三島由紀夫Part64
>>395
是非、可否、正邪という二元論に終始している時点で、論駁する価値にも値しないとは思う所であるが、
緩んだ時流の、負の産物の典型例は、すしペロにこそ在ると思うけどな
あの事件から学ぶ点など皆無だろうに。この衰退途上と謳われる、憂わざるを得ない日本経済も然る事ながら。 >>396
それで、なにが言いたいの?
大量殺人はどう思うの?
”すしペロ”は殺人以上の悪なの?
逃げずに考えてごらん。 >>397
何? その大量殺人て?
現代日本社会が緩いと言っただけで、誰もそんな事には一切触れてないけど?
極論に逃げてるのはお前さんだろうに(憫笑) >>398
触れてないのは想像力の不足。
とても三島を語る資格はないよw
いまでも世界中で戦争があり非常に多くの人が死んでいる。 >>399
そんな事今更言うまでもないし、上から目線で講釈垂れられる筋合いもない
何様のつもりか知らないが、お前さんは人のレスに文つけなければ気が済まない、単なるレスコジキみたいだな
そんな奴には三島どころか、何を論じる資格も無いだろう(憫笑) >>400
そのレスに象徴されるように、僕が上から目線なんじゃなくて、君が下過ぎるんだよ。
人を殺すことの是非も問えないなら、社会のことはもちろん、三島の死に関してもなにも主張する資格はない。
社会が緩いだの平和ボケ(言ってなかったっけ?w)だのと能書きを垂れる君のレベルはそんな程度。 私の父親は戦争中だかその合間だか、サイパン島に行っていたらしい。で現地人に農業を教えて楽しかった
、と私に話したことがある。現地人は喜んでいるし自分は戦争責任はないかのように。しかし父親は一方
満州で戦車にも乗っていたらしい。そこでまさに殺し合いに従事していたわけだ。殺し合いを経験したこと
が誇りだったのかどうかは知らない。また、軍隊で先輩にいじめられてキレて銃剣を突き付けたことがある
とも言っていた。ようするに戦争といっても何に重点をおくかで語ることは違うってことでしょう。
それが総体をみるということである。しかし、そういった何層もの重層的な視点をもって、なおかつ
その後に戦争を語ることは可能だと思います。三島さんは実際には従軍してはいない。或いは行っても彼なら
最高司令部に陣取って前線には行かずに済んだかもしれない。ようするに理想化しているところが多々あった
に違いない。実際に従軍したらうちの父親と一緒でいじめられて厭になったかもしれないですよ。ひ弱だった
わけだから。或いはそれこそキレて先輩を殺してしまったり。自衛隊経験といってもそもそも三島先生だから。
手加減されたに決まってる。言われなくても分かり切ってる(笑)或いは三島さんの理想化する通りの
イメージしか視えないようにしただろう。最後の日には現実を彼は知ったわけだけど。野次り倒されて。
自衛隊の実際の意識がいかばかりのものか。いかに自分が勝手な理想化しかしてなかったか。 それと最近あった銃乱射事件で分かるように、自衛隊員といっても色々千差万別。私の昔遇った元自衛隊員でも
「僕はけっこう優秀だと言われてましたよ。銃の扱いが上手いって」と言ってる若者がいた。彼には日本に
ついての深い洞察もなにもない人です。現代っ子でね。女性を買うのが好きでね。三島さんの話が実際の
自衛隊には掠ってないってことは当時から自衛隊員には分かっていたでしょう。それでも三島さんに語って
もらえることで大変な宣伝にはなるから。面と向かっては何も言わずにいたんでしょう最後の日までは。
そこを考えればかつての三島さん今の長渕さん・・・自衛隊が特別な場所だとか、日本人の心の砦だとかね。
そもそも軍隊が特別な場所だとか、魂のありかだとか。そもそも自衛隊だろうが現代日本の一部。インターネットが
遮断されてるわけじゃなし。聖域扱いするのは無理だと思いますよ。 >>401
はいはい、マウント取りたくて仕方がないみたいだね
お前さんのレスは、俺という個人の存在に拘わらず、常に高慢なんだよ
だいたい誰が三島の死について論じた? 誰が戦争について?
緩いと謳った俺の発言に、そういう二元論、或いは飛躍した反論しか出来ていない時点で、お前さんのレベルもたかが知れてるよ
↓
はい屁理屈マウントどうぞ(冷笑) >>404
これに懲りたら、二度とくだらないことに三島を引き合いに出すなよw
>三島の哲学論は、不変の原理を以て、何れはこの緩み切った日本に、鞭なる刺激を与えてくれるであろう >>405
ウレシ-何でも嬉しがる、目出度い性格を有した人物
ヨッテシ-直ぐに寄って入ろうとする短慮な人物
何方ももはや死語になって久しく、実社会で口にする者など殆ど見かけないが、憂わざるを得ない現代日本人を象徴するような語でもあり、所詮はお前さんも之に類する人物であった事は否めない
これに懲りたら、誰彼構わず手あたり次第にレスを付け、屁理屈論を命令口調で言い表すような莫迦な真似はやめたまえよ^^ >>406
君は日本語が不自由みたいだから、丁寧に繰り返しておくけど、君は現代の日本人のどういうところが気に入らないの?
もちろん、君が気にいるとか気にいらないとかいうことは、君以外にはなんの価値もないのに、そんなことを他人に押し付けようとしたがるのはなぜ? >>408
だから、何でお前さんは、何故、そうまでして他者に干渉するの?
俺はただ意見を述べてるだけ、想いを叙しているだけで、それを他者に強要した事など一度もない。押しつけてるのはお前さんだろうに
お前さん少々文学に精通しているかもしれないが、一人間としては、かなり欠陥のある人物みたいだな >>409
>三島の哲学論は、不変の原理を以て、何れはこの緩み切った日本に、鞭なる刺激を与えてくれるであろう
そうだな、カッコつけたいだけ、マウント取りたいだけの愚にもつかない与太話を相手にしてもしょうがないな。 相変わらずの過疎ぶりだから、敢えてレスしたい所なんだが、
緩いか硬いかという、個人的な好みでしかない二元論に、己が主観を以てマウントを取ろうとする、自称文学精通者か
やはり人という、憂わざるを得ない生命は、贋作とも言える、救い難い衆生だったんだな
そんな生命に生まれた俺も、所詮は、同類か
やれやれ... 三島さんの作品は一文一文が本気で書かれてる感じがして好きだ。ふとした文章に学ばされる。 >>414
そうやって一々優位に立とうとしている時点で、確かにお前さんなどとは同類ではないかもな
そして未だして、自他不二の精神すら持ち合わせていない、相変わらず目出度い性格のお前さんとはな
俺はそういう人間という、遍く衆生の中で最も滑稽で稚拙な生命が嫌いなだけ。俺とかお前さんといった、個人の存在などはどうでも良い >>415
くだらないこと書いてないで勉強しろよ。 やはり、そのドタマでは理解出来なかったかぁ~... >>417
繰り返しておくけど、日本語を勉強しろよ。 読解力ない奴が口にする常套句だな
日本語すら読めないとは。気の毒な事よ >>331
三島由紀夫は作家としては強靭な肉体の持ち主を目指していたのだろうが
平岡公威さんという存在としては
虚弱体質だったと思う >>422
作家として、つまり芸人としての強靭な肉体を目指していたのだろう。
芸人は上半身は鍛えても良いが、下半身は絶対に太かったり、ごつかったりしてはいけない。昔の歌舞伎役者の太い脚が見えたので、観客の総スカンを食らった話もある。
下半身を鍛えないと上半身に分厚い筋肉はつかないんだが。
下半身ががっしり安定すると芸が重くなってしまうような。
三島由紀夫には歌舞伎役者のような気構えがあったのかも。
昔、西川きよしが後輩の脚のごついのを「芸人がこんなゴツイ脚はいかんw」
筋肉の仮面で虚弱な体質を隠すのも芸人魂。 人間はものごとを理解するときに頭の中で物語の形にして認識する
だから何かが起こった時にそれに対する理解の仕方というのは人によって違ってくる
それを利用して言葉だけで擬似的に世界を構築するのが小説や落語や物語 8日早朝、佐賀市の道路脇で遺体で見つかった女性は福岡県内の高校生と分かりました。警察は自殺とみています。
午前6時ごろ、佐賀市鍋島町森田で「女性が倒れている」と近くの男性から110番通報がありました。
女性はその場で死亡が確認され、腹部に刺し傷があり、現場から刃物が見つかりました。
その後、所持品などから福岡県内に住む高校生と確認されました。現場の状況などから、警察は事件性はなく自殺とみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d6a4871c17d45881c2fbc3315ca489068dad430
天晴れ、腹切り娘
介錯無し、三島を越えた 発見者が刺して通報したってオチだったりしてなwwwwwwwwパパ活していた高校生から別れを切り出されカッと……以下略wwwwwwww 三島と川端に秘められし真実とは
運命の物語の内容は真実なのか?
無論見てはないのだが >>426
三島信者(一水会とか特に)は、なぜ後追いしない?
「自民党政治に抗議して腹切りするニダ~」
と、やってみやがれ! 『仮面の告白』初めて読んでるけど。なんかあの最期に至るすべてがここにある、
という感想を前半で早くも抱いてしまう。この小説読んで晩年のあの思想を真に
受けるのも言ってみれば、有り得ないようにも思えてくる。ていうか、この1作
だけでもうこの人は分かった、という感じもしますね。初めから最期迄。吉本
隆明があの最期の後に「三島氏にたいして、私はいつもどこまで本気なのか?と
いう疑念があった。そして今こうなって、やはり本気かね?という疑いが消えない
」といった発言をしていた記憶がある。あの『仮面の告白』を読んでると、もう
分かったという感想が序盤で出てくるし、となると、この後のこの作家の作品は
いったい何だったのか、という疑念も出てくる。誰だったか「壮大な無駄」とか
言ってたような。まったく不思議な人だったというのはあるけども。 言ってみれば確信犯的に、作家生活の初めから終わりまで、突っ走った。すべて
が予定調和だったような。『仮面の告白』を辿れば。何かすべてが見通されてい
たかのような。なんだ、最初に全部さらけ出しておいて、あとはそこを変奏しな
がら辿っただけ。という既視感がある。 予めこの時点で既に予定された自殺であり、その自殺が美(意識)の完成であっ
たことまで素描されてる。となると用意周到に自殺の準備を整えて、決行しまし
た。成功しました。てことになる。 しかし現に彼は民間防衛組織まで組織して、男の涙迄共有して、あれは何ですか?
なんだけど。彼を信じた人間はバカだったんですか?と。そこまでは断定はしな
いけども。彼の本質をここで言ってしまうと。彼の真実とは、簡潔にいえば、
すべては両義的。すべては両義的である。矛盾してある。矛盾した形容とか
美とかがあることは彼の美でも文学でも言われてるけど、彼にとっての真実の
概念がそもそもいつでも反対の意味を湛えたものだった。虚としての実。
真としての偽。それは意味としてはあり得ないけども。意味としてはありえ
ないのにある。不思議なことに。生存としてはある。或いは意識としてはある。
或いは有るとしては有る。二重性としてはある。そこが彼だったんだと思います。 三島がこういう批評家的見方にたいして実は、とうに見通して、回答もしていたの
ではないか、という気もする。どっかで答えていたのではなかろうか。
「私はね、私の文学的出発点とかを引っ張り出して、そら三島はあの作品で、
すでに後年の彼の思想的進化をすでに予言していたのですと。言い張る人もいる
かもしれません。しかし、なんと言われても私はもう気にはしません。ああ、そう
見えますか。そうかもしれない。そう言うだけですよ。つまり他人が私のことを
どう云ったとしても別に構わない。好きなように評伝でも書いてください。分析
してみてください。大いに結構だと思います。但し私には私の使命があるので、
そういう分析に関わっている暇はない。どうぞ好きなように分析でも何でもして
みてください。私が言うにはそれだけですね。どうぞ好きなように書いてください
。」どっかでこういう発言を、していたのではないか。それも十分ありうる話だ
と思います。 >>438
>他人に理解できるように書いて欲しい
がどういうのかよく分からないけど、他のスレでも私と全く同じではないが
よく似た意見になってる人がいたのでコピーしておきます。ちなみにこの人の
意見を参考にして私は書いてはいませんでした。
スレッド名:【日本的スノビズムの】蓮實重彦7【法王】
0920田中淳 ◆ANNA//s1pY
2023/07/13(木) 03:19:21.08ID:2BugC029
三島は『仮面の告白』だけでいいよw
あれは本当に凄い
あとは要らないw
最初の一作で燃え尽きちゃった感じだな
0921田中淳 ◆ANNA//s1pY
2023/07/13(木) 09:00:03.56ID:rdZigRdw
『仮面の告白』だけエクリテュールの質が異質なのよ
あとは駄文の山
残念ながら?私と同じように読む人はけっこういると言うことかもしれません。 >三島は『仮面の告白』だけでいいよ
これって松浦寿輝がとっくの昔に言ってますよ
同じことを 人の意見などどうでも良い
三島文学に外れ無し
俺としては、仏教唯識論、阿頼耶識にまで言及した暁の寺が、最高峰かな 〈既有的に将来する〉=既に有ったものが生長し現れていく。自分では意識せざる
うちに、耳を澄ますように、本来性を奪取せよという命令に従う。これは
ハイデッガーの根本命題だが、三島は彼自身がどこまで意識したか知らないが、
この命題にまっすぐ導かれるように突き進んだかにみえる。最後の対談でも、
自己の10代に帰郷することしか誠実さは考えられないと言ってる。彼は自分の
変貌をそうとらえていたが、しかし実はこのことは彼が考えていた以上に根が
深く、根が深いというのは評伝でしばしば指摘される祖母による実の母親からの
引き離し。監禁だけど。その時期の、地層で言えば最古期の層に他の乳児にはな
いものが刷り込まれていったことが、彼の根本感性につながっていると思える。
だから自分では最後の対談のように、10代に回帰したと思ていたようだが、
単なる10代回帰ではない。単なる10代回帰ならもっとことは簡単で、
あれほどの感性は生まれてはなかった。彼の悲劇を解読するならそういう話になる
。その悲劇と引き換えに優れた芸術作品を次々創作したわけだけど。いまだに
「三島の作品ではコレ」と論議されるような。 三島は仮面の告白だけとか言ってる奴は、総じてアホ(憫笑) >>444
どういうところに、どういう意味で衝撃を受けたのか、教えてくれるだろうか?
私もそれを二回ほど読んだけど、そこまで大きな衝撃は感じなかった。
まあ、正直に自分のことを描き出してるんだろうなとは思って、それが
素晴らしいことだとは思ったけど。
三島の生きざまとその文学については、これからも詳しく見ていきたいと
私は思っている。 >>445
極々簡単に言えば個人的な嗜好(性的なものがメインだが)が一般的なものにまで敷衍され文学にまで昇華されているところ。もちろん書かれてある事全部が事実とは思ってないしそこにこの作家独特の文学的何創作もあると思う。大江の『個人的な体験』にも同じ事を感じる。ちなみに三島は作家としてはあまり好きな方ではないし、他の作品は上手だなと思う程度で(短編は除く)感銘は受けない。三島の政治的な信条な行動、生き様にはあまり関心がない >>446
なるほど。ありがとう。私もこの作品を、折に触れてまた何度も繰り返して読んでみたいと思っている。
私の場合は、彼の文学よりもむしろ彼自身の人生とか考え方に興味がある。だからと言って彼の
生き方をそのまま真似たいとかいう意味じゃないけど。
いろんな文学者の評伝とか友人たちによるコメントとか、作家自身によるエッセイなどを通して、
そしてもちろんその文学作品を通して、それぞれの作家が何をどう考えたり感じたりしたのか、
どのように生きたのか、なぜそんな生き方をせざるをえなったのかを知りたいと思っている。 >>447
そう言う意味では自分は昔流行ったテクスト論の読み方に近いかも知れない。ただ三島に関しては映画『憂国』は観てみたいと思っている。三島と思しき人物をモデルにしたゲイムービーもあるが『巨根伝説 美しき謎』(大杉蓮が主演)や『愛の処刑』があるがこちらは今のところ鑑賞予定はない 追記だが三島が別名で発表した映画『愛の処刑』の原作小説は読んでみたいと思っている >>449
ほう、「愛の処刑」も読む価値があるとどこかに書いてあったし、
文庫本に換算すればほんの30ページほどの短いものだから、
私は「決定版・三島全集」の補巻の中に入っているからそれを
1年くらい前に読んだ。
この作品の中の人物たちとか三島自身や、彼と一緒に自決した
男性などと同じことを今の私は実行しようとは思わないけど、
若い時にはああいうことをしてしまうことになってもおかしくないような
タイプの人間だったので、この小説の中で描かれている人物たちや、
三島とか盾の会の人たちの気持ちや考え方は、よくわかるような気がする。
ともかく、「愛の処刑」も、実に興味深い作品だと思う。三島の作品すべてとか
三島の実人生をすべて知っているわけではないけど、おそらくこの「愛の処刑」は
三島らしい作品なんだろうなと私は思っている。 なお、「愛の処刑」の映画版があるとは知らなかった。
いずれ見てみようと思う。 金閣ってその後の天皇制との関係を暗示してるね。戦前の神々しい美ー金閣ーが
戦後、観光名所となることによって神性を失った。その神性をいかにして復活
させるかが小説の肝になってる。
小説では金閣を焼失させることでモノ化した金閣を焼失させ、すなわち物象と
化した金閣を焼失させ、それによって価値も無効化するというメカニズム。そこで
超絶性は空として、死として蘇生する。モノ化への反命題という箇所で、
当時の左翼とも通じている。ただ共通するのはそこだけだけど。
現実には人間宣言で神性を失い、流通の一部と化した天皇制に神性を復活させ、
自衛隊を国軍化し、欧米の消費文化を排斥し、日本の文化を死守することを最後に
彼は訴えた。それは結局日米戦争の再開にしかならないし、結果も分かっている。
失われていく日本の美とともに滅びていくことを、彼は夢見ていたと思う。
元々、超絶的美とともに滅びていくことが戦争の唯一の夢だった。敗戦でそれは
不可能になったときに、小説『金閣寺』のモチーフは始まっていたわけで、
押し寄せる消費文明からいかにして超絶性を死守するか。
彼の小説というのは、不具や吃音の障害、裏切り、自慰、男色、嗜虐性、背徳、
性的サディズム、といった市民社会の外部、裏面の夢によって裏側からモノの
社会による抑圧・水平化を暴き立てるのを本領としていた。それら、外部と超絶性
が死に向かって邁進する夢が小説になってる。切腹、頓首、葉隠れ、は外部の隠蔽
であり、三島の好きな嗜好が歴史に現れていた証拠であるとともに、自己の
晩年の思想が日本古来のものであるかに偽装するトリックでもあったと思う。実は
それらは西欧合理主義にたいする反命題を形成するために歴史から拾われてきた
だけだった。問題はただ、水平化・相対化されない存在、をいかにして現出させる
かという1点にあったのだろう。 なので、三島の死について、共同体的死あるいは思想的死あるいは政治的効果を
狙う死あるいは文学的衰えを示す死・・・とか多様に言われたけれども、実は
実存的死という比重が最も大きいんではないか。すなわち何にも交換不可能な
実存を示すための死。最もここで妥当な語彙を用いるならば小林秀雄が「様々
なる意匠」で提出した、「傑作の豊富性の底を流れる作者の宿命の主調低音」
という語彙が妥当なのではないか。三島が様々に集結させた古今の諸概念は、
彼のそういう実存が集結させた。とみればよいので、それ以外ではない。というの
が私の視方。実存的死、というのはたぶん誰か言っているはずだとは思うが
三島がハイデッガー有論的であることは疑いない。実存が物事を集める。その
集大成が彼の文学であり思想だったと思う。三島の死について語られたなかでは
当時語られた小林秀雄の「感想」が最も秀逸だと思う。というのは三島自身にも
見えてはいなかった自己について言及していたのはそこだけだったように思えた
から。 三島の自刃の本質などは、実に単純明快で、論ずるにも値しないよな
確かに一つは自国への哀憐だろう
もう一つは、人間としてこの世に産み落とされた、現実への悲観
最期に、滅びの美学への執着と
小説は極めて高尚だったが、死への欲求は通俗に過ぎたな
整合性の取れた落とし所(オチ)とも言えるか... 死んだ理由は単純明快、
老いていくのが嫌だっただけですよ。
そこへ自衛隊だの226事件、天皇制、楯の会等々で
壮大な舞台装置を作り上げて三島戯曲の主人公を自分で演じて死んだ。 三島は経済的には成功したが文化的にはつまらない極東の島国になるという旨を書いていたが、今や経済的にも落ちぶれた国になっちまったねえ
しかしサブカルチャー的な分野では小さな国にしては世界中に影響力があるな 経済的な発展といっても、反動的な戦後の高度経済成長とバブル期と、不謹慎ながらも災害復興という、一時的で刹那的な盛況に過ぎず、
栄枯盛衰にも及ばない、その場限りの虚構でしかないよな
現代日本社会はもはや、軍事的にも経済的にも精神的にも道徳的にも、ありとあらゆる面で堕落し、
総体的な地位、力量、豊さなどに於いても、世界最弱小国と断言出来るだろう(憫笑) 死にたい人間に理由はない体質だ
理由は後からつければいい 理由自体しらんしな
生きたくないから死んだだけだろ >>455
老いへの嫌悪感は自決の大きな理由のひとつだと私も思います。 三島の署名本って神田古本屋界隈ではAランクで高価ですけど、
あれ書のうまい人が100かいくらい練習すれば書けるんじゃない
ですか 三島は、小説は言うに及ばず、喋り方にも独自性があるよな
あの、如何にも全てを知悉したような、己が世界観に浸り切ったような、落ち着いた物言い
その存在自体が、正に、美なる芸術といった所か 反権威のつもりだけどものすごく権威に弱いし気にする
東大卒
賞レース
映画
極めつけは天皇制
やっぱ時代に抑圧されたマゾなんだろうな 三島にしろ大江健三郎にしろ日本の純文学という体制がガンだったんじゃないか
物語性のある読者向けの物語を書いたら通俗とバカにしてきたため
つまらない話を書くことになってしまい現代では読まれない。
大江健三郎に比べたら三島は読めるものは多いと思うけどエネルギーの向け方が間違っていたんじゃないか 今三島由紀夫のように自衛隊駐屯地で檄文唱えて自決しても、マスコミが自宅に駆けつけて張り込んで近所の人に
インタビューしまくって、同窓生にインタビューして、卒アルが流出して、あらゆる個人情報がさらされて
まとめサイトに載って、2か月後にはみんな忘れさってしまうんだろうな。
突飛な行動とれば瞬間的に世間のおもちゃにされてすぐに飽きられて捨てられる世の中。 好き勝手演説して自殺する盛大なオナニーが目的だから自衛官に感銘与えようとか思ってないよな
その通りだ!なんて言われたら逆に困りそう 生首並べられてたが自殺じゃなくて殺されたんじゃね? 思想的にも作品傾向的にもトーマス・マンの影響を感じる マンや鴎外の影響は三島が後年意図的に付け加えたもの 国立劇場で三島の助手をしていた人によると、例のパレードでは、階下の舞台照明がズレて困ったそうだw死の間際で聞いた貯金は3000万だそうな ウルトラマンが怪獣にボコボコにやられて苦しみ悶える姿にドキドキしてしまう三島先生 天皇を神と考えようとしていたのに、自分を神とするなら逆賊だな 三島を始めとする文豪たるお歴々は、詰まるところは、厭世主義に傾倒していたような気がするのだが、如何に
無論それは、俺みたいな名もない人間も同じで、そういう思想なくしては、もはや生きて行く力すら無いに等しく、いっそ無に帰依した方が良いのではとさえ考えてはいるが、
未だその逡巡解けず、こうして生き恥を晒すに終始する、不甲斐ない有り様と嘆息せし候
然るに、人間としてこの世に生を授かってしまった不運を嘆くものなりと 美輪明宏にヒョロヒョロと馬鹿にされ筋トレに目覚める
病弱で徴兵検査に落ちたことがトラウマで愛国心に目覚める
この男の書く小説が面白いわけだよ 愛国心といっても昭和一桁の軍国少年世代限定の愛国心だな
神風や回天みたいのをみて狂ってると思うほうが正常な精神だろうが、三島はそうではなかった 金閣寺で主人公の母親が「こんなどもりが兵隊に取られたら日本もおしまいやな」って
言ってたがあれは著者の自虐的な意味もあったのだろうか 三島は絵がへただった。字も下手だった。詩も善く書かなかった。
その分散文というか地頭の良さからくる論理的な文章と構成はなかなかだね
それでも本当の上品さは谷崎や秋声のほうが上だと思うが
宮沢賢治もかなりキレイな日本語だね 字は下手ではないような
youtubeの動画にある原稿の文字は下手ではなかった
普通に達筆だった 三島の文章は、不意に論文調になる事が、結構あるよな
個人的にはそれが好きなんだが 「君のせいでもう間に合わなくなった!」三島が自決2日前に託した未完の遺作 平野が明かす、三島への共感 「虚無から美を創造することに自らをかけた」 まあ法文書のような仕事には向くかもしれないが文壇ではこれからだ有紀子は。 暁の寺院とかは地が法学部だなあ。さっくり。転科とかも時間と労力がかかる。 やっぱりカリキュラムとかの影響を受けるから学習院や東大と過度につるまない方がいいね。 刑務所に詳しいというわけではないんだろう。文法でも刑務所扱えるんだよ。 自分のバックグラウンドが才を限定してしまうなら、まだ学問を続けるべきだろう。遅咲きと編集力。 金閣寺に立てこもって焼死したなら文学美学になるが。