【ラノベ】自作を晒して感想を貰うスレ・議論スレ93
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・晒し作品への文句は本スレで直接言ってあげましょう。
・感想やリプライへの意見や文句はこちらでどうぞ。
・煽り・荒らしはスルー。本スレには一切書き込まないのが理想ですが、誘導する際は>>2を推奨します。
☆これらのルールに抵触している人を見つけても、注意するよりはスルーしましょう。
☆スルーできない人もスルーしましょう。
・スルーできない人をスルーできない人もスルーしましょう。
・次スレは>>980の人が立ててください。
☆本スレ
【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレvol.75
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1512312876/
☆前スレ
【ラノベ】自作を晒して感想を貰うスレ・議論スレ92
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1507734972/
※スレ立て時は>>1の1行目に「!extend:checked:vvvvv:1000:512」をコピペすること。
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 客層はどこも同じだろw
ここと集うスレと全員丸被り >>74
創作論スレはアゲキチと文章くんの隔離スレだから。 >>76
いや、その2人のかけあいはどっちでもいいんだけど
イラストを文章で表現する遊びに感想つけたら「寛容じゃない」とか言い出す人がいたり
わかりやすい書き方が〜とか
面白いかどうかは主観だから〜とか
当たり前のことを問題提起みたいに言われるとさ あげっちももう4年くらい粘着してるのかな?
すごいねぇ…すごいこだわりようだ >>77
それ、当たり前のことが出来てないから指摘されてるだけやん
まあ、プロ未満の集まりだから程度が知れるのは仕方がないが >>78
それから見事に過疎化が進んだよ
無断転載とか平気でするから
前は高度な晒しが不定期ながら来てたんだけどね 創作論のスレ、勢いがあるからか冷やかしも来ちゃってるのか >>77
「1+1が2になるのは当たり前だろ?」ってのは
普通の人が持つべき観点であって数学者が持つべき観点じゃないのよ
それと同じで、専門的な場所だからこそまず当たり前の事を突き詰めるってのは大切だと思う
あのスレがそんなに高尚な事を考えてやってるかは分からんが… 創作論スレ、あげっちの取り巻きが湧いたらぱったりレスやんじゃったねw
あげっちも大概だけど、あげっちに絡むのが好きなモブくんたちも割りと空気嫁ないよねー同族嫌悪なのか同類相憐れむなのかはわかんないけどw >>85
ていうか
あそこはアゲキチとその取り巻きの隔離スレだからそれでいいの 一見さんにはわからなかったけどスレの性質が表面化したらぱったり人が引いちゃったってことねw そうかもね
まともに創作論語ろうとしている人もいたから どういうわけか、いまはライトノベル作家志望者が集うスレのほうが創作論で盛況になっている アゲに喧嘩腰で絡むさまが異様だとは見てて思ったな
スルーしてるアゲがまともに見えるくらい執拗ですわ なんでわざわざいなくなった荒らしの話してんの?
それこそ隔離スレでやってくれる? >>90
いなくなった荒らしについて今更どうこう言うお前が異様 ちげーよ
ここは晒しスレの隔離スレ
それでもウザいのをさらに隔離するため創作論スレを作った 10月に晒したスターダストプリンセスが一次通過したので一応報告を >>99
今の時期というと、HJ文庫の賞かな。おめでとうございます
「日本のいちばん長い日」のオマージュでしたっけ ありがとうございます
そうですね、日本のいちばん長い日をライトノベルに落とし込んだものですね
文章くんに初心者呼ばわりされましたが、無事通過しました 映画の方は好きで、過去ログを漁ってたときに「スターダストプリンセス」を見つけて興味があったんですよ
その時は期限切れで読めなかったんですけどね……
まあ、書籍化されれば自分も読めるでしょうから、身勝手な理由ですが、受賞を祈らせていただきます おめでとう
ちょっと特殊な形式だったから、どうなるか気になってた
文章くんの考えはラノベの賞と少し違うんだろうね >>104、105
ありがとう
出来ればこのまま受賞まで行きたい スターダストプリンセスの作者ですが、おととし晒した世界便所飯機構もガガガで二次通過し、最終までいきました >>107
ええやんええやん
後は感想人になって還元してくれ
現状晒しスレは良質な感想人が常に不足してるからな おめでとう。ガガガで二次通過はすごいわ。二分の一でデビューじゃん 噂のHJ一次通過見に行ったら、なんかスゲー懐かしいタイトルがあった。 文章くんの感想文は役に立たないと言うことが証明されたな どんな作品にも描写が足りてないって壊れレコみたいに繰り返すだけだし、あの人の感想をマジであてにしてた晒し人って多分いないでしょ おめ
>>107
よかったら便所飯の方だけでもいいから
晒したときの感想をどのぐらい反映させたか教えてくれないかな >>107
最終とはすごいな
あの頃はあんまりおもしろいと思わなかったが
やっぱりおれの目は当てにならん
勉強しなおしてくる
アゲキチと遊んでる場合じゃなかった >>114
会話シーンの一部修正
文章の一部修正
冒頭の警告文をより煙草の警告文らしく変更
御友が旗焼を誘うシーンを追加
だったかな
会話しながら飯食わせるシーンはページの都合で入れられなかった
御友勧誘シーン挿入のため2DP削ったくらいだから >>107
一昨年読んだわ(感想書いたか覚えてないけど多分書いた気がする)。今日ガガガのホームページでタイトル見て思い出してここに来た。
おめでとう。やっぱ記憶に残る作品は結果に繋がるんだな。頑張ってくれ 感想書いたの懐かしいな。(以上ッスではない)
自分はガガガ二次落ちたけどね!おめでとう >>116
>>117
結局のところ落選したわけだから判断しづらいと思うけど、
晒しスレの感想を反映させてプラスに働いたと思う? 以前晒した、灰色勇者物語。
集英社ラノベ新人賞一次通りました。
とりあえず評価シートもらえるようになったので嬉しいです。わーい。 >>122
おめでとう
セリフスタートで揉めてた聖剣の贄の人か
最初の一文は変えて出したの? >>123
変えてますね。
冒頭のセリフの前に軽く1シーン追加しました。
ありがとうございました。 >>122
同じ質問なんだけど、晒しの感想ってどんなこと取り入れた?
変えてよかった? >>121
うーん、便所飯に限ればシーンのひとつふたつ直しても評価の向上は微々たるものだと思うよ、正直
だって題材もキャラもストーリーもそれ自体は変わってないから
でもその感想が次の作品で役立てればいいと考えてるし、そういう意味では感想は役に立ってる
もちろん感想は全てがプラスではないので取捨選択は必要とも思うね
>>122
おめでとう
やっぱ通過すると嬉しいよねー >>125
id変わってるかもですが、灰色勇者物語書いたものです。
頂いた意見をざっと10回から理解できないモノは20回くらい読んで、それで腑に落ちたものは取り入れています。だからかなり取り入れてるんじゃないかな? 描写が足りない云々だけですね。本当に理解できなかったのは。
結局、自分の書きたいものから遠ざかってしまうようなモノは修正しないですし、修正してるのも自分なので。変えてエンタメに近付けたのなら良かったのだと思います。
>>126
ありがとうございます!
そこそこの長さのモノを始めて書いて一応一次通過できたのは励みになります。 文章くんは描写さえよければストーリーや世界観が陳腐でもいいっていう極北だからねえ あそこまで一貫して主張されると、神視点が書きにくくなるから不思議
ゴブリンスレイヤー読んで目が覚めたけど >>128
頂いた意見にケチつけるのも良くないのですが、
描写するだけなら誰でもできます。
問題はどこをクローズアップしていくかなのに、語られることが低次元過ぎて引きました。 ああ。もうちょっと丸い言い回しにしようとしたのに手が滑って送信されちゃったぁ…………。
文章さんの言ってることも分かりますよ……。
僕はまだ実力足りないです。なのにいちゃもんつけるみたいですみません……。 文章くん式で小説書いたら延々と心理描写が積み重なっためちゃくちゃテンポ悪いお話が出来上がりそう 描写だけで面白さやキャラ立てができるなら、誰も苦労しないと思う 神視点なんて小説としてはかなり特殊でやるべきではない
歴史戦記物に使うなんてよく言われるけど
文章くんの言うことも一理はあるよ
全部正しいとは思わないけど、ああいった意見から必要なものだけを抽出することは大事
必要なレベルの描写「力」が身に付けば小説家の道が近づくのは事実だと思うから
>>131
描写が全てとは言わないけど、やっぱりあの作品は描写が足りないとは思ったよ 「どこをクローズアップしていくかなのに」って書いてるんだから、そんなレベルの話はしてないってことでしょ ワナビは所詮ワナビなので、編集と話す機会もないし、編集に原稿を直された
経験もないから、どこを指摘されるのかもわからないわけだよな?
出版社によっても違うんだけど、かなりの大先生でも真っ赤になって
原稿が戻ってくるなんて普通の話
それをコツコツ修正するのも普通の話
ちなみに、クローズアップされた一点でも描写があるのと
描写そのものが「ない」というは雲泥の差があるわけでね じゃなくて、足りないのは納得していて(当時のログにもある)、その上で言ってるんだって話 上手い人ほど視点を自由に扱えてる気がする
難しいからって禁じ手にすると技術は上がらないよ >>139
描写が足りないのは、視点をいじってるからって話だろ?
視点主は別にいるから、「今」描かれているキャラの心理に入れない。
それによって情景描写も弱くなる。
それがわかんねー奴は、低レベルというのが主の主張だわな?
で、俺が言ったのは、視点をいじる叙述トリックというは昔からあって
特殊な手法でもないし、初心者がやりがちなことだよ。
と言ったわけ。
何故かと言うと、視点をいじって描写を薄くしても、面白いものは書けないから。
小説は、セリフと地の文の描写で成り立ってるんだから、描写が薄い作品は
素人ぽく見えるんだよということ。
視点いじりをを編集がおすすめすることはないし、そんな企画はなかなか通らない。
(つまらなくて売れないから)
ちなみに、ハードボイルドとかの作品で、キャラの内面に入らない手法は
細かく細かく行動を描写することで、間接的に心理を表現するわけ
それでもあまり売れないから、世の中にあまりないわけ そういう話はしていないってことすら読めない人の助言って、絶対役に立たないよね ということで、俺は一次落ち確実と評価したわけだが
一次を通した下読みがいるんだよな
見たところ複数作品の応募で、他が良かったから三作まとめて予選通過
させたのかもしれないけど、間違っても「視点いじり」が評価されたわけでは
ないので、そこは勘違いしないほうがいいと思う。
普通に書いたものが最終に残ったのであれば、普通に書いて
キャラとか世界観を磨いて受賞を目指すべきだし、
普通に書いて、最終から遠ざかっているなら、
描写能力に問題があると思ったほうがいい。
どこかで最終に残って、結局デビューできないということは
作者の個性が薄いということなんだよね。
作者の個性というは、地の文の描写でしか表現できないんだよね
ここを軽んじてるようだと、一線は越えられないかな 低次元だとばっさり斬られて御立腹なのかね
アゲキチと変わらんな 皆さんが見たい部分が描写として薄い部分があったのだ、とは思います。それだからあれだけやんやと言われたのだと思いますし。
ただ当時文章さんの言った「塔と言ってもどういう塔なのかの描写がない」みたいな趣旨のは下らないと思っただけです。
物語の本筋に関係ないところの描写を増やせというのは基本的に愚の骨頂です。そこ、大事じゃないですから。
基本的にここで語られているものは描写能力ではないと思っています。
大事なものを詳しく書き込んで読者の焦点をそこに合わせていくのが大事な作業なのであって、僕がやりたいのは脳内風景の模写じゃないです。
あと偉そうに講釈垂れてますが、今現在の自分にその能力が足りていないとも思っています。
だから全員を黙らせるようなものが書けていないのだともいますし。
ああ、ダサいからあんまり語りたくなかったのに。
所詮、僕の作文信念ですけど。
>>144さん勘違いしてるみたいですけど、僕が晒したのは一人称なので視点ぶれみたいなことはないです。指摘もされていません。
そして複数作品応募ではなく、あの一点で通っています。 HJと集英社を間違えたのかw
まぁイライラしてるとこういう早とちりあるよな >>143
ゴブリンが神視点という話だよね?
これは直木賞作家の大沢在昌の意見
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どうして神の視点がだめかというと、神視点である限り、読者は
小説につき合う必要がないじゃないですか。オチもラストも謎も、神視点は
みんな知ってるわけですから、読者は登場人物と感情を共有できなくなります。
(略)
日本での小説では『神の視点』は受け入れられない。選考員をやる際は
『神の視点』の作品は全部落選させる
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実際には神視点の作品も商業出版されているし、売れてるものもあるかも
しれないが、それはレアケース。
神視点がこのように評価されていることは知っとくべき。
ラノベもほとんどの作品はキャラクター視点で書かれている。
(技術的なことを言うと、キャラ視点が書けないのに神視点が書けるわけがない)
ゴブリンスレイヤーについては、新人賞ルートではないし、ネット小説でもなく
原作は(やる夫AA)。漫画視点をそのまま小説化したものなので、神視点に
なるということだね。
手本にするなら受賞作を選ぶべきだな。 >>146
ああ、別の人かw
誤爆ごめんね。
>物語の本筋に関係ないところの描写を増やせというのは基本的に愚の骨頂です。
>そこ、大事じゃないですから。
ここは分かるよ。
情景描写が冗漫ですねみたいな感じで、編集に言われることもあるからねー
ただね、ちょっとでも描写があるのと、全く無いのは違うのよ。
例えばさ、お墓にしょうか。
そこでバトルが始まるとしよう。
日本風の墓と、西洋風の墓では、読者の頭のなかに浮かぶ映像が違うくない?
だったらちろっと描写したほうがいいと思わない。?
「〇〇家」なら日本風。
「〇〇ここ眠る」と書けば、西洋風の墓標ぽくなるじゃん?
で、キャラがお墓を見たなら感想が書けるじゃん?
「懐かしい」と感じるのか、「気持ち悪い」と感じるのか。
「怖い」と感じるのか、「どうでもいい」のか。
それによって、キャラクタの個性が表現できるんじゃない?
戦い方も変わるんじゃない?
ということなのよ。
「塔」でも同じなんだよね。
俺が書くとすると、石造りだから冷たいんだよなと思うわけ。
で、冷たさを表現することで情景が伝わるよねと考えるのよ。
風も強いはずだしさ、髪の毛は揺れるんじゃない?
塔から何が見えるかな?
灰色のロンドンの街?
冷たさを表現するなら天気は曇り空かな。雨かな。夕方かな。
という風に描写していくわけね。
これが自然にできる人は、複数の情報の中からクローズアップして
一言でも描写をいれるわけよ。
描写ができない人は、なにもイメージがないから「塔」で終わるわけ。
だから、描写ができるかどうかはちょっと見れば分かるのよ。 >>148
本当に神視点が売れないのなら、ノベライズした時に一元視点にするもんじゃないの
大事なのは、神視点でも一般読者を面白いと思わせた実例があるってとこだよね >>150
それは確かにもっともな質問だと思う。
で、答えを言うと、新人賞をとる小説と、ノベライズは違うということだね。
ノベライズは原作があるので、原作ファンが主な客になる。
原作ファンは結果がわかっていても楽しめるので、神視点でも気にならない。
新人賞の場合、ノベライズではなくオリジナル作品なので、
神視点がマイナスに働くということ。
これは俺の独自の意見じゃないからね。
新人賞をとりたいのであれば、キャラ視点で書くべきだし、
キャラ視点で書けないなら、デビューは難しい。
編集にさ、キャラ視点で書きなおしてと言われたらどうすんの? 新人賞で神視点と言えば、秋田禎信のデビュー作がそうだったな あと乙一の夏と花火も神視点になんのかね
まぁどうせレアケースって言うんだろうけど >>153
夏と花火、冒頭だけど、普通の一人称じゃないの?
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九歳で、夏だった。
神様を祭ったお宮には濃い緑色の木々が生い茂り、砂利の地面に日陰を落とす。
夏の太陽を掴もうとするかのように伸びた枝の問から蝉の叫び声が降ってくる。
「おにいちゃんたち、まだ話し合ってるのかなあ。五月ちゃんはどう思う?」
弥生ちゃんがわたしにきいた。長い黒髪を指先でいじくりながら、眉根に縦皺を
よせて、少し怒ったような声だ。
「どうって言われても……」
橘弥生ちゃんは私の同級生だ。一番の仲よしで、わたしは毎日、弥生ちゃんや
そのおにいさんの健くんと一緒に遊び回っていた。
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情景描写もできてるし、太陽をつかもうと言うのは主観的間接心理描写。
初登場の「弥生」は主語として前に出ているし、仕草を通じた人物描写もある。
俺が普段から言ってるようなことは、全部できてるけど。 >>151
受賞作じゃなきゃ納得できないなら「賭博師は祈らない」は一元と神視点が混じってるし「たとえばラストダンジョン……」はもろに神視点だよね
禁じ手にするより挑戦した方が技術は上がると思うよ >>154
ええ……読んだことないのかよ……
その一人称の子死ぬよ、タイトル通り。で、死人のまま一人称で話が進むんだよ
死人だから当然動かないし笑ったりも怒ったりもしない。行動は全部他人任せ
解説で小野不由美が言ってる
「これはむしろ、『わたし』という自称を持つ神の視点なんだと思う」
「死を契機にして神の視座へと昇る」
まぁ細かいところは買って読んだ方がいいぞ。名作だから なんでわざわざ一般的な小説作法でNGになっていることに挑戦しようというのか
それに挑戦するくらいなら考えなきゃいけないことは山ほどあるはずなのに
神視点でなくても他者の心理状態を描く方法はいくつもあるのに、それを学ぶのが面倒なだけなんじゃないか
なんでもいいけど小説作法の「サホウ」を変換しようとしたら「サ法」って出てきた
あいつも2巻止まりだったな >>156
新人賞応募作で神視点はやめた方がよい、という話なのに
なんでそんな特殊な演出の事例を持って来て反論になるると思ってるの
しかも特定の作品を読んでないからといって「ええ……読んだことないのかよ……」という発言はオタ的発想が過ぎる
そりゃ誰でも読んだ事の無い作品ぐらいあるでしょ
文章くんじゃないけどさすがに横レスしたくなったわ >>158
描写の多寡の話だっけ?
ここに書き込んでる人の中には神視点と3人称多元視点の違いをわかってない人も含まれてそう
三木一馬が「とある」を神視点だって言ってたけど、こいつも分かってないのか、
それともあれは3人称多元視点に見えて作法的に分類するとむしろ神視点なのか、
と悩んだことがあったよ >>159
文章くんのレスからして編集関係の人だと思ってたからさ、これくらい読んでると思ってたんだよ
現存する神視点の作品を文章くんがどう評価するのかも知りたかったしな
けど確かにあの発言はアレだったな。これ以上やってもスレチっぽいしちょっと自粛するわ >>156
>死人のまま一人称で話が進むんだよ
だから一人称じゃん?
わたしが生きてようが死んでいようが、語り手としての「私」であることに
代わりはないでしょう?
わたしが知らないことを語るのが「神視点」だと、何回も説明してるでしょ? >>160
視点の理論については、日本文学史を勉強しないとわからないので
ラノベ編集のレベルだと(感覚的にはわかっていても)理論が説明できない人がいる
かもしれない(ラノベはまあ、正直な所、有能な編集が配属される職場ではないので)
ミステリ系は視点に厳しいジャンルなので、キャラクター視点は徹底されるけどね。
(キャラが知らないことは書いてはいけない=神視点NGということね)
大沢在昌も若桜木もミステリを書いてるし、ミステリの選考にも関わってるので
視点について理論的な説明ができるから「神様が延々語るスタイルは良くないよと」
言えるわけだな。 いやだから小野不由美の解説で……もういいや。時間の無駄っぽい ミステリの視点問題って本格のアンフェアに関わることだから重視されてるだけで別にエンタメとしての面白さと直結しないだろ
文章くんの主張がすごいのは視点と描写に気をつければ「おもしろいお話」ができあがるってとこだよね
どういう論理の飛躍があればこんな結論が出るのか謎 >>167
神視点で書くということは、キャラ視点以上に細かい
描写が必要になってくるんだよなー
ということで、上で話が出たオーフェン書いてる人の受賞作ね
ひとつ火の粉の雪の中 冒頭
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風までもが血に飢えるということはなかろう。風は、ただ流れ往くだけだ−−
この地の上を、そして、ときには下を。
この風は焦げていた……血に焦げていたのだ。その臭いを嫌うかのように、天の
高みへと逃げていく風……
風に取り残された大地には、同じく焼け焦げた肉片や骨片が散らばり、ついでに
焼き払われた家の痕や、潰され埋められた井戸の残骸などが添えられている。さらに
言うなら亡者の怨みが立ちこめ、みなまで言うならば−−鬼の臭いが残っている。
今朝までは人の住む村だった。たった一刻だけで変わってしまう。妖が集い、
鬼が立ち入るだけで変わってしまう。
鬼の足跡、人の骸。焦げた大地。家の燃えかす。血と泥で汚れた粗末な着物。
折れた鍬。血のりのついた手斧。百姓が戦場で拾ったものか、野太刀まで落ちている。
片方だけになった草鞋。もう片方の草鞋と、それに足を乗せていたはずの人間は、
今は鬼の腹の中だ。
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情景描写がしっかりしてるし、文章にリズムがあるじゃん?
これだけキッチリ書ければ地の文に個性が生まれるので、神視点でも
いいかもしれないけどね。まあ、真似出来ないと思うよ。
その後も神視点なんだけど、キャラの表情や仕草、その場の状況について
細かく描写が入ってる。
ちなみにヒット作のオーフェンはキャラ視点で書かれてるので
基本はキャラ視点なのよ。 神視点の書き方、続きね
------------------------
人が人として生き、鬼が鬼として蠢く。人は人として死に、鬼は鬼として裂く。
そんな光景がある。夜闇は幾度もそれを見た。そして通り抜けてきた。六年間の旅路で、
僧が一生かかって埋めるよりも多くの屍に触ってきた。
つらい旅路たったはずだ。
もっとも、彼女は昨日の記憶さえ持ってはいないのであるが。
然して今の−−常に今の−−彼女は幸福そうだった。鳳から警告を受けていたことも忘れ、
村へ続く細道をはしゃぎ回りながら歩いていく。何が楽しいのか嬉しげに笑い、後ろの鳳との
差をさらに拡げていった。
鳳は、それを見ながら無表情についていく。
「普通の村みたいだよ」
夜闇が言った。鳳は、首を横に振った。
「まやかしだ」
少しむくれて、夜闇が言い返す。
「誰も死んでないよ」
と、村を指した。
「蜘蛛は、鬼とは違う。鬼は定めとして人を殺し、蜘蛛は喰うために人を捕らえる」
「牢屋なんてないよ」
村は貧しいようだが、平穏さを連ねている風情だ。
「蜘蛛の糸は、細くて見えぬ」
だが鳳は彼女の言うことなど、はなっから否定するべく構えているようだった。彼は続けた。
「人には見えぬのだ。蜘蛛は、人の弱さにつけこむ魔性なのだから」
「鳳には見えるじゃないか」
ぶつくさと夜闇が言った
-------------------------
神視点で書くということはね、情景描写から逃げられないということなの。
それこそ映画とか漫画のように、神様に見えている、背景はきちんと書かないといけないし、
キャラクターのヨヤとかオオトリの表情や仕草を丁寧に書いていかないといけないわけ。
もっというと、文末を上手くつなげて、セリフや行動が自然に流れるように
計算されてるのね。
ちなみに作者は当時、十七歳。
まあ、冒頭ちょっと見ても才能はあるのはわかるじゃん?
才能は真似出来ないし、それでも神視点で新人賞を狙うなら
このレベルを越えていかないといけないわけだ。
つまり、地の文で描写する力がないと、神視点で進行するのは無理なのよ。 受賞作品にしたって俺らが読めるのは編集が直した原稿なんだから参考にはならない >>171
どうしてわざわざ155以外の受賞作あげたのかよく分からないけど神視点の解説どうも
分かってたつもりだけど、こうして改めて読むと見直すきっかけになるな
才能が必要とか、そこまで大袈裟なものじゃないと思うけど難しいのは自分も同意
スレチなのでこの辺で >>174
神視点の受賞作って、152で出ている、オーフェン書いてる秋田の受賞作のことだと思った
大先生で売れてるからね。
神視点でデビューとても、ヒット作はキャラ視点ということで。
ラストダンジョンは神視点と言うか、昔話風の語りだよね?
ここか魅力になっているので、昔話の語り口を真似して、新人賞に応募したら
受賞できるのかといわれると、どうかなー 難しいんじゃないかな。
真似すべきではないと思う。
賭博師のほうは、キャラ視点だな。
物語の「進行」をしているのは主人公+無人格。
語り手の一人としてナレーション的に「神視点」が入る分には問題なし。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています