【堀内重人】鉄道界の特徴ある人 第9話【鳥塚亮】
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ここで2009年6月に就任した公募社長が2018年6月の退任(ということにした更迭)までのいすみ鉄道の経営状況を振り返ってみましょう
(単位:円) 補助金(A) 当期純利益/損失(B) (B-A)
2008年度 .71,893,894 ▲61,668,816 ▲133,562,710
2009年度 112,598,662 ▲33,476,701 ▲146,075,363 ← 公募社長就任
2010年度 154,899,701 30,784,169 ▲124,115,532
2011年度 420,696,502 27,362,697 ▲393,333,805
2012年度 255,124,264 16,256,276 ▲238,867,988
2013年度 247,883,353 ▲26,652,918 ▲274,536,271
2014年度 148,918,910 ▲61,083,891 ▲210,002,801
2015年度 258,315,071 .▲7,189,206 ▲265,504,277
2016年度 115,300,408 ▲27,198,052 ▲142,498,460
2017年度 217,835,491 ▲56,213,757 ▲274,049,248
上限分離を行い下の部分は補助金で負担し上の部分は単独で黒字化を目指すスキームでスタートしたものの、補助金による補填は
一向に減らない上に上の部分は黒字化どころか赤字がドンドン膨らむだけとなり、スキームとしては見事に破綻 ボロキハもエセキハも経営改善には全く寄与していないのがはっきりと出ています
運輸収入(C) 運輸雑収入(D) 計(C+D) 鉄道事業営業損失
2008年度 94,493,730 .9,214,603 103,708,333
2009年度 90,135,785 .5,751,882 .95,887,667 ▲155,632,841
2010年度 88,371,375 47,830,665 136,202,040 ▲147,682,974
2011年度 90,764,015 32,920,457 123,684,472 ▲167,878,474
2012年度 97,386,605 26,676,504 124,063,109 ▲145,330,972
2013年度 91,695,870 19,407,721 111,103,591 ▲170,821,606
2014年度 91,239,838 21,438,044 112,677,882 ▲230,062,389 ← ボロキハレストランは違法を指摘されJTBへ委託、雑収入減
2015年度 92,123,666 15,291,536 107,415,202 ▲162,138,943
2016年度 95,082,109 .6,703,496 101,785,605 ▲157,610,245
2017年度 92,671,961 .6,624,542 .99,296,503 ▲158,825,855 ボロキハレストランは旅行業法違反を指摘され2014年度途中より値上げした上でJTBへ委託したが経営改善には結局のところ全く寄与せず
晩年はボロキハレストランもグッズも完全に飽きられてしまい、売上も利益も落ち込みが激しく、特に売店業は大赤字に転落
旅行業収入(E) 売店業収入(F) 活性化補助事業収入(G) 計(E+F+G) 付帯事業営業利益
2009年度 .9,783,201 22,735,089 .4,559,569 37,077,859 .2,532,306
2010年度 .6,572,748 54,549,766 12,890,644 74,013,158 19,818,932
2011年度 .3,271,617 62,453,129 .2,711,750 68,436,496 12,795,260
2012年度 .5,992,684 72,190,585 .0 78,183,269 14,391,372
2013年度 13,116,820 73,936,644 .0 87,053,464 17,797,536
2014年度 28,456,310 82,042,507 .0 .110,498,817 16,286,895 ← ボロキハレストランJTB委託で旅行業に計上
2015年度 54,470,524 79,551,900 .0 .134,022,424 13,462,938
2016年度 44,105,179 58,914,293 .0 .103,019,472 12,699,076
2017年度 29,429,813 49,238,935 .0 78,668,748 .1,642,213 鉄道事業は新車投入による運送費減のメリットをボロキハが保守費で見事に全て食いつぶしている
ボロキハ運行開始後まもない2012年12月にいすみ302が橋梁手前で脱線したが国鉄時代に設置の脱線防止ガードにより橋梁からの墜落は回避
運輸収入(A) 運輸雑収入(B) 計(A+B) 鉄道事業営業損失(A+B-C-D-E-F)
2009年度 90,135,785 .5,751,882 .95,887,667 ▲155,632,841
2010年度 88,371,375 47,830,665 136,202,040 ▲147,682,974
2011年度 90,764,015 32,920,457 123,684,472 ▲167,878,474
2012年度 97,386,605 26,676,504 124,063,109 ▲145,330,972 ← いすみ302が橋梁手前で脱線
2013年度 91,695,870 19,407,721 111,103,591 ▲170,821,606
2014年度 91,239,838 21,438,044 112,677,882 ▲230,062,389
2015年度 92,123,666 15,291,536 107,415,202 ▲162,138,943
2016年度 95,082,109 6,703,496 101,785,605 ▲144,911,169
2017年度 92,671,961 6,624,542 .99,296,503 ▲157,183,642 運送費用は増える一方で甘すぎる資金計画のために資金が枯渇、新潟トランシスに個人的趣味を無理やり設計変更させた車両が引き取れなくなり
新潟トランシスは留置線に放置せざるを得ない状態となり新潟トランシスとは非常に険悪な状況となる
翌年下りた補助金を使ってこの肝いり車両をようやく引き取ったものの、公募社長の個人的趣味で敢えて「キハ20」という別形式をつけたために国に
対して行う車両の確認申請の手続きが新たに発生してしまい、結果引き取った後も3ヶ月間、営業運転には使えず車庫で惰眠をむさぼるハメに
運送費(C) 一般管理費(D) 諸税(E) 減価償却費(F) 営業係数概算(C+D+E+F)/(A+B)
2009年度 187,169,184 52,418,645 3,524,900 .8,407,779 262.3
2010年度 220,820,287 49,860,984 3,853,600 .9,350,143 208.4
2011年度 220,911,364 47,634,215 3,926,500 19,090,867 235.7 ←いすみ301・302・キハ52導入
2012年度 203,656,798 47,980,707 3,852,180 13,904,396 217.1 ←いすみ351・キハ28導入
2013年度 204,220,991 59,590,512 8,016,630 10,097,064 253.7 ←いすみ352導入
2014年度 259,300,471 61,122,522 7,672,150 14,615,128 304.2 ←資金枯渇でキハ20引取不能
2015年度 189,728,296 54,028,249 9,106,863 16,690,737 250.9 ←6月にキハ20を引き取るも手続不備で3ヶ月使用不可
2016年度 184,429,386 54,115,746 8,785,530 12,065,188 254.8
2017年度 189,179,474 46,590,126 .11,192,765 11,159,993 260.0 鉄道付帯事業
公募社長がドヤ顔で導入したレストランごっこやツアーバスは価格を何度か上げるも最後まで利益に結びつかず、次第に飽きられ収益が急激に悪化
旅行業収入(A) 旅行業営業費(B) 旅行業営業利益(A-B)
2009年度 .9,783,201 .8,234,004 .1,549,197
2010年度 .6,572,748 .6,501,859 70,889
2011年度 .3,271,617 .2,063,064 .1,208,553
2012年度 .5,992,684 .3,227,105 .2,765,579
2013年度 13,116,820 10,247,895 .2,868,925
2014年度 28,456,310 25,591,018 .2,865,292 ←11月よりJTBへ販売を委託、ツアー代金へ委託費用を転嫁
2015年度 54,470,524 44,014,650 10,455,874
2016年度 44,105,179 31,191,463 12,913,716
2017年度 29,429,813 26,641,124 .2,788,689 ←ボロキハレストランも飽きられ収益が一気に悪化 売店業は開店直後から閑古鳥で営業日数激減となった押上サティアンが足を引っ張り収益が急激に悪化、押上サティアンは2015/10/25に突如閉店
売店業はその後も好転することなく坂を転げるように売上げが減る一方となり2016年度に赤字に転落、完全にお荷物となり新社長により閉店が決定
売店業収入(C) 売店業仕入原価(D) 営業諸掛金(E) 売店業営業利益(C-DーE)
2009年度 22,735,089 13,096,606 .6,493,643 .3,144,840
2010年度 54,549,766 27,743,541 16,206,826 10,599,399
2011年度 62,453,129 36,108,140 14,460,032 11,884,957
2012年度 72,190,585 42,870,872 17,693,920 11,625,793
2013年度 73,936,644 41,868,276 17,139,757 14,928,611
2014年度 82,042,507 48,142,747 20,478,157 13,421,603 ← 押上サティアンが開店するも最初から閑古鳥で収益悪化
2015年度 79,551,900 52,904,239 23,640,597 .3,007,064 ← 収益続落、押上サティアンは告知もせずに閉店
2016年度 58,914,293 38,047,837 21,081,096 .▲214,640 ← とうとう赤字に転落
2017年度 49,238,935 30,592,972 19,792,439 .▲1,146,476 ← 完全に飽きられ売り上げさらに急落、赤字拡大 前公募社長は自分の実績を誇示していたが、自治体の補助金は雪だるま式に膨らむ一方なのに経営状況は改善どころか年々悪化の一途であった
どう見ても前公募社長の電車ごっこのために自治体は血税をどんどん吸い取られ、血税は闇雲に食いつぶされ続け、いよいよ電車ごっこのネタが
尽きて鉄ヲタからも飽きられて最後は焼け野原になったってのが現実
(単位:円) 補助金(A) 当期純利益/損失(B) (B-A)
2008年度 .71,893,894 ▲61,668,816 ▲133,562,710
…
〜2009年6月に公募社長就任〜
…
2017年度 217,835,491 ▲56,213,757 ▲274,049,248
公募社長は己の個人的趣味だけで当初6両購入予定だった新車両を5両に減らし、その浮いた資金を勝手に流用して西からボロキハを購入
これにより車両故障や一般車両5両の定期検査入場時には輸送力が足りなくなり、補助金制度の制約で早急に廃車としなければならない老朽車
「いすみ206」とボロキハが代走する事態が発生、そして老朽車「いすみ206」は昨年8月に検査期限を迎え代走もできなくなった
前公募社長は車両故障時や8月以降の定期検査入場時に通勤通学の利用者の足をどうやって確保するつもりだったのか?
いすみ206亡き後は保守費用が肥大化する一方の金食い虫でいつまで持つかわからないボロキハをずっと代走させる気だったのか?
前公募社長の個人的な趣向でボロキハを購入するための資金を捻出するために、当初6両を購入予定だった新車を5両に減らした
ツケを現公募社長が払うことになるのだが、あまりに酷いといわざるを得ない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています