【嵐ヶ丘】ブロンテ姉妹【ジェーン・エア】
ジェイン・エアは素晴らしい女性だね。 不遇だったから反抗精神が強く,成り上がった後はそれを埋めようと同じようなことをする アデルを寄宿学校に入れ直したところでぁっになった。結末も血族と遺産と結婚でという天からのご褒美 忍耐で得た見返りはやはり第三者からという願望が如実に描き出されている 藤井光/Hikaru Fujii シャーロット・ブロンテの未発表原稿が母親の本の中から発見されたことを受け、 ブロンテ協会がその短編と詩を出版するそうです。 難破した船から救い出され、アメリカのコレクターが買い取ったものが、 2015年にブロンテ博物館に戻ってきていたとのこと。 2018年3月28日 「ジェーン・エア」はドロドロした文ばかりで読むのがしんどい ワイルドフェルホールの住人を買ったんだがKindle化して欲しいわ。 リアル本はかさばって昼休みや電車の中で読む気しないから全然すすまない。 嵐が丘が大事すぎて ジェーン・エア読む気にならない 読まなきゃ・・・と思ってもう何十年 秋の夜長に読んでみよう ジェーンエア読んだくらいで、あなたの嵐ヶ丘は揺らぐのですか その程度の物なのですか、見損ないました 嵐が丘には母性を感じる所が無いんだよな ネリーのキャサリンやヒースクリフに対する言動には社会常識的な感は受けるけど、慈しみな母性は感じない 一方ヒースクリフを介して暴力マッチョ親父の父性が物語を支配してると感じるけどな エミリが幼くして母親を亡くしたせいかな ヒースクリフは軍隊にいたかもしれない設定だから鍛えてたろうけど ムキムキのマッチョだったらイザベラが一目惚れするかな〜? 223でのマッチョは狭義的な筋肉ムキムキって意味じゃなく、広義的な意味でのマッチョ。 強靭さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性といった男性性を基盤とする思想、信条、行動。 ヒースクリフはアイルランド人 ジャガイモ飢饉の後で、リバプールは 食うや食わずのアイルランド人と アイルランド人の孤児であふれかえっていた ブロンテ家も、隠していたが、アイルランド系 >>226 時代が違いますよ 舞台は1801年に回想で始まるので、ヒースクリフの生誕は1700年代後半です ジャガイモ危機は100年以上後の1840年代です >>226 ヒースクリフのモデルは父親のパトリックじゃないのかな、だとしたらある意味アイルランド人で正解か パトリックの最晩年83歳当時の写真を見たけど、厳つく頑迷な正にヒースクリフ顔してる 妻と6人の子供全てに先立たれ上尚6年も一人生き残されて、自分の人生や境遇をどう想ってたんだろう ブロンテ一族は興味深いわ 確かにリバプールは昔からアイルランド系が多いね、ビートルズも3人がアイルランド系だし クィーン、イアン・ギラン、パバロッティー、相撲取り、三船敏郎、坂口安吾が好きで、最近は若い高校球児にも目が眩んでる人か リバプールは奴隷の輸出港だった歴史があるから、アイルランド云々よりもそっちだろう ヒースクリフは真っ黒な肌なわけで アンドレア・アーノルドの映画「嵐ヶ丘」では確かにヒースクリフを黒人にしてるけど、あれは無い 奇をてらい過ぎというか、ヒースクリフを黒人設定にしたら嵐が丘の本質がブレる。まぁ何が本質かは上手く説明出来ないけど。 流行りの人種融和を絡めて何か賞でも欲しかったんだろうか 原作ではヒースクリフの肌はネリーがジプシー云々と言う程度の浅黒さで真っ黒じゃない。 黒人奴隷血統じゃないと思うわ >>22 7 おっしゃる通り。スマソ。 だいぶ前に読んだので、間違いました。 正しくは、ジャガイモ飢饉の生々しい状態が、嵐が丘執筆に影響を与えたとすべきでした。 リバプールには、絶えず、アイルランドの悲惨な状況から逃れた、アイルランド人たちが流入していました。 アイルランド人だが、名前を変え、宗派を変えて、英国人に成りすましていた、ブロンテ家の人たちにとって アイルランド人の過酷な運命は、他人事ではなかった。 ヒースクリフ=アイリッシュのソースは、イーグルトンの論文。 エミリーは外の世界には全く興味が無い女性だった、 シャーロットによると彼女と世間の間には通訳が必要だったとか。 13年前の朝日新聞に小山内伸という人が嵐が丘に寄せて書いてる文がある。 「短期間暮らした隣町で悪漢の養子が一家に復讐する事件が起きて これが着想の端緒だろう」とある。 黒い髪、奥まった黒い目のヒースクリフは見た目ジプシー。 イギリス女性はラテン系に惹かれる。ハーレクイーンロマンス読んで見れば分かるよ。 テリー・イーグルトンを読む前は、おれもヒースクリフはジプシーだろうと思っていた。 イギリスは、スペインと、対ナポレオン戦争で、仲が良かったので、スペイン人の可能性も ある。イタ公は、陽気な助平なので、ヒースクリフにはなりそうもない。 ブロンテ家の子供たちは、周りの子供たちとは付き合いはなかった。オヤジが、新教の 牧師だったので、アイリッシュでカソリックという、出自を隠していたからだ。 その後も、各人程度の差はあれ、わりと人付き合いの悪い一家だった。 まあ、テリー・イーグルトンは、何でもアイルランドに繫げていく人なので おれも、ヒースクリフ=アイリッシュ説は、半信半疑だ。 それからヒースクリフには、 妖精の「取り換えっ子」(チェインジリング) のイメージがあると思う 廣野由美子さんは、信用できる人だと思っているが、 「謎解き『嵐が丘』」の中で、ヒースクリフの正体について 色々な説を手際よくまとめている。 3章と9章は、面白いから、ぜひ読んでください。 アイリッシュって代表的なイメージが サッカー選手のルーニーとか クリントン元大統領(アイルランド系)みたいなベビーフェイスじゃない? >>236 そうそう、テリー・イーグルトンの「ヒースクリフと大飢饉」(『表象のアイルランド』所収)のやつですね。 どこかで見たような、と思ったので『表象のアイルランド』を読み直しました。 イーグルトンは「アイルランド人でなかったかもしれないし、そうとは書かれていない」と二回も繰り返し書いたうえで、しかしこの論考ではヒースクリフをアイルランド人として扱う、としています。 テキストを書く最中に兄からリヴァプールのアイルランド難民を教えられて、時代をへずらして書いたとしても問題はないでしょう。 ジャガイモ飢饉はヒースクリフが実際にリヴァプールに登場したころにもありましたが、何百万人もの餓死者を出したのは1840年代になってからです。 その理由は1830年代の穀物法の廃止に加えて、「怠けるものが滅亡するのは神の摂理だ」という自助・禁酒に基づいたアイルランドへの蔑視により、福祉が一切なされなかったことにあるでしょう。 >アイルランドで1782年から1783年にかけて飢饉が起きた際は、港は閉鎖され、アイルランド人のためにアイルランド産の食料は確保された。 >結果、すぐに食料価格は下落し、商人は輸出禁止に対して反対運動を行ったが、1780年代の政府はその反対を覆した。 >しかし、1840年代には食料の輸出禁止は行われなかった。 1801年という物語のはじまる年は英蘭合同の年で、孤児ヒースクリフはそれ(it)は誰に所属する(owner/belongs to)知らず、唖のよう、と非人間、奴隷扱いされて登場する。 it starving, and houseless, and as good as dumb, in the streets of Liverpool, where he picked it up and inquired for its owner. Not a soul knew to whom it belonged 1830年代からの感情革命によって生まれた憐憫とともに、大飢饉は慈悲深く「酔っぱらいの無法者」アイルランド人を処分してくれる、とした当時のブルジョワ階級の奇妙な歪みとして捉えられます。 ヒースクリフはよく分からない言葉をしゃべる。 some gibberish that nobody could understand これは当時アイルランド語を描写する際によく使われた表現であるというのは重要で、「大飢饉」以後はアイルランド語が姿を消していく背景にも、神の摂理により消滅していく劣った民族というアイルランドへ向けられた敵意を読み込んでいく。 「ヒースクリフをアイルランド(人)」として寓意的に読んでいくイーグルトンの論考は、そもそもインド人ともアジア人とも黒人との混血とも決定できる描写がない、と認めたうえで「アイルランド性を持つ」として見ていきます。 ヒースクリフ黒人説(スーザン・メイヤー)やアイルランド説をたどる渡部悦子「Wuthering Heightsにおける帝国主義とHeathcliffについての一考察」は日本語で読めます。 S・メイヤーは当時ロンドンに二万人の黒人奴隷がいたこと、リヴァプールに黒人通りなる奴隷市場が開催されていたことなどを指摘し、作中の「インド人水夫の子か、アメリカ人かスペイン人のcastaway」に反しあえて黒人説を唱えています。 リヴァプールから60マイル離れたネリーにもまして、ヨークシャーで黒人をどれだけ知っていたかもわかりませんし、アイルランド難民の捨て子やインドや他国の船員の捨て子、(黒人?)に悪魔や取り換え子のどれにも帰着させないよう作られたと思います。 その中の「アイルランド性」や「黒人性」「植民地性」を当時の時代背景を読んでいくイーグルトンらの読解はよいものだと思います。 >>236 >>244 >>245 お前ゲイ爺だろ 自分の巣に帰れよ2度と来るな なんか小難しい事書いてるけど、嵐ヶ丘が松本清張ばりの社会小説とでも言いたいのかな 「Heathcliff」は「荒野(ヒース)」+「崖(クリフ)」という意味をもっており ってウィキに書いてあるけど「クリフ」はwolf(狼)って意味もあるって聞いたことがある だからヒースクリフは荒野の狼ってイメージだとずっと思いこんでたわ ケイト・ブッシュの「嵐が丘」、以前は何だかなぁ〜、こんな能天気な曲調は違うと思ってたけど 歌詞はまんま嵐が丘だし、狂気ぽさもあるし案外合ってるかと思えるようになったわ 冬の休み中いろんな本を読もうと思ったが 嵐が丘がどうしても面白くて口直しに読んでしまう 序章からロクウッドがコケにされて痛快極まりないw それに幽霊の出し方が上手いよなあ 終わりの方にもあるけど よくエミリの事を世間知らずで恋愛経験も無い田舎の行かず後家みたいに書いてる評論あるけど 幼少の頃から寄宿舎生活経験してるし、二十歳前から教職に就いたり、住み込みのガバァネスに雇われたりとそれなりに見聞は広めてたと思うわ 嵐が丘は田中西二郎訳しか読んでないけど、どんな評価なんですか? 水村美苗の本格小説って面白いですか? 「本格小説」面白いのか、本屋で注文してみよう BSの放送大学でまたブロンテ姉妹の特集やってる、もう何度も再放送してるな エミリとシャーロットを別けて各45分計90分、姉妹の生い立ちや作品の批評なんかをしてる まぁここの住人なら知ってる情報ばかりだが、貴重なのはブロンテ館や姉妹が住んでた寄宿舎、ホワースムーアの映像がたっぷり観れる事か イギリスは地震のない国だから昔の風景そのまま残ってて羨ましい その上世界中に植民地みたいなとこいっぱいあるんで外国へ簡単に移住しちゃう だから住むとこなくて田舎の土地を開発しちゃうなんて無いんだろうな 親父のパトリックなんだが 妻と子供全員に先立たれ、孫を得る事もなく、自分の血筋が絶えてなお数年間独り生き残されて、あの牧師舘で過ごしてたのか 妻や子供達に囲まれて幸せだった時期もあったろうし、成人した息子や娘達に後を託そうとも思ってたろうに 80才過ぎてそんな状況俺なら耐えられそうに無いわ 牧師だから自死する訳にもいかんしな 早世した子供達も不幸だが、独り生き残されるのは残酷だわ >>260 でも子供が全員若死をしたのは親父が元凶くさいぞ 嵐が丘の虐待の連鎖の描写が余りに生々しくてブロンテ一家を調べてみたんだが、どうやら親父が人格障害くさい エリート意識の高い牧師で、自分につりあわないという理由で婚約破棄をして村人に総スカンを食らったり 劣悪な環境の寄宿学校に娘たちを捨てて数人死なせてたり(息子は入れてない) 娘たちに見合いもさせんで飼い殺しで家事をさせといて、娘には一円も相続をさせんと言い放ったり そのくせ一人息子をアル中に追い込んで死なせとるし 人格障害本人はピンピンしてて周りがストレスでバタバタ死んでく典型だと思った せめて三姉妹が家庭教師で自立に成功して故郷に戻らなければなあ… 父ちゃんが酷い親だったていうのはギャスケル著の最初の伝記で広まった説だけど、その後の研究で明確にでっち上げだとされてるよ 寄宿学校の件も親には全く責任のない話でむしろ被害者、このあたりはいろんな本に詳細が書いてあると思う 当時は結核の感染の仕組みが分かってなくて予防も何もなく、世界中で若い人がバタバタ死んでた時代だから子ども達の早死には全然不思議じゃないしね そりゃ時代相応の男尊女卑観はあったかも知れんが、そんなヤバい奴だったと思わせるエピソードは読んだ覚えがないな >>261 >虐待の連鎖の描写が余りに生々しくて エミリー達は父親の書斎にある蔵書や新聞を読み漁っていたらしい そこから想像力を働かせたんだと思う 確かに結核が猛威をふるってた時代ではあるけど、母親含め5人(ブランウェを入れれば6人)も結核で死んでるのは、母親の免疫力が弱い虚弱体質が遺伝したのじゃないかな。 ブロンテ家や寄宿舎での気候風土や食生活も関係してるんだろうけど。 母親の死因は子宮(か子宮頚)ガン、シャーロットの死因は妊娠中毒症とされている シャーロットとアンは生来体が弱かったけど、気候のせいで毎年のように家族全員が大風邪ひいてたみたい 当時のハワースが平均寿命42歳くらいとは言え家族全員を喪ったのはえらい不運だったと思う だから嵐が丘で簡単にキャサリンやヒンドリー嫁が死ぬのも 当時としちゃ別に普通の設定なのかも 未だ公衆衛生対策がされてない当時、下水道が無くて汚物汚水は垂れ流し状態。 ブロンテ家はハワース村の上方にあり井戸水が汚染される事は無かったが、村の下手はコレラ、チフス、赤痢が定期的に流行。 それら伝染病が猖獗を極めた時期には平均寿命が25〜26才だったとか。 ヒースクリフは45歳くらいで死んだんだよね 4日断食したくらいでポックリなんてあるのかな それに引き換え医者のケネス先生は長生き キャサリンに取憑かれての狂い死に、ヒースクリフにとっては至福の死 風に打たれて窓ガラスがガタガタ、風に揺れる木々のざわめき、切り裂かれる風の音 台風の夜は嵐が丘の気分が味わえて中々に楽しい 「ヴィレット」がついに白水uブックスから出て嬉しいです。 以前、みすずの全集のやつ、字が小さい(老眼にはつらい)アンド重量ありすぎて上巻の途中でリタイアしたので。 新書になったおかげで寝床に寝っ転がって読める。 っつっても長いのは長いので、若い時に読んだ「ジェーン・エア」のように一気には読めそうもないです(嘆) 「ヴィレット」読破した人いますか? そうなんです!序盤、ジェーン・エアよりは地味めな感じでドラマチックな展開があまりないので 読み進むのに時間かかってるけど。 「嵐が丘」が大好きで嵐って聞くとドキッとするのに マイク持った男が5人で歌って踊ってるだけのむなしい瞬間が多すぎて耐えられない 嵐が丘は小学生の頃に読んだな 途中で投げ捨てる事もできず取り合えずだけで読みきったけど、ヒースの偏屈ぶりに意味不明で詰まらなく、初めて読書に対して精神的挫折した本として覚えてる 本は読むタイミングを外すと堪能できない >>279 解るんかいw >>280 小学生で嵐が丘は無理やろ >>281 自分も小学高学年 わかるよ 何となくズシーンとくる衝撃 ほらちょっと物思いでませた子が何でも片っ端から図書館や大人の本だなの本読み漁るって症状 今でも嵐が丘は愛読書ベスト3の一つだ ヒンドリー、ヒースクリフ、ヘアトンっていう 名前の付け方が最初は印象的に思えたわ きつい感じがして 小学生から「嵐が丘」とは皆さんませてるな 小学生時分は動物文学ばかり読み漁ってたわ もっとも俺の場合、動物文学からの延長で「嵐が丘」にたどり着いたんだけどな。中学時分に >>282 因みにベスト3の他の2作品は? そう言や嵐が丘には犬がいろいろ出てくるが エドガーんちのスカルガーって犬の名前も獰猛そうだった 「ヒースクリフはロケットの中身を捨て、かわりに自分の黒髪を入れたのです。 私は二つの髪をより合わせて一緒に入れておきました。」 ネリー・・余計な事すんなや・・・ 業務中だが新型コロナで暇持て余すわ ブロンテ姉妹の時代は平均寿命40才ぐらいで 感染症が流行したら新型コロナの百倍増くらいの死亡率だったんだろうな それにしても欧州人は感染症に鈍感だわ 散々感染症には苦しめられて来たろうに キリスト教の信者さんは神様のおぼし召しと諦めるんじゃなかろうか 死んだあとは天国行けるしね 当時は今よりもずっと死が身近にあって、キリスト教徒にとっては死も日常の延長感覚だったのかな(キリスト教に限らないけど) 漠然と内容だけは知ってたけど初めて嵐が丘をきちんと読んだ 二代目キャサリンの生命力いいわーw あんな過酷な状況に追い込まれてもヒークスリフに食ってかかり 計算じゃなく天然でヘアトンをたぶらかすあたり邪悪王ヒークスリフに勝てる人間てああいう逞しさ持った人間なんだなとあらためて実感 普通の人間なら絶望して無気力人間になっちゃうよ 哀れなのは息子のリントンで母親が不幸になったのはいわば一時の恋に狂って人を見る目が無かった自業自得さが原因だけど息子のほうはあんな幼少から囚われ状態になって精神的虐待受けて育ったから 最後までヒークスリフの呪縛に囚われて利用されるだけの人生で、たぶんキャサリンもヘアトンもそのうち彼の事を忘れていくんだろうなと思うとほんとなんの為に生まれて生きてきたのかと可哀想に思える ヒークスリフはおそらく自分自身の事を呪ってただろうし軽蔑しきってたイザベラとの子なんか愛せなかったんだろう 対してヘアトンがろくな教育受けてなく乱暴ぽく見える人間に育ったのにもかかわらず根っこには善良さとか良識や向上心を持ってたのはヒークスリフからほんのわずかとはいえ愛情を受けてたからだろうし やっぱり人が健全に育つには愛情が必要なんだなとわかる ドロドロしてるのにスッキリ終わるのがすごいな エドガーとイザベラの兄妹はかわいそうなんだけども 大和資雄の訳は古くて逆に面白い「よござんすか」「娑婆に出たら」だってw 文庫本の後ろに年譜が載ってて エミリーが8月30日生まれって書いてたから 7月30日に直してリサイクルショップに売ったった まぁ確かに、当事者が死ねば決着はつくんだろうけどさ。 ヒースクリフの死に様はキャサリンに取り憑かれての狂い死に。 キャサリンが早世した時点で話の終わらせ方はあれしかなかった。 嵐が丘って外から隔絶されたムーアを舞台に、不器用なはぐれ者達が織り成す愛憎劇 ドロドロした一種のオフビート恋愛小説なんだよな エミリ達が皆早死にしたのは母親の虚弱体質が遺伝したのと親父の毒親支配かな >>290 ヘアトンに「ヒースクリフは大切な人だから憎まないで欲しい」的に頼まれた時、 「分かったわ。もう酷い態度はとらないわ。」と返した2代目キャサリンに感動したよ。 あの瞬間「勝った…!この子ヒースに、三代ん十年続いた憎しみの連鎖に勝った!!」と。 あのシーンが嵐が丘のクライマックスだと思う。 やられっ放しだったエドガーのとった愛情教育は正しかった。エドガーもまた勝者。 憎しみや復讐って視野狭窄のまま全力投球するから 相手のレスポンスがないと何も残ってない自分に気付いてしまう。 生き甲斐だった復讐対象の二人はキャサリンの面影を残すがゆえにこれ以上痛めつけられず、 しかも自分とキャサリンの一番幸せだった時代を常に思い起こさせてくる。 エグい。 ラストの展開はエミリーの才能にほんと震える。 この作品は恋愛小説の皮を被ったもっと恐ろしい何かだと思う。 ジェインオースティン好きに侮られているの解せないわ ああいう英国保守本流みたいなのわりとどうでもいいので。 オースティンの小説はうまいし嫌いではないんだけど、オースティンファンのおっさんにブロンテ姉妹アンチみたいなの(ようはいわゆるアンチフェミニズムみたいなものだろう)が多い ローレンス・オリビエ主演の「嵐が丘」を観た。 2階部分を取っ払ったパターンだが、2階部分が無いと陳腐なストーリーなんだよな。 >>301 キャサリンが早世した時点でラストはあの展開しか無いと思うわ。 2階部分の怒涛の回収と1階部分との対比が圧巻なのになあ キャサリンとヒースクリフの野生的で依存的な相思相愛が恋愛小説好きに刺さるのは分かる 2階ラストの悪漢ヒースの崩壊とキャサリンへの思慕と回帰は1階ラストの死別シーンより心震えるのに勿体無い 恋愛小説好きじゃねぇけど、突き刺さったよ 確かにこれは恋愛小説の皮を被った何か別のものだわ 二人の関係は、恋愛みたいにいつかは枯れる草じゃなくてその下の岩盤なんだよねまさに キャサリンとヒースクリフは結構相手をクソミソに言ってたりするけどwそれでも相手が自分を見限って去ってゆくなんて夢にも思ってない 互いが互いの母親だったのかなーと思う ギャンギャン泣き喚こうがミルクを吐こうがうんこを漏らそうが絶対に見捨てないでありのままを愛してくれる存在 自分の全てを支える岩盤だから、見捨てられた!いなくなった!と思った瞬間からグズグズ〜と崩れて衰弱死 二人の愛着がもっと成熟してれば、たとえ離れ離れになっても「自分だけはお前の最後の砦やでぇ!辛かったらいつでも戻ってき!」的に 世間の風雪から相手を守る実家(嵐が丘)のオカンになったのにね…二人はいつまでも幼すぎた ジェーン・エア 今思い出すと、イトコに食って掛かるとこなんか結構気が強い。 どこかで見たことあると思ったら、ヒースクリフに似ている。 シャーロットやアンの作品で、ヒースクリフに似ているキャラは 誰だといろいろ言われるけど、ジェーンがそれ。 シャーロットがエミリと意見交換してキャラ作りした結果だろう。 ジェーンエアはローウッド寄宿舎での生活情景を読みながら カウアン・ブリッジでのエミリ達の生活を想像するくらいしか読む処無かったわ 好きな人には悪いが、御都合主義なストーリーがね >>301 よく分からないないんだけど復讐ってなに? 誰にどんな酷いことされたことへの復讐? 女性の作品だからか、いまいちピンボケしててよく分からんわ もっとホラー仕立ての映画「嵐が丘」があってもいいのにな キャシーの幽霊がフワフワ雲へ吸い込まれて吹き荒れるとか >>311 ヒンドリーにボコられてるじゃん エドガーにはキャシー泥棒されるしイザベラにはバカにされるし あと一人のブロンテ姉妹についてはほとんど語られることがないな >>311 己が得られるはずだったもの(アーンショー家の財産&キャサリン)を 奪われたとヒース自身は認識したから復讐しに戻ってきたんでしょ 実際はほぼ逆恨みだけど… アーンショー家の先代は子供達の仲を取り持つどころか対立を煽るからイラついたわ ディオをええかっこしいで引き取ったら実子を虐め抜かれたジョナサン父を思い出したw ヒースクリフはもともと他人の家に厄介者としてきた身であり 物語の最後はアーンショー氏の直系男子ヘアトンに継がれるのはうまい流れである 的なことが最初の訳者大和資雄があとがきで書いている だからと言ってヒンドリーはボコり過ぎなんだけど DV描写がすごいってのもそこは嵐が吹きまくって 人間がもともと自然に暴力を受けてる土地ってのを 読者が認識しなきゃいけない物語なんだと思う ムーアの情景描写はもっとあって良い。 ムーアあってこその嵐が丘。 翻訳する人ってパクったと言われないように 過去の訳者とは表現を変えるんだろうけど He bled her, (ケネス医師がキャシーの血をとる)を例えば 大和資雄→ヒルで血を吸わせ 永川玲二→血を抜き 鴻巣友季子→瀉血し と三様な書き方してる。大和資雄は昔の感覚だな~。でもそれも面白いかも。 オーソン・ウェルズがロチェスターを演じた1944年のジェーン・エアの映画の脚本には オルダス・ハックスレーが参加している。 またその映画の音楽を担当したバーナード・ハーマンは嵐が丘をオペラ化したが、余り評価 は得られなかった。 ケイト・ブッシュの嵐が丘リメイクされまくってるけど 最近のはヘヴィ・メタ風だね ケイト・ブッシュの「嵐ヶ丘」は近代文学をモチーフにした曲の中では一番知られてるし、カバーも多いな。 あの歌の歌詞はキャシーが家出したヒースクリフを呼んでるところだと思ってたが 死んだキャシーが家の中に入れてと言ってる部分だとlet me inで分かった キャサリンはムーアの彼方から ヒースクリフの魂を奪いに来たんだな 日本の嵐が丘と名乗れそうな強風地帯で育ったけど so coldooooの後に(your windowoooo)と小さく続くところがめっちゃムーア感があった 建物を揺るがすゴーーービリビリビリって風の後に上空で ぉぉぉぉぉ って残響があるの だからケイトは現地で風を聞いたんだなって曲聴いて分かった ヴィレット 貴族に嫁いだ友人をあざ笑うルーシー。 確かに、その友人は軽薄だったけど、ルーシーには温かく接していたのに それをあざ笑うのは気に入らない。 シャーロットの小説を読んだ昔の友人や教え子は、自分たちのことを心ではこう 思っていたのかと嫌な気分になっただろう。 パーン _, ,_ パーン パーン_, ,_ ( ・д・) _, ,_パーン ( ・д・) U☆ミ (・д・ ) ⊂彡☆))Д´>>329 ☆ミ⊃ パーン , ,∩彡☆ ☆ミ∩, , ( ) パーン ( ) パーン パーン 愛ってある種の呪いだったんだね キャサリンとヒースクリフが互いに呪いあってたと思えば 嵐が丘の展開、特にラストがしっくり来る シャーロットは幽霊の存在を信じてる書き方だけど エミリーは登場人物には信じてるって言わせてるわりに 自分では信じてない気がする。 だからロクウッドがお化けが出たって騒ぐに至るまでの 組み立てが巧みでうまいと思う。 そうか? あの時代のイギリス人なら、ほぼ確実に幽霊信じてると思うけどな 神風が飛び立つ海明石海浜公園じゃないが海浜公園に各国軍用機燃料の空港ヘリポート。 イギリスはジプレキサ健常者嫉妬統合失調症無効化薬品混入事件で、沈んでいくね。キャプテンシャーロック探偵の登場を待て。 核平和はいらない。 平和裏の策略とかイギリスも南米も日本と弱体化してる。スポーツ警察がいけない精神科病院拡充地域。 仙術 恢復 攻撃 そろった善意の恐怖政治をお見せしよう。 ヒースクリフより狂信者セントジョンの洗脳の方が怖かった read.cgi ver 07.5.0 2024/04/24 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる