★★★大江健三郎スレ2★★★
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大江健三郎
1935年1月31日生まれ
1994年 ノーベル文学賞受賞
2018年 大江健三郎全小説刊行開始
前スレ
★★★大江健三郎スレ★★★
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1484634141/ >>308-309
日本語を話すこと、日本語を母語とすることethnic identityであるなら、大坂には日本人としてのethnic identityは皆無だなw
言葉を基準とするのは自由だが、言葉というものが相当程度翻訳が可能であるということは、言葉の単位でethnic identityを設定することが無理だということを示している。
欧米では、数か国語がほぼ母語である人も珍しくない。
両親の母語が異なり、地域の母語が異なり、成長過程で複数の言語に触れる。 >>295
この論文でさ、ethnic identitiesの概念そのものの否定とか社会悪だとかいう
議論ないだろう、そういうことなんだよ
君の特殊な哲学を開陳してもいいけどその独りよがりな特殊性には気付いておこう >>312
なに人であれ、個人の利害は共同性と相容れない。
個人の精神を共同性に同化させるのは未開の精神性だ。
それは、大江がもっとも嫌っていることでもあるだろう。
あなたがいくら未開な精神性をありがたがっても、世界は行きつ戻りつしながらも、その未開性を拒否し始めている程度には進歩し続けている。 >>314
全文を読んでいないから、その論文の評価はしない。
だが、ひとつの論文にどう書いてあろうと、ethnic identity などない方がいいに決まっているし、事実、世界的には消滅の方向に向かっている。 ethnic identityの話で盛り上がってるところを、ぶった切って悪いが、
大江健三郎の話なら、江藤淳との関係も大事でしょう。
江藤淳が武田泰淳と埴谷雄高の経済的依存関係を埴谷を侮辱するような形で
暴いたことが江藤淳の死因にもつながったのではないか?
江藤淳が妻を亡くしたくらいで自殺したとも思えない。
しかも、自殺の手口が江藤の嫌っていた川端と酷似している。
武田泰淳は戦争中、特務機関で働いていた人間でもあり、日本の右翼テロリストの
系統とも繋がっている、日本のタブー領域の人。
吉本―花田論争で吉本の勝利との判定を下したのは埴谷だったが、その時既に
埴谷のバックには武田泰淳がいたのではないか?
新日本文学界の座談会で花田と武田とは険悪な雰囲気になったこともある。 半世紀前にドイツ語始めてたらよかったのにね
君の思考力はまるで違ってただろう
マルクス学者たちは単に研究対象だから
ドイツ語イヤイヤやっているわけじゃないんだよ
その中で物事を考える力を身につける
マルクスや漱石らと同じ道だよ
君はそこから逃げちゃって
もう取り返しがつかない
見えたはずの風景が見えないままで人生を終える
これは哀しいこと >>317
江藤の自殺にそんな視点があるのか
初めて知ったわ >>319
江藤は殺されたと思う。
妻を亡くしたくらいで自殺する文芸批評家など、世界中探してもいないだろw
妻がおりながらセクハラやレイプで有名になった人が世界でボンボン出てる近頃なのにw >>320
妻を亡くしたから、ではなく、自分に痴漢の嫌疑がかけられたから、というのが多く人の見解のようだけど・・・ エスニック料理おいしいじゃん
なくなるなんてもったいない 本ページで募集した「あなたの好きな大江健三郎作品を教えてください!」の投票結果です。
1位(50票) 万延元年のフットボール
2位(27票) 個人的な体験
2位(27票) 芽むしり仔撃ち
4位(26票) 新しい人よ眼ざめよ
5位(25票) 飼育
6位(19票) 懐かしい年への手紙
7位(18票) 同時代ゲーム
8位(17票) 洪水はわが魂に及び
9位(16票) 奇妙な仕事
10位(15票) セヴンティーン
20位までの結果はこちらをご覧ください。
http://news.kodansha.co.jp/content/files/pdf/yourfav.pdf >>326
「政治少年死す」が入ってないのは、多くの人が読める状態ではなかったからなんだろうな。 4位までベタっちゃベタなのが順当にはいったが、その下に
懐かしい年がきっちり付けたのがわかってる人達の投票という感じだと思う >>328-329
他の人が読んでるかどうかが気になる人たち? こんなの一般に知られてる作品が上位に来るに決まってるじゃん
なんの意味もないランキング ファンがニヤニヤして見るもんなんだから
意味とかいっても野暮 さすがに宙返りと治療塔、治療塔惑星には一票もはいらなかった おそらく
宙返りは長い前振りが終わって話がやっと本題にはいったというところで尻切れトンボでおわるところ
新宗教の教団の話だが、新宗教の教団でセクトが生まれ内部対立の緊張が高まり、それがどう爆発するのか?
と興味を持たせたところで大したことも起こらず終わる
治療塔はSFという触れ込みだが宇宙船で宇宙に行くとかSFっぽい舞台設定だが
SF的に科学的にもっともらしく説明されるガジェットは特に無く本当にSFなのか怪しい上
近未来宇宙を舞台に何故かいつもの大江ファミリーが活躍するという
どうしても違和感を拭えない怪作に仕上がっているから >>335
なるほど、ただ駄作とみなされてると。
話は逸れるが、「興味を持たせたところで大したこと」が起こると、高橋和己の邪宗門になるのかな。 邪宗門は面白いらしいね
読もう読もうと思っていまだ読めてないけどいつか読むつもり 邪宗門は戦後文学の傑作のひとつだと思うけど、一般の評価は決して高くないね。
吉本隆明の「知識人向け大衆小説」という批評が影響してるんだろう。
吉本は、ただ高橋の善意と良心が嫌いだっただけなんだけどね。
話は逸れるけど、吉本は兵役や良心といった、自分の欠如しているものを持った人に対する攻撃は容赦がなかった。 あなたが吉本を嫌いなだけでは
俺も吉本を特に好きではないけど >>339
僕は吉本の愛読者だよ。
著作の多くは非常にレベルが高くて素晴らしい。
でも倫理的には、たしかに嫌いだ。 新潮文庫で芽むしり仔撃ちを読んだけれど、思いのほかスラスラ読めて拍子抜けした。
装丁の不気味な絵と内容紹介を見ただけで、さぞかし難解なんだろうなと勝手に思っていた。 >>251
「ゲイ」という言葉を雑に扱いすぎじゃないの。「俺はリベラルじゃない」っで言いたいのかな? 「実は」とかなんなの。完全に揶揄の対象として扱ってるよな。 大江健三郎は変態を書かないと死ぬ病気にでもかかってるのか? >>345
作家というのは、なんであれ、それを書かないと死ぬ病にかかっているんだよ・・・ 岡山の県北の文豪の方がまだオブラートに包んでるんだよなぁ >>348
文章に起こしたものがないのかな?
話を聞くのは遅くてまどろっこしい。 >>350
うん、聞いてない。
話では、読むほどの濃密さも出せないし、何より話の展開が遅すぎてとても退屈。 >>352
なんで?
聞くは一時の恥、読むは一生の宝、とか言わなかったっけ? 読売新聞のインタビューがあったろ
あれ見ればだいたいどんな感じなのかわかる 他人の生き死ににまで注文つけるとか
どれだけ偉いんだよネット神様たちは >>362
ふざけた文学をこの日本でまかり通そうとしてきて人間ヅラとか
ふざけてんのかな? >>363
出身地関係なく世界で通用する数少な日本人作家。
他には、村上春樹と吉本ばななぐらいか? >>364
大江はノーベル賞もらったから、少なくともスウェーデンでは評価されてるもんなw
村上や吉本の場合は知らないがw
売れてるというなら、AKBや乃木坂も5chネラーが全然知らない間に大ヒット曲飛ばしてるから、売れてるという実感を誰が感じてるのか甚だ疑問だw
色々と評判の操作が可能。 >>364
売国して世界で地位を高めようとした男、それが大江健三郎
そんなクズを日本人が批判しない理由はない >>367
土下座外交や
日本人の根幹を壊す小説を作り
向こうの人間が喜ぶ自衛隊批判を
フランスの新聞に垂れ流したりな 蚊帳の外放漫バラマキ外交の末に中国の首相にスリスリ擦り寄って、中国学生のビザを大幅緩和するとか言っちゃった首相に言えば? >>368
土下座外交って具体的には?
アメリカに対する安倍政権の外交みたいなもの?
日本人の根幹てなに?
どこの人間が喜ぶか知らないけど、自衛隊批判のなにが悪いの? >>370
自分は>>368じゃないけれど
土下座外交は、ありもしない事に対して延々と謝罪と賠償を繰り返すことかな。
安倍ートランプ外交とは違うな。
日本人の根幹はやはり天皇かな、概念としてのね。
自衛隊に関しては批判してはいけないわけではないけれど国防の意義を理解できないのは愚かとしか言いようがない。 ちゃっちい思考で勝手に日本人の根幹を決めないでくれないかな(^_^;)
一応、僕たちも日本人なんで
あ(察し)キミは「日本を愛する普通の日本人」ってヤツかな? >>371
慰安婦や徴用工のことだったら、ありもしないことなどと言ってるのは、ネトウヨだけだ。
もちろん、安倍政権ですら事実を認めている。
謝罪するかしないかが、議論になっているだけだ。
日本人の根幹が天皇であるというのも国防の意義も、あなた独自の見解だから、大江批判の根拠にはならない。
あなたが大江を嫌いだと言っているだけだ。
結局、あなたは自分独自の見解を書ているだけだから、客観性は皆無だ。
普通は、それを愚かという。 >>370
大江は中国に土下座行脚をしただろう。
国を維持しようという発想がない売国奴には国の根幹と言っても
なにも理解できないということだろう。
そのようなやつは下賤の民であってこの国で息をすることすら
許されるべきではない
国の根幹とはこの国の結束の源になるものだ。 >>374
安倍政権がアメリカに土下座行脚したから、日本の莫大な富がアメリカに渡ったね。
大江の中国土下座行脚ってどういうの?
国の維持って自民党政権の維持のこと?
それとも天皇制維持のこと?
日本の結束の源ってなに?
何に対して結束するの?
福島原発の後始末? >>375
いちいち全部聞いてくるんじゃねーよ。
言わなきゃわからないやつは素質がないから今すぐ死ね。
俺たちに民主党なる劣勢な政党を一人前にしてやる義務はない。 まとめサイトの受け売りの又聞きでしかモノを見てないから、そうやって逆ギレで誤魔化すんだね
で止めが「ミンスガー!」
やれやれ典型的な「この国を愛する普通の日本人」だったって訳だ(嗤) 全集で大江の短編をずっと読んでるが大江の初期はアンファンテリブルがでてきたという伝説になってるが
実際は半分は駄作だな
文庫で言えば、見る前に飛べにはいっているものはほぼ全部駄作
文庫未収録切り捨てたものは全部駄作
当時の大江のニヒリズムを吐露したショートショートみたいなももで、描写も甘いものばかり
逆に飼育とかがいかに傑作かも作品郡全体のなかから燦然と浮かび上がってくる
大江アンファンテリブル説は
死者の奢り、飼育の文庫本が超絶傑作選だからそのイメージを全体に敷衍してるんだな
大江が個人的な体験を書く前作家として行き詰まっていた
という本人述懐は切実な自己認識だったんだな >>382
奇をてらうことを賛美するバカを賞賛したいと
企む詐欺師の大江健三郎というところか?ほんと国の癌だな。 やっぱり権威って大切だよな
バカの間では議論が成立しない >>384
人間の知の歴史を汚したのは大江健三郎だけどな >>380
>大江の初期はアンファンテリブルがでてきたという伝説になってるが
>実際は半分は駄作だな
書き飛ばすほどクズ含有率は高くなる
しかしそれだけの需要があった事の証左であり
そういう意味ではアンファンテリブルは伝説ではないと思いますが?
まあ、今読めば甘い作品でも当時の若者たちは
熱狂して貪るように読んでいたんでしょう 口八丁で大江よりハロウィンの方が〜ってわけのわからんエセ理論を並べ立て出す奴がリアルにいそうなのがいまという時代 ノーベル賞受賞時の演説の「曖昧な日本の私」って、良い批評だと思う。
ノーベル賞を受賞したから言えたことかもしれないが。 ただ息子をアウトサイダーアート的に
評価するのも川端と似た危うさがある
実際音楽的に月並みなのに
高貴で野蛮な障害者な >>391
障害者というのは、高貴でも野蛮でもなく、普通に強い特性を持った人だよ。 >>393
とにかく若年層が本を読まなくなったね。
硬い本の読書量がステータスになったのは、団塊世代までだろう。
彼らも読んだ本を十分に理解したとはいえないだろうが、無理やりにでも理解しようと頭を働かせたから、力のある思考ができるようになった。
吉本や三島などの反知性派知識人が知をバカにした影響もあって、だんだん本を読む人のステータスが下がり、読まない人が自信を持つようになってしまったw ある大学で、講義前に本を読んでいた学生が
「意識くん」って言われるようになったってさ 今は漫画でさえ読む人が減って
作家の生活はかなり窮乏し雑誌も廃刊が増えている
いわんや文芸誌、小説家に至っては
しかし単に19世紀末に完成された形式に過ぎないので
21世紀初めに消えても不思議でもなんでもない 今80歳の老人は一割くらいしか大学行って
いないので大部分は抽象的な思考をする習慣がない >>397
テレビでさえ、普通の小説をもとにしたドラマは衰退してる。
原作がマンガやノンフィクションや推理小説ばかり。
NHKの歴史ドラマも、脚本家のオリジナルが多くなった。
日本人の物語を作る能力が衰えているのかと思うと、一方でマンガによる物語の創作は活発だ。 栄誉だけもらって読まれない作家って寂しいよねえ
読まれることこそ最高の栄誉だと思うな まあ売れたと言うだけで優れているというなら東野圭吾の小説が一番優れていることになるからな ここ数十年ポスコロのフォークナータイプの
作家が数いるから埋没しがち
30年後にゼイディースミスみたいな作家が
出てくるだろうけど群馬辺りから 教養主義の没落
という社会史の新書を読んだがその本では
「丸山眞男みたいなインテリには大衆の原像はわからない」
と言って全共闘煽った吉本が80年代にコム・デ・ギャルソン論争をやって
それをビートたけしにコントで
「インテリがごちゃごちゃ言っていることはわけがわからない」
と茶化されたときに日本の教養主義は終わった
というオチになっていて笑ってしまった 欧米の教養主義は今どうなんだろう?いい新書ありませんかねぇ コムデギャルソンあたりのブランドは表現にコンセプトを持たせてるし
どっちかというとメインカルチャー寄りだよな
アカデミックな書籍で取り上げられることも多い 当時は評価が定まっていなかったのは確かだが
ハイカルチャーで残るという見通しは容易に立つ部類
吉本だからという先入観で深読みするから
おかしくなる 地元の図書館に「大江健三郎全小説」が入ったから早速「政治少年死す」が収録された巻を借りて読んだけど、風流夢譚みたいな内容かと思いきや、不敬と思われるような描写は別に見当たらなかった。
少年を終始一貫して小馬鹿にするような書き振りでもない。「日常生活の冒険」に描かれているような当時の右翼さんらは一体何をそんなに怒ったのかと小一時間… >>408
少年の真実をえぐり過ぎたんだよ。
誰しも自分の真実をつかれると逆上するものだ。 むしろ「セヴンティーン」で少年が右翼になる過程の方が、右翼さんの癇に触ったのではと思うけど違うのかな? 叫び声の小松川事件の在日コリアンの犯罪
と同じく犯罪を内在的に理解しようという真摯な筆つきだよね >>408
今どき大した図書館だな
どこも予算少ないだろうに ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています