった
浅田先生は細かい描写が上手だな 玄蕃の大小はもう武士でないからと没収してなかった?
身支度の時に渡したのだったか 乙さんは渡し舟で「斬ってしまおう」て思っていたよ。
びっくりしたけど何事もなく我々の時間は一週間以上たってしまい忘れている方が多いようですが、乙さんの思いは変わってないようです。
按摩さん出てきたので、マッサージでリラックスして気が変わるのかと思っていたが違うようですね。 いやだから何で按摩も巻き添えに殺される謎思考なんだよ按摩は?
木賃宿に押し込められついさっき知り合った侍同士なら按摩が貰った二朱目当てでいざしらず
声を掛けたのは乙だしそもそも金目当てで殺すなら玄蕃の方だろうに 盲目だと感覚が鋭敏になるから
殺気を普通の人以上に感じ取っちゃううんだろうね 按摩から見たら
鷹揚で気前のよいお武家様と
隙を見て相手を斬ってやろうと企む物騒な若侍の道連れなんだろうから
こりゃあ巻き込まれたら按摩ごときひとたまりもないと震えるのも無理はない >>178
それも相当の自分勝手だよな
与えられた任務はあくまでも護送なのにw >>183
名目は護送だけど万一逃走を図った時には十手や鉤縄を使う必要は無いと
申し渡されてるから真意はどこにあるのか分からないしね
奉行所だって世情不安の現在暇じゃ無いだろうし真面目に二ヶ月掛けて戻って来たら
何やってたんだこのアホと怒られるかも知れないw 乙さんは頭でっかちの子供なので妄想激しい
誰もそんな事は言っていないという現実
こんな下っ端の子供に含みのある仕事など任せないだろうにとは
自分で自分を冷静に見れないのか それでも律儀に料金分の仕事は済ませようとするんだなw
急な腹痛とでも言って返金して逃げればいいのに 乙さん、そんなに玄番さんのこと嫌いになる理由、あったっけ?
不倫でお家つぶされて嫁と子供に冷たかったって、乙さんには
関係ないよね。
玄番さんは乙さんに失礼な態度はとっていないと思うし。 将軍の豪華船橋をくだらないと公言したり
主導権握って勝手に高い宿を選択したり
そもそも玄蕃がやらかさなければ
石川さんがこんな面倒でわかりにくい職務を押し付けられなかった
同心のトンズラの申し開きもしなきゃならんし 将軍家直参の挟持だけで先祖代々貧乏暮らしに耐えてきたのに
将軍に親しい番士が武士にあるまじき態度で体制批判だから切れたくもなるわな 犯した罪が自分と関係ないから本人を嫌うのはおかしいって意味分からなすぎる
玄の気品があって姿がよいところは乙も手紙でも褒めてるし密かに見習おうとしてる 変な任務やらされるわ義父母に嫌味言われるわ
せめて罪人がしおらしくしてくれれば良いが大盤振る舞いで好き勝手するわ
機嫌悪くなるのも仕方ない >>192
しかももう一人いたじじいは大金くすねて堂々と逃げるし
自分はちゃんと帰ってこられるか分からないし(帰ってくるつもりだけど)
本当にイヤになるよね ジジイが出奔した件はちゃんと奉行所に手紙で知らせたんだろうか
監督不行届とかでお咎めがあるのかな? >188
超恵まれた立場を自ら放り出して
罪人になっても未だ飄々として格好良い
妬みあるあるだろうな乙さん 眼鏡の掌編、我ながら読解力が無くてオチの意味がわからなかった… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています