ハードボイルド総合スレ Part2
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
コンチネンタル・オプは巷で言われる程、非情で利己的か? ってチョット疑わしく感じちゃうのは
私だけなのでしょうか…… このまま落ちちゃうのも惜しいので
酉島伝法「皆勤の徒」。生物系SFの連作短編だが
その中の「泥海の浮き城」が一人称の私立探偵物
変則的だがハードボイルドと言っても差し支えない >>5
今夜の第1話はとりあえず見てみるつもり
現代への翻案かとおもったら昭和30年台だとかで多少不安要素が消えた 作家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド名作小説をNHKがドラマ化した「ロング・グッドバイ」の第1話完成試写会が4月11日、
東京・渋谷の同局で行われ、主演の浅野忠信をはじめ、共演の綾野剛、小雪、冨永愛、脚本家の渡辺あやらが会見した。
舞台は、戦後復興という転換期を迎えた1950年代半ばの東京。孤高の私立探偵・増沢盤二(浅野)が、
妻殺害の容疑をかけられたまま不審な死を遂げた友人(綾野)の無念を晴らすため、危険を覚悟で独自捜査に乗り出していく。
連続ドラマ初主演を務める浅野は、「NHKのドラマは久々で、緒形拳さん主演の『春の一族』以来。その時から緒形さんにはかわいがってもらい、
この場にこうしていられることも緒形さんに感謝している」と挨拶。 >>16
大好きだけどあれはそうなのかwwww
パルプはまあこっち寄りかもだけど >>8
女優の配役が拙すぎる
小雪に富永にシルビア役の人と全部モデルだろう
しかも個性的な顔の人ばかりで
美人ならいいとかそういう考えはないけど
何で実力派というか女優本業の人を起用しないのか
適当臭がぷんぷん匂う なんかわかるが日本だとかわいい感じじゃない美人はモデル出身になっちゃうという 誰がいいのかな 村上春樹の言ってた事は案外ビンゴかもしれん
チャンドラーの小説に出てくるような女というのはリアルさがなくてというやつ
結局誰も演じる事できない 1950年代にしたのは綾野が戦争に行ってたという設定にしたいからなんだろう
メキシコが台湾というわけね
でも米軍の復員兵と大日本帝国の復員兵じゃイメージずいぶん違うわな
どうしても犬神佐清のイメージになっちまう 小雪「綾野さんには一度会ったことがあるんですのよ。すっかり変わっていました。顔は同じ顔とはいえませんでした」
高峰三枝子「スケキヨは御国のために戦って顔に大怪我したのです。スケキヨ、この薄情な人たちにマスクをとって顔を見せておあげっ!!」
ハードボイルドだ HP見ると結局比較的若い脚本BBAが映像化の話を持ち込んだみたいやね
どうせ春樹本読んで気に入ったんだろうけど何か腑に落ちない そう言えば
3冊の「ロング・グッドバイ」を読む―レイモンド・チャンドラー、清水俊二、村上春樹― (ソリックブックス) 松原元信
http://www.amazon.co.jp/dp/4904528018
これがちょっと気になってるけど読んだ人いない? 2014年4月19日(土) 午後9時00分〜9時58分放送予定【総合】
再放送:【総合】4月21日(月)午前1時5分〜2時3分(日曜深夜)※通常と放送時間が異なります。
再放送:【総合】4月26日(土) 午後4時00分〜4時58分 ※近畿・東北地方では放送休止となります 土曜ドラマ「ロング・グッドバイ」メイキング映像: http://youtu.be/J1v_QYuiDy8 @YouTubeさんから
まあ一応 >>34
まったくもって同意する
台詞抜きのカラオケ状態だったら最高のドラマになったのではないだろうか(真顔
全体的に説明過剰な上にウェットすぎる 主役より目端の利く雑誌記者がワトソン役で「私」ナレーションってのはどうなんだ
音楽は気に入ったがありがちかもしれない
小雪と富永両方出すと区別つかねえ
歌姫がET
浅野の車のナンバーがオナニーさ(0723)なのは自虐か セリフが何言ってるのかよく聞き取れんかった
字幕つけてほしい 演技がっていうか脚本としてマズいんじゃないか?
ハーラン・ポッターの凄みって決して表に出ないことじゃん?
あれ?テリーの名言すっ飛ばし??
など色々とツッコミ所あり…
浅野の演技は言うほど悪くなかったけど良くもなかったり
マーロウはコーヒー沸かすシーンであんなに焦りません 脚本が上手く行かないだろうというのは容易に想像できた
舞台が戦後のアメリカとかいう以前に、ストーリーを楽しむ
小説じゃなくセリフを楽しむ小説だから、原作忠実とかしたら
絶対に糞つまらないドラマになるのは見え見えだった
映像と音楽はよかったけど、それ以外は全部アウトだね 民放で作ってたらと思うとぞっとするな
キムタク主演とか時代考証メチャクチャとか・・・ 好きな俳優が一人も出てないので見なかった。面白かったとしても俺の知った事じゃない 内容以前に綾野の滑舌が悪すぎた
音楽はごちそうさんに続いて菅野に
やらせりゃよかったのに。
OPもビバップみたいだったしw 綾野剛が整形して再登場するときは綾小路きみまろが演じるのか >>22
春樹の小説に出てくる人物にもリアルさが全くないのだが >>45
そもそも春樹の小説自体が清水チャンドラーのパクリ
特に羊三部作 チャンドラーの良さは未だによく分からない
ロスマクのほうがストーリーも人物描写も文章も上だと思ってる >>46
ハァ?どこが?
そんなん言い出したら推理小説はみんなポーのパクリってことになるだろがw これ5回もやるのねw
ちょっと前の夫婦善哉はよかったけどなぁ
気ままに生きるのも案外しんどい事かもしれまへんな〜
って台詞が忘れられん、ハードボイルドだぜ ハードボイルドなら
鬼平犯科帳見たほうがいいよ
BSフジでやってるから 鬼平の人の声が苦手なんだなw
そう言えばKBSでもやってるな
KBSはハードボイルド(マイペースなのがたまにキズ) 過去ある女 プレイバック (小学館文庫) [文庫] (2014/4/8)
レイモンド チャンドラー (著), 小鷹 信光 (翻訳)
ユニバーサル社の資料室から発掘されたこの最終稿は、チャンドラー自らが「私が書いた映画脚本の中でも最高のひとつ」と自讃する。知られざる傑作を名訳で再刊。
丸谷才一はこの作品の初刊刊行時、〈これが文学でなくて何が文学か〉と題して、こう絶讃した(抜粋)。『いろいろな意味でおもしろい本だ。チャンドラー伝の一資料。
彼の小説作法を映画性の側から考へるための重要な手がかり。フィリップ・マーロウのゐない物語をチャンドラーはどういふふうに作るか。しかし肝要なのは、
このシナリオがまるで第一級の長篇小説のやうに楽しめるといふことだらう。……かういふ形でチャンドラーの作品をもう一つ読むことができるのは、幸せな話だった NHKのロング・グッドバイ今日2話目か
どうすっかな 2話はなんか脳が完全に別物として認識しちゃったので割りと面白かった
映像は間違いなく良いんで円盤買おうかな 結局書き込みの1割程度が「小雪の代わりに誰がいい?」だった気がするwww 俺にとって最高のハードボイルドノベルはケムナンの「源にふれろ」 俺にとって最高のハードボイルドノベルは
ジェス・ウォルターの「市民ヴィンス」
中上建次の「枯木灘」
NHKの「ロンググッドバイ」もどき
やべきょうすけは良い役者だと思うが、
この役にはもう少し貫禄欲しい。
増澤相手に啖呵切ってるシーンなんか
まんまVシネマ・・・・ なぜあの鋭い名言を全部削って訳のわからん決め台詞を入れるのかがわからん >>65
それどころか、矢作の枕元に現れて恨み言ぶちまけるレベル。 ちょっと売れてるからって、なんで女の脚本家に頼んだんだろうか
ハードボイルドを理解してるとはとうてい思えないんだが・・・ 公式HPの掲示板、絶賛の意見ばかりだがほとんどが30代ぐらいの
女性なんだよな
結局ドラマ見る層は女性中心で、そのあたりを狙ったから綾野剛
であり、夢の女は女性の敵にならない般若というわけ? ちょっと問題あるよな 原作知ってたらあれは無いレベルだと思う
そーいやThe Long Goodbyeの原書を読み始めたんだが
けっこう意外だった 村上翻訳のほうがわりと近いって思った
かなりややこしい言い回ししてたりするのを少し慣らしてスピード感出した長いお別れかなーと
村上翻訳ちょっとだけ見直した 今日も見た人居るの?
一回目で切ったけどこのスレで最終回まで見れる人居るのかって疑問が >>71
前回で見限って今回は見てない
でも実況のレスは楽しいのでテレビは見ないで実況には参加してたw >>71
流し見してたけど次回からはもういいわ
前半の上井戸の俗物ぶりは良かったんだが後半がガチャガチャ
一応予告のモーターボート→花火の翻案は良いと思った 部分的に脇役は良いんだけどな・・・・
でんでんとか使い方勿体無さすぎ。 アンドリュウバクス好きな奴居ない?
訳がイマイチな感じだけどブルーベルとか凄く好きなんだよ。
ちなみに日本のハードボイルドは全てクソだと思ってる(笑)
有名どこの代表作はだいたい読んだけど・・・どれもほんとにつまらないよね。 ブロッサムは面白かったな
日本のは…いまだに池波正太郎は凄いと思うが ブロッサムじゃねえやハードキャンディだ
あの前作あたりから続く壮大な物語の結末って感じがして凄い良かった
最近の作品は翻訳されてなかったと記憶してるけどまた翻訳出てたりする? 無免許探偵バークシリーズだよね?
第1期(というのかな、毎年出てた90年までね)までは夢中になって読んだ。
ブルーベルとストレーガが特に印象深い。
「凶手」をはさんで第2期以降は御無沙汰してるけど、おもしろい?
登場人物(犬までも!)のキャラがあれほど際立っているシリーズもなかなかないよね。 あっ、やっぱり居たか!
嬉しいな(笑)
そう、池波正太郎は最高だね。
グッド パンジーて話でバークを身を捨てて助けるんだよな・・・ すげえな池波正太郎 アメリカの小説にまで登場するのか 向こうのハードボイルドに出るのなんてヨーコ・オノくらいだろ 05/03土・祝
*4.0% 21:00-22:00 NHK 土曜ドラマ・ロング・グッドバイ 第一回 7.6%
第二回 5.6%
第三回 4.0%
あの内容にしては上出来でしょう そういやNHKのこれの特設サイトに「こんなのチャンドラーじゃねえ!脚本が悪い」ってご
意見のとこに書いたのどうなったんだろ? >>86
NHKがこの手の仕込みをやる事は前科あり
ついでに都合いい意見しか反映させない気持ち悪いBBSになる
内容はベタ褒めしといて
脚本クソっていう縦読みでも仕込めばまだ採用されたかも >>75
北方謙三をモデルにして、漫画家のいしかわじゅんが書いた
コメディ小説はけっこう面白かった バクスって「凶手」はすさまじく面白かったけど、大急ぎで買った「ブルーベル」
はなんかキメキメの文章が鼻についてダメだった。もう少しバクス読んでみたい
んだけど、次はどれを読めばいいかな? シリーズものは普通に順番に読んでいけばいいと思うが…。
順番バラバラでもメインのお話自体は理解できるだろうけど、
主人公の精神状態や人間関係なんかは前作までの出来事を
引き継いだ上での描写になってるわけだし。
まあ、ブルー・ベルが合わなかったなら他も合わないかもしれんし、
ネットで中古探してもなかなか揃えられないかもしれんけど。 翻訳しなくなったのはやはり売れなかったからなのか… >92
ありがとう。うーん、とりあえず、ブルー・ベルをも一回読み直してみるかな… >30
薦められてこの本(『3冊のロンググッドバイを読む』ソリックブックス・松原元信)読んだ。
まだ最終回があるから分からないけど、このドラマにはチャンドラーがあちこちに仕込んだ
名せりふや警句や随所に埋め込んだ小道具が、結構乱雑に扱われているのが良くわかる。
拳銃の扱いなんか原作とはアベコベになってるし、これで最後に綾野に"ギムレットには
まだ早すぎるね"と言わせてチョンというのだろうかね。
泉下のチャンドラーも穏やかではないだろう。 NHKのドラマ、初回は映像やセットなどに感心し、テンポもあった。
役者は良いし原作も良いが、演出がひどい。
ごてごて味付けした不味いラーメンのようだ。
ネットしながら視聴で十分でしょ。
大川端リバースエッジのほうが、作品としてハードボイルドを具現してる。
あるいは横山の短編集「第三の時効」をドラマ化した、一連の番組とか。
特に「反転のモノクローム」「密室の抜け穴」は秀逸のできだ。
良質な素材(小説)を生かして、若干、手を加える程度でいい。
演出家や脚本家の自己満足は要らない。 >>63
君の書き込み見て
ジェス・ウォルターの「市民ヴィンス」読んでみたが
300ページ近くでやめた
もっと面白いものあるでしょう 自分は>>63見て枯木灘読んだ。
めちゃ良かったよwwハードボイルドではないけどww
今は岬読んでるぞ ヘミングウェイとかチャンドラーとか読んでみたんだけど
何でこの人たちはいきなり殴り合うんだろうって思ってしまうのって
読解力足りなさすぎる?
無駄に喧嘩腰の人が多いように感じるんだがハードボイルドてこんなもんなのか? チャンドラーは悪趣味なジョーク言ったり上手いこと言ったりしながら殴りかかるだろ
ヘミングウェイはもうちとストレートかもしれんけど >>99
正確な読解だと思いますよ。
最近よく話題になる、ちゃんと読むとメロスって異常な自己中でしかない、ってのと同じ意味の正確さ。 日本人は暴力性が足りないからハードボイルド向いてない
そういうのは韓国の国民性 住民の自治組織だの武装の権利だのって発想がないと厳しい
ハードボイルドは西部劇の末裔だと思う。
上にでてた「リバースエッジ」は原作漫画みてないけどドラマ見てる限りじゃ
時代小説の「凄腕の浪人がいる人情長屋もの」の末裔っぽい 現代劇は時代劇の末裔だと言ってるようなもんで、当たり前だとしか・・・ いや時代的な先後の話じゃないでしょ
推理小説よりは冒険小説の一種だという人もいるわけで 現代劇は時代劇の末裔とかいうレベルをいってるのじゃないと思ってくれればそれ以上は望まない。 まああれか、現代劇は時代劇の末裔じゃないかそもそも。 信じた俺がバカだった
酷すぎるわ・・・・・・・・・・・・・・・・・ そういやクソドラマ昨日だっけ?
来週が最終回だっけ? 昨日最終回。今再放送中。
ttp://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=700&date=2014-05-18&ch=21&eid=6756&f=3003
さよならを言うのは〜も警官に〜も無かった・・・・語り手新聞記者の時点で仕方無いが。
何故チャンドラーを借りてメディア批判の路線に行くのか意味不明。 プロットだけ借りてきたお粗末なものだよ
チャンドラーではないしロンググッドバイでも長い別れでもない 四半世紀前、高倉健主演でシナリオ(だけ)を頼まれた事があります。 RT @Kaizo_Hayashi: ロバート・B・パーカー「初秋」を映画化したいなあ。舞台は日本で。
@ktooruさんのツイート: https://twitter.com/ktooru/status/466733694539952128
こんなのもあったんだね。 ロバート・アルトマン監督、エリオット・グールド主演の
映画「ロング・グッドバイ」(1973)も原作とかなり違うが
あれはあれで好きだったりするw 風間一輝の「されど卑しき道を」はVシネの延長みたいな代物じゃなく
(あれはあれで良いんだけど)きちんと作ればそれなりの代物になるはず。 ローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズ「獣たちの墓」が
リーアム・ニーソンで映画化。 たまげたね
ハヤカワの所に「ロンググッドバイ(東京編)」って小説あったから何かと思ったら表紙が浅野… >>120
便乗出来る内に便乗しないと。
正直ドラマの出来は誉められたモンじゃないが「浅野忠信演じる私立探偵」は
アリな気がするので、他の原作またはオリジナルで何かやって欲しいなとは
思った。 >>121
あんなひどいドラマ、前にも養護してた工作員がいたがおまえか 前にも書いた気がするがシナリオ以外は悪くなかった
そして演技以外は良かった
トータルだと原作を考えなければそこそこだと思う。多分、きっと 糞駄作のノベライズがすごく好きな作家だったりするとつらつら慮りつつも心中複雑すぎて書店の片隅で棒立ちになる フレドリック・ブラウンの「通り魔」って50年代に映画化されてるんだな。アニタ・エクバーグ主演で。
日本に入ってきてないからてっきりアルジェントの「歓びの毒牙」しかないのかと思ってた。
あれと違って原作クレジットあるから忠実に作られてそうだし、観たいわあ。 >>122
ドラマは擁護して無いだろ、アホか。
キャラ自体はそれほど悪くないと書いてるだけだ。
日本語理解出来ないなら来るな、クズが。
香典やるからさっさと死んでろw >>126
こいつ何ムキになってるんだ?
たかがミステリ板のスレで死ねとか ランズデールの「テキサスの懲りない面々」は
最高のハードボイルド
本屋や図書館で見かけるとついつい
クライマックスのとこ読んでしまう ハードボイルドというと酒とタバコが定番だが
映画で活躍したハンフリーボガードもテロパラの作者藤原伊織も食道ガンで亡くなっている
とに酒とタバコを愛した御仁だが、このふたつは食道ガンの主要因としても有名
ハードボイルドの職業病として上げてもいいかも
ちなみに食道ガンの5年生存率は30%前後とガンの王様膵臓ガンに次ぐ極悪ぶり
みなさんも気を付けてください >>129
> ハードボイルドというと酒とタバコが定番だが
定番だった、というのが正しいだろうね。
今の時代、喫煙者は「意思薄弱なだらし無いやつ」というイメージだから
ハードボイルドの主人公とは正反対のイメージだ。 そんなこと言い出したらディーゼル車の排ガスなんて
一息吸い込むだけでタバコ50本分くらいあるんだけどな
もっとかな 桑田佳祐は最初期だな人間ドックでたまたま見つかったって話
あのレベルで見つかれば助かる確率はかなり高いが
たいてい自覚症状で見つかったときはステージ2から3ぐらいでほぼ助からない
手術が成功しても合併症状でそのまま亡くなるパターンも非常に多い
中村勘三郎もそのパターン 確かに煙草は意思の弱さの象徴だから
ハードボイルドの主人公にはふさわしくないな。 >>138
肺ガンの心配しているようなケツ穴ミニマム野郎は優雅に謎解きでもしてやがれ 今の時代、タバコは意思の弱さの象徴だもんな。
今の若い人は生まれたときからそういう時代だったから、
タバコが大人の象徴だった時代があることを知らないだろう。 ロンググッドバイ(東京編)って2chのネタなのかなと思ってたけどマジであった…本棚の前で凍りついたわ ノワールのスレってもう需要がないのかな。
いい作品をいっぱい教えてもらったのに。 もう2ch自体にノワール嗜好の人がいない
昔は、懐かし板や映画一般板にスレあって活気づいてたもんだが 月村了衛の「コルトM1851残月」が変則的なノワールで面白かったわ 浅野マーロウ、見直してみたらなんかいいんじゃないかと思えてきた。雰囲気だけ。 警察小説スレも無くなったのかな
87分署スレぐらいは欲しいかも クライムだと最近は「ヘッドハンターズ」読んだ
古典よりこういったオフビートな犯罪小説が好きだ >>129
東江一紀さんが食道ガンでお亡くなりになりました 最近変なドラマを見た
ここまで酷いとは
演出、脚本、撮影、キャスティング
撮影デビット・ハミルトンかw >>148
東江さんのことは、「最強ヘッジファンドLTCMの興亡」(日経ビジネス人文庫)の翻訳で知りました。
R.I.P. サラ・パレツキー「サマータイム・ブルース」読了。面白かった。
事件自体はそれほどでもないが、やっぱり女探偵の造形が味わい深くて
ぐいぐい引き込まれた。
このシリーズはほかのも面白いですか? パレツキーならナイトストームをちょっと前に読んだけど面白かったよ。 女探偵は惚れた男できると
一気につまんなくなるんだよな、個人的に >>154
読んだことはないけど、わかる気がするw
欧米でも女性は恋愛至上主義ということか。
事件解決より恋路の行方の方が気になったりして。
どちらにしても女探偵物は
共感できなさそうで
読んでみようという気にならない。 >152
ありがとう。「ナイトストーム」読んでみます。 とんだ差別主義者と言われそうだが、女性と黒人が主人公のものはなかなか読む気になれない 女主人公だと
「オーロラの向こう側」「ニューオーリンズの葬送」
「黄昏に眠る秋」とかよかったなぁ
ミレニアムもいれていいかなw
あとはクライム系に良作多い気がする 自分はヒスパニックかアジア系の
小柄で気の強い婦人警官に萌えます 副音声で韓流スターって奴の元の声聞いたら細くて高くて薄っぺらい声でワロタ
細いのは目だけじゃ無かったとわ 前に大沢在昌がゲスト出演したラジオ聴いてマッギヴァーンの「最悪のとき」注文しちゃったお(^ω^) 村上春樹新訳が待望の文庫化
刊行日:2014/07/24
大いなる眠り
1,037円 R・チャンドラーの『長いお別れ』をいかに楽しむか―清水俊二vs村上春樹vs山本光伸 (柏艪舎文芸シリーズ)価格¥ 1,512
『長いお別れ』とはどういう意味なのか? 本来、別れは一回きりのはずなのだが。
この意味が判然としたとき、この作品のタイトルとしての素晴らしさが心に染みることだろう。
チャンドラーの文章を紹介しながら三通りの訳文を提示し
三者の訳文を通して翻訳の面白さ、ひょっとして難しさ、
つまりは翻訳という作業のコツみたいなものがわかってもらえれば、望外の喜びだ。(はじめにより)
R・チャンドラー作『The Long Goodbye』の魅力を三者三様の訳文で紹介し、
あわよくば文芸翻訳のコツ“を伝授したい……
40年以上、文芸翻訳の第一線で活躍してきた翻訳家山本光伸が、
清水俊二・村上春樹両氏に“ぶつかり稽古”を挑む! >>136
私は全く逆の見方をしている。ハードボイルド小説に出てくる主人公は女々しくて意思が弱い奴。という見方ですね。面白いね。色んな見方があって。 「最悪のとき」面白いけど、やっぱり訳が古いなぁ
「こやつ」とか「ですのよ」とか「おありですかしら」とか 小説とは違うんだけどさ
Androidで神宮寺三郎っていう探偵のアプリ見つけてやってみたんだが短いなりに面白かった
これ昔からゲームであるやつだよな? なんか見たことあると思ってたんだけど ああ 若干スレチというか板違いだけど
あれは日本で唯一のハードボイルド探偵ゲームだな
最近のはめちゃ微妙だけど
PS持ってるなら「夢の終わりに」「灯火が消えぬ間に」あたりをアーカイブでやってみるといい
望み通りのハードボイルド長編ゲームができる ハードボイルドゲームの嚆矢は「探偵ネオ&ジオ」
異論は認める ハードボイルドの探偵ゲームってちと難しいよな
複雑なトリックなんかより体動かして血みどろになるのがハードボイルドだしな
神宮寺三郎はDECOの頃は無茶苦茶ハードボイルドしてたよな マッギヴァーン読んでみたいがやっぱり古書しかないかなー
訳が古いのは気にしないけど。
新潮版ホームズでも改訂前の延原謙氏の訳は好きだ
フォントも昔の小さい方が、非日常というか
最近の小説にない感じが雰囲気あっていい。 小川竜生の本初めて読んだけどこれ面白いな
ハードボイルドバイオレンス物になるのかな カラスってのが100円古本コーナーに並んでたんだけど
これ以外でおすすめとかわかる人居る? >>166
マットと言います。私はアル中です。
私は泣き出していた。 >>173
やくざものとか桜と龍かなぁ
ハードボイルドと呼ぶにはいささか古臭いテーマだと思うけれども まあ村上訳も出来は悪くないよね
もともとの文体が翻訳調だから違和感がない イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。
足立区に住んでいるそうだ
http://inumenken.blog.jp/archives/7002197.html 村上春樹は個性出さなきゃわりと良い翻訳する
個性出したら変な言葉使ってなんかおかしなことになる 改訂前のハドリー・チェイス「ミス・ブランディッシの蘭」の初版本探し出して翻訳して欲しい ホレス・マッコイの新訳なんて・・・どこも出さないだろうな・・・ 捜査技術の発展と共に、近年は、なかなかハードボイルド、とくに私立探偵物が成立しにくくなってきていますが、70年代を舞台にしたことでそれが可能になり、
レイモンド・チャンドラーを愛読する著者ならではの、本当に久しぶりの正統派私立探偵小説の傑作が生まれました。何度読んでも新しい発見と感動がある、著者の新たな代表作となる作品です。
喝采 (ハヤカワ・ミステリワールド) 単行本 – 2014/7/26 藤田 宜永 (著)
父の死と共に新宿の探偵事務所を継いだ浜崎順一郎は、引退した女優捜しの依頼を受ける。
だが発見した矢先、女優は何者かに毒殺された。第一発見者の浜崎は容疑者扱いされ、友人の記者や歌手、
父の元同僚の刑事らの協力を得て事件を調べ始める。それはやがて、かつて父が調べていた現金輸送車強奪事件と奇妙な繋がりを見せ……ジャズや映画の華やかなりし70年代を舞台に贈る贅沢な読み応えのハードボイルド。 >>185
情報有難う。
北方テイスト出ないことを祈る。
北方はきらいじゃなかったが、三国志であそこ迄やられたら、さすがに萎えたは。 まあ元々北方はハードボイルドあんまり意識してないと本人が言ってたからな
あれはハードボイルドじゃないと言えばそうかも エンタメ書きだすまではヘミングウェイくらいしか読んでなかったどうだし… 楡周平、Cの福音が面白かったから、シリーズ5冊まとめて読破した。
おもいっきり朝倉恭介にはまって応援してしまった。
もう完結なのかな?
続いてほしいなぁ。 朝倉恭介、ちょっと詰めが甘いような記憶がある。
計画の一番重要なところを弱い奴に任せて破綻するんじゃなかったっけ。
読んでからだいぶたつけど、そんな印象があるんだが。 池上冬樹がメタクソに叩いてなかったっけ>C
使っちゃいけない表現の塊みたいな言い方して 90年代のマイク・ハマーのドラマ版DVDを取り寄せて観ている。
80年代にハマー役をやったステイシー・キーチを続投させているのだが、さすがに老けてて苦しい。体型も大柄だしもうちょいスマートな人の方が様になる。美女と並んだときとかも。
ヴェルダ役のシャノン・ウィリーはスタイルはいいがちと野暮ったく見える。 ステイシー・キーチ
って誰だっけと思ったらあの眼が特徴的な人か 押井守のアバロンのノベライズが意外とハードボイルドしてた
ハードボイルド気取りって感じでもあるけど逆にそれがよかった 来月新刊が出る予定なんで矢作俊彦の二村シリーズおすすめ 情景描写だけなら春樹もハードボイルドに近い気がする 影響を受けた作家にチャンドラーをあげるくらいだからな アメリカでもハードボイルドの巨匠といわれたジェームズ・M・ケインという作家の原稿が発見され、大きな話題になりました
そんな巨匠の幻の作品を発見したのが、作家でもあり編集者でもあるチャールズ・アルダイ氏です。
彼のほか多くの関係者はケインの遺作の存在を知っていました。そこでアルダイ氏は友人の編集者、出版界の人、
書籍蒐集家、学者など少しでも手がかりを持っていそうな人に片っ端からコンタクトをとったそうです。探し始めてから9年後、ようやく幻の原稿を見つけ、刊行にこぎつけました。
その作品が『カクテル・ウェイトレス』(原題:THE COCKTAIL WAITRESS 田口俊樹訳・新潮文庫)です。
その内容は、ファンを裏切ることなく、とてもケインらしい衝撃的なものでした >>198
鬼平、梅安かな。
俺も親父に池波の鬼平はハードボイルドだって言われて、はぁ?あの時代劇の鬼平が?
それ言うなら、子連れ狼だろって言った事がある。
騙されたと思って読んでみろって言われて、ハマってしまった。
池波さんは食物の描写も良いね。
出てくる料理が無性に食いたくなる。 春樹はハードボイルドな味付けをしてるだけ。ってな印象だな。
俺の頭が悪いせいだろうが、ノルウェイの森のラストとか意味不明な物が多い。
小説として1番面白かったのは、海辺のカフカかな。前に話題になったIQは読んでない。 ついでだから聞いちゃおう
読まず嫌いしてた春樹をそろそろ読んでみようと思うんだが
何から手つけるのが良さげ? >>208
一番ミステリぽいのはダンスダンスダンス 日本初の、そして事実上世界初のハードボイルドは漱石の『坊つちやん』である。
と、たしか沢木耕太郎が書いてたな。 >>197
過去スレにもあったが、初期から中期の藤沢周平。
「暗殺の年輪」
「又蔵の火」
「獄医師 立花登手控え」
「消えた女〜彫師伊之助取物覚え」
「用心棒日月抄」
「闇の傀儡師」
辺りがお勧めです。他を読んでもハズレはありませんが。 親父の蔵書の中から、偶然レイモンド.チャンドラーを読んで、嵌まりまくったのですが、お薦めのハードボイルド作家教えて下さい。
国内、海外問いません。
宜しくお願いします。 >>204
この作家の作品読んで見ます。
池波さん、北方さん、作者名は忘れましたが、800 とりあえずマルタの鷹からかな
国内なら蘇る金狼とかも すみません。途中で送信してしまいました。
800万の死に様を書いた作家の作品は、読んだ事があります。
ヘミングウェイはハードボイルドだと聞いたので、老人と海は読んだのですが、ハードボイルドという感じは受けませんでした。
レイモンド チャンドラーを読み尽くしてしまって、次に読む物がない状態です。
宜しくお願いします。 >>216
説明不足ですみません。
どちらも読みました。 俺はアンドリュー・バスクのアウトロー探偵バークシリーズが好きかな
ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズもまあまあ好き >>214
ヘミングウェイなら『日はまた昇る』。
新潮文庫の大久保訳が良かったが今は新訳になっちゃったかな?
チャンドラーに嵌まったんなら、国産だと月並ながら原リョウ(←字が出てこない)。
色々とニヤニヤしながら読める。
初心者向けじゃない無回転のブレ球を一本蹴っとくと、司馬の『新選組血風録』。
スレ住人から袋叩きに遭いそうだが。
因みに俺は>>212。 >>219
>>220
有難うございます。
挙げて頂いたの読んでみます。
新選組〜は随分前に読んだけど、どうだったかな、、
その頃はハードボイルドに興味なかったんで、どんな作風だったか覚えてない。
司馬さんだよね。余談がハードボイルドしてたとかw ヘミングウェイは短篇の文体がハードボイルドそのものだよ
「殺人者(殺し屋)」はミステリアンソロジーの定番 とりあえず現行の日本人作家でひねらずに上げるなら
原寮、東直己、矢作俊彦の3人じゃね?好き嫌いは別として
と言うか、この手の一人称なベタベタなハードボイルドは個々人の好みが大きい上に
そこを分けるのが実に微妙な差異なんで(特に文体)他人の評価が当てにならないイメージ 村上春樹はハメットについてはどう思ってんの?
好きとか嫌いとか言ったことある? >>224
切れ味が鋭過ぎて時には無味乾燥で寒い文章みたいなことを
ロンググッドバイだかのあとがきで書いてたな。 >>214
日本人だと風間一輝は外せない。
外人だとジェイムズ・カルロス・ブレイク。 んじゃオレも
海外でマッギヴァーン
国内で真樹日佐夫 結城昌治にもハードボイルドの佳作が多かったですね。 傑作「追いつめる」を生んだ生島治郎も忘れちゃいかん。
しかしドラマ「非情のライセンス」の原作(凶悪シリーズ)に出てくる
会田はどうしても原田芳雄のイメージ。
天知じゃないんだよな・・・ ドラマはドラマで好きだけど。 色々挙げて頂いて有難う御座います。
これで暫くは、次何読もうか悩まなくて済みそうです。
有難う。 ロバートbパーカーの初秋の映画を高倉健が熱望してたとか誰かがツイートしてたな フィルムノワール/黒色影片
発売日 : 2014/11/29
矢作俊彦/著 2,484円
二村シリーズ、十年ぶりに復活! 舞台は香港、長編ハードボイルド完成。
神奈川県警の嘱託・二村永爾は、1本の映画フィルムの行方を追い、香港へ飛んだ。ある殺し屋がモデルとなった映画だった。この幻の作品を巡って、次々と発生する殺人事件。
そして二村の前に現われた気高き女優と、謎の映画プロデューサー。日本、中国、香港、複雑な過去と現在が交錯する。日活百年記念、宍戸錠も実名で登場! 原寮買ったけど、時代背景がかなり古いな。
誰々に似てると書かれても、全く知らなかったりするw サラパレツキーって思ってたより若いんだね。学生の頃読んだからもう80超えのおばあちゃんかと思ってたら、まだ67らしい。 >>235
そりゃまあ初期は80年台だからな
…とWikipedia見なおして愚か者死すべしが出てからもう10年経ったことに愕然とするなど 【訃報】翻訳家・小笠原豊樹さん死去 (2014/12/05)
翻訳家、詩人の小笠原豊樹さんが12月2日、死去されました。82歳。
「岩田宏」の名で詩人としても活躍された小笠原さんでしたが、小社ではレイ・ブラッドベリ、アガサ・クリスティー、ロス・マクドナルドの作品など、
ミステリ、SFのジャンルを問わず、多くの作品を翻訳されました。
慎んでご冥福をお祈りいたします。 原ォは俺向きじゃなかった。
矢作俊彦の本を買いに行ったが、どこも置いてない。
Amazonで注文したが、年内配送してくれるらしいので、それを楽しみにしてる。 作品による。
あきらかに冒険小説の範疇のものあるが、
クイクイ読んじゃう固茹でも多い。 矢坂さんも古いなぁ。
洋物は古くても気にならないけど、日本のは分からない部分があるとついついグーグル先生に聞いてしまう。
最近ので良いのないかな。 知らんうちに村上春樹のチャンドラー新訳の高い窓が出てたらしい 春樹訳のチャンドラーとか絶対読まない。
もう頭の中で自分のチャンドラー像が出来上がってるから、読んでも失望すると思う。 >>244
読んだけど、コレジャナイ感大。特に肝心のセリフの訳し方が。 原文で読むと清水訳もなんか微妙にコレジャナイ気がして
もちろん村上訳もコレジャナイ感あるし
ただでも原文の言い回しはかなり古い表現ある上にいちいちややこしい表現にしたり
古いスラングとかの意味から調べんとならん手間とかあるし
あれ翻訳すんのかなり難しいと思うよ >>247
そこまでいったら、もう自分で訳をひねり出して、それで満足するしか方法はないんじゃないかな
清水さんの訳が出版されたのが1958年
この時代を考えると、使える辞書も今より限られていて翻訳作業は大変だったんじゃないかなと思う
その点、村上さんは清水訳を参考にできるし(実際にしたか、どうかは知らないが)、
今は辞書も充実してるし、多少はやりやすかったんじゃないのかな
ところで、清水訳では、翻訳がすっ飛ばされている箇所が散見されるんだけど、なんでだろう?
清水さんが本来は字幕翻訳者であることにでも関係があるのかな・・・
その辺の事情に詳しい方がいらっしゃったら、教えてください 前回のプロフェッショナルに出てた人がロバートBパーカー愛読家らしく、番組内で本棚紹介してるね >>248
俺も原文いくつか読んだから気になる
村上氏もロンググッドバイ後書きで指摘してたけど何を意図として切られた部分が存在するのかはわからないと言ってたが
原文読むとわかるけどやたらややこしい言い回しして清水訳のスピード感みたいなのがまったく無くなるから面白いなぁと思った
むしろ下手くそってツッコミ入れたくなるような村上訳のややこしい変な言い回しやら情景描写のほうが実は本物に近いのかもしれないとかすら思えてくる それが良い事なのか悪い事なのかは俺にはわからんが
機会あればまだ読んでない原文も手に入れてみたいと思う 村上訳の高い窓読み終えたけど、面白かったよ。
警察とマーロウの掛合いが一番好き。
情景描写は冗長だけど、想像力働かせて読める人にはいいんじゃない。
俺は苦手で、部屋の間取りの説明とかまったく理解出来ずに歯痒いんだけど 村上春樹も変な個性出さずに純粋に翻訳してたらわりといい線いくと思うんだけどね
ちょっと言葉選びが微妙な箇所もあるけど そう
あれからハルキ節を引いてくれたらかなり良い翻訳
それが妙に鼻につく あるなぁ スレチになるからアレだけどほとんどの2chブラウザが使えなくなって独占状態になるから あと色々と厄介な事が増えて それに反発してる奴が移民計画してるという事だけかな
今んとこnext2chが候補地だって声が多めかな? 刊行予定見てたらブロックの名前があって
ようやく「すべては死にゆく」文庫化かと思ったら
映画化された「獣たちの墓」新装版だった orz なんでマーロウはマイオラノスと絶好したの?やくざに助けられたから?
優しいだけで流されるだけの情けない男だから? >>260
行間が全く読めてないな
書いてないけどマーロウとレノックスの間に肉体関係があったのは明らかだろう >>260
レノックスはDQNの友人がいたり世話になったりしていたが、DQN嫌いを
公言していた。しかし実はレノックス本人の性根がDQN体質だった。
マーロウはDQNとは友達を続けられないと拒絶した訳だ。 >>262
レノックスのどこらへんがDQNなの?
見た目は娼婦みたいだーとか言われてたけど、見た目の話? >>264
DQNというのはヤクザ体質ということね。レノックス本人には何の落ち度もない
緊急避難的逃亡と隠蔽工作はいえ、自分の嫁が死んでいるし世間的大騒ぎにもなり
マーロウにも迷惑をかけた。にも関わらず「いやあ〜悪かったな。メキシコでの
暮らしもそう悪くない」と平然といってのけるレノックスに対し、ある種不器用な
マーロウは腐臭を感じ「何でそんな素っ気ないの?それじゃあアンタは戦友である
ヤクザのメナンデスと同じ類じゃないか」と拒絶しするしかなった。これも
レノックスが悪いというよりマーロウの度が過ぎる潔癖症のが問題なんだけど。 >>265
レノックスの人に迷惑をかけるのをよしとしない性格(逃亡するとき断れない相手に頼みたくないとかいってたな)
を買っていたけど、そうでもなかったから幻滅したってことか
うーん、そこまで解釈することは出来なかったし、難しいね。
ただ筋は通ってるし、ある程度納得は出来たわ。
レノックスに対して『自分に似通った所を感じてたのに違うじゃねえか。』と思うのは
特にマーロウの厳格で、自己犠牲を厭わない性格に会う気がする。
ただ一方、他人に迷惑をかけられても屁とも思わないし、
シニカルであまり他人に期待することがないのがマーロウだと思うので、そこらへんは違和感があるけど。
レノックスはマーロウにとって他人ではなく身内だったってことなのかな。
最後が全く分からなくてモヤモヤしてたんだ。丁寧なレスありがとう。また読み返して考えてみるわ。 現在新本で手に入る日本の作品で、原りょうのような「私」を使う一人称のお勧めはありますか?
大沢在昌の「氷の森」と「佐久間公シリーズ」は楽しめました。 白川道さん(しらかわ・とおる=作家、本名西川徹〈にしかわ・とおる〉)が16日、死去、69歳。葬儀などは未定 ハードボイルは幅が広いので
区分けしないと、好みがわかれる
ここら上手に、やってくれる人いないかね スピレーンのエレクションセット
半分辺りまで読んで糞つまらない
もう読むの止めていい? アレックスマクナイトシリーズの続きの翻訳はまだですか 逢坂剛・大沢在昌・北方謙三・夢枕獏スペシャルトークショー(敬称略)
抽選で300名 無料ご招待
http://www.shueisha.co.jp/bouken/event/ >>263
個人的に宿題になってる作家だと貴兄が思い出させてくれた、ありがとう
入門的にやっぱり「さらば甘き口づけ」をまず読んで、「酔いどれの誇り」を数年前に初めて読んだ
クラムリーについてはよく文学的という事が言われるけど、確かにそれは感じた。描写が濃密
アメリカ文学は本来大都市よりも田舎や辺境を描いてきたと思うんだけど、モンタナとかあのへんの生活をひたすら描いてる点でも文学的
とにかく文章が重く感じた。「ファイナルカントリー」とか「正当なる狂気」とかの後期作品になかなか手がつかない スカダー・シリーズとは長くつき合ってきたが、「獣たちの墓」映画版、
リーアムニーソンのルックス・ビジュアルは文句ない
コワモテで哀愁があってスカダーに適役と思う こんなこと言うとあれだが私生活で深い傷を負ってるからな 勝手な感想だが
リーアム・ニーソン
ジョージ・クルーニー
シャイア・ラブーフ
この3人ハリウッド映画でよく主役を張るが、良さがわからん マット・スカダーのシリーズを読み始めて、現在3冊目。
毎回必ず、辻強盗に遭遇しては痛めつけて、逆に金を奪っている。
毎回必ず、下水の排水溝に刃物や凶器を捨てている。 ギリシャ人犯罪者についてのダシール・ハメットのコメントは全く正しかったようだな 清水版「長いお別れ」再読中
やっぱいいっすなあ
あの時代のものはこの翻訳じゃないとな
村上訳はまだ読んでないけど、整いすぎてると斜め読みになってしまう <密着>藤田宜永−3年をかけた長編小説「血の弔旗」はいかに生まれたか
◆ 作家・藤田宜永、著書「血の弔旗」、大藪春彦、生島治郎
週刊ポスト(2015/09/04), 頁:21 最近ハードボイルドが読みたい
手に入りやすい海外作品のオススメはありますか?
どちらかというとハメット型よりロスマク型のがいいです 最近の新しい海外ハードボイルドってわからないな…
評判の作品って出てるのかな? 原ォ『そして夜は甦る』→藤原伊織『テロリストのパラソル』と読んで、
今ひとつしっくりこない。
北方、船戸、大沢、志水、逢坂、佐々木、花村、馳(この辺はどれも楽しめた)
以外でいい作家いますかね(あるいは作品)。
もっと遡って大藪春彦、生島治郎あたりいってみるか…. >>291
チャンドラー長編7作原文で読んだけど、清水訳は端折りが酷いよ。
村上訳と比較すれば一目瞭然だけど、清水訳は刈り込み過ぎて
原文のニュアンスを殺しちゃってる。翻訳当時は良くても今の目で
見ると不誠実としか思えない。まぁ村上春樹が憤慨するのも納得出来る。 >>297
意訳の意味知ってる?
村上訳は意訳とは真逆の原文忠実訳なんだけど。 訂正
>>297
意訳の意味知ってる?
村上訳は意訳とは真逆の原文忠実(を目指した)訳なんだけど。
原文忠実訳を目指したからといって、村上訳が必ずしも
正しい訳ではなく誤訳もかなりあるんだけどね。 まあ、村上春樹の翻訳はまだ生きてるから、誤訳の指摘とかあれば重版でアップデートされるし
意訳の程度や誤訳を恐れてたらそもそも翻訳なんか読んでられない
どうにも日本語としては表現しにくい英語ならではのオシャレな表現とかあるし 昔のハードボイルド作品には、イメージと言うか
男の匂いみたいなものに思い入れのある人も多いんだよね
だから失礼だけど、どんなにウマイ訳でも、あの村上春樹というだけで
抵抗を感じるオッサンはけっこういる気がする
もしかしたらチャンドラー用に別名を使った方がよかったかも? いやー村上春樹の名前のおかげで売れるところあるだろうし
ディープにハードボイルドな人向けの対策はしない方がいいと思われ
そんな人チャンドラーなんかとっくに読んでるだろうし >そんな人チャンドラーなんかとっくに読んでるだろうし
そうだね・・・その通りだわw 村上春樹の長いお別れにかける義侠心みたいなのは分かるが、でも春樹訳だって
“春樹の文章”になってしまってる事には変わりない
俺は原文を除けば清水訳でいいよ
あのクラシックな感じがいい ハードボイルドにスレちゃった人は今さら村上春樹の訳でも飛びつかないだろ
あるいは一周して、マルタの鷹をエフィたんハアハアなどと、この時代ならではの、昔じゃ考えられなかった読みをしてる(俺) そりゃそういう人は村上春樹訳に飛びつかないけど、そういう人をターゲットにして新訳出しても仕方ないでしょ?という話
わざわざ新訳出すなら新規読者を獲得するようにするのは戦略的に正しい
村上春樹から入ってハードボイルド小説を好きになってくれるならいいことじゃない
別に村上訳が出たからっていって清水訳が絶滅するわけでもなし 話は全く変わるけど、やっぱりボガートは背が低すぎるな… ボガード映画版のマルタの鷹のエフィって、普通に大人のブロンド女優だったっけ
今は俳優もずっと多様化してるから、原作通りのボーイッシュな小娘タイプは見つかりそう
あと現在ならスペードには(007と被るけど)ダニエルクレイグが合うと思う 村上春樹の世間的なイメージって結局「ノルウェイの森」のままだろうからのぅ
「世界の終わり〜」とか「ねじまき鳥〜」とかはギリギリハードボイルドな匂いはあるが ホワイトジャズ/小説はカオス過ぎて最後まで読めなかったが、
LAコンフィデンシャル/映画は最近みて面白かった。
エルロイ小説に再チャレンジしてみようかな。 マット・スカダー・シリーズの作中年代を、もう少し正確に知りたい。
70〜80年代くらいのはずだけど、断酒を挟んで結構年月が経つから、
報酬や物価の感覚がよく解らない。 チャンドラーのプレイバックの古本ってなかなか見つからない amazonで大絶賛の「マイクハマーへ伝言」を読んでみた
疑問1、これハードボイルドか
疑問2、これ文章うまいか
俺的には☆2つ あらすじしか知らないけど
ハードボイルド小説っていうより漫画にありそうなストーリーだね マット•スカダーのシリーズも好きだけれど、殺し屋ケラーがクールでニヒルでカッコ良いなーと。
ネオハードボイルド好きな女性が私の近辺には居ない。。。 孤狼の血,,柚月裕子,,,,発売日:2015年 08月 29日
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員失踪事件を追う。
心を揺さぶる、警察vs極道のプライドを賭けた闘い
https://www.youtube.com/watch?v=4Tkm_V297XE
黒川博行×柚月裕子対談
http://www.kadokawa.co.jp/sp/korou/ >>315
矢作は読みづらい所と分りづらいとこまでチャンドラーそっくりだとは思う。 マッドスカダーの1作目「過去からの弔鐘」を今さら読了
いや〜面白かった 船戸与一氏が旅立っておられた。
今日知った。
合唱。 20-30年前の日本の漫画でハードボイルドな男性主人公の漫画で
なにかから追われていて、出だしが決まって「追手?はまいたようだな。」
ではじまる漫画のタイトルをご存知の方いらっしゃいましたらおしえてください(><); 続き
主人公は日本人設定で大抵ハンフリーボガートさんのような帽子にコートを着ていて
おちが笑えるストーリーだった?ような気がします。 >327 >328まさにこれですっ!!(感激)
いくらぐぐってもみつからなったので
本当に勇気を出して質問してよかったです♪ハードボイルドのみなさんありがとうございます♪♪ 小鷹信光、永眠©2ch.net
1 :朝一から閉店までφ ★@転載は禁止 ©2ch.net:2015/12/08(火) 16:05:02.06 ID:CAP_USER*ほしおさなえ (@hoshio_s)
2015/12/08 12:53
今朝8時45分、父、小鷹信光、永眠いたしました。
癌でしたが、最後まで自宅で過ごし、先週まで仕事をし、
なすべきことはすべて終えたと言っていました。
父と関わってくださった皆さまに感謝いたします。 小鷹氏は、フランス書院で外人のペンネームを使っていくつかオリジナルのセクシー小説も執筆していたことを、自著で明らかにしている。
「男と女の関係」もまた、ハードボイルドの魅力のひとつ。男の下半身を固くした珠玉の筆致もまた、改めて語り継いでいくべきではないだろうか >>332
嘘…
つい最近も逢坂剛氏とのハードボイルド対談を読んだばかり
中学生の頃、小鷹さんの『ハードボイルドアメリカ』と『ハードボイルドの雑学』
でハメットやチャンドラー、コンチネンタルオプといった存在を知りました
御冥福をお祈り致します。 初秋とマルタの鷹を読んだだけの初心者なんだがハードボイルドの真髄を味わえる作者とかシリーズってなにかな 鍛え上げられた身体
異常な性癖
婚約者ないし恋人強姦からの自殺
古いアメ車
ホルスター
もう忘れたけど一通りこの辺は揃ってるはずw すみませんド忘れしてましたが野獣死すべしは読んでて
伊達邦彦が白人になったころに呆れて忘れました >>337
藤沢周平「彫師伊之助 捕り物覚」三部作と短編集「又蔵の火」 ありがとうございます
まさか時代小説でハードボイルドとは思いつきませんでした >>343
日本の現代社会を舞台にハードボイルドするのは色々な意味で無理がある。
せいぜい終戦直後ぐらいが限界。
その点、時代小説だと割とすんなりイケる。
以前も書いたが、司馬の『新選組血風録』なんぞもかなり高水準。 >>343
確かに344の言う側面もあるけれども原りょうの探偵沢崎シリーズは個人的には好き。
最初の数ページ読んでイケると思ったら大丈夫だと思う。 あと東直己と矢作俊彦もだな
もちろん好き嫌いは分かれるし
このスレだと頭から否定する人もいるかもだけど定番的な意味で >>344
ハードボイルドと時代は全く関係ないでしょう
未来でも成立するよ ハルビンカフェは近未来だな。いや、あれはちょっと毛色がちがうか。 時代小説もハードボイルドになるのかw
だとすれば池波正太郎
仕掛人 藤枝梅安もねじ込めるはず。 チャンドラー『ロンググッドバイ』(村上春樹訳)をこの前読みました。
話の筋が好きで、一人称の語りはもったいぶってて好きじゃないのは変かな?
ハメット、チャンドラー、ロスマクを一冊づつ読んだけど、
ハメットの『血の収穫』が一番面白かったな。主人公の利己的なところとかが。 >>349
ハードボイルド小説の紹介で高確率で池波正太郎上がるだろ
ハードボイルドらしいハードボイルドじゃねぇか 遠い昔に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで、いい本だと思ったけど
まわりの評判に影響されその気になって酔ってただけだな
今思うとたいした本でもなかったな >>338
日本ハードボイルドの王道の代表作を一通り読んでみたらいい。
北方謙三『逃がれの街』
船戸与一『山猫の夏』
志水辰夫『飢えて狼』
逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』
佐々木譲『エトロフ発緊急電』
大沢在昌『毒猿 新宿鮫II』
花村萬月『なで肩の狐』
馳星周『不夜城』
あるいは初秋が気に入ったならロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズを
頭から読んでみるとか。最初の方の作品は全部面白い。
『マルタの鷹』が良かったならハメットの他の作品を読むといい。
上の日本人作家だと、船戸与一、花村萬月、馳星周がハメット寄り、志水辰夫、
原りょうがチャンドラー寄りって感じなのかな。 日本最初にして最高のハードボイルドは夏目漱石『坊つちやん』。
広津和郎『風雨強かるべし』の不穏殺伐の文体も相当キテる。 しかし、ハードボイルド・冒険小説系のスレの閑古鳥っぷりは、泣ける。
クソみたいな萌えアニメのスレはアホみたいに伸びてるのに。。。。
ハードボイルドの読者にネットなんてやる年齢層が少ないからなのか、
それともファンベースの母数自体が小さいからのか。。。。 レスしていただいたみなさんありがとうございます
貧乏なので図書館通いになりますがハードボイルドを堪能させていただきます >>337
最近ニーアム・リーソン主演で映画化された、ローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズもいいぞ 図書館バンザイやで。新刊でもない限り買ってられんw >>363
そんなこたぁ自分で決めな、小僧(ハードボイルド風)。 >>364
こいつはハードボイルド小説読んでないにわかなのが露呈した チャンドラーの大いなる眠り読んでるんだけど、さらば愛しき人よもそうだったけど、異様に情景描写・室内描写が細かいな
写真記憶の持ち主だったのか、それとも普通に取材して写真見ながら書いてたのか お邪魔します。
皆さんも↓議論に参加して頂ければ幸甚です。
【自治】ミステリー板強制コテハン導入議論スレ [無断転載禁止]・2ch.net
2chスレ:mystery 漫画だけどウォッチメンやダークナイトリターンズは結構ハードボイルドだった 村上春樹が好きで、春樹訳マーロウを数冊読んでみた。
マーロウは春樹作品の主人公みたいで、ものすごく影響を受けているのがわかった。
村上春樹が好きなのか、ハードボイルドが好きなのかわからなくなった。
次は何を読んでみよう。
ハードボイルドというジャンルを知ることごできて嬉しい。 春樹マーロウだとローレンス・ブロックとかが良いのかな。
春樹訳読んだことないから知らないけど。 >>372
ありがとうございます。
明日図書館に借りに行ってきます。 背信の都
単行本 2016/5/28
ジェイムズ エルロイ
真珠湾攻撃前夜のLA。日系人一家惨殺事件発生!これは究極の警察小説である。1941年12月。日本との戦争に震えるロサンジェルス。事件に挑むのは日系人鑑識官。『
戦時下でもジャップ殺しの捜査を継続することで警察の公正さをアピールする。それがLA市上層部の結論だった。だが真犯人を捕らえる必要はない。都合のいい変態かジャップを捕らえて真犯人をデッチ上げろ。
その意を受けて、ダドリー・スミスが動き出す。一方、LA市警本部長候補である刑事ウィリアム・パーカーは、
汚職警官ダドリー・スミスに狙いを定めていた。警察官は清廉でなければならない――アルコール依存症に苦しみながらもパーカーはヒデオ・アシダに接近、ダドリー失脚の機会をうかがう。
アシダ、ダドリー、パーカー。それぞれの正義のために共闘し、裏切り合う男たち。その思惑に巻き込まれた女ケイ・レイク。反米ジャップと共産主義者への弾圧がはじまったLAで、戦争のパニックに乗じて儲けようとする男たちが悪辣な策謀を紡ぎ出す――
警察内部の暗闘。国家同士の戦争。愛国と反米。ヘイトの嵐の中で、男たちは真実にたどりつくことができるのか? ミステリ史上最強の警察小説、ここに降臨 その後の展開を見る限り、ダドリーが一人勝ちしてパーカーはダニー・アップッショーみたいな目に会うんだろうな。 マイハードボイルドベスト10を考えてみようかと時々思うんだが
収まりが悪くて全然決まらん
御三家から一作ずつは即座に決まるんだが(あの三人は別個のスタイルというのはわかってるんだが、方便としてはいい)、
ネオハードボイルド系のシリーズで風化してないのと、単発作品、
2000年代に入ってからの作品、果てはSFハードボイルド…とかと欲をかくと収集がつかない それ程数を読んでいる訳じゃないが、ネオならリューインが好きだな。 ローレンス・ブロック、マイケル・コリンズ、カート・キャノン(あえてエド・マクではなく)あたりが良かった >>379
俺は「オールドディック」だな。
高齢者でもハードボイルドだどお(w
さて、>>376が、お行儀良く躊躇してる(このスレの住人らしくないシャイさ(w )
「マイハードボイルドベスト10」選出を、俺なりに試みてみた。
一作家一作品とか、内外(海外・国内)別とか、年代別とか、つまらん制約は一切
無しで(ただし、長編限定で)、一応、順不同だ。
1 血の収穫
2 マルタの鷹
3 ガラスの鍵
「デイン家の呪」はあまりに変化球過ぎるにしても、このハメット御大の3作を
未読な者は、悪い事は言わぬ、夜明けまでにこのスレを出ることだ(w
4 さらば愛しき女よ
果たしてチャンドラーは正統派、ちゅーか、原初ハードボイルドと言えるのか?
長年、疑問に思っている。
一応、本作はコンパクトに纏まったストーリーは面白いので推しておく。
最高傑作の評がある「ロンググッドバイ」はチャンドラー節が好きな向きには
良いだろうが、やや冗長に流れる面あり。
5 酔いどれ探偵街を行く カート・キャノン
これは痺れた。気障なチャンドラー節とは異なるいかにも日本人好みな
浪花節ハードボイルド・ミステリだ。 6 暗い落日 結城昌治
あえてロスマクは外し、この日本のロスマクを入れた。
本邦作品では必読の古典でしょ。真木こそリアルにマジでかっけー男だ。
7 ヘッドハンター 大藪春彦
大藪作品を低評価する者も多いが、これはマジな正統派ハードボイルド。
ただし、この板的にはミステリ?だろうが。
8 ダーティハリー2
映画だし、ノヴェラも無いやろとの声もあろうが、これは文句無しのハードボイルドでしょ。
名作刑事映画の誉れ高い第1作を推す声もあろうが、警官がみずから世直し(暴走気味)、
これに対する主人公ハリー、ハードアクション満載、社会性にも富んだ本作を推してみた。
9 エイトマン
俺が初見なハードボイルド・ミステリは本作かと思う。
東八郎ことエイトマン(w、
10 ゲッタウェイ ジム・トンプスン
映画(オリジナル版)も大ヒットした本作が、なぜに再刊されぬのか?
原作の主人公はタフガイでも中年禿だから?
番外 虎よ、虎よ! A・E・ベスタ―
ハードボイルドなのは間違いないが、ミステリそのものとは言い難いので
ここ。 >>382
>エイトマン
ウルフガイシリーズは?
「狼のレクイエム」3部以降は挫けたけどw >>381-382
おお〜
まさに>>376本人なのだが感嘆した、刺激を受けた。
後から言ってしまう印象になるのはどうしようもないが
「虎よ、虎よ!」は俺も実は考えてた >>381
カート・キャノンいいよな
87分署ばっかりじゃなくこっちももっと書いてくれればよかったのに >>383
その前に、まず「サイボーグブルース」挙げんと。
文字で「エイトマン」、しかし、何か違う・・・
>>384
ぺスターならぬベスタ―は、マジでハードボイルド体質なSF作家かと思う。
「分解された男」とかも読んだとか?
>>385
87分署シリーズにもカート・キャノン風な浪花節モードも感じられる作はあるな。
まあ、エヴァン・ハンター名義を読んでおけば良かと。 ミステリーベスト10とか言いながら、7位以降に「名探偵コナン」とか「古畑」を入れざるを得ないビギナーみたいな10作だな
違うならロスマスのベスト10を教えてくれよ
「ギャルトン事件」とか「ドルの向こう側」は何位だ? >>387
世間じゃ完成度が高くて面白い物が必ずしもベストとは限らないんだぜ
万人が楽しめるコナンや古畑いれるのは当たり前っていえば当たり前
ガチガチのミステリーばかり入れてそれ楽しいの?ベストなの?ってなっちゃう じゃあ俺もやってみよう、後れ馳せだが。
一作家一作品ね
「マルタの鷹」
「さらば愛しき女よ」
マクドナルド「ウィチャリー家の女」
ライアル「拳銃を持つヴィーナス」
ケム・ナン「源にふれろ」
ブロック「八百万の死にざま」
コナリー「チェイシングリリー」
ルヘイン「ミスティックリバー」
原「さらば長き眠り」
ベア「女王天使」 簡単に補足
マクドナルドは初期、例えば「人の死に行く道」あたりがハードボイルドらしいのかもしれんが
初読時に感銘を受けたこれで。
ライアルの作品では選出作が一番ハードボイルドらしいと俺は思う。
「源にふれろ」が個人的にベスト。甘いところもある青春小説だが。
ベアのSF長編が多分一番賛否両論あるだろう。うけ狙いじゃないよ。
殺人がなくなった未来社会で発生した連続殺人とその追跡行に漂う不安感に
未来のLAの冷たい都市の雰囲気がオーバーラップする、その感じにハードボイルドの方法論を感じた。 いやあれが一番ハードボイルドらしいと思うんだよ
女と男の意地の張り合いあり陰謀ありで。
「深夜プラス1」は基本的にロードノベルだとし、「最も危険なゲーム」は冒険小説だし。
あとクラムリーかジェイムズリーバークの作品も入れたくて迷った
後者なら「天国の囚人」ヘヴンズプリズナー(←かっこいい)か
「ブラックチェリーブルース」か ベスト10というより、好きな作品10になっちゃうな。俺の場合。
理屈抜きで好きというか波長があうというか。
敢えて大御所三人は外した。
リューリン「A型の女」
マッギヴァーン「最悪の時」
ゴーマン「影たちの叫び」
プロンジーニ「死角」
藤沢周平「消えた女〜彫師伊之助捕り物覚え」
大沢在昌「氷の森」
原りょう「さらば長き眠り」
ルッカ「奪回者」
打海文三「ハルビン・カフェ」
フランシス「度胸」
あと、次点で番外編として異論は承知で辻邦生の「夏の海の色」を上げたい。 >>394
お、良いですね。未知のタイトルもあって勉強になります
言い出しの>>376にして>>389の者なんですが うっかり文の途中で送ってしまった
「さらば長き眠り」挙げる人が他にもいて嬉しい 国内作品限定なら、笹沢左保の木枯し紋次郎シリーズも入れたいところだ。
大ヒットしたテレビドラマもハードボイルドな雰囲気十分かと思うが、
一味違う殺伐さ溢れる原作も手にしてみて欲しいところである。 俺も原りょうならさらば長き眠りだな
当時はブランクのせいか批判も目立ったけど集大成に相応しい作品だと思う 「早川書房世界ミステリ全集6 ロス・マクドナルド」
古書店の全集バラ売り、低額でゲット、大当たりの1冊であった。
「人の死に行く道」 中田耕治訳
「ウィチャリー家の娘」小笠原豊樹訳
「一瞬の敵」 小鷹信光訳
当時は、訳者バラバラかよと思うたが、いずれも手練ればかり、
違和感なく3作読了。
(後に3作共このまま文庫化されている)
翻訳者にそれなりの考えがあってのことらしいが、アーチャーの一人称が「俺」
だったりする作もあったが、「文体」が作品の肝のひとつでもあるハードボイルド、
違和感は大であった。
この点は、田中小実昌訳のチャンドラー作品も同様。
(後に定評ある清水俊二で新訳されることになる)
清水訳に親しんだ世代としては、売れてはいるが春樹訳はいまいちピンと来ない
のだが、原文から見ると、どうなのかね?
清水訳は省略が多いとも聞くけど。 >>399
それはロスマクのキャリアをかなり良く反映したセレクションになってるんだよね。
つまりハードボイルド色がまだ強かった初期からは「人の〜」、
最盛期の「ウィチャリー」、そして良くも悪くも様式美に至った後期の「一瞬の敵」
俺は御三家の中ではロスマクに一番入れ込んだから(好きとは言いにくいが)
例えば>>387の言うロスマクオンリーのベスト10も面白そうだと思うんだが
実はベスト10組めるほど全作品読んでないんだよな。
誰か書評家も言ってた事だが、ロスマクの作る物語は「知りたくもない真相」がベースにあって
それがこっちの生活を脅かすような気配がしてなかなか読めないと。
だから記憶が安全弁を作動させるのか読んだ後内容を忘れてしまうと。
その書評家の言いたい事は何かわかるんだ それでももし自分がベスト10を組むとしたら「ウィチャリー」が1位になるだろうな
「さむけ」じゃなく
長々と失礼。 んじゃあえて掘り出し物を中心に10本
ディック・ロクティ「眠れる犬」
ロス・トーマス「女刑事の死」
ケム・ナン「源にふれろ」
エリオット・ウェスト「殺しのデュエット」
ウィリアム・ヒョーツバーグ「堕ちる天使」
矢作俊彦「真夜中へもう一歩」
芦原すなお「雪のマズルカ」
香納諒一「梟の拳」
樋口有介「枯葉色グッドバイ」
木内一裕「水の中の犬」
水の中〜は、最近読んだ中ではダントツのハードボイルド。
最近の作はちょっと伸び悩んでる感じだけど…… いろんな作家や知らなかった作品が出揃ってきて面白いね
読書の参考になる
やっぱり人それぞれなんだな >>402
「源にふれろ」良いですよね
この季節には読み返したくなる
でもまだサーフィンの実体験はない俺(笑) >>402
「殺しのデュエット」いいよな。
同じ叢書の「罪ある傍観者」「灰色の栄光」もいい。 女刑事の死!!
ずいぶん前に読んだんで細かいとこは思い出せないけど、手紙のシーンでポロポロ泣いたのを覚えてる >>400
そいつに触るな。
ミス板に長年居付いたタチの悪い荒しだ。
ちょっと調べるなり、他のスレを覗くなりしてみりゃすぐ解る。 >>400
ずっと昔、あるコラムで創元推理から出ているロスマク物は読んではいけない。あれは、早川で出してるのを書くまでの習作だ。
とあったんだけど、どうですかね?さむけとウィチャーリーくらいしか読んだことなくて。
>>402
落ちた天使はミッキーローク主演で映画になりましたね。今度探してみよう。
アメリカでは発禁になったとか聞いた気がしたけど、感違いかな。 >>409
俺も創元のロスマク作品はほとんど手を出してないんだよね
ハヤカワ文庫(ポケミスではない)のは12冊が揃ってて、いつでも読める状態にあるけど。
理由は単純に、これらを集めた時の巡り合わせとか、入手可能だったか等の外的要因による
創元のほうは何となく巡り合わせがうまくいかなかっただけの話
でも創元から出てる短編集「ミッドナイトブルー」は良い短編集だった
本人の評論も読めるし、ロスマクに興味ある人は読んでおいて良いと思うよ 世代によっては、創元の「動く標的」(映画化作品のシーンが表紙のバージョン)から
ロスマクに入ったという者も多いのでは?
後年のリュウを知ると、何とも元気が良いことである(w
諸にハードボイルドしているというか。
今は、ハメットどころか、チャンドラーの単独スレさえないのに
(昔はあった)、ロスマクはあるんだな。 >>412
そこ、まともな住人はとっくに2ちゃんを見限って去っているからなあ。
残っているのは広域荒らしに便乗しているアホばかり。
その証拠に広域荒らしの妄想を論破するようなレスはなくなった。 中古なのは構わないんだが、一度手にとってから買いたいんだよね。 今の日本でハードボイルドを表現してるものって、一部のロックの歌詞だった気がする
氷室さんの「魂を抱いてくれ」とかB'zの「もう一度キスしたかった」とか
まあどっちも90年代か・・・でもあのへんの歌詞はすごくハードボイルドだった気がする 「ハードボイルドミステリスレ」ではなく「ハードボイルド総合スレ」とあるゆえ、
あえて推したい作あり、吉村昭「孤独な噴水」(文春文庫版なら入手可能性大)、
チャンドラーのセンチメンタリズムやロスマクの内省とは無縁なヘミングウェイ、
ハメットに繋がるこれぞ透明感溢れる初期「ハードボイルド」。
とにかく読んで、反論があれば聞いてみたい。
探偵も殺し屋もギャングも無縁な日常性の中にも「ハードボイルド」は成立し得るのだ。 >>418
特に記録文学路線に転じてからの吉村昭は強靭なハードボイルドだろう。
中でも『高熱隧道』は下手なハードボイルド小説など足下にも及ばない荒涼殺伐、そして内熱の高さ。 >>419
「羆嵐」も凄いというか凄まじいまでの作。 >>418
何となくかの名チャンプ・大場政夫氏を彷彿とさせる話ですね。
本人のデビューより前の作品ですが。 しかし、大場政夫(あの矢吹丈のモデルとか)の最期は、同じハードボイルドでも
大藪春彦風だった・・・
破滅に向かい走り抜けていったというか。
ハードボイルド好きにも、アンチ大藪は多いな。 夜中でもサングラスをかけてると
「かんちがいハードボイルド」
と呼ばれるよね まあ、大藪春彦ってのちの門田泰明とかに連なるハードアクションの系譜だよね。
いわゆるハードボイルドとはちょっと違う気がする。 >>422
嫌いってわけでもないんだけど、俺も何冊か読んだけど肌に合わなかったな。
クルマと銃の描写を省いたら長さが半分になるんじゃないかと思う内様とか、
主人公は皆チートな歩くチンコで情の欠片もなく、女は皆発情期の犬みたいなとことか。
逆にお勧めとかあったら教えて欲しい。 >>426
> 主人公は皆チートな歩くチンコで
史上最初の(と、一般には思われている)ハードボイルドは性的不能者が主人公だったのになあ。 ハードボイルドファンには、大藪作品での一推しは前記した「ヘッドハンター」。
アクション要素は控え気味、ストイックに徹した原初ハードボイルド。
ヘミングウェイ、ハメットの路線が好みなら是非。
また、既に指摘されているとおり、大藪作品の多数を占める大アクション小説に
抵抗がないのであれば、「傭兵たちの挽歌」がこのジャンルの最高峰にある作
かと思う。 そういえば次元大介は性的不能者ではないかという説がネットにはある 原りょう好きにお勧めの日本人作家はいます?
大沢在昌の「氷の森」と「佐久間公シリーズ」は楽しめました 同じチャンドラー狂ということで矢作俊彦とか。
原りょう好きなら「ロング・グッドバイ」とかの二村シリーズは気にいると思うよ。
もう読んでるかもしれないけど。 稲見 一良の猟犬探偵シリーズがキャラでは近いかも
犬専門だけど 「ロング・グッドバイ」と書くやつはチャンドラー好き
「ロング・グッバイ」と書くやつはもぐり
例外はない >>431-432
ありがとう
稲見一良はよんだけど、矢作俊彦は未読なので買ってみます >矢作俊彦
どこかで見たことがあると思ったら、昔購読していたNAVIに連載していた人だったw >>431
両方読んだけど矢作は今一つ入り込めなかった。話が錯綜して分かりづらい所とか真犯人とその動機も分かりづらい所とかまでチャンドラーと同じ。
原と矢作の違いは例えるなら、ビートルズに心酔して影響を受けたバンドと心酔して完全にコピーしたバンドといった感じ。 逆にそういうところがいいという人もいるから、好みというのはわからないもので >>429
LUPIN the Third -峰不二子という女-は、見た? このスレもやはりチャンドラー好きが多そうなので、多数派の嗜好に合うか否かは
わからないが、本邦では遂に定着しなかった軽ハードボイルドの古典とも言える作
結城昌治「死者におくる花束はない」が復刊された。
小学館のP+ⅮBOOKS(電子書籍とペーパーバックの同時刊行)、紙の本は在庫
している書店が限定されているので、小学館文庫で刊行して欲しかったという感はある。
軽ハードボイルドといっても、ギャングや悪徳警官が登場する世界には非ず、
昭和30年代の東京を舞台にユーモアと巧みなトリックをまじえて
ロスマク風探索譚(結城氏には先に紹介したこれぞ
日本のロスマク世界「暗い落日」というシリアス路線の傑作もある)をやってみたという
異色とも言い得る作。面白く読み終えた。 矢作なつかしいな
短編集だけどマンハッタンオプシリーズがおもしろかった
当時作者のバックボーンはあんまり知らなかったけども
あーこいつチャンドラーとかほんと好きなんだなあと思った P+Dは幻妖桐の葉落としなんかもある
でもハードボイルドだとやっぱ結城かな
続巻あるならレアな作品がいいな すいませんチャンドラー初めて読もうと思うんですが村上訳か清水訳どちらがおすすめでしょうか? そういうのは好みだからな
本屋で確かめるしかないね 普通に清水訳だろ
春樹は翻訳的には正しいのか知らんがまだるっこしい 直井明氏が、清水訳チャンドラー作品(名訳との評価多し)は原文省略も多いとは
指摘している。
今思うと、我流な感大な田中コミさんの訳はどうだったのか気にかかるものはある。
「これはチャンドラーじゃなくカーター・ブラウンだろ(w )
これが多くの人の感かと思うが。 それにしても日本のミステリ好きって、本格・新本格に偏ってるよな。
気のせい?それとも、外国でもそうなんだろうか? >>449
今、海外では本格ほとんど書かれてないんじゃないの。 449みたいな声が出る日がこようとはなあ……
かつて本格は「死んだ死んだ、虫の息なら早く死ね」という感じだったのに
波というものがあるのだよ
ちなみに現在は、ヌルポ・ライトなミステリに押されて本格も盛り上がってはいないだろ SFと一緒でしょ
単にジャンル性が強いからそればかり読むコアな読者がつきやすいだけ 本格読んだことないけど、どうせ頭脳明晰なスカした美青年が前髪垂らしてフッとか言って難事件解決するんだろ?
読者がそういうのを求めてるんだろうな。草食系の精子の数が足らないような色の白い若者がそういうのを求めてるんだよ。 確かに、欧米では本格ミステリは、ジャンルとしては過去の遺物状態。
これ程、神の如き天才的な名探偵が活躍するミステリが人気を博しているのは
本邦ぐらいでしょ。
テレビシリーズがヒットした湯川も古畑も、正に絵に描いたような「名探偵」。
しかし、
>>454とか見ると、ミステリ板にも、今でも根強い人気がある金田一や明智の
風貌を知らない者がいるということを知る驚きはある。
海外にはコロンボ警部もいるし。
ハードボイルドだが、ロスマク、結城昌治の作品は謎解き要素、意外性が強く、
本格ミステリファンも手にする者が多かった。 >>454
読まない人間のひどい偏見
ハードボイルドだって「すかした男がカッコつけるだけの男のハーレクインロマンス」とか「殴り合いとか撃ちあいだけの体育会系読み物」とか思われがち
それと同じことを他のジャンルに言うのはNG ハードボイルドだって書けやしないさ
拳銃はおろかタバコを吸うのも気を遣うこんな国じゃな 拳銃やタバコなんか無くてもハードボイルドは成り立つだろ ネオハードボイルドには健康的な探偵も結構いた気がするが 初期のネオは、アル中、ニコチン中等、病んだキャラが多かった。
まだ、米社会全体に朝鮮戦争、ベトナム戦争のトラウマが残る時代ゆえか。 禁煙ができなくて悩む探偵まで出てきたからな
ハードボイルドは書けなくなったりしないよ ハードボイルドに謎とき要素は大して必要無い。必要なのは「生き様」
何かを信じ命を賭ければそれがハードボイルド。 >>464
少なくとも欧米のハードボイルド小説の歴史は「信じるべきものを全て喪った者たち」の物語から始まったんだが。 >>466
そう、『日はまた昇る』。
煎じ詰めればハードボイルドとは文体即ち「形式」の問題であって、物語やら人物設定やらの「内容」なんぞはどうでもいい。
だからどんな時代のどんな題材を扱っても、ハードボイルド小説を書こうとすれば書ける。
売れるかどうかは別にして。 >煎じ詰めればハードボイルドとは文体即ち「形式」の問題であって、
>物語やら人物設定やらの「内容」なんぞはどうでもいい。
これは、ど真ん中ストライクな見解であって、ゆえに俺もスタインベック、吉村昭と
いった通常は「ハードボイルドスタイル」という観点からは語られぬ作家に言及した
次第である。
しかし、その「文体」とは?という問題に立ち返ると、果たしてレイモンドやロスマクの
「それ」は、ハードボイルドなのか?
という疑問を改めて感じざるを得ない。
これぞ文句無しのハードボイルドスタイルと思わせたのは、非ミステリながら
ヘミングウェイの長編「武器よさらば」のラスト部分(恋人を失った主人公を描きながら
あの淡々とした締めの凄さ)、短編「殺し屋」の主人公ニックと2人の殺し屋の店での
緊張感溢れながらも淡々とした会話シーン、
全編通じてなら、ハッピーエンディングながら、甘さ皆無なハメット御大の「ガラスの鍵」。
本作をハメット最高傑作にして、原初ハードボイルドミステリの教科書とする論には
正に禿しく胴衣だ。 ヘミングウェイに関して、福田氏は本論に入る前にアメリカ文学の歴史を俯瞰し、社会主義的、文明批評的な小説が多く、欧州のような文学伝統の土壌がないところでアメリカ文学が育っていたが、と前置きしている。
だからパリのカフェで「あなたたちはロスト・ジェネレーションね」と有名な女流作家にヘミングウェイは揶揄された。それもまた有名な話であろう。
だが福田氏は『老人と海』を読んで、おなじ虚無主義の多いアメリカ人作家のなかで、ヘミングウェイに一種のストイシズム、イギリス清教徒の子孫としての倫理的なものを直感的に発見され、次のように言う。
「その虚無的な否定と冷酷な突き放しとにもかかわらず、むしろその反対の旺盛な現実肯定ないし現実謳歌を感じとる」
以前のヘミングウェイは「敗北者に同情を抱かない」。「勝ち抜き、生き抜く」男の冷酷と、思想のなさ、倫理のなさを描いてきたが、『老人と海』でトーンが変調していることを直感的に福田氏は感得したのだ。
つまり「否定を肯定に転換する」のが『老人と海』である。
過去のヘミングウェイの作品は「否定のあとに開けられた空洞を、もっぱら肉体的情念で埋めていた」けれども、『老人と海』も確かに「肉体的行動にたよってはおりますが、それが精神的に肯定されることによって、
倫理への通路が開かれている」として、福田氏個人も読後感は「心身の爽快さをおもえる」「剛気の文章」であると昭和28年に自ら翻訳した『老人と海』の解説を書いている。 英語もろくに喋れないヤツが文法がどうのとか能書き垂れてるみたいなもんだな。 結論としては、ヘミングウェイの最高傑作と評される「老人と海」は、
ハードボイルドなのか? 福田恆存とガートルード・スタインでググろうな。
ちなみにヘミングウェイの原文は〜and〜and〜の繰り返しで、
短い文章でも奥が深いよ。
興味があるならば「戦闘前夜」を原書で読んでみような。
スペインの地名だらけで痺れるぞ。
翻訳は端折りが多いらしい、高見浩版を推奨する。
割と淀みなく読みやすい。 >>475
村上春樹マンセーで、純文学の方が大衆文学より偉いと思ってる人だっけ? 「老人と海」は、ミステリの訳書も多い大久保康雄先先ではなく、
福田恆在訳なんだな。
「私は現代米文学について、ほとんど知るところがありません。・・・」
で始まる「『老人と海』の背景」という後書きというか、短い論考が付されているが、
ハードボイルド・ミステリに嵌った勢いでへミングウェイ作品も手にした
当時の少年(=俺)には「?」状態。
「老人はライオンの夢を見ていた」の一文のエンディングに至るまで、
作品そのものはマジおも状態ではあったのに。
「ハードボイルド・リアリズム」とか、まあ、訳者なりの観点から本作を
ハードボイルドだどお、と把握していたのはわかる。 ベストセラーになり、映像化(映画、TVドラマ共あり)もされたが、
果たして、このハードボイルドスレ住人がチェックを入れているかな?
と思うのは、現代ミステリ作家のトップランナーのポジションにいる
圭吾こと東野圭吾の「白夜行」。
「ハードボイルドの真髄は文体にあり」なら、本作も有りかと。
文庫版解説の馳星周氏は絶賛。 馳星周ってハードボイルドか?
暗黒小説という分野がなかったけ。 北方謙三の〈ブラディ・ドール〉がハルキ文庫で出ていた。懐かしい。 北方がミスターハードボイルド気取ってた時代があった
まさにバブル期! >>480
ここはハードボイルドのスレだ。
北方謙三の話はスレチ。 ハードボイルドの定義論はSFやライトノベルのそれと同様に不毛じゃないか だからこそこの結論でOKでしょ。
>「ハードボイルドの真髄は文体にあり」 文体からいえば村上訳はハードボイルドではないかもな
ノーベル賞永世候補的な意味では文学的ではあるだろうが アニメの91days、チャンドラー好きな人にはおすすめ
疲れた雰囲気、切ない哀愁をよく表現できていた
ヘミングウェイ-ハメット系を信奉する原理主義者には合わないかも >ヘミングウェイ-ハメット系を信奉する原理主義者
原理主義者も良しかなと(w
名無しのオプ、ブラッドステッター、ハリイ・ストウナー等々の
ネオも今ひとつ合わず。 ロスマク系原理主義ってのもあるかもなー。
あの世界観は嵌るものはあり。
勿論、チャンドラーのそれもありか。
70年代から80年代にかけて多く翻訳されたネオ・ハードボイルドの作家連の多くが
ハメット路線よりも、チャンドラーかロスマクのそれなのが残念な感はある。
昔から本邦での人気度は、チャンドラー>ロスマク>ハメットだから仕方ないのかもしれないが。 上のほうでロスマクに一番入れ込んだとか書いたモノだが
その三人の中で結局一番偉大なのはハメットだと思う
レッドハーヴェスト、デイン家、マルタの鷹・・・と一作ごとに
前作とは違った境地を切り開いていったのはすごいとしか言いようがない
俺個人は時代と描かれてる風景が現代日本に近く思える
ということでロスマクに興味を持ってきたけどね 日本人作家に和風チャンドラーやロスマクは書けても、
これぞ「原初アメリカ」な西部小説の気風を継ぐハメットは無理という説あり。
文体のみ着目なら、前記した純文学系の吉村昭氏はヘミングウェイ風な作も
あるが、ハメットは無い。 ハメットは西部小説も書いているし、軽ハードボイルドながらフランク・グルーバーという
作家は両ジャンルに渡り書いた。
そこで、ハメット風原初ハードボイルドの原点が西部小説にありと改めて感じさせる
良作が、チャールズ・ポーティス「トゥルー・グリット」。
映画化作品(ジョン・ウェイン主演の旧作とコーエン兄弟製作のリメイクあり)を
見た向きもあろうが、原作は14歳の少女を主人公にした、
これぞ一人称のハードボイルド小説。
映画版はリメイクの方が原作に忠実な作りだが、やはり1度は原作を手にして欲しい
ものである。 ,.- ‐── ‐- 、
,r'´ `ヽ お前たちは恵まれてるんだ!
,イ jト、 だから1000兆円の国の借金はお前に頼んだぞ
/:.:! j i.::::゙, 更に税金10%あげて、俺の面倒を見て、敬え
i:.:.:| _,, ,、--、 !:;;;;| 老人が遊ぶことで景気が回る、福祉は削減するな、
|;;;;j ,r''"二ヽ r'⌒ヽ !;;;! むしろ増やせ
,ヘ;;i! ,,_r ・,ン.:! {〈・_,>、,, jヘi! これからはシニア向けの街づくりだ、
〈 j>j、 "´, イ `ヽ ,':::〉! シニアを店に呼ぶために努力しろ
`ゝ.`, ノ、__,入 j::rソ なんだ、お前元気ないな
`゙i / ,r===ュ, `, '.:〔_ どうして家を買って結婚して子供を産まないんだ?
}! ! i.:::::::::::.:! ;! .!::::j::`` ー----─r- 、
, イ.:ト、 ゙===='′ ,イ!:::::!::.:.:.:. ゙, `ヽ最近の若者は全くクズで
_ノ /j.:::!:トヽ、 ´ ̄` ,ノ´ ,リ::::.:!:::.:.. i. \ どうしようもないな
,.r'´ /.::!:::::::| `ヽ`"""´ /ノ.:.:.:.:.::!:.:. | !
/ .:|.:.:.:::ト、 リ / !:. ! |
/ l , へ\! /'7ヽ |: j |
. / l/^ヾ:::ト、! j! l 〉、 | | . |
/ i .::| i| j! | / `ー'′ ! j! ! >>486
見てたけど今ひとつ入り込めなかったな。何かひと匙たりない感じ。
ファントムやノワールに比べれば遥かにマシだったが。 ハメットさんは自分も探偵業やってたのもでかいんだろな >>497
>ハメットさん
コメットさん?
大場久美子?
と思った俺はそろそろメガネを買い換えた方が良さそうだ >>497
労働争議の荒廃した街で闘ったというのも凄いよな
しかも(直接の因果関係があるわけじゃないが)ルックスはカッコいいし
チャンドラーは自作のマーロウについて「こんな男は探偵にはならない」とうそぶいたが
その論法で言いたい、「ハメットのような男はフィクションなんて相手にしそうにないのに、
それを真剣にやったのが不思議であり収穫だ」と 写真で見るハメット御大は、うるさ方リリアン・へルマンおばさんがぞっこんだったのも
納得な渋いカッコ良さ。
映画ではジェースン・ロバ―ズ、ジェームス・コバーンという渋いメンツが演じている。
ただし、我らがコンチネンタル・オプのモデルは、自身ではなく、探偵社勤務時代の社内一の腕利きの同僚とか。すらっとしたスマートな探偵ではなく、ガタイが良いタフガイ、
日本人なら、俺はいつも元横浜・中日の谷繁を想起する。 サム・スペードの描写が
ハメットそっくりと言われてたはず。
・・灰色の目と濃い眉、尖った顎が3つのVの字を描き、
金髪の悪魔を思わせる容姿・・ ジョー・ゴアズの『ハメット』もええよ。ハメットが主役の小説。
あとダン・カーニー・アソシエイツのシリーズも読んでほすい。
ビル・プロンジーニの肺癌を恐れる名無し探偵シリーズ、
マイクル・Z・リューインのアルバート・サムスンやリーロイ・パウダーのシリーズ
なんかも読んだな。
ネオ・ハードボイルドの作家でもバカにできんぞ。 ネオハードボイルドはマットスカダーだけで十分だったな俺は D(E)NAならぬDKAことダン・カーニー・アソシエイツ・シリーズは
角川文庫で愛読したものである。
87分署シリーズの如く、警察の集団捜査ものはあるけど、
探偵事務所による集団捜査ものというのは珍しい。
ハードボイルドは、孤高のプライベート・アイという固定観念を破る面白いシリーズ
であった。
余談ながら、このシリーズ作品かと、よく確かめずに、角川文庫ゴアズの名前で購入
した新刊(当時)に「マンハンター」がある。
最後の最後にドンデン返しがあるハードボイルドタッチのクライムノベル、
DKAとは異なる面白さあり。 ハードボイルドとは何だろう? 文芸評論家だの文学部教授による
学問的な定義はあるんだろうけど、自分的には、これは自分の好きな
本のジャンルなので、その限りで好き勝手に言わせてもらうなら…
まずは、すごく通俗的であるけれど、やっぱ騎士道精神、男の生き様、
規範へのこだわり、これよね。このこだわり自体は、それが道徳的に
望ましいこととして描かれているのではなく、むしろ不毛な、不条理
なこだわりというか、意味なんてないとわかっていても、半ば意固地
になってのやけくそ的に、守るために守る的な感じいい。
で、短めの文、簡潔な表現。一人称で、心理描写はなし。「棒。」
みたいなのね。女の腐ったのみたく心の中で思いだの何だのを
女々しくくどく吐露しない。 騎士道といえばアーサー王か
たしかにあの話次から次へと
騎士が死んでいくよな
感情移入も抜きで 一人称のイメージが強いハードボイルド小説だけど、
理想型は果たしてそうだろうか?
ハメットの「ガラスの鍵」(最高傑作の評もあり)、
短編ながらヘミングウェイの「殺し屋」(ハードボイルド小説の教科書の評あり)とか
思うと。 「ダーティハリー」のドン・シーゲル監督が、ヘミングウェイの「殺し屋」を素材に
映画化したのが邦題「殺人者たち」。
何と後の米大統領ロナルド・レーガンが悪役で登場。
作品そのものはどうってことないが、吹替版は、
リー・マービン=小林清志、アンジー・ディキンソン=二階堂有希子、
ハードボイルドタッチだった最初期ルパン三世を好む向きは
このキャスティングに興を惹かれるかも。
次元と初代不二子のガチ共演。
リチャード・スタークの悪党パーカー・シリーズ第1作「人狩り」の
映画化作品「殺しの分け前 ポイントブランク」も、マービンとアンジーの共演作だが、
マービンの吹替は小林清志で同じだったと思うが、アンジーは? 三人称はなんか違和感がある。神の視点で余計な心理描写とか
作者が書きすぎる感じがあって。 「ガラスの鍵」や「殺し屋」には心理描写は一切無い。
究極のハードボイルドスタイルと言い得よう。
前者はハッピーエンド、後者はバッドエンドと対照的なのだが、
両作品の読後感は良い意味での無味乾燥というか、独自の乾いた味わいが
印象的。
ハメットだと、醜男探偵アレグザンダー・ラッシュが活躍する「殺人助手」も、
これぞハードボイルドという作。
残念ながらラッシュは本作のみの単発キャラだ。 三人称で心理描写がないのが真のハードボイルド
一人称で「僕は悲しかった」というようなのも悪くはないがね >一人称で「僕は悲しかった」というようなの
ぜったいヤダ!
でもまぁ日本人は私小説好きだわね。 女々しいとは思わないが気障、ええカッコしいなのは間違いないチャンドラー好き
が多い本邦、
ハードボイルドの後継と言われる作家たちも内外問わず、結局、この路線が主流。
ネオハードボイルドも「駄目な俺様に酔う」語り多し。 寒くなるとわたし早川莉里子(剛)はヘラって男の人なら誰でもよくなります(腐女子で元レズです)
ハメ撮りで有名な相馬ドリルおじさんと二人でラブホに行って服を全部脱いで
裸を見てもらいながらエッチなことして写真を撮ってもらいます
http://i.imgur.com/OkhHEg3.png
男のニコ生主さんと沖縄旅行に行ってオフパコしたのも冬です
バンドマンの男の人と内緒ではじめて会ったのは今年の夏です この夏は三人の男の人と会いましたパコは二人です
わたし土井莉里子はこういう世界に住んでいるので
裸の写真が一生残ることに抵抗なんてないんです (色んな男の人に丸出し写真いっぱい見られてるのも知ってます)
わたしの人生なんてどうでもいいんです(少年Aさんとも仲良し)
http://imgur.com/a/S3zdd
三鷹か吉祥寺で見かけたらナンパしてください 寂しい・・・
http://i.imgur.com/HMeYFEy.png
http://imgur.com/a/bCTQo >>516
まあ、「本当にハードボイルドな人は小説なんか書かない」そうなのでw。 最近の国産ハードボイルドでは若竹七海の「さよならの手口」と「静かな炎天」
が面白かった。 「源にふれろ」をゲット!やっぱ、本は足で探したほうが発見の感動が湧くなあ。
さあ、読むぞ!! >>526
関係ない関係ない。どんどんハマって下さい。 >>525
ほんとその通り
電子書籍だのキンドルだのは邪道、ガキのオモチャ
源にふれろは大好きなんで嬉しい 最近になって文庫で復刊されたジェイムズ・ディッキー「救い出される」(新潮社)を
読んだ人いるかな?
ジョン・ボイト、バート・レイノルズ主演の映画「脱出」の原作。
映画はハードボイルドタッチと言えないこともないスリリングな展開続出の佳作なのだが、
意外や原作の雰囲気は・・・しかも邦題はネタバレ気味。 オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 翻訳家の宇野輝男さんが亡くなられていたとの事。
ロスマクドナルド「ブラック・マネー」で知りましたが、
小笠原さんや小鷹さん、菊池光さんともまた違った文体でした
ご冥福をお祈りします。 プードルスプリングスちょっと読んだけどなんだかチャンドラーっぽくないなやっぱりいかにもパーカーっぽい探偵になってるな
リンダと語り合うシーンとかリーと語り合うシーンとかマーロウがなんか安っぽいプレイボーイみたいに思えるんだが
チャンドラーマーロウってもっとウェットに富んでて辛辣だと思ったんだが 村上春樹
「このあいだNHKで放送したミニシリーズ『ロング・グッドバイ』をDVDで見ました。
とても凝った映像で、主役の浅野忠信さんも好演していました。
舞台のロサンジェルスを戦後間もない日本に置き換えるという設定自体はとても興味深いんですが、
チャンドラーの文章力の強さというか、原作のイメージがあまりにも深く僕の(僕らの)頭に
染みこんでいるので、すっとそこに入っていくことはわりにむずかしかったですね。
これはしょうがないです。アダプテーションの善し悪しではありません。
これはこれとして非「非寛容」に楽しむのがいちばんだと思います。」 ドラマとしても面白くなかったからなあ
好みなんだろうけど 果たしてハードボイルドの範疇に入れて良いのか分からんが
「ノース・ガンソン・ストリートの虐殺」
途轍もなく殺伐とした展開(結構グロ)は好き嫌い分かれるところだが
テンポは良いし、無骨かつ真摯な主人公のキャラも好みで個人的には
読み応えアリ。 >>536
優れた小説は映像化し得ないと誰かが言ってたね。 https://ameblo.jp/karasawa-san/entry-12247047288.html から抜粋引用。
――私立探偵だったり悪人と銃撃戦をしたりというのがハードボイルドではなく、ハードボイルドの元祖たるヘミングウェイの小説が、
乾いた文体で酒やタバコ、食事へのこだわりを描いた(人間心理をモノへのこだわりで表現する)もの、という原典への知識――
――もともと男の、どうでもいいことに対するこだわりを通俗ハードボイルドのパロディとして描いていた久住昌之が、それを王道として描ける谷口のペン力に着目したのだろう。
彼のペンの描くところ、単なる古臭く薄汚い路地が大衆食堂が、とてつもなく魅力的な“男のいるべき場所”へと一変する。まさにペンの力、であろう――
このへんはハードボイルドを語るときに覚えといたほうがいいと思うけど……となると、ハードボイルドって一体なんだろう? どうもわからん 乾いた文体まではともかく拘りを描いた云々は?って感じだな。
ただ、改めてハードボイルドとは何かって聞かれる簡潔に答えるのが難しいのは確か。
主観を除いた文章、もしくは小説の形式って答えるのが無難なんだろうが、好きなハードボイルド小説はその枠外にあるというw
最近は「男の美学を書いた小説(キリッ」って解説もそれはそれでありかという気がしてきた……。 > 男の美学を書いた小説
でも、それだとP・D・ジェイムズのコーデリア・グレイ、サラ・パレツキーのV・I・ウォーショースキー
など女流作品が入ってこないことになる ハードボイルドに限らずだけど大概のジャンル分けって厳密な定義不可能だよ
「大まかな定義」+「その定義からは外れるが一般的にこのあたりも含まれる」ぐらいが限度なのを意識しておかないと不毛な論争になる
作品より先に定義が作られて限られたクリエイターだけが創作してるとか
特定の年代の作品群を指すとかの例外的な事例でないと無理 >>541
それもそうか。
細かい定義を考えてもしょうがないってのもその通りだね。
女性ジャーナリスト爆破事件で女刑事の死を思い出した。あれはハードボイルドだな。 >>541
男というより個人の、美学というよりは矜持ではないだろうか。
結局はもう、読者の感性次第という事になると思うけれども。 >>99
日本の掲示板のハードボイルドスレですら>>126な感じなのだから
アメリカの犯罪小説でいきなり殴り掛かることくらい何でもないです >>181
辛辣ですね
下訳から自分流に改変したとこだけ駄目だと >>247
> ただでも原文の言い回しはかなり古い表現ある上にいちいちややこしい表現にしたり
> 古いスラングとかの意味から調べんとならん手間とかあるし
amzon kindleでword wiseをオンにすると
そういうのには簡単な説明の吹き出しルビが付く
> あれ翻訳すんのかなり難しいと思うよ
そういうレベルの人は翻訳をしてはいけない >>266
作家の事情を勘案して作品を読み解くのは
作品の読み方としてはやや邪道だが
チャンドラーの主人公は作家と同じく
パブリックスクールの流儀を曲げずに生きてる
ジョン・ハウスマンなどの証言がある >>307
映画はセリフが変わってるよね
> Tall, aren't you? 背が高いわね
> I didn't meant to be. なろうと思ったわけじゃないがね
< You're not very tall, are you? あまり高くないのね?
< Well, I try to be. まあ努力はしてるんだけどね
多分劇場では笑いが漏れてたところ
あのカーメンの登場シーンはすごくうまく撮ってる
色々改変もあるけど非常にレベルが高い映画化
以下ネタバレ気味注意:
ミッチャム版はリアリティ重視なんだろうけど
最初からカーメンが頭おかしい事バレバレ
それはアカンやろ >>212>>355
婆や萌えの坊っちゃんまでハードボイルドに入れる広い解釈なら
中国の史書やイーリアスのオデッセイアも入るのでは?
オデッセイアなんて
仲間に助けを求めたけど断られて
けどまた助け求めに行ったり
女房が寝取られそうになっていたり
変名変装でぬけぬけと登場したり
どこかで読んだような話ばかり >>549
ミッチャム版はキチガイみたいになってたもんね
まぁみんな知ってる落ちだからそうしたってかんじなのかね >>548
自分が曲げないだけでなく
仕事仲間にもそれを求めたことは
一緒に脚本を書いたビリー・ワイルダーの証言がある 東直己の『探偵はバーにいる』を読んだ。
ライトハードボイルドか、と思った。 やばい。本自体をほとんど読まなくなってしまった。
以前は通勤時に電車内では欠かさず読んでいたのが、スマホを持つように
なってから、手軽さのあまり2chのまとめサイトばかり読んでしまっている…!
Kindleで小説買ったりもしてるし、これのおかげで文庫本よりかずっと
手軽に読めるようになったのに、なぜこんなことになってるのか…
小説も別に教養のためとか何かのためにに読んでるわけではないけれども、
さすがにまとめサイトの何のプラスにもならないゴミ記事に時間を費やす
よりかいいはず。てか「ご趣味は何ですか?」「まとめサイトば閲覧です!」
とか絶対言えない…
2chブラウザでニュース系の記事見るのはまぁいいとして、まとめサイトの
アプリはもう消しとておこう…
今日は帰りにkindleの馳星周の続き読むか。 すっごい分かるわ全く一緒だ
読書大好きの活字大好き人間なのに
気が付くと、しょーもないネット・サーフィンやココ2ちゃんにいるw
後で「ああー時間の無駄使いしたーっ」て凄く後悔するのにね
考えれば活字が好きなのでネット読むのも活字だから元は一緒なのかも知れんが
ホント、アプリから消すかPCならお気に入りから消去するしかないと思ってる
ネット中毒とか、若い人事ばかり言えんなあと反省しきり
自分も元の本好きの活字中毒に戻らなきゃ読書する貴重な時間無駄にするー
みんなこんなゴミ溜めのネットにいる他どこでいつハードボイルド小説読んでるのだ それな
多分体力の低下≒老化
いやマジで
習慣として文章は読みたいけど
長文や小説読むだけの気力体力ないと無自覚にネットの短文に依存するねん
諦めてメリハリつけるぐらいしか対処法がない ハードボイルドは登場人物や筋が分からなくなるの多いしなあ
細切れで読むと 2chまとめサイトは見るけど、だんだん飽きてきて、今は本に回帰したよ。
2chまとめ面白いけど、タイトルでレスの内容が大体想像がついて、実際にその通りなんだよなぁ。 闘病で体力削られそうなんで
景気づけにヘミングウェイ読むわー おなじく!読みたいと思いつつも、ついついスマホゲー。。 浮気されて復讐みたいなやつね、
ある意味ハードボイルド…なわけない。 >>558
そう?チャンドラーと矢作俊彦以外は大体わかるけど。 ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ スーグラフトン女史逝去
アルファベットシリーズは読んだ事がないが(男の読者なので)、
90年代にハードボイルドジャンルを小鷹さんの本で学び始めた頃から認識はしてました。
R.I.P >>565
おお、そうなんですか。悲しいなあ
「アリバイのA」「泥棒のB」ぐらいしか読んでないけど・・・RIP (´・ω・`) 各所で話題になってるが
ついに原りょうの新作が出るんだな
14年ぶりだとか ↑釣りにあらずw。
http://jump.5ch.net/?https://www.hayakawabooks.com/n/ne98118a27458
いやあ、新年早々これは縁起がいいのか?大災害の前触れか? ついに2018年3月1日、14年ぶりとなる最新作『それまでの明日』が刊行となる。
『それまでの明日』あらすじ
私立探偵・沢崎のもとを訪れた紳士が持ち込んだのはごく簡単な身辺調査のはずだった。しかし当の依頼人が忽然と姿を消し、沢崎はいつしか金融絡みの事件の渦中に。14年もの歳月をかけて遂に完成したチャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作。 マーロウってよく魅力的な男って言われるけど
小説をそのまま読めば減らず口を叩いて事件や風景を通過してるだけだよな(長いお別れは別)
そういう意味で言うと春樹の(というかJCオーツの)評は当たってる
(自意識を超えた雄弁、てやつ)
純粋にヒーローとして男として魅力的なのはスペイドの方だと思う 長いお別れでは個人的に納得行かないからでかき回した挙句
死人増やしてるから探偵としては最悪の部類だな 深夜プラスワンの新訳読んだけどなんか軽い印象でモヤモヤする。やっぱこっちが古い人だからかな。 新作も出ることだし、また最初から読み返そうかと本棚を探したら見当たらない。
処分してしまったらしい。
絶対処分対象にするはずがないのだが、断捨離して読みたくなったらまた買えば良いとチラッと考えたときにやっちまったようだ。 思い切って処分した小説にかぎって読み返したくなる法則 >>576
あるある
現在の俺にはロストーマスがそれ 若干スレチだが狩撫麻礼もお亡くなりになったそうで
近年だと大川端探偵社がちょくちょく良いエピソードあって読んでた
R.I.P >>574
同感。新訳者は一人称に無頓着だね。旧訳に戻すべき。 >>578
原作、狩撫麻礼だったのね。
知らんかった。
ご冥福をお祈りします。 >>579
矢作俊彦に打診があったみたいだけど断ったのかなぁ。矢作訳読んでみたかった。 >>581
矢作は「チャンドラーが好きなだけで、ハードボイルドなんか好きじゃない」みたいな事を公言してたからねえ。 >>570
探偵がヒーローではあり得ないという現実認識からハードボイルドは始まる >>570
スペードはヒーローじゃなくてハードな策士だから警察にも楯突くし裏切りには当然相応の報復をする >>571
現状の消極的是認を行う人ばかりだと
ハードボイルド小説どころか
探偵小説すら小説として成立するかどうか疑問 ハードボイルド小説における探偵の役割は事件を解決することじゃないもんね 探偵さーんになったら 探偵さーんになったら 友だち100人できるかな ♪ >>570
「自意識を超えた雄弁」はチャンドラーのことだ オンブレ (新潮文庫) 文庫
– 2018/1/27
アリゾナの荒野を行く七人を乗せた駅馬車──御者メンデスとその部下アレン、十七歳の娘マクラレン、インディアン管理官フェイヴァー夫妻、無頼漢のブレイデン、そして「男」の異名を持つジョン・ラッセル。
浅黒い顔に淡いブルーの瞳、幼少期をアパッチに育てられた伝説の男と悪党たちが灼熱の荒野で息詰まる死闘を繰り広げる。レナードの初期傑作二作品を、村上春樹が痛快無比に翻訳! もうホント真面目な話、『マルタの鷹』再映画化しろよご本尊のアメリカ(イラッ)
お金かけたお子ちゃま映画でしかないマーベル大量生産はもういい
大人になる時だ、ハリウッド(バイデン前副大統領風) それよりハメット短編全集の続きはもう出ないのかね?
チャンドラーは長編も短編も新訳出たのに悲しいことよのう >>266
はっきりとは書かずほのめかしているだけだが、
レノックスはランディ・スターの犯罪シンジケートの一味。
ほのめかしているだけなのは、
語り部のマーロウがはっきりとした証拠を持ってないから。
しかしほのめかしているだけと言っても
戦友三人のことはかなり長々と書いていて、よく読むとなんとなく分かる。
例えば、再婚の理由は書いてないけど、
レノックスの性格設定から言っても目的なく感情だけであの再婚はしないはず。
一度ヴェガスのスターのところに戻ってから再婚したのは何故かなど。
戦友三人の部分だけレノックスの正体を考えながら熟読してもかなり面白い。 トレースとチコのやつ読み直したいな。中古しかないよね。このシリーズに限らず廃盤した作品は電子で出し直してくれればいいのにな。 >>596
新刊はともかく絶版書に関しては出版社にその体力がない
著作者あるいは著作権継承者との交渉だけでも大変
メディアが違うから昔の契約のままでは無理
日本の場合大抵口約束だし
Googleのlibrary projectが実際に実施されたのは
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアのみ
これらの国では和解で決められた金額を著作権者に払えば
Googleブックスでスキャンしたebookを販売できる
ただしル=グインのように全米作家協会から離脱して
和解対象に入ってない作家もいるが
協会が協会員全員の著作が含まれる包括的契約となる和解をした
イノベーションを起こそうとする企業にビジネスチャンスを与えないと
なかなか進むものではない
出版社主導では作家と出版社が揉めることにもなりかねないので
amazon kindleも同様の契約をやってる
ただamazonはマーケットプレイスの古書販売でやや揉めてるが フィリップ・マーロウの教える生き方
刊行日: 2018/03/20
全篇村上春樹の訳で贈る探偵フィリップ・マーロウの名言集
フィリップ・マーロウの言葉から人生を学ぼう。愛、女、死、酒、チェス、煙草、ハリウッドについて――レイモンド・チャンドラーの生み出した探偵マーロウの至言をテーマごとにチョイス。全篇村上春樹の名訳で贈る珠玉の名言集。訳者による巻末解説も収録! 俺はチェスやるけど一般の人にはあんま意味ないのでは だが断る
おれが最も好きなことの一つは自分が強いと思っているやつに「NO]と言ってやる
ことだ。 こういう上っ面撫でたようななんちゃって名言集腹が立つわ
村上春樹で売りたいだけだろ BS11の「ジェラール・ドパルデューの欧州美食巡り」の後半でスコットランドにあるフィリップ・カーの屋敷を訪ねていた。愛読者で友達らしい。
ドパルデュー「グンターはどんな女とも寝る方法がわかるんだ」
カー「私がモデルさ」
みたいなこと言うとった。 そのフィリップ・カーがお亡くなりになったらしい。合掌。
ソースはイアン・ランキンのツイッター
まだベルリン・クライシスしか読んでいないけど、本格的に読み出そうかな >>604
62歳か
結構早いな
8ヶ月のガンの闘病後とあるが
何のガンかは英語で検索しても書いてないな ジム・トンプスン=著 田村義進=訳本邦初訳
殺意(2018年3月30日発売)
悪意渦巻く海辺の町ーートンプスン・ノワール、鮮烈な傑作
罪悪の世界でがんじがらめになっていることを自覚し、虚ろな笑いのなかでそんな運命のなりゆきに自分をゆだねる人間。
それがジム・トンプスン的な究極の人間の姿なのだ。(中条省平 本書解説) ハリルがマイオラノス君のように
涙を見られないようにさっとサングラス掛けてワロタ 俺がワーナーとかMGMとか20世紀FOXの重役なら(またまた傲慢な仮定)
ジョゼフゴードンレヴィット(The Dark Knight Risesの警察官でロビンの人です)
でリュウアーチャーを撮らせるけどなあ >>590
ブリジットオショーネシー・・・スカーレットヨハンソン
エフィたん・・・アンハサウェイ >>609
こういう痛いのがハードボイルドファン名乗ってるんだからそりゃ衰退するわといういい見本だな まず、ジャン=ギャバンものを初めとするフィルムノワールを吹き替え版で出して欲しい。 本格ミステリのファンも大好きロス・マクロナルド
やっぱりさむけは最高 ロスマクが創元に移ったことを知らなかった
ハヤカワの文庫は不思議と古本屋でも見かけない
自分が初めて接したハードボイルド作品も「さむけ」だった
村上春樹の新訳で、かえって旧訳も注目されたチャンドラーみたいに
再評価、もっと読まれますように >>615
いや『動く標的』は前から創元でしょ
田口俊樹さん(俺的に名前だけで安心・買える翻訳家の一人)が担当というのは驚いたけど
なお俺はハヤカワ文庫のロスマク「全集」は
『ファーガスン事件』と『トラブルはわが影法師』以外は全部揃ってる ミリオンカ〉の女 うらじおすとく花暦
単行本 – 2018/3/26
高城高 (著)
ロシア人・中国人・朝鮮人・日本人の雑居地であった、明治時代の極東の港町ウラジオストクをリアルに
描き出した異色の悪漢時代小説(ピカレスクロマン)です。
宝石』の短編懸賞に「X橋附近」を応募し、1位を受賞した。この小説は江戸川乱歩に絶賛され、現在では日本のハードボイルド小説の嚆矢とされる。
1970年まで短編を中心に作品を発表し続けたが、以降は沈黙[していたため『幻の作家』と称された。
2007年 作家活動を再開 人の愚かさをじっくりとあぶりだす手腕に脱帽だ。遅咲きの新人、おそるべし。(馳星周)
鯖 (文芸書) 単行本 –
2018/7/21 赤松利市 (著)
第1回大藪春彦新人賞受賞者、捨身の初長編62歳、住所不定、無職。平成最後の大型新人。鮮烈なるデビュー!
逃れられない貧困と暴力が、日常を狂気に染める!
紀州雑賀崎を発祥の地とする一本釣り漁師船団。かつては「海の雑賀衆」との勇名を轟かせた彼らも、時代の波に呑まれ、終の棲家と定めたのは日本海に浮かぶ孤島だった。
日銭を稼ぎ、場末の居酒屋で管を巻く、そんな彼らの生を照らす一筋の光明。しかしそれは崩壊への序曲にすぎない ハードボイルドて定義がムズイけど
おれてきには女性に惑わされないこと
つまり性欲はサクと処理して
恋だとキモイとして
できるだけ女性から離れること
これにつきる ノワールはすぐ女に流されるからな
そこが大きな違い 588 名無しのオプ[sage] 2018/08/21(火) 02:44:52.24 ID:Osdkh0Xh
柚月さんに負けた男子ってこの人?
北方?
結論
2人とも柚月さんに完敗w ハードボイルドを内容で定義しようとするからこじれるのだ
純粋に現象面で捉えろ
感情移入を拒む文体と >>623
とりあえず己の肛門に己の頭を突っ込んどけ マーロウはなんと結婚するし
結婚した女と離れてた時に
依頼人の秘書を家に入れたのに
思い出を大切にしたいとか言って
その女の家に場所変えしてセックスする
プレイバックや真珠は困りものなど
押し売りでいい女を救うケースもある
どっちも依頼人女性とのセンチメンタルな別れで終わってる
>>620には全然当てはまらない
チャンドラーは女性とのセンチメンタルな話が好きでたまらない人
待っているなんかもかなりやばいセンチメンタルドラマ
あの話にどうしても女性を入れたい人
同じような話のヘミングウェイの殺し屋とは違って >>629
そういうところがまた日本人に一番人気が出る理由だろうね
でもチャンドラーでパッと思い浮かぶ名キャラクターは大鹿かレノックス君になるんだよな >>623
男のハードボイルド作家の時代は終わったね 負けたな、大沢在昌
162 名無しのオプ[sage] 2018/11/04(日) 12:44:42.50 ID:8Jb4ytZY
乳の強調がマジ凄い!
どんだけ乳に誇りもってんだよ!w
https://goo.gl/images/tHFz4b 大薮春彦の野獣死すべしを今読んでて、ハードボイルドにハマりそうです。もともと社会派ノンフィクション系の本は学生の頃結構好きで読んでたんですが、社会派+ハードボイルドでオススメあったら教えて欲しいです。 >>638
夏目漱石「二百十日」「坑夫」
広津和郎「風雨強かるべし」
水上勉「飢餓海峡」
吉村昭「高熱隧道」「陸奥爆沈」
沢木耕太郎「テロルの決算」 スペンサーシリーズで、冬の事件てありますか? 冬のボストンをどのように描写しているか興味あります。 「チャイナタウン」「ロンググッドバイ」「青いドレスの女」みたいな映画が好きなんだけど70年代以降のハードボイルド探偵映画で何かおすすめないですか? >>641
なんだか特定の作品のタイトルをあげるよう、誘導されてるような気がしないでもないけど....
スペンサーもので冬を舞台にした名作といえば、もう 『レイチェル・ウォレスを捜せ』 でしょう >>642
ミッキー・ローグ主演の 『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』、『エンゼル・ハート』 などは
ハードボイルドの雰囲気がなつかしい映画だと感じた
ただし前者は一匹狼の刑事、後者は探偵が主人公だけどホラー映画という変化球 さらに変化球で「ブレードランナー」劇場公開版(デッカードのモノローグ入り) >>645
うらぶれた場末感漂う原作が、
映画では蕎麦屋の親爺の登場で一気にハードボイルドになったよな。
――と、映画未見の若い奴等を騙してみる。 >>644-645
ありがとうございます、観てみます
>>641
いま「冷たい銃声」読んでるけど11月〜3月のボストンが舞台です >>642
エルロイ原作の「ブラウンズ・レクイエム」
マイケル・ルーカーがとにかく良い。 >1 >600-648
ハードボイルドっぽい小説
1996年 故 半村 良 著人間狩り 寒河江伝説(東北自治区 2030)
映画 天国の大罪
1996年 村上 龍 五分後の世界 ヒュウガウイルス
1999年 水木 楊 2055年までの人類史 前半
2004年 故 打海 文三 著 ハルビンカフェ 応化戦争記
2008年 深町秋生 著 東京デッドクルージング
2008年 森 達也 著 東京スタンピード
TRPG サタスペ! TRPG トーキョーNOVA
ゲーム バイナリードメイン アニメ シャングリラ 前半
近未来の日本、
少子高齢化社会ギガ加速、福祉費用テラ増大での各種増税加速、
また、露中イラン朝鮮半島あたりが起こす、
グローバル気候変動の激化、アジア太平洋同時多発動乱激化も含め、
さらに各種重税加速、インフレ加速で、狂乱物価気味、オイルショック気味。
こういうスタグフレーション慢性構造不況激化から、
黒船襲来後の江戸幕府崩壊直前や、
大日本帝国最末期、旧ソ連末期 今なら
トルコ エジプト タイ パキスタン メキシコみたいになる、
近未来の、エスニック トロピカル バイオレンス ジャングル
ウヨマッチョ化する、>1ダークハードボイルド、ブラッディ化日本。
いっぽうで、日本経済の衰退から、欧米アラブなど外資に依存、
また、外国人低賃金労働者のギガ流入と定着、
社会の荒廃化などで大都市近郊は、スラム化しはじめ、
>1ダークハードボイルド、ブラッディ化する
エスニック トロピカル バイオレンス ジャングル ウヨマッチョ化する日本。 >>459-470 >543
最近の、2013年以降の、自公安倍政権での、ID:w8LhzCIh日本、
各種重税加速、アベノミクスでのインフレ加速 インバウンド依存から、
スタグフレーション慢性構造不況激化で、
ダーク・ブラッディ ハードボイルドID:w8LhzCIhすぎだろ・・・
ここ数年の、ID:w8LhzCIh日本各地で、大麻ラリパッパ中毒者増大、梅毒患者感染者急増。
神奈川県 川崎市 簡易宿泊所放火 11人焼殺。
餃子の王将会長 射殺事件。横浜市 大口病院 看護師が、患者多数を殺害。
神奈川県 相模原市 自公アベノミクス政権サポ 植松さとし 障害者19人惨殺。
埼玉県南部 ペルー人元工員、強盗で、日本人6人を大虐殺。
神奈川県 座間市 ホスト崩れ男が アパートの一室で、ハロウインに9人斬首。
2018年4月 滋賀県 彦根市の交番で、警官が上官を射殺した事件。
2018年5月 熊本県 熊本市で、刃物を振り回す通り魔、警官に射殺される。
2015年、爺が、新幹線車内で、焼身自殺 巻き添えで焼殺。
2018年 30代男が新幹線で、鉈を使い、モヒカンヒャッハー襲撃殺傷事件。
ここ5年、東京都心部 富岡八幡宮、神奈川、千葉、茨城、群馬 青森、
淡路島、山口、鹿児島、愛知等で、
多数殺人、集団リンチ殺人、高齢者連続殺傷が相次ぐ。
2018年6月、富山県 富山市で、元陸自隊員が、警官を殺害、拳銃を強奪。
警備員が射殺される。元陸自隊員は、他の警官との銃撃戦で重体。
2018年10月 大阪市平野区で、警官隊が、パトカーに衝突を繰り返す
アジア系自動車窃盗団一味を一斉射撃で、射殺
2019年元旦、原宿駅前、明治神宮そば、竹下通りに、
大阪府 寝屋川市の20代男が、軽自動車で突っ込み、多数の歩行者を跳ね飛ばす。 原寮は小説を余り出してないからこの際全部読んでみた。
面白かった。
ただ気になったことが2つ。
最後の1〜3章が常に蛇足。
チャンドラーは隠された本筋をいつも最後の1〜3章に持ってきているけど、この人のは蛇足。
大筋の構成が結構下手。特に「それまでの明日」は酷い。
海津はいなくても本筋は成立するが、それなのに無理やり絡めてる。
それでも最後以外は面白く読めるから、筆力はかなりある人だと思う。
初期の河野典生に比べると、かなり筆が滑るって余計なことを書く感がある。
チャンドラーもプロットがよく槍玉に挙げられるが、プロット自体は結構しっかりしていて、
人物の出入りがゴタゴタしていて、未解決の問題を残すだけだと、
和製チャンドラーの原寮を読むとよく分かる。 〜 の文字化け。多分
いい加減5chはUnicode対応すべきだと思う 木村二郎のジョー・ヴェニスシリーズは結構面白かった
やや軽めだけどハードボイルドになってる >>638
大薮春彦はいくつか読んだけど好きになれそうもない。やたらとメカのうんちくばかりで。車のエンジンがどうのこうのとか、
拳銃の種類や性能がどうとか、ついていけないものがある。 大藪春彦は過大評価だと思うわ
プロットがだいたい同じで主人公のキャラも似通ってる
車や拳銃についてもあれは描写じゃなくて説明
ネットが普及してない時代であそこまで詳しく長々と説明できてたのはすごいと思うけど ジャパニーズハードボイルドは池波正太郎あたりの時代劇につきる
あとは日本人じゃない人の暴力小説
北方謙三は許す >>659
血と暴力、セックスと女といえばミッキー・スピレイン。ハメットの『血の収穫』とか。 >>615
ロスマクはハードボイルド小説なんかね?
シリーズ中にどんどん探偵が空気化していくのは作者本人も書いてるが
それならハードボイルド小説じゃなくてゾラ流の自然主義小説なんじゃないか?
現代アメリカだから探偵が出てくるだけで社会告発小説に近い小説
トリックに重きを置かない社会派推理小説としては
非常に良くできてると思うが
登場人物の置かれてる状況が過酷なだけでは
ハードボイルド小説ではないと思う
探偵役がその状況にどう対応するのかが問われてないと
そういう幅広い基準、つまり過酷な状況に行動で抵抗しなくてもいいなら
蜻蛉日記もハードボイルド小説になるんじゃないか? >>662
ハードボイルドの始祖(と安易に信じられている)「日はまた昇る」には探偵なんぞ出て来ない。
探偵の存在はハードボイルドの要件ではない。
ハードボイルドというのはただの文体だ。
それ以上でもそれ以下でもない。
内容如何は全く無関係。
上の方のレスにもあるように、ラブコメだろうが日本古典だろうが充分ハードボイルドになり得る。 それでは、ハードボイルドな映画など存在しないんだな
映画は映像、文体ではないからな いわゆる乾いた文体だけがハードボイルドではなく、作者の思想、主人公の感情を入れない
徹底的な客観描写が必要なのでは? V・I・ウォーショースキーの第1、2作を読んだが、結構面白かった。
>>663
内容が関係ないなんてことはないよ。
ヘミングウェイは例の文体で女々しいとも言えるメロドラマも書いてる。 ある有名なハードボイルドな作家が
心理描写を書くくらいなら筆も折る、と言い切ってたな >>667
至言だな。
だからこそ全ての自称ハードボイルド小説は吉村昭や新田次郎の前では軟弱な抒情詩でしかない。 どなたかヒトラーが戦後のロンドンで私立探偵になるっちう本を読みましたか
面白かったですか ラヴィ・ティドハーの『黒き微睡みの囚人』か
気になってるけどまだ読んでないわ 185 名前:名無しのオプ [sage] :2019/02/05(火) 12:43:36.66 ID:XNqB5MCe
僕はおっぱいを強調する先生が大好きです
https://i.imgur.com/mjzJoci.jpg >>662
ロスマク好きだが、あれはハードボイルドじゃないと判断してる。特に後期。 久しぶりにチャンドラーに接近遭遇中
ある時期からロスマクにこだわってきたが、俺のハードボイルドの初恋はチャンドラーだった(チャンドラーを語る時はやっぱこういう比喩が似合うよなー)
これを機に、久しぶりにあの歴史的御三家に向き合ってみようかと思う
ハードボイルドファンは皆、御三家の誰か1人に肩入れして党派を形成する風潮があったと思うが(俺もロスマク党の時期が一番長かった)
もののけ姫のセリフじゃないけど、曇りなき眼で3人を読み直してみようかなと >>670
ハードボイルドとは関係ないよ。作者がイスラエル人だけにヒトラーがさんざんな目に
あわされるところが面白い。最後のオチも皮肉過ぎる。 ロスマクはどうも退屈だ。村上春樹も称賛してるように文学的にはたいしたもんなんだろうが、スリリングな展開が
まるでないから読むのが辛くなってくる。J・M・ケインみたいにあざとい展開にならんもんかね。 >>677
ロスマク党の俺でさえ時々かったるいなあと思うから無理もない
話は変わるが、プードルスプリングス物語がチャンドラー作品で一番映画に向いてたんじゃないかと思う 乳を強調する女流作家がええハードボイルドを書く時代になったんだな
https://i.imgur.com/mjzJoci.jpg >>679
そういうの要らねーから
いい加減イライラする あからさまなあらしに触っちゃう>>681さんマジカッケーっす >>666
女探偵、相手複数が殺す気で拳銃持って来てるのに
素手で空手使って撃退したりするw
しかも何度も
話は社会派でロスマクに近く、探偵はマイクハマー的 >>678
そりゃほとんどロバートBパーカー作品だから
けどプレイバックは結構いい脚本だと思うけどな
死体遺棄についてちょっとご都合主義的なのが問題になったのかな? 1920〜1930あたりの時代背景の小説は何かわありますか?
マーロウはもう少し後ですよね? そりゃあ『華麗なるギャツビー』でしょう。狂乱の20年代と言われた時代。 マックス・アラン・コリンズのネイト・ヘラー物は1930年代だったかな。
すげえ面白いと思っていたんだけど、なぜかノヴェライズしか紹介されなくなって悲しかった >688
スーティブン・ハンター『Gマン 宿命の銃弾』はボブ・リー・スワガーの祖父の物語
1934年のFBIの前身司法省捜査局での活躍話 1920年代の件、みなさんどうもありがとう。見てみますね。 >>689
フラッパーと結婚しても所詮書斎派の書いた小説だから世間が狭いよね
象徴的には時代を書けてるけどディテールは緩め
作者自身の世俗的野心を大きく反映した話
主人公は実在のギャングをモデルにしてるけど
自分を投影してるから絵空事に終始 >>688
ポール・ケイン 裏切りの街
ジャームズ・M・ケイン 郵便配達は二度ベルを鳴らす エイモス・ウォーカー物は面白いなあ
二十五作くらいあるのに四作しか翻訳されてないのか
好きじゃない人にはちょっとマーロウっぽすぎるのかね ジョン・エヴァンスのポール・パインものも面白かった。
「灰色の栄光」が面白かったよ。
昔にチャンドラーの亜流って言われてしまった人は結構面白いのも未読だなあ。
一時ネオハードボイルドってのが流行ってて読み逃したのかも。
以下ネタバレ気味注意
「灰色の栄光」は結構マーロウものを混ぜ合わせて作っていて、
メインストーリーは「大いなる眠り」
イベア・コンテリースの「マーロウ もう一つの事件」もそういう感じの作り方だけど、
あれはポストモダン小説的な作りで、こっちはかなりスタンダードなマーロウもの。 >>700
こんなサイトがあるの知らなかった。
サンクス。 >>701
ほんとだ。古い作りのサイトだから、ファンの人か誰かの有志でやってるのかな。 東京創元社から新訳「血の収穫」(田口俊樹訳)が出てるんだね
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488130060
原書のペーパーバック持ってるから、小鷹信光訳と読み比べしてみるかな(´・ω・`) ひところはやたら過熱してたノワールだが、今は結構な事にだいぶ下火になった
本来それまでハードボイルドにカテゴリーされてた作家たちまでノワールに再編しようとした動きには辟易したが。 >>705
ハードボイルド探偵小説⊂ノワール小説なんじゃないのかな ノワールて日本でそんなにはやってたの?
ン十年前、馳がデビューした頃がピークな印象なんだけど ピークはジム・トンプスンが再評価された時でしょ。ピークと言うかそこだけと言うか。
不夜城の時なんてノワール小説なんてジャンル分けなかったんじゃない。クライムノベル扱いだった気がする。
たいして流行ってなかったというのには同意する。 不夜城にかんしてはむしろ「ノワール」ってラベリングつけて売り出さなかったっけ?
当時香港ノワールも流行ってたし なんか書き方悪かった
当時、小説としては下火だった「ノワール」ってラベルつけて売り出した記憶が
ノワールってジャンル名自体は映画方面の「香港ノワール」で定番化してたし
って事です そうだったかな。
香港ノワールのような……みたいな話は出ていたけど、暗黒(ノワール)小説とは読んでなかった気がしてたんだけど。
昔の話だから記憶もあやふやになってるな。 日本人でハードボイルド小説家って言えば誰になるんでしょうか? 小説家の開高健は、日本で唯一ハードボイルドの文体を持つ作家は山本周五郎だと言った
一方、日本で国産ハードボイルドというジャンルを定着させた最初の作家は大藪春彦だと思う >>713
藤沢周平の彫り師シリーズは最高のハードボイルドだと思う。 山周
栄花物語なんてのは
今の時代にこそ読まれるべき傑作だね このように極論おじさんが常駐しているのでこの手の質問が不毛になるのだ でも、嫌味を言うだけで持論が述べられないのでは無力にひとしいのだ >>713
大薮春彦は「日本で『ハードボイルドっぽい感じ』の定型イメージを拵えた人」だ。
それがハードボイルドであったか否かは別にして、ハードボイルドノヨウナモノを売れるジャンルにした功績はある。
日本のロック史におけるキャロルみたいなものだな。 ♪聞き分けの無い女の頬を♪一つ二つ張り倒して♪
今だったら絶対むりだ、こんな歌詞 最近は、女から別れ話を切り出された聞きわけのない男が、その後ストーカーに
なって、ついには女を殺してしまうなんて事件が後を絶たないからねぇ >>723
差別、暴力、死、性、犯罪、煙草、政治、薬、(部分的に)酒、
現在の我が国でこれらの項目に関して吹き荒れる病的な忌避と言葉狩りは既に狂気の域に達している。
あー病も狂気もいけねえんだったーテヘペロ(嘔吐)。
沢田研二でさえ無理なんだから、ましてや
♪盗んだバイクで走り出す〜♪
とか
♪Seventeen 初めての朝〜♪
なんて一瞬で発禁だろう。
薄気味悪い世の中になったもんだ。 でも、差別語が見逃されていた時代には、それだけ多くの人たちが様々な差別や
偏見に対して無自覚のままだった、ということも事実なんだよね
クリスティ 「そして誰もいなくなった」 に登場する人形も、最初は黒○ぼだったものが、
インディアンに変わり、今ではさらに兵隊へと原作の設定が変えられている >>725
言葉狩りを契機に改心して言動を改める奴なんかいねえよ。
うるさく取り締まったって解んねえ奴は解んねえ。
何も云わずとも解る奴は解る。
何一つ変わらない。それだけ。
差別も偏見も未来永劫、人類が存在する限りは在り続ける。
それが無くせるなんて思う楽観主義者は人間ってモノを知らねえ御花畑だ。 >>726
差別も偏見も無くならないだろうけど、差別語というもので、心ない連中をあぶり
出すことや、それらことばを通して、差別とはなにかを考えるきっかけにはなる
人間の場合、ことばを持つことにより差別というもの生み出した面も大きいから、
そうしたことばの持つ負の力をつねに意識することは必要
差別語とされるものが増える一方で減ることがなかったとしたら、それは差別と
いうことを、私たち人類が増やすばかりで減らせないのが原因
そんなものが存在することの薄気味悪さは、そのまま人類の薄気味悪さの反映
でもあるわけだから、その不快感を抱えつつ、みんなで逃げずに現実と向きあえ
ということなのだと思う ただし、現在の誰がどう決めているのか不透明な差別語認定には
賛成できない面も多い 傍から見ると人を助けたいんじゃなくて人を殴りたいだけなんだろうなと思う
それで本当に助かる人がいればまだいいけど腫れ物扱いになるだけだな >>728
日本の場合は単に、どっかの団体に噛みつかれる前に臭いものに蓋しとけってだけだからね。
その行き着いた果てが、ちびくろサンボが10年間も発禁になった件。 故船戸与一は、帝国主義の一断面を切り取ってみせたものが優れたハードボイルドだ
と定義していたけど。
まあこれはハメットのレッドハーヴェストに多くを負った結論と言える。 >>732
つまりマルクスの「共産党宣言」が最高のハードボイルドである、と。
まあ当ってないこともない。 ウラジオストクから来た女 函館水上警察
単行本 – 2010/10/28
高城高 (著
函館を訪れた美貌の女。彼女に秘められた切ない過去とは……。北の精鋭の活躍を描く、明治警察物語。
池澤夏樹・逢坂剛氏など各氏が絶賛した『函館水上警察』の続編が登場!
ラッコ密猟船員の殺害事件、英国軍艦の水兵失踪事件……異国情緒があふれる明治24年の函館を舞台に、颯爽と活躍する水上警察署の事件簿。
著者約40年ぶりの新作登場! 『湖中の女』レイモンド・チャンドラー 読了
この作者に対する持ってるイメージとは違って割かし本格ミステリー色の強い作品だったな
女に翻弄される男たちの物語といった感じで、これもハードボイルドの一つの形だろうか ハードボイルドは無翻訳kindleが最高だね
リズム、格調が違う
最近、新訳がたまに出るけど小鷹氏のは例外として
おおむね多少の誤訳があっても、古いやつの方がいい
ノーベルかぶれのやつが最低 ようやくマッキヴァーン入手出来た。まずは緊急深夜版から読もう。 おれもマッギヴァーンが読みたい。全部、絶版になってるので古本まつりなるものをまめにチェックしてるが、なかなか手に入らない。
かろうじて図書館に「殺人のためのバッジ」が置いてあったので、読めたのは今のところそれだけだ。 マッキヴァーン、面白いの?
読んだことないから読んでみるわ。
最近読んで面白かったのは、
レックス・スタウト「編集者を殺せ」
ネロ・ウルフシリーズもハードボイルドでいいと思うけど、
探偵本人は安楽椅子探偵だな。助手が外で働いて。
ネロ・ウルフシリーズも全部読まなないといけないけど、
ほとんど翻訳されてないんだなあ。 「編集者を殺せ」 は解説にビブリオ・ミステリの秀作って書いてあったんで、
ちょっと警戒したんだけど、実際は法律事務所の人間関係がメインだった。
対象の領域についてこだわりが強すぎるミステリーはあまり好きじゃないので。
HMMで作家に好きな推理小説家をアンケートした時に、
人物描写に優れた作家がスタウトを挙げていたとも書いてあったが、
その通りで、人間関係を書くのが上手い。
両親がクエーカー教徒だったからか、
モラルについて題材に盛り込んでかなりうまく処理していて好みだ。
最近は露悪的なのが流行りだから、あまり流行らないかもしれないが、
自分はアンクル・アブナーみたいなのが好きなので。 >>732
ハメットも王様稼業なんかは全然違うよね
船戸与一さんの定義とは
まあそういうこだわりから叛アメリカ史とか出てきたわけだろうからいいんだけどね
硬派と宿命 はぐれ狼たちの伝説は面白いの? 小鷹信光旧蔵書
を「タイトルと商品説明」でヤフオク検索すると
いくつか洋書が出てくるな
ペーパーバックも早川に全部寄贈されたわけじゃなかったんだな
書き込みがあるHitchcock in prime timeはペーパーバックだと思うんだが >>735
どっちの?と思ったけど、「湖中」なら清水訳か。
村上訳も早く文庫化して欲しいもの。 ハードボイルド系は早川も創元もすぐ軒並み絶版になるのがなぁ。 >>715
『青べか物語』なんか、一人称の主人公がMean Streets(浦安だけど)をゆくハードボイルドだと思う。 ロス・マクドナルド「運命」を読んだ。
最後の真犯人の展開以外は面白かった。
この頃はまだ本格系の謎解きに未練があるのだろうか。
どんでん返しに策を弄し過ぎではないかと。 2019年10月10日発売...定価(本体840円+税)
黄土の奔流
冒険小説クラシックス
生島治郎/著
中国に渡って十五年、破産した紅真吾は、危機から救った大手商社の支店長・沢井から、儲け話に誘われる。揚子江を重慶まで溯り、豚毛を買い集めて帰ってくればぼろ儲けできるのだという。
だが流域の治安は劣悪で、命の保証はない。一攫千金を狙う真吾は、短剣投げの名手・葉村宗明ら素性の知れない八人の猛者と出立する――。手に汗握る傑作冒険小説 >>667
一人称小説なら殆ど心理描写はあるだろう 一人称の場合は、主人公が何を見たのかを示すわけだから、主人公が「見たもの」
「見なかったもの」、「書いたこと」「書かなかったこと」を通じ、主観的「ふるい分け」が
生じるため、状況描写だけでも間接的に心理描写と同様の効果を得ることができる
そういう意味では、作者が無自覚なまま心理描写を行っている可能性は高いと思う プロンジーニ読んだことある人、どういう作風なのか教えてください。自分はハメットの『血の収穫』のようなバイオレンス作品が好きです。
スピレインのようなセックスと暴力があって、あまり推理に重点を置いてない小説がいいです。 >>751
プロンジーニを含めて、いわゆるネオ・ハードボイルド
といわれた世代の作品は内省的な主人公が多く、
心理描写も多くて、ハメットやスピレインとは
だいぶ違った印象ですね。 ロス・マクの本を図書館で借りて読んでいる
『ドルの向こう側』を読み終えたところ
明日から『一瞬の敵』を読む予定 >>752
ネオハードボイルドは商いの都合なのか、玉石混交だったからすぐに失速したな。 いろいろ言われても、おれはロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズが好き(´・ω・`) いろいろ言われても、俺はB・プロンジーニの「名無しのオプ」と、
マイクル・Z・リューインの「アルバート・サムスン」シリーズが好き。 いろいろ言われても、俺はローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズと、エド・マクベインのカート・キャノンシリーズが好き。 いろいろ云われても、
俺は笹沢左保の木枯し紋次郎と池波正太郎の仕掛人梅安が好き。 >>751
セックスと暴力を求めるなら、プロンジーニは止めときなさい、としか言えない
名無しのオプしか知らんけど。
いや私小説的な、ウジウジウジウジした、セックス(への欲求不満)描写はあるが でもさ、そういうセックス&バイオレンス全開のハードボイルドって意外と思いつかないよな
やりすぎるとパロディーかポルノだし
あとこれってだいたい90年代からの風潮だったと思うんだけど、
セックスを描いてもサイコとか幼少期のトラウマに起因する異常なプレイとかそーゆーのばっか セックスバイオレンス満載だとそれはノアールになる
馳星周、ジェイムズ・エルロイ等々 そういえば名無しのオプはいわゆるヒーローもののペーパーバック収集家だったような気がする
>>751
スピレインみたいなテイストに完全に重なるのって、
むしろマック・ボランとか、ちょっと軟弱なSAS殿下シリーズあたりのほうがあっているかも
個人的にはだいぶ硬派だけど悪党パーカーを読んでほしい 751です。いろいろご高説ありがとうございました。去年、突然にJ・H・チェイスの悪女イヴがエヴァというタイトルで映画化され
日本で再刊までされてびっくりです。とうに忘れ去られた作家だと思ってたので。当分は古本市でチェイス漁りをします。 >>766
今の目で読むと「ハードボイルド」のパプリックイメージのカリカチュアでしかないけどな。 大藪春彦をハードボイルドと定義すると
チャンドラーやロスマクが全然ハードボイルドじゃなくなってしまう 自分もハードボイルドは大藪春彦の作品みたいなセックス&バイオレンス小説
だと思っていたため、チャンドラーを読んで初めて目からうろこが落ちた感じ 大藪春彦は、探偵が主人公の作品も若干はあるけど
内容は犯罪小説や冒険小説の系譜なんだよね。
昔、北上次郎がそのラインで高く評価していた。 >>769
そこだなぁ。ハードボイルド=大藪春彦イメージが先行しちゃったのが日本のハードボイルド界の不幸だった気がすぎる。 ここでまたハードボイルドの定義問題で騒がせる気は毛頭ないけど
俺はハードボイルドって内容とかアクションとか情緒じゃなくて、
小説の「視点」がポイントだと思ってるけどね >>774
あまり数は読んでませんが
有名なのは「殺意という名の家畜」
個人的に好きだったのは「他人の城」 行動で人物を描写するのがハードボイルドの定義の一つならセックスと暴力満載でもその作品をハードボイルドを見なすことは変なことでもない
文体としてのハードボイルドとそう称される物語の定型としてのハードボイルドの違いがある
ノワールと区別することは作者自身にしかできない おのおの抱くイメージがありますからね
たとえばサイコパスな主人公の犯罪小説は、内面の語りや描写をまじえずに徐々に異常性を際立たせていく手法がとられることが多いけど、
その手法をもってハードボイルドとは言いにくい。でも、ジム・トンプスンは俺にとってハードボイルドだ、という人がいても一向にかまわないと思う。
もし見本のような作品が必要であれば、むしろ「オールド・ディック」みたいなパロディ物のほうが、
エッセンスが凝縮されている気もします。 ハードボイルドっていうとパロディ化とかされて通俗ってイメージがあるけどノアールってなると文芸の薫りがしてくるんだよなぁ……個人的なイメージだが…… >>780
いやいや馳星周とかも最初の方は文学的だろうそれにエルロイとかジム・トンプスンとかも文学として認められてる ハードボイルドは選択した「視点」で何をするのか、の文学だと思ってる
三人称ならハメットがやったように内面を排するのか、
一人称なら語り手に見えたものだけを相手にするのか、みたいな。
ほらチャンドラーの映画でホントに一人称で映したやつがあったじゃん、見事に失敗作だけど
あれは映画も、ハードボイルドのポイントは視点にある、と一考したからじゃないかな?
ノワールは字の如く、犯罪や夜の「ムード」「イメージ」に重きを置くジャンルだと思う
例えばアイリッシュはノワールだがハードボイルドじゃない
エルロイは犯罪をめぐるイメージや妄想に入り込むからノワール
異論反論はもちろん受け付けます 乾いた文体も一つのポイントですね。そう考えるとやっぱりヘミングウェイは偉大だなぁ。ハードボイルド作家と言われる人たち
の中でヘミングウェイの影響を受けてない作家なんて一人もいないのでは? ジャパンタウン
単行本 – 2019/12/13
バリー・ランセット (著),
彼の捜査は、愛着のあるサンフランシスコを離れ、日本の権力の館がひしめく東京、そして日本の片田舎にまで及ぶ。
数世紀に遡る陰謀と秘密が絡み合った謎を解き明かした時、ジャパンタウンの殺人鬼は新たなターゲット
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20191211100003.html
日本通の私立探偵≠ニいうユニークな設定の〈ジム・ブローディ〉シリーズ(現在まで既刊4作)は、
第1作の『ジャパンタウン』がいきなりバリー賞最優秀新人賞受賞を受賞するなど全米で高い評価を得ました。この度、その邦訳(発行ホーム社、発売集英社)が刊行されたのを記念して、著者のランセットさん、翻訳者の白石朗さん、
そしてミステリー、ハードボイルドに造詣の深い評論家の杉江松恋さんにお集まりいただき、私立探偵ジム・ブローディの誕生秘話、日本を舞台にした理由、編集者から作家へ転身したきっかけなどを存分に語り合っていただきます。 >>785
> 日本通の私立探偵
ショーグンが「ミカド、バンザイ」と叫んでゲイシャガールと一緒にハラキリするのか、
それともサイバーシティ『チバ』でジョシコーセーがソニーのPCにプラグインしてニンジャとファックするのか。 思われるのはツラいものがあります。
そのあたり、来年、東京創元社から出すアンソロジー『<黎明期>日本SF傑作選』と<日本ハードボイルド全集>、二つのシリーズで明確に出来るのではないかと思っています。
https://twitter.com/sanzokusaka/status/1206736259554480128
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) SFと言えばレイ・ブラッドベリがたまにハードボイルド小説書くんだけど、けっこうおもしろいんだよね。 そりゃあ、お前ェ、ハードボイルドなんざただの文体、だだの器なんだから
話の本筋が面白きゃ面白えしつまんなきゃつまんねえ、と、それだけのこった。 んじゃ、文体としてのハードボイルドの定義っつーのはどういうもんなんだい >>751
プロンジーニは面白いけどセックスはない。
名無しオプはすぐ女に気が移るけどセックスになかなかいかない硬い男。
ネオハードボイルドだと、ジョン・タナー物は結構セックス多く、それでいて面白い。
デイン家の呪いや高い窓のような、若い女性を苦境から救う系列の探偵小説があるが、
グリーンリーフは「血の痕跡」で若い女性じゃなくてオールドミスに設定している。
このオールドミスの設定が結構狂ってる。
俺は社会派っぽいロスマクより好きだけど、
グリーンリーフさんはロスマクが好きなせいか、
タナーはリベラル発言が多いが、この辺の塩梅が上手い。 >>789
若い頃のレイ・ブラッドベリの年上の彼女&文章修行の先生が
「三つ数えろ」の脚本書いたリイ・ブラケットだよ。
彼女もSF小説が専門だけど、ハードボイルドも書いてる。「非常の裁き」って奴。
それ読んでホークス監督が脚本に誘った。探偵小説じゃないけどな。 「デブと言われて腹を立てないデブは要注意だった。」
原ォ プロンジーニの名無しオプは彼女のケリーとセックスするじゃん
依頼人や関係者とのセックスはゼロでいいのかな?
後期はハードボイルドじゃなくて本格風の謎解き小説が多くなる
作者がいろいろな探偵小説のパターンを楽しんでる感じ
最初の三つくらいは本当に面白い 名無しのオプはさぁ、肺ガンノイローゼに悩みつつ闘ってた初期が面白かった
心気症だの病気不安症だのハードボイルドのくせに情けない!
と言うのは簡単だが、わりと現代人的な症候だし
ノイローゼを克服して禁煙してからキャラクターとして精彩を欠いた
そのへんがマットスカダーと違うところ >>797
> 心気症だの病気不安症だのハードボイルドのくせに情けない!
前にも書いたが、
ハードボイルドの元祖にして最高峰と(世間一般には)謂われている小説はインポの主人公がうじうじ悩む話だぞ。 >>798
ハメットにそんな主人公いたっけ・・・?
と5秒ほど考えてしまった
ああ、ジェイクの事か プロンジーニのオプは後期も面白いよ
後期はほとんど翻訳されてなくて
特に面白いのだけ翻訳されてるのかもしれない
確かめ6作目くらいからやや中だるみだった記憶 プロンジーニの名無しは、goodreadの採点見るとコンスタントに面白いんじゃないか。
版元がRandom House, St.Martin'sの間は翻訳されてた。
後期はケリーと結婚する話とエブが自殺する話だけ翻訳されてる。
どっちも話の発端だからネタバレではない。念の為。
今の出版状況だと論創社くらいしか続刊してくれるところはないんじゃないか。
論創社は採算取れているのだろうか? Netflixの映画版スペンサーの予告見たけど、
今風の軽めなバディアクションもの、という感じで
ハードボイルド感はゼロだなw
あくまで予告の印象で、別ものとしては面白いかもしれんから見るけど。
AmazonPrimeのボッシュは非常に出来がよかったが、
あのレベルは求められないか。 >>751
リイ・ブラケット「非情の裁き」
ハメットやチャンドラーも初期の短中編にギャング物がある。 名無しのオプがこのスレでは意外に評価高くて驚いた
もう超上から目線でメッタ斬りするけど、ネオハードボイルド派最大の失敗だと思ってた
何かにつけ女々しいし、自分の性欲を肯定できない草食系のハシリのような男で、
先輩のコンチネンタルオプの爪の垢を煎じて以下自粛 「コンチネンタル・オプの事件簿」のなかでは「銀色の目の女」がいちばん好き(´・ω・`) >>805
初めて読んだ本格以外のミステリがプロンジーニの死角だったなぁ。厨房にはハイブロウ気味だったけど面白さの片鱗は判ったし、オプの齢に近づくにつれて更にわかるようになった。 まあ、ハードボイルドなんて、書いてる人も読んでる人も女々しいとは言われますな。 誰かが、ハードボイルドなんか男向けのハーレクインだと言ってたな。 古本屋にいったら、田中小実昌訳の「郵便配達はいつも二度ベルを鳴らす」が100円で売られていたので買ってきた。
そこで、翻訳味くらべに追加。
また、「郵便配達は…」についての記事は、2つに分かれてしまっているから、訳文をくらべたところだけ、ここにまとめておきたい。
さて、ではまず冒頭を、田中小実昌訳から。 今更なんだけど、上の方でオススメに挙がっている藤沢周平の
彫師伊之助シリーズ読んでみたのだが・・・
おんもしれぇーー!原りょうよりこっちの方が好きかもしれん。
時代小説だからーというだけで避けていた己を恥じています。
教えてくれた人に感謝です。ありがとう。 「畢竟ハードボイルドとは文体である」との命題が正しいとすれば
日本においてハードボイルドを標榜する作家たちの中にハードボイルドを書ける者は存在しない。
漱石以来、ハードボイルド小説などとは無縁な作家たちによってのみ日本のハードボイルドの歴史は築かれてきた。 >>811は少しうつむきながら読み続けた。急ぐ必要はまったくなかった。 >>811
たまに会社の若い衆にお薦めを聞かれて藤沢周平を薦めると、大抵同じ反応をされますw。
でも、やっぱりつまらなかった。と言われた事は一度もないですね。というか、面白かったと言われなかった事がないです。 今日から配信開始の「スペンサー・コンフィデンシャル」見てみた。
映画のバッド・ボーイズとか好きな人にはオススメ。
ロバート・B・パーカーの小説が好きな人にはオススメしないw
ストーリーがどうとかいう以前に、スペンサーもホークもキャラが別物すぎるw
シリーズを引き継いだエース・アトキンスの「Wonderland」が一応原作らしいけど…
原作読んでないから原作と比べてどうなのか分からん。
翻訳は出ないんだろうなあ。 924 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2020/03/27(金) 13:55:40.79 ID:Rg4XZUtf
俺はもうすぐ還暦、嫁は30代前半、がそんなことよりだ
手コキのヘルスを調べ倒し良さそうな店のサイトで
良さそうな10代の娘をチェックしまくってたら
「いい子、見つかった?」
後ろから嫁の声
振り返ると能面のような殺気だった嫁の顔があった
その後、えらいことになりかけた
若すぎる嫁もいろいろある
おまえらも気をつけろよ 彫師伊之助の「消えた女」読んだけど凡作だった、残念
ハードボイルド意識して書いてるらしいけど
主人公が善人のハードボイルドは透明し過ぎでつまらなく、後々印象に残らなくなるね
マーロウや沢崎などシニカルで灰汁(アク)がある主人公ものが面白い 途中まで読んで面白く感じない本やめる、最後まで行く?
見切りするならどこで >>820
俺は面白かったよ。
どちらかというとロスマク風かな。 「大いなる眠り」DVDで観返してたら大富豪の家へ向かうマーロウの車がベンツで噴いたわ だいたいコートの襟を立てて煙草燻らせてたらハードボイルド >>821
俺の場合はとりあえず最後まで読む努力はする。
大体最後の方はパラパラと流し読みになってしまうなぁ。 創元から出る日本ハードボイルド全集。
生島治郎、結城昌治、都筑道夫、仁木悦子と定番ばかりだな。もうちょっと珍しいものも出して欲しいのだが。 夏目漱石も芥川龍之介も広津和郎も山本周五郎も藤沢周平も沢木耕太郎も入っていない時点で
「ハードボイルドだぜぃ」全集になることが決定。 変わった作家を入れた全集は集英社が冒険の森へでもうやってるからなあ >>827
仁木悦子、ハードボイルドも書いてたん?猫は知っていたしか読んだことない。 >>827
ソースどこ?
東京創元社でなく創元社を見ていた情弱な俺w
東京創元社を見ても解らなかったし >>830
冷え切った街は国産ハードボイルドの名作だよ。
>>831
日下三蔵と新保博久のtwitterでのやりとりで書いてあった。 竪岡邸の敷地は、外から眺めた以上に、驚くばかりの広さだった。(図1)
みたく、邸内の図が入っているあたりは、やっぱり仁木悦子の作品だなという感じ メジャーじゃない作品でそれなりに良い本あるはずだが、中々情報出てこないな
幸せは自分ひとりでコッソリってことか、ケチな野郎ばかりだな
まぁ、俺もその中の一人だが Annotated Big Sleepを読んだ方いますか?
どの程度注釈されてるんでしょうか。 >>836
大したことなかった。
まあ安いから買ってみれば? ロス・マクドナルド、やっぱすごいなあすごいなあと感嘆しつつ
でもやっぱ思うのだ、チャンドラーのような「楽しさ」がないよなあと さむけ面白かったな
ロスマクのリュウよりチャンドラーのマーロウのがキャラが立ってるから これから「ドルの向こう側」読みます
以前、読みかけて60ページぐらいで頓挫してしまった
今回こそ読み終わりたい まぁ、でも、ハードボイルドの最高峰は結局やっぱり
「マルタの鷹」という事になるよなと。
そういえば最近マルタ騎士団の総長殿下が逝去されたね パイオニアではあるし今読んでも高評価だが
当時人気の俳優で映画化されたのがデカいな
俺はハメット大好き船戸与一の作品が好きだな ハメットよりもチャンドラーの方が歴史にのこるのでは? チャンドラーはハメットに影響受けたと言ってるし
歴史に残る順位ってのがわからん
誰が何基準でとか変わるし
俺基準は船戸与一だな >>844 >>845
両人とも「ハードボイルド史」という狭〜い世界には残るだろうよ。
しかし文学の正史に名を残すハードボイルド作家なんてヘミングウェイだけだ。
他はハメットだろうがチャンドラーだろうが全て泡沫。
そもそもハードボイルドそのものが絶滅危惧種。 そりゃ文体としてのハードボイルドはヘミングウェイが至高だからねえ。
ただ、ここってミステリ板じゃなかったか ヘミングウェイの老人と海を古い訳(新潮?)で読みかけたが読み辛く投げた
新しい訳の探して読むわ ヘミングウェイって生前は評価すごかったんだろうけど、最近は揺り返しで点が辛いよね
構成が緊密さを保っていたのは「日はまた昇る」だけという評さえあるし 「ドルの向こう側」読了〜
今回は一気に読めたなー、素直に面白かった
御三家ではやはりロスマクが小説技術で一番極まった人だと思ってたが、改めてその感を強くした
ただし「一番面白い」とは言ってない 遂に「地中の男」に来てしまった・・・やっぱすごいねこの作家 >>853
漱石や芥川や広津とまでは云わないが
せめて高城高の線で日本ハードボイルドが確立された後でイロモノとして大薮春彦が出て来ればまだマシだった。
あんなモノが「ハードボイルド」のパブリックイメージを決めてしまったことは書き手にも読み手にも不幸でしかなかった。
大薮には罪は無いが、な。 >>842
俺はマルタの鷹面白くない
最後の御高説が嫌い
あそこで全てが台無し
題材もやや非現実的で馬鹿っぽい
ハメットか同僚が似た事件を扱ったことがあるんだろうか? >>846
マルタの鷹、大いなる眠り、ロンググッドバイ、郵便配達は2度ベルを鳴らす
はアメリカ小説ベスト100や20世紀の英語小説ベスト100の常連だよ
ジャンル小説は上の作品しか選ばれてないというリストも結構ある
チャンドラーは文体の評価も高い >>850
ヘミングウェイは短編の方がずっと出来がいいのが
欧米で評価をやや落としてる原因かも
あっちは長編作家の評価が凄く高いから
といっても俺は長編の優れたものはフィッツジェラルドより良いと思う >>855だが英文学関係の注釈はそれなりにある
けどコンラッドには全く触れてなかったりするのだ レッドハーヴェスト、マルタの鷹、大いなる眠り、さらば愛しき女よ、郵便配達は二度ベルを鳴らす
ここまでがピュアなハードボイルド
チャンドラーでも湖中の女はすでにハードボイルドじゃない
長いお別れに至ってはついに彼の悲願の純文学の域
ロスマクも中後期はハードボイルドじゃない、アメリカの社会派・現代小説 >>853
銃と車のスペック描写を除いたらな中身がガタ減りするしなぁ。
既レスにもあったけど、主人公は皆感情のないチートなチンコだし、女は皆発情期の雌猿だし。 しかし、技術の進歩と共有ですげえ時代になったなぁ、いい事なのか悪いのかわからんが。
もしかして、と思いついてyoutubeでrossmacdonaldを検索してみたら
生前のインタビューフィルムが見れてしまった
大それた事を言うようだが、声と口調は想像してた感じに近かった >>855
詳しそうですね。長いお別れ、の註釈本とかも発売されてるのですか? 長年個人的宿題だったロスマク作品、「ドルの向こう側」以降をこの2週間で一気に読んだ
面白かった、発見があった、怖かった(「別れの顔」は特に)、さむけがした、肩の荷が降りた、
小鷹さんとかがマンネリ化と評した理由もよくわかった >>860
湖中の女はどこらへんがハードボイルドじゃないとする理由なんだい? 大藪春彦は過大評価だわ
文章が上手い訳でなく肝心の車や銃器の描写も手元に資料があれば誰でも書ける程度のもの
俺つえー系のなろう小説みたいなもんさね
何より主人公がチャラ男でスーパーカー乗り回して女にモテるのが気に食わん >>866
それはお前の僻み、妬み。
小説としてつまんねえのは確かだが。 カウボーイビバップはハードボイルドだった
ジャズだし賞金稼ぎだし銃とジークンドーと飛行機(ライアル好きの琴線に触れる)だし
男と女の情あり男と男の憎しみありオサレな掛け合い(ロス・トーマス好き以下略)あり >>865
何なんだろうね
湖中の女は推理小説としても結構良く出来てる
終盤にアクションシーンもあって万人向き
依頼人とそのマドンナのキャラも面白く
小説としての出来も良い 「ただの眠りを」はかなり面白かった
他作者のマーロウものとしては四作目だが一番出来が良い
舞台をメキシコにしたのが良かったのだろうか
今どきのややサイコなミステリーと違ってかなり牧歌的に
そしてチャンドラー的に不可解に進む
田口俊樹さんはまだ翻訳者として現役なのね ミーガン・アボット「暗黒街の女」も面白かった
同作者の「さよならを言うことは」がかなり風変わりだから躊躇していたのだけれど
またしても二人の女と、重要な役割だけどやることは少ない脇役の一人の男で話が進んでいく
映像化されてても良さそうな作品 >>868
ビバップは好きだがちょっと違う気がする。ハードボイルドが本場インドのカレーとすれば、ビバップは日本のカレーみたいな。 コートの襟立てて煙草燻らせたらハードボイルドなんだで
あとウィスキーやったり
知らんけど >>870
他作家によるマーロウものって実はかなり揃ってるよね
往年のバイロンプライス編アンソロジーから
パーカーさんのプードルスプリングス補筆完成版(「夢を見るかもしれない」もあったな)
純文学畑のジョンバンヴィル(この人の作品への評価は俺は保留だが)でさえ書いてるし
しかしスペードとリュウアーチャーの続編を他作家が書いた例を俺は知らない
チャンドラー作品が一番開かれているという事なのか >>876
マーロウものが一番売れそうだからだろ(身蓋無)。 ジョーゴアズ
だいたいチャンドラーなんて、三文作家がハメットの真似しただけだし
ヘミングウェイだってハメットありきの作家
黒沢明の用心棒だって、未だにブルースウィルスでリメイクされたりしてる
チャンドラーに至って、ハーレクイーンみたいな
物書きの売文ジャンルになった 日本では山本周五郎だ
北方謙三はハーレクイーンね
俺はまあ好きだけど >>878
ハメット、M・ケイン、チャンドラーは、小説としても評価されてる
ゴアズレベルがどうこう言えることじゃない 叙情や修飾を排して即物的かつ乾燥しきった文体
――というのがハードボイルドの本質だとするならば、
あれだな、工学技術論文や法令条文や家電操作マニュアルあたりがハードボイルドの真髄だな。 長いお別れの講義みたいな本だしてくれないかなー。。 執筆順に読みながらも10年ほど積ん読だったロス・マクドナルドを取り出して読んだけど、やっぱり読み応えあるね
ウィチャリー家の女。この人の小説を読むといつもアメリカってなんて暗くて醜くてイヤな国なんだと思ってしまう ハメット まあどこの国でも犯罪者周辺の人間模様はこんなものだろ
チャンドラー マーロウカッコいいなあ…他の登場人物たちもなんか上品(清水訳)
ロス・マク この世の地獄だな…いやこの世が地獄なのかな、と思わせられて読後にしばらく落ち込む チャンドラー/マーロウって騎士道的探偵のロマンチックな物語ってイメージがあるけど
それが当てはまってくるのは「さらば愛しき女よ」からだな
「大いなる眠り」は扇情的な小道具に満ちた(淫乱症のフリークスっぽい女、ポルノ商業など)
不安で不快で暗い雰囲気のストーリーだと思う
ハードボイルドというよりノワールというか 大いなる眠りはまた映画化してもいいと思うんだよねー
7つの長編の中では中堅といった位置づけだろうけど、
マーロウの独白のセンチメンタル成分含有量が少ないんで一番映像に向いてると思う
アクションもエロチックな素材も多いし
LA沖の桟橋で引き揚げられる死体入りの車とか現代の映画でも映えると思うな チャンドラーは映画な雰囲気だけどロス・マクは全10回の連続ドラマでじっくり見たい 海外では大いなる眠りが一番評価されてるじゃないの?
ベスト100企画の時、チャンドラー作品の中では最上位にいる事が多いけど 村上訳の大いなる眠りを読んだ。双葉訳を20年ほど前に読んで以来で内容はほとんど忘れていた
双葉訳と全体の雰囲気も細部も相当違うので驚いた
双葉は荒っぽい探偵小説の世界観を反映したような訳だけど、村上のはより洗練された世界に思えた
このとんちき!のセリフはなぜか強く印象に残っていたが、村上訳はいけ好かない男になってて
なぜとんちきがいけ好かないになるのか村上に訊いてみたくなった 村上春樹は 作家 < 翻訳家 だな
作家の経験が翻訳に生かせてるんやろけど 村上の小説はあまり好きではないけど、これほど有名な作家が手がけたからチャンドラーが注目されたと思うとやはり功績は大きいね 村上訳はやはり本職じゃない分訳がこなれてない感じ。 チャンドラー物はかなり時代が違うから
誰かと対比出来る程の物は無いけど
村上訳は癖が無く読みやすく頭の中で再生しやすいと俺は高評価
ちなみに村上の著書は落ち弱いと低評価 双葉と小実昌訳はマーロウがタフガイ
清水訳はしっとりした手触りでお上品
村上訳は清水的ながら、なるべく細部まで訳そうとしてる感じ 日本な山田風太郎や中国の古龍なんかもハードボイルド作家と読んでもいいように思う >>900
一定以上の年齢で先の戦争を潜り抜けた世代は「人間」に対して冷徹なリアリストになりがちだとみている。
日本の作家なら島尾敏雄、阿川弘之、司馬遼太郎、坂口安吾、井伏鱒二、…、
山風はその最右翼であって、あの「非情」の強度をハードボイルドなどと云う軟弱ロマンチシズムの名を以て呼ぶわけにはいかない。 >>901
そういう傾向はあるよね。けど山風を表す適切なジャンル呼びがないのでね
単なる忍者のキテレツな小説書きとしか認識されてなかったりするし >>899
違う。「うふう」w
ま、強いて言えば「ふん」とか「ふふん」みたいな鼻を鳴らす擬音の類でしょう。 うふう、といえば「このとんちき!」も忘れられない名訳 >>904
別に名訳でも何でもない。
俺の両親ぐらいの世代(大正末年&昭和一桁)までの東京下町人にとって
「とんちき」はごく軽い罵言として日常通用した普通の言葉。
その子供世代(つまり俺たち)にも耳慣れている。
訳者の世代や出身を考えれば正に日常感覚そのものに過ぎなかったろう。 日本ハードボイルド全集はいつになったら発売されるのか ハードボイルドというジャンルも一般的には死語に近い気がする
ハメット、チャンドラー、ロスマクの新訳が出る動きは嬉しいけれど、大きな広がりはないよね
村上春樹のお陰で新しいファンは増えたかもだけど >>909
真面目に編んだら自称「ハードボイルド作家」たちの作品が一つも入れられないから。 スペンサーシリーズ読んでるけで全然面白く感じない
菊池光は昔、良い翻訳者だと思っていたけど
今はライトノベルに感じてしまう スペンサーは脳天気だね
お馬鹿小説に近い
売れるのはそういうのが多い
ウォーショースキーとか 最初はそんなことなくて評価も高かったんだけどね。。
キャッツキルの鷲あたりから変わってきて
それ以降ほとんど読んでない。 >>913
ウォーショースキー物を読んで思ったのは「おばさん、何そんなに怒っとんの?」という事。
「誰とでも寝る様な女じゃない」とか言っときながらしょっちゅう誰かとヤってるし。 今夜ブラナーポワロがやるんだけど
ハリウッドはそろそろマルタの鷹をリメイクしてもいいんじゃないかと
ダウニーホームズにしろブラナーにしろ英国ミステリばかりじゃん、意地はないのか意地は そういや、ニーソンがマーロウやるって話はどうなったんだろう? ニーソンってリーアムニーソン?
スカダーは合ってたけどマーロウは合わないなぁ、と思う
若い頃のレイフファインズにやっといてほしかった このスレで生島治郎と結城昌治に興味を持ったので、池袋のジュンク堂に買いに行ったけど、在庫が無かった。で、ブックオフに行ってみたけどここも無かった。もう読まれない作家なのかな。。 ハードボイルド系の小説は、この15年くらいの間に書店の棚から一斉に消えたよね 東京創元社の日本ハードボイルド全集はいつになったら発刊されるんだ? >>923
そうなんですね。最近このジャンルを読み始めたので、そうした感覚はわからないです。
読み続けてる人からすると淋しい状況なんですね。
神保町の古書店を巡ってみます。 生島治郎の『追いつめる』読み終わりました。
率直に言ってものすごく楽しかった。
ザ・ヤクザな設定にスリリングな物語展開、推理の要素もあり面白かったです。このスレで紹介していた方に感謝。 >>928
俺も好きなんだけど続編は無いよね?
佐久間公シリーズの続編も読みたい >>930
あれきりだね。クロスオーバーも多分ない。
ノベルス版の広告で見て、てっきり新宿鮫の前日譚だと思ったのも遠い昔w。 >>931
わしは929ではなく、横レスですまない
「血の収穫」っていうタイトルからすると
創元推理文庫の旧訳の田中西二郎か、去年新訳を出した田口俊樹のどちらかかな(´・ω・`) 嶋中書店のは読みづらくて途中で放り出した。新訳のは最後まで読んだ。
寧ろハメットフリークの小鷹氏訳を読んでみたくなったな。 田口読みやすいけどな
小鷹も読みやすいがチョイ古い
若い人にはわかりにくいのかも 田中西二郎 訳の血の収穫を買ったけど、初版1959年なのね 「大いなる眠り」レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 読了
長編1作目ながらハードボイルドとはこういうものさと言いたいかのごとく自分がイメージするハードボイルド作品らしさに溢れてて
マーロウの魅力も全開で楽しめた
ただミステリーとしてみると後の作品と比べるとかなり粗くて
チャンドラーも徐々に作家としてのレベルを上げていったのだなと感じた >>937
翻訳はいい感じですか?
古い宝石別冊の翻訳とかに名訳が埋もれてないかねえ >>886
全く同意出来ない
マーロウで一番騎士道的なのが大いなる眠りのラストだと思う>>886 「チャンドラーは本当は純文学を書きたかつたのだけれど、その線でゆけば自分の魂をさらけ出さなければならぬ。はにかみ屋の彼にはとてもできない話で、それで娯楽ものを書いた、といふ説がある。よく言はれるこの解釈にのつとつて訳したのが清水訳で、それに逆らひ、彼の魂をあらはにしたのが村上訳、とも言へよう。」(丸谷才一『快楽としてのミステリー』302) 村上春樹が「ハードボイルド系の探偵小説といふ傍系の作品を文学の正統に位置づけた」と書いています。
納得できる解釈だと思います。 >>939
村上春樹訳はちょっとくどいところがあるけど
読みやすくてチャンドラー初心者でもお勧めできると思います >>942
チャンドラーで本格ミステリー色の強い「湖中の女」を村上春樹はあまり評価してないのも
文学作品としてチャンドラー作品を見ているからってところにあるんだろうな 村上春樹は翻訳家と認識してます
小説はほぼ次点作品 それな
良くも悪くもクセがない文体だから翻訳に最適
小説はクセがなくて物足りない >>943
すまない
939だがアンカーを付け間違えた
>>936の田中西二郎訳がいいかどうかを聞きたかった。
村上春樹訳は少し読んだけど
・文体が合ってない
・誤訳がまだあるし清水訳と違いかなり重要なところにもある
・先人の翻訳を参照しておらずいい解釈を引き継げてない
というわけで、評価できない
本文に対して独自の解釈を行いすぎているのではないか?
清水訳がなくなってしまうと、日本でのチャンドラーの評価も下がってしまうのではないか?
村上春樹はいい翻訳家だと思っていたが
カーヴァー等は原文を読んでない故のたぶん勘違いだった
チャンドラーは原文を読んだことがあるので
村上春樹は翻訳家としても評価できないことが分かった
古い翻訳でいい翻訳はけっこうあるのではないか
そういう翻訳の誤訳や抄訳を修正しつつ、いい翻訳本にしていければいいのに
そういう趣旨で>>936に聴いてみたかった >>944
好きすぎて女を殺してしまう犯罪者には単純に共感が持てないからだろう
個人的な資質の問題としての好き嫌いだろう
長いお別れは村上春樹の最初期の作品とモチーフが共通する所があり
それは村上春樹の若い頃のトラウマに基づいた結びつきだと思われる
中期にノルウェイの森で再度取り上げている
長いお別れでキャンディーに邪魔されてアイリーンとセックスできなかった場面
その話をウエイドがマーロウとする場面
こういう場面にも強く惹きつけられたと想像する
一般的には下世話で扇動的なところと受け取られているはずだが >>941
私小説否定の丸谷が
> その線でゆけば自分の魂をさらけ出さなければならぬ。
とは驚いた
曝け出すのは生活じゃなくて魂ということかもしれないが
もともと矛盾した事や単なる思いつきを堂々と語る人ではあった 意訳が必ずしも悪い訳じゃないからね。
大いなる眠りの村上訳「それは私の意図ではない」で一気にシラケた。 もともと英語と日本語とは言語構造も文化的背景も違っているわけだから、原文に忠実っていうのは無理だと思う
ロシア語通訳をしていた米原万里さんは、「それでは、人の褌で相撲を取るようなものだ」を通訳しなければならなくなり、「それでは、他人のパンツでレスリングするようなものだ」ととっさに訳したものの、相手のロシア人からは(意味不明で)キョトンとされてしまったという
ちなみにプログレッシブ和英中辞典では、人の褌で相撲を取るは、benefit oneself at someone else's expense (誰かの費用で自分の利益を得る) という意訳になっている
原書を読むときは、相手の国の言語にあわせ(日本語にせず)そのまま頭から読んでいくため、情景や内容を理解できても頭の中に日本語の文は存在していない
清水俊二さんの場合は、原書を読んで浮かんだ情景や内容を(原文を見ずに)日本語として書き下ろすというスタイルだったため、(英語の文章構造に引きずられない)比較的自然な日本語に意訳できたと言われている
もちろん、短い文章に区切りながらそうした作業を行っていたため、翻案ではなく翻訳といえるものになっている (ただし逐語訳よりも単語の抜けなどは多いかも知れない) 単語だけじゃなく文章もごっそり抜けてたりする
それでも清水訳の方がいい
清水さんの遺族が改変を許可してくれるか
もうすぐ著作権が切れるからもっと翻訳が出るといいと思う コンティネンタル・オプ5ch支局員の皆様、良いお年をお迎えください。 日下三蔵
@sanzokusaka
・
1月1日
創元推理文庫『日本ハードボイルド全集』(全7巻)は許諾待ちの巻があるもののスタート秒読みの段階、
創元SF文庫『黎明期 日本SF傑作選』上・下は……小浜さん、いい加減にゲラを出してくださいよ……。あと、皆川博子『夜のリフレーン』が角川文庫に入ります。 創元推理文庫で河野典生や石原慎太郎の作品も入れられるのかね
入れないで全集を名乗るのはないと思うが... >>926
生島治郎さんはミステリー界に大変な功績のある方で
常に敬意を持ち続けてる
この人がミステリー界に多くの他ジャンルの作家を引き込んで
かなり作品群が豊富になった
けど御自身の小説はちょっと軽いと思う。 日本ハードボイルド全集は電子書籍も出してくれよ
集英社の冒険の森へは電子書籍否定派の著者がいたため電子書籍なしでがっかりしたので >>959
生島治郎さんは「追いつめる」直木賞を受賞してるんですね。
港湾荷役で利権を掌握した山口組をモチーフに、あの時代によく書けたと思います。
一方で、たしかに「凶悪」シリーズなどは漫画のようなタッチで俗っぽくて読むに耐えないものもある。多くの作家を巻き込めたのは早川書房出身というのも大きかったのでしょうね。 日下三蔵さんのお陰で結城昌治の作品「夜の終る時」をちくま文庫で読めました。 追いつめるはクライマックスで絶対に必要ってわけでもないのにわざわざ自ら危険な目に遭いに行く理由を「自分の目で確かめたかったから」としているあたりに鳥肌立つほどのカッコよさを覚えたわ
読んだのは高校生の頃だったからな
ガキってこう云うのに弱いじゃんw 日下三蔵さんはアンソロジストとして良いお仕事をされてるんだけど
情報収集の為に時々見る氏のTwitterでは自身の政治思想色が強すぎて
ドン引き。過激なほうへのバイアスが強すぎて。
黙ってられないなら別アかでやりゃいいのにと思うんだよね
左右どっちだろうがそういう方の仕事は極力避けたいんだけど
彼に関しては良い仕事してるから痛しかゆし 平野啓一郎のTwitterなんかも政治批判がうんざりするね。
安倍前総理への批判は特に執拗で異常なくらいだった。
近影を見るとなんか汚い老け方をしたおっさんで見苦しい。
あんなのが三島由紀夫の再来などと言われていたなんてね。 ジョン・ラッツが亡くなったらしい。
アローナジャー、続き翻訳して欲しいな。 ジョン・ラッツが亡くなったらしい。
アローナジャー、続き翻訳して欲しいな。 ジョン・ラッツが亡くなったらしい。
アローナジャー、続き翻訳して欲しいな。 慌ててんのか馬鹿なのか無知なのかハゲなのか
まぁどれでも良いが >>964
過激ってどの辺が?
もし表現の自由についてのことなら、あれくらい言ってちょうどいいと思うけどね。
日和ってる他の連中も少しは見習って欲しい。 >>968
マジか
この人の作品は好きだったなあ
面白い作品が多かった
もっと翻訳されてよかった
一つ上げるなら火炙りかな >>973
言葉を使う仕事をしている割に受け入れられない人には暴力的な言葉を平気で投げつる
ましてや氏の場合、言葉が自分の飯のタネだ
道具を乱暴に扱う職人は全く信用されないのと同じ。
君はそういうのが好きかもしれないが、一切受け入れられない人間もいる。
それはそれでいいが、そんな事すら理解できない人から
いちいち指図される筋合いはない >>975
結局、表現の自由についてでいいの?
議論がヒートアップしてタメ口になることはあっても暴言は吐いてないと思うけどな。
編集者や作家には声を挙げないばかりか規制派に対して融和的なこと言うような輩もいる中で、日下のように毅然とした態度を貫く編集者は本当に信頼できる。一人だけじゃダメなんだけど。 日下さんの編集する本は好きだけど
思想はパヨクそのものだよなw パヨクの対義語がネトウヨ
ならどっちもアレだから
しかし二択な世界がネットだから面倒くさい チャンドラー「リトルシスター」わけわかめ。
誰が誰を殺したのか未だによく分からない。
モブキャラぽかったドロレスが一番ヒロインしててワロタw チャンドラーは時に分かりにくい
ハヤカワ文庫の短編全集が欲しいけど売ってないね 文庫が分厚くなるとよっぽどの売れ筋じゃない限り品切れ状態が多くなるね。中短編にも傑作が多いから残念だ。
ハメットは中短編の方が面白いからコンプリートして全集を出せばいいと思う。売れないんかね。20世紀アメリカ小説ベスト100の常連長編小説の作家なのに。 ハメットの作品あまり読んだことないな
ガラスの鍵くらいしか手に入らないよね マルタの鷹は入手しやすいのでは
でも>>982もさすがにそれは読んでるかな ハメットを原書で読んだ人、英語の難度を教えてくれないか。
チャンドラーより難しいのかな。 >>987
マルタの鷹は読みました
血の収穫は読みづらく途中で放り出しました 血の収穫は主人公の言ってることとやってることがチグハグだったり、突然出てきた登場人物のバックボーンが語られないまま話が進んだりってところに読みにくさがあるんだと思うが、実はそれがハードボイルド感覚やねん 黒澤映画の用心棒のベースだとか
船戸与一や馳星周もプロット使ったり古典やと思ったらええのよ
海外の小説全般はその国の文化風習知らないと何言ってんのか分からん事あるよな
特に訳が古いままだと
大学で米文学専攻しときゃ良かった
高卒やけど へー博識ですね。
たしかにご指摘の側面があるように思います 2014年4月1日に立ったスレなんだね。約7年で完走か >>988
さすがに元探偵というか事件の調書みたいに
非情でわかりやすい文書だと思う
当時のスラングとか言い回しでkindleのタッチ辞書じゃ
わからないとこもあるけど、そういうのは
どうせ大したとこじゃないと読み飛ばしで
和訳本見ても適当に片付けてることが多い ハメットは短中編を読んだ方がいいよ
血の収穫よりプロット元の新任保安官
マルタより同じ国際陰謀物の王様稼業
古本しかないけど
長編はちょっとクドい
偉大な先人だから長編も読んだ方がいいとは思うけど
王様稼業は軽い気持ちで売文のつもりで書いたと思うけど一番好きだ
007的お色気と活劇だからではないはずだ
ハメットにしてはプロットがしっかりしてる 東京創元社のHP見てたんだけど
日本ハードボイルド全集が来月から発売だそうだ
全7巻で、第1巻は生島さん このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
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