ヒント
新京成電鉄の鎌ケ谷市区間に初の高架区間が完成し、21日から供用を開始する。

“鎌ケ谷名物”となっていた踏切渋滞も大幅に緩和される。

高架化されるのは鎌ケ谷大仏〜くぬぎ山駅間3・3キロの下り線(京成津田沼方面)。
区間内の初富、新鎌ケ谷、北初富3駅の高架化も行われ、下り線ホームが橋上化される。
上り線(松戸方面)の高架化は平成31年度中を予定している。

高架(連続立体交差)事業は県を事業主体に約495億円の費用で13年度に着手した。
立体化で踏切12カ所が撤去される。
下りのみの立体化でも、踏切の閉まる時間が大幅に短くなり、渋滞緩和効果が期待される。

切り替え工事は20日終電の通過を待って、21日午前1時すぎから行われる。
約600人の人海戦術で高架部分両端のレールを付け替え、架線に1500ボルトの電気を流す。
午前4時35分にくぬぎ山駅を発車した京成津田沼行き始発電車が約1分後に最初の車両として高架区間に入るという。

高架切り替えを鉄道ファンも注目している。なくなる下り地上線の撮影をしたファンが多く、21日以降は新しい高架が目的のファンの来訪が見込まれる。
新京成電鉄は「静かに切り替えを見守ってほしい」と「撮り鉄(鉄道撮影ファン)」の節度ある行動を呼びかけている。

http://news.livedoor.com/article/detail/13773051/
2017年10月20日 7時10分 産経新聞

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