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ヘルマン・ヘッセ part3

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0573吾輩は名無しである
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2012/09/13(木) 17:47:53.21
ヘッセ知ろうとデミアン読んだが物足りなかったかも
二項対立の中でもがいてるもの自体は好きだが、トーマス・マン、
ヴォネガット、吉本隆明、高橋源一郎(初期)、草野マサムネ(歌詞)あたりの方が
自分にとってはデミアンよりいいかなと思った
戦争のシーンで主人公が人を見くびっていたのを悟ったと語るシーンあったけど、
まさにそうで、その色が少し強すぎたように思う。いわゆるほんの少し厨二病すぎたという感じ
0574吾輩は名無しである
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2012/09/13(木) 18:59:12.08
ヘッセを知ろうとデミアンを選んだ処がちょっと間違いだったのではないでしょうか。
デミアン、ステッペンウルフ辺りは少し異質な作品です。

初期のペーターカーチメントやゲルトルート、後期のナルチスとゴルトムントやガラス玉演技辺りも読んでみては?
0576吾輩は名無しである
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2012/09/14(金) 18:39:34.61
初期〜後期である程度ハッキリした変化ってあるの?
個人的には厨二成分は抑え目で(便宜的に厨二って単語使ってるだけなのでそこのツッコミは勘弁)、
深刻だけどもしなやかに潜ろうとしてる耽美ある文体を求めてるんだけどどうでしょう

574さんのレスになかったシッダールタ、クヌルプあたりも気になってる
0577吾輩は名無しである
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2012/09/14(金) 23:04:53.99
デミアン以前と以後では全然違うと思うけど…
デミアン以前だとヘッセ自身に明確な答えがないからクライマックスに説得力がない。
答えがないから車輪の下みたいに問いを放置したり(それはそれでよい)、
春の嵐みたいに無理矢理悟りましたみたいなところに落ち着く。
0578吾輩は名無しである
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2012/09/15(土) 01:19:27.10
>>576
『クヌルプ』はいい作品
いささかデウス・エクス・マキナ的?ではあるけれども
理屈抜きで、ただもう読んでとても心が暖められたし、終盤特に最後の一文で泣きそうになった

>深刻だけどもしなやかに潜ろうとしてる耽美ある文体
というのがよくわかってないかもだけど・・・
『クヌルプ』、『ナルチスとゴルトムント』、『ゲルトルート』、『ペーター・カーメンチント』
あたりがお勧めかな
例えばドストエフスキーのような、練りに練られた思想みたいな描写は比較的少なめ
(『デミアン』とか『荒野の狼』とか『シッダールタ』とか一部除く後期作品に多いとして)
右往左往しながらも、予感を頼りに、自分の天命を見つけ出そうとする物語だよね
『ペーター・カーメンチント』なんかは、ヘッセ一流の自然風景描写が一際輝いてるし、前期はそういう叙情性が豊かだよ
0579吾輩は名無しである
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2012/09/15(土) 04:17:53.09
>>578
そんなにいいんだ。クヌルプは積ん読だったから読んでみるよ。
0580吾輩は名無しである
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2012/09/15(土) 04:37:09.71
シッダールタは、仏教の理解なんてあんなもんでいいのかも知れないな。
日本でも禅坊主がよく本書いてるけど、シッダールタ的な理解を否定してかかるでしょ。
狗子仏性ありの公案みたいにさ。
0587catt ◆.catt24qAw
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2012/10/01(月) 17:58:15.14
ガラス玉も良いんだけど、ヘッセで珠玉はやはり車輪だな。

あれは情念描写では群を抜いてる。大宰すらかすむ。
0589吾輩は名無しである
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2012/10/06(土) 08:15:55.68
田舎の中学生だった頃、本屋で「青春は美わし」(角川文庫刊)を見つけ、貪るように読んだ記憶がある。
ここであまり短編が出てこないけど、「ラテン語学校生」が大のお気に入りだった。
まるで夏の夜の花火のように美しく、心理描写も緻密で、繊細な文章は衝撃的だった。
ヘッセの著作は片っ端から読破して、大学1年の夏にヘッセの生家のあるドイツのカルブという町にも行った。
「黒い森」の中にある本当に美しい町だった。ヘッセはドイツと日本では圧倒的な人気を誇るが、
その他の国では知名度が低いと、ヘッセ博物館の人が言っていたことを思い出す。
「デミアン」を読み、ユング心理学に傾倒して精神科医の道に進んだが、やはりヘッセは自分の原点だと思う。
たまたまこのスレを見つけて、忘れかけていたヘッセへの情熱を思い出した。
まだまだ読まれているんですね。なんかもの凄く嬉しいです。
0590吾輩は名無しである
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2012/10/06(土) 15:00:36.55
実はドゥルーズのマゾッホ論でかすかに『デミアン』に言及されているのはあまり聞かない話
0591吾輩は名無しである
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2012/10/07(日) 01:49:43.72
ヘッセの作品の中で「精神的危機」と表現されているが、
その危機について、具体的に乗り越えたのはサマセット・モームの
「月と6ペンス」の主人公ではないか?
0597吾輩は名無しである
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2012/11/27(火) 22:24:55.20
今始めてヘッセ読んだ。中断された授業時間ってやつ。こんなに共感して胸が締め付けられる作家は初めてかもしれない。
0599吾輩は名無しである
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2012/11/28(水) 16:39:26.68
マジか。じゃあヘッセの中では結構珍しい作品なのかな?車輪の下とかもこういう感じなのかと期待してるんだけど
0603吾輩は名無しである
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2012/12/12(水) 08:51:19.44
>>512
遅レスだけど四反田さんね
話し好きのいい人だよ随分と前のことだけれど

デミアンから引き込まれたがおいらはいまとなってはメルヒェンが一番好きだな
メルヒェンに限らず短編はいつまでも色あせない
0607吾輩は名無しである
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2012/12/12(水) 21:48:52.36
ヘッセが今の時代に生きてたらやっぱり地獄だろうな
ツイッターとかインターネットを忌み嫌っただろうか
0608吾輩は名無しである
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2012/12/13(木) 17:29:52.56
意外に自分のブログ立ち上げて、それなりに交流を楽しんでたりしてねw
0611吾輩は名無しである
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2012/12/14(金) 03:33:59.81
「俺は〇〇を誰よりも理解している!」って発言は嫌いだが、
好きなヘッセについてこんなこと書かれたらさすがにいい気持ちはしないな…
0616吾輩は名無しである
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2012/12/19(水) 01:39:49.03
最近デミアンを読みました
エヴァ夫人の章が新興宗教とかオカ板で流行りのアセンションみたいで一気に胡散臭くなったんだけど
デミアン好きな方はこの部分をどう解釈してますか?
0617吾輩は名無しである
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2012/12/20(木) 13:54:03.55
まずなぜその部分がアセンションだと思えるのか、
アセンションとは何なのか、自分にとってアセンションはどういうものなのか
ということを言ってくれないとよく分からない。

で、個人的な考えを言えば、胡散臭いと言われてムッとしているw
あの部分は苦心してきた自分の一側面を肯定することで救済されるってことが含まれているわけで、
「なんだかよく分からないけど救われた」では決して無いと思う。

じゃあ自分の過去や好ましくない一面を肯定するという事の妥当性はどうかというと、
それは認知療法などでもよく行われるし、個人的にもそうして然るべきと思う。
新興宗教の怪しい点は、救済が他者、酷い場合には生存している教祖によって与えられるということだ。
一方でエヴァ婦人というのは読者の頭の中に存在しているのであって、
むしろ自己肯定することを気付かせてくれる存在なのだから何の問題もない。
0618catt ◆.catt24qAw
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2012/12/20(木) 14:04:11.86
あの章はデミアンのピークだよね。自己否定からの脱出を予告する。
アセンションみたいな他力本願とかぜんぜん関係ない。
0620吾輩は名無しである
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2012/12/20(木) 20:23:33.31
1.「俺がこの作品を理解できないのは、躁鬱激しい奴にしか理解できないモノだからだ!」か、それとも
2.「俺はこの作品を理解できる躁鬱激しい奴なんだ…」

どっちなんだろう。
0621吾輩は名無しである
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2012/12/21(金) 13:28:12.87
616にレスくれた方々ありがとうございました
自分が理解できなかっただけなのに胡散臭いとか言ってごめん
理解できる人にとっては凄く価値のある本だよなorz

あの章を現実でのスピリチュアル体験(?)だと勘違いしてました
もしかして最初から他人との出会いはなくて、登場人物はみんな内面を象徴した存在ってことですか?
0622吾輩は名無しである
垢版 |
2012/12/21(金) 15:35:59.09
でもデミアンって前半は王道の娯楽小説だよな
漫画でもデミアンとジンクレールみたいな関係性を描写するシーンって良くあるじゃん
風の又三郎に通じる様な一面もある
0623吾輩は名無しである
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2012/12/21(金) 15:50:11.66
特に日本人はこういう設定大好きだと思う
ミステリアスなクラスメートに繊細でナヨナヨした主人公がおっかなびっくり惹かれていく学園ストーリー
0626吾輩は名無しである
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2012/12/23(日) 07:32:44.97
ヘッセは中学生までに読む本
0628catt ◆.catt24qAw
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2013/01/01(火) 19:54:57.83
中学生までに読み、年取ってからまた読み返すべき作家だよ。
0629吾輩は名無しである
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2013/01/03(木) 21:53:49.64
車輪の下は中学生の頃に読んで、最近また読み返した
印象がまるで違ってびっくり
0631吾輩は名無しである
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2013/01/13(日) 05:05:16.85
最近、新潮文庫のヘッセ作品がよく改版されてるね
この機会にファンが増えてくれるといいんだけど

ところで、復刊ドットコムのガラス玉演技を買おうと思うんだけど、訳としてはどうかな?
0633catt ◆.catt24qAw
垢版 |
2013/01/13(日) 05:47:12.46
「ガラス玉演戯」のカスターリエンっていう架空の地名は「知と愛」のカスターニエンの木のもじりだよね?
0634吾輩は名無しである
垢版 |
2013/01/17(木) 12:38:30.77
車輪の下は面白すぎて一気に読んだんだけど
デミアンはあんまり進まなくて結局最後まで読んでないなー

何が違うんだろう
0635吾輩は名無しである
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2013/01/18(金) 23:58:17.76
デミアンはストーリーあってないようなもんだからじゃないか
内面の世界描くことに終始してるし
0637吾輩は名無しである
垢版 |
2013/02/09(土) 21:04:01.95
新潮の車輪の下が読みにくかったんだけど
デミアンは岩波にするべき?
0640吾輩は名無しである
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2013/02/24(日) 19:47:44.96
>>637
もう読んでるかな?
高橋訳は個人的には地雷。岩波の実吉訳は読みやすいと思うよ。
ただ『デミアン』は『荒野の狼』以上に人を選ぶ。
ブクステフーデを掛けながら浸りきって読むのが吉。
0641吾輩は名無しである
垢版 |
2013/03/05(火) 13:01:31.27
>>15
自伝の半分を担ってるからだろ
0642吾輩は名無しである
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2013/03/05(火) 13:02:31.38
>>18
異端児が自伝の残り半分
っていう感じだな
0643吾輩は名無しである
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2013/03/05(火) 13:08:57.34
>>101
だから出て行ったw
0644吾輩は名無しである
垢版 |
2013/04/30(火) 00:14:38.76
トラークルの生涯wikiで読んだだけだけど、
ハイルナーまんまみたいな奴だった
0645吾輩は名無しである
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2013/05/01(水) 23:17:43.43
ラクショーですし僕は勉強ができますけれど、何か?, 2011/3/25
By BOT (@_@) 49 "もあ犬の代理人、「ユトリで行くからユトリでね」各駅停車『ゆ... - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 車輪の下で (光文社古典新訳文庫) (文庫)
ホントーにこの小説って日本の教育制度がナントカってゆー
そんな話なのー?信じられないしー
てゆうかー問題わ貧富の格差とかー地域格差とかによるー
生まれた場所や家が偶然レベル低くってえー教育のチャンスがー
15歳か18歳になるまでー与えられなかったってゆー
本人わ優秀な人たちなんじゃ?
例えば小説「告白」でえー「勉強に追われて可哀想な子供たちと
世間ではよく言われますけれどわたしはそうは思いません。
親が貧乏でないのだから、お金を出してくれて一日に6時間以上も
受験勉強できる小中学生は甘えた身分だと思ってます」ってゆーよなことをー
モリグチ先生とかがー言ってましたけれどー今の日本は親の経済力で
学歴がケテーされてしまう部分のほうがずっと大きいわけで。
21世紀の日本の子供は親が貧乏で生まれたのが田舎なら
勉強やって東大とかに入っても大学内での東大生格差が
待ってるだけってゆーことを完全熟知してるわけで。
人生戦略としては地方国立大学から地方財閥系企業かー
地方公務員上級かーその辺を考えてるわけで。
地方国立大わー公立小中校からでもー本人がフツーに
勉強してればー医学部以外だとーラクショーなわけで。
むしろ青春文学とかってえー感じでーこんな本をジュウダイのときにー
読んじゃってえーその後ー実社会でうまくいかずにー鬱になったりしてたー
オヤジ世代とかーよするに甘えてるだけなわけで。実際のヘルマン・ヘッセわ
90歳過ぎまでースゴーク長生きしたしーノーベル文学賞とかもー
取ったしーよするにー勝ち組なわけで。それもこれもこゆ本が
日本みたいな国でーバカ売れしてー印税で儲かったからだしー
大戦中わースイスに亡命してー平和論やナンかを好き放題カタリまくりーのでー
太平洋戦争でー学徒動員でー戦死したー同世代日本人とー
比較してみればーよくわかるわけで。
0655吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/01(火) 00:19:40.56
こちらも過疎だー

今ガラス玉演技読んでる。
が、序盤で躓いてしまった。文字が頭の中でどうにも形にならない。
発行順序追って読むわ…

幾つか読んだが毎度痛くて安心する
0656吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/01(火) 11:44:41.41
>>655
ガラス玉演戯とは何か理解しようとして引っかかるよね。
その辺は流して読んでもいい処かも。
0658吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/06(日) 03:51:39.07
>>656>>657
655です。
ありがと、絶対読み切るわ。

今のところシッタールダ、荒野のおおかみ、デミアンは描いてる本質?が同じような感じがする。
個人的にはシッタールダの優しい描写が好き。
荒野のおおかみはあるあるwwってことが多すぎてグサッときまする
0661吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/21(月) 02:48:28.70
知と愛読み終わった。
私はこの邦題好きな方だな。
だけどナルチスとゴルトムントを、初めから知識と愛欲の象徴の人物として意識したから、原題だったらもっと別なものを感じて読んだ気がする。
自分が人物名以外に題名つけたらなんとしただろうか。

まず、ドイツの女すごいなぁって…
アホみたいな感想しか出てこない。なんか色々思うことがあったはずだけども
0662吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/24(木) 18:36:57.51
ヘッセの小説には或る意味で凄い女が多く出てくる。
ヘッセはノーベル賞受賞の文学者であったが
聖人君子ではなかったことは
あまり知られていない。
0663吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/25(金) 22:01:09.78
ハイルナーってホモなのかと思った。
0664吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/25(金) 22:33:55.63
ハイルナーはハンスを目覚めさせておいて去ってしまうからな
罪な男だぜ
0665吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/27(日) 22:38:15.12
車輪の下を受験生に読ませる
下衆のきわみ
0666吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/28(月) 22:15:39.14
ヘッセは個を確立できた強い人だったんだなあ。
自分の周りにもこんな人いたらいいのになあ……
0668吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/28(月) 22:37:59.08
学生時代にドロップアウトしたり、第一次大戦でうつ病になったけど、立ち直って長生きしたってことだろ
0669吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/28(月) 22:41:01.98
ヘッセを理想化しすぎ
0672吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/29(火) 00:32:05.27
ナルチスとゴルトムントを一推しの熱烈プッシュ。



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