京極夏彦 Part.94
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
次スレは>>970。無理な場合は即申告のこと
関連リンク
●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://obakedai.jp/
前スレ
京極夏彦 Part.93
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1573360389/?v=pc
※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 689 道化童子 ◆JOKER.JK.I[] 2020/05/10(日) 22:55:18.12 ID:hgdeiycg0
>>682
この人をキレさせて晒し者にしたの僕なんだよね
正確には僕達だけど
複数のアカウントでコンタクトとって
わざと迷惑行為を行ったりそれで落ち込んでいる所を慰めたりしてた
それで精神障害者に仕立て上げて誹謗中傷の的にして孤立させた
その結果疎外感に耐えられず自殺しちゃったんだよね
去年くらいに自殺するって言って音信不通になったの
元々この人、西端輝は発達障害だから弄り甲斐があって楽しかった
次の玩具は誰にしようかなぁ? もうないだろ
荒らしが立てた方のスレは20未満でずっと残ってるし
この板はスレ自体滅多に落ちることもない みんな運動不足気味だと思うけど大丈夫?
あまり外に出られなくても少しは身体動かそうね。
急に激しい運動すると却って危険だから、京極夏彦に倣って
椅子に座ったまま爪先の上げ下ろしでもしようぜ。 >>22
おおおお新刊来た!?書下ろし!?ノベルス!?
しかも月とな?今昔続百鬼のほうのタイトルっぽい響きだが…!?
詳細まだか…!? 書き下ろしだといいけど
多分、鬼、河童、天狗の合本 また美由紀が活躍か?
よっぽど評判が良かったのだな(#^.^#) >多分、鬼、河童、天狗の合本
可能性高いな、、、最後の書下ろしで京極堂が出るとか? >>26
ポピュラー妖怪揃いで、鬼(春)河童(夏)天狗(秋)だから
ボーナストラックで『雪女』とかあるとうれしい
しかし『月』か、残りは『霧』『晦』『明』だけなんだけど
明を分解したのかな 狂骨並みに加筆や修正があればいいけど
雑誌掲載のそのままで合本なら見送りだ
つまらないとまでは言わないが再三再四の熟読玩味に耐えるほどではなかった
なんつうか絵画で言うところの手癖で軽く描いてるように感じた >>29
百鬼夜行のファン的には物足りないのだろうなあ
近年の京極小説よろしくキャラ萌えも厨二臭さもないから
個人的には京極小説の最先端に位置するクオリティだと思ってるけどもな百鬼拾遺は
ヒトごろしほど陰鬱でもなく虚実ほどギャグでもない
戦後が舞台という制約がありつつも美由紀を主役に使うことで
重すぎず軽すぎず上手くバランスを取ってる感じ
しかも天狗では新潮45の問題を火元で直後に思いきり風刺するというのがさすがに驚いたし笑った
読者から手癖で書いてるように思われるっていうのは逆にそれだけ達者になったということだとも思える 今昔百鬼拾遺のインタビュー記事だと今昔続百鬼の続編もあるんだけど
どこも書かせてくれないらしい だから読者サービス(?)で河童に多々良先生登場
山梨の旧家の村木富美ちゃんとかどうしてんのかその後気になってるんだけどなぁ なんだ合本か、25周年企画これで終了か
と失望させたところに8月か9月に鵺が来る流れと見た 合本でも買おうかな
河童だけ中途半端に買っちゃってるけど 神田祭。だね。
去年の5月は神田様ににお参りしてから『怪と幽』イベントの整理券を貰いに行った。
イベント現場に行ったら神田祭のこと知らずに来ている地方の人がたくさんいて
京極夏彦のために始発の新幹線や飛行機で来るなんてホントすごい!と感激したよー。
大学の同級生がTV時代劇の大ファンで、進学で上京してまず最初に行ったのが神田明神と湯島天神で
「時代劇で見てずっと憧れだった神田明神!」なんて言ってたことも思い出して感慨深かったわー。 鵺を待って早15年目
一年に一回書いてるけど、まだ書いてくれない
京極先生 鵺の碑→講談社
東北の事件→角川
富士山・河口湖の事件?→新潮社
これで決まりだと思った >>41
どうかねえ?旧作は講談社から出てるし、版権は講談社にあると思うけど
天狗は電子書籍版も講談社から出てる
おそらく合本版を出す前提で、角川と新潮に権利貸したって感じだろう
でも外伝ならともかくドル箱の長編の権利まで簡単に譲るとは思えない
鵺さえ出るかも怪しいのに ステイホームの暇に飽かして百鬼読み耽ったが
最近の連作になんとなく物足りなさ感じてた理由がよくわかった
魅力的なヒロインたちに飢えてたんだ
手を変え品を変え姑獲鳥から始まって絡新婦まで
立て続けによくぞあれだけ異なるタイプのヒロイン書き分けられたものだ 言われてみれば確かにね
女の魔性が無いと読後に物足りなさがあるかも 人物については類型でしかないと思うけどね
貶してるわけじゃなくそういうものと割り切って書いているという意味だが
いかにもな台詞といかにもな立ち居振る舞いをする舞台役者でしかない
”文章表現”があるだけで人間は書いてないよね >>47
言ってることには大体賛成できるんだけど
その上で『人間ってなんだろう?』というのも京極作品全体のテーマの一つではあると思うので
自分は、京極キャラをステレオタイプとしては読んでないな
キャラとして読むか。人間として読むか。は読者に委ねられてる気がするね 敦子とか自分で「自分は理屈に依存してて人間味がないキャラをしてる」って自覚があるから
敦子目線だと立ち位置がメタキャラっぽくて冷めきった文章のように感じちゃう
敦子は探偵役にはなれないって再三言われてるし 何故か知らんが「敦子」の文字列を「餃子」と空目してて
何の話してるんだろう・・・?とか錯乱してしまった 京極は姑獲鳥〜絡新婦の頃に戻るべきである
近年の書籍のこのような状況ではさしもあたって、
京極の書いている内容にも危機感を覚える 陰摩羅鬼以降の京極ははっきり言って
読む価値がない 姑息すぎる最近の京極は…
姑獲鳥の頃の京極が泣いてる
やり方が汚いっていうか、小物臭がするっていうか、姑息 >>50
俺は敦子=トンコ=敦煌と脳内空耳&イメージ変換してしまう
なんかこう砂漠に石造りの街が浮かんできてしまうw 京極夏彦は
死ねばいいのにから、
人のキャラをいいように改変して唾棄すべきキャラにしてるキャラ汚し あのつらでまだ、イケメンだった頃のもてていた雰囲気を臭わせている 慣れが裏目に出ているのかネタ切れか小説書くのに飽きたのか
近作は初期の入魂の業と違って小手先だけで書いてるように見える
例のトリックといい元々デビュー作から相当に際どく危うい作風だったが
当時はふんだんにあった熱気と勢いがうまく作用してトリックをギリギリ成立させてた
その疾走感が失われたいま虚構を支えきれずいかにも作り話という嘘くさい印象が先立つ 姑獲鳥から続く百鬼夜行のトリックなんて馬鹿馬鹿しいのばかりだった気がするが
トリックもストーリーも普通に見るとヘンテコでまともにミステリーと言えないようなのばかり
民俗学やら宗教への溢れんばかりの蘊蓄が斬新だったのとユニークなキャラ萌えが受けたのはわかる
ファンの多くが言うように邪魅以降はそれら厨二的な要素が薄れたから気に入らないと言われてるんだろう
しかし京極のどこまでも理性的な視点とおばけのような馬鹿馬鹿しさを愛するユニークな視点は変わってないし
コメディからシリアスまで近年の作品は特に洗練されてきてると、愛読し続けてる身としては思う
結局のところ飽きたのも熱気を失ったのも読者の側であって作者の方は変わらずいい仕事し続けてるよ 確かに文章から余計なものを極力削ってる感じはする
ただその余計なものが目的の人もいるからなぁ 講演会も何回か行ったけど、
ぶっちゃけ面白くないっていえば面白くない内容
妖怪やらお化けやらにこだわりすぎて、ネタがつまらない
邪魅だけではなく陰摩羅鬼もまったく面白くない 京極堂シリーズなんてその余計なものが本体ってところあるしねえ
評判良くない陰摩羅鬼の瑕だって儒学と林羅山と姑獲鳥を語ってるウンチク部分は面白いし興味深い
横溝正史が出てくる所も楽しい 陰摩羅鬼あたりからつまらないと多くの読者が言う理由は手に取るようにわかる
だがつまらないのは読者に面白がる力がなかっただけで
別に京極の腕が落ちたわけでも慣れが裏目に出たとやらのいい加減な理由でもない
オジいサンなんかは宮部みゆきが絶賛したり一番好きな京極作品と呼ぶ読者もいたりする
結局いまの京極が面白くないなら読むの向いてないから他の作家を読めばいいのにというだけ
つまらないつまらない言いながら未練がましくぬえぬえ言ってる奴は滑稽通り越して哀れ おんもらき面白かったけどな。本格というより新青年的面白さだけど
逆にジャミの雫は何が面白いのかさっぱり理解できなかった 全部面白く読んでるけどなあ俺は
邪魅は自分でメモ取って事象の整合性を推理しながら読んだら一番読み応えがあった
「こんなのわかるかーい!」っていう不条理なネタが少なかったから >>62
読者に面白がる能力がないって、それ何も反論になってないから
裏返せば作者に面白がらせる能力がないとも言える
単に気に入らない意見に対してマウント取りたいだけだろ
京極がよく言うのは「面白がれないのは自分が悪い」って言葉
飽くまで自分の問題であって、面白がれない人を非難してはいない
面白さってのは個人が見付けるもので押し付けるもんじゃない
ましてやそれを根拠に他人を見下すなんて京極が一番嫌う行為だと思うけどな いつぞや「妖怪はバカバカしいもの」と力説して総スカン食ってた人と同じじゃないかな
定期的に出てくるよね
なんか京極の威を借りて自説を垂れ流したい人
どれくらい同一人物なのかは知らんけどw >>65
面白くないつまらないと言うのは個人の勝手だし見下すつもりもないけどな
ただ昔に比べて京極の能力が落ちたとか熱がどうたらいういい加減な理由まで捏ね出すのは
自分に読解力も想像力もないのを棚に上げて作者のせいにしてるだけでくだらないと心底思う
京極小説の特徴はとにかく理屈っぽい文章であること
それなのにすごくわかりやすくかつ読みやすい
「通俗娯楽小説書き」を自称するだけあって届きやすい言葉と表現を巧みに操るのが京極
百鬼夜行シリーズは妖怪をテーマにしてるだけあって怪しさというか陰気臭さが強い
それが当時の世相を反映してたと同時にその社会の人々のニーズにハマった結果ヒットした
理屈っぽい上に陰気臭い話を晴らすように個性的な登場人物を使っているからこそキャラが魅力的に見えた
しかし現代ものを書くようになってから陰気臭さよりユーモアが強くなって
相変わらず理屈っぽいのに時代設定の縛りから解放された結果表現の幅が広がり読みやすさが増したと思ってる 邪魅は「各章を『死』の話で始める縛り」が作品をつまらなく、また冗長になった原因だと思う。 厭な小説は明日か。
デルモンテの解説のため読んでみるか(#^.^#) 此処の人たちはなんとかして京極の作品すべてを面白いと思わせたいひとばかり
つまらんもんはつまらんし、おんもらき以降、まともに読める作品のない事実
ちなみり、妖怪ガ—の人とか言う人は知らん
前も変な人と一緒にされそうになった あるときから急に京極マンセ−スレになってて、
すごいなまあたたかい肉彦の吐く息みたいなものに包まれているみたいできもちわるい 結局いまの京極が面白くないなら読むの向いてないから他の作家を読めばいいのにというだけ
つまらないつまらない言いながら未練がましくぬえぬえ言ってる奴は滑稽通り越して哀れ
こういう言い方どうかとおもう…
最近はつまらないから、リクエストを誰かに聞いて欲しくて
訴えている人たちをなんだと思っているんだろう
二の句が継げないじゃんね… 百鬼夜行シリーズのキャラ小説しか面白いと思えないんだろ多分。
ヒトでなしとか、多少仏教の知識があればメチャメチャに面白く読める小説もあるのにさ。
面白いと思えないのは、自分の教養が低いせいなんじゃないの? 面白い面白くないは『反応』、好き嫌いは『思い込み』、善し悪しは『ルール』、面白がる面白がらないは『技術』
反応は生理的なものなのでどうしようもない、思い込みは顧みれば外せる。ルールは枠組みなので何を用いるかで評価も変わる
不味い野菜も調理次第で美味しい料理になるかもね。美味しい野菜も調理次第で不味い料理になるかもね
京極さんがいってる『面白くない本はない(以下略)』ってのは読書は『食事』じゃなくて『調理』だ。ということかと ヒトでなし
教養が低いって…あれくらいなら誰だって読めるだろ
教養が低いのはそっちじゃないのw 下らん
嫌なら読まなきゃ良いし
自分が面白いと思ったものを他人がそう思わなくても「教養が無い」「面白がる技術が無い」などと貶めなくても良かろうて
いいじゃねーか他人がどう思おうと
感じ方が違うのを否定しようとするなよ、バカバカしい >>76
否定なんてしてないさ
陰摩羅鬼以降がつまらないと言う百鬼夜行ファンの感情は充分に理解した上で
そんな感情だけの思い込みで京極が劣化したなどと宣うようならば
今の京極を読む必要もないだろうと、当たり前のことを言ってるだけのつもり
まあ現在の京極も愛読してる身としてキツい言い方してる自覚はあるよ
でもそれこそ好きなら当たり前のことでしょうに
一見中立の客観的意見を挟んでるように見えて
その実本当にファンなのか立ち位置が曖昧なまま
しっかり他人にマウントだけは取るような奴よりは
好きな物のために醜くとも言い争う方がまだ読者として潔い姿だと思うけどな 厭な小説の解説を読んだ。
平山夢明、いいかげんなおっさんだと思ってたけど、割と真面目に書いていたので驚いた。
読みにくい部分とかあったけど、思ったよりちゃんとした文章だったな。 だからさ、百鬼夜行シリーズは塗仏で終わらせておけば良かったんだって。 暇ってえのも、ずっと続くといけねえやな
頭がボケて同じ話ばっかり聴こえてきやがる 『邪魅』以降、本編はもう10年以上でてないのに
スピンオフ的なものは定期的に書かれているのはなんでなんだろう
書きやすいのか、商業上の理由なのか 京極って女に対して淡泊なのかなぁ。恋の話も嫌いだし、愛も信じないし。
でも吉永 小百合や水樹奈々にはニンマリしちゃうんだよねw >>78
平山さんは稲川淳二との対談本だとラジオのイメージと全然違ってすごい真面目でほんとに同じ人か?って思うぐらい 岩井志麻子がこだわりこだわり言い続けるのに、
「こだわり」という言葉を使わずに「京極先生のご自身のルール」とか
「心がけてる」と言い換える徳光正行、頭いいし優しいな。 文庫版厭な小説読んだ
今読み返すと京極小説の中でも比較的ミステリーしてるほうだと思う
真相と言うか顛末と言うかオチが来るとそれなりにカタルシスがあって厭なんだけど面白い
もっと語り手が混乱して恐怖を露わにしていればサイコサスペンスとかホラーに近くなるんだけど
京極小説の登場人物だけあって理性的だから荒唐無稽で超常的でも読者は冷静に謎を追うように読める
不条理で厭な味わいでも別に恐怖感はないからブラックユーモアに近くてある意味妖怪的と言えるだろう 最終パートで、厭だと感じる主体を深谷から読者に移動させるのがなんとも……
要するに、この小説を読んだ人にはこの先厭なことが起こる。と呪いを掛けてる訳で
呪いのメカニズムを熟知する作者がこういう書き方をするのは如何なものかと思うけど
そもそもそういうタイトルの本だし、自分の意志でそれを読んでるんだから作者の所為にはできないし
……うーん。二重の意味で厭だった ヒトごろしっていつ文庫になるかな?
あの厚さだと上中下ぐらいかね 厭な数えずの井戸が一冊で済んだことをカンガルーとヒトごろしも一冊でいけるかも 新潮文庫は基本1頁16行、ヒトごろしは21行
1088×(21÷16)=1428
ここから1行辺りの文字数の差、レイアウト調整、加筆修正などで+100〜200頁は行く
推定1600頁くらい。いくら京極小説といっても流石に前後編に割るかな
ヒトごろしは全10章で1章辺りの頁数も一定だから二分割しやすいし アマビエか…石燕も桃山人も描いてないから、豆腐小僧あたりで出せるかな!?
それか新シリーズか。 講談社文庫のフォーマットで全長5mくらいになるんじゃない? オジいサンって、もう続編はキツイかな?
主人公が年取りすぎでしょ。見たいけど。 お前が気にしすぎなだけ
単にお前がコンプレックスの固まりなんだよ
だから他人の「気にしてそうな部分」に目が行って仕方がない
そこを攻撃することで自分の劣等感を誤魔化してるだけ 手袋と筆名については本人がそうしたいからしてるだけでしょ
学歴も別に小説書くには関係ないからな
誰も手塚治虫の学歴は気にならないのになんで京極だけ気になる それは意味が違うだろう
手塚は医学を修めている所がクローズアップされただけで「高学歴」を取りざたされたわけではない 吉川英治なんて尋常小学校中退だぞ
それでも誰よりも博識で文才があった デザイナー出身の作家って珍しいよな
他に誰かいる? サンジャポで爆笑太田がテラハ中傷自殺について語る内容が邪魅の雫を連想させた 自粛中暇で舞台の魍魎の匣を見て小説も読み始めたんですがネットでエノさんの恋愛が焦点のもあるって見たのですが何で作品ですか? >>114
邪魅の雫という作品
しかし、榎木津の恋愛描写といえる箇所は多くない
ただ、最後の場面はわりと好き 平山さんとあんなに懇意にしてるのだから、京極堂ものにも出したらいいのに。
堂島の手下役とかw >>118
ありがとうございます!早速買ってみます
鉄鼠よりあとは読んでないんですが
飛ばしても大丈夫でしょうか? スレチだけど、鬼太郎は映画やらないのだろうか?
1年延長した程の人気なのに。
毎度の京極の声優っぷりも拝みたいゾ。。 最近、このスレッド、すげえつまんないね。
百鬼の新刊でないからだろうけど、
会話はループしてるし、変な目立ちたがりのお立ち台になってるだけで もう少し批判精神があればスレも盛り上がると思うが、妙に肉彦ヨイショが多いせいで
スレは盛り上がりを見せず語る事も尽きてる その「妙に」、っていうのが嫌だ
昔の、京極が犯罪者ばりに馬鹿にされつつ、愛されていたときのほうが面白かった
まあ、本人は苦痛かもしれないけど >>129
言われて過去ログ読んでみたけど楽しいよね。
批判とかなんとかじゃなくて意見交換の場として優良。
みんな親切だし。 なんか妙に持ち上げる人居るわな確かにw
京極がいかに現代社会の矛盾を見抜いて古い価値観や常識に捕われず巧みにアンチテーゼを提言し続けているか---みたいな事をとうとうと語る人が
そういうメンドクサイところから距離を置いて下世話な通俗娯楽小説の範疇に自己を律しているのが好ましい所だと俺は思っているのだけど
全く違う見方をする人が居てびっくりしたものだ 世間に受けることは当然考えてるだろうけど、普通にああいう世界や
小難しい漢字が好きなんだろ。それがたまたま今の社会に受け入れられた。
それ以外になんもあるまい。ああ厭だ。 別に社会的なことだけじゃなくてしょーもない事だって語るけどな
お粗末な発言する政治家から試食売り場のオバさんまでバッサリと論理の刃で斬ったり
禅について語るのからアニメや漫画まで滔々と語って見せる
どっちが高尚だとか低俗だとか関係なく等しく小説というエンターテインメントに昇華してる
守備範囲の広さとそれらへの造詣の深さと理屈を並べる巧みさとユーモアのセンス
それらの非凡さが京極夏彦の魅力だと思ってる すごい周りと楽しそうにしながら、
ひそかに苛めして楽しんでいるから、
この作家あんまり好きじゃない
好きだった頃が多かったから、すごい残念で、
なかなか見捨てられない そんな男のことなんかとっとと忘れちまいな!
未練なんか引きずるんじゃないよ、みっともない。 なんか意味深なツイートしてる
とりあえず弔堂は再開しそうな気がする あんまり好きじゃないんだよな弔堂
オリキャラが歴史的人物に神託みたいなもん与えるってのが偉そうで
何か作家の肥大したエゴがそのまんま出てる感じ 以前は妖怪の考察とストーリーばかり夢中になってたんだが、ミステリー的に新しい事やってる
京極作品ってなにがあるんだろうか?
姑獲鳥の夏は分かり易いんだが キャラクター小説として読むからだろうな
歴史上の人物を使ってるだけでいつもの京極小説なのは変わらないし 弔堂のおじさんは京極堂より偉いんだぞう
憑き物落としのハウツー本も勧めてそう 弔堂あんまり面白くない。
内容がまじめすぎて、堅苦しいし 明石散人氏はもう本出してないの?
明石先生のモデルなのに、このままだと作中でも消える?
堂島より偉そうな唯一のキャラなのになぁ 今週のヤンジャンに絡新婦の理の講談社文庫版でてて笑った yahoo!ニュースで、20人の力士が川に飛び降りた女性を救出した事を知った。
地響きが聞こえて来た。と――思って頂きたい。 毛長川かあ
足立区のあんなショボい川で自殺を図った事といい
すぐ近くに境川部屋があった事といい
スマンが絶妙なコント要素を感じてしまう 傍観者「おおやったやった!(救い) ・・・ええっ何で!?(投げ)」 虚無への供物読むぞ
今は極大射程読んでる
鵺早く旋回 >>143
魍魎:寝台少女消失事件
狂骨:何度殺しても現れる死者事件
鉄鼠:雪密室僧侶死体突如出現事件
絡新婦:落下死少女入れ替わり事件(?)
ミステリー的な謎っていうとこんなもんかね? >>159
天って天狗のこと?
一瞬合本がもう出たのかと勘違いしてしまった 中禅寺「あなたが、クモだったのですね」
織作茜「え?違いますよ」 ヒトでなしは、ちょっと前によくあった「何もしない系主人公」のラノベとかへのアンチテーゼなんじゃないかなと思うんだよな。
だりー、意味ねー、つまんねー、くだらねー、とか、そんなことばっかり言ってるどうしようも無い奴、ってキャラクター造形の究極を目指したって気がする。
俺としては続編の胎蔵界の章を心待ちにしてるくらいに面白いと思ったよ。 またそういうアンチテーゼとか言い出すw
意識高過ぎだろお前w >>163
ミステリかどうかと聞かれると個人的には違うと思うけど
要素があるかどうかなら「ある」かなぁ
平山さんがこのミス受賞した横メルカトルをミステリだというなら
ヒトでなしも十分ミステリといえるんだろうなぁ多分 アンチテーゼとか使っただけで意識高いとか言う方がおかしい >>170
違う違うw
アンチテーゼという言葉に反応した訳じゃないよ
京極の書くものは全てなにかしら既存の枠組みや常識に対する問いかけやアンチテーゼになっているのだ!
的な牽強付会っぷりがおかしかっただけだよw
信者目線で歪んだ見方するとあれがラノベのアンチテーゼになるのか、それは意識高いねえっていうねw どんな小説だって作者が生きてきた背景を反映してるんだから、全ての小説は、そりゃなんかのアンチテーゼだったり問いかけだったりするに決まってるだろ。京極小説に限った話じゃねーよ。
むしろ何のテーマも感じないまま小説読み流してる方が、ちょっと鈍すぎるっつーか、意識低すぎなんとちゃうか? 「死ねばいいのに」では作中人物たちが死を望まないと答えるのに対して
「ヒトでなし」の作中人物たちは死のうとしたり殺したり死にたがったり殺したがったりする
そういう人間に「自殺してはいけない」「殺人をしてはいけない」とヒューマニズムに訴える説教にはなんの意味もなくて
「生きてることに意味はない」「他人が死のうと生きようと自分には関係ない」そういう尾田の言葉で彼らは気がつかされる
型破りな手法は何事も理屈で丸め込む京極の十八番だし、宗教を中心に据えられるのもそれこそ京極以外には無理だろう
金剛界と対になる胎蔵界の章もあるらしいからぜひ続きが読みたい 人でなし!は本が重すぎて読む気になれない
歳を取るとのう、ゴホッゴホッ ルーガルーはいつになるんだ?
あのシリーズはシャフトあたりにアニメ化してもらえればウケると思う。
映画みたいに普通にアニメ化したのではダメ。 そらシャフトにアニメ化してもらえばウケるやつなんかたくさんあるやろ 姑獲鳥ゴールドの仕掛け人の栗城とかいう編集者なかなかだな
突然自分で姑獲鳥の愛蔵版作り出した太田といい勝負 2020.07.06→08.05に延期
講談社ノベルス
今昔百鬼拾遺 月
京極夏彦
https://bookclub.kodansha.co.jp/calendar 姑獲鳥ゴールド、京極もデザイナーも自腹で購入したみたいだけど新手の嫌がらせかな? 最初は加菜子と頼子でやるつもりだったんだよな
その代替案として敦子と美由紀になった
二人とも死んでるし、事件の根幹に関わりすぎてるからな
でも加菜子と頼子の話の方がマシだった気もする
京極はもうジジイだから、美由紀みたいな活発な女学生をまともに描けてない
最後にガキがキレて丸く収まるって構成もすげえオヤジ臭い発想だし 終始敦子が一人でいいんじゃないかな
兄ちゃんみたいな知識はないんだし、あれこれ考えたり
調べたりしてるうちに「そうか!そうだったのね!謎はだいたいとけた気がするは!
真実はだいたいいつもひとつだしさ。犯人はこの中にいるかもしれない」
でいいじゃん 作中で栃木の事件とか東北の事件とか出してたから敦子美由紀はウォーミングアップで百鬼夜行の続き書く気になったと思ってる
きっと五年後くらいには新作読めると信じてる 俺はあの美少女コンビがずっと主役でいいと思ってるよ。
藍童子率いる悪の軍団としのぎを削ってほしい。 その昔、三国志データファイルっていう分冊雑誌で購入者特典として金箔装の吉川英治三国志の一巻貰ったが
一巻だけもらってもその後がないからどうしようもないな、と思った >>187
>最初は加菜子と頼子でやるつもりだったんだよな
そのコンビだったら、事件を解決するどころか、
この二人に関わった人間が次々に犯罪を起こすので、
二人が何かするたびに、事件が増殖してゆくでは… みゆきに解決能力がなにもないのになぜ主役?
ただ聞くだけなら、織作みどりでいいじゃん。
行く先々で「ふわっとしたような美少女」ってことで情報を聞き出しやすくなると思うぞ 今更ながら未読だった死ねばいいのにを読了した
・・・なんかイマイチというのが素直な感想だなあ
3人目までは没頭して読んでいたが4人目5人目になると同じことの繰り返しの構造そのものが鼻につく
やってることは憑き物落としを現代風にお手軽にしただけのものだし
馬鹿だ無能だと言いはる主役がその時だけ急に鋭くなってんじゃねーよwってのがどうしてもね
分かってても読みすすめるのが気恥ずかしくて4人目5人目はもう流し読みに近くなってしまった
同じようなカタルシスであれば人でなしの方が小説として上手く落とし込めていると思うわ
死ねばいいのにはなんか中学生が勢いで書き上げたような青臭さがあって読んでるこっちが恥ずかしくなってしまう 「死ねばいいのに」懐かしいな。iPhoneアプリで売られてた奴買ったんだよな。
昔読んだときの感想は確か、主人公よりも殺された女性のパーソナリティがよくわからない、って思ったんだよな。なんなんだよ、菩薩なのかよこの女、って感じだった。
いま思ったんだけど、これをリライトして「ヒトでなし」の胎蔵界の章です、って出されたら納得してしまうかもな。 死ねばいいのには京極小説の中で最もシンプルな傑作だと思うわ
一行たりとも無駄なく京極の言葉の力が発揮されてる
これに比べたら他のシリーズは蘊蓄だの理屈だのキャラ萌えだの厨二要素だの多すぎの厚すぎだと思えるくらい >>199
なんかもう良くも悪くもこれが京極小説だなあって思った
キャラの性格や生い立ちや設定があってもそこに人間は居ない感じ
精密なレゴブロックで出来た人造の世界の物語を見ているような
それかずっと劇中劇を見ているようなと言ったら良いのかな
属性として人間らしい小市民的なエピソードは書かれるんだけどまったく現実感が無い「お話」なんだよねえ
江戸の情緒風情とかご一新とか終戦直後の混乱みたいな時代性のベールを被せないとちょっとキツイものがある
その意味では人でなしの方が現実を小説に落とし込む腕が上がってるんだなと素直に思った >>198
あれをイマイチなんて、君は心の広い人だな。
俺の感想「金返せ」 全く同じ構造の話を繰り返す、っていうのは京極小説の特徴だよね。全く別の話を同じ構造に落とし込んで語り直してる、みたいなこともしてる。
昔話の「三回の繰り返し」とかを意識してるのかな。余韻の残り方がすごい。 >>199
実際アサミは菩薩として書かれてるんだろうね
文庫版の張子写真に菩薩ってサイン入ってるし
他の章も六道がモチーフになってるし京極さんはほんとに仏教が好きだなぁ 常に話題の中心でありながら最後まで姿を表さない、パーソナリティすら判然としないキャラクター。
押井守みたいだな。 ツインピークスのローラ・パーマーみたいなキャラなのか?それ。
読んだことないけど。 不在の中心ってやつだよ
小説や映画でもわりとよくあるパターン
リリィ・シュシュのすべてとか、霧島部活やめるってよとか
象徴的な「神」かそれに近いものを描くときによく使われるかな この世には不思議なことなど何もないのだよ→『鉄鼠の檻』の鈴子…… >>209
実は鈴子は全然不思議じゃない
成長が止まったとかって大袈裟に表現してあるけど、実質身長が伸びてないだけ
13歳から身長が伸びてない人なんてざらにいる
20代後半なら顔だけは子供と見分けが付かない人もざらにいる
愛情の欠乏が子供の成長を阻害することがある。とか文庫版で補足がしてあったけど
あれも要らないくらい、まったく不思議じゃない >>211
うっかり忘れてたけど関口のモノローグが終盤に一行だけあったね
でもそこのことではなくて、中禅寺が風呂上りに大禿の解説をするシーンに加筆があって
具体的には222頁(ノベルス版では136頁に相当)
多分関口だけだとやや説得力不足と思ったんでしょう 強いて変と言えば何で鈴子 あの僧侶誘惑するようなことわざわざしてんの?ってぐらい
勝手に僧侶の方が誘惑されただけかもしれないけど それにしては割と鈴は「そういうことする子」って誰かの評があったから
じゃあ好きな人に一途過ぎる鈴子とは違うかって思ったわけだし それとも好きな人に顔でも似てたんかあの僧侶 んだから、鈴子はド淫乱の痴女性癖なわけで、仁秀老人はそれを見抜いていたわけでしょ。
兄であるところの仁如は妹に誘惑されて、犯した罪の重さに堪えきれず狂乱して実家に火を放った。
ロリコン菅野は鈴子のイタズラ心で誘惑されて修行を台無しにされた。
こんだけ人の人生狂わせてるんだから、そりゃガチの化け物と言っていいんでないの? 兄貴が本当に好きだったのだろうけどそれだと
本当は兄貴とヤリたかっただけだったんかな…
漫画で描かれる過去鈴子はほんとやたら可愛い 少女の兄への慕情に肉欲なんて無かろうよ
あっても抱きしめてほしいとかそんなのだろ
本気で愛情を示して流れでってのはあり得るかもしれんけど 言うても、京極作品に出てくる少女ってそんなんばっかやん。
姑獲鳥では涼子は多重人格でド淫乱の面があって、
魍魎では頼子は実はみんなから嫌われてる腹黒だし、
絡新婦に至っては女学院生徒の多数が組織的に売春してたなんてことになってるし、
なんか「少女」って象徴にトラウマでもあんのかってくらいに設定がヒドイ 鈴子は淫乱てわけじゃなくて情欲をかきたてる妙な色気のある娘なのかなと思ったなあ
そういう少女はいるだろう 体を売る女が出ない方が珍しいよね
そういう作劇技法もどうかと思うw まあぶっちゃけミソジニーなんだよな、作家本人は意識してないだろうけど
ミステリってもん自体、論理が絶対的な男性原理の世界観だし
更に百鬼夜行の世界では男同士のホモソーシャルな連帯が崩れることがない
塗仏で関口じゃなくあの人が殺されたことが象徴的だった
乱暴に言えば、死ぬのは女だけで男は常に生き延びるって世界観
あの世界で女が生き残るには敦子や美由紀みたいな男勝りになるしかない
或いは千鶴子や雪絵みたいに存在感を消すかw ミソジニーと言うほどの偏見や悪意は無いと俺は思うがなあ
要は探偵ものでは必ず人が殺されるっていうのと同じ次元で体を売る女ってのが定型化され記号化されてるってだけなんだと思うよ
その無頓着さ自体がミソジニーの発露だと言われればそうなのかもしれないが 世界観というか美意識っていうか、江戸川乱歩のエログロ世界の影響ってやっぱりあるんだろうね。むごたらしく殺されるのは女性の方が絵になるっていうか。
まあどうしてもエロスに関わる話になっちゃうから、男性的世界観で構築されてるって言われてもしょうがないんだけど 塗り仏で殺されたあの人だって「女のまま」居場所を早く作れたら
そこで止められただろうけど満足出来ずに居場所も作れなかった感
身体を売る男も出てこなくはないんだけど(覗き小平次の歌仙とか)
明治以前の世界観でないと商売の存在自体が成立しなくなって「おかま」になるからな
同性愛蔑視は明治維新の影響も何だかんだデカい
天狗ではそこら辺が高慢だと詰られてるわけで
それこそ妖怪大禿だって本来は男の子の妖怪だし 京極作品に出てくる女って女の目から見てどうなんかね?
男目線のステレオタイプでしか描かれてないとは思うけど
とは言えそもそも京極作品の登場人物自体が様式美の枠の中にある「役柄」みたいなものだから気にならないのかも知れないが 女の内面が描けてるとは思わないけど、男目線からの女の厭らしさみたいなのはこれでもかってくらいに書き込んでるよね。
女が言い寄ってくるときの、あのあざとさ、わざとらしさ。リアルタイムに直面してるときには抗えないんだけど、時間を置いて考えてみるとものすごく厭らしいし、恐ろしい。
そういう描写を「少女」っていう童貞的観点では聖性を持たせやすいキャラクターで書き込むのは、やっぱりそれなりの効果を狙ってるんだろうけど、根本のところには、ミソジニーがあるんだろうなあ。
そういう意味では狂骨の朱美がいさま屋を家に招き入れるシーンなんかも、恐怖を感じさせる効果を狙ったのかな。多分落語の鰍沢なんかを参考にしてるんだろうけど。 >>221
>あの世界で女が生き残るには敦子や美由紀みたいな男勝りになるしかない
>或いは千鶴子や雪絵みたいに存在感を消すかw
主な生き残った女一覧
陽子、民江、朱美、セツ、飯窪季世恵、佐伯布由、神崎宏美
そうでもなくない? 確証バイアスでは? まず敦子や美由紀は男勝りっちゅうのも違う気するわ
理由は男勝りに目がないわいがピクリともせん独断と偏見やw
男勝りっちゅうより敦子は理屈っぽい委員長みたいな女好きに
美由紀はメスガキ趣味のほうが需要あるんちゃうか 美由紀はもうメンタルぼろぼろになりかねない
経験してるんだけど
ボキボキに折れたせいで逆に怖いものなしになってんな >>225
絡新婦のフェミ論はどう思われてるのか気になる 「京極夏彦作品におけるフェミニズム」で卒論書けそうだな >214
>ロリコン菅野は鈴子のイタズラ心で誘惑されて修行を台無しにされた。
が、その後、土牢にぶち込まれて、そこで修行をして豁然大悟した。
菅野さんが悟りを開いた直接の切っ掛けは、榎木津との対話なんだけど、
それだって、鈴子が土牢のカギを開けて菅野を外に出したために、
菅野の存在が表ざたになって、
久遠寺老人と榎木津が土牢に押しかける展開となったため。
鈴子は、菅野の修行を台無しにするどころか、
逆に修行を完成させるためのお手伝いをしている。
これを意図的にやったなら、鈴子は禅の師家としては超一流の人物だよ。 涼子や鈴子のあれはメンヘラが他人をコントロールする手段の一つとして性を使うみたいなもんだと思ってた >>234
その構図って「榎木津という神」が「鈴子という悪魔」を打ち払って救済した、ということになるから、どっちかって言うとキリスト教的な展開な気がするんだよな。まあ榎木津には仏教的な悟りよりもキリスト教的な奇跡の方が似合うからいいんだけど。
菅野の鈴子の関係性は、強姦事件の加害者と被害者なわけなんだけど、ここで明確に「鈴子が悪魔」ということにしてしまうと、「レイプの被害者の方が悪いってことか?」なんていう下らない議論に発展してしまうのが難しいところよね。 織作家はそのコントロール法を代々のしきたりとして嗜んでたんだろうな アカネちゃんが日本のテッペン取るところを見たかったな。すぐ殺すのはよくない あれは「このシリーズの中心」という意味なのかなあとも思う。 茜のあれ前作ラスボス瞬殺して新ラスボスの凄さほのめかすみたいやったな
関口もあんなやったしこらまたえらいこっちゃ…はよ次の巻出してや思たわ
一応大量計画殺人の首謀者なんやが死んでざまぁwとはならんかった
それどころか惜しい人をとか贅沢やなまだまだ使いでありそな良キャラここで死なすんか思たくらいや なんとか童子とかなんとかってもう出てこないのか
モリアーティ的な存在になるかと思いきや 藍童子はどっかで出るかもしれんけど、他は出るとしてもちょい役とかでは 関口は塗仏であんな目にあったのにその後けっこう元気にしてるの強いよな 姑獲鳥から邪魅まで一年半くらいしか経ってないんだよなぁ
関口の人生充実し過ぎ 塗仏までは面白かったんだよな。それ以降面白いと思えない
俺の感性がバカになったのか、作品がつまらないのか >>245
陰摩羅鬼以降キャラ小説としてもストーリー小説としても読めなくなったからつまらないのだろう
何より厨二要素が減ったし
今では京極小説としか呼べないものになってるから百鬼夜行ファンは面白くないと言ってる 塗仏も支度はよかったけど始末のほうがなあ
集団で後催眠で操られてましたってなんや夢オチに近い残念さやったわ
デビュー作からケレン味強かったがこっから先どんでん返しの快感薄れる一方やわ >>242
雨宮が死体で発見された。
でも、加菜子の入った例の匣は行方不明。
その匣を巡って、次々に殺人事件が起こる、という
魍魎の匣の続編を書いてほしいね。 後催眠オチは良くなかったよね。
「あの世界はこんな超人がいる世界なのか」と白けてしまった。
巷説にもそういうのいたけど、ちゃちな裏技程度に使ったほうが良かった。 処女作からして「目の前に見えていたのに認識出来ていなかった」という力技だったわけで
その辺は今更どうこう言っても仕方ない気が 百鬼夜行シリーズのトリックなんてどれも馬鹿馬鹿しくてミステリーとしちゃ論外に近い
作者も虚談やら虚実妖怪百物語で反則とか身も蓋もないトリックだと自虐書いてるくらいだし 巷説の徳次郎も割とそれは無理やろってことたまにやってる気がするけど(赤魚とか井戸とか)
しれっと裏技的にやってるからちょうどいいバランスの幻術なんだよね
やろうと思えば太平洋戦争で日本が勝ったという夢を見られるような
催眠を永遠にかけられるとか普通の人間に勝ち目無さすぎる 国家警察があんなガキンチョの力を借りるなんてよ
まるでまんがの金田一耕助の孫事件簿みたいじゃないか 横溝正史の金田一ものなどを順に読んでいっても思うことだが
主人公達が年を取るシリーズは作風と時代背景が段々かみ合わなくなる場合がある
復員兵がうろついてる戦後まもなくの殺伐混沌とした世界観なら通用する荒業も
人心が落ち着いて秩序回復されつつある世の中だと浮いてしまうようになったり
百鬼夜行にも同様のことが言えるんじゃないかなぁ 時代背景以上に、刊行ペースが開いた事による支障の方が大きい気もする
京極本人も少なからずあるだろうし、読者もね 恐らくシリーズ通してまだ二、三年くらいしか経過してないだろう
鉄鼠で冬だったから一年くらいは経過してるだろうけど
それぞれの事件の間隔はすごく短いと思う
なんであいつらの周りでだけ殺人事件がたて続けに起きるのか?
まるで名探偵コーナンみたいだよな 姑獲鳥の無意識的な結果と、塗仏の意図してあれができるってのとじゃ全然違う
同じトンデモでも後者の方が興覚めってのは当然の感覚だろう
百鬼夜行は普通のミステリならこうはしないってことを敢えてやってる
鉄鼠のしょぼい動機とか、絡新婦では動機すら書かないとかな
言ってみりゃシリーズ通じてアンチミステリなんだよ
魍魎の京極堂の占いの下りとか、実はホームズの演繹的推理も茶化してるし
ただ塗仏はやりすぎて明らかに失敗してるんだよな
あんだけ伝奇小説的に話広げて、ミステリのフォーマットに収まるわけないし 虚無への供物を読んできた
京極さんも影響受けてない?
かなり面白かったなぁ アンチ〇〇というか
京極って簡単に言ってしまうとひねくれ者なんだろうな結局
大勢が同じ方向を向いてればあえて斜めから物事を捉える人
あくまで感情的にではなく、理性的で論理的な視点で
人間って理屈よりも感情に重きを置きがちでかつ他人や世間に合わせる社会的な動物だから
ときには倫理観や科学的思考よりも大衆的な雰囲気に左右されたりもする
しかも時代によって正義もコロコロ変わるわけで
京極は浮ついた感情も世間の常識も大雑把な雰囲気も不確かな正義もお構いなしに
筋が通って理に適い、感情的よりも論理的であることを良しとしてる
そのために科学から宗教や民俗学、果てはアニメや漫画までなんでも使って
あることないこと語り倒すエンタメ、本人の言う通俗娯楽小説とやらを書く作家
まあ変人というより馬鹿なんだろう
世間や他人とズレると馬鹿のように見えるが
そもそも馬鹿が好きで妖怪馬鹿(馬鹿が妖怪を修飾するのではなく、妖怪が馬鹿を修飾する等と宣う)
を自称するような変なオジサンだから 心理学のことは筋が通ってない気がして学問としてそこまで信用してないんだろうな
でもその「筋が通ってない」って言いたいが為にめっちゃ心理学の本自体は読んでそう
フロイトを茶化してはいるけどフロイトの本はほぼ網羅してそうだし(比べてユングはさらっと触れただけ)
そういうひねくれたとこがある 百鬼夜行シリーズは絡新婦の理まではよかった。塗仏は後半のオールスター感謝祭は読み応えあったけどイマイチだった。
1番好きなのは絡新婦の理 塗仏が転回点だと感じてる人、結構いるんだね
制作途中に作者の中で何かが大きく変容していったように思える 塗仏はシリーズ最後くらいのつもりで書いたけど、あまりにも関口の扱いが酷かったから続き書くことにしたんじゃないかと適当に言ってみる
京極を外に出して捜査させるにはどうするか考えたら、あんな感じになったんだろうな くんほう様の正体がひどすぎたから挽回しようと焦ってる。
と個人的に思った。 >>262
別に京極の良さが変わったとは思えない
だがそのあたりから読者ウケが悪くなったのは事実
読者の感想をまとめるとキャラ萌えと厨二要素が薄れたのが大きい
妖怪小説から京極小説へ確立されて行くにしたがって百鬼夜行シリーズのファンが離れた印象 キャラ萌えと中二を連呼している人が居るけど全く同意出来ない
むしろキャラ萌えと中二以外の要素が薄れたからつまらなくなったのが百鬼夜行シリーズだろうに
なんでも京極を擁護したい気持ちも分かるけど盲目的なのは良くない
百鬼夜行シリーズのウケが悪くなっていったのは単純に憑き物落としでの解決がマンネリになったのと書くべきネタが枯渇してきたからだと思うぜ
キャラの強さと妖怪になぞらえた大仕掛けのバランスが悪くなってキャラだけが目立つようになった
だから短くサラッと終われる百鬼徒然袋ではそれが良い方に出てライトで出来の良い中編になってるじゃん 要するに百鬼夜行シリーズは自分でこしらえた器に注ぐべき中身が薄くなってしまったということだと思う
魅力的なフォーマットとキャラに見合うだけのエネルギーもネタも無くなってしまった、というのが実際のところ
作者からしてもあのシリーズ続けるのはしんどいだろうなあと思うよ
作家の心情も興味も熟成度も変わっていくのだからあのシリーズに拘る必要は全く無いというのが俺の正直な気持ち
他に面白いものが書けるんだから え?百鬼夜行シリーズ以外語るべき作品あるのこの作者って感じだけど >>267
まあ読者の好き嫌いじゃないの結局
事実>>268みたいなファンは多いわけで
だが普通に面白く読んでる身としては京極の力量は衰えてるどころか鋭さ増してると思う
姑獲鳥の夏読んだとき感動したのは
この滅茶苦茶なトリックを読者に受け入れさせるとはなんてペテン師だと思ったのよ
どんどん読み進めて行くうちに理屈を並べて丸め込むのが凄い小説家だとわかった
鍵壊して忍び込んで金を盗むのじゃなくて言葉巧みに呑まれて自ら金庫の鍵を開けさせられる感じ
現代ものなんかは時代や表現の制約がない分もっと巧みにユーモラスで面白い
だからこそ今昔百鬼拾遺読んでみて改めて熟成度(?)が増したと感じたよ いや、夏の「見えない」とか、
仏の「催眠術」とか、瑕の「常識のズレ」とか面白かったけど納得はしてないよ俺は >>272
姑獲鳥読んだときすでにミステリーじゃないと見切りつけたからな
実際どれもふざけたトリック過ぎて馬鹿馬鹿しいし
最近の他シリーズなんて謎もキャラ萌えも厨二要素もないどころかストーリーだってないけど
言葉巧みにペテンに巻くような京極小説として成立してるから面白く読めてる 関口と梗子に見えないのは納得できるんだけど、内藤にもってのがね
何の説明もないしレビー小体型認知症かなんかかなぁ 百鬼夜行は足掛かりで、本当は巷説をやりたかったんだと思うんだけど、キャラが立ってるし意外と受けたかたら百鬼夜行シリーズ化したんじゃない? 巷説は怪創刊時に依頼されて始めたものだからそれはない
伊右衛門のキャラ使い回して必殺シリーズモロパクで作品をでっち上げたって感じ
姑獲鳥は若い頃漫画にしようと思って挫折した作品だから思い入れは強いよ
ただ本来は、姑獲鳥のあとは徒然袋のシリーズをやるつもりだったらしい
でも続けて長編を書いてくれって言われたんでああなった
京極にとって百鬼夜行は本当は薔薇十字探偵団シリーズなんだと思う
だから本の巻末にも京極堂じゃなくて薔薇十字のロゴが書いてある 大幅に遅れてきた読者ゆえに出版された順で京極作品の既刊を片っ端から読んだ
その結果思い入れ深いのは百鬼だが百鬼はまだ続いてること除いても
完成度の高さじゃ文句なく巷説に軍配が上がった
予備知識ゼロで臨んだが後巷説を読み終わった瞬間悲喜こもごも
宴の終わりの寂しさと同じくらい失速せず完走してくれた嬉しさも噛み締めた
翻って百鬼は下手するとこのまま鵺が出ず外伝のみでお茶を濁し続けそうな気配だ
また本格的に再開後に完結しても後巷説のような深い満足感を味わえるかどうか
そもそも作者の興味が移ってミステリ的作品より別に書きたい物ある気もするしな 確かに巷説を読んだ上での後巷説が最高峰だと俺も思う
賞を取ってるから言うわけじゃないが
格調の高さ、エンタメ性、伝奇性、心に染み入る深い余韻、非の打ち所がない
ああいう境界に居るどっちつかずの人間が主人公ってのも好きなんだよなあ 巷説は好きなんだけど、お銀さんとお姫様が瓜二つって設定が、もうちょっとなんとかならなかったかなあと思うんだよな。無理矢理感が強くて。 >>272
匣の「彼岸」も。
須崎を殺した後の雨宮の行動は、
「彼岸」などという意味不明な概念を持ち出さなくても、
加菜子が死ぬまでに、相模湖に連れて行くため、
と考えれば、十分に合理的な説明がつく。 京極が心霊探偵八雲の作者と対談してたけど、この小説って面白いの?
京極ってオカルト信じないけど、フィクションなら良いのか?? タイトル挙げることもせず漠然と「面白いの?」なんて尋ねる気が知れない
しかも京極夏彦の読者が集うスレで聞いて
「面白くないよ」なんてレス返ってくる確率どれくらいあると思ってるんだ
二つ目の質問もワケがわからない
口ぶりから見てまだ読んだことなさそうだし、じゃあストーリー知らないのに
「オカルト信じないなら、その作品でオカルト扱うの良くない!!」って
生涯不犯の坊さんが夫婦の性の不一致について語ると同じくらい話にならん
他にも京極作品以前のことだが対象に否定的だからこそ語れる物事もある
例えば無神論者にしか描けない宗教の負の面やそれでも信じる人の悲しさとか
同様に不支持の立場からオカルトを絡めた作品を書いたって全然問題なかろ 心霊探偵八雲
八雲は未読だけど、この作家の他の作品読んだことある
なかなか面白いよ
ただちょっと、ホラー色強すぎる気もしたけど… 他人の記憶が視えるというのも死者の魂が見えると同じくらいオカルトではある
と言うか榎木津の存在自体がもうファンタジーw https://news.yahoo.co.jp/pickup/6364566
先生が「うーん誤植だけどま、いっかー」と思われたんなら甘海老でいこうじゃないか
日本の妖怪のことは先生が決めていいんだよ とにかく、この作家は、もっとしっかりやらないと、
どんどん駄目になる典型的、先細りになっていく作家のような気がする
大体、嫌な小説も、文庫、本屋にほとんど置いてないし、平積みすらにもなっていない この作家、なんとなく馬鹿じゃないかなとか思ってたけど、妖怪馬鹿とか自分でいってるw 偉そうに何言ってんだこのバカ、腹立つな
ダメになるだの先細りだの言うけどほとんどの作家がこんなもんだよ
第一、京極は大衆作家ではあるがもともと流行作家じゃない
一過性のブームこそあったが、同時代に売れるというよりは長く読まれ続けるタイプ いやいやいやいや藤子不二雄F先生は死ぬまでどーんと売れてたじゃないか
やなせたかしせんせい、クレヨンしんちゃんの先生。
京極みたいに凋落するのが普通ではない 実際、売り上げは10年前20年前と比べてどう推移してるんだろうね
拾遺は結構売れたみたいだけど、他のはどんな具合なんだろう どうかなぁそれはわからないけど、図書館で普通は新刊って予約だなんだで全然借りられないんだけど
人殺しも弔堂も新刊なのに普通に書棚に並んでたから、世の中の人は求めてないんじゃないかな 売り上げ落ちてるのも少なくない読者が近年の作品を面白くないと思ってるのも確かだろうな
だがそれでも京極が劣化したとかやる気失ったとか言うのは浅はかだと思う >>294
超一流の漫画家とか若くて亡くなった人と比較したら誰だって落ち目ですわ 商売だから。売上が落ちたらただの落ち目の人。
出版社だってビジネスなんだから売れなかったら頼まない。 深作欣二みたいに最後にでかすぎる花火を打ち上げたりして >>221氏がおっしゃるように、京極作品の本質は男性原理だ
従って、女性人気は出にくい
京極先生は良く言えば優等生、悪く言えば退屈である
女性性が低い時点でエンタメ性も低くなる
村上春樹や宮崎駿の様に、国民的ヒットする作品は
多くの女性ファンを獲得しているものだ
京極先生が凋落した理由の1つは、女性原理が男性原理を
超えつつある21世紀と噛み合わないことだ
超スマート社会やSDG’sは女性性が高い
コロナ対策を上手くやった国家元首もドイツ、ニュージーランド、台湾と女性が多い
日本も小池百合子が首都知事で初の女性であり、先日の選挙でも圧勝したばかりだ
この様な流れはフェミニズム(男性原理へのルサンチマン)とは違う
つまり、上野千鶴子女史も京極先生同様に賞味期限が切れつつあるのだ
分かるかね?(´・ω・`)
ここまでは分かりやすい
では、なぜ京極先生は保守的な男性読者の支持までも失ってしまったのか?
諸星大二郎先生や岩明均先生は男性読者の支持をガッチリと掴んでいる
両先生は京極先生とは違う
「ここ」
ここに深刻な問題があるのではないか?
ワトスン君(´・ω・`) >>285氏の「キーボードをめっちゃ速く叩いてそうw」な苛つきを生成してのは、
>>301で触れた「ここ」にある深刻な問題が京極ファンの脅威だからだ
違うかね?
ワトスン君(´・ω・`) 京極夏彦ももう駄目だねえ
なんて思っている人、ざらにいると思うw 小林信彦の探偵物に出てくる被害者のようにでもいいぞ
以下ネタバレ
落ち目の文豪が死ぬ覚悟で諜報部が出張るレベルのネタで最後の小説を書いた
そのせいで案の定原稿ごと消されてしまった
という風に装って実は死後に名を残そうと自殺した
燃やされた原稿の束もほとんど白紙だったという真相だった 劣化以外の何の言葉があてはまるんだろうね
もう、いいんだよ
陰摩羅鬼から続くぐだぐだしたぜんぜん面白くない小説は
月はまだ、見ごたえあんのかね
もしかしたら、また本屋でパラ見で、スルーするかもしれんが
期待しているから、ろくでもないものは書いて欲しくないんだけど、
この作家は、駄目な方駄目な方へてのひらを返していくから
もしくは、流されていくから
いつも
がっくし 人殺しなんてダラダラ長いだけ(多分)
は読みたくないねぇ だって歴史小説でしょ
だったらもっと読みやすい文体で読みてぇやなぁ
池波正太郎とかよぉ ここで京極の近年の作品も全部面白いと言うと盲信だとか言われるのだよなあ
だがそれを言うなら百鬼夜行の中盤あたりから面白くなくなったから作者の技量や気力が衰えたのだと言うのは
迷信に取り憑かれた勝手な憶測だと言えるのではないだろうか
喩え話だが
とある海で人魚が目撃されて話題になったとしよう
でもそれは人魚のように見えるジュゴンなんだよ結局は
広い海に隠れるように泳ぐ姿は確かに神秘的で人魚と見間違うのもわかる
しかし当然下半身が魚の美女など存在しなくて
そこにいたのは単にジュゴンという水生の珍しい哺乳動物でしかない
あちこちの水族館でジュゴンが見れるようになったけど
人魚という迷信に取り憑かれた人は
水槽で泳ぐこんな不細工な顔した動物なんか見てもつまらないとしか思えない
しかし人魚なんていう幻獣ではなくジュゴンという動物が好きな人にとってはどこで見ようとも
そのイルカやアザラシとも異なるなんとも言えない愛嬌のある独特な魅力は海で見たのと全く変わらず面白いわけ
つまり自分が面白がれないから京極が劣化したのだとまで言う読者は海でちらりと見たジュゴンを人魚だと思い込んで
迷信の幻と現実の姿を比べて勝手に失望しているだけのような風に思えてならない 劣化した作者の作品なんて読まなければいいよ。
金の無駄、時間の無駄。
なのになんで淡い期待してんの?
それこそ、呪詛めいた物に取り憑かれているんじゃないの?
劣化する以前の作品、他の作家を読んだ方が心は荒まないぞ そんな風にな…
読まなければいいよとか言うけどなあ
内容が失礼すぎるんだよ
頭きてさあ
この作者、愚作残しておっちんでいくんだぜとか、つっこんでやりてえわ >>310
まあまあ、具体的に何処が気に食わないの? 死ねばいいのにの主人公の男のキャラ改変とこの男のやっていることや
人ごろしもひとでなしも読んだけど、マシなのないし…
まあ、いまさらだし、怒れているの俺だけなんで言ってもしょうがないだろうとは思うけど
ちなみに、陰摩羅鬼からは、本当に読んだ後ため息ついて
面白くないなとかって真剣に悩んでる
この作家のここまで駄目になったものってなんだろうって
すごい好きだったから、ここまで面白くなくなっていくのが、残念でしかたないし
ここまで面白くなくなるとは思わなかった作家だから、びっくりしてる
ずっと、塗仏ラインのものを書いていくのかなって思ったけど、
作品の中で色々中傷みたいなことするし
もう何年もこんなこと続けていること作家…
昔はすごい憧れていたけど、貶さなきゃいけない羽目になるとはこちとら思わなんだ ジュゴンのたとえは趣があっていいけど、
京極堂の体系のことかい?とかって意地悪につっこんでみる
名を残して自殺しようにも、自殺できるの?
この作家にその覚悟と勇気があるかどうか >>309
だから読んでないって述べてるじゃないか
日本語のわからない外国人の人か 鳴釜でてつやの取り巻きが披露宴でホモ化した理由がわからないんだが誰か解説してくれないか
中禅寺が呪いかけたとか抜かしてたけどそれがありならもうなんでもありじゃん ホモ化した理由?あんなん、作者でも想像できないような呪でもかけたんだろう
だからページがはぶかれている
いつもの憑き物落としみたいに、作中の登場人物が信じ込むような言葉でもつかって
思い込ませたんだよ。もしかしたら、洗脳じみたものかも >>316
中禅寺は「世の中に不思議なことなど何一つない」と常々言っているんだけど、
自分は不思議な術の一つや二つは使えるんだろうw そら小説的な「仕掛け」と超自然や超能力は別という事になってるから
それ言い出したら巷説の仕掛けの部分だって十分に非現実的だしなあ >>318
で9月にはすぐに『月』の文庫版がでる
……うーん鵺は発表なし 相変わらず訳が分からん刊行のやり方だな
こんなのノベルス版も文庫版もどっちも売り上げ減じゃん
そもそも分冊版から一年しか経ってないし
ルーガルー2はまだ実験的な刊行だって言い訳あったけど
それだって出版社からしてみればやりたいわけないんだよね
やっぱ講談社に対して嫌がらせしてるとしか思えない
性格が悪すぎる 逆だろ。出版社側があんまりにも横暴だから「じゃあお前らの言ってること、みんな公平に対応してやるよ」ってのがこの結果だろ。 まあ>>327のように
この手のぬえぬえ連中に向けて出すだけ無駄だから
存分に他のシリーズ書いて欲しいわ ノベルスと文庫、同時発売ならどちらかお好きな方をどうぞってことで理解できるけど
一月違うのはどういうことなんだろう?
誰も得しないと思うが ジャニーズとかあkbみたいにジャケ写が違うだけで全部コンプリートする
熱心なファンが大勢いんだよ、言わせんな恥ずかしい 昔の綾辻との対談を読んだけど、京極ってそれほどミステリに思い入れないのね。
なら昔のノベルスみたいに、赤字で「本格小説」とか入れたら良かったんじゃないか。
「バカミスルネッサンス」とか、「春樹風冒険小説」とか >>303
思ってないけど、百鬼夜行シリーズはネタ切れだと思う。 >>331
妖怪好きであってミステリーじゃないのだろうね 百鬼夜行は書こうと思えば書けるんじゃない?ただ俺には逃げている様にしか見えないんだけど… 書くだけなら書けるだろうけど、初期みたいなのは無理だ
妖怪、横溝、島荘、必殺シリーズとか好きなもん全部ブチ込んで、若さと勢いでまとめ上げた
はっきり言って作家本来のポテンシャル以上に上手く行き過ぎてしまった
だからこそこの先50年、100年残るシリーズだと思うけど
巷説や江戸怪談の傑作はこの先も書けるかも知れないが、百鬼夜行はもう無理
誰よりも本人がそのこと分かってるだろうから余計苦しいと思うな
まあ京極はマッチョな人だから、そういう弱さは表に出さないではぐらかすだけだけど もう百鬼夜行シリーズは書く必要が無いと思うけどな
いや本人が書きたくて仕方ないなら好きにすればいいけど
どうもそういう風には見えない
もういい歳なんだしあんなぎゅうぎゅう詰め込んだ大作書くのは見るからにしんどそう
>>335
やっぱり若くてほとばしる何かが無いとあんな風には書けないよね
そしてそのほとばしる何かが無いならあのシリーズを無理して書く意味は全く無いと思う 同じように感じてる人がいて安心した
自分も続きは出なくていい派
絡新婦か、ギリギリ塗仏までが面白かった
無理せず今の作風に合ったものを書けばいいと思う 自分は近年の京極小説の方が好きだけどな
ヒトごろしは特に傑作だがヒトでなしや弔堂も補完し合ってる見事な関係
やっぱり百鬼夜行以外のシリーズで作風の幅を広げたことが功を奏したものだろう
近年の作品群はこれまで以上に作者の底知れなさを感じさせるものばかり 箱根登山鉄道がようやく復旧か
土砂を撤去していると中から謎の寺の遺構が……とか言われても場所が大平台なら信じられる 塗仏以降も十分楽しめたので鵺は書いてほしいなぁ
というか終わるなら綺麗に終わらせてほしい
邪魅で完結ってならともかく、スピンオフは書きっ放し、拾遺で煽りっ放しではちょっとねぇ 塗仏の支度までが前半、始末から後半
で6冊6冊だからあと3冊書く予定だったと勝手に思ってるんだけど
そこまでは書いて欲しいよね、みんなが生きてる内に 塗仏も陰摩羅鬼も邪魅も意欲作ではあるが傑作になり損ねた作品という印象
駄作ではないが、前五作と比べるとどうしても落ちる 邪魅と陰摩羅鬼ばかり批判されるけど狂骨もつまらなかった記憶あるな 狂骨については(これ映像化どうすんだ?)という感想しかないな。 言えない・・・
中禅寺vs堂島の厨二バトル路線の胸アツクライマックスも
本当は滅茶苦茶読みたいなんて
このスレじゃなかなか言えない・・・ 南極(人)で馳さんの小説パロってるの思い出した、直木賞のニュース届いた梅雨。
一遍読んでみるかなぁ。 馳星周もあの頃ではなく今になって直木賞というのは凄いね
最近の作品なんて全然読んでないけどまだそういう脂っこい情熱が残ってるってことなんだろうし 結構有名だけど。司馬遼太郎の本とかにも出てくるし。 >>346
>中禅寺vs堂島の厨二バトル路線の胸アツクライマックス
面白そうだけど、その厨二バトルが成り立つためには、
どういう「舞台装置」が必要なんだろうか、とちょっと考えてしまう。
(´・ω・`)誰か二次創作で書いてくれないかな。中禅寺vs堂島の厨二バトル… 日光の事件(鵺)と東北の事件と
河童では何かもう1つ事件に
関わってるっぽかったな >>352
猫派(中禅寺)vs犬派(堂島)
みたいな下らない対決ならすぐ書いてくれそう 自分の知ってるものでしか新しいものを解釈できないんだなw
そういうのってジジイやババア特有の感覚だな
まあ鬼滅は女性人気すげえし、京極直撃世代の30代後半〜40代の女にも刺さりそうだし
俺は主人公がいい子すぎて無理だった スピンオフ漫画の中禅寺先生読んだ
この頃関口何してたんだっけ? >>360
小学生も読む少年漫画だから主人公は優等生で良いんだよ >>343
「狂骨」は自分にとっては前二作のような派手なクライマックスではない代わりに
丁寧な構成を読み返す度に感じられて面白さが増す作品だった >>356
それじゃ困る。
中禅寺vs.堂島の対決は、
百鬼夜行シリーズのラストを飾るのにふさわしいものでないと… なんか狂骨って高橋葉介のオマージュなんかなってシーン多くない? >>366
オカルト関係は似たように感じてしまうんじゃないかな
高橋葉介はもっと本当に怪奇現象が起きるから、一応リアルな狂骨とはまた違うと思うよ >>368
そーゆーんじゃなくてさ、例えば
高橋葉介「夢幻外伝 死者の宴」に収録の「海鳴りの家」の冒頭とかさ、いさま屋と朱美の出会いのシーンにそっくりだと思うし
同じく死者の宴に収録の「人でなし」の冒頭は朱美と民江のケンカシーンっぽいなと思うし
ところどころでオマージュになってるのかなって思わされるんだよな むげんがいでんとかいうのは読んだことないな
夢幻紳士多すぎるし出版社もバラバラでまるで超人ロック、
どう探したらいいのかもわかんないよ >>369
そういう風に、偶然の一致っていうのはどこにでもある
たまたま似通っているだけかもしれないよ
某アニメーターを燃やして殺しまくったあの犯人はそういう妄想が行き過ぎて
ひどいことをしてしまったが
一緒とはいわないけれど >>369
そういう風に、偶然の一致っていうのはどこにでもある
たまたま似通っているだけかもしれないよ
某アニメーターを燃やして殺しまくったあの犯人はそういう妄想が行き過ぎて
ひどいことをしてしまったが
一緒とはいわないけれど 塗仏までは面白かった派と塗仏は面白くなかった派で別れる件 昔は、姑獲鳥と絡新婦が一番好きだったけど、
年をとって鉄鼠が一番好きかもしれないとも思える
たしかに、狂骨も面白くなかった
ノリが悪い 鵺って言葉をきくと、疲れてくるようになったよ昨今
この作家は最近はあんまり刊行率高くなくなったんじゃないか?
水面下で色々かいてるのか? 正直塗仏は俺にはツラかったな
なんか集大成っぽい盛り上がりがあるから最後まで付き合ったけど
心に残ったのはひょうすべとカッパのくだりだけだわ
太い幹が枝分かれしてそれぞれの妖怪になるんじゃなくて
無数の毛根が凝集して妖怪になるっていう所が凄く面白かった 諸星大二郎はいいよな
子供もこの漫画家は好きそうだ
ネタが凝ってるし
かなり頭がいい漫画家だと思う >>377
妖怪好きなんだな
京極は毎回、普通の殺人事件の合間に幻想的な妖怪のシーンが挟まれる
この絶妙な書き方が好きだ
私は、毎回この作家は、オカルトやカルト臭とか、宗教っぽい感じがして好きだが
塗仏もそんな感じだしぬっぺっぽうのあたりも好きだが。
最近、こんな文章の上手い作家はまったく見かけないので残念でしかたない
ただ、死ねばいいのにからがくっと文学的ともいえる書き方をしていないから残念 百鬼の猟奇についてどう思う?
正直、子供の頃この作家読んだから、トラウマ級の酷い殺戮の方法だと思うが
魍魎の犯人は特に、強烈で、好きだけど嫌いな感じもする時があった
御手洗の殺人と同じような傾向が見られる
惨酷な殺し方するよね
そう思うと京極夏彦ってかなり異様な雰囲気の人物だとしか言いようがない
もっとひどい殺しをする作家っている? 正直、妖怪には全然興味ないな。ゲゲゲのおにたろうも読んでなかったし >>379
妖怪という概念が好きなんだよ
怪獣やモンスターとしての妖怪もいいけど
昔の人や社会が説明出来ない怪異を処理するために妖怪というおとしどころを作った事に叡智を感じる
巷説の方は全部その図式だしね
無理難題を八方丸く収めるために妖怪が大活躍するっていう >>380
いくらでもいるよ。あまり得意そうじゃないからおすすめはしないけど
一応例を挙げとくと友成純一とか、ミステリなら綾辻の殺人鬼とかも
京極さんは猟奇趣味じゃなくて大衆に受けそうなガジェットを選んでるだけな気がするなぁ
だからあまり気持ち悪さが後に残らない 七人ミサキをビデオで見たけど、
百鬼もそうだけど、この作家は色々詰め込みすぎるというくらいのが好きみたいだな
百鬼はどんちゃん騒ぎみたいな一種のお祭りみたいなイメージもある
妖怪はあの忌まわしい感覚を持っている感じが特にいいと思う
幽霊にはない古き良き日本みたいな
ガジェットというのは、確かに
考えると大変なアイデアを毎回考えて居るんだなと思うよ
気味悪い感じは毎回結構するんだが 友成純一はアマゾンで見たらスプラッタが酷そうだね
綾辻は存じてる
こういう猟奇だけの要素の小説って面白さがちょっと分からないのだけど
また読んでみるありがとう 最近見かけないけど、飯田譲二のスプラッタも好きだった
なんか宗教みたいな小説アナンとかアナザヘブンとかもちょっと、
スピリチュアル系に行ったのは残念
京極よりちょっと前に流行ってたよね >>384
〇談シリーズなんかは
あえて説明せずに空白を作る淡い感じの語り口なんで
一応そっちも行ける模様
まぁ基本は詰め込みタイプだけど 中禅寺が古本屋始める前に教師してた漫画みつけて読んだけどお金を損した気分。京極夏彦の短編集読んだことないのですがそれをベースに中禅寺と新キャラを主役にした感じ?だれかみた人いますか? 帯に完全オリジナルスピンオフって書いてあるよね
志水アキのオリジナルです へーそんなオリジナルを認めるとは
夏っちも懐が深いね 筋を通せば、なっちは面白ければ良いというすたんすじゃない? >>389
電子で買ったので帯みてなくて。ありがとう、やっぱ読者層に合わせた軽めの話なんだね 面白ければ何でもいいけど、ただ面白くない本なんてないとも言ってる
基本的に適当なんですよ
コピーライターが神様だった80年代に広告代理店で働いてたのが大きいんだろうね
刺激的なコピーを先に作って、それに無理矢理理屈を合わせようとする
だから話が強引というか詭弁的になるんだよな 中禅寺の若い頃なんて、許可したとはいえ勝手に書かれたら自分が書きたいと思った時に
大変じゃないかね。 教師やってたってのは、姑獲鳥で触れてた気がするが
二次創作は公認でも非公認でも興味わかない 原作では旧制高校であって新制高校ではないと思うが
それと昭和20年代を昭和初期と言うのはどうか? 榎木津と中禅寺の馴れ初めが知りたい。馴れ初って言わないのか男同士だから 榎木津少年の事件簿?
一応戦争行く前から記憶が視える能力はあったんだよね 京極って平安ものやらないかな〜?
安倍晴明や頼光四天王を書いてほしい。 それよりもも桃や竹、岩などから生まれた謎の生命体がなんらかの特殊能力(怪力など)
を持っていて、悪いなんらかの存在をやっつけて、ムラに平和をもたらす。
なんてのはどうだい >>404
そういう昔話みたいなのは、まだ書いてないよね
京極は、悪人役より正義の味方が好きそうだよね 作家はなぜか売れると古典的名作を自分なりに書きたがる
横山光輝の三国志とか北方謙三の三国志や水滸伝とか なぜだろう
私は、あんまり歴史ものは読まないからわからないのだけど >>399
そうなんだけど学年も違うし何がきっかけでお互いの存在を知ったのかなって
薔薇十字のは読んだけどそこにも書いてなかったし
まあアレは原作とはファンが、書いた公認の2次創作だし そういう謎はいくらでもあるよね
京極堂の子供時代とか、すごいひねくれた子供だったんじゃないか推測
なんで父親、キリスト教に改宗(だよね?)したんだろう
弔い堂から知ったんだけど
もう京極も57歳くらいだから
はやくそういう謎を本に描いてくれないと
分からないまんま終わっちゃいそうだよね 中禅寺と榎木津は意外と接点が想像できないんだよな
関口とは同級で寮も同じだけど、榎木津は上級生で恐らく通いだろうし
案外関口がきっかけで知り合ったんじゃないだろうか
関口は立ってるだけでツッコミどころ満載の人だし
学生時代から榎木津に目をつけられて玩具扱いだったとか
ただ京極はそういうファンサービス的なことはこの先も書かないだろう
キャラは作品の駒でしかないと断言してるから余分な描写をしない ユニークな新入生がいると聞いて顔見に行ってちょっと話してみたら
最高にクールな奴だったから付き合うようになった、って単純な話だと思うが。
京極夏彦と平山夢明の仲みたいなもんだろ。 >>411
>ただ京極はそういうファンサービス的なことはこの先も書かないだろう
>キャラは作品の駒でしかないと断言してるから余分な描写をしない
だろうね
血液型や誕生日すら知らないっていうし 初対面で榎木津の眼に視えているものが何かを言い当てた
的な描写があったと思うけど、どんな状況なんだという
一番の妄想ポイントはここだと思う >>411
先輩は躁病気味だから鬱の関を紹介してやるって紹介したんじゃ無かったっけ
関口経由じゃないんじゃね 百鬼のファンブックみたいなの出ないかな…
まあ、いまさらっていうか、かなり遅いタイミングでのファンブックだけど 公式かどうか知らんが登場人物事典みたいなのは出てたような あのぺらいやつ…?
なんかどの巻かの本にはさまれたヤツだよね
あれくらいじゃあ全然納得できないよ
謎本くらい厚い本ででないかな
公式で >>414
その描写はどの話にありましたか?
漫画版と舞台は全部読んだのだけど原作の本は最初のと雫しかまだ読んでなくて教えてほしい!
文体が難しくなかなか読み進まなくて、全部に手を出せないのです 夢枕とは違う陰陽師を読みたいとは思うけど、今の京極では難しいかもね。。 今どきオカルト好きやら神話やら好きな厨二読者に受けそうなのは書かんだろう なんだかんだいって厨二は問題ある感じだからね
でも人気もある
本屋行ったら、八雲のファンブックが出てたよw
ファン多いんだね 問題あるのはオカルトを真に受けちゃうような純真で頭悪い子よ
厨二といってネタになる程度の分馬鹿なオタクのほうがまだマシ
馬鹿でオタクで笑える方がおばけ向きで京極らしいと言えば京極らしい オカルト読むからってそういうの真に受ける人ばっかりじゃないよ 笑えるっていうか、そうか?っていう感じ
京極の百鬼の、昏い話のおばけ話のお笑いは
笑えるというより、うすら寒いくらいだし
冥談とかそっちも同じ
まあ、鬼太郎はどうだか知らんが
人を小馬鹿にして笑いを取っているみたいだが
なんだか…もういいよっていう感じ
あれで笑えるのか?
へーほー、良かったね、全然笑えないよね
もっと違う傾向でやってほしい メンヘラも電波ちゃんも引き寄せるみたいだし
そういう手合いからも距離を置けたのはよかったよ そういう子も嫌いなんだ
へーほーふーん
病萌えって言葉を知らないのかね?
病気の世界って結構苦しむけど結構面白いんだよ
もったいない 家庭の医学なんて、色々読んでいると、化物みたいな病気が
ぞくぞく出てきて、読んでいて面白い
昔はそういう子供が生まれると、間引いたんだってね
東北では子消しなんて文化もある
夏彦先生にはそういう病のものももっと書いて欲しい物だ
妖怪に殺人に病にと、惨憺たるものを メンヘラだの電波ちゃんだの、そういうの
追い払ったわけじゃないんじゃないか?
そんなこと明言してないわけだし
そういう人は、本読んじゃダメなのか? >>420
百鬼夜行・陽に収録の目競かな。
初対面ではないけど、目の前の現実以外のものが見える事を話していないのに、それは過去が見えているのだって言われて榎木津が腑に落ちるエピソードがある。 放っておくためにもipあるとNGで一発OKだしな
うっかり刺激してスレ埋め尽くされるのも困るし >>432
ありがとうございます
電子で買ってみます >>318
大極宮の新刊紹介で『大幅に加筆修正』ってあるからただの合本ではないっぽい
楽天ブックスの紹介ページでも予約受付当初の640頁から752頁に修正されてた 狂骨みたいに「出版に間に合わなかったのだ」みたいな? わざわざ『大幅に』と断ってあるし、まあ大丈夫でしょう
ノベルス752頁ならちょうど陰摩羅鬼と同じなので、文庫版はおそらく1200頁くらいになるはず
拾遺は合計1000頁強なので、単純計算だけどおよそ200頁弱の純粋加筆が見込めるんじゃないかと できればノベルズで読みたいという変なこだわりがあって
三冊のは見送ってたんだけど、楽しみ〜 綺譚小説ね
河童しか買ってなかったから月買おうかな
でも他は多々良先生出てないんでしょ
だいぶ読み味違うだろうなあ 多々良先生出てると楽しいよね
鬼河童に比べて天狗はちょっと読み難く感じたな
敦子美由紀美弥子メインで出ずっぱりだとちょっとコンプあるだけの完璧人間な優等生や学級委員長の正論ずっと聞かされてるみたいでしんどい
単体なら全然気にならないんだけどね >>445
それ、自分のコンプレックスが刺激されるからじゃないの?
言い方が違うだけで、京極堂も敦子も言ってることは変わらないと思うけど
百鬼夜行って主観・感情・感覚みたいな女性的世界が、
客観・理性・論理の男性的世界観によって祓われるって構成じゃん
作中で酷い目に遭うのは大抵女だし
そういうある意味差別的な作品に女性ファンが多いのが昔から謎なんだよな
女が本当に嫌いなものって女って気がする
性的なバイアスがかからないぶん、女性の女性嫌悪って男より攻撃的だし >>447
男性的・女性的なんて枠組みであの作品読んでる人居ないと思うけど
なにやら特殊な自分の解釈を一般化して語らないでもらいたいものだね >>447
何を指してコンプが刺激されるって言ってるのかわからんけど、とりあえず京極堂は出ずっぱりじゃないじゃん
天狗は3人が交代でほぼずっとメインにいるから疲れるって話
よく正論ばっか言ってる人は嫌われるって言うでしょ
まぁお前がダメ人間だから清く正しい方々の御言葉聞いてるの辛いだけだろって言われたら否定は出来ないw >>447
というか君が差別的なんだよ
女は感情的で男は理性的とか、そんなのは伝統的偏見に過ぎないから
さも事実であるかのように前提にしてはいかんでしょ
その手の観念をあらかじめ相対化するのが京極さんの持ち味で
だから読者は自分が女だとか男だとか意識せずにフラットな感覚で楽しめるのかもしれないよ 女は感情的で男は理性的な「傾向がある」だったらいい? 何が偏見で何が偏見じゃないのかは主観的な問題だからこそ相対的が重要になるんでしょ
たとえば、「日本人は寿司を好む」という表現は差別的であると言える。日本人でも寿司を嫌いな人はいるから。
でも、「日本人は寿司を好む傾向にある」だったら相対的だから差別的とは言えない
そういうことでしょ
日本人が寿司を好むかどうかはこの際大した問題じゃなくて
詭弁を弄するのに絶対的な表現は都合が悪い、ということなんじゃないの 日本人が寿司を好む傾向にあることはいろんなデータで補強できるから男女の話とは違うんじゃない 傾向があるのは本当かとステレオタイプや差別偏見を助長してないかって話をしたんであって絶対的な言い方か相対的な言い方かってのは関係ないんだよ 理屈に拘ってる割に論拠に乏しいから突っ込まれてるだけだよ
どんな理屈にも根拠を固めるだけの歴史的背景やそれらを纏めた先人の著書、論文などがあるもの
折口信夫でも引用するのかと思ってみ皆待ってるんだぞ てか憑き物落としの対象が男女性別関係ないのに女性的な〜を男性的な〜でカテゴライズするのはナンセンスでは?
正直女は非論理的で男は論理的って本当は思ってるけどあくまでこれは客観的に見た意見ですと装ってる風にしか見えないし データや根拠の問題なのかな
その表現の受け手の問題であるだけの気がするけどね
たとえば「女性ってコミュ力が高いよね」という表現をした場合、それが差別や偏見だと突っ込まれる事なんてないし >>462
それは差別や偏見じゃなくステレオタイプだからでは 今昔百鬼拾遺 月加筆あり?編集の具合でページ数が増えてるだけ? >>464
>>437
どれほど大幅かは読んでみないと分からないけども 『月』買ってきたんだけど…って、オオオ〜〜〜イ
帯に「鵼の碑(近日刊行予定)」って書いてあんぞ 「主観・感情・感覚」=「女性原理」
「客観・理性・論理」=「男性原理」
ってところに引っかかってるんだろうけど、これって、プラグの出っ張ってる方を「オス」、引っ込んでる方を「メス」って言うくらい、慣用句的に言われる言い回しなんだよね。
だからこの慣用句的表現をそのまんま「男性的」「女性的」と解釈して理屈を捏ねるのも間違ってるし、そこに反応して「反フェミだ」「ミソジニーだ」なんて噛みつくのも間違ってる。
「お前、京極ファンの癖に日本語の使い方もわからないのかよ」って小馬鹿にしてればいいんだよ。 >>467
スレ的にこれは伸びていい情報……なんだけど、最近百鬼夜行シリーズもういいよ派が多いよね
俺は純粋に楽しみなんで嬉しい このスレもそうだけど京極ファンの中で
「面白かったのは塗仏まで、それ以降はつまらない」派の声がデカいからな
自分は百鬼以外の近作も全部面白く読んでるから
今の京極夏彦が百鬼夜行シリーズで何を書くのか楽しみだけどな
まあ才能枯れた劣化したとのたまう読者には面白くないものなのは間違いない 連載企画 Day to Day の京極のSS、
皆さんお待ちかねの京極堂と関口君復活だぞ
相変わらず人を喰ったような京極節全開
ただ振り仮名ないと読みにくいんだよなあ 昭和三十二年って時系列的には鵼より先でシリーズ中最新だよね
アジア風邪が書きたかったんだろうけど最後の情報が意味深
続きが判明するのはいつになるんだろうか(遠い目) ぬえ(空鳥)って書くと文字化けするのか
初めて知った >>472
紹介するんならネタバレは控えようよ……
>>473
それは史実だから多分伏線じゃない 『月』、いつもの通販と違ってぴったりとしたサイズの袋にみつしりと入ってたもんだから
何かヘロイン密売でもしたみたいになった Twitterはめっちゃ盛り上がってるな
でも講談社のいう近日は信用できんから
センセ自らツイートしてくれんもんかね わざわざ近日と表記したからには追加情報来週には来るでしょ >>476
いえいえ、ご丁寧にどうも。うっかりなら仕方ないです
空鳥の時もお互い気を付けましょうね >>472
そんな企画全然知らんかったわ! あんがとさん! ええ、うぶめの時小学生だった私ももう還暦ですからね ようやく中禅寺と、**の***が***することになるのか 近日刊行予定との噂を聞き……
矢も楯もたまらず……
ぬ…
ぬ……
ぬうぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜…………
ぬえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっつつつつつつつうっつ〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! クソつまらん自己満足のオナニーみたいな書き込みだからな
キチガイなりにもうちょっと芸があればマシなんだけど
最近はキチガイの後すぐに久しぶりだの何だの書き込みが付くようになった
まあバレバレの自演だけど
自分が受け入れられてると思いたがってるのも見苦しい >>490
すいませんでした
キヨウのところは勘弁して下さい ウケると思ってやってるのか
それとも真性の発作かな
次スレはip表示がいいな ウケる受けないで言えば面白くもなんとも無いけど、そんな噛みつくほどのカキコミでも無かろうよ
それで結果スレの空気重くなるのも嫌だしな
明るく行こうぜ これ別に「俺、おもしれー」と思って書き込みしてないだろ いつもの連投基地外と同じくらいぬえ基地外も鬱陶しい コロナって軽症でも肺が繊維化して後遺症で息苦しさに苦しみ続けるんだな >>497
中華はろくなものしか作らない国だな。
全世界に賠償金払って悔い改めろ。 月売ってねえええええ!どうなってんだよ!
まあ文庫で持ってるから、いらないっちゃいらないけど >>497
別にコロナに限った話でもないし全員がそうなるわけでもない
肺炎になりゃ多かれ少なかれ影響残るよ
軽い肺炎でも3,4年レントゲンから影が消えなかったと言う人も沢山居るわけでさ
正しい情報ではあるが情報の一面だけを故意に抽出して見せて印象を捻じ曲げる詭弁の一種だなそりゃ
死因の99%は心不全です、って言うのと同じ類 まさか京極スレでマジレス見るとは思わんかった
いや、これは周知したほうがいい訂正だと思うけどね
コロナ関連は意図的に恐怖を煽るかの様な偏った情報が多すぎ >>502
読みながらチェックしてたら50か所以上加筆部分見つけた
加筆の役割を大別するとおおむね2パターン
・会話文中に合いの手の台詞を挟みリズムを整える
・理屈をさらにつけ加えて多角的により深く語り直す
中でも天狗が一番加筆多くて主題の「共生」についての理論武装を大幅強化してる
合いの手が入ることで終盤の美由紀による怒涛の論破も読みやすくなってる >>499
あったらついでに買うか、ぐらいの感覚で近所の本屋数軒行ってるけど全然置いてないわ >>503
レポありがとう
全く新しいシーンとか、キャラの追加登場とかはなさそうだね >>497
雨宮さんも、肺に障碍を抱えていたので、
コロナに罹ったのか、と思ったけど、
時代的背景からすると、結核だな。 コロナ感染者の16パーセントが後遺症でハゲるらしい ワイも今日、月を知り、近所の大き目の書店を三店巡ったが無かった。
京極夏彦って消えた作家になりかけてるの? 俺の行きつけはなぜかオジいサンと虚実の分冊と合本、あと弔堂を置いてる
前は百鬼夜行シリーズ置いてたのにな
たぶん俺含めて3人くらいしかチェックしてないけどさ 完本版百鬼夜行陰陽も全然見なかったよ
ノベルスは売れないから部数自体が極端に低いんだと思う
もはや鵺が出るのが先か講談社ノベルスがなくなるのが先かってレベル
文庫の合本版は大きめの本屋なら普通に並ぶだろうけど 近日って最長どれくらいだろう?
遅くても年内と思っていい? 確かに書店の文芸コーナーには、文庫本が多かった気がする 江戸時代には「もどき料理」が流行って『豆腐百珍』には蜆もどきとか鮎もどきが載ってる、
と言う話を某所で見て山颪を思い出した
まあ、豆腐に肉や野菜を詰めたもののどこが雁もどきなのかは謎だが >>516
いいと思うよ
ほんとは25周年企画の掉尾を飾る形で9月には出したかったところ
コロナ禍で延びて10月11月辺りに出るんじゃないかな
年越したら近日じゃなくて近年だし。邪魅のときの反省もあるし講談社もそこまでアホではないでしょう
……と思いたい 昔は鬼っていたと思うんだ。でもちょっと強い人間ごときにやっつけられるくらいの強さしかないわけでしょ
鉄砲が伝来したらイチコロだよ
多分そういうのにやっつけられて今は絶滅したと思うんだ
カッパとかテングもね 鵺出るんか
河童とか全部文庫で買ってまだ読んでないわ
全部セットで加筆されてるの出てるし
鵺も加筆されると思うし文庫出るまで待つか今更1.2年増えても待てる 鵺はあれじゃない
新書とハードカバーと文庫と電子版と豪華愛蔵版の同時発売
んで全種購入特典で短編がつく 姑獲鳥豪華版は25周年の宣伝兼ねた採算度外視のイベント
ハードカバーはまだ絡新婦以降も残ってるからない
文庫版は基本的に最初のバージョンの改訂版、完成版なんでこれも恐らくない
ルーガルー2は飽くまで実験的な出版だったし
まあ今回もただ本を出すだけって売り方はしないだろうけど
京極は出版社が得しない売り方も平気でさせるから予想できないんだよな
邪魅は別カバー版が出たくらいだったが >>521
鬼だって鉄砲使うのを覚えたかもしれんやん >>528
うかつだったよ。金棒は使えるんだし
人間の女もさらえるんだから鉄砲くらい使えるよな
じゃあどうして滅びたんだろう? >>530
鬼は滅びたんじゃなくて人間と同化していったんだよ。
今でも鬼みたいな人って結構いるだろ。 京極夏彦とその作品を語るスレなんで、そこはお願いしますよ あれ?東北人という鬼がいるじゃないか。
彼らは喜んで誇らしげに「自分たちは鬼」と言ってるよ。
京極と対談した福島の坊さんも。 ぬゑは今までに無い形態で出ると予想。
ハードカバー、ノベルス、文庫、電子書籍で、序破Qの三部作! 益田の感想から考えるとそもそも事件かどうかも微妙らしいから
いざ読んだらめっちゃもやもやしそうではある どうせ鵺出てもここにいる人らは
変わらず「京極は塗仏まで」と言ってることだろうよ >>539
その部分、月で『正体不明』って加筆してあって
この加筆は頁末調整に関わらないから、印象を変えたいとか何か意図があってのものだと思うんだけど
明慧寺みたいに根本的な謎が残るのかもね >>240
京極じゃなくて百鬼夜行だろ
巷説や江戸怪談にも歴史的な傑作はある
塗仏だけじゃなく狂骨も他に比べれば落ちるが、初期の熱量や勢いで全然読める
逆に初期にもどすこいみたいなしょうもない小説出してるし どすこいはいつか面白くなるのだろうと我慢しながら2つ目まで読んで3つ目の話で投げ出した
好きな作家であんなに読みやすい文章なのに読むのが苦痛ってことがあるんだなあって気が付かされた作品 今の京極小説も愛読してる身としては
懐古ファンなど気にせず新しいのを書き続けて欲しい 陰摩羅鬼や邪魅もつまらないわけではないんだよな
ただ塗仏のような大作の後だと迫力負けしてしまって肩すかしだったというか 陰摩羅鬼は俺はわりと好きなんだけどな
犯人の閉じた世界という、現実には実現困難な環境を、あの時代ならではの設定と舞台装置で整えたのは興味深かった
邪魅は単純に分量がもう少し欲しかった
京極堂の妖怪蘊蓄ももちろんだけど、何となく全体的な描写不足を感じた 非現実的な舞台を捨てて
卑近な日常を舞台にした邪魅は今の京極小説に繋がる転換点と言える
厨二要素とキャラ萌え要素も抜いて純化した中に馬鹿要素を効かせた
今の京極の方が個人的には読み易い
湿っぽい馴れ合いか罵り合いで溢れた現代にて
理屈を説きながら頭でっかちにもならず馬鹿を楽しむドライな視点が爽やかとすら思える
最近だと特にヒトごろしみたいな身も蓋もない現実をとことん追及することで
逆にエンタメにまで昇華した手腕は唯一無二だと思う 「中二要素」「キャラ萌え」
この二つはNGワードだな
批判するためのレッテル貼りにしかなってないもんねえ
正しく使ってる人も居るけど最初にこのワード持ち出す奴のクッサイ事w >>554
自分が面白がれないのを作者の熱量やら勢いやらが衰えたからだなんて
滅茶苦茶いい加減なレッテル貼って勝手に哀れんでる方がクッサいと思うけどもな
面白くないなら素直に面白くないと言えばいいだけ
面白くないとわかっててまだ読む人の気が知れないが
哀れな元人気作家をそれでも追いかけ続ける献身的な自分に酔ってでもいるのかしら 邪魅は西尾先生をもっと描写してほしかった。
京極は実際どう思ってるんだ? >>556
はあ?読者には嫌になるために読む権利もあるに決まってるだろ
読者が本をどう読むかは読者の自由だって京極もさんざん言ってる
不特定多数相手にしてる以上「嫌なら読むな」なんて言う権利は作者にすらない
お前はな、自分の読み方に根本的に自信がないんだよ
本当に好きなら他人がどう評価しようが自分の考え方は揺らがない
でも自信がないから、好きな作家が少しでも批判されると過敏に反応してしまう
まあどうせこういう分析もレッテルとか言って逃げるだろうけど
しかもそんな幼稚な奴だから、相手も同レベルだと思うんだよな
だから「自分に酔ってる」とか女子中学生みたいな批判の語彙で満足する
自己陶酔は別にぜんぜん悪いことじゃねーんだよ
悪いことだと思うのは、自己陶酔を恥ずかしがるような精神的に未成熟な奴だけ >>559
少しでも批判というかいつものように同じこと飽きずに繰り返し言われてるから
近年の作品も面白い派として面白くない派の人たちの意見を理解しながら反論してるつもりだけども
小説の読み方は間違いなく自由だしそれこそ読むななんて自分は言ってないが
不特定多数がレスする場で感想をぶつけ合う権利くらいはあるんじゃないか?
反感買うのを恐れずに言わせてもらえばこのスレ見る感じ
ここの誰よりも多くの京極作品を楽しんで読んでる自信があるよ
というか本音はどれも面白いのにつまらないなんて気の毒とすら思ってるからこそ反論したいわけで
まあ少なくとも「嫌になるために読む」とか不思議な愛憎劇繰り広げてる人よりは遥かに幸せな読書してるつもり
それに読書は陶酔感を伴いながら没頭できる他にない
素晴らしい体験だからそれを恥ずかしがる理由も全くないよ >>560
>ここの誰よりも多くの京極作品を楽しんで読んでる自信があるよ
じゃあ『霊の故郷』とかも読んでるの? いいなぁ
諸々の事情で行けないイベントがあって全部は網羅できないんですよね
結局『鵺』(栗山千明の朗読した)もどんな話なのか知らないし。悲しい >>561
たくさんの作品を読んでる量の自慢じゃなくて
より楽しんで読んでいる、という感受性の豊かさの話だから 感受性の豊かな人による絶望的に品性に乏しい会話が続く まあ不毛だよねえ
内容についての議論じゃなくて
他人が小説を読んで面白いと思うかつまらないと思うかに下らない理屈でケチつけてるんだから
そんなのどこまで言っても平行線だし誰からも共感されるはずがないのにw
評判悪い作品も俺は面白いと思うぜでいいところを
グダグダ理屈付けて自分が正しい、誰よりも京極作品を読んでる、お前たちは哀れwとか言っちゃうから総スカン食うのよねw これも空鳥の鳴き声だと思えばいいよ
スレが盛り上がってきた証左よ >>562
なるほど勘違いしました(^-^;
でも、全部楽しめてる人なんてここにも普通にいると思うよ
私もそうだし >>564
下らないかなあ
別に自分が京極小説を全部楽しんで読んでるからって
嫌な気持ちになりながら読んでる人より偉いとは思わないが
繰り返すが自分が読んでつまらないのを京極の技量が衰えたせいだと
勝手にいい加減な理屈をつけて正当化してるだけのように思える ちょっと話がズレるが、嫌な気持ちになるために読む権利ってのは訳がわからんけど「厭な小説」ってのは読者を嫌な気持ちにさせることを目的にしてるよなw 中二要素・キャラ萌え・京極小説には全く説得されないのだけど
ある時期以降は全部駄作だみたいな意見にも乗れない
作家の目指す「面白さの方向性」みたいなものがあるとして
どこかでそれが大きく変化したように思える
その変化に乗れるか乗れないかは人それぞれ
自分は、塗仏を書いてるうちに変容が始まったのかな、と感じる
村上刑事の家庭の話とか
面白いなと思うのは、どこが転回点なのか、でも意見が違うこと
自分としては、塗仏は過剰、やりすぎだと感じてしまう
ようやく、本当にようやく、『碑』が来そうだぞ、となって
94年のデビューから何年か続いた娯楽小説の王道をまたやってくれ
という声が出るのは当然だと思う 今の方が人物描写はより深くかつ巧みになったと思う。
特に邪魅の大鷹は、まるで自分の脳内を描写されているようでキツかった。 京極作品の主要人物たちは
親子関係はほぼ描かれないし恋愛感情からも距離置いてる
みんな感情よりも理屈に沿った行動するのことを重んじてるところがある
百鬼夜行は戦中という理不尽で馬鹿げた時代の当事者たちだから
特に冷静な目で人や世の中を見極めようとする意思を感じるし
それは他の作品の主要人物たちにも共通してる
虚実でおばけは人の情動と理性の狭間に湧いて滑稽な姿を思い切り見せることで
感情的になり過ぎないように頭でっかちになり過ぎないように
ユーモアで人に弁えるということを教えるのだと言ってたな
妖怪もの以外の京極の小説にもそのユーモア性が根底にあると読んでて感じる 京極の文章って理屈っぽいんだけど
博識から来る豊かなボキャブラリーとユニークな例えを使うことですごく読みやすい
百鬼夜行は作者の初期作だから時代背景もあって堅苦しさが抜けてない
むしろ近年の巷説シリーズの方が軽く書けてる
だが今昔百鬼拾遺は美由紀と敦子という若い世代の視点を中心にしたことで
大分読みやすくユーモラスに出来てたから
色んな作品書いたことで腕が上がったなあと思って読んだ >>572
関口や中禅寺が結婚した過程や経緯については
深く描写されること無さそうだしな 京極は分厚さで敬遠されがちだけど、読むと文体綺麗で読みやすいから結構すらすら読めてしまうんだよな。
他の作家の長編は途中で飽きたり諦めたりするのに、京極は今まで一回もない 俺は世界の小説の中で、一番京極を読んでるよ。
ところで「霊の故郷」ってなんだ? 2016年の怪フォーラムで限定販売された短編小説
……なのかな? 未読なので詳細はわからんです イベントまでチェックしないから
そういうのがあるとは知らなかったなぁ
読めないのが無念だ 邪魅から15年たっても
鵺が出ないのは
京極夏彦の書く能力が枯渇したんだろうな
だから、百鬼夜行シリーズほどの能力を要しない本で
お茶を濁し続けているわけだ 司馬遼太郎はじめ新選組好きでいろいろ読んで実態を知れば知るほど残念さが目について仕方なかった
志とか浪漫とか武士道とかで誤魔化しててもどこか尻のすわりが悪かった
だからヒトごろしは容赦ないなあという辛さとよくぞ言ってくれたという痛快さの両方があった
この土方歳三はサイコパスなんだけど最後まで読んだら一番身近に感じれた土方のような気がする
武田観柳斎の使い方なんかもこれぞ京極夏彦の真髄だと思った 「空鳥の碑」という題名自体が「世に出ることのない作品」って意味合いなのではないかと思い始めてる 長州の奇兵隊が日本陸軍の元になったと最近知ったんだが、京極はヒトごろしで
なにか触れてる?
長州のやり方に一言言いそうな性格だと思うんだが >>587
だからオイラは随分前から
散佚物語扱いで、と云っている
或いは作者が意図して散佚物語を作る実験なのか?と 題名だけ予告されてそのままの作品なんて珍しくないから今更実験もないと思うがなあ >>587
ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ
「あんな恐ろしい話、今まで読んだことがない・・・」 >>592
まじかよ、誰が書いてどこに連載してんの? >>594
俺も知らなかったからググったら朝日新聞のbeで桜庭一樹が連載してるんだとさ 里見八犬伝書くつもりだったけど
桜庭さんに先に似たコンセプトで書かれちゃったのよな >>595
くだんのはは?
面白いよね
あれ京極の影響をうけてんのかな? >>596
聞いたこともないが、どうでもいい小説だからどうでもいい文章書く奴を探してきてやらしてるのか 今までの作品、姑獲鳥だったら夏、絡新婦だったら冬って
季節をすごい感じるけど、鵺は、なんの季節なんだろう…
青鷺(?)だか、そんなのの短編見ていても、まだなんの季節が舞台になるかわからないね
鵺…
個人的に、もうすぐ出るっつーんで、
秋を感じる作品なのかな?って。 鵺だけに春夏秋冬が全て合わさった謎の季節が舞台です…… 京極作品に季節感はあんまし感じないなあ
冬の箱根なのに誰も寒がらない鉄鼠とか 鉄鼠って誰もさむがってなかったっけww
狂骨も夏っぽいけど、あんまり季節感じないね
エログロとしか
塗仏も季節が謎
京極ってすごい一杯百鬼書いたイメージあるようで、
シリーズが姑獲鳥魍魎狂骨鉄鼠塗仏陰摩羅鬼邪魅って七編しか書いてないんだよなあ
多作のようで、多作な感じがしない
ひとつひとつは分厚いんだけど、読みやすいからすぐ読み終わってしまうし
もっといっぱい書いていてもいいのに…
という物足りなさが…… うぶめ…初夏
もうりょう…晩夏→初秋
狂骨…秋
鉄鼠…年明け冬
女郎ぐも…春 鵺が季節網羅するなら、それだけ分厚い本出るんだろうな
なっちは泉鏡花を押しているけど
和的な幻想文学は泉鏡花だけじゃないよね
ホラーなんかも幻想文学にはいるんじゃないだろうかとか最近思っているんだけど
なにか、京極的幻想小説があったらおススメ教えて >>604
絡新婦がないぞ。それに百鬼徒然袋や今昔続百鬼とかもシリーズの一環と言っていいだろう。 >>609
確かに絡新婦なかったスマソ
百鬼徒然袋や今昔続百鬼入れたらたしかにもうちょっとあるけど、
本編が大事かなあと思って少ないな、と感じた
もっと15作くらいあったら、多作かなと思ったんだけど、
ネタがないかのう…
毎回カルト宗教ばっかりネタにしてるから、ネタに尽きるんだろうね
塗仏で、読んでいるこっちがだんだんカルト宗教ネタ飽きてきてしまって
絡新婦みたいな華族とか良家のお家騒動みたいなのを
増えないかなとか思うよ
横溝の八墓村みたいな
鉄鼠で悪魔の手毬唄や八墓村みたいなののオマージュやってたけど、
往年のこうおどろおどろしいものをまたやってほしいと思う
古いなんて言わず、昔ながらの怪奇的なものをさ >>607
>京極的幻想小説
まず京極に幻想性をあまり感じない
和風の怪談でモダンなセンスといったら岡本綺堂や内田百閧たりが最高峰だと思うけど
なっちはあれは目指してないというか目指せないというか そうかなあ…私的には、すごい幻想的な話だと思うけど→百鬼夜行シリーズ
語り口とか、世界観とか、殺人ですら、幻想的だと思う
内田百聞は存じているが、なっちにもちょっと通ずるものがあるね 舞台設定や演出は狙って幻想的にはしてるよね
それをして「幻想的」とするなら幻想的だと思う
岡本綺堂や幸田露伴は、文体や話の構成から幻想性を醸し出す
明治の作家は怪談好きが多いのだが、この二人の作品は読みやすく、且つ中身に浸れるから好き 岡本綺堂の「鰻に呪われた男」ってのを青空文庫で読んだけど
確かに幻想小説、ホラーというかそんなかんじだった
幸田露伴も読んでみる
明治の作家こんなんばっりかww?ありがとう! 二週間前は置いてなかっけど、
今日、近所のくまざわ書店に行ったら、ノベルズの月置いてたんで買ったよ。
帯のURLのサイトに行ってアンケート書くと、何か良い事あるのかな? 文庫版今昔百鬼拾遺月の表紙が百鬼夜行シリーズ本編の新カバー版と同じデザインでワクワクする
背景の妖怪張り子と題字のフォントと余白がお洒落で好きなんだよな 仮面ライダー聖刃が文学がテーマのひとつみたいで、京極も響鬼以来チェックするかな? 今から68年前の今日に、
雨宮さんは加菜子を誘拐して、
一緒に相模湖に行ったんだね。 大昔の感じがしてたけど意外と最近なんだな。
68年前ならもう働いてたよ。 恙虫は明らかにコロナ差別ものだった
そして千代田の大鼠退治開幕か? 京極夏彦の小説って読んでると落語を見てるように感じる
二人くらいの登場人物による会話だけで物語が進むのが
ドラマや映画をイメージするよりも落語を見てる気にさせる
講談の影響を受けて小説が口語調になったのなら
京極の小説は講談よりも落語の方に近いと思う 落語をあまり聞かない人がよく知らない落語をイメージで語っているというのはよく判る お前こそどんだけ落語知ってるんだよ
人の意見否定するなら適当な言葉で揶揄すんじゃなくてまともに反論しろ
まあ対話って言うなら能や狂言だってそうだけどな
漱石が落語好きだったんで、近代小説は最初から落語の影響受けてるんだよ
講談の速記本の影響は時代的にもうちょっと後だ
ただ落語は京極もわりと意識してると思う
豆腐小僧なんてまんまだったし まあまあ
根拠なく否定から入るヤツは他人を不快にさせたいだけの輩だから相手せずNGが基本よ
俺は落語も講談も知らないからそこはよく分からんけど
映画やドラマより”語り”を意識させられるってのは同意だな
地の文が名調子っていうかね 豆腐小僧は圓生の語りのイメージで読んだ
けど、途中で挫折 >>625
落語=少人数の対話(の一人芝居)
なんて貧困な認識の人に他になんて言ったらいいの? >>628
講談は台詞以外に状況説明の文章が多いけど
基本落語は台詞がほとんどで近年の京極も台詞が多い
京極の挟むくすっとさせる意外な台詞回しは落語のくすぐりに近いように感じる
あとは時代劇に出てくるような小綺麗な江戸じゃなく
窯の蓋が開かない貧乏長屋に住む底辺の吹き溜りの汚い江戸を描こうとしてるのも落語的だと思う
あと与太郎みたいなキャラも好んでるのかよく出すし >>629
落語にも地噺って言って会話でない状況説明主体の話もあるからね
台詞が多いから落語っぽいとはならない
というか
「落語」って凄い広い範囲の物語を包括しているから
「落語っぽい」っていうのは実質何も言ってないのとあまり変わらんのよ
「映画っぽい」とか「小説っぽい」とかと同じ >>630
台詞が多いというのを批判的に捉えたのかな?
会話文ばかりの文章を良くないと言ってるわけじゃない
近年の京極の小説は初期と比べて明らかに会話文の比率が高いが
昔と同じように理屈っぽいのは変わらないがよりユニークで自由度が高くなったと思って読んでるよ
京極の文章を読んでると落語を聴いてる気になると言ってるのであって
別に京極の小説は落語っぽいと規定したいわけではないよ
落語を聴いてると味わえる感覚と京極を読んでて覚える感覚に親和性があるというだけ
落語も京極も好きならば読んでてそう感じても不思議じゃないだろう 批判的だなんて全く言ってないが・・・
>京極夏彦の小説って読んでると落語を見てるように感じる
>二人くらいの登場人物による会話だけで物語が進むのが
>ドラマや映画をイメージするよりも落語を見てる気にさせる
というのが、落語をよく知らない人の落語観ですね、という話 >>632
ごめんなさい
落語好きだから好きな京極読んでて感じたつながりを語ったが
より落語に詳しい人に引っかかる言い方したようだね
謝るから勘弁してください 京極スレだから京極小説を語るために落語を使ったけど
落語についてここで語りたいわけではないので話は終わりにします
すみませんでした 別に632も突っかかってるわけじゃないと思うぞ(最初は若干その気もあったかも知れんが)
端的に、喩えとしては大雑把だぞ、という事だろうよ >>632
散々人を小馬鹿にする口調で噛み付いていて批判的じゃないなんて言われてもなあw
君日本語の勉強からやり直したほうがいいんじゃないの? 君がいちばん口汚いけどな……
NGしたんじゃないの? このスレの住人に一番わかりやすいたとえでいうと
「ああ京極夏彦!妖怪ネタの新本格の人!」
みたいな言い方だわな
落語を二人ぐらいが喋ってるだけの話みたいな理解は
まあ隠居とクマさんとかの対話主体の話もあるけどさあ
三十石だって真景累が淵だって三軒長屋だって落語なわけだからねえ まー、わからんじゃないよ。
初期の姑獲鳥とかさ、京極道の蘊蓄の合間に、関口が見当外れの相槌を打つでしょ。
それをご隠居さんと与太郎の会話になぞらえることもできなくもないからさ。
会話文のリズムを作るのに相槌はすごく重要。
月でも、それぞれの文庫版からの加筆修正は、会話文の相槌が結構多くなってて、読みやすくなってるしね。 いまさらかもしれませんが、百鬼夜行シリーズって、ゲゲゲの鬼太郎のオマージュなんですよね?
関口→トラブルメーカー ねずみ男
榎木津→コンシェルジュ・情報屋 目玉の親父
京極堂→探偵 ゲゲゲの鬼太郎 関口がねずみ男はひどい。
バイタリティ的に真逆だし。 >>641
中禅寺は髪の毛を針みたいに飛ばせないし
殺したら死ぬだろう
他の愉快ななまか達もおぶったら重いなどの特殊能力ないし 物語に役割は付き物だからなー
ある程度かぶるのは仕方ないと思う
ホームズ 京極
ワトソン 関口
モリアーティ 堂島
ホームズの兄 明石先生
みたいな >>649
どうでしょうね 小説は作り話ですけど、もしかしたら実話を元にしたエピソードもあるかもしれないですよね
八つ墓村みたいに ホームズはポーのオーギュスト・デュパンのぱくりだから嘘っぱちだよ。
デュパンのほうには実際の事件「メアリ・ロジャース事件」を推理した話があるよ。 マリーロージェの謎自体は実話ベースだけど
デュパン自体は一から十まで嘘っぱちなんだが
ホームズは「名探偵を知人(語り手)が紹介する」という枠組みは
デュパン丸パクリだけど
あの外見からその人の来歴を当てる、みたいな推理法とかはモデルがいる ヒトごろしは新選組ファンとして衝撃的だったな
何が凄いかってお馴染みの隊士たちが皆京極小説のキャラになって
情念よりも理性を、斬り合いよりもディスカッションができる人間(一部を除く)として
描かれていたのが京極ファンとしてはたまらない
一見クレバーな土方が周りの連中をdisってるように見えて
ちゃんと観察しながらサイコパスの自分とは異なる人間らしさを持つ普通の奴らだと評価してるのがいい
真っ当だと評価してるからこそ、世のため信念のために他人を殺害するという異常性に対して
土方ただ一人違和感を持ってるという構図が最高にたまらない
たぶん武田観柳斎を一番魅力的に描けた小説じゃないかな
そんな中だからこそ一番狂気的な沖田総司が恐ろしさ通り越して哀れに見えて来るし
終盤の土方歳三の懊悩が時代を超えた普遍的なメッセージになってるのが素晴らしい 人殺しは重そうで読む気になれないわ
「首都感染」を図書館で借りたら重いな。と思って重さを測ったら
580gあった。7インチタブレットが300gちょっとくらいだから倍くらい重い
40kgのセメント袋より重たいものを持ったことがない俺のような育ちには
重すぎる ヒトごろしはまだ読めてないな、ヒトでなしが好きだから積読崩して読まなくては サイコパスって何だかんだ阿呆に書かれがちだけど(肝心な所でやらかしたり)
あの土方は賢いサイコパスだったな 「人を何故殺しては行けないのか」を理解してるし(沖田はそこら辺理解できない) まあそこが実際のサイコパスと違うところなんだけどな
土方みたいな組織人をサイコパスとして書こうって時点で無理がある
近藤ならまだ分かるが、土方はトップじゃないナンバー2型だし
結果的にサイコパスとも史実の土方とも違う中途半端なもんにしかなってない
企画倒れだし、だから本人も言ってる通り売れなかった
>>654みたいに無理な褒め方するような京極信者以外は楽しめない作品だよ >>660
言いたいことはわかるけど、もうちょっとサイコパスってものが実際にはどういうものなのかってのを勉強して欲しいかな。ちょっとフィクション的に類型化されたサイコパスを想定しすぎ。 >>660
海外の精神科医が大企業のCEOにはサイコパスが多いと指摘してたな
近藤が社長なら土方はCEOに近い
小説やらアニメなんかではサイコパス=快楽殺人者的な扱いされがちだが
現実のサイコパスは社会的に成功してカリスマ性のある人間にも多いという説もある
ヒトごろしは異常なサイコパスの人間の物語を描くのじゃなく
普通の人間が日常的に殺し合いをした異常な時代を
過去の物語だとして美化せず現代的な視点から冷静に捉え直す小説だから
サイコパスの定義をするのが作品の本義じゃない
大河ドラマなんかは今日性を持たすために主人公をヒューマニズムに厚い人間として描きがちだが
ヒトごろしは逆にヒューマニズムの重要性を知りつつ理解できない矛盾さを抱えた人間を主人公にすることで
当事者でありながら客観的視点を有してることに説得力を持たせてると感じる サイコパスは道徳や人情といったものに左右されず合理的な判断ができるから
出世をしたり事業を成功させたりできるのだとか
新選組なんかは冷静に見たら酷過ぎる殺人集団だけども
時代遅れの武士道というナショナリズムや判官贔屓的な目線
何より後世にて小説やドラマ、観光資源として普及したことで
現代の人々にとっては憧れの存在にすらなってたりする
そういう社会通念を粉砕し得る小説の主人公として土方をサイコパスに描くのが京極的で良かったと思う 新選組で思い出したが今の子って赤穂浪士知ってる人だいぶ減ってるらしいね 穢多非人も知らないのが多いだろ
カムイ伝読まないと 吉良邸討ち入りも今はもう巷の物語と現実は違うって研究が進んでるからなぁ
浅野の方に非があって吉良は濡れ衣説まで出てきたし
伊右衛門に搦めてもっとがっつり仮名手本忠臣蔵をネタにして欲しい(四十七人のデブはあるけど) まぁ、吉良は吉良で関白にも日記にとうとうあの爺斬られやがったぜ!みたいな喜ばれ方してるし。 新潮文庫 @shinchobunko
「俺は、土方歳三だ」
人殺しに魅入られた少年は、長じて新選組鬼の副長として剣を振るう。あなたの胸をひと筋に貫く、傑作時代長篇。京極夏彦さんの文庫最新刊『文庫版 ヒトごろし 上・下』、9月27日、発売です。
https://pbs.twimg.com/media/EhcQp1HUYAAijOG.jpg
2020年9月9日 12:04 今の法律だと人は殺したらだめだからな
ドカタ歳三もいい時代に生まれたよ 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。Twitterまとめ感想
ttp://blog.newcomics.jp/archives/7325867.html 幽霊シリーズはあといくつストックあるの?
はやく怨霊累の話が読みたい 燃えよ剣はじめ他の新選組ものは講談的でヒトごろしは落語的だよな
実際はトホホな情けない新選組をちゃんと描いてる
最高だったのは新選組の象徴である浅黄色のダンダラ羽織の使い方
「俺は着ねえがな」
「それじゃあ副長、間違えて新米に斬られるぞな」
「あんなもの着るぐれえなら斬られた方がましだよ」
この土方と井上のやりとりなんかまさに噺家が上下切りながら演るイメージで浮かぶ ツツガムシは、この間の岩手の火事を思わせるな。
コロナで東京から避難してきたら、その家が火事になり焼死したという。
地元人による放火じゃね?という噂はあった。 「鵺の碑」が近日刊行予定と帯に書いてあるのだが、いきなり文庫本ですか? tree @tree_edit
【デザイナーによる装幀デザイン四方山話「装幀のあとがき」】
今回は9月発売の講談社文庫『今昔百鬼拾遺 月』について、坂野公一(welle design)と担当編集Kによる対談をお届けする特別編です。
「いつもの、”煉瓦本”です。」
https://tree-novel.com/works/episode/a8179b7380ebf4867e4d4cdd8142f04c.html
https://pbs.twimg.com/media/Eh7J2msXkAERpjZ.jpg
2020年9月15日 12:00 百鬼夜行陽の講談社文庫版は出ないのかな
並べたとき一冊だけ装丁違うのが何か気になる 近日発売って、ぜんぜん音沙汰ないね
書いているんだろうけど、なかなか書きにくい内容なのかな? 百鬼夜行 陽に鵺関連のエピソードが収録されてるの見て刊行もいよいよ現実味を帯びてきたんだなぁって興奮してから一体どれくらいの年月が経ったか もう十年以上待ってるんだから今更数カ月くらいどうってことないだろ
そんなことより何で講談社に出戻りしたのかまず説明して欲しいわ
講談社ノベルスと作風が合わなくなったとか尤もらしいこと言ってたのに
鉄鼠のハードカバー版が出たときも新作は講談社じゃ出ないって言ってたくせに
放言したままフォローもないって読者にも出版社にも不誠実だと思うけどね もう期待してないよ
仮に発売されても期待値上がりすぎて普通の出来じゃあなた達も満足できないでしょう? 面倒くせえオタク共だな
ぬえぬえのあとはやっぱり京極は塗仏まで〜ってお約束のパターン
いい加減気持ち悪いわ >>686
まだあくまで『刊行予定』だからね
出版が確定したらその辺の諸々については説明があると思うよ オールスター感謝祭の塗仏で終わらせとけば良かったんだよ。 オンモラキとジャミで、堂島に関することは何か進んだっけ?
ヌエとか続きを求めてる人は、京極堂VS堂島の決戦まで見たいのかな
そういうのはもう無理だと思う 鵺は楽しみにしてるがぶっちゃけ堂島はいらない
二度と出なくていいと思ってる いまの京極小説にキャラもストーリーも求めてないな
遠巷説で遠野物語の幻想を切ったのはさすが京極だと思ったし
過去現在未来いろんな切り口からユーモアたっぷりの言霊で憑物落としをどんどんやって欲しい
個人的にはヒトでなしやオジいサン、ルー=ガルーの続編に期待してる 当時、公開遅れてたエヴァ新劇場版の序とどっちが先かって賭けしてた鵺
新劇場版4部作が先に完成、公開されるとは・・・ 鵺出てもここにいる大半はまた熱量が落ちただの
才能が枯れただの言うだけだろ絶対
精精お預け食らわしてぬえぬえ気狂いさせときゃいい いやまだ分からんよ
鵺が百鬼夜行最高傑作になるかもしれん 堂島の出番なんか塗仏で完全終了でしょ
再登場すると思ってる人多いのか? 『始末』で主義主張もスタンスもほぼ語り尽くしちゃったキャラだから
もうドラマツルギー的役割があまり残ってないよね
中禅寺もあれ以上何もいうことはないだろうし、少年マンガみたいにバリツで決着ってのもないでしょう
姑獲鳥以降の榎木津以上に運用に困るキャラじゃないかな
まあでも、だからこそ再登場するならどういう遣い方をするのか興味はあるね 個人的に塗仏や燭陰を超える妖怪がテーマでないと。
そんな妖怪がいるのか知らないが、陰摩羅鬼や邪魅ではスケールダウンだった。
ぬゑは有名だけど。。。 >>698
塗仏読み終わったときは再登場すると思ってた
今はもう再登場しないだろうなと思ってる
そもそも続きが出るかもわからないし もう塗仏読んだの10年も前なんだなあ。
堂島大佐って何が目的だったんだっけ? 塗仏の粘菌もまだどんなのかわからんけど日光の碑だかも全部又市たちの仕事が残したんじゃないか
あいつらけっこう後世に遺恨残してそう >>706
すまんガチで間違えた。
当時大学生で、社会人になってから年月の感覚がおかしくなってるんだ。自分が四十代になってるとか信じられん。 >>703>>704
やろうと思えば日本国民全員に催眠かけて
日本国を偽りの戦勝国にすることもできたけど
それだとつまらなかったんかな >>708
できないでしょう
塗仏の催眠術は小説的誇張はあっても無制限なご都合能力じゃないよ
そんなことができるなら中禅寺に手出し無用の催眠を掛ければリスクを冒して〇〇なんかしなくてもいいのだし 新潮文庫ってすごく薄い紙使うんだね
ヒトごろし上下合わせて1600ページ近くあるのにノベルズ鉄鼠より薄い カドカワの文庫がぐにょぐにょしてるのが気に入らない なんで京極堂って芥川なんだろう?
京極堂の最後は薬で自殺なんだろうか?
時代についていけなくて すごい理屈だ
じゃあ関口は猿に似てるから木登りが得意なのか
芥川も木登りは得意だったが 京極堂はこち亀とコラボした話だとじじいになっても生きてたし
そんな年になって急に自殺はしないんじゃないか 関口のモデル?の関戸 克己(せきと かつみ)氏が40歳で死去している。
だから関口は、40歳くらいで死ぬのではないか、と心配しているのだが… >>717
え、なにそれ?
なんかコラボしてるん? 新型コロナの一番恐ろしいところは自分自身が被害者にも加害者にもなってしまうこと
油断して出歩いて見知らぬ人間からコロナ伝染されて
大切な人に伝染して死なせたり一生残る障害を引き起こしたりしてしまったら悔やんでも悔やみきれないよ ググってこち亀の小説企画に京極夏彦が参加してるの初めて知ったわ。こんなこともしてたのか。
情報くれた人サンクス。アマゾンで買うわ。 >>718
百鬼夜行シリーズ締めるとしたらちょうどいいくらいの年齢なんだね 敦子にもモデルがいるのか、と考えたが、京極のオレ妹なんだろうな。
ひょっとしたら娘がモデルにすり替わったかも知らんが。 何でキャラにモデルの人生なぞらせないといけないんだよw
京極のキャラはモデルとそのままイコールじゃない
名前だけ借りたり、複数を合体させたりしてる
榎木津だってまんま御手洗だけど、実在のモデルがいるって話もあるし
百鬼夜行陽に書かれた榎木津の半生も恐らく島田荘司をなぞってる モデルと言えば
塗仏以降、参考文献に特記の研究者をモデルにしたキャラを登場させる傾向があると思ってたんだけど
塗仏、多々良=多田克己
おんもらき、柴俊貴=木場貴俊
邪魅に久禮旦雄をモデルにしたキャラは出てこないよね? こち亀小説読んだよ。
作中では「中野の坂の上にある古本屋を古くから営んでいる老人」という情報しかないから、中禅寺秋彦本人と確定はできないけど、まあそういうことなんだろうな。
その老人の台詞で「知り合いの小説家が先年無くなった」となってる。関口巽のことだろう。「先年」って言葉の範囲がどれくらいかはわからないけど、まあ十年を超える範囲でそういう言葉は使わないと思う。
この本の設定が2011年だから、仮に終戦時の1945年時点で中禅寺たちが30歳として、95〜96歳。関口が亡くなったのがマックス10年前として80代半ば。
結構な大往生を遂げたと思っていいんじゃないだろうか? >>726
最後まで関口は友人じゃなく知り合い止まりなんだなw 逆に考えるんだ。中禅寺が知人呼ばわりするのなんて関口君しかいないと。 え、その本では遂に友人にアップグレードされてなかった?
その部分を確認するためだけに読んだ記憶がある 私の友人でムジナ荘の近くに住んでいた小説家がいましてね。って言ってるよ 小説家っていっても久保とか伯爵とかいたからな
関口は生きててまた別の新キャラと考えたい 巷説で遠野が東北一交易がさかん、みたいな事書いてあった気がするけど、コロナで最後まで
感染者0だったのが岩手だったので、ちょっと信じられなくなったw
少なくとも盛ってるよね? >>729
確かこち亀で初めて関口のことを友人って言ってたはず
死んで本人の耳に届くことが絶対になくなってから関口のことを友人って言うところが京極堂らしい >>733
遠野は今は交易商業的には完全に廃れてる
若干観光で人が来るだけ 遠野へ行く鉄道は確か単線じゃなかったかな。
岩手は、っつうか盛岡なんてもっのすごい閉鎖的で排他的な土地柄だからね
鎖国してたんじゃないの? 一旦出てった人間も帰省させないムードは全国一応かと 単に田舎で人の行き来が少ないからだろ
岩手と感染者ゼロを競ったのも鳥取だったし
ただ鳥取は何気に関西近いし、岩手は近くに大都市圏がないって違いだけ
まあ日本はアマビエ様のおかげで被害自体小さいからな
岩手は遠野物語、鳥取は水木しげるの出身地だから他の妖怪も守ってくれたんだよ >岩手は遠野物語、鳥取は水木しげるの出身地だから他の妖怪も守ってくれたんだよ
コロナvs.日本の妖怪の戦いが人知れず行われたのかと思うと、ムネアツw 岩手は小沢帝国とか呼ばれてるからもう少し都会かと。
駅から余所者が出てきたらサーッと知れ渡っちゃうかんじ? コロナ役は形状から言ってアイオブザビホルダーに似てるアレかね 京極って翻訳読まないっていうの本当かしらん?
日本語の感性を維持するためだろうけど、全く読まないわけにいかないよな ある時期まで読まなかったってだけで
今はある程度読んでるんじゃない
前になんかのインタビューで百年の孤独がどうのこうのと引き合いに出してたことがあるし 逆だと思うよ。文学少年(笑)としてそこら辺にある小説は端から全部読んでたはず。
翻訳ミステリだけでなく海底二百海里もルパンも赤毛のアンも若草物語も読んでるだろ。
そんな中でストーリーは面白くても翻訳文の不自然さや誤りが我慢できなくて
でもそれに対して異議を唱えるのは品がないから「読んでないから知らない」
と言ってるだけと思うがね。
そのくせ自作の外国語翻訳版の刊行許すってナニ(笑)?
どんな表現になってるか本人わからないのにww いや読んでないなんて俺が知る限り言ったことないぞ?
どっからそういう話が出てきたんだろう
単に翻訳ものの文体が苦手だから、国内のものに比べれば読んでないだけだよ
でも本好きなんだから普通の人に比べたら多く読んでるはず
そうじゃないと薔薇の名前のパロディなんかやろうと思わない >>742
――海外ものは翻訳に対する抵抗があってあまり読めない。
話題になったものは読みますし、古典と呼ばれているものは読んでいるんですが、
毎年続々出てくる翻訳ミステリにはあまり興味が持てなくて、――
ミステリ関係のインタビューや講演でこの話題は度々するんだけど
手元にあった、一番古いインタビューから抜粋『ニューウエイヴ・ミステリ読本』
積極的じゃないけど読んではいるね >>745
平山さんとやってたラジオで「翻訳モノはあまり読まない」って言ってたからじゃないかな たしかインタビュー本でも言及してたような
それも「読まない」では無くて、翻訳はオリジナルの持つその土地や文化に根ざしたニュアンスが汲み取れないから、
みたいな内容だった気がする
ストーリーだけじゃ無く文化性とか、言葉の持つ細かいニュアンスも汲み取りたいってんだから原語で読むしかねえやな じゃあ外国のミステリーとネタがかぶるかもな
古書肆で神主だけを求人して、どうでもいい仕事させて
その先の銀行の地下までトンネル掘る
とか 自分的には中禅寺秋彦がどの程度外国語に堪能かが気になる
聖ベルナール学院の建造物の文字を読解できてるけど
倫敦堂から洋書を買って読んだりしてるんだろうか 戦争中に洗脳の研究をしてたくらいだから、外国語が読めないと
必要な論文が読めないんじゃないかな。 妖怪談義で出てくる漢籍は別として、中禅寺と外国語に関わる
具体的な記述って、聖ベルナール学院と倫敦堂関係くらいだよね
いや、久遠寺牧朗の日記に独語部分があったかな 学術論文は読めるけど英会話はできないみたいなのはいっぱいいるし中禅寺も読めはするるんじゃないかな
英語を読むのと読んだものを日本語に変換するのはまた別の能力で中禅寺は変換は確実じゃないという理由でしない気がする ジャンプの広告で通信教育でボディビル。なんてのもあったな
鳥の羽が入ってるだけの透明望遠鏡はまだ売ってるのか? 通信講座で司法試験に合格したよ。
今は検事として気分で起訴してる。 京極さんが翻訳嫌いでデビューの時にほとんど翻訳ものは読んでなかったのは意外
今はアンソニーホロヴィッツとか読んでるのかね >>762
英米の新しいミステリを読んできた人の作劇じゃないからそこは意外じゃないな
黄金時代の御三家ぐらいしかたぶん読んでない さすがにそりゃ見くびりすぎだろ、もともとホームズだって好きだったんだし
平均的なミステリ好きと同じくらいは読んでると思うけどね
原著も読むってレベルのマニアなミス研出身作家に比べたら全然だろうけど
海外もの以上に横溝や島荘が好きだったから、モロに影響が出てるだけ
年末のベストに挙がるくらいの話題作なら当然読んでるでしょ
そうやって海外含めた最近の流れ把握しとかないと、賞の選考員として問題だし いやでもニコラスブレイクとかセイヤーズとか
あるいはデクスターとかヒルとかPDジェイムズとかあの辺の流れは全く押さえてないでしょ
黄金時代ものと横溝とかの影響が大きい’(というかやっぱり英米の新しい流れに明るくない)島田の直系で
英米の新しい流れとは完全に断絶してる
法月綸太郎あたりはその辺ちゃんと読んでて
そうするとやっぱりその影響は作品にあらわれてる ショウペンハウアー「多読をする者は自分でものを考えなくなった愚者である」 翻訳に不信感あってあんま好きじゃないって話はしてたよね 酷い誤訳や日本語として破綻してるめちゃくちゃな文章とか
そこまでじゃなくてもあまりに下手糞な訳に出会うとゲンナリするよね。
固有名詞の読みを間違えてるのも気持ち悪くて嫌だわ。
書いてるうちに、シェリルという女性名をシリーズ後半になるまで
チェリルと間違い続けたナニカを思い出したまたモヤモヤしてきたw シャイニング読んでるけど冬なのに温度が朝30度で昼に60度っていう表記なんだよね
摂氏と華氏を説明もしないでそのまま「60度」とか書かれてもさ。
あのガキが父ちゃんに頼むお菓子がなんだかわからない。買ってから渡すまでに溶けるってことは
アイスクリーム的なもんかな?とかフィートとかポンドとかそのまま書かれても
「このくらいかな」ってわかる日本人いるわけないじゃん。
そういうのってなんで翻訳は考慮しないんだろう。 翻訳者がアメリカ至上主義的な価値観に引きずられてるのか
なるべく原文の雰囲気を残したいと考えてるのかはわからないが・・・
度量衡は換算して翻訳してほしい、という声が圧倒的なんだよな まあ違和感なくスラスラ読める翻訳小説って結構少ないよ
翻訳の大家みたいな人でも登場人物にバタ臭い翻訳調の喋り方をさせる事が多いからな
そういう言い回しなんかが気になりだすと話に没頭しづらくなる 度量衡はそのままの表現にしてもらいたい派
生活習慣や慣用表現に直接結びついてる事項だから
小さい子向けの民話昔話で尺貫法を現行の単位に直してるの
それこそ不自然に感じません? 映画の翻訳でもいまだにノートパソコンをラップトップって言うのがな
これを理解できる日本人はほぼいないぞ いるだろ。昔は日本でもラップトップと正しい英語で呼んでた
いつのまにか和製英語のノートPCの方が圧倒的になったが 膝の上で使う人も少なくなったしな
電車ではたまに見るが >>781
君はバカかね?実情を知りもしない翻訳家が機械的に翻訳してるからラップトップなんてバカな翻訳になるだけだよ
日本國ではラップトップなんて読んでたのはそれこそ80年代くらいだから
そこで知識が止まってるわけないだろ?翻訳家だって世の中にノートパソコンがあるくらい知ってるだろういくらなんでも
それすら知らない老害か、ただ辞書に「ノートパソコンはアメリカではラップトップって言うんだZe」っていうのをそのまま
書いてるだけさ。下手したら機械翻訳かもな >>784
君が英語どころか日本語も理解してないのはわかった
国に帰りたまへ 天狗売ってたから買ってしまったわ
河童しか読んでなかったからいいんだけど、月買えよって話だよな
後悔はしてますん Twitterで京極のつぶやきをチェックしたりするんだけど、関係者っぽい人しか返信しないのね。
ファンとかは読むだけで満足なのかな。 ファンのためにやってるわけじゃないんだろう
返信すりゃファンサービスにはなるけど、有名人にはトラブルの元にもなるし
ああやって一線引いて、ニュースなんかにも変に反応しないのは賢明なやり方だよ
コロナ初期、珍しく荒ぶってツイッターで政治的発言してたのは
自分の故郷がやばいことになってたせいで、例外だろうな まずTwitterで政治的発言をする著名人を叩く風潮がおかしい
SNSはいつから同調圧力が支配する上に個人を集団で叩く私的制裁がまかり通るようになったのだろうな
まあ政治的発言を許さないのは日本人特有な気もするが いや海外でも同じだよ。
アメリカなんかだとキャンセル文化があるからバッシングの激しさは日本以上かもね。
もちろん政治的発言は自由だけど、受け入れられる、批判される、人気が下がる、或いは上がる
そういった科学反応が起こるのは当然であり、反応を起こす事もまた自由であるべきだろう。
(早く死んだほうがいい、とかそういうのは論外だが)
有名人の政治的意見を民衆はオトナっぽく受け入れるべきだ、という雰囲気が醸成される事の方が危険だと思わないかい?
もう一部の知識人やマスコミが無知蒙昧な民衆を啓蒙して世論をリードしていく、という旧構造には戻れないんだよ。
TV新聞みたいな旧媒体は彼らが思うあるべき姿に戻したがってるみたいだけどね。 >>793
アメリカは支持政党の違いで対立側から反発くらうことは当たり前
日本はアメリカほど国民側に特定の政党を支持する意識はない上に
政治的意見を戦わせる文化がないから面食らう人が多いのは確か
だが受け手も黙って受け入れるのではなく考えればいいだけだろ
発信者が誰であれ、とある政治的主張に対して
それは間違ってるとかそれは正しいとか
発言内容に対する賛否は当然あっていいしあるべきだと思うが
有名人は政治的な発言するなというのは暴論だろう
そんなの女は政治に参加するなとか
同性愛者は教師になるなとかその手の差別と同じ
昔と違って学ぶための手段は万人に用意されてるし
思想信条表現の自由は法律で保障されてる
その上で主張が気に入らないならファンなんか辞めちまえよ
間違っても黙らせる権利なんか他人にはねぇよ
他人の思想信条、表現の自由を侵害してもいい、
有名人はファンのために黙ってなくてはならないという空気が醸成される方が危険だわ そもそも京極も書いてるが
作者の人間性や社会的評価と作品は切り離して考えるべきだというのは本当そうだろう
きゃりーぱみゅぱみゅが政治的発言して叩かれてたが
彼女の思想で彼女の音楽の価値が変わるわけじゃないだろ
その発言でスポンサーや製作が番組やCMに起用しなくなるというのはあるかもだが
それでも彼らは黙れなんて言わないし言えない
彼女の事務所やマネージャーが商売上の理由で注意したりするのは仕事だからまだわかるが
ファンが政治的発言するなと強制するのは違うだろう
音楽が好きならそれこそ聴く分には全く関係ないだろうし
キャラクターが好きだったとして政治的発言をしたから嫌いになるなんてあるか?
政治的発言をするようなキャラだと思わなかったというのはその通りだと思うが
素の政治的主張が自分と違っても舞台の上の姿を見る分には関係ないだろう
それでも気に入らない音楽もキャラも許せないならファンを辞めればいいだけじゃないか
それこそ自由だわ >>794-795
全然話が噛み合ってないけど大丈夫?
こっちはハナから有名人が政治的発言をするのは自由だと言ってる。
それに対してなにかしらの反応が起こる事もまた当然、と言ってる。
それに君は勘違いしているようだが、有名人が政治的発言をしないのは、そのほうが彼らにとって「得」だからだよ。
人気商売はあえて政治的発言をして敵を作るよりも沈黙は金なりを貫いたほうがリスクが少ないわけ。
彼ら本人の打算の上で成立してるんだよ。
結局、君は政治的発言をノーリスクで行えればいいと言っているにすぎない。
政治は我々の生活そのものだから、何かしらの意見を発しようと思えば必ずリスクは発生するんだよ。
誰かに得な事は誰かに損なんだよ。賛否あって当然なんだよ。
君は賛否の「否」の部分を取り上げて、否があってはいけない、それは差別と同じだとか
差別者のレッテルを貼って相手を黙らせようとしてるけど、それって言論弾圧以外の何物でもないじゃないか。
君は有名人の政治的発言のノーリスクを担保しようとしてる一方で、それに反応する人達の自由を奪おうとしてるよ。 読んでないがこいうめんどくさい事になるから
政治発言はやめよう >>796
意図的なのかそうでないのか知らんが文章がやたらわかりにくいなあ
わかりにくい文章を読ませておいて読み違えてるとキレるのはなんだかなあ…
つまり「有名人の政治的言論は自由だが、それに対して他人が言論封殺しようとするのも自由」ということ?
この解釈どおりで合ってるのなら君は小学生からやり直すべきだと思うが…? 作者の人間性や社会的評価と作品は切り離して考える「べき」
というのは本当だろうね。
賢者も千慮の一失有り、愚者も千慮に一得有り、とも言うしね。
ただそれは、本来そうあるべきはずだ(・・・だが難しい)というニュアンスを多分に含んでるよ。
逆に作者の社会的評価がそのまま作品の付加価値を押し上げてるものだって多くあるわけだしね。
発信者と発信を切り離して考えるというのは難しいんだよ。
「おまえがいうな」と一度も心の中で思ったことがない人にだけ許される事だよ。
理想と現実は乖離してるんだよ。 日本ではだいたいが>>797の結論になるってことよね
政治発言するなら、関心ある人だけが集まるコミュニティでやってくれ、というニーズが強いんだ
海外とは環境が違うからしゃーないよね どんな時代や業界、共同体の中にもタブーは存在するが
その中にはおよそ合理的と言えない、無知や誤解から来るものやなんとなくの雰囲気だけで醸成されたものも多い
それらが理に敵わなくても筋が通らなくてもナショナリズムやローカリズム的感情で温存され続けてたりする
京極はそれらを題材にどこまでも論理的な筆で無知を正し誤解を解き、
蔓延する胡乱な空気を憑物として祓い落とし感情をも収めさせる小説を書いてるだろ
たとえそんな人が政治的発言をしたとしても
きゃりーぱみゅぱみゅと違ってファンがそこまで否定的になるかねと言いたい
それこそ「有名人が政治的発言をするのは気に入らない」という
感情的でいい加減な風潮に流されてるだけだと思う >>802
著作を愛読し続けてるのを信者と表現するならそうかもな
だが思想も信条もなくなんとなくの空気に流されて思考停止してるくせに他人叩くのは必死のアンポンタン共が
有名人相手にいい加減な理想を勝手に押しつけて勝手に幻滅して
手の平返したように噛みついてるのを見て嘆いてるだけだよ 正義のために戦う理想戦士なのはわかったんで、もうそのへんにしてもらっていいっすかねぇ? 美祢子が嫌う“思い込みの激しい人”ってこんな感じかね あべしぃという文学ユーチューバーが、姑獲鳥の夏を紹介する時に、カバーの張り子
を怖くて見せられない!とのたまわっていた。
京極堂シリーズって初めて読んだ人はそんなに恐怖なんだろうか?
張り子でさえ。 初めて京極作品を読んだのは中学生だったが怖かった覚えはないし
人によるのでは カバー絵描いた人に気持ち悪くないとか怖くないとか言ったら凹みそう >>584
太ったからだろうね
タレブの本を読んで断食すれば最盛期超えもある >>790
ファンなんかいちいち相手しなくていいから面白い小説書いてよって思うだけだな 古書店主、神主、拝み屋の3つの顔を持つ京極堂・・
でも、神主と拝み屋の属性が近すぎてバランスが悪いと感じる
どうせなら、神主か拝み屋どちらかにして、3つ目の顔は左官屋とかの
方が絶対にバランスが良いと思う >>816
転生したら過去の自分の彼女で自分のちんこの感触を記憶してたらやだよな 京極、遠巷説の次何にするのかな
また談シリーズだろうか 巷説の最終巻だろ?遠巷説の最終回でも示唆されてたし
それかヒトでなしの胎蔵の章がいいな
とりあえず何かのシリーズを一回しっかり完結させてみて欲しいんだよな
百鬼夜行は水木アニメでラスボス扱いのぬらりひょんを、
ああいう使い方した時点でもう完結させる気はないだろうし そういえば虚談で出てきた福島の郷土史家って、山田野理夫がモデルかな?
山田先生ってぬらりひょんが妖怪の総大将とか、わいらが茨城に出たとか書いちゃった人だけど >>820
こち亀コラボがなければぬらりひょんが最終巻のタイトル妖怪になったと考えてるの?
藤澤、佐藤、山田の創作は百鬼夜行シリーズにはほとんど反映されてないからそれはないと思うぞ
むしろちょうどいい使いどころだったんじゃないかな。こち亀コラボは あるいはもしかしてメ欄がぬらりひょんと思ってるのか >>820は あんまり期待値を上げると駄作だったときに落ち込むぞ 鵺出てもこのスレにいるような大半にとっては間違いなく面白くない小説だろうな ぬゑは、また他のシリーズとコラボすんのかな
ルガルやら巷説やら おそらく、「神主と拝み屋の属性が近い」という表現に苛立ったのではないか >>827
地震があったから大幅にストーリー改変したっていうしなぁ もうタイトル同じだけで全く違うものを新たに書いたのかもね もう匣や鼠、蜘蛛みたいなワクワクするミステリは描く気ないんだよな 益田が「そもそも事件だったか分からん」って予防線引いてるしな
解決されず謎のまま放り出されるパターンかも >>835
そういうモヤッとしたもの書きたくての伏線ぽいよね
読みたいなぁ それを言うなら布石だろ
伏線ってのは回収されて初めてそれだと分かるもののことだ
伏せられてない、隠されてないんだからそういうのは伏線とは言えない
でも事件かどうか怪しいってのは他の作品だってそうじゃないか
一応人は死んだりするけど、殺意や事件を起こそうって意志がないことも多い
作中の謎が解決されないでほったらかしにされることもあるし 榎木津のところで働くってどういうつもりなんだろう
社長はだめだし、給料やすそうだし、パワハラはあるし 自分は雇われ以外の道はないが、かといって組織内で雁字搦めの中で言われたことだけやるのも性に合わない
この人(榎木津)の下なら、ある程度自分の意思と決断で困っている人の助けになれるのではないか
こんな感じ 自分を知って、道筋立てたという点では逃げとも言えないのでは
結果的ではあるけど、組織のストレスからは解放されて、生活出来るだけの給金得ながら人の助けになる仕事出来てるしさ
まあ、絶対的下僕兼おもちゃというオプションは有るけれども 逃げてるだけだよ
警察が気に食わないなら、偉くなって自分で変えればいいんだ! >>837
いや一応隠されてはいるけどね
益田のセリフの後直ぐ敦子が「それは榎木津さんの説明だからでしょ」といってる
これで、真によくわからない事件なのか、榎木津の説明だから益田には理解できていないだけなのか
どちらなのか鵺を読むまで確定はできない
……まあ恐らく敦子のセリフはミスリードでしょうけどもね。一応伏線にはなってるよ
あと君の『伏線』の定義は限定的過ぎ
辞書的な意味では>>836の用途は誤用とはいえないし特に違和感もない よく考えたら益田が説明聞いても事件かどうかすらも分からないって逮捕者も1人もいないってことか鵺 月でさりげなく加筆された「正体不明」って益田のセリフが伏線じゃないの 正体不明ってのは鵺そのもののことだから、留意するほどのことじゃない
妖怪は一応ああいうキメラみたいな形してるけど
「鵺みたいな」ってのは正体がつかめないことの表現として使われる
>>843
思わせぶりな仄めかしを伏線とは言えないよ、辞書じゃなくミステリなんだから
回収されていないものを作者以外が伏線だと勝手に決定することもできないし
第一、布石とかフラグとかもっと相応しい言葉があるんだから
それをわざわざ広義で解釈して伏線と呼ぶ必要もない そういう意味だと思わせておいて
実際に正体不明の何かが登場する伏線じゃないかと思っている 年内にぬえが読める……そんなふうに考えていた時期がボクにもありました
また足踏み……ぬえのあしぶみ…… >>853
>年内にぬえが読める……そんなふうに考えていた時期が
近日刊行とはいったいなんだったのか 近日刊行じゃなくて近年刊行じゃなかった?
俺の見間違いか 最近急に寒くなってきたけど、思えば百鬼夜行の初期も季節感をうまく活かしてたな
姑獲鳥の夏特有のジリジリ汗ばむ熱気や暑苦しさのあまり眩暈を起こしそうな感じとか
鉄鼠での厳しく凍てつく風景と修行に打ち込むあまりの凶行、対照的な燃え盛る炎の終焉とか
花びら舞い散る中での絡新婦の冒頭とラストなど
それぞれあの季節以外での犯行は思いつかないほどだ 鉄ネズミの冬。
ってタイトルでもよかったな。
うぶめの夏。
人形の秋、
鉄のネズミの冬、
きょうこつの春 近日近年かで揉めてんじゃねぇよ。
行くぞ、せぇーの!! 相変わらず気持ち悪くて寒いノリが好きだな
そんな酷いセンスで腕落ちたとか熱量下がったとかよく文句つけられるもんだ 妖怪大戦争 ガーディアンズってのをさっき知った。
京極はまた出演する?
ていうか虚実妖怪百物語は関係するのかな。 スイッチインタビューに出るんだな
新しく出す本があるならその時に何か言うかも 創龍伝は完結させるらしい。
読んだこと無いんだけど。 荒俣ヒロシとコラボしたら面白そうだな。
あとは同じ事務所の大沢とかさ。
新宿サメvs関の友達の警官とか >>862
邪魅の時もそう書いてたような…
てか14年以上かかった理由は何だったんだろうね 気まぐれだろ
もともと挫折した漫画のネタを10年ぶりに引っ張り出して書き始めたもんだし
明確な理想や計画があって書く人じゃない
あの体型見りゃ分かる通り、基本的に自分のやりたいことだけやる人
幸か不幸か、そういうワガママを押し通せる地位だしな >>872
単純に忙しかったからかと思いますね
ブログで最後に鵺に言及したのが12年11月1日。各種イベント、連載で超多忙、書き下ろしができないという内容
その環境にほとんど変化がないまますぐ後に水木大全集が企画されてしまうので、以降落ち着くまで無理だったんでしょう
実際、企画元の講談社で連載されていた『右の方に進むべきである』は同時期に打ち切ってるし、流石にキャパを超えてたんだと思う 12年の時点では文藝春秋から出る予定だったから版元の問題もあったんだろ >>875
ああそれも勿論
水面下で何があったかは定かじゃないですが
完本のノベルズ陽が出版されたときの帯コピーに『凱旋』と不穏当な文言が遣われたときはきな臭さを感じましたね どうせ鵺は出てきてもガッカリ内容だと思うな
時間がかかって出てくるものに良作なし 書けないのを忙しさのせいにするのは、誰でもするだろう Twitterによればヌエの張り子はすでに存在してるらしいな 京極の忙しいはかなりのレベルだと思うよ
水木先生を尊敬してたから仕方ないとは思う
優先順位は確実に水木先生関連の方が上だった 水木先生関連の方だが本業放り出してまで血道上げてるわりに
労力に見合った結果を出してるようには見えない
始末からこっち微妙な出来が続いたせいもあって
水木先生への尊敬どうこうだけでなくスランプゆえの逃避って気がしないでもない 水木先生の「まとめ」は研究者としてなさなくてはならなかったことなので。 「魍魎の匣」を読んだ。
舞台が作家が生まれる前の戦後復興をしていた頃の1952年の古い時代を舞台
に描いている。
ただ、小説中ではこの時代背景の雰囲気を感じさせるものは、余りでてこな
かった。 >>884
まず人形産業で食べて行けるなんて、現代のニッポンでは考えにくいだろ? >>884
刑事や作家が前線から引き上げた元兵隊なんて
今のニッポンではほぼいないだろ? 作風に漂ってないというニュアンスなんだろうけどね
個人的にはそこまで求めてないから気にならないが、魍魎にはあんまり無いかもね
国家警察やら小説家やら、挙げ句の果てに古本屋で神主で拝み屋なんてのがメインキャラなんだから、戦後の空気なんて
出しづらかろうとも思うけどな
絡新婦だと復員兵とか出てくるけどねえ 鵺出るんだ。大学生の頃読んだな。今32だからようやく主要キャラ達と同い年くらいになったかな?もうちょい上か。 >>885 〜 >>887
浅草橋に久月など、雛人形などを作っている会社はあるけど、
現在も人形の各部分を手作りしている職人さんたちはいてるのだろうか。 「魍魎の匣」は、Kindle版で読んだ。Kindle版では、1〜3巻の3分冊で
発売されている。
https://iranatilark.com/archives/2002/09/14-0759.php
初め、書店で「魍魎の匣」の講談社文庫版を見た時、その分厚さにびっくり
した。普通、これだの分量の長編小説を文庫本にしたら、上中下の3巻に
分冊だろう。何か理由があって、無理やり1冊にしたのだろうか。
こんな分厚い本を製本できるなんて、今は製本技術も進んでいるのだなと思った。 >>890
そりゃいるだろ。
浅草橋のショールームに行って直に人形見て来いよ。
職人の光る技が素人目にもわかるいいお人形たくさん売ってるよ。 いつもの自己演出をなぞってるだけだったな
何か含蓄ありそうな風だけど、結局は「俺スゲー」しか言ってない
コンプレックス駄々洩れで見てるだけで気の毒になる
初めて覚えた字が鬼とか、そんなもん信じる人がいると思ってんのかね
本当だとしても、あんなインチキ臭い人が語ることなんか全部信用できない あの体型では長生きできないよなー
写真でも相当だと思ってたけど
動いてる姿を見たらかなり衝撃だった 最初見た瞬間は懐に何か仕舞ってるのかなと思った
どすこい 録画してたのをようやく見ました
目新しい話は無かったかな
所々でデビュー直後の写真が挿入されるのが
今との対比で悲しかった 小説さえしっかり書けてりゃなぁ
そしたら体型の変遷も貫禄がついてきたと思えなくもないんだが
けど肝心の作品が下降線たどる一方だから先生また肥えたなとしか見えないんだよな ここの住民には理解されないだろうが京極小説はいま円熟期だと思ってる
「オジいサン」と「ヒトごろし」なんて180度違うのに
完全に京極夏彦の小説でしかなくてちゃんと面白い
「遠巷説」は遠野の幻想的なイメージを覆しながら今日的なミステリに仕上げてる
百鬼夜行信者にはぬえぬえデブデブ言わせてりゃいいから
京極小説信者のためにどんどん新しい京極小説書いてほしい 何言ってんだ。
オジーさんとヒトゴロシがそれぞれ何年前に書かれた作品か、
振り返って確認してみろ。
「今」じゃないから。
もし上の書き込みが昔のスレからのコピペだったらスマン まあ今という例で挙げるには古いかな
両方とも文庫版が最近出たから新作の印象
加筆部分も良かったし満足したよ
宮部先生も言ってるがオジいサンはぜひ続編が読みたいな
こんなご時世だからこそなおさら 同年代の小林泰三先生が逝ってしまわれたなぁ
夏彦も気を付けろよ 小林泰三は正直ショックだわ…
まだ58て、若すぎる。
京極さんはまだ50代なんか? マジか。58か。俺といくつも違わないじゃないか
俺ももうすぐかな マラドーナも60歳なんだな。俺が子供の時に活躍していたような記憶がおぼろげにあるから
ずいぶん年上だと思ってたけど、それほどかわらないんだな
死んだ人とそれほど年齢が違わないことが多くなったわ
次は俺かな ガリガリに痩せているよりも小太りの方が長生きするから夏彦は大丈夫だろう…というか俺らも鵺を読むまで長生きせんとな 想像よりおまいらが年上だった
まあ、ミス板とかそんなもんか
SF板とかも5060喜んで状態なのかな 荒俣氏も甘いもの好きで運動らしい運動もせずに本漬け執筆漬けだが健在だしな んなこたない。俺は25だ。ちな興味もった理由はアニメとか漫画とか多くの作品で元ネタ追求していくとこの百鬼夜行シリーズに行き着くからどんなもんかって。想像以上の傑作だった。 仕事の関係で仲間が荒俣宏先生に毎週会ってたんだけど
お土産に持ってったケーキとかその場でバクバクって全部食べてたって言ってたな 人生で太ったことがないから
あの状態になるまで太り続ける人間の脳内がわからない >>911
普通の人より脳の活動量が多いからブドウ糖も一般人よりたくさん要るんだろうな >>912
25の時、京極夏彦デビューだったからなぁ
十代の感受性がより豊かな時分から京極作品読めたなんて羨ましいわ 受験生のときに京極作品に出会って浪人したのは良い思い出 魍魎の匣は知ってたけど巷説のアニメDVDもあったんだな
リサイクルショップぶらついてたら発見したけど
おぎんがコスプレ女みたいなキャラデザになってたせいで見送ったがやっぱ気になる 巷説のシリーズはTVドラマにもなってるじゃないか
田辺誠一が又一で京極先生も出ているぞ ドラマってWOWOWのやつだっけ
ちゃんとは観てないなあ あったなぁ見たな
監督が堤幸彦だった
でも見たって事実しか覚えてないな
アニメのほうが面白かったような気がする ここ10年ほどでファンになった若い連中にデビュー当時の京極は美形作家として持て囃されていた
といっても信じないであろうなあ…… あのままの路線で老いたらめちゃくちゃイケおじになってたんだろうな 厚さのわりに何か話が進まないというか変化がほしいというか何なのかなとそこはかとなく感じてた
それが今回のSwitchで有意義のための空白、動きのなさと分かってスッキリしたよ 天狗とか中盤までずっと穴の中で素人が推理ごっこして時間潰す話だったよね
西巷説もあまり場面転換しなかったな
読んでる間はモヤモヤしたわ アニメ巷説を見て西尾維新は物語シリーズを思いついたんだよな 昔はTERUみたいな、と言われるイケメンだった
TERUも太ったから今でもある意味似てる 鵺どんな話になるのかな。原発関連だったから出せなくなったって話もあるけど。もしそうなら大佐出るよね。 原発てw時代が違いすぎるだろw
って思ったけど、調べてみたら作中の時代は昭和27-28年、日本の原発の計画は29年からみたいだから、ジャストなのか…
意外に終戦と現代って近いな 原子爆弾作ろうって計画は戦時中の日本にもあって
それが科学者そのまま平和利用にスライドしたからな
大佐がその原子爆弾計画に関わっていて……的な後始末の話は作れそうだった
便利な青酸化合物の開発に関わってるくらいだし
原子爆弾作れてても勝てたかは怪しいけども 藤本義一って作家だけどどんな本書いてたのか全然わかんないな
図書館にねーんだもん。藤本義一の本がさ。だったら読めないじゃん。 堂島じゃなくて、同じぐらい強いやつに出てきてほしい。
〇〇四天王とかさ。
堂島はその一角でいいよ。
その方がシリーズが広がると思う。 そんな広がりはいらんしもう堂島は出てこなくて良いわ 中禅寺も軍の洗脳とかの研究に従事してたんだから
その過程で死んだり頭に後遺症の残ったような人もいるかもな >>939
あそこまでやっておいて
今後出なけりゃ出ないで無責任すぎるし
ぶっちゃけ普通のミステリっぽい話で微妙作品出されるくらいなら
大バトルものに振ってくれちゃった方が楽しめそう それができるなら10年、20年前にやってるよ
まともにアクション書けないのは他の作品読めば分かるし
京極は作品に対して責任感じるタイプでもない
ファンの催促に「版元に言え」で済ませるような人
邪魅なんか作品の質上げることより太田への私怨を優先させてたしな でも雫の中じゃその太田とやらの影響受けたキャラが妙によく描けてたのが皮肉だな
あとからモデルがいたと知ったがリアルだったのはそのせいかと合点がいった
瑕からこっちあらかじめ定まったオチに合わせてキャラが動かされてる不自然さをしばしば感じてたが
あのキャラだけはこんなろくでもない奴だからあんな結果になったんだという当然のなりゆき的な説得力が満ちていた 邪魅あたりからの厨二とキャラ萌えを排した
今の路線の方が自由度高くてより京極らしい面白いのが描けてるから好き >>943
>邪魅なんか作品の質上げることより太田への私怨を優先させてたしな
そこまでいうと流石に言いがかりだよ。そもそもその噂自体眉唾だからね
たんに太田、西尾、佐藤をモデルにしたキャラが登場するってだけで
嫌がらせ云々は背後事情に詳しい読者が類推して悪い噂を流したというだけのことで確証はない
大鷹と同じく愚か者として扱われてる赤木大輔のモデル(新潮社の青木大輔)にはそんな噂は立ってないし
要するに、作品の感想というよりは著者と太田氏の関係性(当時の)から邪推してるだけだと思う 私怨がどうたらの憶測はどうでもいいけど
アクションが書けない詰まらないのはその通りだと思う
本人競技スポーツについても良い感情持ってないようだし
なんというか偏った子供だったのだろうなあという感じはする ジョックに劣等感を抱えてるナード気質なんだろうな
作品においても、女にモテるアスリート型の人物をピエロ化させたりサイコパスにしたり 魍魎の匣評価高いけど正直グロすぎてあんまり好きじゃない。一番好きなのは絡新婦の理。美しさと幻想を感じる。まさにこれぞ日本のミステリーって感じ。 >>950
俺もシリーズの中で一番好き。
とにかく美しい 漫画化された時もずいぶん期待したなぁ
美人姉妹がいずれ菖蒲か杜若なだけでなく
真犯人との対峙シーンがまるで映像化を想定したかのような美しさだった
それだけに全体に駆け足な上に肝心なところ思いきり端折られたのが今でも心残り >>950
ピタゴラ装置が都合良く動いたから良いが
あれはミステリーに入るんか疑問だ >>953
ピタゴラスイッチがほんの一歩間違えたら自分も殺されてるからほんとギリギリではある
できる限りの対策は取ってるけども 絡新婦はご都合主義の極致だけどそれが美しく構築されていれば
素晴らしいと認めるのがミステリの美学 クモはまああれはミステリというよりは
因果物を結論から書いてる話で
何か推理できるようなもんじゃない
なぜそうなったか→そうなる状況だったから
っていう
まあ妖怪シリーズは大体そうなんだけどw 確率の要素も絡むけど緻密に練られてた絡新婦の計画と
運任せの部分が非常に大きかった邪魅の連鎖は好対照な事件&ヒロインだった
一方でその死が強烈なインパクトを与えた絡新婦の黒幕に対し
邪魅は仮に榎木津の元カノが鵺で被害者になったとしても
そういえばそんな人いたね程度の感想しか覚えない気がする
それくらい邪魅とそのヒロインは好き嫌い以前に印象に残らなかった 女郎蜘蛛は別に家族を殺さなくても操れただろう。
織作茜は別に表舞台に立つ必要はない。
うっかり織作家の長になったから殺されたわけだし。
黒子に徹すればよかった。 この人の小説のミステリ部分に「緻密」とか言ってもしゃーないw
ご都合主義と予定調和しかないと言ってもいいくらいだ
中禅寺がそう言うならそうなのだろう、という世界だもの 聖ベルナール学院に中禅寺が出現するシーンが最高なんだよな
完全に映画。読む講談
中禅寺→伊佐間→仁吉→美由紀と言葉が伝わって美由紀再起動とか
中禅寺が織作邸に到着する直前に茜が耕作に声をかけているとか
「あ、あなたが−−」で終わってページをめくり最終章とか
本当に最高 アニメの話題やめてほしい…
好きじゃない眼鏡の関口… 殺人犯側をあれだけ支配していた織作茜が家族を支配できないとは考えにくい
家族内で露骨に「お父さんはあれして、夫はあれして、みどりはこうしなさい」
ということをしなくても、とりま自分のやりたいことは実現できるだろ? 自分の動きを悟らせずに織作家を絶やしたかったのだとしたら、家族を制御することに意味ないんじゃないの あらゆるしがらみから解き放たれて個を貫いて己の居場所を作るのが目的って言ってるじゃん。 殺す必要はないよね。もししがらみから逃れるだけなら
あの時代であっても家から出ればいいだけのこと 子供部屋おじさんが外に出れるかって話だよ
無理なんだよ >>967
若い時に家から出た結果がアレなことになったからね
家庭環境に加えて学生時代のアレや社会出てのアレを経てこじらせた結果、見た目と態度がしおらしいだけのはた迷惑なエゴイストが出来上がったんだ がどこでどうやってあんなすごい洗脳というか
他人を操る能力を身に着けたのか。
エピソードゼロ。その女~織作茜~。
を作って欲しい やるわけねえだろそんなもん
あの空虚さ、手段が目的になってる異様さこそが主題なんだから
だからこそ動機も誰が父親だったのかもはっきりさせてない
そこを明かしたら興覚めだし、作品の結構も崩れてしまう
鉄鼠であの寺の来歴が最後まで明かされなかったのと同じだよ 鉄鼠の寺の来歴の話とは随分違わね?
多分空海が建てたんだろう、って推測で十分ストーリーに合致するし、平安時代にまで遡って事実確認する理由は京極堂にもないしさ。 茜は中禅寺と堂島と同種の才覚持った人。それを茜は目的の為、中禅寺は傍観、そして堂島は愉悦の為に使ってる。 この人の小説の設定に整合性を求めたりキャラの考察をしてはいかんと思うぞ
そういう風に読むものではない
ただ妖しく美しい世界と文章に浸っていればいいんだよ
全てお約束の世界なんだからさ どうせ鉄鼠の寺も織作の機織りの泉も又市たちの仕事の名残なんだろ 思いついた時、駅のホームだったけど笑い転げて線路に転落したよ はじめてこのミスを読んだんだけど、やっぱ今の京極はミステリ書いてるとは見られて
ないのね。
ていうか、辻真先が一位でほんとかよと思ってしまった。 結局、夏彦って、ただのスランプだったりするわけか?
つまらんな… いちいちうるせぇよ!いくぞ!!せぇーの!!!ぬえぇぇぇぇぇぇぇぇ〜!!!! >>986
なんだろう
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