海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 30
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陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。
※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
について主に扱うスレッドです。
世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 29
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1521379754/ 実施せざるべからざるってすごい回りくどい表現だな・・・ 今北
原案は使える戦力全部引き抜いて残りは遅退、優勢な翼から側面打撃とすごい単純明快でソ連っぽさもあるけど、
3iはまだ戦闘を開始してないとはいえ、3iの予備隊に命令の到着が間に合うのか >>361
教範の「戦闘綱要」の遭遇戦の部第百九には
夜間攻撃の続行は要するに「状況による」としか書いてない。
で、じゃあその状況をどう判断するのよ?
ってのはこうやって偕行社の記事とか白紙戦術とか
兵棋とか実働演習とかで教えていった、と。
笑っちゃうのは、ドイツ軍の教範の方が具体的に
何をなすべきかを明示していることだなw
日本軍とドイツ軍の教範の書き方の大きな違いだ。 >>363
>危険な賭けでも大部隊を運用するにあたってはこんな大胆な策を採るとは
初めて日本軍と戦ったマレーの英連邦軍とかフィリピンの米軍とかも同じこと思ったかもねw
(WW2では初めてドイツ軍と戦ったフランス軍とかアメリカ軍も同じこと思ったかも?w) >331
これだけの迂回機動を当日夜間中に完了し、攻撃準備まで完了し、翌朝攻撃かぁ
しびれるなぁ、機動まにあうかなぁ?
私も>353で山田迂回案の可能性は出してますが、
その夜間中に機動しきれるとは考えなかったです。
でも、敵が同様の思考を持っていた場合、敵も部隊を【抽出】し我騎兵を撃破もしくは拘束し
山田から部隊迂回を画策するんじゃなかろうか?
下手すると、中山道の隘路で両軍主力が衝突するような気もする。
敵は地形上、夜戦不利を認識し、両者膠着、我も後退の気配なしなら、
綱領的判断をすれば、我同様に別部署にて攻撃を企図する可能性の方が、
進展のない正面攻撃するよりも蓋然性は高いことになるのではないか? 原案を好意的に考えると
我軍は無抵抗で山田にまで行けるのに対して、敵軍は追分までに敵が一部隊いてしかも高台を確保しつつあるから簡単に突破は出来ず時間がかかる(撃破しても敵軍が中山道を進軍中なのはバレる)
なので主攻、助攻に分けて迂回しても時間がかかり過ぎて迂回中に助攻が撃破されるとか、中山道道中で遅滞戦闘などで足止めされるから敵軍は迂回しない…とか?
でも我軍が迂回する事は予測しそうだから、騎兵隊の増強ぐらいはしそうだけど 話題が止まったので新提案
冷戦時ソ連軍が70年代は
戦略次元:敵戦力の段階的包囲撃滅を志向する消耗戦型
作戦次元:戦術核および突進グループによる縦深における混乱作為を重視する機動戦型
戦術次元:梯団超越無停止攻撃を行う消耗戦型
総じて「消耗戦型」と言えるのに対し
80年代は
戦略次元:戦略重心の奪取による政治決着を志向する機動戦型
作戦次元:OMGによる縦深に渡る混乱作為を重視する機動戦型
戦術次元:梯団超越無停止攻撃を行う消耗戦型
総じて「機動戦型」といえるであろうことは何回も主張してきましたが
この戦争階層を分けた分析で、他の軍隊を見るとどうなるか?
議論してみません?
とりあえず、最初のお題は「WW2 独軍」で。
※別に完全に機動戦型(機略戦型)と消耗戦型に分ける必要もないと思います。
なにか良い表現や分類があれば提案可という方向で。 いろいろ考えるが、考えようにも自分自身そもそも詳しくないことに気づく。 "70年代ソ連軍"とか"80年代ソ連軍"みたいな比較的大雑把な範囲かつそこまで大きく変革してない上に大戦争は経験しなかった体制の分類分けは
簡単と言うかある意味で抽象的印象的な物に落とし込めるから気楽だと思うけど
"第二次世界大戦ドイツ軍"の場合は限定的かつ比較的短期間に大きく変革してる体制で
更に大戦の数多くの実際の事例を考慮しないといけないし
その結果より具体的かつ説明的な文章にならざるを得ないだろう
>>375みたいな数行の説明で万人を納得させる物が出来るだろうか? >376
WW2 独軍といえば
委任戦術≒ミッションコマンド
電撃戦
機甲師団の創設
空地連携
などなど特徴的なキーワードがあり、一般的に機動戦の軍隊と言われてますが
それは正しいのか?なぜそういわれるのか?
を戦争階層に分けて再分析することで、より実態を理解しやすくなるのではないのか?
今後、現代米軍とかもらりたいのですが
機動戦の始祖≒電撃戦と一般的に言われてますが、さてこれをどう見るかが中心になると思います。 >377
>375も最初から数行で説明できた訳ではなく、何度も、何レスもここで議論主張してきた結果なので
最終的には、数行でまとめられれば御の字ですが、そこに行く付くまでに多数の議論が必要と思います。
なので、それをやろうという無謀かつ壮大な提案www
なお、WW2を何段階かに切っても良いと思います。
そこも議論すればいい訳で。 あーなるほど
Lansのおっちゃん学者先生ですな
しかもエアランドあたりのドクトリン変遷を主に研究していらっしゃる
そんな先生ですなー ではまずLansから
戦略次元:総統閣下の頭の中⇒機会主義かつ機動より(ただし実現性に乏しい)、あえて言うなら【機動戦型
軍部⇒決戦主義 総じて【消耗戦型】
作戦次元:敵戦力の包囲殲滅、すなわちドイツ兵学伝統の殲滅を目指す【消耗戦型】
ポーランドも、フランス戦も、バルバロッサも作戦目的は敵主戦力の後退を阻止して包囲する決戦志向
戦術次元:委任戦術による機甲部隊の敵後方浸透による混乱作為を重視する【機動戦型】
WW1の浸透戦術の機甲化、その為の機甲師団であり、浸透後も支援火力継続の為の空軍支援
バルバロッサなどでも敵突破後、敵後方を抜けて、敵退路の封鎖が装甲集団の任務になっています。 総じて【消耗戦型】になっちゃうなぁ
そして(軍事)戦略次元の混乱は、とても作戦術が機能しているとは思えない。
と一般論に盛大に水をぶっかけてみる。
反論 щ(゚Д゚щ)カモーン >戦略次元:総統閣下の頭の中⇒機会主義かつ機動より(ただし実現性に乏しい)、
>あえて言うなら【機動戦型軍部⇒決戦主義 総じて【消耗戦型】
これだけ投げっぱなし感がある >383
だって、総統閣下の対ソ戦の戦略指導っていきあたりばったりの機械主義じゃん
他に書きようがない・・・
バルバロッサにしても主攻方面や目標をころころ変えてるし
レニングラードいけ、やっぱキエフだ、モスクワだ、翌年は戦争経済だブラう作戦だ
ポーランドや対仏戦のように決戦に成功し短期終結した場合は問題は露呈しませんでしたが
対ソ戦のように長期戦となると、季節毎にコロコロ変わって軍部は振り回されてます。
(末期になると手がつけられなくなったのは周知の通りかと・・・おっぱいぶるんぶるん)
ただ経済的側面を強調し敵の取られたら困るところを狙うのは確かなのです。
その意味では機動戦型。
でもその結果の累積で勝とうとする一面もあり累積戦略を志向してる節もあります。
(消耗戦≠累積戦略)
でもブラウ作戦とか遠すぎるだろ、無理だろと
大して軍部は作戦と戦略がほとんど同じで短期決戦(分けて考えていたのかも疑問)
ともかく決戦作為ありきで、ポーランドも最終的には敵主力を包囲撃滅できたので首都進撃
首都進撃は結果であり、本来の目的は終始敵野戦軍の撃滅
唯一、その意思を敵戦力撃破より政経中枢に向けた例がバルバロッサですが
その前面で総統閣下に振り回され、自らも包囲撃滅に現場が引きずられ。。。時間切れ、秋の泥濘到来 ただ、そのバルバロッサも【敵主戦力を包囲撃滅した後の首都進撃】が軍部の基本スタンス 敵戦力を撃滅さいてからでないと、どうせ側面から打撃され、とても首都までは進めないという認識が独軍にはあった模様
その為に、敵主力撃破が前提
その為の包囲
包囲の為に機甲部隊による浸透突破 >>381
まずデルブリュックのいう「消耗戦略」と
Lans定義の戦略次元における「消耗戦」の
定義の違いを明らかにしてほしい
ちなみにデリュブルックは軍事戦略と政戦略の一致
とか、戦略術?みたいなことを言ってるよね? >387
Lansの使う消耗戦は、機動戦:消耗戦 の対比で使われる消耗戦(あとりっしょんうぉーふぇあ)
敵戦力の物理的破壊を主とするもの
いわゆる殲滅戦はこっち
対して機動戦は、物理的破砕より機能的破砕を主とする(組織の破砕)マニューバウォーフェア
いわゆる麻痺戦もこっち
>戦略術
西側では政治と軍事の切り分けが激しいので、なかなか議論も進展してないようですが・・・
逆に東側は、旧ソ連\時代など軍事戦略と政戦略を司るのが同一層の為、一体化が激しく、これまた進展せず
最近になってようやく本格的に必要じゃねという認識が出始めてるようですが…
全てはこれからと思います。
(実は、経験則的に英国が一番進んでる(無自覚に体現)んじゃないかと個人的には思ったり)
なのでデルブリュックが示唆してても、まだまだ議論の余地は大きいと思います。
ここは政軍関係の在り方が大きく影響しますので、各国軍隊でも下手な議論は出来ないでしょうし。 下手に政治が軍事に口を出しすぎると、ろくなことにならない
軍事が政治に口出しても、ろくなことにならない
どちらも歴史が証明してる
かといって、完全分離したままじゃ、いつまでたってもかみ合わないので問題悪化
西側は完全分離から入り
東側は完全一致から入り
お互いどっちも駄目で、じゃあどうするか?
誰が、どこで議論できる?も曖昧
作戦術の研究は進んでも、戦略術の研究が進まない一番の原因だと思う
一応、国際政治とか安全保障という名目でやってはいますが・・・
実際はケースバイケースの対処療法研究でしかないし・・・ >>390
すべきかどうか、sollen、should、規範的判断、当為が政治。
できるかどうか、sein、be able to、事実と行為が軍事。
簡単じゃね?と敢えて言ってみる。
政治&軍事のマトリックスで
すべき&できる→実行
すべきでない&できる→不実施
すべき&できない→不実施
すべきでない&できない→不実施
は当然で争いなかろう。
ちょっと境界例で
しない方がいい&簡単にできる→不実施
すべき&できないこともない→実施
も簡単。
さて、以下は?
した方がいい&できないこともない→?
今すべきでない&今しかできない→?
判断不能&簡単にできる→? した方がいい&できないこともない→実施(ただし失敗時のリスク判断が必須)
今すべきでない&今しかできない→?不実施
判断不能&簡単にできる→?不実施
じゃあ、これは?
今すべきでない&今しかできない
が将来的見通しとして
今すべき&できない
となりそれが情勢悪化が確実視される場合
した方がいい&できない
が将来的見通しとして
しない方が良い&簡単にできる
今がチャンスだが実施はほぼ無理。しかし準備をまったら確実に情勢悪化になり、しない方がよくなる
だが今実施すれば時間稼ぎにはなるかも(ただし確度は不明)
このように
現時点での判断だけでなく
時間軸による状況変化とリスクの大きさも考慮に必要
(いわゆるリスクマネジメント)
(そしてみんなここで間違える・・・) しかも、一つの決断が次に決断に連鎖的に影響するのです。
それを見通しつつ、判断し続けなければならないのです。
軍事に限ってもでも、安易に攻撃できるから攻撃したら、
実は、それがキッカケで後で状況悪化になるとか日常茶飯事じゃないですか
(いわゆる、計略にひっかかるような場合はたいていコレ) ちなみに想定事例など。
>>391
> >>390
> ちょっと境界例で
> しない方がいい&簡単にできる→不実施
満州事変、南部仏印進駐
> すべき&できないこともない→実施
WW2英仏の対独宣戦、WW2英軍ナルビク上陸?
> も簡単。
>
> さて、以下は?
> した方がいい&できないこともない→?
WW1ガリポリ作戦、クルスク戦、インパール作戦?
> 今すべきでない&今しかできない→?
シュリーフェン計画、南京攻略、真珠湾攻撃、パットン第3軍チェコ占領?
> 判断不能&簡単にできる→?
ヴィシー艦隊の無力化?、ドレスデン爆撃?、原爆投下? ヴィシー無力化はチャーチルGOサインだし、原爆投下も米政府は当時は政治的効果を最大にして投下するかだけで、
政治的に「すべき」という判断はでていたので、「判断不能」は後付けです。 >>392
政治より軍事の方が状況変化のサイクルが早いので、
その手の突き上げは軍事→政治への逆流要請として
現れることが多いですかね。
(あと、心理学的に、「今だけ」に人間は弱い。amazonタイムセール。)
その逆流要請をどう裁くかですが、
軍人が政治外交的忖度してもいいし、
政治家の力量で裁いても良い。
しかし政治家が裁くのがあるべき姿ですか。
チャーチルやアイゼンハワーが理想かなあ。 >396
政治家がさばくのに、どうさばけば良いのか?どう判断するのか?
またどう状況を有利に作為していくのか?
それをマルチプレイヤーとして考えてく必要があるのが国際政治や安全保障、
そしてそれらの具体的指針になるのが戦略術とか戦争術とか言われてますが
ワインバーガードクトリンや、ソ連/ロシアでいう所の軍事ドクトリンなどが
この範疇に入ってくるんじゃないか?とも思いますが・・・
それらを術という形で理論化や規定化(手順化)できるのだろうか?
作戦術よりさらに曖昧かつ国ごとに違ってくるぞい。
属人化以外の道はあるのか?
まあ、このあたりになるとスレ違いで国家スレの範疇
(もう建ってるよね) >>385
バルバロッサは、ヒトラーにしろ軍部にしろ、ソ連なんか一撃すれば崩壊するって
楽観論だけで始めてるから、ハッキリしたものは無いんじゃないの。 >398
「Panzer Operationen-第三装甲集団司令官バルバロッサ作戦回顧録」(ヘルマン・ホト)だと、
それなりにすったもんだしつつ作戦計画を立案してたようです。
で、立案過程や命令書なども言及されており、作戦的に決戦志向が見て取れます。
ただ総統閣下のおかげで右往左往はお約束
おっぱいぶるんぶるん >>384
第二次世界大戦以外もドイツはしばしば機会主義的な戦略をとってるので
起源としてはヒトラーの頭と単純化出来ないだろうと思うんだよね >>399 第三装甲集団司令官バルバロッサ作戦回顧録
ハルダーら指揮官層が創った戦後回想録の執筆方針。
「参謀本部とその指揮下の国防軍は、ただただ戦闘任務のみを行った、その他の権限は全く無い」
「規律正しく公正無私である国防軍将兵と参謀本部の完璧な作戦と指揮はヒトラーの横槍により破綻した」
「国防軍指揮官たちは対ソ戦の専門家であり熟練者である」
こういうモノを無条件に受け入れて良いものかどうか疑問だ。 >401
>ハルダーら指揮官層が創った戦後回想録の執筆方針。
本書は一般向けではなく、部隊(西独軍)向けにかかれた軍事に特化した7もので
元々、部内誌向けに書かれたもの。
なので貴官がいうような方針には一切無関係
そもそも、貴官の上げたような言い訳は一切なし
むしろ対ソ戦の専門家として無知かつ正しい認識がなかったという立場からの反省および戦訓の抽出に専念 部内誌向けだから一切無関係などとは言えないだろ
パンツァー・オペラツィオーネンの訳者解説には
「ホートは国防軍の名声を保持するために元将校らに戦史執筆を促す」
立場とか
「失敗の責任をヒトラーに押しつける「参謀本部無謬論」が根本にある」
とか普通に書かれてるし
本当に最後まで読んだの?
それとも大木毅よりホートの背景に詳しいつもりなの? >403
その立場であっても、というかだからこそ、
ヒトラーではなく部内批判した部分はどうしても言いたかった部分になるんじゃないか? ちなみに、ホトのやりたいようにやったとして、バルバロッサの成功ないぞ
うらー
あの回想録の重要なとこはそんなところではない
そして、あの回想録の問題点を見抜く資料は現在は別に多数存在している
その上で問題点を読みだす姿勢が必要なんじゃないか?
問題点があるから否定ならば、世の中の公刊戦史は何一つ役にたたないぞ でも"総統閣下のおかげで右往左往はお約束…"って上で言ってるじゃん
>401ってそもそもその部分に対しての疑問がメインでしょ
無条件に受け入れて良いものかとしか言ってないし
その流れでそんなこと言われても話をそらしながら逆ギレしてるようにしか見えないけど そもそも完全な客観性を保持してる歴史書がどれだけある?
回想録は回想録であり歴史書ですらない、そこを理解した上で読めないのであれば
貴官にとって書物や資料にはなんの意味があるのだ?
ちなみに戦闘報告などは、あてにならない代表格
しかし命令書などは意図を伝える為に書かれるものであるので
その中には命令作成者(達)の意図が込められている
事後ではなく、事前だから
しかしその解釈は人によって変わる可能性がある
だから回想録や書いた人の当時のバックボーンを理解し読み取らないといけない。
その上で、あの回顧録に収録されている命令書を回顧録部分を参考に読み解くのが必要
(その回想と命令書に齟齬がある場合はその信ぴょう性を疑うべきだが)
パウルカレルが駄目なのは回想録的な記事のみであり
検証すべき一次資料の提示がない部分
この一次資料があり、それと適合する部分があれば、それは検討に値する部分となるが
現状、全部についてそんな面倒なことをやった研究者はまだないから、そのままでは資料にならないのだ
(児島や伊藤と一緒)
もしそこを検証する事ができれば、利用できる部分があるのかもしれない。
(ダメな部分を検証した人はいるが、正しい部分を検証した人はいない)
(また戦後の偏向視点から、その背景を研究し、その偏向意図を詳しく研究したのもない、現在あるのは批判から史料価値を否定するものだけ)
※批判自体は正しく、従来の史料としての意味は否定されている。しかし検証が進めば偏向についての史料となる可能性はまだ残っているのだ(史料としての意味と価値が変わる) >406
だって総統命令自体がそうじゃん
少なくとも、あれは総統の公式の認可があるので、総統の意思が入ってると思うべき。
それともブラウ作戦を軍部側から総統閣下に強く進言し進めたとでも?
軍部が積極的に総統閣下に従った可能性はあるかもしれないが
その場合であっても振り回され従った軍部が悪いとしても、振り回したのは総統であることに違いはない。
総統が振り回したというのは、軍部の正当性を意味する事ではない。
だが、総統が振り回した事はかわらない。 まあ包括的な資料の客観性がどうのとか独ソ戦の計画でヒトラーのせいでどうとかは俺はどうでもいいんだけどさ
ただ訳者の大木的にはパンツァー・オペラツィオーネンも「参謀本部無謬論」とは無関係でないと言ってるから
>>402だけはどうかなと思っただけだし
>>401の人は"こういうモノを無条件に受け入れて良いものか"としか言ってないし
なんでLansが色んな方向にどんどん話を広げていってるのかよくわからない >>410
というか、画像のカウンター見る限りだとこのスレ80人位は居るんだな
でも解答者は二、三人という…間違えても良いから参加しようぞ こう言うのって結局割と大雑把に3案くらいに分けられるから
あえて書き込まなくても自分のと近いのが既に書き込まれてたりするんだよね 6、7月頃に荒れてスレ止まったこと考えると根強いよな >>413
スマホで観てて、案書く時にはPC使いたいような時だと、
帰宅してPC立ち上げると既に別の人が似た案書いてたりなw MDB→MDO1.5だってさ…2.0は来年秋だって…
ttps://www.defensenews.com/digital-show-dailies/ausa/2018/10/09/from-multi-domain-battle-to-multi-domain-operations-army-evolves-its-guiding-concept/ 別の記事にあったけど。。。
どうも各ドメインそれぞれのアプローチにより
敵に対しより多くのジレンマを強要していく方向っぽい
ハイブリッド戦争が、不明瞭な状況と混乱作為を目指すのに対し
マルチドメインオペレーションは、各ドメインからのアプローチで相克する状況を作り出し、ジレンマを強要して敵判断を抑止する。
こんなとこか?
現ロシアのハイブリッド戦争自体の対応や抑止ではなく、その前段階で多方向アプローチ(圧力)をかけ、相手の政治判断における機会主義を抑止する
こういう方向か?
もうちょい情報が欲しいのう >>408
>>それともブラウ作戦を軍部側から総統閣下に強く進言し進めたとでも?
>>軍部が積極的に総統閣下に従った可能性はあるかもしれないが
>>その場合であっても振り回され従った軍部が悪いとしても、振り回したのは総統であることに違いはない。
振り回すも何もヒトラーも軍部も一体でしょう。ブラウ作戦に限らず、戦後にオレは反対したの何のはウソですよ。
ブラウ作戦はそれなりに勝算のある作戦だし、失敗したのはA軍集団のカフカス進撃が遅れてトルコ参戦を促す
のに失敗したからだ。スターリングラード死守命令もA軍集団を撤退させるためで、軍部の連中も仕方のない事と
当時は考えてたろう。戦後に作戦に批判が出て、死人に口無しでヒトラーのせいにしたのさ。 ふと思ったこと(お海
・そういえば米海軍の武器分散ってどうなたの?
・海自は陸海空統合ネットワークによる三自横断の火力集中を目指してるみたいに見えるけど、その解釈でいいのかしらぬ >419
米海軍はMBOに乗っかりたい模様
(その過程で武器分散も内包されるんじゃないかと個人的には推測)
米陸軍はMBOを統合軍で管轄させたい模様
(そもそもMBOは陸だけじゃ出来ないので。。。MDBなら陸だけだったけど、あれだけじゃ無理というのが議論結果)
米空軍はよくわからん・・・
(ほんとどうしたいんだろう???) >>267
亀レスで申し訳ありませんが、ケネス・マクセイ著/岩堂憲人・訳「第三次世界大戦 崩壊への道」について。
「FIRST CLASH -Combat close-up in World War Three-」の日本語翻訳版である「崩壊への道」ですが、第11章《両軍、一進一退》からの展開が原著とはまるで異なったものだったりします。
原著には
「米軍のエイブラムズ、西独軍のレオパルドU、ソ連軍のT80といったレオパルドTやT72以外の戦車」
「西ドイツ第444装甲師団や米第102戦車連隊などといったカナダ軍以外のNATO軍全般」
「トムキャットやハリアー、トーネードによるNATOの大規模な航空作戦」
「ソ連軍によるヘリやアントノフを使用した空挺作戦」
「NATO・ソ連両軍の海軍」
の描写は一切存在しておらず、あくまでカナダ機械化歩兵旅団の左翼大隊とソ連機甲師団の第一悌隊連隊との戦闘に終始したものとなっています。
原著での展開は、第10章《Break-in》でN中隊は突破されるも中隊は防御正面を縮小しつつ陣地を固守。
そして突破したソ軍部隊は縦深に配置したP中隊の防御陣地による戦闘(第11章《Blocking - Papa Company Combat Team》)と旅団予備であるC戦車中隊(1個機械化歩兵小隊配属)の逆襲(第14章《Counter-attack stabilizing the situation》)により撃退に成功しています。
原著のはしがきによればケネス・マクセイ氏が執筆したカナダ軍教範(教範番号:B-GL-309-006/FT-001)を一般販売したものらしいので、きちんと全部を訳して欲しかったというのが「崩壊への道」を読んでの率直な感想です。 米軍のドクトリンも混乱してるな、色んな人が色んなこと言って。 米陸軍のドクトリンの一つであったアクティブ・ディフェンスについては
《黒柳彰久(2等陸佐)『論壇コーナー Active Defence について』 幹部学校記事 昭和54年10月 p.81-94》
《24CGS学生有志『論壇コーナー 「現代戦における防御」についての討論(2-1)』 幹部学校記事 昭和54年8月 p.71-84》
《福田忠典(3等陸佐)『現代の防御に関する一提案 ―陸自師団におけるActiveDefenseの適用―』 幹部学校記事 昭和54年1月 p41-63》
といったものが、日本語で読める中でも特に詳しくアクティブ・ディフェンスについて語られているものだと思われます。
これらに書かれているアクティブ・ディフェンスの戦い方を抜き出しますと、
@逆襲(機動打撃)の原則禁止 (場合により小規模部隊による局地逆襲のみ可)
A予備は持たないか、持った場合でも従来に比べて遥かに少数
B前方地域における掩護部隊の活動により敵主攻の判定
C判定後、敵主攻正面を防御する師団が敵戦力に対して3分の1以上の戦力を維持できるよう他正面から戦力を抽出
D主戦闘地域の戦闘に際して、防御陣地を占領する各歩兵大隊は後方に多数用意された予備陣地を利用しながら適宜後退
E後退する各部隊はおよそ50〜60kmという師団防御区域縦深(従来は10〜15km程度)をいっぱいに使って逐次の防御を行い敵部隊を“磨り潰す”ことを本旨とする
といったもので、松村氏の著書『戦術と指揮』に書かれているアクティブ・ディフェンスとはまったく違ったものだったりします。
この当時の米軍の防勢作戦はアクティブ・ディフェンスで敵を磨り潰した後に、磨耗した敵に対してその戦力の5〜6倍に相当する自軍戦力を集中して攻勢転移という流れでした。
恐らく松村氏はこの流れを誤解して『戦術と指揮』でのアクティブ・ディフェンスの様な記述をしたのではないでしょうか。 また陸戦研究にはAirLand Battle(1982)の戦い方を簡単にですが紹介しているものもありまして
《平井憲一『西欧におけるソ連軍とNATO軍の戦略戦術の変化に関する一考察 ―OMG構想とAirlandBattle構想―』 陸戦研究 昭和59年7月 p.1-31》
《横山義男『米陸軍新教範FM100-5と「エア・ランド・バトル」の概要』 陸戦研究 昭和58年1月 p.21-31》
《松友正隆『日米共同メモランダム(1) アーミイ21』 陸戦研究 昭和60年4月 p.65-74》
といったものがあります。
このAirLand Battle(1982)の防勢作戦での戦い方を簡単に述べますと
『第一線師団が陣地火力/逆襲/予備の増援等を用いて陣地に齧り付きながら、場合によっては予備陣地に後退して、なにがなんでも防御地域を死守して敵第一悌隊の突破を防ぎ、その間に砲兵火力・航空火力を用いて敵後続部隊や第二悌隊を叩く』
というもので、実のところ火力消耗戦の局地とも取られるようなものだったりします。
いちおう『Manneuver Combat』という概念はありますが、これは単なる『機動戦』を意味しているというよりは、
固定した状況下(陣地火力のみに依存)での戦い方しか記載していなかったアクティブ・ディフェンスに対するアンチテーゼとしての『あらゆる手段を用いた柔軟な戦い』を意味しているものだと思われます。 >425
これは>175以降の議論にも関係してきますね
このあたり、『THE EVOLUTION OF U.S. ARMY DOCTRINE: FROM ACTIVE DEFENSE TO AIRLAND BATTLE AND BEYOND』(フォートれぶんわーす/1991)という論文でも議論されています
特にp121におもしろい図があり。。。
←Attrition Maneuver→
1976<<<<<<1986<<1982<<1992
つまり1986のAirLandBattleは、1982のManeuverWaferHandbook(原AirLandBatte)よりもAttrition寄りであるとしています。
ただOODAループによる敵サイクルの内側に入り込むという部分は1986版でも完全にマニューバー(機略)として機能します。
つまり、機略を用いて行う消耗戦が、1986版AirLandBattleの正体ではないかと
そして、次の衝撃と畏怖で、マニューバーに振り切り過ぎた結果、敵正規軍との戦闘には勝ったが、敵戦力(※戦意)が残ってたので泥沼の治安戦に・・・ >424
アクティブ・ディフェンスについては昔SPIという会社が出してた『セントラルフロント・シリーズ』のウォーゲームが、まさしくそのうような展開になります。
このゲームの開発は「戦争のテクノロジー」のダニガン先生なので、よく判って作られてるゲームですね。
ただ、こちらも本来のソ連軍的行動(グランツ本に従う)を取ると、NATO軍厳しい厳しい
それ以前のイズビーや70年代米軍FMの行動をソ連軍がやると、途中まではNATO軍も厳しいですが、後半で確実に止められるんですよね… そういえばグランツの
「The Soviet Conduct of Tactical Maneuver: Spearhead of the Offensive」買っちゃた
https://www.amazon.co.jp/gp/product/0714640794/
オンデマンドで日本国内印刷なので、前の作戦術本に比べて、すぐ到着して驚いたです。
中身は作戦術本と被る部分も多いですが、あちらが「戦略次元→作戦次元」に関する記述が中心だったのに対し
こちらは「作戦次元→戦術次元」の記述が中心。
つまり、師団及び連隊レベルのもの。
ある意味、多くの日本人が想像する旧ソ連軍の姿
(冷戦期の陸自によるソ連軍理解にも非常に近い)
うん、やっぱり90年代以降の陸自のミスは、ここで止まって
「Soviet Military Operational Art: In Pursuit of Deep Battle」
https://www.amazon.co.jp/Soviet-Military-Operational-Art-Practice/dp/0714640778/
を理解しなかったのが問題なんだろうなぁ・・・
90年代に作戦次元と作戦術の関係性を理解しそこねたのが現在まで尾を引いてるのではないか?と推測 >>426
1982年度版FM100−5で登場した“Airland Battle(1982)”はドン・スターリー氏の構想が元となっており、リンド氏はまったく関係ないはずなのですが。 >429
直接は関係していないが、OODAループの考えに通じる概念が既に導入されています。
敵サイクルの内側に入り込むってアレ >429
1982版ではAgility(迅速性)という概念で表現されていますが、目指すところはOODAループと同様の方向。
これが1986版だと、相チの思考/行動サイクルの内側に入り込み敵を誘導するという、よりOODAループに近い表現になってたはず。 相チの思考/行動サイクルの内側に入り込み
という事は
相手より早く思考/行動サイクルを小さく(つまり早く)して
主導権を維持し続け、相手の計画を狂わせていくことを意味します。
ただ、ご指摘のとおりリンド氏は直接関係していないのでOODAループそのものの表現は使われていません。 概念の方向性としてはソ連の原則にある「テンポ」も実は同様だったりします。
もちろん彼らはブルジョワ的原則を非否定し、自らのマルクス主義的原則としていますがw
・・・恐ろしい事に、米軍よりも前から注目し採用していたのです・・・ ロシア旧ソ連は軍事研究が進んでるわね。だからこそ、広大な領土を維持できるんだろうが。 そもそも陸軍ドクトリンの最先端の基準が米国だったのがおかしい
ソ連ロシアは長年陸軍大国で戦訓も豊富だが
米陸軍は遠い海を超えるから結果的に作戦規模は巨大化するけど前線兵力は常にソ連ロシアとは比べ物にならないくらい小さくて大規模な戦闘の経験も少ない 沖縄戦で大活躍した伊藤孝一大尉が、守備を命じられた場所に行ってみたら防御陣地が何も
無くて困った時、ソ連軍のマニュアルにあった縦深配備の図を思い出して、それを参考に部隊
を配置して米軍相手に6日粘ったそうだ。その後に交代した部隊は、日本軍の典型的な配置を
やって1日保たずに全滅したそうだから、相当優秀なマニュアルをソ連は創っていた事になる。 >>438
作戦要務令の1個前の教範「戦闘綱要」の時点で「専守防御(円陣)」と「重層配備(陣地を重畳に配置)」の概念はあったので、日本陸軍も教範自体には縦深防御もあったみたいです。
そのため作戦要務令時代は、大隊が防御編成を取る時には中隊を重畳配備する縦深防御の形が基本形となっていたみたいですし。
ただ連隊が防御編成を取る際は一線防御が有利と考えていたのか、はたまた「主陣地帯の前方で敵を破砕」という言葉が良くなかったのか、3個大隊並列一線配備を基本としています。 面白いの見つけた
Principles of War: A Translation from the Japanese
「戦理入門」を英語翻訳しレブンワースで紹介したもの
ググるとPDFがある。 周辺に浮かべたらええがなw
スクランブルも早うなるがなw F35B、20機新規導入検討 空母化へ防衛大綱明記で調整 2018/11/29 02:00
>政府は、空母による運用が可能な最新鋭ステルス戦闘機「F35B」を新たに導入する検討に入った。年末に策定する防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」に明記する方向で調整している。
>短距離で離陸し、垂直に着陸できるのが特徴。海上自衛隊の護衛艦「いずも」改修を念頭に、事実上の空母化に乗り出す方針を踏まえ、艦搭載機も考える必要があると判断した。
>20機程度の調達を目指す。複数の政府筋が28日、明らかにした。
https://this.kiji.is/440558213122049121?c=39550187727945729
20機ってことは一個飛行隊か
艦載運用よりも、滑走路が破壊されて仮設パッドから運用することを想定している感が強いの >>445
2000人じゃなく2万人ぐらい入れとくべき。 899対679てまだほぼイーブンでは。
>>447
方面隊の全力に近いんですが 兵力4500と2000の限界損耗が同じ数値という点がおかしいような。
米軍基準の場合、陣地攻撃する歩兵大隊の限界損耗は約15%、陣地防御する歩兵大隊は約30%で、中隊の場合はそれぞれ25%と40%なので状況と部隊規模によって限界損耗率は異なりますし。
そもそも限界損耗は損耗人員が戦闘職種中の何割を占めているかを示した値であり、後方支援職種を含めた部隊全体に対する損耗率を算出するとさらに低くくなるので、「30%」という数値が作戦推移の考察材料として適応可能なのかって言う点にも疑問が。 30%ていうのは交戦理論で言うところの軍の崩壊点だとは思うけど
島嶼だったりすると0に近づくんじゃなかったか。 >>449
人員1000名の重戦車大隊だと、
ティーガー20両撃破されて死傷100名でも
戦闘力喪失だな。 ビルマの日本軍歩兵師団は
損耗30%からが本当の戦争。 >>450
攻撃や防御が失敗したときの損耗率を戦史データから導き出しまとめたものが限界損耗率です。
ですの部隊が組織立って行動できる限界を示したものではなく、戦術行動が失敗するであろう基準を損耗率で示したものが「限界損耗」になります(なので防御が失敗した後に起きる玉砕は考慮外)。
ちなみに上記の石垣島想定の限界損耗率70%(残存30%)は値が大きすぎる気が。
島嶼戦における作戦推移を兵力損耗から推測するということを以下の陸戦研究の記事でも行っているのですが、こちらは限界損耗率30%(残存70%)を基準としています。
陸戦研究2014年10月「BDA(戦闘損耗評価:Battle Damage Assessment)を活用した火力運用及び部隊運用決定に資する指揮幕僚活動の一例」 >>451
戦車部隊の場合は人員ではなく装備機材(戦車)の損耗を基準として限界損耗率が導き出されています。
第二次大戦・朝鮮戦争時・中東戦争の戦史データからの算出結果によれば、戦車大隊は戦闘参加車輌の50〜60%を失った場合に限界損耗となるようです。 防衛有利以外のあらゆる要素を無視して、員数だけを見て常に同じ交換レートで削れる計算をしているように見える
これが本物の想定で有事に実施する気がないことを祈るばかり ORに地形の係数はないし装備の係数なんて適当だから…… 現場でしか分からない事もある
自衛隊の指揮官が実際の指揮下の自衛官達を見て彼らなら現存30%でも信頼できると考えたならそれは正しいはず ペリュリューとかサイパンだと3割死傷した時点で統制された作戦能力失って、
各員持ち場を守るだけの各個戦闘になってたかね。
硫黄島は…結構長かったか。
沖縄は首里陣地までだと3割?5割?
しかし、現代の自衛隊は帝国陸軍と違って小型無線機や携帯電話で分散した兵士を把握しやすいから、
士気がある限り組織的戦闘を継続できるんでは。 >>453
軍事ORの理論のランチェスター方程式の拡張の部分で
計算終了の条件に軍の崩壊点を含めたものがありました。
残存率30%になるまでシミュレーションを実施とあるので
軍の崩壊点のことかなと。
そこに島嶼戦みたいないわゆる背水の陣だと
崩壊点がゼロに近くなったりするよという話も乗ってたんですよね。 >>448
これ自軍増援1774+残存538と敵残存2091との2回戦の計算を1:1交換で計算してる
自軍は奪回側で攻撃側になって敵軍が防衛側になるのは考慮されてない >>459
飯田耕司著「戦闘の科学 軍事ORの理論」(旧版)のp.295 「4.2.4項 勝敗の条件:軍の崩壊点」で似たような記述が確認できます。
ただこちらは
『大きな軍団は経験的に初期兵力の30〜40%程度の損耗で組織的な戦闘が継続不可能となり,戦線が崩壊する場合が多いと言われている.』(p.295より引用)
とあり、その後の文章でも崩壊条件は損耗30%(残存70%)としています。
ここでは損耗30%というのは交戦理論から求められたものではなく、あくまで経験則からきているものとしており、それを計算式上の軍の崩壊点の条件に援用しているようです。
次ページ(p.296)には田原氏の研究結果を参考にしている記述がありますが、参考にしているのはいずれも敗北した側(防御側)の例であり、部隊規模についても詳細が記載が無いため、どのようにして平均損耗率(約29%)を求めたのか確認できません。
(師団、連隊、大隊、中隊といった各部隊単位の限界損耗を一緒にして平均化してしまっている可能性がある)
また島嶼戦については『全滅戦(θ=0)となることも稀ではない.』(p.296より)との記述がありますが、
こちらも部隊規模が分からず、また戦闘様相も不明のため(防御なのか攻勢なのか不明 文章内では島嶼戦を空戦・海戦と同一に扱っている)、これを崩壊点として扱って良いのかは疑問の残るところです。 >>445
これが「お役所」として求められていた「結果」
ってだけの話では? >>462
これが良い事か悪い事か問題あるかないか以前に感想がそれだけなのは
このスレとしては退屈な結論だな このスレで議論すべき価値があるとは思えない、ただの「お役所」仕事では? >>464
だからその結論が退屈な結論だなと言ってるだけだが
君が正しいと思うならそれでいいだろ
別に退屈でも正確な判断なら楽しい誤ってる判断より良いんじゃないか
ただ上で話してる人らに先に水を差したのは君だからあえて俺も君に少し水を差させてもらったと言うだけだよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています