大山康晴名人は本当に盤外戦術を使ってたのか?
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>>96
いや、負け越しだが。最晩年の60代の大山にも負け越してる >>118
内藤はいつも大山には変な序盤をする。
ところが大山は力戦こそ本領、
かくして内藤はいつも虐殺されていた。
この話はおまけがあって、谷川が初めて大山と対局したとき、工夫という名の変な序盤したら(虐殺されて)内藤に下手な小細工するな堂々と指せと怒られた。
まさに「お前が言うな。」 平凡にまさる好手なし―大山ヤチュハル名言集 | 永井 英明 |本 | 通販 | Amazon 大山が盤外のおかげで勝てていたみたいな言い分は違和感
中原だけは盤外を気にしなかったから勝てたってのもおかしい
全て盤上の実力で決まってんだよ
内藤も加藤も二上も米長も大山より盤上の実力で劣っただけ
中原は本人が大名人で物凄く強いのと
大山と一番年が離れていた(つまり大山が歳食って衰えた)から勝てたんだろう
盤外なんてのは相手をヘコませて力を出させない効果もあれば
相手を怒らせて力を引き出してしまう場合だってありえるが
盤上勝負にはそこまで影響するもんではない 最終的には全て棋力で決まる
そういう結果しか出ていない 「大山が盤外のおかげで勝てていた」なんて誰も言ってはいない
ただ、「大山は盤外戦術によって、多くの挑戦者の調子を狂わせていた」と言っているだけだ
つまり、大山は元々強いので盤外戦術など使わずともたくさん勝てるのだが
それに加えて盤外戦術まで駆使するので、「何割か増しで余計に勝っていた」という話だ
「家族的な雰囲気」 ―― 中原誠の証言
https://books.google.co.jp/books?id=Zyi3CwAAQBAJ&pg=PA34
> 大山先生はタイトル戦では自分のペースに巻き込み、
> 家族的な雰囲気でやっていた。私はそれほど気にならなかったが、
> これに調子を狂わされた挑戦者も多いはずだ。
これならば、違和感も糞もないだろう
誰もが納得する単純な理屈に過ぎないはず 河口の話を始め、違和感があるのは全て「推測」にすぎないから
中原の話も調子を狂わされた挑戦者も多い「はずだ」となっている
周りの勝手な言い分ってことだよ 家族的な雰囲気の相手に奮起した「はずだ」と言うこともできる
こんなのは見方を変えればどうとでもなる
羽生100期目の応援ばかりで広瀬は奮起した「はずだ」
それで竜王を取った とも書けるし
いやいや、あのとき羽生が勝っていれば
「羽生100期目の応援ばかりでファンまで巻き込んだ家庭的な雰囲気の中、広瀬は敗れた」
と、書くこともできる
升田が大山に勝っていればそう指摘することもできた 升田は羽生のように応援されていた
結局は強いほうが勝っているだけ >>16
二上の独りよがりな屁理屈にしか聞こえないのだが…w
ちょっと病的にすら思える
自分が大山に勝てなかった理由を実力以外のところに求めている感じ
二上は自分ばかりが苦労したかのように書いている
どうしてもそういう記憶ばかりが残るんだろうね
大山も若い二上の行動で神経をイラつかせていたかもしれない、とは到底考えが及ばないみたいだ
大山が若いころ、木村名人や升田に逆らえなかったかもしれない、とも考えていない
自分だけが苦労したかのように書いているのだが、そのわりに大した苦労には感じない
一人相撲、考えすぎ で、大事なとこなんで確認したいんだけど
仮に大山のせい?で調子(ってそもそも何だ?)が狂ったのが事実として、
その後何がどのように対局の指し手に影響するの?
これが一番大事なのはそこなんだけど
本来指せたはずの手が指せなくなるの?
>>238
「何割か増しで余計に勝っていた」って書いているそこの人に聞きたい
何割も増すんだね、具体的には何がどう影響するのかな? #1
弁慶橋そばの福田家別館に着いたのは午後6時半過ぎだったと思う。
二階の部屋に案内された内藤は荷物を置くと、すぐに一階の会食場へと軽い足どりで階段を降りていった。
会食場では大山康晴四冠王をかこんでマージャンが始まっていた。わたしは棋聖の内藤の到着を待っての
マージャンと思って「どうも遅くなりまして…」と挨拶して、内藤とともに食事の席についた。
ところがマージャンは続行で、なんと女中さんがお膳を新しくしようとしてかたづけ始めたではないか。
すでに食事は終わっていたのだ。内藤の顔色がさっと変わった。
無言で立ち上がると足音も荒く階段を駆け昇っていった。大山はその足音を背で聞きながら牌を切っていた。
事件である。わたしは内藤の”対局拒否”に思いをめぐらせて、どう対処したらいいのか周章狼狽していた。 #2
第16期棋聖戦は内藤棋聖に挑戦者が大山四冠王。前期に初タイトルの「棋聖位」を獲得した内藤は
30歳の指し盛り。華麗な空中戦法をひっさげての登場で一躍花形棋士として脚光をあびていた。
大山は47歳。第29期名人戦で故・灘蓮照九段の挑戦を退け通算17期の名人位を防衛、そして
「棋聖位」奪取で4回目の五冠王を目指している。互いの闘志のぶつかりで、五番勝負は6月19日の
城崎温泉「金波楼」の第1局から異様な雰囲気につつまれていた。 #3
内藤が福田家別館に到着以前の状況はどうだったのか。
当時、総務担当で現場にいた芹沢博文八段(現九段)はこう話している。
「内藤君の到着が少し遅れて、時間になったので食事を始めようとだれからともなく
言いだして、例によって大山さんはさっと食べ終わってマージャンとなった。
マージャン部屋は二階に用意してあったが、大山さんはここでいいということで会食の部屋に
卓を運ばせて始まった。内藤君が箸に手もふれずに席を蹴って去ったときすぐに跡を追った。 #4
芹沢八段とわたしが二階の内藤の部屋に踏み込むと、内藤は布団に入っていた。
白い顔だった。芹沢さんが「とにかくここを出よう」と言っても内藤は目を閉じたまま。
掛け布団をつかんでいる両手がこきざみにふるえていた。 #5
内藤は急ピッチで飲んでいた。荒れる神経をアルコールで懸命に鎮めようとしていた。
広津、芹沢、わたしの三人は、とりとめのない話で興じているふりをしていたが、なんとか
早くこの場を切りあげたいと思っていた。このままでは内藤はつぶれてしまう!
深夜になって福田家別館に帰った。芹沢さんが別のホテルを用意するから、そっちに
泊まらないかといったが内藤は断ったそうだ。 #6
17日午前9時から対局開始。先手番大山の居飛車に内藤の中飛車から穴熊という展開。
おそらく、内藤は一睡もしていないだろう。人間観察に鋭い大山が、内藤の気持ちの揺れを
見逃すはずがない。圧倒せんとする大山将棋を内藤が気力でどうハネ返していくか。
この勝負、死闘になると思った。
(中略)
内藤は敗れた。持ち時間6時間を使い切っての1分将棋の果てに投了した。
対局室の窓に映る赤坂の夜景を彩るネオンを、わたしはぼんやりと見つめていた。
内藤はよく闘った。前夜のアクシデントを思うと、とても将棋が指せる状態ではなかった。
感想戦のあと内藤は痛飲した。 #7
ビールを飲みながら内藤は話し続ける。
「しかし、大山名人の将棋で全盛期のような底知れぬ強さ、迫力というものは感じられなくなった。
おこがましい言い方だが力の差はなくなったのではあるまいか。
棋力は互角でも芸の深さでおよばなかった」
※芸の深さ=盤外戦術 >>16
二上も被害者だよな
あと、あの加藤一二三ですら「廊下で大山に道を譲るべきではなかった」とか
盤外の出来事に言及しているぐらいだから、よっぽど酷かったものと思われる
でも最近はそんな話は、ほとんど聞かなくなったから良かったと思う
ちゃんとした勝負の時代になった証拠だ そうかな。
私は将棋を舞台にした人間ドラマが好きなんで
逆につまらなくなった
最善主の追及だけだったらもう人間がやる必要ないし >>249
国語力ないね、君
「私なんかは悪い手を指すとそれが気になってまたポカをやってしまう。」
「ところが大山名人は、悪手を指してもその被害を最小限にとどめる。
キャリアの違いを感じました」
芸の深さってのは、ここのことだよ
「棋力が互角」なのは、ここのこと↓
第1局から4局まで、大山名人も私もいろんな”疑問手”や”悪手”を指しています。 >>250
真実のほうを残せ
おまえのは嘘のほうだから残す必要ない
内藤の文章
私が述べたいのは、これからである。
実をいうと、私は食膳を片づけているのをみて「有り難い」と思った。
食事は自分の部屋で一人ゆっくりテレビを見ながらとることができる。酒も飲まなくてすむ、助かった。
そう思って、嬉しくてさっと席をたったのだが、それが気のやさしいFさんには怒りの現れと映ったのである。
二人が外に出ようという。困ったことになった、と私は思った。
こんな気の合う人達と出掛けたら飲みすぎるに決まっている。
だいたい6時開始の宴会に遅れて入ったのも、酒を飲む時間を短くしようと思ったからである。
「今日は一人で食事をする。もういいから」と断っても、私が怒りに狂っていると信じこんでいる二人はどうしても引かない。
相手に悪意があるのならこちらも好きなことを言えるのだが、悲しいことに私を慰めてやろうという善意の固まりである。それには勝てなかった。
そこで「嫌がる内藤を無理に連れだして」飲むことになるのだが、続いて内藤が荒れてよっぴで痛飲する様が描かれる。
荒れたのは大山さんに対する感情ではなく、タイトル戦前夜にこういう羽目に陥った自分のふがいなさにイヤ気がさしたからなのである。
第3者である記者の総括
「一緒に酒を飲んでも取材しきれないことがある。
あるいは思い込みが真実を見えなくするのか。
どちらにしても、書くということは本当に難しい。」 他人の滑稽な思い込み
なんと女中さんがお膳を新しくしようとしてかたづけ始めたではないか。
すでに食事は終わっていたのだ。内藤の顔色がさっと変わった。
無言で立ち上がると足音も荒く階段を駆け昇っていった。
大山はその足音を背で聞きながら牌を切っていた。事件である。
わたしは内藤の”対局拒否”に思いをめぐらせて、どう対処したらいいのか周章狼狽していた。
正解
私は食膳を片づけているのをみて「有り難い」と思った。
食事は自分の部屋で一人ゆっくりテレビを見ながらとることができる。酒も飲まなくてすむ、助かった。
そう思って、嬉しくてさっと席をたったのだが、それが気のやさしいFさんには怒りの現れと映ったのである。
だいたい6時開始の宴会に遅れて入ったのも、酒を飲む時間を短くしようと思ったからである。 他人の滑稽な思い込み
芹沢八段とわたしが二階の内藤の部屋に踏み込むと、内藤は布団に入っていた。白い顔だった。
芹沢さんが「とにかくここを出よう」と言っても内藤は目を閉じたまま。
掛け布団をつかんでいる両手がこきざみにふるえていた。
いやがる内藤をひきたてるようにして外へ連れだした。内藤、芹沢、わたしの三人で車で銀座へ出かけた。
対局前夜、それもカド番の内藤を連れていくのは、担当者として不謹慎な行動だが、
このままでは神経がずたずたになっていて、内藤はとても対局はできないと思った。
内藤は急ピッチで飲んでいた。荒れる神経をアルコールで懸命に鎮めようとしていた。
広津、芹沢、わたしの三人は、とりとめのない話で興じているふりをしていたが、
なんとか早くこの場を切りあげたいと思っていた。このままでは内藤はつぶれてしまう!
正解
「今日は一人で食事をする。もういいから」と断っても、
私が怒りに狂っていると信じこんでいる二人はどうしても引かない。
相手に悪意があるのならこちらも好きなことを言えるのだが、
悲しいことに私を慰めてやろうという善意の固まりである。それには勝てなかった。
そこで「嫌がる内藤を無理に連れだして」飲むことになるのだが、続いて内藤が荒れてよっぴで痛飲する様が描かれる。
荒れたのは大山さんに対する感情ではなく、
タイトル戦前夜にこういう羽目に陥った自分のふがいなさにイヤ気がさしたからなのである。 アホな第三者が推測で的外れなことを書くからこうなる
河口の「長老が王将戦で二上に一番負けるよう頼んだ」という推測噂話も
二上本人にしっかり否定される始末
現実は物語のようにうまくは出来ていない
勝手にストーリーを作る馬鹿の多いこと いやがる内藤をひきたてるようにして外へ連れだした。
滑稽な思い込み馬鹿にも、内藤がいやがっている様子はちゃんと映ってる
それでも気づかず無理に飲みに誘って内藤を潰している
内藤を潰した本人がそれに気づかずに
「大山が盤外で内藤を潰した」かのように書いているのが一番の滑稽ポイントね
おまえが飲ませたから潰れたんだよ内藤は 大山はせっかちでとっとと食べてマージャンしたい(本心からそれはそう)
だからとっとと食べてマージャンにかかった
内藤は飲むのが嫌だからわざと遅れて宴席に入った
目論見どおり飲まなくていい流れになった
ここまではウィンウィンなんだけどね
馬鹿な第3者が余計なことをして内藤がつぶれるという
「なんとか早くこの場を切りあげたいと思っていた。
このままでは内藤はつぶれてしまう!」
いや、おまえが誘っておいてそれはない
「対局前夜、それもカド番の内藤を連れていくのは、担当者として不謹慎な行動だが」
そのとおり
おまえ、酒を飲みたかっただけだろ?
内藤は飲みたくなくてわざと遅れたけど、おまえは飲みたかったんだろう
「一緒に酒を飲んでも取材しきれないことがある。
あるいは思い込みが真実を見えなくするのか。
どちらにしても、書くということは本当に難しい。」
まったくです
的外れもいいとこだったね 25年ぶりに明らかになった真実
https://shogipenclublog.com/blog/2015/04/29/
なんと女中さんがお膳を新しくしようとしてかたづけ始めたではないか。
すでに食事は終わっていたのだ。内藤の顔色がさっと変わった。
無言で立ち上がると足音も荒く階段を駆け昇っていった。
私は食膳を片づけているのをみて「有り難い」と思った。
食事は自分の部屋で一人ゆっくりテレビを見ながらとることができる。酒も飲まなくてすむ、助かった。
そう思って、嬉しくてさっと席をたった
実像:計算どおり飲まずにすんでありがたいと嬉しくてさっさと席に立った内藤
虚像:顔色がさっと変わり無言で立ち上がると足音も荒く階段を駆けていく内藤
内藤は布団に入っていた。白い顔だった。
芹沢さんが「とにかくここを出よう」と言っても内藤は目を閉じたまま。
掛け布団をつかんでいる両手がこきざみにふるえていた。
「今日は一人で食事をする。もういいから」と断っても、私が怒りに狂っていると信じこんでいる二人はどうしても引かない。
相手に悪意があるのならこちらも好きなことを言えるのだが、
悲しいことに私を慰めてやろうという善意の固まりである。それには勝てなかった。
実像:飲みにいくのが嫌で布団をかぶり外に出ないアピールをしながら飲みを断り続ける内藤
虚像:白い顔で布団をかぶり両手がこきざみに震えていて今にも精神がズタズタになりそうな内藤
総括:「思い込みが真実を見えなくする。」 「血相変えて立ちあがる内藤、無言で背をむけていた大山―。この瞬間が”勝負”であった。」
全然、違いましたとさ
勝手に脳内でお話を作っちゃうんだろうねえ
漫画じゃねえんだからw
「筆者と芹沢が嫌がる内藤を強引に飲みに連れ出した この瞬間が勝負であった」
本当はこうだったのが、笑えるww
飲まずに嬉しくて席を立った内藤w
おそらくそれに気づいたけど大して何とも思っていない大山w なんだって、見る人によって変わるんだよ
盤外の言動を盤外戦術言い出したら、何もかもが盤外戦術になる
どのエピソードも「で、それが勝負にどれだけ影響すんの?1%もなくね?」って話ばかりな印象
大山ネタにしろ、羽生の上座事件ネタにしろ、そう思った
大山米長の女中にいくら包んだネタは当然、2人以外の誰にも聞かれないところで言うだろうし
そうなるタイミングって対局場以外では難しいと思う
大山中原の「A級から落ちたら引退」エピソードは、これはガチでしょ
戦術じゃなくて、私やあなたレベルはそうだよ、というガチの教えだと思う、横綱と同じ扱い
盤外ってのはこれを聞いた中原が降級のピンチで思い出してチビって指し手を誤るとか、そういうこと?
有り得るかな、そんなこと
落ちるわけにはいかん、と頑張る可能性もあるしプラスマイナスは何とも言えないと思うけど?
森内はこの教えに、なんとなく従ったよね引退じゃなくフリクラだけど >>251
>あの加藤一二三ですら
ですらじゃなくて、加藤一二三だからそういうくだらない事言ったんじゃないの
中原なら廊下で道を譲るかどうかなんてどうでもいい事気にしないだろう かれこれ50年近く語り継がれてて草
福本(1970・一部検閲?) 福本(1987) 大山(1988) 内藤(1995) ペンクラブ(2015)
https://shogipenclublog.com/blog/2015/04/28/ooyama-7/
https://shogipenclublog.com/blog/2015/04/29/naito-6/
> マージャン部屋は二階に用意してあったが、
> 大山さんはここでいいということで会食の部屋に卓を運ばせて始まった。
わざわざ雀卓を移動させるとか、さすがに何事も深く考えてるわなw
> そう思って、嬉しくてさっと席をたったのだが、
> それが気のやさしいFさんには怒りの現れと映ったのである。
「さっと席をたった」のは大人気なかったかもね
25年後に説明したような内心の余裕をもっと出せれば良かったのにな
> 荒れたのは大山さんに対する感情ではなく、タイトル戦前夜に
> こういう羽目に陥った自分のふがいなさにイヤ気がさしたからなのである。
結局、荒れたのは事実なんだ
ということは、雀卓移動は成功だったか?
> 事情が分からないまま、会長は編集長に連絡をとり、
> 「神戸から内藤が遅れて旅館にかけつけた」というくだりから、後の部分の削除を命じた―。
当時の会長は丸田祐三
事情が分からないまま行動する人物とは到底思えんぞ
> 会長は静かな声で応えた。
> 「どうもすいませんでした。削った部分だけ将棋世界に載せるようにしましょうか」
とてもじゃないが載せられないわな(子どもも読んでるのにw) 内藤が不可抗力ではなく、ワザと会食に遅れてくるくらいは大山も見通してたんだろうね
大山はそういう不義理はしない人だし、大山からみたら内藤に押し付けられてるわけ
かと言ってそれを注意する訳にもいかない
卓を下に運ばせたのは大山の内藤に対する教育的配慮な
流石だよ 福田家事件 「盤上の人生 盤外の勝負」より
昭和49年、棋聖だった内藤は、挑戦者に大山を迎えた。そのときの
たぶん第1局だったと思うが、東京四谷「福田家」での対局前夜、ちょっとした事件が起こった。
その日、内藤は東京につくのが少し遅れた。待っていた大山は、新聞社の設営担当者に、
時間になったから会食をはじめるよう、うながした。大山が言うのなら仕方ない。担当者は従った。
大山の食事は早い。出される料理を片っ端から平らげ、一通り出て終わると、すぐ御飯を頼んだ。
対局前夜の宴会だから、ゆっくり酒を飲みたい人は多かったが、そんなのはお構いなし。
早々に食事を済ますと、すぐ麻雀の用意をさせる。これがタイトル戦での大山ペースだった。
ちょうどそのとき、内藤が着いた。すぐ宴会場に行くと、もう膳はすべて下げられていた。
それを見て、内藤の顔色が変わったそうである。物も言わず、荒々しい足取りで部屋を出た。
麻雀を打っていた大山は、ちらっと内藤を見た。それはぞっとするほどの、軽蔑のまなざしだった、という。
自室に入って、内藤の憤懣はますます嵩じた。内藤が関西を立つときは、主催誌の担当者が
つきそっていて、やむを得ない事情があって、少し遅れるのは伝えてある。
なら、少しくらい待っていてくれそうなものではないか。タイトル保持者の面目は丸つぶれだ。
こらえられなくなり、銀座に出て、その夜はしたたかに飲んだ。それに付き合ったのは、芹澤博文だった。
翌日の対局は、もう書くまでもない。内藤は惨敗し、そのシリーズは、1勝3敗で内藤はタイトルを失った。
内藤は、中原と並んで、大山を倒す有力候補だったのである。それが、この時の棋聖戦を境に、
内藤は大山に全く勝てなくなり、これ以後十年以上に渡って、肝心の順位戦では一度も勝っていない。
大山は、自分の地位を脅かすような後輩すべてに、このような仕打ちをし、そうして勝ち続けたのである。
>>265
2つの要素が付け加えられている
・大山は、新聞社の設営担当者に、時間になったから会食をはじめるよう、うながした
・やむを得ない事情があって、少し遅れるのは伝えてある
これは河口氏の晩年の作なので、たぶん自分の役目と考えて、本当のことを書き残したのだと思う >>267
その時の棋聖戦の第一局は,内藤が勝ったと記憶しているのだが。 第1局てのは嘘
それくらいちゃんと調べないとねえ
カド番のときの話ダロ 河口のはなしは
内藤の顔色が変わったそうである
と、伝聞
これは間違いだと内藤本人がしっかり否定している
なぜ伝聞でストーリーを作るのか
いまいち理解できない
自己陶酔したオナニー作文なんて世に発表するもんじゃない 羽生が愛人のいる旅館で夕食を早めに終わらせて麻雀を始めて
そこに到着した豊島が思わず席を立って出て行った
とか想像すると呆れるわな
さすがは70年代
大山の記録なんて参考記録でいいと思うわ 結局は盤上の勝負で勝てばいいだけの話
中原が大山にそうしたように
若手何名もが羽生にそうしているように
盤外で何かされたら勝てなくなるのか?
違うなあ
盤上の実力が足りないから勝てなかっただけだ
一連の話はそこを完全にごまかしている
雰囲気と勢いだけの話でしかない
加藤一二三が大山に道を譲らなかったとしても将棋で勝てるようにはならない
当たり前の話だな なぜ増田康宏は中学生棋士になれなかったのか?
https://originalnews.nico/139868
増田は、2012年の2月19日に開かれた例会で三段となった。14歳。
そして斎藤慎太郎三段や八代弥三段(共に当時18歳)と入れ替わるように三段リーグへと参戦した。
ちょうど、中学3年生に進級するのと同時に、三段リーグに入ったのだ。中学生棋士になれるチャンスは2回。
なお、初参戦となった第51回三段リーグの開幕時平均年齢は22歳だった。
──言ってみれば、鉄火場に子供が一人だけ来てるわけですもんね。
増田六段: そうです。特に以前は、開幕とか最終局とか、三段だけで奨励会が開かれてたんで。
──その2局は、関西も関東も三段はみんな東京の将棋会館に集められてたんですよね。
増田六段: 話せる人、いないですよ。
──関東でやってるのにアウェー。
増田六段: そうですね。そんな感じで……。
──それは……やはりキツいものですか? 我々凡人のイメージでは、天才というのは孤独なものだと。
孤独に慣れているものだと。そうじゃないんですね。
増田六段: いやー……キツいですね。
──何かされるわけではないんですよね?
増田六段: それはないです(笑)。ただ……独りだと、どうしても厳しいですね。あの頃、中学生だったんで。
──それで高校生になって比較的すぐに四段になれた。そこはやっぱり、仲の良い三段が現れて、
話せるようになって、リラックスできるようになったから?
増田六段: あと、あの時はニーヨン(将棋倶楽部24)をすごくやってましたね。あとウォーズ(将棋ウォーズ)とか。 1 羽生善治 99
2 大山康晴 80
3 中原誠 64
4 谷川浩司 27
5 渡辺明 23(文春にタレコミして防衛した分を含め)
6 米長邦雄 19
7 佐藤康光 13
8 森内俊之 12
9 加藤一二三 8
9 木村義雄 8
升田
名人に香を引いて勝つ
将棋ソフト
名人に飛車を引いて勝つ
渡辺明
文春に垂れ込みして勝つ
一致率40%でも要所でつこうたら勝てる
三浦を告発したのは後悔してねえわ
大山なんか文春使って余裕だろ
3連勝する人間をカンニングで除去するんだから
豊島が四人目の竜王・名人になるか話題だが
渡辺だけが唯一無二の竜王・文春王なのに話題にならないね 米長、内藤の対談本で大山の番外戦術については語られている 大山康晴のような気持ち悪い顔が目の前にあるというだけで
普通の人はびびるよ 人間的背景も武器にして戦う前時代の棋士とは違い
羽生世代は、正解手を指せるかどうかの競技性のみに特化したと聞いた
でも若手のときはそれでいいけど、ベテランになったら人間的背景も必要だと思う
羽生さん太ったおじさんになってしまってこれだと相手に舐められてしまう
本来なら、「うわ!羽生さんと向かい合ってる、あの羽生さんがむっちゃ真剣に考えてる」
「ちょっと網が破れてそうな手だけど羽生さんの手だから・・・」みたいに
相手が萎縮するのが普通なんだけど、見た目がだらしないから若手はそう思ってくれない 今に始まったこととちゃう
とっくに見切られていたよ
「羽生さんだから他の人とは違うんだ」という考え方は、もうほとんどなくなりました。他の人と指すときと同じように普通に指せるようになった。羽生さんへの信用よりも、自分に対する信用のほうが大きくなったというんですかね。
2010年 渡辺明 弱く見せて油断を誘うのは強い者のみが使える手だから話自体が戦術の可能性はあるな 大山の牛乳瓶メガネは実はスカウターになっており
電子計算機(当時)からの候補手が浮かぶようになっていた
だから大山は年とっても研究時間なくてもずっと強かったんだ >>192
中原(誠十六世名人)先生や加藤(一二三九段)先生と始めて対局をした時にも緊張をしましたが、
特別に印象に残っているのは大山(十五世名人)先生との対局です。
大山先生の晩年の時期ではあるのですが、盤の前に座った時の貫禄と威圧感は半端ではありませんでした。
また、いつも細かい工夫をされていて毎局、とても勉強になりました。
第1図は平成元年12月22日の第15期棋王戦の序盤戦の局面です。
5筋の歩を保留しているのがミソで、すでに術中に嵌っています。この後も終始、手厚く指されて第2図で私の投了となりました。
駒損ですし、指せばまだ40手くらいは続きそうですがチャンスは無いと判断しました。
終局後、感想戦が始まったのですが隣で対局をしていた米長先生は
私が早く投げたのに釈然としなかったのか私の方の指し手を色々と指摘して下さいました。
こうなると大山―米長戦の感想戦という感じで私は駒操作係に徹したのですが、
感想戦でもガチンコ勝負という感じでかなり怖かったです。
https://www.shogi.or.jp/column/2019/03/post_509.html 大山がタイトル戦で家族的雰囲気云々という話があるが、十年以上連続で全タイトル戦登場するような大棋士なんだから、自然にそうなったと見る方が自然。たかが数回の登場ではそんなことできない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています