フルオーダースーツスレ 12着目
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フレアパンツ作りたいんだけどやっぱオプション料それなりに付くんだろうか 初心者なんですがボリオリみたいな肩回りが楽なアンコンジャケットを作りたいんですが
これって一般的な仕立て屋で「こういう仕立てで」
と要求すればやってもらえる物なんでしょうか?
2着だけジャケットを作った事があるお店では2着目をフルハンドで作ったら
結構肩回り固かったんですが >>104
肩回りが固いっていうのはちょっと見てみないと分からないけど、ボリオリ自体はそんな特殊な仕立てではないし、現物あるならそれなりに再現できると思いますけどね 多分ナポリ系の日本人若手テイラーに頼めばいいんじゃないかな。 アンコンだと芯をがっちり使う英国系テーラーは得意ではないだろうね。
昔、羊屋で生地が限られるけど、アンコンジャケットを安めに請け負っていた記憶がある。
ボリオリのアンコンがどういったものかわからないけど、ナポリのサルトのセンツァインテルノも完全な芯なしというより、薄い芯は大体使ってる。
完全なアンコンだと体型補正に限界があるし、わざわざフルオーダーにすべきか微妙だと思う。
アンコンならベルベストのジャケットインザボックスのPOで十分だと思うけど、あれも今高いよね。
あとはコスタンティーノでロンバルディのシャツジャケットが良さそう。 >>完全なアンコンだと体型補正に限界があるし、わざわざフルオーダーにすべきか微妙だと思う
同意。
イギリスでコートメーカーやってる人もアンコンはサイズのあう既製を探せって言ってたしね
ナポリでも薄い芯を使うし、アンコンが得意なFOスーツ屋ってイタリアでもほとんどいないんじゃない >>104
まともなテーラーならやらない
アンコンなんて既製服の発想で仕立て服には不要
ナポリが目指したA&Sが好きでよくオーダーしてるが、ジャケットは手に持つと重いのに羽織るとおそろしく軽い
本当は他のテーラーもこれを目指すべきなんだろうけど、真似できてるとこなんてほぼ無い
肩周りが硬いのはそのテーラーのハウススタイルなんだからA&Sの上着持ち込んでも同じように作れないと思うぞ
ナポリやイタリアですら到達出来なかったんだしな ダルクオーレって落ちぶれたな
商業的には成功してるんだろうけど >>85
コスプレにしかならんな
試しに上野やなやつでも買ってみたら まあボリオリのアンコンってことはドーヴァーだろうし、あれは肩にはなにも入ってないから、真似できるんじゃないかな?
まあその肩の固さを作った方に相談するほうが先だろうけど >>肩にはなにも入ってない
これをFOでやる必要があるかどうかだな
単純に同じようにしたら本来のシルエットが崩れる
普通のテーラーなら薄い芯を入れるだろうけど、この芯の作り方やシルエットの作り方こそ企業秘密
カッティングの仕方も変えなければならないし、上のA&Sの客が言うように真似するのが難しいと思う >>111
こんな店あったんだ。
東京行けたらシャレで買ってみようかな。 ソフトショルダーってA&Sが戦前からやっていて、イタリア勢も芯地を軽くしたりパッドを薄くして真似はしたんだよ
ただ、A&Sを着たりすれば分かるけど芯が柔らかくて厚さ自体は特別薄い訳ではない
ハケットさんが言うようにクラシコイタリア勢はA&Sを目指したんだろうけど、途中で薄くする方法で妥協したってところ
このやり方だとヘビーウェイトの生地だと相応に重く感じるだけど、イタリアは気候的にイギリスほど重い生地を使わないから誤魔化せた A&Sの影響はミラノの方じゃないかな、構築的なソフトスーツ。
ナポリはA&Sのようにドレープをきかせるより、体に沿ったラインで英国ではNGの皺のよった袖付けもOKな独自にアレンジしたもの。
真偽はともかくナポリ仕立て創始者と言われるアットリーニがこのスタイルだったし。
パニコみたいに胸にボリュームを出したドレープスーツはナポリでは稀じゃないかな。 >>109
イタリアが目指したかつてのアンダーソンシェパードと
今のアンダーソンシェパードは仕立ての技術面では
完全に別物だけどな >>120
トーマスマホンの方がA&SよりA&Sに近いという人もいるくらいだしね。
ミラノやローマは英国的で柔らかいスーツ=A&S的と言っていいだろうけど、ハケットの言うクラシコイタリアの目標=A&Sは当時の協会メンバーブリオーニを念頭においているのか、イタリアの仕立て服の事も含めて言っているのかよくわからない。そして当時の下職にイタリア人が多かったから、それがクラシコイタリアの源流となったみたいな話だったかと。
ナポリはA&Sの着心地を目指して芯地を薄くしたというより、気候の問題もあり軽く薄くという志向が元々あったと思うよ。
デザイン的にもバルカポケット、キスボタン、マニカカミーチャ等、本流の英国から逸れたものを1930年代からやっているワケだからA&Sとは別の文脈だと思うんだよね。 >>パニコみたいに胸にボリュームを出したドレープスーツはナポリでは稀じゃないかな
今はそうかもね
でもパニコというかロンドンハウスや戦前からのテーラーはもともとイギリス指向だよ
ナポリって戦前戦後ともイギリス人の保養地でイギリス人相手の商売がメイン
当時の現地人は上流階級以外はジャケットとかほとんど着ない
過去スレでも話題に出てたけど今のナポリ仕立てって後から出てきた 芯地を薄く軽くしたというのも、材料費を安価に済ませようとしてわざと薄い芯地を使ったor開発したのではないかと俺は推測する。 >>122
英国人がナポリの気候に英国製のジャケットは合わないので、ナポリの気候に合う薄く軽いジャケットを作らせた、そして保養地というオケージョンから英国的フォーマルなスーツから逸脱したリラックスした土着的なナポリ仕立てが生まれたという流れかと。
今はハイゴージ、ダブルステッチ、マニカとか土着的ディテイルを強調したスタイルがナポリ仕立てになってしまっているけど。
英国の中でも特に胸に厚みを持たせて体を逞しく見せるA&S的ドレープラインと、ロンドンハウス以前から人気だったヴィンチェンツォの体に沿った自然なラインはは違うという事を言いたかったのだけど。
ソリート、ピロッツィ、チャルディなんかそれぞれ違うけど、胸部のドレープをパニコやA&Sほどつけないのは共通してるかと。 >>123
ナポリは北部ほど裕福でないから、弟子をとったりカッティングを教えたりするのに上手く伝わらなかったからだと思う。
北部は英語もできて徒弟制がキチン機能したけど
南部は英語もできる人が少ないし、とにかく真似から入って独自進化
パレルモやカターニャとかの方が英国伝来のやり方を守れてるしね
しかもヨーロッパの金持ちは実はナポリよりパレルモとかのソフトスーツを愛用してる >>真似から入って独自進化
ナポリ特有のデザインって極論すれば貧しかった故だよね
北部は英語ができる店主が対応して後進の教育や工房の運営をきちんと管理
南部はイタリア在住のイギリス人や一部の英語が話せるイタリア人が受注して下職へ
技術は見て盗む環境、真似していくうちに独特のDETAILが生まれたと >>125
北部でも当時は英語が出来る人は少なかったでしょう。
北部の構築的ソフトスーツの源流はカラチェニと言われているけど、元々は下町の仕立て屋の息子として親父から習っていた。
それがヘンリープールのお直しを依頼されて英国の一流スーツに触れ、バラして構築的なサヴィルロウのスーツを研究して、元々身につけていたイタリア的な柔らかさと融合させて独自のスタイルを打ち出したというのがイタリア的ソフトスーツの始まりと言われている。
1920年代にローマに移り、ミラノ、パリにまでアトリエを広げていったけど、英国的な構築性は運良くヘンリープールのスーツのお直しを任された所から独学で学んだということ。
カラチェニが構築的な本流のスーツに触れ取り入れたのに対して、ナポリは保養地として英国本流のスーツとは別にバカンス用の温暖な気候に合った英国の本流から外れたものを求められたが故に独自の発展をしたのだと思う。 これも過去スレで言われてたけど、イギリス人相手に服作りしないとその国特有のスタイルって生まれないのよ
本場で作った服を預かって研究させてもらう
イギリス人の要望を聞く
この二つが日本には足りなかった
戦前や60年代までは日本人の上流階級は海外テーラーで作ってたり、
お抱えのテーラーがいたせいで普通のテーラーは本場の服や正当な服に触れる機会が無かったしな >>128
それはカラチェニ史観でしょ
カラチェニがスタンダードになるくらい凄いのは認めるけどね
元々ヨーロッパ大陸やアメリカは保守的でボディコートの延長線上の4or5ボタンのラウンジスーツが主流だったけど、イギリスが開発した3つボタンのカッティングをイギリス人の滞在先のテーラーが真似したことで今のスーツが広がった
だからイタリアやドイツの田舎では昔ながらの古き良き英国流が残ってる
しかもナポリより温暖な気候の地域でソフトショルダースーツが今でも作られてる
ナポリの仕立てはアジといえばアジだけど、職人の育て方含め欠陥だと思う
今でも四天王で英語が話せない親父さんもいるし、北部やサヴィルロウほどシステマティックにカッターの育成をしない
おまけに娘や婿に滅茶苦茶にされてるのなんてナポリくらい >>娘や婿に滅茶苦茶にされてるのなんてナポリくらい
これな
本来は血縁関係のない弟子を育てて息子や娘は営業担当やオーナーに収まるべきなのに
モノづくりに関わってくるからタチが悪い
ナポリ以外だと品質管理のためにテーラリングが分からない親族は工房から遠ざけるのにな
>>イギリスが開発した3つボタンのカッティング
まあ所謂今のスーツはイギリスが作ったものだから、当時のイギリス人によって
全世界に広まっていったんだろうね
カラチェニなりアットリーニなりが源流というけれど、同時期に他のテーラーも試行錯誤で真似していただろうから
トレンチコートの起源と一緒でどこがオリジナルとかはないのかもね 現地に行ったら分かるがナポリってパニコとか一部を除いたら色々とダサいよ
ミラノやローマはサイズもキチンと合っていてエレガントな人達が多い
他の地方都市もナポリよりはマシ
スーツを着ている一般人のレベルは下手したら最低レベル
靴とかサイジングがアウトな人達が多い
アットリーニやキートンの役員やテーラーの出勤服も酷い
ナポリは商売上の理由で祭り上げられてるだけ
しかもパニコやロンドンハウスとかの一流処をさり気なく混ぜて誤魔化してる 日本特有のスーツがあって良い
屁の通りが良いとか
股間が実物よりデカく見えるなど そういえばチッチョの師匠のアントニオなんとかって人の服ってどうなんだろ?誰か見た事ない? みんなパニコが大好きなんだな。
俺もパニコは本当にかっこいいと思う。
エッセチか汐留でオーダーしたひといる? >>130
北部は英語が話せるから英国的なスーツが伝承されたというのではない(実際は話せない)という事を述べたまでですよ。
英国的なソフトスーツが広がったのはカラチェニを起点にしたものと(実際にミラノの本流はフェルディナンド、カンパーニャ、フランコやティンダロもカラチェニの弟子筋であって英国人からの指導は受けていない)、もう一つの流れとして戦後サヴィルロウで活躍したイタリア人テーラーが1970年代に戻って後押ししたと考えています。
ナポリの四天王は皆、英語喋れませんね。息子達が喋れる、もしくはかろうじて喋れるくらい。
ただローマのカラチェニも上の世代は英語は通じないですし、若い世代以外はどこも50歩100歩かなと。
ナポリについては型紙を用いないやり方含めてシステムに欠陥があると私も思います。
技術の継承が感覚的過ぎて難しいと思いますし、その点はミラノと違いますね。
ナポリの雑さや凡ミスは安いから大目に見られている部分があるのであって、世界一の手縫いスーツというのとは違うかと。独自性とコスパの面で語るべきであって、品質そのものがトップレベルというワケではないですね。
確かにパニコ自身は他と比べてもカッコいいですけどね。 >>同時期に他のテーラーも試行錯誤で真似していただろうから
これが全てだろ
上でも出てるけど、イタリアは割と保守的だから当時はフロックコートやモーニング系統のラウンジスーツがメインで今の形のスーツは作られてなかった
イギリス人が持ち込んだスーツを各テーラーで真似した結果、カラチェニの作り方が良さげだったので皆んな取り入れたってところだろうね
イタリアなんてもっと片田舎にいくと、ショルテ以前の若かりしウインザー公が着てた丸っこいスーツを未だに作ってるからな イタリアでのフルハンドでその価格なら破格というか信じられないレベルですね イージーオーダーみたいなもんじゃないの?
イタリアの下請けに出してるみたいな。 せっかく面白い話題になって来たとこだったのに、こうゆうしょーもない店に話題変えるのやめてほしい。どんだけ空気読めねーんだよ。 作ったことのない服で妄想と想像を膨らませた話題がお好みですか 俺もエセフルオーダーの店より英国とイタリアの文化の話のがよかったな。
テーラーの顔が全く見えてない店はあまり信じてない >>144
自分の知らなかった世界、視点、歴史を知れるのは面白いだろ。いくらか間違った妄想が混じっていても読む側が取捨選択したらいい。 あと、安さを武器にしてるテーラーってほんとカッコ悪いと思う。高くても納得させるだけの腕を見せてみろっての。 腕がない(≒ど下手)から、
安くして客を釣るんだよ。
価格重視の客が来てくれて生活が成り立つ。
高くてもど下手はいるけどね。
そういう人は商売だけはウマイ。
モノが理解できないアホ客が来てくれるから豊かな生活が成り立つ。 今のご時世、安いと逆に警戒してしまう
普通に下職の人に適切な工賃を払うと2P60時間以上で35万とかするだろ 下受けやパートとかで計算するなら、60時間*@2,200で、13万ほどだろ。せいぜい売値が20万くらいがいいところ。
時間単価@6,000円とかぼったくりもいいとこ。 時々社会人らしからぬ書き込みする人いるな
20万―13万=7万の経費と利益を想定していながら
35万から経費や利益を引かずに単純に60で割るなんて頭悪すぎ
あと接客スタッフの給与や家賃も払わないといけないし、
何よりカッターに都内のサラリーマン並みの給与とボーナス払うなら
カッターの作業時間部分は時給4000円くらいで計算しないと 日本の老舗テーラーの値段がべらぼうに高くないのは工房を郊外や
自社ビル等自社の不動産においてるから
英国屋なんてまさにそうだし、FOだけで年間6000着だからあの価格設定でもやれる >>150
君は経済の根本的な仕組みを理解してないようだな。書き込みは控えたまえ。 >>127
笠智衆が着ていたみたいな丹前みたいなスーツとか? Kitonとか既製品は、あのレベルの生地と手間使って定価の20%前後、つまり資材費込みで工場出しで12万円前後から。実質の工賃なんて半値くらい。もちろん、工房の隙間埋めれるから単に比較はできんが、それでも何倍も違うことに異常を感じれないとは。 ID:qwy68KD70
計算もできない人がまた何か言ってるよw
オーダーなんて常にフル稼動でないからな
既製品と比べられない
あとパリやミラノのテーラーもきちんと従業員を雇ってるところは相当高いよ
日本の40万は安い部類
というかイギリスやアメリカも日本より高い >>152
まあ英国屋の賃金の低さと待遇は、業界最悪ってよくいいますしね そう人件費という意味では、むしろ日本は安いんだよね。
素晴らしい自民党の売国政策のおかげでこの20年、日本人の賃金は先進国で唯一、右肩下り。
西欧諸国では、物価や所得が1.5~2倍になる中、バブル崩壊以降、日本だけ、下がっている。
輸入品も高くなる罠。 地方でそんな高くない値段でやってるようなところはどうよ?
地方には2ピースで税込20万以内に収まるような値段でやってる店が実際にあったりする。そりゃ、やってる人たちはここでよく書かれるようなナポリで修行とか、サヴィルロウのどこそこの店で主任カッターだったとか、そんなんじゃないんだろうけど。 >>161
個人の小さいところは実際作ってみないと何にもわかんないから、当たりハズレ大きいんじゃない?
私も田舎だから20万なんてとてもいかなくて、15万以下だし、勿論まだ若手だから試行錯誤はあるけど、そこはベテランが教えてうまくいったりで、不満はないしさ 良心的な価格でやってくれてるんならそれで良いと思います
自分はビジネススーツという道具が必要であって芸術品が欲しいわけではないからやたらハンド謳って値段も納期も地元テーラーの倍とか困る >>160
その通り
ヨーロッパとか人件費が年々高くなってる
日本の老舗があの値段でやっていけるのはオーナーが金持ちで不動産収入があるから、家業の仕立て屋で儲けようとは考えてない
銀座にある老舗テーラーのオーナーなんて大金持ちばかり
家賃収入で年収は億いってるからな
あまり知られると気まずいのでみんな隠してるけどね 過去スレでも書いたけど
昔は呉服屋や仕立て屋は花形商売で相当儲けれた
地方のテーラーでFOの需要が少なくなった所は仕立て服に見切りをつけて、息子娘を医師や弁護士にしてる
当主はビルを10以上持って悠々自適の生活してる
先見性がある仕立て屋はどこも似た感じでしょ
あと都内の老舗テーラーはもっと価格を上げてもいい
ただ、親子3代で通いやすくするために価格設定ありきでやっているんだろうな
壱番館、英國屋や金洋服店とかまさにそう >>163
その良心て一体なんなのって話。若い男の子を月7-8万でこき使って、涼しい顔してお客さんに安く売る。そんな服を着て申し訳ないと思わないのか。 >>160
日本はデフレスパイラルに嵌ったままですからね。
ユニクロとかが後押ししてる移民受入れも、人件費削減のためですし。
日本は欧州先進国に比べると都市部の住居費以外は安いのではないでしょうか。
ビスポークはロンドンの老舗で60万以上〜、他でも大体40万前後ですね。
安いナポリでは四天王クラスで35万前後〜、普通の所でも20万くらいはしますから、東京で20万を求めるのは酷かと。
ミラノになるとカラチェニ等の超一流で70万以上、他でも40万前後ですかね。
パリだと老舗は80万以上しますしやはり高いですね。
なので40万前後なら東京で品質が良ければぼったくりというほどではないと思います。
むしろ20万は安いと認識した方が良いでしょうね。 >>166
通う店は全部自分でやってる店だからその考えは無かったですすいません…
本当にそんな賃金なら続かないし仮に店に置いて働かせてたら労働基準法違反でしょ >>168
いや、まだましな方ですよ
東京でというか、日本で一番有名な店は、女工だろうがなんだろうが殴る蹴られるで辞めてきた人も聞いたことあるし
無給で交通費も出さずにパンツやベスト縫わせて、品質が低いからと言って一切工賃を払わないのに、それを客に納品してるとか正直クズ 一人でやってるところが一番いいんだがな
組織が大きくなるほど金の流れが不透明
あの金は一体どこに消えているの?
という感じになるよな とにかくあんた
60万で1ヶ月で俺のスーツ作ってくれや!
というのが一番健康的なのでは? >>167
そうですよね
アメリカでも一流店は70万からスタートなので、日本だけだが上手く値上げできてないと思います。
アジアからのお客さんが多いのも実は海外テーラーのトランクショーより安いからなんですよ。
>>172
それが一番かも 前に麻生大臣のスーツ三十五万という話があったけど、頻度は別としてこのクラスの金持ちもそんなものなのかと思ったことはある。 >>170
若い縫製スタッフが定着せずに辞めて行くところはほとんどそうだと考えた方が良い。 >>158
お前みたいな奴がいるから、ぼったくりヘタクソテーラーがはびこるんだろうね。
40万で安い?まあ、君だけ払ってれば良い >>174
メディアの伝え方というか都合のよい風に切り抜き、張り付け放送するからでしょうが、麻生大臣が仕立てているテーラーはおよそ"35万円から"らしい。その35だけ抜き取っててきとーに放送してると思われる。 お前らの感覚が壊れすぎてて笑うわ。
スーツツーピース、縫い子が縫って50-60時間なら、普通の職人の時給、1500円。その他経費など考えて2,000円。で、60時間で12万円。
これ、外銭。
なんで、これが、40万が安いとかになるの?その差額の28万円、どこに消えてるん?
家賃とか言うけど、28万1着売れば、空中店舗なら出て来るだろ。
よその国の工賃と比べてる意味がわからんのに、そこに銀座の家賃とか東京でーとか、何言ってるの。
日本国内同士で比べりゃ良いし。
東京で工賃高いなら、地方に出せば良いし、品質そのまま維持しながら、地方に生産拠点作ったりしてるテーラーもあるのに。
お前らの頭、まじで大丈夫か? >>178
言い方は気に入らないけど内容には同意する。
工芸品じゃないなら競争原理が働くべきだと思う。
値段の高さをありがたがる客が跋扈する業界はどれも長期的に良いことになった試しがない。 >>178
生地代は?
あと仮縫いとかする時間もあるしね。 上限50万くらいでビスポークできればいい。もうPOに戻れない。 例えば、テーラー本人と縫い子1人の計2人で運営しているとする。2人で運営だと、接客やらなんやらで月4-5着目が限界かな。1着40万円でも月の売り上げは200万円程度か。
従業員の給料が最低時給950円、週休1日とすると、
950円×8時間×約25日=19万円
これに保険とか交通費足すと、約25万円
生地代、材料費は安く見ても上代の1割位かな?1着あたり4万円として4万円×5着=20万円
その他光熱費、水道代、雑費、通信費、配送費、諸々で月10万円位か?
都内にテナント借りると、まあ作業スペース接客スペース考えると結構広いとこ借りないとだから、40万円か50万円位か。
以上を足すと
25万円+20万円+10万円+50万円=105万円
200万円-105万円=95万円
これがオーナーに残る金か。
そしてそこから税金やら住民税やら保険やら引かれると、結局手元に残るお金は50万円かな?
年収600万円の中から更に自分の服とか靴とかネクタイとか買わなきゃいけないし。。
こうして見るとテーラーって儲からない商売だな。よくやるわ。。 >>179
英米等でビスポークは格差社会の上層部のものだから、60万以上しようが構わないのでしょうね。
キトン等の高級既製服も米国では日本より高いくらいだし。
日本の場合はナポリみたいに一般人でもビスポークしたい人がいる、そうなると20万くらいのものにして欲しいという願望は出てくる。
日本ではそういう選択肢もまだある訳で、皆にその価格を維持させようとするのは無理があるかなと。
ナポリのテーラー文化が衰退したのは競争原理どころか儲からない仕事で子供が跡を継がなかったからなワケで、日本でもペコラの佐藤さんが親からテーラーを継ぐなと言われていたくらい割に合わない仕事だったのでしょう。
テーラー=技術料という部分もあるので、本来価格に格差が出るのは当然の事、テーラーの上限価格を縛る事も業界の衰退を招く事になるでしょうね。
夢の無い業界に良い人材は集まりませんから。
なので技術があれば40万くらいの店があっても構わない、ただ日本では一部の若手の価格設定が老舗の金洋服店等よりも高いという所で中身が厳しく問われるべきだとは思います。 >>182
こういう計算が妥当
ID:qwy68KD70は社会保険料や営業車とか全く考えてない
正社員として人を雇うとどれだけ会社負担の費用がかかるか分かってない
ボーナス出したり、法人税も払う必要があるからな
あと生地も反物で陳列する場合は先に支払いをしないといけないから手元に百万くらいはおいとかないといけない
まさに自転車操業業
だから先見性のあるテーラーは息子に継がせなかった
あと海外テーラーで正社員化してるところはどこも高い
上流階級向け価格だからというより雇用によるもの
繁忙期閑散期に関わらず毎月給与出さないといけないからね
フランスの仕立て代が世界一高いのはアウトワーカーを使わず、作り手を全員正社員化してるから まあ、テーラーも零細だし、大量に売れるものではないし、そりゃ高くなりますよね。テーラー側の身になってみると大変だと思うわ。
値段に不満があるなら、吊しを着てればいい。 まあ住人に経営者目線と雇われ目線があるのは分かった
前者はタニマチ気分でFOすれば良いし後者はコスパ満足度を充実させればええんでね 政治家御用達の壱番館でフルオーダーしたい
そんな目玉飛び出るほど高くなさそうだし >>187
仕立ててみればいいじゃないか。
スーツ上下で30万(税別)から。
服地の在庫数は英国地を中心に約5000。
数でいえばどこよりも多い。
壹番館特注服地の中にはモノの割にはリーズナブルな服地もチラホラ。
俺は諸々の事情で仕立てたことあるけど・・・・。
>>186
そうそう。 店を構えてテーラーのご主人としてやっていくのに
年収800位は稼いで欲しいかな。
でないと目指す人がいなくなってしまう。 経営者目線で、30-40万とかないって言ってるんだが。お前らどんだけゆるい経営してるんだ。 >>190
じゃあ、ミラノやロンドン、パリの一流店にでも行って同じこと言ってみなw
高いとか言ってるやつって計算が荒い以前の問題
法人税、会計士への報酬、国内出張、海外出張とかを考慮に入れてない時点で問題外
国内の老舗が意外に手頃なのは自前の不動産だったり、郊外に工房を既に構えてるから >>190
先述の計算式がおかしいと言うのなら、どこがどうおかしいのか説明して欲しいな。 >>192
基本的に182の計算はそこそこ妥当
交通費とか保険料入れたら都内で正社員雇うのに25万くらいはかかる
テナント料はもう少し高いと思う
それより、経理の事務員や会計ソフトを導入せずに会計士に書類作成や電子申告を丸投げしたら
年間50万位支払う必要がある
あとお店のディスプレイや広告用のスーツをシーズン毎に作成
年1,2回のピッティやサヴィルロウ視察
生地の買い付けetcの運転資金
手元にお金が残ったら法人税
以上のような出費が売上によらず毎年かかる
上で法人税や営業車に触れてた人は鋭いというか多分経営者でしょ
ペコラやブルーシアーズみたいに定期的に大阪とかで受注会開いてるところは
交通費とホテル代は価格にのせずにテーラー持ちなんだからこれも出費
営業車を持つよりは安くつくけどね みんな服頼む時に本開きとか台場とかやってんの?
自分はそういうの全然やってなくて裏地とボタン決めるくらいなんだけど… 経営者目線で粗利しか見えないってw
最大の敵は厚生年金含む人件費と税金でね ボタンホールが手がかりで綺麗なところは本開きにするけど、基本おまかせで。台場とか気にしたことない。
なんか、俺は本開きのお台場ですがスーカンみたいで安っぽく感じるw >>193
法人税と会計士への報酬が出てくるあたり、
経営者か経理業務をやったことありそう
テーラーや会社として必要な経費は小さなテーラーにはきついだろうね
あと消費税も払わないといけないね
高い価格の新興テーラーでもお金持ちになった人がいないんだから経営状態は推して知るべし
個人的に水落さんの所が価格の基準だと思う >>190
嘘はバレるからその辺にしとけ
保険料や税金、報酬、宣伝広告費を勘定に入れないなんて有り得ないだろ >>197
そもそも全中小企業の黒字率はだいたい毎年33%前後
テーラークラスだと法人税は10に1社払ってるかどうかだと思う
そのくらい儲からないから減ってるんだろう >>199
イタリアの有名テーラーも多くの仕立て屋は今まで納税してこなかったのに今さら政府に泣きつくのはお門違いって言ってたね
あまりこういうこと言うのは良くないが、
現金支払いだと実際の売り上げを誤魔化せる
ナポリや法人化してないテーラーは税金を払ってないだろうね
もっともイタリアは他の業界も脱税が凄いし、
正社員の権利保護が凄いから貧しい地域は正社員を雇いたがらない キチッ!キチッ!と出費が明確になっているのであれば
60万でも70万でも払うだろう
品質、手間に対して適正価格かどうか
ボッタクリされているのではないか
というところが一番気になるところでは? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています