九州・北陸新幹線、建設中の区間で「投資効果<費用」
最新の事業評価 着工条件の甘さ指摘も
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO44828810V10C19A5EE8000?unlock=1&;s=0

>ところが最新の試算では、効果が費用を下回る例が出てきている。
最新の事業評価では北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県)の投資効果は費用に対して0.9、九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の武雄温泉(佐賀県)―長崎は0.5にとどまる。
2012年の着工時にはどちらも効果の方が大きいことを示す1.1だった。

大きな要因の一つは建設費の増加だ。人件費や資材費の高騰で、費用は2路線合わせて約3500億円増えた。
国交省幹部は「事業費がここまで増えるとは想定できなかった」と話す。