【このミス】ミステリーランキング2024【本ミス】27
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前スレ
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◆過去スレログ(1999~2011年 更新停止)
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VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>249
自分でルール提示してくる側のがせこいからセーフ セコいやつVSさらにセコいやつの勝負の、最終的な帰結を決めてから、そこに向かって逆算して伏線張ってるだけだよね 過去の本ミス大賞&推理協会賞ダブル受賞作品(2001〜2024年)
『ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件』(2002)このミス3位 本ミス1位
『葉桜の季節に君を想うということ』(2004)このミス1位 本ミス1位
『隻眼の少女』(2011)このミス4位 本ミス1位
『蟬かえる』(2021)このミス11位 本ミス2位
『大鞠家殺人事件』(2022)このミス8位 本ミス6位
『地雷グリコ』(2024) >>261
>蟬かえる』(2021)このミス11位 本ミス2位
>『大鞠家殺人事件』(2022)このミス8位 本ミス6位
は読んでなかった。残りは史上に残る傑作ばかりだな。 裏染天馬シリーズは妹ちゃんのスピンオフ出してよ今百合ブームだし本編より受けるだろ 西尾の明らかにゲームから作ってかなり無理ある解決とかしてる暗号学園とか読むとちゃんと帰結から逆算して話作ってる作家は偉いなってなるよ まぁデスノートとかジョジョみたいに新ルールを恣意的に設定してくタイプのバトルより、本格ミステリはしてるよね
デスノートのほうがシンプルで面白いけど 評価の高かった時空犯がいまいちだったので以後注目してないわ ランキング的な要注目は今月末の「六色の蛹」かな
上にも出てる「蝉かえる」の続編 六色の蛹は紙魚の手帖で何編か読んだけど完成度高かったから楽しみ
あと明智恭介もランキング候補かな ミノタウロスは、話は面白かったけど本格としてはしょぼかったわ 島荘はどれか一つといわれれば、斜め屋敷になっちゃうんだよな >>271
動物城2333てやつ? ならそうみたい >>271
華文ミステリで特殊設定もの
カバが探偵役らしい 貫井のひとつの祖国
もう最高最高最高
クライム冒険サスペンスがこのミス上位を席巻していた2000年前後の良き時代なら1位もあったな〜 おおお、周五郎賞も受賞か。非難もされたが読んでずっとこのスレでも推し続けたが、正しかった。
しかし、これはすごい。控えめに言って10年に1度の傑作であることはやはり間違いない。
年末の賞レースは総どりだな、これは。 地雷グリコのようなラノベ系というかポップな作品が山本周五郎賞をとるとは意外だ
可能性があるとしたら吉川英治文学新人賞あたりかなと思っていた
テスカトリポカの直木賞受賞といい、時代の変化を感じる 葉真中顕 @hamanaka_aki
三日前に自分で推協賞で推した作品に負けた!
悔いなし、と強がらせてくれ。
青崎さん、おめでとうございます! >>287
小川哲って現在30代でまだまだこれからの作家なのにもう選考委員やっているのか
主要文学賞選考委員といえば、ピークをすぎた巨匠が務めるものだと思っていたわ 協会賞で地雷グリコと同時受賞だった不夜島もサイバーパンクSF
許容の幅が広がってきてるのかもな グリコとかそもそも推理小説でもミステリーでもない、ちょっと凝ったラノベ程度の作品なのにな 伊坂とか東野が賞レースの常連で、「人間描けてない」とかディスられていた時代に比べたら今の奴らって恵まれてるよな 小田雅久仁の禍は三島由紀夫賞の方だったら採れたんじゃないかな? >>293
まあ、今はディスられてた本人が選考委員になっているからな 青崎有吾は完全にポスト米澤だな
近い時期にデビューした作家の中だと完全に頭一つ抜けましたね >>297
>近い時期にデビューした作家の中だと完全に頭一つ抜けましたね
そうか?
確かに今回の3賞受賞は快挙だけど、過去のミステリーランキングの実績だと白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らの方が上(青崎はこのミスベスト10にランクインしたことがない、他は3回以上ランクイン)、せいぜい早坂吝と同格かちょっと上ぐらいでしょ
本ミス大賞・協会賞・山本周五郎賞を別々の作品でとったのならともかく、地雷グリコだけではなんともいえん
大事なのは1発屋で終わらないことだよ 一発屋って感じはもうないだろ
すでにドラマ化2本、アニメ化1本あるわけだし
でも確かに賞は少ない 勢いがあるのは確かだな
嘘喰いの二次創作ラノベが元ネタを知らない人達に新しいと勘違いされたのも幸運あってのこと
米澤と並べるのは小説の神様に謝れって感じだが 年末のミステリーランキングの記録とエンタメ作家としての立ち位置はまた別の話だと思うわ >>299
確かにメディア化には恵まれているよな
でも、互いの全著作を比較すると白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らと比べて頭ひとつ抜けているという印象はない
一発屋というのは売れているのが地雷グリコだけという意味ではなく、白井智之、今村昌弘、阿津川辰海らと比べ、「完全に頭一つ抜けた」というには飛び抜けた作品がもう数作は必要だっていうこと >>301
完全に頭一つ抜けたというのはミステリー作家としての実力ではなく、エンタメ作家としての話だったの?
それなら納得だけど なんで吉川英治新人賞スルーして急に山本周五郎賞ノミネートされたの? >>304
吉川英治新人賞→山本周五郎賞→直木賞というのが王道ではあるけれど、別に必ずその順番じゃないといけないというルールもない
同志少女のようにデビュー作で直木賞にノミネートされる場合だってある >白井智之、今村昌弘、阿津川辰海
白井はともかく他二人は同時期デビューか? 地雷グリコ読んだ人が次に体育館を読んでて何とも言えない気持ちに >>306
青崎有吾 2012
白井智之 2014
阿津川辰海 2016
今村昌弘 2017
前後5年くらい幅を持たせてもらわないと
短い範囲で世代No.1!ってどやってもしょうがないだろ?
前後2年の幅なら、白井の他で本格系というと、市川哲也、内山純、山田彩人、安萬純一、月原渉あたりか? 青崎有吾は世代的にはすごい微妙だな
暗黒世代と黄金世代に挟まれているが正直言って地雷グリコの躍進がなかったら暗黒世代の延長として見なされていただろう このミスランキングが根拠の話なのに本格系に限定するのはなぜ?
それなら芦沢央とか相沢沙呼とか辻堂ゆめとか下村敦史とか似鳥鶏とかそれぐらい広い範囲で話すべきなのでは >>310
別に限定しなくてもいいけど、どうせみんな本格の作家しか興味ないんだろ?って思っていたから
俺はミステリー全般読んでいるけど
ちなみに、本格系の作家なのにこのミスを持ち出したのは本ミスよりこのミスの方がベスト10入りが難しくてそれだけステータスとなるから >>308
阿津川辰海は2017だけど…
前五年なら湊かなえとかまで含むわけだけどデビュー近いかな… 前後5年って10年幅だけど
作家の10年差は同じ世代って言うのか
せいぜい3、4年くらいの幅までかと認識してたわ そろそろ世代交代した感じだしクロニクル編纂し直してほしいな まぁこれでエンタメ作家としての実績は他の作家より差がついたよな
あとミステリー界隈での売り上げはどうなんだろうな
白井智之とどっちが売れてるんだろうね 青崎は大当たりやランキング1位とかはないけどそもそも普通に売れっ子だから
本ミス大賞、推協賞は正直やっと獲ったかって感じ >>276
教えてくれてありがとう
「ひとつの祖国」ってタイトルを見てお堅い反戦小説家かと思って完全にスルーしていたわ
実際に読んでみるとテーマはシリアスだけど、エンタメとしてめっちゃ面白かった
確かに90年代のこのミスだったら1位を狙えたかもね 裏染シリーズから売れてたし頭ひとつ抜けてる印象だわ 平成のエラリイクイーンだからな
ちゃんとミステリしてる 十角館の殺人も映像化されたことだし
体育館の殺人の映像化も待ったなしだ コナンの名探偵図鑑に輪堂鴉夜が載ったんだったな
すでに人口に膾炙してたってことよ 俺は早朝始発の殺風景と平成ストライクの時点で「あ、これは近い将来山周取るだろうなぁ」と予想してた >>326
なぜ、吉川英治文学新人賞でも山田風太郎賞でもなくて山本周五郎賞だと思ったの? 青崎がSNSで交友関係を明言してる作家ってみんな吉川英治新人賞止まりか、文芸色が希薄でミステリ専門の作家ばかりだけだけど、みんな今どんな気持ちなんだろうなw >>303
そもそも、最初の人が「頭一つ抜けた」の意味を誤解してるのよな。 >>327
このへんの賞、どれが格上とか、カラーの違いとかよくわかってない 吉川英治文学賞>>柴田錬三郎賞>直木賞≧山本周五郎賞≒山田風太郎賞>吉川英治文学新人賞
序列は大体こんな感じかな
通常はある賞を受賞するとそれより序列が下の賞にはもうノミネートされなくなる
ただし、後発の山風は立ち位置が微妙で山本賞作家を多数ノミネートしてきた一方、山風受賞→吉川新人受賞というパターン(塩田武士)もある >>332
まあ、おおむねそんな感じではあるけれど正確にいうなら吉川英治文学賞と柴田錬三郎賞はピークを過ぎたベテランの功績を加味して贈られる功労賞であって、大衆文学賞の実質的な頂点は直木賞だろう 直木賞は小説自体のオワコン化と高齢化で、選考委員の感覚と現代のエンタメの実像が乖離してる気がする
今回の山周の結果はかなり大きな進歩だと思う 受賞作品のレベルは好みによるだろうが、賞の格的には
1.直木賞(文藝春秋)
2.山本周五郎賞(新潮)
3.その他
にきまってるでしょ。柴錬賞なんかあんた。 まあ一般人は直木賞芥川賞本屋大賞くらいしか知らないからな
格はともかくその他を受賞できたところで売り上げには直結しないっていう悲しさ 鮎川哲也賞なんて聞いたこともないド三流作家のオタクしか知らないの賞だろと言われても反論出来ないわw >>339
鮎川哲也賞は賞自体はマイナーでも本格ミステリの書き手にデビューの機会を与えたことに意義がある
乱歩賞や横溝正史賞ではガチガチの本格はなかなか受賞できないからな
鮎川哲也賞でデビューして一線で活躍しているミステリー作家は多い 毎年コンスタントに大賞作が出るレベルならいいんだけどなあ ゲームって文学賞だと下に見られるものの代名詞だったからな
アニメ・漫画の文脈とゲーム性を全面に押し出した小説が、文学賞取るって革命だろ…
なんか同時に記者会見してた純文学の見た目が尖ってる奴より、成果自体は尖ってる ゲームの王国で山周賞獲った小川哲が選考委員で推してるからな まあ文学賞もだんだん変わっていくものよ 本格しか読めなくて他の新人賞は把握もしてないと正直に言うほうがいいかも 似鳥、相沢、青崎、今村を輩出ってここ十年の乱歩とメフィストより打率高いのでは? 鮎川賞出身作家は打率高いってイメージ確かにあるなー
乱歩賞は乱歩賞で佐藤究とか呉勝浩みたいなホームラン級の作家がちらほらいるって印象 呉はそれほどの作家じゃねえよ
鮎川哲也賞は創元だからやっぱ見る目があるね、いい作家出してる 審査委員は角川の横溝正史賞、昔のホラー小説大賞が一番豪華なんだけどな
綾辻行人、有栖川有栖、黒川博行、辻村深月、米澤穂信 本格ミステリ自体が青崎や今村の小説みたいにエンタメ性も高くないと通用しなくなったからな。
事実上、本格ミステリとエンタメ両立できる人材に限定されてる時点でレベル高いに決まってるんだよな。 >>351
創元は短編賞でも伊吹とか櫻田とか深緑とか出しとるしね >>353
エンタメ性が高くないと売れないのなんて昔からやん
クリスティーも横溝正史もエンタメ性が高いから売れてるんやで 2001年以降の主な受賞者
乱歩賞
高野和明、薬丸岳、横関大、川瀬七緒、高野史緒、下村敦史、呉勝浩、佐藤究、荒木あかね
鮎川哲也賞
門前典之、似鳥鶏(佳作)、相沢沙呼、月原渉、青崎有吾、市川憂人、今村昌弘、方丈貴恵
まあ、高野史緒は乱歩賞でデビューしたわけではないので同列に語るのはどうかと思うが7 星くずの殺人の続編知らん間に出てたのね
読んだ人いる?