【考えることは】柄谷行人晩年スレ【再考すること】
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週刊読書人2022年11月11日号柄谷行人ロングインタビュー
『モース・ホッブズ・マルクス』 より
単に歩き回っていればわかるということではない。
ある観念の力を認めないと、本当の洞察はできない。
特に経済や国家、そういった領域を考える時には、
観念的な力を肯定しなければやっていけいない。
先ほどいった交換様式から生じる霊の力です。
そんなものは虚偽であると斥けてしまっては、〈探偵〉にはなれません。
目には見えないけれども実際にそういう力が働いているわけだから、
それを理論的に明らかにするには、霊の力を認めなければダメだということです。
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＼ `ー'´ ／ カールマルクス 名言集
@karlmarxbot001
15時間
ある賢い男が、人が溺れるのは重力の法則のせいだと考えた。
「こんな法則などは迷信だ。宗教的なものだ。忘れさえすれば、
もはや溺れることはない」と考えたのだ。
この男は生涯重力という幻想と格闘したのだが、
当然ながら悲惨な結末を迎えた。
この賢い男こそ、ドイツの革命的哲学者そのものである。 コピペ。
なんか賞もらってお金持ちになりそうね。
このことで「霊的な力」が流行っちゃったりしたら困るけど、
そうなることで柄谷うさんくさいという評価が出てくるかも。
こういうのが自然の狡知。 批評時間
『ボリス・ゴドゥノフ』を観て思ったこと
Author:大杉重男 柄谷のこの本は、スガゼミ読書会で報告者として担当したので読んだのだが、
フェティシズムを「霊の力」として肯定的に論じていることに、最も違和感を覚えた。
私が柄谷の批評で最も感銘を受けたのは『探究Ⅰ』『探究Ⅱ』の他者論だったが、
特に引きつけられたのは『探究Ⅰ』の「言語ゲーム」論（ウィトゲンシュタイン）を
「命がけの飛躍」（マルクス）として読み換えたところだった。
それは要するに「霊の力」への批判であり、
コミュニケーションは「霊の力」なしに、フェティシズムなしに行わなければならない
という教えとして私は読んだのだが、『トランスクリティーク』以降の柄谷は、
むしろ「命がけの飛躍」（この言葉自体は使い続けながら）を放棄し、
『力と交換様式』に至って「霊の力」に頼った社会学的図式主義に後退したように見える。
そこには『探究Ⅰ』で柄谷が強調したところの「この私」が決定的に欠けている。
そして「この私」が欠けていたからこそ、『トランスクリティーク』以降の柄谷は、
グローバルな世界に受け入れられる「岩波文化人」となることができたと言える。
世界は「この私」などに興味はない。政治的に利用価値のあるものだけに興味を持つ。
少なくとも私には「原遊動性」（Ｕ）を始源とし、交換様式がA→Ｂ・Ｃ
の順に成立したとする柄谷説は、無文字社会を無垢なものとして礼讃した
レヴィ＝ストロースと同種の誤謬に陥っているとしか思えない。
柄谷自身が『日本近代文学の起源』で展開した時間的な
「遠近法的倒錯」の論理を応用するなら、最も古いと想像されるものは
常に最も新しいと疑うべきだろう。
すなわち人類社会はその最初から
柄谷の言う交換関係Ｂ・Ｃに当たるもの（権力的支配や人身売買）を備えており、
逆に交換関係Ａ（「贈与」）や「原遊動性」（死の欲動）に当たるようなものは
後から転倒的に見出されたものと見るべきではないか。 ≫「霊の力」
これは、コミュニケーションを成り立たすものについて、
ふつうに暴力や権力というふうに言いたくなくて、奇妙なことを言っているということだろう。
柄谷行人はむかしから、本源的蓄積や搾取について考えることを避けてきたし、
言語ゲームの成り立ちについても、クリプキのいう「共同体による解決」という考え方を
無視してきた。
≫無文字社会を無垢なものとして礼讃した
≫レヴィ＝ストロースと同種の誤謬
レヴィ＝ストロースはそれほどに単純なことは言っていない。
たとえば、「野生の思考」は、近代的思考と同様に、「理性的」だというのは、
換言すれば、無媒介的な「無垢」なものではない、あるいは、すでに「疎外」されたものである、ということだ。 「探求」は、ちょうどネオリベ思想が世を席巻し始めたころに書かれた。
サッチャー政権、レーガン政権の時代の本である。
そのころは、「共同体主義」はかっこわるく、
トランスナショナルなこと、また、「共同体の間」、これはかっこよい、
ということで、ネオリベのイデオロギーとして時流に乗っていた。 柄谷行人は、「探求」のころと別に変っていない。
むかしもいまも、一般向けにテキトウなことを書いているだけである。 歴史や知名度はともかく、
一億円の賞金は大したもんで、
騒ぐべきだろうけど
そんな時に、
5ちゃんねる検索のトップの方に
並んだスレがこれかよ……orz
https://itest.5ch.net/asahi/test/read.cgi/newsplus/1670584655/ 「未開社会は神経症的である」（レヴィ＝ストロース）
神経症的なものが、「無垢」であるとはいわないだろう。 「未開社会は神経症的である」（レヴィ＝ストロース）
これは、通俗的な共産党的マルクス主義のいう「原始共産制」についての批判含みの言だったであろう。
エンゲルスの言う「原始共産制」の社会は氏族社会である。
柄谷行人が、氏族社会である交換様式Ａが支配的な段階を理想化したのではなく、
その前段階だというファタジック（ファンタスティックではない和製英語の）な原遊動性Ｕを
なるものを持ち出したのは、レヴィ＝ストロースなどの考えを踏まえたうえで、
それでも「無垢」な段階というものを想定しないことには、理想の交換様式Ｄの根拠がなくなると思ったからではないか。。 志紀嶋啓 『柄谷行人 その美学の欠如』
［暴力と美なき他者
「意味している」ことが、そのような《他者》にとって成立するとき、まさにそのかぎりに
おいてのみ、“文脈”があり、また“言語ゲーム”が成立する。なぜいかにして「意味している」
ことが成立するかは、ついにわからない。だが、成立したあとでは、なぜいかにしてかを説
明することができる－－規則、コード、差異体系などによって。いいかえれば、哲学であれ、
言語学であれ、経済学であれ、それらが出立するのは、この「暗闇の中での跳躍」（クリプ
キ）または「命がけの飛躍」（マルクス）の後に過ぎない。規則は後から見出されるのだ。
（『探求Ⅰ』Ｐ４０）
ここで柄谷は規則の無根拠性と事後性を強調している。しかし、ここにも規則を基礎づける
暴力や転移に関する考察はない。一見したところ等価交換に見えるものが実は一方的な収
奪であり、略奪であったというのは人類の歴史の示すところではなかったか？ 古典経済
学が「貨幣の神秘」というところを柄谷が「命懸けの飛躍」といいかえることにそれ程の「飛
躍」を感じられないのは私だけなのだろうか？ いいかえるならば、「命懸けの飛躍」とい
う言葉が形式化、キーワード化して流通する（＝読者にとって意味をなす）や否や、それは
神秘化してしまうのだ。〕 柄谷や蓮實、浅田はアメリカにとっての脅威である日本を経済的かつ軍事的に去勢する表象的批評家として
活躍した。
柄谷のエンバーガー賞受賞は、今、八方からの批判にさらされてる柄谷行人を批判から救出するための助け舟。
受賞の権威によって批判を封じ込めようとしたのだが、そうは行かんだろ。
賞金の全額を受け取った柄谷はその全額を岩波に渡す。元々が岩波が出した1億3000万円だから。
偶像崇拝や権威主義を否定するなら、受賞そのものを拒否すべきだろう。 >>12
>>歴史や知名度はともかく、
一億円の賞金は大したもんで、
騒ぐべきだろうけど
歴史や知名度が低いから、賞金をはずむ。
競馬のサウジカップみたいなもん。 これでバーグルエン賞が有名になる。
おやこの言い方は… [なぜいかにして「意味している」ことが成立するかは、ついにわからない。]
（柄谷行人『探求Ⅰ』）
30数年前に「なぜいかにして～わからない」としていたところが、
いまは、なにかわからないものである「霊的な力」によって、となった。
たいして変わっていないかんじである。 「未開社会は神経症的である」（レヴィ＝ストロース）
交換様式Ａ段階の社会は、原遊動性Ｕ段階の反復強迫として生じた（柄谷）、
というのだから、交換様式Aは反復強迫症の症状ということである。
つまり、交換様式Aが支配的な未開の氏族社会は、神経症的だということになる。 文学板だから言うと
選考委員の一人にポール・オースターの奥さんがいるね。シリ・ハスヴェット。
オースターの小説で『リヴァイアサン』だったか『ムーンパレス』だったか、アイリスという女性が出てくる。それは奥さんのSiri の逆読み。ミネソタ出身のノルウェー系。あの地域はノルウェー人がなぜか多い。女優ウィノナ・ライダーもノルウェー系の血が混じってたし、『ストーミーマンデイ』というスティングが出てくる映画もアメリカから来る女がミネソタ出身のノルウェー系。演じたのは誰だっけ、デ・パルマ監督のボディダブルとかマイク・ニコルズ監督の『ワーキングガール』に出てたの。ヒッチコック女優の娘で、ドン・ジョンソンと付き合ってた女優。一時期けっこう好きだったのに、名が出てこない。 >>21
アイリスが出てくるオースターの小説は
リヴァイアサンだな。柄谷=ホッブスにつながるね、奇遇ー！ 2022年12月9日（金）コメンテーター：宮崎哲弥
https://www.youtube.com/watch?v=l1mjKb4um6o
34:35くらいから柄谷行人受賞について 大雑把に言うと、レヴィ＝ストロースは、バンド間で婚姻関係を結ぶことは女の交換であるとしていた。そして、未開社会における女の交換は、物の交換である交易と不可分なものだという。そのような外婚と交易が、一般的互酬交換となることによって、バンド社会における略奪と強姦を伴う争いを抑止するというのであった。
こういう考え方にもとづくならば、交換様式Ａは、ホッブズの「万人の万人に対する闘争」の否定であるある種の「社会契約」だといえるだろう。
ところが、柄谷行人にいわせれば、原遊動性Ｕ段階には、そもそも抑止すべき争い自体がなかった、ということである。これではホッブズ的な「社会契約」の出る幕はないことになるだろう。
柄谷行人『交換様式論入門』
［未開社会において、互酬交換が社会構成体を形成する原理であったことは疑 いがありません。しかし、それは最初からあったのではない。人類が狩猟採集 遊動民であった段階では、Ｂ・C だけでなく、Ａも存在しなかった。そこでは、 生産物は均等に分配されたと見てよいでしょう。遊動しているため、蓄積する ことができないからです。遊動的バンドは、狩猟のために必要な規模以上には 大きくならず、また小さくもならなかった。集団の成員を縛る拘束もなかった。 他の集団と出会ったときも、簡単な交換をしただろうが、戦争にはならなかっ た。このような状態を、私は原遊動性 U と名づけます。〕 >>24
宮崎哲弥の説明聞いたけど、
ただの素人が語ってる柄谷行人じゃねえかｗ
所々言ってることが間違ってるし
５ちゃんねらーの説明力と変わらんよ 宮崎哲弥の誤説明ポイント
・ 成田祐輔のＮＡＭ参加は麻布高校の時代じゃなくて麻布中学
・ 「形式化の諸問題」という論文が入っている単行本は「内省と遡行」 ≫ただの素人が語ってる柄谷行人じゃねえかｗ
素人が語っているのではない柄谷行人、
それを読んでみたいのだが、誰が書いた何を読めばいいの。
教えて。 >>30
東浩紀がいつもyoutubeとかで垂れ流してる柄谷行人とか
國分でも大澤真幸でもいいけど
そういう柄谷行人は、まさにリアルだよｗ 蓮實重彦が書いた柄谷行人論とかいいんじゃないの
あと福田和也も書いてたか 宮崎哲弥が福田和也レベルに到達するのでも百年かかるでしょうね >>25
>>そして、未開社会における女の交換は、物の交換である交易と不可分なものだという。そのような外婚と交易が、一般的互酬交換となることによって、バンド社会における略奪と強姦を伴う争いを抑止するというのであった。
そういう平和的な話もあるが、その一方でアフリカのピグミー族が、バンツー族に強姦されたり、捕食されるという、一方的な暴力のターゲットになって来た歴史もある。構造主義では一方的な破壊や暴力は捉えられないのではないか？
交換が成立する条件が一杯あるんだろ。
>>柄谷行人にいわせれば、原遊動性Ｕ段階には、そもそも抑止すべき争い自体がなかった、
まさに、平和ボケ柄谷行人。 国境なき医師団
［コンゴ民主共和国（以下、コンゴ）の森で暮らす、狩猟採集民ピグミーの人びと。長年にわたり差別に苦しんできた。政府軍と武装勢力の紛争が続く中、避難民の増加により住む場所も奪われている。性暴力の被害も深刻だ。住民の声と、国境なき医師団（MSF）の活動を伝える。〕
ブッシュマンもけっこうひどい目にあっている。アフリカにはそういうことが多いだろう。
しかし、アフリカだけでなく、世界中にある。 アボリジニにしても土地問題で政府ともめている。
柳田の「山人論」のアイデアのもとになった台湾の原住民にも、似たような問題があるようだ。
そういう場合、狩猟採集民の抵抗の根拠になるのは、土地権なのだが、
柄谷遊動論はむしろ、狩猟採集民が土地権にもとづく主張するのを、
阻害するような性格があると思う。
そのほか、「柄谷理論」の影響というのは、たいしたものではない、ともいえるが、
それなりにさまざまあるともいえる。
それが、一体どういう連中を喜ばせる「影響」なのか、ということを今回の受賞を機会に考えてみるものいい。 柄谷行人は、今回の受賞がよい機会だから、
ウィグル問題に関してなにかはっきりしたことを言うべきだろう。
ウィグル問題が、国際社会で非難されているようなものだとすれば、
それは『帝国の構造』でいうところの「帝国」である中華人民共和国との交換様式Ｂ的な「社会契約」によって解決されるべきことなのかどうか、
つまり、ウィグルの「反体制派」は、共産党中央に対し服従することと引き換えに殺されないで生命を得る（柄谷）
という選択をすべきなのかどうか、これについて明確に何かいうほうがよい。 そんなことより阪神タイガースについて語った方がいい ≫ピグミー族が、バンツー族に強姦されたり、捕食されるという
どうやら、ピグミー族の肉を食べると、霊的な力が宿る、
という迷信があったらしい。
「霊的な力」にもいろいろあるわけけだ。 >>ゾンバルトは、中世における無記名証券の「発明者」は、上のマラーノだといっているようだ。
Eli Faberの「Jews, Slaves, and the Slave Trade Setting the Record Straight 」の関連個所を読んだが、
17世紀のユダヤ人は東インド会社、西インド会社、王立アフリカ会社らの株式を所有することに消極的だっ
たが、銀行の株は割合に持っていたが、マラーノが発明者なら、ユダヤ人の株式市場での存在感はもっとずっ
と大きかったのではないか？
ベニスの商人のシェイクスピアと同様に、ユダヤ人の中でも下等に見られていたマラーノに全ての悪行を押し
付ける反ユダヤ思想がゾンバルトにあったのだろう。無記名証券はマネーロンダリングや盗みと結びついてたから。
柄谷が依拠する情報は間違ったものが多い。
柄谷の妄想の大風呂敷で得たバーグルエン賞に価値など無い。
まさに柄谷行人カルトニユクヒトの面目躍如。
なぜ、経済史や人類学の素人の柄谷が適当なことを言うのか、何故それを放置して来たのか、日本の学界も
甘過ぎだろ。 ゾンバルト『ユダヤ人と経済生活』から恒木健太郎訳
[1550 年、ヴェネツィアの市参事会がマラーノを追放し彼らとの取引を一切禁止すると決議
したとき、この都市のキリスト教徒の商人は次のように宣言した。それではわれわれは破
滅するであろう。そしてわれわれさえも等しくともに移出することはありうる。なぜなら、
われわれはユダヤ人との取引によって生活しているのだから、と。さらに彼らは次の四つ
をユダヤ人が手中におさめていると述べた。
1. スペインの羊毛
2. スペインの絹、カーマイン、砂糖、胡椒、西インド植民地の商品、真珠
3. 輸出貿易の大部分
4. 手形取引] ゾンバルトは、それなりにちゃんと調べて書いているのではないか。
マルクシズムからナチズムに転向した反ユダヤ主義者ではあったにしても、
だからといって史実をゆがめるようなことは特にしなかったと思う。
変なところがあるとすれば、それは柄谷行人のゾンバルトの説の援用の仕方にいい加減なところがあるだけだろう。 わたしとしては、むしろヴェーバーのほうがゾンバルトよりも
テキトウなところがあるように思う。 受賞効果でバカ売れとか
そういうことは起こっているのだろうか。 『柄谷行人と「帝国」論の隘路―ウィットフォーゲルとマルクスの間で』（下）
石井知章 ちきゅう座
［1949年の中華人民共和国成立から1952年までの間にわずかながらの経済成長があったとすれば、たしかにそれは新国家建設と土地改革によって希望に燃えた農民や労働者による生産意欲の向上ゆえだったのかもしれない。だが、毛沢東による「農業の集団（人民公社）化」は、農民にとっては、ようやく自分のものになった農地を「公有化」の名の下で再び取り上げられることを意味していた。
灌漑事業などの共同作業に協力した農民たちも「土地の公有化」に抵抗したのはある意味で当然のことであろう。ここで柄谷のいう「著しい経済成長」とは、「反右派闘争」（1957年）など、毛沢東の熾烈な反対派攻撃の中で、毛沢東が掲げる目標に反対できる者が誰もいなくなったうえに、各地方の幹部が失脚させられるのを怖れて虚偽の報告を行った結果としての、いわば見せかけの「経済成長」であるにすぎない。
さらに「大躍進」（1958年～）では「イギリスに追いつけ追い越せ」と鉄を作ることを命じられた農民たちは、農作業そっちのけで「土法高炉」による製鉄に精を出した。農民に原料となる鉄鉱石や砂鉄が必要な量確保できるはずはなく、しかも作られた鉄の原料の多くがくず鉄であった。
これによる食糧生産の減少は、中国国内に大規模な飢餓状況をもたらし、1,500万人とも、3000万人ともいわれる餓死者をだしていったのである。こうした苦難の10年のことを柄谷は、「著しい経済成長」をもたらし、あたかもそこに資本主義（新民主主義）的高度経済成長があって、その結果、まるで現在のような経済格差が生じたかのように描き出しているのである。
しかもこのあとの文革（1966年～）とは、「大躍進」政策の失敗への政治責任を問われつつ、権力を失いかけていた毛沢東が発動した奪権闘争であったにもかかわらず、これを「「継続革命」を唱え、急進的な平等化をはかった」などと評するという言説は、あまりにも現実とそれに対する結果責任（M.ウェーバー）を無視した、ほとんど妄想に等しいものだといわざるを得ない。〕 >>44
『帝国の構造』の文庫化が早まるとか
入手しづらい『ネーションと美学』が復刊とか
そういう影響があったらいいな ブント、新左翼、文壇批判などの柄谷のデビュー当時に持っていた要素の影も形もなく、
今では共産党や岩波や朝日新聞の権威にすがる、文壇のれっきとした暗黒のフィクサーが
現在の柄谷だろう。
元々の柄谷のデビューそのものが講談社や新潮社らのヤラセだった訳だが。 報道によると、岸田総理が軍事費を増やすために増税すると言っているということだ。
こういう機会に、もし核武装することで軍事費を減らして、国民の税負担を軽くできるならば、
それでもいいんではないか、という議論が「左翼」の側から出てきてもよいはずだ。
かつて中ソの共産党は核武装を推し進めていた。
北朝鮮はもちろんそうである。
あちらは全体主義だから、あるいは、ウィットフォーゲルのいうアジア的専制主義だから、
というならば、
「西側」の自由民主主義国での例をあげると、冷戦時代のフランス共産党などは、自国の核武装に賛成だった。
なにも、共産党だから、左翼だから、といって、
核武装に反対しなければならないという理由もないのである。 岸田は全国で1000台の古紙回収車を動員し、全国の柄谷行人、蓮實重彦、浅田彰の本を1冊10円で強制買い取りし、
各地の焼却施設に運搬すべきだ。 日本共産党もかつては全面的に「反核」というのでもなかった。
平和勢力が「帝国主義」的な戦争勢力が侵略しようとするのを抑止するために核武装をするのは認められるという立場だったのである。
1961年９月１日付アカハタ
見出し「ソ連政府 核実験の再開を決定」「第三次世界大戦の破局を防止」
社説 「ソ連の核実験再開声明と日本人民」から
「世界でただ一つの原爆被害国である日本の人民は、今回のソ連の核実験再開をどのように受けとめるかという重大な問題に直面している」
「ソ連政府がソ連をはじめとする社会主義諸国への侵略をたくらんでいる帝国主義の核戦争準備にたいして手をこまねいておれないのは当然」
「ソ連の今回の態度は戦争をにくむすべての人びとによってうけいれられるもの」
同年９月２日付あかはた
「ソ連声明 戦争勢力に重大打撃」
社説
「ブルジョア言論機関は、ソ連の今回の措置を非人道的なものであるかのように非難しているが、
これこそ真に平和を守り、核戦争への道を閉ざすための必要な措置である」 柄谷行人「帝国論」では、↓のようなことも、交換様式Ｂ的な「契約」ということになるだろう。
｢住民に予告なく46回も核実験を実施｣だから中国人はウイグル自治区に近寄らない
｢ここにいたら白血病になる｣
PRESIDENT Online
于田 ケリム 日本ウイグル協会会長
楊 海英 静岡大学教授／文化人類学者 「花は誰のもの?」（STU48）の歌詞には、
柄谷行人『世界共和国へ』からの影響があるようだ。
「花が美しい～♪」とかいうところには、小林秀雄からの影響もあるかもしれない。 >>48
山本太郎がいうような敵国条項は？
元枢軸国である日本が核武装したら
国際社会への挑戦になる 哲学板の柄谷スレの阿保馬鹿のレスを紹介する。
462考える名無しさん2022/12/20(火) 20:15:58.610
千葉先生はまさに
フェティシズムに完全に内在しておられますな。
このようにｗｗ
↓ ↓ ↓
千葉雅也『現代思想入門』発売 @masayachiba
おそらく、小さい頃から、美術的なものを通してずっと考えてきたのは、
フェティシズムの問題である。何でもないものが、ある囲い込み、
有限化によって価値があるものへと魔法のように変わる。
それは要するに、フェティシズムだ。そしてそれは、例えば水石にもつながる。
言い換えれば、僕にとって、美術の問題とは、資本主義の問題だったということだ。
子供が、子供心に資本主義と向き合う。そのときの魔法的な経験。
ずっとそれに取り憑かれてきた。
いや、資本主義の問題だった、というのは、要約のしすぎである。
事の片側しか言っていない。欲動と資本主義が結びつくその接面が問題だった
この千葉雅哉の場合はフェティシズムが千葉に内在してるだけだ。
このレスを書いた阿保馬鹿は何故wと書けるんだろう。
それは阿保馬鹿のお前のやることじゃない。 > この千葉雅哉の場合はフェティシズムが千葉に内在してるだけだ。
> このレスを書いた阿保馬鹿は何故wと書けるんだろう。
> それは阿保馬鹿のお前のやることじゃない。
言ってることが全く意味わかりませんｗｗｗ 1 千葉雅也はフェティシズムに内在している。
ではなく、
2 フェティシズムが千葉雅也に内在してるだけだ。
？？？？
この違いを、
文学板の一般客に向けて分かるように
説明する義務がオマエにはあるだろう。
それが出来なかったらオマエの正体はただの卑劣漢で決定だがなｗｗ 内在というのは、一般的には、何らかの事象が、その根拠や原因などを
自己自身のうちに有していることをいう。
いわば、内在とは、超越の反対である。
1 千葉雅也はフェティシズムに内在している。
というのは、ある人間存在がフェティシズムに内在していること。
2 フェティシズムが千葉雅也に内在してるだけだ
というのは、フェティシズムがある人間存在に内在していること。千葉雅也『現代思想入門』発売 @masayachiba
「おそらく、小さい頃から、美術的なものを通してずっと考えてきたのは、
フェティシズムの問題である。何でもないものが、ある囲い込み、
有限化によって価値があるものへと魔法のように変わる。
それは要するに、フェティシズムだ。そしてそれは、例えば水石にもつながる。」（千葉）
これはやはり2のほうだろう。
そして、千葉雅也としては、おそらくそのことを、内在的にではなく、
超越的観点からみているわけである。 それでも一応自分の発言について
根拠を示してみようとした
努力だけは評価してやるぞｗ 哲学板にいるキチガイの場合は
そういう努力さえできない
人間以前の存在がいるからな 1 人が、現象Ｆに内在している。
2 現象Ｆが、人に内在している。
内在＝ラテン語でIMMANENT
これは内在の主語が人であっても全然構わない。
内在の主語が現象Ｆになることも有り得るが
これははっきりいって、どっちでもよい。
微妙に意味は異なるとしても
両方が両立している。
人が現象の目的語となることも有り得る。
現象が人の目的語となることもある。
意味は微妙に違うけど、
別にどちらでも意味としては其々成立している。 千葉雅也は、「美術の問題とは、資本主義の問題」だといい、
それを「欲動と資本主義が結びつくその接面」
がフェティシズムだといっているようだから、
その思考は、むしろ超越的自覚的であって、内在的というのではないだろう。
その自覚は超越論的内在に基づく思考がゆえだとか、
ものの言いようということもありうるが、それでも単純にフェティシズムに内在的というのではない。 ×がフェティシズムだ
〇であって、それがフェティシズムだ >>71
そんな戯言いう以前に、、、
普通に人間がなんかの現象に捕われている場合、
憑依でも狐憑きでもいいけど、
それが現象 ｘ に何某が内在している、、
という言い方を絶対にしているｗ
日本語では普通そう言うし、
別に他の言語でも主語術後の関係は同じだ。
別に千葉雅也の記述だってこんなの超越でもなんでもないｗ
単に受動的に、資本主義に起源する物神化の現象に巻き込まれている
身を委ねていると書いてるにすぎない。。。
そんなの自明ですねｗｗｗ
勝手に、記述と現象をオマエの頭の中で捏ち上げるんじゃないよ！！ｗｗ 例
・ ポルターガイストに何某が内在している。
・ エクソシズムに何某が内在している。
・ 心身離脱の現象に何某が内在している。 意味している」ことが、そのような《他者》にとって成立するとき、まさにそのかぎりに
おいてのみ、“文脈”があり、また“言語ゲーム”が成立する。なぜいかにして「意味している」
ことが成立するかは、ついにわからない。だが、成立したあとでは、なぜいかにしてかを説
明することができる－－規則、コード、差異体系などによって。いいかえれば、哲学であれ、
言語学であれ、経済学であれ、それらが出立するのは、この「暗闇の中での跳躍」（クリプ
キ）または「命がけの飛躍」（マルクス）の後に過ぎない。規則は後から見出されるのだ。]
（『探求Ⅰ』Ｐ４０）
柄谷的には、～はフェティシズムだ、というのは、ほんらい内在的観点からには、
「規則」ないしそれを成り立たせるものとして「だった」と過去形でしか言いえないので、
フェティシズム＝交換様式ＡＢＣの「事後」であるＤ的な思考ということになる。
しかし、いまだ人間はフェティシズムのただ中にいるということなので、
柄谷フェティシズム論は、内（在的）歴史的なものではなく、超歴史的なものということになるだろう。 ≫普通に人間がなんかの現象に捕われている場合、
1 千葉雅也はフェティシズムに内在している。
2 フェティシズムが千葉雅也に内在してるだけだ
これは2のほうだろう。
また、柄谷行人の言う「フェティシズム」というのは、「現象」ではなく、
定住以後の交換の「現象」の「原因」ということだろう。 >>75
なんでそこで、内在と超越をしつこく分離して考える必要があるのか？
そこの視点からして完全におかしい。
単に、内在＝超越、という観点で捉えればいいだけの現象学的前提です。
現象学以前の考え方では、まだ内在と超越が分離されていた。
しかし現象学以降（フッサール）ではそういう捉え方はもう完全に克服されている。
そもそも内在されないものは、絶対に超越されない。
これはドゥルーズ的な前提ですね。 >>76
> また、柄谷行人の言う「フェティシズム」というのは、「現象」ではなく、
> 定住以後の交換の「現象」の「原因」ということだろう。
これも違う。
フェティシズムも霊も単に現象。
最初にそれは現象として出現するんだから
単に現象の門から素直に受け止めて入ればよいだけ。 >>77
> 現象学以前の考え方では、まだ内在と超越が分離されていた。
要するにそれがカントだよね。 柄谷行人にいわせると、超越はありえないという立場が超越論的なのだ。
柄谷は、ドゥルーズなどのいう超越論的経験論というのも、その立場だというのである。
それから71で、その点については述べています。
>>71
≫その自覚は超越論的内在に基づく思考がゆえだとか、
≫ものの言いようということもありうるが、それでも単純にフェティシズムに内在的というのではない。 >>80
> 柄谷行人にいわせると、超越はありえないという立場が超越論的なのだ。
> 柄谷は、ドゥルーズなどのいう超越論的経験論というのも、その立場だというのである。
「超越はここで有り得ない」という
最初の断念、あるいは判断を
確実なものとして導けるものは
経験的判断の次元に当たる。
即ちここで、
経験（内在）と超越（先験的な純粋理性の判断）が
合致するポイントが出現して、それは判断力になる。
この組み合わせがズレている人間の判断というのは、
よくそこらにいる人間の判断力のレベルでもあるが、
あるいはズレがキツくなれば単なる狂人になる。
いずれにしても、
内在なくて、超越なし。
そこが理解できないで
分離してる人間像は
単なるダメ人間の
似非カント主義者ですｗｗ >>73
>>普通に人間がなんかの現象に捕われている場合、
憑依でも狐憑きでもいいけど、
それが現象 ｘ に何某が内在している、、
という言い方を絶対にしているｗ
ラファエルの絵画「transfiguration」について、
Just as the twisting of the possessed boy shows that something has
got into him, so does the posture of an angel, or of Christ, prompt Gilio to ask
whether something has got into that scene from outside, something that overrides
the principle of historical or factual probability.の記述があって、これが普通だと思うが。
あんたの言うのと反対だ。 言ってることは、
人間が主語になって現象が目的語になっても、
その文のイデアは全然おかしくないよということなんだよｗ
それ以上でも以下でもないｗｗｗ A man is immanent into Fetisizm.
これで全然文としてもイデアとしても成り立ってんじゃねえかｗ
Fetisizm got into a man.
別に文はこれだけしかないというわけではないｗｗｗ > ラファエルの絵画「transfiguration」について、
> Just as the twisting of the possessed boy shows that something has
> got into him, so does the posture of an angel, or of Christ, prompt Gilio to ask
> whether something has got into that scene from outside, something that overrides
> the principle of historical or factual probability.の記述があって
そもそもこの文章の中に
肝心の「immanent」が全く出てきてないないじゃないかｗ
ナニいってんだか
詐欺師かよｗｗｗ >>86
>>肝心の「immanent」が全く出てきてないないじゃないかｗ
something has got into himがimmanentに相当する。
大体があんたの言うimmane内在しているというという形容詞であって内在はmmanenceだ。 > something has got into himがimmanentに相当する。
> 大体があんたの言うimmane内在しているというという形容詞であって内在はmmanenceだ。
もうあんたの言ってることは何言ってるか誰も理解はできないよｗ
単なる馬鹿だ。
ここまで来ると
言葉と論理では決して説得されない白痴だなｗｗ >>87
> something has got into himがimmanentに相当する。
> 大体があんたの言うimmane内在しているというという形容詞であって内在はmmanenceだ。
悪いことは言わない。
あんたもう、
その学問だか批評だか
何だかわかんないけど
やめたほうがいいよ。
いやそもそも
人間やめたほうがいいよｗｗｗｗ >>74
>>・ ポルターガイストに何某が内在している。
・ エクソシズムに何某が内在している。
・ 心身離脱の現象に何某が内在している。
これは君の作文だが、他に例があれば紹介してくれ。 >>89
>>その学問だか批評だか
何だかわかんないけど
分かった、君は有名になりたいんだw
どうぞどうぞw 仮に89が群像新人評論賞でも取って、評論家デビューしたところで、書きたいことの半分も書かせてもらえないと思う。
何の生き甲斐もやりがいもないだろ。 ふつうにマルクス主義的にいうと、フェティシズムというのは
疎外された意識の在り方であって、
ひとつのイデオロギー形態であろうから、
「フェティシズムに内在」していない意識というのがあるとすれば、
それは本来のプロレタリアートの階級意識ということになるだろう。
しかし、柄谷行人は、疎外論、物象化論、このいずれも否定しているので、
おそらく、柄谷交換様式論にあっては、上のような考え方は成り立たない。 フェティシズムに内在せよとか、また大袈裟な言い方を柄谷がするから信者が喜ぶ。 アホやな。
柄谷行人的に云えば、
マルクス主義自体が一個のフェティシズムであり、それ自体霊なんだよ。 「私はマルクス主義を選択する」という主体的な決意表明でもいいけど
それ自体横から、斜めから見れば
「私はビートルズのファンである」
「私はローリング・ストーンズのファンである」
「私はSMAPのファンである」
などなど決意表明することと、
機能的には等価なの！ｗ
つまり全部は、主体とフェティシズム（霊、あるいは神学的オーラ）
との関係性から説明可能である。
マルクスのプロレタリアートというのは、
それらフェティシズム＝物霊の存在論をその都度相対化していく
主体性の在り方に他ならない。 >>93
だから君の「主体性」というのは、単に、
マルクス主義というフェティシズムに内在している
という主体性の在り方にすぎないｗｗ だから君の「主体性」というのは、単に、
「マルクス主義というフェティシズムの中に内在している」
という主体性の在り方にすぎないｗｗ マルクス・フェチ＝マルクス主義の本当の顔であり正体 フェティシズムに内在するとかは、いわゆる美術で言う「フェティシズムの個人化」のことを言ってるんだろう。それにしても、「フェティシズムに内在せよ」はやっぱり変な言い方だよ。 全然変な言い方じゃないよｗｗ
おまえはフロイトとかドゥルーズとかガタリとか
単に読んだことないだけなんだろう お好みとあらば
「マルクス主義に内在せよ」
という言い方だって全然変じゃない。
キリスト教に内在せよ。
ユダヤ教に内在せよ。
etc・・・・ > フェティシズムに内在するとかは、いわゆる美術で言う「フェティシズムの個人化」のことを言ってるんだろう。
内在するその先には、
きっと個体を超える存在論の流動的な塊を見出すことだろうから
（器官なき身体？？）
内在論は全然個人主義でもないな。 まず、
内在が個体的だと考えるその思い込みが、
全然キリスト教神学の伝統に反してますからｗｗｗ マルクス主義もフェティシズムだというとすれば、
それはマルクス主義にしてもイデオロギーだ、という
むかしからある理解となんら変わり映えがないものということである。 しかし、
マルクス主義＝フェティシズムという観点から
それら「イデオロギー分析」をした人は、
今まで殆どいなかったの！ｗｗ
それが今回柄谷行人がチカコーという本で説明してる内容ですがｗ 吉本隆明の共同幻想論にフェティシズム論なんて全くないよｗｗ しかも吉本隆明は、
幻想の発生過程を資本論から直接説明したことなんてないでしょう。 吉本の共同幻想論はドイツ・イデオロギー止まりでしょ むかしからマルクス主義に対する批判というものは、
イデオロギーとしてのマルクス主義についての批判で、
それはマルクス主義の用語では、イデオロギー分析ということだろう。
そういったものは履いて捨てるほどあっただろう。
たとえば、ポストモダニズムにしても、
言い出しっぺのリオタールに言わせれば、もっぱら「大きな物語」であるところの
マルクス主義に対する批判的分析だったのだ。 >>95
>>柄谷行人的に云えば、
マルクス主義自体が一個のフェティシズムであり、それ自体霊なんだよ。
それを誰が言うの？柄谷が言うの？ また、柄谷行人の「世界史の構造」以降の本なんて、
粗雑、いい加減、子供だましであって、
まともなマルクス主義イデオロギーの分析などとは到底言えないものだ。 >>114
暗黙に柄谷行人はそう言ってると示したかったのだが
しかし、柄谷本人にしても、
またそれを云う私の立場からしても
はっきり積極的にそこまで大胆に言うのは、
気が引けるということだなｗｗｗ
だからそういう本の示している本質的なメッセージは
暗に、そう仄めかす程度のことでいいと思う。
しかし実質、柄谷があの本で説明してる内容は、
宗教も、そしてマルクス主義もみな、
霊性、つまりそれは現代的な観念でいえば
フェティシズム的な存在の延長上に、実証され、
語ることができる。
本当のメッセージとは、いつも暗黙の、
消極的なメッセージとして、出されざる得ない。。。
（これもまた至って柄谷行人的な信条であるｗｗ） >>95
>>>>柄谷行人的に云えば、
こういう言い方で柄谷と浅田彰がはしゃいでた時代は大分前に終わった。 資本主義自体もある種の霊性であり、一個の神学体系である。 >>104
≫（器官なき身体？？）
フェティシズムの行き着く先が「器官なき身体」だというのは、
正確な理解だと思う。
しかし、柄谷行人は、ドゥルーズ＝ガタリとは違い、
「エスのあったところに私が生じなければならない（フロイト）」
こういう精神分析的な説諭を否定しているのではない。
むしろ柄谷は、「私」をしっかり生じさせなければならない、
というようなことをずっと言っているので、「器官なき身体」とは目指すところが逆だろう。
また柄谷は、交換様式Ｄは、ＡＢＣを揚棄したのちに到来するという。
つまり、フェティシズムは、弁証法的に否定されるべきものなのだから、
それはなんらかの「矛盾」だということなのだ。
ドゥルーズ哲学には、「否定」「矛盾」という考え方はない。
それがドゥルーズ哲学の最大のセールスポイントだと言ってよいくらいである。 ただし、柄谷行人のいうことが、あまりに支離滅裂なので、
ちゃんと理解しようにも、それがほぼ不可能だということはあるだろう。 ×精神分析的な説諭を否定している
〇精神分析的な説諭を拒絶している 柄谷行人を擁護するために廃人化した柄谷信者がそこそこいるんだということが分かった。
このことを柄谷は深く反省すべきだろう。 >>94
柄谷は一言も「内在せよ」なんて言ってないだろ
哲学板の馬鹿が一人言ってるだけちゃうかｗｗ >>111
幻想の発生という思考自体メチャクチャだけど、貨幣が幻想であるとは書いてるよね。
交換価値しか持ってないんだから。 「交換様式論入門」
[問題は、この「力」（交換価値）がどこから来るのか、ということです。マル
クスはそれを、商品に付着する霊的な力として見出した。つまり、物神（フェ
ティシュ）として。このことは、たんに冒頭で述べられた認識にとどまるもの
ではありません。彼は『資本論』で、この商品物神が貨幣物神、資本物神に発
展し、社会構成体を全面的に再編成するにいたる歴史的過程をとらえようとし
たのです。] 「我々は、喪われた女性のファルス vermißten weiblichen Phallus の代替物として、ペニスの象徴 Symbole den Penis となる器官や対象 Organe oder Objekte が選ばれると想定しうる。これは充分にしばしば起こりうるが、決定的でないことも確かである。フェティッシュ Fetisch が設置されるとき、外傷性健忘 traumatischer Amnesie における記憶の停止 Haltmachen der Erinnerung のような或る過程が発生する。またこの場合、関心が中途で止まってしまったような状態となり、あの不気味でトラウマ的な unheimlichen, traumatischen 印象の直前の印象が、フェティッシュとして保持される。」
（フロイト『フェティシズム Fetischismus』1927年） 「不安の発生が途絶えたことが外傷性神経症の原因になったのだから、これらの夢は不安を発展させつつ、
刺激の統制を回復しようとする…（中略）反復強迫に従うもの」（フロイト『快楽原則の彼岸』） 柄谷行人『交換様式論入門』
［人類は遊動的であったとき、「無機的状態」にあった。定住後に生じたのが、「有機的状態」です。そこに、不平等や葛藤が
発生する。
そのとき、「無機的状態」を取り戻そうとするのが死の欲動であり、それは先ず攻撃性として外に向けられる。が、フロイト的にいえば、それが内に向けら
れるとき、超自我として自らの攻撃性を規制するものとなる。贈与の互酬交換はそのようなものとしてあらわれた、といえます。人は贈与しなければならな
い、贈与を受け取らねばならない、贈与にお返ししなければならない。その場合、贈与された物に付着した霊的なものが、人々を強制するように見えます。
しかし、Ａの「力」が反復強迫的であるのは、それが定住によって失われた Uの回帰であるからだといってよいでしょう。それが、階級や国家の発生を阻止
する観念的な力として働いたのです。〕 しかし、柄谷行人交換様式論は、原遊動性Ｕから交換様式Ａ（が支配的な）段階への移行において、
「外傷性健忘 traumatischer Amnesie における記憶の停止 Haltmachen der Erinnerung」
これをもたらした「出来事」に関して何も述べていない。 451考える名無しさん2022/11/28(月) 18:34:14.71ID:0
／⌒ヾ⌒＼
／／ ／￣＼ ＼
/ 彡／ ヽ ヽ
( 彡/ /｜||｜ヽ |
|ノ丿ノﾉﾉﾉ|ﾊﾚﾚﾚ| |
|/||(●ヽ /●)|||
(Ｊﾋ|| ￣ ( ￣ ||し)
|||| ) |||ｲ からやんは
(_ノ||、 ＼二ヽ ||し) 内在しろなど一言も言ってないンだわ
| Ｖ|＼＿＿ ／Ｖ|
,.､- ￣/ | ｌ ￣ / | |` ┬-､
/ ヽ. / ト-` ､ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | ｀> | i
/ |｀二^> ｌ. | | ＜＿_,| |
＿| |.|-< ＼ i / ,イ_＿__!／ ＼
.| {.| ` - ､ ,.---ｧ^! | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l
＿_{ ＿__|└―ｰ／ ￣´ |ヽ |＿__ﾉ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_| 455考える名無しさん2022/11/28(月) 18:37:10.82ID:0
↑
まだ言ってるよこの馬鹿 腹ｲﾃｴｗｗｗ
柄谷は、「フェティシズムに気づけ」と言っている。
この「気づけ」ということが、別の言葉でいえば「内在」なんだと
柄谷スレで初めて指摘されたまでだ。
だからそこに「内在」という言葉を入れたのは、
このスレの人の功績だ！
457考える名無しさん2022/11/28(月) 18:39:48.20ID:0
ある哲学者の使ってる言葉が、別の言葉で云うとこうだーーー
という様に、変換されていかなかったら
（それがまさに「交換」の真の意味だが）
如何なる哲学も最初から成立するはずがない！！ｗｗ
771考える名無しさん2022/12/01(木) 12:38:34.79ID:0
こういう考え方が柄谷行人のエッセンスだということを
知らないし、
理解できないで、
今や柄谷行人の名前を騙る人が出てきてるという事態は、、、、、、、
結構恐るべき事実でしょう >>125
> 幻想の発生という思考自体メチャクチャだけど、貨幣が幻想であるとは書いてるよね。
おまえの言ってることが全然意味わからんｗ
ただ一つはっきり分かることは、
要するに、
おまえは吉本隆明の共同幻想論なんて全く読んだこともないんだろう！ｗｗｗｗ >>133
幻想というのは、観念一般のこと。
発生という意味では、人類の誕生が幻想の発生だよ。
まあ、動物でも何らかの幻想（観念）は持っているんだが。 「私たちのエディプス的両親とは、既に内面化され、すでに理想化された両親についての幻想的解釈である。ポスト・エディプス期の超自我は、子供の情念化され情熱的に変化する関係のエディプスという物語（イストワール）の単純線的な展望[遠近＝歴史]に固定する、幻想的なドラマのクライマックスである。
エディプス・コンプレックスはエディプス的諸関係の理解不能を抑圧する」
（レオ・ベルサーニ『フロイト的身体―精神分析と美学]』）
柄谷行人は、「エディプスという物語〈イストワール〉の単純線的な展望[遠近＝歴史]」
これを拒否しておいて、かといって、「エディプス的諸関係の理解不能」の立場をとるでもなく、
超自我だとかフェティシズムだとか反復強迫だとかといった考え方に基づく、
（生産様式論的な唯物史観にかわるものとしての）「物語」である「歴史」を書こうとしたのだから、
結局わけのわからないものになってしまったのもしょうがないのだ。 >>134
おまえにいい話を一つ教えてやろう。
ショーペンハウアーの大学教授資格試験で審査員になったのはヘーゲルだった。
面接試験の応答で、
ヘーゲルは若き日のショーペンハウアーに
「動物は意味と観念を持っているのか？」と訪ねた。
ショーペンハウアーは、
「もちろん持っています。」
と答えた。
それでヘーゲルはショーペンハウアーを落とそうと考えた。
しかし、後からその場にいた他の審査員たちに説得されて
結局ショーペンハウアーは教授資格に通った。。。。 >>136
どこがいい話なの？
君が僕に論破されてしまったことがわかったから、それがいい話ってこと？ >>134
＞ 発生という意味では、人類の誕生が幻想の発生だよ。
発生という意味では、
人類にとってそれぞれの時代に応じた
それぞれの観念、及び幻想が、発生を続けていることだなｗ
時代に応じて、また社会の構造、進化の段階において
共同幻想とは異なる。
対幻想も、家族の幻想も、
それぞれ異なった段階を経ていくことだとろう。
だから時代に応じて、幻想の発生も異なる。
二十世紀の世紀末からインターネットという
コンピューター経由の機械体系を手にした我々の時代の人間性も
それ以前とは、かなり異なる幻想の体系を持っている。
インターネット上によって新しい幻想が発生したからだ。。。 >>137
いや。
君が如何に馬鹿だということを
この歴史的なコントの教訓が教えてくれるからさｗｗ ヘーゲルは、動物に観念の所有を認めていない。
しかし、
ショーペンハウアーは、動物にも人間と同種の観念はあると考えていた。 柄谷行人は、交換様式Ａの成立に関し、
近親相姦の禁止についてはまるで何も述べず、
女の交換についてもほんの少ししか述べない。
こういうことは、「エディプスという物語」の拒否である。
それでいて、反復強迫なんてことは前提抜きにいうのだ。
この種のテキトウさは、数限りない。ほとんど1ページごとにあるかんじである。 ところで、ネアンデルタール人はホモサピエンスではないが、
それでも「人類」なのだろうか。 つまり、
ヘーゲルとショーペンハウアーのコントに従えば、、、
>>134は、
ロジックの一面性しか見ていないということだな。
その一面しか見てないくせに
独断的な論理を押し付けて
いい気になってる
つまり、単なる愚か者であるｗｗｗｗ >>138
幻想という言葉を何らかのまとまりとして定義するならそれでいい。
しかし、それなら上部構造と言い換えた方がいい。 >>143
どこが一面的なの？
幻想という言葉の定義の問題だよ？ >>144
そもそも、
「幻想の発生」という言い回しは吉本の共同幻想論で何度も出てくるんだよｗ
共同幻想論を論じる批評的な議論でも
幻想の発生を巡ってという言い方は、批評家たちでも哲学者たちの間でも
全く常識的に、普通に言っている。
だから君は、>>133で
共同幻想論なんて読んだことないんだろう、
と見抜かれた。 同様に、今回柄谷行人の「力と交換様式」でも、
物と物とが交換されるプロセスの中から、
物神が発生し、独特の観念が発生し、
つまりそこには独自の幻想が発生しているという問題が
柄谷によって語られているわけだ。、
つまり結論から云えば、
>>144
君は共同幻想論はおろか力と交換様式さえも
全然読んでない。
読めてないし、
どうやら読める頭さえ最初から備わってないレベルなんだろう
と結論するしかこれはないなｗｗｗｗ >>146
＞どこが一面的なの？
＞幻想という言葉の定義の問題だよ？
なんで自分が「一面的だ」と云われたか
上から流れを追っていって自分で気付けないというんだから
これはもう君の能力は致命的に低い
と言わざる得ないｗｗｗｗ
＞ まあ、動物でも何らかの幻想（観念）は持っているんだが。
これが君の言った言葉だが、
動物は観念を持つ、と考えるか （ショーペンハウアー）
動物は観念を持てない、と考えるか （ヘーゲル）
動物と観念を巡ってこの二律背反を語って初めて「総体的」と言える。
つまり、
「幻想の発生という思考自体がメチャクチャだ」
と言った君の発言自体が滅茶苦茶だということだ。
誰でも気付く話だがｗｗ
幻想の発生という思考は普通にある。
それが認められない人間は、単なる視野狭窄で一面的な
馬鹿丸出しｗｗｗｗ >>147
＞「幻想の発生」という言い回しは吉本の共同幻想論で何度も出てくる
それは知らなかった。
どこに出てくるのか、引用してくれないか？
２、３箇所引用してくれると嬉しい。 世界史の構造と、力と交換様式は、どちらが決定版なんだ？
どちらもなのだとしたら、一冊に書き直してほしい > 引用してくれないか？
嫌だねｗ
自分で買って読みな
おまえそもそも甘ったれてんじゃねえんだよ！！ｗｗｗｗｗ もうこういう馬鹿は相手にしてるだkでこっちの口が腐るわｗｗ >>154
ああ、引用できないんだね。
要するに、君は読んでないわけだ。 引用すればいいではないの。
簡単だろう。
5チャンネル文学板には、引用してくれと言われて、
そうしないだけでなく、悪態をつく人が多いのがふしぎである。 ↑
おまえみたいなクズを相手にしてくれる人間は誰もいないよｗｗ 引用どうの言う前に、
既に相手から完全に嫌われてると感覚できるぐらいの
人間力を、まず目指したほうがいいよｗｗｗｗ 何かこちらから労働を投じてやるというときは
それなりに相手に好感や信用を持てるときだけだから
これが常識ｗｗｗ 幻想といえば何でも幻想ではある。
夢幻の如くなり～♪というくらいだから。 柄谷が信者を一定数集めたのは書いてる内容そのものじゃなくて、ちょっとした言い回しをカッコいいと感じたところが大きかったんじゃないか？
小林秀雄にしてもそういう面が強かったと思う。
柄谷がいくら偶像崇拝を今さら否定しようが、対談や座談会で、柳田や折口を欧州の哲学者らに例えた時のはしゃぎぶりで、柄谷の偶像崇拝は否定のしようがない。
その他でも柄谷のスタイリッシュ過ぎる発言は普通に多い。
柄谷のエエカッコシイを初期柄谷批判の神津陽や芹沢俊介が指摘してたと思う。 > 柄谷がいくら偶像崇拝を今さら否定しようが、
だから柄谷は最初っから偶像崇拝を否定なんかしてないんだよｗｗ
彼の残してる資料をきちんと辿っていればさ
柄谷ちゃんと読めよｗ そもそも「偶像崇拝「と一言でいうとき、
それが大変奇妙なシステムで信仰であることに
気づかなければならない。
ユダヤ教のそれでも、キリスト教のそれでも
彼らは必ず口先では偶像崇拝否定的なことをいうが、
ちょっと遠くから離れて見てみれば、
偶像崇拝といいながら、彼らの生活は彼らにしかない
奇妙な儀式と物品の共有と風習に満ち満ちている。
つまり、彼らが偶像崇拝と言ってるのは
（ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、、）
自分達以外の異教を信じるな、排除しろと言ってるだけであって
彼らの主観的思い込みと異なり、実際彼らの生活スタイルは
独自の様々な客観的な偶像崇拝に溢れているのを観察できるだろう。
マルクスとエンゲルスの考察とは、そういうところに起源があったんだよｗｗ つまり、現実の偶像崇拝なんて、
歴史のどこでも実現されたことなんかないということ。 マルクスとエンゲルスでも事情は柄谷と同じであってさ、、、
最初に彼らは確かに、三十代で共産党宣言を出した時点では
本気で偶像崇拝の打倒を考えたと思われるわけだ。
しかし、マルクスの考えでは、それが、経済学批判から資本論へと
深化するに至って、どうやら人間の社会ステムとは
そんな単純に、偶像崇拝の否定といって、一筋縄でいくものではないぞ、、、
マルクス自身がそう気付いたのだという指摘が
今回チカコーの中で柄谷行人によって為されているわけだよ。 >>167
>>どうやら人間の社会ステムとは
そんな単純に、偶像崇拝の否定といって、一筋縄でいくものではないぞ
そのこと自体には何の異論もない。
だが、柄谷の場合は一般の日本人の偶像崇拝と変わらんだろ。 もうすこし柄谷行人の書いたものに則してちょうだい。
柄谷行人『探求二Ⅱ』
〈この「ユダヤ人」は、フロイトにとって、ユダヤ教やユダヤ人の共同体を意味していない。それは、いかなる共同体の偏見（偶像）をも拒否し、したがってそこから排除されざるをえない在り方である。つまり、「ユダヤ的であること」は、いかなる共同体にも帰属せずその「間」に立つことである。
（中略）むろん、それを「ユダヤ的」という固有名詞で呼ばなければならないわけではない。しかし、その在り方が、たとえばモーゼの「偶像崇拝の禁止」において典型的に開示されたことは疑いがない。〉 柄谷行人は、偶像崇拝とフェティシズムを区別している。
もちろん、じっさい区別できるものなのかどうなのか、
マルクスが柄谷の言うようにフェティシズムを肯定していたかどうか、
そこは疑問であるにしても、
柄谷自身は区別し、そして、フェティシズムのほうを肯定している。
（しかし、柄谷は、「定住革命」以後に成立したという交換様式ＡＢＣのフェティシズムは
揚棄されるべきだともしているので、筋道が通っていないかんじが当然ある）
柄谷行人『力と交換様式』
〈しかし、後述するように、『資本論』以後のマルクスは、フェティシズムに関して肯定的となった。それは、アフリカ人のフェティシズムと、近代西洋人すなわち
資本主義のフェティシズムを区別するようになったからだ。
それを示すのは、彼が最晩年に、ジョン・ラボックの『文明の起源と人類の起源』について書いた摘要である。
その中で、重要なのはフェティシズムと偶像崇拝の区別である。通常、それらは同一視されている。
しかし、偶像崇拝が神への屈服であるのに対して、フェティシズムは神への攻撃である、とマルクスはいうのだ〉 柄谷行人の言うＡＢＣの揚棄は、
弁証法的にフェテシズムを把持しつつ否定し高次のものであるＤにいたらしめる、
となんとか筋道の通るように解することはできるかもしれないが、
本人がそうしたことをきちんと書いているようでもないので、
読者が好意的に補ってあげれば、そう読めないこともないだろう、ということである。 〈父から力を借りるというこの行為は、その自我に非常に重要な結末をもたらすことになる。超自我は父の性格を得ることになり、エディプス・コンプレックスが強いほど、そして（権威、宗教的な教え、教育、読書などを通じて）抑圧が急速に行われるほど、のちになって超自我は良心として、あるいは無意識的な罪責感として、強力に自我を支配することになる〉
（フロイト『自我とエス』）
フロイト精神分析理論にあてはめれば、
原遊動性Ｕは前エディプス期で、交換様式Ｄは、その高次の回復、
ということになるだろう。しかし、そうすると、柄谷の言う「超自我」というものは、
フロイトの言うそれとは、およそ異なるものになってしまうのではないか。 柄谷交換様式論では、フロイトの言う「父の性格」をもつ超自我が、高次に回復されると、
その「父の性格」は消滅する、ということになる。 なお、『自我とエス』(Das Ich und das Es)は、1923年に出た本である。
柄谷行人が援用している「後期フロイトの理論」が唱えられている
『快楽原則の彼岸 / 快原理の彼岸』(Jenseits des Lustprinzips)、1920年
の三年後、
『マゾヒズムの経済論的問題』(Das ökonomische Problem des Masochismus)、1924年
の前年に出ている。 174 訂正
×高次に回復されると
〇揚棄される、すなわち、把持しつつ否定され高次のものになると 〈マゾヒズムの場合、法のすべては母へ投入される。そして母は象徴的空間から父を排除してしまう。〉
〈ドゥルーズ「マゾッホとサド」蓮實重彦訳〉
フェティシズムの行き着く先も、↑のようなものならば、筋道は通っているが、
柄谷説は、やはり筋がおかしいだろう。 ちなみに、柄谷行人が、後期のフロイトは超自我の形成をエディプス・コンプレックスとかかわりがないものとして論じた、
というのは、いつものように、たんにテキトウなことをいっているだけである。
フロイトは『自我とエス』（1923年）において、『ナルシシズム入門』で提唱した「自我理想」というアイデアを、「超自我」と改めて提唱しなおし、
そしてさらに、エディプス・コンプレックスの抑圧によって超自我が成立するという考えを新に示したのである。 >166
> つまり、現実の偶像崇拝なんて、
> 歴史のどこでも実現されたことなんかないということ
→ 現実の偶像崇拝の禁止なんて ○ >>166
○ ↓
つまり、現実の偶像崇拝の禁止なんて、
歴史のどこでも実現されたことなんかないということ 「マルクスは、フェティシズムに関して肯定的となった。それは、アフリカ人のフェティシズムと、近代西洋人すなわち
資本主義のフェティシズムを区別するようになったから」（柄谷）
ふつうに読めば、マルクスは、アフリカの未開社会のフェティシズムと資本主義社会のフェティシズムを区別したうえで、
前者は良いが、後者は悪い、と考えていたということになるのではないか。
そうすると、柄谷行人が『力と交換様式』のほかのところで、マルクスは資本主義社会のフェティシズムまで良いとした、
というかのように書いているとしたら、それはおかしいだろう。 柄谷行人のいう原遊動性Ｕが交換様式Ｄとして回帰するという説は、
そのＤが、なんらかの「超自我」の作用になぞらえられるものなのだとすれば（柄谷はそのように論じている）、
原遊動性Ｕは、前エディプス期の超自我の作用になぞらえられるということになるだろう。
この原遊動性Ｕ＝前エディプス期の超自我の作用という考え方は、
おそらく、フロイトよりも、メラニー・クラインの説に近いことになる。
しかし、クラインによれば、幼児の「超自我」は、大人のそれと比べて、
圧倒的で、迫害への恐怖のストレスが強力なものだという。
だとすれば、柄谷が、原遊動性Ｕに関し、
平等で争いのない和やかな「歴史的段階」であったかのようにいうのは、
多分これも変な話ということになるのではないか。 ×回帰するという説は
〇回帰するという説においては 183 訂正
×フロイトよりも
〇フロイトの説よりも 石塚正英「フェティシズム」論
川島祐一
（2021/11/29 公開） 今村仁司『現代思想の基礎理論』講談社学術文庫
4．フェティシズム論からイデオロギー論へ コトバンク
［史的唯物論に基づく経済人類学］
1960年代には，フランスでレビ･ストロースの構造主義の影響のもと，K.マルクスの史的唯物論からする，あるいはその再構成のための独自の経済人類学が構想されるに至った。ゴドリエMaurice Godelier(1934‐ )に代表されるもので，史的唯物論のいう下部構造を単純に生産力と生産関係といった経済的概念のみでとらえるのでなく，人類学の成果によりつつ，ときに親族構造が，ときに宗教が経済を規定するなど，経済以外の他の社会構造が下部構造をつくることもあるとする。これとともに，経済にまつわる観念的事象，フェティシズム(物神崇拝)やイデオロギーも重要な考察対象とされるに至る。… 定本の隠喩としての建築、探究の内容がまとめられてるというから読んでみたが
探究Ⅱの冒頭のかっこいいフレーズがなくなっていて残念 石塚正英「フェティシズム」論
川島祐一
（2021/11/29 公開）
〈石塚（正英）は 1988 年 10 月、社会思想史
学会第一三回大会（立正大学）で自由論題「マルクスの原始フェティシズム理解―ド＝ブ
ロス著『フェティシュ諸神の崇拝』（1760）摘要〈1842 春〉の解明」を発表している。〉 >>153
世界史の構造と副読本(哲学の起源&帝国の構造)が約千頁ある。これを「力」という観点から四百頁以内にまとめたのが『力と交換様式』 柄谷行人『交換様式論入門』
〈Ｄは厳密にいえば交換様式ではありません〉
〈普遍宗教は D であり、D は普遍宗教です。いいかえれば、経済的ベースを離れて普遍宗
教はありえません。
D は A の回帰ではなく、Ｕの回帰です〉 ダレルのアレキサンドリア・カルテットだっけ？と大江健三郎の『懐かしい日への手紙』？と三島の何とか四部作を比較した、
『終焉をめぐって』に収録された批評のように
四冊の本で円環するようになってるね。
意識したかは知らんけどw 柄谷行人『交換様式論入門』
〈人類が狩猟採集遊動民であった段階では、Ｂ・C だけでなく、Ａも存在しなかった。そこでは、
生産物は均等に分配されたと見てよいでしょう。〉
〈D は A の回帰ではなく、Ｕの回帰です〉
柄谷交換様式論では、「人類が狩猟採集遊動民であった段階」が原遊動性Ｕである。
そして、Ｕ段階では、共同寄託されたものが均等に分配された、ということである。
文化人類学的にいえば、共同寄託はプーリング、均等な分配はシェアリングだろう。
Ｄはこの「回帰」だということになる。
ＤはＡ的な互酬交換の「回帰」だという解説等がよくみうけられるが、
柄谷行人本人の言うところはそうではない。 [柄谷は次のように言う。「狩猟採集遊動民の場合、獲得したものを共同寄託する（平等に分配する）システムがあります。これは彼らが遊動的であるから、自然におこなわれるのです。遊動的生活では、蓄積することができない。だから、みんなで消費する。ゆえに、富の格差は生じない。」]
（『「世界史の構造」を読む』 第Ⅱ部 遊動の自由が平等をもたらす（大澤真幸・苅部直・島田裕巳・高澤秀次・柄谷行人） 柄谷行人『交換様式論入門』
[その状況が変わったのは、グローバルな気候変動のために、彼らが各地で定住し始めてからです。以後、集団の中に、対人的な葛藤、富の格差が生じるよ
うになった。また、定住しているために、他の集団との交換が必要となり、且つそれが困難となった。このときに、交換様式 A、贈与の互酬性が始まったといえます〕
そして柄谷行人は、「定住革命」の後に生じた交換様式Ａは、原遊動性Ｕの「共同寄託」の反復強迫だというのである。 柄谷行人は、フロイト著『マゾヒズムの経済論的問題』(1924年）
からはいくつか引用をしているのだが、
同『フェティシズム』(1927年）からは引用していない。
これは「去勢不安」といういかにも「エディプス的」な理論構成を無視したかったからだろう。
柄谷は、後期のフロイトの理論には、「エディプス・コンプレックス」という概念がないかのような
テキトウなことを言っているので、フロイトが「フェティシズム」を
「エディプス・コンプレック」と深くかかわるものとしていたという事実には触れたくないのだろう。 ×「エディプス・コンプレック」
〇「エディプス・コンプレックス」 かいわれのせか 新アカウント
@s8xniwvs2qjpiPR
文學界(2023年2月号)の、予約をしました。特集は、「柄谷行人『力と交換様式』を読む」です。届くのが、楽しみです。
午後0:36 · 2022年12月24日 >>197
>>遊動的生活では、蓄積することができない。
これはモンゴルの遊牧民や、現代の引っ越し技術を見ていると、疑わしいと思う。
陸上のシルクロードの隊商や、海上のシルクロードの隊商を見ても、大量の荷物を何年もかかって運んでいる。 >>203
補足的に
陸上のシルクロードの隊商や海上のシルクロードの隊商は、
山賊や海賊行為もやることがあり、また、獣や魚を採集したりすることもあり、
それは狩猟採集民の生活と共通している。
人間が何も持たずに散歩したりランニングをしたりするのは、近代以降のことであって、
それ以前は何も持たないで移動することほど馬鹿げたことはなかった。 204への補足として、何も持たないで移動する遊動民のイメージはエエカッコシイの柄谷そのままだな。 >>203
柄谷行人のいう「遊動生活」は、遊牧生活は含まないのだ。
柄谷は、遊牧民はしばしば定住民の共同体を侵略し、制服国家をつくるともいっている。
そして、ドゥルーズ＝ガタリの「ノマド」は、遊牧民のイメージだったが、
自分のいう「遊動」は、（それが正当なものかどうかはさておき）「原始」的な狩猟採集民のイメージだとしている。 柄谷行人「『想像ラジオ』と『遊動論』」（いとうせいこうとの対談）
柄谷 〈先にもいったように、遊動性には二種類あります。狩猟採集民的なそれと、遊牧民的なそれです。後者は、武士をふくむ芸能的な漂泊民も含みます。柳田は一九三〇年代には、そのような漂泊民に対して否定的になった。それは、この時代、満州帝国があり、大陸浪人のようなタイプの遊動性が奨励されるようになったからです。そのとき、柳田は「常民」や「一国民俗学」を言った。しかし、それは狩猟採集民的な遊動性を否定することではありません。その意味で、彼は｢山人｣を放棄しなかった。ただ、彼は、遊動民＝山人を祖霊のほうに求めたのではないか、というのが僕の考えです〉 柄谷行人は、牧畜は農耕とおなじく、人類が定住生活を始めたのちに始まったという
「定住革命」説をとっている。これは定説的なもので、べつに柄谷の独自の説などということはない。
遊牧は牧畜の一種であるから、これにしても「定住革命」の後の交換様式Ａ（が支配的となった）段階になって
はじまったもので、原遊動性Ｕ段階にはなかったということになるだろう。 柄谷行人は、「彼（柳田国男）は、遊動民＝山人を祖霊のほうに求めたのではないか」
といっておきながら、原遊動性Ｕは氏族社会ではなく、定住の後の交換様式Ａ（が支配的になった）段階に氏族社会になった、という。
しかし、氏族集団というのは、同じ祖霊をもつという信念によって結合した血縁的集団のことだから、
遊動民である「山人」は氏族社会を形成していたとしなければ、じっさいはみょうなことになるだろう。 >>206
柄谷の「遊動的生活では蓄積することができない」は
確かに柄谷の遊動には手ぶらで散歩やランニングに勤しむ、
プチブルのイメージがあり、歩いたり、動きながら
生産活動に携わるイメージはない。
だが、重い荷物を遊動民の女達が運んでいたことは考えら
れる。人間のナンバや馬の側対歩は筋力の差を埋める肉体労働
の技術であり、元々が古代からの女の体術だった。 wiki 祖先信仰
祖先を崇拝する社会において、「先祖」とされる人は、その社会の親族構造と関連性がある。すなわち、父系社会においては父方の生物学的先祖であった人が「先祖」とされ、母系社会においては母系の生物学的先祖であった人が「先祖」とされるなど、崇拝する側の親族構造・社会制度、「先祖」とされる対象のヒエラルキー・システムに関係があるとされる wiki 氏族
単系出自集団（unilineal descent group。特定の祖先から男性または女性のみを通じて親子関係がたどれる子孫の作る集団）の一つ。特定の男性祖先から男性のみを通じて出自がたどれる子孫から成る集団を父系出自集団といい、特定の女性祖先から女性のみを通じて出自がたどれる子孫から成る集団を女系出自集団という。
これらの集団のうち、成員が互いの系譜関係、あるいは共通祖先との系譜関係を把握している集団はリネージ（lineage）といい、伝説上・神話上の共通祖先を持っているという意識・信仰があるのみで、系譜関係がはっきりしない集団をクラン（clan）と呼んで、両者を区別する。 柄谷行人のいうとおりならば「遊動民」の集団は、
213の引用にあるクランかリネージのどちらかだとしか
考えられない。
しかし、柄谷は、遊動民の社会は、氏族社会ではないともいうのだ。
けっきょく、書いている本人にしてからが、なにがなんだかわからないのではないのか。
出来損ないの小説に、たとえば、帰宅してすぐパジャマに着替えベッドで横になったはずの人物が、次のページでは、
ネクタイをほどき腰かけてようやくくつろいだ、と書いてあるようなことと似ているだろう。 家族における互酬性の規範と死者供養
タイ東北部農村家族研究の端緒として
櫻井 義秀 柄谷行人がいう「固有信仰」は、
１死者が血縁関係の遠近に関係なく平等に扱われること
２祖霊と生者の関係は、互酬的ではなく、無条件の信頼関係である（いわば愛である）
ということである。
だが、１、２いずれも、文化人類学研究上は例がないものであって、
やはり柄谷の創作というべきものではないか。。 アフリカにおける親族制度と祖先崇拝 : フォーティ
スのタレンシィ一族に関する分析を中心に
生野, 正剛 216 訂正
×「固有信仰」は
〇「固有信仰」というのは 糸井重里を高瀬幸途が殴ったと
中森明夫がwwwww 柄谷が編集者山村某に誘われて
季刊思潮を創刊したのって1988年だよね。
ニュー・アソシエーショニスト宣言の後書き読むと、1998年となってるよ。誤植だな。直せ、作品社。 英語版『世界史の構造』のアマゾンの紹介文には、下のように書いてある。
the pooling of resources that characterizes nomadic tribes,
the gift exchange systems developed after the adoption of fixed-settlement agriculture
柄谷行人『交換様式論入門』
〈人類が狩猟採集遊動民であった段階では、Ｂ・C だけでなく、Ａも存在しなかった。そこでは、
生産物は均等に分配されたと見てよいでしょう。〉
〈D は A の回帰ではなく、Ｕの回帰です〉
そして、柄谷行人本人は↑のように言っている。
それなのに、どういうわけで、ＤはＵ的なプーリングの回帰ではなく、
Ａ的なギフト・エクスチェンジの回帰だという解説が多いのか。 ところで、クリスマスの互酬交換（gift exchange）をした人はいますか。 >>220
高瀬幸途もエエカッコがしたかったんだろうが、
スガ秀実が革マルに膝に五寸釘を打ち込まれた話
もスガの武勇伝になっているが、それらの経緯な
どの詳細は両方の件とも謎だ。
柄谷自身もそういう暴力の被害者だったろ。 柄谷行人『Ｄの研究』
〈たとえば、呪術は、神に贈与して、そのお返しを強いること、つまり、ウェーバーがいう「神強制」である。ウェーバーは、世界宗教----ユダヤ教やキリスト教など----の特質を、呪術的宗教を否定するところに見出した。しかし、彼も、世界宗教が今日においても、神強制、すなわち呪術性をもつことを指摘している。たとえば、人が神に、個人ないし民族や国家のために祈願するとしたら、それは本質的に神強制＝呪術である。したがって、世界宗教は必ずしも普遍宗教的ではない。後述するように、私はそれを世界宗教から区別する。
普遍宗教は互酬性＝呪術を否定するものとしてあらわれた。その意味で、宗教批判としてあらわれたのである。普遍宗教の特性は、宗教における互酬原理Ａを斥けることになる。たとえば、一神教であることは、普遍宗教であることを意味しない。古代イスラエル王国では王＝祭司らは一神教を奉じていたが、彼らは部族の首長＝祭司と大差がなかった。そこでは、人間の願望に答えなかった神、特に敗戦をもたらした神は廃棄される。宗教が互酬原理にもとづく以上、それは避けられない。古代イスラエルでも同様である。
たとえば、北のイスラエル王国が勃興したアッシリア王国によって滅ぼされたとき、人々は神を棄てたといってよい。それは、西アジアで世界帝国が形成される過程で征服された地域で起こった、むしろありふれた出来事なのである。 ところが、異例の出来事が生じた。人と神との関係に神強制あるいは互酬性がない形態が出現したのである。それは、南のユダ王国が前五九七年新バビロニア帝国（ネブカドネザル二世）によって滅ぼされたあとに起こった。詳しくいうと、それは、前五八六年にエルサレム全体が破壊され、支配者層がバビロニアに連行されたとき、すなわち、バビロン捕囚において起こったのである。このとき、神は棄てられなかった。国家滅亡の責任は、神ではなく、預言者を通してなされた神の警告に従わなかった人間の側に帰されたのである。
これは互酬性（Ａ）の否定である。っでは、それはいかにして生じたか。それを、このことが生じた状況、すなわちバニロン捕囚という事件から見てみよう。捕囚は奴隷ではない。しかし、いわば根こそぎにされた（uprooted）人々である。たとえば、人々はバビロンで、もっぱら商業に従事したので、それまでの農耕儀礼に根ざす宗教から離れた。また、従来の祭司は、国家の支えをなくしたたに権力を失った。人々はそれまで属していた部族的な身分から離れたため、個人として対等な立場から新たなアソシエーションを形成した。
そして、このような人と人との「契約」が、神と人の契約として表象されたのである。シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって、対等な個人らの討議の場となった。かくして、交換様式Ｃを経由することによってのみ、普遍宗教、あるいは、ＡとＢを超えるＤが開示されたのである。〉 >>211
家畜としての犬を持ってると遊牧であり遊動ではないのか？
非定住狩猟生活の時代から犬を伴ってる可能性が高いんだが
狩猟生活でも平等分配なんてありえないのにな 犬の家畜化は約2万年～1万5千年前のことだというのが定説である。
だから柄谷行人のいう原遊動性Ｕ段階にも、犬を飼っていた集団はあったことになるだろう。
「定住革命」の後にはじまったというのは、牧畜である。 しかし、柄谷行人の書くものは、眉に唾をつけないで読めるところが、
ただの一行もないと言って、さほど大げさではない。
こじつけ、テキトウ、デタラメ、このどれかでないようなところは、
ほとんど1ページもないといえるので、読者はそれを念頭に入れて
けっして鵜呑みにしないことを心掛けるのがよいだろう。 なんとはなしに週刊文春を読んでたら池上彰と対談しててたまげた。
柄谷も週刊誌に出るようになったか そりゃ単に荒らしに狙われてるスレか否かというだけの違いだｗ >>230
定住革命というが、定住農業の前にノマドの焼畑や、焼畑と狩猟・採集の混合の段階があっただろう。
世界の東西の焼畑民は先ず、豚を飼った。
さらに東南アジアの海のノマドは焼畑に従事していた。東南アジアや日本の島嶼部では海岸と
山の距離が極近いので漁猟と焼畑の兼業が可能だ。
さらに言えば、レヴァントの農業が世界最古としても、世界の東西の農業技術や品種の広域的伝搬に寄与したのは
ノマド的漁民や遊牧民、焼畑民の力が大きい。
稲の広域伝搬は場所的に点から点に行われた点でも漁民あるいは海民の貢献が大きいだろ。
それはレヴァントから地中海や黒海の海民にも当てはまると思う。 ≫定住革命というが、定住農業の前にノマドの焼畑や、焼畑と狩猟・採集の混合の段階があっただろう。
「定住革命」説はおよそ、「混合の段階」この「中間段階」を想定する。
農耕・牧畜の開始が。定住に先行するというのは、「新石器革命」説のほうだろう。
とはいえ、その区別は、かなり微妙であろう。
なお、柄谷行人は、マルクス主義が農耕・牧畜が定住に先立つと主張したかのように述べているが、
エンゲルスにしても、名無しさんの言うような「混合」的な「中間段階」を想定していた。 wiki エンゲルス著『家族・私有財産・国家の起源』
〈第一章では文明時代への移行の契機が整理されている。人間が動物界から分離したばかりの「過渡的な状態」である「野蛮」から、「未開」をへて、「文明」にいたる、人類社会の発展図を略述した章である。生活技術によって「野蛮」と「未開」に区分し、さらにそのなかを「上位・中位・下位」段階に分ける方法を用いている[12]。
契機は採集・漁業・狩猟からなる野蛮段階から技術の取得によって新段階へと移行する発展のなかにあった[13]。人々は土器の製作をおこない家屋を建て定住生活をなす中間段階を経て、牧畜農耕への未開段階へと移行を果たす[14]。〉 >>229
あなたのレスは本来は206に向けられるべきだが、あえて横から言えば、柄谷には
遊動という言葉で、ノマドの原初期を言いたかったのかな。
遊牧は206の考えだと定住農耕の影響によって生まれた説になるから原初期の遊動ではないということになる。
或いは柄谷はレヴィ・ストロースのfloating signifierを意識していたのか。 柄谷交換様式論的パラダイムの根本的な欠陥は、エンゲルスなどマルクス主義のそれとちがい
技術革新の生活様式（生の生産・再生産の様式）への影響について
考察しようがない事だろう。
土器や新石器などの新たな技術の取得が、定住生活を可能にしたというような観点が、
柄谷交換様式論には、ほとんどないのだ。
たとえば、日本の例だと、縄文時代に定住生活ができるようになったのは、
土器が発明されて、煮炊きができるようになり、ドングリなどをあく抜きして食べられるようになった、
ということがあったからであろう。また、ドングリ類は、貯蔵もできる。 >>227
>>228
これにしても、専門家の研究論文をいくとか読んでみたところ、
バビロン捕囚時代に、選民思想、宗教儀礼、旧約聖書に出てくる誰それは誰それの息子、
その息子が誰それ、その息子が誰それ…、という父系制の系譜、
ユダヤ教においてはそれらの確立があったという。
柄谷行人の言う「普遍宗教」とは、むしろ逆のかんじである。
また、メシアニズムも、バビロン捕囚時代に盛んになったらしい。
じっさい、新バビロニアを滅ぼして捕囚のユダヤ人たちを解放したアケメネス朝ペルシアのキュロス大王は、
メシアだといわれていた。 wiki キュロス2世
〈紀元前538年または紀元前537年に「クロスの勅令（キュロスの勅令）」を発し、バビロン捕囚にあったユダヤ人をはじめ、バビロニアにより強制移住させられた諸民族を解放した。キュロスは、被征服諸民族に対して寛大であったので、後世に理想的な帝王として仰がれ、ユダヤ人を解放して帰国させたことから旧約聖書ではメシア(救世主)と呼ばれている（イザヤ書45章1節）[4]。またこのとき、キュロスは新バビロニアのネブカドネザル2世によって略奪されていたエルサレム神殿の什器を返還し、エルサレムに神殿の再建を命じた。この再建は難航し、紀元前520年ごろに第二神殿が完成した時にはキュロスはすでにこの世を去っていたものの、この恩とキュロス以降も継続された宗教寛容政策により、ユダヤ人はアケメネス朝の統治下においては一度も反乱を起こさなかった[5]。〉 柄谷交換様式論では、
A 互酬（贈与と返礼）
B 略奪と再分配（支配と保護）
C 商品交換（貨幣と商品）
そして、Ｄである普遍宗教は「互酬性（Ａ）の否定である」（柄谷『Ｄの研究』）
というのだ。
しかし、DをAの高次元での回復だという解説が多い。
これには柄谷本人が、Ｄに関し、Ａの回帰といってみたり、Ｕの回帰といってみたり、
と、主張がころころ変わることに原因があるだろう。
それはさておき、『Ｄの研究』の「否定」の意味は、「高次の回復明」という以上、
あきらかに弁証法的なものだが、だとすれば、Ｕの否定であるＡＢＣのその否定（否定の否定）
としてのＵの「高次の回復」というのでなければ、弁証法的には意味が通らないことになるのだ。
Ｕの「共同寄託」は、英語版『世界史の構造』のアマゾンの紹介文のいうように、
プーリングであるから、その普遍的なものとしての「高次の回復」とは、
全世界の生産物が全人類に共有されるということである。
これならば、たしかにＤは共産主義だといえるだろう。 交換様式Ｄが、原遊動性Ｕの共同寄託・均等分配の「高次元の回復」だとすれば、
プルードン的なアソシエ―ショニズムの贈与互酬の「高次元の回復」というよりは、
マルクス主義的な公的な組織を介した共同所有・再配分のほうに近くなる。
そして、その公的な組織とは、あれこれ理屈をつけても、けっきょくは国家のようなものになる。
柄谷行人が「ＤはＵの回帰」だといいながら、それを「贈与と返礼」の「高次元の回復」
であるかのように、ごまかした言い方しかしないのは、じつは交換様式論が社会変革の目標とするところが、
実は国家社会主義的な「共産主義」と違いのないものにならざるをえない、ということが
はっきりしてしまうからだろう。 また、原遊動性Ｕ段階は、狩猟道具や採集道具といった生産手段も共有だっただろう。
Ｄがその回帰ならば、柄谷行人のいう「アソシエーション」よりも、
従来のマルクス主義的な共産主義に近いものになるはずだ。 244 訂正
×国家
〇世界国家
×国家社会主義的
〇（本来の意味の）ソビエト社会主義的 柄谷行人が〈D は A の回帰ではなく、Ｕの回帰です〉といいながら、
Ｕの共同寄託・均等配分の「高次元の回復」ということ「目的」として示さないのは、
国家と国際社会のレベルで公権力が、不当に奪うことをやめ、
そのうえで、不公正な配分を是正していくのがよい、という至極ありふれた左翼的な考え方を否定しようとしているからだろう。
しかし、Ｄの「高次元の回復」のための努力は、Ａの互酬交換の高次化を目指すものではなく、
けっきょく、Ｂを〈柄谷の言う）「普遍宗教（すなわち愛）」にもとづくものに変えていく、
という方向しかとりえないはずなのである。 柄谷が極通俗的な意味での偶像崇拝者である証拠は一杯あるが、中でも太田出版が2013年11月発行したatプラス18号の表紙に得意然と
登場してるのがロック雑誌並みのベタな偶像崇拝ぶりだ。
それを言い逃れするために、マルクスのフェティシズムを持ち出したのに過ぎないという気がする。
柄谷の交換様式論はオルター・トレード・ジャパンが発行していたatという季刊誌で展開され始めたが、元々がスポンサーである生鮮農産物の
貿易会社であるオルター・トレードと冷蔵コンテナ輸送の関係にヒントを得たものだろう。
いま世界では東インド会社、西インド会社やその他の17世紀前後に発祥した貿易会社の歴史についての研究が盛んだが、柄谷のチカコ―もその
流れの一つだろ。東インド会社が何で最も儲けたかといえば、奴隷と阿片の貿易で儲けた。
中でも阿片貿易について書いたHans DerksのHistory of opium problemは柄谷のチカコ―の種本の一つではないか？
ネットで無料で全文をPDFで読める。
チカコ―を買えない俺が言うのも何だが。
何故、東インド会社の歴史が今、注目を浴びてるのか、それは東西同士のお互いに対する関心が急速に冷えつつあるからではないか？
つまり、東西貿易の衰退が目の前に迫っているということ。
穏健に言っても、世界の貿易は現在の最も規模の大きな東アジア―北米航路から、東アジアと東南アジアや欧米とアフリカなど比較的
な近場間にシフトし、距離も規模も縮小すると見られている。 柄谷の遊動民を離れれば、アフリカのCoastal strandlopers（後期石器時代の東アフリカの沿
岸地帯で沿岸地帯で採集した海産物を食料としていた人々）などの遊動民がいて、彼等の起源
は農業革命よりもずっと古いのではないか？ >>251
自己レスだが、古代の東南アジアの沿岸の海産物採集民は
定住民と交流があったという。 インドは日本人妻とか仏教も荒らされてるから、アフリカ・にシフト。
アジアではない。 柄谷行人『交換様式論入門』
〈ところが、マルクス主義人類学者、マーシャル・サーリンズは、互酬交換の
根底に“家族的生産様式”を見出し、モーリス・ゴドリエは譲渡し得ない共同
所有権を見出した。（注4）彼らは、何としても、史的唯物論の枠組を護ろうと
したわけです。しかし、実際は、互酬的な交換様式が家族的生産様式や共同体
所有をもたらしたのであって、その逆ではありません。〉
柄谷は「マーシャル・サーリンズは、互酬交換の根底に“家族的生産様式”を見出し」という。
だが、柄谷の言う「共同体所有」が、サーリンズのいうプーリング（共同寄託）なのである。
柄谷交換様式論的には、プーリング（共同寄託）は、原遊動性Ｕ段階にあったもので、
交換様式Ａの成立の前にすでにあったということになっている。また、家族的生産様式も、
狩猟採集遊動民の集団においては、バンドのメンバーが狩猟採集を共同作業として行うのだから、
すでにあったはずである。
「互酬的な交換様式が家族的生産様式や共同体所有をもたらした」（柄谷）
というのは、一体どういうことなのか、ひじょうにおかしな言である。 ×原遊動性Ｕ段階にあったもので、交換様式Ａの成立の前に
〇交換様式Ａの成立の前の原遊動性Ｕ段階に [経済人類学のＭ・サーリンズは、プーリング（Pooling）という家計特有の分配様式を挙げている(6)。このプールという言葉は、水たまりを意味するプールと同じ綴りではあるが、語源が異なる言葉であり、共同出資あるいは共託という意味に使われる言葉である〕
（『家計原理と家族』坂井素思） 生産をしなければ生存できないのだから、原遊動性Ｕ段階にも生産様式はあったとしかいえない。
原遊動性Ｕは、マルクス主義で原始共同生産様式といわれるものにあたるだろう。
共同寄託は共同体所有の原初的形態であり、原始共同生産様式は換言すれば家族的生産様式であり、
遊動民の狩猟採集経済をそれにもとづく獲得経済だということに疑問の余地はない。
そして、柄谷説ではＵの共同寄託は互酬的な交換様式ではないのだから、
「互酬的な交換様式が家族的生産様式や共同体所有をもたらした」（柄谷）
という考えは成り立たないだろう。 （Ｕ段階においては）［遊動しているため、蓄積することができないからです。〕（柄谷行人『交換様式様式論入門』）
しかし、最近の人類学の説は、そういうことではないとしている。
狩猟採集遊動民は、敢えて、過少生産様式をとっているというのだ。 過少生産様式の社会とは、
[必要以上には労働力を投入せず、生活を維持できる程度の生産レ
ベルで済ませている社会]（サーリンズ）のことである。 wiki 原始共産制
[原始共産制の社会では、健全な身体を持つ全ての人間は食料の獲得に従事し、狩猟や収集により産み出されたものを全員が共有する。原始人の生活では産み出されたものは即座に消費されるため、余剰は産み出されず、衣服などの個人的な物品を除けば私有財産はほとんど存在しなかったであろう。長い時間存在したものは道具や家などわずかであり、それらは共同で保持された[3]。そして国家は存在しなかったであろう] ↑にあるように、柄谷行人の「原遊動性Ｕ」は、エンゲルスのいう「原始共産制」と、
どこが違うのかわからないものである。
定住がもたらす社会の葛藤 柄谷行人『遊動論 柳田国男と「山人」』）
〈フロイトの基本テーゼは、「抑圧されたものは必ず回帰する」です。つまり、原遊動性は忘却されていますが、強迫的に回帰してきます。普遍宗教がそういうものです。たとえば、原始キリスト教も原始仏教も遊動生活をしています〉
柄谷は、原始キリスト教や原始仏教が「遊動」的で、それには「交換様式Ｄ」が存在したという。
しかし、
>>227
>>228
「遊動」的だったとも「交換様式Ｄ」的だったともいえないであろう
バビロン捕囚時代のユダヤ教が「普遍宗教」の始まりだったとしている。 柄谷『Ｄの研究』
〈シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって、対等な個人らの討議の場となった。かくして、交換様式Ｃを経由することによってのみ、普遍宗教、あるいは、ＡとＢを超えるＤが開示されたのである。〉
すると交換様式Ｄは、「対等な個人らの討議」ということなのだろうか。
一体何を言っているのか、デマカセとしかいいようがないのではないだろうか。 >>256
>>「互酬的な交換様式が家族的生産様式や共同体所有をもたらした」（柄谷）
というのは、一体どういうことなのか、ひじょうにおかしな言である。
サーリンズの研究対象地域は太平洋全域に渡ったというから、マレーシアやインドネシアの
伝統的なlonghouseロングハウスの複数家族の共同生活の中で道具、技術や資材を互いに貸
し借りしながら手工芸品などを生産していくのが、それに該当するのではないか？無論、ロ
ングハウスのようなそこそこ大きな家屋を共同で建設することも可能>>260
だった。
>>260
食料の蓄積は難しかったろうが、それと交換できる宝石とかを持ち歩いてた。
denisovansデニソヴァ人の翡翠のブレスレットなど。
彼等の石器は滑らかで鋭いものが多くて、彼等が優れた狩人だった証拠だろ。 >>264
>>すると交換様式Ｄは、「対等な個人らの討議」ということなのだろうか。
一体何を言っているのか、デマカセとしかいいようがないのではないだろうか。
Dはデマカセのことだろ。
俺の考えでは「遊動民」の身体的な条件は体幹だけで完全に平衡バランスを保てることだと思う。
ヤハヴェについては以下の壷絵のイラストがあるが両手を後ろで組むのは、両手を振らないことでバランスを維持することを誇示している。
https://en.wikipedia.org/wiki/Kuntillet_Ajrud_inscriptions
また、ヤハヴェの妻アシェラは海上を歩けるというぐらい、滑らかに歩けたのだろうが、やはり、体幹のバランスが優れていたことを示してる。
遊牧民の騎馬の射手が後ろを振り向きながら矢を放てるのも、体幹だけでバランスを取るから。 >>265
>>260
は、過少生産様式であるがために遊動しているといいたかった。
いいかえれば、柄谷説とは異なり、
遊動している（定住していない）ために生産が過少なのではないということである。
柄谷行人は、生産様式論の立場をとらないといいながら、
定住することによって可能になった生産関係において生産力が上がったことで、富の余剰が生じ、そして、格差や葛藤のある社会になった、
という通俗マルクス主義の図式そのままのことを言っている。
ドゥルーズ＝ガタリ、そのネタの一つであるクラストル、その他の説では、
一部の人に富や権力が集中しないように、あえて過少生産様式をとっていた（とるような文化的な仕組みがあった）というのだ。
こちらの説の方が、近年は有力なようである。 259 訂正
×原始共同生産様式
〇原始共同制生産様式 柄谷行人が、朝日賞を受賞したようである。
今回の朝日賞受賞といい、バーグルエン賞受賞といい、
なにやら狂い咲きの柄谷ブームのようであるが、
どうも世論が社民主義に傾きつつあるのをくい止めようという
ネオリベ派の策動ではないのかと疑いたくなる。
暴力的・詐欺的な本源的蓄積は幻想で、資本主義社会にはじつは搾取もない。
国家およびその連合体は、もっぱら力のある者を利するために法と暴力を独占的に使用し、
不公正な分配と詐欺と略奪に偏ったシステムではなく、
資本は搾取など決してせず価値体系の差異から剰余価値（柄谷はイコール利潤だとしている）を得ているのだ
というわけである。
そして、交換様式Ｃをどんどん押し進めた先にこそＤが到来する、
と宣伝したいのではないか。 >>264
紀元前2世紀頃から活発に活動したエッセネ派の場合のことを言ってるのではないか？
彼等のbrotherhoodは良く言われるが、同胞間の平等ということで、自由な討議もあったろう。
このように具体的な説明が柄谷の文には往々にして欠けてるんだが、柄谷信者には曖昧や抽象的な程、
受けがいいので、そうしてるんだろう。 エッセネ派は、第二神殿時代の後期のことだから、
バビロン捕囚時代のだいぶ後である。
また、エッセネ派は反主流派であった。
当時のユダヤ教の主流派は、前にも書いたように、
セレウコス朝などの持ちこんだ偶像崇拝に関しては、
許容的だったのだ。
けっきょく、柄谷行人はバビロン捕囚が「Ｄを開示した」かのようなことをいうのは、
共同体のしがらみからいったん切り離されないと自由な人間にはなれません、
といいたいのだろう。『探求』のころとたいして変わっていないということである。 加藤隆『新約聖書の誕生』
〈敬虔主義やピューリタン主義の流れは、アメリカで大きな勢力となり、これが明治以降の日本に伝えられた『プロテスタント』の主流になってしまった。彼らは、神の大きな神の計画を無視しているので、政治的には寡黙であり、また無知である。（中略）ルカ11章52節でイエスによってパリサイ派に向けられた批判は、ユダヤ人社会におけるファリサイ派のありかただけにあてはまるものではない。〉
〈あなたたち律法の専門家は不幸だ。知識の鍵を取り上げ、自分が入らないばかりか、入ろうとする人々をも妨げてきたからだ。〉（ルカ11章52節）
Wiki
[ファリサイ派は、古代イスラエルの第二神殿時代（紀元前536年 - 紀元70年）後期に存在したユダヤ教内グループ。本来、ユダヤ教は神殿祭儀の宗教であるが、ユダヤ戦争によるエルサレム神殿の崩壊後はユダヤ教の主流派となってゆき、ラビを中心においた、律法の解釈を学ぶというユダヤ教を形作っていくことになる。現代のユダヤ教の諸派もほとんどがファリサイ派に由来しているという点においても、歴史的に非常な重要なグループであったと言える。]
ファリサイ派的な律法の厳守を最重要視する宗旨は、バビロン捕囚時代にさかんになったとされる。 通説的には、イエスの教えは、厳格な律法主義を否定するものだされる。 〈（バビロン捕囚の）この間、捕囚民の間で多様な伝承からなる律法（トーラー）の収集が行われ、律法を定期的に学習する制度が発達した。これがシナゴーグ（ギリシア語でシナゴーゲー、原意は「集会所」。ヘブライ語でペイト＝ハクネセット）と呼ばれるユダヤ教独自の集会所の始まりである。シナゴーグにおいては律法の学習とコミュニティーの勤行が行われた。第二神殿時代（前５３８年、バビロン捕囚から帰還を許されてイェルサレムに神殿を再建してから、ローマによって破壊されるまで）のユダヤ教団が発展させた制度のなかで、後代に最も大きな影響をおよぼしたものはシナゴーグだった〉
（高橋正男『物語イスラエルの歴史』中公新書 ） ニッポニカ キブツ
〈イスラエルにおける農業共同体の一形態。類似の共同体としてモシャブmoshav（非共産的農業協同体）があるが、キブツは全財産の集団所有、徹底した共同生活、子供の共同育成などを特色としている。1909年、東欧から移住してきたユダヤ人によって最初のキブツが誕生し、シオニズム運動とマルクス主義と青年運動との結合として展開されたキブツ運動によって発展した。〉
柄谷行人は、週刊文春掲載の池上彰との対談で、
池上に「キブツはどうですか？」ときかれ、
「ああいうのではダメです」というようなことを言っていた。 272 訂正
×エッセネ派は反主流派であった
〇エッセネ派は反主流派・反体制派であった
×当時のユダヤ教の主流派
〇当時のユダヤ教の体制派 しかし、キブツの「全財産の集団所有、徹底した共同生活、子供の共同育成」
こうした特色は、狩猟採集遊動民の共同生活における生産手段・生産物（獲得物）の共同所有・子供の共同育成
の「高次元の回復」の一つの現実化した姿ではないのか。 wiki マカバイ戦争
[マカバイ戦争はユダヤ人弾圧に端を発し、最終的にユダヤ人王国が成立したことからユダヤ人の独立戦争という位置づけが良くなされる。しかし、その発端や経過において、ヘレニズム的なユダヤ人と敬虔派のユダヤ人の対立がしばしば見られるように、一面ではユダヤ人の内乱としての側面も持っており、また証拠が少ないながらヘレニズムの潮流の中で「ポリス的」な変化を遂げるエルサレム社会の中で、市民としての権利を獲得できなかった下層民と、強くヘレニズムの影響を受けた祭司や貴族達との対立という要素があったとも指摘されている〉
「ヘレニズム的なユダヤ人」は、（後の）サドカイ派のような支配層で、
ファリサイ派のほうは、いわば「ナショナリスト」だっただろう。
柄谷行人が、バビロン捕囚時代に「開示された普遍宗教」だというユダヤ教の在り方は、
神殿祭儀中心の「帝国」的なヘレニズム文化を許容したサドカイ派ものではなく、
シナゴーグにおける律法学習重視のナショナリスティックなファサイ派的なものだということになるのではないか。 279 訂正
×ファリサイ派のほうは
〇のちにファリサイ派がそれから分離する敬虔派（ハシディ―ム）
×ファサイ派的
〇敬虔派 「ファリサイ派の流れ『ユダヤ教の民族主義派』、キリスト教の流れ『ユダヤ教の普遍主義派』」
（加藤隆『新約聖書の誕生』） バビロン捕囚時代に「捕囚民の間で多様な伝承からなる律法（トーラー）の収集が行われ、律法を定期的に学習する制度が発達した」（wiki）
という。
シナゴーグは、「自由な討議の場」であったとしても、
律法を遵守している特定の人たち（割礼もうけていなければならない）にとってだけそうだということにすぎない。 >>261
過少生産様式とは、灌漑農業が発達しなかった社会だろう。
それは典型的には西アフリカなどのget downの体勢を基本とする民族にはありがちなことだと思う。
灌漑農業を行うための灌漑工事には重い岩や土を運ぶ重労働が欠かせないが、get downの体勢は狩猟やスポーツ、ダンスには向いていても、
持続的な強度の高い筋肉労働には全く向いていない。
get downで腰や膝を大きく曲げれば、岩や土などの荷重に負けてしまう。 哲学板の柄谷スレでは相変わらず、フェティシズムの内在が問題になってるようだが、仮にフェティシズムの内在があると
すれば、それはフェティシズムの中毒状態のことではないか？
阿片中毒者にとっての阿片をフェティッシュとすれば、阿片中毒の状態はフェティシズムを内在させていると言える。 全然違うよｗ
>>235
あんたもやっぱりドゥルーズ読んだことないな。
ある埋没状態にある「内在」から
（つまりそれは中毒的）
次の意識的な「内在し直し」に移行せよということだよ
（つまりそれが超越論的） ○
↓
>>285
あんたもやっぱりドゥルーズ読んだことないな。 いずれにしろ何らかの「内在」状態がなしには、
人間の社会生活とは成立しない。
だから内在の不可避性を見ること。 学歴妄想の中毒にやられてる人間がいたら
そうではなくて、相対化された学歴の利用の方へと
意識的に移行せよ。
これはとても柄谷行人的な態度です。 ようするに、柄谷行人は、シナゴーグやチャーチといった
神殿よりは小規模で、小人数で集まって礼拝をし、仲間内とはいえ助け合いがある
というようなものを指して、普遍宗教＝Ｄの「開示」だといっているだけのことだろう。
それが原遊動性Ｕの狩猟採集遊動民のバンドの在り方の
「反復強迫」的に回帰したもの、つまり「アソシエーション」だということなのだろう。 >>290
柄谷のアソシエーションというのは、文壇の代替物みたいなのを構想してたんじゃないかな？
academia eduやresearchgateなどの学者のSNSやフリーアクセスの論文サイトとしての機能と
関連論文を表示する機能の強調は論文執筆者や論文間の関係を明確化し、学界の中の関係を可視化
できる。それに似たようなものを文学の世界で作れないか、とは誰もが思うのでは？ 哲学スレの柄谷取り巻きの内在バカが柄谷の100倍胡散臭くて草 週刊読書人2022年11月11日号柄谷行人ロングインタビュー
『モース・ホッブズ・マルクス』より
書いてる過程でわかってきたことがあります。
物と物を交換し合う交換様式Ｃから出てくる力、
それをマルクスは「物神（フェティッシュ）」と呼びました。
そのことは一応知られてはいます。
しかし単なる冗談だと思われ、深く考えられては来ませんでした。
マルクス主義者はマルクスを読みますから、
フェティッシュという概念があることは理解していますが、
それが交換から生み出される力であることの意味はわかっていなかったと思います。
だから、これまでフェティシズムの議論がまともになされて来なかったわけです。 > マルクス主義者はマルクスを読みますから、
> フェティッシュという概念があることは理解していますが、
> それが交換から生み出される力であることの意味はわかっていなかったと思います。
> だから、これまでフェティシズムの議論がまともになされて来なかったわけです。
おまえも、
「フェティシズムの議論がまともになされる」
ことの邪魔をするなよｗｗ つーか哲板追い出された荒らしがここまで来て自演でしょｗ 『しかし、以後、このフェティシズムが重視されなかったことにはいくつかの理由がある。
『資本論』第一巻初版（１８６７年）が刊行されてまもなく、
エドワード・タイラーが『原始文化』 を刊行し、
そこで提起したアニミズムという概念が支配的となった。
さらに、アルフレッド・ビネーがフェティシズムを性的倒錯の意味で使ったことも大きい。
以来、フェティシズムはむしろ、嘲笑的なジョークとして扱われてきたのである。
マルクス主義者もルカーチ以後、もっぱら物象化
（人間と人間の関係が物と物の関係としてあらわれること）を論じ、
フェティシズムについては真面目に考えなかった。 』 現代思想 1978.7 フェティシズム - 廣松渉、ジャック・デリダhttps://www.kosho.or.jp › products › detail
著者 対談 柄谷行人＋岸田秀、モーリス・ゴドリエ、ジャン・ボードリヤール、ゲープザッテル、ロバート・バック、栗本慎一郎、玉野井芳郎、廣松渉、ジャック・デリダ、高橋允昭 ..
フェティシズム論は、マルクス主義者のゴドリエが先駆者で、
その影響をうけたボードリヤールが発展させ、日本ではボードリヤールの紹介者の一人である今村仁司や
栗本慎一がいろいろ論じていた。そのころ柄谷行人は、フェティシズムについて大した関心がなさそうだった。
柄谷行人は、むかしのことをおぼえている人が少なくなったのをいいことに、
いかにも自分が「発見」したかのようなことを言っている。 「アルフレッド・ビネーがフェティシズムを性的倒錯の意味で使った」
この柄谷の言には、否定的な意味合いがあるのだろう。
しかし、たとえば、ドゥルーズ＝ガタリなどは、この「性的倒錯」の意味を重視し、
そのうえで千葉雅也のいうような「欲望と資本主義の接面」について論じたのである。 「フェティシュとしての象徴的記号性」（ハヴロック・エリス）
マルクスとフロイトが着目したのはこれであって、
ゴドリエ、ドゥルーズ＝ガタリ、ボードリヤールなどの議論、
そして、それを受けた日本の今村や栗本などの議論は、
およそその線であった。
むしろ柄谷行人のフェティシズム論が、一面的で40年前の流行よりも後退したものなのである。 柄谷行人は、死の欲動、超自我、反復強迫、などといったフロイトから借用した概念を用い、
フロイトの「マゾヒズムの経済論的問題」から引用をしながら、
同じフロイトの「フェティシズム」は、無視する。
「さらに、アルフレッド・ビネーがフェティシズムを性的倒錯の意味で使ったことも大きい。
以来、フェティシズムはむしろ、嘲笑的なジョークとして扱われてきたのである。」
だったら、マゾヒズムだって性的倒錯の意味でつかわれる言葉だろう。
しかし、ドゥルーズなどは、ほとんどマゾヒズム＝フェティシズムであるかのように論じているのだ。 フロイトの理論では、エディプス・コンプレックスは、
最後までいわば倫理性の源泉にあたるものだった。
柄谷行人みたいに、フロイトの理論では超自我はなんたらかんたら、
とかいいながら、エディプス・コンプレックスのほうは無視する、
ということが無理なのだ。 柄谷行人『交換様式論入門』
〈9 フロイトは、『モーセと一神教』で普遍宗教の始原を考察しようとしたが、それを『トーテムとタ
ブー』の延長、つまり、エディプス的問題として考えた。しかし、彼はいずれをも「死の欲動」の
観点から見るべきであった。〉
しかし、「エディプス的問題」と「死の欲動の観点」が、そもそも切り離せないのだ。
そして、フロイトの「フェティシズム」は、「エディプス的問題」の観点ばかりなので、
柄谷としては無視せざるを得ないだろう。 超自我の形成を「エディプス的問題」から切り離して考えるというのは、
フロイトの理論というよりは、メラニー・クラインの理論だと思う。
だが、クラインの理論は、柄谷の言う「社会構成体の歴史」にまで範囲を広げて適用するのは、
無理なのではないだろうか。クライン自身にもそうした観点はなかっただろう。
柄谷行人は、プルードンの説を、あたかもマルクスの説であるかのようにいい、
クラインの説をあたかもフロイトの説のように言う。
この種のすり替えはむかしからではあるが、さいきんは、特にやりすぎな感じがはなはだしいような気がする。 >>245
訂正
×生産手段
〇土地の利用権が共有されたのはもちろん、生産手段のうちの労働手段 遊動→定住の原因は気候変動。
これは『交換様式論入門』にも書いていた。
『力と交換様式』では、
気候変動のために狩猟採集が困難になり、
漁労が必要になり、その漁具を置く必要があって定住し。
それから農耕が始まる、となっているようである。
すると、エンゲルスのいうような「新たな技術の取得」である漁具の改良が定住に先立っていることになる。
また、漁をするための協業・分業の在り方、もっといえば生産関係、その変化と、
気候変動という経済環境の悪化があっても必要な食料を獲得しうる生産力の上昇、
これが定住後に生じた交換様式Ａに先立ってあったことになる。
ならば、生産様式の変化によって定住生活が可能になり、そして交換様式が変化した、ということになるだろう。
つまり、交換様式の変化が「定住革命」をもたらしたのではないのだから、
柄谷説は交換様式論ではないことになる。 柄谷行人がネタにしたであろう西田正規『人類史の中の定住革命』では、
ウケ（筌）やヤナ（梁）、魚網などの定置漁具を使った漁業を始めたことが、
定住のきっかけだったとされている。
定置漁具を用いれば、漁獲量が増えるが、持ち運びには不便なので、
それゆえ定住生活をするようになったというのである。
なお、それらの漁具の製作には、繊維や木材を加工する高度な技術の取得が必要であり、
多くの人手をかけなければならないのだから、
西田説においても、技術革新、協業・分業の在り方の変化が、定住に先立つものだとしているといえる。 柄谷行人『交換様式論入門』
[その状況が変わったのは、グローバルな気候変動のために、彼らが各地で定住し始めてからです。]
柄谷行人がその文脈上、あたかも人類は気候変動のせいで定住せざるをえなくなった、
といわんばかりのことを書いていたので、勘違いをしていたが、
この「気候変動」というのは、むしろ暮らしやすくなったということだった。
1万4500年前頃から、地球規模で急速な温暖化が始まった。この温暖化は、西アジア旧石器時代の狩猟採集民の生活を大きく変えた。
資源豊かな環境がうまれ、人々は定住生活をするようになった、というのが本当らしい。 「グローバルな気候変動のために、彼らが各地で定住し始めてからです。」（柄谷）
これは、温暖化のおかげで遊動しなくとも生活できるようになった、
つまり、楽ができるようになった、ということではないか。
気候が悪くなったために、定住しないと暮らせないので、
いやいやながらそうした、ということでないのならば、
柄谷「遊動論」というものの言わんとするところは、一体何なのか。 『定住がもたらす社会の葛藤 柄谷行人 「遊動論 柳田国男と山人」』
〈いまの人は慣れているから逆に思っているかもしれませんが、定住社会はストレスが多く、いやなものなんですよ。原遊動民の世界は、自由かつ平等な社会です。
しかし、それは定住後に、抑圧され忘却されています。
フロイトの基本テーゼは、「抑圧されたものは必ず回帰する」です。つまり、原遊動性は忘却されていますが、強迫的に回帰してきます。〉
しかし人類は、気候が悪化したせいで定住せざるをえなくなったのではなく、
原遊動性Ｕの「自由かつ平等な社会」よりも生活が楽になるから定住したわけだろう。
>>309 原遊動性Ｕ段階の人類が、「錯乱する自然」を抱えた存在で、
その「錯乱する自然」の欲望が抑圧された、というのならばわかるが、
「自由かつ平等」（柄谷）でストレスも少なかったものが抑圧されたというのは、
そもそもなんのことだ。 「抑圧されたものの回帰」というのは、
柄谷交換様式論にかかわりの深いフロイトの著書『トーテムとタブー』『モーゼと一神教』では、
個人において、幼少期のトラウマは、いったん抑圧されるが、それもやがて回帰してくる、
そして、世界史においても「抑圧されたものの回帰」は同様におこる、
というような意味でつかわれた言葉である。
〈フロイトの基本テーゼは、「抑圧されたものは必ず回帰する」です。つまり、原遊動性は忘却されていますが、強迫的に回帰してきます。〉（柄谷）
しかし、↑では、いったいなにがトラウマなのか、さっぱりわからないだろう。 >>300
>>「フェティシュとしての象徴的記号性」（ハヴロック・エリス）
マルクスとフロイトが着目したのはこれであって、
概してフェティッシュはコンパクトで携帯可能な場合が殆どだろうから、
それからしても記号性があるような。しかも、お守りのような個人性がある。
大きな仏像や壮大な壁画の仏陀は多数で共有して崇拝する。
石川淳の短編「秘仏」などはフェティシズムの典型かな。 african art in motionの冒頭で著者ロバート・ファリス・トンプソンが西アフリカのギアナやコンゴの
小さな木製の人形の写真を多数紹介したように、フェティッシュとダンスの関係も深いような。 鷲田清一は制服フェティシズムについて、次のように書いている。
鷲田清一『ちぐはぐな身体』
〈個人を匿名の《属性》へと還元するという意味で、制服は一種の「疎外」のマークであるが、
同時にそのようにして個人を、つねに同じ存在でいなければならないという《同一性》の枠から外してくれるという意味で、
ひとをつかのま解放してくれる（あるいは緩めてくれる）装置でもあるのだ。〉
言い換えれば、ある種のコスプレのマニアは、いわば制服フェティシズムに「内在」しているのだろうが、
それによって逆に、自己同一性のくびきを緩めている、ということになるのだろう。
父の法である「エスのあったところに私が生じなければならない」（フロイト）という命法から
の一時解放されるための方法がフェティシズムだというのは、ドゥルーズのマゾッホ論などと近い考えではないか。
しかし、柄谷行人の「フェティシズムへ内在せよ」には、そうした意味はないだろう。 柄谷行人は、原始時代の文化を論じるに、近親相姦、食人、殺人この三つの欲望の禁止に関してなにもいわないで、
フロイトがどうしたこうしたとかいうから、変なのだ。
また、ホッブズがどうしたこうしたといいながら、「万人の万人に対する闘争」の歴史的段階
こういうものが柄谷交換様式論には全然出てこない。
ただ、フロイトがー、ホッブズがーと、
じつはほとんど関係がないのに、権威付けのために有名人の名前を使っているだけみたいなものである。 〈私が「太古からの遺伝 」ということをいう場合には、それは普通はただエスのことを考えている。〉
（フロイト『終りある分析と終りなき分析』1937年） マゾヒズムはその目標 Ziel として自己破壊 Selbstzerstörung をもっている。…そしてマゾヒズムはサディズムより古い der Masochismus älter ist als der Sadismus。
〈他方、サディズムは外部に向けられた破壊欲動 der Sadismus aber ist nach außen gewendeter Destruktionstriebであり、攻撃性 Aggressionの特徴をもつ。或る量の原破壊欲動 ursprünglichen Destruktionstrieb は内部に居残ったままでありうる。…
我々は、自らを破壊しないように、つまり自己破壊欲動傾向 Tendenz zur Selbstdestruktioから逃れるために、他の物や他者を破壊する anderes und andere zerstören 必要があるようにみえる。ああ、モラリストたちにとって、実になんと悲しい暴露だろうか！⋯⋯⋯⋯
我々が、欲動において自己破壊 Selbstdestruktion を認めるなら、この自己破壊欲動を死の欲動 Todestriebes の顕れと見なしうる。（フロイト『新精神分析入門』32講「不安と欲動生活 Angst und Triebleben」1933年）〉
蚊居肢訳 【「人は通常、倫理的な要求が最初にあり、欲動の断念がその結果として生まれる考えがちである。しかしそれでは、倫理性の由来が不明なままである。実際にはその反対に進行するように思われる。最初の欲動の断念は、外部の力によって強制されたものであり、欲動の断念が初めて倫理性を生み出し、これが良心という形で表現され、欲動の断念をさらに求めるのである。（「マゾヒズムの経済論的問題」
『フロイト全集18』岩波書店）
フロイトのこの見方は、憲法九条が外部の力、すなわち占領軍の指令によって生まれたにもかかわらず、日本人の無意識に深く定着した過程を見事に説明するものです。先ず、外部の力による戦争（攻撃性）の断念があり、それが良心（超自我）を生み出し、さらにそれが戦争の断念をいっそう求めることになったのです。】
（柄谷行人「憲法の無意識」）
柄谷行人にしても、かつては、
「先ず、外部の力による戦争（攻撃性）の断念があり、それが良心（超自我）を生み出し」
このように「攻撃性の断念…が超自我を生み出し」というように
いちおうフロイトの理論に則ったことを述べていたものだが、
いまはそのような考え方を放棄し、筋の通らないことばかり述べている。 「原遊動民の世界は、自由かつ平等な社会です。」（柄谷）
だとすると、原遊動性Ｕ段階がはじまる前に「攻撃性の断念・良心（超自我）の成立」がなければならないことになる。
あるいは、ホッブズ的な「社会契約」もまた、Ｕ段階の始まる前になければならないことになる。
しかし、柄谷行人は、人類の歴史上、
争いが生じるようになったのは、定住するようになって後だというのである。 わたしはさっきまで時代劇専門チャンネルで「大岡越前第７部」をみていた。
越前の父大岡忠高はすでに亡くなっており、
前回まで、越前の母妙は、柳原の忠高の屋敷を出て越前夫婦と同居していることになっていた。
しかし、本日の回では、なぜか妙は、柳原の屋敷に一人で住んでいることになっていた。
テレビ時代劇だからこの種のテキトウさがあってもしょうがないといえる。
柄谷行人の著書にも、こういうことに似たようなテキトウさがあっても、
わたしとしては、どうせ先生の書くものだから、いつものことで、しょがない、あるいは、どうでもよい。
ところが、おどろくべきことに、真剣に読んでいる人が思いのほか多い
ということを最近知って、
しょうがない、どうでもよい、では済まないのではないか、と考えるようになった。 柄谷行人『交換様式論入門』
〈死の欲動とは、有機体（生命）が無機質に戻ろうとする欲動です。《生命実体
を保存しこれを次第に大きな単位へ統合しようとする欲動のほかに、それと対
立して、これらの単位を溶解させ、原初の無機的状態に連れ戻そうと努めるも
う一つの別の欲動が存在するにちがいない》（『文化の中の居心地悪さ』、フロイ
ト全集 20、岩波書店、ｐ30）。私は、これは個人よりもむしろ社会構成体に関
してあてはまることだと思います。〉 「私は、これは個人よりもむしろ社会構成体に関してあてはまることだと思います。」（柄谷）
これはたしかにフロイトが『トーテムとタブー』『モーゼと一神教』など歴史にたいして精神分析理論を適用する際に言っていたことを踏まえている。
ただ、フロイトは、E.ヘッケルの説である
「個体発生は系統発生が短縮され、かつ急速に反復されるものであり、またこの反復は遺伝と適応の生理的機能によって規制される」
（「個体発生は系統発生を繰返す」）
という考えに強い影響をうけていて（当時はかなり説得力のある説だったようだ）、そのような考え方をしたのである。
しかし、柄谷行人は、上のヘッケルの説を評価したうえで、精神分析理論は社会構成体の歴史に対して適用しうる
と考えたのではないだろう。たんに、「そう『思います。』」と思い付きを書いただけであろう。 〈獲得された資質が子孫に受け継がれるという考えを否定する現在の生物科学の態度によって，
現状はますます困難なものになっている。しかし，この要因を考慮
に入れずに，生物学の今後の発展があるとは私には思えない〉（フロイト『モーゼと一神教』）
〈個々人は，人類の全発達を短縮した形で反復する〉（同『精神分析入門』）
〈個体発生は，系統発生がごく最近の経験によって変更されない限りは，系統発生の反復とみなせるかもしれない。
系統発生の傾向が個体発生の過程の背後で働いているのが見て取れる〉（同『性欲論三編』） 〈私は、これは個人よりもむしろ社会構成体に関してあてはまることだと思います。〉（柄谷『交換様式論入門』）
↑は、別に↓のように考えたうえのものではないだろう。
〈個々人は，人類の全発達を短縮した形で反復する〉（フロイト『精神分析入門』） 柄谷の作品は、批評小説として読むべき。
花田清輝の「小説平家」や「鳥獣戯話」と同じ類だろ。 ①柄谷行人『反復強迫としての平和』
〈前期フロイトの考えでは、戦争における野蛮さは、ふだんは抑圧されていた、「感情生活」が、国家そのものがその抑制を解き放ったために露出したものにすぎない。〉
②『定住がもたらす社会の葛藤 柄谷行人 「遊動論 柳田国男と山人」』
〈フロイトの基本テーゼは、「抑圧されたものは必ず回帰する」です。つまり、原遊動性は忘却されていますが、強迫的に回帰してきます。〉
ふだん抑圧されていたのは、①の「感情生活」の野蛮さなのだから、
②の「抑圧されたものの回帰」は、殺人や破壊や強姦が再現されるということだろう。 >>329
>>『定住がもたらす社会の葛藤 柄谷行人 「遊動論 柳田国男と山人」』
ロシア―ウクライナ戦争にしろ、領土問題では全部、定住の圧力が問題になる。
世界的に定住の圧力が高まり出したのは移民に対する制限や、貿易に対する関心
の冷却が背景にあると思う。
国境紛争が長引くほど、国境周辺地域が固定力を喪失し、弾力性も喪失し、液状
化するだろう。 大澤真幸『資本主義の〈その先〉に』
〈パウロが奇妙に同語反復的な言い回しで述べていること、召命されたことのうちにあって召命されてあることは、そのまま、召命からの離脱へ、召命の廃棄へとつながっているのだ、と。あるいは、パウロのいう神の召命には、背反する二つのベクトルが働いている、と言ってもよい。同じに身分に留まるベクトルと、自らに与えられた身分の廃棄を通じて変化しようとするベクトルの二つが、である。パウロによれば、神の召命に応えるということは、私が今の私（の社会的身分）に留まることでありつつ、他方で、私が今の私ではなくなることでもある〉 332の引用にあることは、フェテシズムに留まりつつ（内在しつつ）、フェティシズムを離脱する（超越する）
みないなものかもしれない。 なお、上で引用した大澤氏の文は「コリント人への手紙」の一節に関するもの。 >>332
神に声があるとする考え方はヤハヴェ的だな。
ヤハヴェは姿は見せないものの、声を持っているとされていた。
壷絵での「サマリアのヤハヴェとアシェラ」でのヤハヴェのポーズは武智鉄二の「ナンバ」の一種であって、
能や歌舞伎で演技で身体を動かしながら考えるのに、最適の動作モードとされていた。
体幹のバランスを完璧に保てれば、移動中でも脳は正常な判断ができる。
周囲の環境の動きと完璧に調和している者は動いてるとも、動いていないとも言えるだろう。 柄谷のバーグルエン賞と朝日賞は退職金みたいなもんだろ。 柄谷の悪口を言ってたら、友達がいなくなるとかないよな。 俺は、馬鹿気違い廃人達のアイドルの柄谷自身には何の興味もないが、ジャネットに付き合ってただけ。 フェティシズムが強烈に発達すると、
いわゆるエクソシストの領域に入ると思われ。
まーそれの正体が要するに、現在柄谷スレが蒙っている受難だなｗ ジャネットは友人たちに「柄谷の悪口は止めろ」と、諭されたか。
あるいは柄谷カルト信者にやられたか。 ジャネットの口座に百万を振り込んだのは誰なのかw
これから柄谷のバーグルエン賞賞金がターゲットにされる可能性もあるだろ。
こういう話がなくもなかろう。 自分の持っている技能や力量を表現することは「演技」と言われるが、武道の世界では一般的には「演武」という表現が用いられる[1]。例えば、一人で行う弓道・居合道、二人で形を演ずる杖道・なぎなた・少林寺拳法・空手などで、演武という言葉が使用されている[1]。しかし、スポーツおよび武道の対人試合形式の競技においては「演技」あるいは「演武」といった表現はほとんど見られない[1]。例外的に、剣道にのみ対人試合形式で「演武」という言葉が用いられている大会がある[1]。
厳密に形をなぞるのではなく、基本をふまえた上で即興で技を繰り広げる場合もあり、その形式は各武術・流派によって様々である。
演舞（えんぶ）と同音のために混同されることがあるが、演舞は読んで字の如く「舞い」を披露することであるため、本来は演武と異なる意味である。ただし一部中国武術（武術太極拳など）では、舞うような動作を披露する演武があることから、「演舞」と表記している場合がある。 中東と北東アフリカの接点に存在し、古代文明が存在していた地域のひとつに数え上げられる。その歴史は紀元前の時代にまで遡るほど古い。
民族・宗教的にはアラブ世界、イスラム世界の一国である。
人口はアラブ諸国で最も多く、2020年2月に1億人を超えて >>349
>>その歴史は紀元前の時代にまで遡るほど古い。
エジプトはメソポタミアと古さを競う程の歴史を持ってるぞ。 >>350
自己レスだが、349はジャネットではないだろ。
幾らなんでも、ジャネットなら349の発言内容は有り得ない。 大澤真幸『真に新しい「始まり」のために コロナ時代の連帯』
〈ベーシックインカムの手法を自己破綻に至るほど徹底して活用することで、私的所有の領域からコモンズ（あるいは社会的共通資本）を取り戻す、という趣旨のことを述べてきた。これは、資本主義の初期に起きたことを反転させる試みでもある。18世紀のイングランドで、コモンズ（共有地）から人々が締め出され、それが少数の地主の私有地として囲い込まれた。この「囲い込み」を主導し、支援したのがイングランドの議会である。ベーシックインカムは、この資本主義の初期にあった動きを逆転させ、囲い込みを破壊し、開放する試みだと見なすことができる［４］〉 大澤真幸『資本主義の〈その先〉に 資本主義的主体』
〈しかし、資本主義が成立する直前に、あるいはその初期に、本源的蓄積のようなことが起きていたとしても、資本主義が展開しているときに常にすでに、それが効果を及ぼしていると解釈するならば、本源的蓄積は、「資本主義」という現象についての説明に一貫性を与えるための、神話的な追補のようなものだと見なさざるをえない。つまり、本源的蓄積は、経験的・歴史的事実というより、説明の空白部分を埋めるための幻想のようなものではないか、との疑いがかかるのだ。 マルクスが『資本論』で、資本の本源的蓄積の代表例として示したのは、
1８世紀英国の「囲い込み（エンクロージャー）」である。
それがトマス・モアが「羊が人間を食っている」といったあれである。
耕地を統合し、垣根などをめぐらせて個人の持分を確定させたの「囲い込み（エンクロージャー）」なのであって、
これは地域の皆が薪を採ったり家畜を放牧したりしていた共有地（コモンズ）的利用の大幅な制限であった。
大澤真幸は、「囲い込み」を破壊し、開放すべしいうかとおもえば、「本源的蓄積」について幻想だという。
いったいどっちなのですか、とききたいものだ。
大澤氏もまた、師匠の柄谷行人に負けず劣らず、意見がコロコロ変わるという感じである。 ×開放すべしいうかとおもえば
〇開放すべし、というかとおもえば 大澤真幸『真に新しい「始まり」のために コロナ時代の連帯』
[MMTによれば、租税の機能は、貨幣を流通させることにある。普通は、租税は、政府が国民のために何か役立つことをするのに必要な費用として徴収されている、と考える。しかし、MMTにとっての租税は、そうではない。租税の目的は、純粋に自己準拠的なものだ。つまり、租税の目的は、租税になること、租税として政府に回収されることのみにある。］
大澤は、上の説を正しいものだとしている。 格闘家は己を高しとして根拠もなくな、兵卒軍人として伏兵までこなせる
優秀なのは少ないな。しかしゆみはガンの先祖優秀でしょう。
アンネの日記を読み返したが魔書だから戦闘機飛んでるな。開けると。
おちましたか。 ドゥルーズ＝ガタリ『千のプラトー』
〈貨幣はいつも権力装置によって配布されるのであり、財－役務ー金銭の間の等価関係が成立するように、保存－流通－循環という条件を伴って出現するのである。（中略）税こそが、これら3つの等価関係と同時性を作り上げる直接的な場なのである。一般的な法則として、税が経済の貨幣化をもたらすのであり、税が貨幣を作り出す。税が、必然的に運動、流通、循環の中にある貨幣を作るのであり、循環する流れの中で、必然的に役務と財に対応するものとして貨幣を作るのである。〉
しかし、大澤は、上のような説を支持しているのではなく、
まるで異なる柄谷交換様式論を支持しているのだろう。 剣は治安警察活動とかダンジョンリアルでまだ古典的速度時間にいて有能だろう。 ていうか足軽八万に剣持たせたら鉄砲隊８００しかいないし。 ていうかロシアの歩兵が剣持ていいじゃん。ウクライナで。人口比で敵の十倍で。
仮想信長鉄砲隊破れたり。奇策だよなあ。 ていうかロシアの歩兵が剣持てばいいじゃん。ウクライナで。人口比で敵の十倍で。
仮想信長鉄砲隊破れたり。奇策だよなあ。 ＭＭＴ的な租税貨幣論を信用貨幣論の一種である国定信用貨幣論だというためには、
信用貨幣論的な「通貨とは（中央銀行と一体化した）国の負債である」だということを認める必要があるだろう。
大澤真幸などは、もともと信用貨幣論者なので、通貨は国の「債務証書」だという考え方をしている。
しかし、通貨は国の負債だという考え方に立たない人にとっては、
ＭＭＴ的な租税貨幣論は、必ずしも、信用貨幣論の一種だとはいえないのではないか。 233考える名無しさん2023/01/15(日) 20:32:28.330
（前略）
MMTerが述べるように商品貨幣論は信用貨幣論に包括される。
成田悠輔などの亜流にはこれが理解出来ない。 そりゃあローマの日も何度も沈むさ。自由奪って休ませて神まで失わせて死刑にしたら。 まあ精神病院でも各上で居心地はいいけど自由、生活を制限する面もあるわけだ、どうなったかな。 まあ精神病院でも格上で居心地はいいけど自由、生活を制限する面もあるわけだ、どうなったかな。 入院を拒む必要はないが、入院期間を減らしてもらったり入院回数を制限したり
必要ならデイケアなど障碍者施設に誘導してもらったりする必要はある。 ナジャバスチーユ陥落現代なりに精神病院も陥落している。 
風俗嬢「ネトウヨ統失の兄いるから分かる、山本太郎は選挙まで僅かなのに急に水道橋に内定決めた。鬱公表してる奴焦らす真似すんな」
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1673843855/
ここあ風俗嬢
私はネトウヨ統失の兄がいるから分かる。水道橋博士は前から鬱を公表してる、テンションおかしかったのに山本太郎は選挙まであと少ししかないのに急に内定決めた
メンヘラを焦らす様な事したれいわも問題だ、焦りすぎ、今後はじっくり面談重ねてから内定決めろ
#れいわ新選組 哲学板の柄谷スレより
244考える名無しさん2023/01/16(月) 07:18:40.900
たとえば、ＮＡＭが試みた新通貨（Ｑ）のケースで云えば、
Ｑの信用体系を支えていたのは（対外的にも対内的にも）
それを支持した柄谷行人の固有名であり、浅田彰の固有名であり、
そして批評空間という当時に至るまで数十冊続いていた雑誌の価値であり、
評価であり、その商品としての地位ですね。。。
だから、柄谷が、私はＱから一切の信用を撤退します、
と宣言したときから、Ｑの信用体系は根拠を失って彷徨うことになった。
こんなのは
太田出版の意向で、Qが終わっただけだよw
大体がQは太田出版の雑誌の名前だ。太田はNAMの本も複数出してるだろ。
NAMは柄谷と太田出版の合作だよ。
ある意味、柄谷はモラル無き太田出版の操り人形だった。
哲学板にも文学板にも太田出版の奴がいっぱい書き込んでる。 >>376
おまえがＮＡＭには全くの門外漢だということは分かった！ｗｗｗｗ >>376
とやかくヘンテコな嘘を捏ち上げてる暇があったら
その前にまず攝津正のブログでも読んで
その辺の歴史をよく学習しとけよなｗｗｗ >>377
>>378
太田出版では勤務中に５ｃｈを見てるのか。 ＮＡＭは当時一時期だけ太田出版の社長やってた男の道楽であって
会社からも社員からも全く相手にされてなかったの！ｗ だから太田でＮＡＭやってたのは当時の社長と女編集者の二人だけで
もう一人奴隷のように連れて来られた関係ない社員が一人だけいたが
中味のある太田関係者は最後まで二人だけだった。 ＞ 大体がQは太田出版の雑誌の名前だ。
特にこの辺の捏ち上げは洒落にならないバカさ加減ｗｗｗ >>376
> こんなのは
> 太田出版の意向で、Qが終わっただけだよw
> 大体がQは太田出版の雑誌の名前だ。太田はNAMの本も複数出してるだろ。
立正差別厨の他にも、ここまで妄想膨らます厨がいたら、ちょっと恐いｗｗ >>384
ということは、他に多分いないだろう、
ということを意味してますがｗｗｗ
>>374
母親「23歳息子が統合失調症で暴れながら放尿してる、病院も施設も受け入れ拒否されました」👈手遅れだから自決させなよ
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1673858066/
３年間閉鎖病棟
２３歳の息子が統合失調症です。１６歳で発症。３年前より閉鎖病棟の２３歳の現在です。言葉も一言も発さなくなり、放便・放尿・ご飯も口に一気に押し込む、ぐちゃぐちゃにするなど自宅にいた頃出来てた事が出来なくなり、１年前に外泊しましたが行方不明になり警察に見つけてもらいました
自宅で療養したいけど家族は母親（私）だけだからずっとは見れない
他の病院もいくつか紹介お願いしましたが引き受けができないと断られました
どうしたらいいですか
みゅー / 福岡県 / 女性 / 40代 / 母親 >>384
立正差別厨もお前らも、同様に学歴厨だ。
>>385
全然違うだろ。 > 立正差別厨もお前らも、同様に学歴厨だ。
なんで？
それは有り得ませんねｗ
少なくとも柄谷行人の正しい読者ならばそれは有り得ない。
しかし柄谷行人のデタラメな読者には、
そういうのがウジャウジャいるだろうｗｗｗ 柄谷読者のそれぞれが自分の学歴に満足している、
あるいは誇りを持ってるとしても、
そういう自己意識は、他の学歴を一切差別はしない、できない
という意識においてのみ意味を持つ。
逆に言えば、それ以外の学歴的自意識とはすべてが下らない。 それで柄谷行人が、今回の本に、
「フェティシズムの肯定」
ということで表現しょうとしていることは
まさに >>389 的な意識のことである。
社会に学歴が発生するのは必然的でやむを得ないのだから
（何故なら学歴もひとつの交換様式にすぎなわけだから）
問題とは、如何にしてその学歴との関わり方を作り直すか
＝即ち、捉え直すか
＝内在し直すか
ということが問われてるにすぎない。 ○ → 表現しようとしていることは
○ → 交換様式にすぎないわけだから >>376
> こんなのは
> 太田出版の意向で、Qが終わっただけだよw
> 大体がQは太田出版の雑誌の名前だ。太田はNAMの本も複数出してるだろ。
> NAMは柄谷と太田出版の合作だよ。
> ある意味、柄谷はモラル無き太田出版の操り人形だった。
> 哲学板にも文学板にも太田出版の奴がいっぱい書き込んでる。
そもそもここまで馬鹿な妄想思いつく奴が、
哲板荒らしてた厨以外にもいるのかよ？？
いたらそれはそれでかなりヤバい状況だろうｗｗｗ
ｗ 交換＝契約＝信用＝「命がけの飛躍」＝フェティシズム＝霊的な力の作用＝無意識…
柄谷行人のいうところでは↑である。
なにもかもいっしょくたなのが交換様式論ということだろう。 ポランニー『人間の経済』
〈近代社会では, さまざまな貨幣用途に見られる相違はほとんど歴史的あるいは理論的関心以上のものではなく, まれに実用的関心がもたれるに過ぎない｡
その理由は少なくとも最近まで近代貨幣が ｢多目的貨幣｣ (all-purposemoney) であったことだ｡ すなわち交換手段がまた他の貨幣用途にも供され
た｡ その反対に原始貨幣は特定目的貨幣 (special-purpose money) である｡
（中略）すなわち種々の対象が原則としてそれぞれ異なる貨幣用途をもっている｡ それゆえ, さまざまな貨幣用途は別々に, そしてたいていは互いに独立に制度
化される｡ その結果, 原始貨幣におけるさまざまな貨幣用途に見られる相違は, 量化可能物 （計算可能であるという性質をもつ対象） の貨幣用途の理解にとって, 実際にきわめて重要である〉 〈フェティシュとしての象徴的記号性〉（ハヴロック・エリス）
〈どのような貨幣も…記号と記号と象徴の両面を合わせ持つが, 原始貨幣は象徴, 現代の貨幣では記号の側面が目立つ〉
（友杉孝） モース『贈与論』
〈（メラネシアにおける）交換＝贈与における本質的な対象は, ある種の貨幣であるヴァイグアである｡
これには２種類ある｡ 一つはムワリ (mwali) といわれる美しい腕輪であり,
これは貝殻を彫刻し, 磨き上げたもので所有者か, その親類が特別の機会に付けるものである｡
もう一つはソウラヴァ (soulava) といわれる首飾りであり, これはシナケタ地方の熟練した職人が赤い二枚貝の美しい貝殻から作ったものである｡
これを女性は誇らしげに身に付ける｡ 稀には, 男性が重病に苦しむ時にこれを付けることもある｡
しかし通常, 人々は腕輪と首飾りを両方とも大切に保管している｡ それらを所有していることが何よりの喜びなのである〉 同上
〈贈与は必然的に信用の観念をもたらす｡ 発展が経済上の法を, 物々交換から販売へ, 現金販売から信用販売へと移したの
ではない｡ 一定期間の中で与え, 返却される体系の上に, 一方で物々交換が生まれた｡ これは以前には別々になっていた２つの時期を隣接させ, 単純化
する過程で作られたものである｡ 他方, 売買そのものも同じように生まれた｡売る時は期限をつけ, あるいは現金で購入し, また貸し付けを行った｡ とい
うのは, われわれが叙述している (特にバビロニア法の) 段階を超えた法体系のいずれにおいても, 今日われわれの周囲に残存しているすべてのあらゆ
る古代社会に知られている信用に関する観念が欠けていたことをわれわれは証明することができないからである〉 同上
〈このような給付と反対給付は, 進物や贈り物によってどちらかと言えば任意に行われるが, 実際にはまさに義務的な性格のもの
であり, これが実施されない場合, 私的あるいは公的な戦いがもたらされるようなものである……｡
われわれはこれらすべてを ｢全体的給付体系｣と呼ぶことを提案した〉 >>387
> >>385
> 全然違うだろ。
本当に別人だっら自分でそう言うわけねえだろうが
バーカｗｗｗ
自分で墓穴掘ってバラしてやんのｗ
犯人はやっぱり哲板荒らしの立正差別主義者でした。 ○ → 本当に別人だったら自分でそう言うわけねえだろうが ポランニー『人間の経済』
〈原始社会およびアルカイックな社会のデータが明らかにすることは, 貨幣の交換手段としての用法が, 他の貨幣用法を生じさせたとは言い切れないというこ
とである｡ 逆に, 支払い, 蓄蔵, 計算手段としての用法は, それぞれ独自の起源を持ち, 相互に独立して制度化されたのであった〉 同404
〈貨幣とは, 言語や文字や度量衡と同様な, 一つの象徴体系なのである〉 柄谷行人『交換様式論入門』
〈未開社会において、互酬交換が社会構成体を形成する原理であったことは疑いがありません。しかし、それは最初からあったのではない。人類が狩猟採集
遊動民であった段階では、Ｂ・C だけでなく、Ａも存在しなかった。（中略）
遊動的バンドは、狩猟のために必要な規模以上には大きくならず、また小さくもならなかった。集団の成員を縛る拘束もなかった。
他の集団と出会ったときも、簡単な交換をしただろうが、戦争にはならなかった。このような状態を、私は原遊動性 U と名づけます。〉
柄谷行人によれば、交換様式Ａの贈与と返礼が成立する前のＵ段階でも「簡単な交換をした」ということである。
「一定期間の中で与え, 返却される体系の上に, 一方で物々交換が生まれた｡ これは以前には別々になっていた２つの時期を隣接させ, 単純化する過程で作られたものである｡」
（モース『贈与論』）
柄谷行人が言うＵ段階の「簡単な交換」は、物々交換のほかにはありえないであろうから、互酬的な贈与と返礼が先だというモースの説とは成立の順序が逆である。
また、柄谷説では、歴史上、信用供与の成立が物々交換の成立に先立つのではなく、
その逆であることになる。 要は、チカコ―を読んでるのは太田出版の社員だけでしたという落ち。 全然面白くないｗ
ナメクジの言うことは致命的に面白くないということが
彼の命を絶ったのだったｗｗｗ 自分の惨めさを → いっつも無関係な他人に投影している。
これが「ナメクジ」人間の条件であって、正しい定義です。 >>400
>>407
柄谷行人『精神としての資本』
〈「贈与は必然的に信用という観念をともなうのだ。経済にかかわる法は、物々交換から
売買へと進化したわけではない…」（『贈与論』）。
物々交換から信用が発展したのではなく、その逆である。また、売買も信用に根ざしている。…〉
すると、原遊動性Ｕ段階の「簡単な交換」というのは、いったいなんなのか。
「簡単な交換」が、すでに「一定期間の中で与え, 返却される体系」（モース）だったとでもいうのだろうか。
だったら「簡単な交換」ではないだろう。 >>401
[これが実施されない場合, 私的あるいは公的な戦いがもたらされる]（モース）
何度も書いたことだが、柄谷交換様式論にまったく欠けているのは、
互酬交換がうまくいかなかった場合、つまり給付に対する反対給付が十分になされなかった場合、
その際に起こるべきの戦いや争いについての考察である。 柄谷行人は、交換様式Ｂが支配的になる「国家社会段階」に関して次のように言う。
柄谷行人『交換様式論入門』
〈では、氏族社会の後に生まれた国家社会に関してはどうか。これはもっぱら
暴力的な収奪にもとづくように見えますが､同時に、「交換」にもとづいている
のです。それは、通常、交換とは見なされないけれども、服従すれば保護を受
けるという種類の交換です。〉
ぎゃくに、服従しなければ殺されるわけである。
また、服従しようと思っても、人々が服従契約を履行できないような場合、
たとえば、なにかあって十分な貢納ができないような場合には、奴隷にされたり、殺されたりするのである。
Ｂについても、柄谷交換様式論は、その「交換」における「生かしておく」（「殺さない」）という支配する側の給付に対し、
反対給付が十分になされないときについて
ほとんど何もいわない。 國分功一郎 『スピノザ－読む人の肖像』 岩波新書
86ページより
失敗から始まる哲学書
だが、『知性改善論』には『方法序説』と決定的に異なる点がある。
それはスピノザが決意した探究はすぐに失敗してしまうという点である。
スピノザは「永遠無限なるものに対する「愛」を探究するために、
所有欲・官能欲・名誉欲を去ることを決意するが、結局はこう告白するに至る。
これらの欲がその本性においては不確実であることを自分は悟った。
だが、「以上 のことを精神でははなはだ明瞭に知覚しながらも、
私はしかしだからといって所有欲・官能欲 及び名誉欲から全く抜けきるというわけにはゆかなかった」
(第一〇節)。このような失敗から書 き起こされた哲学書が他にあるだろうか。
「知性改善論」は主著『エチカ」に勝るとも劣らぬ 独特の魅力をもった著作であると言わねばならない。
しかも、この失敗は決して無駄ではなかった。それは貴重な教訓を与えた。
スピノザはこう 記している。確かにこれらの欲から抜け出そうとする試みは失敗した。
しかし、失敗の中で自分には分かり始めていたことがあった。
これらの欲の本性とは何か、どうすればそこから抜け 出すことができるか、
それを考えている間だけは、精神がこれらの欲から離れ、
自らの新しい 状態を考えるようになっていたというのである。
「このことは私にとって大きな慰めとなった。なぜならそれらの悪は、
どんな対策を用いても退け得ないようなそんな性質のものではないということが分かったからである」。
しかも、そうした時間は最初は稀で、短時間のものであったけれども、
真に善なるものが明白になってからは、それがより何度も起こり、
しかも長く続 くようになった(第一一節)。
ここには認識が感情に対してもつ力に注目する「エチカ」の思想の萌芽が見出される。
人間はしばしば意志を強くもつことで自らの感情を抑え付け、生き方を変えようとする
(この考えを 哲学的に洗練すれば、ストア派の哲学になる)。
しかしそれはスピノザ自身が経験したように結局は失敗する。
感情に働きかけることができるのは感情だけだからだ。
スピノザが気づいたのは、 認識もまたそのような感情を生み出しうるということである。
認識には、いる状態にある人間をその受動性から脱出させる力がある。
『エチカ」の基本的な思想は、おそらく、スピノザ自身のこのような実体験をもとに構想されたのである。 >>414
> 國分功一郎 『スピノザ－読む人の肖像』 岩波新書
> 86ページより
これがまさに「内在」ということの意味だよ。
内在に対して内在し直す。 モース『贈与論』
〈タオンガは, マオリ族の法や宗教の考え方では, 人,クラン, 土地に強く結びついている｡ それは, マナ, つまり呪術的, 宗教的,
霊的な力を媒介する （ある特定の）品物である｡（中略）幸いにも採集された諺によると, タオンガは, それを受けた人を殺すように祈られる｡ したがって,
法, とりわけ返礼をする義務が守られない時には, タオンガはそのような恐ろしい力を内蔵しているとされる〉
〈物の霊とくに森の霊や森の獲物の霊である。（中略）受け取られ, 交換される贈り物が人を義務づける。（中略）この [供犠の] 手続きは, 犠牲という媒介によって, つまり, 儀式の中で
破壊される事物の媒介によって, 聖なる世界と世俗の世界の間の伝達を確立することにある〉
上はモースが贈与に対し返礼を強いる「霊的な力」に関して述べたところである。
タオンガは、クランに結びついたものであり、
また、その土地のハウ (霊) によって生命を吹き込まれるものだというのである。
つまり、単系出自集団である「氏族」に結びついたものであり、「土着」のものだということである。
モース説における「霊的な力」は、柄谷のいうようなＵの双系制と遊動性に根差すようなものではないということになるだろう。 霊（ハウ）の力をもたらすのは、「『供犠の』 手続き」「犠牲という媒介」ということだから、
そのもとは生贄の儀式で、さらにおおもとは人身御供だと考えるのが常識的だろう。 413 訂正
×服従契約を履行
〇服従契約上の義務を履行 柄谷行人『遊動論 柳田国男と山人』
〔人は死ぬと御霊（みたま）になるのだが、死んで間もないときは、『荒みたま』である。すなわち、強い穢れをもつが、子孫の供養や祀りをうけて浄化されて、御霊となる。それは、初めは個別的であるが、一定の時間が経つと、一つの御霊に融けこむ。それが神（氏神）である。祖霊は、故郷の村里をのぞむ山の高みに昇って、子孫の繁盛を見守る。生と死の二つの世界の往来は自由である。祖霊は、盆や正月などにその家に招かれ共食し交流する存在となる。御霊が、現世に生まれ変わってくることもある〕
〔第一に、祖霊は、血縁関係の遠近、養子や結婚による縁組、あるいは、生きていたときの力や貢献度とは関係がなく、平等に扱われる。その者が家に何らかの関係をもつものであれば、祖霊の中に入れられる。第二に、死後の世界と生の世界の間に、往来が自由である。生者が祖霊を祀るとともに、祖霊も生者を見守る。霊が生まれ変わってくることもある〕 共通の祖霊をもつという同族意識によって結合した生活共同体が氏族である。
これは「氏族」というものの定義である。
そして、その祖霊が神格化されたものが祖神・氏神である。
ところが、柄谷行人は、その氏神を祀っているような遊動民の集団は、
氏族ではないというのである。
何が何なのか、支離滅裂としかいいようがない。 最近、ＭＭＴがらみということもあって、貨幣の起源に関するあれこれ言う人が増えたような気がする。
ただ、貨幣の起源は何々だー、いや、そうではない、何々だー、というものばかりで、
どうも↓のような考え方は、すっかり忘れられている感じである。
ポランニー『人間の経済』
〈原始社会およびアルカイックな社会のデータが明らかにすることは, 貨幣の交換手段としての用法が, 他の貨幣用法を生じさせたとは言い切れないというこ
とである｡ 逆に, 支払い, 蓄蔵, 計算手段としての用法は, それぞれ独自の起源を持ち, 相互に独立して制度化されたのであった〉 スピノザとか何年前の人だよ。
現代のインテリどころか、その辺のワナビでも、所有欲、官能欲、名誉欲その他についての反省はしてる。
だが、現代の欧米では相当な才人でもそれらの欲を満たすことは非常に難しい。
それがあるから、筒井康隆の只野教授は生れた。それも、ずいぶん昔だ。ただの教授で満足
しないアナクロなところが柄谷や太田出版にはあるんだよ。at＋の柄谷の表紙は恥だろwww
國分自身はアナクロじゃなかろう。柄谷に國分や浅田は付き合わされてるだけ。
最近のニュース速報板でも豪邸の一戸建ては危険だと言われてるが、ヨーロッパの大都市では
ずっと昔からの常識だが、最近の日本もようやく、欧米に追い付いた。 >>423
ライプニッツが親友で、彼のために天体望遠鏡のレンズを造ってあげます
そのときかなりレンズクズ粉を吸って塵肺になって死にました フーゴー・グローティウス
この人が国際法の父と云われた有名人
オランダ生まれのスピノザの１世代上の御仁
１７世紀って英蘭戦争があるけど、その夜明けに居た人たちやな 顔がでかいのが復讐で文献綴って犯してこなかったか。 容姿のスタイルでも文体のスタイルでもがちがちの強烈な身分社会に。 >>424
サンクス。塵肺が死因とか知らんかった。 だいたい刑務所警察署も裁判も顔が大きい奴が顔が小さい女性困らしたり孕ましたりするためだ理想とは程遠い。顔が小さい男性いじめたり。 しかも今まで見た職員は全員髭がなく髪も短かった。顔もでかいし。
ある意味そういう権力が無効と。 人事がそういった面で殆ど無効。うまくいってないと思ったら退席釈放の自由ある。 仕事があるとか勉強が出来るとかそういったことで平等に誰とでも接していいわけじゃない。
容姿が醜いものや偽物にはほぼ人権がない。 女性の苦情男性もがたまっているから聞いてみたまえ。 ある意味明るみに出たら君たちどうなるの？自分で違うといっても他人が指摘したら
終わりだ逆らえない。 >>43
> スピノザとか何年前の人だよ。
こういうこと言ってる奴は最初から哲学にも何も関係ないからｗｗｗｗ
もう柄谷行人になんかについて語ることを一切やめるべき
尤も文学には更に関係ないｗ >>424
大嘘ｗｗ
しかもありがちで凡庸なデマ。
ライプニッツとスピノザは意見が対立していたので
お互いに警戒していた。
二人は会ったことあるけれども
後にライプニッツは自分がスピノザと会ったという情報を自分で消している。 >>442
卑劣で賤しい廃人のお前はこの世との関係を断ってあの世で幸せになってくれw スピノザは、神学政治論を書いて時の政府から発禁を食らった政治上の危険人物。
それに対して、ライプニッツはドイツ政府の高官。
この二人が親友になれるわけがない。
ただスピノザは哲学のマイナーな世界では有名人だったので
ライプニッツは会いに行ったことがある。
ライプニッツは後に自分がスピノザと関係あったという事実を隠蔽している。
会った後の感想もスピノザのことを快く思ってなかった模様である。
レンズと塵肺の話はガセネタｗ >>431 吾輩は名無しである ▼ 2023/01/18(水) 07:09:02.88 ID:nItK7gM5 [2回目]
> >>424
> サンクス。塵肺が死因とか知らんかった。
注意！！！
哲板の柄谷スレを荒らしてる厨が、このスレにも偽装jして自演しながら入ってますから！
警戒してください。
油断してると哲板同様乗っ取られます。
皆様の力もろとも
極悪荒らしの厨は追放しましょう！！ >>423
> ただの教授で満足
> しないアナクロなところが柄谷や太田出版にはあるんだよ。at＋の柄谷の表紙は恥だろwww
> 國分自身はアナクロじゃなかろう。柄谷に國分や浅田は付き合わされてるだけ。
> 最近のニュース速報板でも豪邸の一戸建ては危険だと言われてるが、ヨーロッパの大都市では
> ずっと昔からの常識だが、最近の日本もようやく、欧米に追い付いた。
これ全然文章の意味がわかりませんｗｗｗｗ やっぱ理系ばかり信仰してるとこんな文章力になっちゃうんでしょうかね >>448
文系ばかり信仰してると柄谷みたいな文章力になるのかな？ ナメクジ
[総称としてのナメクジにはナメクジ科・コウラナメクジ科・オオコウラナメクジ科など数科のものが含まれる。これらは必ずしも同じ系統のものではなく、別系統のカタツムリからそれぞれ貝殻を失う方向へ進化した多系統群である]
wiki
貨幣もまた、「多系統群」だということではないか。
>>421 柄谷は別に文系を信仰するわけないよｗ
かといって理系信仰も全くない。
数学好きだけど同時に文学とポエムと言葉のほうが
より本質的だということも分かっていた。 そもそも理系なんか高校時代以来信仰してるようなバカに言うけど・・・
私達が今使ってる座標軸。
xy座標軸のことだがあれ発明したのは誰だ？
デカルトだよ。
そして微積分発明したのはライプニッツだ。
要するに、理系優位の妄想というのは、
理系の起源が明らかに文系だという事実を隠蔽するところに成り立つんだなｗ
柄谷にそういう盲点は若い時代から全くない。 数学しか今まで知らなかった人間の盲点と無能性・・・
＝ 「フェティシズムに内在」という文章が、全く読めない。 ｗｗｗ 「すなわち種々の対象が原則としてそれぞれ異なる貨幣用途をもっている｡」（ポランニー）
「原始」的フェティシズムであるならば、↑のような考え方になるのではないか。
柄谷行人の「フェティシズム」は、マルクスが否定したほうの近代的フェティシズムだろう。 柄谷行人『力と交換様式』
〈しかし、後述するように、『資本論』以後のマルクスは、フェティシズムに関して肯定的となった。それは、アフリカ人のフェティシズムと、近代西洋人すなわち
資本主義のフェティシズムを区別するようになったからだ。
それを示すのは、彼が最晩年に、ジョン・ラボックの『文明の起源と人類の起源』について書いた摘要である。
その中で、重要なのはフェティシズムと偶像崇拝の区別である。通常、それらは同一視されている。
しかし、偶像崇拝が神への屈服であるのに対して、フェティシズムは神への攻撃である、とマルクスはいうのだ〉
マルクスは、「アフリカ人のフェティシズムと、近代西洋人すなわち資本主義のフェティシズムを区別するようになった」
そして、未開の（ざつにいえば原始的な）フェティシズムは、「神への攻撃」だといったのだろう。
それは、フェティシュな特定目的貨幣 (special-purpose money) であるような原始的貨幣は、唯一神でがるがごとき近代的貨幣への攻撃、
ということなのではないか。 オランダで若い頃から既に、
ならず者の反体制哲学者と見做されていたスピノザと
かたやドイツ政府のエリート高官だったライプニッツが
親友になれるような条件はとてもなかったな。
大体ライプニッツは、スピノザの家まで訪問したことがあるものの
それを後に隠蔽した。
そのすぐ後にスピノザは死んでいる。
ライプニッツは、公に自分はスピノザを支持しないという
ポーズを取っている。 >>460
お互い出来ベクトルが正反対だから良い仲なんだ、君は全く分かって無いよ 吉本隆明と柄谷行人ってマジで仲悪かったんだぜ。
でも対談はやってる。 >>462
俺は１０年前にスキポール国際空港から彼の博物館行きました >>460
それ何処からパクった御伽噺？
根拠を言えよん 全部國分の去年出した岩波新書に書いてあるよｗ
嘘だと思うなら國分功一郎のスピノザ
今から本屋行って買ってこい。
それよりも、ライプニッツ－スピノザ親友説の出典が
何を根拠にしていたのかを問おう。 >>466
ふ～ん、そっか
いてくら、あんがと教授感謝いたす ヨーロッパだと、ライプニッツとスピノザは親友だったというデマが溢れてるのか？ 確かに、スピノザはライプニッツと自宅で会った三ヶ月後に死んでるが
それがライプニッツに何かのプレゼントでも渡したことのせいだとか
別にそういう話にはならんだろうｗ
レンズ職人は普段からレンズを作り慣れてるわけだし。 スピノザの書簡集が出版されたときには、
ライプニッツは自分の名前を出さないように命じたらしいよ。 この時代のヨーロッパでは自分の名前を隠すという
行動の方法論が一般的にあったんだろうな。
まだ下手すると公安警察に捕まった先で裁判になったら
火炙りの刑になるなんていうことは普通の時代だよｗ
女だったら普通に魔女裁判ね。 ↑
オマエ馬鹿ｗ
頭のいい人間には、細切れにアイデアが訪れるんだよ
それを僻んでるんじゃねえんだよ このクズがｗｗｗ それよりも親友説だとか死因がどうのとか
最初にデマ言ってった奴はちゃんと責任取れ！
そのデマはちゃんと出典と根拠があったのか？
あるいは単なる口から出任せで妄想言ってったのか ゴドリエ『貨幣の謎』
〔貴重物が貨幣として流通するには、その《想像上の》価値が、自分たちの間で取引する社会の成員に分有されていなければならない。貨幣は、《法の力》なしでは存在せず、《流れ》ない。(…)動き、交換があるためには、交換から引き揚げられたモノ、それを起点に人間、財、サーヴィスなどの残りのモノが回転し、流通する固定点」が存在しなければならないのである〕 スピノザとライプニッツの親友説というのは、
どっからそんなデマが出てきたのかよくわからん。。。
今試しにwikiをチェックしてみたが、wikiのレベルでも、
お互いの思想を理解するには至らなかった、
とちゃんと書いてある。
いやそれが普通に常識だ。。。
アイツが言ってるのは一体なんなんだ？ｗｗｗｗ まーまず、
スピノザもライプニッツも
テキストは一回も読んだことない奴が言っとるのーｗｗ
それでなんとか空港から記念館行きましたとか
もう笑ってしまうが。
オマエ一体何のために生きとるんや？？ｗｗｗ >>478
スピノザとライプニッツ読むとなんかいいことがあるの？ だからおまえはまた
哲板の荒らしが、自演して文学板まで潜り込んで
必死になって誰かに相手してもらおうと思って
チョッカイ出してるんだろう？ｗ
なんとか空港だとか記念館だとか全部大嘘付きやがって
途轍もない信じがたい詐欺師がここに発生してる
およそ柄谷行人にもＮＡＭにも全く関係ないし
縁もないｗｗ
そんな賤民の妄動に付き合ってやる人間は一人もいないｗｗｗｗｗ ヘーゲルとフッサールも非常に人間が生きる上にあたって重要な知恵だけど
スピノザもライプニッツも、
読まない人間には元から何言っても伝えることはできないし
最初から読まない人間には、何がどうとか教えることも出来ないｗｗｗ ＞ スピノザとライプニッツ読むとなんかいいことがあるの？
そもそもそんな前提以前のことを聞いてくるやつは
哲学になんか近づいてくる資格が最初からないんだよ。
柄谷行人についても言わずもがなｗｗ
ここは場違いなんだから
質問する前にまずここを去れｗｗｗｗ >>483
とにかくオマエに対しては何一つ答えてやるつもりもないが
単に、ここから早く去れの一点張りで
それしか言わないからｗｗｗｗ >>484
哲学に近づくと、なんかいいことがあるの？
柄谷さんて、哲学者として優秀なの？ ＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ 癶 癶 ＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 去って 去って 去りなさいｗｗｗ
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ >>485
やっぱりなにも答えられないんだw
5chでイキってるただのおバカさんなの？ >>487
なんで？
あなたが答えられない質問こそ、哲学の重要課題じゃないの？ ＿＿＿ o
( ;;;;;＿;;;;; )／'''
丶.-'~;;;;;;;;;;;;;;~'-､
／~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ヽ、
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k;;;;;;;' '''''' ~''''''.;. ;;;;;;.l ここはあんたの来るところやないｗ
ﾍ ヽ;; （●）, ､（●）､.::;; ﾉ
∧. ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, l
／ ｷ ｀-=ﾆ=- ' /ヽ、
./ ヽ 、 ｀ﾆﾆ´ ／ ヽ
/ ヽヽ､_ ___ ／ |
｀＼＼／／ ＿＿＿ o
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l;;;;;;;;;' ~''''''''''~ ';;;;;;;;l
.l;;;;;;;;;; ;;;;;;;l
l;;;;;;;;;;' .;;;;;;l 涙目で スレ眺めつつ なめくりじり （芭蕉）
k;;;;;;;' '''''' ~''''''.;. ;;;;;;.l
ﾍ ヽ;; （●）, ､（●）､.::;; ﾉ
∧. ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, l
／ ｷ ｀-=ﾆ=- ' /ヽ、
./ ヽ 、 ｀ﾆﾆ´ ／ ヽ
/ ヽヽ､_ ___ ／ |
｀＼＼／／ >>490>>491
発狂しちゃったの？
可哀そうに・・・ これは発狂の全く逆だろう
おまえにはこの無常観が読めないんだなｗ >>495
自分のレスと自分の顔を思い出してごらん。 ,, -''"´ わてが｀"''-､
／ , -――-､-―-､＼
/ ./ 元祖ナメクジや＼|
,' | -― '、
| / ,,;;;;;,,, ,,;;;;,,,'､
.|,...、 / "´＿_｀ ´ ＿｀'｝
| i^.ヽ| ノ･◐ゝ ; { .ﾉ◑ヽ',
'、.( .|| ￣ ノ .'､ ￣ |
＼__ｨ :::::: , -(_ｃ､,ｨ.)、 :::::|
|| | ／ｨく_ ,. -‐'┴ ､_>､ /
.|. '、 ヽヾl工l工lｱ/.／ 本を読むとは、遅く読むことである。
.| ＼ ｀' ＼＿＿ノ /
/.＼ ､｀''-､ '⌒ ／
-''´ヽ ｀''-ﾆ,,_｀'ー―‐一'|、 ＿＿＿ o
( ;;;;;＿;;;;; )／'''
丶.-'~;;;;;;;;;;;;;;~'-､
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.l;;;;;;;;;; 俺定義 ;;;;;;;l
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ﾍ ヽ;; （♥）, ､（♥）､.::;; ﾉ
∧. ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, l
／ ｷ ｀-=ﾆ=- ' /ヽ、
./ ヽ 、 ｀ﾆﾆ´ ／ ヽ
/ ヽヽ､_ ___ ／ |
｀＼＼／／ もう文学板も終わりやなｗｗ （カタストロフが来た） 親友云々とかよりも、互いの思想に関心を持ってたとすれば、それは
ライプニッツとスピノザは少なくとも友人同士と言って差支えない。
柄谷なんか友人1人もおらんだろ。 ↑
友達全くいない人間とはオマエに他ならないｗｗ
自分の惨めさをいつも全く無関係な他人に投影してるバカ。
それがナメクジ人間の正しい定義です。
このスレも現在ナメクジ汚染に感染中です。要注意！ >>504
どう見てもお前はナメクジの賤しい廃人だ。 だから哲学史の定説になってる通り
ライプニッツとスピノザの関係は敵対者であり、
親友でも何でもありませんｗ
哲学者だったら
対立する他人の説を興味持って検討するのが当然のこと。
門外漢は早く去ってｗｗｗｗ >>505
どう見てもそれ全部オマエだよｗｗｗｗ
＝自分の惨めさをいつも他人に投影してるバカ 要するにこういう自己投影系バカに共通する
投影構造の位相が一発で日常生活でも見抜ける人というのが
数学のセンスであり、数学ができる人という。
しかし世の中何かの脳の故障で
絶対、位相の構造が読めない人というのがいるのですｗｗｗ >>507
お前は太田出版の「絶歌」の書き手⁼サカキバラだ。
だから、俺がお前のことを卑劣で賤しい廃人と罵倒しても、
反応出来なかった。その通り、お前は卑劣で賤しい廃人だから。
太田出版も罪なことをした。凶悪殺人犯の自己顕示欲に火をつけるという、
とんでもない無責任行為を働いた。 要するに、
個人が悩みを抱え込むことはしょうがないんだけど、
同じ悩みと問題でも、
それを他者への加害行為にして出て来る、
加害行為で社会に接点を持とうとする自己顕示欲人間が
何％かは出てくるわけ。
即ち、それが、
柄谷スレの荒らし厨＝立正差別厨の正体であって、
性質としても、出て来た背景の構造としても
あれは酒鬼薔薇聖斗と全く同じですねｗｗ 2009・3・28 柄谷行人 第三回長池講義要綱
〈３ くりかえすと、フロイトは、氏族社会の「兄弟同盟」システムがなぜいかにして維持されているのかを問うたのである。私の考えでは、それは、氏族社会が国家に転化しないのはなぜかを問うことにほかならない。理由は、国家＝専制的な父の生成をたえず阻止するシステムがあるからだ。いいかえれば、氏族社会が「原父殺し」をたえず反復しているからだ。
それは、トーテムにかぎらず、さまざまな互酬性の実践において反復されている。国家の生成を妨げるかぎりで、戦争もその一つである。つまり、「原父殺し」は経験的に存在しないにもかかわらず、互酬性によって作られる構造を支えているのである。それは事後的に遡及的に見いだされる原因である。
ゆえに、「原父殺し」という考えは、太古にそのような原父はいないからといって斥けられるものではない。〉 〈４ 私の考えでは、独占的・専制的であったのは、原父ではなく、共同体所有そのものである。具体的にいうと、漂泊的小バンドでは、すべての生産物が平等に再分配された。定住ないし準定住の結果、バンドの間で恒常的に交通する事態が生じたとき、そのような共同体所有は部分的に否定されなければならなくなる。
共同体所有を断念して他の共同体に贈与するのである。これはフロイトがいう「原父殺し」である。しかし、贈与されたものは、他者に対する「力」をもつ。それが他者の敵意を抑え込む。こうして、贈与の互酬によって、環節的・成層的な共同体が形成されるようになる。フロイトがいう「兄弟同盟」は、そのようなものである。
氏族社会に存する「平等主義」は強力である。それは富や権力の偏在や格差を許さない。それは強迫的なものである。では、なぜそうなのか。これは、各人の嫉妬などから説明することはできないし、復古主義的な願望から説明することもできない。フロイトは、平等主義のこの強迫性を、「抑圧されたものの回帰」から説明した。
つまり、一度抑圧され忘却されたものが回帰してくるとき、それはたんなる想起ではなく、強迫的なものとなるのだ。〉 2009年の時点では、先生もなんとか筋道が通るようなことを書いていたのに、
今はおかしなことばかり書いている。
ただ、「バンドの間で恒常的に交通する事態が生じたとき、そのような共同体所有は部分的に否定されなければならなくなる。
共同体所有を断念して他の共同体に贈与するのである」（柄谷）
こういうのは、何やら変である。
バンドの間の交通である「交換」は、共同体どうしが行うものであるから（個々の人同士のの交換などというものがこの段階ではおよそない）、
それによって「共同体所有が否定される」というようなことはないだろう。 フロイトの説を祖ｒなりに踏まえ、ゴドリエ、サーリンズなどマルクス主義人類学者、
あるいは、モース、マリノフスキー、レヴィ＝ストロース、クラストル、
などの説を大雑把になぞっていたときは、割とちゃんとしていたものが、
『世界史の構造』あたりから、独自性を出そうとして、思い付きでもって諸説をいじって
トンチンカンになったということなのだろう、 長池講義では先生も、遊動的な漂泊的小バンドの段階で「共同体所有」があったいうように、
と正当ななことを述べていたものが、
いまは定住後の交換様式Ａ段階に「互酬的な交換様式が…共同体所有をもたらした」
ということになっている。 ×あったいうように、と正当ななことを述べていたものが、
〇あったいうような正当なことを述べていたものが、 問題あることへのゆがみが売れることによって洗練されていくでしょう。
ユダヤ問題も。 フロイトやアンネフランクがユダヤ人であるという文脈が大事です。
ユダヤ血統では必ずしもないということがポイント。ユダヤは。 負けたから平等にしろという悪。性欲の倫理に厳しい平等善。 差がつくべきです。永遠に浮いているものはいない。下がるときにも平等はいりません。
永遠にしたはいそう。 例えば反復するなり平等で楽をすると人間は戦争に敗れます。 認知のゆがみというものが人の行動を醜くする。フロイトラカンも中井も例外ではない。 問題がある女性は上に行き問題がある男性は下にいくね。 逆を取るということより自然に任すのです。自然科学というものが心理学です。 上位に女性がいる 下位に女性がいる 中位に女性がいる。
ということは男性の階層に関係がないことです。 三人の囚人という喩えがあるがフロイトユングラカンだけじゃない。
一生一緒にみてくれや。容姿を自覚させることで女性の認知のゆがみを修正する。言語精神分析哲学もしゃれじゃない。 >>513
>>514
博士論文 概要書
コミュニティの在り方と主体化の位相に関する考察
――社会的交換の視点から捉えた個人と社会――
A Study on Community and the Phase of Subject Formation
――Examining Individual and Society from the Perspective of Social Exchange――
氏 名 清家 竜介 だからちょっとしたもつれから大犯まで、隣にいる父である夫
がダメにすり替わってるという。そういうもつれを編みなおすのが精神科の仕事。 精神分析家は法律家と相性が悪い。それが巣鴨の
刑務所をプリズンにした意味。その隣が巣鴨病院。今の松沢。 プリズムというのは認知のゆがみ、文理の偏りを映す。 だから精神病院に巣鴨プリズンが勝つというおかしい現実が起こる。 「交換の四角形」とその混成態. —市場社会を乗り越えるための試論
小田亮
柄谷行人の子供世代である清家氏や小田氏の『世界史の構造』よりも前に書かれた論文等が
「交換様式」に関する論考としては、ずっと精確であり正当でもあろう。 文学者も警備警護警察刑事刑務所は苦手じゃないかな。そのレベル。 刑務所から解放するの？誇り高いのがプリズンサンシャインだけど。 今なら警察病院で済むが互いに拮抗しているから変な囚人の男性同性愛者が両方と新店舗に入れないとか。
にすると。 それで警察病院精神科が国家の中枢を担うようになる。 柄谷行人がもっとも排除したがっているのは、
おそらくバタイユの系統の説なのだろう。
その種の系統の説は、ルネ・ジラールや今村仁司のむかしのもののほうが、柄谷行人のものよりも
ずっと洗練されており、精確なのである。
だから、その種の説を排除しようとしすぎて、どんどん変になった、ということではないか。 博士論文 概要書
コミュニティの在り方と主体化の位相に関する考察
――社会的交換の視点から捉えた個人と社会――
清家 竜介
[第一章 贈与による互酬共同体の形成
まず、第一章の「贈与と互酬共同体」では、未開社会における「贈与（互酬）による共同
性の形成と諸個人の主体化（＝従属化）」を論じる。
未開社会において、経済の自然状態ともいうべき「欲望の二重の一致の困難」というカオ
スは、「贈与（互酬）」という交換形式によって制せられる。その結果「互酬共同体」とい
う人間の経済が生じる。未開の互酬共同体は、「贈与の霊」という想像的対象に媒介された
贈物の贈答行為を基礎にして、財の循環が促される。
この贈答の連鎖は、経済学的な効用や利潤を目的にしているのではなく、名誉と威信をか
けた隣人達との「承認の闘争」にほかならない。また、贈答される財の中で最も重要な贈物
は、女性であった。未開社会における最も重要な財である女性の贈答という相互行為によっ
て、親族構造が決定される。この親族構造と首長制と結びついた財の「再配分」という社会
的形式が、互酬システムの骨格にほかならない。
祭祀・互酬共同体において「再配分」という交換形式は、首長制や宮殿経済などの備蓄シ
ステムによって担われた。未開社会の首長は、しばしば多くの妻を娶る特権を有していた。
複婚を許された首長は、贈与された妻の親族と互酬的な関係に入ることになった。…〕 「交換の四角形」とその混成態. —市場社会を乗り越えるための試論
小田亮
〔I はじめに
以前、 広い意味での交換（モノのやり取り）を、 ①分配(sharing)、 ②贈与交換(gift
exchange)、 ③再分配(redistribution)、 ④市場交換 (market exchange) の4つの交換様
式に分けて、 それを「交換の四角形」として提示したことがある［小田 1994]。 す
なわち、 2つの変換規則によって4つの項とその関係をつくるクラインの四元群によっ
て「交換の四角形」という図で示したのである。「交換の四角形」を生成する2つの変
換は、 一つが、 デュルケ ー ムのいう「機械的連帯」（集団間の類似性によるメタファ ー
的関係＝同位のものの関係）と「有機的連帯」（集団内部の隣接性によるメトニミ ー
的関係＝役割分化した関係）とのあいだの変換で、 もう一つが、 関係の持続のための
「負い目」 が生まれるやり取りと、「負い目」が生まれずに持続性がないその場限りの
やり取りとのあいだの変換となっている。
この二つの変換の規則によって、 カ ー ル ・ ポランニーに由来し広く普及している交
換の3類型—互酬（贈与交換）、 再分配、 交換（市場交換）—を位置づけることが
できる。…〕 >>513
[共同体所有を断念して他の共同体に贈与するのである。これはフロイトがいう「原父殺し」である]
これは変だろう。「原父殺し」の「反復」は、フロイトの言うようにトーテム饗宴のような
供儀のようなものでなければならない。 >>551
>>また、贈答される財の中で最も重要な贈物
は、女性であった。
スペインの中石器時代のロックアートでも、狩猟の目的である
獣とダンスする少女達が同時に描かれているのは、
若い女達がハンティングの対象だったということだ
ろうな。 東京刑務所 巣鴨精神病院の先の 巣鴨プリズン（牢屋）
ある意味人間の限界を超えた心理性欲を突く拷問派フェチのバタイユが嫌われるわけだ。 [私の考えでは、独占的・専制的であったのは、原父ではなく、共同体所有そのものである]（柄谷）
[共同体所有を断念して他の共同体に贈与するのである。これはフロイトがいう「原父殺し」である]（柄谷）
「また、贈答される財の中で最も重要な贈物は、女性であった。」（清家竜介）
フロイトの『トーテムとタブー』では、「原父」が独占しているものの中で、
もっとも重要なのは女なのである。
柄谷行人は、フロイトの説に則るようなことを言いながら、
ところが、肝心な女の「共同体所有」と贈与に関して、とにかく触れたがらないので、
筋道がおかしくなるのである。 「国家の生成を妨げるかぎりで、戦争もその一つである」（柄谷）
こういう考え方をする人類学者は、クラストルあたりを代表として少なからずいる。
柄谷行人もかつては、それを踏まえていたのだろう。
しかしそれも今は、原遊動民の社会には争いがなかった、みたいなお花畑的なことを言っている。 『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』は、
1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件の加害者の男性が、
「元少年A」の名義で事件にいたる経緯、犯行後の社会復帰にいたる過程を綴った手記。
2015年6月28日に太田出版から出版された（発売は6月10日）。初版は10万部。
なお、太田出版は6月17日、今後も増刷する意向を公式サイトで表明しており、
7月10日付で第2刷、7月21日付で第3刷が出されている。 刊行の経緯
本書の企画は本来、2012年冬に加害男性から幻冬舎社長の見城徹に持ち込まれたものであった。
見城は幻冬舎社内に3人の編集チームを置き、2013年初めには加害男性とも対面、
幻冬舎内で企画を進めていた。見城への手紙から4か月後には最初の原稿が完成したが、
贖罪意識に乏しい内容であったことから見城はそれを没にして、一から書き直させたという。
見城は幻冬舎から出版するにあたって「本当に贖罪意識を持つこと」「実名で書くこと」
「遺族に事前に挨拶をすること」という三点を満たす必要があると考えていたといい、
2014年頃からは加害男性に対して太田出版など3社の名前を挙げて、
他の出版社から出すことを提案していた。
2015年1月に『週刊新潮』が本書の企画を記事で取り上げた際、幻冬舎内部では
既に出版しないことを決めていたため取材にもそう答えたが、それを知った加害男性は
出版を取り止めると言い出したという。
しかし3月初旬の対面の際、加害男性はやはり出版したいので太田出版を紹介してほしい
と見城に頼み、見城は太田出版社長の岡聡に加害男性を紹介した。なお、
加害男性は執筆に専念するためと見城から400万円以上を借りていたが、
これはすべて太田出版が立て替えており、本書の印税から返済されることになっている。
太田出版ではかつて『完全自殺マニュアル』を手掛けた落合美砂が本書の担当となった。
落合自身は本文へ直接手出しはしておらず、修正の際は加害男性に伝えて本人が行ったという。
『絶歌』のタイトルも本文の見出しも加害男性による。
太田出版に引き継がれてから3か月後の2015年6月、本書は発売された。
情報が漏れることを防ぐため、出版取次にもタイトル以外は伏せられており、
「元・少年A」の手記が発売されることは当日に朝日新聞が報じたのが最初となった。
幻冬舎内で担当をしていた編集者によると、最終的に刊行された本書の内容は、
幻冬舎のころの原稿から削られた箇所や、削ってもらったものが復活した箇所があるという。 >>558-559
失礼スレ違ｗｗ
哲板に書き込むつもりでした。 しかし、酒鬼薔薇事件が一つ起きるたびに、国家は強化されますねｗ 今現在は柄谷スレも、新酒鬼薔薇事件の真最中ですｗｗ 柄谷行人『交換様式論入門』
〈9 フロイトは、『モーセと一神教』で普遍宗教の始原を考察しようとしたが、それを『トーテムとタ
ブー』の延長、つまり、エディプス的問題として考えた。しかし、彼はいずれをも「死の欲動」の
観点から見るべきであった。〉
「彼はいずれをも「死の欲動」の観点から見るべきであった」（柄谷）
というのだが、
[共同体所有を断念して他の共同体に贈与するのである。これはフロイトがいう「原父殺し」である]（柄谷）
「共同体所有」というのは、近親相姦（あるいは、モーガン、エンゲルスなどのいう原始乱婚）であるから、
女を交換様式Ａ的な贈与の対象とするためにはその断念、つまり近親相姦の禁止がなければならないわけである。
近親相姦の禁止によって互酬的贈与のシステムが生じたのか、
あるいは、レヴィ＝ストロースが転倒させたように、ぎゃくに贈与するために近親相姦が禁止されたのか、
どちらにせよ、「エディプス的問題として考える」ことは避けて通れないはずだ。
何度も繰り返していることだが、柄谷交換様式論は、そこを度外視するので、
トンチンカンになるのである。 ×「共同体所有」
〇近親の女を含む女の「共同体所有」にもとづく均等配分（シェアリング）
×であるから
〇含むのであるから 哲学板で話題の「フェティシズムへの内在」だが、
ドゥルーズ＝ガタリの理論だったら、エディプス的主体化を拒否し、
（クライン的な意味での）前エディプス的な段階に留まる、ということで、
そういう面があるといえるだろう。
しかし、柄谷行人は、「エディプス的問題」を度外視しているにもかかわらず、
趣旨としては、エディプス的主体化を目指すべき、といった単線的な「物語」を説いている。
柄谷はようするに、ただ筋の通らないことを言っているだけなので、
それは当てはまらないのではないか。 >>565
> ドゥルーズ＝ガタリの理論だったら、エディプス的主体化を拒否し、
> （クライン的な意味での）前エディプス的な段階に留まる、ということで、
> そういう面があるといえるだろう。
全然ハズレｗ
ドゥルーズ＝ガタリの理論でいえば、
「器官なき身体」が内在そのもののことを言い表しています。
それは、個々の器官 organ を超えて身体 corps を掴むという意味だから。
器官から独立してるフェティシズムとは
（個々の物体から超越した層にある社会的交換領域に跨って生じている
奥行きの深い物神＝フェティシズム）
個体化されてる形象のメタに拡がっている層なので、
それは内在によってしか捉えることはできない。 クラインによれば、人間は様々な対象へと欲望を向けている。
人間の欲望は本来は「多形倒錯」的であって、
ドゥルーズ＝ガタリ的には、その「多形倒錯」的な欲望自体が生産的な「流れ」だということである。
しかし、フロイトのエディプス・コンプレックスの理論は、
そういった「多様」な欲望をエディプス的三角形という近代社会における「ファミリー・ロマンス」へ落とし込んでしまう。
しかし、柄谷行人の場合は、こういう考え方があって、「倒錯」のいわば代表格であるフェティシズムを肯定している、というのではないだろう。 柄谷行人は、フェティシズムが性的倒錯の一種として扱われるようになったのがダメだ、
みたいなことを言っている。
これはドゥルーズ＝ガタリとは真逆だろう。 多形倒錯のリビドーとフェティシズムは全然違う話ですよｗ
フェティシズムは物と物が交換される領域に生じている
物神のようなもの。
ファミリーロマンスの構造ですべてを解こうとしてるのは、
柳田国男に依拠してる現在の柄谷の姿でしょうｗ
柄谷は、いわばエディプスの構造しか人間には認めてないんだよ。
エディプス的かつ、先輩後輩的な人間関係の伝統的な構造に
すべては回帰して収まることが、人間の現実的な道途的秩序だと思っている。
（そう勘違いしているｗｗｗ） いや、フェティシズムとは、今も昔も何らかの性的倒錯ですよｗ
男が二人並んでいるとき、
一方は東大卒でもう一方は中卒の男なら、
東大卒の男のチンポを咥えたほうが、
より魅力的なファンタジーを味わえるという女は
相変わらず多いのだしｗｗｗ 何故その女は、中卒の男よりも東大卒のチンポの方がおいしいと感じるのか？
それは、社会的な交換様式に根ざした物神＝フェティシズムの構造が
男のチンポに降臨してるからですよｗ
女は、チンポという物体をシャブッてるのではない。
社会的に物象化された交換価値を物体に被せて舐めているのだ。。。 >>569
人間の現実的な道途的秩序だと思っている。
→
人間の現実的な道徳的秩序だと思っている。 柄谷行人の基本的な考え方は、
エディプス的であることが健全な人間像である。
というもの。
（例、中上健次、etc）
だから最初から柄谷は、
ドゥルーズ＝ガタリとは全然違うポリシーなんですよｗｗ だから柄谷行人は、エディプス的人間をまっとうなものだとしているのに、
「エディプス的問題」のほうを度外視するから、おかしいわけですよ。
柄谷は、超自我がなんたらかんたら、反復強迫がなんたらかんたら、「抑圧されたものの回帰」がなんたらかんたら、
といいながら、フロイト本人のその理論の構成は無視するのであって、
これでは、奇怪なものになるのは、しょうがない。 哲学板の書き込みも含めて、殆ど全部がジャネットのものか。 >>570
「さらに、アルフレッド・ビネーがフェティシズムを性的倒錯の意味で使ったことも大きい。
以来、フェティシズムはむしろ、嘲笑的なジョークとして扱われてきたのである。」（柄谷） >>579
そうか、誤解して済まんかった。
エディプス的構造以外ということになると、
どうしてもsodomyの方向に行かないかな？ >>578
お前が卑劣で賤しい廃人なのはそういうとこだ。
自分は他人を何度も平気で哲学板の嵐と同一視する癖に、それと同じことを
他人がやると怒る。
俺も長らく哲学板には書き込めない。
お前のような卑劣で賤しい廃人が考えるのは他人への成りすましか、一人10役だろうw ↑
と、知的障害者の言ってることは何言ってるのか分かりませんｗｗ >>583
お前は、ただの化け物だよ。
危ないから誰もお前には近づかない。 わかった！
>>582 吾輩は名無しである ▼ 2023/01/20(金) 23:10:22.90 ID:oYqRErfa [5回目]
＝ 353 考える名無しさん sage ▼ 2023/01/20(金) 23:12:24.96 0 [0回目]
のやっぱり自作自演ｗｗｗ >>584よ！
よく自分の鏡に映った顔を見てみろ！
↓
353 考える名無しさん sage ▼ 2023/01/20(金) 23:12:24.96 0 [0回目]
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-''´ヽ ｀''-ﾆ,,_｀'ー―‐一'|、 >>585
お前は哲学板で少なくとも二役をやってる。 考えるとは、再考することである。
同様に、
本を読むとは、遅く読むことである。
（味わって読むことである。
考えながら読むことである。
再考しながら読むことである。。。）
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俺は哲学板に書き込めないと言ったはずだが。
お前は化け物なんだから、それを自覚しろ。 ﾞ'． '.;｀i i､ ﾉ .､″
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結局、おまえは本を遅く読む技術を身につけなかったから
才能というのが全く育たなかったんだよｗｗｗ
スピノザの本なんて、
絶対遅く読まないと理解できないように最初から出来ているから。
哲学というのはそういうもんだ。
國分功一郎にもよく聞いてみろｗ ／￣￣⌒ヽー､
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https://i.imgur.com/cwp8gXg.jpg 考えるとは、再考することである。
同様に、
本を読むとは、遅く読むことである。
（味わって読むことである。
考えながら読むことである。
再考しながら読むことである。。。）
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／ ⌒ ⌒ ＼ 明日は哲板で精神分析話の続きを皆で聞こうなｗ
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／ _ ヽニｿ, く ＿_,,,,、 .,、
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lﾞ /.ｒ ゛ .ﾞﾋ, .ヽ, ￣ﾞ| ナイザ～イナイザ～イナイザ～イ
. | ./ ｌ ”'､ .ﾞゝ........ん
l / ヽ .`' ｀､、 .,i゛
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.| .| ! ,i│ | ナメクジとは多系統群なのだそうだ。
wiki
多系統群（たけいとうぐん）とは、生物の分類群のうち、異なる複数の進化的系統からなるものをいう。
貨幣もおそらく、「多系統群」みたいなものだろう。ＭＭＴがどうしたこうしたという議論には、
それを忘れた貨幣論が多い。 ＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 明日の精神分析話が皆で楽しみやで
| ,ﾉ(､_, )ヽ |
＼ ﾄｪｪｪｲ ／
／ _ ヽニｿ, く ／ ＼
／ ／￣⌒￣＼
/ / ,へ.__, ,_ﾉヽ｜ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
｜ ／ (･) (･) ｜ |
／⌒ (6 つ ｜ | 雑魚のくせに生意気だぞ！
（ ｜ ／ ＿＿＿ ｜ ＜
－ ＼ ＼歯/ ／ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
// ,,r'´⌒ヽ＿＿_／ ,ｨ ∴ ∴` * ・ `*・ ζ
／ ヽ ri/ 彡 ；∴`*・；`* 彡
/ i ﾄ､ __,,,丿)／ `*・；`*・；＿
| ! ）｀Y'''" ヽ,,／ .／￣￣￣|・*;：iiiii|∴ ＼ボッ
! l | く,, ,,,ィ'" / |`・*；*iiii| ｜
ヽヽ ゝ !￣!~～､ /＼ ⌒ `*・；iiiii|⌒｜
ヽ ／￣""'''⌒￣"^'''''ー--､ :::||||||| （｡）|∴iiiiiii|（ﾟ） ｜フェティシズムに内在・・・
Y'´ ／ """''''～-､---◯|iiiiii|つ ｜
（ 丿 ,,;;'' ....::::::::::: ::::r''''""￣""ヽ||| iii| || ｜
ゝ ー--､,,,,,___ ::: ::,,,,,ｰ｀''''''⌒''ｰイ|iiiiii/ ／
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ヽ ヽ :::::::::::::::::::: ／ ｀ヽ
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ゝ ! / ∀
! | / 人 ヽ ヽ
| ,;;} !ー-､/ ヽ ＿,,,-ー'''''--ﾍ
|ﾉ | | / Y ヽ
{ | | ｊ ） ヽ
〈 ｊ ト-.| ／ ） ＿_,,,,、 .,、
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ヽ -./ .， lliヽ ◉◉◉◉.|
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／ ⌒ ⌒ ＼ 名付けてナメクジ精神分析やｗ
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／ _ ヽニｿ, く >>599
＿＿＿_
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／ ⌒ ⌒ ＼ そんな風に母親の頭を蹴ってたらあかんで
| ,ﾉ(､_, )ヽ |
＼ ﾄｪｪｪｲ ／ （遅れてきた酒鬼薔薇野郎ｗｗ ）
／ _ ヽニｿ, く ,, -''"´ わてが｀"''-､
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/ ./ 元祖ナメクジや＼|
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| i^.ヽ| ノ･◐ゝ ; { .ﾉ◑ヽ',
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.|. '、 ヽヾl工l工lｱ/.／ 本を読むとは、遅く読むことである。
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-''´ヽ ｀''-ﾆ,,_｀'ー―‐一'|、 >>581
柄谷行人はむかしから、クイア・ポリティクスやらの、その手のものに関心がないだろう。
もともと「エディプス的問題」にたいして鈍感なんではないだろうか。
柄谷の場合、たんに「エディプス・コンプレックス」の理論は、なんとなく評判が悪いので、
フロイトがどうしたこうしたといいながらも、とりあえずそれは外そう、ということだけのような気がする。 >>604
>>
柄谷行人はむかしから、クイア・ポリティクスやらの、その手のものに関心がないだろう。
もともと「エディプス的問題」にたいして鈍感なんではないだろうか。
そういうのは蓮實も似てるような気がする。
だから、普通の父親になれないのかも。
浅田は最初から、父親になることを拒否したことを言ってる。 柄谷行人は、原遊動性Ｕ段階を狩猟採集経済だったというわけだが、
狩猟のことばかり重視して、採集のほうはどうでもよさげなのだ。
柄谷派、「定住化」のそもそも原因についても、気候変動のせいで狩りの対象であった大型動物が減ったから、
というのである。しかし、最近は、採集によって獲得された木の実などの食料のほうが、
ずっと多かったという説が有力なのである。柄谷は、もともとの思考がホモソーシャルなのだが、
いちおう昨今の風潮を気にはしているので、表向きは女にも配慮しているふうに見せかけるために
「女の交換」に関しては、女および男の交換、みたいにして、それでは本筋からそれるにもかかわらず
話を捻じ曲げるのである。 芸大のほうが女王様ファッションアイテムファッション性高い似合う。 東大生顔でかい。動きが変。芸大生顔小さい。偽じゃなきゃ。 責任者という夫としての父、主人としての主。そこからずれない。
母親殺し 主婦殺し。 元主人としての父親の無き者にしてもお互いの体の機能が性欲や授乳にあってるから、おっぱい見えなく
なる子供とも会えないと思うと、人殺しはよくない悪。 東大は一般的な公開大学という感じのコード。しかし匿名掲示板ではだれも興味ない。
併願先上位志望を付記しておけ。 中二は高校で芸術部門いきたいから競技人口も多く、ある程度の低レベル。 大学院研究科の留学生の体育の体育大会がおすすめ。インカレ。 俺は第一志望上智メインキャンパスにしようという焦りはなかった。 上智は特殊な大学で中央ICUは仕事量仕事速度いいとか、
立教は宗教の悟りが必要でまあ東大で画一しないで。 精神ニュータウンじゃないけど精神科だったら文字通り神戸大。
宗教都市京都だったら京都芸術高、京都市芸系の宗教芸術医に将来性。
外科だったら阪大系。公立となってるね。
早稲田は一文が国内最難関の国語、慶應三田は小論文と英作文で文才が伸びます（した）。 学院は古豪なシード系、学者の院で大学院より本格的、引用定型詩和歌などが得意。院宣院旨院展院政などこなすなら。後は女子大・・・・。 音楽学校音大美大芸大とかも参加しよう。別に先生見つけるだけでもいい。 体育大学の推薦なんかもあるといいね。俺は北京体育大。 しかし高校以降のみんなどうしてるだろうな。中二で目を付けて人生組むの防止法。法人文税で。
中二から大学院や研究科たかる阿呆馬鹿が一番多い国が日本。 オリンピック万博芸術祭招致成功の好成績でも悪霊も含め覗きたかる、目と耳と鼻をそげ。 日本人の若い民族性が性欲を喚起したかられ覗かれてる。 ある意味日本国籍じゃないけど日本人男性や移民の男性から日本血統海外の若い人種の地域に日本女性を
全員避難させたらどうだ。 レーニン自殺クーデタ以上のスペックじゃないとこの国と世界は立ち直らない。 最も若いグループの日本からして日本人妻とはいやな言葉だ。
外人男性に攘夷もせずにしても負けてる日本人男性。日本女子はサッカーW杯優勝
男子は史上最低。の歴史上の国も併せて一番下。宇宙でも一番下。 柄谷行人は、『トーテムとタブー』『モーゼと一神教』の「原父殺し」が、
いうなれば「文化的秩序」を成立させたという仮説について、
反復強迫がどうしたこうしたということばかりいって、
死後の従順（事後恭順）に関しては、どうやら何もいっていない。
しかし、フロイトの理論では、兄弟同盟（バンド）の殺してしまった「原父」に対する死後の従順がその「文化的秩序」をもたらす
「良心」（または超自我）の元なのである。
なお、「死後の従順」「事後恭順」とは、俗な言い方をすれば、犯してしまった罪におののき、
そして、悔い改める、ということではないか。 フロイト『トーテムとタブー』
〈トーテム動物が父だとするならば、トーテミズムの二つの主要な戒律、すなわち、トーテムを殺すな、同じトーテムに属する女と性交するなという、トーテミズムの本質を形成する二つのタブーの規定は、自分の父を殺害して、自分の母を妻としたエディプスの二つの犯罪的行為と内容的に一致する〉。 同上
〈ある日、追放されていた兄弟たちが、力を合わせて父を打ち殺し、食べてしまった。その結果、父による群れの支配が終焉を迎えた〉
〈息子たちが父を殺し、彼らの憎しみが和らげられ、彼らの父との同一化願望が満たされた後、そうした沈静化した、思いやりに満ちた情動を持続させなければならなかった〉 柄谷行人『交換様式論入門』
〈9 フロイトは、『モーセと一神教』で普遍宗教の始原を考察しようとしたが、それを『トーテムとタ
ブー』の延長、つまり、エディプス的問題として考えた。しかし、彼はいずれをも「死の欲動」の
観点から見るべきであった。〉
「彼はいずれをも「死の欲動」の観点から見るべきであった」（柄谷）
それはそれでいいが、「エディプス的問題」の観点をとらない柄谷説では、殺人、食人、近親相姦、これらの禁止に関して、
どういうふうに説明するのか不明なのである。
換言すれば、柄谷説では、交換様式Ａ段階における贈与互酬に基づく平和と外婚制の成立の理由が不明だということである。 2009・3・28 柄谷行人 第三回長池講義要綱
[１
未開社会には、贈与の義務あるいは互酬的な諸制度がある。それは共同体の形成と維持を目的とするものであることはすでに示した。しかし、それが、なぜいかにして共同体の「至上命令」として出てくるのか。この疑問に正面から挑んだのは、フロイトだけである（『トーテムとタブー』（１９１２年））。私の考えでは、フロイトが考えたのはトーテミズムの起源というよりもむしろ、未開社会における「兄弟同盟」、つまり、「兄弟同盟のすべての構成員に平等の権利を認め、彼らのあいだにおける暴力的な競争への傾向を阻止する掟」がいかにして形成されたのか、ということである] 柄谷行人はかつて、〈「兄弟同盟のすべての構成員に平等の権利を認め、彼らのあいだにおける暴力的な競争への傾向を阻止する掟」がいかにして形成されたのか〉
〈この疑問に正面から挑んだのは、フロイトだけである〉といったいたものが、
いまは、「抑圧されたものの回帰」「反復強迫」などという言葉を呪文のようにくりかえすだけで、
これに関するフロイトの論説の趣旨は、骨抜きにしている、あるいは、ほぼ無視している。 同上
〈5
（前略）フロイトの仮説の中で重要なのは、モーゼに率いられてエジプトを脱出し砂漠を放浪した人々が緑豊かなカナンに入る手前で、モーゼを殺したというものである。モーゼが砂漠にとどまることを命じたからだ。だが、殺されたモーゼは、カナンの文明の発展の中で、預言者を通して「モーゼの神」として戻ってくる、とフロイトは考えた。いうまでもなく、これは『トーテムとタブー』で書かれた「原父殺し」の再現である。しかし、実際には、フロイトは、むしろ普遍宗教の問題から、原始時代の「原父殺し」に遡行したのである〉 フロイトによれば、ユダヤの民が、モーゼを殺し、その肉を食べた、ということが、「抑圧されたものの回帰」
における「抑圧された心的外傷的記憶」なのである。
この「抑圧されたものの回帰」が、厳格に戒律の順守を求める古代オリエントの峻厳な唯一神を生み出したことと、
また、「原罪」思想の発生に関する精神分析的な説明なのである。
なお、大澤真幸は、資本主義の精神を「原罪」の意識と結びつけたニーチェやヴェーバーなどの説を援用しているのであるが、
もう一方では、「原罪」の意識について直接論じようとすることを避けて、「霊的な力」などといって
お茶を濁している柄谷説を支持するという、どっちつかずのことをしているようにみえる。 貢献度があれば能力の自由度が効くように体制や当局が管理。 悪魔殺しはお祓い。疫病神も殺せばいい。魔王の能力受け継ぐとか。
近親は最低限の義務。 [殺されたモーゼは、カナンの文明の発展の中で、預言者を通して「モーゼの神」として戻ってくる、とフロイトは考えた]（柄谷 2009年）
この「原父殺し」の反復というのは、フロイトの説では、
ユダヤの民による預言者殺しのことなのである。
モーゼの精神にかえれという預言者が現れるたびに、ユダヤ人は、その預言者たちを殺してきた、
ということで、これはトーテム饗宴的な供儀だということなのである。
そしてイエスがその預言者殺しの反復のクライマックスというわけである。
また、フロイトによれば、モーゼの血を飲み肉を食ったことに擬せられるようなことは、
キリスト教の礼拝の儀式にも受け継がれているということであった。
こうしたことが、本来の「抑圧されたものの回帰」なのであって、柄谷行人がいうそれとは
だいぶ感じが違うのである。 「人の子の肉を食べず，その血を飲まない限り，自分の内に命を持てません。私の肉を食べ，私の血を飲む人は永遠の命を受け……ます。私の肉は真の食物，私の血は真の飲み物です。私の肉を食べ，私の血を飲む人は，ずっと私と結び付いて……います」。（ヨハネ 6:53-56） フロイト『トーテムとタブー』
〈ある日、追放されていた兄弟たちが、力を合わせて父を打ち殺し、食べてしまった。その結果、父による群れの支配が終焉を迎えた〉 wiki マカバイ戦争
〈マカバイ戦争はユダヤ人弾圧に端を発し、最終的にユダヤ人王国が成立したことからユダヤ人の独立戦争という位置づけが良くなされる。しかし、その発端や経過において、ヘレニズム的なユダヤ人と敬虔派のユダヤ人の対立がしばしば見られるように、一面ではユダヤ人の内乱としての側面も持っており、また証拠が少ないながらヘレニズムの潮流の中で「ポリス的」な変化を遂げるエルサレム社会の中で、市民としての権利を獲得できなかった下層民と、強くヘレニズムの影響を受けた祭司や貴族達との対立という要素があったとも指摘されている。
またセレウコス朝によるユダヤ人弾圧が、「ヘレニズム化」を目指したセレウコス朝の政策に基づく宗教弾圧であるという説が長く支持されてきたが、近年ではセレウコス朝による宗教統制の意思については疑問が呈されている。〉
「帝国」の宗教文化に順応していたユダヤ人はヘレニズム化した宗教貴族などの支配層で、
敬虔派などは、むしろナショナリストだったといえるだろう。
柄谷行人は「帝国」的な宗教文化をよしとしているにもかかわらず、
敬虔派的なユダヤ教の在り方を「普遍宗教」の始まりだとしている。
いかにも、ちぐはぐではないか。 柄谷行人『帝国の構造』
「（帝国の原理は）多数の部族や国家を、服従と保護という『交換』によって統治するシステムです。帝国の拡大は征服によってなされます。しかし、それは征服された相手を全面的に同化させたりしない。彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」 「彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」（柄谷）
たとえば、ファラオは多神教における最高神の化身である神である。
ゆえに、それへの貢納は、神への捧げものである。
それに拝礼し貢納することは、唯一神への信仰と矛盾するだろう。
なお、イエスの「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に」というのは、
いうなれば「帝国」の支配下にあっての妥協的な意見であろう。
柄谷行人は、こと古代においては、宗教と政治・経済が切り離せない、
といい、それゆえに、世界史に関して考えるには、
生産様式論にかわる交換様式論が必要である、といいながら、
この種の矛盾については、気づいていないのかなんなのか、
すっかり無視しているようである。 ≫「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に」
そのころは、帝国の支配地域においてはことに、カエサルも神だった。 それでユリウス シーザー となる。百合。グレイトドラゴン 君の祈りが呪いを解いたんだ。RPGイヴェントみたいに。 >>661
〈「皇帝礼拝」は完全に帝国各地の地域的礼拝に統合されており、そもそも皇帝への礼拝を画一的に皇帝
側が政策として押し付けることもなかった 〉（大河歩菜美）
最近は↑のような説が有力だった。
661の書き込み内容は古い説に基づくものであった。
誤り。 イエスが「カエサルのもの」といったデナリオン銀貨にも
「神の子ティヴェリウス」という文字が刻まれていたそうである。
これは、敬虔なユダヤ教徒にとっては偶像崇拝にあたる。
「彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」（柄谷）
近代的な「政教分離原則」なんてものはまだなかった時代の話であるから、
柄谷行人のいうような簡単なものではなかったであろう。
イエスの時代のユダヤ教徒には、熱心党のようなローマの支配そのものが、
ユダヤ教の教義に反すると考えるグループもいたし、
また、ファリサイ派にしても、ローマへの納税は、戒律に反すると考えていたものが多かったようである。 イエスの時代、ファリサイ派・熱心党は敬虔で、神のみが支配者である、と考えいたということである。
サドカイ派・ヘロデ党は、支配階級であるから、ローマの支配にたいして妥協的であったという。
柄谷「帝国論」的には、後者の方がよいことになる。ところが、
>>228
のようにファリサイ派的な信仰の在り方が「普遍宗教」であるかのようにもいう。 >>652
訂正
×「原父殺し」
〇「モーゼ殺し」 「モーゼと一神教」 小山尚之による要約
a.モーゼはユダヤ人ではなく，エジプト人である。しか
も王族のなかの高位のものであり，おそらくアメンホ
テプ 4 世の側近である。
b.モーゼがユダヤ人につたえた一神教は，アメンホテプ
４世 ( のちにイクナートン ) と名乗るファラオが，実
現しようとした一神教である。しかしイクナートンの
宗教改革はそのあまりに激しい偶像破壊ゆえに，のち
の時代には受け継がれなかった。モーゼはイクナート
ンの一神教を実験するためにユダヤ人を砂漠に連れ
出した。
c.ユダヤ人はモーゼの要求する一神教の峻厳さに耐え
切れず，彼を殺害し，その肉を食べた。ユダヤ教にお
いて供犠の子羊を食したり，キリスト教においてイエ
スの聖体（パンと葡萄酒）を拝領するのは，はるかに
遠い過去のモーゼ殺害の無意識の反復である。
d.しかし『旧約聖書』にはモーゼの殺害について一行の
記載もない。彼を殺害した記憶はユダヤ人たちのあい
だで「抑圧」されている。
e.この記憶の「抑圧」ゆえに，ユダヤ人は反復強迫症に
陥っている。この反復強迫は，個人のものではなく，
集団としてのアイデンティティーに関わるもので，世
代から世代へと何世紀にもわたって伝えられる。そし
て預言者があらわれるたびに（たとえばエレミヤ，ゼ
カリア，イザヤ，そしてイエス）ユダヤ人は抑圧して
いる過去の行為を無意識に反復し，彼らを殺害する。
f.ユダヤ人がかくも長きに渡ってモーゼの一神教を
守ってこれたのは，モーゼ殺害にたいする集団的「抑
圧」あるいは「忘却」による。 >>679
モーゼはnubiaヌビア人だったという説もある。
モーゼが行くところ、紅海の水が両脇に？退いたというんだが、そういう颯爽とした指導者モーゼの立像が何故残っていないのか、不思議だ。
モーゼがユダヤ人を連れ出した砂漠はヌビア人の本拠。
群衆を率いる統率力や地理の鋭い感性はnomadのヌビア人のものだろう。
エジプトの影響を強く受けたギリシャの彫刻が仏教のブッダ像の元とされてるが、それは間違いであって、エジプトではなくヌビアの彫刻の影
響を仏教彫刻は受けたと言った方が正しい。 柄谷スレッドにおいては、肝心なところは↓である。
同上
c.ユダヤ人はモーゼの要求する一神教の峻厳さに耐え
切れず，彼を殺害し，その肉を食べた。ユダヤ教にお
いて供犠の子羊を食したり，キリスト教においてイエ
スの聖体（パンと葡萄酒）を拝領するのは，はるかに
遠い過去のモーゼ殺害の無意識の反復である。
d.しかし『旧約聖書』にはモーゼの殺害について一行の
記載もない。彼を殺害した記憶はユダヤ人たちのあい
だで「抑圧」されている。
e.この記憶の「抑圧」ゆえに，ユダヤ人は反復強迫症に
陥っている。この反復強迫は，個人のものではなく，
集団としてのアイデンティティーに関わるもので，世
代から世代へと何世紀にもわたって伝えられる。そし
て預言者があらわれるたびに（たとえばエレミヤ，ゼ
カリア，イザヤ，そしてイエス）ユダヤ人は抑圧して
いる過去の行為を無意識に反復し，彼らを殺害する。
柄谷行人がまるで呪文のようにとなえる
「抑圧されたものの回帰」「反復強迫」のフロイト理論における本来の意味が
↑なのである。 wiki ファリサイ派
〈本来、ユダヤ教は神殿祭儀の宗教であるが、ユダヤ戦争によるエルサレム神殿の崩壊後はユダヤ教の主流派となってゆき、ラビを中心においた、律法の解釈を学ぶというユダヤ教を形作っていくことになる。現代のユダヤ教の諸派もほとんどがファリサイ派に由来しているという点においても、歴史的に非常な重要なグループであったと言える。〉
柄谷行人第三回長池講義
〈シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって、対等な個人らの討議の場となった。かくして、交換様式Ｃを経由することによってのみ、普遍宗教、あるいは、ＡとＢを超えるＤが開示されたのである。〉 柄谷の言う「普遍宗教」が「帝国」文化的なのならば、
ヘレニズム化したサドカイ派・ヘロデ党的な信仰の在り方のほうを
よしとしなければならないのではないか。
ローマ皇帝の「神格化」にしても、古代オリエント帝国的な大王＝現人神の君主崇拝を
アレクサンドロス大王が受け継いで
（アレクサンドロスはエジプトではファラオに即位している。アリストテレスの甥が処刑されたのは、そのオリエント風の大王神格化に反対したためという説もある）
その死後に、プトレマイオス朝、セレウコス朝などの後継王朝がそれを踏襲し、
ローマ帝国もその後に真似をしたということで、ヘレニズム文化的なものだろう。 wiki
[チンギス統原理（チンギスとうげんり、英語: Chingisid principle）は、主に14世紀以降の中央ユーラシアのモンゴル・テュルク系遊牧民の社会において広くみられた王権の正統性に関する思想で、民衆の支配者たるカアン（ハーン）の地位は、ボルジギン氏であるチンギス・カンとその男系子孫であるアルタン・ウルク（黄金の氏族の意、モンゴル語: Алтан ураг, Altan urag）によってのみ継承されるべきとする血統原理のことである。〕
柄谷行人が、「帝国」的統治の理想のように言うモンゴル帝国の支配域にしても、
上の引用ようなことがある。これはようするに、チンギス統の神格化だ。
当時の世界の人口の一割も殺させた人物が神なのである。
スケールを小さくすれば、日本の天皇制みたいなものだ。
あるいは、これならば、スターリンやヒトラーを神格化しても罰は当たらなそうだ。
そういうわけで、柄谷行人は、毛沢東を「皇帝だ」とかいっているのだろうか。
ちなみに、チムールでさえ、チンギス統ではないので、ハーンになっておらず、
傀儡のハーンを立てていた。日本の武家政権や朝鮮の武臣政権なんかとやり口が似ていたわけだ。 カトリック中央協議会『古代キリスト教』
〈ローマの宗教政策は基本的には寛容であり、国家的一致の象徴であるローマの神々や神格化された皇帝の像を礼拝しさえすれば、土着の宗教は承認された。ただ、厳格に唯一神を奉ずるユダヤ教だけは例外とされていた。
ところで、キリスト教がユダヤ教の一派とみなされていた間は、皇帝礼拝を免除されていたが、別の宗教であることが明らかになると、法的規制が強められるようになった。キリスト信者が一切の偶像礼拝を拒んだことは、社会の安定と秩序を脅かす犯罪とみなされたのである。さらに、信者の礼拝集会は人肉を食する秘密結社とうわさされ、キリスト信者に対する人々の嫌悪をあおったことも迫害の嵐を激しくした一つの要因である〉
上は、カトリック教会の公式な歴史理解にもとづくものであろう。 >>656
カトリック教会によれば、ローマ帝国の法の定める偶像崇拝を拒否したがために
キリスト教は迫害された、というのである。
つまり、柄谷の言う「普遍宗教」の教えの根本であるところの「偶像崇拝の禁止」を
頑なに守ろうとしたところ、（柄谷説では貢納さえしていれば寛容であるはずの）「帝国」が迫害してきた、ということになるのである。 柄谷行人『世界史の実験』
〈くりかえすと、互酬原理（交換様式A）は、フロイトの言葉でいえば、「抑圧されたものの回帰」として生じた。したがって、それは反復強迫的である。だが、定住によって「抑圧されたもの」とは、原父のようなものではなくて、「原遊動性」（U）である。その回帰は、不平等を許さない兄弟同盟を作り出す。そして、それが国家の出現を妨げる。したがって、氏族社会は、上からの禁止によって縛られた抑圧的な社会なのではない。それは、原父のような専制的権力あるいは国家の出現を決して許さない誇り高い社会なのだ〉
>>681
読み比べれば、柄谷説では、いったいどういうわけで原遊動性Ｕが、
回帰すべき「抑圧された記憶」になるのか、あるいは、なにが反復強迫すべきトラウマなのか、
訳が分からないということに、すぐ気づくはずである。 ところで、『資本論』には、Austaushweise （交換様式）という言葉は出てこないのではないか。
わたしは見つけられなかったが、見落としかもしれないので、
もし出てくるのならば、誰か引用してくれないだろうか。
なお、エンゲルスがその言葉をつかっていたところは発見した。 岩波文庫の『資本論』で「交易様式」と訳しているのは、おそらく、Vehrkehrsweise（交通様式）
で、Austaushweise ではないだろう。 >>689
交易と交換では、前者に距離の意味が含まれてるのに対して、後者の交換には
距離の意味が含まれてない。
英語では交易はradeだが、語源は15世紀のハンザ同盟の商人によるもので、海運貿
易の船の進路に関係していた。これも、元々はドイツ。
柄谷が交換という言葉を用いる時の、距離感が欠落した寸足らずに違和感があったが。
マルクスはハンザ同盟や東インド会社にも言及。そういうのはエンゲルスには無いような。
モーゼは実在の人物ではなかったというのが今の世界の大勢だと、ついさっき知ったw 八村レイカーズ入り。帝王学などを学べば日米同盟の皇帝も夢じゃない。 日本のバスケ会にとってはいいニュースだがBJがNBAに各国チャンピオンプレイオフなど
ひっくり返さないと。 八村はNBAでもFIBAでも最も潜在能力の高い選手の一人。
日本製シュートフォームが珠玉で確率がいい。 日本の総理大臣か皇族の代表が戦ってるリアルにってテンションで観戦しないと。 FIBA 日本バスケットボール協会会長より。一応世界皇帝。 広義の交通 Verkehr は、輸送・通信・保管、贈与・貢納、交換・流通、商業、信用、そして、戦争、
これらを含む。
柄谷行人もむかしは、そういうことで、「交通、交通」といっていたのだろう。
これだけ意味する範囲がひろいと、先生のように、なんでもかんでも「交通…」では、漠然としすぎていて、
何も言っていないに等しかったが、しかし何もかもトンチンカンというのでもなかった。
それがいまは、「交換、交換」というようになり、肝心なところはほぼすべてトンチンカンである。 交換と言えば、互酬とかの対等性の意味を含んでいるかに見えるが、17－19世紀の3国間貿易の
目玉は西アフリカの奴隷貿易であって、3地点の作る関係は全く対等ではなくて、互酬は損なわれ
ているのではないか？
ヘロドトスが「歴史」の中でpanioniosパ二オニオスとhermotimosヘルモティモスの間に起きた
復讐劇について、「ここにはreciprocity互酬性が無い」と言うが、去勢されて奴隷としてイオニア
からペルシャに売られたヘルモティモスにはパ二オニオスに対しての倍返しの復讐しか有り得ない。
復讐を引き起こすような交易には互酬性は有り得ない。それを「交換」という隠蔽的表現に置き換
えることは許されないのではないか？ >>700
奴隷船内の奴隷の反乱についてはフローベールの小説にも
出て来る。 クラウゼヴィッツ『戦争論』
〈戦争とは決してひとつの自立した事物（ein selbständiges Ding）としてではなく，政治的交通の修正（eine Modifikation des politischen Verkehrs）として，闘争という領域を通じての政治的な計画や利害の遂行として考えなければならない。〉 柄谷行人が「交通」をやめて、「交換」というようになったのは、
暴力や詐欺について日本や東アジアの知的大衆に考えさせまいとしてのことだろう。 ≫互酬とかの対等性の意味を含んでいるかに見えるが
それが柄谷行人の目論見にかなっているのだろう。
柄谷派、古代国家における支配者と民衆との関係も、
交換様式Ｂであり、その「交換」は契約関係だという。
しかし、契約関係というのは本来ならば、対等者間の関係なのではないか。
ようするに、柄谷説は、権力関係を隠ぺいするように働くのだ。 ホッブズのいう「万人の万人に対する闘争」にしても、
自然状態において個人は基本的に平等で、力の優劣もなく、
対等者であるがゆえに、それぞれが自然権を無制限に行使しようとして相争う状態にある
ということなのである。それが「社会契約」の前提条件である。
しかし柄谷行人のいう交換様式Ｂ的な「契約」のほうは、最初に不平等・優劣ありきであって、
いうなれば、すでにある支配被支配の非対等な関係を、民衆側が追認する、ということにすぎない。 柄谷行人『交換様式論入門』
〈では、氏族社会の後に生まれた国家社会に関してはどうか。これはもっぱら暴力的な収奪にもとづくように見えますが､同時に、「交換」にもとづいている
のです。それは、通常、交換とは見なされないけれども、服従すれば保護を受けるという種類の交換です。(注5)国家は、暴力による征服・支配として始まり
ますが、それが継続的な支配となりうるのは、服従する者が積極的に服従するときです。それが可能になるのは、服従することによって保護を受けられる、
つまり、支配―被支配の関係が一種の交換となるときです。それが、暴力とは異なる「力」をもたらします。この力は、被支配者だけでなく、支配者をも拘
束するものです。もし被支配者を保護することができないなら、支配者はその地位にある資格をうしなうからです。その意味で、この関係は双務的（互酬的）
であり、ある意味で、交換様式Ａと関連するものです。私はこのような交換様式をＢと呼びます。〉 [もし被支配者を保護することができないなら、支配者はその地位にある資格をうしなうからです]（柄谷）
柄谷行人が言うのは、悪政を行う暴君は、かならず失脚する、悪の栄えたためしはない、
みたいなことで、まるでテレビ時代劇のようなお話である。 デヴィッド・グレーバーが、いま話題のようである。
グレーバーのいう「コミュニズム」というのは、ある人が作業中に近くにいる人に「レンチを取ってくれ」と頼むとそうしてくれる、
というような見返りを求めない助け合いを意味するもので、資本主義社会であっても、
あらゆる場所で日常的に行われているものだという。
たしかに、こうしたことは「各人はその能力に応じて貢献し、の必要に応じて与えられる」という意味で、コミュニズムの一面であるとはいえる。
しかし、あくまでもそれはコミュニズムの一面をあらわしているにずぎず、
肝心な生産手段の共有とは関係なく、たんなる「助け合い」「相互扶助」にすぎない。
柄谷行人の交換様式Ｄは交換様式Ａの「高次元の回復」だと理解するならば、
おなじような「相互扶助」（じっさいグレーバーの説がネタなのだろう）にすぎず、
言い換えれば、ただの「助け合い」である。
しかし、Ｄが原遊動性Ｕの「高次元の回復」ならば、生産手段の共同所有、生産物の共同寄託・均等配分だろうから、
こちらのほうは本来の「コミュニズム」であろう。 交換の四角形」とその混成態. —市場社会を乗り越えるための試論
小田亮
[遊動する採集狩猟民杜会の分配については、 平等を志向しているということが強調されているが、 厳密に平等に分配されて
いるわけではない。 むしろ、 中心の生成や負い目の刻 印を避けているということのほうが重要だろう。
このような「分配 ＝ シェアリング」は、 市場社会を乗り越えるための 〈 コモン ＝共〉 ないしは
デヴィッド ・ グレー バ ー のいう「基盤的な コ ミ ュ ニズ ム」 の基盤を成しているものだということができるだろう。 そこにみられる原理は互酬性ではなく、
「各人はその能力に応じて、 各人にはその必要に応じて (From each according to their abilities, to each according to their needs) 」という コ ミ ュニズ ムの原理だといえるからで
ある。 けれども、 分配によるだけでは持続する関係を作ることができない。 分配というやり取りによって作られる 〈 コモン＝共〉 はその場限りで終わるからである。 互酬
性による「負い目」 という観念の意義は、 持続的な関係を作ることにある。 したがって持続的な 〈 コモン〉 を作るには、 この「分配＝シェアリング」に「贈与交換」とい
うやり取りが組み合わされることが必要となる。 双務的（互酬的）な交換様式Ａと類似したところのある交換様式Ｂ的な関係があるとすれば、
それは、君主と民衆との「契約」ではなく、君主と暴力組織としての兵士集団との「契約」の関係だろう。
兵士集団が服従（忠誠）することに対し君主が相応の見返りを与えなければ、不満が充満し、
ついには謀反など起されたあげく寝首をかかれることもある、というようなことである。
なお、君主が兵士の手当を貨幣で支払うとすれば、そういう貨幣は、君主の負う債務の証拠品・証書ということなので、
「貨幣（に表示されている値）は国家の負債（額）」という信用貨幣起源論的な考え方はなりたつし、
そして、民衆が兵士がつかったその貨幣を手に入れそれによって貢納をするならば租税貨幣論と結びつく。
グレーバーは、上のようなことを貨幣の起源の一つとし、国定信用貨幣論的な考えを示していたと思う。
なお、民衆のほうは、貢納生産様式における総体的奴隷制の奴隷的なものであって、交換様式Ｂ的な「契約」の一方の主体には
支配被支配関係を追認するということのほかは、ほぼなりえないであろう。 ×貢納生産様式
〇貢納制生産様式（アジア的・古代奴隷制的・封建制的生産様式） >>682
訂正
×柄谷行人第三回長池講義
〇柄谷行人『Ｄの研究』 >>713
訂正
×そういう貨幣は、君主の負う債務の証拠品・証書ということなので、
〇そういう貨幣は、それが物品・サービスの購入に用いられるまでは君主の負う債務の証拠品・証書ということなので、 グレーバー『負債論』
〈なぜ人類学者たちが，単純で説得力ある貨幣の起源の物語を提唱できないかというと，そういったものが存在すると信じる根拠がないからである。
（中略）起源であるものを具体的に求めようとするやいなや，わたしたちは今日「貨幣」と呼ぶものに収斂している数多くの多種多様な習慣や実践を発見してしまうのだ〉
どうやらグレーバーは、とくに租税貨幣論の立場えおとるでも、
国定信用貨幣論の立場とるでもないようである。
ポランニー『人間の経済』
〈原始社会およびアルカイックな社会のデータが明らかにすることは, 貨幣の交換手段としての用法が, 他の貨幣用法を生じさせたとは言い切れないというこ
とである｡ 逆に, 支払い, 蓄蔵, 計算手段としての用法は, それぞれ独自の起源を持ち, 相互に独立して制度化されたのであった〉 〈大著（グレーバー『負債論』）の前半は、理論編で、経済的関係には、負債に関係する「交換」の他に、「コミュニズム」（無償の贈与のようなもの）と「ヒエラルキー」があること、人間の原初的な経済は物々交換だという神話はまったくの嘘であること等が興味深い事例を寓話のように活用しつつ、説得的に示される〉
（大澤真幸の書評）
「人間の原初的な経済は物々交換だという神話はまったくの嘘であること」（大澤）
柄谷行人『精神としての資本』
〈「贈与は必然的に信用という観念をともなうのだ。経済にかかわる法は、物々交換から
売買へと進化したわけではない…」（『贈与論』）。
物々交換から信用が発展したのではなく、その逆である。また、売買も信用に根ざしている。…〉
物々交換から信用が発展したのではなく、その逆なのだとすれば、
柄谷行人『交換様式論入門』のいう原遊動性Ｕ段階のバンド間の「簡単な交換」は、サーリンズのいうような「一般的互酬」の行為であって、
その成立のためには、ごく親しい集団同士の間であったとしても原初的な「信用の供与」、
あるいは、「貸し借りの意識」、それがなければならなかったということだろう。
すると、「定住革命」の前の原遊動性Ｕ段階には、集団間の「互酬」の経済行為がなかった、という柄谷交換様式論は
いったいどういうことになるのか。 ゲルマン人とローマ人の居住地域の境地点の農民は表面的には交流は全く無くても互いの農産物の
長所や欠点を早くから熟知していたのは、互いの作物を盗んだり、互いの農作業を盗み見して
いたからだろう。
大昔の原始人間が物々交換が先か、信用が先かとかナイナイナイナイスネイチャwww 柄谷行人『世界史の構造』には、下記の要約のようなところがあった。
a 贈与と返礼の（交換様式Ａ）の互酬性は、共同体と共同体の間に友好関係を築くものであるが、他方で、血讐（報復）や戦争をも生じさせる。
しかしそれは、それぞれの共同体の平等性と独立性を保証する。
b 貨幣と商品の交換である「商品交換」（交換様式Ｃ）は、貨幣のもつ「社会的質権」によって加速される。
aでは、血讐・（2009年3月の第三回長池講義のときとおなじく）戦争に関してもいちおう述べており、
bでは、「社会的質権」という言葉で担保権に関しても論じていた。
先生も、12年前のほうが、いまよりは、だいぶ筋道の通ったことを書いていたようである。 >>512
>>721
物々交換や信用供与よりも、盗みが先、というのは、
わたしとしても、おそらくその通りだろうと思う。
ただ、ここではいちおう柄谷行人の書いたものに則しているのだ。 さっきわかったことだが、柄谷行人交換様式論では、
狩猟採集を「生産」とはしていない。
狩猟採集は「食料採取」、園耕、農耕・牧畜は「食料生産」という、
文化人類学などにある区別にもとづくものであろう。
しかし、
『文化人類学的生業論 : 極北地域の先住民による狩猟漁撈採集活動を中心に 』
著者 岸上 伸啓 雑誌名 国立民族学博物館研究報告
〈文化人類学の分野では，生業（サブシステンス）は狩猟や牧畜，農耕のような生産の一形態（「生存の 手段」）とみなされることが多かったが（Leed 1976），これまで見てきたように「生業」 や「生業活動」については，明確な定義が存在していないことが判明した。すなわ ち，生存や食料を獲得することという単純な定義から社会経済システムまでさまざま な定義が存在している。）
上のようなのが、多数の考え方のようである。
柄谷行人が、狩猟採集を「生産」ではないとしたのは、原遊動性Ｕが、
エンゲルス史的唯物論の「原始共産制」と実は何ら違いがないということに
読者が気づかないようにするためであろう。 農耕牧畜は時間と土地配分量という資源を「投入」して、食糧を「産出」する。
一般的に、この投入と産出の関係が、経済学では「生産」である。
狩猟採集にしても時間資源を「投入」して食糧を「産出」する。
この点で、農耕牧畜と狩猟採集には違いがない。 ようするに、柄谷交換様式論は、エンゲルスの言う「原始共産制」を生産様式だとは認めないという立場をとっているということだろう。
wiki 原始共産制
[原始共産制の社会では、健全な身体を持つ全ての人間は食料の獲得に従事し、狩猟や収集により産み出されたものを全員が共有する。原始人の生活では産み出されたものは即座に消費されるため、余剰は産み出されず、衣服などの個人的な物品を除けば私有財産はほとんど存在しなかったであろう。長い時間存在したものは道具や家などわずかであり、それらは共同で保持された[3]。そして国家は存在しなかったであろう] >>727
>原始共産制の社会では、健全な身体を持つ全ての人間は食料の獲得に従事し、狩猟や収集により産み出されたものを全員が共有する。
妄想じゃん 妄想かどうかはともかく、
[柄谷は次のように言う。「狩猟採集遊動民の場合、獲得したものを共同寄託する（平等に分配する）システムがあります。これは彼らが遊動的であるから、自然におこなわれるのです。遊動的生活では、蓄積することができない。だから、みんなで消費する。ゆえに、富の格差は生じない。」]
（『「世界史の構造」を読む』 第Ⅱ部 遊動の自由が平等をもたらす（大澤真幸・苅部直・島田裕巳・高澤秀次・柄谷行人）
エンゲルスの「原始共産制」と柄谷行人の「原遊動性Ｕ」は、
前者が単系出自集団の形成する世界、後者が双系出自集団の形成する世界（だといっている）という違いがあるだけで、
他はほぼ同じである。 ちなみに、「双系出自集団」というのは、
単系ではない集団をまとめてそう呼んでいるだけで、いわば、ただの余り、
という人類学者も少なくない。 あるいは、柄谷行人の原遊動性Ｕのイメージは、ほとんどサーリンズからいただいているわけだが、
サーリンズはそれを「家族的生産様式」といっている。
「家族的生産様式」のままでは、史的唯物論を覆し新に交換様式でもって人類史を読み解く、
という、柄谷行人の大上段の構えが、ただのはったりみたいになってしまう、という理由で、
狩猟採集経済段階には、あたかも生産関係がないかのようにいうことにしたのかもしれない。 【３回目】 追加接種 ＝⇒ 死者増加 【４回目】
://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/hikky/1667019659/l50
>>729
>>柄谷は次のように言う。「狩猟採集遊動民の場合、獲得したものを共同寄託する（平等に分配する）システムがあります。これは彼らが遊動的であるから、自然におこなわれるのです。遊動的生活では、蓄積することができない。だから、みんなで消費する。ゆえに、富の格差は生じない。」
現代の遊動民である、大都市の引っ越し屋の作業員には確かに、富の蓄積はなく、その日暮らしの者が多くて、アート引越センターのかつてあった東京の蒲田にあった太田営業所の事務所裏にはバイトの着替え場所や宿泊所として使われたプレハブがあったが、そこで寝泊まりする者も少しいた。
少しばかりいて、どっかに消えて行ったが。
引っ越しで客からもらう祝儀を作業員のリーダーが一括してもらう場合は、リーダーほとんどの場合が社員）が全部、自分のものにする場合や、社員とベテランバイトだけで分ける場合が割りとあるんだよ。祝儀が完全に平等に分配される確率は昔から現在までそんなに高くない。 >>733
訂正
>>リーダーが一括してもらう場合は、リーダーほとんどの場合が社員）→
リーダーが一括してもらう場合は、（リーダーは殆どの場合が社員） >>733
引っ越しの祝儀は採集民の拾い物に相当するのではないか？ サルでもライオンでもよく集団行動の研究されてる獣の行動見ると
平等に分配なんてしてないどころか血縁ない子供の殺しは多発してる 柄谷行人も『世界史の構造』では、未開社会の再分配は、首長による互酬的な強制による共同寄託だとしていた。
これは常識的な考え方である。このように文化人類学の定説的なものに、いちおう則っていれば、
そんなにおかしくはならなかっただろうに、定説を思い付きでもっていじくって、
どんどん支離滅裂になってきたということだろう。
ただし、
〈また、贈答される財の中で最も重要な贈物は、女性であった。未開社会における最も重要な財である女性の贈答という相互行為によっ
て、親族構造が決定される。この親族構造と首長制と結びついた財の「再配分」という社会的形式が、互酬システムの骨格にほかならない。
祭祀・互酬共同体において「再配分」という交換形式は、首長制や宮殿経済などの備蓄シ
ステムによって担われた。未開社会の首長は、しばしば多くの妻を娶る特権を有していた。
複婚を許された首長は、贈与された妻の親族と互酬的な関係に入ることになった〉（清家竜介）
女の交換によって互酬関係が成立するという考え方について、柄谷はふれていない。
にもかかわらず、フロイト『トーテムとタブー』などを持ち出していたところは、
すでに変であった。 『世界史の構造』では、未開社会の再分配（首長による互酬的な強制による共同寄託）と、国家による再分配（継続的な略取のための再分配）は異質だということなのだが、
『交換様式論入門』では、交換様式Ｂの関係は、双務的（互酬的）であり、交換様式Ａと関連するものだという。
異質だったり関連するものだったり、なんだかわからん、というかんじである。 縄文文化論の理論的基盤の整理 ― M．サーリンズ『石器時代の経済学』再読 ― 瀬 口 眞 司
狩猟採集社会の実体は以下のようにまとめられる。
①狩猟採集民は短い労働時間で十分な食料を得ており、貧困に苦しんでいるわけではない。
②時間と労働力に十分な余裕があるので、生産強化の余地はあるが、食料に満たされているためにその必要性がない。生産を強化・拡大しない理由は必要がないからであって、生産力の問題ではない。
③道具や集団を最低限に絞り込むが、資源を利用していく 上でこの方が便利だからで、生産力の問題ではない。
④以上のような狩猟採集社会を規定するのは、生産力ではなく質素でつましい欲望である。その生産様式を過少生産様式と呼ぶ 柄谷行人『交換様式論入門」
[人類が狩猟採集遊動民であった段階では、Ｂ・C だけでなく、Ａも存在しなかった。そこでは、
生産物は均等に分配されたと見てよいでしょう。遊動しているため、蓄積することができないからです〕。
柄谷行人は、原遊動性Ｕ段階の生産様式に関して語ることができない。
なぜなら、交換様式Ａの成立の前に「生産様式」があってはならないからである。
そういうわけで、過少生産様式のようなものについても何も言えず、
「遊動しているため、蓄積することがでない」などと
ただただ粗雑なことを述べているのだろう。
>>739 柄谷行人『世界史の実験』
〈したがって、氏族社会は、（中略）原父のような専制的権力あるいは国家の出現を決して許さない誇り高い社会なのだ〉
過少生産様式は、権力の発生を阻止するような仕組みだという人類学者は多い。
そういうことならば、それは「誇り高い社会」の下部構造なのであるが、
しかし、柄谷行人としては、そのような説をとるわけにはいかないのである。 女性が女奴隷を交換するに限定しろ。男がやると同性愛者。男性は権力を抑える。 ある意味男性が女性化しても女性らしさというのは埋められない。 ある意味信仰ということなんだろうな。人の予後が不良にならない様に。 カネで魂が買えるけど永くは続かないさ。農業など根幹なものそんな番人になって死後を大丈夫
にしていくといった。 まあ子供のおもちゃから雑誌や本食料仏具神具家具食器名馬の車など様々な商品から
資本主義的に信仰を恢復し富、予後の略奪荒らしなど病院が共産主義的に歯止めをかけるといった。 そういう文脈でスレッドの内容を見てみるとゲームである人生に信仰が薄い。 信仰なんてタダの白痴かもしれないけどそういう存在になって利用されても人生
死後を支えるという。 あらゆることを体験しあらゆることを管轄する、その中でも性に倫理感があるという。 人の死後の時間をよりよいものに。まずはその素地を付ける人生によりよき体験を。 誰もが同じことをする必要なないけどいたら助かるいなくても代わりがいて大丈夫ような痴愚のような存在。 悪霊がいるから 善霊も必要だ。資本主義サラリーマンが悪なら病院共産主義は善
のような世界の枠組みのくみなおし。 もし神というものがいたなら人類の前に、それは素晴らしい存在だったんだろう。 神 と 魔女 で魔神なのか。魔神信仰でまつられるのも悪くない。魔人というのも
いるけどね。 祖先崇拝のフェティシズムについては、現トルコのfethieフェトヒィエのtomb of amyntas
アミンタスの墓は岩壁に彫り抜かれた少し大きめの厨子のようなものだが、この場合は巨大な岩壁
という自然と一体化したというか、自然に抱かれたフェティッシュが内在と関係してるかも。
まあ、俺はチカコ―を1ページも読んでないから、冷やかしで言うだけだが。
日本最古の神社と言われる和歌山の世界遺産 花の窟神社（はなのいわや）も岩壁に自然に彫り
抜かれたものだが、丸ごと作り上げる彫刻や小像よりも霊性は高まる。 交換ではなくて、世界のこれからの交易の面で言えば、世界の海運の主要航路にかなりの変化が起きて、
差し当って南米や東南アジアが重要性を増すということで、やはり地域的にドラッグの問題が大きくなる
のではないか？
それに加えて、船員や船舶の管理や、燃料の計量、船荷証券などのデジタル化が大きな動きだろう。
ドラッグとデジタルのダブル・ディーが柄谷の交換Dではないか？
柄谷の周囲もドラッグと関係あるだろ。
柄谷の下らん戯言に付き合う奴は余程の暇人だろw 760のアミンタスの墓のような岩壁に彫りぬいた墓は、エジプトからレヴァント、トルコにかけて
多い。 ドラッグが体験なんじゃなくて眠ったり抑制させられた能力を刺激喚起するドラッグ
つまり麻薬。 前のスレッドで、
「イエス時代のエルサレム神殿にはカエサルの像が祀られていたのでがなかったか（ただし、記憶が不確か）…それを宗教貴族階級などの支配層は
それに関して妥協的に是認していただろう」
といったようなことを書きこんだが、それはそれは完全な記憶違いであったようだ。
ただしくは、ピラトが. ユダヤ総督に就任した直後に、ローマ皇帝の像を織り込んだ軍旗をエルサレムに持ち込もうとしたところ、
宗教貴族などの支配層は黙認していたが、しかし、民衆は、神域を汚す行為であるとして、
大きな抗議行動を起こした、ということだそうだ。 いずれにせよ、
>>674
>>675
で書いたようなことだろうと思う。 ギリシャ化したり、ローマ化することはそれら神話の偶像崇拝の傾向を認め、強めることだろう。それらよりずっと前の紀元前12－3
世紀？の「Philistine captivity of the Arcペリシテ人による聖櫃奪取」によって偶像崇拝者のペリシテ人の崇拝するDagonダゴン
像の前に運ばれたArcだが、翌日にダゴン像はArcの前にひれ伏す形で粉々に破壊されているのが見つかり、ヤハヴェによる偶像崇
拝者への劇的勝利と旧約的には理解される。 エドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史』
〈多神教の無数の神々や儀式は商売や娯楽やあらゆる機会と、公的私的を問わずあらゆる機会と、
密接に絡まっていた。したがって、人々との交流、社会的義務や娯楽を同時に拒否することなし
で、それらを避けることは不可能に思えた。〉
たとえば、初期のキリスト教徒は、肉を食べることも困難だったらしい。
ローマ帝国では、肉は神々に捧げられてから市場に出るが、
異神に捧げられたその肉を買うことはキリスト教の教えに反していた。
キリスト教最古の法規書『十二使徒の教え（ディダケー）』には、
偶像に供えられた肉は食べてはならないとあるそうだ。 柄谷行人は、古代においては、宗教と政治経済とが切り離せないという。
それは、〈多神教の無数の神々や儀式は商売や娯楽やあらゆる機会と、公的私的を問わずあらゆる機会と、
密接に絡まっていた〉（ギボン）、こういうことであって、すなわち、宗教と生活様式が切り離せないということである。
偶像崇拝を禁止する「普遍宗教」を信ずるものが、偶像崇拝者の中で暮らすのは、
非常に大変だということは容姿に想像できる。
「彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」（柄谷）
だから、上のような簡単にすませる問題ではないだろう。 マルクスもフロイトも、エンゲルスも、目をつけたところは、
偶像崇拝の禁止を強調して監視するという宗教のシステムが、
如何にデタラメで内面では堕落していて、現実には
自分でそう口にしてるのとは全く逆の行いをやるのかという不思議な
パラドックスの構造である。
柄谷行人の本をよく調べ直して見ればよいが、
そこに「偶像崇拝の禁止」が正しい教義で歴史的に素晴らしいシステムであったなんて
いう話は全く書いてない。全く書いたことはない。当たり前だ。
唯物史観を普通に勉強してる人間ならば。
偶像崇拝の禁止とは、歴史の中で、素晴らしいどころか事態は全く逆であって、
一神教システムの偽善的な建前を警察的に監視し管理するための
卑劣なるシステムで有り続けた。マルクスも、エンゲルスも、フロイトも、
ダーウィンも、みんな着眼点は同じことを示していてキリスト教社会の歴史的に
腐敗しきったその汚らしい素顔の有様である。 現実の一神教システムにおける統治の構造について、フロイトは、
それを「モーゼと一神教」において分析している。
しかしそこではフロイトの分析において「一神教と偶像崇拝の禁止」が、
価値観や倫理的に正しいなんていう話は全く為されていないし、
また為されるはずもないものだ。
ただこの不思議なシステムが古代から近代に至るまで何故統治のシステムとして
強固なものとして成長し今まで権力の中心を担う構造の思考として続いてきたのか、
フロイトは丹念に、その歴史性を聖書の分析からモーゼの具体的な人物像、
実在性までを問題にしているにすぎない。 そこで、宮台襲撃犯の母親＝柄谷スレ立正差別厨の母親における
カルト的キリスト教信仰の構造と、はるか昔から今現在に至るまで、
人間の意識過程を、かくも醜く腐敗させてる詐欺師と欺瞞のシステムとして、
それらが一体どういう脈絡で繋がっているのか、
それが改めて柄谷スレで受けた被害の意識とともに問題化され解明されなくてはならない。
世の中はそういう展開になってる。
日本のカルト系キリスト教団に入信した立正差別厨の母親だが、この女が、
教団の活動と布教に熱心であるほど、それは教団の中で出世し、ポジションを高くし、
同類に認められるためには自分が、そして自分だけが、
如何にこの教団の中で信仰に熱心であり、如何に真面目であり、
教団のことしか頭にないかという自己アピールを全く倒錯的な遣り方によって
教団の仲間たちに誇示する必要があるものだ。
そのヒステリックに駆られた自己顕示のスタイルが、偶像崇拝の禁止！
偶像と異教をこの世から追放せよ！我こそはその第一位の下僕である！
という奇妙な自己主張の行動になる。
しかもこれは要するに、山上徹也の母親が、
奈良の統一教会支部の中で取り続けた自分のポジショニング、
自己主張と、全く同じものである。 宮台襲撃犯の母親像と柄谷スレ立正差別厨の母親像とが、
そのキリスト教カルト団体への入信で共通してる構造だが、それは、
自分の息子が、学校に行けなくなって引きこもり、無職生活を続けるようになって、
出口がなくなってしまった。 両方の母親ともに、
この同じ息子の絶望的な引きこもり問題から、
おそらくそれ専門に信者を集めているのだろう、
日本で特定のキリスト教団体に勧誘され そのまま洗脳され、
信者活動を始めるようになったという経緯なんだろうという事情。
二人の母親は、息子の引きこもり化問題という同じ問題を糸口にして
日本で昔からそれ専門で母親信者を勧誘している特定のキリスト教系カルト団体に
ハマったのだろうということです。 「偶像崇拝の禁止」とは、その初期から、異教徒を社会から排除するために、
国家システムが自然発生的に発達させたところの、警察的管理、
密告と監視のシステムである。
これが正しい唯物史観です。。。 『ニュースがわかる！ 世界三大宗教』（文藝春秋SPECIAL冬号）掲載の、柄谷行人・語り下ろし宗教論
私はここ十年以上、歴史を四つの交換様式から構造的に考える仕事を続けてきました。宗教についての考察もそこに含まれます。
一つ目の交換様式Ａは「互酬」です。
二つ目の交換様式Ｂは「略取と再分配」です。
三つ目の交換様式Ｃは「商品交換」です。
国家が成立する以前の氏族社会ではＡ、専制国家や封建的国家のような国家社会ではＢ、近代資本制社会ではＣが支配的です。
「Ａ・Ｂ・Ｃのいずれをも無化し、乗り越える」交換様式Ｄの実現を目指す社会運動。それを私は「普遍宗教」と呼びます。
Ｄ＝普遍宗教が出現する条件は、非常に発展したＡ・Ｂ・Ｃが社会に浸透していることです。
歴史的に見ると、その条件は「世界帝国」の出現によって満たされました。具体的に言えば、ペルシア帝国、ローマ帝国、モンゴル帝国などがそれにあたります。
Ｄ＝普遍宗教は、自由な個人のアソシエーションとして相互扶助的な共同体を創り出すことを目指します。ですから、Ｄは共同体的拘束や国家が強いる服従に抵抗します。つまり、ＡとＢを批判し、否定します。また、階級分化と貧富の格差を必然的にもたらすＣを批判し、否定します。これこそが、Ｄ＝普遍宗教は「Ａ・Ｂ・Ｃのいずれをも無化し、乗り越える」交換様式である、ということの意味です。
キリスト教、イスラム教、仏教などは当初、このような「普遍宗教」として出現したと考えられます。 柄谷行人『帝国の構造』
〈（「帝国の原理」とは）多数の部族や国家を、服従と保護という『交換』によって統治するシステム〉
〈征服された相手を全面的に同化させたりしない〉 wiki
ユダヤ戦争（ユダヤせんそう、ヘブライ語: המרד הגדול、アルファベット表記：ha-Mered Ha-Gadol）は、帝政ローマ期の66年から73年まで、ローマ帝国とローマのユダヤ属州に住むユダヤ人との間で行われた戦争である[1]。 ユダヤ戦争においては、エッセネ派も戦いに加わっていたそうだ。
柄谷行人によれば、交換様式Ｂは、服従すれば保護されるという契約だそうだが、
ぎゃくに、服従せず反抗すれば、破壊や殺戮の対象になるのだろう。
そして、「（普遍主教）Ｄは共同体的拘束や国家が強いる服従に抵抗します」（柄谷）
というのだから、不服従を説く普遍宗教＝Ｄを信ずるものは、
Ｂ契約上の保護の対象にはならないということになる。 偶像崇拝を厳格に禁じるユダヤ教と初期キリスト教は、ローマ帝国の支配と相性が良くなかった。
つまり、敬虔なユダヤ教徒と初期キリスト教徒は、帝国の支配にたいし、従順ではなく、しばしば反抗した。
これは史実だと言えるだろう。
柄谷行人は、偶像崇拝の禁止＝普遍主教＝敬虔派ユダヤ教みたいなことをいって持ち上げてみたり、
他方では、ローマ帝国の「帝国」的統治のほうも持ち上げてみたり、といったいどっちなのですか、という感じである。 柄谷行人『帝国の構造』
〈近代の国民国家と資本主義を超える原理は、何らかのかたちで帝国を回復することになる。〉
〈帝国を回復するためには、帝国を否定しなければならない。帝国を否定し且つそれを回復すること、つまり帝国を揚棄することが必要（中略〉
それまで前近代的として否定されてきたものを高次元で回復することによって、西洋先進国文明の限界を乗り越えるというものである。〉
そして、「帝国を否定し且つそれを回復する」ものが、
偶像崇拝の禁止であるところの普遍宗教＝Ｄだということである。
「Ｄは共同体的拘束や国家が強いる服従に抵抗します。」ということなので、
〈（「帝国の原理」とは）多数の部族や国家を、服従と保護という『交換』によって統治するシステム〉
したがって、Ｄを信ずるものは、Ｂ的な契約を破棄し、服従せず抵抗する、ということになる。 「彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」（柄谷）
帝国への服従とは、第一に貢納することであるから、
不服従の第一は貢納しないことで、そして、暴力的強制による取り立てに対しては抵抗する、
ということになるだろう。
つまり、現代においては、納税せず税金を滞納し、強制執行に対しては抵抗する、というのがＤ的だということになる。 >>780
>>柄谷行人は、偶像崇拝の禁止＝普遍主教＝敬虔派ユダヤ教みたいなことをいって持ち上げてみたり、
他方では、ローマ帝国の「帝国」的統治のほうも持ち上げてみたり、といったいどっちなのですか
それは柄谷の実家が土建業という、偶像崇拝（建築）と偶像崇拝忌避（インフラ）の中間的出自であることによるだろう。
古代イスラエルが豊かな時は偶像崇拝的で、貧しくなれば、ロックカット岩壁に彫りぬいた住居の再利用、再々利用になっ
たということが土建屋出身の柄谷には自然に共感できた。 柄谷行人『交換様式論入門』
[生産物は均等に分配されたと見てよいでしょう。遊動しているため、蓄積することができないからです〕
だいぶ前にほかの方が指摘したことだが、
「遊動しているため、蓄積できない」それゆえ「生産物は均等に分配された」
と説明をするならば、遊牧民にしても、狩猟採集民とおなじでなければならないだろう。
とにかく、柄谷行人の「理論」（先生本人はそう言っている）とかいうものは、テキトウだとしかいいようがない。 『定住がもたらす社会の葛藤 柄谷行人「遊動論 柳田国男と山人」』
〈ノマドとも呼ばれる遊動民には遊牧民や山地民が含まれますが、彼らは原遊動民とは違います。彼らはしばしば定住社会に侵入し、国家を作りました。〉
柄谷行人は、遊牧生活は、「定住革命」の後の交換様式Ａ段階になって生じたもので、
原遊動性Ｕ段階にはなかったという。これについては正当だろうといえる。
すると、遊牧民の社会は、原遊動性Ｕとは違って、不平等や争いなどのあるものだったことになるが、
しかし、「遊動しているため、蓄積できない」それゆえ不平等や争いの原因がなく平等で平和だった、
ということでは、なんら説明にならないのではないか。上の引用文にあるように、
遊牧民にしても狩猟採集民とおなじく、遊動しているのだ。 ×すると、遊牧民の社会は、原遊動性Ｕとは違って、不平等や争いなどのあるものだったことになるが、
×しかし、「遊動しているため、蓄積できない」それゆえ不平等や争いの原因がなく平等で平和だった
〇遊牧民の社会は、原遊動性Ｕとは違って、不平等や争いなどのあるものだったことになるが、
〇すると、「遊動しているため、蓄積できない」それゆえ不平等や争いの原因がなく平等で平和だった、 遊牧民って好き勝手に移動してたわけじゃなくて
餌の有無に左右されて季節に合わせて移動を反復する
その遊牧地の共有利用について多民族と契約を結ぶから
そこから牡牛を屠る契約の神ミストラが出てきた
流民みたいに漂ってたわけじゃない
餌場に誘導できないような
餌場争いに負けるような遊牧民は滅びる 帝国大学 まあ文学ならそういう話題でもいいが 神学科のスレッドが欲しいね。
ローマカトリックナイチンゲール。
明治維新なら明治大学のほうが帝国大学いわゆる旧帝と。 帝じゃないけど、それにすら勝てんのはどうか。まあ王には王の迫力現実力が
あるかもしれないが、ノーマル能力がみかどというものだと思うとつまらない。 顔が帝より小さい若い女子は？顔の大きいのも小顔の男子選べないの？ 馬良 異能暗殺マスターの 政治力は ９７ と 他を寄せ付けない。 死神学でデスパレス（神戸大学付属病院神戸中央市民病院）軍政。
レイジ（死神アンクウのペルソナ） アゲインスト ザ 巣鴨病院プリズン鬼子母神マジン クリ志那（シュナ）レイド バック 志那事変 挙兵。 文政 じゃないが そういった時代の政治の天下布武のような発信力、暗殺。
文学のみならない文学への引用。 民主制というならすべての女性のために、警察病院精神科、精神鑑定分析。 エロスと タナトス 女神と 死神。生きることへの執着と、死の見切り。 ヒッピーは交換の理論を拒否したと言われてるが、どういうことなのか、分りません。 悪は全てを包含し許す限界がある。悪事はコピーされて拡散する。善は妥協なき性の倫理と結論の速さ。禍根を将来に残さない。
自力作演。アンナフロイトを待つまでもない。 女神転生ペルソナシリーズを思い出してね。最新作に内戦のイヴェント。 特殊能力 死のカウントダウンパーティー 呪殺のロシアンルーレット。 まあそうだな知力は魔力に転化するね。速さも大事じゃないの、いつでも信頼できる。 イヴのインターフェロンはメディカルと魔力アップする。 一応ゲームのシナリオとか悪魔とか夢の島フーレストに寄稿してね。 断食すると魔力幻覚が鋭敏になるよ。でもわざとらしくなくていい。 ラマダンというかな、飲む吸うとかはむしろ禁止しないほうが。 麻薬とかも便利だけど、使い方は以前に書いたのが能力の無理に開けて壊さずつまらなくならない。 嗜好品などは副因のほうがいい主因になると割と似ていて壮絶じゃない。 例えば本来そうあったはずだというのが良性の病状症状。よく調べてもらい。 単純に精神科にたどり着くというのもおかしい。不眠アルコールや薬物依存。
ほんとにそうなのかを検証するといい。 アルコールとかドラッグはそれだけでは全然盛り上がらん戦闘消耗にも能力が耐えられない。 >>784
＞偶像崇拝忌避（インフラ）
偶像崇拝とインフラが何故パラフレーズされるのか
説明してくれないか？
(中野孝次風に言ってみる) オペの時に書けるクラシック で 管理やエイヨウ死とかで。まあどんな人たちが
戦局の選曲やロボトミイお祓い除反応でわかるかも見たいな。 東大の出版とか表象のディスクール見たけどまあ将来性は染まってないな。血に。 六大学は全部医学部大学病院を持つべきだよ。そうしたら六大学で教授まだする。 神学ってなんだろうとか、そういう素朴な社会学から。
天国への千のプラトー 地獄からのアンチオイディプス
という三冊目の仕事の途中で。 総合的にも専門的にも分裂病、統合失調症をたった一ページでというのが
希代一の哲学者とは。 アニミスム 精霊信仰 と 神話 女神崇拝といった。 ハングリー精神科前後じゃないけど低カロリー病人食と毎食当たる刑務所の高カロリーじゃ後者は人間が精神心理能力をすべて発揮できてないかもな。精神科経ないと。進んでする断食ではない。自然食というのなら、狩りや死体がない野菜ない季節もある。 断食が状態でたびたび起こるなら精神はさえわたり仮死状態の精神的発動がある。 社会学と神学を合わせたら精神科の管理栄養士にでもなれば飢餓や不作、季節感狩りの失敗などをシミュレーションできる。 仏教でいえばというところだ、他の宗派も思い当たる節があるはず。 地獄の肉食は活気があるのは肉が貴重品だから。在庫飽満は社会悪。 そう機能してくると昔の寺社仏閣教会モスクもアーキヴで役に立つ。 食料品アーカイヴは宗教の戒律に反していないものも多い。 消費社会の神話と構造 Jボードリヤール参照。
ジル ドゥールズ 哲学とは何か、
哲学科学芸術 の関係なら 大学病院の（精神）看護師がファンクティヴで哲学をしのぐ神学的で、障碍者の宗教芸術の繁殖支援などに向くだろう。
現代のコアな産婆術。 言語など傷つけあう二人の間に宗教芸術を緩衝として作成し、繁殖の手掛かりにする。 双方がということでなければすべての人に当てはまる。 ナジャの幻声が聞こえない・・・・・・・・・・。精神は略奪され損傷している・・・・・。 精神を奪う精神を損傷させるというとプリズンの出番に逆戻りだ。
サイコパトロールいってきます。 どれもが交換可能なものでないし着脱可能なものでもない。 そうすると 対精神にも盗みや損壊、傷害、致死、殺などが疑われる。 コンプ指数予後不良馬場得意 ソダシ 新白眉 精神看護軍師精神径知力９９の名馬。
必ずしも人じゃないけど。女神でもいいけど。ダート芝に国際的に適性を見せる世界有数の名馬。 年下の男の子でもいいしな。武将に馬かね。
。華佗とはだれだ。 オグリキャップでもメジロマックイーンでも時代錯誤か。 ハンデ精神能力はスピード型だね。妖精だよなメガテンの魔力。鞍上も両方、人馬では馬特に良しで。 マルクス『資本論』向坂逸郎訳 岩波書店）
第二巻 資本の流通過程 第一篇 資本の諸変態とそれらの循環 第四章 循環過程の三つの形
[実際において資本主義的生産は、生産の一般的形態としての商品生産なのであるが、しかしそうであるのは、またその発展とともにますますそうなるのは、ここでは労働がそれ自体商品として現われるからであり、労働者が労働、すなわち彼の労働力の機能を売り、しかもわれわれの仮定するように、その再生産費によって規定される価値で売るからである。労働が賃金労働となる範囲で、生産者は産業資本家となる。それゆえ資本主義的生産は（したがって商品生産も）、農村の直接生産者もまた賃金労働者となるに及んで、初めてその全範囲で現われる。資本家と賃金労働者との関係においては、貨幣関係が、買い手と売り手との関係が、生産そのものに内在する一関係となる。しかしこの関係は、その基礎からすれば、生産の社会的性格に基づくもので、交易様式の社会的性格に基づくものではない。逆に、後者が前者から生ずるのである。とにかく、生産様式の性格のうちに、これに対応する交易様式の基礎を見るのではなくその逆を見るのは、小商売で完全に頭を占領されているブルジョア的限界にふさわしいことである］ 今の水素、アンモニアなどの将来有望な脱炭素化志向のエネルギー源は交易のプロセスを
重ねることによって生産されるという面があるだろ。それもかなりの遠距離の交易になる場合す
らある。
ジャネットやその他柄谷の読者には抽象的なものを高尚とする傾向が強いが、それもより
けりだろw
現実には相当のエリートでも、抽象への偏りのリスクや限界に敏感だ。
ほんと言えば、柄谷の読者など問題外の外なんだよ。 柄谷行人『帝国の構造』
[原始社会も遊動的な狩猟採集民のバンド社会と、定住した氏族社会とでは大きな違いがあります。前者では互酬交換がない。純粋贈与(共同寄託)があるだけです。ところが、生産手段の共有という観点から見ると、これらを区別することができないのです］
柄谷行人『交換様式論入門』
〔人類が狩猟採集 遊動民であった段階では、Ｂ・C だけでなく、Ａも存在しなかった。そこでは、 生産物は均等に分配されたと見てよいでしょう。遊動しているため、蓄積する ことができないからです。遊動的バンドは、狩猟のために必要な規模以上には 大きくならず、また小さくもならなかった。集団の成員を縛る拘束もなかった。 他の集団と出会ったときも、簡単な交換をしただろうが、戦争にはならなかっ た。このような状態を、私は原遊動性 U と名づけます。〕
「前者〔遊動的な狩猟採集民のバンド社会）では互酬交換がない。純粋贈与(共同寄託)があるだけです。」（柄谷）
なのだそうだから、「他の集団と出会ったときも、簡単な交換をしただろうが」（柄谷）
の「簡単な交換」は、「純粋贈与」ということになるが、
しかし、それでは「簡単な交換」は、交換ではないことになるだろう。 〔生産様式の性格のうちに、これに対応する交易（交通 Verkehr）様式の基礎を見るのではなくその逆を見るのは、小商売で完全に頭を占領されているブルジョア的限界にふさわしいことである］（マルクス『資本論』）
「小商売で完全に頭を占領されている」、これはもしかして、
老いてますます文壇商売に精を出している柄谷先生のことだろうか。 話は変わるが、
いまはもう国立大の教授ではない大澤真幸は、書いたものの多くをネット上で無料公開している。
がっついていないところは、同氏の良いところだと思う。
かたや國分巧一朗などは、国から給料もらっているうえ、何でもかんでも有料のようで、
大した商魂だなと思う。 インタビュアー 「第二次世界大戦では原子爆弾が兵器として利用されましたが、第三次世界大戦が起こったら、どのような兵器が使われると思いますか？」
アインシュタイン「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。石と棍棒でしょう」
もしや、第三次世界大戦の後に、旧石器時代の原遊動性Ｕが「抑圧されたものの回帰」として
反復強迫的に戻ってくる、というのが柄谷行人の予言なのだろうか。
なんだか『ノストラダムスの大予言』みたいだが、先生もまた、ノストラダムスとおなじように、
霊的な力に導かれて未来を予知したのだろうか。 柄谷『帝国の構造』
「生産手段の共有という観点から見ると、これらを区別することができないのです］
上の引用文中の「これら」というのは、原遊動性Ｕ段階と交換様式Ａが支配的な段階のことである。
ならば、原遊動性Ｕ段階にはすでに、「生産手段の共有」、すなわち、
原始共同制生産様式のようなものがあったというわけだ。
すると、いかなる交換様式もなかった時代に、生産関係、生産様式はあったということになるのだから、
やはり、生産様式が先、ということではないか。 [インセスト禁忌はたんに禁止であるだけではない。それは「～してはならぬ」とだけでなく、同時に「～せよ」とも命じる。インセスト禁忌は、この禁忌の拡張された社会的表現である外婚と同様、一つの互酬規則なのである。人がみずからと他人に女を拒むとき、まさにそれによってこの女は供与される。（中略）すなわち、私がある女の使用をみずからに禁じ、その結果この女が別の男にとって処分権〔使用権〕の対象になる瞬間から、どこかに、ある女を権利放棄する男がおり、この権利放棄によってその女が私にとって処分権の対象になる。禁忌の内容は抑止することに尽きるのではない。禁忌が制定されるのは、直接的にか間接的にか、即座にか時間を置いてか、ただ交換を保証し基礎づけるためなのである。
（クロード・レヴィ₌ストロース著 福井和美訳『親族の基本構造』） 「インセスト禁忌は,…一つの互酬規則なのである。」（レヴィ＝ストロース）
[原始社会も遊動的な狩猟採集民のバンド社会と、定住した氏族社会とでは大きな違いがあります。前者では互酬交換がない。純粋贈与(共同寄託)があるだけです」（柄谷）
レヴィ＝ストロースの説に照らせば、柄谷のいう原遊動性Ｕは、インセスト・タブーもなかった段階ということになる。 wiki
原始乱婚（英: primitive promiscuity、あるいは英: original promiscuity）は、社会を我われが理解するようなその到来に先立って、人類が元々性的乱交（英: promiscuity）、もしくは高級娼婦主義（英語版）の状態において生存していたと説くところの、19世紀の仮説だった。[2]
19世紀に隆盛した社会進化論は、文明以前の原始社会において乱婚が行われていたと主張[3]し、こうした意見が一般に浸透したことがある。しかしこれは科学的根拠に乏しい空想的学説であった。今日の科学的知見によると、ヒト社会において乱婚が配偶システムとして成立したことは考えられにくい。一例として、モーガンはハワイ先住民に集団婚が存在したとする説を主張したが（後述書 p.37）、参考とした話は、アメリカ人宣教師達がハワイ人を野蛮人だと言い切ろうとしたための捏造であったことが後に判明しており、モーガンの説が根本から成立していなかったことがわかる[4]。 フロイト『トーテムとタブー』
〈トーテム動物が父だとするならば、トーテミズムの二つの主要な戒律、すなわち、トーテムを殺すな、同じトーテムに属する女と性交するなという、トーテミズムの本質を形成する二つのタブーの規定は、自分の父を殺害して、自分の母を妻としたエディプスの二つの犯罪的行為と内容的に一致する〉。 狩猟採集民のバンドというものは、数家族から十数家族が集まってつくる社会集団であって、
きまった遊動域の範囲内で、キャンプ地からキャンプ地へと移動しながら生活しているものとされている。それらは遊動域の隣接するバンド間で婚姻関係を結ぶ。このようなバンド群が、通婚圏である地域社会を構成するという。「バンド社会」というのはふつう、この地域社会のことを指す。
>>868
しかし、柄谷行人のいう「狩猟採集民のバンド社会」は、どうやらそういうものではない。
柄谷のいう「バンド社会」を構成する仕組みとは、いったいどういうものなのか、さっぱりわからないのである。 グレーバー『負債論』
〈なぜ人類学者たちが，単純で説得力ある貨幣の起源の物語を提唱できないかというと，そういったものが存在すると信じる根拠がないからである。
（中略）起源であるものを具体的に求めようとするやいなや，わたしたちは今日「貨幣」と呼ぶものに収斂している数多くの多種多様な習慣や実践を発見してしまうのだ〉
ポランニー『人間の経済』
〈原始社会およびアルカイックな社会のデータが明らかにすることは, 貨幣の交換手段としての用法が, 他の貨幣用法を生じさせたとは言い切れないというこ
とである｡ 逆に, 支払い, 蓄蔵, 計算手段としての用法は, それぞれ独自の起源を持ち, 相互に独立して制度化されたのであった〉 >>877
柄谷の「世界史の構造」の巻末付録「遊動の2種類」に
バンド社会への説明があると池田信夫が言ってる。 『世界史の構造』では、
１，定住と非定住の違いは、富の蓄積の有無。
２，非定住社会の典型例が狩猟採集遊動民のバンド社会。
３，そのようなバンド社会では、遊動しているために富が蓄積されることはなく、富が獲得されるとすぐ成員に平等に分配される。
言い換えると、それは家計的な共同寄託（プーリング）であって、
富はすべてバンドの共有物である。
４，定住社会では、富の備蓄が可能。それゆえ経済的な格差が生じ、権力の集中がおこる。
ざっとこういうことである。
３の遊道しているために富の蓄積がなされない、というのが、おかしい。
定住革命後の発生した遊牧生活であっても、遊動をしているわけだが、富の蓄積もあれば、
経済格差もあれば、権力の集中もある。「遊牧民は…国家を作る」（柄谷）ということなので、
これは先生本人も認めているところである。
「生産手段の共有という観点から見ると、これら（遊動生活様式と定住生活様式）を区別することができないのです］（柄谷）
ということだが、むしろ逆である。「生産手段の共有という観点」にたたなければ、
狩猟採集「富のすべてが集団の共有物」であるような狩猟採集民の遊動と
遊牧遊動「経済格差」のある遊牧民の遊動、それらを「区別することができない」。 生産手段の共有、生産物の共同寄託・平等分配、これがあれば、
遊動していようが定住していようが、原始的なコミュニズム社会だといえる。
生産手段の共有、生産物の共同寄託・平等分配、これがなければ、
たとえ遊動していようが、原始的なコミュニズム社会ではない。
柄谷行人は、遊動民社会は平等で、定住民社会は不平等だと、
根拠もなくあたまから決めつけているから、
「生産手段の共有という観点から見るとこれらを区別することができない」
こういうふうになるので、不平等な遊動民社会があり、また、平等な定住民社会もあるようならば、
「…区別することができない」もなにも、そもそも、その区別すべき事自体がないだろう。 『定住がもたらす社会の葛藤 柄谷行人「遊動論 柳田国男と山人」』
〈ノマドとも呼ばれる遊動民には遊牧民や山地民が含まれますが、彼らは原遊動民とは違います。彼らはしばしば定住社会に侵入し、国家を作りました〉
柄谷行人によれば、遊牧民は定住革命後の交換様式Ａ（が支配的になった）段階に発生した遊動民で、
原遊動性Ｕ段階の狩猟採集民のような原遊動民とはちがうのである。 「生産手段の共有という観点から見るとこれらを区別することができない」というのは、
原遊動民社会は、生産手段を共有しており、かつ平等だったが、
ひとたび定住をすると、たとえ生産手段を共有していても、必ず「経済格差」が発生する、
というのでなければ、「生産手段の共有という観点から見るとこれらを区別することができない」の、
なにがその「区別」すべきことなのか、意味不明だろう。
もしや、一方は遊動しており、もう一方は定住している、それが「区別」すべきことなのだろうか。
あるいは、一方に共同寄託しかなく、もう一方には交換様式Ａがある、というのが「区別」すべきことなのか。
それではまるで、区別のための区別である。
しかし、ほんらい問題なのは、経済格差や権力集中のあるなしなのであって、そんな区別のための区別はなにも意味がないだろう。 柄谷行人『交換様式論入門』
〔人類が狩猟採集 遊動民であった段階では、Ｂ・C だけでなく、Ａも存在しなかった。そこでは、 生産物は均等に分配されたと見てよいでしょう。遊動しているため、蓄積する ことができないからです]
『定住がもたらす社会の葛藤 柄谷行人「遊動論 柳田国男と山人」』
〈ノマドとも呼ばれる遊動民には遊牧民や山地民が含まれますが、彼らは原遊動民とは違います。彼らはしばしば定住社会に侵入し、国家を作りました〉
遊動していたって、遊牧民社会には、富の蓄積があるのだから、
「遊動しているため、蓄積する ことができない」（柄谷）というのは、説明として変だろう。
なお、山地民社会にしても、「国家を作りました」（柄谷）というくらいなのだから、たとえ遊動していても、
権力の集中はあるということだろう。 溝端佐登史『現代ロシア経済論』
〈ロシアの現実は市場の制度を作り出してもすぐに経営者はそれに適した行動をとるわけではないことを示しており，
その点ではウェーバーは正しい。しかし，実際に最初に形成される資本家・経営者は必ずしもそのような精神に満ちたものではなく，人間のむき出しの欲望が彼らを突き動かすことを
K．マルクスは強調する。マルクスは資本形成の過程を本源的蓄積と呼び，「教会領の横領，国有地の詐欺的な譲渡，共同地の強奪，横領と容赦ない暴行とによって行われた
封建的所有や氏族的所有の近代的所有への転化，これらはみなそれぞれ本源的蓄積の牧歌的な方法であった」という（マルクス［文献詳細略］）。
つまり，資本主義は機会平等を強調するが，初発にそのような平等性はなく，国家の強制力を利用することができる特定の出し抜けた者こそ経営者になりえたのである。
ロシアは封建体制から資本主義になったのではなく，社会主義から資本主義になったのである。マルクスの表現をそのまま用いることはできないが，経営者が輩出される現場は彼の言に近い〉
上の本源的蓄積の継続のようなことは、現代であっても、なにもロシアにのみあることではないだろう。
中国にはもちろんあるし、日本にもあり、ヨーロッパにもあり、アメリカにもある。
むかし「パワーエリート」といい、いまは「ディープステート」という、そうしたものを含む権力支配層であろう。
そして、国家の力を有効に利用することができる者を利する仕組みが新自由主義である。
ハーヴェィが『資本論第2，3巻入門』で、それこそがマルクスの説いたところだというように、資本とは、ようするに経済権力、
あるいは、たんに権力、それであると思う。 >>879
>>それの英訳（Two Types of Mobility
Kojin Karatani
Translated by Cheung Ching-yuen
）の中で、Just as the unity
of the band is not fixed, the unity of the family is also not fixed. When a husband or wife
leaves the family, the relationship of marriage is dissolved. There are, however, no cases
of promiscuity or incest. The relationship between families is liquid in nature.
の部分が出て来るが、最後のliquid in natureはfluid in nature.とすべきだろう。liquid液体は自らは
形を保持することが出来ないもので、fluid流体には形を保つ力がある。
柄谷の日本語の原文がどうなってるのか知らないが。 遊動には距離、移動速度、移動時間、消費カロリー、狩猟範囲の面積、狩りの手段などを大体決定しないと雲をつかむ話になる。 [There are, however, no cases of promiscuity or incest. ]
原遊動民社会には、乱婚や近親相姦のケースはない、というのだから、
『トーテムとタブー』のいう「原父殺し」の事後ということだろう。 2009・3・28 柄谷行人 第三回長池講義要綱
[１
未開社会には、贈与の義務あるいは互酬的な諸制度がある。それは共同体の形成と維持を目的とするものであることはすでに示した。しかし、それが、なぜいかにして共同体の「至上命令」として出てくるのか。この疑問に正面から挑んだのは、フロイトだけである（『トーテムとタブー』（１９１２年））。私の考えでは、フロイトが考えたのはトーテミズムの起源というよりもむしろ、未開社会における「兄弟同盟」、つまり、「兄弟同盟のすべての構成員に平等の権利を認め、彼らのあいだにおける暴力的な競争への傾向を阻止する掟」がいかにして形成されたのか、ということである]
>>889
すると、原遊動性Ｕ段階にすでに交換様式Ａがあったということになる。
柄谷行人が何度も言う、Ｕ段階にはＡはなかった、というのは、いったいどういうことになるのだ。 889 訂正
×「原父殺し」の事後
〇「原父殺し」の事後の乱婚と兄弟間の抗争の時代を経たうえでの「兄弟同盟」の成立の後 〈貨幣はあらゆるものの一般的な，自立的なものとして構成された価値である。
（中略）貨幣は，人間の労働と存在が人間から疎外されたものであって，この疎外されたものが
人間を支配し，人聞はこれを礼拝する〉
（マルクス・エンゲルス『ユダヤ人問題によせて』）
若いころのマルクス・エンゲルスによれば、貨幣とは「神」のようなものだということである。 >>892
精神を疎外したものが神で、労働を疎外したものが貨幣、ということだね。 フォイエルバッハによれば、人間は己の.類的本質を疎外され、その疎外態たる神に隷従させられている、
ということであった。
この考え方は、あるころからひじょうに評判がわるくなったものであったが、
しかし、いまはこれに立ち戻ってみるのがよいのではないだろうか。 柄谷行人は、ローマ帝国を持ち上げ、ユダヤ教を持ち上げる。
「カエサルのものはカエサルへ、神のものは神へ」（イエス・キリスト）
柄谷先生は、イエスの教えに従ってのことなのか、現人神と創造主、この両方にたいし拝礼し貢納をしなさいといいたいのかもしれない。 >>892
訂正
×マルクス・エンゲルス
〇マルクス 哲学板マルクススレで貨幣論に関する議論があるようだが、
信用貨幣論と表券貨幣論に関する断章
結城剛志
これを読めば、マルクスの商品貨幣論と信用貨幣論や租税・法定貨幣論には、
とくに議論すべき矛盾もない、という感じがしてくるのではないだろうか。
なお、資本主義社会において、労働力は商品である。 労働と疎外とか良く分からん。
クレーンやランプが紀元前5世紀までに発明されたギリシャや近東と、運べる重量に限界はあるものの、
人力に長らく頼って重量物を運んできた日本とはかなり、労働観が違うと思う。
重い物を運んだり、階段で上にあげるのは楽しみやスリルなんだ。疲れる分、楽しいんだよ。
怪我したことを自慢する奴すら多い。
共産党の馬鹿にはこれが分からない。
日通の殆どの？馬鹿な運転手達が人力では100キロまでしか運べないと言ってるのはさておき。 >>898
労働観は気候とも関係していて
手をかけなくては不可能だが
手をかければそれだけリターンのある水田稲作が出来る地域は
それが不可能な北部や乾燥地帯とは農作業に対する考えが変わってくる
それは例えば播種率などで数値化され分析され続けてる
一方マルクス主義経済学は空想的経済学に留まり続けてる 『資本論』第1巻 第１篇 第 2章
〈以下の研究でしっかり把握しておかなければならないことは，商品の交換から直接
に発生する貨幣の諸形態だけを問題にし，生産過程のもっと高い段階に属する貨幣の諸形態，
たとえば信用貨幣のようなものは問題にしない，ということである。簡単化のために，どんな場合でも
金が貨幣商品であるとしておく〉 916考える名無しさん2023/02/08(水) 08:10:33.430
＞物々交換モデルは単に仮定された神話でしかない部分も大きい
物々交換モデルは「擬似発生論的説明」だ。
「円筒とはどんな形か？」と聞かれたとき、
二本の平行した線分があり、一本を固定して他の一本をそこから等距離で1周回転させた形だ、と答えたとする。
そんな円筒は存在しないし、だれも円筒はそうやって作られたとは思っていない。
しかし上記のように説明すれば、ああ、そういう形か、と納得しやすいし分かりやすい。
これが円筒の擬似発生論的説明。
貨幣の資本論における説明もこれと同じ擬似発生論的説明だ。
そのように説明すれば、ああ、貨幣とはそういうものか、と理解しやすい。
そこが分かっていなくて的外れなマルクス批判をする者が多すぎる。
典型的な資本論の誤読だ。
今日では、貨幣の価値保存機能、価値尺度機能、交換媒介機能を担う物は、歴史発生的にみな別の物だった、と明らかになっている。
資本論の価値形態論をそのまま「貨幣発生論」だと思っている真面目な研究者はいない。 マルクス研究におけるフランス語版「資本論」の意義--とくに本源的蓄積をめぐって
平田 清明 柄谷の交換の理論では、今の腐敗した文壇を改善することは不可能だ。
ボランティアの無償の行為以外に文壇の腐敗は是正できない。 文壇の腐敗汁に長年首までつかってきたような人に
もとからそれを改善する意欲はないだろう。
ちなみに、『地獄の黙示録』のウィラード大尉（マーチン・シーン）は、首までつかっていた泥水から出て、
「抑圧されたものの回帰」的に「原父（カーツ大佐）殺し」をしたものであった。
しかし、柄谷先生は、バーグルエン賞の賞金100万ドルを
いつどこに純粋贈与するおつもりなのだろうか。 Apocalypse Now | Official Trailer ある春の日の午後、男子高校生が三島由紀夫の家を訪ねてきた。
三島は、5分間だけ高校生と話をすることにした。
三島 「一番聞きたいことを質問しろ」
高校生「先生はいつ死ぬんですか」 カラパイア
〈英国最古の人間のDNA解読。人喰い人種と狩猟採集民の2つの 異なるグループの存在が明らかに
2022/10/28 — どちらも1万年から2万年前の旧石器時代の終わりごろに生きた人物で、ゴフ洞窟で発見された女性は「儀式的な食人」を行っていたらしき形跡が見つかっている〉 フロイト『トーテムとタブー』
[ある日、追放された兄弟は力をあわせて父親を殺害して食べてしまい、こうして父親の群れを滅ぼした。彼らはいっしょになって、単独では不可能だったことをあえて成しとげた。おそらくあたらしい武器の使用のような文化におけるある進歩が、彼らに優越感を与えたからだろう。これらの人喰い人種は当然のことながら彼らが殺したものを食べてしまった。この乱暴な原初の父親は、確かに、兄弟たち各人にとってうらやみ恐るべき模範だった。そこで彼らは、父親を食べることによって彼との同一化を成しとげ、それぞれ父親の強さの一部分を得た。トーテム饗宴は、たぶん人類最初の祭儀だろうが、この重大な……行為の……反復であり、記念なのである〕 遊動民と言えば、海の遊動民も近年は注目が高まる一方だろ。中でも、東南アジアの遊動民についての論文は多い。
地中海の遊動民や紅海、アラビア海の海の遊動民への関心は無論だが、日本の場合はどうなのか。
日本の国譲り神話でタケミカヅチに負けたタケミナガタは出雲から諏訪まで逃げるが、これも一種の遊動だが、なぜ
海民のタケミナガタは内陸の山中に逃げたのか。海の遊動民は稲作の全国的伝搬の主役を担ったのではないか？
北九州の次に1世紀後に稲が伝搬したのは土佐だと言われてるが、明らかに陸伝いではない。以後も稲は陸伝いのルート
以外で伝搬している。 「交換」は現状維持や現状温存の論理だと思うんだよな。
相互性にこだわれば、社会を変革することは出来ない。
日本が交換の論理に拘れば、日本は停滞し、アメリカの願い通りになる。
柄谷―太田出版ーCIAという連鎖。 The Bruder Band, No Cash Value ( Full Album )
「兄弟同盟」という名のロックグループを発見した。
アルバム名もこのスレッドにふさわしいかんじだ。
「追放された兄弟は力をあわせて父親を殺害して食べてしまい」
なお、↑の力を合わせて父を倒した協力関係が、
フロイト『トーテムとタブー』では「兄弟同盟」といわれている。 [沖縄県南城市サキタリ洞遺跡において、世界最古となる旧石器時代の釣り針（2万3千年前）が発見された。2017/04/05
世界最古の釣り針が語る沖縄旧石器人の暮らし | 海洋政策研究所]
>>910
旧石器時代、柄谷交換様式論の原遊動性Ｕ段階、
そのころ釣り針をつかっていたという証拠が出てきた。
手獲り、モリやヤスによる漁は、その前からしていたのであろう。
そういうわけで、その時代にはすでに、漁労遊動民の集団もあったと考えるのが
自然だということだろう。
ただ、旧石器時代の貝塚は、まだ発見されていないのではなかったかな。 ×ただ、旧石器時代の貝塚は、
〇なお、旧石器時代の貝塚は、 〔哲学板マルクススレ
941考える名無しさん2023/02/09(木) 21:31:17.740
MMTとかはけっきょく「権力貨幣論」じゃないかなあ。
徴税の強制力が巨大な貨幣経済市場を成り立たせる。〕
ＭＭＴを支持するわけではないが、ただし、その流行のおかげで、
柄谷「命がけの飛躍」論の目くらまし効果が弱まったのは、
良かったと思う。 >>890
柄谷って保田與重郎と一緒で浪漫派だよね
原始共産制浪漫主義
存在しないものに対する永遠の憧憬 ヘレニズム時代の君主礼拝やローマ皇帝礼拝の起源は、
アレクサンドロス大王の古代オリエント帝国的な君主神格化を真似た「神格化（ἀποθέωσις）」
だろうというようなことを↑のほうに書きこんだが、
最近の研究によれば、アレクサンドロスの前に父親のプィリポス2世が、ペルシアの大王に倣って
自己の神格化をおこなっていたらしい。アレクサンドロスはどうやら、親父のマネをしたということのようだ。 >>919
アッシリア王のティグラト・ピレセルⅢ世がガザを占領した後
ガザの神の像の間に自分の像を並置してる
これは覇者の普遍的な行為であって
特別な起源を想定するのはおかしいのだろう
戦争が終わるまで日本でもあったの
バビロニアやアッシリアで横行した
征服した国の民を他の土地に移動する
神の像を奪って首都のパンテオンに収蔵する
に屈しないためにユダヤ教は土地の神や偶像を捨てたのだろう
ただし申命記改革まではトップリーダーや王を神格視してる
預言者やラビの神格化は今に至るまであると思うのだがどうだろうか 今村仁司『抗争する人間』p218
[ヴァルター・ベンヤミンが「流血なき」力とは言葉であると言ったが、これを私なりに解釈しなおすと、その「言葉」は、外的な物理的強制なき論議過程としての言説（論証的語り）として定義できる。
（中略）正義の理念も相互扶助の理念も、けっして所与として存在するのではなくて、論議過程を通過するなかで、正義と扶助に関する妄想と妄念（現代的に言えばイデオロギー）を相互論駁によって解体し、そうすることを通してそれらから各人が解き放たれるのである。少なくとも、「流血なき」平和の言葉としての論議があるかぎり、この解放の可能性はけっして消滅しない。このとき、権力と暴力の言葉は論議のなかで解消されて、平和の言葉に転換するだろう〕 柄谷行人による『構想する人間』についての書評 2005・４・17
[著者は、究極的には、暴力に依拠する制度を廃棄する可能性があると考える。それは「覚醒倫理」、すなわち、「こうした欲望との批判的対決であり、対他欲望を消し去るための闘い」によってもたらされる。しかし、これは宗教的悟達に似ている。歴史の原動力を社会的欲望（仏教でいえば煩悩）に見いだす理論、あるいは、自己意識から出発する理論は、そのような解決（解決不能）しか見いだせないのである。]
[人間がいかに無力であるかをいえばいうほど、信仰による救済が示唆される。つまり、根本的には保守派の議論なのである。著者の今村氏もそうなのか。あるいはそうではないのか。本書では、その辺がまだ不明瞭である。] [シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって、対等な個人らの討議の場となった。かくして、交換様式Ｃを経由することによってのみ、普遍宗教、あるいは、ＡとＢを超えるＤが開示されたのである]
しかし、バビロン捕囚時代のユダヤ教の在り方によって開示された普遍宗教がＤだというようなのは、「信仰による救済が示唆される」ような「保守派の議論」ではないのだろうか。 [権力と暴力の言葉は論議のなかで解消されて、平和の言葉に転換するだろう]（今村）
「…対等な個人らの討議の場となった。かくして、（中略）普遍宗教、あるいは、ＡとＢを超えるＤが開示されたのである」（柄谷）
仲たがいしていた旧友の説を貶していたものが、
それが死ぬと、同じようなことを言い始める、ということなのか。 >>923
訂正
×『構想する人間』
〇『抗争する人間』 >>775
[歴史の原動力を社会的欲望（仏教でいえば煩悩）に見いだす理論、あるいは、自己意識から出発する理論は、そのような解決（解決不能）しか見いだせないのである。]（柄谷）
だとすれば、原始仏教においても「Ｄの開示」があったというのは、いったいどういうことだ。 >>928
>>原始仏教においても「Ｄの開示」があったというのは、いったいどういうことだ。
そらまあ、常識的に互酬よりも、無償の愛や施しは次元が上だわなw
交換というのは打算だから。
初期のキリスト教も仏教も信者には無償の愛を説いたろ。 >>929
古代ギリシャの彫刻でも、仮に紀元前6世紀の終わりごろまでのアルカイックスマイルが無償の愛を表現しているとすれば、それ以降の紀元前5世紀初めのシヴィア・スタイルの表情は打算的と見える。唇の端が逆への字からへの字に変化するのが、アルカイックからシヴィアへの変化と対応する。アルカイックスマイルが仏教彫刻のブッダの微笑みになる。
だが、無償の愛を支えるのは、愛は必ず報われるという、互酬への100パーセントの信仰である気もする。 >>228
柄谷行人の説とはおよそ逆で、むしろ↓のようなことらしい。
テル・レヘシュの初期シナゴーグ跡とその時代
桑原 久男
[初期シナゴーグの時代 紀元後１世紀は、ユダヤ人たちがいわゆる「イスラエルの地」 の支配を久しぶりに回復する一方で、新たに地中海世界を席巻 したローマの脅威にさらされ、民族意識が高揚した時代だ。そ うした緊張の高まりは、紀元 66 年からの第１次ユダヤ戦争、 紀元後２世紀の第２次ユダヤ戦争として頂点に達し、激動の時 代の中で、律法へのさらなる忠誠が求められ、とりわけ清浄規 定の遵守がユダヤ教内の派閥の枠を越えて強調されるようにな る。身体や器物を清く保つために必要なミクヴェや石灰岩製容 器の利用が、この時代に発達し、その宗教的な実践を周知徹底 するためにシナゴーグが重要な役割を果たしたのだ] 貨幣にみる第一次ユダヤ戦争の指導精神
新井佐造
第一次ユダヤ戦争時のユダヤでは、ローマ皇帝の肖像が刻まれた銀貨にかえて、
自前の銀貨を鋳造し使用したようである。
偶像崇拝的な「カエサルのもの」を廃し、「神のもの」として律法にかなうものに変えたということであろう。 「彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」（柄谷）
偶像崇拝を禁止するユダヤ教・原始キリスト教の歴史をみれば、
そんな簡単な説明で済むことではない、というのがわかる。 「民族意識が高揚した時代だ。そ うした緊張の高まりは、…宗教的な実践を周知徹底するためにシナゴーグが重要な役割を果たしたのだ」（桑原久男）
ずっと上の法にも書きこんだことだが、
「新たなアソシエーション」（柄谷）の場であるシナゴーグを重視するような当時のユダヤ教徒は、
「帝国」にたいし従順な連中ではなく、やはりナショナリスティックだったということだろう。 >>932
戦争がローマ軍によるイスラエル鎮圧で終結した後にローマの兵士達によって寺院から持ち出された金のchaliceカップは見事な大きさだったというが、
それが銀製のコインに刻印されたというのは釈然としかねる。概して金は銀よりも偶像崇拝の典型とされる傾向があるが、金を銀に偽装することは、偶
像崇拝と批判されることを避ける狙いもあったのではないか？
欧州の高級マンションが大金持ちの財産の秘匿形だったり、墓をわざと小さくしてみたりなどの例もある。 ユダヤ教は民族宗教でなかったことなんてない
仏教やキリスト教と比べたら
教義的にも分布範囲的にもはっきりしてる 2ちゃんねる管理人ひろゆき＝神暴力＝ヴィオランス
座り込みツイートetcの「論破王」ひろゆき＝神話的暴力＝フォルス 659考える名無しさん2023/02/11(土) 01:19:06.950
渡辺優樹は天照大神だろうかと考える。プーチンというより。
南国から指令を与える。
本土で詐欺や強盗を働き、金を奪う実行犯たちは
夷族を征伐した神武天皇、日本武尊に相当するかもしれない。
金品の強奪もあっただろう。 >>932
第一次ユダヤ戦争時に、最初のAD66年に 鋳造されたのは、
銀貨だったが、その後の67－8年ごろに鋳造されたブロンズ貨幣は
シカリ派が関わっていたという話がある。
戦争がユダヤ勢力の中の不和が敗退の主原因とされてるが、シカリ派の
独り相撲だったような。
英国のポスト・ハードコアバンドのエンター・シカリの命名とは一応、関係は無いという話だが。 『テル・レヘシュの初期シナゴーグ跡とその時代』
桑原 久男
〈そもそも、シナゴーグはエルサレム神殿から独立した宗教施設ではなく、いわば補助機関としての役割を期待されていた。〉
『Ｄの研究』
柄谷 行人
（シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって、対等な個人らの討議の場となった。〉
この柄谷説は、いったいどこから出てきたものなのか。
まさか、専門家の研究を無視して、思い付きだけで書いたとか…。 >>941
当時の初期のシナゴーグは建築的に外観も内部の造りもギリシャの影響を強く受け、中でもギリシャ・デモクラシーの生まれた場とされるbouleuterionブーレウテリオン
に似ていたとされることが「対等な個人の議論の場」の大きな根拠かも。
ただ、ユダヤ人の反乱では紛争の勃発とほぼ同時期にユダヤ人の反乱を主導したzealotゼロテ派
や、その分派sicariiシカリ派は登場したとされ、暗殺集団の性質上、平静な議論は難しかったのでは？
シカリ派はローマ軍への戦争と、ユダヤ社会の階級闘争という両面作戦だったから、討論は空回り？
柄谷の「意味という病」のヒントになった連合赤軍事件みたいに、逮捕＝敗北の危機が迫ってるにも拘らず、
リンチ殺人の議論ばかりしてたような非実践的な集団だったかも。
古代ギリシャの民主主義では最下層階級の鍛冶屋などの職人層の市民社会への受け入れが一定の効果を挙げ
たとされるが。
ユダヤのこの時代についての推測が混迷するのは、不確かなフラウィウス・ジョセフスの資料に撚らなければ
ならないからとされてるが。 『旧約聖書及びユダヤ教における神礼拝』
松見俊
〈…預言者たちは倫理性の欠如した神殿礼拝を批判したのであって，祭儀的神殿礼拝そのものを否定したのではなかった。
犠牲祭儀への打撃は外国勢力によるエルサレム陥落と神殿の崩壊という形でイスラエル宗教を襲ったのであった。〉 同上
〈６－４ シナゴーグでの礼拝とパリサイ派の台頭
旧約聖書にはシナゴーグに関する直接の言及は存在しないと言われている。むろん，いわゆる七十人訳と呼ばれるギリシア語訳旧約聖書には
「エーダー」（会衆）の訳語として，あるいは，時には「カーハール」（集会）の訳語として「シナゴゲー」は用いられてはいる48。しかし，これは翻訳語の事
柄であって私たちがテーマにしている制度としてのシナゴーグではない。シナゴーグの起源については諸説あり，いつごろからこの制度が始まったかを
明確に断定することは困難である。ユダヤのある伝承では，アブラハムやモーセの時代にまで遡らせるらしい。学術的見解としては，
シナゴーグが「ソロモンの神殿以前に存在したと主張する学者もいるが，それはむしろ例外で」ある。捕囚期以前にはじまった祭儀の中央集中化が，
逆にエルサレムからは遠い各地に徐々にシナゴーグを生み出したと考える学者もいる（ヨシヤの宗教改革期 前７世紀）。地方に生きる民にとって，
律法を研究し，み言葉に親しむ機会が必要であったからであろう。〉 >>943
「預言者たち」とは、エリヤ、アモス、イザヤのこと。 『Ｄの研究』
柄谷 行人
〈シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって、対等な個人らの討議の場となった。〉
↓を読むと、『Ｄの研究』のバビロン捕囚時代のユダヤ教のイメージも、だいぶ都合よく理解してはいるが、
デタラメというわけでもなく、なにか専門家の書いた本を読んだのだなとは思った。
同943，944
〈６．捕囚期以後の後期ユダヤ教における礼拝
バビロニアによるエルサレム陥落と王国の崩壊はイスラエルにとって悲劇ではあったが，神殿礼拝や国という枠組みを失ってもイスラエル宗教は消滅
しなかった。むしろ，神礼拝にとって神殿祭儀や王国の統一などは本質的なものではないことが明らかになった。イスラエルの信仰は預言者たちの導き
によって，狭い民族主義を脱し，世界の主である神告白（創造論）の未来への期待（終末論），僕としてのイスラエルの道（使命論）など画期的革新が生じたのである。〉 松見俊氏は、西南学院大学 神学部 神学科 神学部 神学科 教授
だから、神学者である。
信仰心が先ばしって、宗教史学的な客観性が二の次になっているようなことがないか、
そこは少々疑念を抱くところである。 「狭い民族主義を脱し，世界の主である神告白（創造論）の未来への期待（終末論），僕としてのイスラエルの道 」（松見）
バビロン捕囚時代に盛んになった選民思想は、ヤハウェとの契約を守るユダヤ人だけが救われる、というものだから、「狭い民族主義を脱し」たものだとはいえず、
その「僕としてのイスラエルの道」は、むしろ偏狭な教えではないのか。
また、終末論はメシアニズムと不可分であるが、これにしても「ユダヤ人だけが救われる」という「狭い民族主義」的な教えだろう。 >>228
「このような人と人との「契約」が、神と人の契約として表象されたのである」（柄谷『Ｄの研究』）
↑でいう「契約」とは、ようするに、「ヤハウェとの契約を守るユダヤ人だけが救われる」という選民思想に基づくものだろう。 「このような人と人との「契約」が、神と人の契約として表象されたのである」（柄谷『Ｄの研究』）
この「契約」というのは、律法を遵守するということであろうが、
ユダヤ教の律法というのは、もちろん十戒だけではない。
割礼しろにはじまって、あれ食っちゃダメこれ食っちゃダメ、調理法はこうしなさい、
まで、かなり面倒くさいし、はっきりいって無意味で負担でしかないものが多い。
「普遍宗教」の普遍性とは程遠いかんじで、民族共同体の習俗習慣を規律として厳格化したものだとしか思われないのである。 マイケル・サンデルの『民主政の不満』には、下記のようなところがある。
プロテスタンティズムの個々の人が信仰を選択するという宗教観が、あるころから当然視されるようになった。
しかし、ある種の宗教では、信者が神を選んでいるではなく、ぎゃくに信徒が神に選ばれている。
（これはユダヤ教もそうで、フロイトも『モーゼと一神教』で、ユダヤ教の特色の一つだとしていた）
信仰はあらかじめ課せられた義務であって、ほんらいは選択できるようなものではない。
現代社会（ことにアメリカ社会）では、それが忘れられている。
ざっと、こういうことである。
柄谷行人のいう「普遍宗教」は、まさにサンデルが批判したような風潮そのままのものだろう。
なお、大澤真幸は、『ふしぎなキリスト教』で、このサンデルの考えについて肯定的に論じていたのだが、
やはり（師匠？）柄谷行人の『普遍宗教』論を支持してもいるのだ。 ユダヤ教には初期からarc契約の箱とか、後はメシアニズムとか出てくるわけで、ユダヤ教はユダヤ人と
神の契約という側面を持ってる。それがユダヤ人の選民主義といわれるところなのだろうが、契約は交換
の一種な訳で、そこは柄谷の目の付け所だろ。交換を繰り返すことで、交換されるものは普遍化する。
商品取引所は交換の同義であり、代名詞でもある。 >>952
arc契約の箱と日本の神社の祭りの神輿とそっくりなことも目を引く。契約の箱をユダヤ僧達が運ぶ様を描いたのでは、
古い絵ほど前後の僧の左右の足の運びは反対になっている。日本の神輿では担ぎ手の足の運びは揃っているが。
契約の箱の運搬では、余り揺れを気にしなかったということではないか？ メシアであれ、キリストであれ、人間と神の間に立つ仲介者な訳で、現代のexchange取引所が仲介者の役割を担ってることも重要だろう。
平等な交換においても、仲介者や立会人が必要だ。 >>954
紀元前、13－12世紀頃の地中海でエジプトのナイル川中流域の町の
アモンの神官が造船のための杉材をレバノンで買い付けるのに非常な
苦労をした話がフィクションとはいえ、当時の作品が「report of wenamunウェナムンの報告」という題名で
残っている。当時から貿易には代理人や通訳者が必須だったが、それですら
騙されたり、誤解があったりが多かったのではないか？ >>946
捕囚終わって神殿復活してるし
ユダヤ教はより中央集権的になった
平等な個人とか妄想 >>956
メシアがあらわれてユダヤ人を救うという捕囚時代の終末論的預言は、
アケメネス朝ペルシアのキュロス2世が登場し、新バビロニアを滅ぼしてユダヤの民を解放し、
エルサレム神殿の再建も許可したので、現実のものとなった、ということがある。
旧約聖書でも、キュロス大王は、メシアだといわれている。
柄谷行人の「普遍宗教」論は、松見氏のような牧師が信仰上の信念まじりで唱えそうな神学説であって、
宗教史学的な客観性はとぼしいだろう。
宗教史学 イントレランス（1916年）日本語字幕＋タイトル付き
キュロス2世の率いるペルシアの軍勢が、バビロンを攻める有名な場面がある。 >>228
柄谷行人『Ｄの研究』
（たとえば、人々はバビロンで、もっぱら商業に従事したので、それまでの農耕儀礼に根ざす宗教から離れた。また、従来の祭司は、国家の支えをなくしたたに権力を失った。人々はそれまで属していた部族的な身分から離れたため、個人として対等な立場から新たなアソシエーションを形成した。
そして、このような人と人との「契約」が、神と人の契約として表象されたのである。シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって、対等な個人らの討議の場となった。かくして、交換様式Ｃを経由することによってのみ、普遍宗教、あるいは、ＡとＢを超えるＤが開示されたのである。〉
「農耕儀礼に根ざす宗教から離れた」
「シナゴーグは、それまでの祭儀とはちがって」
いまごろ気づいたのだが、柄谷行人は、動物供儀を捧げないということに関して、
↑のように述べたのではないか。
シナゴーグの神礼拝ではたしかに、犠牲を捧げなかったということである。
（ただし、第二次ユダヤ戦争時までは、神殿では犠牲を捧げていたそうである。
「犠牲祭儀への打撃は外国勢力によるエルサレム陥落と神殿の崩壊という形でイスラエル宗教を襲った」〔松見俊））
そうすると、シナゴーグでの神礼拝は（たんに、神殿で犠牲祭儀がおこなわれているので、必要ないということかもしれないが）、
仏教、キリスト教、イスラム教、などの「世界宗教」とおなじように、
生贄を殺すような残酷さのないものだということになる。
しかし、そういうことを暗に示しているのならば、定住農耕社会における交換様式Ａとトーテム饗宴のようなものとの関係について、
言及を避けようとせずに、きちんと書くべきだっただろう。フロイト『トーテムとタブー』の論説にかなり依拠しているのだから、
そうしなかったのはいかにも変である。
。 しかし、「普遍宗教」は、氏族社会あるいは部族社会の宗教の在り方の否定に過ぎず、
「普遍宗教」＝ＤはたんなるＡのみを否定するのであって、Ｃの否定に関してはもちろん、Ｂの否定さえ不十分なものだということになりはしないか。 イスラム教には犠牲祭（イード・アル＝アドハー）の日にモスクにおいて動物供儀があるので、
>>959
≫仏教、キリスト教、イスラム教、などの「世界宗教」
は、仏教、キリスト教 に訂正。 『ニュースがわかる！ 世界三大宗教』（文藝春秋SPECIAL冬号）掲載の、柄谷行人・語り下ろし宗教論
〈Ｄ＝普遍宗教は、自由な個人のアソシエーションとして相互扶助的な共同体を創り出すことを目指します。ですから、Ｄは共同体的拘束や国家が強いる服従に抵抗します。つまり、ＡとＢを批判し、否定します。また、階級分化と貧富の格差を必然的にもたらすＣを批判し、否定します。これこそが、Ｄ＝普遍宗教は「Ａ・Ｂ・Ｃのいずれをも無化し、乗り越える」交換様式である、ということの意味です。
キリスト教、イスラム教、仏教などは当初、このような「普遍宗教」として出現したと考えられます。〉
柄谷行人は、イスラム教も「普遍宗教」＝Ｄに含めているので、
柄谷の言う「農耕儀礼の根差す」祭儀から離れる、ということは、犠牲祭儀を行わない、ということではないようである。 ところで、どなたか次のスレッドをたててください。
お手数でしょうが、おねがいします。 >>948
メソポタミアの宗教は民族の神＝土地の神＝都市の神
典型がアッシリアのアッシュル
首都まで同じ名前
新旧のバビロニアやアッシリアは征服した国を弱体化するため
非征服民を強制移動させた
土地の神から切り離して民族宗教を捨てさせるため
それで民族宗教はどんどんなくなっていったのに
あくまで民族に固着することで残ったのがユダヤ教
支配されても民族として一丸となるためヨシアによって作られた宗教
レビ族やユダ族は12+1部族の中でも特別な地位があり
帰還後はユダ族以外の部族の宗教は迫害した 961
訂正
×動物供儀があるので
〇動物供儀をおこなうので RADIO SAKAMOTO 陰謀論に対する処方箋【20210704OA 斎藤幸平 國分功一郎】
このスレッドの話題にはふさわしくないかもしれないが、
この動画で、民主主義社会であるはずが、実態は、
行政がやりたい放題であることに、お二方は文句を言っている。
先月にわたしの家では、電気代が7万円ちかくかかった。今月もそのくらいになるだろう。
このうちのかなりの割合は、差異エネ政策のために電気代が高くなっているせいであろう。
ところが、資源エネルギー庁は、太陽光発電施設のひどすぎる電気事業法違反・差異エネ特措法違反について
苦情を申し立てても、ほとんど動かない（いちおう苦情受付窓口はあるのだ）。ごくまれに行政指導をしてくれることはあるが、
行政処分にいたることはまずない。ようするに、再エネ政策が国策だから、そうなのである。
行政がどうしたこうしたというならば、こうした当局の杜撰さやザル法化に関して、
なにか言ってもらいたいものである。
なお、RADIO SAKAMOTOの主催者である坂本龍一氏は、太陽光発電設備のテレビＣＭに出演したいたくらいで、
差異エネ政策に権益をおもちである。 ≫あくまで民族に固着することで残ったのがユダヤ教
そのとおりでしょう。
それなのに、柄谷行人は、むりやり正反対のことをいう。 もしも来年、今年以上の寒波がきたら、
温暖化の前に、電気代を払えなくて、凍死する人がたくさんでるのではないか。 坂本龍一と斎藤幸平の対談では、過少生産様式にかえるべき、
みたいなことで、うなずき合っている感じであったが、
柄谷交換様式論からは、そういう考え方が出てこないだろう。
だったら、坂本氏のほうはともかく、社会思想の理論家である斎藤幸平氏のほうは、
柄谷交換様式論をきちんと批判すべきなのでないかと思われるものだ。 >>959
帰還して行われたのは動物供犠の神殿独占であり
レビ族による宗教的支配である
またこの神殿で行われる動物供犠にユダヤ人全員が責任あるとされ
供犠税を徴収されることになった
祭祀の中央集権化である >>975
過少生産と過剰生産の中間の丁度生産に急速に落ち着くんじゃないか。
世界中の主な物流拠点の荷動きを精確に把握できる状況に近づいてるので。
さらに貿易拠点の巨大港湾がエネルギーの生産や貯蔵の場としての性格を強めつつある。 >>977
>>荷動きを精確に
訂正→荷動きをリアルタイムで精確に ≫レビ族による宗教的支配である
この宗教支配層は、プトレマイオス朝、セレウコス朝、ローマなどの帝国の支配にたいし従順な
ヘレニズム化した偶像崇拝にもさして抵抗感のない連中だったそうだ。
ゼウス像を祀ってそれに貢納しろ、カエサル（神格化されたローマ皇帝）に貢納しろ、
という「帝国」の命令にたいし、はい、はい、としたがったそうである。
（帝国は）「彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」（柄谷）
柄谷『帝国の構造』では、それでけっこう、帝国主義とはがって、ローマ帝国など帝国の支配はよいものだったのだ、ということだが、
しかし、「偶像崇拝の禁止」が「普遍宗教」＝Ｄだと柄谷は言うのだから、
偶像にたいし礼拝し貢納しろ、という「帝国」の命令に服従してしまったら、
「普遍宗教」ではなくなるだろう。 wiki マカバイ戦争
こうした中、紀元前167年に、セレウコス朝の将軍リュシアスは、アンティオコス4世の代理としてユダヤ人達にゼウス神への奉納を命じた。エルサレムの祭司家やヘレニズム的な貴族らは親セレウコス朝の立場を取ってこれに従ったが、地方都市モディンの祭司マタティアは、これを強制したセレウコス朝の役人とその仲間の親セレウコス朝的なユダヤ人を殺害した。そしてマタティアが5人の息子たち(ヨハネ、シモン、ユダ、エレアザル、ヨナタン)と共に山中に隠れると、セレウコス朝に対する敵意を募らせていたユダヤ人がそこに集まった。マタティアはこれを軍に組織し、次第に本格的な反乱となっていった。 wiki ユダヤ戦争
フラウィウス・ヨセフスによると、「ユダヤ戦争」が勃発した発端はカイサリアにおけるユダヤ人の殺害であったという。即ち、当時のユダヤ属州総督フロルスがエルサレムのインフラ整備のための資金として神殿の宝物を持ち出したことにあったといわれている[2] 「彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」（柄谷）
（セレウコス朝は）[ユダヤ人達にゼウス神への奉納を命じた。]
神殿祭儀に権益をもつ祭司家や貴族たちは従ったが、
しかし、偶像であるゼウスを崇拝しそれに対し貢納するのは律法に反すると考える
敬虔なユダヤ教徒が反乱を起こしたということなのである。 柄谷行人『探求Ⅱ』では、「偶像崇拝の禁止」について、神秘的な領域、この世界の外部を信じることの禁止であるとしていた。
ファリサイ派は、死後の世界を信じ、終末論を信じる。天使の存在も信じる。
サドカイ派は、死後の世界を信じず、終末論を信じない。天使の存在は信じない。
こういう違いがあるそうだ。柄谷的「偶像崇拝の禁止」に近い考えをもつのは、どちらかといえばサドカイ派のほうだろう。しかし、サドカイ派は、「普遍宗教」によって否定されるべき神殿祭儀、それに依拠しつつ権威を有していた宗教支配層だという。
なお、サドカイ（ツァドカイ）派というのは、モーゼの兄弟アロンの子孫だとされるツァドク大祭司家のゆかりの者
という意味らしい。つまり、↓の方が言うように、おそらくレビ族である。
>>976
≫レビ族による宗教的支配 wiki
ツァドクは、ダビデ時代のイスラエル王国の祭司。レビ族アロンの息子エルアザルの末裔で、アヒトブの子であり、バビロン捕囚の帰還者、祭司ヨシュアとエズラの先祖である。 柄谷行人によれば、Ｄ＝普遍宗教は、自由な個人のアソシエーションとして相互扶助的な共同体を創り出すことを目指します、というが、
キリスト教、イスラム教、仏教らが、そんな普遍宗教だったことはないだろ。
ナムですら、自由な個人のアソシエーションではなかったろ。 ゼウスはセクハラ。その下についてる柄谷はあほ。光源氏もセクハラ、その血筋の柄谷はあほ。 被災地に役立つ宗教書など掘り起こせば？diggi'N clever 宗教文学集団。 世界三大宗教とかより復興救助支援に実績あるマイナー。 大きいとこに死者もってかれないほうがいいよ。未熟さ。 普段は目立たず隠れているような宗派が必ずあるから。 じゃあ地震に自信があるところはどこだ？ローマのポンペイかとか。
あれは地震と噴火だとか。地震国家日本だと曹洞宗臨済宗浄土真宗系だろうな。パラレルワールド
みたいにね。まあメシアより僧侶も現地に世界にももいっぱいいるしな。 そういう意味で仏陀キリストムハンマドなんてあんまり役に立たないさ。 黒人女性の呪術と白人男性の宗教と血が混じったような混血のがイスラム教国には
割といいんじゃないか、男女逆はダメだけど。調べれる？ まあ文学だと魔女狩りとか現地にはやってもおかしくないけどな。しかし魔女にも災害
のDNA信仰などはあるだろうし。 生物の指示を下取りで受けるような謙虚な気持ちが大事かもな。 生物のDNA史。それが交感することが呪術宗教的間違ったリソースじゃない覚醒に。
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