【このミス】ミステリランキング総合仮【本ミス】
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スレ立てよくわからないので、別途新スレお願いします。 >>310
まほろは未読なんで、てっきり「小難しい、衒学的なミステリ」だと思いこんでた。
てっきりキオスク・ミステリ(新幹線の往復時間で読み捨てできる)とは対極の存在かと。 サーチライトと誘蛾灯読み終わった。
ミステリーズ新人賞受賞した表題作と二話目が好みだったかな。
他の作品にもよるし忘れられるかもしれないが、一番早い本ミス候補と思う。 たぶんまほろ自身、キオスク作家の対極にあるような存在だと自分を思ってるだろうな
実際はそのどっちでもない一番中途半端な作家だけどね 『本ミス』で大倉さんが、師匠で乱歩賞作家の海渡英祐が現在消息不明で、
出版社も連絡取れないから復刊できないってあったけど、
このご時世に消息不明って、ある意味すごいな。
存命なら85歳くらいだが・・ そういえば「黒百合」の作者ってまだ行方不明なのかな >>316
多島斗志之だったか。
無事に見つかっても、そっとしておいてほしい家族の意向とかで、続報は公にならないのでは。 このミスの座談会読んですぐだったから笑えたわまほろ 家族も2年後くらいに情報を求めるブログやめちゃったからね 13・67宮脇書店買いにいったら
帯びが文春ミステリー1位に変わっとる…
宮脇書店って関東にもあるの? 講談社文庫の乱歩賞全集で許諾が取れなくて入ってないのが2作くらいあるとか言ってたのそれか
あの文庫全集も止まってるぽいけど >>322
海渡氏のは、森村誠一とセットで出てる。
>江戸川乱歩賞全集(7)『伯林-一八八八年 / 高層の死角』 (講談社文庫) – 1999/9/14
まあ、欧州で行方不明の藤本泉(実は行方は分かってる説もある)の『時をきざむ潮』も同じシリーズで出てる(2001)から、
版権を講談社がもってるのかもしれんけど。
ちなみに例の森雅裕先生の『モーツァルトは子守歌……』が出てないな。断ったのかな。 >>323
でもまあ、海渡氏の場合は、21世紀になっても小説教室の先生とかやってたし、
そういう人に、出版社が氏の家族や知人も含めて連絡取れないとか、けっこうレアかなあと思って。 著作権理者と連絡不能、権利者が不明でも、
面倒な手続きを踏めば出せると聞いたけど、そこまでするほどでもないってことなのかね
「〇〇氏の著作権理者の方と連絡が取れませんでした。ご存知の方は編集部へ連絡をお願いします」
みたいなのが最後についてたのを見たこともあるけど 小さい頃読んでたコバルト文庫の人も消息不明なのか突然本が出なくなったな 藤本泉は仮に存命だとしても今100近いはずなんで、
さすがに……だろう。 藤本泉は悪魔の手毬唄みたいな婆さんになって、孤島の村でひっそり生きてそうなイメージ 国内編ベスト10で一番安いホワイトラビットを読むことにする
伊坂幸太郎としては何番目ぐらいの出来栄え? 重力ピエロ、アヒルと鴨のコインロッカー、ゴールデンスランバー…この辺は好きだった。
ホワイトラビットは自分に合うかな >>329
でも、いまでも現役作家の皆川博子って、藤本泉と5つくらいしか違わないんだよな・・
おそるべし、皆川博子。 最近もミステリーじゃないっぽいけど新刊出たしね
毎年連載→単行本とコンスタントに出してる感じ、皆川博子 >>310
小島正樹はいい作家だろ
どさくさ紛れにてめーの好き嫌いを >>336
扼殺のロンドを読んだけど合わなかったな
この作者といい、加賀美雅之といい不可能犯罪連発型は詰め込みすぎて雑さが目立つ。 死体を膨らませて助手席に乗せて生きてるように見せるトリックは笑ったな 小島正樹とまほろを一緒にするのは、流石に小島正樹がかわいそうだけど
一部に熱狂的なファンがいるだけのミステリ界全体でみると二流三流の作家というのは事実だな
小島正樹は単純に文章が下手で受け付けない それなりに仕事あるけどランキングに絡んだりはしない
時々キオスクで仕掛け売りされたり、安倍首相が読んだとかで微妙なスマッシュヒットはするけどマニアには評価されることはない
作風はともかく、たしかに立場はだいたい一緒かな。小島はまほろと違って人は良さそうだけど いかにもな不可能犯罪や物理トリックがあんま好きじゃない俺からすれば
さすがにまほろと小島を比べるのはまほろに失礼だと思うけどな 刊行スピードも作風も版元も性格もまったく違うのに
はなから並べるような共通点はまったくないだろ 13・67かなり読み易くて訳ものって感じがしないな 足して80だぞ
前にそういう風に覚えようってレスがあったから 感情の原因はそれを感じる者自身の固定観念・価値観・判断基準
「言葉 風紀 世相の乱れ」はそう感じる人の心の乱れの自己投影
問題解決力の低い者ほど自己防衛の為に礼儀作法やマナーを要求する
憤怒は無知 無能の自己証明。中途半端な知識主ほど辛辣に批判する
全ては必然。偶然 奇跡 理不尽 不条理は思考停止 視野狭窄の産物
真実・事実・現実・史実はその主張者の主観。人の数だけある
「真実は一つ」に執着する者だけがその矛盾を体験(煩悩 争い)する
宗教民族差別貧困は戦争の「原因」ではなく「口実動機理由言訳切欠」
全ての社会問題の根本原因は低水準教育
情報分析力の低い者ほど宗教デマ似非科学オカルトに感化傾倒自己陶酔
史上最も売れているトンデモ本は聖書。神概念は人間の創造物
犯罪加害者に必要なのは懲罰ではなく治療。被害者のみ支援は偽善
虐めの原因は唯一「虐める者の適応障害」。真に救済すべきは加害者
体罰・怒号は指導力・統率力の乏しい教育素人の怠慢甘え責任転嫁
死刑は民度の低い国家による合法集団リンチ殺人
死刑(死ねば許され償え解決する)を是認する社会では自他殺は止まない
核武装論は人間不信と劣等感に苛まれた臆病な外交素人の精神安定剤
投票率低下は社会成熟の徴候。奇人変人当選は議員定数過多の徴候
感情自己責任論 〜学校では教えない合理主義哲学〜 m9`・ω・) 13・67面白いけど読みやすいか?
特に一話は変わった三人称視点してたのに加えて説明ばっかで読みにくかったわ 次男のことを長男て書いてたり、ミスは気になったけどな 1367はいい本だけど横山秀夫のが流石に上だよw
あそこまで巧くないというか、どっちかっていえば拙い方。それこそ新本格みたいなもんでしょ、良いところも悪いところも むしろ横山+新本格+ディーヴァー合体して3で割らないレベルだったわ ランキング発表する前は大絶賛だったのに、結果が出た後はこのスレの評判がトーンダウンしてないか?>1367 そりゃスレの空気で発言する人も変わるだろうし
皆が絶賛する中でわざわざ下げる書き込みする奴もそんなにいないでしょ 俺は傑作だと思うがなあ
次回の東西ミステリーにも入ってそう あまりミステリー読まない人が1367絶賛してるだけだろ
国内の方がレベル高いよ どういう根拠があって13.67を絶賛してるやつはミステリ読まない人って思ったの?
変に国内国外とか意識せず素直に面白いミステリが読めることを喜べばいいのに 横山秀夫や国内の警察ミステリとは若干方向性が違うだけで、
13.67が過大評価だとは俺も全く思わんな〜
あ、屍人荘は過大評価以外の何物でもなかったが 一話のロジックあのオチがあるとはいえ結構強引だよね
二話はクワンの台詞にもあったけど推理の面白さはなくて物語を読むだけだし
面白いことは面白いんだが絶賛までいくかなって感じ
三話以降はまだ読んでない >>369
13.67も屍人荘も面白いと思った人が多かったからランキングが高いわけでしょ
面白くなかったらそれは自分の好みに合わなかっただけ
好みに合わないからって過大評価だって決め付けるのはよくないよなあ 13・67は4話だったかのテミスの天秤が一番面白かった 林泰広の新作はどうなの。麻里邑主人さんは酷評しているが。 盤上の向日葵 読んだ
読みやすくてよかったんだけど・・・これミステリ? これミステリ?
↓
ミステリ&エンタメランキングだと何回言われれば・・・
毎年繰り返されるこの流れ 盤上の向日葵よりも古処誠二はミステリ作家というカテゴリなのかいつも気になる 古処が最近書くのは戦争小説って呼ばれてるしな
いくさの底は本格ミステリだったけど 盤上の向日葵は変死体が発見されてその謎を追う物語だから十分ミステリーだろ
本格ミステリじゃないってだけで >>373
見えない精霊の人、新作出したんだ。
興味はあるな。 このミスはミステリー&エンタメではあるけれど優れたエンタメ小説ならすべて
ランクインするわけでもない。
ミステリー優先であることには違いない。
その辺の基準がよくわからん。 基準は基本的にミステリ サスペンス
あとは作家にもよるでしょ もともとミステリ書いてる人がちょっとミステリから離れたものかいても面白ければランクインしたりするし >>382
2000年19位の山本文緒の恋愛中毒は? 浅田次郎も常連だったしね。
最新はご無沙汰だけど。 盤上の向日葵
山田風太郎賞選評
筒井康隆「エンターテインメントとしての面白さ、迫力、文章力、文句なしである」→一押し
林真理子「柚月裕子さんの「盤上の向日葵」を強く推そうと選考会に臨んだ」→激賞
夢枕獏「小説としてよくできており、おもしろさも充分。大拍手である」→一押し
五人中三人が推したにもかかわらず、なぜか京極、奥泉推しの「ヒストリア」が受賞。
山風の選考、意味わからん。 あ、「ヒストリア」は主催版元のKADOKAWAだからか >>385
別に多数決じゃなくて賞は話し合いで決めるからね
お互いの主張をぶつけて最終的にどちらが折れるかの問題だ 久しぶりに本屋さんが喜ぶ1位みたいだな屍人荘の殺人 かなり売れているらしい 昨年の涙香やノックスマシーンは勘弁してくれと泣いていたが
そして倉知の新作も売れているみたいだぞ これはカズレーザー効果か >>387
確かにそうだけど、それにしても変だと思うがなあ…
京極夏彦「盤上の向日葵がおり上げた布は大変に美しく、また靭かで強い。素材の選び方も捌き方も巧い」
奥泉光「盤上の向日葵は将棋を材にとったミステリで、将棋界や指し手についてきちんと調べられてる点には好感を持った。登場する真剣師の姿にも精彩がある」
このふたりの戦況委員は、ただしミステリとしては成立していない趣旨の発言をしている。
しかしこれは、フーダニットではなく(犯人は最初に明かされる)ホワイダニット、ハウダニットを追求するミステリー。
そもそも、山風は「その年発表された最も面白い作品」に与えられる賞。
ミステリーの賞ではない。
しかも、盤上を推した五人の選考委員は「ヒストリア」の欠点を多く指摘している。
奥泉「リアリティを欠いた」「プロットのご都合主義」
京極「糸の太さもまちまちで折り方も荒々しい」
筒井「似たようなエピソードが同じような経緯を辿って繰り返されるので退屈する」
林「小説を読んでいる気がしない」「まるでゲームのよう」
夢枕「主人公の煉が危機におちいるとカルメンが救うという手法がパターン化されてしまったのは残念である」
おかしいと思うのは俺だけか… >>389
>奥泉「リアリティを欠いた」「プロットのご都合主義」
>京極「糸の太さもまちまちで折り方も荒々しい」
どういうことだ?このふたりは「ヒストリア」を推しているんだろ? 「ヒストリア」の評価部分
奥泉「細部の充実」「その種の過剰性は自分の好み」
京極「「有無を言わさずテーマ性だけは伝わってくる」「一般には欠点だとされる部分が魅力に転嫁」
要するに、欠点は数々あれど、剛腕を認めた、というのがふたりの推薦理由。
自分の「ヒストリア」の感想は、筒井と林が指摘している通りだと思ったけどね。 お前がどう思うかは自由だけど
お前が納得するかどうかを審査基準にしてねーからそのくらいにしとけよ 直木賞候補作
これだけエンタメ・ミステリ系と関係ないのって久々だと思った。
一冊も読んでないわ。
彩瀬まる「くちなし」(文芸春秋)
伊吹有喜「彼方の友へ」(実業之日本社)
門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社)
澤田瞳子「火定(かじょう)」(PHP研究所)
藤崎彩織「ふたご」(文芸春秋) 芥川賞候補には宮内作品
円城塔みたいだ。
石井遊佳「百年泥」(新潮11月号)
木村紅美「雪子さんの足音」(群像9月号)
前田司郎「愛が挟み撃ち」(文学界12月号)
宮内悠介「ディレイ・エフェクト」(たべるのがおそいvol.4)
若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」(文芸冬号) びっくりするほどどれにも惹かれない
宮内がかろうじて名前だけ 宮内作品掲載の「たべるのがおそい」って福岡の書肆侃侃房が出してる文芸誌。
あのヴィラアークを出した出版社だ。 賞が悪いんじゃなくて、国内ミステリが不作なんじゃねーの? >>402
向日葵以外に文学賞候補になるかも?って作品がないものね 本格以外が好調だったら屍人荘は流石にこのミスで一位は取らないだろうしな 今年の国内は本ミスはそれなりに粒揃ってたがこのミス系はほんと不作だったな 読んでないから知らない
このスレにいる人は誰も読んでなさそう 非本格の1位も新宿鮫(無印)とか行きずりの街とか微妙だからな >>409
新宿鮫って微妙だったの?
大沢在昌がブレイクした超話題作だって思ってたんだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています