アガサ・クリスティ33
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前スレ
アガサ・クリスティ32
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1560701011/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 乙です
自分はマープル今なら吉永小百合さんにやって欲しい
マープルはつぶらな澄んだ瞳でないと 野村萬斎はオリンピックの仕事降りたからドラマ出られるのかな トミーとタペンスの秘密機関での条約草案って、どういった趣旨の内容なのかクリスティファンや研究家からどんな考察されてるんだろう? 『終りなき夜に生れつく』読了
クリスティでもっと面白い作品やミステリーとしてもっと優れた作品はある(実際、この作品はミステリーとしてみると色々ガバい)
しかしこの作品はクリスティでも最も恐ろしいと感じた作品だった
詩的で退廃的な作品の空気感も良かったが、ラストで感じた戦慄が凄まじかったな
『暗い抱擁』のイザベラといいこの作品のエリーといいクリスティは不思議な空気を纏った女性を書くのが上手いなと思う NHK教育だったか「グレーテルのかまど」
次回は「ポワロのホットチョコレート」みたい?
ちょっと見てみようかなあ だいぶ前の話だが、アガサが好きだったというコーヒーソーダ(だったかな?)を
あの番組では取り上げてたね。 >>6
去年12月の記事には死との約束ロケハン写真出てるから五輪仕事とは元々ぶつかってなかったと思う
スーシェ版のポアロのクリスマス見たけど、アクロイドオリエントそして誰もと同じくらい意外な犯人の小説だね >>11
グレーテルの隣の女だれだぁ?
あの番組にグレーテル以外の人間が出るなんて東儀秀樹の回しか知らない 豊田エリー
ミステリーに関するスイーツの回でクリスティを取り上げてた >>5
中谷美紀にやってほしいなと思った。
まだ若すぎるかもしれんけどあの人なら演技でなんとでもするだろうし。 八千草薫が良い、もうお亡くなりになってるけど。
っていうか、アニメでマープルの声やってたな。 何か皆さん結構濃い顔の方ご希望なんだね
自分の中ではとにかく瞳の澄んだ控えめな
そんなに目立たないタイプの清楚な方のイメージなので吉永さんだ
八千草さんもいいなあ えー吉永小百合おばあさん至上主義の作品になるのが目に見えててやだな 自分も吉永小百合嫌だなあ
というかミス・マープルってそんな穏やかで優しいだけの人じゃないっていうか
人を見る目はかなり辛辣だったり意地悪だったりするような 草笛光子が昔、マープルの吹き替えやってたが
相棒に出演した時に明らかにマープルを意識した役をやってたな 気丈で思慮深く男に依存しないけど行かず後家感の無いキュートな女性
日本人で居るかなあ?
ジョーンヒクソンがピッタリ過ぎてなあ >>20
ミス・グリーンね、あの回は好きだった
私もマープルは日本人なら草笛さんかな
吉永小百合とか八千草薫ってイメージではないんだよなー
穏やかそうな中にも鋭さというか曲者感がほしい 既に鬼籍だけど沢村貞子か高峰秀子はマープルの仁(ニン)に合ってたと思う >>24
ヒクソン版の吹き替えが山岡久乃
マクイーワン版が最初岸田今日子で、次が草笛光子だよ 視聴率的にはいいんだろうけど、草笛光子や吉永小百合ではスターすぎてマープルらしくないなあ
市毛良枝程度(なんていうと悪いが)がいいと思うけど、ちょっと若いか ミスマープル読んでたらシェリー酒飲みたくなってきた
何かおすすめある?
つかマープルさんはどのタイプの飲んでたんだろう
やっぱり甘めの軽いのなのかな
でも殿方用とか言ってウイスキー常備してたりするけどw ティオペペかな、月並みだけど。
手に入りやすいし美味しい。
冷蔵庫に一本あると一息つきたい時にちょうどいい。 『完全攻略』という本を読んだらどうやら『フランクフルトへの乗客』というのがクリスティ最大の怪作らしいので読んでみたら
単なる凡作だった。
ガイドブックなんか参考にするもんじゃないな。 >>30
あ、見た事ある
辛口なんかな?
試してみるわありがとう >>31
一応その本は持ってるけど、小説を読んだ後に目を通す程度だな
先入観なしで読みたいからね >>31
『フランクフルトへの乗客』は思想とかがヤバいだけで
ミステリーとしてはただの凡作だからね
今の若いやつらは頭おかしくなってるから薬で脳を正常にしていこうってなるENDは確かにヤバい >>34
コメディとは言え黒人も若者も怖いから薬で
全部どうにかするわってヤバい思想丸出しなの笑った
不思議の国のアリスパロディとかヒトラー生きてたネタとかはありがちw
そして無理やりすぎるカップルエンドも笑える
個人的に60年代をどうクリスティが思ってたかが出てて好きだ 特に短編集読んでるとヘイスティングスの毎回しょっちゅうポアロに腹立ててる感が凄い クリスティーをほとんど読んでないうちに『完全攻略』を読んでしまったのは失敗だったかなあ。
「これはビックリ箱ですよ。何が飛び出してくるかはネタバレになるから伏せておきますね」とあらかじめ教えられて
ビックリできるものかどうか。 >>37
ミステリーで「これは何にも飛び出しません、ビックリしませんよ」というのは
(できが悪くて結果としてそうなったは別として)基本ないから、いいんじゃね
完全攻略で未読のもあったけど、面白そうなのを選ぶのに使うだけで、
読んでる最中は忘れちゃうので全然気にならなかったな 完全攻略は好みが偏ってるのが気になるんだよなぁ
基本、冒険小説は低評価なのはクリスティの冒険小説が好きな自分としては納得できんかったわ もともとノワールの人だから、偏ってtるのはしょうがない、というか、
そういう人の評価だ、ってところに価値がある本じゃない。
本格ガチガチの人の評価なんて、出尽くしてて、いまさら本にする意味なんてないじゃない 本編の小説を読んで楽しむのが基本だからね
たしかに解説本や紹介本は自分とは違った(できれば偏ったw)読み手の方が面白い
自分の好きな小説がその人が低評価でも、自分にとっての面白さは違うとこだからあまり気にならない ガイドブックってのは
初心者は、オススメをさがす手助けにするもの
マニアは
自分と違う見方をしている(解釈をしている)のを楽しむもの
な気がする そもそも全作品あそこまで詳細に記載されているのは完全攻略だけ
それだけで価値がある
そりゃノワール畑じゃなく本格プロパーだったら良かったけれど
法月とか 全作品の犯人はこの人ですを列挙した本やサイトがあったらひんしゅくだろうな >>44
ひんしゅく以前に
クリスティー財団から許可降りない >>44
うろ覚えだけど
家庭用ゲーム機が全盛期の頃
RPGの攻略本で最後まで紹介した物があって
ゲーム会社から「ネタばれするな」って訴えられてたような・・・ 黒井戸殺し、録画してたんだけど一回見て消しちゃったのは大後悔 https://www.afpbb.com/articles/-/3329025
クリスティの「ナイルに死す」生んだクルーズ船、コロナ禍でも人気健在
2021年2月7日 8:00 発信地:アスワン/エジプト [ エジプト 中東・北アフリカ ]
>老舗のホテル2か所での宿泊を含む8日間の豪華クルーズの費用は、1人約4000ドル(約42万円)だが、
>クリスティの船室に泊まる予約は最長「2年待ち」だとアティア氏は言う。
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/8/1000x/img_18471b019f14bca61b782fd1c5b05c8a200904.jpg
https://www.afpbb.com/articles/-/3330492
動画:クリスティの「ナイルに死す」生んだクルーズ船、コロナ禍でも人気健在
2021年2月7日 9:49 発信地:アスワン/エジプト [ エジプト 中東・北アフリカ ] ポアロはヨーロッパだけでなくエジプトや中東発掘現場、ミス・マープルも西インド諸島にいったりする。
TVドラマや映画をみるたび感心するのは、彼らどんな気候だろうが自国のスタイルを通すんだよね。
夕食の時は必ず正装。暑くない?つらくない?
そしてどんな環境でもお茶を飲む、その精神は嫌いじゃない。 >>55
カリブ海の島にイギリスから派遣されてきた腕利き刑事が活躍するBBCの
連続TVドラマ、「ミステリー in パラダイス」の主人公もまさにそんな感じ >>55
マスターキートンだと
砂漠で背広は、結構快適らしいんだが
試したことないからなあ >>57
乾燥してるから直射日光を防げば快適なのかね?
あとネクタイで首しめてれば砂が入りにくそうでもある >58
ネクタイで首をしめるって、さつじん事件になってしまうw
いや意味はわかるんだけど。 GYAOで「ホロー荘の殺人」を久しぶりに見た。
男を神格化しすぎた女二人の物語だったのね。
自分的には俺様でうざい仕事人間としか思えなかったけど、あれに引き付けられる女もいるんだろうな。
ヘンリエッタはジョンを愛し尊敬はしているけど、一緒に暮らすとなると束縛の強い嫌な男になるとわかっていたから
断ってたんだろうな、とか思ってしまう。 クリスティに限ったことではないけど、みんな作品読みながらちゃんと推理するものなの? >>61
映像化ではそんな感じなのかヘンリエッタ。
読んだ印象だとジョンの望むような従順な女にはなれないからだと自分は思ってたよ。
俺の言うことを聞けー、俺の望むことを話せー、みたいなのにはヘンリエッタは絶対なれない。 >>62
自分はまったくしない
流れのままに読んでって「へーそうだったんだ」で終わる 同じく
作者の手の上で転がされてたい
>>63
ヘンリエッタはジョンの事よりも先ずアーティストなんよな 推理しちゃうと登場キャラ全部にたいして疑心暗鬼になるからあんまり作中にのめり込めなくなっちゃったり 脳死ではないかな、ストーリーを楽しんでるわけだから。
クリスティは特にその傾向が強いんでは。
登場人物の話を楽しみたいという意味で。 ただ読む派の人も多いのね、良かった
なんとなくこの人が犯人ぽいなくらいは考えるけど、正直、いろいろ考えてツッコんだら
キリがないだろうからただ読むだけ
たまたま手にして読んだのが歯医者と裏組織(?)の話で、読み終えてこんなの
分かるかよと思った <日本初放送>アガサ
https://www.twellv.co.jp/program/drama/fridayskiller/page-agatha/
2018年に英国チャンネル5で放送され大反響を呼んだ
アガサという英国TVドラマを放送したらしい(過去形)
知らなかった >>68
うむ、オリエント急行もアクロイドも脳死して読むしかない >>71
アマゾンビデオでアガサ検索したら何かホラーぽいの出てきたわ
注意な >>62
ポワロの場合はしない
ミスマープルの場合は、何となくマープルおばあちゃんの傍に座って
一緒に考えてるみたいな感じで入り込んでしまうので
してるっちゃしてるのかも
でももう途中で犯人思い出すけどねw BSプレミアムでやってる名探偵ポワロ、いいね
初放映時は小説との違いにイライラして楽しめなかったけど
ハイビジョンリマスター版は美術や衣装、クラシックカーや屋敷や庭園などの豪華さに見とれて脚色や演出の粗探しする気が起きない
最新のもの言えぬ証人なんて原作自体あまり好きじゃなかったのにモコモコぬいぐるみみたいなテリヤの名演に目が釘付け 登場人物のうちAとB、AとC、EとF、GとHはまだ同一場面で出てきたことはないから同一人物の変装の可能性がある……
とかいちいちノートにチェックしながら小説読んだりする?
そんなことして面白い? アクロイドは読者に対してアンフェアだ云々なんて文章よくあるから
推理する派が多いのかと思ってた なるほど、そういう前評判聞いてたら何がアンフェアなんだ?と思いながら読むかもね。
そして誰もとかオリエント急行とかもそうかも。 クリスティがミステリの女王として君臨してからの読者だからか推理はしないなぁ
おしどり探偵には沢山の探偵が紹介されてるけど不勉強なので知らない人ばかり 「暗い抱擁」を読んだことある人いる?
ヒロインがなぜあの男を選んだのかがわからなかった 読んだけど、選んだのは単純に愛したからでしょ
女が男を好きになるのに、理屈はいらないと思うけど
ドストエフスキーの「白痴」みたいだなとは思った
イザベルがナスターシャでゲイブリエルがロゴージンで語り手はムイシュキン
語り手が性的に不能なのも同じ 黒井戸殺しの前編が2/27 13:30〜14:30 フジで再放送
オリエント急行はダメだったか ケネス・プラナーの映画ってどうだった?
続編決まってるんだよね >>82
ありがとうございます♪
待ってたよーーーー >>83
ナイル公開はコロナの影響で延期になりながらも決まってたんだけど
ここにきてサイモンドイル役のアーミーハマーにスキャンダルが発覚
ハマーはエージェンシーから契約切られ広報担当スタッフも離れたのでナイル公開がどうなるか危ぶまれてる >>85
情報ありがとう
検索かけたらいっしょに出てきたグウィネス・パルトローの記事が驚きだった
なんだか残念な感じになってるのね スーシェ版のサイモン・ドイルが少年ぽいキュートな感じだったので、アーミーハマーさんを検索してみたら、
あら、こちらもハンサムキュート。
やはり一目で女心をキャッチできる外見なのね。
でもなんぼ男前でも奴隷にはなりたくない。 アミハマがそんなことになってるとは
パルトローは前からヘンだけど >>87
サイモンは金持ちのお嬢様がコロッと参るような魅力がないとねw アーミーハマーがサイモン役のナイルは、リネット役はワンダーウーマンの人なんだね
むしろ、アーミーハマーの元妻のエリザベス・チェンバースがはまり役のような気がする
画像ググっただけで言ってるんだけど リネットはゴージャスな美人だからガルガトットは合うと思うよ
スーシェ版ではいまやハリウッド主役級のエイミーブラントがリネット演じてた >>95
名前書いてて我ながらなんかしっくりきてなかったが間違えてたか… こういうのもあれだが、被害者なんだけど同情できない人。
オリエント急行のラチェット、死者のあやまちのボイントン夫人、エッジウェア卿、鳩の中の猫のスプリンガー、
うーんポアロものばっかり。 それが鍵になってる話(被害者の性格が動機になってる)もあるから迂闊にそのくくりで作品名書けないのもあるね。 >>97
ボイントン夫人は死との約束
ってかそんな事言ったら、五匹の子豚もホロー荘も同じだ 五匹の子豚の被害者は天才芸術家にありがちな傲慢さだけど、殺されても同情できないというほどではないな
やはり犯人の身勝手な冷徹さの方がいやーな感じ
ホロー荘の被害者もモテモテで艷福家というだけで、特にイヤなヤツでもない >>97
杉の柩なんかはクリスティが上手いこと
読者が被害者に肩入れしすぎないようにコントロールしてるよなあ 中途半端に女タラシで自分勝手に生きてっから、ぶっ殺されんだよwって思って全く同情できなかった
天才芸術家とか、そんなイヤな奴じゃ無いってのは同情の判断じゃ無いって俺が思っただけだよ
鏡は横にの被害者は、性格が招いた自業自得感はあるけど、可哀想かな、ポケットにライ麦をの鼻フックは犯人の悪人っぷりと相まって可哀想かも モテる奴がきらいなことはよくわかった
でもモテるからって殺されてもいいなら、ブサイク男ばかりになって、世の女性陣が気の毒 嫌いとは違うんだけどね、笑
でもこう言うやり取りは面白い
刺激だなぁ、サンキューな 黒井戸殺し後編
3/6 13:35〜15:25 フジで再放送 >>105
ありがとう、完全攻略と「葬儀を終えて」の旧訳など何冊か購入した >>105
私もありがとう
ポイントも溜まっていたので、戯曲や短編集や、紙本が旧くなって再読に堪えないのや
12冊もクリックしてしまった >>105
ありがとう
捨てたか買いそびれたかしてたポワロ3冊と
欲しかったベツレヘム買った しかし電子書籍はセールでなくても常にこの位の値段付けが適正だよな
印刷製本配送在庫管理のコストがゼロなんだから 解説あるのもあるしないのもある
サンプルダウンロードして目次に解説があるかどうかで確認できると思う 死との約束おもしろかったわ。
重要な推理の箇所を勘が当たったってはしゃいでたのはどうかと思ったがw
謎解きの所で黒板使って時系列説明してたのは分かりやすいなと思った。
どんどん時間がずれていく様が。
比嘉愛未は美しかった。
野村萬斎のこのシリーズもっと頻繁にやって欲しいわ。 同意
次作は3年後かね
松坂慶子が相変わらずの元気な一本調子演技でボイントン夫人の不気味さを出せてなかったのは残念
天狗が飛ぶように走っているところ瞠目した
これでこそ日本でのドラマにする価値あった
萬斎と鈴木京香の掛け合いも楽しかった アガサ・クリスティー作品が素晴らしくて、ブログで紹介しているのだけれど、まだ1人しか読まれていない。
なので、皆さんに読んでもらって、作品の魅力が伝わっているか、どこが悪いか教えてほしい。
1番新しい「スペイン櫃の秘密」の紹介ブログをここにはります。短編で最も大好きな作品。
http://panabana44urodon.blog.jp/archives/8814055.html やっぱりネタバレはダメか…
私が「スペイン櫃の秘密」を気に入っているのは、クレイトン夫人と周りの人間関係にあるから、そこを書くにはネタバレは仕方ないかと思ったけど、ネタバレなしに変更してみます。
読んでくれてありがとう。 ネタバレするにしても最初っからネタバレするんじゃなくて
隠すなりしたら良いんじゃない?
続きを読む機能を利用するとかして なるほど。ふと思いついたのは、ネタバレ編とネタバレなし編にわけること。
この「スペイン櫃の秘密」は、ネタバレがないとどうしても魅力が伝わらないと思う。読んだ方なら、きっとわかるはず。
いろいろ考えてみます、読んでくれてありがとう。 クレイトン夫人、ハリィ・クインの「ヘレンの顔」のジリアンとか男を魅惑する女たちがいるけど、わたしとしてはバンチ・ハーモン、ルーシー・アイレスバロウ、レティシア・ブラックロック(姉)とかのほうが好きなんだな。 #このアガサ・クリスティがすごい総選挙
8日までだってさ 死との約束テレビで見たけど全然面白くないな
読まなくてもいいわ 死との約束ってスーシェポワロだと脚本家のゲイティスが息子役で出演した回だっけ?
他の何かと間違えてるかな? ドラマと小説はまったく別物なので、ドラマが気に入らなくても、小説が面白い場合は多分にあるが、
さすがにゴリゴリの本格派ではないにしても推理ものなんだから、見てから読むのは興を削ぐだろうな
逆もまたしかりだが、俺みたいなジジイは読んだのは大昔なので、犯人も忘れてるからまず大丈夫 >>115
演技力もあるけど、ボイントン夫人の不気味さを映像にするのは難しいんだろうな
スーシェ版だと身体的虐待やってた描写があったけどそれも違う感じ
最近のママ友の言いなりになって子供を餓死させたニュース聞いても、抵抗する気力を
奪う洗脳の手口って、外から見るとなんでこれで?って思ってしまう まあまあ面白かったのではないか
三谷流ドタバタはあいかわらず、もう少し落ち着いたポアロの方がいい
暗い画面が多く、ポアロと金田一耕助を入れ替え可能
次は明るい空と太陽の下のポアロをやってほしい 検察側の証人は映像化すると全くダメだな〜あれ
人物造形しすぎ >>129
エルサレムを熊野古道にしたのはうまいと思った
時系列の説明もわかりやすく、脚本はさすがだった 最初の方で勝呂萬斎が鈴木京香に向かって
貴女の正体は、このところ銀座界隈に出没する宝石泥棒、通称"猫の目"!
ってキャッツアイネタ入れてるとこ笑ったよ 鈴木京香はヴェラ・ロサコフ婦人役が似合うと思ってたが今回ので出ちゃったからもうないんだな。 『ドキュランドへようこそ「アガサ・クリスティーの世界」』
INSIDE THE MIND OF AGATHA CHRISTIE(2019年 イギリス)
初回:NHK BS1 2020年12月10日
再放送:NHK Eテレ 2021年3月19日(金) 午後10:00〜午後10:45 (45分) >>133
分かる
鈴木京香以上の風格ある美女役って難しい
大地真央はテレ朝の方に出ちゃってるしな bookoffで「ねじれた家」購入。煙草臭いけど我慢。
これ昔読んでるのに、ラスト近くでゾゾゾときたよ。
映画はまだ見てないけどどうなんろうか。 自分だけかもしれないけど
「無実はさいなむ」と「葬儀を終えて」
「ハロウィーン・パーティー」と「死者のあやまち」
「杉の棺」と「満潮に乗って」
が
どうしてもイメージだぶる ナイル殺人事件の全米公開が2022年2月にとりあえず決まった
サイモン役のアーミーハマーのレイプ捜査次第ではまた状況変わるかも >>137
「ハロウィーン・パーティー」と「死者のあやまち」はとても分かる
どっちも子供が被害者だからな >>139
情報サンクス
しかし、1年も延びるのかよ この前の半額で60冊買ったわ。
アガサクリスティ舐めてたけど、メッチャ読みやすくて面白いですわ。 ほんとクリスティは読みやすいよなって他の海外ミステリーと比べるとそう思うわ 今の日本の生活とクリスティの時代の上の下流の生活が似てきたということ ポアロシリーズの中でカーテン読む前に読んでおいたほうがいい作品てある?前に出てきた登場人物が出てきたりとかあったら教えて欲しいんだが >>146
スタイルズ荘からゴルフ場読んでカーテン。 ありがてえ!聞いといてよかった時間ある時買ってくら!サンクス マジそれ
ポアロで読んでないのたくさんあるのに
ドラマでうっかりカーテン見て大ショックを受けた >>152
それならポアロシリーズの他の有名作品から読んだ方がいい
カーテン以外そこまで興味ないとかなら別だが
そうでないならカーテンは最後にとっとくことを勧める >>153
なんかおすすめある?数あってどれ読んだらいいのかわからん状態でとりあえず評価高いの買ってみたんだ >>153
カーテンを最後まで取っておく理由はなんですか?参考までに >>154
まだ読んでないのが多いのであまり挙げられないんだけど
デビュー作のスタイルズ荘、オリエント急行、近々映画が公開されるナイル殺人事件
あたりは鉄板じゃないかな
象は忘れないもわりと好きだ
短編集も捨てがたい
>>155
それを説明するとネタバレになりかねないので… >>157
サンクスそれもまとめて買ってくる
アクロイドの途中までこれがポアロシリーズってことすら知らなかったんだけどスラスラ読めて面白いね! スラスラ読めて面白い?
フッフッフ…罠にはまったね 翻訳物が苦手でそして誰もいなくなったとデビュー作と13の謎しか読んだことなかったんだけど
何気なく見たドラマが面白かったから改めて色々読んでみたくなった
完全攻略買おうかな
カーテンは最後までとっとくよw >>154
「三幕の殺人」「葬儀を終えて」「死者のあやまち」 ベタだけど「ナイルに死す」「白昼の悪魔」「杉の棺」「五匹の子豚」 冒険ミステリが好きだけど
茶色い服を着た男 はあまりい >>166
誤字った
茶色い服を着た男 はあまり面白いと思えなかった
チムニーズ館もAmazonの評価高かったから期待したけどイマイチだった
期待し過ぎたか
ナイルに死す 死が最後にやって来葬儀を終えて
鳩の中の猫 邪悪の家 無実はさいなむ 殺人は容易だ 招かれざる客 七つの時計 終わりなき夜に生れつく 三幕の殺人 杉の棺
辺りは文句なしに面白かった こちらは、茶色い服を着た男やチムニーズ館の元気なヒロインが好き
クリスティの冒険ものって、いまのラノベの元祖みたいな軽さと楽しさがあると思う >>168
茶色い服の男面白いよね。チムニーズ読んでから、七つの時計読んだけど面白かった。そして今、開いたトランプ読み中。アガサクリスティは有名な作品って意外と読みにくく、初心者に向かないのでは無いかと思う。ポアロならスタイルズ荘からゴルフ場へマープルなら書斎の死体、動く指をノンシリーズなら上の3作品とゼロ時間へをオススメするわ。 ゼロ時間へはたしかに傑作だけど
>>146からの流れだから、ポワロもの限定だと思ってたが
>>166からの流れだから、いいのか
元気なヒロインものなら「なぜエヴァンズに頼まなかったのか」
フランキーが元気だけど品がよくて大好き ホームズのロンドン、マーロウのロサンゼルスみたいな要素もあったらよかったのになあ セントメアリミード村は架空なのにみんな知ってて
そのほうがすごくないか
あとポワロはナイルやオリエントのせいで交通機関で移動してるイメージ強いね イギリスの片田舎の村、というのは想像しにくかったけどヒクスン版のマープルのおかげでよくわかった。
ミス・リードの「村の学校」シリーズも好きだったけど、挿絵ではよくわからなかったのが「こういう建物か!」とやっと納得できたよ。
やはり風土の違いは目で見ないとピンとこないからね。本当は実際に行ったほうがいいんだけどなかなか行けるもんでもなし。 ホームズのロンドンと言っても、情景描写や風俗描写にさほど文章を費やしてるわけではないし
長編だと第二部の因縁話の舞台のインド奥地やアメリカの荒野の描写の方がむしろ多いくらい
やはり映像化されたときに再現されたロンドンのイメージの力が大きいんだろうな 都市のフラヌールとしてのホームズとマーロウがヴィクトリア朝のロンドンや第二次世界大戦前後のロサンゼルスへの想像を掻き立てるのも事実でしょう >>168
冒険ミステリーだと他に「秘密機関」「バグダッドの秘密」も面白かったな 冒険ミステリーで「死への旅」だけ
他と比べてシリアス度が強く異色作だった記憶がある いかにもイギリス的な恐怖感覚が印象的なラストの「終わりなき夜に生まれつく」は、アレよりも衝撃的だった
このちょい足し感があるおかげで、アレを先に読んでいても物足りなさを感じることはない
後期作品の中では絶対のお勧めだけど、以上の理由から読むのは初期から中期にかけての作品をひと通り読んだあとでいい 犯人を読者にどう隠すかが問題になるがポアロの完全一人称のも見てみたかったり >>178
「終わりなき夜に生まれつく」は個人的にはクリスティ晩年の最高傑作
恋愛サスペンスとして非常によくできているし、タイトルも秀逸
事件がなかなか起きずに退屈なんている人もいるけど 春にして君を離れがすごく面白くてアガサクリスティの別作品も気になるのですがおすすめありますか? >>181
「白昼の悪魔」単独でも名作だが、
被害者が「春にして」の主人公とリンクしてる感じがしたので、順番に読むと違う趣きが出て、良いかと思います。 ゼロ時間へのプロローグの
「殺人は結果なのだ(中略)すべてがゼロ時間に集約されるのだ」
って登場人物が語るシーン大好き
何回も読み直しているし創作する上での参考にしている ゼロ時間は本当に殺人の瞬間に食い止めて終わったら画期的だったんだけど
実際には途中で殺人が起きて、クライマックスで「今が本当のゼロ時間だ!」
とか言われても今一つピンとこなかった
だってメル欄ってミステリーではよくある手だもの
それをゼロ時間って言い換えただけで中身は普通のミステリーじゃん
と思ってしまう >>144
むしろクリスティを一通り読み終わって他の海外ミステリーに
手を出して、クリスティの凄さを知った感じ
トリックが凄いとかストーリーが面白いとかそういう事よりも
「小説家」としての技術が抜群って事
なんというかクリスティに慣れていると、他の作品を読むと
情報の整理とか、捜査の描写とか、推理とか容疑者の尋問とか、
いろんな意味で手際が悪いなあって感じる事もしばしば、
ここで尋問シーンいらんやろとか、いつまで尋問してるんだ
こんな事までくどくど聞く必要あらへんやろ、こんなわかり切った
情報や仮説の検討いるかー、みたいな
フェアプレイにこだわるあまり、小説の面白さやテンポを損なわないように
気を払っているのがわかる
その分、ミステリーとしては軽いとか生ぬるいとか、時には
アンフェアだと批判される事もあるのも分かる >>188
>その分、ミステリーとしては軽いとか生ぬるいとか
ミステリーとしてだけでなく、小説として生ぬるいととかもよく言われているよね
ミステリーの新女王ことP.D. ジェイムズとか好きな人にとってはクリスティは軽薄すぎるのだろう
俺自身はP.D. ジェイムズとか重厚すぎて全く楽しめないけど
まともに読めたのは『女には向かない職業』だけだ PDジェイムズとかルース・レンデルとか、
重厚過ぎて、あんたら別にミステリーにこだわる必要ないんでないのって思う
クリスティ以後の女流で「ミステリー」と「小説」がいい感じで両立してるのは
ブランドくらいまでかな
セイヤーズも一時期集中して読んでたが、クリスティと比べると
いまいちミステリー的な仕掛けが物足りない感じ
クリスティは現代本格やクイーンとかに比べるとぬるいとか言われるけど、
技術と工夫はやっぱりすごいから、伏線やミスディレクションなどの
騙しの手数の多さで満足
セイヤーズはそのへんがちょっと物足りない 平穏な地域や家庭に起こる騒動と経過をミステリー仕立てで楽しむ
地域や家庭の人間関係や生活ぶりを味わえるのがクリスティーの魅力
戦争などの外界の波音は遠くに聞こえるのみ
当時の最強国大英帝国の上流の下クラスと今の本の生活水準が似てきたので
類推がきき話がわかるようになったから >>190
セイヤーズはどこまでいっても古典の枠に収まったミステリーなんだよなって思う
古き良き英国ミステリーを堪能するというのがセイヤーズの楽しみ方かな
後はウィムジイ卿の物語を楽しむ >>189
クリスティは軽薄なんじゃなくて洗練されてるんだよ
P.D.ジェイムズにしても人間の負の面ばかりクローズアップしてて偏ってるって批判もされてることだし
個人的には心理面の凄さならマーガレット・ミラーが凄いと思う、当たり外れあるけど 常に重苦しい小説を書くほど野暮じゃないってとこだね
春にして君を離れなんて書き方は洗練されてるけど、書かれてることは深くて恐ろしい
殺人でも暴力でも虐待でないけど、それに匹敵するほど恐ろしい真実
しかもラストで日常に収斂していってしまうというのがただ重い小説よりさらに恐ろしい 『平凡な片田舎なセント・メアリ・ミード村』
昔こんな事があったのよねな話も含めてこの村殺人多い怖い村じゃあ…… そんな印象がたしかにあるけど、実際はセント・メアリ・ミード村であった殺人は最初の牧師館の殺人だけじゃないかな
書斎の死体と鏡は横にひびわれても近くだけど村内ではない
昔こんなことがあったのもたいがい殺人じゃなくて不倫とか女中の不始末とか >>198
短編でも一つだけかな
火曜クラブの13の謎のうち、12は村とは関係ない人の話す事件をマープルが解く話なので、事件はセント・メアリ・ミード村で起きてない
最後のだけ、マープルがヘンリー卿に持ちこんだ村の事件、だと思う バントリー夫妻が住んでたゴシントンホールはセント・メアリ・ミード村だから
鏡は横にひび割れては村内の事件だった気がする >>200
バントリー夫妻の住居は
「書斎の死体」(今手元にないので完全攻略の紹介分)だと「セントメアリミード村からちょっと離れたところにある」
「火曜クラブ」の「青いジェラニウム」だと「セントメアリミードの近くに住んでいるバントリー大佐の家」
とあるので、村内ではないと思ってたけど、まあ隣接してたところだから、村近辺で殺人事件は合計3件、多いのか少ないのか あ、短編の最後のを忘れてた、村で2件、ゴシントンホールで2件、合計4件だ ポアロ・マープル100周年特番。(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=p1xjezPXPxs&list=LL&index=5&t=3038s
去年の10月なので既出かもだが。 連投すまぬ。クリスティが好きすぎて英語がんばって勉強して、今は全部英語で読んだり聴いたりしてる。デヴィッド・スーシェが声色だんだん変えていくのが凄いのは、こちらの5:08から。
https://www.youtube.com/watch?v=612OzFg3YNg&list=LL&index=14&t=501s ナイルに死す読了
クリスティならこのパターンか?と最初に予想した犯人がほぼ当たっていた
いつもわりと気持ちよく騙されるのでクリスティとしては分かりやすい方なのかね
トリックは鮮やかだった
最後にカップル成立するのがいかにもクリスティって感じ ナイルはクリスティの王道ミステリーだなって思う
それでいてストーリーが良い >>205
「ナイルに死す」はすごく完成度高い、クリスティの代表作の一つだけど
メル欄というパターンに陥っているから直感的に犯人がわかってしまう >>207
言われてみればそうだな
私はメル欄と同じパターンだと思った
クリスティを読み慣れてる人には予想しやすい作品だと思う
そういう先入観なしに読んだ方が面白いし傑作 クリスティ的世界の教訓
表面上の恋愛関係は見かけ通りとは限らない
あなたが見たと思った人は変装した別人かもしれない はきはきとした賢いヒロインが割とダメンズを選ぶんだよね。 >>211
シタフォードの謎とかはそうだよね
ゴルフ場の殺人もはきはきヒロインだけど、ヘイスティングスもややダメンズかw
トミーとタペンスやエヴァンズのフランキーとボビーは
イケメンじゃないけど、ダメンズではないな
ゼロ時間の正直トマスもヒロインにはさっぱりだが、ちゃんと好きになってくれそうな利口な女性がいたから、これも実例に入るか 「ナイルに死す」は原作読む前に映画を観に行って、犯人の正体とトリックが
明かされる場面でもの凄く驚いた。
この犯人がわかっちゃう人は「白昼の悪魔」もすぐ分かるのかな ここのとこ「ナイルに死す」「白昼の悪魔」「杉の棺」「ゼロ時間へ」といった名作どこを再読してるけど
解決編で言及されてない犯人の言動や行為が、いちいち周到な犯罪の準備や隠蔽だったりするので
犯人知ってても、問題なく面白いというか、むしろ知らなかったときより面白い
再読に堪えるミステリーというのがすごいと思う >>215
それはあるな
クリスティは伏線がうますぎる アクロイドもオリエント急行もネタを事前に知ってたのに面白かったな
特にオリエント急行はあの有名なネタ以外もサプライズがあったから驚かされたな クリスティ最大の得意技は、何かしら心に引っかかる奇妙な場面を描き
読者に彼らはこういう事をしている、
もしくはAとBはこういう人間関係なんだと勝手に解釈させる、
でもラストで全然別の解釈が出てくるという
「お前らは勝手にそう思い込んだみたいだけど、違うよーん」って
クリスティほど読者はこう読むだろう、読者にこう読ませるという事を意識して
作品を書いてるミステリー作家はいないと思う
日本人作家だと別解釈による騙しのテクが一番うまいのは連城だと思う
意外と連城とクリスティの類似点って指摘されないけど ナイルは読む前は広い砂漠を見渡せるでっかい川の上をのんびりクルーズを想像してたら
実は深い峡谷を延々進むというクルーズで
登場人物が毎日暗い谷底ばっかりで気がめいるみたいな愚痴いう場面で目ウロコだった
ダムできる前だから景観自体が違うんだな
映画は観たことないけどどんな景色なんだろう >>219
1978年の映画「ナイル殺人事件」では、ゆったりと流れる川を進み、川岸には
木々の緑が広がり周りがよく見渡せる光景だった。
途中カルナック神殿やアブシンベル神殿に寄って登場人物が見学するシーンもあり
観光的要素も入れていた。
リメイク版が来年2月公開予定。 >>220
数年前にナイル川クルーズしてきたけど、78年の映画の通りだった
深い渓谷はなかった >>221
うらやま
78年版のクルーズ船スーダン号が今も現役だと知ってすごく行きたくなったわ >>222
あー読む前はこんなイメージまんまだった
>>220
確かに原作でもアブシンベル神殿には船の客みんなで観光に行ってた
カルナックは名前出てないけどスフィンクスが並んだ道がある神殿ってのがカルナックかな
クリスティが実際参加したツアー体験がもとになってるから本の描写もリアルなはずだけど
客が酔うくらい揺れる船で狭くて流れの速い渓谷を抜けるとかはもう体験できないのか
でもクリスティも訪れた神殿とかに行けたんだから>>221さん裏山だ 渓谷っていってるのはカタラクト(新訳だと急湍だっけ)のことだと思うけど
日本でいう渓谷とは全然イメージが違うよ
https://en.wikipedia.org/wiki/Cataracts_of_the_Nile 日本で作ったアニメ版だとどうだったかな
>>222の三本と大差なさそうだけど >>225
ページを翻訳したら「ナイルの白内障」って…
カタラクトってそういう意味もあるんだね。 スレチ失礼 クリスティの特徴として、読後感がさわやかというか穏やかというか。
陰惨な事件でも、最後はそんなに嫌な感じがしない。 >>225
自分の読んだ版はカタラクトは「瀑布」にカタラクトってルビだった
自分がいってるのはカタラクトではなく
>カルナク号は、狭い峡谷をさかのぼっていた。
>岩々は、何かしら残虐な様相をたたえて、両側から河にせまり、この合い間を河は深く激しく流れていた。
とか揺れで船酔いしてる登場人物にポアロがいった
>「マダム、危ないですよ。相当荒れてますから。足をさらわれて落ちる心配があります」
あたりからなんだ >>229
勘違いしてすまんかった
第1カタラクトを出てすぐぐらいのシーンか
この辺りの様子はダムでおもかげもなくなってしまったんだろうね 読後感が爽やかなことが多いのもクリスティの特徴だが
人が複数死んでるのに爽やかってそれはそれで怖い
「にっこり上品に笑って人を殺すクリスティが一番怖い」みたいな評を見たことあるがさもありなん
でも後期の作品は初期ほど牧歌的でなく陰鬱なムードが漂いがちだと思う エンターテイメントだからね
後に読者に何を残すか何を感じられたかって大事 ポアロは、短編でも中東に行ってるけど
アガサ自身が中東に行ってる経験からなのか
当時のイギリスに中東ブームがあったのか
大英帝国があちこちに領地(借地?)を持ってたからなのか イギリスは中東に利権をもっていた、
もともとオスマン帝国領だった中東で独立を煽り、イラクなど宗主国に収まった
今の中東問題は当時の超大国イギリスの二枚舌外交が起源 >>233
再婚した年下の夫が考古学者で、しょっちゅう中東に発掘調査に行ってクリスティもついていってるんだよね
中東作品のどれだったか、「これはクリスティのおのろけ」だって言われてるのがあった 「さあ、あなたの暮らしぶりを話して」っていうクリスティのオリエントでの生活エッセイがあるよ。
とても楽しいのでお勧め。 被害者にあんまり同情できないことが多いせいで
悲壮感が少ないのかもしれない >>231
『死者のあやまち』『終わりなき夜に生れつく』とか陰鬱な空気感あるな
『蒼ざめた馬』みたいな陰鬱な空気感で始まったと思ったら最後は爽やかにハッピーエンドみたいな作品も 謎のクイン氏の不思議で暖かくて、哀しい感じの終わりも好き。実はクイン氏すごく好きなのに、作品数少なくて残念。 クイン氏ものはサタースウェイトさんも出てくるのがいい。
三幕だけだと思ってたのに。
傍観者が主人公になる。 「クイン氏のティーセット」でサタースウェイトさんが公爵夫人を思い出すシーンとかいいよね。
たぶんこれがクイン氏ものの最終作になるのかな。 そうだね。ずいぶん晩年になってまたクィン氏を書いたってことは、特別な感慨があったのだね。公爵夫人とルーレットのディーラー(クルピエだっけ?)の話とか、オペラがらみの絶世の美女をめぐる話、画家のやつとかどれも何度も読み返すお気に入り。 1番の謎はクィン氏自身もそうだがなぜそんなにサタースウェイトさんと色んな所でバッタリ出会うのかという事感 他の人もクイン氏を目撃したり話をしたりしているから違うと思う 晩年にサタースウェイト氏がクイン氏の思い出を語ると
一緒に会ったはずの人々のだれもクイン氏を記憶している人はいなかった… あの世界の果ての画家の女の子は覚えてると思うよ。
あの時は珍しくクィン氏自らが彼女をフォローしてたし。 長編もので終盤に唐突に明かされるも特に本筋に関わること無くあっさり流される衝撃の事実の類は、雑誌等に
連載してた時に掲載回のヒキとして設えたものだったりするのかなあ。 火曜クラブみたいな連作短編は雑誌連載されてみたいだけど
長編で雑誌連載なんてあったのかな?
ほとんど書き下ろし出版だと思うけど >>251
英語版wiki見てみるとあったみたいよ 個人的に「ビッグ4」がいまいちだったけど、これは雑誌?連載された短編12編をまとめてひとつの
長編にしたそうですね。wikiによると。 ドンファンの事件
クリスティー味があるな
資産家ぎ毒殺されて
若い妻とベテランの家政婦が疑われる >>254
わかるw
富豪と若い妻と毒殺って事で、ねじれた家を思い出した クリスティー風味というかクリスティーのバッタモン風味というかw
スターウォーズに対する東映の宇宙からのメッセージ的なチープ味 >>254
でもドンファンの事件にはどんでん返しとか意外な真相とかないんでしょ? >>258
2時間サスペンスでも、若妻が犯人とか意外性なさすぎって言われそうw https://i.imgur.com/LA5M0On.jpg
要はどう犯人だと判明させるかが肝心なんだろうけど良くも悪くもクリスティ作品はこの展開でパターン化してたり? 意外性の話じゃなくて
道具立てがクリスティーっぽいじゃん
富豪、いかがわしい過去を持つ若い妻、妻よりずっと前からいる家政婦、毒殺された犬
クリスティーそのもの (老財産家が不釣り合いな若妻を娶るなど)被害者みずからが、犯罪を招き寄せるようなことをして
案のじょう事件が起こるところは、やはり世間の耳目を集めるだけのミステリー要素があると思う
これは何か嫌なことが起こりそうだぞ!という話の出だしは、ミステリーを読む楽しさのひとつだよね 一応まだ容疑段階では推定無罪なので…
どう見ても遺されたあの妻(または夫)が犯人→しかし反証が出る→無罪かと思いきやそれがひっくり返されやっぱり有罪
どう見ても以下略→有罪になりそうだったが意外な別の犯人がいた
ミステリにはどっちもあるよね
クリスティは前者のパターンが有名かな? >>261
いや件の事件の話ではなくクリスティが書いた作品の話よ >>264
前者のパターンが印象深いのかな
後者のパターンで傑作も結構あるんだけどね
ネタバレになるので作品名を書けないけど >>261
若妻の友人(と称する)不良っぽい青年
若妻を憎んでいる金欠の甥や姪、といったところもほしいところですね
この事件には関係ないが、日本の法律だといくら遺言書書いても実子には遺留分があって
ゼロというわけにいかないので殺人動機としてぬるくなるのがミステリー的には難 録画していた三谷幸喜脚本の「死との約束」を見たがなかなか面白かった
日本を舞台にして脚色するとこうなるんだなってところが面白かったな
ただ横溝正史原作の金田一ものっぽい感じになってると思ったなw
日本の田舎が舞台だし、天狗とか出てくるし、戦後の混乱によるどさくさ云々の話まであったし こういう日本を舞台に変えたクリスティー原作ドラマを見ると
他の作品も日本舞台でドラマできないかなって考えてしまう
「ナイルに死す」とか良いんじゃないだろうか
その場合、舞台は瀬戸内海とかかな ナイルはドラマ映えする話だよな
メロドラマ要素もあり
舞台もドラマチックで登場人物も立ってる >>270
瀬戸内海みたいな狭い海域で「ナイルに死す」は難しそう
最初の発砲事件が起きた時点で当事者はすぐに船から降ろされる >>269
というか横溝がクリスティの薫陶厚いって事だと思う
事件の構図やプロットは常に>>260のような事を心がけてると思うし、
それをクィーンのようなロジックを意識して解決するという
日本の土着的、民俗学的なモチーフを多用するから案外気づきにくいが、
良くも悪くも横溝御大は英米を代表する推理作家の教えを
忠実に継承している愛弟子というか 「ナイルに死す」を日本でやるなら瀬戸内海じゃなくて小笠原諸島行きのフェリーとかだな
これなら片道24時間かかるから、航路の真ん中あたりで最初の発砲事件を起こせばすぐに船から降ろされることもなく殺人事件までもっていける フェリーじゃなくて豪華クルーズ船じゃないとあの雰囲気出ないよ しかし日本人が演じると、豪華クルーズ船とのバランスでリアリティが無くなる
日本人も豪華クルーズ船も現実に存在しているのになあw >>275
小笠原諸島なら不定期だけどクルーズ船も出ているよ 『メソポタミヤの殺人』を日本でやったら
『古墳の殺人』とかになるんだろうかな >>279
1948年の作品で『古墳殺人事件』というのがあるな
これはクリスティじゃなくてヴァン・ダインの模倣だけど ABC殺人事件=いろは殺人事件
は、いずれ作るんだろうか? >>281
昔あったよ
伊東四朗主演のやつ
なかなか面白かった ABC殺人事件の日本版は調べてみたら漫画版もあるんだよな
哲也を書いてた人が漫画化してる >>280
調べてみたらそっちはそっちで面白そうだったな
今度図書館で見つけたら読んでみようかしら 1948年といえば『1984』が書かれた年
ビッグブラザーの世界でポアロやマープルは活躍できるだろうか 貴族の代わりに共産党幹部か
辛気臭い話になりそうで、活躍できそうもないな
やっぱりポアロやマープルのようなのでなくノワールだろうな
華流ミステリーの死亡通知書なんて結構面白い
体制批判は一切ないがw クリスティーは小説読んでると保守派っぽい感じはするな
『フランクフルトへの乗客』とか読むとそれをヒシヒシと感じる
それでもちゃんと体制批判もするが ポアロがビッグブラザーでもいいか
ニュースピークと二重思考に抗ってミス・マープルが立ち上がります! BSで「ナイルに死す」視ていて改めてリネットが可哀そうになったよ。
美人で若くて大金持ち。
でも周りにいるのは彼女の財産をねらうものばかり、父親の仕事であちこちからうらまれて誰も信用できない。
友達の婚約者を奪っちゃうとかろくでもないこともしてるけど、結局は欲望に飲み込まれてしまったし。
アガサ・クリスティにおける宿命的な被害者の中でも哀れだ。 >>289
可哀想ではあるんだけど自分はいまひとつ同情できなかった
環境に恵まれすぎてるせいかな
あれだけ恵まれてるのに他に何も持ってない友達の恋人を奪うのはな〜
まあ真相知るとそれも罠みたいなもんなんだけど…
原作しか読んでないから映像で見るとまたイメージ違うのかもしれない 美人で若くて大金持ちだというと「終りなき夜に生れつく」のエリーが思い浮かぶなぁ
エリーは割と思慮深い美女っていう印象を持ったが >>289
エジプトまでの三ヶ月の間に何があったかも気になる >>291
リネットだって決して思慮は浅くないんだよな
但しサイモンの場合は大人な打算ではなく子供じみた楽天だったので警戒心が働かなかったって感じ 女たらしの男が悪党で騙される女の脇が甘いのはクリスティの私怨が反映されているから >>295
クリスティの場合は騙される女にも厳しいのが特徴
それこそ男が書いたら女性差別とされかねないくらいに >>297
というより、クリスティの場合は捨てられる原因となった夫の浮気相手を投影しているから既婚者や恋人のいる男性に転ぶ女性は必ず酷い目にあう >>298
但し取られた女の方も単なる同情すべき被害者と扱われないのも多いからな
ナイルにしろホロー荘にしろ あと女たらしと言ってもサイモンなんか絶対にプロのジゴロなんか出来ないタイプだろうな
あれはたまたま二人の女の性格に嵌まってしまっただけで大抵の女たちにはむしろ馬鹿にされる方だろうって感じ ラストでジョアナがスイスでリネットの死を知ったというのはやはり国外逃亡したという意味か 五匹の子豚、代表作ってわけではないけれど、すごくいい作品。
グサグサくるし、謎解きも秀逸。個人的にベスト5に入るかな。 >>302
後書きでこれはむしろ名犯人小説だと語るのが凄いんですよね
次第にエルサの存在感が増していく展開がとにかく凄い >>302
五匹の子豚は地味な存在だったけど、日本では近年になってから中期の代表作扱いされはじめた。 >>304
ドラマ版の出来が良かったというのも大きそう ドラマ版のエルサがお見事だったね。
傲慢な小悪魔とその後の焦燥感。 >>306
ショートカットが小娘っぽさを強調してたな クリスティーの作品で犯人らしいヤツが犯人だったなんてことはあっただろうか ところで映画化されなかった作品で傑作や名作はあるのだろうか 再放送番組
https://www4.nhk.or.jp/P5506/x/2021-05-25/10/33560/1623660/
5月25日火曜 NHKBSプレミアム 午後4時17分〜 午後5時16分
スイーツ列車紀行「オリエント急行ライン お菓子秘話 イギリス〜ドイツ」
美しき欧州スイーツを味わう旅のロマンはいかが?
往年の「オリエント急行」の鉄路を現代の列車に乗って追体験する。
旅人は女優の高島礼子。英国ではスコーンにつけるクリームをめぐる大論争や、
ミステリーの女王、アガサ・クリスティーが小説で描いた幻のスイーツ「シードケーキ」を探索する。
ベルギーでは3種類の元祖を名乗るワッフルと出会い、
ドイツではバウムクーヘンにまつわる歴史秘話を知る。
ココロとカラダが満足する旅!
【リポーター】高島礼子,【語り】小田切千 >>121
昔行われたドラマのマープルの人気投票でバティントンが一位だったがこれはルーシー人気と見て良いのかな ナイルに死す何度も見てるけどやってたらつい見てしまう
サロメ・オッタボーンの吹き替え役の巴 菁子さん
女であのオネエ声が出せるの凄いなあとどうでもいい感心してしまった >>313
殺される直前のハイテンションぶりがまた強烈 青列車のドラマ見たけど、愛人の黒人女性のおしゃれっぷりに見惚れた。
あの黒のスーツかっこええ。
今回は個性的な女性が多くて被害者の影が薄いな。 読者をあっと言わせるトリックがある作品はオリエントトアクロイドだけですか、物理と心理の両方とも 「あっと言わせる」の解釈にもよるが
そして誰もいなくなったも一般的にそう言われてると思う
あっと言わせるのはトリックというよりも意外な結末だが >>318
葬儀を終えて
意外な犯人ならこの作品もなかなかだと思うんだけど。
クライマックスの犯人役の女優の演技が凄いんだよな。
ちなみにこの女優さん、2月にNHKで放送された「検察側の証人」にも出てた。 >>319
葬儀を終えては実写化したら普通トリックがバレバレになると思うのですが
その辺は大丈夫だったんですか? >>320
ドラマが初見で予備知識無しに観たから大丈夫でした。 >>321
普通は予備知識がなくてもメル欄の時点でバレバレだと思うのですが
それだけ撮り方や演じ方がうまかったということですか? >>322
一回見てみたらどうかな?
予備知識なかったら分からないと思う >>322
木曜日にCSで放送あるから、もう一回観てみます。 アガクリさんの作品でクイーン並みのロジック主体のような作品はありますか クリスティの作風が人と人との関係性の中にミステリーがあるって感じだからなあ、理詰めの作品と言われて思い付くのが自分はないな。
ポアロ、マープル、トミーとタペンス、ハーレクイン、パーカーパイン、探偵を見てもそんな感じだし。 クィーンとの関係で言うと、二階堂禿人いわく、
クリスティの予告殺人は、クイーンのニッポン樫鳥のアレンジ
クイーンの災厄の町は、クリスティの邪悪の家のアレンジ
だそうだ
事実ならお互い影響受けあってたんだな そもそもYの悲劇が、ヴァン・ダインのグリーン家殺人事件の翻案だと
都筑道夫が大昔に指摘してたのは有名 いまヴァン・ダインがあんまり読まれないのは、ヴァン・ダインの改良ヴァージョンがエラリー・クイーンだからなんだよな
ヴァン・ダインから蘊蓄引いて、謎解きを洗練させると、エラリー・クイーンになる ヴァン・ダインはロジックが弱い
犯人のキャラはクイーンよりヴァン・ダインの方が立っている
二階堂禿人&有栖川有栖談 ヴァン・ダインは過去のミステリー作品のアイディアを適当にパクッて、それに蘊蓄をまぶして高級そうに見せかけていただけでミステリーとしては薄っぺらかったからな
ミステリーのアイディアとして優れていたのは「僧正殺人事件」で童謡殺人を発明したことぐらいじゃないか? >>327
ニッポン樫鳥はモーリスルブランの某作品をミステリーとしてキチンとしたものに改良した作品って感じだな >>325
クリスティっぽい作風でクイーン張りのがちがちのロジックを詰め込んだのが
クリスチアナ・ブランドって印象 ブランドになるとプロットももっと複雑化してきてる
クリスティやセイヤーズの時代は真相到達までプロット一つ折りで書くなら
ブランドは二つ折りにして真相到達を遠くする感じなので、
より現代ミステリーに近づいている >>336
>ブランドは二つ折りにして真相到達を遠くする感じなので、
だからクリスティ+クイーンなんでしょ
クイーンも中期以降はそんな感じじゃん
初期作品でもすでにギリシャ館とかシャム双生児とかあったし 密室ものの一押しは何ですか、あまり密室ものは書かれていないようですし、当然評価も高くないみたいですが ポアロのクリスマスだっけ。
ひもが引っかかって物がひっくり返らなかったらあせったろうな。 アガクリ作品で銭の無駄にしかならない、絶対読んではいけないものなんてありますかね >>342
ビッグ4
世界征服をたくらむ悪の組織の4大幹部とジェームズ・ボンドのようなポアロが対決する珍作 珍作なんて言われると逆に読みたくなる。
だから『完全攻略』で、『フランクフルトへの乗客』に猛烈な読書意欲を掻き立てられた。
読んでみたら退屈な凡作だった。 >>342
第三の女と愛国殺人は定価を出して読むほどではないと思う >>322
顔を合わせるのが20年振りで、おまけに上沼恵美子みたいな化粧してるからわからなかったのではと推察しました。
それと昔のエピソードをきっちり本人から聞き出してたのも良かったのかも。 秘密機関・複数の時計・運命の裏木戸も駄作だな
ビッグ4もそうだが、クリスティのスパイ小説は大体駄作
全著作の中からスパイ要素のある作品をすべて排除すれば、駄作率は大幅に減るはず >>320
>>346
まあ実際違和感に気づいたのが殺されかけるしね
>>322
別作品もそのメル欄通りだったけど
外国人役者で見分けがつかなかったからか
全然気づかなかったなあ >>347
秘密機関は全然駄作とは思えんかったな
凄い面白い作品だと思ったぐらいだわ
まあラノベ的な作品だから人を選ぶかもしんないが >>349
ラノベ的といえばルーシー・アイルスバロウも >>349
秘密機関は中学生くらいの時に読んだら面白くて、友達に貸したら友達もハマってたw
うん10年前のことなんで今読むとまた違うかも >>351
今年になって秘密機関を読んだけど
さすがにきつかったので飛ばし読み
中高生の時期に読めて幸せですよ パディントンは
強烈な父親&兄弟達という構成が
ドストエフスキーオタク的にテンションが上がる
芸術家肌の不良キャラは音楽家だけどなんとなくピアニストのサンソン・フランソワのイメージ
(ドラマ版の展開に萎えた)
そして長女がクリスティらしい安定感 >>353
バティントンはマープル物の中でトップクラスの人気なんだな パディントンは登場人物やストーリーは良かったけど
ミステリーとしては微妙だった印象があるな >>345
愛国殺人は乱歩がクリスティベスト8に選んでいるんだよね
「シタフォードの秘密」や「予告殺人」なんかが日本でクリスティの代表作扱いされているのはこの影響もあったりするんだけど乱歩8選の中でも「愛国殺人」だけはマイナーだよな
俺も高校のときに読んだのだけど内容を全く覚えていない
乱歩は「大胆なトリックをおしげもなくいくつも投入した傑作」とかいってるんだけどね
そんなすごいトリックあったっけ? 『変装』が絡んでくる辺りは乱歩好みそうだなとは思った記憶 >>356
要するに誰も彼もがルーシーちゃんスキスキーって話だから 『愛国殺人』はミステリーでは定番である顔の無い死体で変化球を投げれたってのが大きいな
後、犯人の存在感
クリスティの犯人の中ではかなりの異色な人物で強く印象に残ってるわ >>360
まさに上級国民なんだよな
国のために自分は見逃されるべきだって 愛国殺人の犯人はドラマ相棒に出てくる犯人みたいだなって思う
右京さんに説教されるタイプの むしろあの傲慢さにポワロが怒って逮捕させたとも見えるんだよな
あるいはもっと殊勝だったら違ったかもしれないって 「殺人だけは認められない」というのがポアロ最大の行動原理だからなあ
ほぼ唯一例外があるくらいで そういえば西原理恵子が自分のエッセイ漫画で、
「意外性を出したければポワロを犯人にしてみやがれ」とか描いていたんだが
ミステリー素人はミステリー作家の読者を驚かす為なら
なんでもやってやる魂を舐めているのが良く分かるw 刑事コロンボがボケた状態の犯人とそれをかばった人間を
見逃した事があって、それがシリーズ唯一の見逃しだったが、
もしポワロがあの事件に出会っていたとしたら、あれはポワロも見逃すと思う >>369
忘れられたスターか
あれは犯人の命が間もないのもあるが 文鎮は犯人が被害者の頭に叩きつけるもの
ペーパーナイフは犯人が被害者の喉にぶっ刺すもの
バールのようなものは犯人がドアをこじ開けたり被害者を殴りつけたり色々使えるもの 別に犯人にかぎらず
もともとフランス窓って出入りするための窓では >>373
371は、出入りする窓なのに、ミステリーだと犯人(または疑わしき人物)専用のようになってると言ってるんだと思う バンドルとかバンチとかポンゴとか、変なあだ名が多いなあ。
当時の英国ではありだったのか?
ちなみに上記三名はみんな好き。 パーカー・パインが好き
話が面白いのはクィンで、頼もしいのはパーカー・パイン >>377
買います。ハヤカワのは訳が今一だったと思う。
クィンの「海から来た男」「世界の果て」はすごく印象に残った。
特に海から来た男は、クリスティーの短編の最高傑作ではないかと思うほど 過去スレだったかでみかけたけど
アメリカ版とイギリス版とは、どこか違うの? アメリカ版とイギリス版でストーリーが違う作品なんて
ブランドの「ジェミニー・クリケット事件」しか知らんぞ 「アガサクリスティ イギリス版 アメリカ版 違う」で検索したら、『三幕の殺人』が出てきたよ
殺人の動機が異なっているようで、日本でも、基にした原作が違うため
ハヤカワ文庫と創元推理文庫『三幕の悲劇』では内容が若干異なっているそうです >>380
クリスティ作品でないかもしれないけど
どちらかが若干長くなっていて
アメリカ版からの翻訳、イギリス版からの翻訳とで
日本でも若干の違いがでる・みたいな書き込みみた覚えがあります >>382
ありがとうございます
おそらく、その書き込みを読んだんでしょうね 完全攻略の三幕の殺人のページにも米版英版の違いとかには
特に言及してなかったんだよな
違いが事実ならあの本の性質からして、そこに触れてないのは不思議 >>385
『アガサ・クリスティー完全攻略』は講談社のもあるけど、〔決定版〕の出版社が早川書房だから
『三幕』の殺人は、ハヤカワ文庫の原作『Three Act Tragedy』のみにして、
他社の翻訳本アメリカ版『 Murder in Three Acts』にはあえて触れていないのでは? 創元版は今書店で扱ってないから
と考えるのが普通じゃない 動機が違う本があるなんて知らなかった
図書館で借りる! イギリス版とアメリカ版という話とはまた違うし結末が違うって訳でも無いだろうけど、うぐいす荘は創元推理文庫のクリスチィ短編全集2だとE・クイーン編の
‘101年のお楽しみ’収録版で、クリスティ全集で収録されてるフォンタナ版の方は101年の〜版と比べて5分の1程、主人公の心理描写が省略されているそうな >>386
はて、画像検索で見る限り創元も新潮も原題はTragedyだけど
底本がMurderなのがあるのかな
「悲劇」と邦題にしてるのは創元だけみたいだけど Murder in Three Acts はサタデーイヴニングポストで連作していたときのタイトルですね ×連作
○連載
よく考えたら分載というほうがいいのか ..>>390
ごめん、題名までは確認はしてないけど
『三幕の殺人』Wikipediaに、(アメリカ版: Murder in Three Acts)とあって
「創元推理文庫版『三幕の悲劇』がアメリカ版元に対応している」という記述があったので ちなみに、ドラマでは、『三幕の殺人』は
ピーター・ユスティノフ主演(1986年)が『Murder in Three ActsS』
デヴィッド・スーシェ主演(2010年)のほうは『Three Act Tragedy』になっていますね 『三幕の殺人』、中学の時読んだけど傑作だと思ったな
犯人が鮮やかすぎて読み返す気は起きないけど 三幕の殺人は子供の頃読んだけど、本編始まる直前に思いっきり犯人こいつですって書いてあるようなもんなのに全然気づかなかったわ
あの大胆さには恐れ入った >>396
自分も後で読み返して驚いたわ
三幕の殺人はアクロイドとかに匹敵する傑作だと思ってる 『三幕』を3冊読み比べてみた
ただし、何も見ずに図書館で予約したので、講談社版の『三幕の悲劇 』は「青い鳥文庫」というやつだった
これは、子ども向けのようで、全ての漢字にフリガナがあるし、簡単な語句(例えば、「オールドミス」とか「ボルチシ」)にまで
いちいち説明が( )内で説明がされていて読みにくかったが、訳はこれが一番丁寧でわかりやすくて良かった
(個人の感想です)
創元推理文庫版『三幕の悲劇』は、1975年なので、紙がもう茶色くなってボロボロの本だった
表紙に『 Murder in Three Acts』と表記されているが、内容がやはり少し違っていて、これが「アメリカ版」らしい
講談社版のタイトルは『三幕の悲劇』だれども、内容はハヤカワ文庫の『三幕の殺人』と同じで「イギリス版」のようだった 訳は三者三様で、面白かったが
《子犬が笑った》(子犬は笑った)のお芝居の説明の、サトクリッフが主役というところで
「みんなが彼女の吹くほらに踊らされてしまう」
「彼女のバイオリンで踊る」「みんなが彼女に合わせて踊る」と訳が違っていて
本当はどうなんだろうと思った
本筋には全然関係ないんだけどね >>385-386
創元推理文庫『三幕の悲劇』読んだ。
あの動機の犯人では今の時代感覚にはそぐわない
おおっぴらに広まらないし識者が触れないのは道理だと思った
クリスティが書き直したのは賢明だ クリスティの作品の動機で重婚が多いような気がするけど結婚する時にバレないのかな?
現代の日本の感覚だと必ずバレる気がするが 当時の英国の戸籍は杜撰だったって聞いたことがある
だから重婚もバレない事があるとか いやそもそも戸籍なんて日本とか中国とかにしか存在してないから
普通は(もちろんイギリスも)家族単位じゃなくて個人単位の登録があるだけ
だから重婚が発覚しにくかった 今は社会保障ナンバーとかで管理されてるのかもしれないけど
一昔まえのミステリーだと、結婚証明書はあるけど「今結婚してない」証明書はないので重婚ばれないとか
墓銘碑を見て幼くして死んだ人間の出生証明書でパスポート偽造とか色々あった
そう考えると戸籍って優れた制度だよなあ クリスティーの世界では重婚が凄い重罪なんだよなw
重婚を隠すためにどんどん人を殺すw 被害者が重婚してて、そのおかげで遺産の行き先があっちゃこっちゃで
動機が隠されてたとかもあった 杉の棺を読んだら
ポアロが看護婦の出す濃い紅茶に辟易としていて
その後にホロー荘を読んだら
刑事がポアロの出す薄い紅茶に辟易としていた
早朝にベッドの脇に紅茶を出してもらえるの羨ましい
グレアムグリーンのブライトンロックでは、ウェートレスをしている女の子が主人公と結婚生活に入った場面で
まず朝紅茶をいれようとしたら、アウトローの主人公宅にはそういう習慣なんてなくて
朝食なんて牛乳(瓶の)と缶詰でいいだろっていう場面が印象的だった
女の子はお金持ちでなくてもきっときちんとした生活習慣があって、主人公はそれとは違う世界の住人っていうか 次の大河ドラマ、鎌倉殿の13人は、そして誰もいなくなったとちょっと似ている
北条以外いなくなった
スターリンや毛沢東も同じだが 文庫の背表紙にカラスのマークが付いてるのと付いてないのがあるけど何が違うの? クリスティー文庫として刊行されたかどうかじゃない? 公式なアナウンスが無いとわからないが権利関係で何かあるのでは?
去年の一連の新訳は最初から無い
秘密ノートや完全攻略も無い
ソフィー・ハナのも無い
従来からのクリスティー文庫のは増刷分から消えた?
2018か2019くらいから増刷分で無くなった気がする つかソフィー・ハナのは3作目以降は和訳の予定無くなっちゃったのか? >>407
愛国殺人もだったか
ポワロが本当に怒ったのは愛国者だから免罪されて当然という犯人の態度だろうが 新妻・元妻共にだまして二重生活するとか
ジェーン・エアのおっさんみたいに特殊な事情があるなら分かるが
元妻の合意があるなら形だけでも離婚しときゃよかったのに
ヘンリー8世以来離婚OKの国だし
それにしてもドラマ版は冒頭から犯人も動機も隠す気ないのすごいな… アクロイドのドラマなんて、冒頭で(メ欄)って、いきなりバラしてた
さらに中盤で犯人による別の第二の殺人まで入れたのは唖然とした
本国のスタッフより日本人の三谷幸喜の方よっぽど原作に敬意を表してる >>418
演じている人間が役に酔ってスリルを楽しんでしまったんだよな
それもまた三幕に通じる部分か アクロイドはひどかったね
犯人が彼であっても何の驚きもない構成にびっくり
タイトルが有名だからドラマのアクロイド回だけ観たよって知人(未読)がいた
嘆いたら「え?別に普通に面白かったよ?」って言われた
君は何を失ったか知らんのだ ドラマのテーマは田舎幻想の否定なんだよな
都会には都会の地獄があるように田舎にも田舎の地獄があるって あの作品が面白かったな
遊園地の観覧車に爆弾が仕掛けられて
刑事が犯人との緊迫した心理戦の中で赤か青の導線どちらかを切るやつ キムタク犯人回じゃないの?
どっちにしてもクリスティとは関係ない >>319
さっき一挙放送で登場
原作では怪奇大作戦みたいなラストなんだな クイーンのようなロジックやカーのような密室ではなくてもいいですから物理トリックの見事なのは何ですか >>429
クリスティに物理トリックを求めるのは間違っている
要するに八百屋に行って「サンマください」
ラーメン屋に行って「牛丼一丁!」
って注文するようなもん
サンマや牛丼が欲しければ素直に魚クイーンか
吉カー牛に行った方がいい クリスティは割と物理トリックをよく使う作家だと思うんだけどな
代表的なのは「ポアロのクリスマス」だろうか クリスティの密室トリックはそれこそポアロのクリスマスしか知らない
クイーンの帝王死すと同じポジション >>429
「メソポタミアの殺人」
シンプルかつソリッドな密室トリック
物理トリックといえるかどうかわからないけど「雲の中の死」 中編だけど死人の鏡も密室殺人だったと思う
ただ密室は添え物扱いだった気もする 「ポケットにライ麦を」そんなに傑作だろうか。
「鏡は横にひび割れて」は傑作だと思うが。
マープル物の長編は面白いのが少ないと思う。ポアロの方が平均点高いはず。
マープルの無駄話が退屈だというのもある。 カリブ海の秘密とか面白いと思うけどなあ。
バートラムホテルとかも。
自分の場合は話の雰囲気が好きなのかもしれんが。 >>435
自分は逆の評価だな
「ポケットにライ麦を」は傑作だと思ったけど
「鏡は横にひび割れて」はそんなに大したことないって思った >>435
「ポケットにライ麦を」は他の作家が書いた方が盛り上がったと思う
せっかく、いつもは温厚で受動タイプのマープルが
個人的な怒りと復讐心のために能動的に犯人を突き止めようとうする
ストーリーなのに、なぜかそれほど盛り上がらない、そういうのは
やっぱり男の作家の方が上手いのかなと思う
「鏡は横にひび割れて」は、クリスティの本領である、
”シーンの意味誤認”が炸裂してるから名作
このシーン、こう書けば読者はこう思い込むだろうと見透かした上で書いて
それを逆手に取り、ラストで読者が思い込んでた事と全然違う意味が
浮かび上がってきて驚かすという、こういうのをやらせたら
クリスティは本当に上手い。
同じくそういうのをよくやるチェスタトンや連城三紀彦よりも
スマートで洗練されている、一行で「えっ!?」と言わすから ポケットにライ麦をはラストの手紙読むところがすごく好きだなぁ
あれはクリスティ上手くやったなって思う >>439
そうそう、あのシーンがすぐく良かったのに
ドラマのヒクソン版『ポケットにライ麦を』では、グラディスの手紙のところはカットされているんだよ >>440
つかヒクソン版は犯人死んじゃうからなあ オリエント急行は角川とハヤカワどっちのほうがいいの? まあ悩んだらとりあえずクリスティ文庫にしておけば大抵は間違いはない 角川はラノベ読者をミステリ道に引きずり込む作戦を展開しているので、装丁がアガると思ったら乗ってみるのも悪くない
翻訳がよくないとか云う話は耳にするだろうけど、今どきはかなり高いレベルでの良し悪しになってるから、大昔みたいに抄訳だとか致命的な誤訳なんて滅多に無いと思っていい 今日本屋に行ったら
創元からパーカー・パインの新訳がでてた
シリーズ全話入った文庫全集的なものみたいだった てことは創元でも以前パーカー・パインを出していたってこと? >>447
俺、持ってるよ
「パーカーパインの事件簿」小西宏訳 今確認したら、俺の持ってる創元版は12話収録
>>446のは14話収録となってるので、2話追加されて決定版なんだね
電子書籍がないようなので、Kindle化リクエストを出しといた
もう小説は電子書籍しか買ってないので、電子になればすぐ買う 創元は「ミス・マープルと13の謎」(ハヤカワだと火曜クラブ)も電書出してくれないよなあ
何か理由あるんだろうか 短編集に収録されていた旅行先のパイン氏ものが一緒になったのかな?
クイン氏ものも一冊にしてほしい。 >>451
他の短編集に収録されていた2作を追加して全てのパーカー・パイン物を1冊にしたとのこと
クィン氏のは元々の作品集が完成度が高すぎて、他の短編集収録分を追加しにくいのでは? クィン氏ものは1930年代から始まり1960年代で終わりをむかえたわけだけど。
サタースウェイト氏はかなりお爺さんになっていたんだろうけど、ティールームで再会したクィン氏は
きっと昔の姿のままだったんだろうな、と勝手に思っている。
アルルカンは永遠の恋人だもんね。 クィン氏物の中の「海から来た男」「世界の果て」
この2作はミステリとは言いがたいけど、傑作だと思う
両方とも視覚的に鮮やか 昔のドラマで、田村正和がミステリを読んでいる池上季実子に向かって
「その犯人は、伯爵夫人だ」と直球のネタバレをするシーンがあった。
割とシリアスなドラマなのに、そこだけは声を出して笑った。 >>302
自分も「五匹の子豚」好きで、ベスト5に入ると思う。
逆に、代表作扱いされる「予告殺人」や「ゼロ時間へ」「カーテン」あたりは、ピンと来なかったり、無理があるだろって思った。 >>302
自分も「五匹の子豚」好きで、ベスト5に入ると思う。
逆に、代表作扱いされる「予告殺人」や「ゼロ時間へ」「カーテン」あたりは、ピンと来なかったり、無理があるだろって思った。 「葬儀を終えて」「三幕の悲劇」「愛国殺人」「白昼の悪魔」「鏡は横にひび割れて」
あたりが好きだ クィン氏、杉の棺、ホロー荘、牧師館、ライ麦が好きです
推理というより小説としてって感じで 多分日本語で読むのと原書で読むのとでも多少好みが変わってくるかもしれない
ちな原書派 エンターテイメントやドラマ性も加えるなら個人的には「ナイルに死す」 終りなき夜に生まれつく
ミステリーかと言われると大分疑問だけど
も
マープルの短編にこれの原型みたいな作品あるけど、あそこからよくこれになったなと感心するわ
ミステリーじゃないけど、春にして君を離れは本当に衝撃的だった クリスティは有名すぎるので
読み始めた頃は、有名作だと読む気がおきず
「葬儀を終えて」とか戯曲とかに感心したな NHKで放送してた名探偵ポワロって
何回かソフト化されてるみたいだけど
DVD、DVD再発売、DVDボックス化(2度?)
BDボックスって途中までしか収録されてないの? >>466
5ちゃんでも評判いいよね
栗本薫推薦だし
鬼女たちは他山の石にしてるようだが 自分はメアリ・ウェストマコット名義だと
暗い抱擁が一番好きだな >>466
ミステリだと思う。
被害者の長い独白と苦しみを経て、
ようやく蘇生できる唯一の機会を得るが、
徐々に明らかとなった加害者達の
期待と要請に応えて死者としてあり続ける事を選択してしまう。 『死人の鏡』読了
3つの中編と1つの短編、全作面白い作品だった
個人的に一番良かったのは『厩舎街の殺人』
意外な真相にも驚かされたが
珍しくジャップ警部が出てきてポアロとタッグを組むのが懐かしさを感じて良かったな 表題作の『死人の鏡』は
密室ものなのに密室が完全にオマケだったのはちょっとガッカリしたなぁ…
密室の謎以外は良い作品だと思ったが
尺の割には複雑で分かりづらいところがあるし登場人物も濃くて掘り下げたら面白くなりそうだったし
中編ではなく長編にした方が良かったんじゃないかという気もした クリスティは密室ものみたいな機械的なトリックは苦手というか不向きなんじゃないかと思う
個人的にまあまあいけるなと思ったのは「四階の部屋」くらい クリスティーを読み始めた頃
文庫の表紙が好みなもの4冊選んで買って帰ったら
4冊ともメインのネタが同じなことに読み終わってから気がついた
「ひらいたトランプ」
「ハロウィーン・パーティ」
「カリブ海の秘密」
「葬儀を終えて」
どれも過去の殺人についてよけいなことを喋った奴が口塞がれるパターン
まあ「葬儀を〜」はさらに一捻りしてあって唸らされた思い出 なかなか名前が上がらないけど、「満潮に乗って」は傑作だと思う >>474
アクロイド殺しもアリバイトリックの方はそんなに面白くないね
当時のものを使っても面白い小説は面白いのだけど…
そして誰もいなくなったも最後の犯人の仕上げは仕掛け自体はみみっちいなあと >>478
‟アクロイド殺し„の対読者用のトリックを除いて
つまり叙述形式が三人称だった場合
その場合この事件そのものは面白いものだったのだろうか?
と考えたことはある >>477
自分も好きだな「満潮に乗って」
ミステリー的にも人間ドラマ的にも面白い >>480
「満潮に乗って」のほか、「忘られぬ死」とか「無実はさいなむ」
この辺は地味なのだろうけど、なかなか佳作だと思う 「満潮に乗って」はラストで台無し感が強い
クリスティによくあるオチなんだけど
あれは強引過ぎた あと「杉の柩」ね。
途中まで読んでこの事件のどこに盲点があるのだろうと思った
「杉の柩」は今では傑作と評価されているのだろうけど >>474
トリックの派手さとか複雑さじゃなくて
見せ方で勝負できるタイプだったから
ここまで支持を得られたんだろうなってのは感じる
「そして誰も…」とかは1つのジャンルとして成立するくらい舞台が整ってるし、
丁寧に周辺から固めてく能力が本当に突出してたんだなと思う ベスト5は「オリエント急行の殺人」「ナイルに死す」「ゼロ時間へ」「葬儀を終えて」「クイン氏」かな >>478
まあ、アクロイドの場合、アリバイは完全におまけ要素だからね
読者を驚かすだけならあのアリバイ工作は別に不要だけど、劇中において犯人がポアロ以外に疑われなかったことを不自然に思わせないために必要だった
そのためだけのものだから、トリックもあまり凝ったものにしなかっとだと考えられる あんまり話題にあがらないけど「死者のあやまち」がお気に入り
隠れた名作だと思ってる メアリー・ウエストマコット名義の6作も、もっと読まれていい。
傑作なのは「春にして君を離れ」だけではない 私だって母国の警官時代は撃ち合いも張り込みも追っかけもやったもんですよ、モナミ
今は灰色の脳細胞しか使わないですけどね >>451
『短編全集4』を解体したわけだから
全部をキャラクター別に編成し直せばいいのにね
『ポワロの事件簿3』とかで そして誰もいなくなったの国内パクリ作はいろいろ出ているけど一番の良作は何なのよ オリエント急行、原作1934年発表→映画化1974年、40年後
八墓村、原作1950年→映画化1951年、1年後
日本は映画化が早い 「オリエント急行」は映画化するのが大変だから特別でしょ
さすがに1年ではないけど、「そして誰もいなくなった」は6年後、
戯曲が原作とすれば2年後には映画化されてる 久里子亭は市川崑が奥さん他と共同で脚本書くときの別名 >>501
『死者のあやまち』
なかなか真相にたどり着けずにポアロが苦悩しまくる >>495
いやいや
当時は、クリスティの作品なんて映画化しても映画として地味で面白いものにはならないと思われていただけでしょう
特に、オリエントなんて最初の殺人以降は延々関係者に話を聞くだけだから恐ろしく地味。
普通は映画化しようなんい思わないでしょう
74年版はオールスターキャストでその欠点を補っており、むしろ、74年版の成功によって初めてクリスティの作品を映画化しようという機運が高まったといえる
その代わり、そして誰もいなくなったのようなサスペンス色の強い作品は比較的早く映画化されている クリスティーさんはハズレなしと言われていますが、あえて読んでもしょうがないのは何ですか 第三の女と鳩の中の猫はつまらなくて読んだこと後悔したな >>505
平均点が高いのは確かだが、クリスティにも外れは結構ある
ワースト3はビッグ4、フランクフルトへの乗客、運命の裏木戸 >>507
俺はビッグ4けっこう好きだがな
好みは人それぞれ ビッグ4はポアロ・クロニクルを組み立てようとすると異質すぎてどうにも収まりが悪いだけで
どんでん返しの作り方とか初期作品の面白いところをちゃんと含有してるんだけどな 私はビッグ4から入った口なので、どこでも酷評されるのがちょっとと残念。
スーシェ版のドラマは大幅アレンジしてなかなかの佳作だとか。 >>506自分は第三の女面白いと思ったな
事件があったのかどうかを探すという趣向が新鮮だった 「第三の女」ドラマのヒロインがすごいブス、というか変な顔をしていて、それが気になって内容が入らなかったな。
原作はおもしろかったんだけど。
「鳩の中の猫」はいろんなタイプの女性がでてきて面白かった。
旧い世代と新しい世代の隔離が後期の作品にはよく出てくるよね。 >>513
英国のドラマの美人役は日本人の感覚だと首をひねりたくなる人が多いね
メソポタミアの殺人の被害者は、原作では男ならだれでも魅了されるような美女だけど
スーシェ版の役者は松金よね子にしか見えなかった
松金さんは嫌いじゃないけど、美人女優のカテゴリーではないよなあ イギリスの俳優はハゲも多くないか
スーシェはポアロ役始めた40代の頃には既にきっちりハゲてるし 英国人のハゲ役者といえばショーン・コネリー
スコットランド人だけど バンド役でヅラを強制されるのが嫌だったらしいね
スーシェはどうしてヅラじゃなかったんだろ
カーテンでジョージがポアロはヅラだったと認める場面あったよね ポアロがハゲかどうかは置いといて、ケネスブラナー自体ポアロちゃうわ 昔、ポワロは禿頭だと言いはる間抜けなコテハンがいたが、
>>519
>カーテンでジョージがポアロはヅラだったと認める場面あったよね
↑クリスティはポワロ(の外見)は禿頭のつもりでは書いてなかったということだね
スーシェはポワロ役としては見事だけど、欲を言えばちと太り過ぎで禿すぎではある そういや今週土曜がスーシェ版最終回のカーテンだ
初見だから楽しみ
ルメット版のオリエント急行もこないだ久しぶりにBSPで見たけど最高に面白かった
三谷萬斎版のオリエント急行見ておくんだったな
ジャニ案件だから再放送は絶望的らしいね >>524
原作小説のポアロがハゲだと思っている人が多いのは卵型の頭という描写があるから。
卵=ツルツルというイメージを無意識のうちにしてしまう。 スーシェは太り過ぎじゃなくてファットスーツ着ていると思ってた
ポアロの丸い体型に寄せて そして誰もいなくなったをパクッた国内作品の最高峰は殺しの双曲線なのですか トミー&タペンスの「親指のうずき」再読。
2,30年くらい前に読んだけどけっこうきれいに忘れていたw
覚えてるのは冒頭のやっかいなおばさんを老人ホームに訪ねるところ。
ただ自分も親のことでいろんな老人ホームを見てきたせいか、若い頃には気が付かなかった細々とした老人の話が「わかる超わかる」となったのに隔絶の感があったなあ。
しかし裏側に付け足した?家というのが、未だに想像がつかない。 あれはあなたのお子さんでしたの?と言う人、クリスティの別作品でもいた記憶がある >>532
20年前なら絶対忘れてるよ
数年前に再読した「書斎の死体」をもう忘れている
今年中に3回目にトライするつもり
まあ再読の楽しみはある 犯人だけ忘れているパターンと、犯人以外を忘れているパターンがあるよなあw クリスティーは似たような話が多いから、犯人もトリックもよく忘れてしまう リアルタイムで新本格から入らせた家族に久々の推理小説としてABC殺人事件を読ませてる 叙述のプロトタイプ作ったアガサさんですが、叙述は悪呂井戸だけですか アクロイド以外にも叙述トリックっぽいのはあるよ
トリックの出来はアクロイドよりも悪いけど 「完全攻略」パラパラ読んでみたけどけっこう厳しいね。
本格ミステリのプロットとかトリックにこだわる人にはそんな感じなんだーと思った。
「火曜クラブ」とかミス・マープルの短編は私はすきなんだけど、同じことの繰り返しで
退屈だと思う人もいるんだなー。と。 >>542
完全攻略の著者は
むしろ本格ミステリのプロットとかトリックに興味のない人だよ
もともとノワール推しで出てきた人だし
まあマープルやポワロの短編にきついのは
あなたのいってるような評価なんだろうけど 小学校3年生の頃、シャーロックホームズとか好きでまだアガサクリスティは読んだことなかったんだけど、ある1人の男が複数の人間から同時に毒殺やら射殺やら刺殺やら爆殺されて、犯人が誰だかわからないってトリック考えたんだけど、これってあの列車のトリックと同じじゃない?
俺ってクリスティ級のミステリの才能あったんかな? 思いつきをストーリーにして読めるようにしてそれが多くの人を楽しませて初めて才能と言えるんでは クリスティの場合は、アイデアの斬新さもあるものの、人物描写の巧みさと多作であったことがより大きな才能だった。 『ハーレ・クインの冒険』や『ミス・マープル』は好きですが、
なぜかポアロと相性が悪いです。TV版や映画版は観れるのに、原作のほうが
ポアロの性格についていけなくなってしまう。
毒薬についての描写が精確だと専門家が評価するほど(クリスティーは薬剤師
や看護師といった仕事の経験があるがゆえ)なので、『アガサ・クリスティーと
14の毒薬/キャサリン・ハーカップ』で紹介されているものだけでも
目を通したいのだけれど…。 >>479
あの人称だからこそ文章が非常に面白い
迂回表現や婉曲表現を使いまくっていい抜けてる
英語の勉強にいいと勧められたことがある
話者の推測、断定、仄めかし、願望などモードの使い方がうまい
その辺が専門の言語学者の澤田治美さんの本にもよく例文として取り上げられてる
ただネタバレしてないので読者にその例文の面白さが完全には伝わってないと思うが
一度翻訳と原文を当たってみたいと思ってるのだが果たせてない
多分訳文あ改善の余地はまだまだ残されていると思う >>29
シェリーが出てくる所を全部読んでみたいと思ってるんだけどこれも果たせてない
多分甘いやつを飲んでいてミディアムやモスカテルより辛いってことは
ありえないんじゃないかなと思ってる
検証しないで言うのもなんだが
辛いシェリーをあの時代の女性が自宅でのんでたらアル中って設定になってしまうし
確か帰り際にシェリーを勧められた男性があっさり断った事があったはず
それは多分甘いシェリーを飲んでいる事を知っていたから
ドラマだとミディアムくらいの色になってたはずだけど
もっと甘いのを飲んでいたんじゃないか 電子書籍でグーテンベルクという出版社のクリスティの翻訳本がある
早川が翻訳権をもっているものと思っていたがそうでもない? 「グーテンベルク21 翻訳権」あたりで検索すると詳しい説明してくれてるサイトがあるよ >>555
どうもありがとう
法律が難しいけどグレーゾーンという感じだね
検索したら創元社のスレでも過去話題になっていた
あとワッチョイが被ってるけど別人です 翻訳を独占的に出版できる契約と
翻訳を出版できる契約あるいは出版させない権利がやや混同されて話されてますね
どちらも有効な場合は同じものですが
前者は切れていても後者は切れてないケースがあります >>507
ビック4は笑えるけどなぁ、運命の裏木戸は個人的には大好き、象は忘れないも。なんか雰囲気良いんだよ、歳取ったからかな クリスティはネコに興味がなかった
たしかに発掘現場には連れて行きにくい ポワロの最終作『カーテン』でポワロはかなり老いて衰えてるけど
ミス・マープルの最終作『スリーピングマーダー』ではミス・マープルはヒロインの危機に元気に階段駆け上がったりしてたな
ポワロファンとしてはちょっと寂しい
ミス・マープルも好きだけど >>561
マープルはまだ続編を書く予定だったから マープルは『鏡』の頃は道端で転倒して
バドコックに介抱して貰ってたよね 百歳にもなりそうなひとって書かれてたな
鏡はマープルの人生では終盤の事件なんだね ポワロは『象は忘れない』、マープルは『復讐の女神』が最後に書かれた作品かな
晩年の作品では老いの様子がリアルになるよな… >>559
『象は忘れない』意外と良いよね
他の作品には無い落ち着いた空気感が好きだわ 復讐の女神で報酬を得られてよかったよ。
個人的にあれがミス・マープルの最終作だと思う。 復讐の女神で報酬を得られてよかったよ。
個人的にあれがミス・マープルの最終作だと思う。 ですから私が『蒼ざめた馬』を読んでいなかったら、
]氏が もう この世の人ではなくなっていたのは
確実です >>568
でも「カリブ海」と三部作の構想だったんでしょう ネトフリに邪悪の家があるのに気付いて見てみた。
他の作品もネトフリに来て欲しい。 そういや上映延び延びになってたブラマー版のナイルってもう公開されたんだっけ
と検索してみたら来年2月予定だった そして誰もいなくなった
の某犯人の死に方について聞きたいんだけど
あれ何回読んでも何がどうなってピストルが発射されて落ちて巻いてあった眼鏡のヒモが元の位置に戻るのか分からなくて
頭いい方いたら教えてください ミス・マープルのイメージはBBCのTVを何回か観てしまってから
ヒクソンと重なってしまった。本で読んでもヒクソン。
どうでもいいことなんだけれど。 年越し恒例に第九、除夜の鐘、紅白、お参りに、TVでクリスティもあるといい いつも駄作で名が挙がるビッグ4
どれだけひどいのか読んでみたくなる それではそのひどさをご鑑賞下さい
三文小説なみと思った クリスティーが書いてない説まであるんだよな
それくらい酷い ビッグ4は短編集を無理やり長編に改造した小説だから
長編としては駄作でもその中の短編は割と楽しめる話もあったりする スレ違い気味だけど
ミスマープル物、NHKで放送されたこもあるはずだけど
ホームズとかポワロとかコロンボは、今でも再放送するのに
ミスマープルは再放送しないな
そんなにマイナーかな? ん?山岡久乃が吹き替えたミス・マープルは全話吹替版が作られたでしょ
2年ぐらい前に再放送しているし
途中で声優が変わるのは岸田今日子から草笛光子、さらに役者も変わってから藤田弓子に交代したグラナダ版 >>587
山岡久乃マープル放送されたん?
10年くらい山岡久乃吹き替え版は放送されてないと思ってたわ
ミステリチャンネル?NHK? 山岡久乃最近見ないなあと思ったら
20年以上前に亡くなってたのか >>588
AXNで何度も再放送されているよ
字幕版だけど
周期的に考えて今年あたりまた放送されそうな気がする >>587
いや、山岡さん途中で亡くなっちゃって、京田尚子さんに変わってた筈<ヒクソン版マープル >>590
いや字幕版が何度も放映されてるのは知ってる >>589
結構話題になった
今で言うところの終活で渡る世間は鬼ばかりを降板して老人ホームへ引っ越しを開始
降板その他で石井&橋田と確執が生まれ報道され
その直後に胆管癌で死んだから 1926 年に出版された著作物が米国でパブリックドメインに
https://yro.srad.jp/story/22/01/04/0823234/
米は95年の保護期間
クマのプーさん
アクロイド殺人事件
日はまた昇る ポアロの長編物は各作品の時系列ってほぼ発表順通りって事で良いのかな? クリスティー文庫の写真系の表表紙の雰囲気が好きだから全巻揃えてズラっと見えるように並べられたら凄く壮観だろうなあ
まあ金額的にも場所的にもで実現はできないんだが 自分は昔の真鍋博表紙がすごく好き
学生の頃お金ないから古本でコツコツ集めて、いつか大人になったら新品揃えようと思ってたのにな クリスティー文庫の表紙わたしも好き
せっかく揃ってて気持ちいいのにライ麦とか終わりなき夜にとかデザイン変えちゃうのは解せぬ…… >>598
同じく真鍋博の表紙が好きで全部真鍋博で揃えた
マン島の黄金は真鍋博の死後の発売だったけど雰囲気同じな表紙で早川に感謝した
真鍋博の展覧会行って全表紙が載ってる図録も買ったよ >>600
2004年の黄緑表紙図録なら自分も持ってる!マン島表紙、テイスト揃えてくれていいよね
2020年の展示の図録兼書籍というやつには全部載ってるのかな えー2020年も展覧会あったの
根強い人気だね
ナイル殺人事件の主要キャラクター6人のビジュアルが公開されたけど
オリエント急行に続いてブークが入ってて驚いたの
どう言う事だよ!と思ったらケネスブラナーの劇団のメンバーらしい
そういうキャスティングでストーリー脚色っていいのかね
サイモンのビジュアルは出て無かった
主演俳優が女性虐待炎上で宣伝に殆ど出せないってウエストサイドストーリーと同じだからナイルもコケないか心配 テレビ版のマープルはニコ動で見たけど、ひどいのがあった。
なんか犯人の動機に恋愛がからんでいたやつなんだけど、相手を
組み替えてレズビアンの想定にしてあったの。いや、レズビアンが
悪いわけじゃないけど、わざわざそうした効果が一切なく、原作を
読んでいて、観たものには違和感しかなかった。 ナイルはクリスティの作品ではベスト3に入る位好きな作品なので楽しみ。 DVDしかなかったオリエント急行が
BD化されるみたい やっとですか・・・
でもすぐ4Kがなんてことになるのかな
でも買いますよ
なにげに吹き替え版が好きなんで ハヤカワのクリスティー文庫に付いてた『このマークは、アガサ・クリスティー社が公認した〜』って解説と鳥のマークが、いつの間にやら無くなってたんだね
鳥のマークでは無くサインの方は健在だけど アラブのいくつかの国が、イスラエル人女優ガル・ガドット氏が出演する『ナイル殺人事件』を禁止する措置をとる中、サウジアラビアの人々は新しくオープンしたばかりの映画館でこの映画を見るために列を作った。 >>600
『マン島の黄金』のハヤカワのハードカバーは誰の表紙なんだろ 『マン島の黄金』のクリスティー文庫版は「白木蓮の花」「愛犬の死」が増えてる ちょっとクラシックなところがクリスティーの雰囲気と合ってると思う
今の表紙は小説というより映画版のイメージかな 辰巳四郎の海外写真を使った表紙が翻訳物で流行ったせいか
辰巳じゃなくてもそれっぽい表紙になる傾向がいまだにあるね ミステリーマガジン3月号に
クリスティの今まで邦訳が成されてなかった戯曲「三人のペテン師」が
初邦訳されて掲載しているようだな アーサーマッケンにそんなタイトルの作品があったなあ ミステリーマガジンは
時々クイーンやクリスティの小特集やってるけど
特集のために購入すべきかどうか悩む
早川文庫のときの表紙が好きだったから
クリスティ文庫になったとき、表紙に馴染めなくて
まだ半分くらいしか読んでないなあ
あの頃は、女性向けロマンス小説みたいなカバー
早川文庫版も買えます
みたいな声をよく聞いたなあ 上のほうで話題になってますが
早川文庫版の表紙イラスト集ってあった気もするけど
手に入らないんでしたっけ?
スレ違いだけど、エラリークイーン物の表紙イラストも
今思うと興味深いな 真鍋博が「アガサ・クリスティーのカバー」という非売品の自費出版本を出してたけど
オークションサイトでしか出回ってなくて数万円で落札されてる模様
表紙が全て載ってた2004年の真鍋博展の図録はスーパー源氏や日本の古書で検索すると3、4千円台で入手可能 つかソフィー・ハナの新ポワロ、本国だともう4作目まで出てるんだが邦訳しないのか。 観てきたけど主要人物3人にはあまり変更はなかった
けど周りの人物肉付けしたせいで
3人への注目度が薄れて結果肝心の盛り上がりが
足りなかった。感じ ナイル殺人事件を劇場で見てきたよ。
小説のポワロがコミカルで漫画チックなのに比べるとブラナーさんは人間味のあるポワロだな。 人間味あるけど身なりは綺麗だがチョコチョコ歩いて言動が鼻に付く小男なの? 身なりは整えてるけどよれよれのシャツのシーンとかあった。
ちょこちょこ歩きとか小男の感じはないね、ケネス・ブラナー氏は結構背が高いし。
言動についてはかなり周りから辛辣なことを言われてたね今回。 ナイル……犯人の独白と始末のつけ方が好きなのにばっさりカットされてて残念
犯人のキャラで魅力の50%ぐらいあるのに犯人周り優先して削ってたのは解釈違いかな
あと最後の犠牲者入れ替えたせいで締め方も原作の良さを殺してるような気がした 皆んな厳しいな
オレはオッタボーン夫人以外は許したが いいギターの音色だったよ、サロメさん。今回の映画音楽はあのバンドだった。 トリックとか犯人とか知ってても楽しめる映画だったと思うよ。
風景がきれいだったし、豪華な船でのパーティーも贅沢で良かった。 あのお母さん善人の代表みたいな人だったのに
なんかわけわからん嫌な人に変えられたが
黒人と結婚は許さないというのさえアウトだから
わけわからん反対してる人みたいになったのかな >>627
原作は周りの人間の描写や人数がもともと多いくて
いちばん分厚い長編になってるから原作通りといえそうなんだが 映像化、とくに豪華キャストで映画にしたら話見なくてもキャススティングで犯人わかっちゃうからなあ
「クリスタル佐辻事件」のエリテラとか ナイル殺人事件
コロナの影響で風景が全部CGって聞いて観に行く気がなくなった >>641
ナイル殺人事件の撮影はコロナが流行する前から行っていてちゃんとロケ地の映像を使っていますよ
ロケ地+スタジオ撮影だったはず(アブ・シンベル神殿は実物大セットのスタジオ撮影) 背景合成の話を作り物の映像を使ってるって話と混合したとか? ケネス版オリエント急行での走行中の窓からの風景は、窓の外一面にでっかいモニターを設置してそこに撮影しておいた実際の風景を再生させつつ映画撮影したと聞いて単純且つ力業だなあって 去年の大河ドラマでもパリのシーンは似たようなことやってたな 嫌CGの人ってたまに居るね
ノーCG!ノーアシスタント!なんて凄い映画なんだ!
見せ方と使い所だと思うけど はめ込みは全然気づかなかったよ
アブシンベル神殿のまったく意味ない外観カットが2,3回?ぐらい挟まれてたから単に素材不足なんだろうなって気はした スーシェ版の中でナイルはトップクラスで面白いと思う
エミリーブラントのリネットがハマってる
サイモンも無邪気そうに目をキラキラさせててさ >>648
スクリーン・プロセスは昔からあるけど
人物、セットとの照明の差が目立ってすぐばれてたが
あとで加工してるのかな 見てきたけどエジプトの風景壮大で見応えあったしはめ込みも違和感なかったよ ミセスオッタボーンの歌もかっこよかった
シナリオの方はポアロの背景を掘り下げて愛ってテーマに繋げようとしてたのは面白いと思ったけど、原作ラストの犯人の語りカットしたせいでうまく纏まってないように思った >>606
前編 3月13日23:00
後編 3月20日23:00 スーシェポアロと比べても比べなくても面白かった
時代劇だからCGはめ込むのは全然ありだし豪華な衣装や建物、船との対比でよかった
いちいち挟んでくるCGシーンはチャプター切り替え効果で見易かったけどオープニングの烏?と何回かあった動物の捕食シーンの方がCG感が強くて気になった
金かかってるだけあって役者も衣装もよかったわ カボチャの話あったから
次はアクロイドか
コケたら無くなるだろうけど ポアロに悲しい過去!ポアロの愛の思い出!親友を亡くし怒ってるアピールでぷるぷるしながら空砲を撃つポアロ!ってやりたいのだろうけどもうポアロじゃなくていいよね
メアリースーの踏み台に使うならナイルより他の作品にしてほしかったよ イタリアが舞台になったことないのでは?
だから私も3作目はどれなんだろと思ってる。
マイナーな作品とか書かれてるし、でもカボチャの話でたからアクロイドかなとも思うし。 死との約束は?
舞台がペトラじゃなくても世界的観光地なら翻案できると思う
カボチャを考慮しないならばだけどね カボチャって事でハロウィーンパーティーだったりして?
戦後ウィーンのハロウィン事情は分からんが >>664熊野古道を舞台にしても「死との約束」できたぐらいだしなw 三谷クリスティー
舞台を日本にすると横溝正史みたいになるよな どちらも人間関係や人物の距離感などから物語を組み立てるスタイルだからな >>662マイナーな小説を映画化って書いてあるから
「アクロイド殺し」や「死との約束」では無さそう 青列車の秘密とかどうよと思ったのだけどあれニースでフランスなんだね。 マイナー…安アパート事件
イタリア人出てくるしどうでしょう >>673
90分ぐらいの小品として仕上げれば面白そう クリスティ『わたしの書いた小説で最悪なのは青列車の秘密です。だっておさまりがつかないんですもの。』 結局「白昼の悪魔」だったりしてな
マイナーといえばマイナー >>673
メ欄という点でナイルと同じの「イタリア貴族殺害事件」というものあるぞ 『白昼の悪魔』は全盛期の傑作の1つとされてるよ。『三幕の殺人』はトリックも動機も面白いのでは? >>680
『三幕の殺人』はたしかにトリック動機ともに面白いけどポワロの出番が少ないような
『白昼の悪魔』の方が映画化に向いてるんじゃないかな
女優陣も華やかに使えるし、舞台も『ナイルに死す』ほどじゃないけどスクリーン向き 個人的には「杉の棺」「5匹の子豚」の映像化が見たいな 美術スタッフ渾身の豪華セットで、バートラムホテルにて
このあたりはまだCGよりも職人スタッフの腕の方がレベル高い分野だから、好きな人にはたまらない作品になる
カボチャ?イタリア?
そんなもんてきとうに出しとけ しまった!ミスマープル物だったw
えーいケネス・ブラナーは女装NGってわけでもなかろう! 「死者のあやまち」とか映画映えしそうな気がする
お屋敷でミステリーゲームが行われる事となり本当に殺人が起きてしまうというあらすじが、いかにも映画的
屋敷のある場所を有名な観光地に変えることも可能だしね 次はビッグ4に1票
007クラスのスパイアクション物で 『なぜエヴァンスに頼まなかったのか?』映画化希望!ポアロじゃないけど。 >>690
ヒロインのフランキーの魅力でもってる作品だから、女優次第だね >>688
ビッグ4は髭を剃った姿も出てくるね。
今回の冒頭の話ともつながる。
ヘイスティングスを誰がやるのかという楽しみもある。
でもベラロサコフ伯爵婦人はどうするのという疑問も出てくる。 自分はヒッコリーロードとか鳩の中の猫とかの学園モノが観たいかな。
背景というか画面が楽しそうだ。 鳩の中の猫は犯人の設定的に陰謀とかアクションとか入れても違和感なさそう ポアロで他に陰謀とかアクション入れやすそうなのは「複数の時計」かな
小説だとポアロの出番は少ないけど ビッグ4いいかもね、チャイニーズマフィア、ジャパニーズニンジャ、オージーのアリゲーターハンター、ブラジリアンカポエラマスターとか出し放題できるし。
タバコのシーンとかもバリバリCG使ってアクションすれば映えるかも
ただし、ポアロ物であるかどうかは問われるかもな ABC殺人事件もいいな。
ヴェネツィアだとVまで行ってしまうけどね。 日本で戦後と言ったらほぼほぼ第二次大戦後の事を指すけど、この記事は外国の記事を元にしたものだからどの戦後の事を指してるんだろう? post-warっていうと特に言及ない限り第二次世界大戦後の意味で使うから
第二次世界大戦後ってことでいいんじゃないかな >>680
TOP 5 には入らんだろ
10位にはなったことがあるみたいだけど
映画向きではあるが
何故か1976年にハヤカワがハードカバーで出したり
映画補正なんじゃないの >>703
「白昼の悪魔」「三幕の悲劇」のどちらについて言ってるのかわからんレスだな
ミスディレクションか? 三幕の殺人の動機についていまだに理解できてないんだけどここネタバレ禁止だったっけ? たまたま日曜日の夜にNHKつけたら
夜11時から海外ドラマ、
クリスティーの「 蒼(あお)ざめた馬」
放映しててビックリしたー来週後半らしい
これは読んでないからムチャ面白かったー
ある女性が殺され、その服からメモが見つかり
そこには何人もの名前が記されていて、、
名前の人物が次から次へと殺され、、
ワケあり不倫男とあと一人残ってる
さすが英国ドラマは品格と俳優の演技が違うなー
ミステリーというよ心理ホラーに近い 雰囲気が暗すぎて、他のチャンネルとかわりばんこに見ていた
この監督は三谷を見習えと思った >>708
悪魔ホラー物みたいだったね。タイトルの意味もまだわからず、でもどーなるのか楽しみ >>708
俺も原作未読だけどミステリとしての重要なポイントとなるところを
国内某事件きっかけで盛大にネタバレされたせいで
そこわかったうえで見てるから何か描写のおどろおどろしいところが
虚仮威しみたいに見えて・・・
やっぱネタバレは悪だな 青い列車〜てのドラマを見たけどポアロが乱暴にメイドの襟首みたりステッキで男の足叩いたりしてたけどけっこう乱暴なんだなー、て思いました。デフォなのかな 逆に傑作と評価されている、そして誰もいなくなった並みに高く評価されているのに、つまらなかったり、くだらなかったのは何ですか >>711
蒼ざめた馬の読者がグレアム・ヤングの犯行に気づいた件があったよ 当時流出した画像じゃ詰襟に緑色の襷がけしたザンバラな短髪の応援団員姿で女子とは信じられない見た目だった 母親死んでないよ
死んだの斧とマフラーで襲われた高齢女性
他に被害あったのは中高の同級生男女 クリスティー文庫集めようと思ったけど書店覗くと背表紙の鳥のマーク有り無し混在してて気持ち悪いね
どっちかに統一したいけど大変だ 次の映画かぁ
地味ながら映像映えするってたら邪悪の家とか 五匹の子豚は普通に傑作だと思うね
文学的要素とミステリーが上手く融合してる作品 >>724
山風はカーテンに関しては『最後の事件じゃなきゃ普通に凡作だろ』って言ってた記憶 >>697
クリスティの面白さは市井の市民の心理小説としての面白さだからアクション重視する映画化だと原作として選ぶ理由は薄くなるね ここはやはりケネス・ブラナーに女装させて鏡は横にひび割れてをクリスタル殺人事件のタイトルでw 74年版のオリ急、来週NHKBSでやるな
BSプレミアム4月12日(火)午後1時00分-3時09分 カーテンはポアロと対決する人物の犯行方法が俺にとっては新鮮だったので
個人的にはベスト10に入るほど大好き
でもクリスティの諸作の中で傑作の部類かと言われると違う気が
その点五匹の子豚は紛れもなく傑作の一つと素直に推せる >>729
ノーカット吹替?ポアロの声の入れ替わりは直ってるのかな ネタバレ一部あり
「メソポタミヤの殺人」のラスト種明かしを読んで思ったのは。
あれ?ここの窓は鉄格子が付いてるんじゃなかったけ?だった。
スーシェのドラマを見返してみたら部屋の窓に鉄格子がくっついてたよ。
そういうものなのかな?日本だと壁の外側にくっつけるけど。 >>731
追加収録された分を含めないとノーカット版の全編吹替にはならないぞ >>733
元々なのか。ありがとう。DVD時のプログラムミスかと思ってたよ >>729
去年の9月にも放送してたのにスパン早いな オリ急、クリ殺、ナイ殺、金曜ロードショーで一家ソロって見た思い出の方が強いは 金ローで放送したことあったかな
オリエント急行、ナイルは日洋、地中海、クリスタルは月ローの印象しかないんだが
水ロー時代にリチャード・アッテンボローが出ているそして誰もいなくなったを放送した記憶はあるけど
あと、90年代に一度だけNHK教育でオリエント急行を字幕放送していた憶えもあるわ 牧師館、スタイルズ、チムニーズ、ゼロ時間、エンドハウスを一気に読んでみた
今回が初アガサ
あれやね、基本的に大トリックで大どんでん返しってタイプではなく地道な捜査で証拠を集めて追い詰める流れやね
牧師館とスタイルズはそれで正直面白くなかった
チムニーズの実はこの人はこの人はだったパターンも出尽くしてるしね
エンドハウスも何回もギリギリで助かるなんてのは自分が狙われてるっていう印象付けのパターンでお馴染み
結局、この作品らが出た時に読めばやられた!ってなるんだろうけど、すでに様々なのを読んでたら推理ではなく所謂パターンとしてもう見えちゃうよね でも日本の作品にありがちなすれ違いや気になったことを言わずに後からそれでトラブルになる系がほとんどなくてすごく良かった
誰かかがなんか気にしたらポアロやバトルがすぐ指摘してその場で話させる
これ、地味なようで日本の作品ではほとんどできないんだよな
かなりストレスになるが、それがなかったのは良かった
あとこれは俺の頭の悪さなんだけど、登場人物表と違う呼び方で呼ぶの照合が面倒臭いw
愛称とかさ >>741
突然父称で書かれてもだれ!ってなるもんな
父称使うのはだいたい盛り上がったところなんでなおさら いや、例えばキャロラインをキャシーとかって呼んだり
日本で言うと渡辺をナベさんて呼ぶみたいな感じ?いや知らんけど
海外の名前のニックネームとか愛称なんかね?そういうの全く心得なくてね
確かサッカーのジーコって愛称で本名はなんとかコインブラなんとかみたいな感じ
まあとにかく人物表と違うんでえっこれ誰?ってなっちゃう
今スリーピングマーダー読んでてまだ序盤だがパターンからしたらこのグエンダ自身が犯人パターンかね プルーデンスがタペンス、ダイアナがバンチ、アイリーンがバンドル、という呼び名なので
ますますわからなくなるw >>745
ニック(マグダラ)はお祖父さんの名前がニックで、そのお祖父さんに似てるからそう呼ばれてるらしいよ
登場人物多いし「あだ名」と「愛称」があるからややこしいよね 10年以上前、朝の再放送枠でチラ見した程度だが
トミーとターペンスのテレビ版(?)が放送されてたな
それ以降、地上波再放送でみないけど
CS局やBS局でしか放送は難しいのかな >>724
五匹の子豚は、クリスティ上位3作に入ると思う。
世界観も良いし、ストーリーも鮮やか。
同じく、絵画がらみのミステリーとして、刑事コロンボの「二枚のドガの絵」もオススメ。
クリスティファンが好みそうな作品。 >>749
向こうは他に爵位名が姓と同じだったり違ったりするのもややこしいな。
(ツタンカーメン発掘のカーナヴォン卿とアールグレイティのグレイ卿は両方伯爵だが。
カーナヴォン卿は姓はハーバート、グレイ卿の姓はグレイ。)
もっとも英語の場合、爵位にlordつけるのでまだ分かりやすいらしく、
ブラウン神父物で、
「あのフランス人、俺たちに名乗ったのと違う姓で呼ばれてたぞ?」
「あれ姓じゃなくて爵位です、英語ではミスター+爵位名NGだけど、
フランス語ではムッシュ+爵位でもOK。」
というネタがあったw しかし翻訳のせいなのか原文がそうなのか、普段日本のやつしか読んでないと文章が独特で慣れそうもないわ
特に会話のとことか
日本人感性からしたら誰も彼も狂人的な人に感じるw >>754
同じ日本人でも関西と関東の違いとか相入れないで狂人みたく言う人も多いじゃない
俺は妙に日本的こなれた訳文よりいかにも翻訳っぽいのが好きだけどな 書斎さんが亡くなったらしいからここも面白くなくなったと言ってたな ここの皆さん的には「ナイブズアウト」はどうなんですかね?
クイーンよりはクリスティに近いように感じたけど ポワロがホームズの事を「猟犬じゃあるまいし」とかいってディスってたのってタイトル何だったっけ? 「ブラックコーヒー」の小説版読んだら、なんか面白くなかった。
昔戯曲版読んだけど、その時は面白かったはずなんだが。
記憶を改ざんしとるのか自分。 三谷が監督したクリスティも出せばいいのに
海外にも売るのを前提にして作る うろ覚えで、スレ違いかもしれないけど
オリエント急行の映画(旧版)
客室の会話
「それ、やらしいヤツ?」
「いや11時らしいですよ」
ポアロ
「いや〜、これは傑作だ」
みたいな場面があったけど、どこが大爆笑ものなんだろう
翻訳の関係で可笑しさが薄いのかな 『AboutSEX(性について)?』→『AboutSIX(6時頃)?』
だったっけ? script でぐぐってみた
Foscarelli:
Hey, what are you reading, Mister Beddoes?
Beddoes:
I am reading "Love's Captive," by Mrs. Arabella Richardson.
Foscarelli:
Is it about sex?
Beddoes:
No, it's about 10:30, Mister Foscarelli. ありがとうございます
あの場面は、原語の発声をもとにしてるんですね 「セックスな話?」を「(今)6時(シックス)ぐらい?」って聞き間違えたってこと?
10時半なのに6時くらいと聞かれたと思うかな?
7時か8時くらいにしとけばいいのに わざと聞き間違えたフリで返したから「傑作だ」(スマートな返しだ)というセリフに
つながるのでは 殺人は容易だ読んでるけど他のと比べてやけに訳が固くて読みづらい……英語の過去問の解答例みたいだ >>768
> I am reading "Love's Captive," by Mrs. Arabella Richardson.
これは架空の著者、著作なんだけど、
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Arabella_Kenealy
を連想させてると思う
反フェミニズムの優生学者 >>739
クリスティでもすれ違いとかはあるけど
安易にはやってなくてちゃんと描いてある
クリスティは凄く凄く上手い作家 >>739
英米小説読むなら英米人の愛称の主だったとこは覚えておいた方がいいよ
日本人と違って名前の数が多くないので、知り合い間で区別のために愛称はやたら多い
エリザベスだと、リズ、ベス、ベティ、イライザ、ライザ、リジー、等々 「殺人は容易だ」はむかーし読んだはずで、導入部は覚えていたんだけど誰が犯人だったか
思い出したのは中盤になってからだった。
意外と忘れちゃうもんだな。
クリスティはキャラクターの描写が簡潔かつ明快でうまいなあと思った。 クリスティって簡潔な文章でその人がどんな人か分からせるのが上手いよね >>777
犯人の動機が、かなり異常じゃない?
サイコっぽいよあれ
ドラマではマープルものになっていたね カササギがまったく面白くなかった・・・下巻から飛ばし読み
このノベライズの様な文章はなんなんだろう
「リング」だか「らせん」だかを思い出した 今朝のプレミアムカフェ、アガサだったんだ!
午前1時からその再放送あります!
@BSプレミアム なんやろ
> 9月8日付朝日新聞【三谷幸喜コラム】
> 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』最終回。無事に脱稿しました。
> 最終回はかなりの衝撃。今までこんな終わり方の大河ドラマはなかったはず。
> 参考になったのは、アガサ・クリスティーのある作品。
> どうぞお楽しみに 13人全員が犯人
13人全員がだれもいなくなった
長澤まさみが犯人 >>784
わかった
頼朝が仕組んでいて、実は途中までこっそり隠れて生きていた 第三の妻のえ(菊地凛子/伊賀の方)が北条義時(小栗旬)との子 北条政村を執権に就ける為
北条泰時(坂口健太郎)を追い落とそうとする 伊賀氏の変
その年1224年に義時は亡くなっているが、伊賀の方に毒殺された疑いがある。
> 『明月記』によると、義時の死に関して、一条実雅の兄で承久の乱の京方首謀者の一人として逃亡していた尊長が、
義時の死の3年後に捕らえられて六波羅探題で尋問を受けた際に、苦痛に耐えかねて
「義時の妻が義時に飲ませた薬で早く自分を殺せ」と叫んだとされる。 自分のやってきたことは正しかったのかと主人公が自省する「春にして君を離れ」説があるな 「葬儀を終えて」みたいに登場人物の誰かが発○するとか? 今、杉の柩読んでるんだけど
途中でプリンセスエリザベスが出てくるんだけど
これエリザベス女王のことだよね
どれだけ生きてたんだよw 杉の柩(1940刊)ではプリンセスエリザベス(1926生)は14歳か
改めてすごいよなぁ >>797
原題 Sad Cypress はシェークスピアの『十二夜』第二幕第四場で道化が歌う、絶望的で激しい恋を歌った歌の一節で、エリノアの心情を思わせるその歌詞は、劇中ではウェルマン夫人が言及する。 Sad Cypress を直訳すれば「悲しいイトスギ」だが、イトスギは喪や哀悼を象徴する墓地に多く植えられる木で、ここでは墓所の隠喩。原典『十二夜』の日本語訳では、 cypress の字義上の意味を残しつつ、上演時でも一聴して墓を連想させる訳語として、坪内逍遙や小田島雄志がこれに「杉の柩」という日本語を当てている。ただし、 cypress の分類は実はヒノキ科。 ポアロもののドラマ化をフジテレビでやってる三谷のことだから、NHK大河ではマープルものの翻案だと予想 ケネス・ブラナー、新作『A Haunting in Venice』でアガサ・クリスティの推理小説を3度目の映画化へ キャストにはミシェル・ヨーも
https://jp.ign.com/a-haunting-in-venice/63089/news/a-haunting-in-venice3
ハロウィーン・パーティが原作でビックリ ベネチアで・・・まあギリシャも近く(?)なったしいいか。 ハロウィーン・パーティ好きな作品だけど映画にするには地味じゃない?
ミステリーとしてはそこまでデキが良い作品でもないし… だから、紹介文読んでも全く違う設定になってる
細かいところは原作に準拠するのかも知れないが
アガサ・クリスティ・リミテッドからすれば、原作を売るために映像化を続けてもらうって意味しかもはや無いんだろうな
こんなのを許可するってことは てっきり白昼の悪魔を映画化するのかと思ったらよりによってどマイナーなハロウィーンパーティーかよ オリエントとナイルみたいな大ネタでも自己満の改変ぶちこんでたしマイナー作品の方が好き勝手できると踏んだんでしょ ABCの現代ドラマ版みたいな所業が許されるんだから
もうなんでもありなんだろう
いや、ポワロとマープルの共演だけはさすがに許可が降りないか どうだろうね
1960年代のマーガレット・ラザフォードのミス・マープル映画なんて5作中4作がポアロもの翻案、残り1作はオリジナルだよ マイナーな作品を改変して映画化するならもっと良い作品があると思うんだけどね
「死者のあやまち」とか割と映画化向きな作品だと思う しぶしぶ出かけたパーティで事件に…ということだったからホロー荘の殺人なのかなと最初思ったら違ってた
ティナ・フェイがオリヴァ夫人役らしい オリエントもナイルも過去の映画版をかなり意識してたから
ブラナー版では今回がほんとのオリジナルって感じがする >>809
もう1本あるんだ
1961 夜行特急の殺人「パディントン発4時50分」
1963 寄宿舎の殺人「葬儀を終えて」
1964 最も卑劣な殺人「マギンディ夫人は死んだ」
1964 船上の殺人 非マープル作品をマープルに改変したドラマがあったが
「ゼロ時間へ」と「シタフォードの秘密」は結構良かったな
「シタフォードの秘密」は改変しすぎてほぼ別物みたいになってたがw >>809訂正
5作中3作がポアロもの翻案だった
ティナ・フェイ、サタデーナイトライブ出身のアメリカ人俳優だった
オリヴァ夫人はアメリカ人になるのか
イギリス英語で演じるのか >>815
ティナ・フェイか
スーシェ版のゾーイ・ワナメイカー、シニカルな感じで好きだったな この時期になるとハロウィーン・パーティーを思い出す
ミステリーとしてそこまでデキの良い作品とは言い難いけど
作品の空気感とかが良いんだよな ドラマスレにも書いたけど
「ポワロと私 デビッド・スーシェ自伝」が発売されてた
記念トークイベントなどもあったようだけど全く知らなかった >>819
4章の最後のことなら原文だと名前じゃなくて【メ欄】だな
これでもアンフェアな気もするが、
beside の範囲をどこまで広げていいかによっては
神の視点的にフェアになるかもしれないw スーシェはあまり適役でない、茶目っけ、冗談不足
どちらかというと犯人役にぴったりなのになぜ続いているのだろう >>823
そう思ってるのはあなた含めて少数だと思うよ >>819のメル欄は不正確だったので改めて(メル欄)
>>822
そこもそうだけどその少し前にも何箇所かあるんだよね
自由間接話法なのかもしれないが、それだと訳文がまずい気がする
(ちなみに鳴海四郎訳のハヤカワ文庫版) >>823
配役を否定する人って、否定するだけで読む人が納得するような代案を出すことってないよね
俺はポワロはスーシェが適役だと思うけど
次の朝ドラで笠置シズ子役が趣里なのは合わない、伊藤沙莉がピッタリだと思う
↑みたいにあなたが思う最高のポワロ役を書きなよ >>825
ああそれはちょっと言い訳立たん気がする(メ欄) >>828
うpd見ました
そこは原書でも名前なのね あれってブルースターの視点を実況中継してる感じじゃないのか
アンフェアなのかな? >>830
俺の読み方も同じ
地の文は三人称だけど、あそこは完全にエミリー・ブルースター視点でパトリックを追ったりしてて
エミリーはメ欄と思い込んでいるのだから、アンフェアとは全く思わなかった クリスティを読み続けて十年以上
ついにポアロ最後の事件『カーテン』を読了した
…これ普通に『アクロイド殺し』や『そして誰もいなくなった』などの作品と並ぶような傑作じゃないか?
それ以上に衝撃作ではあり賛否分かれそうではあるが ミステリーとして凄い作品だと思ったが
それと同時に久々にモナミ、ヘイスティングズが出てきたり最初の事件と同じくスタイルズ荘が舞台だったり過去の事件が語られたりで
ポアロ作品のこれまでの思い出を懐かしむという意味でも良かったな
それだけに最後は胸にこみ上げるものがあった >>832
今現在のミステリーでは珍しくもないのかもしれないが
「カーテン」のああいうのは数ある殺人者の中では特異な種類だよな
長年書いてきたクリスティーの哲学が最後に行き着いた強敵って感じ
俺は「カーテン」好きだな 発表はポワロものとしては最後だけど、書いたのは1940年代じゃなかったっけ?
戦後も沢山書いてるから、クリスティの哲学が最後に行き着いたってのは違うんでない? >>835
書いた時期はそれほど問題ではない
書いた時期が前でもクリスティーの犯人の
ある種の最終形・極北は「カーテン」の奴だろ
「カーテン」より後に書かれた作品でも
出てくる犯人はあの存在形態ほど徹底したものではなく
いわゆる‘殺人犯’だから >>837
犯人像に関してはもうとっくにポアロの口を借りて宣言してるんだよね
メ欄だったかな
だから行き着いたというよりはあの特異な犯人像をどうやってポアロものに落とし込むか
考えあぐねた末なんだと思う カーテンはクリスティ後期の傑作ということになるだろうけどポワロものをある程度楽しみたかったら絶対先に読んじゃ駄目なやつ
ポワロシリーズは数も多いから読む順番にはあまりこだわってなかったけど
これだけは最後にするべきだったと痛感したわ
>>836
『鏡は横にひび割れて』でマープルが若いチェリーにジェネレーションギャップを感じつつも好感を持ってる描写なんか好きだったけどな
あれは最晩年というほどでもないか >>838 >>840
ヒッコリーロードや鳩の中の猫の頃はまだ温かさもあったのに
第三の女で妙に辛辣になり
フランクフルト以降にいたってはもはやエイリアン扱いだった
かく言う自分も別に若者じゃないけど…それでもきっついわ
でも確かにお年寄りの描写はチャーミングになってたかもw 『カーテン』もそうだけどクリスティの犯人って印象的な犯人が多いよね
感情移入してしまうような犯人がいないわけではないけど、やはり殺人犯は明確に悪として書いてると思う クリスティの書く邪悪さを持った犯人像ってクリスティの師匠筋にあたるイーデン・フィルポッツの影響を受けてると思うのは自分だけだろうか
師匠筋と言ってもクリスティの子供の頃にちょっとアドバイスしただけとか言われたりしてるけど >>826
>配役を否定する人って、否定するだけで読む人が納得するような代案を出すことってないよね
自分は代案を出すぞ。ヒクソンのマープルが憂鬱そうでいかめしくてイメージに合わなかった。小柄でにこやかでいつもふわふわしたものを編んで
いる白髪の上品なおばあさん、この描写にぴったりの人を見つけた。
英会話の先生のジルさん。この人にぜひやって欲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=jTabtn7K2i8&t=4s >>844
なかなかいいけど、役者さんなのかな?
ポワロはデビッド・スーシェ、ホームズはジェレミー・ブレットという大横綱がいるけど
マープルはこの人こそっていう配役はいままでいないね
スーシェもブレットは配役メークじゃないときはそれほどポワロ・ホームズっぽくはないから
やはり長年積み重ねた役作りがすごいんだろうな ミス・マープルって優しいイメージなの?
最近久しぶりに初期の短編をいくつか読みなおして
こんな嫌なばあさんだったか、ヒクソンのイメージだったからもっと優しいかと思い込んでたって感じたところだったわ… 登場時は背が高く痩せてて、見事な銀髪とばら色のほほと青い目をした老嬢、だったよね
ふわふわとした見た目に反して鋭くて辛辣、というキャラづけは後半かな 一見優しくて弱々しいのが、正義のために白髪を振りたてて糾弾するギャップに萌える。
火曜クラブ冒頭「薄青い瞳は温和で優しく、甥とその客たちを穏やかな喜びとともに見回している」みたいな。ちょっと翻訳版ないのだけど。
“Her faded blue eyes, benignant and kindly, surveyed her nephew and her nephew’s guests with gentle pleasure.”] "年よりらしいやさしそうな目で、甥のレイモンドとそのお客たちを静かにうれしそうに眺めていた。"ってとこだね。
「黄色いアイリス」の中の「ミス・マープルの思い出話」とか「愛の探偵たち」の中の短編を読んでたんだけど
今思えば嫌味な婆さんだなって思って。"品こそいいが小うるさそうな、"とかの描写だけど
改めて読むと、言動にちょっとへきえきするw マープルはポアロと違って専業探偵じゃないから
事件との関わり方をどうするかによって
ちょっとキャラ描写がブレるところがあるんだと思う
そこで人物評も変わるんじゃないかな 『ポワロと私 デビッド・スーシェ自伝』が届いたので読み始めたが面白いね
「ポワロを笑い者にはしたくなかった、ポワロと一緒にほほえみたかった」とあって、
こだわりの強い変わり者だけど人間味を感じられるよう、奇矯で滑稽なキャラにしないように気をつかったらしい
萬斎の勝呂武尊とは真逆の役作りだw
萬斎の場合は日本を舞台に移した時点で、ポワロ的キャラは違和感が強くて喜劇的になるのは仕方がないのかもしれないが ドラマ版のファンには初期エピソードの方が評判いいみたいだけど、スーシェの演技に神が降りるのは後期エピソードの方が多いよな
とくにオリエント急行は原作や映画版とはまったく違う印象になっていて、観終わったとたんにものすごい疲労感を感じる
全話観たわけではないけど、五匹の子豚とかも重厚な作りでPDジェイムズかよと思うぐらい凄みがあった印象
あとは青列車なんて原作よりもよかったぐらい 作品を読んで(または、見て)の感想・評価って、ほんと人それぞれだなあ >>852
あれは、1974年版のアルバート・フィニーの芝居に寄せてるだけだろ
フィニーはメイクと芝居で全然別人になってる 一番無理なく、かつ格調高く、かつ意外性・衝撃性もかねそなえてるのがねじれた家。クリスティ自身もお気に入りなのはうなづける。 大河最終回みたけどクリスティにこんな展開の作品あったかなあ?
全然思い出せないわ 理由を書くとネタバレになってしまうから鏡は横にひびわれてで分からない人に説明するの難しいね。 >>861
あー言われてみれば!
でもあれはうっかりしゃべったわけでもないような… クリスティの有名な作品っていうからメ欄が犯人だと思ってたのに >>860
関係者皆が怪しい
オリエント急行・って言ってる方もいた 三谷さん本人がインタビューでマイナーな毒殺をあつかった作品と、のべているので、
「鏡は横にひびわれて」で決まり。犯人の不用意な一言で、子供を死に追いやった
真相がわかる展開。 >>867
「ねじれた家」のグレン・クロース版ドラマのラストも捨てがたい
処する政子 >>865
それだと思ってた
1度だけ本編にも出てきたし >>861
最初、「カーテン」かなと思ったけど確かに「鏡は横にひびわれて」だわ
(メール欄)が鎌倉殿のラストまんまだわ 自分はなぞらえたのはメ欄のあたりだと思った。
脚本家さんはクリスティのマイナーな作品を参考にしたようなことインタビューでおっしゃってたので鏡はマイナーかな?別作品なのかなとも思ったりするけど。 ミステリーファンじゃない人に向けての発言ならマイナーと言ってもおかしくはないんじゃない >>871
そこは政子のメイン動機じゃなさそうだったし鏡の被害者の方はメ欄だったからそれも義時とは違うところ 不用意な一言で、目の前の人物が自分の子供を殺した犯人とわかるところ。
この場面のところで間違いない。 三谷さんがマイナーっていったのどのインタビュー?
自分は朝日新聞のコラムしか確認してないけどそこではマイナーとは表現してなかった >>875
>今さら『オリエント急行殺人事件』や『アクロイド殺し』ではありませんよ。もっとマイナーな作品です。クリスティーといえば、毒殺モノ。毒殺が起きる作品をいくつか思い返していたら、ある作品のあるシーンを思い出したんです。
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h5092?page=2 >>876
文春だったんですねありがとう!
鏡って一応オリエントナイルクリスタルの豪華キャスト映画三部作だし
日本でも最近ドラマ化されたしマイナーどころか有名寄りなのではと思ってたけど
オリエントやアクロイドと比べればマイナーですね >>865
自分もマイナーな作品とは言えないんじゃないかと思う。
「グリーンショウ氏の阿房宮」とかどうだっけ。毒薬とか解毒剤とか
絡んでたんじゃなかったかしら。 この人の作品は毒殺多いから…
戦時中薬剤師とかしてたんだっけ >>879
よこせいのは扼殺多しってのと同じっぽい >>879
最初の夫が第一次世界大戦に従軍したとき、自分も篤志看護隊(ボランティアか?)になって
看護助手・薬剤師としてトルコに派遣されたっていうから、毒薬はそのときの知識でしょ 19:30~
BS日テレ「日曜ロードショー」
アガサ・クリスティ
2/05「オリエント急行殺人事件」
2/12「ナイル殺人事件」
2/19「クリスタル殺人事件」
2/26「地中海殺人事件」
どれがお勧め? 「地中海殺人事件」はピーター・ユスティノフの奴かな?
舞台はいいんだけど、ポアロは何か違うなと思いながら視てた。
オリエントは豪華キャストを楽しむもの、ナイルは映画館観たような気がするけれど
あまり覚えていないや。
クリスタルはジェシカおばさんの事件簿だった。 古本屋でマダム・ジゼル殺人事件という本を見つけて
クリスティでこんな長編作品見た事ないぞ!?とページを開いてみたら
「雲をつかむ死」だった… TVでナイル殺人事件見た、映画はいいな
ポアロ役はどうしてデブが多いのだろう
日本の横溝映画を見習え >>891
原作に忠実だろうが
スーシェよりユスティノフの方が好きだよ ナイルは人が多すぎる……
映像化を初見だともう脳がパンクしちゃう
小説だと大丈夫なんだけど
自分のペースで読めるし 文字の方が区別して覚えやすいということでない
映像だとおんなじようにみえる人が区別できないまま話がすすむ 小説がいいか、映像化されたものがいいかは
人それぞれだと思うけど
個人的に、翻訳小説だと
登場人物が姓、名、愛称、あだ名で呼ばれてて
この人誰の事だっけ? と思ったり
映像化だと(吹き替えの)声で見分けたり >>895
洋画みはじめた頃がそうだった
欧米人はみんな彫りが深くて同じ顔に見えて往生した
今は慣れたんで大丈夫だが
文字の場合は登場人物表に電子書籍の栞を設定してしょっちゅう参照w
クリスティは人物紹介はうまい方なので結構すんなり覚えられるけど
それでも「父親の友人」なんて設定が何人かいると曖昧になっちゃう >>896
愛称がくせものだね
フランシスがフランキーはいいとして、なんでアイリーンがバンドルなのだと 頭の中でデフォルメされた役者を何パターンか作っておいてスターシステムで当てはめてるから本の方が迷いにくいな
クリスティはけっこう人物描写が類型化されてるし、脳内ではジェーンウィルキンソンとホーバリ伯爵夫人が同じ顔してたりする クリスティに限らず海外作品だと、映像化されている作品は出演俳優をイメージして読むってのもひとつの方法だが、たまに性別を変えられていることもあるので厄介
それ以上にジョン・マルコビッチやジェームズ・クロムウェルが演じる人物は無条件で怪しく思えてしまうw 今月末は創元『秘密組織』
ポワロ、ミス・マープル、ハーリー・クィン、パーカー・パインと有名どころは出たか 『オリエント急行の殺人』で読み終わって気になったことなのですが。
怪しい「赤い着物の女」は結局誰だったんでしょうか?
これが例えば犯人の証言にだけ出てきているなら単純に犯人の嘘ですが、
ポアロ本人が「赤い着物の女」を目撃しているんですが・・・ >>902
何かか以外のいくつかのフォーラムでも答えの出ない討論してるな >>902
検索してみたらドラマや映画だと、ハバード夫人やデブナム嬢といった「若めの女性乗客のだれか」にされるみたい。
「だれか」がポアロに「赤い着物の女」が犯人であるように思わせるため、変装して歩いた。 >905
このニュース見たときに、まさか犯人はクリスティの「蒼ざめた馬」読者か?と思ってしまった。 糞みたいな事件が起きるとゲームが悪いとか攻撃の対象に上がるのに小説や名探偵コナンは叩かれないよな 数年ぶりに「そして誰もいなくなった」を再読しようと思ってAmazonで探したら何であんなに値上げしてるの?
びっくり >>906
『蒼ざめた馬』はそこまで有名作じゃないのに
トリックのネタバレ率高いよな
『蒼ざめた馬』を読んで実際の事件の死因に気づいたみたいな案件が二件ほどあるせいでTVとかで紹介されたりしてる 実は欧米ミステリ読んだことがほとんどなくて、
せめてクリスティくらいは・・ということで『三幕の悲劇』を読んでみた。
(有名どころはネタばらしが横行していてオチを知っているのでマイナーを選びました)
うーん。チョイスが悪かったのか、それとも大昔のミステリは名作でもこのレベルなのか。 普段日本の現代のを読んでるとそう感じるかも
洋物でも現代のを読む方が合ってると思うよ >>904
有名すぎて、原作のほう読んでないけど
映画版で手がかりが多すぎるのは
偽証拠を沢山残して、探偵(役)を惑わそうとしてるのかな 死海殺人事件って
DVD化(再販?)、BD化されませんね
映画化作品は、あまり完成度高くないって聞くけど
人気ないのかな >>912
三幕の殺人(悲劇?)は結構、渋い玄人好みな小説なのでまだ海外ミステリの向き不向きの判断はしないでほしいです。 3幕の犯人の動機となった女性ってヒロインの母親と同一人物なの?
名前が同じだし最後ヒロインが泣いて飛びだしたのもそういうことかと >>913 >>916
レスありがとう。
もしクリスティで、ほぼ初心者が今読んでも楽しめそうなお勧めがあったら教えて。 ナイルに死す
白昼の悪魔
5匹の子豚
ホロー荘の殺人 ただ白昼の悪魔って登場人物が多いから嫌な人は嫌かもしれないです。 >>919 >>920
早速のレスありがとうございます。
お二人が勧めてくれたし、あらすじググったら
>犯人が滞在客のなかにいることは間違いない。
>だが関係者には、いずれも鉄壁とも思えるアリバイが…
という、とっつきやすそうで大好きな設定なので、まず読んでみます。 >>913
日本の現代のミステリーが好きな人って海外現代のミステリーも合わないんじゃないか
大分毛色違うと思うんだけど 日本の現代ミステリ好きにはむしろ三幕は好まれそうな気がしていた
そう云う人が苦手とするのが五匹の子豚ってイメージ >>915
原作自体がそうだけど
舞台が死海というだけで、展開がかなり地味だからね
オリエントやナイルのようなトリックで驚かす内容でもなし
よく映画化したよ
でも原作は陰気で好きですよ >>912
日本の現代ミステリと言っても色々あるけど
クリスティと比較してるのってどんなのかな
びっくりしてなんぼの新本格系?
組織の腐敗を暴く警察小説系?
心の闇に震撼するサイコパス系?
政治と社会こそ真の悪の社会系?
みんなで楽しく推理ゲームのラノベ系? トリックはわりとどうでもよくて昔のイギリスの雰囲気が好きで読んでる 三幕は【メ欄】に対するクリスティのシニカルな回答なのかもしれない
シリーズものなのでうまくいってないけど
これに限らずミステリにおけるベタなものをあえて使って効果を上げてるのがクリスティの特徴で
例えば晩餐会の参加者の一人が飲み物をあおってばったり死ぬとかベタ中のベタなんだけど
何でこんなベタな犯行がと考えると犯人像が浮き彫りになるみたいなところがあるように思う
ただ当時何がベタだったのかが現代の読者にはわかりにくくなってるので
クリスティ本人が、むしろベタいじりするほうなのに、
ベタなタイプの作家と思われてるところもあるかもしれない >>929
将来、生類憐れみの令みたいな行き過ぎた時代として教科書にのるかもね
そうならず、永遠にこのままだったらもう人類の文化は終わりだ
文学はそれが生まれた時代の文化のはずなのに、単に今売る商品としてしかみてないからこんな無神経なことをする
それが正義の衣をかぶってるから厄介きわまりない 秘密組織読みおわた
早い時点でどっちかだろうと目星はつくけど
赤川次郎読んでる感じをうけた クリ子のはあとトミタペとパカパイのをまだ読まずに残してるかなっぽい >>912
三幕の殺人は自分はクリスティの屈指の傑作だと思ってるけど
まあ人を選ぶタイプの作品だろうなとも思う 犯人がパーティの参加者と給仕に一人二役に化けていたのってなんて作品だったっけ? >>936
この間BSで放送していた
名探偵ポワロでも同じトリック(?)はあったような アガサ・クリスティーの探偵小説を改訂、不快な可能性のある表現削除
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35201796.html
「犯罪小説の女王」ことアガサ・クリスティーの小説が改訂され、人種差別的な言及や、
現代の読者にとって不快と思われる表現が削除されたことが分かった。こうした改訂が
行われる最新の古典作品になる。
英紙テレグラフによると、出版社のハーパー・コリンズはエルキュール・ポアロやミス・マープルが
登場する一部の探偵ミステリーの新たなデジタル版で、一部の文章を編集したり完全に
削除したりする対応を取った。
対象となる書籍は1920年から76年(クリスティーの没年)にかけて出版されたもので、
語り手の内的独白に変更が加えられているケースもある。例えば、デビュー作「スタイルズ荘の怪事件」で
ポアロが他の登場人物を「もちろんユダヤ人だ」と形容するくだりは、新版では削除されている。
また短編集「Miss Marple's Final Cases and Two
Other Stories(原題)」の改訂版では、全編にわたって「native」の
単語が「local」に置き換えられているという。
使用人を「黒人」「にやりと笑った」と形容する一節も変更になり、新版では単に
「うなずいた」と表現され、人種への言及はなくなっている。
37年の小説「ナイルに死す」では、「ヌビア人」への言及が全編で削除されている。
テレグラフ紙によれば、ハーパー・コリンズは2020年に新版の一部を発売しており、
今後さらに多くの版が公開される予定。 >>936
>>940
「黄色いアイリス」は違うの? >>944
>>945
海外ドラマ板のつもりで書いていた
スマン ロアルド・ダールの時も思ったけれど、脚注に「当時の表現をそのまま使いました」と
つけておけばいいのに。
まるで差別もなんも無かったよ!みたいにするのはかえってよくないと思うんだが。 常識ってか、狂った社会性はふんだんにあるよな
船底に空いた穴のせいで船が沈みそうだから、お前ちょっと海に潜って体で穴を塞いで来い、みたいな冒険小説大好き国民w >>955
いやそんな裏の意味で言ったんじゃないんよw
あくまで個人的にそう感じただけ 今週から水曜日はBSプレミアでポワロ、木曜日はBS11でマープルで見るのに忙しい。
日曜日にBS日テレでナイル殺人事件を放送。 >>942 >>950
そうだよねえ。
文学研究とかでも当時の「常識」や文化を知るうえで重要だと思うんだけど。
最近の日本の現代作家が書く時代小説は、「目の不自由なおなご」とか、
むかしの差別用語はともかく「盲目」すら使わないらしいけど。
「盲」の漢字がNGなのかな? しかし昔の偏った見解を、常識が身についていない若い読者が読んで身に着けてしまう危険もある
単に「言葉が利良くない」で済ませられるほど単純な問題ではない
ミステリ読者はもっと考えてほしい そんなの読んだだけで身に付くわけがない。
創作物と現実の世界で考え方やモノの言い方にギャップがあってそれは世代によるものという理解力を若い世代も当然持ってる。 「ゼロ時間へ」がでてこないなー。クイーンも嫉妬した佳作だと思うけど 物語の本筋とは別に、犯罪計画という時間軸が存在するって概念だけで、二十世紀文学っぽさをビンビン感じるわな バートラムホテルはマープルがあんま活躍しないだけで
オチ含め道具立てがケレン味あって結構好きなんだけど、ビッグ4ばりに酷評されてる気がする
ビッグ4もポワロとヘイスティングズの掛け合いが面白いんで嫌いではないけどさ オリエンタル殺人事件を中学生で読んで以来数十年経って2冊目が春にして君を離れを読んで震えた
この2冊を越える衝撃作ってありますか?
ABC、アクロイド、ナイルは内容と結末を知ってます 五匹の子豚
…を丁度今読んでるから読み終わってから考えるわ 五匹の子豚の衝撃はまったく別の種類だが、越えているな >>968
『カーテン』
アクロイド、オリエント、そして誰も級の衝撃作だと思ってる
ただしポアロ最終作だからポアロシリーズをある程度読んでから挑戦して欲しい作品だな
特にヘイスティングズが登場してる作品を https://note.com/joyous_bear412/n/nef9b526d844b
現在進行形で犯人に迫ろうとしてる
千葉県放火事件
犯人は独身の男で
自転車所持していて駐輪場利用している
自身の自転車だけ被害を免れているんだそうです
胡散臭い >>968ですが皆さんありがとうござました
教えてもらった作品を順番に読んでいきます
楽しみ! >>960
ホームズだと、子供向けの訳ではコカインやっている場面の下記のような改変が昔はあったんだが、
最近のやつだと「当時は合法でした」と注釈つけているのが多いらしい。
改変パターンは以下のような感じ
・そもそも蛇足部分なのでカットして依頼人登場から開始。(久米元一訳など)
・コーヒー中毒にされ、「そんなに飲むと毒だ」とワトソンが止めている展開に改編。(武田武彦訳)
・ホームズが「謎中毒」で謎解きをしてないと禁断症状が出る話に改編。(阿部知二訳、柴田錬三郎訳など) もしかして、アガサ・クリスティって、あと三年で著作権切れるん?
翻訳者の権利もあるから、もっと先なのかな >>978
著作権法改正で保護期間が死後70年に延長されたから青空文庫で読めるとしたら、2047年以降だと思います youtubeの朗読とかで自分で訳したという設定で使ってる人何人かいるけど大丈夫なのかと思う kindleでハヤカワ文庫の何作品かが半額になってますね。 アガサ・クリスティの別荘で100人以上が立ち往生
https://www.cnn.co.jp/fringe/35206626.html
100人あまりが倒木で道をふさがれ、数時間にわたって足止め
大げさすぎるニュース 小さな兵隊さんが100人、食事に行ったら1人が喉につまらせて、残り99人 「ハロウィン・パーティ」を原作に「ベネチアの亡霊」とか全然想像つかねーわ…
マジで地味な原作をどう映画化するんだろ? ケネス・ブラナー自身がオリエントやナイルと趣向を変えたら面白いと考えclosed circle物を選んだと言ってる
有名作はテレビでも繰り返し映像化されてるし
一般的にネームバリューのない作品にしたか
予告編だけ見ても古都にふさわしくオカルト色濃いゴシックホラーへとコテコテに改編
でもケネス・ブラナーだから狂気が足りなくてまた金掛けた子ども向け映画みたいになるだろう ケネス・ブラナーのポワロは正直強烈なコレジャナイ感を感じる
ハヤカワジュニアの表紙ばりに違和感しかない 何か最近になってwikiがネタバレ載せるようになったんだなあと眺めてたんだけど
ネタバレの可否よりネタバレ部分の個人的解釈が気になるな 習近平政権の高官について「今やアガサ・クリスティの小説『そして誰もいなくなった』の登場人物のようになっているだって、エマニュエル駐日米大使 BS11放送してる「アガサクリスティーの謎解きゲーム」ってフランス制作ドラマ
セットや撮影、演出も安っぽく軽い作りでこれはこれで良い感じ
このテイストでフレンチ流トミーとタペンスやってほしい
以前、イギリスで制作されたのは軽いノリを堅苦しくやってて外した
昔のLWT版トミーとタペンスみたいにワーウィックとフランセスカアニスの軽妙なやり取りと、
いかにも安い製作費に短期間で撮られた感じも作風や芝居と合ってた #7のエピソードは「なぜエヴァンスに頼まなかったのか」だった
エヴァンスがマルタンに、ボビーとフランキーは警視と新聞記者に改変
次回はハロウィーンパーティだし既にトミーとタペンスものもあるのかな
警視と記者もいいけどやっぱりおしどり探偵設定で見たい >>995
エヴァンスはフランキーがレディでボビーが牧師の息子という身分差カップルがいい味だったのになあ >>998
スレ立て乙
ベネチアの亡霊観てきた。
ホラーでショッカーだった。
何回かビクッとさせられた。
原作どんなだったか忘れきってるので読み直さないと。 「ハロウィン・パーティ」はホラーでショッカーでもないよね
まあ題名変えてる位だから登場人物のいくつかが一緒って程度でしょ このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
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