南雲忠一中将を再評価するスレ(女)
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南雲長官はもっと評価されるべき(41代目) 前スレ [40代]南雲忠一中将を再評価するスレ(由) https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1611479212/ (>>206 〜 補給計画の章、>>505 〜ビアード大尉の章) 過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし admiralnagumo@ウィキ http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo 南雲 忠一(なぐも ちゅういち、1887年(明治20年)3月25日 - 1944年(昭和19年)7月6日) 日本の海軍軍人。海兵36期。太平洋戦争初期から中期にかけて第一航空艦隊および第三艦隊(南雲機動部隊)司令長官を 務めた後、サイパンの戦いで自決。死後一階級特進により、最終階級は海軍大将。 正三位勲一等功一級。 第二次ソロモン海戦、第三艦隊による空襲の日時は決められてたのだろうか? もし決まってないなら龍驤を分派せずにその艦攻をもって索敵を行い 敵の不在を確かめてから分派というのが良さそうな気もする 防御にしても索敵にしても、また正規空母の被弾時の待避先にも、戦艦や巡洋艦を前衛に出すより龍驤を分けてしまう方が痛いのでなるべくなら派遣したくなかったはず。 >>3 前日に延べ20機以上の索敵出して未発見で、当日支隊分離ですが また支隊分離は第二法であるように、なるべくなら第一法の全軍で敵艦隊攻撃するのは「したくなかったはず」も何も明白ですがな てか龍驤分離どうのこうの言うのけど、10月の隼鷹や飛鷹のガ島空襲とやってることは同じなんだけどね 後者はその時は敵空母と戦闘が発生せず(隼鷹は2回もやってる)、前者は戦闘が発生してしまったという結果論なだけで 勿論、10月の時の隼鷹や飛鷹の2航戦であっても最優先目標はガ島空襲ではなく敵空母攻撃なのだから ほんの数日前の8月20日にガダルカナルへ米軍機進出だからなあ その直前までは駆逐艦突入して日中居座ってガ島を砲撃してたくらいだったわけで(まあ萩風やられちゃうけど) 反撃でありそうなものはエスピリッツサントから長躯飛来するB17くらいだったものが、ガダルカナルからの反撃も追加されると情勢は一気に変わるというね >>5 敵空母がいないと断定できるなら何も龍驤を分派せず、正規空母からもガダルカナルに攻撃隊を出せばいい そもそもすでに対空火器が確認されてる飛行場に対して 龍驤の艦攻程度では基地に対する空襲効果は極めて限定的で効果があるとは思えない 隼鷹や飛鷹とあまりにも違いすぎる それと空母と戦う時は常に新手が現れないか警戒せよというのは戦前から言われてて 前日確認できなかったからやりましたというのは通用しない 自分たちだって第一段作戦での機動空襲ではうまくやってたわけで 敵空母がいないと断定できないなら龍驤は分派するべきでない 基地攻撃には正規空母からの攻撃隊が必要だし まず龍驤の艦攻は早朝の索敵に使うべき 敵基地への攻撃力不足と、偵察艦攻、直衛機と直掩機の不足を自ら招いた 偶然に龍驤がハズレくじを引いてくれただけでミッドウェーの二の舞でしかない 航空参謀の質が大幅に下落してる 素面なのに、連戦連勝で油断してる源田中佐より性能低いわけで >>7 あのさぁ、その8月24日って ガ島空襲 ラバ空37機+龍驤隊21機 計58機 索敵 機動部隊17機+前進部隊8機+大艇2機 計27機 という規模で出撃させているんですが ラバ空の攻撃は失敗したとはいえ、延べ約60機の攻撃隊はそれまでの日本軍の南方作戦やポートモレスビー空襲見ればわかると思うが割と大きい部類に入り、 索敵に関してもミッドウェイは論外として、インド洋や珊瑚海より全然大規模なんですがね 索敵 機動部隊25機(艦攻19機、水偵6機)+前進部隊8機+大艇2機 計35機 なんかちょっと少ないなと思ったから訂正 これで不足って一体何機出せば気がするのかってレベルだし、第一段作戦の時の索敵とは段違いなんですが ついでに言えば35機は朝の段階の話で、昼に前進部隊から7機出しているから24日は索敵42機になる >>12 何が言いたいのか全然わからない 空母部隊は一体一晩に何浬移動できるのか? 基地を攻撃すべきかは当日の索敵結果を踏まえなきゃいけないし どのみち空襲効果の見込める戦力で飛行場を襲わないと、陸軍の上陸を支援したことにならない 24日までに空襲という言葉の上だけ実績作ってるお役所仕事で 龍驤分派は如何なる選択肢でも失策としか言いようがない 敵が来ないと判断すべき状況なら正規空母からも攻撃隊を出さなきゃ 龍驤から出た艦攻は侵入ルートを誤れば高角砲で全滅しかねない数 戦闘機は敵を 狩り出すには足りない数 海軍としては24日までに空母で空襲という実績になるからそっちを喜ぶかもしれんが 出世するための言葉遊びと戦争に勝つための命令は違うだろ >>11 第一段作戦では部隊が一か所に固まっているから索敵はその周囲の比較的狭い範囲だが この場合は4つの分散した部隊のそれぞれの周囲を探ることになり、空母以外は見捨てることを前提にして 2つの空母の周囲を探るとしても離れている分、その範囲は第一段作戦の時よりかなり広く、 計算はしてないが、明らかにそれくらいの索敵じゃミッドウェーやインド洋より密度が薄く周囲をカバーできてない 2空母部隊の周囲だけなら十分な索敵数なんだろうが、そういう考えなら龍驤がもったいないと感じるな >>15 訂正 >2つの空母の周囲を探るとしても離れている分、 2つの空母部隊(翔鶴瑞鶴と龍驤)の周囲を探るとしても離れている分、 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1611479212/999 コンパスの誤差修正は原因ではないようですけどね。 偵察機搭乗員にとって、洋上航法を誤ると未帰還=死につながるから、 自機は入念に点検するとか。 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1611479212/100 例えば攻撃隊を二手に分けて、両方とも目標に到達するって なかなか難しいと思いますけど。 >>3 GFから8月24日にガダルカナル島を攻撃せよ、と日時まで指定されてますよ。 >敵の不在を確かめてから分派 その通りやってますよ。前日は午前と午後二回の索敵を実施し、 基地航空隊の索敵でも米空母を見つけられなかったので、龍驤分派を決めたのです。 >>4 そんなことは、百も承知だったでしょう。 >>5 そうですね。我々素人が思いつきそうなことは当然やってるでしょう。 >>6 そうですよね。この時ほど”拙速”が求められる場面はなかったかと。 >>7 それはあまりにも結果論に過ぎるかと。 敵空母が居ないと断定できるなら、誰も苦労はしませんよ。 >前日確認できなかったからやりましたというのは通用しない 当然24日も朝から索敵を実施してますよ。 >>8 上級司令部からの命令を無視するのですか? >>9 総員傾注!今から必勝作戦案の講義があるぞ。 >>10-12 少しは史実を勉強してからにすれば良いのにねぇ >>13-14 それは理想論だと思いますよ。 >基地を攻撃すべきかは当日の索敵結果を踏まえなきゃいけないし 例えば、午前の索敵で敵が見つからなかったらどうするんですか? 敵空母は居る?居ない?どっち? >>15 まずご自分で調べてからにした方が良いかと。 >密度が薄く周囲をカバーできてない 戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1) http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=049 297頁に索敵範囲図がありますよ。 密度が薄いですか? >>17 リンク訂正 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1611479212/1000 前スレ埋まりました。 改めてご挨拶を。 と思いましたが、スレタイに(女)とか付いてると、 美少女化した南雲長官が登場しそうですね・・・ 残念ながら、おっさんしか出てきません。でも、 アニメ放送の際は、南雲長官役は花澤香菜さんでお願いします。 >>21 の続き 閑話休題 当スレは、南雲忠一中将を再評価するスレです。 最終階級は大将ですが、機動部隊指揮官としての南雲長官を 対象としているので、あえて現役時の中将としています。 一般に、ダメリーダーの代名詞とされている南雲提督ですが、 南雲長官は無能指揮官でも、母艦航空戦の素人でもない、 それを戦史を通して明らかにすることを趣旨としています。 >>20 これ本隊の周囲半面(0度から190度)しか索敵してないように見えるけどこれで密度が濃いって言う気? 支隊(龍驤)の片側なんてガラ空きで想定した敵出現ポイントしかカバーできてないよね >>22 の続き 一般には軍ヲタと言っても、ミッドウェー海戦しか知らないので、 そこでの南雲長官の采配が焦点となりがちですが、 ミッドウェーは極めて”特殊な戦い”であり、それを基準にして 「空母の戦いとは・・・」と語ることは、かえって本質を見失うと考えます。 例えば前スレでは、暗号解読を中心に進めてきましたが、 暗号解読なんてものは外れる(正確に言うと、一部しか当たらない)のが普通で、 それを鵜呑みにするのは危険なのです。 >>24 の続き 南雲長官の作戦指導を公平に評価するには、ミッドウェー以外の海戦を 知らねばなりません。 というわけで?、珊瑚海海戦一日目から始めます。 よろしくお付き合いのほどを。 >>23 むむ? 周囲反面しか? 前衛からも索敵を出していますけど? >支隊(龍驤)の片側なんてガラ空き ミッドウェーや印度洋ではガラ空きは無くて、 「想定した敵出現ポイント」以外もカバーしていたと? 詳細な解説をお待ちしていますよ。 >>26 ミッドウェーやインド洋のときは一点に固まった部隊で、索敵した方面に移動しているから全部隊が索敵の恩恵を受けるが ソロモンでは4つが別行動して、空母だけでも2点に分かれているのに、本隊の移動範囲しかカバーしてないよねという話 先行する空母支隊や前衛は範囲や時間的にこの索敵の恩恵をほとんど受けることができない そういう作戦だというならそれはそれでいいんだけどさ >>20 空襲当日に進出300浬成し得れば450浬の索敵を実施 それで見つからなきゃ300浬以内にはいないんだから南西に進んで三空母でガダルカナル島を空襲 それしかないでしょう どのみち龍驤による空襲では全く効果が見込めない その事実に目を逸らしてしまっては意味がない 命令を形式上守るために作戦の成功を捨てるというのはいかにも帝国海軍らしい というか任務の失敗より活字上の計画と実施の平仄を重んじる日本の役人らしい ただそこで「平均的な日本の将官」の判断をすると初めから作戦の失敗がわかりきってる 空襲効果を得られなかった時に臨機に半数待機を解除した時の勢いはないのかという話です あれだって艦爆はそのままの兵装で出せば飛行甲板だけは壊し制空権得られるという点で 基地攻撃にしくじった際の答案としては良かった(し、二航戦司令部はその線で納得して作業を進めてたはず。それゆえの即時発進の催促) ミッドウェーから反省するとすれば、計画通りいかない中で妥協しきれなかったことであり 形式的な命令を形だけ守って、戦に負けるより酷く怒られるのを防ごうという方向であっては困る ミッドウェーやインド洋の時は一点しかなく、その一点からの索敵機数自体も少ないんだが つまりカバーしていない範囲そのものが少ない ソロモンでは4つが別行動して、空母だけでも2点に分かれているのに って同時期に増援部隊の船団や外南洋部隊の重巡隊も別行動しているのだが(細かく言えばさらに外南洋部隊も一時期分離して合流してたりするし、駆逐隊がガ島突入砲撃してたりもするが) 本隊、支隊、前衛と言っているが、船団や第八艦隊合わせれば6つになるんですがね 龍驤一隻の攻撃ではガダルカナル島の航空基地に有意な損害を与えられない 瑞鶴と翔鶴の二隻だけでは防空や索敵、攻撃で飛行甲板が混乱してしまう という当たり前の前提と苦い経験があるのに 命令を守ったという形式を取り繕うため、むざむざと龍驤を囮に差し出すのが理解できない C作戦やミッドウェーでは後背は陸攻によってカバーされてる、というのは見ればわかる話 ただまあここら辺は揚げ足取りに過ぎなくて 龍驤を派遣したところで形式的に命令を守り、怒られを最小化する(海戦で負けてもポストを失わないが勝っても細かい言いつけを守らないとヤバい)ことしかできない それをやるのが平均的な日本海軍の将官だと言われればそれまでだけど 真面目に海戦に勝とうとするのは司令官として組織を問わぬ資質 >>24 ミッドウェーは「極めて特殊」なのですかね。あまりそういう印象は無いような。 (レイテは除外して良いと思うので)史上5回しか無い空母対空母の海戦というものが特殊なわけですよね。 1942年の4回では(母艦数等でそれなりに優位性もあった)日本の攻めを米が防ぎ切ったので、負けた日本側としては悔やみが残って、その中で最も劇的に見えるミッドウェーが槍玉に上がりやすいのかな。 イアン・トールの受け売りをするならば ・珊瑚海+ミッドウェー ・第二次ソロモン+南太平洋 ・マリアナ の3グループで考察するのが良いのかしら。 >>27 いえいえ、本職は「密度が濃い薄い」の定義を確認しているだけで、 貴官に同意するか否かは、まだ先の話です。 どうぞお気になさらずに >>28 むむ、史実を勉強してからと書いたはずなのに・・・ >三空母でガダルカナル島を空襲 8月24日は黎明索敵では敵を見ず、第二段索敵で米空母を発見して 第二次ソロモン海戦となりました。 翔鶴瑞鶴もガダルカナル島空襲となれば、当然対陸上兵装ですよね。 また兵装転換を始めるのですか? >ミッドウェーから反省するとすれば、 ミッドウェーから何を学んだのでしょう、第三艦隊は。 >>34 の続き >いかにも帝国海軍らしい それは帝国海軍将官の資質の問題ではなく、 貴官が作戦任務に対して責任を負っていないからでは。 第三艦隊にとっては、敵空母撃滅、ガ島攻撃、二つの任務を負い、 限られた兵力、限られた時間で、どちらも手を抜けないから苦労するのです。 一方を放棄して良いのなら、白髪も減るでしょうなぁ >>29 そうですね。 単位面積あたりの索敵機数とか出してくれれば、比較しやすいかも? >>30 当たり前・・・ねぇ 本職は、前線指揮官を悩ますのがこの「当たり前」だと思っているので、 「成りきって考えてみよう」と基本方針としています。 >>31 これもよく分からない理屈ですね。 >C作戦やミッドウェーでは後背は陸攻によってカバーされてる、というのは見ればわかる話 ソロモンの戦いでも、ラバウルやショートランドから日施哨戒が出ていると思いますけど、 印度洋やミッドウェーでは後背はカバーされてるのに、 ソロモンでは「支隊(龍驤)の片側なんてガラ空き」(>>23 )になるんでしょうか。 ??? >>32 ご指摘の通りで、特殊かどうかの基準は曖昧で、 本職は、真珠湾から南太平洋海戦までの、南雲機動部隊(珊瑚海も含む)の戦いを 比較の対象としています。 どちらかと言うと、ミッドウェーの戦闘経過そのものより、 それを検証する側の異常なまでの(重箱の隅をつつくような)熱意かな。 >>38 そういえば、 >イアン・トール 『太平洋の試練』って、第四巻で完結でしたけっけ? 「真珠湾からミッドウェイまで」(上・下) 「ガダルカナルからサイパン陥落まで」(上・下) 第四巻のあとがきに、「全3巻中の2巻目」と書いてあったので、 そのうち「レイテから沖縄まで?」上下巻が出ると思ってましたが・・・ 邦訳されてないだけかな。 >>34 艦攻は陸用兵装として、飛行場は艦攻の爆撃で撃破 空母は艦爆(陸用と通常の混合)で撃破すればよろしい ミッドウェーでもそうすればよかった 予期せず空母が現れた時、艦爆を控え置いておけばひとまず飛行場攻撃にも空母攻撃にも対応できる 一撃で撃沈に拘ってしまうと破綻する、というのがミッドウェーの戦訓ではないですか? しかも今回は前衛部隊でとどめを刺すという方針まであるのだから なんのための新戦術なのか? 飛行場攻撃は龍驤単独という約束された失敗を犯すのではなく正規空母からの艦攻36機と直掩機18機(できれば龍驤からも6機程度追加)で行い 更なる索敵で敵空母が有れば同じく艦爆54機と直掩機18機を差し向ければ良い とにかく龍驤を分派したところで一航戦の作戦能力は低下して、龍驤は何もなし得ない 龍驤一隻で対空陣地の制圧でも敵機の掃滅でも、できることはあるのか? 敵航空基地への攻撃は艦攻、艦隊には艦爆 というのはC作戦で見事にトリンコマレーを艦攻40機余りで爆破して成功 取り敢えず敵の飛行機の活動を止めるにはこれが一番効率が良い ミッドウェーでは敵空母撃沈の確実を期して採用しなかったのかもしれないが 今回はそれを実施しても前衛がなんとかとどめを刺してくれそうな状況まで作ってる だから第一撃は艦爆だけ出して、艦攻の攻撃は飛行場攻撃から帰ってきた隊の再出撃 これで一体なんの問題があるのか? そして龍驤単独で空襲をさせて、一航戦は戦力の低下と防空や索敵に伴う飛行甲板の混乱を甘受して、何を得る見込みがあったのか? 索敵線の密度については、標準的なものがあって 三角飛行なら測程を視界の1.5倍(敵が大部隊なら2倍) 先端の間隔は三角飛行なら視界の2倍 視界を30浬とすると、180度進出300浬で7〜8本 ただこれは視界から逆算した理論的なもの 事故、遭難、空戦による損害を考慮してこれより何本多くするかは指揮官の判断次第 索敵の目的は航空戦における敵状の判断だから、 空母部隊を分割するとそれぞれに情勢を得なくてはならないが いかに軽空母と航空巡洋艦一隻をつけても支隊には無理な話 分派せず、十一航艦の支援が望めない南方に向けて扇形索敵で概ね200度、本数は14〜15本有ればよし 龍驤から6機、利根と筑摩から4機ずつ 交代機も含めると、前衛部隊の戦力を含めて、やっと一群の情勢判断に必要な機数が得られる 龍驤を分派すると、偵察能力の面からも、取り敢えず飛行場を形だけ攻撃するという硬直したプログラムとなってしまう どうせ形ばかりの攻撃なら、龍驤の艦攻は5機を飛行場攻撃ではなく索敵に高い、飛行場攻撃は零戦による在空撃破(誘導艦攻1機) としてもよかった どうせ艦攻6機では爆撃による効果はなく、かえって直掩の零戦を拘束し敵機の掃滅をも阻害する 航空戦を有利に進めようというモチベーションがあれば 龍驤は分派しないか、分派するにせよより南方に索敵線を伸ばすのに利用して飛行場攻撃は戦闘機と誘導機のみで行ったはず 更に言えば支隊の攻撃隊をブカに飛ばして、支隊は北方退避という当初の案では 龍驤と利根の航空隊をガ島空襲のアリバイ作りのためだけに事実上の戦力外(ただ艦攻隊は戦果を挙げず大損害が必至) 油断慢心というのはこのことではないかと >>39 最終巻(3巻目)の Twilight of the Gods: War in the Western Pacific, 1944-1945 (Pacific War Trilogy) は2020/9に出版されているようなので1,2巻目と同じく文藝春秋社が邦訳を出してくれれば嬉しいのですけれどもどうなるのかしら。 2巻目のサイパンで南雲機動部隊の後継な第一機動艦隊も南雲中将ご本人も亡んだ後の話なのでこのスレッド的には対象外ですが、TF77の活躍とか読みたいかな。 それにしてもミッドウェーでもレイテ(サマール沖)でも、米空母は劣勢でもなんとかして防ぎきっちゃうかんじですね。それに比べて日空母は…と南雲中将がスケープゴートで叩かれることが多いようでお気の毒ではありますね。 >>40 ありがとうございます。 まず誤解なきように申し添えておきますが、 本職は貴官の主張に反対しているのではありません。 貴官の主張の中身を確認している段階ですので→>>33 「索敵の密度が”薄い”とは何と比較しているのか」 「ガ島空襲に翔鶴瑞鶴まで投入したら、米空母への備えはどうするのか」 この二点ですね。 >>45 の続き >空母は艦爆(陸用と通常の混合)で撃破すればよろしい ガ島空襲→翔鶴艦攻+瑞鶴艦攻+龍驤艦攻+零戦 敵空母攻撃隊→翔鶴艦爆+瑞鶴艦爆+零戦 母艦上空警戒→零戦 これで良いですか? >>46 の続き >更なる索敵で敵空母が有れば同じく艦爆54機と直掩機18機を差し向ければ良い それはこちらの都合しか考えてない理想論だと判明したのが、ミッドウェーの戦訓なのでは? ・ガ島空襲隊の帰投や第二次攻撃隊の発進と重なったらどうするのか。 ・艦爆隊を出したら、母艦は敵空母の方へ進撃すると思いますが、 ガ島隊の収容点が変更されて混乱が生じないのか。 ・索敵報告が入らない時、艦爆隊はずっと艦上待機では兵力の無駄遣いにならないか。 ミッドウェーではしばしば(後知恵で)一航戦は対空母、二航戦は島空襲で任務を分けていれば、 兵装転換の混乱は起こらなかった!などと言われるのが常ですけど・・・ どのようにお考えですか? >>41 艦爆隊の先制攻撃で敵空母の作戦能力を奪うという発想は、 第三艦隊の新戦策そのものなので、問題はないと思いますよ。 >>42 空母が二点に分かれているから、索敵の密度が薄い?なのでしょうが、 本隊と支隊との距離は30〜40浬程度で、 支隊周辺海域は本隊の索敵範囲に入っているのに(>>15 ) 何が不足なのかがよく分かりません。 >>43 根拠をお示しくださいな。 >>44 あざっす! やはり邦訳待ちでしたか。 昨年出版なら、そのうち出してくれるでしょう。楽しみ >米空母は劣勢でもなんとかして防ぎきっちゃうかんじ 本職は逆の見方で、あちらの戦記を読んでると分かるのですが、 米空母は確かに劣勢ながら善戦しているのですが、 日本空母と戦う度に1隻ずつ確実に空母を沈められいって、 最後はエンタープライズだけになってしまうのです。 これは恐怖だったと思いますよ。 ニミッツは毎月、空母残数をカウントしては眠れなかったと思います。 「このままいくとどうなっちゃうんだろう、どうしたらナグモを止められるんだ・・・」 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1611479212/998 の続き [MO作戦日本側編成] <南洋部隊>第四艦隊司令長官・井上成美中将 (1)MO機動部隊(第五戦隊司令官・高木武雄中将) [主隊](高木中将直率) 第五戦隊 重巡「妙高」「羽黒」 第七駆逐隊 駆逐艦「曙」「潮」 [航空部隊](第五航空戦隊司令官・原忠一少将) 第五航空戦隊 空母「瑞鶴」「翔鶴」 第二十七駆逐隊 駆逐艦「有明」「夕暮」「白露」「時雨」 [補給隊] 給油艦「東邦丸」 (2)MO攻略部隊(第六戦隊・五藤存知少将) [MO主隊](五藤少将直率) 第六戦隊 重巡「青葉」「衣笠」「加古」「古鷹」 空母「祥鳳」 駆逐艦「漣」 [ポートモレスビー攻略部隊](第六水雷戦隊司令官・梶岡定道少将) 第六水雷戦隊 軽巡「夕張」 駆逐艦「追風」「朝風」「睦月」「望月」「弥生」「卯月」 敷設艦「津軽」 掃海艇「第二○号」 輸送船12隻 [掩護部隊](第十八戦隊司令官・丸茂邦則少将) 第十八戦隊 軽巡「天龍」「龍田」 水上機母艦「神川丸」「聖川丸」 特設砲艦「日海丸」「京城丸」「勝泳丸」 特設掃海艇2隻 第17任務部隊(フランク・フレッチャー少将) [第2群]攻撃隊(トーマス・キンケード少将) 重巡「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「アストリア」「チェスター」「ポートランド」 駆逐艦「フェルプス」「デューイ」「ファラガット」「エールウィン」「モナガン」 [第3群]支援隊(ジョン・クレース英少将) 重巡「オーストラリア」(豪)「シカゴ」 軽巡「ホバート」 駆逐艦「パーキンス」「ウォーク」 [第5群]航空部隊(オーブレイ・フィッチ少将) 空母「ヨークタウン」「レキシントン」 駆逐艦「モリス」「アンダーソン」「ハマン」「ラッセル」 [第6群]補給隊(ジョン・フィリップス大佐) 油槽船「ネオショー」「ティッペカヌー」 駆逐艦「シムス」「ウォーデン」 [第9群]索敵隊(ジョージ・デーボン中佐) 水上機母艦「タンジール」(PBY12機) (註)フレッチャー少将はヨークタウン坐乗、フィッチ少将はレキシントン坐乗 この他に、ポートモレスビー及び豪州の陸軍航空隊が加わる。 [珊瑚海海戦要図] (日本時間5月4日0400頃) □■ラバウル □□□ □□□□□□□ □□ ブーゲンビル島 □□ □□□□ ショートランド■□ □□ □□■ラエ □□ □□ □□ □□□□□ ▼MO攻略部隊 □□ ■ツラギ □□□□□□□ ↓ ▼MO主隊(祥鳳) □□□ガダルカナル島 □□□■□□□□ ↓ ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島 □レンネル島 モレスビー サマライ デボイネ ルイジアード諸島 ↑ ↑ 英クレース隊△ △米TF-17 □ ▼MO機動部隊 □□ ↓ □□ □□■クックタウン 豪□□ 州□□ ニューカレドニア □□□■タウンスビル □□ □□□□ □■ヌーメア □□□□□□ >>48 索敵の密度の話をしてるのは別な人です 自分としては、0〜190度に一段19機は薄いとは思えない 理論的に最低7機程度でカバーできるので戦時ということを考えても「周密」と言える ただし 支隊にとっての索敵は当然、不足 本来ならば、支隊自身が攻撃の計画を整備するため敵情を得なくてはならないが (簡単に言えば300浬の攻撃圏内に敵空母がいるか) 数十浬の差とは言え、攻撃隊を出せる状況かわからない状態で発着をして、結果として撃沈されてしまった >>53 訂正 日本時間5月7日0400頃(珊瑚海海戦一日目黎明時)ですね。 >>47 どのみち龍驤一隻を分派しても全く無意味で損害が多い、三空母の攻撃力を使うほかないという点には変わらないけれど 負けないためにやむを得ず三空母を使わざるを得ないという方向からは作戦を練る必要はあります 過去の攻撃、トリンコマレーとイースタン島の実績に照らせば、ガダルカナル島の飛行場は八〇番爆装の艦攻36機で制圧できる見込み (陸攻から高度8000から六番を撒くラバウル航空隊と攻撃力の次元が違う) 艦隊の進路は予め敵の予想位置である南西に定めておき、予想が外れたら無線封止を解いて通報 かかる場合はどのみち前衛に無線で指示を出すことになるので無線封止の解除は必至 艦爆はどうせ飛行場攻撃には役に立たない 在地機の撃破以外、威力不足。そんな奇襲が成立したなら、第一次攻撃隊が任務に失敗しない なので艦上待機は無駄ではない といったところです 攻撃隊の交錯については、ミッドウェーの時と大きく違い敵空母の在否を確かめてから行うから、リスクは低い 前衛から進出300浬、一航戦から450浬の増槽艦攻を出して その範囲で敵がいないならば、その6時間は基地を相手に専念できる 増槽艦攻が用意できず、そこまでの範囲を見れないならば、日本の勢力圏にある島嶼を不時着海面に指定しておくことです 少なくとも龍驤を向かわせて失敗、大損害に決まってる攻撃をさせるよりはマシ >>54 失礼しました。 IDで区別すればよかったですね。今後は気を付けます。すみません 第二次ソロモン海戦ではミッドウェーと違って索敵の結果を見て攻撃計画を練れるのが大きなポイントで これを使わないではないと思い負け ミッドウェーでは連合艦隊の稚拙な計画により船団が攻撃圏内に入った状態での航空決戦となり 空母の存在と関係なくまず基地の攻撃を強いられてしまったわけです 第二次ソロモン海戦では、索敵の結果を得てから作戦できるので この利点を使わないわけにはいかない ミッドウェーで、各航空戦隊ごとに島と艦隊を標的として振り分けるのはうまくいかないと思います やはり一度に36機の零戦をぶつけなければ敵戦闘機の妨害で攻撃隊の戦果は上がらないし イースタン島とサンド島を当時制圧できない もし船団が攻撃圏内にいなければ、2隻の空母の攻撃力で各個撃破できるかもしれないが 第一次と第二次の間の1時間のタイムラグで飛行艇が発進、船団を沈めてしまうかもしれない…… ミッドウェーは兎角制約の多い戦いで、敵大型艦撃沈まで確実を期するのは無理 まずは制空権を得て、余力で撃沈を狙うという独断専行なしでは史実と大きく異なる結果はあり得ないかと 作戦当時の龍驤は何機載せていたのだろう? 定数は艦戦・艦攻合わせて30機前後だけど。 南雲は普通の指揮官というのがスレ主の主張という回答をいただいたがテンプレを読む限り私には普通には思えんかった 第1次攻撃隊の報告は「我レ、サンド島ヲ爆撃、効果甚大」(加賀機、戦果報告)「タナ一、第二次攻撃ノ要アリ」(友永隊長、再攻撃要請) 第二次攻撃ノ要アリとのことだけど、それは直ちに行わなければならないことなのか? サンド島の爆撃は効果甚大と報告を受けているように戦果があがっていないわけではない Q6.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その2) A6.0405時から、南雲機動部隊はミッドウェー基地航空隊の攻撃を受けている。同島航空兵力は未だ健在であり 速やかにこれを壊滅させなければならない。 A7.味方攻略部隊は、すでに前日からミッドウェー島の敵哨戒圏(600浬)内を進撃中である。 輸送船団に損害が生じては作戦全体に大きな支障をきたす。敵基地制圧が急務である。 このように回答しているがテンプレの作戦概要によるとミッドウェーの攻撃予定日は6/5だけでなく6/6も予定されている。 敵基地制圧が急務である。というが急務の度合いはどの程度なのか?作戦上は翌日も攻撃予定日である。 基地航空隊の攻撃下さらに索敵も完全には終わっていない時刻で換装を命じなければならないほどの急務なのであろうか? 0415時点の判断としては第1次攻撃隊を収容してから判断すれば良いことに思える。0438には第1次攻撃隊は上空に帰還し始めるわけで 直接報告を受けてもそれほど時間を浪費するわけではない。 事前のミッドウェーの航空戦力予想は・飛行艇12機・戦闘機12機・爆撃機12機で、すでに7機を返り討ちにしてるわけで サンド島爆撃効果甚大とあわせてミッドウェー基地制圧の進捗が悪いとは思われない。 6/5中にもう一度ミッドウェーを空襲できれば6/5時点での進捗は十分に思えるし、それは収容後でも十分間に合うだろう。 攻撃開始が1日遅れたことを重く見過ぎてるんじゃないの 空襲が1日遅れてるのはかなり痛くて ミッドウェーの敵航空隊は船団の発見を受けて、ハワイから増援を受けてると見なさなくてはいけない 1000浬程度なら複座機であれば1日で機動集中できちゃうし イースタン島のSB2U隊は現にカタリナの誘導で直接飛んできたものなので 特にカタリナは集めやすいから、ニミッツの決断からすると皮肉なことだけれど 「サンド島に集結した敵雷撃飛行艇」を恐れて作戦しなくてはならない 実際にはカタリナの喪失を恐れた米軍は逃げ腰だったにもかかわらず 航空戦は出血覚悟なら出せる選択肢があるだけで、実際にやる気がなくても、虚実入り混じった疑念を抱かせ敵を萎縮させることができてしまう >>56 ありがとうございます。 >ガダルカナル島の飛行場は八〇番爆装の艦攻36機で制圧 すでに>>11 氏も指摘されていますが、 >艦攻19機 8月24日は、機動部隊本隊から艦攻半数を黎明索敵に出しています。 「艦攻36機」ということは、索敵線先端に到達した段階で、残り半数を出撃させるのではなく、 索敵艦攻が全機帰投するのを待って爆装し、発進させるということですか? ガ島空襲は午後遅くになりそうですね。 >>57 それこそ、まさにミッドウェーの戦訓であり、戦況は刻々と変化していきますよ。 >その範囲で敵がいないならば、その6時間は基地を相手に専念できる 第二次ソロモン海戦では、 第一段索敵(本隊艦攻)で敵を発見できなかったので、 支隊(龍驤)は1020時からガ島攻撃隊を出したけど、 第二段索敵(前衛水偵)が1200過ぎに敵を発見し、 本隊から1255時に第一次攻撃隊(零戦+艦爆)を発進させました。 6時間の余裕なんてどこにもありませんよ。 >>59 その理屈もよく分かりません。 >ミッドウェーと違って索敵の結果を見て攻撃計画を練れるのが大きなポイント ソロモンでの戦いは、南太平洋海戦も同じですが、 ガ島での陸軍総攻撃と連動しているので、 機動部隊南下→総攻撃延期→機動部隊反転北上→補給計画見直し→・・・ と、ミッドウェー以上に制約条件が厳しく、機動部隊の都合を無視して、 ガ島空襲日程を強制されるのですが、大丈夫ですか? >>60 公刊戦史によれば、>>20 の293頁 「8月23日現在、龍驤は零戦24機+艦攻9機で定数通り」とありますね。 >>62 そうですね。 敵に反撃の暇を与えず、数で圧倒するのが戦いの基本でしょう。 >>61 ありがとうございます!テンプレを活用できるのが一番嬉しいです。 >敵基地制圧が急務である。というが急務の度合いはどの程度なのか? これはテンプレQ5の通りですね。 >A5.0400時、友永大尉より「第二次攻撃ノ要アリ」と要請があった。第一次攻撃隊長が「効果不十分」 > と判断したのだから、再攻撃が必要なのは当然である。 各中隊からもそれぞれ戦果報告はあるでしょうが、 それらを総合して判断するのが攻撃隊長の役目ですから。 友永隊長が「再攻撃必要」と判断すれば、再攻撃は必要なのです。 >>67 の続き >ミッドウェーの攻撃予定日は6/5だけでなく6/6も予定されている。 それは前日に友軍船団が攻撃されていること、 また5日のミッドウェー空襲の報を受けて、翌6日に米空母が出現するかもしれないこと。 これらを考慮すれば、「敵基地制圧が急務」ですよね。 南雲長官の判断は極めて適切であり、 さらに友永隊長の再攻撃要請を受けて、すぐに決定するのではなく、 索敵機が先端に到達するのを待って、米空母が付近に居ないことを”確認”してから 爆装転換を命じており、 作戦全体をよく俯瞰できていたことが分かります。 >>53 の続き <日本側> 5月10日にポートモレスビー上陸作戦を実施 5月3日にツラギ上陸して、珊瑚海東半分を哨戒圏に入れる。 5月4日、MO攻略部隊がラバウルを出撃 5月7日にルイジアード諸島を通過して珊瑚海に進出予定 MO機動部隊はソロモン諸島を迂回して珊瑚海に進出 <アメリカ側> 暗号解読により、日本軍のポートモレスビー攻略作戦を把握 5月4日、ヨークタウンの艦載機をもってツラギを奇襲 5月7日、米空母部隊(TF-17)はルイジアード諸島南方海面に到達し、 MO攻略部隊を迎え撃つ作戦 >>69 の続き 珊瑚海海戦の経過については、過去スレでとりあげていますが、 今回は米空母側の視点で振り返っております。 ポイントは、アメリカ側は暗号解読情報が間違っていたため、 「日本空母部隊は攻略船団と共にソロモン海を南下している」 と誤った判断をしており、 MO機動部隊が東方250浬まで接近しているのに気づいていない。 >>70 の続き 逆に日本側も、前日(6日)に基地航空隊が米空母を発見したが、 針路情報が誤っていたため、翌日の索敵で誤った判断をしてしまいます。 米空母はいつ自らの過ちに気付くのか。 鍵となるのが、ヨークタウンの暗号士官であるフォレスト・ビアード大尉 彼は司令官であるフレッチャー少将と仲が悪い! いったいどうなることやら・・・ 南雲長官が叩かれるのはミッドウェーで4空母が全滅した影響が大だと思いますけれども、フレッチャーやハルゼーやスプルーアンスやキンケイドも珊瑚海やミッドウェーやソロモンで参加した米空母が仮に全滅していたら同じように叩かれますよね、たぶん。 ということで各々の指揮の巧拙というよりは、米空母のダメコンの強さが一番評価に利いているのではないでしょうか、とか書いてみたりして。 ヨークタウン(と史実では被害無しでしたけど姉妹艦のエンタープライズ/ホーネットも)が赤城/加賀/蒼龍/飛龍並にダメコン弱ければ(戦略目標未達という意味での負けは変わらないでしょうけれども)ミッドウェーも43-2くらいの勝負になったかも知れないですし。 エンタープライズや(年代が若干ずれますが)エセックス級のフランクリンやバンカーヒルとか、米空母なかなか沈まないですよね。 レキシントンやヨークタウンは運良く沈んでくれた、ワスプとホーネットはまああれだけの被害を受ければ日米どちらでも沈んだでしょう、ということで。 あるいはヨークタウン級だけが強すぎたのかしら(あと何度雷撃されても神風攻撃受けても沈まないサラトガも)。 見方を変えると対空母攻撃力で日本は米国より劣っていたとか。南雲機動部隊は対地あるいは非空母への攻撃には強かったですが、空母戦には意外と弱かった? >>72 赤城とフランクリンなどって被害的にはあまり変わらんし、だから赤城は曳航が検討されている 制海権制空権があったから復旧作業を選べ、それが無ければ自沈を選ばざるを得ないということ また誘爆状況によっては蒼龍や加賀同様に、たった1発の250kg爆弾でもうアカンだったプリンストンもあるわけでな レキシントンやヨークタウンは運良く沈んでくれた扱いなら、加賀や蒼龍や飛龍も同じ扱いにしないのは不公平でしょう また翔鶴は珊瑚海や南太平洋どちらも3発程度の1000lb爆弾食らっているけど、沈む気配ゼロどころか機関健在で航行能力はまるで奪えてないとか サラトガって被害は1回目も2回目も魚雷1発だけとか、 レイテの瑞鶴も第一波で爆弾と魚雷どっちも食らっているけど、それだけだと沈みそうもなかったとか つまり、こういうのって比較するならもう少し状況見てからアレコレ結論付けた方がいいと思うんだ >>74 赤城は舵が故障していたから救援を断念。ビスマルクも比叡も舵故障が 致命的だった。 魚雷や爆弾や被害の種類の違いや至近弾の扱いとか被害の分類とか色々ありますけど、そこは荒く丸めるとして、1942年末までについてはこんなかんじでしょうか。 42/1/12 サラトガ 損傷 潜雷1 42/5/7 祥鳳 撃沈 爆13雷7特攻1 42/5/8 レキシントン 損傷/誘爆/自沈 雷2爆2特攻1 42/5/8 ヨークタウン 損傷 爆1 42/5/8 翔鶴 損傷/発着不可 爆3 42/6/5 赤城 誘爆/自沈 爆2 42/6/5 加賀 撃沈 爆4 42/6/5 蒼龍 撃沈 爆3 42/6/5 飛龍 誘爆/自沈 爆4 42/6/6 ヨークタウン 損傷/沈没 爆3雷2潜雷2 42/8/24 龍驤 撃沈 爆4雷1 42/8/24 エンタープライズ 損傷 爆3 42/8/31 サラトガ 損傷/曳航 潜雷1 42/9/15 ワスプ 誘爆/自沈 潜雷3 42/10/26 瑞鳳 損傷/発着不可 爆1 42/10/26 エンタープライズ 損傷 爆2 42/10/26 翔鶴 損傷/発着不可 爆4 42/10/26 ホーネット 損傷/自沈/撃沈 爆4雷3/砲撃/駆雷3 なんとなく米空母の方が打たれ強いような印象? 1943年以降の参考情報としてはこんなところとか。たしかにプリンストンは赤城レベルな気はしますね。 44/10/24 プリンストン 誘爆/自沈 爆1 44/10/25 セント・ロー 撃沈 特攻1 45/1/24 オマニー・ベイ 誘爆/自沈 特攻1 45/2/21 ビスマーク・シー 撃沈 特攻2 45/3/19 フランクリン 損傷/炎上/曳航 爆2 45/5/11バンカー・ヒル 損傷/炎上 特攻2 米海軍はダメコン優れているのはその通りだけど、 78に限った話じゃないが大戦後半での航空攻撃で命中したのは爆弾2発以下(しかも基本的に250kg爆弾)、魚雷なら1発止まりだからなあ 可能性はゼロじゃないけどこれで沈める方が難しいわけで ほら1〜2発命中しても沈んでないから打たれ強いんだぞって言われるとう〜ん、としか 翔鶴は被曝してもそこそこ持ちこたえてるからそれ以外の日本空母がぜい弱すぎる 最新空母と旧式の違いが何かあるのかもな ミッドウェーはそもそもヨークタウンしか発見できてないからアメリカのダメコンがダメでも結果はあまり変わらないだろうし 機動部隊指揮官では日本側で一番空母撃破してるのが南雲だから空母戦が弱いのは日本の問題だろう >>67 >>68 Q8.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その4) A8.0130時から発進した索敵機(巡航速度120節・進出距離300浬)は、2時間半あれば索敵線先端に到達する。 (最も遅い利根四号機でも0430頃) 最も遅い利根4号機は0430なのだから先端に到達するのを待てずに換装作業を命じたということになると思うけど? 『索敵機が先端に到達するのを待って、米空母が付近に居ないことを”確認”してから 爆装転換を命じており、 』 などというスレ主は公平に判断できていないと思う。まだ確認はしていない。推定しただけ。 >「再攻撃必要」と判断すれば、再攻撃は必要なのです その通りですよ。>>61 でももう一度ミッドウェーを攻撃すると述べてます。 ただし第2次攻撃隊の準備を0415時点で始めるべきなのか、利根4号機の索敵完了後始めるべきなのか、 第1次攻撃隊を収用してから始めるべきなのかを問題にしているのです。 >>62 >ミッドウェーの敵航空隊は船団の発見を受けて、ハワイから増援を受けてると見なさなくてはいけない 作戦概要には『(ハワイから)ミッドウェーに対し、在ミッドウェー兵力の約2倍の急速増勢が可能』とあるのでそれは私も考えましたが テンプレの南雲氏はそのように判断していませんでしたので。あくまで36機とするなら進捗は悪くないと判断できるという意味です。 なお0615に輸送船団が発見されてその日のうちに増援できるのかどうかは私には判断不可能でした。 日没までに渡洋できるのか?夜間飛行となってしまっても大丈夫かどうかなど(日没1532まで9時間程度) 以下テンプレより引用 6月5日0000時(第一次攻撃隊発進の1時間半前)における南雲長官が下した情勢判断は以下の通り。 (1)敵艦隊は、我がミッドウェー攻略作戦が始まれば出動して反撃してくる算がある。 (2)敵の飛行索敵は西方・南方を主とし、北西方・北方は厳重でないと認める。 (3)敵の哨戒圏は約500浬と推定する。 (4)敵は我が企図を察知せず。少なくとも機動部隊は敵に発見されていないと認める。 (5)敵機動部隊が付近海面に行動中と推定する資料はない。 (6)我はまず、ミッドウェーを空襲し、敵の基地航空兵力を壊滅して上陸作戦に協力した後、 敵機動部隊に対処し、これを撃滅することが可能である。 (7)敵基地航空兵力の反撃は、我が上空直衛戦闘機と対空砲火によって、撃退することが出来る。 >>82 の続き このように南雲氏は輸送船団が発見されたのでミッドウェーの航空隊は増強されたと見られるみたいな判断をしていません。 増強されてるなら36機+72機(2倍分)=108機(第一次攻撃隊と同数=相当の驚異)ぐらいいてもおかしくありませんね。 つまりハワイから増援を受けてると見なさなくてはいけないのであれば、すでにこの時点で南雲氏の判断はおかしいということになると思います。 また36機しか存在しないと判断している基地航空隊の内の10機の攻撃下で兵装転換を命じるのであれば理解はできるが 108機存在すると判断している基地航空隊の内の10機の攻撃下で兵装転換を命じるのはおかしいと思う 前者であれば基地からの攻撃はもう終わりかも知れないが、後者の場合続いて第2派、第3派の攻撃があると判断するのが妥当と思われる 利根機索敵線先端到着時刻0430よりも早く兵装転換を命じると言うことは敵空母に対する攻撃力を放棄することを代償に ミッドウェーへの第2次攻撃を早めるということになると思うけど第2派、第3派攻撃があるなら代償は支払ったのに換装作業は 進まないということになってしまい理解できない。 ハワイからミッドウェーに移動できる航空機って当時ではB17くらいじゃないの 空母も移動するのに2日かかるし、ミッドウェー規模の基地だとそもそも備蓄がないだろうから移動できても燃料補給、弾薬補給も難しい 輸送船団が見つかってもミッドウェー基地は迎撃準備してるだろうけど、少数だしなんとかなるだろうと考えてもおかしくないんじゃないの >>72 そうですね。空母4隻全滅なんて素人目にも分かりやすいですし。 >見方を変えると対空母攻撃力で日本は米国より劣っていたとか 過去スレでもやりましたが、米空母は一度も日本空母攻撃隊を阻止できて いないので、そこからマリアナ沖の防空網構築につながります。 アメリカの対空母攻撃力はそもそも毎回迷子を出している時点で、論外でしょう。 >>74 バンカーヒルなども制海空権を握っていたからこそ避退できましたよね。 ワスプの例もあるように誘爆が大規模に始まってしまったら、日米関係なく 艦を放棄するしかないかと。 >>75 舵機損傷は以外に重いですよね。戦艦なんてそうそう沈むもんじゃないのに >>76 - ありがとうございます。 打たれ強さに関しては、魚雷が命中したか否かが大きいでしょう。 エセックス級も魚雷1本で機関停止、復原性に難ありと言われてますし、知らんけど>>79 >>80 艦の違いより、ミッドウェーの被弾時の状況がひどすぎたかと。 >>81 引き続きテンプレ活用ありがとうございます。 >スレ主は公平に判断できていない それは続きにある通りで、 >南雲機動部隊の半径300浬内に敵艦隊は存在しない可能性が高い。 あくまで目安に過ぎず、敵が居ないことを確認するなんて誰もできないので、 確認ではなく、”確認”と書きました(>>68 ) >>88 の続き 南雲長官の情勢判断については、公刊戦史に 戦史叢書(43)ミッドウェー海戦 158頁 http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=043 「南雲長官は索敵機が先端に達する予定時刻(0415ころ)を待っていた。 その時刻になっても索敵機は敵艦隊発見を報じて来なかったので、 予想していたとおり付近に敵艦隊は存在しないと判断し、第二次攻撃を ミッドウェーに指向することを決意した」 すなわち南雲長官は、0415時に索敵線先端に到達すると判断していた ということです。 >>89 の続き 一方テンプレは、 「0200発進、120ノット、300浬」という前提のもとで 先端到達は0430頃になるという、ひとつの参考情報です。 そもそも往路だけでは、索敵範囲はカバーしきれないので、 どの段階で見切りを付けるかは指揮官に委ねられます。 南雲長官の場合は、それが0415時だったというだけで、 15分早いからダメだという問題ではなく、 >米空母が付近に居ないことを”確認”してから爆装転換を命じており、(>>68 ) という思考過程は理に適っているでしょってことですね。 >>90 の続き >ただし第2次攻撃隊の準備を0415時点で始めるべきなのか これもお答えした通りで、 >前日に友軍船団が攻撃されていること、(>>68 ) 当日(6月5日)も、敵基地機が友軍船団攻撃に向かうと予想されるので、 反復攻撃を阻止するために、「敵基地制圧が急務」なのです。 >>82 - これは本職宛ではないですね。 テンプレ大活躍!(にんまり) >>88 私は確認を100%敵空母が存在するor存在しないという意味で使っていません。 存在しないことを確認はしたが実際には存在していたということを否定するものではありません ただ0430時をもって判断するなら存在しないことを確認はしたが本当は存在していたと見做せても 0415時ではまだ確認作業が終わっていないのでは?と言っています。 まぁGF長官殿によると南雲氏は0415時で先端到達するという見通しらしいのでそれならば確認はしたということにはなりますが >>89 >>90 敵空母が存在しないことを確認してから爆装転換を命じるという思考は正しいとしても 南雲氏のもともとの推定がおかしいということになるのでは (巡航速度120節・進出距離300浬)という条件下だと0430になるんでしょ? というかそもそもテンプレA8は南雲氏は0415時に索敵先端線に到達すると判断していたにすべきかと思うが 質問は南雲氏がなぜ0415時に兵装転換を命じた?なのだから0430に索敵先端線に到達するでは質問の回答になっていないだろう 0430に索敵先端線に到達するのであれば兵装転換を命じるのはその時刻以降でなければおかしいのでは?という疑問をもつのは当然であろう >>93 おかしいとはなりませんよ。 >南雲氏のもともとの推定がおかしいということになるのでは 0430頃先端到達は、机上の計算結果であって、それが正解ではありません。 繰り返しになりますが、ただの目安です。 >>94 の続き その下の(参考1)にも書きましたが、 >「0730第一段索敵機、概ネ端末ニ達シタル時機、攻撃距離内ニ他ノ母艦群ヲ 認メザリシヲ以テ、 >一航戦第一次攻撃隊ヲ発進セリ」 (『戦史叢書(12)マリアナ沖海戦』) ミッドウェー以外でも索敵機の発進が遅れることはあるし、 飛行中の気象条件により予定通りに進めないこともあります。 全機が確実に索敵線先端に到達したのを確認してから、ではなく そろそろ先端に達しただろう(一部はまだかもしれんけど)で、敵艦隊は居ないと判断するから 「おおむね端末に達したる時機」とあるのです。 >>95 の続き 現実問題として、0430時の前だったか後だったかは、言葉遊びに過ぎず あまり意味がありません。 実際予定通り飛行できているかなんて、戻ってくるまで分からないのだから、 見込みで判断するしかないのです。 >>96 の続き >質問は南雲氏がなぜ0415時に兵装転換を命じた? それは、本職がテンプレを作成した動機が 「南雲長官が兵装転換を命じたのは正しい判断だった」と主張したいからではなく、 「南雲長官が兵装転換を命じたのはなぜか」を議論する上での材料を提供することを 目的としているからです。 >>97 の続き それゆえに(参考2)に珊瑚海海戦の例を示した通り >索敵機が米機動部隊発見を報告したのは、側程に入ってから約20分経過した時点に相当。 >よって、南雲長官の決断は「時期尚早」という評価も成立する。 0430時まで待つべきだったという反論も、否定するつもりはありません。 本職としては、 「無能で空母戦のことを何も知らない南雲は、米空母は出て来ないと慢心して 兵装転換を命じた」 という通説を否定するために、テンプレを作った次第です。 再掲 >米空母が付近に居ないことを”確認”してから爆装転換を命じており、(>>68 ) という思考過程は理に適っているでしょってことですね。 >>98 の続き 本職なりに、南雲長官の思考を推察するに、 通常の索敵ならば、往路だけで判断するのは時期尚早です。 >>90 の通り、側程を経て復路に入ってからしばらく飛行しないと 漏れなく索敵したことにはならないからです。 しかし、ミッドウェーの場合、 すでに友軍船団が発見されて攻撃を受けていること、 友永隊長から再攻撃要請があったことから、 基地再空襲を急がなければならない。 >>99 の続き ただし、付近に米空母が居ては困るので、 ”最低限”の確認はしなければならない。 では、どうやって最低限のラインを引くかというと、 「往路の先端まで到達していること」 予定通り0130時に発進していれば、先端到達は0400時。 気象条件や搭乗員の伎倆などのばらつきを考慮して、 15分の余裕を加えて0415時をタイムリミットとした。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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