奨励会・三段リーグ・フリークラス 184
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1月30日生まれの高坂直矢三段、山崎・佐藤天・阿部光・増田康・(※伊藤匠)以来となる
『渡辺よりも若い高一10月プロ入り』に挑戦可能な奨励会員となった
世に言う『15歳高一プロ問題』の再燃である
ではなぜこれが議題となるのか その根底として
加藤(1月1日生まれ)は中3にプロ入りで
谷川(4月6日生まれ)は中2でのプロ入りであるが、加藤が最年少プロ入りと語られるほどには
谷川が最速時期プロ入りであると語られることがなかったということがある
谷川浩 14歳8か月 中2・12月(当時最速時期)
加藤一 14歳7か月 中3・8月(当時最年少)
であるならば将棋界はプロ入り時期よりもプロ入り年齢のほうを重視するのではないか?
ここで高坂三段が高一10月にプロ入りした場合
渡辺明 15歳11か月 中3・後期(高1・4月プロ)
高坂(仮)15歳8か月 高1・前期(高1・10月プロ)
藤井聡 14歳2か月 中2・前期(中2・10月プロ)
中学生棋士の渡辺より若い、三段リーグ史上2番目の若さのプロ入りとなる
(もし藤井がいなかった場合は三段リーグ史上最も若いプロ入りになる)
その場合、渡辺より若くても高1・10月プロは中学生棋士とはしないのか、それとも「みなし中学生棋士」とするのか
中学生棋士というグループ分けをやめて15歳棋士というグループ分けにするのか
中学生棋士という定義の境界線上にいる曖昧な存在が誕生しうる状況に我々は来ている。
(※10月10日生まれの伊藤匠は渡辺よりも僅かに年上となる) ちなみに山下三段が中3後期に昇段した場合はこんな感じに。
遅生まれが多い(と感じられる)奨励会有望株の今後次第では
時代が積み重なっていくほど渡辺と高坂(仮)との間に入る棋士が未来には誕生していく可能性も。
渡辺明 15歳11か月 中3・後期(高1・4月プロ)
山下(仮)15歳9か月 中3・後期(高1・4月プロ)
高坂(仮)15歳8か月 高1・前期(高1・10月プロ)
藤井聡 14歳2か月 中2・前期(中2・10月プロ)
というか早生まれの高坂がレアに感じるくらい奨励会員や棋士に遅生まれが多いと感じるので実際に調べてみた
早生まれ=10~3月生まれ・遅生まれ=4月~9月生まれ、とここでは定義する
プロ棋士:早生まれ77人遅生まれ97人→遅生まれ率55.7%
関西奨励会員:早生まれ33人遅生まれ43人→遅生まれ率56.6%
33年分の国民の出生数(4214万3103人)を調べると早生まれ率49.94%(2104万4866人)、遅生まれ率50.06%(2109万8237人)であったことから(※)
棋士や奨励会員には遅生まれが多いと言えそうである。
(※4月1日を4月生まれにカウントしているので、国民の早生まれと遅生まれは完全に半々と言えそうだ)
政府統計 ttps://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411596 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています