【架線・第三軌条】電気設備【変電所・発電所】 [転載禁止]©2ch.net
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鉄道の架線、第三軌条や変電所、発電所などの鉄道の電気設備を語るスレです。
セクションなど関連する事柄でもOK!! >>606
おおむね同意
逆流遮断後異常な高速回転になったんでは? 東海道新幹線東京〜新富士間は50Hzを60Hzに変換して受電してるが昔は巨大なMG使ってたな
いつしかインバータに変わったが交流→直流→交流と変換しててどうしてもロスが出て効率が悪いとか?
交流から直接交流に変換はマトリックスコンバータがあるが鉄道用ではまだ実用化されていない >>609
回転変流器は何台か残してあるんじゃなかったっけ。 電源開発の周波数変換所もコンバータ・インバータ方式でやはり一旦直流にしてる
50Hz⇔60Hzをマトリックスコンバータで変換出来たら高効率になるのに
東日本大震災の時ヤシマ作戦とかいって西日本でも節電呼びかけが行われてたが周波数変換所の能力の限界で殆ど効果が無かった >>611
「回転型4台は今後も使用します」って書いてないか?
「変流器」とは電流値を変えるトランス等を指すもので周波数変換装置ではない、
という意味? >>613
「回転変流機」とは>>606 中間部開設+巻線が交流部−直流部共通で、端子の出し方だけが違う。
>>606
> 回転変流機の基本構造は、交流側から見たら同期電動機(≒同期発電機)、
> 直流側から見ると分巻き発電機≒分巻き電動機だ・・・・・
+
巻線が交流部−直流部共通で、端子の出し方だけがコンミ側(直流側)とスリップリング(3相交流側)で違う
構造の交流直流変換回転機を「回転変流機」という。
巻線が共通で、モータ、発電機が独立のMGより大電流を扱えるのが利点で、古い直流電化には良く使われた。
周波数変換器全くは別物。 >>613
なぜ回転型4台は今後も使用するんですか? >>609
軸受の温度管理が大変で神経を使うとか聞いたことがある。 JR在来線の直流電化区間における電車線標準電圧は何Vくらいが最適なんですか? 山陰本線の変電所(京都〜城崎温泉間)
嵯峨ss、並河ss、園部ss、胡麻ss、和知ss、山家ss、綾部ss、福知山ss、下夜久野ss、梁瀬ss、和田山ss、八鹿ss、江原ss、城崎ss >>619
実にナンセンスな質問!公称電圧最適に決まってるダロが!分かってて聞いてる。
それを臨時措置で増減させるのは、不適合車両を作ってしまった微調整か、
送電損失・電圧降下を考慮した加算分。
新幹線25kVなど、最大30kVで給電しているが、架線で電圧降下して下限電圧まで下がって良いように設計してる。
欧州基準(≒仏国際標準)の±10%より、ずっと幅が広くて実用的に優れている規格。
規格は宣言すれば良いってもんじゃないから、ガラパゴス規格の実用的優秀性をもっと売り込む役人さんは居ないのかね?! 日本でDC3000Vが使われないのは絶縁距離を大きくできないのが理由なのかな?
技術的には1500V/3000Vの複電圧車を作るのは問題ないと思うんだけど 日本では桜木町事故の後、パンタの二重絶縁化に伴って折り畳み高が上がり、
中央東線や身延線のような狭小トンネル電化線区では専用の「山用電車」が
必要になったくらいだしね。 >>626
電蝕は大電流ほど問題なのでは?
電圧が悪いのか、電流が悪いのか・・・
電流が悪いのなら、電圧はむしろ高い方が良いことに・・・ >>628
化学反応としての電蝕の速さは流れる電子の数(=電流)で決まるが、
電蝕を起こしやすいかどうかは埋設金属体とレールとの間の電位差で決まる。
という感じでは?
DC1500V用の電蝕対策のままDC3000Vに昇圧した場合、「電蝕地帯」が広くなってしまう? JR在来線の直流電化区間や私鉄各社の路線の場合、
電車線標準電圧は何Vくらいにするが一番いいのだろうか?
1,500Vと3,000Vならどちらの方がいいのか。
ただ、私鉄の場合は場所によっても変わってくるかも・・・
地下鉄やモノレールの場合は3,000Vだと高すぎるのかな? 不純物が豊富な地下水が常時ダダ漏れしてる地下鉄はヤバそうな。
第三軌条で給電してる地下鉄はDC750Vだっけか。
交流電化区間は厳つい碍子で絶縁してても雨や雪の日は
そこかしこで漏電しっぱなしになるし、果たして効率いいのかどうなのか。
これは電力会社の高圧送電線も一緒みたいなものだが。
かといって高圧直流送電も問題があるから一部を除き廃れたわけで、どっちも善し悪しかな。 >>629
前半OK!腐食は流出電流量比例だから、倍圧昇圧で電流が半分になれば、それだけで腐食は半分。
さらに金属のイオン化電位があり、これより小さいと腐食しにくいから、高電圧の方が電蝕しにくいのでは?と想像。
変電所に近い側は逆に流入だから、地中の金属イオン(+帯電)が析出してくるはずで、電蝕は起こらない。
∴変電所から遠い地点(帰線電圧の高い地点)で、腐食引き受け用の電極を
埋めて噛ませ犬にしておけばレールの腐食は抑えられるが、
地中帰線の途中にある金属構造物は、電流の流出側で電蝕促進。
その対策は電流流出用電極を埋めてそれに腐食を引き受けさせるのが基本だろう。
強制排流というのはその接地極に若干の+電圧を掛けて腐食を言って引き受けさせて
金属構造物をイオン析出側(−側)にして守ろうという方式。
電極消耗に応じて、新しい電極に交換するメンテが必要だ。
但し、日本だと高温多湿に加えて塩害も烈しく、発煙・地絡など絶縁不良事故が結構出ていて、
3000V昇圧が適切かどうかは結構疑問の多いところ。
乾ききった欧州大陸とは違うのではないかって気がする。
もう使わないEF200クラスを想定しての昇圧はないし、
鉄道総研で開発研究中の超伝導給電のほうが実現の可能性はある様な「気がする」ぞ(w。 うちの近所の街路灯の支柱は、犬のマーキング小便で腐ってたけど、
その写真の支柱は犬対策されてるし、雨で電蝕が進行した結果とか・・・。 倍電圧にした場合、回路の中を流れる電蝕に無関与な電流が半分になるだけだ。
電蝕の問題は、回路の外。
絶縁抵抗が同じという条件の場合、電圧が倍になれば漏えい電流も倍になる。
雨天時の漏えい電流も増えるだろうし、そうすると電蝕も加速されるわけだ。 >>637
> 倍電圧にした場合、回路の中を流れる電蝕に無関与な電流が半分になるだけだ。
> 電蝕の問題は、回路の外。
> 絶縁抵抗が同じという条件の場合、電圧が倍になれば漏えい電流も倍になる。
残念〜!それは不正解!原因となる電圧の着目点が違う。
電蝕はレールの抵抗による電圧降下で発生するんで、+側からのリークは相対値が非常に小さくてあまり関係ないのだ。
仮にレールで50Vの電圧降下があって、大地とは一様の漏洩抵抗で浮いていた場合に、目の子で言えば、
再遠のレール端は+25V、変電所饋電点が-25Vといった電圧配分になり、
レールの中間点から先の+側が主な電蝕側になる。金属の+イオンとして地中に流れ出して、水酸イオンだの、塩素イオンが集まってきてボロボロ!
-側は金属などの+イオンが析出するからあまり電蝕にはならない。
その違いが、強制排流や選択は慰留の原理であり、集中的に腐食させる電極を埋めて、レールなど構造物を守るのだ。
それが倍圧昇圧で、電流が半分になるとレールの電圧降下が半分になる訳で、
先の例なら25V電圧降下に減って、遠方側+12.5V、変電所給電端-25Vで電蝕は少なくなろうってモノ。 ああ、レール抵抗に起因する対地電蝕ならそうだな。
俺、架線や車両の碍子引きなどの配線や引き込みの留め具の電蝕ばかり気にしてたんで。 >>639
建物とか橋梁など構造物の目に見えない部分が、流出電流積算量比例
(=電気量比例)で失われてボロボロになる「電蝕」の
恐ろしさは、走行電流帰線である線路由来が圧倒的。
なにしろ線路から遠くないってだけで大地の帰線電流が
勝手に構造物に流入、反対側から出て行って、
出て行った側がボロボロってのは怖い!
碍子などは見えるとこなのと、電流そのものが僅少なんで、対策はずっと楽・・・・・・・・
で、高崎線のあのザマか!とか言われちゃうなぁ。 何事も、耐用期間を過ぎたものを目視点検のみで
「まだ行ける、ヨシ」とかやってるから限界が来たら事故になるのは当然。 交流電化の方は在来線も新幹線に合わせて25000Vにした方が
直通もしやすくなるし部品の共通化もできるからメリットは多そうに思う。 >>642
既存の配電網から引くには25kVより20kVの方が都合よかったんじゃない? 最初に仙山線でやった時に決めた値を踏襲し続けているだけの話で、
何となくの惰性で、特に固執してるというものでもないとは思うがなぁ。
むしろ新幹線で25000V送電をやろうと決断したのが英断だったと思う。
離れ小島交流区間の北陸線で昇圧試験やってみたら面白かったかもしれないな。
しかし、ただでさえ危険な踏切やら隧道やらが更に危険度を増すだけで、
運用上、大したメリットは見込めないのかも。
どっちみち、列車内でAMラジオは聴けない。 直流電化の変電所の22kV受電に合わせたという事だと思うが。 日本の送電配電系統の標準電圧として多用されていたのは20kV(送電端22kV)であり、
広く使われていて、直流電化鉄道の受電電圧としても標準だったから、
日本の交流電化試験で、鉄道変電所受電電圧を採用したのは実務的に実に自然なことだった。
比較的新しく新線開通した京葉線も電力系統はJR東自社回線の20kV。
その他の送配電電圧規格は、高圧6600Vの直上の特別高圧規格が10kV、上側が66kVで、
車両用として66kVでは高圧に過ぎ、大電力受電を考えれば高めが望ましいから妥当な判断だった。>>643その通り。
新幹線で25kVを採用したのは、給電の都合でなるべく高めの電圧にしたかったことから、
フランスが自国規格を「国際標準」だと大宣伝して市場支配を図っていたが、
実際はごく一部にしか採用されてなかったモノを、「国際規格」という触れ込みに乗って採用しただけの話で、
±10%などという厳しい制限ではなく、新幹線独自規格として30kv〜22kV許容として運転現場に良く合ったモノにしている。
新幹線=日本側の失敗は、その規格が高速鉄道の国際標準規格だ!と早くからキャンペーンを張らなかったことで、
国際標準としては例外ガラパゴス扱いで、存在が記録されるだけになり、標準から外された=国際競争の優位をフランスに奪われたこと。
流石は大昔から他国を植民地支配してきて、抑えるべき要諦を良く知っていたのがフランスなど在来の帝国主義諸国。
日米など新興帝国主義国は、そういう支配管理のノーハウをまだ持てなかったのだ。
新幹線25kV選択は決して「英断」なんかじゃない。
許容電圧規格までSKS型で制定させていたら、そういう話にもなろうが、一般送配電線並の許容幅±10%じゃねぇ。
こすいフランスに出し抜かれたってだけの話。 >>646 追伸
青函トンネルの給電電圧を、新幹線共用化に伴い20kVから25kVに変えたが、
貨物安全確保との関係で140km/h制限としていて、s在来線に複電圧車両を求めたが、
あれは大馬鹿!
低速新幹線の方を20kVでも走れるようにするのにそんな苦労は入らなくて、
金欠北海道にEH800なんて作らせなくて済んだ。
饋電の青函の新幹線化改造は、異相セクションを固定型ではなく、
新幹線型の自動切換方式にするだけで良かった。
山形秋田とEH800の複電圧車両では、車載トランスの1次巻線側は全く切り替えて居らず、
2次巻線側をタップを出して切り替えてるだけ。許容電圧範囲の広い機器ばかりならその切替は無用。
EH800の出力定格をみると、在来線、新幹線の二重定格として規定されてるが、
もろに電圧比例でしかない!すなわち、走行電流一定で、定格出力が電圧比例!
新幹線区間だと電圧比例で高速度で走れますよ!って当たり前の話。
逆に言えば、新幹線車両も電圧比例で定格速度が下がるけど、
新在共用部低速運転区間が定圧20kVでも一向に構わなかった!のだ。
あれは全体を見渡すヤツが上に居なかったってことだねぇ。 青函がずっと低速ならともかく、いずれ新幹線速度にする訳だから、
その時点で20kVじゃまずいんじゃない?
共用区間全体を黒磯化、って訳にも行かんだろうし。 >>649
最初から新幹線規格で建設しているんだから絶縁距離などの問題もないしね。
20kVなどと言うガラパゴス規格にこだわる理由がない。 この際アメリカと南アフリカで使われている50kVにしたらどうよ >>653
ポリマー碍子頑張れ!
NGKの殿様商売に一発かましてやれ(笑) >>649,650
25kV変電所は、現実に必要になったとき=新幹線統一時に線路脇に作れば済むモノ。
それまでの長期間、EH500で逝けるから、金欠病JR北海道やJR貨物に多額の支出を強いることも無く、
カシオペアも、北斗星も存続できたし、140km/hMaxだと在来線扱いだから、
メンテ時間の制限も非常に緩くなって青函運用が大変効率的になる。
そもそも鉄道・道路・港湾など公共交通網は、人の住める国土を確保するための社会インフラで、
それ自体ではペイしなくても、将来を見据えて接地するモノ。欧州が線路公有政策を進めてるのもそれが理由。
日本では、それを独立採算の虚構に乗せるトリックが構成されて、
国が負担するはずの資金を高利調達させて利子で破綻させたのが国鉄だし、
3島会社には基金を抱かせ、本州会社には借金を負わせて,全体としてツーペイになる様、
形だけの独立採算を仕組んだのがJRスキームだったが、金利が想定外の低下をきたして虚構のバランスが崩れてしまい、
東海は借金を全部返しても厳禁が余り、3島会社に吸い上げられる前に使ってしまえ!
と自前資金でのリニア建設を打ち出すほど儲かってる一方、3島会社は予定の利子が入らずに青息吐息!
真の基準を隠して建前独立採算を強調するから政策としておかしくなっていく。
本質的政策要求である「人の住める国土の確保」にどう立ち返るのかという問題になってる。
そういう目で見れば、青函新在共用区間は、ゲージ以外は在来線というのが当面最も効率的な施策だった。
貨物青函を掘れたら、新幹線線用にすれば良いのだが、変電所だけなら大した金額にはならないよ。在来線車両分の節約は大きい。 確かに似ている。違うのは
き電変圧器には中間タップがなく中性線であるレールにはつながっていない
負荷が片方にしかなくAT(バランサに相当)は電圧バランスだけでなく電流バランスもとる
といったところか >>657
そうだけど、要所にATトランスを設置して、実質2倍圧給電を有効にするのがキモ。
単3接続には負荷均等化のATトランスは無いでしょ。
中性点が「接地」か、「線路」かって微妙な違いはあって、日本のATでは基本、無接地。
AT帰線を、給電線に接近させて敷設することで、誘導障害低減の効果はあるのだが、
今の通信線は、シールドケーブルだから、裸線の単線を張ってた「ハエ叩き」配線時代とは全く異なる。
セクションが非常に少ない分、BT饋電よりは良さそう。
新幹線と新線は基本AT饋電。(末端部にはAT帰線が無いこともありうる) >>658
> き電変圧器には中間タップがなく中性線であるレールにはつながっていない
それは教科書の結線で多数派だけど、中間タップを出して線路に繋いでるケースもあるよ。
特に仏型など。主変圧器とAT変圧器の兼用みたいなモノ。
擬似単相線でAT使用ってのが本質だろう。
ATトランスまで行かないと電位が決められないってのが不都合に思われるような場所があるんだろう。 >>660
× > 擬似単相線でAT使用ってのが本質だろう。
○ > 擬似単相3線でAT変圧器使用ってのが本質だろう。 >>660
き電変圧器・AT並列とき電変圧器に中間タップとでは動作がまるで違う
後者をやるとATの吸い上げ機能にかなり悪影響があるだろう
外国は知らないが国内で実施箇所があれば後学のため教えて欲しい >>662
>・・・・・・・・き電変圧器に中間タップ?・・・・・・
>・・・・をやるとATの吸い上げ機能にかなり悪影響があるだろう
?吸い上げはAT変圧器毎にやるので、その間、帰線電流はレールを流れていて変わらないよ。
それはBTトランスでも同じこと。
変電所直近の給電区間はどちらも変電所直給電になっている。
唯一そうなってない回路図が示されてるのは国鉄小倉工場系の人たちの著書だけど、
それだと、変電所直近の饋電がBTトランスに邪魔されて、電圧が下がりすぎてしまい、
あの回路図は変電所直近線路からの吸い上げ線の解お歳間違い。(=久保田博氏らの著書)
それ以外の専門書には、変電所への帰線が書き込まれた正しい結線が示されている。
たとえば電気鉄道ハンドブックなど。
主トランス利用率など考え方の違いがあるようで、丁寧に変電所構内にAT変圧器を置いてる回路も見たし、
主巻線のセンタータップ式も見た。
絶対的に排除するほどの決定的な違いにはならない。
日本の場合は設置基準かなにかで避けているのでは? >>663
×> あの回路図は変電所直近線路からの吸い上げ線の解お歳・・・・・・・・・・
○> あの回路図は変電所直近線路からの吸い上げ線の書き落とし間違い。(=久保田博氏らの著書)
「規則による回路変更例」としては、従前交流電化に採用されたスコット結線が、
超高圧受電では中性点の接地が義務付けられて、中性点の存在しないスコット結線を採用できなくなり、
変形ウッド結線等を採用するようになっている。
各国での行政指導(電気法規)の微妙な違いから、台湾や、欧州、日本の設備の微妙な違いになってきている。
交流そのまま饋電で走ってるところもあるそうだ。
(というより日本も変電所直近は実質、AT/BTトランスを介さないそのまま饋電)) >>664 補足
> 交流そのまま饋電で走ってるところもあるそうだ。
> (というより日本も変電所直近は実質、AT/BTトランスを介さないそのまま饋電)
2相変換をしないで、3相各相を使ってるって意味ね。電力設備の利用率平均化を
あまり重視しなくて良い余裕のある地域ってことだろう。
2相化だって異相セクション毎に交互使用だからねぇ。軽減ではあるが不均衡は残る。
日本のは必ず2相変換して、その電圧が、変電所直近だとAT/BT変圧器を介さずにそのまま給電されている。 >>663
上の回路図が吸い上げ線を書き落とした間違いの回路図(小倉工場派)
https://ja.wikipedia.org/wiki/BT饋電方式
下の回路図は
変電所直近の帰線を書き落とさずに正しく示している@Wikipedia >>665
> 日本のは必ず2相変換して、その電圧が、変電所直近だとAT/BT変圧器を介さずにそのまま給電されている。
ATのレール電流は、変電所直近でもAT変圧器を通る!スマン訂正!中点方式だと全く直ってこと。 スマン
確かにあったわ。誘導障害についても解析+模擬実験で従来方式と大差ないことが示されてた
持永, 小山, 竹内:「三巻線スコット結線変圧器による新幹線ATき電用変電所の絶縁低減」電学論D, 110(5), 570-579(1990)
超高圧受電についても出てきたわ
持永, 赤塚, 新井, 小野:「超高圧受電新幹線ATき電方式用三巻線変圧器の開発」電学論D, 111(3), 237-244(1991) >>669
オヨヨッ!優れた調査能力!少し分けて欲しいところです。
持永先生はJR東研究所所長だった方で、論文書名の筆頭に来るのは当たり前の方。
でも希にはエラーを書いてるんで、丸呑みせず、検証しながら読むのは他の論文と同じこと。
回路図なんて、ジーッと眺めてると、電流や信号の流れが見えてくることが多いもので、
それが引っかかるのはどこかに誤謬などトラブルを抱えているものでして、AT/BT饋電の結線もですが
Wikipediaの「BT饋電法」の結線図を眺めていて、列車が変電所区間に入ると帰線電流がまともに流れないことに気付きました。
本を調べると、久保田博氏著の「鉄道工学ハンドブック」p114図6.3
「鉄道用語事典」p257BT饋電方式図は、wikipedia図と同じ結線ですが、
変電所と機関車の相互関係を記述したようで、変電所直近の状況に触れたものではないものを、
wikipedia記事に書き直した人が間違えた可能性があり、
それは佐藤義彦著「新幹線テクノロジー」p167図5.8(b)と同じ「誤解」。
ちょっと見には久保田ひろし氏も勘違いされているようにも採れます。
さすがに持永先生代表監修「電気鉄道ハンドブック」コロナ社刊\30,000.+勢には正確な結線が掲載されていました。(続) (承前)
超特別高圧の、接地すべき中性点がスコット結線には存在しない問題は、実はM座・T座巻線のウチ、
一方の巻線は2分割で中点を出して、もう一方の非分割巻線の片側を繋いでいますが、
この非分割の巻線を3等分した、1/3の点が丁度中性点になりまして、
漂遊容量誤差などが許容範囲であれば接地点として使える可能性があります。
単純なスコット結線による超高圧受電実現の可能性はまだ残ってると思っていますが、
今後どうなりますでしょうか?、 >>642
賛成! 在来線の交流電化区間も新幹線と同様、25kVに昇圧すべき 段階的にではなく一斉に変更が必要なのは
自動連結器とう特異な事例があるくらいで。。。 昇圧よりもまずは直流電化路線の交流化だわな、あと周波数の統一と。
もう鉄道単体のレベルを超越するから国策レベルになるが。
一般的には60Hzの方が効率は良いらしいからその方向でどうにかならないものか。 >>676
その連結器、電車・気動車では並型自連と互換性のある小型密着自連から
柴田式密連へのなし崩し的変更が進んでいたりする。
>>677
1500Vでも絶縁に苦労している区間が山ほどあるんだが・・・
新交通みたいに三相交流440Vにでもするのか? >>677
「九州周波数統一史」という本がある
読めば全国規模での統一はほとんど不可能なことを悟るだろう
周波数が低いほど送電に有利・周波数が高いほど変電に有利
60Hzが絶対的に優位なわけではない >>678
時折碍子の金属部分や接続部分が腐食して破断し電線を落としショート
させ、大規模な障害を引き起こすぐらいには老朽化してる構造物だ、
そろそろ劇的な改築工事のプランを練り始めてもよい頃合だろう。
新線建設レベルの大工事になるのは間違いないが、
数十年スパンで計画立てて行けばいつかは完了する。今は比較的耐用年数、
更新サイクルが短い車両しか造ってないから、逐次交流対応していくのも有りかと。
まぁ、カネは際限なくかかるから、現実性のない妄想でしかないが… メトロの第三軌条はマジで昇圧するようだけどね。
あと、本気で昇圧を考えるべきなのは東京モノレールくらいか? >>679
50/60共用の機器は増えていても保護継電器はほとんど50専用、60専用
電力会社や各需要家で保護継電器を全部変えながら周波数を変えるのは非現実的 >>677
国際標準に整合化するという意味では50Hzの方がいいと思う。 >>683
ヨーロッパ様の自称w国際標準ですかwww 50の州で1つの国のアメリカ基準が60Hzで
EUとか言いながら数の優位は絶対に譲らないヨーロッパの基準が60Hzでいいんだっけ? 50Hzの変圧器は60Hzでも一応そのまま使える(損失が多少増える)が
逆はできない(電圧を5/6にする必要がある)
変圧器は周波数が高いほうが小形で有利 >>686
都電変電所のトランスを長崎に持ってったってのはそれ!
50Hz用の401系451系は、ATSさえ適切ならそのまま九州で走れた可能性が強いのだ。
ま、閉域運用だと、軽いトランスの方が良いから、421系、471系の存在意義はある。
長距離運用のは、最初から両用にすべきだった。481、483、→485、581→583。
両用は特別の技術じゃ無い、仕様上の問題で、国鉄の言い訳。 >>688
廃止都電変電所の50Hz用トランスを長崎市電で使ったってのは「強電」分野だと思うけどねぇ。
昔はレコードプレーヤーやテレコのモータが周波数比例だから、プーリーを取り替えたもんだけど、
一旦直流化する構造で周波数依存製品は無かった。クリスタル・ロック:PLLとかね。
交直両用車の構造は、直流車に直流変電所を積んだものだから、
周波数依存性は最大使用電圧が周波数比例であること以外には無いのだ。 >>689
長崎に市営電車があるとは初めて聞いた。長崎電軌という民営事業者なら知っているけど。
路面電車では公営・民営を問わず車両の譲渡は珍しくないし、
特に長崎は地方都市の民営ということもあって、線路の敷石まで中古品を使うほどの徹底した節約ぶり。
路面電車用の変圧器なんてそう簡単に出物はないだろうし、都電に比べれば負荷も小さいから
少々規格外でもよしとしたんだろうかね。 >>690
トランスの漏れインピーダンスが周波数比例で増える程度だから変電所用としてはほとんど影響なし。
401, 451もおそらくそうだろうって話。
軌道内通行可に続く、早期の路面電車廃止は革新美濃部都政の大きな失政だねぇ。
革新知事じゃなかったら、当該労組の反対運動で、輸送効率の非常に良い路面電車を、
一人二人しか乗ってない車優先にして、使えなくして廃止に追い込むような無理のある政策は通らなかったろう。 JR在来線は「交流25000V」か「直流3000V」の二者択一だと思う >>692
変電所機器、狭小トンネル、車両の問題はあるものの電車線設備一般区間での絶縁性能的に考えるとDC3000V一択ですな。
烏山線や男鹿線みたいに、駅構内等で充電の為にき電する場合においても直流が断然有利だと考えます。 家庭用のACアダプターじゃあるまいし、そんな理想的な配電が果たして出来るものかねぇ。 素人が扱うには100Vの方が安全。200Vの方が死亡率がかなり高い。
同様に、車の電装品が激増して48V化されるけど、これも死にボルトを超えることになる。 俺、12月の第二種電気工事士の実技試験に通ったら、アースと200V配線を部屋まで引いて
PCと周辺機器を200V化するつもり。80+電源の効率がワンランク以上アップするからな。 一般家庭の直流配電すらも一向に進まず事実上の頓挫の状態にあるのに、
なんで直流万能論ばかりが先走るのだろうか。 「き電」と「配電」が一緒くたに論じられているでしょ… >>696
昇圧するのであれば200Vより、230Vのほうがいいのでは。
低圧配電線を3相4線式230/400Vで施設すれば、3相400V、単相400V、単相230Vの
3種類の電源が一つの電気方式で取り出せるので、住宅へは単相230Vで供給する
ことになる。ちなみに、一般の高圧配電線も6.6kVでは低すぎ、20kVくらいにするのが
いいそうなので、併せてこちらも22kVへ昇圧すればいいと思う。 電力サイドにそういう構想があった
現状低圧50kWまでを500kWまで主任技術者不要の400V級低圧にする
上位は電験三種でいける33kV級特高
現状の線間電圧6.6kVを相電圧6.6kVにはすぐできるというプランもあった アメリカ配電規格の115Vってのは、200V三相動力線との配電線の共用で合理性があったね。
日本方式だと、3相200Vの1相だけ中点タップを出して、そこを接地電位とする単相3線式で、
他の2相が一般家庭への給電には使えず遊んでしまう。
昇圧論議は、倍圧程度じゃ消費者負担ばかり大きくて意味がない。
全電化を前提にするんなら400v3相と、230V単相のY結線配電じゃないのかねぇ。
だけど、原発新設は無理で、省エネ生活指向だから、必要性の点で昇圧の動機が弱くなっている。
原稿の単相3線受電から200Vを得る方式で、一般家庭はまず足りている。
60A契約制限を100Aにする程度で足りるんじゃないの?特別認可にしなくても。 専門的な知識に執心して典型的なガリ勉を極めるのも悪いとは言わないが、
珍妙な異規格を乱立させて、その結果現在に至るまで禍根を引きずり続けている
数限りないほどの事例に溢れた失敗学にも少しは目を向けてもらいたいところ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています