【このミス】ミステリーランキング2024【本ミス】27
>>210
本ミス大賞だからといって本ミス1位とは限らないよ
過去10年をみても本ミス大賞が本ミス1位をとったケースは半分以下だ
スノーホワイト 15位
さよなら神様 1位
死と砂時計 9位
涙香迷宮 4位
屍人荘の殺人 1位
刀と傘 明治京洛推理帖 4位
medium 霊媒探偵城塚翡翠 1位
蟬かえる 2位
大鞠家殺人事件 6位
名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件 1位 >>208
やっぱり。これは順当。今年の賞レースは「地雷グリコ」で決まり。
特に「だるまさんがかぞえた」は抜群の切れ味。文句のつけようがない傑作。 ここまで差がつくとは意外だったけど白井が去年の受賞者だからか?
例年選評で「既受賞者だから外した/評価を厳しくした/前の受賞作ほどではないから」って書く人いるけど
せっかく推協賞と違って複数回受賞ありなのに既受賞者への評価が厳しくなるのが残念だわ 推理作家協会賞は楽園の犬な気がするわ
ライトなグリコとヘビーな犬がどう転ぶか楽しみではある >>216
推協賞に限らず日本の文学賞は1度受賞すると同じ作家は受賞できないのが普通
なぜなら、なるべく多くの作家に売り出すチャンスを与えてあげたいから
これに関しては本ミス大賞も同じだろうけど本ミスは該当範囲が狭いので1作家1作品に限定するとショボイ作品しか残っていない恐れが出てしまう
そのため、しかたなく受賞回数の制限を外しているだけで、他の賞と同じくなるべく多くの作家に受賞してもらいたいというのが本音 青崎有吾、短編で時代小説書いたのか。そろそろ直木賞いけそうだよな 【速報】決定! 第十五回翻訳ミステリー大賞
https://honyakumystery.jp/24936
受賞作は『破果』(ク・ビョンモ/小山内園子訳、岩波書店 )です!
・『哀惜』(アン・クリーヴス/高山真由美訳)早川書房 6票
・『真珠湾の冬』(ジェイムズ・ケストレル/山中朝晶訳)早川書房 7票
・『卒業生には向かない真実』(ホリー・ジャクソン/服部京子訳)東京創元社 4票
・『トゥルー・クライム・ストーリー』(ジョセフ・ノックス/池田真紀子訳)新潮社 7票
・『破果』(ク・ビョンモ/小山内園子訳)岩波書店 13票 >>219
鮎川賞出身作家が直木賞とったことないんだよな。
このジンクスを破ってほしい >>219
百合アンソロのやつ? は時代小説というか伝奇小説っぽいような……これを時代小説に含めるならアンファル短編もそうだろう 乱歩賞、本ミス大賞、翻訳ミステリー大賞(は今回が最後だが)ってやたら固まって発表されるな >>212
その面子だと1位が大賞を取ったが順番的に正しいのでは 伊坂幸太郎さん作品、最終候補に 英国推理作家協会賞
https://nordot.app/1161820421949997515
【ロンドン共同】英国推理作家協会は10日、最も優れたスリラー小説に贈る今年のイアン・フレミング・スチール・ダガー賞の最終候補に、伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ「AX アックス」の英訳「ザ・マンティス」など6作品を選んだと発表した。選考結果は7月4日に発表される。
Ian Fleming Steel Dagger 2024 shortlist
SA Cosby: All the Sinners Bleed
Eli Cranor: Ozark Dogs
Jordan Harper: Everybody Knows
Kotaro Isaka: The Mantis
Femi Kayode: Gaslight
TJ Newman: Drowning AX面白かったよな
ホームドラマと殺し屋のサスペンスが融合していて良かった
伏線も効いてたし、意外と泣けるし
取ってほしいなぁ >>227
察しの悪い自分が予測できるほど展開が分かりやすいけど、印鑑だったり設定を活かして相手を言い負かすところとか最高だったわ
コテコテの王道展開でも演出やら台詞回しやらを工夫するだけでここまで面白くなるのかと驚いた やっぱ伊坂幸太郎はすげえよな
方向性を模索していた時期もあったけど、
逆ソクラテスとか777とか、近作は円熟の技を感じる アリアドネの声読了
読んでて某ワタミ社長が常にちらついた 今年度最後のランキングが出たね
SRの会ベスト10
国内:地雷グリコ
海外:ガラスの橋 日本推理作家協会◉広報
@mwjsince1947
推理作家協会賞受賞作決定!!
長編および連作短編集部門
『地雷グリコ』青崎 有吾 (KADOKAWA)
『不夜島(ナイトランド)』荻堂 顕 (祥伝社)
短編部門
「ベルを鳴らして」坂崎 かおる(講談社『小説現代7月号』)
「ディオニソス計画」宮内 悠介(東京創元社『紙魚の手帖vol.14』)
評論・研究部門
『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』川出 正樹(東京創元社)
『江戸川乱歩年譜集成』中 相作・編(藍峯舎)
試行第二回翻訳部門
『トゥルー・クライム・ストーリー』
ジョセフ・ノックス 池田 真紀子 訳(新潮社) エレファントヘッドってなんで文芸賞や推理作家協会賞から無視されてるんだろうな 地雷グリコよりエレファントヘッドの方が面白いし、ミステリとしても凝ってる 普通に名探偵のいけにえのせいじゃね
二連覇あるっつっても投票形式なら遠慮する人は遠慮するだろ 不夜島読んだけどそもそも日本語がままならない印象でかなりひどかった
こんなのが賞に選ばれるって本気か?
って思ったら選ぶ作家がやばい
こんな奴らに選考させんなよ
月村ぐらいしか著名な作家いないだろ >>233
やっぱり地雷グリコか。控えめに見ても10年に一度の傑作 >>236
パズラー系の本格は文芸賞向けじゃない
推協賞向けでもない
人間ドラマが充実してないと文芸賞の受賞は無理
容疑者Xや黒牢城といった本格系の作品も直木賞を受賞しているがあれも人間ドラマ込みの評価 最近10年に1度の傑作に五回くらい出くわしてて困る アンファルもアニメが好評だったり、地雷グリコで賞取りまくりとか青崎の勢い凄いな >>247
青崎のミステリーは好きだけど、裏染天馬というキャラが苦手だからフェードアウトして欲しいな 地雷グリコは面白いけど
マンガ先行の設定だから少しモヤモヤするな そんなにキャラ濃かったっけ?思い出せないわ
体育館はまあ良かったけど他はイマイチだった記憶
そして館以降は連作短編ばかりか 青崎ってアンファルだけは読んでないわ
そろそろ読むか 裏染シリーズって高校生設定が結構良かったけどな
トイレットペーパーの時限トリックを学校のプールで検証したりとか映像化したら映えそう >>245
別に不思議なことではない
(自分にとっては)10年に1度の傑作ということだ
たとえば、ミステリーのオールタイムベストを決める時だって何を1位に投票するかは人によって違うだろ? 推理作家協会賞「地雷グリコ」受賞決定。独走状態だ。 >>256
推理作家協会賞長編部門は「地雷グリコ」と「不夜島」のダブル受賞 >>249
自分でルール提示してくる側のがせこいからセーフ セコいやつVSさらにセコいやつの勝負の、最終的な帰結を決めてから、そこに向かって逆算して伏線張ってるだけだよね 過去の本ミス大賞&推理協会賞ダブル受賞作品(2001〜2024年)
『ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件』(2002)このミス3位 本ミス1位
『葉桜の季節に君を想うということ』(2004)このミス1位 本ミス1位
『隻眼の少女』(2011)このミス4位 本ミス1位
『蟬かえる』(2021)このミス11位 本ミス2位
『大鞠家殺人事件』(2022)このミス8位 本ミス6位
『地雷グリコ』(2024) >>261
>蟬かえる』(2021)このミス11位 本ミス2位
>『大鞠家殺人事件』(2022)このミス8位 本ミス6位
は読んでなかった。残りは史上に残る傑作ばかりだな。 裏染天馬シリーズは妹ちゃんのスピンオフ出してよ今百合ブームだし本編より受けるだろ 西尾の明らかにゲームから作ってかなり無理ある解決とかしてる暗号学園とか読むとちゃんと帰結から逆算して話作ってる作家は偉いなってなるよ まぁデスノートとかジョジョみたいに新ルールを恣意的に設定してくタイプのバトルより、本格ミステリはしてるよね
デスノートのほうがシンプルで面白いけど 評価の高かった時空犯がいまいちだったので以後注目してないわ ランキング的な要注目は今月末の「六色の蛹」かな
上にも出てる「蝉かえる」の続編 六色の蛹は紙魚の手帖で何編か読んだけど完成度高かったから楽しみ
あと明智恭介もランキング候補かな ミノタウロスは、話は面白かったけど本格としてはしょぼかったわ 島荘はどれか一つといわれれば、斜め屋敷になっちゃうんだよな >>271
動物城2333てやつ? ならそうみたい >>271
華文ミステリで特殊設定もの
カバが探偵役らしい 貫井のひとつの祖国
もう最高最高最高
クライム冒険サスペンスがこのミス上位を席巻していた2000年前後の良き時代なら1位もあったな〜 おおお、周五郎賞も受賞か。非難もされたが読んでずっとこのスレでも推し続けたが、正しかった。
しかし、これはすごい。控えめに言って10年に1度の傑作であることはやはり間違いない。
年末の賞レースは総どりだな、これは。 地雷グリコのようなラノベ系というかポップな作品が山本周五郎賞をとるとは意外だ
可能性があるとしたら吉川英治文学新人賞あたりかなと思っていた
テスカトリポカの直木賞受賞といい、時代の変化を感じる 葉真中顕 @hamanaka_aki
三日前に自分で推協賞で推した作品に負けた!
悔いなし、と強がらせてくれ。
青崎さん、おめでとうございます! >>287
小川哲って現在30代でまだまだこれからの作家なのにもう選考委員やっているのか
主要文学賞選考委員といえば、ピークをすぎた巨匠が務めるものだと思っていたわ 協会賞で地雷グリコと同時受賞だった不夜島もサイバーパンクSF
許容の幅が広がってきてるのかもな グリコとかそもそも推理小説でもミステリーでもない、ちょっと凝ったラノベ程度の作品なのにな 伊坂とか東野が賞レースの常連で、「人間描けてない」とかディスられていた時代に比べたら今の奴らって恵まれてるよな 小田雅久仁の禍は三島由紀夫賞の方だったら採れたんじゃないかな? >>293
まあ、今はディスられてた本人が選考委員になっているからな 青崎有吾は完全にポスト米澤だな
近い時期にデビューした作家の中だと完全に頭一つ抜けましたね >>297
>近い時期にデビューした作家の中だと完全に頭一つ抜けましたね
そうか?
確かに今回の3賞受賞は快挙だけど、過去のミステリーランキングの実績だと白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らの方が上(青崎はこのミスベスト10にランクインしたことがない、他は3回以上ランクイン)、せいぜい早坂吝と同格かちょっと上ぐらいでしょ
本ミス大賞・協会賞・山本周五郎賞を別々の作品でとったのならともかく、地雷グリコだけではなんともいえん
大事なのは1発屋で終わらないことだよ 一発屋って感じはもうないだろ
すでにドラマ化2本、アニメ化1本あるわけだし
でも確かに賞は少ない 勢いがあるのは確かだな
嘘喰いの二次創作ラノベが元ネタを知らない人達に新しいと勘違いされたのも幸運あってのこと
米澤と並べるのは小説の神様に謝れって感じだが 年末のミステリーランキングの記録とエンタメ作家としての立ち位置はまた別の話だと思うわ >>299
確かにメディア化には恵まれているよな
でも、互いの全著作を比較すると白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らと比べて頭ひとつ抜けているという印象はない
一発屋というのは売れているのが地雷グリコだけという意味ではなく、白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らと比べ、「完全に頭一つ抜けた」というには飛び抜けた作品がもう数作は必要だっていうこと >>301
完全に頭一つ抜けたというのはミステリー作家としての実力ではなく、エンタメ作家としての話だったの?
それなら納得だけど なんで吉川英治新人賞スルーして急に山本周五郎賞ノミネートされたの? >>304
吉川英治新人賞→山本周五郎賞→直木賞というのが王道ではあるけれど、別に必ずその順番じゃないといけないというルールもない
同志少女のようにデビュー作で直木賞にノミネートされる場合だってある >白井智之、今村昌弘、阿津川辰海
白井はともかく他二人は同時期デビューか? 地雷グリコ読んだ人が次に体育館を読んでて何とも言えない気持ちに >>306
青崎有吾 2012
白井智之 2014
阿津川辰海 2016
今村昌弘 2017
前後5年くらい幅を持たせてもらわないと
短い範囲で世代No.1!ってどやってもしょうがないだろ?
前後2年の幅なら、白井の他で本格系というと、市川哲也、内山純、山田彩人、安萬純一、月原渉あたりか? 青崎有吾は世代的にはすごい微妙だな
暗黒世代と黄金世代に挟まれているが正直言って地雷グリコの躍進がなかったら暗黒世代の延長として見なされていただろう このミスランキングが根拠の話なのに本格系に限定するのはなぜ?
それなら芦沢央とか相沢沙呼とか辻堂ゆめとか下村敦史とか似鳥鶏とかそれぐらい広い範囲で話すべきなのでは >>310
別に限定しなくてもいいけど、どうせみんな本格の作家しか興味ないんだろ?って思っていたから
俺はミステリー全般読んでいるけど
ちなみに、本格系の作家なのにこのミスを持ち出したのは本ミスよりこのミスの方がベスト10入りが難しくてそれだけステータスとなるから >>308
阿津川辰海は2017だけど…
前五年なら湊かなえとかまで含むわけだけどデビュー近いかな… 前後5年って10年幅だけど
作家の10年差は同じ世代って言うのか
せいぜい3、4年くらいの幅までかと認識してたわ そろそろ世代交代した感じだしクロニクル編纂し直してほしいな まぁこれでエンタメ作家としての実績は他の作家より差がついたよな
あとミステリー界隈での売り上げはどうなんだろうな
白井智之とどっちが売れてるんだろうね 青崎は大当たりやランキング1位とかはないけどそもそも普通に売れっ子だから
本ミス大賞、推協賞は正直やっと獲ったかって感じ >>276
教えてくれてありがとう
「ひとつの祖国」ってタイトルを見てお堅い反戦小説家かと思って完全にスルーしていたわ
実際に読んでみるとテーマはシリアスだけど、エンタメとしてめっちゃ面白かった
確かに90年代のこのミスだったら1位を狙えたかもね 裏染シリーズから売れてたし頭ひとつ抜けてる印象だわ 平成のエラリイクイーンだからな
ちゃんとミステリしてる 十角館の殺人も映像化されたことだし
体育館の殺人の映像化も待ったなしだ コナンの名探偵図鑑に輪堂鴉夜が載ったんだったな
すでに人口に膾炙してたってことよ 俺は早朝始発の殺風景と平成ストライクの時点で「あ、これは近い将来山周取るだろうなぁ」と予想してた >>326
なぜ、吉川英治文学新人賞でも山田風太郎賞でもなくて山本周五郎賞だと思ったの? 青崎がSNSで交友関係を明言してる作家ってみんな吉川英治新人賞止まりか、文芸色が希薄でミステリ専門の作家ばかりだけだけど、みんな今どんな気持ちなんだろうなw >>303
そもそも、最初の人が「頭一つ抜けた」の意味を誤解してるのよな。 >>327
このへんの賞、どれが格上とか、カラーの違いとかよくわかってない 吉川英治文学賞>>柴田錬三郎賞>直木賞≧山本周五郎賞≒山田風太郎賞>吉川英治文学新人賞
序列は大体こんな感じかな
通常はある賞を受賞するとそれより序列が下の賞にはもうノミネートされなくなる
ただし、後発の山風は立ち位置が微妙で山本賞作家を多数ノミネートしてきた一方、山風受賞→吉川新人受賞というパターン(塩田武士)もある >>332
まあ、おおむねそんな感じではあるけれど正確にいうなら吉川英治文学賞と柴田錬三郎賞はピークを過ぎたベテランの功績を加味して贈られる功労賞であって、大衆文学賞の実質的な頂点は直木賞だろう 直木賞は小説自体のオワコン化と高齢化で、選考委員の感覚と現代のエンタメの実像が乖離してる気がする
今回の山周の結果はかなり大きな進歩だと思う 受賞作品のレベルは好みによるだろうが、賞の格的には
1.直木賞(文藝春秋)
2.山本周五郎賞(新潮)
3.その他
にきまってるでしょ。柴錬賞なんかあんた。 まあ一般人は直木賞芥川賞本屋大賞くらいしか知らないからな
格はともかくその他を受賞できたところで売り上げには直結しないっていう悲しさ 鮎川哲也賞なんて聞いたこともないド三流作家のオタクしか知らないの賞だろと言われても反論出来ないわw >>339
鮎川哲也賞は賞自体はマイナーでも本格ミステリの書き手にデビューの機会を与えたことに意義がある
乱歩賞や横溝正史賞ではガチガチの本格はなかなか受賞できないからな
鮎川哲也賞でデビューして一線で活躍しているミステリー作家は多い 毎年コンスタントに大賞作が出るレベルならいいんだけどなあ ゲームって文学賞だと下に見られるものの代名詞だったからな
アニメ・漫画の文脈とゲーム性を全面に押し出した小説が、文学賞取るって革命だろ…
なんか同時に記者会見してた純文学の見た目が尖ってる奴より、成果自体は尖ってる ゲームの王国で山周賞獲った小川哲が選考委員で推してるからな まあ文学賞もだんだん変わっていくものよ 本格しか読めなくて他の新人賞は把握もしてないと正直に言うほうがいいかも 似鳥、相沢、青崎、今村を輩出ってここ十年の乱歩とメフィストより打率高いのでは? 鮎川賞出身作家は打率高いってイメージ確かにあるなー
乱歩賞は乱歩賞で佐藤究とか呉勝浩みたいなホームラン級の作家がちらほらいるって印象 呉はそれほどの作家じゃねえよ
鮎川哲也賞は創元だからやっぱ見る目があるね、いい作家出してる 審査委員は角川の横溝正史賞、昔のホラー小説大賞が一番豪華なんだけどな
綾辻行人、有栖川有栖、黒川博行、辻村深月、米澤穂信 本格ミステリ自体が青崎や今村の小説みたいにエンタメ性も高くないと通用しなくなったからな。
事実上、本格ミステリとエンタメ両立できる人材に限定されてる時点でレベル高いに決まってるんだよな。 >>351
創元は短編賞でも伊吹とか櫻田とか深緑とか出しとるしね >>353
エンタメ性が高くないと売れないのなんて昔からやん
クリスティーも横溝正史もエンタメ性が高いから売れてるんやで 2001年以降の主な受賞者
乱歩賞
高野和明、薬丸岳、横関大、川瀬七緒、高野史緒、下村敦史、呉勝浩、佐藤究、荒木あかね
鮎川哲也賞
門前典之、似鳥鶏(佳作)、相沢沙呼、月原渉、青崎有吾、市川憂人、今村昌弘、方丈貴恵
まあ、高野史緒は乱歩賞でデビューしたわけではないので同列に語るのはどうかと思うが7 星くずの殺人の続編知らん間に出てたのね
読んだ人いる? >>358
読んだよ>『蠟燭は燃えているか』
星くずと違ってSF要素が微塵もない
代わりに胸糞展開が満載
SNSによる誹謗中傷の話でノリはほとんど社会派ミステリー
最後に意外な真相が明らかにはなるのだけど、本格要素に期待しているなら無理して読む必要はないかも >>357
まあこう見ると、上は佐藤究いるだけで下と充分張り合えてるな メフィスト賞は◯◯◯◯◯◯◯◯殺人事件読んでこんなのを受賞させるのかよって失望した
さすがに読み物として酷すぎんかと >>359
ありがとう ネット炎上ネタ苦手だからどうかなーと思ったけどやめとくわ >>361
若いねぇ…
『6とん』出してる賞に何言ってんの 変化球がどこまで変化したかで選ばれる賞だから
あまり文学的な意味はないんじゃないかなと >>361
でも、メフィスト賞も実績をみればかなり頑張っているよ、乱歩賞や鮎川哲也賞に決して負けていない
それに、◯◯◯◯◯◯◯◯殺人事件の受賞に失望したいうけれど、本ミス6位、ミステリが読みたい7位、文春17位と普通に評価されている
メフィスト賞、2001年以降の主な受賞者
西尾維新、北山猛邦、日明恩、辻村深月、真梨幸子、深水黎一郎、天祢涼、周木律、早坂吝、井上真偽、夕木春央、五十嵐律人 2001年ってもう約四半世紀前やぞ
せめて10年ぐらい前からカウントしろよ 早坂吝は専業作家でやれているレベルだろうし選考委員の選出は正しかったといえる 早坂吝を世に送り出した功績は大だわ
飽きつつあった本格ミステリをまた読みたいと思わせてくれたよ >>366
10年では好不調の周期に左右されすぎる
たまたま不調の10年だったらその賞は全然ダメということになるし、たまたま好調の10年だったらその賞は神ということなるといった具合に運ゲーの要素が強くなってしまう
四半世紀ぐらいの幅をもたせれば好調期も不調期も取り込んでだいたい平均化できる
四半世紀不調が続くようであれば、さすがに不調ではなくその賞自体が駄目だといえるだろうし メフィスト賞は>>361と>>368みたいな相反する感想がどっちも出てくるのが良いところよ
広く愛されるものより100人に1人刺されば良いって感じのスタンスを続けてほしい >>346
つ 神津慶次郎
>>361
『コズミック』の時点で・・・・・・ >>371
コズミックをはじめとしたJDCシリーズは大ヒットしたのだから編集者が選考委員を務める公募新人賞としてはなにひとつ間違ってないけどな 権威付けのためには作家が受賞者を選ぶべきだろうけど編集者の方がはずさないだろうな 今年イチオシのクローズドサークル物はなんですか?
叙述物でもおすすめあればお願いします! >>371
神津慶次郎の本はメルカリでも高値がついてる。希少価値があるのだろう。入手困難な本かな(笑) >>375
5年前にブックオフオンラインで購入した時は198円でした・・・・・・ >>375
ネットで受賞作『鬼に捧げる夜想曲』のレビューをいろいろ調べてみたんだが、酷評の嵐かと思えば意外なほど好意的な感想が多かった
「横溝正史か京極夏彦のオマージュ的な作品で、おどろおどろしい伝承・二転三転の謎解き・驚きの大トリックとわくわくする展開が盛りだくさん。少々盛りすぎたり、文章が軽かったりで全体としての完成度はかならずしも高いとはいえないが、まだ19歳なので将来性には大いに期待」
というのが最大公約数的な感想 評判を聞いて割と最近読んだけど普通に大賞レベルのよく出来た本格ミステリだった
それだけに二作目以降も期待されたがこの一作きりで消えてしまったのが最大の謎 >鬼に捧げる夜想曲
個人的には(同時受賞の『密室の鎮魂歌』も含めて)受賞作としては力不足だと思った。
「甘く見て佳作止まりだけど、若さ+将来性に期待して出版」だったら
変なプレッシャーなしに書き続けていたんじゃないかと・・・・・・ 『紅蓮館の殺人』を読まずに、先に『蒼海館の殺人』を読んでも楽しめますか?
それとも先に紅蓮館を読んだ方が良いですか? 話が繋がってるから紅蓮館から読むのをおすすめするけど、
高校生探偵の挫折と復活に興味なくて純粋に推理を楽しみたいだけなら蒼海館からでもいい ホラー小説大賞はバトルロワイヤルに不快感示して逃してるから頭が固いんだよな
あれを業界でホラー認定してれば90年代後半のホラーブームはもう少し続いたと思う
今のカクヨムのホラーは編集1人に気に入られればぶっとんだ作品でも拾い上げられるから初期のメフィスト賞っぽい動きになってる感じがする カクヨムやなろうはネットで人気という担保があるから書籍化のハードルが低くなる
編集者主体で賞金なしのメフィストもハードルは低い
作家が選考委員を務めていた日本ホラー大賞に同じことを求めても無理というものだ こいつまだ息してる?wwwwwwwwww
0413 名無しのオプ (ワッチョイ 0609-d8Bj) 2024/02/29(木) 20:45:00.77
貴志兎の話はこれで最後にするけど、単行本を手に持った時の質量とこの時期からこのミス&文春1位を確信させるこの感じは、何年か前のテスカトリポカを彷彿とさせるかな
作品自体はどの界隈でも息してないけどwwwwwwwwww 息してる小説の意味分らんわ今なら成瀬とかよく知らんが家の小説とかか いきなり発狂して評価が定まってもいない作品を褒めてた人を晒されても
おまえがキチだということしか伝わらんのだが ランキング発表までまだ半年もあるのに「こいつまだ息してる?wwwwwwwwww」は意味不明だわな
そういうセリフは結果が出てからだろうに 元レスちゃんと読むと質量で確信したわけじゃなかったんだな すまん 人の感想はそれぞれだしランキングまで半年もあるのにすでに評価定まったみたいな…読んでないけどそんな酷いの 確かによく読んだら質量でテスカトリポカを連想してるだけだな >>394
別にひどくはないよ
複数のレビューサイトの評価をチェックしていると確かに発売当初の評価は悪かった
これは、どう考えてもリーガルサスペンスなのに出版社がホラーとして売り出したのが失敗という印象
でも、その後の評価は徐々に上向きになっている
レビューサイトとランキング投票者の評価は必ずしも一致しないことを加味すると評価は定まったとは全然いえない
結果はどうなるかわからんけど、個人的に兎はランキング上位でも全然おかしくない出来だと思う
>>386はおそらく前スレで「405きっしょw」と煽られたのを根に持っているだけだよ
でもまあ、先に煽ったのは前スレの405の方なんだけどね 先週から今週にかけて最近このミスで上位だった海外ミステリーの新作が出ている、先週は昨年1位のSAコスビーの新作『すべての罪は血を流す』、今週は一昨年1位のクリスウィタカーの『終わりなき夜に少女は』2022年5位の『台北プライベートアイ』の続編。
どれも楽しみ 海外の上半期はたま不足な印象だったけど、ここにきて一気に充実してきそうだな 纏めて出版ラッシュが来ると積読になるのがネック
まあ一冊読んでから買えばいいんだけど売ってるの見ると欲しくなるんだよね 森見登美彦のホームズものはミステリ?
既読の方いたら感想もちょっと教えてほしい
1800円と意外に安いけど買うか迷ってしまっているので tps://youtube.com/shorts/RYjQuKPqcdY?feature=share >>404
狭義のミステリではない
どちらかといえばファンタジー。
でも、ホームズのパスティーシュとしては傑作だと思う
ホームズ好きなら楽しめるのではないだろうか 密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 文庫 ? 2024/7/3
鴨崎 暖炉 (著) 地雷グリコって今二冠だけどヨビノリが好きだろうからほんタメ文学賞もとりそうだし三冠(かり) 途中送信だった
でもほんタメ文学賞って過去にはちゃんと朝倉も杉井も斜線堂とかも本人が来てポロシャツもらってめちゃめちゃしゃべって帰っていったのが恒例だから青崎は来ないと貰えないかも
賞金も何もない黄色いポロシャツ1枚だけど白井なんか顔を隠してまでわざわざ来てたし賞もらってないから嬉しいとか言ってるしほんタメ文学賞馬鹿に出来ないわ クローズドサークルもので「この手があったか」っていう新規制のあるミステリ読みたい
何かない? >>406
ありがとう
とりあえず様子見しとくことにします コスビー新作
主人公を法執行サイドに持ってくる縛りプレイの意図は終いまで読めばまあ納得できるんだがやっぱり前作みたいな破天荒なノリの方が彼には向いてるんじゃないかと
今回は宗教が裏テーマなので聖書からの引用がやたら多いんだがそれにいちいち訳注が入るのがテンポを乱す ᴛɪᴋᴛᴏᴋをインストールして10日ログインするだけで5千円
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https://9ch.net/2BLcf 翻訳ミステリー大賞シンジケートのブログって更新停止したの?
今年で翻訳ミステリー大賞が修了したのは知ってるけどブログも終わり?
もう2週間更新ないけど 氏治賀Y太「おっそうだな」
いけにえの宗教自体の書き方とかエレファントヘッドの精神病連の描写とか見るとかなり気を使って描いてるのはわかる グロいというか趣味が悪いだけよね、グロ描写自体は割とドライ 白井と浅倉ってとりあえず伏線張ればいいと思ってそう。
青崎特有のたった一本の傘から容疑者を絞り込むみたいなロジックの美しさがない。 深水黎一郎の「真贋」 読了。
贋作についての蘊蓄は楽しく読めたし終盤の絵画の解釈も印象的だったけど事件のあらましが出た時点で大体真相は想像がついちゃう 謎解きは期待しない方がいいね このスピード時代に文庫化まで3年かかる慣例消せないの無能すぎるだろ
単行本なんて1年たったらもう売れないよさっさと出せ 分かる文庫化するの遅すぎよな
単行本もどんどん値上がりしてるし売れないならさっさと文庫化した方が良いと思うんだが
というかもう最初から文庫で出してくれよと思う 文庫が1年後に出るのがわかっていたら単行本が売れなくなるじゃん
お前らみたいに全員が文庫化待ちになってしまう
それだと利益がとれない あと、最初からKindleで半額で出すと本屋が潰れる
値段の安いKindleだけ残ればいいと思うかもしれないが、そうなると紙の本しか読まない人も少なからずいるので本全体の売り上げが落ち込んで出版社も潰れる
結果、残るのは自費出版による同人作品と少ない売上でもやっていけるインディーズ出版社。小説は安い値段で読めるようになる代わりに出版状況は劣悪になるだろう 文庫だけの本なんていくらでもあるから理由にならないし、ただの慣例でしょ
単行本も文庫も同日に同価格で出したらメリットデメリット相殺してかつ儲かるだけだと思うんだが問題ある?初期部数も半々にすれば出版リスクも変わらんやろ >>436
文庫本しか出さない本があるのは単行本では売れないけど、文庫ならある程度の売上が見込めると判断された作品。
ライトユーザー向けが多い
全部を文庫の値段にしてしまうとマニアックな本やヘビーユーザー向けの本は利益がでなくなる。買う人が少ない分、熱心な読者のお布施で成り立っているのに。
そもそも、安くて儲けが出るなら本の値上げなどしていない 同日に値段は別で単行本と文庫本発売したら良いのでは…熱心なファンは単行本買うし安くて持ち運び便利な文庫本を選ぶ人もいる。 ジャンル小説のファンは少しくらい高くても買ってくれるから
金を出す層から可能な限り搾り取るのが出版社としては常道だ >>439
そんな馬鹿なw
熱心なファンといっても、その多くは「早く読みたいから単行本を買う」程度の熱心さであって、安い文庫本があるのにあえて高い単行本を買う人なんてごくごく一部だよ 電子書籍でスクロールバー非表示にして読むと
残りのページ数からオチを察する事ができなくなっていいよ
ラストページに驚愕の展開!・・・とかのオビの 京極の鵺の碑は単行本とノベルス同時発売だったけど
やっぱりノベルスの方が売れたのかな俺もノベルスの方で買ったけど 方丈貴恵の文庫3冊目、値段かなり上がったの何でなんだ
ページ数減ってるのに 同じ内容の商品なら安いものを買うのは普通のことだ。ケチでも何でもない。 >>445
甘美のことだよな?ページ数は増えてだろ
にしても前作から300円アップか値上がり凄いな 紙代印刷費も上がってるしな
国内文庫が4桁なのが珍しくない時代も近そう 毒入り火刑法廷の作者のゲームがXで話題になってるな >>455
イマイチ
逆転裁判のような攻防は面白く、仕掛けが多くて二転三転するのもいいのだけど、詰め込みすぎでまとめ切れていない
過程は悪くないが着地に失敗している 「君のクイズ」はミステリとして宣伝されたのもあってミステリだと誤解されたが、ミステリとしては分析、読解が不可能なくらいミステリではない
冒頭の謎はミステリにおける謎のような全体を支えるような構造は持たないしカタルシスをもたらすような解決をしないので、謎とその解決に対する興味はあまり持たない方がいい
主人公が冒頭の問題を検討するように見せかけた部分は、主人公が自己を形成する過程をクイズを通して描いたもので、むしろ作家である作者の自己形成過程を反映したものだろう
同じように知的好奇心を持って自己を形成してきたような人ならかなり共感できると思うし、そういう共感を持って読んでこの小説の最後の部分が納得できるなら、充実した読書経験になると思う
もちろんこの小説をミステリとして読解できる、具体的に説明できるという意見があるなら歓迎するが >>458
オチや真相を重視する人にはおすすめしない
推理の過程や登場人物の心情描写やエモさを重視する人には面白いかな 糞ド田舎の秋田に昔住んでたから
ママクリーニング小野寺よが分かるの嫌だったなw >もちろんこの小説をミステリとして読解できる、具体的に説明できるという意見があるなら歓迎するが
第76回日本推理作家協会賞受賞
ミステリが読みたい! 2位
このミステリーがすごい! 7位
週刊文春ミステリーベスト10位
本格ミステリ・ベスト10 28位
>冒頭の謎はミステリにおける謎のような全体を支えるような構造は持たない
全体を支えるような謎が必要なのは本格ミステリ。本格以外のミステリーは本格的なミステリーではないので謎は全体を支えなくてもよい >>460
俺は、君のクイズの謎解き結構好きだけどな
奇想天外なトリックや緻密なロジックとかじゃなくて現実ベースの推理が今まであまり読んだことのないパターンで逆に新鮮だった。
たまにはああいうのもいい 逆に、地雷グリコ、でぃすぺる、エレファントヘッドが本格ミステリなのかどうか怪しいと思う エレファントヘッドはどう考えても本格だろ、あれだけ緻密なロジックが展開されているのに
でぃすぺるもホラー色が強いとはあれもロジックにこだわった作品だ
地雷グリコが本格か怪しいという意見はまあわかるけど、本格好きに支持されている作品ではあるし、本格好きの琴線に触れるということは本格成分が濃厚に含まれている証明でもある 本格かどうか論争は不毛なんだよな
SFかどうかと同じ このスレの「ミステリではない」は本格ミステリのことなんだよな
どんだけミステリ観が狭いんだよ >このスレの「ミステリではない」は本格ミステリのことなんだよな
なら、本格といえばいい、紛らわしいから
それに、ミステリ=本格だとすれば、なぜわざわざ「ミステリではない」というのか意味がわからん
本格ではなくてもミステリー小説ではあるんだから別に問題ないじゃん 459だけやん
以降の人らはちゃんと本格に限った話をしてる 〇〇は本格かという話はよくみるが、本格とは何かという話は全然みない >>469
今回だけの話ではなく、過去に>>459のような発言が何度もあったってことだよ >>468
いや俺はミステリ=本格ミステリだと思っている奴のミステリ観が狭いと言ってるんだよ >>474
すまない、書き方が悪かった
俺も>>467でミステリ観が狭いと指摘された奴に対して「だったら本格といえよ」と文句を言ったんだけど、読み返してみれば確かに>>467に文句をいっているように聞こえるな このミススレなのに
本格だけがミステリだと思ってる人だらけになって歪んできた 狭義のミステリとか広義のミステリとかでいいと思うんだよな
なんでもかんでも厳密に定義しようとするとSFみたいになっちゃう ミステリという字義通りに受け取っていいのではないかな
物語に何らかの「謎」がありそれが最終的に明らかになるものはミステリでよい 個人的には推理しない、もしくは伏線がなくて推理できない作品はダメだと思う >>482
だから伏線に基づいて推理するのは本格ミステリじゃん
なぜ本格ミステリの定義をミステリー小説全般にまで拡大しようとするのよ いまどきなんの伏線もないけどミステリに分類されてる小説とかあるんかね >>484
>>482が言っているのは単に伏線の有無ではなくて伏線に基づいて真相が推理可能かどうかって話でしょ
だから、伏線に基づく推理を重視してないミステリーなんて沢山あるのだからそういうのを読みたければ本格ミステリを読めばいいじゃん
なぜ本格ミステリ的なものをミステリー小説全般にまで求めるのかと 伏線ならミステリ小説に限らずほぼ全てのエンタメ小説にあるだろ 推理じゃなく聴き込みや捜査で真相に辿り着くタイプの小説もミステリだよね 伏線のないストーリーなんて萌え4コマくらいじゃねーの 日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞の『蝉かえる』に続く魞沢泉シリーズ第3弾の「六色の蛹」と
はずれ無し作家荻原浩の2年ぶり長編『笑う森』買った
紀伊國屋書店でポイント30倍
660+540で実質1200円引き・・・昨日発売の本が なにか話がずれてるな
伏線の有無が問題ではなくて伏線に基づいて真相が推理できるかどうか問題という話だっていってるのに
>>482→>>483 本格以外は到底ミステリとは呼べないね
とか言うとこのスレはさらに白熱する >>496
>推理しない推理小説っておかしいだろ
おかしいから最近は推理小説とはあまり言わなくなったんやで
探偵の登場しない探偵小説はおかしいから呼称が推理小説となり、推理しない推理小説はおかしいから現在ではミステリー小説という呼称が一般的になった
現在では
なんらかの謎を巡る話→ミステリー
謎を伏線に基づいてロジカルに推理する話→本格ミステリ >探偵の登場しない探偵小説はおかしいから呼称が推理小説
ちがうな
「偵」の文字が常用漢字から外されたから、
代わりに推理小説という言葉が使われるようになった
ちなみにこれは昭和20年代の出来事で、
横溝、高木などが名探偵の出てくるミステリーを書いてた頃の話 >>500
それは知らんかった、情報サンクス
でも、探偵なんて文字、今でも普通に使われているのにな 偵の文字だけど、そのあとまた常用漢字に戻ったそうだ まだ収録作6作のうち2作しか読んでないけど、『六色の蛹』がいい感じ
眠いので残りは明日読もうと思う 短編集はだいたい一番面白いのは八割の確率で表題作だからもう実質読破したようなもん >>55
『われら闇より天を見る』でこのミス2023海外1位だったクリス・ウィタカーの『終わりなき夜に少女は』を読んだ
謎解き要素はなきに等しかったが、ボーイミーツガールの要素とかあって青春ミステリーとして非常に面白かった
とにかく少年少女のキャラがいい
このミスベスト10には入るのではないだろうか >>505
今回表題作ないよ
色の名前がついた短編が6本入ってる 「終わりなき夜に少女は」は話は面白かったけどずっと皮肉として書かれてると思ってたとことが悪い意味で皮肉じゃなかったというか
メ欄が「うーん」って感じだった 表題作をケツに持ってくるのは正直いやだな
それならどんな薄くても単品で出してくれと思う >>508
あまり気にしてなかったけど、いわれてみれば確かに「終わりなき夜に少女は」におけるメ欄ってよくわからんよな 『六色の蛹』を読み終えた。
まあまあ面白かった。
でも、前作『蝉かえる』の収録作『彼方の甲虫』レベルの作品がなかったのは残念。
ランキング10位くらいなら入るかも。 にわか探偵とか読んだ人いないかな
ワトソン力の続編だとは思うけど話題出てない気がする >>517
深木章子の『欺瞞の殺意』?
なんでいまさら4年前の作品を? 【30周年記念再放送】警部補・古畑任三郎SP ファルコンの定理/笑うカンガルーVS二本松晋(陣内孝則)★1
ttps://sora.5ch.net/test/read.cgi/livecx/1717382326/ ▽ゲーム「逆転裁判」のルーツになった回
【30周年記念再放送】古畑任三郎 Season.2 第1話
『しゃべりすぎた男』VS小清水潔(明石家さんま)★1
ttps://sora.5ch.net/test/read.cgi/livecx/1717457442/
番組ch(フジ)
ttps://sora.5ch.net/livecx/ 単純に捜査パートが面白い作品を称して書評などでたまに使われるワードだと思われる
古くはクロフツとか鮎川哲也の作品みたいなやつでは? サロメの断頭台つまらんかった
話がつまらんから最後の謎解きまで退屈
でも謎解きも大したことない
タイトルのギロチンも必然性がない 『サロメの断頭台』は見立て殺人の理由をロジカルに解き明かしていくのがよかった
見立てにここまで緻密な理由を用意した作品は今まで読んだことがない
見立て殺人の新機軸だと思う 派手な仕掛けは無いけど
見立てのホワイダニットから展開されるロジックが良かったよ M・W・クレイヴンの新作が出ているけど、ワシントンポーのシリーズではないんやね。
買うかどうか迷うわ 中公文庫から『スミルノ博士の日記』が出るらしい
ネタだけ知ってるけど読んだことない作品 今月は「了巷説百物語」が出るね
このシリーズがランクインしなくなってからしばらく経つが完結編なのでランク入りするかもしれない >>533
すまん自己レス調べたら巷説百物語シリーズってこれまでミステリランキングでトップ10入りしたことなかったわ
なんでだろう?ミステリだと思われてないのかな? セールスはおいといて明らかな格上相手の論評はしたくないんじゃないか
京極作品は大衆向けとは言い難いものだし >>535
鵼の碑が去年のこのミスで2位だったのに? 嗤う伊右衛門はランクインしてるから巷説百物語もジャンル的には同じだからジャンルの問題ではないと思う 時代小説というより伝奇小説だし、年末のベストで評価されるようなタイプじゃないだけ
でもエンタメだから普通に大衆向けだと思うけど
伊右衛門は本格ミステリの要素もあったし、古典の語り直しだから敷居も低い
ただ今回のやつはシリーズ完結で集大成だから、
鵼のときみたいなご祝儀票含めて上位もあり得るかも知れない
連載分だけでも鵼より面白かったよ 少なくとも、「京極作品は大衆向けとは言い難い」というは認識違いも甚だしいな
京極の作品ってどうみても大衆小説だろうに 青山文平はもっとランクインしてもいいような
半席の続編は失敗作だったけどね 青崎と白井が10年でテッペン取るってあんまり予想してなかったわ 青崎や白井の躍進は喜ばしいことだけど、たかだか年間1位で安易にテッペンなんていっちゃうのはバカっぽくて嫌だな >>548
意味が分からん
俺は「名探偵のいけにえ」や「地雷グリコ」はすごく評価しているのだが?
今年なら「永劫館超連続殺人事件」なんかも滅茶苦茶良かった
一体どこが老害なんだ?
ただ、ミステリー界のてっぺんというのは傑作1作でとれるほど軽いものではないといってるだけだ 白井は最初からオンリーワンな世界を突き進んで時代のほうががようやく追いついた感がある
青崎は途中で色々迷走したがデビュー作の青春+ミステリに百合要素を+してここに来て作風が完成したんじゃないか
どちらも変に日和らずこのまま行って欲しいね 青崎はもともと百合好きだからな
天馬妹も百合キャラだしもっと好きなもの自由に書きなよ >>552
白井は時代が追い付いたというより『名探偵のはらわた』がグロ描写をかなり抑えてミステリとしての面白さを全面に押し出したからじゃないの?
あくまでも白井の変化であって昔のままならそこまで評価されていなかったでしょ 白井はある時期までの作品はハードコア過ぎてあんまり面白くなかった
キャラ小説の要素が入るようになった『名探偵のはらわた』が第二のデビュー作だと思う
それ以降は全部面白い 「老害」や「劣化」って、使う奴がアホに見えるなあ。 >>557
使うこと自体は別にいいと思うけど、よく考えずに馬鹿の一つ覚えで使うのがね >>560
読んだことないけどそれsfじゃないの? 青崎は最初から小慣れてたよな
ミステリのコンセプトも「学園もの✕クイーン風」とはっきりしてたし、ライトなエンタメ小説としてのパッケージも計算で構築されてたと思う >>561
主人公が宇宙で出会った異星人と協力しながら地球の危機を救うバリバリのSF作品だよ 主人公が記憶喪失で目覚めるところから始まり徐々に記憶を取り戻していって
最終的になぜ自分がこんなところにいたのかが明かされる展開なので充分ミステリと言っていいと思う ミステリ要素はあるけどジャンル区分するなら間違いなくSFだとは思う 別に大した謎じゃないし、だいたい三体に比べたらはるかに落ちるだろ
「ミステリで三体に匹敵する作品」と言っているのに何でまともに答えられないくらい
俺が考えたら「猿丸幻視行」か「夏と冬の奏鳴曲」か「哲学者の密室」なら匹敵するかな、と思った
(ちなみに二年ほど前に三体について「これまで読んだ中で一番面白い小説かも」とこのスレに書いたが) 559 560 566
サンクス。猿丸は読んだことないや
なぜかアンカーが打てない。エラーが出る >>566
そもそも、ミステリーファンとSFファンとでは嗜好が違うのだから>>555みたいな質問自体が愚問という他ない
三体も面白かったけど、俺は本格マニアだから本格ミステリの傑作の方がもっと面白く感じる
それだけの話 「なあ、グレース。考えた事はあるか? 宇宙にいるほかの生物のことを?」 この板に限らず低脳レス乞食が「老害」と書いて公開オナニーする風潮はあった
未だにやってるのは寒すぎてどうしたもんか >>566
「三体」は面白かったが、J.P.ホーガンの「星を継ぐもの」三部作の方が、ハードSFとしては遥かに面白いだろう。
同シリーズは、ミステリーとしても読み応えがあり、「三体」とは比べ物にならないと思うが。 ぱっと思いつくSF名作の指標が三体なのやたら獺祭持ち上げてる大学生感あるね 小川哲の魔術師っていう短編がSFとミステリの境界を探るようなところがあって面白い >>574
まあ、本格ミステリ好きなら三体より『星を継ぐもの』だよね 星を継ぐ者は今読むとトンデモ過ぎるのがなぁ
ゴールデンフリースの方がいいと思う 575とか577見てると確かにこういうの老害だなとしか (ミステリーじゃないけど)SFの名作
ロバート.A.ハインライン著『夏への扉』
日本で映画化もされてます
SF苦手な私を魅了した『夏への扉』の素晴らしさを語ります!
https://youtu.be/3vYxsEgXoY4?si=447p_R_WrMw6cimn >>579
三体より星を継ぐものの方が本格要素が濃いから本格ミステリ好きに好まれるという事実を指摘しているだけ
別に三体の方が作品としての価値が低いと言っているわけではないし、発言の意図を検証せずに老害扱いするのはいかがなものか。 せめて「じゃがいも食べて生き残る」くらいにしてやれよなぁ… 星を継ぐものは殆どが研究して謎を解く話だから完璧に理解するのは辛かったな
三体は2と3が抜群に面白い 三体はだいぶ前電子書籍が半額なってた時買って読んだけどACクラークぽかったな、ミステリ要素はそんななかった気したけどな ミステリ風SFならイーガンとかソイヤーが面白い、イーガンはハヤカワじゃなく創元から出てる方ね グレッグイーガンってそういう作風なのか。ソウヤーは全部絶版だよな。ゴールデンフリースとか。 >>589
色んなの書いてるけど創元から出てる宇宙消失とか万物理論はスケールのでかいミステリ風味の面白いSFだよ、ただ難しいけど
ソウヤー調べたらほんと絶版なんだね、面白いのに 今にして思えばソウヤーの「ゴールデンフリース」「ターミナルエクスペリメント」「イリーガルエイリアン」なんかは
特殊設定ミステリとして通用するな 二十年早かったなソウヤー >>591
ソウヤーってヒューゴ賞、ネビュラ賞、星雲賞受賞して普通にSFミステーの作家として超評価されていたと思ってたんだけどそうでもないのか? 厳密な定義があるわけではないが、SFミステリーと特殊設定ミステリは別物だと思う
特殊設定ミステリにおけるSF要素は、あくまで本格ミステリーのルールを拡張するためのガジェットで、SFミステリーはちゃんとSFしてるかどうかが重要なのでは もちろんソウヤーはSF界から高く評価されていたがミステリ界隈からはほとんど注目されてなかったはず。しかし
「宇宙船の管理AIが犯人の倒叙もの」
「電脳空間にコピーした自分の意識三つのうち一体が現実で殺人事件を起こし始める。どいつが犯人だ」
「地球を訪れたエイリアンが殺人事件の容疑者となった法廷劇」
というような話は今ならミステリとしてもすんなり受け入れられたんじゃないかと思った次第 『イリーガル・エイリアン』は2003年度本ミス海外7位 >>585
そうなんだ、三体一冊目だけ読んであんまり好きじゃなかったけど続きも読むか
プロジェクト・ヘイル・メアリーは面白かった >>598
俺も1はふーんぐらいだったけど、2は抜群に面白かった
壁面者と破壁者の頭脳バトルが主眼だからストーリーもシンブルでそれほどSF者でない人も楽しめる 早川は復刊リクエストフォームあるから送ってくるといいよ 「第24回本格ミステリ大賞」全選評が掲載された〈紙魚の手帖〉vol.17(東京創元社)は6月14日頃の発売となります。 ミステリー要素は薄いけどダン・シモンズのハイペリオンがミステリー好きがハマるSFみたいに紹介されていた時期があったな 小川哲が今村昌弘に帯文を書かせてゴールデン・フリースを復刊することを提案していた
ニコ生の番組で >>603
どこがはまる要素だったんだろう?
裏切者が誰かという謎があったけど、バレバレだったし >>605
読んだの昔なんで詳しくは覚えてないですけど謎が謎を呼ぶSF小話集として面白かったからじゃないですかね。 今月は食指が動くものが無かった
百年の孤独金スピンを買って終わりだな
来月は密室黄金新シリーズはポチ確 >>608
面白そうだと思ったけど『月の落とし子』の作者か
あれは個人的に最悪だった 白井まで題材に使ってミステリー作家どんだけ量子力学好きなんだよww
ウロボロスからもう30年だぞww 有栖川の日本扇の謎も8/9に出るって
同日に方舟と神薙虚無の文庫も 『日本扇』、『鵺』の時と同様にノベルス版・愛蔵版が出るそうだけど愛蔵版買う人どれくらいおるん? 百鬼夜行シリーズほどノベルス版にこだわる読者居なそうだし熱心なファンは愛蔵版買うんじゃないかな 「本の雑誌」って頑なに電子書籍を発行しない所が古いね
ブックガイドという自覚がない
だから立ち読みで済まされてる 06/19「了巷説百物語」京極夏彦
06/19「グッド・バッド・ガール」アリス・フィーニー
06/19「鑑識写真係リタとうるさい幽霊」ラモーナ・エマーソン
06/24「六月のぶりぶりぎっちょう」万城目学
06/26「救世主」水海大生
06/26「室蘭地球岬のフィナーレ」平石貴樹
06/26「難問の多い料理店」結城真一郎
06/28「明智恭介の奔走」今村昌弘
07/02「死蝋の匣」櫛木理宇
07/03「密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック」鴨崎暖炉
07/03「モルグ館の客人」マーティン・エドワーズ
07/11「白薔薇殺人事件」クリスティン・ペリン
07/31「法廷占拠 爆弾2」呉勝浩
08/09「日本扇の謎」有栖川有栖
08/19「少女には向かない完全犯罪」方丈貴恵
08/19「ぼくは化け物きみは怪物」白井智之
他にもあるだろうから好きに補足してくれ
万城目学は今スレの対象じゃなさそうだけどあらすじに密室殺人事件とあったから一応入れた >>618
国内このミス 地雷グリコ
海外このミス 両京十五日
国内本ミス 地雷グリコ
海外本ミス ウナギの罠 >>618
0413 名無しのオプ (ワッチョイ 0609-d8Bj) 2024/02/29(木) 20:45:00.77
貴志兎の話はこれで最後にするけど、単行本を手に持った時の質量とこの時期からこのミス&文春1位を確信させるこの感じは、何年か前のテスカトリポカを彷彿とさせるかな ワースト1 あれは平成のことでした
ワースト2 無人島ロワイヤル >>618
地雷グリコの両取りは間違いない。なんなら文春も固い。 昨年の可燃物が1位になるような現状はもう少し改善して欲しいな 投票形式が悪いのかな ウナギだけど、対抗馬がないだけじゃね?
他に候補が浮かばない なんか面白いのある?とか聞けばいいのに
今の所の1位とか煽りたい人かな ここの反応含めなんか地味な感じだから純粋な疑問として聞きたくなるのもわかるよ >>627
すみません…そんなつもりはないです。
それでは
いまのとこの面白い作品教えて! ランキング予想のスレなんだから1位候補を尋ねるのは全然変じゃないと思うけどなあ
少なくとも、面白い作品を尋ねるよりはこのスレの趣旨に近い 日本文学振興会 @shinko_kai
第171回直木三十五賞の候補作は、以下の5作品です。
青崎有吾『地雷グリコ』(KADOKAWA)
麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』(文藝春秋)
一穂ミチ『ツミデミック』(光文社)
岩井圭也『われは熊楠』(文藝春秋)
柚木麻子 『あいにくあんたのためじゃない』(新潮社)
#直木賞 >>631
さすがに柚月さんかな?
てか俺グリコとあいにくしか読んでねえわ 期間外なのにノミネートってよっぽどだな
さすがにグリコ受賞はないだろうけど選評楽しみ 木挽町のように、山本周五郎賞とダブル受賞したら面白いな、地雷グリコ。
個人的にはそろそろ岩井圭也に直木賞を取らせてあげたい。 直木賞ノミネートってマジ?
もう米澤超えるだろコレ… 地雷グリコしか読んでないので、なんとも言えないが受賞したらどえらいことだ。 髙村薫あたりが「真面目につけたとは思えないペンネームは減点対象」って選評書いてほしいな 岩井ってここでも話題になることあるしミステリ作家か
読んでみるかな 流石に受賞はキツイだろうな
黒牢城だってミステリ部分は減点要素みたいな扱い受けてたし、ただのミステリでしかない地雷グリコは審査員受け悪そう 「木挽町」みたいなのがいかにも受けるという感じ。
それだけに「地雷グリコ」受賞したら快挙だが、はていかに。
アマゾンみても現在売り切れ中みたいなので、さらに増刷かかるかね。
受賞できなくても、今年度ミステリーNo1の地位はゆらがない。 >>642
受賞はキツイけど、それ以前にノミネートされたこと自体がすでに驚きだよ
本来、直木賞の候補に選ばれるような作品ではない
米澤穂信は『満願』『真実の10メートル手前』『黒牢城』で直木賞候補に選ばれたけど
これが古典部シリーズや小市民シリーズが直木賞候補なるようなものだ
ぶっちゃけ、ラノベのような作風だから文学としては評価されず、本ミス大賞のような専門ジャンル以外の文学賞とは無縁の作品だと思っていた
なんだかわからないけど、今年は地雷グリコにすごい風が吹いているような気がする 地雷グリコの時代小説版を書けば受賞確定だな(ねーよ) グリコは確かに優れた作品だけど、そもそも文壇の選考筋に青崎推してる人がいそうなんだよな
ノッキングオンロックドドアとか、早朝始発がするっと推協賞候補になってたし 山本周五郎賞は小川哲が今年から選考委員になったのも大きいだろうな。
以前、読売新聞の書評で『11文字の檻』を取り上げてたし。
まぁ、その前の浅倉秋成の小説も、『なんとか坂の仇討ち』という、相手が悪かっただけで2番手ぐらいには推されてたし、そもそも文芸賞も軟派になってきてはいるが。 地雷グリコは映像化しやすい内容だから映画でも漫画でもアニメでも行けそうだな。
もしも直木賞も受賞ってことになったら話題性に申し分なしで、ヒットすること請け合いだからメディアミックスが引く手あまただろうね。 どれも面白い短編だが、やはり「だるまさんがかぞえた」が飛びぬけた傑作。
論理+バカミスすれすれのトリックが高い次元で奇跡的に融合した作品。
この作品だけは、クイーンというよりはカーの色がでている気がする。 山本周五郎は硬派な作品もあるけど多くの著書は「面白さが第一」な作風だから地雷グリコはの受賞は王道ともいえる
>>634
岩井のは硬派だけどもう一歩踏み出せてないから難しいと思う まぁグリコアニメ化は余裕だろう
俺はすべてはFになるは今でも許してないけどな! 直木賞って例えば去年の同時期だと木挽町のあだ打ちとか踏切の幽霊とか香港警察とか骨灰とかだったよな
本のカバーもそれなりって感じだったが >>657
すべFのアニメ?そんなのありましたっけ?(記憶喪失) ウナギの罠は密室の設定が奇怪という点を除くと、かなり堅実な謎解きもので黄金期の本格に近い感触
どんでん返しの凄さみたいなものを求めると違うかもしれないけど、本ミスランキング的には嬉しい収穫なのは間違いないといったところか >>631
すごいねグリコ破竹の勢いだな
でも多分柚木さんかなそろそろ受賞させてあげてほしい
一穂さんのも読んだけどこれは微妙だった光のとこにいてねは良かったが 直木2作品受賞来れば地雷も無くはないかもね作品としてどうかは別として商売として
1つは無難1つは商売的な >>647
どっちも候補になるようなものじゃなかったものな
よくもわるくも入れ込んでる筋が確実にある。これも青崎がやたらに持ってる幸運の一環
まず角川が自社代表に推さないと直木候補にはならないからそのあたりも合わせて 早朝始発は最初のターニングポイントだと思う
あの基本ワンシチュエーションでの雰囲気づくりや台詞回しの巧みさは作家としてのポテンシャルを大きく感じさせるものだった ノキドアも早朝始発も小説以外にポテンシャルがあったろ
どちらも映像化されてるし
そういうエンターテイメント性?が選ばれるんじゃないかな 早朝始発は小説としても巧かったし、ミステリとしてもコンセプトが良かった >>663
このホラーがすごい
涜神館殺人事件が18位だったね 青崎がこれで直木賞だったらまさしく当代の天下取ったな KADOKAWA、大規模システム障害の続報発表 出版は「受注~物流機能が停止」判明、ニコ動再開は「1ヶ月以上かかる」見込み
6/14(金) 15:50配信 オタク総研
https://0115765.com/archives/75803
KADOKAWAは14日午後、8日より継続して発生しているグループ内での大規模システム障害に関する続報を発表し、同社の各事業における影響と今後の対応を説明した。
(略)
■出版事業
・国内における紙書籍の受注システム、デジタル製造工場・物流システムの機能を停止
→「受注停止、生産量の減少と物流の遅延に伴い、出荷数量が減少しております。」
・国内の紙書籍や電子書籍の編集・制作支援システムの一部機能が停止
→「一部新刊(紙書籍・電子書籍)の刊行や重版制作が遅延することが見込まれます。」 ラノベミステリーのことならともかくウィザードリィのことをここで質問されてもなあ ミステリーの話題と絡めてほしいところだね
>>677のランキングでいえば以下の3つがミステリー作品
GOSICK -ゴシック-
ビブリア古書堂の事件手帖
六花の勇者 >>681
あくまでもラノベとしての評価だからしょうがないよね
SFミステリーというくくりなら間違いなく国内上位の作品だけど >>677
ある程度ウィザードリィの知識がないと苦しい。
(ラスボス戦一歩手前からスタートするため)
ファンタジー小説として読むなら2.5作目(?)の『不死王』を勧めます
>>678
「新加入メンバーの素性」「ラスボスの真意」などの謎要素はあるから(震え声) このホラーがすごい!2024、ミステリー系では以下の3つがベスト10にランクイン
でぃすぺる(今村昌弘)
梅雨物語(貴志祐介)
最恐の幽霊屋敷(大島清昭 )
海外部門ではこのミス17位だった『異能機関』が2位に >>685
単行本は約3年で文庫化というのが基本路線だから別に遅いわけじゃない ウクライナ戦争以前はずっとデフレだったのに文庫の値段は上がり続けていたもんな 昔、読みたい本は何軒も本屋をハシゴして探しまわったけど
人生で最も大切なのは時間だからなぁ
いつ何時でも読みたい本があればその時kinpppyで買って直ぐ読み始めるわ
ページをめくる時間も惜しいから全ページスクロール表示w
京極夏彦乙 >>688
そりゃ部数減ってるしな
需要が減ったから紙の値段も上がってるし 価格上昇は需要の問題じゃなくてエネルギー問題と円安が主因だよ。紙材価格もインク代も流通コストもすべて値上がりしてる。
。 >紙材価格もインク代も流通コストもすべて値上がりしてる。
なら、本屋を見捨ててすべて電子書籍にすれば解決だね 俺はもう絶版・品切れの本と電子未対応の本以外、紙では買わないかな ただ、出版社が本屋を切らないうちは本屋に配慮して電子書籍の値段はあんまり下がらない >>696
そんなあなたに楽天kobo
色々改悪はされてるけどキャンペーンやクーポンでの値引きは捨てたもんじゃない 結局ネットで古本買ってるは
電子書籍はここで50%オフの報告みたら買ってる
金ないから助かってます 旅行前とかではまだ電書で買う場合もあるけど
俺はほぼ紙に回帰したな
蔵書には不利だけどやっぱり紙の方が捗るのがわかったから 電車とか外で紙の本読むのはキツい
家だと紙の本はコンテンツに到達するまでの負荷の少なさがスマホに勝てない ニコニコ(KADOKAWA)死んでるのにBOOK☆WALKER死んでないの凄いなw 老眼が入ってきた今、(何か特別な理由がない限り)電子書籍一択
昔好きだった文庫本とか、もう読めねーからな 電子書籍だと売れた部数の印税しか入らないから
出版社も作家もやっていけないな 李龍徳「死にたくなったら電話して」(河出文庫)読んだ人いる? 単行本いつ出たと思ってんだよ
インパクトあるけど読んだことも忘れてるよ >>706
紙の本だと売れなくても発行部数分の印税が入ってくるって話?
しかし、その分、返品された本の管理費や処分費、その他諸経費を削減できるからそれで相殺できるのではないの?
それに品切れ再販なしという流れによる絶版もないので長期にわたって継続的な収入が見込める CDと違って紙の本は出荷しなくても印刷した次点で印税が発生すると聞いた >>702
(;´Д`)ハアハア うん。すげえなって思った (;´Д`)ハアハア 文庫はいらねぇ
テンションあがんねぇから ( ´Д`)=3併読すると読んでない方がどうでもよくなってしまう ( ´Д`)=3でも長くて中々読み終わらないから併読したい >>709
電子でも結局プラットフォーム側と利益折半みたいになるから
紙と比べて電子なら儲かるってこともない
あと紙は出せば出版社側に一時的に金入るからね
それがなくなると点数絞りに絞って
人気作家以外はほとんど本が出せなくなるだろうな >>719
よくわからんな
紙なら売れ残ったものは返品・保管・破棄でコストがかかるが電子ならそのコストが不要になるのでは?
プラットフォームに利益もっていかれるといっても紙の本でも流通に出版倉庫を使っていたのだからそれをなくせば相殺されるのでは? それから人気作家以外がほとんど本を出せないというのもよくわからない
電子の方が製本のコストがかからないから気楽に本がだせるのではないの?
個人が自費出版するのにも製本にかなりのコストを求められたが今では電子書籍で安く本を出せているじゃん >>709
紙の本は取次に卸した時点で出版社に部数分の金が入る。返品されたらその分返金しないといけないんだけど、新たに別の本を卸して返金分を相殺しておくしのぐという自転車操業に陥っている出版社が結構ある ここで地雷グリコを知って読み始めた
角川ランサム書店じゃねえの 角川だからクイーン入荷してないかと思ったけど置いてた 地雷グリコ、1話目読んだ。
本ミスはともかくこのミス1位は無くね?
このあと面白くなる? じゃんけん回とだるまさんが転んだ回はよく出来てるよな
イカサマ返し回はちょっと無理あるかな
あとポーカーは複雑過ぎや だるまさんはほんと秀逸だったねそうきたかと意表を突かれた
ポーカーは確かに文章だと分かりづらかったな
グリコに限らずああいうギャンブル描写は漫画向きだよね >>680
“文学少女”と死にたがりの道化
薬屋のひとりごと
アンデッドガール・マーダーファルスあたりもそうかな
地雷グリコが流行ってるから生贄のジレンマもいけるかも やっぱり「だるまさん」が飛びぬけた傑作だ。
令和にはいってからでは、最高かもしれない。 >>725
面白い面白くないというのはあくまでも個人の感想
過去にこのミス1位とった作品でも個人的につまらない作品はいくらでもある
大事なのは客観的データ
第24回本格ミステリ大賞受賞
第77回日本推理作家協会賞受賞
第37回山本周五郎賞受賞
第171回直木賞ノミネート(結果発表は7月17日)
ネットでの読書投稿レビューはほとんどのところでダントツの高得点
現時点でこのミス最有力といわれている根拠はこんなところ
個人的には『永劫館超連続殺人事件』の方が好きだが予想をする際に自分が面白いかどうかはそれほど重要ではない 本格ミステリ大賞と直木賞を同時受賞したのは東野圭吾と米澤穂信の二人だけだったっけか?
地雷グリコ、本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞と山本周五郎賞に加えて、直木賞とったら快挙だな。 地雷グリコ自分は直ぐに買って面白く読んだんだが、客観的に見てここまで評価される作品かなとは思う。賭ケグルイのような漫画的な題材をミステリーに落とし込んだ良いとこ取りの作品だなの感想だったんだけど。 地雷グリコはゲーム部分に原案の作家入れれば3部作とかで高校卒業まで描けるんだかなあw
というか既に監修では入ってるのかもしれんけど 俺も正直ここまで高評価なのは意外に感じてる
ゲーム部分は最高に面白いんだけどストーリーが百合小説+スカッとジャパンみたいな感じだからここまで広く評価されるとは思わんかった >>736
ゲーム部分に監修入れたらミステリー作家の意味ないじゃん
地雷グリコのゲーム=トリックであってそれを考えるのがミステリー作家の仕事じゃないか 俺も734や737と同意見
卓越した作品なのは間違いないんだけど、斬新さがあるわけでもない中で保守的な審査員にまで評価されるのだろうか
パズラーに理解ある領域じゃないと難しいんじゃないのか 今の直木審査員て
浅田次郎・角田光代・京極夏彦・桐野夏生・村薫・林真理子・三浦しをん・宮部みゆき
三浦と宮部はグリコ推してくれそうかな ここには以前から声のデカい青崎信者が住み着いてるから
ちょっとでもネガな評価されたら「またアンチだまたアンチだ」と発狂するぞ
地雷グリコはうまいこと漫画のやり方を取り込んだ作品だけど何倍も過大評価されてる
選考委員や投票者の全員が嘘食いを先に読んでたら山本賞も本ミスも直木賞候補もなかったかもね >>631
しょぼい候補作見ると青崎しかないだろと思うけど強いて言えば柚木がライバルなのか しょうもない二次創作百合小説
列車事故にかこつけたスカスカの話
けっきょく閃きでしかないキーワード当て
こんなのでも年間ベスト級だとヒステリックに持ち上げる人らがいる異様な作家 グリコはギャンブル漫画が濃くて重くなりがちだったのを、青春に落とし込んだことに価値があると思ってる
パクリじゃんとか思ってるやつはいつまでも評価されてる理由がわからない >>745
あれだけのアイデアがあったら、デスゲーム始めちゃうのが洋の東西を問わず昨今の流行りだからなぁ。
そこをあえて青春学園ものにして痛快であり爽快なストーリー展開にしたのは見事だと思ったよ。
後半のあまりにもマンガ的な設定にはついていけない人がいるかもしれんので、直木賞選考委員がどう読むかが気になるわ。 審査員の顔ぶれ見ると、高村薫、林真理子このへんが拒否権使いそうだ。 >>746
そうなんだよ
俺はギャンブル漫画的な設定を爽やかな青春ストーリーに落とし込んだ点を高く評価している
でも、後半はスーパー生徒会長やギャンブル学園が登場してありふれたギャンブル漫画みたいになっちやったなと。
別にギャンブル漫画はギャンブル漫画で好きだけど前半の雰囲気のまま続けてギャンブル漫画とは差別化をしてほしかった。
ギャンブルの内容自体よりもその辺が残念。 ギャンブル漫画はいっぱいあるけど、自分が知らないだけですがギャンブル小説はあまりないのが新鮮だった でぃすぺるがランクインしてるのはどうなんだろうな
(メール欄)であってはじめからそれとして読むものじゃないと思うんだが 青崎と白井と浅倉と斜線堂の90年前後組で青崎が頭一つ抜けるとは思いもしなかったよな でぃすぺるって天沢退二郎のオレンジ党シリーズっぽい 京極夏彦の『了巷説百物語』買ってきた
1000ページ越えで想像以上に分厚い。いつもはミステリーは通勤電車で読むけれど、持ち歩けないので家で読もう >>753
高村薫は地雷グリコ認めなさそ。
マークスの山とは真逆だから 宮部さんは推してくれそうなの分かるけど
流石に直木賞は厳しそう
でも多分他で賞取れるからノミネートでも充分本屋的にはプラス >>726
横だけどちょっとでもつまらないとこダメなとこ下手なとこあったらいらねーじゃんそんな作品もそんなの読む時間も >>754
たかだか1作で頭ひとつ抜けるっていうのはどうよ
そんなこといったら『名探偵のいけにえ』で日本推理作家協会賞と本ミス大賞をダブル受賞した時点では白井が頭一つ抜けていたじゃん
いずれにせよ、1作2作でどちらが上とか決まるものではない グリコはキャラ物として面白かったからヨシ!
中身はよくあるギャンブルモノやん〜 >>762
1話だけ読んで個人的にいらねーと思うのも途中で読むのをやめるのも勝手だが、最後までに読まずにこのミス1位はないと判断するのはおかしいという話だ
1話だけで作品の評価が判断できるのなら、地雷グリコが賞をとりまくっている現実をどう説明するのかと 社会一般の評価軸は映像化されて作家名を知られることだよ
受賞を踏み台に早く実写化すればいいのにね 白井映像化はグロはまぁ演出で濁すとして、多重の説明を尺内でわかりやすく飽きさせずに伝えるの難しそう 名探偵のはらわたはアニメ化できそう。元々漫画の企画だったらしいし 地雷グリコは、人が死なない本格ミステリだから広く評価されてるのかもな。
やたらめったら人が死んだり大した動機もないのに殺人を犯す犯人がでてくるミステリと比較すると、人に勧めやすい。 「ごんぎつねの夢」
派手な滑り出しから面白く読んだけど、落ちがあまりにもショずぎた。 ドラマとかと違って小説は全話が読まれる前提で構成されてるからな
挫折したならまだしも1話だけ読んでやめるとか勿体無い >>771
人の死なない日常ミステリなんて今までいくつもあったやん でもそういう日常ミステリは「ケレン味」が足りなかったからな >>765
別に賞なんて1ページも読まなくてもあげること出来るしな 「地雷グリコ」の擁護がよく見ると「受賞した」「評価されている」ばかり
例えば「嘘喰い」「カイジ」等に似ていると言われてる点については反論できないのかな。本当に漫画を読んできていない人が評価しているのか
「だるまさん」が評価されているが、こういうオチだけを優先したような話というのはむしろ漫画に多いしビジュアルも使える漫画に比べたらそんなに凄いとは思えない >>778
修正
×オチだけを
○オチのインパクトだけを ギャンブル漫画を青春小説に仕立てた点が〜という反論は見えてないの 授賞式での選考委員代表の小川哲によると、「嘘喰い」「カイジ」のような漫画の先例について議論のなかで言及されたけど、心理描写のような小説ならではの魅力と、青春小説でもあるという新しさの2点から評価されたらしいぞ 先行作があるかどうかって全然問題じゃないよな
クイーンに似てようが嘘喰いに似てようが新味があればそれはオリジナルだろう >>781
>青春小説でもあるという新しさ
本格ミステリ大賞受賞や日本推理作家協会賞受賞はミステリとしての面白さを評価されたからだろうけども、
山本周五郎賞を受賞した決め手はココだと思うんだよな。
これがカイジや嘘喰い、神様の言う通り、今際の国のアリスのようにデスゲーム始めちゃってたら
いくらトリックやロジックが優れてても山本賞の受賞はなかっただろう。
おまけにまさかの直木賞ノミネートだからなぁ、結果もさることながら選考委員の選評が楽しみだわw >>782
いやいやいや、似ているから新味が薄れてしまうっていう話だろ
俺自身、地雷グリコのギャンブルの面白さは評価しているが、ギャンブル学園みたいなどっかで聞いたことがある設定が安っぽく思えて面白みが若干薄れてしまった
総合80点て感じ。もっとオリジナリティの高い舞台を用意してくれれば90点はつけれてたのに。
結論:似ていることは致命的な欠点ではないが、オリジナリティが高ければもっと良かった >>784
青春小説でギャンブルするという新しさというのは大いに同意だが、それならギャンブル学園みたいな大仰な舞台を使わず、前半のような等身大の青春の中でのギャンブルを続けてほしかった。 前半はぬるいカイジ
後半はぬるい西尾維新になったなあという感想 むしろ「だるまさん」のオチはVisualがすぐ浮かぶ点も評価したい。
やはりとびぬけた傑作だと思う。 「だるまさん」はほんと秀逸だったねそうきたかと意表を突かれた 実現性を犠牲にしても、馬鹿馬鹿しいほどの解決が楽しい。
解決までは理詰めで攻めていき、着地がこれだからこの落差があっぱれ。
「だるまさん」文句なし。突出している。 漫画という別媒体に先行作品があると指摘したところで、それを小説で表現した点、活字表現の可能性を拡張した点に意義が見いだせることになる
アンチなのか知らんが778はただ漫画を読んでることの自慢にしか見えない
というか漫画もそれほど多く読んでなさそうな気がする 逆に言うと「だるまさん」以外は全部ツッコミどころがあるよね 1週間で文学賞をトリプル受賞、直木賞候補の注目作家が“漫画原作”として挑むミステリー×アクションの新境地「セリフの量のバランスが難しい…」
https://shueisha.online/articles/-/250781
「イレギュラーだらけのシャーロック・ホームズ」直木賞候補でトリプル文学賞のミステリ作家が描く新解釈のホームズ、そして浮浪児たちの漫画とは
https://shueisha.online/articles/-/250786 新しめで密室とかが出てきて雰囲気満点の海外ミステリーない? >>795
批判意見をいえばアンチが暴れている
褒めれば信者の工作
なんで自由な議論を否定するのか
この程度の意見全然暴れているうちにはいらないでしょ あの容疑者Xの献身も本格ミステリではないとか難易度の低い本格とか批判されてきたしな オチ以外に「だるまさん」の秀逸なのは、完璧なミスリードがあること。
だれもが遊んだことがあり、ルールをしっているため、見事にひっかかる。
これを本格といわずになんといおうか。 >>786
あの舞台設定はマイナス要因だと俺も思うんだけど、物語や作品の空気自体をぶち壊すほど悪かったとも思ってないんだよね。
パズルストーリーの連作短編集でなんらかのオチをつけようとするならあれもまたアリなんじゃないかと思ったよ。
むしろアレを直木賞選考委員の大衆小説家の重鎮たちがどう選評するかが楽しみでならない。
高村薫や浅田次郎が地雷グリコを読んでる姿を想像するだけでワクワクするわw >>800
というか、どう考えても直木賞にノミネートされるタイプの作品ではないのですべての選評が楽しみではある 浅田次郎は伊坂幸太郎と乙一と貴志祐介の小説に思想や哲学が足りないと評し、小川哲の小説は思想や哲学があるとしているが評価基準がよくわからない >>796
もうそいつ触るだけ無駄
前からずっと異様 ・青春小説に落とし込んだのが良い
という評価点はいいとして
・漫画の先例がいくつもあるのを知ったうえでの評価だろうか
・ギャンブル学園設定で醒めた
・だるまさん以外つっこみ所だらけ
等々の指摘には一つ覚えの「また青崎アンチが暴れてるのか」しか言えず
しまいには「漫画読んでる自慢。でも大して読んでねえだろw」と煽る
明らかに変なオタがついてるよ https://tree-novel.com/sp/works/episode/44a6d7122b9267c6fcc9bdade002b8ae.html
ジャンル外部の読者にも拡散し始めた“特殊設定ミステリ”
若林 これだけ定義や呼称について議論が交わされるほど、“特殊設定ミステリ”は成熟のときを迎えているといえます。
その成熟を考える上で私が重要だな、と思っているのは、2000年代における特殊なルールを用いた頭脳バトルやデスゲーム、ギャンブルを描いた漫画・アニメの流行です。特殊ルールの頭脳バトル漫画で代表的なものを一つ挙げるならば、『DEATH NOTE』(大場つぐみ原作、小畑健漫画、集英社)ですね。
相沢 それについては僕も同意見です。というより「ようやくミステリが、漫画やアニメに追いついた」という感覚なんですよ。
青崎 それ、もの凄く良く分かります!
相沢 だって、世界に課されたルールを熟知しながら問題を解決していく、という形式の物語は漫画やアニメでは昔から山ほど書かれていたんですよ。ですが、ミステリ業界では今、「“特殊設定ミステリ”が盛り上がってますよね」と言っている。あえて厳しい意見を述べるとするなら「いや、それは他のジャンルから見ると周回遅れ」なのかもしれない。あくまで一般文芸のミステリ業界では、こういったジャンルがやや、亜流のように見られていたこともあるのでしょうか。
似鳥 先ほどギャンブル漫画という言葉も挙がっていましたが、例えば麻雀漫画では、特殊な能力を持った雀士たちによる麻雀バトルのような作品が昔から描かれていますよね。
麻雀のルール以外に、読者に特殊なルールを覚えてもらった上で、それを駆使した知恵比べを楽しんでもらう、というお話。こういった作品はミステリ以外のジャンルでも多く書かれていると思います。「遊☆戯☆王」シリーズなどもまさにそうです。 >>804
まず「先例がいくつもある」については、それで評価が下がるわけではないという意見が出ているが。
「ギャンブル学園設定」については、醒めるも醒めないも個人の感受性のちがいにすぎない。俺なんか新本格が好んで使う特殊設定って醒めちゃうし。
「突っ込みどころだらけ」については、それほど気にならなかったが。むしろつっこみどころ満載なミステリに賞をあげちゃった本ミスと推理作家協会に文句言ったほうがいいかもね。 どーでもいいことずっと相手にするからそうなるんだぞ 「地雷グリコ」の中では「だるまさんがかぞえた」が白眉。
解答のシーンをイメージ化すると、凄いというかあっけにとられるというか。。
ある意味カーの作品を彷彿させた。
作者はクイーンの系譜だと思うが意外や意外。今年度の大収穫には違いない。 このホラーがすごい!って面白いの?
現代ホラーの潮流とか知りたいんだが >>806
こういう「権威ある賞を取ったんだから一切文句言うな」理論には賛同できない
自分の頭で考えることができない人間なんじゃないかと思うわ
あ自分はグリコ全体的に面白かったんで直木獲って出版界に一石を投じて欲しい派です アンチが暴れてる扱いしてる人と変なオタがついてる扱いしたい人 側から見たら目くそ鼻くそなんよ >>810
自分としては、それほど気にならなかったと言っとるんだが…
つっこみどころだらけって評判もこのスレ以外で見たことないんだが。
つっこみどころだらけを考察されてるサイトとかレビューとかあるんだったら教えてほしいわ。 「だるまさん」やはり傑作だと思う。
さすが作者はクイーンの一派、論理だけで押し込んでくる。
しかし、最後の決め手は上記作品が特に顕著だが、とんでもない方角からの解決。
論理->論理->論理とパスをつないでおいてラストシュートがえぐすぎる。
もう、直木賞いけるだろう >>809
面白いけど潮流が分かるかというとどうだろ
分かるっちゃ分かるが知ってる話かもしれん 「突っ込みどころだらけ」という批判で具体的な突っ込みどころが挙げられたことないよね 椚先輩がハメ技に気づかないのがおかしい
まとちゃんの記憶力が異常に良すぎ
同じ種類の百人一首が近所で売ってるのが都合良すぎ&その後の作戦もうまくいきすぎ
生徒会長があの設定でブラフに弱すぎ
あの敵がゼロ文字チェックで粘らないのがおかしい
じゃんけんとポーカーは審判の裁量で決まりすぎ
あの女が放火したのに警察に捕まらないのがおかしい >あの女が放火したのに警察に捕まらないのがおかしい
これは流石にやりすぎだと思ったな
あの女マジで頭イカれててなんかもう気持ち悪かった >>816
前置きでネタバレ注意とか書かずにいきなり羅列しててどん引き むしろ何十年も残っているのを評価しないと
地雷グリコって二年後には誰も話題にしてないから
方舟、いけにえあたりも十年に一度の傑作とか言われていたが二年経ったら話題にもならなくなった >>821
火蛾は新作がでないというネタ枠で語られているだけじゃん
火蛾は凄いと語り継がれているわけじゃい
そもそもここはランキング予想スレなんだから今年と去年以外の作品が語られないのは当たり前
レビューサイトなんかでは方舟、いけにえは傑作として今でも評価され続けているよ
そもそも語られない作品は大したことないという価値基準がどうかしていると思う
作品のクオリティと話題性は別の問題だろうも 容疑者Xの献身でさえ本格ではない難易度の低い本格などの書き込みとかでしかもこのスレは反論しようとしないからな
案外みんな内心は「笠井や二階堂や安孫子が正しかったのでは?」と評価が変わってきてるのかもしれない 生贄は多重解決の新機軸として今後も名が残り続けるだろう あれは単に東野に嫉妬して叩いてるようにしか見えないからだろw >>824
本格として程度が低いからこそ大衆受けしたんだろ
それに対して本格としてダメってのがそもそも批判として的外れ
東野ももともとガチガチの本格を書くタイプではないし
容疑者Xでもそういう部分は飽くまでエッセンスでしかない
正しいとか正しくない以前に議論が噛み合ってなかったんだよ いつの間にか体育館の殺人のコミカライズが始まっててびっくり
地雷グリコも色々動いてるんだろうなぁ 特殊設定なら生ける屍の死ぐらい歴史に名を残さないとな もう生ける屍の死より屍人荘の殺人の方が影響力大きいと思う >>831
生ける屍も名作と評価が定まったのは発表から20年くらいたってからだぞ
当初はこのミス1989で国内8位と、良作のひとつにすぎなかった
つまり、発表から2年もたっていない方舟や名探偵のいけにえが歴史的名作かどうかなんてわかるわけないということだ
せめて発表から10年以上たってから語れや 97年に発表された本格ミステリベスト100 1975〜1994では1位屍、2位姑獲鳥、3位星占術
そもそも昔のこのミスは本格ミステリに厳しめだった 20年はいいすぎ
生ける屍は97年発表のこのミス10周年ベストで1位
20周年のときは火車に抜かされて2位止まりかーと思ったくらい いずれにせよ、方舟や名探偵のいけにえも屍などの過去作と比べるならそういったオールタイムベストの企画を待たなくてはならない
最近話題になってないから大したことないなどという意見はあまりにもアバウト
新作というものは時がたつとあまり話題にならなくなり、歴史的な価値を持ち始めて再び話題になり始めるものだから そろそろまたオールタイムベストやるべきでは
海外も国内も結構変わるかな? >>836
確か、このミスの30年版で1位奪還したよな「生ける屍」 >>834
いかにも実写映画が作られそうな作品だもんね
インシテミルのようにThe芸能界のような映画にきっとなる… >>838
オールタイムよりも「21世紀のミステリベスト100 2001-2020」みたいなのがほしい トーナメント形式で戦ってオールタイムベスト決めて欲しいね
そして誰もいなくなったvsそして誰かいなくなった、みたいな感じで >>841
ディケイドやエターナルじゃいかんのか? と思ったけどあれは本格だけか 方舟如きがオールタイムで戦えるワケないだろ、イニシエーション・ラブと戦えるかどうかだろ
途中で参加した家族さぁ…道に迷ってる場合じゃねーぞ! ジャンル初心者へのまずはこれ読んどけ的作品としては鉄板になりそうな気してる >>840
実写になったらラストを改変して主人公とヒロインが手と手を取り合って脱出しそうだな… >>848
『そして誰もいなくなった』の映画化作品なんて誰もいなくなったためしがないし... >>849
戯曲版の方を原作にしてる映画が多いからね 八つ墓村の原作読んだら金田一が割とちょい役で驚いた >>851
八つ墓村の映像化作品は「お兄様」で有名な典子を原作通りのヒロインとして描いた作品がひとつもないんだったっけ? >>856
ヒロインとはいえ事件に関係ないから金田一の出番を増やすために削られがち グリコ直木賞なんてあるわけないやん
完全にベクトルが違うと思うけど
もし初ノミネートの新人が書いた「御所グラウンド」とグリコの2択だったら確実に前者が獲るぞ 古泉迦十や岡崎隼人が復活したんだから無貌伝の作者もまた新しいの書かないかな >>858
それは誰に向けてのレスなんだ?
誰もグリコが直木賞とるなんて言ってないじゃん
みんな受賞は難しいといっている
でもまあ、そもそもそれをいうなら直木賞ノミネート自体が有り得ないわけでグリコはすでに有り得ないことを起こしているんだよ グリコが直木の候補入ったのは文春が麻布競馬場の本をノミネートさせたことに対する批判をそらすためだと思ってる そもそも山本周五郎賞を本格ミステリが獲るのも、異例中の異例なんだぞ。 これまでラノベや本格ミステリが文芸賞で目立たなかったのは予選や本選考に携わる委員にそういうジャンルを正当に評価できる人があまりいなかったからなのでは。 周五郎賞の受賞傾向はは去年の「木挽町の仇討ち」を思えばわかる。
山本周五郎の作品といわれたら、ああそうかと思えるよう人情ものに少しミステリーフレイバー。
要するに「地雷グリコ」の真逆。 周五郎の作風と山周賞の傾向は関係ないよ
乙川優三郎まで周五郎らしい受賞作は全然出なかった >>864
大衆文学賞なんかクソ喰らえなのが本格ミステリ魂なんじゃないの?知らんけど >>865
いうほど少しか? 骨格がっちりミステリだったと思うが 審査員のせいなのかなあ
昔はともかく近年ノミネートどまりだったのは単に文章下手だからでは 山周賞で伊坂が木挽町の仇討ちはミステリーとしては真相がバレバレと評していた 伊坂って確か作風からはあまり考えられないくらいゴリゴリの本格愛好家だよな 伊坂 それはフェアプレイ精神から来ているような気がします。フェアといえば最近気になっていることがあるんです。「三人称の地の文で虚偽の記述をしてはいけない」というミステリのルールがありますが、若い人の作品を読んでいると必ずしもそれが守られていなくて、なぜ? と思っているんですよ。新潮社の新井さんと会うと、「あれ、おかしいですよね」と一緒に憤っているんですが(笑)、綾辻さんからも「駄目だぞ!」とガツンと言っていただけませんか(笑)。
綾辻 うーん、そのルールは必ずしも一般的なものではないと思うんですが。僕の認識としては、京大推理小説研究会に伝わるローカルルールみたいなもので。京大ミス研名物の「犯人当て」では昔から非常に厳格なフェアプレイが求められていて、作者は三人称の地の文で決して虚偽の記述をしてはいけない、という共通の了解があったんです。それで僕や小野さん、法月綸太郎さんの世代から、少し下の麻耶雄嵩くん、もっと下の円居挽くんや方丈貴恵さんの世代に至るまで、京大ミス研出身の作家は基本的にそのルールを守っている、というか縛られているんです。新井くんもその点はガチガチの保守派なんですね。
伊坂 え? これってローカルルールなんですか!? 憲法じゃなくて?
綾辻 少なくとも憲法じゃないのでは(笑)。これを厳格に守っているミステリ作家は、仙台では伊坂さん一人だと思いますよ。ミステリ──特に本格ミステリでは、客観的な描写において明らかな噓を書くのは良くない。これは前提としてありますよね。たとえば、本当は死んでいない、死んだふりをしているものを「死体」と書くとか。でも、ある登場人物の視点に重なる形での三人称なら、その人物の主観的な認識として、事実とは異なることを書いても許されるだろう、という考え方もあるわけです。
伊坂 いやいや、駄目でしょう。今、ショックを受けてますよ(笑)。読者を騙すために、三人称の地の文で噓をつくのは許されないですよ。
https://gendai.media/articles/-/126062?page=3 ロジカルなフーダニットが読みたい
案山子の村は読んだけど最近ので他ない? 木挽町は3人目位で仕組みは割れるけどそもそも真相を隠すように造っては無いからあれはあれでいいのよ >>818
具体的に指定されたら話を逸らして「ドン引き」と煽ってごまかして逃げるのなw
「また青崎アンチが暴れてるのか」をやめただけの同じ奴 まとちゃん記憶力よすぎはアカギ麻雀強すぎみたいな野暮なツッコミではなかろうか 放火したのに逮捕されないのがおかしいってもう単なる難癖じゃん そもそも堂々と違法賭博をしているわけでそれに比べたら放火などどうということはない ワトソン力2、前作と同じぐらいのレベルでわりと面白かった。ただ、こんな設定は2作目以降は新鮮味がなくなり、本ミスでも10位以内になるのは難しい。
同じ大山誠一郎の「アリバイ崩し承ります」がまさにそれだった。本ミス1位から2作目は20位以内にも入らなかったのかな。レベルは変わらないのに。
ついでに櫻田智也の六色の蛹、これも評価が高かった蝉かえるの続編(シリーズ3作目)だが、前作ほどは本ミス上位にならないか。物語として面白いし、読み応えもあった。自分は青い音が特に良かった。