日露戦争で日本を応援したTRも、日露戦争後ジャップは生意気になったと書き残してる
その頃にフィリピンに陸軍航空隊を展開する話が出てきたのは偶然じゃないだろ
民間の交流はあったし世論は親和的でも、政府中枢、軍の上層部、そういう連中は違いを仮想敵と捉えてたんだ
その証拠が建艦競争で、日本海軍は米海軍の水上部隊と実質互角で手打ちしたが、実は米陸軍航空隊も対日戦準備で強敵だった
軍隊が均衡してるうちは互いに平和でいられるが、実は日本が著しく不利だと気づいてパニクったのが1930年台半ばだ
ワシントン軍縮会議で航空戦力も均衡させておけば平和は保たれたかもしれないけど、軍縮条約を結ぶ間柄は要するに潜在的な敵対関係のニュアンスを含んでるから、互いの勢力が均衡しないと恐怖を生み、パラノイアを高めあって戦争になるんだ
アメリカは日本を嵌めるべきでは無かったし、日本は在比のドックや米陸軍航空隊を勘定に入れて条約に注文しなきゃいけなかったんだよ