有栖川有栖42
学生アリスシリーズ 1989『月光ゲーム』 1989『孤島パズル』 1992『双頭の悪魔』 2007『女王国の城』 2012『江神二郎の洞察』(短編集) <著者名小説単行本未収録リスト> 「望月周平の秘かな旅」:『創元推理2 1993年春号』(東京創元社) 「老紳士は何故……?」:『競作 五十円玉二十枚の謎』(東京創元社) 「古都パズル」:『ミステリーズ! vol.60 AUGUST 2013』(東京創元社) 「蒼ざめた星」:(エッセイ集『本格ミステリの王国』に手書き原稿収録) 「推理研VSパズル研」:(文藝春秋『オール讀物 2020年7月号』) 「女か猫か」:(文藝春秋『オール讀物 2021年5月号』) 作家アリスシリーズ(1/2) (★は国名シリーズ ◎は長編) 1992『46番目の密室』◎ 1993『ダリの繭』◎ 1994『ロシア紅茶の謎』★ 1995『海のある奈良に死す』◎ 1995『スウェーデン館の謎』◎★ 1996『ブラジル蝶の謎』★ 1997『英国庭園の謎』★ 1997『朱色の研究』◎ 1999『ペルシャ猫の謎』★ 2001『暗い宿』 2001『絶叫城殺人事件』 2002『マレー鉄道の謎』◎★ 2003『スイス時計の謎』★ →(注意:表題作は『ダリの繭』の後に読むこと) 2003『白い兎が逃げる』 2005『モロッコ水晶の謎』★ 2006『乱鴉の島』◎ 2008『妃は船を沈める』◎ 2008『火村英生に捧げる犯罪』 2010『長い廊下がある家』 2011『高原のフーダニット』 2013『菩提樹荘の殺人』 2014『怪しい店』 2015『鍵の掛かった男』◎ 2017『狩人の悪夢』◎ 2018『インド倶楽部の謎』◎★ 2019『 カナダ金貨の謎』★ 2022『 捜査線上の夕映え』◎ 作家アリスシリーズ(2/2) <著者名本未収録リスト> 「砂男」:『大阪人 1997年1月~12月号』(大阪都市協会) 「砕けた叫び」:『血文字パズル』(角川スニーカー文庫)/『赤に捧げる殺意』(角川書店) 「海より深い川」:『小説NON 2004年5月号』(祥伝社) 「走りだせない日」:『tree 連載企画 Day to Day 2020年5月』 「日本扇の謎」:『メフィスト 2023 SPRING VOL.7』~ (講談社) <自選短編集> 2013『臨床犯罪学者・火村英生の推理 密室の研究』 2014『臨床犯罪学者・火村英生の推理 暗号の研究』 2014『臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究』 2017『名探偵傑作短篇集 火村英生篇』 <純シリーズ(ソラシリーズ)> 2011『闇の喇叭』 2011『真夜中の探偵』 2012『論理爆弾』 (『論理爆弾』ノベルス版のみに「論理爆弾 事件前夜 黒田邸にて」収録 講談社サイトで無料閲覧可能→ http://kodansha-novels.jp/1212/arisugawaarisu/read1.html ) <心霊探偵シリーズ> 2017『濱地健三郎の霊なる事件簿』 2020『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』 2022『濱地健三郎の呪える事件簿』 <ノンシリーズ(シリーズ外)> 1990『マジックミラー』 1996『幻想運河』 1996『山伏地蔵坊の放浪』 1998『ジュリエットの悲鳴』 2000『幽霊刑事』(新装版には「幻の娘」収録) 2001『作家小説』 2002『まほろ市の殺人 冬‐蜃気楼に手を振る』 2003『虹果て村の秘密』 2008『壁抜け男の謎』 2009『赤い月、廃駅の上に』 2013『幻坂』 2019『こうして誰もいなくなった』 2020『おろしてください』(怪談えほん) <ノンシリーズ(シリーズ外) 著者名本未収録リスト> 「Smoker's View 名探偵Q氏 紫煙をくゆらす」:『ダ・ヴィンチ 2011年9月号』(メディアファクトリー) 「Nosmoker's View 名探偵Q氏 ついに求婚す」:『ダ・ヴィンチ 2011年10月号』(メディアファクトリー) 「竹迷宮」:『小説宝石』2018年8月号(光文社) <セレクション> 2006『動物園の暗号』 <エッセイ・評論> 1998『有栖の乱読』 1999『有栖川有栖の密室大図鑑』 2002『作家の犯行現場』 2002『迷宮逍遥―有栖のミステリ・ウォーク』 2003『赤い鳥は館に帰る』 2006『謎は解けるほうが魅力的』 2006『正しく時代に遅れるために』 2008『鏡の向こうに落ちてみよう』 2008『有栖川有栖の鉄道ミステリー旅』 2009『本格ミステリの王国』 2010『図説 密室ミステリの迷宮』 2017『ミステリ国の人々』 2019『論理仕掛けの奇談 有栖川有栖解説集』 <アンソロジー> 2001『有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー』 2004『有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー』 2013『小説乃湯 お風呂小説アンソロジー』 2014『大阪ラビリンス』 ■「双頭の悪魔」 未読者は注意! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「孤島パズル」文庫版・解説に、「双頭の悪魔」のネタバレ有り。 読了までは、「孤島パズル」の解説は読まない事をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ スレ立て乙です。 >>10 双頭の悪魔のネタバレ解説で、顰蹙をかった光原百合さんも亡くなってしまいましたね。江神さんの行く末を知らないまま。 「スイス時計の謎」で 消去法で彼以外に犯人はいないとするロジックに 穴はないのだろうかと、かなり考えたことがあるが 219 それでも動く名無し 2023/07/31(月) 20:26:51.53 ID:pA5+SQtP0 すっげぇかわいいのにおっぱいも綺麗で大きいし、尻もエロい https://i.im ;gur.com/gW3M6F6.jpg https://i.im ;gur.com/jQv1JNu.jpg https://is ;.gd/xkUfeT 620 名無しさん@ピンキー sage 2023/07/31(月) 17:36:57.85 ID:AS4vmq4R0 不朽の名作が復活していたので https://i.im ;gur.com/WnTxGR9.jpg https://i.im ;gur.com/NHE1X6x.jpg https://is ;.gd/Q5ZYzk 京極さんの鵺の出版がきまりました・・・江神シリーズはどうなんですかね・・・ 双頭から15年待ち、女王から16年待ちですが・・・ 年老いた有栖がベッドの上で 江神も火村もマリアたちも ぜんぶ存在しない妄想だったことに気が付くラスト 二人の仲の良さゆえなのだろうけど 有栖への火村の話し方が冷たく感じるときがある 「46番目の密室」が2.5次元俳優でミュージカル化だと 火村シリーズはメディアミックスのフットワーク軽いな このミュージカルは美しくない と言われないように頑張れ 江神の登場する学生アリスシリーズは 有栖川の学生時代を反映して書いていただろうが 氏が年齢を重ね、どんどん学生気分から離れていくと ますます筆は進まなくなって女王国に続く次作は遠のくだろうな 30歳まで生きられない説があるから 最終話は江神が死ぬか生きるかの瀬戸際に追いやられる展開だろうと思う 「マレー鉄道の謎」 サイトでおすすめだったから読んでみたけど 列車内での密室殺人かと思っていたが タイトルに偽りありw マレー鉄道は冒頭の列車事故だけで 本編での事件はさしずめ「トレーラーハウスの謎」といったところ 当初からツッコまれてた、 「『マレー鉄道の謎』は謎」というやつだな そもそもマレーは国名じゃないし マレー鉄道はシンガポールとマレーシアを縦断してるから 純粋には国名シリーズとも言えない マレーだけを見ても、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、 インドネシア、フィリピン、タイ南部、カンボジア等の 東南アジアの国々を合わせてマレー諸島なんだし バイクでSマックイーンっぽく大脱走したり 有栖川氏はそういうのをやりたかったんだと思う 女王国の城なら、17人よりもっと登場人物多いでしょ あの作品の最大の問題は例の文字に意味がない点 何を指してるか必死で考えたのにw 新装版ってなんか変わってる?違いは出版社と表紙だけ? ロシア紅茶読んだが八角のやつ、ドライアイスを床滑らせたら絶対音鳴るしエレベーターだってお到着音はするやろ これは無理あるなあ 八角のやつって劇の台本のやつか 推理参加型ミステリーだったのかな あれを生で見た人はいるのかな?感想が知りたい 八角のやつ企画したのが 当時イベント関係の専門学校通ってた友達だったので参加したけど (そのころはまだ有栖川さんの本読んでなかった) 役者による芝居と推理が融合したようなものだったと記憶している 最後に「○○が犯人だと思う人」と有栖川さんから質問があって挙手した思い出 「ドライアイスを滑らせるトリックはちゃんと試したんですよ」と有栖川さんがおっしゃってた なんであの時有栖川さんにハマらなかったんだと後悔してる 「朱色の研究」を読んだが 初めのほうに、いきなり容疑者になる人物が現れて 結局その人物が犯人だったって 推理も、ひねりも何も必要なかった 朱色の研究は犯人の一人称で倒叙形式で書けばよかったかもな Amazonでインド倶楽部のレビューが4.3になっててたまげた 俺の中ではワースト有栖川だけど、意外と評価高いのね 「朱色の研究」は西方浄土やら太陽に関する諸々を資料集めして うまく犯行の理由付けとして作品にまとめた感じだが 犯人はどうやって有栖川の自宅の電話番号を知ったのだろうか? プライバシーマーク制度が動き出したのが1998年 個人情報保護5法が成立したのが2003年 信じられないかもしれないけどそれまでは住所や電話番号は普通に公表されてた 朱色の研究は1997年の作品 その頃なら電話帳見れば電話番号はすぐわかる むかしのプロ野球の選手名鑑に、選手の住所まで載ってた記憶がある。 しいたけ好きとか公言するマリアってエロいな 俺のしいたけ食え しいたけって笠部分が広がってるが お前のはあんなに広がってるのか 遅まきながら「鍵の掛かった男」を読んだ。 中の島に3年勤務していたこともあり、情景がありありと目に浮かんできて一気によんだ。 80%は被害者の人生をたどっていくという、ハードボイルドな展開。 ただ、犯人特定のシンプルなロジックの切れ味はいつも通り。 火村シリーズの最高傑作とあえて断言だ。 火村作品は凡作が多いから、このレベルでも傑作になるんだよね 今作は、トリックはないし動機もすべて後付けだから、犯人限定のロジックのみが本格としての醍醐味。 そのロジックが、被害者の人生とみごとリンクするという強烈な冴えだった 今度中の島にいくことがあったら、淀屋橋の市役所から、フェスティバルタワーまでのんびり歩こう。 鍵男、もう8年前の作品なんだよな。 ついこの前読んだばかりの気がするのに。 あれ読んでから中之島に観光に行った。有栖川さんはその土地を魅力的に書くのが本当にうまいと思う。 火村シリーズの最高傑作というのは同意。 「鍵の掛かった男」が火村シリーズの最高傑作とは思わないが まあ個人の意見だし尊重する 火村シリーズは短編の方が切れ味あって好き あと個人的に鍵は作家の年を感じて入り込めなかった 火村と有栖の年齢設定より会話が年寄り臭いというか30代が持つ微妙な青臭さが感じられなくなったというか 例えば「孤島パズル」の自転車あとのロジックは読み直して理解できたけど、 「鍵男」は一発で理解できたんだよな。切れ味はどちらもあるけど、背景のの深みを、 感じるんだよな。それは作家の人生の歩みがそうさせてるんだろうけど、 火村シリーズの長編はやはりというか 『46番目の密室』かな ちなみに46番目の密室の舞台版が神奈川で上演されてたが 観た人いる? 孤島パズルでマリアが 江神とアリスの素敵な男といっしょでウキウキみたいなことを言ってるが アリスって美男子設定なのか? フツメンだと思ってた マリアは顔はかわいくても性格はブス マリアが加入しなかったら孤島も双頭もなかったけど それでもマリアなしでシリーズを続けてほしかった マリアは顔はかわいくても性格はブス マリアが加入しなかったら孤島も双頭もなかったけど それでもマリアなしでシリーズを続けてほしかった 有馬麻理亜という名前の人物が近大の准教授に実在するんだな 従兄弟や知人が4人も殺されたのに 礼子さんが寝坊したからアタシが朝食作るのって鼻歌交じりにご機嫌に朝食の支度をするマリア おかしいでしょ それは時代的に男は料理をしないんだし 別荘の持ち主側のマリアがするべき立場の筆頭だから 今の視点で言うのは作家がかわいそう 横レスだけど>>74 の言いたい問題はそこじゃないだろw 22時22分22秒22にレスするくらいの執着をみせーや 須磨子ってすごくいい女だよな 有栖川作品のなかでもダントツの1位だ じっと何をしないでいても、いたたまれないので 朝食でも作ろうという気分でしょう べつにおかしくはない 血縁のないれーこさんのほうが 一応の叔父やいとこや知り合いよりはるかに好きってだけやろ 連続殺人がおきて犯人が特定できてなくて いつも早起きの大好きな礼子が起きてこないなら 普通の人は心配で見に行くよ 鼻歌まじりに朝食の準備なんてしてる場合じゃない ヒロインはどうも鼻につくと言うか、サークラ感が否めないなーと思ったけど もっと地雷サークラがいたからマリアはそんな気にならなかったわ 西之園さんって言うんだけど >>81 その手のことってミステリでよくあるよね てめえが犯人か?とか思ってしまうけど 結局ストーリーのために都合よく動かされただけなことが多い こういうのが少ない小説が好きだな マリアは孤島パズルの時点では初登場だったから 読んでる間、彼女が犯人の可能性を考えたりしてたな なので、そういうミスリードを誘う意味もあったのだろう たまに女性キャラの描写がいまいちだなって思う事がある っていうか本格もので女性の描写がすぐれているものが思い浮かばない アガサ・クリスティーとかの女性作家じゃないと どうしても女性キャラは男視点の女キャラになるからしょうがない むしろ、女性が女性視点で描ける男性作家ってたとえば誰? 女性を書くのって難しいよな。 可愛らしく書けばぶりっ子と言われ、理屈っぽく書けば可愛げがないと言われ、風変わりに書けばヤバいやつと言われる。 男だと理屈っぽくても風変わりでももむしろキャラクターの特長として好意的に解釈されるから男の方が書きやすそう。 ミステリーに限らないけど、どんな女性を描いたとしても女性作家じゃないと批判される傾向はあるな 有栖川有栖 創作塾 @sousakunet 歌劇化がきっかけで『46番目の密室』に目を通したら、 「あれ?」というミス (漢字2文字。本筋には関係なし) に気づいて、先日の重版で修正。 31年間、新装版を含めて版を重ねながら (角川ビーンズ文庫版もある) 見過ごされてしつこいミスがやっと直った。 (有栖川) https://pbs.twimg.com/media/F-ZR1GlbAAAqPnQ.jpg https://pbs.twimg.com/media/F-ZR2fXawAAcKng.jpg 今回の重版分での『46番目の密室』の修正箇所。 「どこが変わったか見つけよう」とページを繰る人がいらしたら申し訳ないので――。 52ページにあります。 (有栖川) 女性はおばちゃんです!肝っ玉です!とでも書いとかないと 俺の恋愛対象にならない!というケチがつけられてる感じがする 男探偵は実際にいたら相当変なヤツ、お付き合いしたくないヤツだらけ 「46番目の密室」52ページの漢字2文字修正ってどの漢字? ドラマの小町さんは良かったよ 火村への敵対心と憧れの揺れる気持ちを表現できてた そんなんよりスイス時計の新装改訂版どうなったんだよ >>100 そこくらいしかないよね 「精鋭な社会性」っておかしな表現なのかな 正しくは何になってるんだろ 野糞がアリバイの証明になるっつって野糞探しまわったあげく野糞出てくるけどロジック出てこないやつマジ野糞だからオススメ 探偵の謎解きはいつも長々としていて 女性たちをイライラさせてしまう 「もっと簡潔に話せる人いないの?ヽ(`Д´)ノ」 >>105 とりあえず学生アリスシリーズ読んどけば、残りの全作品読むのと同じくらいの満足度得られるよ 月光ゲームから読み始めると そこで挫折する可能性が高い ヒーリング系もしくはドローンアンビエントで最強のリラックスを手に入れてください。 自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵を得ることができます。 神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。 試してみてください。//youtu.be/e1IPKVrDUoM アリスはマリアよりも理代のほうがお似合い 江神も最終章が終わって生き残ったらルナと結ばれてほしい 江神は30歳を前にして学生のまま最終話で〇ぬんじゃないの? そんなことしたら 江神ファンがヒステリーを起こすよ 学生シリーズ最終話は有栖川先生の没後50周年の遺作として公表されるからお前らが読むことはないよ 没後50年で著作権切れるんじゃなかったっけ そのさいは、生前に発表してきた有栖川作品の著作物はすべて青空文庫行きか 著作権の保護期間が死後50年から70年に延長されてたか 有栖川作品は没後50年でも読み継がれるのかな? ミス研のマニアックな人たちがごく稀に手に取ることがあれば御の字か まあそもそも今から何十年後かに読書という習慣があるかどうかも怪しいか 紙媒体はなくなるかもしれないが 電子化して読書自体はなくならないだろ 孤島って 電気水道ガスってどうしてんだろ あと、便所はボっとん? ボっとんでも汲み取りしないといつかあふれるけど 離島での電気は自家発電でガスはプロパンだろうな 水は井戸地下水)がないなら、海底送水管や海水淡水化装置等、簡易水道ってのもあるが 角島に簡易水道はなさそうだな 水は船でタンクで輸送かな? 角島じゃなかったわ、ごめんw 本土と近そうなら、海底送水管が引かれてたりする場合もあるが 嘉敷島は知らんけど >>128 今メフィストで連載してるよ日本扇の謎 まだまだ序盤って感じだけど 一冊の本になるのはまだ先やろね >>129 あ、連載してるんだ。 知らなかった、ありがとう。 でも一冊にまとまるのはまだ当分先そうだね。 わざわざ日本扇と"日本"とつけるところは トリックか何かで中国の扇と違う何かがあるのね? >>131 129だけどまだ日本扇は活躍してないわ トリックに使われたら面白いよね >>130 メフィストが3ヶ月に1回発行?だから前の話の流れをすっかり忘れて読んでる一冊の本になって読む方が楽しく読めると思う 歳をとらないと決めたにしても… 今ググったらキャメルのパッケージが注意書きだらけで思ってたのと違った 日本扇と中国扇の相違点 扇子は日本人が発明したもの 日本の扇子は、はじめ、片面にだけ紙が貼り付けられたものだった 中国では両面貼りになり、それが逆輸入されて その後日本でも両面貼りが使われるようになったもよう 何かのトリックに使えそう? 英国庭園とかロシア紅茶とか別にそうでなくても成り立ってただろ 扇子といえば、開く支点になる部分を要っていうけど 話のオチは「今回の事件は日本扇だけに、○○が要(かなめ)だったな」って使えそう >>140 刑事「お、さすが有栖川さん、センスありますねぇ! コメディもいけるのでは?」 有栖「いやあ、煽らないでください(笑)」 火村「……」 双頭はおもしろいけど やっぱり動機がいまいちなんだよな 犯人が1人ならまあそれもあるかなと思えるけど 3人が即座に犯行に及ぶほどのものかと言われれば否だな 双頭は昔、香川ドラマ見てから、同シリーズのファンになったわ。DVDでてないのかな。 双頭の悪魔を見たんだけどそんなにだったな 月光と孤島パズルはよかったけど双頭の悪魔は長いわりにあまりワクワクもドキドキもなかった 鍾乳洞はなんだったの 双頭の悪魔で、個人的に最高に面白かったのは 落ちた橋を挟んで二手で別々の事件の推理が展開されるんで 江神がいない側ではどうなるんだろうと不安だったのが 望月の推理がコントのようにビシバシ的中していくのが モチもやるじゃん!と素敵だった あくまで原作小説の話な 香川ドラマ版は見てないので知らんけど まだ三冊して見てないけどアリスが主役じゃなくて毎回解くのは江神なんだなこれ >アリスが主役じゃなくて毎回解くのは江神なんだな そりゃアリスはワトソン役だからといっても 三冊しか”見てない”という世代だと ワトソン役って何?と問われそう 見てないってのは関西で使う言葉だな 今日はまだパンしか食べてないとか 何巻まで見た?まだ5巻までしか見てない みたいな いくら関西でも本を読むことを見るとか言わねえよ パンを食うこととなんの関係があるのかもわからねえ 食べていない、見ていない、じゃなくて食べてない、見ていない、 ってことなら関西じゃなくて日本全国で言ってる 問題は、火村シリーズと違い、 江神シリーズがなにかしらの契約上、 東京創元社からしか出せないということなのかもしれない ソラも続きが気になるのに続きが出ない 人気がない? それともある筋からストップ圧力がかかった? やけた線路はアンソロジー寄稿だから問題なかったつてこと? 平成のクイーンて有栖川さんじゃなかったっけ 青崎さん? 有栖川さんもクイーンみたいな帯が付いてた気がするんだけど 双頭(1992)だかのオビには、「21世紀のクイーン」みたいな、 数年先取りしたアオリがついていたような。 最初「21世紀の女王」と勘違いして、 有栖川有栖を女性だと思いこんでいて恥かいたから確か。 >>157 短編は他社の雑誌で何本も書いて、アンソロジーに収録されたりしている >>161 まちがい デビューは1989年1月で、平成の初っ端 >>163 ごめん、間違えた でも、amazonによると、初版刊行は1989/1/1みたいだから、まだ昭和だね ↑は月光ゲームの初版の話ね それ以前にも短編発表してるけど 初期のころは本格的なミステリ作家と評価していたが 火村シリーズで量産し明らかに質が落ちた 女王国も酷かったので江神シリーズの最終作も期待できない >>164 発行日って正確な日付ではないとかじゃなかったっけ? なんかそんなのをネタにした話があったような >>167 刊行日がずれることもあるけど、普通は早めに出版されるんじゃない? 遅れたとしても、1月7日の昭和天皇の崩御にぎりぎり間に合った気がする まあ、実際のことはわからないんで、あくまで自分の意見だけど 「月光ゲーム」が発売されたのは平成になってまもなくだったと、作者がエッセイだかに書いていたよ 講演か何かで話すのを聞いたこともある 作者が言うんだから確かだろう ちゃんと調べたら、1月20日初版の奥付けの画像見つけたわ だから、もう平成だね お騒がせしました 1989年の平成の初っ端は、天皇崩御により 何でもかんでも自粛ムードが強かった中で デビューしたのは、売り上げに響いたかもしれんね 大々的なデビューならともかく、名もない新人の本がひっそり発売されてる状況で自粛も何も関係ないだろ >>174 あいつとあいつは自演の同一人物でおそらく中の人間は死んだ 2010年代の時50とか60代って噂だったし 朱色の研究を読んだ 犯人はまんまなので、犯人あてとしては物足りないが 人は夕陽の朱色で魔が差すというのは理解でき 物語として良い作品だったと読後感の余韻に浸れた 朱色の研究、自分は犯人の動機に納得できなかったなぁ そこ以外は良い作品だと思っただけに惜しい まんまではあるんだろうけど マンションではまんまとひっかかったわ 女性を殺した動機は、求愛してきたから 魅力ある女性だったことで 彼は別の女性への気持ちがブレるのを恐れて…… それは何となくわかる気もする それより、マンションの別件で 自らが容疑者になるリスクを冒すトリックは 現実だとやらないだろうなってとこかな ネタバレせずにナニを語るんだ? 時代遅れもはなはだしい >>158 「闇の喇叭」を数十ページ読んで挫折したけど、まだ完結してなかったのか。 合唱趣味の同級生のニックネームが「ガンジス」というところで、そっと本を閉じた。 >>186 そんなことで本を閉じるのか 変わってるな ソラ・シリーズって、なんで最初の1巻(ソフトカバー)だけ理論社から出たんだろ。 文庫版は3作とも講談社だけど。 >>188 理論社がつぶれたから出版社が移った あのYAシリーズで出た作品のいくつかで、同じようなことがあったはず >>189 ありがとう。ウィキによるとちょうど「闇の喇叭」のころつぶれてたのね。 >近年は大人向けの文芸書やサブカルチャージャンルに進出して >出版点数を増やす路線を取り、結果としてその失敗が経営破綻を招いた。 失敗だったのか…… 有栖川先生(本物)の奥さんが小学校時代の同級生っていうの、 本当なの? 初恋の人と結婚したのかなあ。 >>192 小説の中ではなくリアルな有栖川さんって言いたいんだろうけど、そもそも小説の中の有栖川は結婚どころか特定のお相手すらいないからなあ カナリア預かってくれ言ってきた女が何かの伏線なのかと思ったら何もなく、恋愛話になるでもなく何だったんだあれは、繭だったか? 隣人とはもっと親密になりたいとお茶に誘うような場面が一度あったと思う 『鍵の掛かった男』に出て来た某女性(一応メール欄)、 なんとなくアリスといい雰囲気になりそうだったけど、 あのあと出て来た? >>194 真野早織とかいう英語教員だっけ? アリス先生が、いい所見せようと真野先生(の教え子)の相談に乗ってあげる話があったな。 女編集者とか女流ミステリ作家も、たまに出てくる印象。 その人たちとも普通に交流してるし、 作家アリスも別にコミュ障とか女嫌いとかじゃないんよね。 作家アリスが妙に気にしてた女編集者は、(メール欄)になっちゃうしなあ 周辺の女性 と言えば、火村の下宿のばあちゃんって、 夫はいなそうだけど死んだのか、そもそも未婚なのか。 >>201 旦那さんは亡くなっている 同居していないが、娘さんがいたと思う >>203 ありがとう。娘さんいたのか。 いつか出て来て「火村先生にご相談が・・」と仕事持ち込みそう。 タバコの値上がりのせいでキャメル(クラフト)に乗り換えた 火村が吸ってるのは普通の12のやつなのかな >>205 俺も同じ理由でキャメル吸ってるけど何で安いんだろ? 双頭の悪魔の次は何を読めばいいの?色々ありすぎて順番がわからん 順番なんてどうでも良いと思うけど、国名シリーズはところどころにその時代の雰囲気がにじみ出てるから、時系列で読むのが良いのだろうな >>205 >>210 火村助教授登場当初の20世紀と違って、 いまじゃどこでも大学構内はもちろん個人研究室でも喫煙禁止だし、 火村准教授、大学にいる時は禁断症状が酷そうだな。 火村センセー、昨日今日は大学の共通試験で試験監督業務か。 お疲れ様。 >>211 ニコレットで欠乏症状はどうにでもなる まああれは建前上は禁煙補助薬のために購入が認められるのだがドラッグストアなどだと固いことは言わない(感冒薬や咳止めのほうがよほど細かい)。 とはいえ「紫煙をくゆらす」という行為自体を求める層もいるけど。 『鍵の掛かった男』でアリスが部屋でタバコ吸っていたが、 中之島のあのホテルは、全室喫煙可能ルームなんだろうかとちょっと気になった。 いくら雰囲気いいホテルでも、煙草の臭いが染みついてるのはいやだなあ。 >>214 喫煙者(禁煙中らしいが)の影浦先生が定宿としてるところだから、吸えると考える方が自然だろうね。 今どきは禁煙を指定して検索する人も多いから経営戦略的には悪手な気もするけど。 「鍵の掛かった男」って、新しいようで、もう7、8年前の作品だ その7、8年でホテルの禁煙がぐーんと進んだんだよ 銀星ホテルが実在したら、おそらく今は全室禁煙 ちょっと前に子どもの保護者懇談会で大学に何十年ぶりかに入ったけど、 喫煙スペースみたいな場所は無かったな 職員さんに尋ねたらキャンパスは全面禁煙だと タバコ吸う学生も禁断症状出そうだがどうしてるんだろ・・・?? って帰宅後に子どもに聞いたら、臭くなるし今は誰も喫煙なんかしてねーよ って冷めた目で言われた・・・( ;∀;)クサイノカ そりゃお子さんの大学が優秀なんだよ アホ大学は今でも一定数の喫煙者がいて、学内で吸えないから路上で吸って周りの住宅に迷惑かけてる 昔よりは圧倒的に減ったのは事実だけどね 妹が大学通ってた頃、 「タバコを喫っている俺ってカッコイイでしょ?」と 女の子にアピールするために喫ってるヤツがいた、と怒りながら言ってた。 アホな男やな…… 今の若い子は、タバコ吸う人のことはちょっと蔑んでる感じあるね ミステリの出来にまったく関係ないんだけど、 頻繁にタバコ吸う34歳の大学准教授ってのが令和では珍しいのかな。 私は修士課程まででやめたけど、博士課程の先輩(喫煙者)が指導教員から、 「大学のポストに就きたいなら、喫煙と実名SNSはやめとけ」と注意を受けていた。 >>215 「全室禁煙だが喫煙ルームを設ける」「全館禁煙」のホテルが増えている。 逆に「喫煙室あり」で中毒者を集客する方針のホテルもチラホラ。 2月に久しぶりに中の島いくので、ゆっくり歩いてみる。 >>222 2010年国民生活基礎調査 学歴別喫煙率(男性35-44歳) 中卒66.4%(36.7%) 高卒54.9%(27.2%) 大卒35.8%(22.2%) 大学院卒17.1%(15.0%) カッコ内はヘビースモーカーの割合 大学院まで行く人の喫煙率は低いけど、吸う人はほぼヘビースモーカーらしい。火村せんせーにも当てはまるね。 まあこの調査は10年以上前だし、修士と博士を分けたらまた違う傾向が出るかもしれないけど。 若い読者が読んだら、いくら携帯灰皿用意してるとは言っても、 あちこちでタバコ吸ってる火村先生には違和感あるのかなあ。 爺さん刑事ならともかく、30代前半の大学の准教授だし。 某大人気漫画のキャラ(90年代〜)が、 料理人なのにタバコ吸ってる設定が今じゃ違和感バリバリなのと同じように、 数十年前は普通の喫煙キャラも、今じゃ違和感あるの仕方ないのかもね。 火村の場合、昔は「煙草、吸うのね。ふーん」だった 時代が変わって、「煙草、吸うのね。そりゃ吸うよな」と火村らしさが増した気がする 火村の場合、昔は「煙草、吸うのね。ふーん」だった 時代が変わって、「煙草、吸うのね。そりゃ吸うよな」と火村らしさが増した気がする 火村は童貞疑惑がある 江神は実はヤリチンである 作家アリスは風俗好きである 学生アリスは童貞は捨てたが恋人がいたことはない たしか吸ってたはず NHKの猫の番組で吸ってなかった? >>235 ありがとう。 室内飼いのペット飼ってると禁煙する人多いけど、 まあ火村の初期設定=喫煙者だから仕方ないか。 でも、下宿のネコとばあちゃんのためにも、そろそろ火村に禁煙させてもいいのかもね。 ところで空閑シリーズの新作ってもう出ないのかな? 『論理爆弾』からもう10年以上たつけど。 あのシリーズは、本格ミステリ的なトリックや趣向が ほかの作品に比べると雑だから、 あまり本格好きには評価されていないのかもなあ。 有栖川さんの特徴の軽やかな雰囲気もないからなぁ 読んでて苦しい文章をわざわざ有栖川作品で見たいと思わないんだよ 少女探偵見習が行方不明の母親探して、国家的陰謀に巻き込まれるのがメインストーリーなんだから、 本格ミステリ的なトリックはたぶん、火村物では使えなそうなのを使ってる。 ただその分、シリーズ全体に跨る大トリックを仕掛けていると期待したい。 でもまあもう出ないだろうな、続刊。 >>228 80年代末が舞台の江神物だから私大キャンパス内でキャビンなんか吹かしているが、 いまの同志社でタバコなんか吸ったら、つまみ出されるだろうな よく覚えてないがソラのシリーズで 「黒色歌劇団」みたいな名前のバンドの楽曲の歌詞がちょっと、ダサかった 半島モデルはいろんな団体から横やりがくるから 続編は無理 なんかあまり設定詰めずにシリーズ開始して、 社会背景とか世界観とかのつじつま合わせに苦労して投げ出してるイメージ。 パソコンを電脳といったりインターネットを電網(だっけ?)いったり、 英語使用が禁止されてるとかの初期設定も失敗したと思ってるんじゃないか。 書いててめんどくさそう。 連投、 いま話題になってる事件(「桐島、偽名やめるってよ」)、 50年間も逃走を続ける革命派みたいな存在を知ると、 探偵行為を禁じられた世界の私立探偵って、一般人にとってはああいう過激派 みたいな位置づけなんだろうか。 潜伏50年で話題になってる元過激派の人、 自分の中では江神さんがあのイメージだわ。長髪、小柄。 >>248 あれ、そうだっけ。 小柄で長髪のキャビン部長、バイク乗りでガタイのいい短髪の織田、 眼鏡の中肉中背の望月のイメージだった。 ルナを゙結構おぶっていったりしてるから大柄のイメージあった。 どうしてもパワフルなイメージはないのだが 50年潜伏おじさん地上に出たら3日で… こんなの作家には書けないよな まさに事実は小説よりだわ 江神物の短編だと思ったけど、大みそかに神社で神火(の種火)? みたいなのをもらって、火が付いたままで電車に乗るってのがあったけど、 あれいまでもOKなの? をけら火ね 今は残念ながらダメやね 化学繊維は火がつきやすいし。 山村美紗の作品でもをけら火の話は出てたね >>249 「長い髪を肩まで垂らした長身の先輩」(瑠璃荘事件) 「長身で細身の望月に対して、織田は短躯でがっちりしてる」(やけた線路の上の死体) 「望月はひょろり、織田はずんぐり」(月光ゲーム) >>253 それだ、ググったら八坂神社ですか。 昔は、こんな会話があったんだろうか。 「電車に、をけら火を持って、乗っていいですか」 「をーけい(OK)ら!」 >>254 深く考えずに読んでたけど。 自分の中では、望月は小太りメガネのオタク風貌の本格マニア。 学生アリスが小柄なんじゃない? 二宮和也のイメージで読んでる 織田よりはアリスが高い 先輩を「高い」「低い」といっているから、本人は中背かな 学生アリスって京都人じゃないことは覚えてるけど、 出身地どこだっけ。兵庫とかだったか。 モチが和歌山の海沿いで信長が愛知なのは覚えてる。 マリアは東京だったか。 有栖のドラマはそこまで原作から弄られなくて良かったですね 作家アリスを女にして火村との恋愛要素も盛り込もう! とか、テレビ局は普通にやりそうだからなあ 提案はあったみたいだね 事前にこれだけは譲れない、って条件出したからマシになったんだと思う >>263 やっぱりあったのか。 でもたとえば「ご時勢なので、火村先生は喫煙しない設定でいいですか?」 という改変だったら、有栖川先生はどうしたんだろうか。 ちょっと前にこのスレでも話題になってたけど。 >>259 アリスは普通に大阪で実家から通学 江神さんは宮津あたりだっけ 作家アリスドラマは、窪田正孝は好きだけどあんなチャラ男にされたのが嫌で観てない >>265 え、アリスって自宅生だったのか。 どこかに下宿してたイメージだった。 ていうか、大阪から京都に通学ってどんだけ遠距離なんだと思ったが、 大阪ー京都で鈍行で30分、片道600円くらいなのか。 西日本の地理はよく分からん。 月光ゲームの夢の中で 学生アリスがあべの橋に自転車で来ているから 作家アリスとごく近所やな 双頭の悪魔のビデオは今でもトラウマ 特級呪物だったわ 作家アリスは親が岡山県だかの瀬戸内海沿いで隠居してるはずだが、 兄弟姉妹はいるのかな。 学生アリスはブラコン 江神はマザコン 信長はシスコン マリアはイトコン なぜか学生アリスシリーズのモチさんがマザコンのイメージがある。 なんか信長に比べて、モチさんの方がキャラ掘り下げられてる印象。 読んだことないけど短篇の主人公も務めてるんだっけ? 信長は幽霊屋敷で何かやってたくらいのイメージしかない。 信長は短髪低身長でガッシリしてるそうだが 俺の中ではハンターハンターのトンパになってしまう 信長が矢吹山のキャンプを提案しなきゃ あの事件は起きてないかもしれない 織田が京都でころされた後、家屋に火を放たれる 容疑者は明智、徳川、羽柴の三名 それを江神が解く 「マレー鉄道」の密室トリックは、 元は朝日放送の深夜テレビでやってた安楽椅子探偵用に 有栖川が提案したネタだったそうだが、綾辻に却下されてしまい 改変したものがマレー鉄道になったようだな 「安楽椅子探偵とUFOの夜」にも ガムテープで目張りされた密室が出てくるが あれがその代案だったのかな? >>284 よく「却下」とか表現する人がいるけど、なんかのトークショーで本人たちが「トリックが事件にうまく入らなかったので、発案者が自作で使うことになった」と話してたぞ たしかにトレーラーハウスはあのドラマに出せないなと納得した そもそもトレーラーハウスの密室も マレー鉄道の謎というタイトルになんら関係してないんだけどね 「日本推理作家協会賞とってる作品だから」、と 初・有栖川の読者が『マレー鉄道の謎』を手に取るのって、 長い目みたらいいことなのか悪いことなのか。 自分もマレーは嫌いじゃないけど、 初有栖川の読者が読んでも、リピーターになってくれそうにない気が…… あくまで個人の感想。 まあ世の中には「海のある奈良に死す」が初有栖川で、以後ハマった人も知ってるから、 何ともいえんけど。 ミステリーだと思うから微妙なだけで、旅行記もしくはキャメロンハイランドの紹介だと思うと断然楽しいで。 ちょっと前に火村のタバコ嗜好について話題になってたけど。 私大に合格した娘の入学手続き書の中に、「飲酒・喫煙に関する誓約書」が 入ってて、全員提出義務があるらしい。時代を感じさせる。 >>292 大学の入試要項に載ってるのかもしれんが探すのメンドウクサイw まあ、大学構内は一律禁煙です、未成年の飲酒・他者への強要も禁止です、 破ったらペナルティを受け入れます、という常識的なものではあるが。 マレー鉄道っていうからてっきり列車内で殺人が起きて それを、遭遇した火村とアリスコンビが解決する展開だと思いきや まったく別の場所のトレーラーハウスだったでござる 国名シリーズって大体タイトルで肩透かし食らうイメージ 国名シリーズは読む前に、ハードルを下げて読むことにしている。 期待せずに読むと、まあまあ満足できる。 去年は某舞台の後トークショーがあってその後サインも貰えた 良い年だった >>295 正直、国名シリーズは「スイス時計」以外にこれといった作品が…… モロッコとかペルシャとか逆の意味で有名なのはあるが。 大学のミス研の「有栖川短編ベスト10」という企画でも、ランクインしていなかった記憶。 一位が江神シリーズの蕩尽するやつ、二位が「天空の眼」、三位が「蝶々が羽ばたく」 だったかな。よく分からんランキングだった。 最近、車の移動中にオーディブルで有栖川作品聴いてる。 やっぱり本は読むものだなと改めて思うけど、本が読めない時に本を聞くというのもまあ悪くはない。 有栖川作品は何度も読んでるからセリフや地の文を結構覚えてて、朗読とハモるのもなかなか楽しい。 ミステリ小説のオーディブル、複雑な事件の解決シーンの探偵の長台詞とか、 耳で聴くだけでちゃんと理解できるのか気になる。 あとたとえば、小説で、 「被害者は「屍蠟」と言ったのだ、「四郎」ではなく」 みたいなセリフがあったら、音声だけでどうやって区別して理解させるんだろう。 文字なら目で見てすぐ理解できるけど。 死蝋は低高高 四郎は高低低 だから聞き分けられる 昭子と明子みたいなので 説明が長いことにイラッ!とすることはある 内容的には意外に無視できる ありがとう。 ただ本文読み上げるだけじゃなくて、補足説明みたいなのも入るんだ? だとしても早霧と狭霧と沙霧と砂霧とかが出てくるミステリは音声化不可能だな。 でも江神短編の「四分間では……」の「Aから先で」のセリフ聞いてみたいが 貴社の記者は汽車で帰社しせり? 喜捨騎射シュッポッポ♪ >>301 さすがに初読の本をオーディブルで聴こうとは思わんな。 知ってる小説だから気楽に聴けるし、多少聞き逃しても特に困らん。 >>303 補足説明無いよ! 東京アクセントで死蝋と四郎は違うから聞いてすぐ分かるってこと 貴社は敬語を話す人しか使わない 汽車は取材しないし記者には乗らない 帰社は「する」とセットで動詞 「帰社はどうしますか?」名詞で使う時はすぐ後ろの「は」のアクセントが他と違う 誰でも自然にやってると思う 本当にイラッとするパターンの 昭子と明子は性格の違いや友人関係でだんだん分かってくる 男勝りアキコと男好きアキコで私は流せる 有栖川有栖、最上もが、モロ師岡、浅越ゴエ、段田男、野比のび太 >>298 講談社文庫の火村傑作短編集。 「赤い稲妻」「ブラジル蝶の謎」「ジャバウォッキー」 「猫と雨と助教授と」「スイス時計の謎」「助教授の身代金」 なんか無難なセレクトだけど、まあ入門編としてはいいのかな。 国名シリーズ、スウェーデンとかマレーとかインドとか、 長編はそれなりに佳作揃いといっていいのかな? 短編が玉石混交…… >>308 あのシリーズは講談社縛りでセレクトの自由度が少ないイメージ 御手洗や綸太郎はよかったと思うが火村は6冊から1話ずつで微妙なセレクト 多分まずスイス選んで残りはページ数との兼ね合い的な それなら国名表題短編6つセレクトのが潔かったかも テーマ別だったビーンズ文庫のが統一感あってまとまりは良い >>309 そうか、こういう人もいるんだな 俺にとってインド倶楽部はワースト有栖川なのだが ワースト3ならインド倶楽部、ペルシャ猫、オノコロ島かな 出来の良い三作品「赤い稲妻」「ブラジル蝶の謎」「スイス時計の謎」が 一度に読めるのはコスパがいい 野上部長刑事。 火村と作家アリスのフィールドワークを表面上は嫌がってるけど、 実は野上が内心楽しみにしてるっていうことがわかる描写、 どの短編か分かる人います? 長編だったかもしれんが。 ドラマ化によって小町さんがクローズアップされる作品が生まれた ドラマ化は友好的だったんだな >>314 「オノコロ島ラプソディ」ってそんな駄作だっけ? と思って読み返してみたが、犯人の言動も含めていろいろ見切り発車的な作品。 冒頭の叙述トリックに関する議論は有栖川先生の持論なんだろうか。 大観音を見上げての脱糞がアリバイに繋がるというのは笑えたが。 あと、何となく古畑任三郎の某エピソードを思い出した。 有栖川有栖氏の文章って、たまにチラッと見える知性と、作品の底のほうに、 人に対しての優しさがそこはかとなく感じられる点が好きだ そこはかとなくというより、優しさだだ漏れだと思ってる 優しさと言えば。火村短編の作中エピソードで、 ・親子3人連れが路線バスに乗っていた ・子どもがトイレに行きたくて、親子3人途中で降ろしてもらう ・自分たちの乗っていたバスが、あのあと偶然の落石で全員死亡、をニュースで知る ・母親がぽつりと一言「あのまま3人で乗っていればよかった……」 これ読んで「お母さんは実は家族のことで悩んでて、自殺願望あったのかな」 とか思った自分は、優しくない人間。 優しいかどうかはわからないが 作品の端々に、有栖川氏の趣味嗜好が出ていて 「書きたい小説を書くんじゃなく、読みたい小説を書く」っていう有栖川氏の 言ってることがよくわかる 個人的にそういう趣味嗜好が自分と合致してるんで、とても読みやすい でも、そういうところが合わない人には合わないいんだろうけど まあ誰が書いた小説もそういうものだろうなと思う >>320 全く同感。 有栖川せんせには大変失礼ながら、個人的にはミステリーとしての出来はあまり重視していなくて、ただ文章が気持ち良いから読んでる。 だからここでマレーとかが酷評されてもあまり同意できない。もちろんミステリーとしての出来が良い方がいいに越したことはないけど。 酷評とかじゃなく、タイトルが内容と合ってないというだけじゃね? 読者によって評価はいろいろだろうけど 作者がそれぞれの作品をどう思ってるのは知りたいね 失敗作と思ってるのがどれかとか、逆に一番よくできたと思ってるのはどれかとか どうやって短編ミステリを思いついて仕上げるか、という自作紹介では、 「蝶々が羽ばたく」を使って説明してたな。そこそこ自信作っぽい。 元ネタになる過去作品があって、 自分ならこうする、こうしたいという感じで書かれたのも多いな 火村シリーズの自選ラインナップ(ビーンズ文庫)だけど、 有栖川先生と自分の趣味が合わないw あ、でも「長い影」は意外性もあって自分は好きかな。 自選短編集 収録作品1:人喰いの滝 / 蝶々がはばたく / 壺中庵殺人事件 / 雪華楼殺人事件 / シャイロックの密室 / あるいは四風荘殺人事件 収録作品2:ジャバウォッキー / 英国庭園の謎 / 暗号を撒く男 / あるYの悲劇 / 比類のない神々しいような瞬間 収録作品3:三つの日付 / わらう月 / 紅雨荘殺人事件 / 不在の証明 / 長い影 作家アリスは変人火村をずっと見捨てずにそばにいただけあって 人間ができている 学生アリスはまだまだ自分本位で人間ができてない わがままマリアとあと数年付きあえば、いい修行になるだろう 有栖川センセもわがままカスタマーわがまま読者と長年付きあって修行されたのかな。 ネタバレは避けるが、あるYの悲劇といえば 月光ゲームもYの悲劇'88だったが Yの意味が分かる際、なんじゃそれはwと思った 2作品とも、Yの意味は、なるほどとはならず 有栖川さんがクイーンのYの悲劇を好きなのは伝わってきたが どちらも強引だなあという印象が残った まあ、ダイイング・メッセージ物で感心する方が少ないしなあ…… 火村物の短編で、最初は誰も気づかなかったけど、 実は被害者がダイイング・メッセージを発していた!というネタがあったな。 >>320 自分も同意見だわ ミステリーとしてももちろん好きだけど 人に対する優しさを感じさせる作風が読んでて凄く安心感を与えてくれるんだよなぁ デビュー作の月光ゲームがそういうのが顕著に出てると思う 犯人に対しても優しいんだよな 他の作者なら犯人にもっと突き放した描写をするんじゃなかろうか 月光ゲームの犯人の動機が弱いかなとは思う そんなことで殺したりするか?みたいな 注意 ネタバレに発展しかねないんで この動機部分はレスなしで触れなくていいです 自分は読んでいて、動機が弱いなと思ったまでで 月光ゲームの動機が弱いのは犯人自身がそう言っているよ でも犯人の性格やあの極限状況を考えれば それほどおかしいとも思わない >>341 書くなとか上から目線でお前から言われるゆえんはない、クズが >>341 のような馬鹿者が絡んできて ネタバレを書き込むんじゃないかと思ったから レスなしで、と注意したまで 馬鹿に言っても馬鹿だから理解できないのだろうな、バカが >>332 タイトルみても内容思い出せんのがほとんどだな。 「あるいは四風荘殺人事件」はトリックだけは覚えてる。 あんなに上手くいくんだろうか? >>350 そういえば自分の初の有栖川有栖は、たぶんこの短編だわ。 『奇想の復活』という新本格アンソロージで、綾辻の「どんどん橋」とかと一緒に載ってた。 ……うん、でも「人食いの滝」の内容は思い出せない。 ドラマ火村はBLをにおわす演出をしてたな あれ、有栖川先生はどう思ってたんだろう (,,`・д´・)ノ" ァッチィヶ!! シッシ!!! 初めて有栖川先生の小説読んだのは何だっけ、と記憶を探ってみたが、 もしかすると『ダリの繭』かもしれんな。 でも正直合わなくて、10年以上たってからハマった。 >>357 『ダリの繭』が微妙だったので、 そのあとしばらくして文庫化された『月光ゲーム』を店頭で手に取って、 しばらく購入を迷った記憶がよみがえったw もうあれから30年か…… >>358 ダリの繭が先ならそうなるのも無理はない、気がするw でも『ダリの繭』って角川のミステリーコンペで優勝したんだっけ? 当時の賑わいとか知らないけど結構盛り上がったんだろうか。 ラインナップみると、いまでこそ微妙だけど。 角川ミスコン、 吉村達也や折原一とかはともかく、 乃南アサとか香納諒一とか意外な作者が混じってたのね。 金田一と明智小五郎が共演するくらいなんだし せめて、火村と江神の推理対決が見てみたい 実際のところ、江神先輩と火村准教授、探偵能力としてはどこが違うんだろうね。 基本的に江神は30歳近いとはいえ学生で 探偵としての能力以前に火村は准教授として社会人 しかも、江神はアリスと年齢差が7歳違う先輩だが 火村とアリスは同年齢だよね 社会的立ち位置として 江神より、火村のほうが堂々と捜査できるってことかな >>364 うん、もちろんそういう点は全然違うけど、 あくまで両者の「探偵の能力」の違いという意味ね。 とにかくひらめきの直感型とか、 容疑者と接するうちに論理的に解決する対話型とか、 過去の情景が霊視できるオカルト型とか。 実際のところとか言われても困っちゃうねん。キミの中で違いを感じていてください。 年齢据え置き時代は進む火村ワールドと 年齢と時代が普通に進む江神ワールドでは 奇跡の遭遇は無理だな 御手洗と吉敷の夢の競演のようにはいかんよ そういえば…… 学生アリス:時代は1988年 火村准教授(34歳):1989年生まれ >>367 御手洗と吉敷の競演作品ってあったっけ? 今も、月光ゲーム、孤島パズル、双頭の悪魔までは 無駄のないよくできた推理小説の傑作だと思うが 女王国は、現実感に欠ける変な設定の変な話だと思うな >>370 女王国の予告がされたとき、うろ覚えで自信がないけど、 有栖川センセは、カフカの「城」とディックの「地図にない町」を合わせたような、 幻想的な雰囲気もあるとか説明してたので、意図的な仕様かと。 女王国のモチと信長は アリスとマリアが相思相愛なのに進展しないことを 不思議に思ってるみたいだけど 江神はどう思ってるんだろ そういえば火村も江神も喫煙者か。 火村がキャメルで江神がキャビンだっけ? 作家アリスの銘柄は何だったかな。 探偵が喫煙者なのは ホームズや明智小五郎といった先人に対するリスペクトだろう ホームズリスペクトならジャンキーじゃなきゃ 大麻推しの探偵役出てくるのありましたね、島田チルドレンの作で 煙草やパチンコが廃れ、ネット、スマホ、防犯カメラなど の普及に対し、シリーズ物は内容の切り替えに一苦労ですね 火村シリーズみたいに一話・一冊完結ならいいけど、 全15冊とかの大長編シリーズなら「時代」は固定した方がいいだろうなあ。 以前読んだ伝奇小説、もう30年以上続いていたんだが、 1巻では日本赤軍の残党みたいなのが出て来た時代背景だったのに、 最終巻では敵の拳法使いが器用にスマホ使いこなしてた。 >>376 歌野の“信濃譲二”だな。 島田御大の歌野紹介文で「学生時代は造反分子だった」とか書かれてたが、その影響かな? 応接間にある頑丈で重いガラス製の灰皿が 凶器になることはもはや考えにくいですね >>380 煙草吸わないもんな。 ぎゃくに最近の現代作家が書く昭和を舞台にしたミステリ、 登場人物がまったくタバコを吸わないので、これはこれで違和感。 女王国の城は仲間由紀恵のTRICKに影響受けたんかな? 「アポロンのナイフ」、 神話のアポロンみたいに美貌の青年による連続殺人が起きてるときに、 作家アリスが四天王寺で亀を眺めてるとその青年らしき人間と会話して…… あの事件、続編があるんだっけ? 「連続殺人鬼のほうはどうなった?」っていう終わり方だった記憶があるが。 知り合いから聞いた話だが、昔、幼いころ縁日で手に入れた小さな亀を飼っていたら いつのまにか、大人が手のひらを広げたサイズより大きくなってしまったそうで 飼えなくなったので四天王寺の池に離したことがあるらしい 春に読みたい有栖川作品ってないんだよな 夏はあるのに >>386 トマス・エリオットの詩の引用もある「英国庭園の謎」かな 春は火村が校務で忙しいからフィールドワークが少ないのかもな 男の34歳っていろんな意味で一番いいときだよな ずっとその年齢で止まってられるのはうらやましい >>386 学生物の「桜川のオフィーリア」ってちょうど今頃の季節が舞台じゃなかった? >>388 34歳で一流私大の准教授って羨ましすぎ。 でも令和の同志社で頻繁にタバコ吸ってるような教員は、 学生から「あの先生クサイ」とか陰口言われて、 エレベーターで同乗すると嫌な顔されると思う。 >>390 今どきそんな学生は激レアだからw ちなみに大学生の喫煙率は2010年時点で男子9%、女子2% 今ではもっと下がってるだろうし、英都大学(同志社大学)ならさらに低いだろうな >>392 >2010年時点で男子9%、女子2% 自分もそのころ大学生だったが、ゼミの先生が研究室で喫煙禁止になった〜 とぼやいてた記憶がある。 正直その先生の部屋に入ると服に臭いがつくので行くのがいやだった。 まわりの学生は、構内は当然喫煙禁止だけど、自宅でも吸ってる人はほぼいなかった。 綾辻の島田潔探偵とかは一日一本主義だったけど、 そろそろ火村先生も禁煙しそうだな。あるいは作中の喫煙描写が激減しそう。 電子タバコは扱い同じだからな 嗅ぎ煙草辺りに移行するか 有栖川センセの短編で、タバコが手掛かりで事件解決に結びつくって、 あれなんだっけ。 >>395 八角形の罠? 確か舞台でやったやつを小説化したんだったか 探偵がタバコ吸うかどうかうんぬんより 作品を書く作家自身が 執筆作業のために時代が変わってもタバコを吸うんだろうな だから探偵にも吸わせたがる 有栖川有栖の短編ってなぜか内容忘れちゃうので、数年したら再読できる。 叙述トリックとか一発ネタじゃないからかな? 「太」とか「雨天決行」とか腰砕けなのは断片的に覚えてるが。 火村作品は1年くらいで忘れるから再読のしがいがある 江神作品は印象が強いせいか、再読しても覚えてるけど、何度も読んでしまう そういえば以前、八角形の舞台を観たって人の書き込みがあったな うらやましい 有栖川有栖の作品で一番好きな短編は、無駄遣いしまくる古本屋の親父の話。 なるほどそういうことか! と思わず膝を打った。 江神シリーズは、メンバーのミステリ談義とか他愛もないやり取りが好きなので、 無駄を省く短編はあまり向かない気がするが、あれはよかった。 >>402 >無駄使いしまくる親父の話 これどの本に入ってる? 有栖川さんの本はだいたい持ってるつもりだけど覚えてないから読みたい >>403 たぶんこれ。短編集「江神二郎の洞察」、この中の「蕩尽に関する一考察」 マリアがミステリ研究会に入部した短編。バブル時代を表現した作品だったね。 >>404 ありがとうございます 本は所持してたので早速今日読んでみます 江神二郎の、というか、学生アリスシリーズは次で最後らしいが 早く書いてほしい 作家アリスの短編なら「天空の眼」が好き。 学生アリスの短編なら上でも出てた「蕩尽に関する一考察」かな。 9マイルは遠すぎるのオマージュっぽいのも好きだけど。 >>406 同意なんだが、女王国で学生編は変質してしまったなあと 次作を見たいような怖いような 熱望されているのに頑なに出さないというのは、書けないわけではなく何か理由があるんだろう 竜胆紅一のように、既に書かれ死後出版されるよう手配していると思ってる 火村は「人を殺したいと本気で思ったことがある」と答えているが その、殺したいと本気で思った詳しい話は、どれかに書かれていますか? 学生アリスシリーズはハイレベルの本格ミステリを期待されるから、単純に書けないのだろう。 歳を取る事に書けなくなる確率が高くなるのは有栖川有栖さんだけでないが。 >>410 書かれていないし、書く予定はないと以前講演会でおっしゃっていました。 いつ命が尽きるかわからんのだから 構想がすでにあるのならさっさと執筆してほしい アンビエント系音楽で最高のリラックスを獲得してください。 どんなに苦しい立場でも、リラックスと共に生きることができれば最強の人生です。 ナイアシンを用いた民間療法も、大変有効です。確実に薬が減って行きます。 かなりメジャーになってきています。またビタミンDが鬱や更年期に良い事も分かって来ています。 最後にとても重要なのが、高タンパクな食事です。頭、体、心、すべてもパフォーマンスを上げてくれます。 試してみてください。無人島SOUEI YAMAOKA←コピペしてください パンデミック禍でのクローズドサークルでしょ だからまだまだ出せない 江神シリーズで「吹雪の山荘」ってまだないよね? 最終作はオーソドックスにそれでいくのでは。 火山の噴火で孤立したキャンプ地も 孤島も吹雪の山荘も舞台設定的にはあまり変わらない それよりも斬新なトリックに期待 例を見ない密室トリックがいいな……無理かな 作家ってプライベートの情報あんまり明かさないけど、実は息子も本格作家とかいう事はあるんかね かなりの報酬金や、ああいう施設の設備ということを考えると 犯人は相当な金持ちじゃないといけない (または金持ちがバックにいて、動いている人物)ので ああいう流れで人が集められると大体の犯人像はしぼれてしまうけどな 実写化もされたLIAR GAMEみたいなのも、幾作品も作られてきたから 違うアイデアで江神やアリスをそこに入れる物語を描こうとも パクリ扱いされそうで大変だな デスゲームやらラノベみたいなのは食傷しているからいいよ そういうのから離れた折り目正しい本格が読みたい ケレンというか飛び道具的設定をつかわないで、 オーソドックスな面白い新本格が書けるのが有栖川有栖の強み。 たまに凡作が出るのは仕方ない。 火村&コマチ アリス&森下 それぞれがクローズドサークル状態の殺人事件に巻き込まれて、 各コンビが事件解決していく・・・みたいなのが読みたい 作家アリス版の双頭的な 火村&アリス、江神&アリスが別次元で同じ事件(だが微妙にどこか違っている)を追っていて ひょんなことから、パラレルなお互いを認識しあい 一緒に別次元のふたつの事件を解決しあう展開がいいな 現実にあるものだけでミステリを書ける作家は、ファンタジー要素を入れないでほしい この流れにあってるかどうかは人によるだろうけど ミステリとファンタジー要素でひとつ思い出したので 特に話題もないようなので書いておくが 推理小説の元祖とされるエドガー・アラン・ポーは 時空を旅するタイムトラベラーだったのでは?という説がある その根拠は彼の残した作品の中にあって 「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」 というポー唯一の長編があるが 内容は、遭難した捕鯨船で食料が尽き 乗組員たちが飢えをしのぐために くじを引いてリチャード・パーカーという少年が食べられてしまうという悲劇の話 ところが、この小説が世に出て約50年ほど過ぎたとき 現実にヨットが沈没して漂流し、食料が尽きてそのうちの一人が食べられることになる事件が起きた 食べられたのは少年で、名前は何とリチャード・パーカーだった ポーはまるでそれが未来で現実に起こるのを予知したのか それとも未来を見てきたのか、謎である さらに付け加えると、ポーが亡くなる前年に 書いたとされる散文詩「ユリイカ」というのがあって そこには、「一瞬の閃光で始まった宇宙の膨張は、たったひとつの原始的な粒子から引き起こされた」と書かれてあり それはまさしく宇宙の起源がビッグバンで始まったことを意味しているが ビッグバン宇宙起源説が出たのはポーの時代(19世紀)より後の次の20世紀になってからのことである クローズドサークル内に被害者の他殺死体。 容疑者は、江神・アリス・マリア・モチ・ノブナガの5名のみ。 という設定でやってほしい > 最終作 最終章はミス研の誰かが死んでもいいよな それがマリアだったらドラマチックになる 男性読者への配慮から、女性キャラクターは生き残ると思うな。編集者がそうさせると思う。 まあレギュラーキャラクターが死ぬことが、そもそも絶対に無いとは思ってるけど。 死ぬのは江神しかいないじゃん? 予言されてるんだから 本陣殺人事件とかアクロイド殺しとか 一度しかやれない気がする 別の作家がそれを使うと盗作扱いされるのがオチ アクロイドはいろんな作家がチャレンジしてんじゃないの? 麻耶もやってたよね そもそも、アクロイドの前に(メール欄)があるって話だし。そっちはまだ読んでないけど。 ポートピア以降、推理アドベンチャービデオゲームの多くが 犯人はヤス状態だった >>439 ミス研の誰かが死ぬならそれは江神が書いた作中作っていうオチになりそう ミス研に新入りが入らないのが謎 マリア目当てに後輩が入ってもよさそうなのに マリアが美女って小説内ではっきり書かれてたっけ? 学生アリス視点では美人かもしれんが。 アリスのクラスメートでマリアが好きなヤツが数名いる いとこの和人に好意を寄せられてる 親友の明美が「綺麗になった」と証言 元アイドルに対して上から目線で説教 須磨子に江神とアリスをボーイフレンドよふふふと紹介 朱色の研究と海のある奈良に死すを立て続けに読んだんだけど、やっぱり火村シリーズってなんかいまいちだな。 学生にも大人気の火村先生ageがひたすら続くからかな。 わざわざくっそ古い作品を…… 気が向いたら最近のを読んでみることを奨めるわ 朱色の研究 犯人は有栖川の自宅の電話番号をなぜ知ってた? 昔は個人宅の電話番号も電話帳に載せるひとがほとんどだったんだよ 火村は平成設定だっけ? 昭和だと自宅住所までもだが 火村シリーズはサザエさん時空だよ 30代のままコロナ禍に突入してるし >>457 最近のでなんかオススメある? 比較的新しいのだと「捜査線上の夕映え」は既読だ。 ちなみに有栖川作品で最も好きなのは「作家小説」。 >>463 横からだけど、狩人は面白かった インドとカナダは・・・まあ時間とカネがあり余ってるなら止めはしない >>465 全然鉄道ミステリーじゃないマレー鉄道の謎は昔読んだ。トレーラーハウスの密室トリックはふーんって感じだった。 >>469 鍵の掛かった男は? 個人的には火村長編で一番好き >>470 同意 近作になるほど捜査の描き方がおもしろい 推理もちゃんと最後にはする 国名シリーズ縛りならスウェーデン館が長編で好きかな キャメルクラフトの梨フレーバー出たけど薄い ベリーの方が好きかも 鍵のかかった男は映画化してもいかもね 齋籐工、窪田正孝はドラマのまま登場するけど 主役は梨田役の堤真一ね 「鍵の掛かった男」は、調査をアリスに依頼した大御所作家が、 何か押しの強いイヤなばあさんだった記憶がある。 大阪住まいなら幻坂を読んでフィールドワークしたよな 鍵のかかった男読んですぐに大阪出張で中之島の牡蠣舟見たときはテンション上がったな 今日は火村の誕生日なんだな、おめでとう アリスの誕生日は作品に出たことあった? >>479 ないらしい 作者の誕生日は4月26日だけど 連載中の国名シリーズは置いておいて、新刊の予定って今年あるの? 有栖川有栖 創作塾 @sousakunet こんな企画が文藝春秋の雑誌でスタートします。 マジかよ、と思うでしょうが、本当です。 (有栖川) オール讀物 @ooru_yomimono ちょっと早いですが、オール5月号の告知です! #有栖川有栖 さんのデビュー35周年をお祝いして、有栖川作品を愛する気鋭の作家が参加するトリビュート企画が発進します。 第1弾として、#一穂ミチ さんによる火村&アリス短編「クローズド・クローズ」がオール5月号に掲載! ミステリのトリビュートって 島田御大を思い出して暗い気持ちしかないんだが >>487 どんな作風の作家だっけと思ってウィキみたが、 >日本の小説家。BL(ボーイズラブ)小説家。大阪府出身[2]。 別冊文藝春秋には ・白井智之「ブラックミラー」 ・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」 を掲載 白井は『マジックミラー』オマージュの火村シリーズ贋作っぽい 『マジックミラー』の「ようよう、元気出せよ」のセリフは、 初読から30年くらいたった今も印象的。 >>489 はあ 一穂ミチを知らないわけだ 直木賞やら推理作家協会賞の候補になってる人気作家を >>489 はあ 一穂ミチを知らないわけだ 直木賞やら推理作家協会賞の候補になってる人気作家を 変なグッズ作って売るよりはよっぽどいいのでは>トリビュート 一穂ミチは昔有栖川で同人やってた人だと聞いた 作家本人とお近づきになれて光栄だろ 有栖川作品は個人的な好みでは、 孤島パズル、双頭の悪魔、46番目の密室、がベスト3かな 5番目にいいのは?みたいなののほうがヴァリエイションが豊富そうやな 「スイス時計」以外で一番ミステリとして出来の良い短編は? も回答が分かれそう。 個人的には「アポロンのナイフ」「天空の眼」「蕩尽に関する一考察」。 1位 須磨子 2位 礼子 3位 ルナ 4位 明美 5位 由良 須磨子って幽霊刑事の婚約者も同じ名前なんだよな 普通は使い回しをしないのに珍しい 作者(と編集者)が忘れてたのか、なんらかの意図があるのか 現代だとこういった連想はないのだろうけど 須磨子といえば、命短し恋せよ乙女〜♪の 「ゴンドラの唄」を歌った松井須磨子のイメージ ちなみに女優須磨子は何度もドラマ、映画、本にもなってるので それのどれかに影響受けた有栖川が、須磨子という名前を選んだってことじゃないの?しらんけど 他の女性陣がキッチンで働く中 須磨子だけ、けだるそうに仕方なくキッチンへ向かう姿勢が好き ぼくの創作でよければ・・ 「火村vs江神 アリス殺人事件」 >>507 ちゃんと書けるんなら完成させて読ませて欲しいな 35周年企画とりあえず別冊文藝春秋のぶんだけ読んだけどどちらも面白かった >>500 有栖川センセの短編って、読めば面白いけどあまり印象に残らないんだよな だから再読し続けてるけど 前も書いたけど「雨天決行」とか「太」とかは忘れられないw >>515 「やまさき」さんのネタも驚いたな。ミステリーというか知識2近いが。 >>516 それなんていう短編だっけ? 一応全部読んだはずだけど記憶にない。 >>518 ありがとう。絶対に読んだはずなのに記憶がないわ。 有栖川有栖はクイーンの「Yの悲劇」がよほど好きなのはよくわかる >>520 本当の意味で「こいつしか犯人はいない」と理詰めでフーダニットやったのは、 クイーンだけとかどこかで大絶賛してた記憶。 海外だと発表済みの短編をその後、中編長編にふくらませることも多いけれど 本格とは違うが、皆川博子の短編集がどどんと数年前に出たが、 作家本人も出版社もまったく把握していなかったという。 とにかく長編を書いてください、でないと本にできません。時代によっては短編ってそんな扱いだったのね >>520 「オランダ靴」についてはあちこちで褒めた記憶あるけど、 「Yの悲劇」については、何か書いてたっけ? (題材にした小説が複数あるから、好きなのは確かだと思うけど) 嫁がHuluで臨床犯罪学者火村英生の推理見てる 本は一切読んでないけどドラマは面白いようだ 俺は逆にドラマをチラッとだけ見てこれは無理と思ったが 女性の目線だと 火村がどうたらというより、斎藤工が好きとかじゃない? Audibleの岡部悟さんが読む火村は斎藤工の声に聞こえるんだよなぁ >>523 三島由紀夫が『yの悲劇』を評価しなかったエッセイ?に有栖川センセが憤慨してた 三島由紀夫が『Yの悲劇』に感じたこと ふとした気まぐれからエラリー・クイーンの名作『Yの悲劇』を読みはじめ、 ついつい引きずられて読んでしまった。 面白く読むには読んだが、私の推理小説嫌いは治りそうもない。 犯人以外の人物についていろいろ性格描写がされるが、犯人が分かってしまうと、 彼等がいかにも余計な人物であったような感じがしてつまらない。 ハッター一家の説明の誇張した表現がイヤ。 探偵がキザでイヤである。どうして名探偵というやつは、こうまでキザなのであるか。 大体、知的強者というものには可愛げがない。 推理小説といものはポオの短編を除いて文学ではない。 敬愛する坂口安吾の一連の探偵小説は読んだのかな 三島も師匠川端も、日本の幻想文学に欠かせない作家。雰囲気だけの衒学趣味なんかは嫌いだろうなと思う キザな探偵はお約束、ダメな人は現代でもまったくうけつけないだろうし 大衆小説に厳しい福田和也だが山口雅也は誉めていたから意外に思った 綾辻の名前も挙がったような気もするが、有栖川はどうだったか覚えてないや 福田和也は政治的な人だからな 作家の値うちでは文学賞の常連で過大評価されている老大家を批判し、 鈴木光司のようなまぐれのベストセラー作家の実力のなさを晒し、 その比較として当時の新本格やエンタメ系の作家が分不相応に持ち上げられている 政治的っつーか、あれは「敢えてやってる」みたいなスタイルに逃げてるんだよ 実際には単にエンタメ楽しむ知識も能力もないだけ 船戸与一をゴルゴ13みたいだからダメとか言ってたバカだし いやそもそもゴルゴの原作書いてんだよって >>528 これ三島由紀夫の文章なのか。 「文学」に拘るのは三島らしいけど、その他は意外と砕けた書き方するんだな。 とりためてた相棒最新シーズン見てたら小説の登場人物に表札つけるネタあったけどこれって有栖先生のオリジナルネタではあるよね? 別にパクりいうつもりもないけど >>515 お笑い芸人が変な体勢で息絶えてた短編、オチのバカバカしさに笑ったw たまにああいう脱力系があるのも有栖川有栖が好きな理由。 時代背景は昭和で月光ゲームを深夜ドラマ化とか…無理でしょうね そろそろ月光ゲームと孤島パズルを再読する季節がきたな 毎年再読してるから、もう20回以上は読んでる マジで作るなら噴火とかけっこうたいへん、CGでも使うか 人数自体が多いのも困るところで孤島のほうが相性はいいかと 何度も同じことを書いてるのだけど、月光と孤島の登場人物数は同じ(それぞれ17人)。双頭はそれより多く24人で、女王国に至っては30人もいる。 月光は学生ばかりでキャラ分けできてないし、おまけに本名とあだ名がそれぞれあって覚える情報が2倍だから軌道に乗るまで読みづらいというのはその通りだと思うけど、少なくとも「(学生シリーズの中で)登場人物が多い」というのは事実に反する。 ちょいちょい 開始時点で故人とか島に行かないのとかまでカウントはなしやで ああ、まあそうですね。 単純に登場人物数を数えてしまったのだけど、モチノブコンビはさておき英人を入れたのは確かにアンフェアか。 そういう意味では孤島の方が少ないというのはおっしゃる通り。 浜辺美波さんが双頭の悪魔を購入した模様(インスタのストーリーで紹介) 浜辺美波は「屍人荘の殺人」で探偵役の剣崎比留子を演じたが その続編にあたる「魔眼の匣の殺人」が まさに「双頭の悪魔」をかなりリスペクトした作品なんで 「魔眼の匣の殺人」の実写版でも比留子役だろうから 読もうとしたのかしら read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる