桐谷さんに将棋雑誌の廃棄迫る『月曜から夜ふかし』に批判 「酷すぎる」の声も
https://sirabee.com/2021/01/02/20162481219/3/

1日放送の『月曜から夜ふかし 元日スペシャル』(日本テレビ系)で桐谷さんがコレクションした60年分の将棋雑誌を執拗に捨てるよう迫った番組スタッフに一部視聴者から疑問の声が上がった。

桐谷さんは散らかった部屋を綺麗にするため、お手伝いさんを雇うことにする。そしてその前に、スタッフとともに片付けを行うことに。物を捨てられない桐谷さんのために、スタッフが昔のレコードや本などを売りに出す。
そんな桐谷さんが「売りたい」と出したのが、山積みされた将棋関連の本。また、専門雑誌は、昭和20年に発売されたものから、全て保存していると話す。

桐谷さん宅に囲碁・将棋関連の本を取り扱う専門業者を呼び査定させると、中田功・現八段が書いた当時1,300円の「コーヤン流三間飛車の極意・急戦編」は3,000円の値が付く。
しかし買い取りできるのは41冊だそうで、別室に保存された大量の専門雑誌について業者の男性は「雑誌はもうダメなんですよね」と語り、買い取りを拒否。また希少価値を質問されると「正直あまり…」とコメントした。

将棋雑誌はネットがない時代に棋士やファンが情報を集める材料として重宝されてきたものだが、桐谷さんに対しスタッフは「価値があったとか言われるけど、ないんですよ」と冷たく言い放つ。
そして「誰かが引き受けてくれるといいんですけどね」と桐谷さんがやんわり廃棄を拒否すると「だから、そんな人は居ないんですよ」とバッサリ。
この後スタッフは捨てるよう強い口調で迫るが、桐谷さんは「誰かに持っていてほしい」「ゴミなるのは惜しい」と愛着を口に。そんな様子にマツコ・デラックスも「欲しい人いるんじゃない?」と憤った表情を浮かべた。