ドイツは日本が最も共同開発するのに合わない国
それは同時期に導入したF-104の運用の仕方をみればわかる
空自は高空要撃というF-104に合った運用してたのに対して
西ドイツは低空飛行で阻止攻撃に使うというF-104設計時には想定してない使い方をした
長距離防空戦闘機なんて機体は全く必要としていない

フランスには明確なコンセプトは存在せず
戦闘機は輸出商品でしかなく途上国に売れる値段じゃないと困る事情がある
そういう意味ではミラージュより販売が芳しくないラファールは失敗作
途上国では必要ない長距離防空戦闘機など論外でしかない

英国は防空戦闘機は必要だが日本ほどの航続距離は必要でない
それはスピットファイアの時代からあんまり変わっていない

アメリカが長距離征空戦闘機を必要としたのは
ステルス戦闘機が登場する以前の話で
攻撃機の敵地侵攻に護衛の戦闘機が必要だったから
戦闘機がステルス化してくると発見されにくいので護衛戦闘機の重要性が低下
皮肉にも戦闘機のステルス化は日米のニーズの乖離を生み出した

日本のように長距離防空戦闘機が必要な国は
長大な国境線を防空する必要があるロシアと中国のみ
Su-27はそうしたニーズがら誕生して多用途機に発展した

日本がF-3を日本主導で開発するのは必要経費
外国機では日本のニーズを満たせない
他の機材で経済性を高めて節約するしかないだろう