二階堂黎人23
>>1乙
天才作家の二階堂黎人様が>7ゲットだ!
ははは。「このミス」の>1位は、東野圭吾さんの、『容疑者Xの献身』でしたか(笑)。
>2はどうしてそんなことお申しになりますの?
>3は、何と凄まじい告発であっただろう!
我々に与えたその衝撃は、まさに>4が鳴動し、>5がひっくり返るほどの大変動であった。
白日の下にさらけ出された>6は、実に凄惨、酸鼻を極めた事柄であったことか!
これは、>8の言うとおり、二重にも三重にも考え抜かれた、まさに地獄さながらの大犯罪だったのだ!
>9 よくぞ私の正体を見破ったな、二階堂蘭子!
ほう。『本格ミステリ・ベスト>10』も、『容疑者Xの献身』が1位でしたか。
ますます戦いがいがある。闘志が湧いてきた(笑)。
フフフ、ワタシハマジュツオウ >11-1000 ゲドババァ! Q.それにしてもゲドババァって・・・?
A.初出はパート1スレの268・275
268 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2001/05/19(土) 02:05
このひと、週刊アスキーで「ギガンテス」という「SF巨編」を
連載してて初めて読んだのですが。
・今時、電子頭脳に「コンピュータ」とルビを振っちゃうセンス
・宇宙獣人に「ガルルル」と言わせちゃうセンス
・登場人物の名前に「ガ〜」とか「ギ〜」とか中学生が思いつきで
考えたような濁点多用カタカナを使っちゃうセンス
これらにメロメロで毎週目が離せません。
中略
275 名前:268[] 投稿日:2001/05/22(火) 15:27
今週は
「ゲドババァァ!」
という台詞から始まりました。(ウソヂャナイヨ)
電車の中で吹き出しました。恥ずかしかった。
日々の潤いをアリガトウ 猪苗代マジック巻末インタビュー
(問)自作に対する評価は気になりますか。
(答)読者の感想はありがたいのですが、評論や書評についてはほとんど関心がありません。
僕は自分がミステリー・マニア〜正確には本格推理小説マニア〜であると自負していますから、
自分が書いているもののレベルや、その作品の位置と意義はちゃんと把握しているつもりです。
評論の中には確かに参考になるものもありますけど、それはごく少数です。
むしろ、本格推理に対する理解不足や的はずれな意見の方が目に付き、憐憫すら感じてしまいます。
誤解を恐れずに言うと、小説の中でそんなにミステリーって好きじゃないんですよ。
世界文学全集とか日本文学全集に入っている主流文学を読んでいる方が、ずっと好きなんです。
それから、海外SFも気楽に読めます。
ミステリーって、言っちゃ悪いけれど、ペ−パーバックみたいな時間つぶしに読み捨てにする本であって、
それを評論したり、系統立てて解説すること自体、無駄だと思うんですよ。 217 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 00:52:52 ID:6Qcurzq3
本棚から『殺人喜劇の13人』初刊本を取り出してきたんで、中島・紀田両大人の『吸血の家』評を紹介。
<中島河太郎>
「吸血の家」は、ワープロでうたれた原稿の一つだが、誤字が多くて目ざわりだった。
前書きで読者への挑戦を宣言し、各章の作品名や作家名などに詳細な注を施しているのは、うるさいばかりである。
作者が不可能犯罪に賭けた情熱は窺えるが、それが文章にはね返って損をしている。
<紀田順一郎>
カーの『テニスコート』に挑戦したということがセールスポイント。このトリックを
もう一つの雪中の足跡のない殺人と組み合わせて、不可能興味を増幅するというねらいは
評価できるが、旧家にまつわる陰惨な怪奇ミステリの中にテニスコートが登場するのは、
雰囲気的に水と油で、むしろカーとの関連性など考えないほうがよい。探偵役が年齢的に
不自然だし、血の宿命といった趣向も古すぎはしないか。 『加賀美雅之未収録作品集』、本ミスのランキングはどうだったんだろう。
20位以内には入ってる気はするが。 新スレ立っていたの気付かなかったw
ageておこう >>6
投票者は2名(両方とも5位)だけ。
ただ、西上心太が投じていたのはちょっと意外だった。 このミス覆面座談会メンバーの西上心太は、
むかしから本格系には(他の覆面メンバーと比べると)好意的だったような気が。 『悪霊の館 完全版』のサイン本を注文しちゃった
ゲド先生の筆跡って作風同様ゲドゲドしいんだろうか? 意外と字はきれいな気がする。
手塚治虫関係でテレビに出たときも、理知的な話し方だったというし。 ゲド先生のサイン本が届いた
達筆だったよ
改めましてデビュー30周年おめでとうございます >>12
報告ありがとう。
浮き沈みの激しいこの業界で、なんだかんだで30年生き延びたのは素直にすごい。 黎人ってかつては 禿人と呼ばれてたが じっさいハゲてんの? 悪霊の館完全版、手にとってみたのだが、
なんか全体的に本がちゃちい作りに思えた。紙質やインクは良くない。
小口ギリギリまで文字があるから手でつぶれるし、のど部分ぎりぎりまで文字があるからページ開かざるをえない(そして本が壊れやすくなる)
30周年でこんな本しか作ってもらえなかったのはがっかり。
それから、あとがきで本格ミステリ第1世代、第2世代として実名を二階堂が列挙しているのだが、恣意的にすぎる気が。。 >>15
南雲堂か原書房かと思ったら論創社か。
いままでつながりあったっけ? 解説か何かで絡みがあったんじゃない?
にしても安っぽい装丁だぞ。。
同じ頃出た笠井潔の煉獄と比べると際立つ >>17
4,950円なのね。
人気作家の愛蔵版とかだと8千-1万の装幀にしてもらえるかもしれんけど、
ゲドさんだしなあ。まあ、がんばってくれたほうじゃない?(実物みてないけど) 鏑木蓮が61で亡くなったみたいだけど、ゲドさん編集長のアンソロジーにも寄稿してた記憶。 >>6
正直、ランクインするほどの出来じゃないと思う。
>>19
一応、新・本格推理出身のはず。ゲドさんも序文で鏑木蓮に続け!みたいな煽り方をしていたような。
とはいえ、出来栄えはというと微妙だったな。
さんざんゲドさんがディスっていた、小粒な日常の謎みたいな作風だった。
悪霊の館完全版、どれだけかかるかわからないけど、これから読んでみる。 論創社のサイトに「悪霊の館 完全版」の書評がアップされてる 悪霊の館、結局夜中まで起きて一気に読んでしまった。
・「それはなんとかかんとかじゃないのか、黎人君」「中村警部。それはありえないんです」みたいな、登場人物がいちいち相手の名前を呼んでから喋り始めたり、蘭子のセリフに黎人がいちいち絶叫して応じたり、会話文のぎこちなさは今も昔も変わらないが、一気読みさせるだけの筆力とリーダビリティは十分。
・南雲堂ほどじゃないが、初歩的な校正不足が。「犯行現場の保存」には努めるものだと思うが、「務める」になっている。
・ゲドさんが乱歩とか横溝を好きなのはよく伝わってくるが、ちょっと換骨奪胎とまではいかず、そのままやなぁ、と思うところはちらほら。衒学趣味的に散りばめるのもそれはそれでうざったいけど、トリックの根幹でもそれが出てきちゃうと、なんだかなぁ、とは思う。
・高木彬光の「わが一高時代の犯罪」を作中で名作と称えているけど、新・本格推理の序文だか選評でネタバレした挙句感心しない作とか評してなかったかい、ゲドさん。
面白いは面白いんだけど、日光江戸村的なレトロさという感覚で読んだ方がいいんじゃないかなと思った。
ミステリーなんて真面目に読んで分析するもんじゃないとゲドさんご本人も言っていたし。 >>22
あんだけ長い小説で、務める、の一箇所だけならたいしたもんだよ >>23
まぁ、そうなんだけど、どうもゲド本だと誤植が必要以上に目についちゃってw
そういや、このスレのテンプレの>>2って悪霊の館が出所なんだな。考えた人天才だと思う。 >>22
大昔にノベルス版(初版)を読んだとき、未解決の密室があったような気がしたけど、
完全版はリライトされてますか? >>25
完全版じゃない悪霊の館は読んでいないのでわからないけど、完全版に関しては未解決のままスルーってことはないと思う。 >>26
ありがとう。なんか初出版のは、あえて謎のまま密室をひとつ残した、
みたいな感じだった記憶があるが他の小説と勘違いしてたかもしれん。 >>29
ごめん、人狼城だったかも。
もう25年近く前だからうろおぼえだわ。 >>30
あー、人狼城か。そういえばそんなのあった気がするな、自分もうろ覚えだが。
人狼城は、最初は国内を舞台にする予定だったけど海外にした、解決が全く書かれない、謎の提示だけして読者に挑戦してほしかったのであの4分冊になったと、悪霊の館完全版でゲドさん自身が解説していた。
最初は3分冊の予定だったけど解決編が長くなったそうだが、3分冊の方がよかった気がしないでもない。
そういや作中、黎人が雷に打たれたような衝撃を受けたりしていて、愛弟子カガミンはここにヒントを得た…というよりここをまんまコピーしたんだなと思った。 >>31
久しぶりに>>2を思い出して「フフッ」という気持ちになった。
ひところ連城三紀彦、今邑彩、永井するみ、北森鴻、殊能能之、吉村達也、
カガミンとか50-60代くらいのミステリ作家が相次いで亡くなったが、
鏑木蓮も61歳でお亡くなりか。合掌。 そういや、悪霊の館の密室トリックは本文中に扉の図までついているんだけど、そこにしっかり書いてあるんだよな、「蝶番」。
俺ミスのポール・アルテインタビューで「蝶番をまわすと…」と超訳?をした自称教養貴族のつずみ綾女史は、本格理解者派系一味なのに、その頭領たるゲドさんの作もまともに読んでいなかったのかな。 >>33
つずみんの超訳といえば『マンアライヴ』だけど、さいきん新訳出てたのね。
マンアライヴ (創元推理文庫) 文庫 – 2023/1/30
G・K・チェスタトン (著), 南條 竹則 (翻訳) >>34
ちょうど読もうとしているところ。
論創社のつずみ超訳は昔ちょっと読んで途中で挫折。
大森望も「もともと原文が難解だから」と断りつつ「訳者の力不足」と指摘したり、豊崎由美がストレートに「つずみ綾って英文和訳ソフトの商品名なの?」と皮肉ったりしていたのを思い出すな。
トンデモ訳書を除いて単著もないのに単独スレがある、本格理解者派系の紅一点で異彩を放っていたなぁ、ある意味。
そういや、探偵小説研究会にも一時期いたなと思ってひさびさにHP見てみたら、つずみの超訳に苦言を呈していた中辻理夫氏(創元の評論賞の受賞者)も49歳で逝去していたと…
ゲドさんは愛犬ともども長生きしてほしいなと思うばかり。 つずみんマンアライヴからもう16年以上経ったんだな >>35
つずみんって今何やってるんだろう。
一応「本格ミステリ作家クラブ」の会員名簿に名前あるけど、
なにか活動してるのかな。 つずみ綾でググってもSNSの類いは一切出てこないね。
仮に別名義でやっていたとしても、あの破壊的な文章力でバレそうなもんだが。 つづみって何か研究者だったと思うのだけど、なぜミステリ翻訳などやったのだろ >>38 >>39
文章、ほんとうにダメだったよね。
つずみんなりにがんばってか、評論に相応しいような小難しい用語使おうとしてたけど、
上滑りして中身のない文章になってた。
実力が追いついていないのに、「俺ミス」の主力張らされてて、ある意味気の毒だった。 >>40
文章の上手い下手という以前に、言葉の誤用があまりにも多すぎるのが致命的でしたね、つずみ氏。
そんな人に、チェスタトンは勘違いをしているととんでもない訳注をつけられたんだから、あの世でチェスタトンもびっくりしたはずw
実力が追いついていないのに俺ミスで主力はらされて気の毒、というのもすごくよくわかる。ゲドさんの一派に、そこまで書けるライターがいなかったということでしょう。
まぁ、自称教養貴族のご本人は、未熟さや恥を晒しているとは思っていなかったのかも知れないが。 コモケン、カガミン、つずみん、ツールバー……
あのころ、ゲドさんの周りはにぎやかだったなぁ 藤岡真がゲド一派っぽくなったり、巽昌章と一触即発になりかけたり、千野帽子という新キャラがいきなり割り込んできたり、ある意味多士済々だったね。 容疑者X論争の頃が1番楽しかった人狼城よりよっぽど面白かった
あれが二階堂先生の最高傑作かつ代表作だったのかもしれない ゲドババァ戦記とか書いてたクズいたよな
本当救いようがない トヨザキには書けば書くだけ可哀想な感じになったと評されていたけれどもw >言葉の誤用があまりにも多すぎるのが致命的
「蝶番」の件はさすがに本格ミステリ小説のライターとしてどうなん?
って思ったわ 自称教養貴族の家は蝶番が回るんだろwとゲドさんスレで皮肉られていましたね、当時も。 密室状況の殺人現場の説明とかで、蝶番への言及もよくあるのにね。
一体どのように現場を想像していたのかとw つずみ綾って京大の院生かなんかだったんだよな、確か。 いやいやいや蝶番も知らなくて古典ミステリー楽しめるか?あの古典小説の古典トリックとか面白くもなんともないだろ >>51
京大だったのか。
もうそろそろ40くらい? 元気でやってるのかな。 あれってペンネーム? リサーチマップも出てこないし >『綾鼓』(あやのつづみ)は、能楽作品のひとつである。
↑ これをもじった筆名じゃないかな?
なんで「つずみ」なんて表記にしたのか知らんけど 分厚い本の中に「呪縛伝説殺人事件」を入れているゲド先生・・・好き >>56
そういえばその合作、前スレで「ゲドゲドしいミステリ」として発売前に話題になってたが、
結局誰も読んでないのかな? 本格ミステリのランキングとかどうだったっけ? 南雲堂だから例によって誤字脱字のオンパレードなんだろうけど、最寄りの図書館にあるみたいだから物は試しで読んでみようかな>呪縛伝説殺人事件 ゲドさんて合作好きだよね、なぜか知らんけど。
クロケンや愛川晶ともしてたような。 愛川晶とは揉めてたな(つーか一方的に愛川晶がツイッターでつっかかった)
ゲド先生は日記で反論してたけど盛り上がらなかったな 容疑者Xの献身騒動とは比較にならないほど冷静なゲドさんの対応で即座に鎮火したからな
ゲドさんと愛川晶の知名度だと盛り上がる要素がないとも言えるが Xの時との打って変わっての冷静さで逆にやっぱりあの時は妬み嫉み苛まれていたんだなと 愛川晶は、創元社編集長から受けた仕打ちを書いたエッセイが面白かった。
あれ雑誌に載せた創元社も懐深い。 小説より創元社の仕打ちを書いたエッセイが面白い愛川氏
小説より容疑者X論争での興奮・迷走ぶりが面白いゲドさん
甲乙つけ難い >>59
クロケンっていまなにやってるんだろ、
と思ってググったらジュニア向けミステリ小説とかラノベ方面でがんばってるのね。
最初クロケンの本名を忘れてて「黒田研一」でぐぐって引っかからずにあれって思ったw >>65
前にテレビのニュースかなんかで、治験バイトのことをやっていて普通に一般人の扱いで映っていたのを見たな>クロケン >>66
まあ、ゲド先生だって世間では「誰それ?」の一般人だろうしなあ。
いわんやクロケンをや。
ていうかクロケン、そんなバイトするくらい切羽詰まってるのか・・ >>68
治験バイトも家庭教師も学生時代にバイトでやってて確かに割はよかったが、
クロケン・・50代でそれでだいじょうぶか。 売れない専業作家ってどうやって食ってるか心配になるな。
配偶者が稼いでいれば別だが。
……ゲド先生、多作じゃないしそんなに売れてるとも思えないが、だいじょうぶか。 時々、アンソロジーというか競作集の企画を主催してるし、
アルセーヌ・ルパン物の小学生向けリライトを新規に企画してたのもあったし、
細かい仕事は色々している方なんじゃないかな。 >>70
新本格全盛期中に人狼城を完結させてるし
あれの売り上げが大きいんじゃないかな、4部作だし >>58で書いた呪縛伝説殺人事件、図書館で借りてきて読み始めたが、いい意味であれ?と思うくらい、文章は読みやすい。
トリックやプロットはゲドさん、書くのは羽純氏の担当なのかも知れないな。
ただ、文章が読みやすいのと、先を読み進めたくなるのとは必ずしも同じではないという印象。この点は悪霊の館の方が、どんどん読みたい、と思わせてくれた。 >>74
読みやすいのか。
正直自分は、大袈裟なゲドババ文章と誤字がないと物足りんw 「呪縛伝説殺人事件」読了。
密室トリックがわりと古典的なのと、いろいろ偶発性に頼り気味な点はいまいちだが、伏線の張り方はうまいと思った(露骨といえば露骨なんだけど)。
探偵は水乃サトルから変人の要素を抜いたような感じ?
タイトルはもうちょっと捻った方がよかったんじゃないかなと思う。
南雲堂の本にしては珍しく誤字もないし、あんまりゲドゲドしくもないし、いつものゲドさん節を期待した自分としてはなんか肩透かしだった。 >>76
感想ありがとう。
ゲドゲドしさはやはり足りんのか…あのゲド麻薬がクセになるのに。
でもまあ、タイトルは「金田一少年の事件簿」っぽいけどゲド先生らしいとも言える。
あとトリックが古典的なのも。 >>77
な、なんと…そんな恐ろしいことがぁぁぁ!みたいなのを期待していたら完全に肩透かしを食らったw
まぁ、昭和末期くらいの時代設定で「やっこさんは〜なんでさぁ」みたいな言葉遣いの老人が出てきたりして、ゲドゲドしさの片鱗は垣間見える。
決して壁本じゃないけど、ゲドさんらしさを求める読者的には壁本かも。
期待させやがって!全然ゲドゲドしくないじゃないか!という八つ当たり的な意味でねw あの千街氏すら『人狼城』は認めてるからなあ。
ああいう古風のおどろおどろしい設定だと、ゲドさんの大仰な文体がマッチする。
現代ものの普通の本格ミステリだと、滑稽の極みでスベり倒すが・・・ 水野サトルシリーズは無理に若者言葉でラノベを描こうとした形跡があって読んでてむず痒くなった
でも人狼までの乱歩オマージュは本当のあの仰々しい文体と舞台がマッチしてたんだよな
和風住宅になぜかテニスコートがあったりするのもゲドゲドしくてまた良し 蘭子の高飛車な名探偵キャラはまだ読んでいられるけど、サトルの変人探偵キャラは読んでいてきつくなるw サトル社会人編(マジック物)はいいんだけど、学生編(不思議物)がめちゃくちゃきついw >>82
鬼蟻村マジックしか読んだことないけど、
リカちゃん人形がどうのこうのと「はわわ」ってて、なんだこれって思った。
不思議シリーズはもっとひどいのかw >リカちゃん人形がどうのこうのと「はわわ」ってて、なんだこれ
さすがにサトルシリーズで「げどばば」は無いかw >>83
鬼蟻村も長野五輪の直前くらいの設定なのに「わしは〜なんじゃよ」と話す老人が出てきたり、中途半端にゲドゲドしかったな。
不自然そのものでしかなかったけど。 >>85
そういえばゲドさん、忍者モノのアンソロジーで時代小説書いてたなぁ……
と思って『忍者大戦』のアマゾンレビューみたけど、低評価だな。
ゲドさん単体じゃなく、アンソロとしての評価だけど。
ゲドさんだし、舞台は地の利を活かして信州とか真田とかかな?
「戸隠忍法、"外道婆" の術!!!」 とかやってるなら読んでみたい。 >>86
ゲド先生の短編は「幻獣」ってタイトルだね
ゲドババア的なものがありそうw >>87
顔が二つついていて口から殺人ガスを発射する幻の獣?とかじゃないだろうなw 「悪霊の館」、「呪縛伝説殺人事件」とこのところゲドさんの本ばかり読んできたので、今度は図書館で軽井沢マジックと猪苗代マジックを借りてきたんだが、やっぱりサトルものは読んでいてキツいな。
ただでさえ会話がぎこちないのがゲドさんの難点なのにそこが誇張されている感じ。
芦辺拓とかもそうだけど、読者そっちのけで作者が自分の創造した名探偵への愛を文中で炸裂させるのって結構な痛さだよな…
まぁ、乗りかかった船なので最後まで読んではみるけど。 マジックシリーズは「諏訪湖マジック」がベストだね
高木彬光へのオマージュで力が入ってる
ノンシリーズだと怪盗ルパンのパスティーシュ「カーの復讐」がいい
ゲド先生はオマージュとかパスティーシュが絡むといいものを書く人だね >>90
乱歩愛読してたから「地獄の奇術師」ってタイトルで引き込まれたな
内容も面白かったわ >>90
ゲドさんの一番弟子?カガミンは中途半端にそれを受け継いでしまったな。
バンコランのコピーでベルトランに始まり、「加賀美雅之未収録短編集」もこの登場人物は実は歴史上の人物誰々でした!というオチばかりで、オマージュ、パスティーシュをやっているというより自力で作品世界を創造できないだけじゃないかと思っちゃった。
その点、ゲドさんはゲドババア物で宇宙空間を舞台にしたり、増加博士でメタミステリを書いたり、出来は別として独自の作品世界を創造している。 ゲドババア物で吹いてしまった
どんなジャンル分けだよw >>93
まあ、加賀美雅之は兼業作家だったし、
本人もアマチュアの延長で満足してたんじゃないかな。
オリジナリティの追求よりも、自分の好きな作家の模倣で満足してた印象。
亡くなる前に書き始めてていたという、和物本格がどういうものだったか知らんけど。 >>93
ベルトランシリーズの原型はバンコランシリーズのパスティーシュだったからねえ
ゲドババア物は先生の大好きなスタートレックの二次創作みたいなものだから……w
>>95
横溝ファンだったから、金田一耕助のパチモンが探偵役の和物本格になったんじゃないかな >>93
そりゃどうもw
ギガンテスじゃなくても、わははは怪人だぁ、ななな何じゃとぉ!?わしは信じられん!みたいな様式美さえあれば立派なゲドババア物。
>>95-96
探偵は姫宮恭一郎、瀬戸内かどこかの網元一家を襲う惨劇というあらすじを、俺ミスの作家の計画コーナーで見た覚えがあるね。
「純和風ミステリ」という、わかるようでわからない表現をしていたのもカガミンらしい。 そういえば今年はゲドさんの信州転居の10周年記念だな。
あの有名な長野県歌は歌えるようになったのだろうか。 『白魔卿の不思議』と『戯絵夢島殺人事件』の完成マダかなー (*´з`) 本流シリーズ(蘭子もの)が煮詰まり過ぎてサブシリーズばかり書くの推理作家あるあるだな
京極の京極堂シリーズも出ないし >>102
でもまあ、蘭子シリーズの『戯絵夢島殺人事件』は来年の今頃までには出ている気はする。
本当はもっと早く読みたいけど。
それにしても相変らずなタイトルセンスだわ。 昔、ギムナジウムを舞台にした長編を〜とか俺ミスに書いていた覚えがあるから、ギムナジウム→ギエムジマ、というドラグネット→泥具根みたいなことなんじゃないかと思っている。 二階堂に的確なアドバイスをくれる参謀が居れば・・・・・
タイトルもキャラもストーリーも少しはまともに成っただろうに ヘタウマみたいなもん、と言っちゃプロ作家のゲドさんには失礼だけど、ゲドさんの小説のゲドゲドしさはそういうもんなんだよなぁ。
ハリウッドザコシショウの誇張モノマネみたいに、大袈裟すぎたり不自然だったりするんだけど、そこがいい。 東尋坊マジックを半分くらいまで読んだんだが、「水乃はん」「〜でっせ」と喋る大阪府警の警部が出てきていよいよきつい。
しかも一人称が最初「わし」だったのが途中から「わい」になった。ゲドさんよ、もうちょっと会話の書き方は勉強した方がよくないか。 >>110
>一人称が最初「わし」だったのが途中から「わい」になった。
普通の本格ミステリだったら、双子入れ替わりトリックの伏線かと疑うが、
まあゲドさんなら単なる校正ミスだろうな……
だが、それがいい。 >>111
なんか既視感あったんだけど、昔ミス板に寄生していた書斎魔神ってクソコテが、名無しで自演して自分を擁護する時「わいは書斎はんのアンチによる自演を疑っとるさかいな」とかわざとらしいエセ関西弁で書き込んでいたんだよね。
ゲドさんの描く関西人、あれにそっくりなんだよw >408 398 2017/10/15(日) 22:38:11.47 ID:CMzUq40v
>あと、278ページに誤植がある。ミスキナ夫人の子供は全員女のはずなのに、「少年の首を切り取って」とある。増刷があれば直した方がいいな。
文庫版の幽霊マンモスを読んでみたら、この誤植はきちんと直されていたわ。飯城勇三も解説で言及していた。 >>113
けっこう豪快なミスだなw
カガミンの『双月城の惨劇』(カッパノベルス版)も、
主人公のベルトランが突然「ヴァンコラン」と表記されて、
これは一体どういう伏線なんだろうとおもってたら、単なる誤植だったという・・
(第一稿はヴァンコランだったが、デビュー作でパスティーシュは不味いとオリジナルな名前に変えたらしい) >>114
最初は男のはずで、書いている途中で女に設定を変えたけど、そこの整合性をとるのを忘れたらしい。
京極夏彦の某作でも、登場人物の名前が途中で変わっていて、叙述トリックと思いきや誤植ということがあったな。 二階堂蘭子シリーズは何から入るのがオススメでしょうか
1作目はかなり酷いと聞いたので2作目から読んだ方がハマる確率高い? 俺、『地獄の奇術師』好きなんだよなあ・・・(涙目w)
長編だと『吸血の家』か『悪霊の館』がいいかな
ただ、厚いしゲドさがクドイので、短編集『ユリ迷宮』『バラ迷宮』から入るのもアリだと思う ありがとう
吸血の家から読んでハマったら地獄の奇術師に戻ることにするよ アウスラは好きだったな内容は落ちくらいしか覚えてないけど ゲドさんの最高傑作ってギガンテスか増加博士じゃないの? 真面目に言うと、「ギガンテス」はミステリーとしては佳作、「増加博士」は駄作 デビュー30周年なんだし、
コモケン・つずみん・アシベ・青山蘭堂あたりが何か企画せんのか? >>124
今どうしてるんだろ、青山蘭堂。小貫風樹はもっと読んでみたかったな。 本格推理シリーズの常連でいまでも書いてる人ってどれくらいいるんだろう 叙述トリック物を毎回投稿していた園田修一郎とか元気かな。
トリックも文章もほんとうに素人だったけど、
あのアンソロジーの中の一篇だと、妙に光ってみえた。
「水島のりかの冒険」の真相とか、しょーもないけど何か許せた。 >>128
せっかく最終巻にもアマから唯一選ばれたのにな。
まぁそれも、ゲドさんが「載るのは誰か、いよいよ発表です!」みたいな煽り方をしながら表紙の画像をホームページに載せてて、発表前からバレバレというオチがついていたが。 >>127
子供向けミステリ書いてる人がいたような。
けっこうシリーズになってた気が。 >>126
小貫風樹は別のペンネームでメジャーデビューしているという噂があった。
ただ何年か前のミステリガイド本で小貫が紹介されてた記憶があるが、
そのことにまったく触れていなかったのでけっきょくあの3作のみっぽい。
>>129
そういうところがいかにも俺たちのゲド先生w 光文社文庫の「新本格推理」の編集長はやってたけど、
ゲドさんってなんでミステリの新人賞の選考委員やってないんだろ。
依頼がないのか、あったけど断っているのか。 ゲドさん程度だと選考委員をやれる格じゃないので
単純にオファーがないだけだと思われる >>133
そうか、格が足りないか・・
まあ他の選考委員と「本格とは」で揉めるかもしれんからやめといたほうが無難かな。 1回だけでいいからゲド先生だけが選考委員の新人賞を開催してほしい >>135
選評のタイトルが「ゲド選記」 (´・ω・`) >>135
俺ミスがもうちょっと続いていたら南雲堂でやれたかも知れないな。
流石にゲドさん単独ってわけにもいかないから選考委員長は島荘にしておいて実際の選考はゲドさんとこもけんでやるとかさ。 >>139
日本で一、二を争う受験者数を誇るマンモス私大やで。
お給料もマンモス給。 >>141の考え方の根底には、
「フェミ叩きの言動をすることによって、金が入ってくる」
「本当は、フェミ叩く気は全然無い、ただただ、金の為にフェミを叩いている」
という前提があるようだな。
「フェミを叩く」 → 「金が入ってくる」
この図式、金の動きが、冗談抜きで分らん。そんなことで、本当に金が動くのか? 金持ち喧嘩せずという言葉もあるから違う論理もあり得る
つーかなんの話だ コモケンの大学は知らんけど、某大手私大は入試終了後の3月に春ボーナスが出る。
その年の受験生の数にもよるが、教職員に還元ということらしい。
ちなみに50代教授で学部長とかの管理職をいくつか兼任してると、年収は1500万に迫る。 >>127
元々鮎川編集長が「誰でも短篇1本くらいはミステリを書けるネタがある」を
コンセプトに始めたから、あのシリーズはいろいろ突飛な短篇もあって面白かったな。
学生からリタイア老人まで、幅広く投稿してた記憶がある。
別の新人賞だけど、中学生デビューした水田美意子とか今何やってるんだろう。 >>145
水田さん、大学中退したという記事を読んだ記憶が 花の女子中学生も今や30か。
鮎川賞の神津も若すぎるデビューして続かなかったし、やはり十代デビューは・・・
と思ったが、乙一がいたか。 >>145
中学生か高校生のころにこのミスに近況を寄稿していたけど、
小説書いてたせいか成績が下がって、お母さんが激おこ!
みたいなほほえましいエッセイだったなあ。大学は行けたみたいだけど中退かぁ
親御さんからすると受賞なんかしないほうがよかったと思ってるかも 鮎川賞優秀賞の人、鮎川編集長時代の「本格推理」入選経験者だったんだ >>149
>鮎川哲也賞優秀賞の小松立人さん
宮古島の公務員みたいね。11巻のどの作品だろう。手元にないからわからん >小松立人 - 「キャンプでの出来事」(11)
ぐぐったらすぐ出てきたw
何となく見覚えのあるタイトルだな。 >>148
水田みいこ。
・指定校推薦で短大いったけど中退
・レジ打ちバイトか何か接客業してた
・20歳で結婚した
までは知ってる。このミスで近況報告してた。 殺人ピエロだっけ?
現役中学生だから受賞できたようなもので、正直出来はいまいちだった覚えがある。 >>153
そうそう。一番の売りは「中学生が書いたミステリ」だった。
確かに中学生にしては頑張ったと思うが、すまんけど自分は最後まで読めなかったわ。 >>154
というか、Wikipedia見て知ったけど、殺人ピエロの後全く鳴かず飛ばずかと思っていたが、実は2015年までちょいちょい短編とか発表していたんだね。長編も2作目を出していたとは知らなかった。
スレ違いだから水田の話題はこの辺でやめないとだが、鮎川編集長時代は蘇部健一が入選していたくらいで、寛容さがあったなぁ。
そう考えるとゲドさんの選考は良く言えば厳格、悪く言えば偏狭だったと思ってしまう。その厳格さにしても、特定の投稿者にだけ不自然に甘かったりしたし。 容疑者X本格論争の時に桜庭一樹の赤朽葉家の伝説を
素晴らしい本格だと褒めていたのは覚えてる 私の男にも本格の技法が使われているとか言っていたな。
赤朽葉が本格だという無理のある説?は流石に小森にも揺るがぬ本格観があるとは思えないと突っ込まれていたけど。 ゲドさんの場合、「わたしが「本格」と認めたら、それは本格」という定義だから、
揺らいではいないような。 それはそうだね。
X論争の時もいろいろ言ってはいたが、結局突き詰めれば「俺が本格だと認めたくないからXは本格じゃない」が本音としか思えなかった。 あれで先生はサイトの掲示板が荒れて撤去しちゃったんだよね
元々香ばしい人が書き込みしてたけど
夏帆ファンのやたら先生に自作読ませたがる厨房とかね 笠井センセイも容疑者xは本格としては初心者向けと言ってたんだっけ
懐かしいね その笠井をして「(ゲドさんより)巽昌章の見解の方が説得力がある」と言わしめてしまったという… >>161
笠井に対しても、お前が傑作と評してるハサミ男だって真相は解りやすいじゃん(意訳)と
巽は反論しててその通りだなと思った記憶が 京大推理研伝説の人だけあって、誰も巽にまともに反論できていなかったな、意見が巽と異なった人は。 飯城勇三『密室ミステリガイド』で『巨大幽霊マンモス事件』を取り上げているそうだ
ゲド先生の密室ものでこれを選んだのか・・・ >>165
最初からノベルス版だか文庫版の解説に、飯塚氏が寄稿してなかったっけ? >>167
ありがとう。マンモスはそれなりに面白かった記憶があるが、
あれって密室物だったのか。そこは覚えていない。 >>135
折原一みたいに、SNSで「2022年度・折原一賞」みたいに発表して、
独断と偏見と完全個人的嗜好で選んで発表してほしい。 >>165
ゲドさんは自称密室殺人のオーソリティなんだし、悪霊の館とかでもよかった気がするけどな、取り上げるの。 日誌で『密室ミステリガイド』を紹介しているけど、自作が取り上げられていることには触れないんだね まさかのマンモスでそっちじゃねえんだよと思ってそう >>165
でも、あの分厚い人狼城とか悪霊の館をもう一回読んでレビュー書く気には、
自分だったらとてもなれないな。 珍しく宣伝してる
SFの解説もいいけどミステリーの解説してほしいな(誰か依頼してくれ〜) ……うかつに依頼すると指定枚数の倍くらい書いてくるから……(´・ω・`) 俺ミスで協力してくれたとはいえ、
さすがにシマソウの「ローズマリー」を、べた褒めするのはアカンやろ
駄作とまではいわんが、明らかに出来が悪いのに
(´・ω・‘) >>176
今見たが、
>スケールの大きな事件
>美しい謎
>不可解な出来事
>秀逸な手掛かり
とは言ってるが、
>驚天動地の大トリック
>誰もが予想しえぬアクロバティックな結末
とは言ってないのでセーフ、とか >>177
おお、言われてみればミステリの基本、
「地の文章でウソはつかない(、ただしホントのことが全て書いてあるわけではない)」)
を実践してるのかw >>176
「半分ほど読んだ」時点での感想だから……
最後まで読んでどう思ったかは書いていないのがミソw >>179
島田御大に気を遣いつつ嘘は書かない、意外と知能犯なゲドさんw >>129
部屋の片づけしてたら、その『新・本格推理 不可能犯罪の饗宴』(2009)が出てきた。
寄稿してるのは、園田修一郎以外はプロ作家で、
石持浅海・加賀美雅之(故人)・鏑木蓮(故人)・東川篤哉・三津田信三・光原百合(故人)。
6人中3人が、若くして亡くなってるんだな。 諸行無常の響きがあるの
ゲドさんはマイペースで長生きしそうな感じではあるが そういやゲドさんって作家になる前は運輸省の外郭団体勤務だったんだな。兼業作家でやることは考えなかったんだろうか。 >>185
本格ミステリ・ワールド・スペシャルか。
小島正樹とかが主力のイメージ。
もう10年くらい前から断続的に公刊されてるけど、これといったヒット作が思いつかない。 >>186
まぁ、本格ミステリでヒット作、というのはハードルが高いわけだけど(それこそゲドさん因縁の容疑者Xなんかは数少ない例外)、ヒット作を出せるような執筆陣じゃないというのがそもそもね。
もちろん、ヒットしなくても傑作というものはあるし、そういう書き手にチャンスが与えられるのも大事だとは思うけど。
ただ、校正ミスだらけの南雲堂じゃ、ちょっとね。 >>187
直木賞の「容疑者X」とまでは行かなくても、せめて「本格ミステリベスト10」で、
10位以内にランクインするような作品を出せればなあと思う。
(ざっとタイトル眺めただけで調べてないが、もしランキングに引っかかっていたらごめん)
もちろん年間ランキングに入らなくても良作はたくさんあるけどね。 本格ミステリ・ワールド・スペシャルでは門前典之だけ買ってる(「本ミス」ベスト10に入っている)
霞の紅門シリーズは好きなので買おう というか、霞流一でさえ、と言ったら失礼だが、ビッグネームなんだよな、本格ミステリーワールドスペシャルの執筆陣の中では。正直、島荘の弟子筋に書く機会を与えるために作ったレーベルなんじゃ…と思わないでもない。
門前も鮎川賞の入選作の評価から幻の作家扱いされていたのが、コンスタントに書くようになったらあんまりパッとしない印象。
「浮遊封館」が期待はずれで、自分はそこで読むのをやめちゃったので、門前ファンの人はパッとしないと言ったら怒るかも知れないが。 >>189
ああ、ごめん、門前氏のはランクインしてたのね。
>>190
門前氏の『建築屍材』のあのトリック、いい意味でバカらしくて好き。 本格ミステリ・ワールド・スペシャルはゲテモノめいたところが好き
島田御大とゲドさんのセンスがいい意味で合体している カガミンが健在だったら本格ミステリ・ワールド・スペシャルに書いてたんだろうね… ゲド先生の講演会の題目が「本格ミステリーとは何か」でwktk
行けないのが残念だぜ…… >>194
長野の市民講座でお話しするのね。
地元の年配の人たちなら、乱歩とか手塚治虫とかと相性良さそう。
ていうか、ゲドさんも数日後には64歳か。 講演のときは開口一番
ゲドババァ!
と言ってほしい ゲドババァ
負けるな一茶
これにあり
小林一茶の生誕地の近いとこにゲドさん住んでるんだよな 最近読み始めた
人には勧めにくいけど、好きな物だけを徹底的に詰め込む作風がいい! この先生の作品京極夏彦までは行かなくとも8割型分厚いな >>202
ミステリ好きだっていう大学の女先輩と初めてお茶した時、
向こうから「サラ・パレツキーが好き」と言われた。
「おれは二階堂黎人が好きです」とは言い出せなかった00年代……嗚呼。
ごめん、ゲドさん。 つずみ綾とか、大好物なんじゃないの?
ゲド先生の本格ミステリなら「蝶番が回るとか、どうでもいいんだよ!」だし。 >>209
本格ミステリ作家クラブの名簿には載ってるから、
まだこの業界と繋がってはいるんじゃない?
けっこうな婆さんになってるのかな
篠田真由美先生みたいに つずみん、今もなんか文筆業してるの?
(評論活動とはあえて言わない) >>210
藤岡真なんかも名簿には載ってるからなあ…… >>215
その人は脱会したのに名簿に載ってるってこと? いや、脱会はしてないと思う
「紙魚の手帖」に本格ミステリ大賞のアンケート載せてたから
つずみんと同じく、何にも活動してなさそうだって意味 >>217
ありがとう。
大昔に『六色金神殺人事件』読んだ記憶があるな。
いまウィキみたら、ちょっとツイッターで炎上しちゃったみたいだが。 つずみんって今何も活動していないのね。
まあ、俺ミスの記事読む限り書評とか向いていなさそうだったから、
本人のためにもその方がいいかもね。 『マンアライヴ』でケチのついたペンネームを捨てて、
別名義で活動してるとか? 意外とスレ進行早いあたり、なんだかんだで愛されてるんだな…って思ったけど
全然違う作家の話題で盛り上がってた だってゲドさん単体での新作が出ないもの。
合作やアンソロージ編んだりはしてるけど。
ゲドさんの単行本って「アイアン・レディ」が一番新しいんだっけ? 関連サイトのリンクはないが>>2-5のテンプレは充実してるというゲドババァ感 論創海外ミステリお気に入り作品リストにウッドハウスが入っていてびっくりした ゲドさんって作家で食っていけるくらいは稼いでるの? 新本格バブルの時はそこそこ売れてたみたいだし
人狼城あたりで結構稼いだのかもしれない 久々に4部作くらいの大長編が読みたいなあ
というか世界最長のミステリーを更新して筆を置いてほしい >>229
多少潤ったにせよ、さすがにもう人狼城の貯金は使い果たしただろう・・
犬の多頭飼いもけっこうお金かかるだろうし。 >>189辺りで話題に出ていた霞流一の「エフェクトラ」読んでみたが、なんかモヤモヤ感が残っていまいちだった…
(メ欄1)に(メ欄2)なんかつけないんじゃないかな、普通は。外から覗かれたら一発でバレるのに。
スレ違いでスマソ。 >>228
たぶん「このミス」か何かの記事だと思ったが、
去年出た合作の『呪縛伝説殺人事件』、某大型書店の年間ランキングで、
ベスト10入りしてたよ。1位が『同志少女よ、敵を撃て』だったかな。
まあ、合作だから印税も折半だろうけど。 >>234
ゲドさんはそこら辺は50/50にしてそうな気がする。
岡嶋二人とか確か半々だと思ったけど、エッセイ集読む限り井上夢人の方が大変そうだったなあ。
まあ、徳さんにも言い分があるんだろうけど。 印税は折版だけど、書くのはほとんど相手に丸投げかもよ
愛川晶と合作したとき、そうだったらしい トリックとか伏線・ストーリーを考える役割と、
それに沿って事件やキャラの実際の描写をする役割、
どっちが大変かは人によるんだろうね。 エラリー・クイーンもアイデアはダネイで書くのはリーだったっていうからな
完全に分離したほうが能率的なんだろうな >>233
合作にしてもあの価格帯の本がベスト10入りって凄くね?調べたら週間ランキング1位とか出てくるし… >>239
やっぱり因習ドロドロな横溝的世界観の好きな読者が一定数いるってことかもね
でもまあ、売上ランキングはともかく、このミスとかのランキングにはゴニョゴニョ ミステリ界隈のランキング作ってるやつがHONKAKUを理解してないだけなんだよね 俺ミス(本格理解派の巣窟)がまだあったらねえ・・・
もっとも俺ミスはランキング否定の雑誌だったけど 新刊が読みたい。
そろそろゲド麻薬が切れてきた・・ 鵺の碑も発売するし、双子館の連載も始まった
新本格ミステリブームが再燃してきてるような気がするのは気のせいだろうか
ゲド先生も乗り遅れるな!このビッグウェーブに! >>245
戯絵夢島とか銀魔卿とか、いま執筆中じゃなかったっけ?
この中2臭いタイトルセンスがたまらなく好き 「ククク……銀魔卿は我ら"煉獄の四魔卿"の中でも最弱……」
「あのような者のトリックを見破って悦に入るなど、二階堂蘭子も存外の小物よ」
ああ、夏休みに童心にかえって読みたかった! ゲドさんて「パタリロ!」文庫版の解説も書いてるんだな。
意外とああいうの好きそうだけど、どういうところを褒めるのか気になる。 >>250
ゲドさんはわりと典型的ないわゆる自虐史観の人という印象。
別に自虐史観だから悪いと言いたいわけじゃなくて、世間でそう呼ばれる史観だから便宜的に書いているだけだが。 映画見て「アメリカ人は本当に戦争が好きなんですね」とか言ったり
双面獣で日本軍の生体実験を出したりしてる
小説の作風は本格ミステリ保守派そのものなんだが 生体実験って海と毒薬の題材になった九州大学の?それはいくつも証言証拠が残ってるのだから事実でしょ
生体実験とか否定して旧日本軍の行いを肯定してるのは、一部のネトウヨかネトウヨ相手にビジネスやってる右翼系言論人だけじゃね
作家とか知識人は自虐史観(という表現が正しいかどうかはともかく)に依ってエスタブリッシュメントを批判してる人達が多い印象
館シリーズの鹿谷門実も何かにつけて政治家批判してるし、読む人が読んだらそれだけで拒絶反応起こしそうだw 御大の島田荘司もリベラルだしね
ただ島田御大は選挙でトランプに投票したと言ってTwitterで大炎上してたが 恒星日誌でラジオ体操が軍国的だから嫌いとか書いていたこともなかったっけ。 >>249
作者の魔夜峰央は、若手のころ、
大御所になった手塚先生と握手したことのある稀有な漫画家やで
(大御所すぎて漫画家は恐れ入って誰も近づかない) ゲド先生、芳林堂書店高田馬場店の一万円選書フェアに参加してるんだね ゲド先生
今日は京極夏彦先生の新刊の発売日です
綾辻行人先生も双子館を連載開始しています
ぜひゲド先生も我らの前に新刊を叩きつけてください >>259
ゲドさんも蘭子ものとサトルものを執筆中のはず。刮目して待て! あれ、今スレ見ていたら銀魔卿と書いてあるけど、白魔王の不思議から変更したのかな?
鬼蟻村マジックは、最初予告していた鬼鏡郷マジックの方がよかった気がする。 「ジャーロ」にインタビュー(新・本格推理シリーズに関するもの)掲載されてるんだね スレの進行度みてても他の作家は数カ月書き込みがないなんてザラだが
ゲド先生はなんだかんだ愛されてるんだなと感じる
結局最後に残るのは一過性のファンもアンチでもなく清濁併せ吞んだファンチだな なんか定期的に書き込みたくなるんだよね、ゲドさんのスレ。
昔のネタの蒸し返しと言われればそれまでなんだけど、X論争のこととか俺ミスのことを懐古するのも楽しかったりする。 平成以降のミステリは十角館の悪しき影響を受け
安易に叙述トリックを多用してる
たしかに叙述トリックは小説ならではトリックだが
元々アンフェアな逃げだし誰でも書けるんじゃないか
馬鹿みたいに正統派に拘る禿は最後の本格派の砦 天地がひっくり返るような痛快な叙述ならいいけど、だから何?っていうしょっぼい奴も多いからな
比較的好評な殺戮に至る病もハサミ男も、ほーん…で?って感じだった >>265
とはいえゲドさんも叙述っぽいことは自作で結構やるからなぁ、幽霊マンモスとか。
何より、叙述はダメだ、こういうのはダメだと言うわりに本人の実作があまり伴っていないのがな。
本人的には容疑者Xに対抗するつもりで智天使を書いたけど、正直全然対抗できていなかったというか。
もともと、犯人バレバレなのに無能ワトソンと無能警察のお陰で「蘭子、こんな狡智に長けた悪魔的な完全犯罪を見破るなんて、君は天才だ!」とやっている作風でもあるし。 魔術王が容疑者Xと争ったんだったかな?
魔術王は好きなんだよな
今どきあんなコテコテの乱歩オマージュはなかなか読めないよ ラビリンス・サーガは『魔術王』までは良いんだよな
『双面獣』『覇王の死』は・・・・・・な出来だけど >>269
『双面獣』は二階堂版『怪獣男爵』を書こうとして失敗したような気がする。
『覇王の死』に関してはノーコメントで・・・・・・ >>264
ゲドさんだけじゃなく、つずみんとかコモリンとか、脇役も充実してるしね。
カガミンの早すぎる死は惜しまれる。 去年出たカガミンの未収録作品集のAmazonレビューが凄い
ゲド先生が書いたのか?と思ってしまったw >>272
ほぼアマチュアみたいな人なのかも知れないけど、俺ミス寄稿者の中にも本格理解者派系をやたらと褒め称える執筆者はいたからね、そういう人が書いたのかも。
自分も読んだけど、正直「この人物は実は歴史上の人物の誰々でした!」っていうのがやりたいだけで、その歴史に興味ない人はふーん、で?としかならないだろうし、何よりオリジナリティがないなと思わざるを得なかった。 >>274
あの趣向は山風の明治物のオマージュだけど力量の差が如実に現れてたよね >この人物は実は歴史上の人物の誰々でした!
カーのオマージュかな? >>156 >>157
ゲドさんがどういう論調で『赤朽葉家の伝説』を本格だと主張したのか知らないが、
たぶん「空飛ぶ隻眼男」の謎や、某書置きの真相のことを指してるんだろうけど、
あれはあくまで要素の一つであって、あの物語全体を本格ミステリとするのは無理があるなあ。
もしかして「山陰の旧家」「女系一族」とか「漂泊の山の民」とか、そういう舞台装置も含めて、
ゲドさんの本格定義には合致してるのかもしれんけど。 >>277
そんなに深くは考えていなくて人気が出た桜庭を自分の陣営に引き込みたかっただけじゃないかね。 >>278
なんとなくその程度のことのような気がしてきたw 俺ミス立ち上げも思いの外X騒動が尾を引いて不参加の作家も多かったからかも知れないが、桜庭に限らずせっせと若手を褒め称えて俺ミスにも寄稿させようって感じの動きをしていた印象。
そういう党派性をシマソウは批判していたんじゃなかったの?という気がしたけど。 ミステリ小説業界で、ゲドさんの本が好きっていう同業者、
加賀美雅之以外に知らないんだけど誰かいる? 一般書評価?だとtaipeimonochromeってブログが皮肉交じりに褒めてたけど
プロ作家ではスキー仲間の笠井潔くらいしか知らないなあ >>282
台北は褒めてないでしょ…
むしろ、俺ミスやつずみ綾を酷評した千街晶之の方が、まだ人狼城については評価していた。
ちなみに台北ブログのミスをあげつらうために自演?をコメント欄でやらかして返り討ちにあったのが加賀美。 あったあった
IPアドレスが近所でネカフェで自演説だったっけw >>283
マンモス絶賛してたぞ
作品自体は嫌いではないって人多いと思うんだよなあ >>285
ああそうなのか、最近見ていなかったもんでそれは知らなかった。
マンモスは確かにゲドさん復調の兆しがあったよな。双面獣なんかは途中で駄目だこれ、もう読み進められない、となったけどマンモスは一気読みできた。
評論がどうとか本格理解者がどうとか変なこと言わなきゃ、マニア受けする古典本格の貴重な書き手なんだがな。後は会話のぎこちなさだけでもどうにかしてくれれば… >>282
笠井って、複雑なミステリじゃなくて、
ゲドさんみたいな単純明快ミステリが意外と好きよね >>287
麻耶雄嵩の鴉を読んでオチがわからなかったとか言われていたような>笠井
東野も容疑者Xを「難易度の低い本格」とか言われたくなかったんじゃないか。 『鴉』ってそこまでわかりにくい真相だっけ?
切れ味よく、スパッと驚かせてもらった記憶があるが 新・本格推理の選評で、「色盲に劣等感を抱いた犯人が殺人を犯す」という落選作に対して、色盲=劣等感という感覚は適切でないと苦言を呈する時に『鴉』も引き合いに出していたな。
色盲ではなく色覚特性というべき、麻耶雄嵩氏の『鴉』は色覚特性という言葉すら使わず、それでいてトリックに生かしている、という良い文脈で。
ネタバレといえばネタバレだが、いつもはもっと豪快にネタバレするゲドさんにしては抑制的だなと思った。 そのうち「身体多様性」「精神多様性」「性多様性」「性嗜好多様性」「披加虐多様性」とか言うようになるんだろうな >>291
ミステリにおける「赤緑色盲」に関しては間違った理解での
使用が多かったからね・・・・・・(『鴉』も実際には有り得ないトリックらしい)
『奇跡島』では登場人物のセリフとして「誤った赤緑色盲に対する理解に起因した差別」
について長々と語っていたし、
直接だったか引用文献としてだったかは忘れたが<メール欄>も
批判の対象にするほど二階堂センセは関心があるらしい。 逆に見える···× 見分けがつかない···○
父親から男子に遺伝···×
とかいろいろね 逆に見えるなら全く問題ないっていうか、それが逆なのかどうか
なんて判断出来ないよな。 我々が認識しているのとは逆の名前でその色を呼んでいる
という誤りね ゲドさん恒星日誌で「10中、8、9」と書いているけどどう考えてもそこは算用数字じゃないと思うんだよな。
西村京太郎なら十中、八、九、とやるかも知れないけど。 >>298
まあ、日誌は横書きだから……と思ってサイトみたが確かに違和感あるな。
「赤穂47士」「2階堂」とかはさすがに漢字にするだろうけど。 あと自虐史観で左っぽいわりに女流作家に毒殺が似合うとか書いてんのも違和感。
まぁゲドさんは右とか左とか以前に、女性は〜ですわ、おほほほほ…と喋る時代の世界観で生きているんだろうからいいか。 女流作家には毒殺が似合うってどの作品のだれのセリフか分からんが
作品の内容が即ち作者の思想ではないからね
まあむさ苦しい男よりかは知的な女流作家の方が絵的に映えるっていうのは分かる 思いっきり作者の思想やったんかw
毒殺トリックってたいていすぐに忘れちゃうんだけど、
東野圭吾のアレはものすごく記憶に残ってる。 ゲドさんの思想っつーか元ネタがあったと思う
クリスティに関するものだったかな 恒星日誌を読んでゲド先生が森村誠一ファンでもあったことを思い出した >>303
>東野圭吾のアレ
湯川もののアレだね
俺もアレはまだこんなトリックが残ってたのかとビックリした
スレチの話題すまんが
むしろあれはゲドさんが考えそうなトリックだと思った 思いついたとしてもゲドさんの小説技術(おもに人物描写)で、
あのトリックを用いた小説を違和感なく実現できるかは……うーんw 毒殺いうんは最初の場面でわかってるんだから
タイトル明かしてもネタバレにはならんと思うが
『聖女の救済』やろ?
ゲドさんは狂人の描写はうまいからw
「ケッケッケッケッ、いいことを思いついたぞ」みたいな感じで
ああいうムチャクチャトリックはけっこう違和感ないんじゃない? >>305
森村誠一ってむしろゲドさんが嫌ってそうな作風なのに、
ファンだったのか。ちょっとというかかなり意外。 松本清張の『砂の器』もそうだけど、
初期の森村誠一もアホっぽい本格ミステリ的なトリックを使ってた記憶。 ゲド先生、『ブランディングズ城の救世主』の解説を書いたんだな >>294
奇跡島は昔読んだはずなんだけど、トリックとか以前に登場人物の会話が読むに堪えなかった覚えしかなくて、赤緑色盲が作中に出てくることすら忘れていたわ。
後に二階堂スレで、〜マジックはまだ読める、〜の不思議はもれなく壁本という書き込みを見て膝を打った。 このミスの隠し玉コーナーに、
川島芳子生存説をからめた『野尻湖マジック』の構想があるらしいが、
ちょっと楽しみ。 新書コーナーで人狼城フルセット440円ユリバラ各110円@ブックオフ
見た瞬間ついつい昂って即買いしたわ
20年ぶりに書棚に帰ってきたけど読むとは言っていない >>314
サトル社会人編の新作は楽しみだな
執筆中だというの学生編は・・・ゴホゴホ ゲド先生に限らずミステリ作家に多いけど
本シリーズ(蘭子モノ)を放置してサブシリーズ(サトルモノ)ばかり書くのあるあるだよね
京極なんて本シリーズの京極堂を17年出さなかったよ・・・ まあ、このミスだか本ミスのインタビュー記事によると、
京極は、出版社から来た注文を順番にこなしていったらそうなったということらしけど。
ゲドさんはそこまで売れっ子でもないだうけど、
このご時世に注文が途切れていないみっぽいのは、正直すごい。 蘭子シリーズばかり書いてたら「ゲドババァァ!」は生まれなかったんだから、いろいろ書いてほしいよ
とはいえ『巨大幽霊マンモス』から6年経ったし、そろそろ王道ゲド小説を読みたいとも思う 覇王の死って評判悪いの?
ラビリンスサーがと蘭子本線のクロスオーバー最新作・最終作ということで俺は結構楽しめたんだが >>318
あれ、嘘とは言わないけどまともに受け取るべき発言じゃない
出すまでトラブルもあって、試行錯誤も重ねて何度も書き直しをしてるんだし
それなのに「三ヵ月で書いた」とか言い張ってんだから
最近の京極は何か実際と懸け離れた適当な発言が多いんだよな
だからもう高田純次みたいなもんだと思うことにしてる 『手塚治虫単行本図鑑』を出版社が引き受けてくれないなら自費出版で出す、
そのため東京の自宅を売り払ったーーーてすごいな。
まあ、管理とかたいへんだから自費出版のためだけじゃないんだろうけど。 >>320
好みは十人十色ですから楽しめたのなら何よりです
尼での新書版の評価はボロカス書かれていますね >>320
人狼城の完結編みたいな内容の割にショボい ゲドさんの人狼城は、あの千街氏からもお墨付きをもらった、
本格ミステリ史上に残る大作だから、ほかがショボく見えても仕方がない、
というのを割り引いても、『覇王の死』の出来はあまりよくなかった記憶がある。 >>323
レビュー見に行ったけど面白かったわ
文庫版も上下合わせたら同じような点数だわ
下巻のレビュー(1)クソ笑った 『覇王の死』新書版レビューでパロディ書いてる人、天才かよw >>319
ゲドババァ!は「宇宙捜査艦ギガンテス」と「聖域の殺戮」の2作どまりの言わば余技で、本シリーズは蘭子ものなのにゲドさんといえばゲドババァ物みたいな代名詞扱いになったのは皮肉だなw
それだけゲドババァ!ガルルゥ!グァドババァァァ!のインパクトが強かったということだろうけど。
というか、このスレでも二階堂さんとか二階堂先生と呼ぶ人ほぼいなくて、大半ゲドさんと呼んでるのもw >>327
その人が文庫本唯一のレビュワー
思わず他のレビューも見に行ったけど刊行されたばかりの本格ミステリエターナルでは真面目だった >>328
>ゲドババァ!ガルルゥ!グァドババァァァ!
本読んでないから「ゲドババァ」しか知らんかったけど、フル・フレーズだとそうなのか。
もし「グァドババァァァ!」が先に出てきてたら、ここまで浸透しなかっただろうな。
「グァド先生」は打ち込みづらい。 >>330
厳密にはフルフレーズじゃなくて、別々に出てくるんだけどね。ゲドババァとグァドババァァァは一つのセリフの中で出てきた覚えがあるけど。
サイン、コサイン、タンジェントみたいなもんで、三つ並べると意外と語呂がいいんだよな。
変なオノマトペを生み出す才能は結構あると思う、ゲドさん。 いっそのこと二階堂蘭子が近未来でギガンテスに搭乗して銀河系で起こる事件を解決するスピンオフとか書いたらいいんじゃないかと思う。
半獣半人のサイボーグ捜査官に改造されて、蘭子「ゲドババァ!ガルルゥ!グァドババァァァ!」とか。 孤島の館に招待された人達
二階堂黎人、二階堂蘭子、水乃紗杜瑠、渋柿信介、増加博士、桐山真紀子、嶋山佳織
やがて殺人が起こる、犯人はこの中に? ガギグゲゴをネーミングに多用するって、ウルトラマンの怪獣みたい。
子ども受けがいいらしいが。 聖域の殺戮の宇宙船の名前が「ヅゲバドギ号」だったっけ
適当すぎる >>335
ジゲバドギね。
出てくるのもザルルン星人とかそんな感じだったと思う。 うちの4歳児がおもちゃ片手に「ギヤシャガーン!」「グォロゴゴーン」とか、
擬音を叫びながら遊んでるのと似てるなー ギガンテス、いっそのこと読んでみようと思って都内の図書館どこか置いていないかと探したら、23区は全滅で調布市と日野市と瑞穂町の図書館にしかないらしい…
「ゲドさん」という今やすっかり定着した愛称の由来になった歴史的名作なのになぁ。 サイン会で会ったら「ゲド先生!」と呼び掛けてしまいそうで怖い >>339
「レイト先生」と言おうとして噛んじゃったことにすれば大丈夫だろ、知らんけど。 年末年始、『人狼城』を25年ぶりに読み返そうと思ったが、
あの分量を目にするととてもじゃないが気力が湧かない…… あの分量の一気読みはキツイから、一年かけて読むのはどうだろうか >一年かけて読む
(´・ω・‘) 1年も苦行が続くのはヤダ 「奇跡島の不思議」を読み返すよりは、人狼城4冊の方がまだ読めるんじゃないか。
奇跡島はトリックがどうこうという以前に、事件が起きるまですらも読むのがしんどかった覚えが。
…なんてことを思い出しながら奇跡島の不思議を検索したら、ゲドさんのホームページには奇跡島の不思議のボツ案が載っているんだな。
ついつい途中まで読んじゃったが、「シオン君」が「ねぇ、ねぇ、加々美さん!」とか言い出したところでやめた。
まさか、加賀美雅之の加賀美って、奇跡島の不思議の加々美光一由来だったのか? そういえばカガミンは最初、田辺ナントカという名前で、
長谷川ナントカ(だっけ?)という女性とコンビで短篇書いてた記憶が。 >>346
「新・本格推理」に載った2作はそうだね。2作ともカガミンが亡くなった後に出た短編集に収録されていたはず。
例のごとく「この人物は実は歴史上の誰々でした!」というのを除いたらトリックがショボかった印象しかないが。 昔永谷園の「そばめしふりかけ」というふりかけのCMに爆笑問題が出ていて、「♫そばめしふりかけ、そばめしふりかけ」「そばばばーん(太田)」と歌っていたんだけど、そばばばーんの部分をゲドババァ!に変えるとなんかしっくりくる。
田中が「なんなんだよ、そばばばーんって!」とツッコミ入れてんのも、そのまま「なんなんだよ、ゲドババァって!」というゲドさんへの読者からのツッコミに早変わり。 「ゲドババア! 」の初出からもう20年以上たつのか。
人間なら、生れ落ちて義務教育修了して大学卒業して、
社会人になるまでの時間が経過したんだな。
そりゃおれも老いるわ…… 人狼城の恐怖、絶版の文庫もAmazonではかなり値段が高騰しているし、復刊してくれないかなぁ。需要はあると思うんだけど。 今の物価であのページ数だと1冊1200円は超える
手を出したい人はいるだろうけど5000円よ それでも、デビュー30周年を記念して講談社で復刊してほしかったな。
悪霊の館は論創社から出たわけだし、講談社でもなんかあってよかったと思うんだが。 『人狼城』のトリックというか真相は、一行で説明できて、
そのインパクトが強くて記憶に刻まれる。
なので、「忘れたから読み直してみるか」にはなかなかならない。
読み進めるのに苦労するタイプの文章だし。(個人の意見です) こんな時こそ南雲堂がやればいいのに。
どうせ誤字脱字だらけでも読者は慣れっこなんだからさ。
「斜屋敷の犯罪」みたいに、「人浪城の恐怖」とかやりかねないけど。 >>351
今そんなことになってるんだ
ノベルス版で読んでたけど念のため文庫も買っておいて良かった
全巻200円程で揃えた と思ったけどヤフオクで全巻セット2000円くらいでほぼほぼ定価やん
ゲド先生が亡くなるとかしない限り復刊はないだろうから欲しい人は今のうちに買っとけ 電子書籍が出てるから、モノに拘らないのならそっちでいいのでは >人狼城 ゲドさん畢生の大作にして世界最長ミステリー巨編の人狼城、中古でついにゲットした。
こんな記念碑的作品を絶版にするなんて、講談社というのは本格無理解者の集まりに相違ないわ、ゲドババァ! >>360
ありガルルゥ!グアォドババァァァ!!!(改めて思うがすごいオノマトペだ) >>358
自分は電子書籍には寛容な方だけど
やっぱりミステリは紙の本の方が雰囲気があって好き
どうしても手に入らない貴重書や文庫化されてない物なら電子書籍もアリだと思うけど 食顔鬼って短編が好きだった
バラ迷宮収録だっけ
当時の短編はどれも雰囲気があったよロシア館なんか代表作にしてもいいと思うし > 彼らはよく、社会に貢献したいと口にする。
> なんでも社会悪のネトウヨを自殺に追い込むことが、社会に貢献することなんだそうで。
> イジメや嫌がらせで社会に貢献できる教師や警官になるために、あえて帰化したんであって、祖国同胞を裏切ったわけではなく、心は●●人なんだそうだ。
>
> 昔は帰化すると裏切り者と呼ばれたりしたが、祖国に国籍を残したまま帰化する方法が確立された現在では、社会に貢献するためにむしろ帰化することが推奨されている。
> 拳銃所持で前科のある生粋の反日家ですら、今では普通に帰化している。
>
> ●●学会などはネトウヨ認定した日本人を盗撮して、痴漢の写真だと言ってばらまいている。
> それらの写真は、集団ストーカーに使用される。
> 彼らは集団ストーカーを、[地域で子供を守る安心安全パトロール]と称している。 >>363
短編のロシア館の謎はかなりの良作だし、一方で世界最長のミステリー長編も物しているし、俺たちのゲドさんは短距離も長距離もいけるミステリー界のトップアスリートだな。 >>365
ゲド先生、速いのはいいけど、そっちの道はコースから外れてます! >>366
な、なんだって!そ、それは本当かね、蘭子君! プロ野球の人的補償のプロテクト・リストじゃないけど、
「現役の日本のミステリ作家28人だけを、未来のミステリ界のために保護する」
というお題で、果たしてゲドさんは無事プロテクトされるだろうか? 「ゲド枠」なんてものがあったら二階堂黎人一択だが、
「脂ギトギト濃厚本格」だと三津田信三とかが優先されそう。 ゲドさんにはゲドゲド古典本格の牙城を守るべく今後もゲドゲドしいミステリーを書き続けてもらいたい。 ゲドさん「新本格に謎の雨が降るぞ!ルェェベルが違うんだよ!」 本格に保守的なコッテリな濃厚作家といえば加賀美さんが良かったんだけどね
それはそうとゲド先生、綾辻も新作に着手してますし京極もついに鵺出したんでそろそろ蘭子シリーズ出して下さいよ 『戯絵夢島(げえむ島)の殺人』だかいう、
蘭子シリーズの孤島もの書いてるんじゃなかったっけ?
と思ったが、年末に出た「このミス」の隠し玉に言及がないな。 小説・漫画など原作物のドラマ・映画化について議論が沸騰中だが、
そういやゲドさんの小説で何かあったっけ。
蘭子シリーズとか、名探偵/怪人対決物で声がかかってもよさそうなもんだが。
単発のラジオドラマみたいなやつもないよね。
個人的には最新音声技術を駆使した「ゲドババァ!!」を聴いてみたい。 蘭子の短編とボクちゃん探偵は漫画化されてるけど、実写化・ラジオドラマ化はないね 麻耶雄嵩の貴族探偵や、若竹七海の葉村晶シリーズがドラマになったことを考えれば、ゲドさんの小説がドラマになっても不思議はないな。可能性は低そうだけど。 >>378
一応漫画化されてるのもあるのか、ありがとう。
人狼城とか、あの真相を映像で見せてくれたら、「おおっ」と思うかも。
でも蘭子役が思い浮かばんな。 >>380
「別に…」の騒動の時、蘭子役は沢尻エリカに頼みたいと恒星日誌に書いていたな、ゲドさん。 恒星日誌で長野の気候についてつぶやくゲドさん、何とも優雅だな。
そういやこのスレ、テンプレは豪華すぎるくらいなのに公式サイトのリンクもないので、貼っておく。次スレからはテンプレに入れません?
二階堂黎人の黒犬黒猫館
http://nikaidou.a.la9.jp/ 眼球振盪か。日常生活でも不便なことが多いだろうな。作家なんて執筆するにも目を酷使するだろうし、あんまり無理しないでほしいね。ゲドゲドしいミステリーはもっと読みたいけど、ゲドさんが書けなくなったら元も子もないんだから。
ただ誤字脱字の多さを、だから仕方ないんだ、というのはちょっと違う気がしないでもないが。 人狼の登場人物及び非登場人物にあるパウルレームって誰? >>385
人狼城の恐怖を4冊すべて読めばわかるさ、ゲドババア! 古い「本格ミステリベスト10」読み返してたら、
ゲドさんの『智天使の不思議』が評価されてたけど、そんないい出来だったっけ? >>388
そうだっけ。本ミス大賞で『容疑者X』が受賞した年に、
『魔術王』が候補作にすら漏れて愚痴ってた記憶があるが、
リベンジ作は「不思議シリーズ」だったのね。 ゲドさんには申し訳ないけど、結果的に東野との力量の差をわざわざ露呈しただけだったような>智天使 >>387
悪くはなかったけど、トリックの肝が「昔から有名な豆知識」だったのが気になった。
あとは地元が舞台になっていたので少し嬉しかったり・・・・・・ 不思議シリーズって、あまり人に勧められる作品がないんだよな。
まあ、ゲドさんの小説自体、他人に勧めにくいが。
(人狼城も、読んでほしいけどあのボリュームは勧めにくい) >>391
過去スレで、検見川の地理を勘違いしたんじゃないか的なツッコミを見た気がする。詳しくはよく覚えていないんだが。
>>392
「ロシア館の謎」なら勧めやすいぞ。 智天使、ちょうど近所の図書館にあったから借りてきて読み始めた。だいぶ昔に一度読んだはずなんだけど、まるで覚えてないや。読み終わったら感想書きに来ます。 >>393
場所が「東京大学検見川総合運動場」で、最寄り駅が「国鉄(当時)新検見川駅」だけど
実際の住所は「花園町」および「南花園」という書き込みをした覚えがあります・・・・・・ 智天使、読み終わったのでネタバレにならない範囲で感想を。
いつものことだが会話文が…
会話の折々で絶叫しすぎだし、どうもゲドさんは「ところで、水乃君。〜」とか「〜だったんですか、山野警部」とか、会話の出だしでいちいち相手の名前を呼ばせるけど、実際の会話を考えるとなんか違和感が。読者がわかりやすいようにする意図かも知れないけど。
メイントリックの感想は>>391とほぼ同じ。そしてこれ、ゲドさんが俺ミスで毎年腐していた(メ欄)なんじゃ…
読者はともかく、>>391の言葉を借りれば「有名な豆知識」の事実を当時の捜査員が誰一人知らないってちょっと考えにくくないか。
そしてX騒動の後だからか、評論家批判がやたらくどいw
正直、容疑者Xの献身との落差を感じるな。 >>396
レポ乙です。
自分は読んでないのでメール欄はみないけど、
なんか、うん、一生読まなくていいかなw >>396
感想乙ゲド
不思議シリーズは「ちょっとこれはなぁ……」というものばかりだよね >>398
それでも昔途中まで読んで投げ出した奇跡島よりは断然読みやすかったよw
読者の思い込みを利用して錯誤させるメイントリックの仕掛け自体は面白いし、良いアイデアだなと思うのよ。
しかし容疑者Xに対抗する上で仕方ないとはいえ、俺ミスで「トリックのためのトリック」「僕はそういうのは駄目だと毎年言っている」とバッサリ切っていた手法を使うのはやっぱりどうなのかなと(智天使刊行より俺ミスの方が後のはずだけど)。
その禁忌を自ら破ったわりに出来がそれほどでもないのは難点かな。 >>399
『智天使』に関しては「『容疑者X』と同じテーマ,トリックを
二階堂黎人はこのように書くのだ!!」というのが執筆動機だったんでしょ(適当)
センセの場合は「○○に対抗して書いた作品」や「二階堂流○○と言える作品」が
ことごとく微妙な出来なのがアレなんだけど・・・・・・ 日本人作家に対抗して書くよりも
カーなどをリスペクトして書いた方がいいもの書けるんだよな先生は ゲドさんと共作してる「千澤のり子」って、
探偵小説研究会の羽住典子ということを、最近知った。
本ミスベスト10の記事とかだと、けっこう毒舌のイメージ。 >>401
乱歩リスペクトっぽい魔術王という例がだな…
ゲドさん的には渾身の一作だったっぽいけど。 >>403
ラビリンス・サーガは『魔術王事件』までは面白かったじゃん
『双面獣事件』『覇王の死』で大墜落したけど 魔術王って言うほど酷かったか?
俺は結構面白かったが
解決されてない謎があるのはご愛嬌 >>404-405
長いうえになんかひたすら読み進めるのがしんどかった覚えしかないわ。
半ページくらいメフィストだかラビリンスだかの笑い声で埋め尽くされていたりとか。
ゲドゲドしさもここまでくると胸焼けしちゃうよ。
このミスやベスト10でかすりもしなかったというのがその通りの評価なんじゃないかねぇ。
あ、でもベスト10は本格無理解者ばかりなんだっけ() 蘭子シリーズの新作は「戯絵夢島殺人事件」ではなく「戯杜媼島(げどばばあじま)殺人事件」にしてほしかった。 人狼城の恐怖、約20年振りにしっかり再読しようと思ったけど結局読んでいるうちに疲れてきて完結編だけ斜め読みしちまったw
メイントリックはやっぱりオチを知っていても思わず唸らされるな。どうしてあそこまで多くの人間をほとんど躊躇なく残虐に殺害できるのかも、一応それなりに説明がついているのも評価ポイント。
(大量殺人を書きたいあまり、やたらめったら殺しまくる本格も多い中で)
あの千街も、人狼城の恐怖は評価していたというのも合点がいく。ゲドさんの作家生活というだけでなく、日本の本格ミステリーの歴史にも大きな足跡を残した超大作だと改めて思うわ。
まぁ、完結編を斜め読みしかしていないんだけどw
麻耶雄嵩の夏冬も新装版で出したんだしゲドさんの代表作の人狼城もそろそろどうですかね講談社さん? >>409
回転する蝶番なんて珍しいものは教養貴族つずみ綾様の自宅にしかないだろ。 「諏訪湖マジック」を読んだんだけど、ちょっとこれは…
いくらなんでも警察はここまで無能じゃないと思う。これに間に合えば犯行は可能、という列車があるのに(メ欄)なんてあり得ないだろう。
わざわざ強固なアリバイを偽装するほどの犯人が現場にバッジを落としたり犯行現場を隠蔽せずに残しておいたのも不自然。
〜マジックは〜の不思議に比べてハズレがないと思っていたが、これはちょっと期待外れだった。 マジック・シリーズは鬼蟻村しか読んだことないけど、
もしかしてアレ、まともな方なのかな。
トリックとか、探偵に否定される前提の「捨て真相」がそのまま真相だった記憶。 >>412
あくまでも比較の問題で、〜の不思議よりはまだ〜マジックの方が読めたものだという程度の差だけどね。
鬼蟻村のあのトリックは確かにトリックと呼べない代物と言わざるを得ない。
長野五輪の前という時代設定にしては老人の喋り方とかも古臭すぎるし。 「会話」のぎこちなさというか、わざとらしさは、もはや仕様。 >>414
ただでさえ「ねぇ、水乃さん。軽井沢の事件では〜」とか「何々警部。それはあり得ないんですよ」とか、いちいち相手の名前を呼んでから話し出すのって実際の会話からすると実に不自然なんだけど、人狼城でもひたすら「しかしだな、フロイライン・ニカイドウ」とか「ち、ちょっと待ってください、ルーデンドルフ主任警部!」と連呼されるので、違和感がすごい。
登場人物が複数いたとしても、誰への発話か読者は普通読み取れるだろうし、こんな不自然な書き方をせずに読み取らせるのが作家の腕じゃないかなと思うけれども。 宇宙捜査艦ギガンテス、220円でゲドだぜ
この手形さえあれば気兼ねすることなくスレを闊歩できるわ いっとき褒め言葉としての「バカミス」が流行ってアンソロジーみたいなのまで出されていたが、褒めるつもりでもギガンテスや増加博士をバカミス扱いしたらゲドさんはきっと憤慨するんだろうな…
本人は大真面目だけどおバカになっちゃった、というのはカーの五つの箱の死やわらう後家なんかもそうなんだけど。 >>415
>いちいち相手の名前を呼んでから話し出す
加賀美雅之もそんな感じだったね。
カーとかがそういう書き方してるのかな?? >>418
俺的にはギガンテスや増加博士はバカミスではないんだよなあ
ゲド先生の作品にバカミス扱いできるものはないと思う 白黒写真をみた登場人物が服の色を判断してる、おバカなミスはあった気がw >>421
吸血の家にあったな。
人狼城も当時はまだ存在しないはずの成田空港から飛び立ったような。 まあ、ミステリだったら事件本筋以外の事実関係の正誤も、
真相やトリック、読者の推理に直結することがあるから、
そういうところはちゃんとしてほしいよね。
一流出版社だったら校閲担当の部署があるような気もするけど。 >>423
吸血の家は確か白黒写真を見て紺の大島紬の…と黎人が言うシーンがあったはずなんだが、短編版吸血の家が収録された号の俺ミスでどうなっていたか記憶にない。
そこでも直っていないとしたら、短編版で再録するのにミスに気づかなかったという本格理解者派系にあるまじき錯誤なんだけど、版元があの南雲堂なので校閲担当の部署はありそうにない。
もし南雲堂に校閲担当の部署があるのだとしたら、俺ミスの誤字脱字からしてあまりにも仕事をしなさすぎだと思う。
(そもそも南雲堂は島田荘司全集で「斜屋敷の犯罪」とやらかしたとかいう噂も…) >>424
暇だったので調べてみた。『俺ミス(2015)』のp.69に、
3枚の「白黒写真」を中村警部が取り出して見せるシーンで、
黎人目線で「仕立ての良い藍色の大島紬」と書いてある。
続けて別の白黒写真について、
「艶やかな着物を着た三姉妹の写真だった。赤い敷物の上で琴の連弾をしている」
とある。藍色も赤色も白黒写真で分からんと思うが。 >>425
ありグアォドババア。やはり短編版でも直っていなかったかー。
幽霊マンモスのミスは文庫化の時にちゃんと直していたのにな。 『俺ミス(2015)』、せっかく引っ張り出したのでパラパラ読んでみたが、
つずみ綾が寄稿してた。その冒頭部分(p.253)、
「二〇一〇年代も半ばを迎え、現代を映し出す、"本格ミステリー"のあり方とは
いったいどういうものだろうか」
文章書き出しと、文章末尾が対応してないような気がするのは自分だけかな。 「筆頭に挙げるべきは、麻耶雄嵩『さよなら神様』だろう。作者の透徹した
眼差しが徹頭徹尾作品全体にまたがり、ラストの一行まで読者をとらえて離さない。
なんと悪意に満ちた、理知的な物語であろうか。」(p.254)
ゲドさんっぽい文章だなあ。
あと、このページでは二箇所も「徹頭徹尾」という単語使用してるけど、
もうちょっと語彙増やして工夫すればいいのに。 稀覯人の不思議、読了。
不思議シリーズはいまいちという先入観があったせいか、読後感はそこまで悪くなかった。が…
会話はもう仕様と思うしかないけど、セリフの中での絶叫と人名連呼がいつもよりしつこい気が。
そして、サトル以外に一応視点となる人物がいて内面も描写されるのに(メ欄)という場面を一切書かないのはなぁ。トリックのためのトリックで叙述はいかんというのがゲドさんの持論だが、アンフェアになるくらいなら叙述で書いた方がいいのでは。
いやしくも本格理解者を名乗るならば、読者に対するフェアプレイにはこだわってほしいところ。
ただ、ゲドさん自身が手塚漫画の愛好家で本人も楽しみながら書いたんだろうな、というのは伝わってくる。
…稀覯本がらみの事件ということで動機が平凡すぎるとは思ったけど。 >>429
レポ乙。
ゲドさんって、本格本格言う割に、自作ではけっこういい加減よな…… 本格の型を真に理解しているならば自由に型を外すのも許される的な何か >>430
X論争とか俺ミスで言っていたことが結構自分に跳ね返っている印象。批判するのはいいんだけど実作が伴わなくてブーメランをモロに食らってしまっている。
X論争の時点で、本格の定義を示すよう執拗に求めるところからして猪苗代マジックの巻末インタビューと矛盾していたわけだが。 何かのインタビュー?でとにかく人間や人間ドラマを描くのが大嫌いでトリックだけ描いていたいって言ってた
あとミステリなんて最後に答えを教えてくれるんだからバカが読むものともなー
そういう横柄な態度嫌いじゃなかったけどね。名物頑固おやじみたいで >>428
>なんと悪意に満ちた、理知的な物語であろうか。
何か見覚えのある雰囲気の文章だと思ったらこのスレの>>2だw >>427
>文章書き出しと、文章末尾が対応してないような
確かに微妙に落ち着かない文章ですね。意味はわかるけど。
でもつずみんは、もっとひどい誤植とか誤訳とかがあったからなあ >>425
一応カラー写真の技術は存在した。
と擁護したいところだが作中で「白黒写真」と明記されてるのか・・ このところ智天使、諏訪湖、稀覯人と読んできて今度は蘭子ものの「ラン迷宮」を読んだんだが…
これ書いた頃はスランプだったんじゃないかと思うほどの出来だなぁ。幽霊マンモスはかなり持ち直したんだなとさえ思った。
「泥具根博士の悪夢」
収録作3編の中でも間違いなく最も出来の悪い作。(メ欄)なら何でもありやんけ。博士の助手の柴崎の台詞が「ら、蘭子さん」「そ、それは本当ですか!」と吃りまくりだけど吃音症患者の設定ではないので、常におどおどしている小心者に描こうとしてこうなっちゃったんだろうな。
「蘭の家の殺人」
黎人が既婚、蘭子は俺の嫁的なアレじゃなかったのか。帯刀というおっさんが画家と愛人とのやり取りをまるで再現ドラマのように真似て見せるのが不自然そのものな上に、おっさんが愛人の声真似までしているのかと想像すると…
橋田壽賀子ドラマを上回る台詞のくどさばかりが印象に残る。画家服毒死の真相はヒネリがあって良い。
「青い魔物」
医学の知識でもないと自力では解けない真相。短さゆえに推理する間もなくあっさり解決してしまい、黎人や警察官の蘭子マンセーも控えめな上、前2編に比べて短いので相対的に読みやすく感じる皮肉な作。 そういや、金田一少年の獄門塾を人狼城のパクリと騒ぐついでに雪影村は泥具根博士の悪夢のパクリと主張したら雪影村の方が発表は先だったという本格理解者派系の首領にあるまじきオウンゴールを決めてしまった因縁の作でもあるんだよな、泥具根博士の悪夢。 >>438
レポ乙。逆にこれ、読んでみたくなったw
マンモスはゲドさんの中では5本の指に入る良作の部類かと。 >>439
『人狼城』のメイントリック(仕掛け)も「とあるゲーム(メール欄)」を知っていると
比較的簡単に推察できるし・・・・・・
*センセは知らなかっだろうし、それ込みでも『人狼城』は大傑作だと思う ゲドさんのことは脱出王ハリー・フーディーニになぞらえて密室王ゲディーニと呼び称賛したい。 お前らゲドさん呼ばわりしてるけどギガンテス読んで無いだろというか読んでるやつ0人だろ
俺は読み始めようと思って登場人物リストでそっ閉じ
思い返してゲドババァァ。とグアォドバババアアァ!だけ確認したけどな >>443
本格愛があれば本格ミステリーになるのと一緒で、ギガンテス未読でも二階堂愛があればゲドさん呼びしてもいいのだよ、ゲドババァァ!
ちなみにギガンテスは大昔に読んだ。聖域の殺戮は途中で投げた。 >>443
俺は連載版と書籍版の両方を読んでるぞ!
聖域の殺戮も読んだぞ!
ミステリーとしてネタの出来はギガンテスの方が上だぞ! >>396
『智天使の不思議』はこのミス2010で、某大学ミス研が2位に投票してて、
意外と高い評価なんだなと。 >>447
たまたまそういう投票者もいたというだけでトータルでの評価はそこまでじゃなかったけどね。
X論争の後に容疑者Xへの対抗意識で書いたからなんだろうが、評論家を殺人の被害者にして作中で評論家批判を語らせるとか、ちょっとみみっちくないですかと思ったw 智天使、諏訪湖、稀覯人、ラン迷宮ときて次は「亡霊館の殺人」を読んでみますよ、ゲドさん。今度こそ…頼むぞ…! >>449
>「亡霊館の殺人」
そういやこれ未読だわ。毒見お願い。 毒見役、音沙汰ないけど当たっちゃってお亡くなりになった? 「亡霊館の殺人」、読んでみたが…うーん…
「霧の悪魔」
「吸血の家」のテニスコートのトリックを流用?して密室トリックと組み合わせたという作だが、伏線の張り方が露骨すぎて真相が明かされてもああ、やっぱりそういうことね、となってしまう。ただ見方を変えれば、読者に対するフェアプレイを忠実に守った結果とも言えそう。このスレのテンプレの中島河太郎翁じゃないが、いちいちカー作品の題名を挙げてあのトリックが、あの事件が、というのは確かにクドいな。
「亡霊館の殺人」
ポール・アルテの長編の足跡なき殺人の瑕瑾を補ったトリックと、ゲドさんオリジナルの密室トリックの組み合わせ。ご本人も言っている通りなかなか読ませる作ではあり、佳作の部類だと思う。ただメ欄さえいれば大体何でもできてしまうのがこの手のトリックの欠点なんだよな。
評論2本と、俺ミスで既読の「吸血の家」(短編版)については省略。 >>452
毒見役おつです。
評判にならなかった作品集だけあって、総合的には良くも悪くもない、
という感じなのかな。「亡霊館」の方はちょっと読んでみたい。 >>452
>伏線の張り方が露骨すぎて真相が明かされてもああ、やっぱりそういうことね
>メ欄さえいれば大体何でもできてしまうのがこの手のトリックの欠点
「フェアプレイ」「あらため」「困難は分割せよ」に忠実なあまり・・・・・・というのが作風だから(震え声)
*カーは「メ欄は極力避けるべし」とエッセイで述べていた気がする >>454
だいぶ前に鮎川賞を受賞した、ゲドさん好みのゲドゲドしい本格路線の継承者になりそうだった山口芳宏も、作中で名探偵が「メ欄がいるような真相の探偵小説は駄作だ」というようなことを言うわりに蓋を開けたらそのパターンだった、というのを思い出した。
何作か出していたけど最近は全然見ないなと思って調べてみたら、最後に本が出たのは13年前。Twitterも2017年で止まっているので、もう活動してなさそう。
良い意味でゲドさんの一派の主力になりそうだったんだが。 カーマニアって自称する作家って二階堂に限らず、トリックとかオカルトとかそういう表面的なところは模倣しようとするけどさ、本家が一番上手いの伏線とか人物描写にさり気なく潜ませたミスリードだと思うんだよな。 >>455
山口芳宏さんは本業(ゲームプランナー/ シナリオライター)が順調で
小説執筆の暇がないという噂を聞いたことがありますね。
それはそれとして文庫化・電子書籍化が中途半端なので
何とかしてほしいものですが・・・・・・ >>456
カーの贋作では大山誠一郎「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」が最高だった 次は「バラ迷宮」を毒見して、ついでに「聖アウスラ修道院の惨劇」を再読しようかと思う(10年ぶりくらい)。
図書館には他に「宇宙神の不思議」「誘拐犯の不思議」もあったが、不思議シリーズはちょっと警戒している。
>>457
そうなんだ。もともと鮎川賞受賞の時点でシナリオ界では実績があったみたいだし、本業が順調なのはいいことだね。
2人の名探偵が登場するデビュー作「雲上都市の大冒険」は結構面白かったが、失礼ながら2作目以降は微妙だったな…
登場人物100人!と銘打った「100人館の殺人」は、確かに出てくる人数は100人なんだけど大半がモブキャラで看板倒れでしかなかった。 「バラ迷宮」読了。
「サーカスの怪人」
中身はタイトルほど乱歩オマージュでもない。ゲドさんは理工学部出身だからか、理科系のトリックが以降もちょいちょい出てくる。バラバラ死体をなぜその場所に…という謎解きのくだりは、「ミステリと言う勿れ」にも似たようなロジックが出てきたのを思い出した。
「変装の家」
足跡なき殺人…だが、そこはトリックの本筋ではないかも知れない。ただ、偽装工作を行った結果犯人は当初の目的を達成できなくなったので、足跡なき殺人の状況を作るよりも他にやりようがあったのではと思わないでもない。
「喰顔鬼」
同じく理科系のトリック。本当にそんなんなる?と思わないでもない。あとメ欄するとこんなにおかしくなっちゃうのか?というあらぬ誤解を招かないだろうか。
「ある蒐集家の死」
「わしは〜じゃよ」口調の老人が登場。「田中」というダイイングメッセージ自体は容疑者の田中にアリバイがある時点で一種の偽装と見当がつく。死体の位置と関連づけてダイイングメッセージの真の意味を解明するロジックがなかなか綺麗に決まる。
「火炎魔」
まぁ理科系のトリックなんだろうな、それ以外ないよな、という読者の、その、期待を裏切らない作です。はい。
「薔薇の家の殺人」
毒殺のトリックは一応筋は通っているものの、わざわざそんなトリック使う必要ある?とは思わざるを得ない。ある人物を傷つけないよう後でこっそり真相解明をする蘭子の配慮がいい。ただ、「蘭の家の殺人」にも似たようなオチなかったっけ…とはふと思ってしまった。 >理工学部出身だからか、理科系のトリック
東野の湯川准教授とちがい、ゲドさんの場合は「小学校の理科の実験」のイメージ。
「磁石をつかって砂場の砂鉄を集めてみよう!」みたいな。 東野のガリレオシリーズは「探偵ガリレオ」「予知夢」だけ読んでるが、
最初の「探偵ガリレオ」の方、トリックが科学的過ぎて面白みに欠けるかもって感想だった。
ちなみに「予知夢」の方は、謎解きに絡んでいない部分で超常現象が出てきたのがかえって面白味に通じてた。
かつてのソーンダイク博士がホームズほどの人気の持続性が無かったことも、この流れで思い出す。
まあつまり、作風は人それぞれ、ゲドセンセは小学校の理科の実験でいくのが持ち味、と。 カーも「理科室の実験」レベルだったり、「理論(反応式)上は可能だが実現は無理」な
トリックが多いから真似たんでしょ(適当) 心理トリックってたとえばどういうの言うんだろう。
物理トリックの逆だとは想像つくけど。
容疑者Xみたいなやつ? 『ギガンテス』のトリックは感心した
(有名作のバリエーションだけど) 智天使ってあれ心理トリックかな?
優れているかどうかは別だけど。 「聖アウスラ修道院の惨劇」読了。
作者のやりたかったことはわかるし、結構成功していると思う。ただ、次々とさも驚愕の真相のように明かされても「それがどうした」としか思えないネタも多いなぁ…
シスター・フランチェスコ殺害時の謎はトリックというより無能ワトソン黎人の本領発揮という感じだし、その埋め合わせに終盤の見せ場?を自分の分身に作ってあげたのかな、ゲドさん。
修道院の秘密は、京極夏彦の某作みたいだな。そちらの方が発表は後だけど。トーマス・グロア司教を殺害後、首を切り落として桜の木に逆さ吊りにした理由も何となく(作中でも出てくる)犬神家の一族オマージュっぽい。
初期だからか、会話で相手の名前を連呼する悪癖がほとんど出ておらず、会話文も含めて読みやすいので、二階堂作品の中では結構お勧めしやすい部類かと。ゲドさん風に言うと、2倍のお勧め。 >初期だからか、会話で相手の名前を連呼する悪癖がほとんど出ておらず、
>会話文も含めて読みやすい
これ意外だな。最初からああいいう書き方してたのかと思ってた。
文章、下手になっていってるのか…… >>471
読みやすいのが逆に意外だったんだよね。いつもの人名連呼が少ない分なおさら。
アウスラで同じようにやったら「それはなんとかかんとかじゃないんですか、シスター・フランチェスコ」「マザー・プリシラ。事件当日、修道院内にいたのは〜」とさぞかしクドかっただろうなと思うw
次は名作と名高い「ロシア館の謎」所収のユリ迷宮を読んでみる。 「ユリ迷宮」読了。
「ロシア館の謎」
短編の中でもわりと短い部類だがやはり名作。城館消失はトリックというより一種の偶発的な出来事だけど、よく読んでいくと伏線は丁寧に書き込まれている。麻耶雄嵩の某作や名探偵コナンの映画3作目もそうだが、ミステリ界隈はニコライ皇帝一家生存説ネタが好きだな。
「密室のユリ」
被害者の生田百合美はどう見ても若竹七海を彷彿とさせるので若竹ファンとしては微妙。そういや俺ミス創刊号は予告時点では若竹も入っていたが、結局何も書かなかったな。密室トリックはいまいちを通り越して古典的すぎ、見破れない警視庁捜査一課の山本警部は無能と言うしかない(古典的なトリックの多用は読者へのくすぐりとゲドさんは加賀美を擁護していたが)。犯人の正体も意外性を狙ったんだろうが、容疑者が少ないので大した驚きはない。
「劇薬」
中編といっていい長さ。「推理小説の読者なら知っていて損はない」という能書きとともに長々とコントラクトブリッジのルールが説明されるが、読みづらくてよくわからなかった。「厚顔不遜」「すべからく一種の恐慌に陥った」と引っかかる表現も散見。被害者・長坂善蔵の妻・秀子とある容疑者との関係性は伏線が露骨すぎてすぐ気づく。毒殺もトリックというほどのものはなく、わりと凡作。 >>475
レポ乙です。
若竹七海って、ゲドさんが嫌いそうな作風だが「俺ミス」要員だったのか。
>「厚顔不遜」「すべからく一種の恐慌に陥った」
後者はもう市民権を得てるっぽいが、前者はさすがに小説家として恥ずかしい。
ていうか、編集か校正係…… >>476
ゲドさんが恒星日誌で本格ミステリーワールド創刊!とぶち上げた時に並んでいた名前と実際の執筆陣は結構差があったので、南雲堂が執筆依頼を出した面々をそのまま載せたんだろうなと思った。
後で千街がクリティカに「自分は参加した方がいいのか、参加しない方が評判が落ちないのか」と相談してきた作家もいたと書いていたけど、確かにX騒動の後だったから警戒するのもわからないではなかったな。
>>477
そうそう。後にX騒動を起こすとは知る由もなく、当時のゲドさんを正当に評価する論調で丁寧に解説しているね。 >>475
>ニコライ皇帝一家生存説
メール欄でもロシア(シベリア)ネタを入れていたので
複数シリーズのリンクを構想していたのかも?
>長々とコントラクトブリッジのルールが説明
クリスティ『ひらいたトランプ』を意識していたのかと・・・・・・ >>478
若竹七海って本格ミステリか? という気がするんだけど、
「俺ミス」予告で当初名前があったのなら、ゲドさん的には本格要素はあるって
判断なんだろうな。まあゲドさんの定義する「本格ミステリ」が何なのかよく分からんが。 >>480
ゲドさんの本格ミステリの定義は「俺が本格だと思ったら本格、俺が本格愛を感じたら本格」だから… 容疑者x論争の時、何か定義してたような気もするが忘れたw 何かのインタビューで本格ミステリはトリックが命で、
それを彩るのがプロットとか言ってたような。
トリックを「むき出しの裸の美女」に譬えていたことは覚えている。 それじゃあれか
ラビリンスとかああいうんは
老婆がやたらに厚着してるみたいなもんか あれゲドさんって「ロジック <トリック < プロット」で
プロットを一番重視してるんじゃなかったっけ? 「ロジックよりトリックより、プロットを」でググったら、
二階堂黎人関係の記事がたくさん出てきた。 連投。いろいろググったけど、やっぱり二階堂黎人はプロット重視派であり
トリック自体はあまり重視してないんじゃないのか。
実際、トリックだけ取り出したら凡庸では。
怪奇性や時代がかった古風なセリフまわしとかの雰囲気が特徴だし。 >>488
凡庸というか古典的なトリックを使いまくるのは読者に対するくすぐりだそうだからさ、ゲドさんの本格理論だと。 プロット重視って言うけど、ストーリーや構成で唸らされたことあるか?
雰囲気の演出はプロットと関係ないし ゲドさんのいう「プロット」には、その雰囲気も含んでるような気がするなあ。
乱歩(?)の「冒頭の怪奇性」「中盤のサスペンス」「ラスト意外性」、
トリックそのもの・ロジック以外のここら辺の各要素を「プロット」だと思ってるのでは。 「トリックよりロジック」というフレーズに対抗して
「プロット」を強調する論陣を張っただけで、深い意味は無かったと思う >書肆盛林堂を長距離センサーで探索。
>エドモンド・ハミルトンの『暗殺者の谷』を発見。
>トランスワープ・チューブを形成後、緊急転送収容。
ゲドさんって60こえてもこんな感じなんだね
とことん幼稚なのか
それともウケると思ってわざとやってるのか ゲドババァ物で「電子頭脳(コンピュータ)」とやるのもSFマニアへのくすぐりだったのかな。 >>495
SFファンではなくてスタートレックファンに対してだよ いやそもそも
SFファンやスタトレファンは
ゲドさんを知っているのか ストーリーが時間順に配置された出来事であるのに対して、
プロットは作者によって因果関係に基づき再配置された出来事、
ということになる。
推理小説であれば、まず誰が殺されて、容疑者は誰で、
次に2番目の殺人があって、と連続していくのがストーリー、
探偵による謎解き、種明かしの部分はプロットということになる。
読者は常にストーリーの流れをたどりつつ、
作者の仕組んだプロットを読み取ろうとしている。 しかし、ゲドさん、って呼び方すごいしっくりくるな、いまさらだけど。
昔はハゲトとか酷い言われ方していたのに比べて、ファンが親しみを込めて?呼んでいる感じがして良い。
いつから誰が呼び始めたのかわからないが、語呂の良さもあってすっかり定着した感がある。 >>500
全然違うと思う
プロットは小説の骨子になる部分のことなんだから
殺人がいつ起きるとかの構成もプロットで、それをなぞって物語ることがストーリーでしょ いずれにしてもゲドさんは雰囲気で「プロット」という単語使ってると思う・・ 苦笑
根拠もなくふわっとしたこと言ってるのはお前だろ
さすがにこんな馬鹿な言いがかりつけられるのは気の毒だわ