海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 30
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陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。
※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
について主に扱うスレッドです。
世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 29
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1521379754/ >>508
軽く想定すると、
沖縄本島に対してのミサイル攻撃はほぼ確実、空爆もあり得る。警備と安定化のためにそれなりの兵力を維持する必要がある。
与那国島に対してレーダー破壊とかく乱が目的の奇襲攻撃も可能性が高い。(戦史上、マキン奇襲とロフォーテン諸島奇襲など前例が多い) >>507
その想定に関して、
上陸用艦艇に関して中国の方が多い、大型輸送機もそうだ。つまり港湾を必要ない上陸可能戦力は基本的に中国が優勢で、敵も同じタイミングでさらなる増援を送る可能性が高い。
そうなると、ガ島のような消耗戦になる、守備隊の戦力不足と敵の上陸戦力を過小評価したことが敗因だ、あれは。
何か言いたいと、つまり現状と近く将来を見てもあのORの想定はかなり甘い。 >510
ちょっとまて
>上陸用艦艇に関して中国の方が多い、大型輸送機もそうだ。
だからと言ってそれだけの前準備は秘匿困難で、出航や集結で事前にばれる。
そうなるとこちらも早く判る分、対応時間もできて海自艦艇も集めやすくなれば、陸上部隊の事前展開もしやすくなる
つまり奇襲の優位性を捨てる訳ですが。
ノルマンディや沖縄でもやるつもりか?
あくまでも怖いのは奇襲上陸で橋頭保を確保されること
その上で高速逐次輸送で戦力を増強されると手に負えなくなる。
こういう話は着上陸スレでさんざん話して来たわけだが >510
あのORの問題はそんな所ではなく
どうやって2個連隊もの早期に事前展開させるか?
その輸送能力をどうするのか?
その問題提議の為の資料じゃないかな
(問題提議なんだから、問題あって当然www) >>511
ソ連系国家の前例を見ると、侵攻前まず演習名目で大部隊を集結することがセオリーだ。
守る側は何らかの理由で対応遅れて、同じ演習名目で部隊を集結しないと押し切られる。
奴らの奇襲は政治からはじめるそして規模は桁違いだ。
最初から一個師団の戦力を投入する可能性は十分にあると思う。 このスレの主題なので、
スネーク、まず縦深攻撃の基本を思い出せ
「圧倒的に優位な戦力を用意し、同時攻撃を仕掛ける、敵の対応能力を上回る」
仮にそれを上陸攻撃に運用するのは少しも不思議ではない。
それを実際にやる時は基本的に出来る自信を持っている場合に限る。
そして攻撃の意図を攻勢発起の瞬間まで隠す、縦深攻撃の基本だ。 >513
それは現在の方法ではない
繰り返す、それは現在の方法ではない。オーバー >516の見て別の資料もググったが
ORは事前に侵攻準備に気が付いてるから2000の数字であって
敵が奇襲に成功すれば1000を超える兵力は沖縄本島以外には居ないということやね
やっぱ増援は絵に描いた餅で違いなさそう 装備だけ集積しといて、あとは人を運ぶだけという状況にしとかないと厳しそう。
で、普段から展開訓練をしておけば
展開の政治的困難さも低減できそう。 オスプレイがあったら格段に増援は楽になるからな
パヨクがオスプレイを反対し続ける理由が分かる 事前展開のためにはどこで気づかないといけないんだろう。
・行動の意思が固まった時点
・物資集積を始めた時点
・船舶への積込が始まった時点
・出港した時点
・軍事行動を開始した時点
それからこの想定でこちらがやらねばならないのは
1.事前展開を完遂する
2.航空攻撃で輸送船7隻以上を沈める
3.奪還のための海上・航空優勢の時間を創出する
4.増援を送り込む
足りないものは・・・ さてこの問題提議
【増強2個連隊=1個旅団(軽)】をどうやって事前展開するかね?
⇒駐屯は無理
⇒敵本体到着前の即応派遣で1個旅団丸ごとは厳しい
⇒じゃあ、少しでも即応派遣を強化しつつ、増援(1個連隊+1個空挺大隊)を強化で
解決策は?
1)即応強化
即応機動連隊から先遣を空輸(C-2/オスプレイ)
2)増援強化
水陸機動団の2個連隊+空挺大隊
・・・・・・
・・・
・
そこ、
「なんだ、ただの現体制案じゃないかw」
とか言っちゃいかんぞwww >>515
改良されているが、2014年のウクライナ侵攻前にも演習名目で大部隊を集結した。
もちろん西側はその奇襲を予想できなかった。
中国はロシアほどではないが共産党軍事理論の後継者だ。 >>521
現状を見てもその戦力構想さえ厳しいのことを言いたい。
長期的に海空戦で勝てば問題ないが、最初からクライマックの離島地上戦に入ると勝ち目が少ない。 最初からクライマックスするなら流れは多分:
1.中国は演習名目で大部隊を集結。
(この段階で離島への事前展開できないと厳しい)
2.沖縄の航空部隊を麻痺するためのミサイル飽和攻撃
3.4と同時に八重山への全力ダッシュ上陸。
4.石垣地上戦。 なにはなくとも「上陸する間の航空/海上優勢は確保されていることを前提とする」 が絶対 >>527
現実に演習名目で石垣に二個連隊も事前展開することは可能か否かに疑問を感じる(政治的な理由を含めて)
そして二個連隊も必ず十分な戦力とは言えない
そのような事前展開できる部隊はたぶん中央即応連隊と水陸機動団の一部しかない、
ある意味陸自の精鋭を捨て駒に使うようなことだ
(出し惜しみもよくないが) >523
見込として下記をWargameで鍛えた個人的な感覚wwwをもとに見積もってみるw
主要艦艇(公開情報)
ドック型:4 (500名+20輌)
LST:32 (250名+10輌)
LSM::10 (180名 or 6輌)
うち
先遣(第一波高速船団)を下記と見積もる
ドック型:4
LST;15
LSM:3(側面や後方への襲撃部隊用)
※他は後続主力の輸送や陽動部隊に廻す
これだと概算で
兵員:5750名
AFV:230輌
(他に襲撃部隊540名)
ただ航行速度は最大で行きたいし、揚陸効率も考え満載しない場合、さらに後方要員も考えて、
空挺大隊込みで、ざっくり戦闘要員5000名前後ではなかろうか?
例の見積よりは多くなりそうですが、師団はやはり無理ぽ
陽動や主力に一切廻さず、全艦艇を投入してやっと
人員:11800名 車輛:400
ようやく師団レベル。
この場合、陽動もなし、後続本隊にも一切艦艇を廻せませんが。
(なお台湾進攻の場合は、もっと小型の船艇も投入し距離も近く反復も可能になるので師団規模の投入は余裕と思います) >533
とはいっても、全部戦車という訳ではなく
APC
砲兵車輛
偵察車輛
弾薬輸送車
工兵車輛
(戦闘工兵装備だけではなく、海岸整備の重機類も必要)
も含むので。そんな贅沢な数じゃないと思うがの >>532
https://www.sankei.com/world/news/180817/wor1808170032-n1.html
中国海兵隊、2年後に3倍 台湾・尖閣占拠、視野か 米国防総省の年次報告
2018.8.17 21:51
【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省は16日、中国の軍事・安全保障の動向に関する年次報告書を公表した。報告によると、中国海軍は、敵前上陸などを担う陸戦隊(海兵隊)について、
現状の約1万人規模(2個旅団)を2020年までに3万人規模超(7個旅団)まで拡大させる計画であることが判明した。
陸戦隊には新たに「遠征作戦」などの任務も付与されるとしており、台湾の軍事的統一や尖閣諸島(沖縄県石垣市)の占拠などを視野に兵力を増大させている可能性がある。
報告書は、陸戦隊の拡大を「中国海軍に関する昨年の最も重要な変化の一つ」と指摘。中国が広域経済圏構想「一帯一路」を展開し、世界各地への影響力浸透を図る中、海軍力の増強に力を入れている。
陸戦隊は中国が同構想をにらみ海外に展開する軍事拠点の「先遣部隊」の役割を担うとみられ、昨年8月に北東アフリカのジブチに設置された中国軍初の海外基地で既に活動が確認されたとしている。
中国海軍は潜水艦の保有数を現行の56隻から20年までに69〜78隻に増強させるほか、初のカタパルト装備の空母を今年中に建造を開始する見通し。
報告書はまた、中国海警局(沿岸警備隊)の船艇が昨年、尖閣諸島の周辺12カイリ内を「10日に1回」の頻度で航行したと指摘。
南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島では3つの人工島の軍事拠点化が引き続き進行中であるとした。
報告書はさらに、中国空軍が核兵器運用任務を正式に付与されたとし、大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と戦略爆撃機で構成される核運搬手段の「3本柱」が中国で初めて確立されたと指摘した。
報告によれば、中国空軍は戦略爆撃機による長距離渡洋爆撃が実施可能な範囲を急速に拡大させるとともに、米国や同盟諸国への攻撃を想定した訓練を進めているとした。
17年の中国の軍事予算は1900億ドル(約21兆円)超。28年の公式軍事予算は2400億ドル以上になる見通しだとしている。 >535
海兵隊の増強は第一波には無関係
関係あるのは揚陸戦艦艇
なお上記見積りのドック型は将来数込み(現在2隻+建造中2隻)
増強された海兵は後続の低速輸送船団でしか来れません。
だから、第一波に橋頭保を作らせないように奪回するという「想定」なんでしょ
ちなみに、中国は 「以前から海兵以外」 にも数個の陸軍師団を両用戦指定して訓練していたはずです。
(以前は対台湾用として訓練。80年代〜90年代の中国軍解説本に既に記述あり)
(家に帰って資料あされば分かりますが、確か合計で両用戦力は7〜8個師団くらいになるはず)
これらも後続なら投入可能なはず。
(もしかしたら、記事の増強は、その指定師団のいくつかを完全に海兵化するのもしれません) >>536
情報はやや古い
071型揚陸艦は8隻まで建造する予定のはず
すでに5隻が就役した あ、ほんとだ今年の2月に5隻目が進水したみたいですね。
定常的に2隻を東シナ海に派遣して基地的な役割をさせているみたいなので
6隻は第一波に投入できそうですね
そうすると
人員:6750
車輛:270
+遊撃1個大隊(540名)
ですね。
でも師団にはまだ不足
8隻全部第一波投入で
7750+310輌+1bn
減少戦力の師団
全艦艇投入で
13800人+480輌
完全師団 直近、それくらいの兵力には対処できる計画を立てたいよね だがしかし、やはり規模が大きくなり準備に時間がかかるようになると、
こちらの対応時間も増加します。つまり事前対応もしやすくなります。
(空輸が各機体毎に一往復増えるだけでも大きな差です)
そのバランスを勘案すると、やはり4000〜5000名前後の奇襲が
一番蓋然性があり、さらに恐ろしいように思えますががが
ちょっとした定期演習規模で集まってたら、いきなりってのが一番怖い。 おそらく最初にして最大のハードルが「上陸間の航空/海上優勢の確保」を実現できるだけの軍備w >520
>事前展開のためにはどこで気づかないといけないんだろう。
>・行動の意思が固まった時点
⇒ESPやニュータイプでも居なければ多分無理
>・物資集積を始めた時点
⇒警戒ライン(ただ演習との区別は困難)
>・船舶への積込が始まった時点
⇒多分、ここがデッドライン
これも演習との区別が困難だが情報は増えるので判断材料も増える。
情報がんばれば兆候つかめる可能性はありそう
>・出港した時点
⇒多分遅い。この段階から動いても、敵空挺が先に到着するので
空挺にとられた空港・港湾の奪回を空挺で行うという地獄絵図が見える
>・軍事行動を開始した時点
⇒事前展開じゃなく本格的な上陸部隊による奪回を覚悟する段階 Maneuver warfareの来歴を調べてみたら元々は『野戦』を指す言葉だったみたいです。
クラウゼヴィッツやジョミニの時代では、《野戦(Maneuver warfare)に代表される『決戦』》か《要塞戦(Position warfare)に代表される『持久戦』》かといった対比関係にあったのものが、
時代を経るに従いどこかでボタンの掛け違いが起きて、現在は『機動による決戦』か『火力による決戦』かに変質してしまった模様。
ちなみに野戦陣地防御は元よりManeuver warfareに分類されるもので、『機動』と『火力』はManeuver warfareの両輪であって本来分離不可能なものだったりします。 >>543
こちらで再検証できるだけの情報を示してくれるとありがたい
個人的には、これだけ見るといろいろと疑問がある >543
そもそものマニューバーの語源にまでさかのぼって欲しい プロシア人とフランス人の話をしながらそもそもが英語だとどう考えても答えには辿り着けないだろうな
英語は現代視点の分析でなら少し役に立つだけで数十年も遡れば弱小陸軍しか持ってない国しか使ってなかった言語でしかない >548
maneuverは遡ると、古フランス語や中世ラテン語にまでいくそうな。
https://ja.wiktionary.org/wiki/maneuver
なお、WW1期の日本(大正時代)では【運動戦】と【陣地戦】という言葉で対比し表現ていました。
>543
>『機動』と『火力』はManeuver warfareの両輪であって本来分離不可能なものだったりします。
その認識だと、空中機動や海上機動などは火力が分離しても成立しますが、火力不可分という認識だと機動ではなくなってしまいます。
ですが、実際はそのような行動は機動の最たるもの。さらに浸透や広範な迂回機動も定義からはずれかねません。
(これと同じ間違いをどっかの本がやってましたが、その著者は3冊目にして大きく認識を変えてきてました)
現代の理解では「機動」と「火力」が不可分なのは戦術次元における限定された範囲にのみ当てはまると認識すべきだと思います。
火力が必須なのは、両軍がその火力影響圏に存在している状態で運動する為に必要なものであり、火力影響圏外では、火力は機動に影響を与えられないのです。 >>548
>(これと同じ間違いをどっかの本がやってましたが、その著者は3冊目にして大きく認識を変えてきてました)
勉強を続けてるってことだから偉いよね
でも、同時にこれが現状でもある >549
退役後も勉強ですからすごいです。熱心です。
>でも、同時にこれが現状でもある
とはいえ、過去の教育結果なので、今の現役が同じかというと
ま、、そのなんだ、ちゃんと理解してる人も いる と思うし。
そういう人たちが今後の教育に就いてくれることを切に願うですよ。
ただ、CGSはあると言っても幹部学校なくなっちゃったし
今後は教育の場所(と言っても物理的な場所ではない)の方が問題になってくるかも。 根本的に、某社は用兵思想の遅れに対する自覚が足りないか、無いような希ガス
その人もちゃんと気付いたのは退官後ではないかな? 防衛大綱新概念は「多次元統合防衛力」
共同通信 12/13(木) 10:17配信
>政府は、新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」の基本概念を「多次元統合防衛力」とする方向で最終調整に入った。
>与党会合などで詰めの協議を急ぐ。13日、政府筋が明らかにした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00000044-kyodonews-pol
た、たじげんとうごうぼうえいりょく・・
また新しい用語が出てきたが、従来の「動的防衛力」や「統合機動防衛力」とは何が違うのだ? >553
いや、著者じゃなく現役の方
確かに用兵思想の遅れが目立つが自覚して努力してる人もいる。
>554
MDBの影響だろ・・・orz >>554
不得意なサイバー戦争の要素も取り入れようとか? F35戦闘機、105機購入へ うち42機は短距離離陸型F35B
毎日新聞 12/13(木) 11:45配信
>政府は航空自衛隊の主力戦闘機F15の非近代化機の後継に決めた米国製ステルス戦闘機F35を105機購入する方針を固めた。うち42機は新たに導入する短距離離陸・垂直着陸型F35Bとする。
>F35は既に購入を決めている42機と合わせて計147機体制となる。
>F35Bについては、18日の閣議決定を目指す来年度から5年間の防衛予算の大枠を示す新しい中期防衛力整備計画(中期防)に、42機のうち半数程度の購入を盛り込む。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00000019-mai-pol
ついでにこっちの記事もペタリ
将来的にF-35A・105機とF-35B・42機の体制になる模様
F-35Bって何に使うんだ BS-TBS 今すぐ観れw
報道 1730 悲願 空母
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! w >557
マルチドンレインは、階層構造じゃないからドメイン(領域)って言ってるんだけどなぁ・・・
階層構造で捉えるとドメイン間の関係性をちゃんと把握できず誤解する可能性が増えると思うんだけどなぁ・・・
戦争の階層構造と、領域構造は併存するものなのだし・・・
階層構造とこんがらがると、また変な事を言い出しかねない
そもそもMDBは駄目だからMBOにするって当の米軍が言ってますが・・・
あれもMBOになったところで、現状の発表を見る限り
ロシアの次世代戦争コンセプト(ハイブリッド戦争)を完全に抑え込むことはできないっぽいんだよなぁ・・・
完全に西側は受動に陥ってると思う。
(だから米国内でも悲観的な記事やニュースもでるわけだ・・・)
やはりここは謎の無国籍平和維持軍としてメガフォースを設立し
国家政治を超えた軍事介入を「礼儀正しい緑の人」に先んじて問題地域に展開しるw
(まあ、ミスリルでもソレスタルビーイングでも構わないが、原点はメガフォースだ!と主張したい) このドメインは時間地理学のドメインの説明が一番近いと思うのですよ。
(厳密には時間地理学の場合は時間を中心にみるので使用方法は違うのだが、説明文章としてわかりやすい)
説明が面倒なのでWikiでいいや
https://ja.wikipedia.org/wiki/時間地理学
ドメイン(domain)は、特定の個人や集団の管理の下に置かれている時空間の範囲を表す概念であり、権威の制約を表現する手法の1つである。管理領域とも言う。
なお管理の範囲は可変だし重複も自由なので、次元といった連続概念や固定的観念で把握するのイクないと思う。
(1-2-3-4-5と準に影響範囲が並ぶ訳ではなく、いきなり1-3が並ぶとか、1.2.3.4.5がそれぞれ同時に隣接する場合もあるのがドメイン)
ちなみにこの説明を当てはめる場合、時空間には仮想空間(サイバー空間)も含むと理解すべき
とはいえ、MDBではドメインを利用しつつフレームワークを工夫する事で階層間の繋がり(これは領域じゃなくて階層的繋がり)を表現しようとしてたりします。
面倒なので、あとは米軍の出してるMDBコンセプト読んでくり >>560
「異領域統合防衛力」くらいの方がよかったかもね
そもそもの問題は、我が社に「戦争の階層構造」の概念が浸透していないことでは? アメリカがマルチドメインドクトリンを打ち出した時、自衛隊の元将官は全国民に小銃の扱い方を習わせろ
と言っていた。これぞ「現代版B29を竹槍で撃ち落せ」である。 スイスだろ
小銃と竹槍の何が違うかって
小銃の場合は内戦や革命の時に国民が政府に対してある程度戦えるが
竹槍の場合は反乱されても政府が鎮圧するのが容易い所
ジョージ・オーウェルがスペイン内戦に関して嘆いたのは
もしスペイン共和国軍に徴兵制度があって国民の男子の大半が兵役経験を持っていたら
クーデターは簡単に鎮圧されただろうという事 一昨日NHKニュ−ス9の陸自の取材で
ロシア陸軍のウクライナ紛争での電磁戦について報道されたんだけど
観た人居る?
・事前に戦闘に使い易そうなウクライナ地図アプリが何故か無料で出回る(バックドア付き)
・携帯電話が乗っ取られ、待ち伏せ箇所に誘導される
・通信妨害当たりまえ。 電波妨害って言うけど、妨害波の発信源に対レーダーミサイルをぶち込んだら解決な気もするがの
米軍だって妨害波を出すEC-130コンパスコールを運用する際には、必ず護衛の戦闘機を随伴させるし >>562
なんで戦術と戦略の中間概念入れられないんだろね >>562
スレヨゴシ申し訳ないが、命名って事務方つまりセージ力の論功行賞だよね
(背広・制服のエロイ人達の年齢がリアル・ガソダム世代だがそんなことは関係ないよね、そうだよね) MBOってなんだ?
せめてなんの略かだけ教えてください >>561
古い話ですが、W2Kが発売されオフコンからWINワークステーションへ切り替えるぞとエライ人が決めて(ウシシ会社のPCでと思っていましたが)
個人管理の支給パソコンをW2KとNTで導入決定した時、ドメインってナンダァ、と悩んだのを思い出した
操作・閲覧は職務・職制だけで切り分けられるわけでもなく、情報を扱える範囲の上下左右を領域として考えなければならんのと悩んだのは懐かしいw >569
>MBOってなんだ?
MDO=マルチ・ドメイン・オペレーション
米陸軍はMDB=マルチ・ドメイン・バトルを言い出しFM化したのですが、
制定から1年もたたずにバトルじゃ駄目だ、オペレーションだと言い出し
この秋にMDO1.5、来年はMDO2.0だとか言い出してます。 作業の合間や飲みながら書き込んでると、どうしても間違えるのです。仕方のない事なのです(開き直り >575
>MDOとかMDBについて日本語の書籍ありますか?
無いんじゃないかなぁ
一度、Panzerに記事が掲載されたことありますが・・・
表面的な行動についてしか書いてなかったかなぁ・・・
大隊規模での浸透
長距離SAM、超距離精密砲兵で掩護 実は、それだけだと敵側(ハイブリッド戦争)との差異は見えないんだよなぁ・・・
(単純に敵と同じことを、技術的に上回る兵器でやるとしか見えない)
(実際、その通りではあるのですが・・・)
(それだけだと、なぜそれでは駄目なのかが見えない)
技術的記事だけじゃ見えないんですよね・・・ ちなみに英語はコンセプトとして
「Multi-Domain Battle: Evolution of Combined Arms for the 21st Century」
と、1個前のFM(MDOじゃなくてMDBの頃の)が公開されてます。 >>567
階層の基準が、部隊の規模とか数値化できないものだから
ってのは大きそう >566
複数の妨害源が交互に短時間の妨害と移動を繰り返しながら展開します。
(砲兵の対砲兵戦対策と同様の事を電子線部隊で実施するだけの話)
発信源が固定目標と思うのイクない。
また電子的(サイバー的)妨害の場合も同様の手法が見られますが、
サイバーの場合は場所とか妨害源という概念で捉えにくいものです。
そしてサイバーの場合、妨害源つぶすのはあまり意味がない。
(発信元は大抵の場合、単なる中継点にすぎない)
そういえばサイバー攻撃を視覚化するツールがあるのですよ、そして公開されていたMDBのコンセプト動画を見ましたが、その動画のサイバー戦の画面に映ってたのはそのツール画面でした。
そして、それカスカペルスキーだったりするwwwwwww 朝鮮〜大王wは能登沖で何をしていたのかな??w
結果P1に照射w 昔の著名なウォーゲームとかならTabletop SimulatorのMODで結構そろってる事を今更ながら知った
らんすのおっちゃんの好きなPB/PL/AIWもあるぞ! マルチドメインオペレーションって、「組織の垣根を超えて、使える資源全部使う」って感じの意味で良いのかしらぬ
傍から見ると自衛隊もそんな感じのを意識してる様に見える(あらゆる組織の使える火力を目標にぶち込む的な意味で) 自衛隊の大方の理解はそっちに近い気がするけど
アメリカ陸軍は対ハイブリッドウォーが眼目だと思うんだよなあ >586
だがしかし、私は大量のバリアントも使うので、公式対応のMODでは足りないのであったww
(紙ならWW1からSBCTまであるから)
>587
>「組織の垣根を超えて、使える資源全部使う」
多分、貴官のその考えはMDOの一部(MDBにおいての最終的な陸軍の戦力投射の範疇)
MBOでは軍事に限らず、さらに広い範囲への影響を考慮する方向に向かっており
双方が、それぞれ違うドメインを経由し、他のドメインに影響を与える中で、どのように防衛し、また逆にどのように攻撃するのか?を扱うものです。
その為に、「組織の垣根を超えて、使える資源全部使う」のであって、これは手段の一つにすぎません。
(だからバトル(会戦における戦闘方針)では駄目でオペレーション(戦役を前提にした作戦)にすると記事で言ってる)
>(あらゆる組織の使える火力を目標にぶち込む的な意味で)
これはクロスドメインでの火力投射の一つにすぎず、戦場(シアター)におけるもっとも狭い範囲の話になります(戦術次元)
他にも、友軍関係(同盟軍、友好勢力、敵の敵、双方の民間)などもドメイン(領域)に大きく影響を与える要素ですし(特に戦略次元と作戦次元)
さらに航空宇宙、仮想サイバーもドメイン(領域)として認識され、戦場の軍事力投射みならず本国の政治、経済への攻防も含まれる事になります(戦略次元、作戦次元、戦術次元の全てに同時並行、横断的に影響)
本国領域や世界世論に対する宣伝戦も視野
(介入の正当性などを確保するのも重要な要素)
組織の壁というよりドメイン(領域)の壁であり、それは陸海空の組織に限らず、国家、民間、相手側の中にある反政府勢力、空間、時間、仮想世界などの全てぼ壁を考慮
その中で、軍事力をどう使うかを正しく把握し、正しい行使方法を見つけるというのが大きな主題
(正しい行使も、必ずしも敵と同一ドメインで競合する必要は無く、相手が不利となる別ドメインを経由して、相手の漸弱点に対し影響するよな軍事力行使を考える)
そしてこれらが対ハイブリッド戦争であることは、MDBの段階で公式のドクトリンペーパーにて明言されてました。
(そのドクトリンぺーパーの半分位は、ハイブリッド戦争における敵側行動の解説と、我に突き付けられた問題点の記述に充てられていました) なので、この複雑な状況を整理し、相互関係を把握する為に
>561
>MDBではドメインを利用しつつフレームワークを工夫する事で階層間の繋がり(これは領域じゃなくて階層的繋がり)を表現しようとしてたりします。
における新フレームワークにおける概念整理がとても重要になる。
と私は考えています。 まあ、エアランドバトルも、最初は「空地一体戦闘」とか呼ばれて
当時の偉いさんが「空地一体に?今もやってるだろ、何が違うんだ?」とか言ったらしいので…
「多次元統合防衛力」とか本当に理解できているのか…
そもそもMDBを理解したとこで、米軍がMDBじゃダメつってんのに、どうする気なのか??? そもそもハイブリッドウォーがよく理解できてない感じ
何と何をハイブリッドさせた戦争なのか、よく分かってない感じ 現在の各国の特色を無理やり簡潔にまとめると、こんな感じですかね?
中国:三戦⇒積極的に機会を作為しつつ混乱醸成下で既成事実化(実行時は隠さない)
露国:次世代戦争(ハイブリッド戦争)⇒多数の機会の種を撒きつつ機会があれば混乱醸成下に既成事実化(実行時でも隠蔽重視し混乱拡大を作為)
米国:MDO⇒複数領域からアプローチし表立った行動で機会をつぶして回る(恣意的な抑止) 必要処理が莫大すぎるッピ!
言うは易し、行うは難しの典型な気がする
Tabletop simのmodって簡単に作れたりしないかなあ ハードウェアという「物」の話ではなく、兵器とか火力とかの「量」の話でもなく、
階層とか領域とか抽象的な「概念」や戦争そのものの捉え方という「思想」の話だからなあ >592
>ハイブリッド
ロシアでは「次世代戦争」と呼んでいるらしい
>何と何をハイブリッドさせた戦争
最初は正規戦、非正規戦のハイブリッドと言われていましたが
現在はハイブリッドの範囲が拡大し、時間と空間、国家間、勢力間という様々な認識領域がハイブリッドしたものと捉えられてるっぽい。
なので何と何のハイブリッドという二元論では表現不能
(なのでドメイン(領域)とか言い出した) 米中露の用兵思想がどんどん先に行ってる中で、
自衛隊の用兵思想面での立ち遅れが、見る人が見れば
大綱レベルでもあらわになってきてる感じ
その中でも、自衛隊はハードウェア(ぶっちゃけF-35)の
量を揃えることには悲壮感を感じさせるほど必死で、
危機感の持ち方がう〜ん… >594/595
>必要処理が莫大
だからこその新フレームワークという概念ツールを導入
>階層とか領域とか抽象的な「概念」や戦争そのものの捉え方という「思想」の話
だから米軍も一番最初に、
・米軍は既に必要なものを保有している
・MDBを始めるにあたり既存装備で十分だ(米軍がさぼってた分野で一部新開発はするがな…)
・我々は戦い方を変えるのだ
とぶち上げてたのですよw >597
でも
MDOの(恣意的な抑止)って専守防衛とは相性が良いと思うのですよ。
別にMDOにはALBのような専用装備(MLRS/AH-64/第三世代戦車)などは不要なので、装備は買えるなら買えばいいだがやw
ただ、用兵思想研究(ドクトリン研究)と教育にほんの少し予算と時間わけてくれれば・・・ >>587
戦役や作戦術という概念が十分に浸透していない中で、
火力投射みたいなごくごく表層的な部分で、大規模正規戦
ぶっちゃけ対中戦に適用できそうな部分だけをつまみ食い
している感じ >597
>米中露の用兵思想がどんどん先に行ってる中で
やっぱりソ連の流れを組む、ロシアが最先端だと思うです。うらー
MDBでは対応可能というだけで、抑え込むには不足
そこをMDOで強化するつもりのようですが・・・
ロシアは政治と軍事の壁をとっぱらったハイブリッドという状況で政治における軍事判断の正確性が試される訳ですががが…
(こういった部分は英国が強そうではある・・・) >600
表層的ならクロスドメイン止まりなのですw そもそもMDB自体、当の米軍でも理解難航しており
最初の発表の後で、理解浸透を目的として公開討論しまくった訳です。
それでようやく理解が深まったのですが・・・逆に問題点も明確化されてしまい、1年もたたずにMDOへの移行が発表される始末w
そんななので日本でも、そう簡単に概念理解と普及はあり得ないっす。
ならば、表層的理解でも良いから専守防衛と積極的恣意的抑止力の整備として装備しておくのは、そんなに悪い手ではないのかもしれません。
(概念理解は後からでも良い、抑止力の整備については既存概念の応用が日本の場合可能。抑止力整備と言えば冷戦脳ですが、そこから卒業しきってなかったのが1週廻って吉とでた) ちなみに、MDBドクトリンペーパーでも、抑止概念の説明部分で80年代の欧州冷戦を参考(成功例)として記述していました。
(もう一つ挙げられていた熱戦化からの対応成功例は、第4次中東戦争) >605
それは抑止の要素にすぎない。
抑止の目に見える一面の一側面
(他にも演習や即応体制の構築(実際に動けるかは別)も入ります)
(昔でいえば北海道北方漁場での対抗や、穴のない確実なスクランブル、北転事業と北方転地訓練なども抑止の重要要素)
抑止はブラフ、はったり上等 大綱でいうと、正面装備の数のみだけじゃなく、実効性のある抑止力を目指す
ってのが、また数重視に傾きそうな悪寒 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています