この海軍・第一回戦争図演の結果は、翌昭和16年に永野軍令部総長が引き継いで公式の場で開示した。

> この要領によれば、対米艦隊戦闘には勝算があると判断していた。たとえば
> 昭和16年11月、永野軍令部総長は次のとおり上奏している。
>  米国主カ艦隊トノ決戦ニ関シマシテハ先般奏上シマシタ如ク
>  我方ガ決戦ヲ企図シテ遊撃配備ヲ執リマシタ場合ニハ
>  現在ノ彼我ノ兵力並ニ地ノ利等ニ鑑ミマシテ充分ナル勝算ガ御座イマス
戦史叢書 ハワイ作戦 P39

また戦後、元大和艦長の松田千秋氏や中沢佑氏が語る、艦隊決戦なら勝てた、とする論の根拠となった訳