JR西日本=2022年4~12月期連結決算は、純損益が873億円の黒字(前年同期は540億円の赤字)となった。新型コロナウイルス感染拡大前の19年以来、3年ぶりに黒字転換した。コロナ禍第7波の収束に伴い鉄道利用が回復に向かうとともに、全国旅行支援や水際対策の緩和で旅行需要が押し上げられたのが主因。 
 運輸収入は19年の74.9%まで回復。売上高は前年同期比33.5%増で2年連続増収となった。営業損益は699億円の黒字(前年同期は794億円の赤字)に転換した。
 コロナ禍第8波の影響は懸念されるが、おおむね想定の範囲内で推移しているとして、通期の業績予想は据え置いた。

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