【このミス】ミステリーランキング2024【本ミス】27
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前スレ
【このミス】ミステリーランキング2024【本ミス】26
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1706779730/
◆過去スレログ(1999~2011年 更新停止)
https://w.atwiki.jp/mystery2ch/pages/31.html
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>208
やっぱり。これは順当。今年の賞レースは「地雷グリコ」で決まり。
特に「だるまさんがかぞえた」は抜群の切れ味。文句のつけようがない傑作。 ここまで差がつくとは意外だったけど白井が去年の受賞者だからか?
例年選評で「既受賞者だから外した/評価を厳しくした/前の受賞作ほどではないから」って書く人いるけど
せっかく推協賞と違って複数回受賞ありなのに既受賞者への評価が厳しくなるのが残念だわ 推理作家協会賞は楽園の犬な気がするわ
ライトなグリコとヘビーな犬がどう転ぶか楽しみではある >>216
推協賞に限らず日本の文学賞は1度受賞すると同じ作家は受賞できないのが普通
なぜなら、なるべく多くの作家に売り出すチャンスを与えてあげたいから
これに関しては本ミス大賞も同じだろうけど本ミスは該当範囲が狭いので1作家1作品に限定するとショボイ作品しか残っていない恐れが出てしまう
そのため、しかたなく受賞回数の制限を外しているだけで、他の賞と同じくなるべく多くの作家に受賞してもらいたいというのが本音 青崎有吾、短編で時代小説書いたのか。そろそろ直木賞いけそうだよな 【速報】決定! 第十五回翻訳ミステリー大賞
https://honyakumystery.jp/24936
受賞作は『破果』(ク・ビョンモ/小山内園子訳、岩波書店 )です!
・『哀惜』(アン・クリーヴス/高山真由美訳)早川書房 6票
・『真珠湾の冬』(ジェイムズ・ケストレル/山中朝晶訳)早川書房 7票
・『卒業生には向かない真実』(ホリー・ジャクソン/服部京子訳)東京創元社 4票
・『トゥルー・クライム・ストーリー』(ジョセフ・ノックス/池田真紀子訳)新潮社 7票
・『破果』(ク・ビョンモ/小山内園子訳)岩波書店 13票 >>219
鮎川賞出身作家が直木賞とったことないんだよな。
このジンクスを破ってほしい >>219
百合アンソロのやつ? は時代小説というか伝奇小説っぽいような……これを時代小説に含めるならアンファル短編もそうだろう 乱歩賞、本ミス大賞、翻訳ミステリー大賞(は今回が最後だが)ってやたら固まって発表されるな >>212
その面子だと1位が大賞を取ったが順番的に正しいのでは 伊坂幸太郎さん作品、最終候補に 英国推理作家協会賞
https://nordot.app/1161820421949997515
【ロンドン共同】英国推理作家協会は10日、最も優れたスリラー小説に贈る今年のイアン・フレミング・スチール・ダガー賞の最終候補に、伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ「AX アックス」の英訳「ザ・マンティス」など6作品を選んだと発表した。選考結果は7月4日に発表される。
Ian Fleming Steel Dagger 2024 shortlist
SA Cosby: All the Sinners Bleed
Eli Cranor: Ozark Dogs
Jordan Harper: Everybody Knows
Kotaro Isaka: The Mantis
Femi Kayode: Gaslight
TJ Newman: Drowning AX面白かったよな
ホームドラマと殺し屋のサスペンスが融合していて良かった
伏線も効いてたし、意外と泣けるし
取ってほしいなぁ >>227
察しの悪い自分が予測できるほど展開が分かりやすいけど、印鑑だったり設定を活かして相手を言い負かすところとか最高だったわ
コテコテの王道展開でも演出やら台詞回しやらを工夫するだけでここまで面白くなるのかと驚いた やっぱ伊坂幸太郎はすげえよな
方向性を模索していた時期もあったけど、
逆ソクラテスとか777とか、近作は円熟の技を感じる アリアドネの声読了
読んでて某ワタミ社長が常にちらついた 今年度最後のランキングが出たね
SRの会ベスト10
国内:地雷グリコ
海外:ガラスの橋 日本推理作家協会◉広報
@mwjsince1947
推理作家協会賞受賞作決定!!
長編および連作短編集部門
『地雷グリコ』青崎 有吾 (KADOKAWA)
『不夜島(ナイトランド)』荻堂 顕 (祥伝社)
短編部門
「ベルを鳴らして」坂崎 かおる(講談社『小説現代7月号』)
「ディオニソス計画」宮内 悠介(東京創元社『紙魚の手帖vol.14』)
評論・研究部門
『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』川出 正樹(東京創元社)
『江戸川乱歩年譜集成』中 相作・編(藍峯舎)
試行第二回翻訳部門
『トゥルー・クライム・ストーリー』
ジョセフ・ノックス 池田 真紀子 訳(新潮社) エレファントヘッドってなんで文芸賞や推理作家協会賞から無視されてるんだろうな 地雷グリコよりエレファントヘッドの方が面白いし、ミステリとしても凝ってる 普通に名探偵のいけにえのせいじゃね
二連覇あるっつっても投票形式なら遠慮する人は遠慮するだろ 不夜島読んだけどそもそも日本語がままならない印象でかなりひどかった
こんなのが賞に選ばれるって本気か?
って思ったら選ぶ作家がやばい
こんな奴らに選考させんなよ
月村ぐらいしか著名な作家いないだろ >>233
やっぱり地雷グリコか。控えめに見ても10年に一度の傑作 >>236
パズラー系の本格は文芸賞向けじゃない
推協賞向けでもない
人間ドラマが充実してないと文芸賞の受賞は無理
容疑者Xや黒牢城といった本格系の作品も直木賞を受賞しているがあれも人間ドラマ込みの評価 最近10年に1度の傑作に五回くらい出くわしてて困る アンファルもアニメが好評だったり、地雷グリコで賞取りまくりとか青崎の勢い凄いな >>247
青崎のミステリーは好きだけど、裏染天馬というキャラが苦手だからフェードアウトして欲しいな 地雷グリコは面白いけど
マンガ先行の設定だから少しモヤモヤするな そんなにキャラ濃かったっけ?思い出せないわ
体育館はまあ良かったけど他はイマイチだった記憶
そして館以降は連作短編ばかりか 青崎ってアンファルだけは読んでないわ
そろそろ読むか 裏染シリーズって高校生設定が結構良かったけどな
トイレットペーパーの時限トリックを学校のプールで検証したりとか映像化したら映えそう >>245
別に不思議なことではない
(自分にとっては)10年に1度の傑作ということだ
たとえば、ミステリーのオールタイムベストを決める時だって何を1位に投票するかは人によって違うだろ? 推理作家協会賞「地雷グリコ」受賞決定。独走状態だ。 >>256
推理作家協会賞長編部門は「地雷グリコ」と「不夜島」のダブル受賞 >>249
自分でルール提示してくる側のがせこいからセーフ セコいやつVSさらにセコいやつの勝負の、最終的な帰結を決めてから、そこに向かって逆算して伏線張ってるだけだよね 過去の本ミス大賞&推理協会賞ダブル受賞作品(2001〜2024年)
『ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件』(2002)このミス3位 本ミス1位
『葉桜の季節に君を想うということ』(2004)このミス1位 本ミス1位
『隻眼の少女』(2011)このミス4位 本ミス1位
『蟬かえる』(2021)このミス11位 本ミス2位
『大鞠家殺人事件』(2022)このミス8位 本ミス6位
『地雷グリコ』(2024) >>261
>蟬かえる』(2021)このミス11位 本ミス2位
>『大鞠家殺人事件』(2022)このミス8位 本ミス6位
は読んでなかった。残りは史上に残る傑作ばかりだな。 裏染天馬シリーズは妹ちゃんのスピンオフ出してよ今百合ブームだし本編より受けるだろ 西尾の明らかにゲームから作ってかなり無理ある解決とかしてる暗号学園とか読むとちゃんと帰結から逆算して話作ってる作家は偉いなってなるよ まぁデスノートとかジョジョみたいに新ルールを恣意的に設定してくタイプのバトルより、本格ミステリはしてるよね
デスノートのほうがシンプルで面白いけど 評価の高かった時空犯がいまいちだったので以後注目してないわ ランキング的な要注目は今月末の「六色の蛹」かな
上にも出てる「蝉かえる」の続編 六色の蛹は紙魚の手帖で何編か読んだけど完成度高かったから楽しみ
あと明智恭介もランキング候補かな ミノタウロスは、話は面白かったけど本格としてはしょぼかったわ 島荘はどれか一つといわれれば、斜め屋敷になっちゃうんだよな >>271
動物城2333てやつ? ならそうみたい >>271
華文ミステリで特殊設定もの
カバが探偵役らしい 貫井のひとつの祖国
もう最高最高最高
クライム冒険サスペンスがこのミス上位を席巻していた2000年前後の良き時代なら1位もあったな〜 おおお、周五郎賞も受賞か。非難もされたが読んでずっとこのスレでも推し続けたが、正しかった。
しかし、これはすごい。控えめに言って10年に1度の傑作であることはやはり間違いない。
年末の賞レースは総どりだな、これは。 地雷グリコのようなラノベ系というかポップな作品が山本周五郎賞をとるとは意外だ
可能性があるとしたら吉川英治文学新人賞あたりかなと思っていた
テスカトリポカの直木賞受賞といい、時代の変化を感じる 葉真中顕 @hamanaka_aki
三日前に自分で推協賞で推した作品に負けた!
悔いなし、と強がらせてくれ。
青崎さん、おめでとうございます! >>287
小川哲って現在30代でまだまだこれからの作家なのにもう選考委員やっているのか
主要文学賞選考委員といえば、ピークをすぎた巨匠が務めるものだと思っていたわ 協会賞で地雷グリコと同時受賞だった不夜島もサイバーパンクSF
許容の幅が広がってきてるのかもな グリコとかそもそも推理小説でもミステリーでもない、ちょっと凝ったラノベ程度の作品なのにな 伊坂とか東野が賞レースの常連で、「人間描けてない」とかディスられていた時代に比べたら今の奴らって恵まれてるよな 小田雅久仁の禍は三島由紀夫賞の方だったら採れたんじゃないかな? >>293
まあ、今はディスられてた本人が選考委員になっているからな 青崎有吾は完全にポスト米澤だな
近い時期にデビューした作家の中だと完全に頭一つ抜けましたね >>297
>近い時期にデビューした作家の中だと完全に頭一つ抜けましたね
そうか?
確かに今回の3賞受賞は快挙だけど、過去のミステリーランキングの実績だと白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らの方が上(青崎はこのミスベスト10にランクインしたことがない、他は3回以上ランクイン)、せいぜい早坂吝と同格かちょっと上ぐらいでしょ
本ミス大賞・協会賞・山本周五郎賞を別々の作品でとったのならともかく、地雷グリコだけではなんともいえん
大事なのは1発屋で終わらないことだよ 一発屋って感じはもうないだろ
すでにドラマ化2本、アニメ化1本あるわけだし
でも確かに賞は少ない 勢いがあるのは確かだな
嘘喰いの二次創作ラノベが元ネタを知らない人達に新しいと勘違いされたのも幸運あってのこと
米澤と並べるのは小説の神様に謝れって感じだが 年末のミステリーランキングの記録とエンタメ作家としての立ち位置はまた別の話だと思うわ >>299
確かにメディア化には恵まれているよな
でも、互いの全著作を比較すると白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らと比べて頭ひとつ抜けているという印象はない
一発屋というのは売れているのが地雷グリコだけという意味ではなく、白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らと比べ、「完全に頭一つ抜けた」というには飛び抜けた作品がもう数作は必要だっていうこと >>301
完全に頭一つ抜けたというのはミステリー作家としての実力ではなく、エンタメ作家としての話だったの?
それなら納得だけど なんで吉川英治新人賞スルーして急に山本周五郎賞ノミネートされたの? >>304
吉川英治新人賞→山本周五郎賞→直木賞というのが王道ではあるけれど、別に必ずその順番じゃないといけないというルールもない
同志少女のようにデビュー作で直木賞にノミネートされる場合だってある >白井智之、今村昌弘、阿津川辰海
白井はともかく他二人は同時期デビューか? 地雷グリコ読んだ人が次に体育館を読んでて何とも言えない気持ちに >>306
青崎有吾 2012
白井智之 2014
阿津川辰海 2016
今村昌弘 2017
前後5年くらい幅を持たせてもらわないと
短い範囲で世代No.1!ってどやってもしょうがないだろ?
前後2年の幅なら、白井の他で本格系というと、市川哲也、内山純、山田彩人、安萬純一、月原渉あたりか? 青崎有吾は世代的にはすごい微妙だな
暗黒世代と黄金世代に挟まれているが正直言って地雷グリコの躍進がなかったら暗黒世代の延長として見なされていただろう このミスランキングが根拠の話なのに本格系に限定するのはなぜ?
それなら芦沢央とか相沢沙呼とか辻堂ゆめとか下村敦史とか似鳥鶏とかそれぐらい広い範囲で話すべきなのでは >>310
別に限定しなくてもいいけど、どうせみんな本格の作家しか興味ないんだろ?って思っていたから
俺はミステリー全般読んでいるけど
ちなみに、本格系の作家なのにこのミスを持ち出したのは本ミスよりこのミスの方がベスト10入りが難しくてそれだけステータスとなるから