有栖川有栖42
学生アリスシリーズ 1989『月光ゲーム』 1989『孤島パズル』 1992『双頭の悪魔』 2007『女王国の城』 2012『江神二郎の洞察』(短編集) <著者名小説単行本未収録リスト> 「望月周平の秘かな旅」:『創元推理2 1993年春号』(東京創元社) 「老紳士は何故……?」:『競作 五十円玉二十枚の謎』(東京創元社) 「古都パズル」:『ミステリーズ! vol.60 AUGUST 2013』(東京創元社) 「蒼ざめた星」:(エッセイ集『本格ミステリの王国』に手書き原稿収録) 「推理研VSパズル研」:(文藝春秋『オール讀物 2020年7月号』) 「女か猫か」:(文藝春秋『オール讀物 2021年5月号』) 作家アリスシリーズ(1/2) (★は国名シリーズ ◎は長編) 1992『46番目の密室』◎ 1993『ダリの繭』◎ 1994『ロシア紅茶の謎』★ 1995『海のある奈良に死す』◎ 1995『スウェーデン館の謎』◎★ 1996『ブラジル蝶の謎』★ 1997『英国庭園の謎』★ 1997『朱色の研究』◎ 1999『ペルシャ猫の謎』★ 2001『暗い宿』 2001『絶叫城殺人事件』 2002『マレー鉄道の謎』◎★ 2003『スイス時計の謎』★ →(注意:表題作は『ダリの繭』の後に読むこと) 2003『白い兎が逃げる』 2005『モロッコ水晶の謎』★ 2006『乱鴉の島』◎ 2008『妃は船を沈める』◎ 2008『火村英生に捧げる犯罪』 2010『長い廊下がある家』 2011『高原のフーダニット』 2013『菩提樹荘の殺人』 2014『怪しい店』 2015『鍵の掛かった男』◎ 2017『狩人の悪夢』◎ 2018『インド倶楽部の謎』◎★ 2019『 カナダ金貨の謎』★ 2022『 捜査線上の夕映え』◎ 作家アリスシリーズ(2/2) <著者名本未収録リスト> 「砂男」:『大阪人 1997年1月~12月号』(大阪都市協会) 「砕けた叫び」:『血文字パズル』(角川スニーカー文庫)/『赤に捧げる殺意』(角川書店) 「海より深い川」:『小説NON 2004年5月号』(祥伝社) 「走りだせない日」:『tree 連載企画 Day to Day 2020年5月』 「日本扇の謎」:『メフィスト 2023 SPRING VOL.7』~ (講談社) <自選短編集> 2013『臨床犯罪学者・火村英生の推理 密室の研究』 2014『臨床犯罪学者・火村英生の推理 暗号の研究』 2014『臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究』 2017『名探偵傑作短篇集 火村英生篇』 <純シリーズ(ソラシリーズ)> 2011『闇の喇叭』 2011『真夜中の探偵』 2012『論理爆弾』 (『論理爆弾』ノベルス版のみに「論理爆弾 事件前夜 黒田邸にて」収録 講談社サイトで無料閲覧可能→ http://kodansha-novels.jp/1212/arisugawaarisu/read1.html ) <心霊探偵シリーズ> 2017『濱地健三郎の霊なる事件簿』 2020『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』 2022『濱地健三郎の呪える事件簿』 <ノンシリーズ(シリーズ外)> 1990『マジックミラー』 1996『幻想運河』 1996『山伏地蔵坊の放浪』 1998『ジュリエットの悲鳴』 2000『幽霊刑事』(新装版には「幻の娘」収録) 2001『作家小説』 2002『まほろ市の殺人 冬‐蜃気楼に手を振る』 2003『虹果て村の秘密』 2008『壁抜け男の謎』 2009『赤い月、廃駅の上に』 2013『幻坂』 2019『こうして誰もいなくなった』 2020『おろしてください』(怪談えほん) <ノンシリーズ(シリーズ外) 著者名本未収録リスト> 「Smoker's View 名探偵Q氏 紫煙をくゆらす」:『ダ・ヴィンチ 2011年9月号』(メディアファクトリー) 「Nosmoker's View 名探偵Q氏 ついに求婚す」:『ダ・ヴィンチ 2011年10月号』(メディアファクトリー) 「竹迷宮」:『小説宝石』2018年8月号(光文社) <セレクション> 2006『動物園の暗号』 <エッセイ・評論> 1998『有栖の乱読』 1999『有栖川有栖の密室大図鑑』 2002『作家の犯行現場』 2002『迷宮逍遥―有栖のミステリ・ウォーク』 2003『赤い鳥は館に帰る』 2006『謎は解けるほうが魅力的』 2006『正しく時代に遅れるために』 2008『鏡の向こうに落ちてみよう』 2008『有栖川有栖の鉄道ミステリー旅』 2009『本格ミステリの王国』 2010『図説 密室ミステリの迷宮』 2017『ミステリ国の人々』 2019『論理仕掛けの奇談 有栖川有栖解説集』 <アンソロジー> 2001『有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー』 2004『有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー』 2013『小説乃湯 お風呂小説アンソロジー』 2014『大阪ラビリンス』 ■「双頭の悪魔」 未読者は注意! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「孤島パズル」文庫版・解説に、「双頭の悪魔」のネタバレ有り。 読了までは、「孤島パズル」の解説は読まない事をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ スレ立て乙です。 >>10 双頭の悪魔のネタバレ解説で、顰蹙をかった光原百合さんも亡くなってしまいましたね。江神さんの行く末を知らないまま。 「スイス時計の謎」で 消去法で彼以外に犯人はいないとするロジックに 穴はないのだろうかと、かなり考えたことがあるが 219 それでも動く名無し 2023/07/31(月) 20:26:51.53 ID:pA5+SQtP0 すっげぇかわいいのにおっぱいも綺麗で大きいし、尻もエロい https://i.im ;gur.com/gW3M6F6.jpg https://i.im ;gur.com/jQv1JNu.jpg https://is ;.gd/xkUfeT 620 名無しさん@ピンキー sage 2023/07/31(月) 17:36:57.85 ID:AS4vmq4R0 不朽の名作が復活していたので https://i.im ;gur.com/WnTxGR9.jpg https://i.im ;gur.com/NHE1X6x.jpg https://is ;.gd/Q5ZYzk 京極さんの鵺の出版がきまりました・・・江神シリーズはどうなんですかね・・・ 双頭から15年待ち、女王から16年待ちですが・・・ 年老いた有栖がベッドの上で 江神も火村もマリアたちも ぜんぶ存在しない妄想だったことに気が付くラスト 二人の仲の良さゆえなのだろうけど 有栖への火村の話し方が冷たく感じるときがある 「46番目の密室」が2.5次元俳優でミュージカル化だと 火村シリーズはメディアミックスのフットワーク軽いな このミュージカルは美しくない と言われないように頑張れ 江神の登場する学生アリスシリーズは 有栖川の学生時代を反映して書いていただろうが 氏が年齢を重ね、どんどん学生気分から離れていくと ますます筆は進まなくなって女王国に続く次作は遠のくだろうな 30歳まで生きられない説があるから 最終話は江神が死ぬか生きるかの瀬戸際に追いやられる展開だろうと思う 「マレー鉄道の謎」 サイトでおすすめだったから読んでみたけど 列車内での密室殺人かと思っていたが タイトルに偽りありw マレー鉄道は冒頭の列車事故だけで 本編での事件はさしずめ「トレーラーハウスの謎」といったところ 当初からツッコまれてた、 「『マレー鉄道の謎』は謎」というやつだな そもそもマレーは国名じゃないし マレー鉄道はシンガポールとマレーシアを縦断してるから 純粋には国名シリーズとも言えない マレーだけを見ても、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、 インドネシア、フィリピン、タイ南部、カンボジア等の 東南アジアの国々を合わせてマレー諸島なんだし バイクでSマックイーンっぽく大脱走したり 有栖川氏はそういうのをやりたかったんだと思う 女王国の城なら、17人よりもっと登場人物多いでしょ あの作品の最大の問題は例の文字に意味がない点 何を指してるか必死で考えたのにw 新装版ってなんか変わってる?違いは出版社と表紙だけ? ロシア紅茶読んだが八角のやつ、ドライアイスを床滑らせたら絶対音鳴るしエレベーターだってお到着音はするやろ これは無理あるなあ 八角のやつって劇の台本のやつか 推理参加型ミステリーだったのかな あれを生で見た人はいるのかな?感想が知りたい 八角のやつ企画したのが 当時イベント関係の専門学校通ってた友達だったので参加したけど (そのころはまだ有栖川さんの本読んでなかった) 役者による芝居と推理が融合したようなものだったと記憶している 最後に「○○が犯人だと思う人」と有栖川さんから質問があって挙手した思い出 「ドライアイスを滑らせるトリックはちゃんと試したんですよ」と有栖川さんがおっしゃってた なんであの時有栖川さんにハマらなかったんだと後悔してる 「朱色の研究」を読んだが 初めのほうに、いきなり容疑者になる人物が現れて 結局その人物が犯人だったって 推理も、ひねりも何も必要なかった 朱色の研究は犯人の一人称で倒叙形式で書けばよかったかもな Amazonでインド倶楽部のレビューが4.3になっててたまげた 俺の中ではワースト有栖川だけど、意外と評価高いのね 「朱色の研究」は西方浄土やら太陽に関する諸々を資料集めして うまく犯行の理由付けとして作品にまとめた感じだが 犯人はどうやって有栖川の自宅の電話番号を知ったのだろうか? プライバシーマーク制度が動き出したのが1998年 個人情報保護5法が成立したのが2003年 信じられないかもしれないけどそれまでは住所や電話番号は普通に公表されてた 朱色の研究は1997年の作品 その頃なら電話帳見れば電話番号はすぐわかる むかしのプロ野球の選手名鑑に、選手の住所まで載ってた記憶がある。 しいたけ好きとか公言するマリアってエロいな 俺のしいたけ食え しいたけって笠部分が広がってるが お前のはあんなに広がってるのか 遅まきながら「鍵の掛かった男」を読んだ。 中の島に3年勤務していたこともあり、情景がありありと目に浮かんできて一気によんだ。 80%は被害者の人生をたどっていくという、ハードボイルドな展開。 ただ、犯人特定のシンプルなロジックの切れ味はいつも通り。 火村シリーズの最高傑作とあえて断言だ。 火村作品は凡作が多いから、このレベルでも傑作になるんだよね 今作は、トリックはないし動機もすべて後付けだから、犯人限定のロジックのみが本格としての醍醐味。 そのロジックが、被害者の人生とみごとリンクするという強烈な冴えだった 今度中の島にいくことがあったら、淀屋橋の市役所から、フェスティバルタワーまでのんびり歩こう。 鍵男、もう8年前の作品なんだよな。 ついこの前読んだばかりの気がするのに。 あれ読んでから中之島に観光に行った。有栖川さんはその土地を魅力的に書くのが本当にうまいと思う。 火村シリーズの最高傑作というのは同意。 「鍵の掛かった男」が火村シリーズの最高傑作とは思わないが まあ個人の意見だし尊重する 火村シリーズは短編の方が切れ味あって好き あと個人的に鍵は作家の年を感じて入り込めなかった 火村と有栖の年齢設定より会話が年寄り臭いというか30代が持つ微妙な青臭さが感じられなくなったというか 例えば「孤島パズル」の自転車あとのロジックは読み直して理解できたけど、 「鍵男」は一発で理解できたんだよな。切れ味はどちらもあるけど、背景のの深みを、 感じるんだよな。それは作家の人生の歩みがそうさせてるんだろうけど、 火村シリーズの長編はやはりというか 『46番目の密室』かな ちなみに46番目の密室の舞台版が神奈川で上演されてたが 観た人いる? 孤島パズルでマリアが 江神とアリスの素敵な男といっしょでウキウキみたいなことを言ってるが アリスって美男子設定なのか? フツメンだと思ってた マリアは顔はかわいくても性格はブス マリアが加入しなかったら孤島も双頭もなかったけど それでもマリアなしでシリーズを続けてほしかった マリアは顔はかわいくても性格はブス マリアが加入しなかったら孤島も双頭もなかったけど それでもマリアなしでシリーズを続けてほしかった 有馬麻理亜という名前の人物が近大の准教授に実在するんだな 従兄弟や知人が4人も殺されたのに 礼子さんが寝坊したからアタシが朝食作るのって鼻歌交じりにご機嫌に朝食の支度をするマリア おかしいでしょ それは時代的に男は料理をしないんだし 別荘の持ち主側のマリアがするべき立場の筆頭だから 今の視点で言うのは作家がかわいそう 横レスだけど>>74 の言いたい問題はそこじゃないだろw 22時22分22秒22にレスするくらいの執着をみせーや 須磨子ってすごくいい女だよな 有栖川作品のなかでもダントツの1位だ じっと何をしないでいても、いたたまれないので 朝食でも作ろうという気分でしょう べつにおかしくはない 血縁のないれーこさんのほうが 一応の叔父やいとこや知り合いよりはるかに好きってだけやろ 連続殺人がおきて犯人が特定できてなくて いつも早起きの大好きな礼子が起きてこないなら 普通の人は心配で見に行くよ 鼻歌まじりに朝食の準備なんてしてる場合じゃない ヒロインはどうも鼻につくと言うか、サークラ感が否めないなーと思ったけど もっと地雷サークラがいたからマリアはそんな気にならなかったわ 西之園さんって言うんだけど >>81 その手のことってミステリでよくあるよね てめえが犯人か?とか思ってしまうけど 結局ストーリーのために都合よく動かされただけなことが多い こういうのが少ない小説が好きだな マリアは孤島パズルの時点では初登場だったから 読んでる間、彼女が犯人の可能性を考えたりしてたな なので、そういうミスリードを誘う意味もあったのだろう たまに女性キャラの描写がいまいちだなって思う事がある っていうか本格もので女性の描写がすぐれているものが思い浮かばない アガサ・クリスティーとかの女性作家じゃないと どうしても女性キャラは男視点の女キャラになるからしょうがない むしろ、女性が女性視点で描ける男性作家ってたとえば誰? 女性を書くのって難しいよな。 可愛らしく書けばぶりっ子と言われ、理屈っぽく書けば可愛げがないと言われ、風変わりに書けばヤバいやつと言われる。 男だと理屈っぽくても風変わりでももむしろキャラクターの特長として好意的に解釈されるから男の方が書きやすそう。 ミステリーに限らないけど、どんな女性を描いたとしても女性作家じゃないと批判される傾向はあるな 有栖川有栖 創作塾 @sousakunet 歌劇化がきっかけで『46番目の密室』に目を通したら、 「あれ?」というミス (漢字2文字。本筋には関係なし) に気づいて、先日の重版で修正。 31年間、新装版を含めて版を重ねながら (角川ビーンズ文庫版もある) 見過ごされてしつこいミスがやっと直った。 (有栖川) https://pbs.twimg.com/media/F-ZR1GlbAAAqPnQ.jpg https://pbs.twimg.com/media/F-ZR2fXawAAcKng.jpg 今回の重版分での『46番目の密室』の修正箇所。 「どこが変わったか見つけよう」とページを繰る人がいらしたら申し訳ないので――。 52ページにあります。 (有栖川) 女性はおばちゃんです!肝っ玉です!とでも書いとかないと 俺の恋愛対象にならない!というケチがつけられてる感じがする 男探偵は実際にいたら相当変なヤツ、お付き合いしたくないヤツだらけ 「46番目の密室」52ページの漢字2文字修正ってどの漢字? ドラマの小町さんは良かったよ 火村への敵対心と憧れの揺れる気持ちを表現できてた read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる