1 絶対的棋力(ただし序盤の知識など後の時代の方が明らかな部分を除く)の比較には棋譜解析が欠かせない
 悪手率や、ソフトによる最善手との差分値等に基づくものが考えられるが、未だ誰も成功していない模様
2 相対的強さからの類推では、レーティング1位在位期間が最長=最強と考えるのが最も妥当
 異なる時代のレーティングの数値自体を比較することは意味をなさない
 連続や2位以下との差というのは、レーティング1位在位期間に比べて何の意味があるの?

1の棋譜解析に基づき藤井が最強と示せればそれでよい(その可能性は高い)
ただ2の相対的強さからの類推にもかかわらず、無理やり藤井を1位にする指標をこねくり回すのは本末転倒じゃないかな
これから実績を積み上げていく棋士なんだから、現時点で最強かどうかは分からなくて当然
対大山で圧倒的に強かったにもかかわらず、失速が幾分早かった中原や
時代の覇者ではあったが、竜王・名人ではそれほどでもなかった羽生のようになる可能性もあるんだから