ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【235】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
オリジナルの文章を随時募集中！
点数の意味
１０点～３９点 日本語に難がある！
４０点～５９点 物語性のある読み物！
６０点～６９点 書き慣れた頃に当たる壁！
７０点～７９点 小説として読める！
８０点～８９点 高い完成度を誇る！
９０点～９９点 未知の領域！
満点は創作者が思い描く美しい夢！
評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい！
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい！
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする！
それ以上の長文は別サイトのＵＲＬで受け付けている！
ここまでの最高得点７７点！(｀・ω・´)
前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【234】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1641900052/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured ワイさん、スレ無駄遣いしてしまいました。
イサナンメゴ。 新しい朝が来た 絶望の朝が
今日も 劣化する国で 大空あおげ
怨嗟の声に 病的な心をこの香る風に 開けよ
（経済成長率は毎年）0.1％、0.2％、0.3！％ ワイさんスレ立て乙です。
猫さん、前スレでいろはうたの縦読みを教えて頂きありがとうございました。
そんなのがあるんですね、面白い。
また今回のスレもお世話になります。 こちらこそ、よろしく！
腹が膨れて若干の眠気を覚えるが
午後の休みに向けて励むとしよう！(｀・ω・´)ミニハンバーグが余計だった！ 飛ばして書いたおかげで目標に達した！
午後になっていないが自由時間とする！
ツクシを探しに行くか！ ハカマを取るのが面倒だが！
昆布と鰹で出汁を摂る！ 醤油をベースにした味付けでツクシを煮込む！
仕上げに卵とじにして七味を振り掛ければ完成！
日本酒との相性がよい！(｀・ω・´) 迷惑メール送りにされた一通を今になって気が付いた！
内容に目を通している間にかなりの時間が過ぎた！
今から出かける！(｀・ω・´)そうそうツクシには弱い毒性があるので一回は灰汁抜きした方がよい！ 只今、帰宅！
持っていったビニール袋が大量のツクシで丸々と太った！
落穂拾いの姿勢は腰にくる！ その状態でこれからハカマを取る作業が始まる！
中々の苦行！ 美味い肴を得るには対価が必要になると云うことなのだろう！
さて、やるか！(｀・ω・´) 指先が黒ずみそう！ つくし剥く前にちょっとサラダ油摘まんどいたらええで まあつくし剥いたら手が汚れるのも風情やけどな
元嫁はこの時期になるといっつも指先が茶色かった
マニキュアを塗ってスリラーポーズの時もね
もうすぐ潮干狩りの季節だな
元嫁とは離婚しても１０年年以上一緒に潮干狩してたんだ そのついでに別の潮を吹かｺﾞﾎｺﾞﾎ!
なんと淫靡な風物詩！(｀#・ω・#´) ああスリラーポーズがワケわからんとつっこまれそうなので説明すると
爪に塗ったマニキュアが乾くまで何かを鷲掴みにするような体勢で待機している状態だ >>11
それは無いなー
あった方がいいの？
今日は夕方にれーなと約束してるけど
二十歳だと判明してから正直女として見れなくなった スリラーは本家よりもアル・ヤンコビックが楽しめた！
動画の作り込みが凄まじい！ 他にもあった！
良い思い出である！(｀・ω・´)手術用の手袋を使う！ 元々子供っぽかったけど本物の子供だとは予想外だった >>13
孫娘か！
なんで～こんなに～可愛いのかよ～♪(｀・ω・´)ﾉｼ ちょっと真面目に作業を進める！ ゴム手袋ね
手術用の手袋は一枚一枚滅菌袋に梱包されてて口が裏返しになってるんだ
理由は手袋の外側に触れずにはめるため >>16
孫は無理があるけど娘かな
出会った時は
｢おっぱいさわらせろや~ぐへへへ｣とか言ってたけど今では普通に保護者
中卒だったのを高校に行かせて今は大学か看護学校かどっちか選べって言ってる 出会った時はあいつ２２とか言ってたんだよ
でも去年さ
｢あしたお母さんと成人式の着物選びに行くんだー｣
って嬉しそうに言うんだよ
そうかー良かったなーってちょとマテいってなるじゃん
お前２２やんか
って言うか２５ぐらいになってるよな
って言ったらいや今年二十歳って言うんだよ臆面もなく
しばし混乱
なんでそんな嘘つくん
この地点で出会ったのが推定で１７歳なんだよ
ちょっと唖然として切れてたら
だってさ、ホントの事を言ったら相手してくれないでしょだってさ
当たり前やぁ!誰が好き好んで幼女略取すんねん!
もうグダグダなんだが女は凄いな
今日も会いに行くわ >>18
失礼な質問ですまんけど、そのレーナさんって父親との関係上手くいってない人？
俺の経験上、年の差があるひとを恋愛対象にできる女の子って十中八九父親との関係性が悪いんだよね。 んー悪くはないと思う
いや知らんけど家族を悪くは言わない
けど何かの問題を抱えてるのは体についた傷でわかる なんか肌色のサポーターみたいなのをずっと腕に張り付けてたから
まあ、刺青隠しなのかなと思ってたんだが
そうじゃなくて
自傷隠しだった
見せてもらったけど
切ってたね
けどそない隠すほどのもんでもない
ただ、本人には誤魔化す事の出来ない闇の痕跡なんだな そっか。今の関係を続けるか、面倒みるかのどっちかになっちゃったね。
結婚してやりーな。
と、思う。 自傷行為については軽々しく答えることができない！
専門医による問診が不可欠！ 医師との間で結ばれる信頼関係が重要で、
それがなければ治療は遅々として進まない！
そこでわかっていることから探っていけば、
断定はできないが薄っすらと理解することはできるだろう！
美世君に相手をして貰いたいと思う１７歳の気持ちを考える！
多感な時期の少女が相手に求めるものとは！ 糸口はそこら辺りにあると思う！
当事者の美世君が過去を振り返れば見えることもあるのではないだろうか！
さて、灰汁抜きを始める！(｀・ω・´) 今頃、美世君は修羅場か刃傷沙汰になっているのかもしれないが
ツクシの卵とじが美味くて酒が進む！ 一升を超えた！
まだ意識を保ち、頭は冴えている！ まだまだ呑める！
まらまらいくぜえええええええ！(｀●・ω°´)ひゃっはああああああ！ この時期のみかんはふさがシワシワでキンタマみたい
春だなあ おはよう、諸君！
昨晩は実に良い「ひゃっはああ」であった！
二日酔いになることもなく頭は冴えている！
寒さは緩み、指の動きは軽快でキーの上を自由に踊り回る！
昨晩の美世君はどのようになったのか！ 気になるが仕事を優先する！
さて、やるか！(｀・ω・´)ワイの目だとミカンの房は脳の一部に見える！ 珍しく紅茶を飲んでいる！
心のどこかではアイスティーを欲している！
コタツを片付けるにはまだ早いか！
掘り炬燵はいつでも使える！ 畳で閉じなければ！
今日のお茶請けは栗饅頭！ 優しい甘味が口に広がる！
あと少し書いて終わりにしよう！(｀・ω・´) まずまず進んだ！ 終わりにするか！
ツクシの卵とじなのだが、一日で平らげてしまった！
今から新しいツクシを取りにいく気力はない！
今日は単純に焼き肉でいいか！ 未だに暖かい！
縁側に出て七輪でカルビを焼くか！ 煙が臭いと云う苦情が入ることはない！
まずは冷えたビールを飲むとしよう！(｀・ω・´) そうだ、宣伝をば！
明日三月十五日、講談社文庫より『信長と征く』の一巻、二巻同時発売です！ なるほど、弟子の功績に奮起して「ドント・フォーゲット・トゥー・キャッチミー」の続きを書くのか！
大いに期待している！(｀・ω・´)ﾉｼ メールがきたので明朝までごきげんよう！ なんつって。りーさん、おめでとう。
オフ会で「シズク」にしてもらったみんなのサイン、誇りに思っております。
みんな、沢山買うんだ。そうすれば、りーさんのツイッターの飯の写真がもっと豪華になっていくから。 >>34
イェイ！ 目出度い！
>>37
ツイッターの飯w
ありがとうございます！ なんか、スレ子のひたむきさに当てられてしまった。
あー、書きたい書きたい、みたいな感じ？ 有限な時間の中で能動的に何かを残していく。その一点だけでもかなり意味があるような気がしてきた。
ほら、俺の書くやつってあんま需要がないタイプやし、バーチャル的に言わせればオナニー なんだろうし、そんでそれはそうなんだろうな、という気持ちもあった。
俺的には、自分の書いたものめちゃ好きで何回も読んじゃうんだけど、ああ、これが所謂オナニー なのか、と思うとモチベがね。プロ目指しているわけじゃないけど、そんじょそこらのワナビに負けるつもりもねーってな感じでいた、尖り具合をね、失っていたわけっすよ。
でも、久しぶりに書いて、いまいちはいまいちだけど、やっぱいいね、創作って。 なんか、スレ子、てっしーに似てるよな。
あの頃のワイスレ、結構てっしーを中心に触発されて回ってた気がする。 おはようございます。
いつの間にかあだ名で呼ばれていたのでコテハンはこれにします。
昨夜は猫さんありがとうございました。猫さんも何か書いたらお教えてください。
楽しみに待っています！ おはよう、諸君！
今日もすっきりと目覚めた！ 羽毛布団をやめて正解！
日に日に暑さが増してくる！ 書き始める前にまずはコーヒーを淹れよう！
ふむ、ヌシ子ではなくてスレ子にしたのか！
猫君は意外と多彩！ 作品の内容によって文体を変える！
カクヨムの筆名はロム猫！ 検索すると出てくる！
ワイのオススメはサミクラウス！ 腰こわずらい！ 上記に挙げた作品である！
おとんと真美はスナック菓子感覚で読める！ 肩の力を抜いて楽しめる！
スレ子君の新しいお題を見てワイも幾つか話が浮かぶ！
とは云え、連投はしない方がいいだろう！ 荒れる元になるかもしれない！
姫様の続きが書けたようなので読んでみるか！(｀・ω・´) はい。お願いします。
ロム猫さんの作品読んでみますね。 読んだ感想はスレ子君のスレにした方がいいのだろうか！
バーチャル君がうろついているので出禁となったワイスレにするか！
どちらがいいのだろう！(｀・ω・´) ワイさん、お読みくださいいましてありがとうございます。ご感想の方は……悩ましいですね。でもやはり、私のスレにしてくださいませんか？
本当にバーチャルさんは鬱陶しすぎて困ります。いい加減手を引いてくれるといいのですが。
ちなみにですが猫さんの腰わずらいを読んでみました。最後の匂わせるような終わり方がとても良かったです。主人公のなんとも言えない孤独さが伝わってきて、やはりすごいなあと思います。他作品も読みますね。
ではワイさんお願いします。 >>43
おお！ ワイさん、ありがとー！
>スレ子
読んでくれてありがとう！
仕事と家事があるのでなかなか時間が取れないんよ。
合間合間にコツコツと感想を書くので気長に待ってちょ
では ちょっと休憩！
今日はリーマン君の信長、新装版の発売日！
ワイはめちゃコミの時に一巻を電子書籍で購入した！
新装版と内容は同じなのだろうか！
さて、どうしたものか！(｀・ω・´) あるところにメールを送った！
意外と反応が早かった！
「もう何ですか急に。こっちは急ぎのチェックがあるんですよ。
上からせっつかれて大変な時に何なんですか。いい加減にしてくださいよ。
これっきりですから。分かってます？ あとご飯を奢ってくださいね
回らない寿司を希望します。文庫の代金も払ってくださいね。給料前で厳しいんですから」
要約するとこのような内容になる！
リーマン君の「信長とイクぅ～ん」の二冊は今日中に手に入る！
のぶもんゲットだぜ！(｀・ω・´)さて、続きをやるか！ 急にビールが飲みたくなった！
今日の執筆は終わり！(｀・ω・´) 黒ビールがあるのでハーフ＆ハーフにしよう！(｀・ω・´)ブルーチーズの缶を開ける！ リーマン君の「信長とイクぅ～ん」の現物が届いた！ その証拠を提示する！
一巻の３１２頁の一行目は「暗い」である！
二巻の２５８頁の一行目は「……」である！
届けてくれた者は帰らせた！ このような遣り取りの末に！
「え、ちょっと待ってくださいよ。どうして扉を閉めようとするんですか。回らない寿司の為にがんばったんですよ！？」
「まだ仕事が残っているから今日は帰ってくれ」
「待って、待って！ 顔が赤いじゃないですか。酒臭いし、仕事なんてウソですよね。行きましょうよ。終電に乗り遅れるような時間でもないですし」
「酒臭いのは昨晩の深酒のせいだ。顔の赤さはさっきまで筋トレをしていたからな。そんなに酒臭いか？」
ワイは手で鼻と口を覆って確かめる。
「わざとらしい真似はよしてください。ここまでくるのだって電車賃を使っているんですよ」
「じゃあ、１６３０円に、ほら、あと１０００円を上乗せするから」
「子供の小遣いじゃないですか。寿司屋に行きましょう。わざわざ探して買ってきたんですよ？ この忙しい時期に。そんなに冷たくしなくてもいいじゃないですか」
「わかったから。その時がきたら連絡する。絶対だ。だから今日は帰って欲しい」
「本当に約束ですからね。忘れたとか言わないでくださいよ。忙しいとかの言い訳もダメですからね」
「わかったよ。約束する。最後におっぱい触っても、悪かった」
凄い形相で睨まれたワイは子犬のような状態となった。
ま、手に入ったので良しとするか！(｀・ω・´)あと二巻がカンパチの刺身くらいの厚さしかない！ 一応、定価に反映されているが！ ワイさん、ご購入ありがとうございます！
それからパシリにした人には、お寿司を奢ってあげてくださいｗ
カンパチの刺身ｗ 一応二巻はそれでも１０万字ギリあるんですよ
一巻が１６万字と馬鹿程詰め込んでるだけでｗ おはよう、諸君！
起きた瞬間、ワイは思った！
回らない寿司を奢ると相当に高く付くのではと！
諭吉二枚を人身御供に差し出すとリーマン君の本は実質、
一冊が一万を超える！ うむ、判断を誤ったかもしれない！
寿司屋に行った時はしこたま呑んで酔っぱらい、おっぱいを揉んで回収しなければ！
等と考えながら今日の執筆を開始する！(｀・ω・´)一巻に挟まっていた直木賞受賞第一作の冒頭が読める小冊子でちょっとお得感を味わえる！ なぜなに教えてリーマン君のコーナー（久しぶり）
信長と征くの第一巻に小冊子が挟まっている！
一刷だけの特典なのか！ 重刷されても続くのか！
教えてリーマン君！(｀・ω・´) >>55
さあ、どうなんでしょう？（小冊子が挟まってることすら知らなかったリーマン
あれ？ もらった見本に挟まってたかな？ 朝からブリの照り焼きでお腹ぱんぱん！
小冊子の作者は今村翔吾氏！
イクサガミの冒頭であった！
さて、続きを始めるとしよう！(｀・ω・´)……ﾁｯ! りーさんの本が見つからないと思ったら
時代・歴史コーナーにあった ワイさんに倣って俺ものぶイクのネタバレしちゃおうかな。
ラストは、夢破れ破産した源吉が最期に漏らす一言。
「銭及ばず」だよ。 おはよう、諸君！
ふむ、上の書き込みは二次創作の類いだろうか！
リーマン君の書籍二冊を購入したのは先に書いた通り！
中身で少し気になるところがあった！ 織田信長の台詞！
第六天魔王を名乗っていた！ 信長自身、その名を語ったことはないと云われている！
その名の由来となったものもルイス・フロイスの報告書のみ！ 他に資料は出てきていない！
歴史改変の影響とみるべきなのか！ 少しファンタジー要素が入っているように思える！
純然たる歴史小説として読まず、時代小説として楽しめばいいのだろう！(｀・ω・´)さて、今日の執筆を開始する！ カクヨムの中間発表があったのか！
前回だったか！ たかもり君が投稿していたような！
ちょっと見てくるか！(｀・ω・´)ﾋﾟｺｰﾝ! ふむ、たかもり君は参加しなかったのかもしれない！
ふゆ君も見た！ ２０１９年の１月で更新が止まっているので、
やはり参加していないのだろう！
リーマン君は信長か！ 石ころダンジョンは消したのだろうか！
遥君はカクヨムにいるのだろうか！(｀・ω・´)さて、続きをやるか！ そうだ、今日は焼き鳥にしよう！(｀・ω・´)ﾋﾟｺｰﾝ! おはよう、諸君！
早速、書き始める！(｀・ω・´) >>63
これを見て、日曜日に焼き鳥屋に予約を入れました
美味しいところなんですよ、今から楽しみ >>60
武田信玄に「なんで延暦寺を焼いたんだ」と書状が送られたときに
うぜえなあと思って「第六天魔王 信長」とたけ書いて送った。
第六天魔王は天皇家の守護神にして仏教の魔王なんて「神道を守ります」宣言になる。 >>66
天魔（てんま）とは第六天魔王波旬（はじゅん、サンスクリット語: पापीयस् pāpīyas、より邪悪なもの）、すなわち仏道修行を妨げている悪魔のことである。天子魔（てんしま）・他化自在天（たけじざいてん）・第六天魔王（あるいは単に魔王）ともいう。また、天魔の配下の神霊（魔縁参照）のことを表す場合もある。 >>66
武田信玄がまず、天台座主と本気か冗談かで名乗りつつ、延暦寺焼いたことを責めるお手紙を出したんじゃなかったっけ？
それで、信長もただ名前書いて送るだけなのもあれなので、第六天魔王と書いて返信した >>67
太平記読めばわかるよ。
第六天神社が何であるのかを。
天台座主と書いたのは本気だよ。熱心な仏教信者だから。 まあ、本当に二人がそんな手紙を遣り取りしたかは分からないけれど
作り話の可能性もある ルイス・フロイスはメモ魔だからたぶん本当。
ルイス・フロイスの手記に「第六天魔王発言がありました」とあったんだし。 ふむ、最新話の更新の最後に書かれたメッセージを見てワイは思った！
湖を優雅に泳ぐ白鳥も水面下では必死になって足を動かしているのだと！
ここで急遽の宣伝！ 入月英一氏、渾身の一作！
講談社文庫から絶賛発売中の「信長と征く」の一、二巻！
面白さは保証付き！ お求めやすい価格で提供中！
一巻はなんと太っ腹の十六万字越え！ 本好きには嬉しい税別七百八十円の良心価格！
各書店で完売必至、今すぐ書店に走れ！(｀・ω・´)さて、続きをやるか！ ワイの本当の筆名で宣伝をすればいいのだが、
検索されると身バレする可能性があるので出来ない！
会社の一覧にあるワイのプロフィール欄での宣伝を考えた！
詳しい本の紹介文を書いて更新ボタンを押すところで踏み止まった！
酒が入るとかなり大胆になるワイであった！(｀・ω・´)昼食にしよう！ 今日は少し早いが執筆を終わるとしよう！
猫君の二レスの作品は読んだ記憶がある！
タイトルはなかったと思うが！(｀・ω・´)精米を始めよう！ バレたか
けっこう好きな作品なんでまた読んで欲しくて……
丁度、湊かなえの『告白』を読んだあとなんでちょっと引っ張られてる >>79
そこのスレ民誰も引越しに同意してないみたいだけど？ おはよう、諸君！
今日は土曜日！ 天気は優れない！
執筆向きと言える！ それに反して今日は出かける！
急な用事の上にかなり時間を取られることが予想される！
朝食はモーニングで済ませる！(｀・ω・´)さて、行くか！ コロナ】韓国・ソウル市民 「今、（感染者数が）世界1位。 防疫が1位ではなく、“防疫ができない最下位”だ 」 [影のたけし軍団ρ★]
【コロナ】韓国の一日新規感染者62万1328人・死亡者429人＝過去最多【K防疫】
コロナ】“K防疫”はどうした？｢50万人突破｣…韓国の新規感染者数｢世界1位｣の汚名
k防疫+550,397 日本換算だと+132万 [158879285]
【悲報】K防疫を自画自賛した韓国、世界最悪のコロナ危険国に…世界の感染者の3割が韓国人へ★2
らんたがコロナに興味を失った理由だ 只今、帰宅！
意外に早く帰って来られた！
途中でローソンによってカエル君ビールを購入した！
喉が渇いた時はビールをグイッ！ 至福の一口となる！
ピスタチオをポリポリしながら飲むとしよう！(｀・ω・´) カエル君はやはり美味い！
正式名は「僕ビール君ビール」なのだが少し長い！
缶の絵がカエルなのでワイはカエル君ビールと呼んでいる！
オイルサーデンの缶を追加するか！
実に美味い！(｀・ω・´)お口爽やか！ あ、そうそう！
文学界４月号を手に入れた！
白石君の作品は２４２頁から２６０頁に載っていた！
近影なのだろうか！ 本人の写真があった！
かなり痩せていて少し驚いた！ 健康体であればいいが！
足の間はゆっくり読んで行こう！(｀・ω・´)今はちょっとビールがｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ! 大吟醸を飲み始めた！
ふと思った！
スレ姫のスレで早朝にお題が出されていた！
出かける前に頭の体操を兼ねて書いてみた！
所要時間はニ十分くらいだったか！
養豚場に貼り付けたがスレ姫でも良かったのでは！
ま、いいか！(｀・ω・´)日本酒には鮭とば！ ワイさん、昨日は作品をありがとうございます。
すごく楽しめました。
また私のスレにも貼っていただけると嬉しいです。
あと、申し訳ないのですが少しだけ宣伝させて頂けませんか？
すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、創文の方に女性用の雑談スレがあるのでご興味のある方はぜひ来てください。
【創作好きの女集まれ！】女性専用雑談スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1647133537/527-n
では失礼しました。どうぞよろしくお願いします。 早々と酔い潰れた結果、このような時間に目が覚めた！
今日は少し書いて休日とするか！ 締め切りはまだまだ来ない！
ワイは日本男児なので書き込めない！
ワイスレにいる女性陣は気が向けば訪れることもあるだろう！
まずはコーヒーを淹れる！(｀・ω・´) はい、どこに出しても恥ずかしい人材に育ったおっちゃんでーす
おっちゃんね
この度訴えられるらしい
立件されるかはわかんないけどピーンチ!
しかも刑事事件wwwwwwちょwwwww
わかってくれとは言わないが、そんなに俺が悪いのかwwww
弁護士の見立てでは脅迫罪か威力業務務妨害、偽計業務妨害のどれかだってwwwww
脅迫罪?このひょろい男が?
まあ、やり過ぎたのは認めるけどさ
何も訴えることないじゃん
弁護士の見解ではさ
旗色悪いですねーだってwwww
金出して和解がいいらしいけどこれって税務的にどうなるんだ ふむ、何をしたのか具体的にはわからないが
和解金は源泉徴収の対象に入る！ 国税庁の見解なので覆ることはない！
遅くなったが朝ご飯にしよう！(｀・ω・´) そうなんだ
しかし借金もトラブルも全部ひっかぶって必死に社員を守ってるのにあまり感謝されないのが辛くなってきた
我社の敵は排除するし多少強引な事もしなければならない
反社会的集団とも仲良くしてるけど
こんなんリアルで言えんからここで吐き出す >>91
晴れてゼンカモノになれてよかったじゃん
反社自慢にも芯が入るしなw 公共事業とかでは反社会的集団を纏める事が暗黙の信用なんだ 田舎あるあるだな、分かるよ
談合とか普通に市の職員とか指示してくるしな コンプライアンスという概念は日本から知恵と速度を奪った どっかに国道バイパスの計画が立つだろ?
そしたら魑魅魍魎が湧くんだよ
そいつらを黙らせるのに俺ん所が指名されるんだ
まあ指名っつっても入札形式なんだが
他の業者が譲る形で金額入れるからうちが落札するんだ 地域のボス田中に案件の受注を確実にするために伺ったら
即座に役場に電話して
｢モシモシ田中だが｣
まで言っていい淀んだ
そしてくるっと俺を見て
｢誰に言うたらええんや｣
ちょwww電話繋がってますよねwwwww
土木課長ですけどここで相手を指名して受注したら俺が犯人てわかるじゃないですかwww
しょうがないから言ったけど
外圧かけてくる人は現場の人間に嫌われるんだよね
だから敵はめっちゃ多い お腹パンパン！
裁判所のサイトに公示されたら見に行こう！
近ければ傍聴券取得に乗り出す！(｀・ω・´)さて、続きをやるか！ そうそう、朝一の裁判の影響もあるのか！
傍聴席で寝る者がいる！ 裁判長に見つかると怒られ、
退出させられるので注意が必要！
久しぶりの九州旅行か！(｀・ω・´) 美世君の反応が無いだと！
拉致監禁の魔の手が！(｀・ω・´)今日はロイヤルミルクティー！ そうだった！
今日は午後から休むつもりでいた！
夕方になろうとしている！
ここまでにしよう！(｀・ω・´)ナダルの試合を録画したので冷酒を呑みながら観るとしよう！ れーなの相手をしてるんだ
しかしおれ自身何回か出廷したんだが
裁判所にじゃ常連傍聴マニアが何人かいて
掲示板を見ながら雑談してる
この裁判の被告人は有罪が濃厚だとか五分五分だとか盛り上がってるよ
俺も全然知らん人に傍聴されたし 手錠されて腰ひもで繋がれた少年とすれ違ったの時は物悲しかったな 自業自得なのでは！
ワイは逆に「親に悲しい思いをさせやがって」と怒りが湧く！
あと少し飲んで寝るとしよう！(｀・ω・´) >>108
それはそうなんだけどさ
自分のやった事の責任の重大さを認識して驚いているような子供なんだよ
例えば万引きが窃盗で立件されてしまってびっくりしたような感じかな
だからといって許されるべきではないんだが
むしろその責任を認識させるための刑だしね
でも牛馬のように扱われて人に会うたびビクビクしてる姿が切なくてね 俺がやってる犯罪とかは、見つかるかなー、見つからないといいなー
と思ってる犯罪だから見つかったら有罪決定なんだよ
まあ全力で逃げるけどな
全ては社員を守るためなんだが あと、裁判所の配置について少し語る
刑事裁判だと判事と被告人の立ち位置が正対してんだ
検事も判事側にいる
まあ法の元に罪人を裁く形だからな
けど民事裁判になったら判事を挟んで左右に別れる
訴えた方が左
訴えられた方が右
左右の意味があるのは日本独特だがどういう意味があるのかは忘れた >>110
あんまりガードが甘くてただのホラにしか聞こえんなw 民事裁判の場合、判事があんまりこじれてないなーと思ったら調停を提案してくるんだよ
そんときに裁判所の円卓の間で話し合いを持ちかけてくるんだがマジ迷惑
超気持ち悪い
そんな気分じゃねーってwww バチェラーってデビュー前の若い騎士の事やなかったっけ おはよう、諸君！
誰も書かないと思われるお題を選んでみた！
寒の戻りなのか！ 意外と空気は冷たい！
温かいコーヒーで対抗する！
さて、やるか！(｀・ω・´) 俺はレーナを家に帰してセブンイレブンのコーヒー飲んでるよ
ファミレスで飲むよりおいしい ワイに聞く
自作にセブンイレブンを出して表現する時
ヘブンレイブンと言ってるが
どうだろうか
レイブンは北米にいるカラスだ >>119
内容による！
既存のコンビニエンスストアを悪し様に罵る内容であれば問題になることもある！
これはアマには関係ない話なのだが修正を求められるケースもある！
セブンイレブンの一部を変えてヘブンイレブンにする等！ あとは総称のコンビニを使う！
書籍では小道具の煙草が銘柄そのままで出されていることがある！
出版社や作者の判断によるところが大きい！ ワイの自著では単に煙草としている！
危ないことはしない方がいいだろう！(｀・ω・´) 従ってヘブンレイブンは全く問題ないように思える！
ファミリーマートをファームマートで書いたことがあるが、
何も問題にならなかった！(｀・ω・´) 今日の昼食は庭に自生しているニラを利用したニラスープ！
メインは焼きめし！ フライパンで無塩バターを溶かし、刻んだハーブ入りのソーセージ、タマネギ、ニンジンを入れて炒める！
冷や飯を投入して具と混ぜ合わせる！ 馴染んだところで生卵を落としてよく手早く掻き混ぜれば完成！
味付けは塩と胡椒、ガラスープの素と顆粒のブイヨンを少々！ そうそう香り付けにオリーブオイルを全体に回すようにして入れた！
お腹パンパンでお口爽やか！(｀・ω・´)眠気が来る前にあと五千字を積み上げる！ バーチャルさんが本当に鬱陶しい。
ワイさんや猫さんのおっしゃっていた言葉の意味がよくわかりました。
どうしたらいいんでしょう？ ワイならば言葉を尽くしてバーチャル君を串刺しにする！
だが、これはオススメできない！ となると手は一つ！
自スレに何を書き込まれても反応しない！
まるで見えていないフリをして無視する！
５ちゃんで俗に云う完全スルー！ これを繰り返していれば、
相手に虚しさが募って直に消え去ることだろう！
当然のことだが転載された内容にも触れてはいけない！
完全スルーが最善手と云える！(｀・ω・´) >>124
君には応援してくれている仲間がいる！
君がじっと耐えている姿を見れば義憤に駆られる！
君の代わりにバーチャル君を言葉で串刺しにすると思う！
日々、無数に群がる荒らしの前でバーチャル君は成す術がない！
自身の貴重な時間を失い、心に疵を負う！ 時間と疵が増えることで
精神的にも追い詰められてゆく！ 自身の行動が全て自身に跳ね返る！
これもまた自然の摂理なのだろう！(｀・ω・´)さて、続きをやるか！ >>124
創文、見たよ、すげぇことになってんな。
まず、ひとつアドバイス。創文にしろ文サロにしろ、大した人数見てないから、気にしなさんな。良くてニ、三十人じゃないかな。人生の大した汚点にならねえよ。
多分だけどね、みんな「スレッド」という枠の中で普段の自分と違うキャラクターを演じ、楽しんでいるだけだと思う。だから、どうすればいいか？ 君も適当なキャラを作り適当にあしらえばいい。馬鹿に見つかってしまったんだ。馬鹿をあしらうか、新しいコテで別世界に行くか、だよ。
バーチャルはコテ使ったり使わなかったり、口調を変えたり変えなかったり、まあ、いろんな手を使い「大多数の意見」を醸成しようとする。
でもな、こう考えておけばいい。
自分に否定的な意見は全てバーチャルだ、と。
多分それで間違いない。
適当にあしらってごらん？ しんどいかもしれんけど、そんな輩に絡まれことはこの先あるかもしれない。
いろいろ試して練習台にしてやるくらいでいいんだよ。
所詮は５ちゃん。
ただ、情報だけはもう出したら駄目だ。全て答える義務は無いし、聞いたほうも全て答えるなんて思ってない。
プライベートな質問は今後一切答えないこと。
猫に禁止されたとでも言ってはぐらかせておけばいい。
距離感を持って楽しんで。 流れぶった切りだけどつまみがねえ!
ってンでバレンタインにもらった手作りシフォンケーキ食ってみた
意外と焼酎に合うwwww
乾いてしまってパッサパサなのもいいwwww ワイさん猫さん本当にありがとうございます。
そういうふうに考えて、実行してみます。
とりあえず無視します。それでだめなら軽くあしらいます。
繰り返しになりますがありがとうございました。 美世「かなり時間が経ってもシフォンケーキいけるな。ミスマッチと思ったが焼酎にもよく合う」
必要な分を切り分ける。断面に青い物がちらほらと含まれていた。
美世「よく知らないが模様があるな。食べてみても特におかしい感じはしないし、大丈夫だよな」
酔いが回って、多少、味覚が鈍くなっていた。青い点々を気にすることなく次々に口へ運ぶ。
――その一時間後、美世は思い知る。青い点が全てカビであることに。
トイレから出られず、湿った号砲を部屋中に響かせた。
(｀・ω・´) リーマンとかいうネトウヨ関西人まだなろうにしがみついてたんだな ただのホームグラウンドなのでは！
さて、精米を始めるか！(｀・ω・´)今日は肉三昧！ ガツガツ食べる！ おっちゃんね
髪がボサボサしてきたからさんぱっちゃ行ったんだ
美容院とかじゃないんだよさんぱっちゃ
ちょうど休みだしいいよね
そしたらさ
月曜日wwwww
暗黙のルールで頭関係のお店は一斉に休みwwww
忘れてたwwww
散発的に開いてる店はねーのかってやかましわwwwww ホームグラウンドね
その感じじゃここの連中には空気読めない自慢話もわけわからん個人情報開示も虚言癖じみたホラ話もネトウヨ思想語りもしてない感じか
ほんとキッショイ女だわ 創文がずっと荒れてるみたいですね
創文というより、バーチャルが書き込んでいる所ですか スレ子さんのお題で久々に新作書けたので
ワイさんも読んでちょ
お題『彼女が嗤う時』
タイトル:笑わない姫のお話
https://ncode.syosetu.com/n7642hn/ >>140
妹姫の代わりに隣国に赴き、そこで相対した隣国の王相手に笑いかけると予想したが、外れてしまった >>141
そんなことしたら戦争になってしまいますがな
争いを避けるために人質になったのに
平和が好きな優しいお姫様ですよ 暗殺向きなスキルだと思ったけどね
全員殺せるじゃん
まあそういっちゃ身も蓋もないね
昔話風の進行は大好き
小沢としお先生みたい >>143
包丁を持てば誰でも人殺しが出来ます
では美世さんは人殺しをしたいですか？
という当たり前の感情を、変な話ばかり書いてるとつい忘れてしまうんですよね
俺はそれを忘れたくない。人の心の動きは、いつでも俺の作品のテーマになっています 本題とは違うけど
包丁を持ったら人を殺せるってのは間違い
まあ、後ろから忍び寄って頸動脈を掻ききるってンなら別だが
正面から突撃したらまず一発では殺せない それとは別に
衝撃動画見てて思うんだが
南米のギャングの抗争でマチェーテ合戦があるんだけど
切れねえwwwww
なんでそんな切れねえんだよwwwww
日本刀だったら一発食らったら手首も首も落ちるぞwwww
何回叩いてるんだよwwwwwおいちょっとマチェーテってやかましわwwww >>140
お日様のようでいて呼称はひまわり姫なのか！ 元となったひまわりも王国に存在するのだろうか！
読めばわかるが「私、わたくし、わたし」と表記揺れが見られる！ 必ずしも統一する必要はないが少し気になった！
＞姫がおいつものように祈りをささげていると
（「おいつも」の「お」は不要！）
全てを読んだ！
おそらく誰もが思うことをワイも思った！
隣国の大国の無理難題を受けて第一王女を差し出す！
相手国の王は暴君と知られている！ そのことは王女の耳にも入っているだろう！ 先手を打って笑い掛ければ命を奪える！
周囲にはその理由がわかるはずもない！ そうなれば話の内容がガラリと変わる！ 何故そうしなかったのか！
明確な理由がないとご都合主義に成り兼ねない！ 話の内容は良いだけに少し惜しいと思った！
安定した実力が窺える作品ではあった７１点！(｀・ω・´) 例えばの話をするが
隣国の王は側近から伝えられる！
差し出されたのは第二王女ではなく第一王女だと！
激怒した王は謁見を許さず、そのまま小部屋に第一王女を幽閉した！
そうなれば暗殺の機会はない！ 今回の話の流れを変えることもないだろう！
さて、今日の執筆を開始する！(｀・ω・´) おはようございまーす
71点ですかありがとうございまーす
>先手を打って笑い掛ければ命を奪える！
だーかーらー
もし主人公が男だったらそういう発想はあるかもしれないけど
優しいお姫様に人を殺すなんて出来るわけないでしょ
そもそも、そうでなかったら悪魔がそんな呪いを与えるわけがない
あと、人称についてですが
年齢や立場、話す相手によって使い分けるのが自然と思って意図的にやったのですが、読み返すと確かに違和感がありますね
リアルに寄せすぎるよりも、創作であることを意識して読みやすさを優先させることも考えるべきですね
後で修正します ＞姫がおいつものように祈りをささげていると
「お祈り」を、の前に「いつものように」を加えようとして挟まっちゃいました
何度も読み返してこういうミスは全部潰したつもりだったんですが、まだ残ってましたか >>149
＞そもそも、そうでなかったら悪魔がそんな呪いを与えるわけがない
悪魔は全能ではない！ 第一王女が幽閉された状態を予想できなかった！
悪魔にとっても面白くない状況の為、二度目の出現となった！
ひまわり姫の時とは違い、第一王女の強さを垣間見せた！
そうなるとただ優しい姫様とは思い難い！
ワイの考え！(｀・ω・´)設定の詰めが甘いと云える！ 朝ご飯にしよう！ 追加で！
姫様は作品の最後で大虐殺を敢行！
これが強さでなければ何だと云うのか！(｀・ω・´) 今日は普通に味噌汁とご飯で食べよう！ >>151
強さとは他人を攻撃するものとは限らない。優しいと弱いは同じではありません。
横暴と優しいは強弱ではなく価値観の違いです。他人を傷つけるのと自分が傷つくのどちらかを選べと言われた時に、自分が傷ついた方がましだと思う。そういう価値観です。
はっきり言ってしまえば、姫さまも王さまも平和ボケした戦いには向かない人達です。
フランス革命がなぜ成功したかわかりますか？ それはルイ１４世が優しいボケだったからです。
三部会なんか開かなければよかった。議会なんか武力で制圧してしまえば良かった。でもそれをしなかったせいでギロチン台に登ることになってしまった。
実はこれが作品の下地となっています。
世の中とは思い通りにならないもの。
これも私の作品の重要テーマの一つです。
>これが強さでなければ何だと云うのか！
絶望した結果の自暴自棄に決まってるじゃないですか。
つまり闇落ちです。 心の支えである妹が亡くなった！
悪魔は自殺をさせないように言い含めていた！
それらを加味して考えれば第一王女は世に絶望して
鏡の自分に笑い掛けて自死を選ぶような気がしないでもない！
どちらにしても設定が少し甘く感じられた！(｀・ω・´)さて、続きをやるか！ ストーリーのパターンで言えば
「逆転ザマア！」ではなく「なんでこうなった！」という方向ですね
悪魔視点では「これが見たかった！」となるわけですが >鏡の自分に笑い掛けて自死を選ぶような気がしないでもない！
ああ確かに。
途中でそれをさせないために先に言わせたんですが、最後にそれを選ぶのはアリですよね。
むしろ「自分でやっても死ねないよ」にしとくべきか。 >>156
その修正案は悪くない！(｀・ω・´)ｂ 今日の昼ご飯はウナギにしよう！
肝吸いはないのですまし汁を作る！
さて、やるか！(｀・ω・´)我が家の漬物も添える！ ウナギいいですね
私はひつまぶしにして食べるのが一番好きです それもよい！
生のワサビを鮫皮で摩り下ろして刻んだウナギの上にちょこんと載せる！
お茶の場合もあるがワイは出汁を掛けた方が好みである！
お腹が程々に満足したので続きを書くとしよう！(｀・ω・´) ひつまぶしが商標登録されていることを知る者は意外と少ない！
ちょっと出かける！(｀・ω・´) 只今、帰宅！ 意外と手間取った！
夕飯の支度をするか！ 今日は手羽先を煮込む！
貰い物の鯖寿司と合うに違いない！ 赤だしの味噌汁もあった方がいいか！
シジミの佃煮は肴に最適！ オルニチンを気にしている訳ではないが！
まずは精米を始めよう！(｀・ω・´) 貝の出汁は好きなんですけど、貝自体の食感がどうも好きになれない >>166
貝の身なんぞ食わなくてもいいんやで
たまに、ガリってなるし 噂を聞いてロムっていましたが、やはり批評が欲しく投稿します。某スレで晒し済みのやつですが意見を頂きたく存じます。
よろしくお願いします。
『ティーネージ・シンドローム』
今日も一日シカトされてたね。ごめん、何もしてあげられなくて。わざとぶつかってきたり、ゆうみの体操服を濡らしておいたり、さゆみ達のグループ、やることが段々と酷くなってきてるよね。それなのに皆見て見ぬフリ。非道いよ。
誰も話しかけてくれないって辛いよな。その気持ちよく分かるよ、僕だって同じだから。もう、ずっと無視され続けている。世の中にこんなに沢山人間がいるっていうのに、世界でたった独りでいるような感覚。誰かと遊んだり、楽しくお喋りしたり、そんなことはもう自分と無関係な出来事なんだと思い知った時の絶望感。気持ち、痛い程僕には分かる。
ゆうみは全く悪くないよ。よく、イジメは虐められる側にも原因がある、なんて言う奴居るけどさ、そんな馬鹿な話はないよね。百歩譲って原因があったからなんだ。原因が理由を正当化するなら世の中法律なんて要らないだろって話。ごめん。そんな事言ってても仕方ないよね。
僕はね、最近思うんだ。変えられないものってやっぱりあるんだってね。でも、変えられないことを変えようと努力するより、変えられるものを見つけた方がいいんじゃないかとも気付いた。
何が変えられない？ 何が変えられる？
ノートに書き出してさ、変えられる物を具体化してさ、どうやって変えよう、どんな行動を起こそう、ってね、よりリアルに迫って行くんだ。少しずつでいい、すぐに結果が出なくてもいい。行動を起こしたことが既に何らかの結果を孕んでいるんだから。
けれどもね、ゆうみ。それはそうとしてさ、僕らの年頃ってやっぱり特別だと思う。長い間多くの人達を見てきたからね、僕には分かるんだ。過剰に攻撃的になったり、過剰に悲観的になったり、十代のある時期というのはまるで流行り病のように似たような症状にみんな落ち入って、自ら生み出した苦しみに溺れている。僕はね、この現象を「ティーネージ・シンドローム」と呼んでいるんだ。分かりやすいだろ？ ただの思春期病なんだ。時間が解決すること、そんな単純な仕組みに気付けない近視眼、卒業までもう少し待てばいいのに、たかだか、一年や二年を永遠のように捉えてしまう感受性。世界はね、人生はね、君らが思っているほどゴージャスじゃない。実はもっと些細なものなんだ、なんてね、思うんだ。
でもやっぱり思春期の只中にいると気付けない、僕もそうだった。だから、僕は君に語りかけ続ける。君には届かないと分かっていても。ゆうみ、君には変える事ができる何かがまだ沢山残されているじゃないか。
絶対後悔するから。僕には分かっているんだ。君が今、海外通販サイトで注文した薬、それ、確実な奴だから。絶対駄目だよ、飲んでしまったら。なんでそれを知ってると思う？
僕が飲んだ奴と同じだからさ。 >>169
＞非道いよ。
（虐めを目にしていながら見て見ぬ振りをする！ 人の道を外れたと表現する程の悪行には思えない！
些か過剰表現に思えた！ 「酷いよ」程度でいいのでは！）
＞みんな落ち入って
（変換ミスに思える！ 「陥って」ではないだろうか！）
話の内容はよくわかる！ 虐めを受けているゆうみを主人公が見守る！
励まそうとするが声は伝わらない！ 姿を見せることも自力ではできないのだろう！
ゆうみは自殺を考える！ 海外通販サイトで自死できる薬物を注文する！ そこで語り主である彼は打ち明ける！
自身もその薬で亡くなり、今は幽霊のような存在でこの世にとどまっていることに！
内容は理解できるが全てが主人公の独り語り！ 長々と続く説明文のようにも思える！
ゆうみと云う守るべき存在と共に展開した方が訴えかける内容に重みが増すように感じた！
例えばであるが、以下のような内容が考えられる！
教室にいると酷い虐めに遭う。だから、ゆうみはトイレの個室に弁当箱を持ち込んでひっそりと食べるんだよね。
でも、ダメなんだ。僕にも経験があるからわかるんだよ。ほら、連中が嗅ぎつけてきたよ。悪意の籠った笑顔でバケツを持ってきたよ。
それに水を溜めて上から掛ける。ゆうみはびしょ濡れだ。涙も流れているかもしれないね。持っていた弁当箱は手から落ちて床にぐしょぐしょだ。
連中は笑いながらドアを蹴っている。ゆうみは縮こまって両耳を押えて声を殺して泣いている。間近で見ていた僕も辛いんだ。
ゲラゲラと笑う連中の一人を蹴飛ばしたけれど、当てることはできなくて、僕は何の役にも立たないことをまざまざと見せつけられたよ。
罪滅ぼしではないけれど、僕はゆうみの側で一緒に泣くよ。それで君の心が癒されるとは思わないけれど。
このような感じで話を展開させれば、より強いメッセージ性を持って読者に伝えることができるのではないだろうか！
ワイが思い付いて書いた内容なので参考程度にとどめて貰いたい！
書き上げた作品をどのように読者に伝えたいのか！ ゆうみの悲惨な状況なのか！ ゆうみを介して主人公の心情を伝えたいのか！
その主体をはっきりさせることで作品はより強く読者の胸を響かせることだろう！
ワイスレの評価点で云えば６７点！(｀・ω・´)見せ方に力を入れて貰いたい！ >>169
俺もワイさんと同意見、見せ方に問題があると思いました。
一人語りスタイル自体はいいけれど、そこにゆうみの存在感をきっちりと表現しないと、主人公の存在感まで薄れてしまいます。
ワイさんが説明文のようだと言ったのはそういうことだと思う。
具体的にどうすればいいかを説明するのは難しいけど、例えば苛められていることだけでなく、それに対するゆうみの反応をリアルタイムで語る描写などがあるといいかも知れない。 ありがとうございます。細部に渡って読んでいただいて。
具体性に欠けるところ、説教が多いところがこの作品の弱点です。見抜かれた。
『ティーネージ・シンドローム』という題名に対するシンパシーと、コンペという技術的な受け狙いに揺れた作品であると思います。
最初はメッセージを届ける作品にしたかった。
変えられるもの、変えられないもの。
その気づきだけで楽になる体験を作品の中心にしたかった。でも上手くできなかった。
一方的なお説教はそのなごりです。
叙述トリックにするためには、主人公の語り掛けがメールなのかSNSなのかあやふやにする必要がありました。
拙い語り口の「僕」がやけに人生をしっていること、「僕らの年頃」と言っている「僕」が「長いこと多くの人をみてきたから知ってるんだ」と言い切れること。他人と関わることで享受できる喜びに対して絶望的であること、それがイジメの結果であるのかれ幽霊であるからなのか、隠す必要があり、隠しきれぬ不器用さは一考の必要性をかんじます。
丁寧に読んでいただきありがとうございました。 >拙い語り口の「僕」がやけに人生をしっていること、「僕らの年頃」と言っている「僕」が「長いこと多くの人をみてきたから知ってるんだ」と言い切れること。他人と関わることで享受できる喜びに対して絶望的であること、それがイジメの結果であるのかれ幽霊であるからなのか、隠す必要があり
なるほど、そういう意図があったんですね。
でもそれを十分に表現し切れていなかったのが残念。 >>173
もっと言えば「変えられるもの」は自分の思いです。
反対に言えば、他人に「変えられないもの」も自分の思いです。
この事実をどう捉えるか。
ティーネージの頃はね、頑ななんだ。信じたいものしか信じない。だから、彼ら彼女らにとって信じたい人にならなければどんな言葉も届かない。実はその無力さも描きたかった。欲張りさんだね。 寝る前に作者の作品に込めた想いを見た！
一人称で気持ちが溢れて制御が難しいのであれば三人称で書いてみればよい！
どこまで客観的に多感な時期の少年少女を書けるのか！ 心の声や自己紹介を含まず、
完全な俯瞰で書いてみるがよい！ 自身の何が足りないのか！ 知ることができると思う！
そこで課題を与える！ するしないは自己判断！
伸びしろがない者に構う程、ワイも暇ではない！
今回の設定！
声を出せない彼女！ 気になる男子！
二人は同じ塾に通う中学生！
帰る道も途中まで同じ！ 男子は思い切って声を掛ける！
その後、二人はどのような状態になるのか！ 完全な俯瞰の三人称で書いて貰いたい！
ワイからは以上である！(｀・ω・´) 第三者の目で二人を見てわかる範疇で書く！(｀・ω・´)
特進クラスの授業が終わった。生徒達が一斉に帰り支度を始める。
塾の窓からは保護者と思われる車列が長々と続く。
植山春香は歩いて帰る。同じクラスの八田修は後ろに続く。同じ道を帰るものの声を掛けることはなかった。いつもと同じように薄暗い中を黙々と歩く。
修は春香の背を睨むように見ていた。口を開き掛けては閉じる。その繰り返しの中、春香が転んだ。何かに躓いたようだった。
「大丈夫か！？」
修は声を掛けて駆け寄る。耳の聞こえない春香は修の顔を見て微笑んだ。転んだことで右の膝が擦り剥け、血が滲んでいた。
このような感じで書けばよい！(｀・ω・´)ﾉｼ 寝る！ あ、そうそう、「ゆうみ」と「さゆみ」が平仮名表記なのは、霊と対称の距離を考えたとき、漢字を知っていると不自然かな、と思ったから
技術の不足で「想い」が伝え切れないのは、創作者として「霊」のような存在であることに気付けていないことと変わらない。
「変えられる」部分なら変えて行こうじゃないか。 おはよう、諸君！
お、なんだ、どうした？ と思うくらいには寒い！
地震の影響を受けた地域では贅沢な悩みと云えるだろう！
コタツに入って温かいコーヒーを飲む！ 夜寄りの朝は静かで実に落ち着く！
さて、今日の執筆を始めよう！(｀・ω・´) 確かに寒い！
黒雲に覆われた空から雪の結晶の欠片みたいなものが
はらはらと降ってくる！ たまに手を擦りながらキーボードで文字を打ち込んでいる！
三寒四温どころではないのでは！(｀・ω・´) お邪魔します。
お知らせです。
養豚場で行われている春のスレ姫祭りの、トリップ組の方（私も含め）で審査員的な役目をしないかという話になっております。
もしよろしければワイさんも来て頂けると嬉しいです。
日程は週末あたりになるかと思います。
できればでいいのでお願いします。 ざっと目を通した！
審査の方法が煮詰まっていないように感じた！
投稿された作品の順位をどのようにして決めるのか！
作品を投稿した人物は自作に点を入れず、他作品に投じる！
一人一票ならばわかり易い！ 一位から三位まで決めて入れる点数の上限と下限はどうするのか！
以前の競作でも点数制はあった！ 集計ミスもあったと記憶している！
シンプルイズベストと云う言葉もある！ ややこしい方法は混乱を招き易い！
土日のいつになるかもわからない！ あと何作が投稿されるかも不明！ ギリギリで長い作品がくれば
読むのに時間を要する！ 採点にも時間が掛かる！ この辺りの調整をして総合的な判断を下さないといけないだろう！
もう少し煮詰まってから返事をしたいと思う！(｀・ω・´) ふむ、何やら不思議な野菜を貰った！
見た目は小松菜に近い！ 品種改良を続けて完成した物らしい！
どのような料理にも合うと云う！ 肉団子汁の中に入れてみるか！
あとポークステーキを細切りにして辛みそ味で炒める！ 熱燗が進む一品になるだろう！
野菜の名前を訊き忘れた！(｀・ω・´)ま、いいか！ 精米を始める！ ふむ、何やら不思議な野菜を貰った！
見た目は小松菜に近い！ 品種改良を続けて完成した物らしい！
どのような料理にも合うと云う！ 肉団子汁の中に入れてみるか！
あとポークステーキを細切りにして辛みそ味で炒める！ 熱燗が進む一品になるだろう！
野菜の名前を訊き忘れた！(｀・ω・´)ま、いいか！ 精米を始める！ 重要ではないが二回、繰り返してしまった！(｀・ω・´) >>186
シロナじゃないかな？
大阪周辺でしか流通していないけど、足が速い点を除けばおひたしにも煮物にも使える万能選手だよ 気になるので本人に訊いてみた！
タケノコ白菜と云うらしい！ グーグル先生によれば、
な、なんだって見た目が違うのだが！(・｀ω・´)ﾉｼ 新種改良の影響なのだろうか！ 今日、色々と試してみよう！ 実は小松菜と白菜は近縁というか、種のレベルで同じなんだよ
言うなれば犬の中に柴犬やポメラニアン、ドーベルマンと様々あるのと同レベルの違い ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【01】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1558944095/
ここ、お前の創文の別荘として使え
俺が立てたんとちゃうで 俺はしばらく放置スレを雑談で渡り歩く
アンチを引き連れて
「創文を今一度、洗濯いたし申し候」 確かに使い勝手はよい！
京大の教授が関わっていたと云う！
お前か、と声を荒げたワイは十分に満足した！
生でも食べられる！ 酸味や苦味を感じることはほとんどない！
豚の辛みそ和えにも合った！ 肉団子汁でも問題ない！
サラダとしても食べられるだろう！ やるな、京大の〇〇〇！
もう少し日本酒を呑む！(｀・ω・´)我が家でも育てよう！ >>195
じゃあ、俺とアンチ部隊で消費するわ
もう創文に関わって来るなよ さて、お気に入りの八十八ヶ所巡礼の金土日を聴くか！
三豚火君は小説も書けるのではないだろうか！(｀・ω・´) どこかでブヒッと云う鳴き声を聞いた！
ペットのミニブタが逃げ出したのだろうか！
ま、どうでもいいか！(｀・ω・´) ふむ、三豚火君の作風でワイも一句捻ってみるか！(｀・ω・´)
「人恋し」 俳号 三豚火
日が暮れて
熱燗沁みる
胸中に
寂しさ募り
人肌燗に お前の方が遥かにブタっぽいのだが
提案は無視で
去った後に憎まれ口か
良く出来たリーダーだなw ふむ、まだ家畜臭い！
空気清浄機を稼働させるか！(｀・ω・´) ワイさんこんばんうわっ、なにこれ豚くせっ！
こりゃたまらん！
おやすみなさいっ！ もう一つ浮かんだ！(｀・ω・´)
「歩んだ道」 俳号 三豚火
真夜中の
窓を見やれば
我が顔に
皺を見つけて
歳月を知る スレ姫の祭りに不要な者にワイなりの警告を与えた！
進行の邪魔をするのであれば覚悟して掛かってくるがよい！
プロのワイの書き込みはプロでも見抜けない！(｀・ω・´)ふふん！ ワイさん、流石です
痛快ですね。笑わせてもらいましたｗ 格さん助さん懲らしめてやりなさい、と云う前に黄門のワイが殴り掛かった！
これで少しはおとなしくなるだろう！(｀・ω・´)ほっほほほほ！ 三豚火さん
次のスレが立ったらまた投下に来て下さいね うん、ﾌﾟﾌﾟｯ、そうだね、連絡が取れたら、ﾌﾟﾌﾟﾌﾟｯ、いくかもしれなﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟ!
さて、ラフテーを腹いっぱいに食べる夢でも見ながら安らかに眠るとﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟｯ!(｀・ω・´)ﾉｼ おはようございます。
ワイさん本当にさすがです！
三豚火さんとしての作品も凄くて、感動しました！ おはよう、諸君！
あーたーらしい朝がきたーきーぼーうの朝なのか！
窓の外は夜の様相！ 朝とは程遠い！ この静けさは悪くない！
程々の寒さでゆっくりと頭が動き始める！ 呑み過ぎによる喉枯れはない！
さて、今日の執筆を開始する！(｀・ω・´) スレ子君は雑念に囚われず、好きな創作に打ち込めばよい！ 小腹が空いた！
少し早いが朝ご飯にしよう！(｀・ω・´) うむ、ハゼの佃煮が思った以上にじゃりじゃりする！
かなり小さいのだが噛むと砂を感じる！ 味も若干、泥臭い！
この買い物は失敗だったか！(｀・ω・´)続きをやるか！ ワイさんが何か痛快なことをしたらしいのは分かった
三豚火さんの作品はどこのスレで読めますか？ >>223
回転祝いと云うことで！(｀・ω・´)ﾉｼ 仕事に戻る！ 開店であった！(｀・ω・´)今日はここから午後四時までノンストップ！ 152 名前：名無し物書き＠推敲中？[sage] 投稿日：2022/03/20(日) 14:29:55.09
三豚火の作品が地味に面白いw
155 名前：名無し物書き＠推敲中？[sage] 投稿日：2022/03/20(日) 14:31:20.32
>>152
良いよね
159 名前：名無し物書き＠推敲中？[] 投稿日：2022/03/20(日) 14:33:20.63
>>155
こう、傑作だ！ って感じではないんだけど
お、割と面白いやんけ、ってなもんで
こういう場で書き捨てるのに丁度良い塩梅、といえば、少し失礼かもしれんがw
どんどん書いてほしいわ 腹八分目！ さて、続きをやるか！(｀・ω・´)菜の花漬けが食べられる日は近い！ 今日の執筆はここまでにしよう！
一万二千字を積み上げた！ まずまずか！
今日は餃子を作る！ 皮から作るのは面倒なのでもっちりした厚みのある物を購入した！
二十枚入りを二袋！ もちろん一回では食べ切れない！ 余りは冷凍にする！
意外と持つ！ 市販の冷凍餃子を軽く超える美味さ！ まずは庭からニラとネギを採ってくる！
蓋のあるフライパンは使い勝手がよい！(｀・ω・´) これ好き
198 名無し物書き＠推敲中？[] 2022/03/20(日) 14:54:47.38 ID:
「尻があるゆえ」 俳号 三豚火
尻がある
紛う方なき
尻がある
蹴らねばならぬ
豚の絶叫
600くらいまでざっと読んだけどバーチャルの絶叫が見つからなかった
まあ、ここで三豚火に触るなって言ってるからどう思ってるのはうかがえる なかなかの大量！ これら全てを餃子の具にする訳ではない！
ネギは刻んでスープにする！ 牛肉の細切りも入れる！
ミンチは混合！ 豚、鶏、牛の三種類！ 心持ち鶏を多めに加える！
具材はニラ、本シメジ、ニンジン、タマネギ、醤油漬けのニンニク！
味付けは塩、鶏がらスープの素、黒胡椒、顆粒のブイヨン、少量の八方だし！
匙加減が大切！ あとは皮の縁に指で水を付けて具を入れ、手早く片面に皺を作って閉じる！
出来上がった餃子は冷蔵庫で少し寝かす！ 時間がくるまで暇なので縁側に出てビールでも飲むか！
焼き方はかなり気を付ける！ ゴマ油とエクストラバージンオイルを馴染ませて餃子を手早く並べていく！
蓋をして硝子窓から中の様子を適宜窺う！ 香りや音でも焼き具合がわかる！ 仕上げは水を素早く掛けて蒸し焼きにする！
ところをワイは日本酒を使う！ 手順は同じ！ タレのメインはぽん酢！ 少々のラー油と湯浅醤油！
具は出来たので餃子を作る！(｀・ω・´)早くビールが飲みたい！ >>236
痩せすぎでは？
急激に体重を落とすと肉体が危機感を覚え、
少量の食事でも多く栄養を摂ろうとして太り易い体質になる！
ボクシングをしていたので無茶な減量はしていないと思うが！
足の間はまだ出だしのところしか読めていない！
酒を呑んだ二人の女性が川の飛び石を跳んで渡るシーンから始まる！
夜とは思わなかった！ 空に月はあるらしいが形は書かれていない！ 周囲はどれくらいの明るさなのだろうか！
二人にスポットが当たっている為、周囲の状態がはっきりしない！ 街灯などもあるのだろうか！
そのせいもあって頭の中に描いた情景と若干の食い違いが生じた！
生々しい言動はリアルで女流作家を思った！ 文章は読み易く頭に映像が容易に浮かぶ！
前に読んだ小説よりも腕を上げたと素直に思えた！ 今の状態ではここまでの感想になる！
では、また！(｀・ω・´) もう一点！
白石君の小説は現在と過去を行き来する！
主人公がリアルで見聞きする！ 過去への取っ掛かりとなる！
過去を語ると現在に戻る！ また行動して過去を語る！
この繰り返しの為、現在と過去の語るバランスが崩れると一方の内容が薄れ、
読み直すことになるだろう！ すんなりと進まない内容がやや読み難いように思う！
少し暈した震災の件を超えた辺りまで読んで、その考えに至る！
ワイも白石君と同様に酒を呑むとしよう！(｀・ω・´) >>239
わかりにくく読み難く申し訳ない限りです。 >>238
>生々しい言動はリアルで女流作家を思った！ 文章は読み易く頭に映像が容易に浮かぶ！
>前に読んだ小説よりも腕を上げたと素直に思えた！ 今の状態ではここまでの感想になる！
とりあえずキャバクラ嬢目線の作文で第52代九州王者になったので、ワイ様的にものぼるちゃんは
九州ナンバーワンキャバ嬢ってことでいいでしょうか？ >>242
この発言はのぼるちゃんです。
しつれいいたしました。 >>242
時間内のプレイが物足りず、
延長を考えるくらいのラッキーホール嬢ではある！
残りはじっくりと味わうことにする！(｀・ω・´)こちらこそ、良い物を読ませて貰った！ いや、物足りないではなくて欲する気持ちが勝ったと云うべきか！(｀・ω・´) 今後の活躍を期待している！ おはよう、諸君！
程々の寒さの中、今日の執筆が始まる！
頑張る白石君に触発された訳ではないが
ワイもできることをしていこう！
さて、書くか！(｀・ω・´) あ、そうそう私事なのだが日曜日に回らない寿司にいくことに決まった！
昼過ぎから食べ始めて夜までコースになる予感！
と云うことでよろしく！(｀・ω・´) 白石昇氏の「足の間」を読了した！
あたしの視点で物語は進む！ 過去と現在を行き来する！
ルームシェアする浅黒い肌の彼女の事情も語られる！
そこに市役所勤めの彼が加わる！ 育ちの良さを表現する仕掛けとして同僚の二人組の女性が現れる！
それに関連して彼の母親がきて彼女に要件を伝える！ 現在と過去の切り替わりは読むほどに慣れてくる！
印象付ける意味で所々で使われる「足の間」は少し印象が弱いように思えた！
うなぎの話は冒頭で語られ、彼の持参したうなぎの寿司となり、最後のうなぎのパックに行き着く！
丁寧な伏線と彼女を関連付けるうなぎを最後に持ってきた展開は鮮やかで読後として好ましい余韻を残した！
結末も悪くない！ 彼と彼女の結婚までには至らなかったが彼の母親の声のトーンダウンで、明るい未来も想像できる余地を残した！
作中にでたうなぎと同じく、深く味わって読んだ！(｀・ω・´)あたしの目から見た彼女が話のヒロインに思えたが、それも作者が意図したことなのだろうか！ ここでコーヒーブレイク！
まあ、これはワイが勝手に思うことなのだが
「足の間」は「うなぎ」でもいいのではと思わないでもない！
味気なければ「ヌラリうなぎ」等！
そうだ、今晩は豚の生姜焼きにしよう！(｀・ω・´) うなぎは最近、食べたばかり！
今日は豚の生姜焼きを食べている！(｀・ω・´)と云うかねサービスシーンが温泉の乳首だけとは！ 山小屋からでも書けるようになった
(ちゃちゃちゃっちゃちゃーん) れーなのLINEほっといたら激ギレしてきたんだが
あいつ男作る気あるんだろうか
直接電話かけてきてなんで無視するん
って詰めてきたのがセブンイレブンでバーコード表示した直後で、ちょっと後で掛けるっつったのに激ギレしてた
多分店員にも聴こえてた
運転中にも会話できるように音マックスだったから
あの店しばらく行けねえ
そして要件はうどん食いにつれてけ おはよう、諸君！
時間を見てかなり早いことに気づいたが、まあ、いいだろう！
こら、上のおっさん！ いい加減、見て見ぬ振りをやめんか！
れーなを子供として扱う時期は終わった！ 諦めて伴侶にしろ！
この貧相なスポークが！ あと裁判の日が決まったら教えてね！
ワイちゃん、時間があれば傍聴席でニヤニヤしながら参加するので！
さて、やるか！(｀・ω・´) 申し訳ないのですがスレ宣伝させて頂きます。
新しくスレ立ちました。
【創作】三つのお題で小説を書きましょうスレ2
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1648241954/l50
諸事情により、文サロではなく創文にしました。
どなたでも歓迎します、ぜひどうぞ。
以上、お邪魔しました。 ピコーン！ またお題で思い付いた！
さすがに四作は出し過ぎのきらいがあるのでやめておくか！
今日、初めてのコーヒーを淹れる！(｀・ω・´) れーなが俺を迎えにくる
LAV4で
美味しいうどんを食いにいくプランなんだが俺がガソリン満タンにする筋書きだわこれ
あいつ車買って１年もするのに自分で満タンにしたことがない
何でそんなでっかい車買ったんだよ 今調べたら５５㍑だって
まあ1973年メルセデスの70㍑に比べたら優しいけどな いやあ、1レス縛りじゃないってストレスフリーですね
え！？ 今日は文字数も行数も気にしなくていいだって！ ってなもんで
（いつもワイスレ杯の字数制限に苦しめられてる人
1レス縛りは、どこか文字を削れないか？ と見直した時に存外削れるところが沢山あって、自分はこんなにも無駄なこと書いてたのか？ と気付かされて、勉強にはなりますけど
やっぱり苦しいんですよ！！ 向こうに全作品の感想を書いた！
二作はここで見たので割愛したが！
うどんと云えば明石海峡大橋！ 車の通行料の高さに驚いた！
うどん県のうどんは大変おいしゅうございました！(｀・ω・´) 737 名前：明石 ◆dfwOSDwEaE [] 投稿日：2022/03/26(土) 16:56:58.09
>>736
あー、一応プロの端くれです
ペンネームはすみません、秘密で
5chでペンネームを明かして活動するのは憚られますし
どこぞの豚さんとかに粘着されても困りますから あたり前田のクラッカー！m9っ｀・ω・´)ﾉｼ 風呂に入る！ そうか？面白くも何ともないぞ
お前にダメ出しされまくりだし
大したプロじゃないよね >>265
明石は誰に入れると思う？
俺の予想はスレ子 【創作好きの女集まれ！】女性専用創作雑談スレ
749 名前：名無し物書き＠推敲中？[] 投稿日：2022/03/26(土) 18:18:18.94
おかしい、私が歌ったのにスタンディングオベーションが起きない。
アンコールもされない。
観衆はブーイングを我慢している風に感じた。
私のステージが失敗したのだ。
アマチュア大会のとりを飾るためのゲスト・オファーだったのだが。
私はTiktokでは人気者だ。
それなりにマネタイズもできている。
ライブは初めてだった。
ライブの緊張感が私にはわからなかった。
ネットの緊張感でやっていたのだ。
私は恥ずかしくなりストリップをはじめることにしたら、観客から拍手が起こり始めた。
なんだ、こんなことの方が受けるのか。
そんなこともわからなかった私がばかだった。
春豚たちの集会だったのも意識していなかった私。 れーなが一人暮らし始めるそうです
うどん食う前に色々買わされました
台所用洗剤とかお風呂用洗剤
その他便利グッズはわかるんだけどさ
体重計とカラーコンタクトってなんだよwwww
一人暮らしかんけえねぇwwww まあ新居で落ち着いたら手料理食わせてくれるそうだ
写真を見る限りでは安全そう たかもり君は実に面白い！
さて、冷えたビールを飲むか！(｀・ω・´) ふむ、そう返すか！
実に清々しいプロレスと云える！(｀・ω・´)ピスタチオをポリポリ！ スレ姫杯＞＞＞＞＞ワイスレ杯
ワイスレ杯に明石レベルの書き手はいなかったな
第1回でコレｗ >>248
丁寧に読んでくださりありがとうございました。
> 印象付ける意味で所々で使われる「足の間」は少し印象が弱いように思えた！
ありがとうございます。同様意見多数です。私も同意です。
重ねてお言葉ありがとうございました。
つうか、何点ですか？
採点お願い致します。是非。
採点しないワイ様なんて。 足の間の仕掛けは弱いがあたしの語りに無理はなく
描写を頭に浮かばせる技術は確かなもので高いレベルで駆け抜けた！
ワイスレの最高記録更新の７９点とする！(｀・ω・´)おめでとう！ 更なる高みを目指して欲しい！ >>276
ありがとうございます。
九州ナンバーワンキャバ嬢としてさらに精進する所存です。 受賞第一作は口外できる段階ではないと思うが、
目にした時には手に取るようにしよう！(｀・ω・´) バブル時代に大手銀行は軒並み破綻して国の支援を受けたりしてたんだが
地方のちっさい銀行はそうもいかない
危険な企業への貸し出しはやめたんだけど
金が余って行き場を失った
そうこうしているうちにも金利は発生する
そこで力を入れたのが住宅ローンや自動車ローン
安全そうwwwwww
俺も営業されたしwwww おはよう、諸君！
一時半近くになれば寝るのが普通だと思うが！
起きたばかりではあるが執筆を始める！
約束の場所が遠い為、八時には家を出る！
さて、やるか！(｀・ω・´)時価の店はちょっとビクビクする！ 集中が途切れる！
少し早いが出かけるか！
意外と良い天気！(｀・ω・´)ﾉｼ スレ姫杯、初回なのにめちゃくちゃ盛り上がっている
やっぱ投票制つーのが正解やな 296 名前：高校生 ◆Bo.pukKkbo [] 投稿日：2022/03/27(日) 08:32:45.36
でもワイのはつまんねーのになんで明石入れたんだろ
不思議ってかセンスねーww 一応の一応ですがご報告です。
スレ姫祭りの優勝者は、私と明石さんの二人でした。
今優勝のご褒美（？）について相談中です。 308 名前：高校生 ◆Bo.pukKkbo [] 投稿日：2022/03/27(日) 08:45:37.92
今度からはしっかり決めたほうがいいなw
近々またやろうぜ
ワイスレ杯危うし！ 『備蓄』
また生乳廃棄だから飲めだと？
お願いという強制はもういい加減に辞めてくれないか
いい加減に知恵を使え。そのために「チーズ」という保存食品はあるんだ。
電気にしたってそうだ
太陽光と蓄電池をいい加減に普及しろ。
アイシンは重量５分１の太陽光パネルを発明した。電気効率はそのままでだ。
つまり屋根補強工事も要らない太陽光パネルが遂に登場した。
これと蓄電池を合わせれば電力不足となることはない。
いい加減に物も金も「貯める」って事を考えろ
しかし今だけ、金だけ、自分だけという日本人は「貯める」という概念を忘れてしまったのだ 314 名前：スレ姫 ◆GmgU93SCyE [] 投稿日：2022/03/27(日) 08:50:59.00
今回の参加者
・スレ姫
・Yさん
・明石さん
・名無しの騎士さん
・高校生さん
・Nさん
・たかもりさん
・ワイさん
次はもう少しメンバーを増やしましょう。猫さんもお呼びしてもいいかも。
ちょっと今回は参加者が少なすぎますね。 >>287
>ワイスレ杯危うし！
逆じゃね？
ワイスレ杯参加者が増えるってことだろ 342 名前：スレ姫 ◆GmgU93SCyE [] 投稿日：2022/03/27(日) 09:45:45.17
高校生さんのご要望もあり、皆様がよろしければ春休み中にもう一度祭りを開こうと思います。
今度は三つのお題スレの方で。
どうでしょうか？
頻度がね そもそも参加者人数で競争もしていだろう。
なんか争わせるの好きな人おるね。
こういうのって自分は殴られるの嫌だけど他人が殴り合うのは好きだから外野から煽って自分は安全に観戦したいって感じなんかな？ >>292
＞なんか争わせるの好きな人おるね。
そもそも杯がそうじゃないのか？ >>295
内容で競わせるのと人数で競わせるのは違うでしょう？
難しい話かな？
君、バーチャル君？ 276 名前：たかもり ◆IOLDKBJ/ek [] 投稿日：2022/03/27(日) 08:18:36.67
寸評です。
作品探すの大変。
前スレ>>62 ワイさん
最初はなかなか良い書き出しと思ったが、結局何が起きたのかよくわからない話だった。
言葉が足りなすぎる。
前スレ>>67 ワイさん
紅を献血に関連付けたのは、ほおそう来たかとニヤリと笑った。
ただそれだけで終わった。何が言いたいのかよくわからない。
>>53 ワイさん
なんで赤ん坊が不老不死になったん？ >>296
たかもり、もうワイスレに帰るつもりないな
尊師をここまで酷評しては 353 名前：名無し物書き＠推敲中？[sage] 投稿日：2022/03/27(日) 10:20:13.39
参加者どうし投票し合うというのは面白いな
票読み、かけ引きもできるし 自分でスレ作りなよ、そういう話したいなら。
出禁になっても書き込みしそうな性格の悪さやな。
そんなワイさんに構って欲しいんか？
あ、構って欲しいんだ？
だよな、じゃないとここに書かないわな。
おもろ ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【2】
オリジナルの文章を随時募集中！
・評価依頼は基本的に投稿サイトなどのURLでお願いします。
・著作権放棄を気しない短文の場合は、直接投稿頂いても構いません。
【私の評価基準】
A…独自の個性的な世界観がある。
B…小説として面白い読み物になっている。
-----------------------------------[プロアマ境界]
C…ワナビ並クラス、主人公と書き手の区別が不十分。
D…何とか小説の形にはなっている。
E…支離滅裂。
・Aが必ずしもBより上だとは思っていません。
・CからBを目指すことが、多くのワナビの課題だと思っています。
・Aは天賦の才なので、努力して得られるものではありません。
・”B－C”などの中間的評価も御座います。
※前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【01】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1558944095/ >>300
君に評価されても嬉しくない
普段活字に触れない中高生が喜んでくれたら小躍りする
文章を書くにあたって誰が喜んでくれるかってかなり重要だけど
君に喜んでほしいって人、いないでしょ
出禁以前に、そもそも君が読み手としても必要とされてないことに
お願いだから気づいて かなり酔った！ 会計の値段が信じられないくらいに冷静な判断を失った！
それはそうとスレ姫杯は無事に終わったようで何より！
リーマン君からワイの自作に一票が入っていて驚いた！
もう少し気を利かせてスレ姫に入れたらいいのではと思わなくもない！
まあ、あの一作の力の入れようを見れば、そのような配慮ができる人間ではないことは一目瞭然ではあるのだが！
どのような時にでも本気を出す！ 実に清々しい！ 公募ではプロアマ問わずが多い！
実践向きの対応と云える！ ワイも時に思う！ 時間無制限で書いてもいいのではと！
それを阻むワイもいる！ 教える側であって挫く側ではないと！ 本気になればなる程、ワイの元の文体に近づいてゆく！
まあ、一回目としては悪くない出だしと云える！
文字が泳いで見えるので水を飲み、寝るとしよう！(｀・ω・´)六万越えの飲食であった！ 目が覚めると疼痛のようなものが頭の中にある！
これは久しく忘れていた二日酔いなのでは！
と云うことで二度寝する！(｀― ω ―´)ﾉｼ ちょっと回復！
執筆の前に朝食にしよう！
胃に優しい梅粥を作る！
さて、やるか！(｀・ω・´) 589 名前：スレ姫 ◆GmgU93SCyE [] 投稿日：2022/03/28(月) 06:06:48.50
スレ姫祭り第二弾、その企画をまとめてきました。
【期間】四月二日（土曜日）～四月九日（土曜日）
【場所】三つのお題スレ
【詳細】私のお題で皆さんに小説を書いて頂き、そのうまさで競います。
【審査員】コテ・トリップ組の皆さん
・投稿締め切りが四月九日までで、投票締め切りが四月十日（日曜日）の九時まで そろそろ精米を始めるか！
今日はポークステーキ！
ブタミンパワー！(｀#・ω・#´) 味噌ベースの味付け！ のぼるちゃんて、何か賞に受かった人か
いらっしゃ～い 今日の営業開始からしばらくして弁護士から連絡あった
起訴は避けられそう
なんか法曹界の話し合いがあるんだろうな
けど警察は溜飲を下げてなくて呼び出された
警察の機嫌を損ねたら色々支障が出るから行ってくる
彼らの顔が立つように色々相談してみる 美世も創文に来いよ
雑談には酔っ払いの年寄りも多いぞ 創作文芸見てみたがここの連中がどこにいるのか分からんかったわ教えて まあ、俺が雑談を乗っ取る宣言したんで
残るかどうかはわからんがね ☆創作とはあまり関係ない雑談スレ370☆
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1648380857/
ここが旧常連の巣窟やね
晩に年配の人が集まって来て大人の話をしてる 雑談こそ本懐だけどちょっと薪割りに行ってくる
春だから油断してたけど寒い ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【01】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1558944095/
ここが今の俺のホーム
他の人が立てた放置スレを消費しているだけだけど >>319
まあ、ここから入門が無難じゃない
何でもアリのスレだから
今日、ヒロもここに来た おはよう、諸君！
一言の書き込みには寂しさを感じる！
裁判の可能性が高まってきたのだろうか！
何をした結果なのかはわからないが、
あまり自分を責めないように！ わかる者にはわかる！
世間から見れば褒められた行動ではないのかもしれないが！
さて、やるか！(｀・ω・´) 今日の執筆はここまでにしよう！
かなり大きなメバルを貰った！
煮付けにしよう！ まずは出汁を摂る！(｀・ω・´) 身内を守るためには他人を残酷に殺さないといけない場合がある
それができないと何も守れない
ただ、無関係の人には優しくありたい お疲れ様です
執筆中の長編が三話まで進みました
よろしければ評価をお願いします
https://dotup.org/uploda/dotup.org2762639.docx.html
パスワード: banana 美世君がどのような現状にあるのか！ ワイにはよくわからない！
若気の至りではないが血の気の多い時、喧嘩はよくあった！
小説の中では定番の「表に出ろ！」を自分で云うとは思わなかった！
複数の相手でも怯まない！ 相手を〇すつもりで急所を狙う！
騒動を目にした誰かが通報して警察官が現れる！
散り散りとなって逃げる中にワイも含まれる！ 逃げ切ったあとで思う！
「なにしてんだ、俺は」
そのような経験が自作の小説の中にも活かされている！
今ではいろいろな武道を習っていて良かったとさえ思える！
どのような経験も小説の糧になる！ 美世君のその後に密かに期待！
ま、人生を己なりに楽しめばよい！(｀・ω・´) >>328
日本酒を八合ほど呑んでいる！
そこで明朝に読む！ すまない！
あと創文のスレ姫が祭りをするらしいので
参加して盛り上げて欲しい！ 都合が悪ければ無視しても構わない！
文字が揺らめくので寝る！(｀・ω・´)ﾉｼ ヒロ君の実力はワイがよく知っている！ 隠し通す気はサラサラなくて、むしろ身バレ上等で超ありのままの文体、作風で書いたのに
気付けない人がいるんですね。二度と文格を見抜く目云々と、偉そうに言わないで欲しいですね
ワイさんも、たかもりさんも何も言わないでも一発で気付いてるのに。彼ときたら…… 【創作好きの女集まれ！】女性専用創作雑談スレ
554 名前：明石 ◆dfwOSDwEaE [] 投稿日：2022/03/20(日) 11:40:38.16
さて、コテ名が無いわけだけど
源氏名から持ってこようかしら？
葵、若紫、野分、花散里、末摘花、夕顔、明石、篝火、花宴……
花宴は、『花のゑん』とでもした方が洒落てるけれど、呼びにくいかなｗ
日替わりで源氏名をローテするとか（ややこしい
人名っぽいのは、葵、明石、初音、蛍、ここら辺かな
うん、明石にしましょう
暇なので遊びに来ました
よろしくお願いします 556 名前：明石 ◆dfwOSDwEaE [] 投稿日：2022/03/20(日) 12:50:15.71
昼から夕方まで、濡れ縁に胡座をかいていた。
金木犀の季節であった。
私は生まれついての短気で、興が醒めればすぐ立ち上がってしまう。
その後に手を付けることもなければ、狭い家の中を彼方此方と歩き回る癖すらある。
先日などは、とうとう台所に立ち入って、家内に小言を言われた。
庭の松の木をいつまでも眺めていられるような、老爺気質はとんと持ち合わせてはいない。
それでも私は、川に縫い針を垂れる太公望の如く、濡れ縁に居た。
無論、文王を釣る腹積もりのあるはずもない。
竹垣の向こうに、足音が増えてきた。
私の家の垣は低く、行き交う人々の首がひょこひょこと見える。
運動を終えた学生どもやら、仕事仕舞いをした職人やら、夕の買い物を終えたご婦人やら。
人が歩けば風が吹く。
風が吹けば向こう隣の金木犀が香る。
秋であるのに、風の無い日だったのだ。
私はやっと得心して、部屋に戻った。
金木犀は確かに私の鼻孔を通った。
それで今日の仕事は終わったつもりになっている。
私の一日は、あの金木犀であった。
何故に金木犀に固執していたのか、私自身にもとんと分からぬ。
けれども季節の花が、花弁を開いておきながら香らぬというのは、なんとももどかしいことである。
私は竹垣の向こうに金木犀の梢を見ながら、その香りの運ばれてくるのを待っていたのだ。
老爺のような秋雲の心境ではなく、黄色いちらちらした花に、香りのないのを焦れながら、である。
焦れながらといっても、不思議と不快ではなかった。
オオギュスト・シャルティヱの言うに、ねじれ錐で石壁に穴を穿つ、気の遠くなるような仕事を、鼻唄をうたいながらやる左官屋は幸福だそうである。
私はこの濡れ縁で、目には写らぬ、ねじれ錐を回していたのやも知れぬ。
思いのほか身体が冷えていて、女中に綿入れを出してもらった。
綿入れからは、樟脳の匂いがした。
確かにこれも金木犀の如く、季節に香るものに違いない。
樟脳の匂いにくるまれて、鼻の奥にはまだ金木犀が残っている。
これは夢に出てくるなと思った。 おはようございます。
失礼ながら、朝から色々なスレを見て回り当の件を知りました。
単刀直入にいかせて頂きます。リーマンさんは、女性ですか？
別に卑しい意味じゃなくて、ただ率直な疑問です。
朝早くからごめんなさい。気になって気になって……。
もしよかったら教えて頂けませんでしょうか？ 887 名前：名無し物書き＠推敲中？[] 投稿日：2022/03/30(水) 04:51:47.23
ワイスレ杯でも前科があった訳だし
リーマンも哀れだよなあ
素人を嬲るしか能がないなんて ちょっと創文覗いてきたけど、りーさんが正体明かしたのにまだ豚がグズグズ言ってる。
他の人も引きずられてる感じだね。
俺やワイさんは付き合い長いからすぐ判ったけど、初めての人が迷うのは仕方ない。
そこそこ付き合い長いはずの豚は、もう放っといていいよね。 おはよう、諸君！
作者と作品には何の因果関係もない！
人徳者が素晴らしい作品を書ける訳ではない！
逆に悪逆者であっても素晴らしい作品を世に残すことがある！
性別も然り！ 作品に反映されることもあるが、されないこともある！
故に知っても意味はない！ 特に掲示板では意味を成さない！
不毛な詮索で貴重な時間を垂れ流すことに危機感を覚えて貰いたい！
プロは第一線において全力の走りを見せている！ アマが立ち止まっている暇はない！
ワイからは以上である！(｀・ω・´) >>339
つまらない人間がつまらない作品を書く因果関係は絶望的に確実だね
君のことです >>339
わかります。わかりますけれど……。
やはり気になってしまいます。 >>339
＞作者と作品には何の因果関係もない！
吉本隆明に真っ向から勝負を挑むのか？
悲劇の解読
吉本 隆明 著
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083760/
批評の言葉はいま停滞する時代の厚い層のなかを通過している
―８０年代へむけて批評の現在を告知する「批評について」を序に、
著者が青年期に心から没入し読みふけった太宰治、小林秀雄、
横光利一、芥川龍之介、宮沢賢治についての論考を収める。
ここには日本の近代におけるすぐれた資質の演じた悲劇が、
生涯と作品を通して克明に読み解かれている。 今まで優れた発言が一つたりともない自称プロで筆名も作品名も書けないというのは極めてつまらない人間がですよね 男もすなる日記といふものを女もしてみむとするなり…… 土佐日記の作者は男性！
作者の考え一つ！ 性別等、どのようにでもなる！m9っ｀・ω・´) >>346
吉本隆明に真っ向から勝負を挑むのか？
悲劇の解読
吉本 隆明 著
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083760/
批評の言葉はいま停滞する時代の厚い層のなかを通過している
―８０年代へむけて批評の現在を告知する「批評について」を序に、
著者が青年期に心から没入し読みふけった太宰治、小林秀雄、
横光利一、芥川龍之介、宮沢賢治についての論考を収める。
ここには日本の近代におけるすぐれた資質の演じた悲劇が、
生涯と作品を通して克明に読み解かれている。 リーマンは筆名出してるけどなんでお前は出せないの
公人として活動してる立場を自称してるんだけど
他人の虚言を暴いても仕方ないけどさ >>328
ダウンロードして中身を見た！
思っていた以上の量なので午後から読み始める！
夕方までには評価を終える予定！
よろしく！(｀・ω・´) 極めて下品 腹立たしいものだよ
何十年その虚言を続けてるのは
許容しがたい
筆名ぐらい出せよ虚言でないなら つい書き込みしてしまったわ さいなら また気分を害されるだけだ リーマンさんお願いします。
反吐さんがうるさいので一旦落ちます。
ではでは。 人に名前を聞くならまず自分から名乗れってばっちゃが言ってた ＞人に名前を聞くならまず自分から名乗れってばっちゃが言ってた
ほう、そうなのか！ では君の云い分に従うとしよう！
君はどこに住んでいる誰なのか！ 知りたくもないが教えて貰おうか！(｀・ω・´) 自分ができないことを他人に強要するなとじっちゃが云ってた！(｀・ω・´) 仕事に戻る！ >>357
俺ってどちら様ですか？
トリ付きのコテが付いてないのでさっぱりわかりません 【新】ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【2】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1648597768/
創文に立てました
ワイさん、ワイメンの方々
別荘としてご自由にお使い下さい >>328
＞「そんな、」
（読点は必要なのだろうか！ 「……」を入れたかったのか！ 気になって目に留まった！）
＞朝食を取る食欲はなかった。
（食欲を採用すれば「食欲はなかった」と一言で済ますことができる！ 朝食ならば「朝食を取る気分ではなかった」とする！
朝食と食欲を同時に書くと文章が歪に見える！ 作者なりに考えてみることを勧める！）
全体的に推敲が行き届いていて凡ミスの類いはほとんどなかった！
これはワイが個人的に思うことなのだが、バーナビーは風邪を引くのか！
ヒーローの定義がわからないのでこれ以上の言及は控える！
そろそろＢＬ展開になるのだろうか！ 最後の甘い香りが近い未来の二人を仄めかしているように思えた！(｀・ω・´) そうだ、今日はカリカリベーコンと春野菜を入れたパスタにしよう！
茹でた煮汁でスープを作ろう！ まずは庭を当たってみる！(｀・ω・´) 小松菜、ネギ、ニラ、水菜、ミントのような匂いのハーブっぽい何かが収穫できた！
苺の白い花がちらほらと咲いていた！ 大半は野鳥に食べられるが、幾つかはワイの口にも！
さて、やるか！(｀・ω・´) >>361
評価ありがとうございます
風邪をひく点については苦しいところもありますが、入れたいシーンだったので入れました
続きもがんばって書きます ふと思ったのだが、この話は投稿サイトに投稿はしないのだろうか！
二次創作のＢＬならば「ハーメルン」が合っているように思う！
細かい採点式で検索機能は充実していて多くの読者を獲得できるのでは！
おそらく一考の余地のある提案だと思う！ サイトを自らの目で見て貰いたい！
さて、続きをやるか！(｀・ω・´) こら、やめんか！ 即身成仏で大阿闍梨になるつもりなのか！
思いとどまれ！ 早まるな！ 明るい未来を想像しろ！
おはよう、諸君！
日々、悲壮感を募らせる美世君には困ったものである！
さて、コーヒーを淹れて今日の執筆を始めよう！(｀・ω・´) おはようございます。
>>366
朝食は必ず食べます。いつも>.起きてから三時間以上は経っていますけどね。
リーマンさん、昨日はごめんなさい。馬鹿な質問をしてしまいました。
詮索するようなことはだめですよね。
また機会があったら女スレに遊びにきてください。
ではでは。 >>368
あ、すみません。昨日5chを覗いてなかったので、完全に見逃してました
いえいえ、別に謝罪されるようなことは、何も
紅（くれない）をくれない？
わざわざルビを振ってるくらいなので、これをそのままどう活用するか？ と、中々頭の体操になって楽しかったです
また暇があれば、スレ姫さんのお題で何か書かせてもらいます 975 名前：名無し物書き＠推敲中？[] 投稿日：2022/03/31(木) 07:51:54.24
>>972
リーマンが「明石は自分一人のコテ」と明言しない限り
疑いは晴れない
ワイスレ杯で「示し合わせ」の前科があるからな 556 名前：明石 ◆dfwOSDwEaE [] 投稿日：2022/03/20(日) 12:50:15.71
昼から夕方まで、濡れ縁に胡座をかいていた。
金木犀の季節であった。
私は生まれついての短気で、興が醒めればすぐ立ち上がってしまう。
その後に手を付けることもなければ、狭い家の中を彼方此方と歩き回る癖すらある。
先日などは、とうとう台所に立ち入って、家内に小言を言われた。
庭の松の木をいつまでも眺めていられるような、老爺気質はとんと持ち合わせてはいない。
それでも私は、川に縫い針を垂れる太公望の如く、濡れ縁に居た。
無論、文王を釣る腹積もりのあるはずもない。
竹垣の向こうに、足音が増えてきた。
私の家の垣は低く、行き交う人々の首がひょこひょこと見える。
運動を終えた学生どもやら、仕事仕舞いをした職人やら、夕の買い物を終えたご婦人やら。
人が歩けば風が吹く。
風が吹けば向こう隣の金木犀が香る。
秋であるのに、風の無い日だったのだ。
私はやっと得心して、部屋に戻った。
金木犀は確かに私の鼻孔を通った。
それで今日の仕事は終わったつもりになっている。
私の一日は、あの金木犀であった。
何故に金木犀に固執していたのか、私自身にもとんと分からぬ。
けれども季節の花が、花弁を開いておきながら香らぬというのは、なんとももどかしいことである。
私は竹垣の向こうに金木犀の梢を見ながら、その香りの運ばれてくるのを待っていたのだ。
老爺のような秋雲の心境ではなく、黄色いちらちらした花に、香りのないのを焦れながら、である。
焦れながらといっても、不思議と不快ではなかった。
オオギュスト・シャルティヱの言うに、ねじれ錐で石壁に穴を穿つ、気の遠くなるような仕事を、鼻唄をうたいながらやる左官屋は幸福だそうである。
私はこの濡れ縁で、目には写らぬ、ねじれ錐を回していたのやも知れぬ。
思いのほか身体が冷えていて、女中に綿入れを出してもらった。
綿入れからは、樟脳の匂いがした。
確かにこれも金木犀の如く、季節に香るものに違いない。
樟脳の匂いにくるまれて、鼻の奥にはまだ金木犀が残っている。
これは夢に出てくるなと思った。 >>369
ありがとうございます。
またよろしくお願いします。 【新】ワイが文章をちょっと詳しく評価する！【2】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1648597768/
16 名前：(｀・ω・´)バーチャル編集長 ◆HRIKsc4TDs [] 投稿日：2022/03/31(木) 08:29:05.20
こっちでのワイメンの溜まり場にしてもらって構わない
創文メンとの交流の場所にね 15 名前：(｀・ω・´)バーチャル編集長 ◆HRIKsc4TDs [] 投稿日：2022/03/31(木) 08:25:13.51
評価基準については変えさせてもらったが
美世も、ここでコテでレスすると良いかもな
既存の雑談は閉鎖的だわ 目がしょぼつくので今日の執筆はここまでとする！
今日は白菜とネギを消費する！
大気が冷えてきた！ 実に都合がよい！
老舗の豆腐屋で買った三丁の木綿豆腐がある！
今晩はしゃぶしゃぶにしよう！(｀・ω・´)精米は五分づきにする！ ほら在日ども、シコネタだぞ
>>1-999
● 現在でも日本に5万人、米国に3万人の売春婦を輸出する韓国ht★tp://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima412536.jpg
米テキサスで韓国人売春婦を検挙（48～73歳）＠2016.09 ht★tp://i.imgur.com/XQfpmSe.jpg
米ジョージアで韓国人売春婦を検挙＠2016.08 ht★tp://i.imgur.com/QfwIrzT.jpg
米フロリダで韓国人売春婦を検挙＠2016.06 ht★tp://i.imgur.com/AhwUBEa.jpg
米カリフォルニアで韓国人売春婦を検挙＠2016.03 ht★tp://i.imgur.com/91YdsW9.jpg
米イリノイで韓国人売春婦を検挙＠2016.03 ht★tp://i.imgur.com/PMXLKMW.jpg
米インディアナで韓国人売春婦を検挙＠2016.03 ht★tp://i.imgur.com/1ceWcXg.jpg
米ニュージャージーで韓国人売春婦を検挙＠2016.02 ht★tps://i.imgur.com/tr7olvK.jpg
米シカゴで韓国人売春婦を検挙＠2016.01
ht★tp://i.imgur.com/A3HOfXH.jpg
おもしろいデータ 2011年
韓国で検挙された日本人の性犯罪 男：０人 、 韓国で検挙された日本人の売春女：０人
日本で検挙された韓国人の性犯罪男：１０５８人 、 日本で検挙された韓国人の売春女：４１１２人
セックスワーカーの割合が高い国（/1万人）
1.ベネズエラ 119
2.韓国 110
3.ペルー 102
4.フィリピン85
5.ナイジェリア 63
6.中国 60
7.ブラジル 53
8.マレーシア 52
9.ドイツ 49
10.タイ 45 >>375
今月はあまりこれず>>296を拝見して今頃気づきました
遅くなり、ほんとうにすみません！
自分はカクヨムにはいないんですよ^^
なんだかスレッドがいっぱいあるみたいですが読みきれないノロマな自分です…汗 美世君が何かをしでかして裁判沙汰になるとかどうとか！
おはよう、諸君！
今日は休みとする！
英気を養い、明日の執筆に備える！
今日は気分を変えてクロワッサンとアールグレイの朝食にする！(｀・ω・´) クロワッサン……この前百貨店に新しく入ったオサレーな感じのパン屋を覗いたら、クロワッサンが一個600円超えてた（一袋に非ず
美味しのだろうけど、600円払うならショートケーキを買うなあ、と思いました。まる ワイちゃんなら大吟醸の呑み比べセットを注文する！
ぐい飲みになみなみと注がれた大吟醸にはお得感がある！
値段もお手頃で実によい！(｀・ω・´)ﾉｼ ケトルがお腹壊したような音で呼んでいるので！ そうだ、風呂掃除をしよう！
デッキブラシを使って丁寧に磨く！
意外と良い運動になる！(｀・ω・´) >>379
クロワッサンとアールグレイ…なんだか素敵ですね^^
以前はクセのない紅茶が好きでしたが、最近やっとアールグレイのおいしさがわかってきた自分です
そうだったんですね。美世さん大変ですね… イカサマ勝負はバレたら負け。
美世さんもわかってやってるんだから心配ないよ。
美世さん、ケリ付いたら一杯おごるよ。 美味しいミルクティを入れる作法ってどうだっけ
ミルクを先にかっっぷに入れることだったような >>387
えっ？ 逆にしてました～
といいますか熱いミルクティーを冷たいミルクでさましてのむ猫舌です・汗
美世さん、これ言うと隠れちゃうかもですが
美世さんはずっと社員さんを守るためにお仕事されてましたね
ワイさんがおっしゃったようにわかる人はわかっていますし、自分もいつも感心していました
早く>>385さんとお酒のみにいけるといいですね^^
生意気言ってほんとうにすみません… かえすがえす、すみません！汗
『ことばの砂』、首を長くして待っていますよ～
おやすみなさい >>388
誰かが激ギレしたから対抗して激ギレすると俺だけ恫喝になっちゃうんだ
まあ、覚えはあるけど
理不尽だなぁ
可愛いティーカップに先にミルクを入れる性格ならこうはならなかったのかな それはそうと１時間前にれーなに結婚してって言われたんだが
バカ笑いしながら誤魔化しといた
冗談なのは確実だが悪い気分じゃなかった
４０か４０半ばで結婚に失敗した人いないかな
俺がおっさんなのに性格が子供だからそういう人には相手されないんだろうな
俺は性格が子供なせいか子供には受けがいいらしい
れーなと会ったのは４年前
そんときは２２歳だって言ってた
でも去年の暮れにさ
明日お母さんと着物見に行くんだーって嬉しそうに言うんだよ
へぇ、なんかお祝い事でもあるのって聞いたんだよ
不幸じゃないのは確実じゃん
そしたら誇らしげにこういったんだよ
成人式!
そうかそりゃおめでとうってちょとまてぇい!
お前俺とであった時２２っていってたぞなら今は２６だろ
ごめん、今年二十歳
絶句だ
何でそんな嘘つくん１６才だったって事？
だってホントのこと言ったら相手してくれないでしょ
あたりまえじゃあ!俺を犯罪者にする気か
て言うか手遅れ
怒ってるの？
いや、もうそんな問題じゃないんだが おっさんの特性だ
そもそも自分の言ったことを覚えてない >そもそも自分の言ったことを覚えてない
だから社員に嫌われんだろおっさんw てかその女、性癖じゃなかったらどっかおかしいだろ
ここでグズグズいうよりカウンセリングでも勧めてやれよ おはようございます。
お知らせです。
ご存知の方も多いとは思いますが、このスレで今、スレ姫祭りというのを開催しております。
【創作】三つのお題で小説を書きましょうスレ2
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1648241954/
どなたでも歓迎します。ぜひどうぞ。 おはよう、諸君！
美世君、真剣な相手を躱すのではなく
受け止めるくらいの度量を見せてもいいのでは！
小細工を弄する大人は褒められたものではない！
祭りか！ 盛況で何より！
昨日に蓄えた力を作品に注ぎ込む！(｀・ω・´)さて、やるか！ まだギリセーフの桜が咲く公園にいるんだが
幼稚園ぐらいの子供と首を抱えないといけないぐらいの赤ちゃんを抱いたお父さん
桜の撮影に夢中なお母さんの若夫婦
こういうの見たら胸の奥がじんとする
もう一回結婚したくなるけどさ
２０台後半から３０台前半理想なんだけど
何故かそういう人には縁がない
もはや観賞用だなこの風景 >>399
真剣ではないと思うんだがな
俺への依存は感じてる
けどあまりにも年齢差がありすぎて色々無理がある
あいつに好きな人ができたら連絡は絶とうと思ってる ふむ、美世君がいると好きな人はできないのでは！
ある意味、美世君がれーな君を縛る鎖になっているのかもしれない！(｀・ω・´) 受け止めれば突き放す必要はない！
受け止めないのであればれーな君の将来の為に突き放してもいいだろう！
全ては美世君が決めることである！(｀・ω・´)ちょっと花見に出かける！ >>403
そもそも美世がデレデレしてんだろ
それで、女も勘違いした
てか、ひょっとしていい歳こいてガキみたいな女にマジになってんの？
キモいぞおっさんw いや、俺は淡々としてるぞ
何でLine返さないの？って詰められて
んーって言い訳考えたがめんどくさくなってそのまま｢めんどくさいから｣
って言って｢ふざけんなよテメー!｣っていうやり取りは何回かあったな
セキュリティ解かされてlineの設定ガンガンいじられたわ
音がよく聞こえるように その際にアルバムも見てるみたいなんだが女の子の写真を見ても特に何も言わないのがちょっと不気味なんだけど
今日別れた後で電話かかってきて
何してるのか誰かといるのか聞かれたわ
スマホで映画見てただけなんだけどな
酒が残ってて運転できそうになかったし >いや、俺は淡々としてるぞ
文芸スレで恋愛相談みたいなマネしてんのおっさんだけじゃん
ネタを提供してるってか？
そんなもんバーチャルでもなきゃ他人に教えられなくても多少の蓄積くらい誰にでもあんだろ
いい歳したおっさんのぐだぐだの色恋話なんてキモいだけだわ
しかも相手はガキ
まともな女と刃傷とか心中くらいの濃い話でも聞かしてみろや
てか、急に鶴田浩二と桃井かおりの「男たちの旅路」を思い出したわ
上司と部下で設定も５０代と２０代だったかな
駆け落ちみたいに二人で北の町で暮らしてるところを元部下の水谷豊に踏み込まれるんだよな
ああいう刹那的な追い詰められたところをカケラも感じんよおっさんの話には
どうせ書くならもっと【2chスレ】シリーズみたいに話を面白く盛り上げて欲しいわ ちなみにつべで【2chスレ】で検索すると【2ch名作スレ】【2ch面白いスレ】とかいろいろ出てくる
リアルアイムで知ってるのもあれば初めてのもあって面白いしインスパイアされる おはよう、諸君！
今日の朝の一曲はDestiniaのMetal Soulsだ！
気分を上げていくぜ！ コタツを入れてと！
桜が咲いている状態なのだが！(｀・ω・´) これが花冷えか！ 池部良いい俳優だな
「その歳でこ小娘に夢中になれるなんて羨ましい野郎だ」
いいセリフだ
しかも嘘を感じさせないとこがジャニーズとは違う
「男たちの旅路」を観ながら徹夜しちまったよw >>408
色事をしないと小説は書けないとまでは言わんけど
小説は人生を利用しないと書けない
sfとかも結局特殊な状況に乗っけるのは人の有り様じゃん
そんなら色気を帯びてた方が手数が増えるだろ
いや小説基準で生きてる訳じゃないけどさ
俺にとって想いを綴る場所として小説は在るんだよ ソーラー関係でもらった伐木がいい具合に乾いたので薪割りした
グレンフォシュのスカンジナビアフォレストって斧を使ってたんだけど、汗ビショビショで斧を振ってる姿にドン引きの人多数www 同じシリーズにハチェットって手斧があるんだけどこれは鯛とかブリの兜割りに重宝する
あと、獣の肋立ちとか 出刃のアゴが通用しない場合には斧が有用なんだが
設置してるのを人には見られたくないよなwwww 仮面もあるのだろうか！
少し早いが執筆はここまでにしよう！
今日は意外と暖かい！ まずは冷えたビールか！
ヱビスにするか！ カエル君か！ 悩んだところでラガーにしよう！(｀・ω・´) >>411
『男たちの旅路』画像だけ拝見しましたが、なんともいえない味わいがありますね
今のドラマにはこういうのはないですよね…
>>413
暖炉、いいなぁ…
花冷えの今日などはぴったりですね
>>416
エビスかカエル君か悩んでラガーなんですね
ずっこけました＾＾
おやすみなさい おはよう、諸君！
今日の朝は少し寒い！ ビールの気分ではない！
ホットウイスキーにやや気分が傾く！
八分咲きの桜の下、独り飲むのも良いのでは！
まずは細かい仕事を先に片付ける！(｀・ω・´) 満開の桜に誘われて飲んでしまった！
ロング缶のビールを一本、ごくごくと喉を鳴らして一気飲みした！
二本目は己を律して思いとどまった！
ま、いいか！(｀・ω・´) ああ、や、やめろ。そんなことは、よせ！ 思いとどまれ！
ダメだ。指がいうことをきかない。ひんやりとした冷気が迫ってきた。
それを近づけるな。誘惑するんじゃない。まだ仕事は終わっていないんだ。
締め切りを無視して、いや、少しくらいなら……。
ごくごくごくごくごくごく！ ぷっはあああああ！(｀・ω・´)ロング缶二本目突入！ ここで重大発表！
冷蔵庫に三本目のビールが入っていなかった！
納屋にケースはあるがあまり冷えていない！
ちょっと出かける！(｀・ω・´)コンビニは山を越えた先にある！ ビールを飲みながら只今帰宅！
縁側に移動して桜を眺めながら引き続き飲む！
はいはい、今日の執筆は終わり！(｀・ω・´) 精米を始めるか！
夕飯の用意が面倒なので
ひたすら牛肉と野菜を焼いて食べる！
お腹が冷えてきたので日本酒に切り替えよう！(｀・ω・´) 自分は今日手作りしたビールならぬきゅうりのビール漬けでちょっぴり酔いました・汗
お酒がのめないので…
ワイさん、美世さん、おやすみなさい＾＾ 誰だ！？ 俺にビール臭い息を吹き掛けるのは！
と思って起きればワイだった！ うむ、昨日は少し飲み過ぎた！
幸いなことに二日酔いにはなっていない！ 飲みながら食べたことで難を逃れたのだろう！
改めておはよう諸君！
頭すっきりとは云わないが体調は悪くない！
今日も張り切って書くとしよう！(｀・ω・´)まずはコーヒーを淹れる！ やま磯の味付け海苔が美味い！ 細長い紙の筒に入っている！
旅館の朝食等に添えられている味付け海苔を想像すると
かなり異質に思える！ 細長い筒と同じくらいの長さがある！
現物を前にして目を近づけても切り取り線のような物は見えない！
自らが好きなところで折り曲げて食べる仕様になっていた！
味は甘くない！ 程よい海苔の香りとパリパリ感が最高！
美味さに引っ張られてどんぶり飯となった！ お腹パンパン！
少々、腹が苦しいのだが執筆を再開する！(｀・ω・´) 頭を休ませる目的で詩を書いてみた！
良い気分転換になった！
さて、飛ばすか！(｀・ω・´) 詩を書いたところで昼ご飯にしよう！(｀・ω・´)まずまず進んだ！ 味付け海苔、あればいつもおやつ代わりに、海苔単体でパリパリ食べてしまいます
何かで、味付け海苔は、関西以外ではあまり食べないと聞きましたが（もしくは関東ではあまり食べない？）、本当かどうか知らない どうなのだろう！
そうそう海苔のちょっとしたお得情報～！
三角おむすびの場合は関係ない！
俵型のおむすびには大いに関わる！
極上の海苔を俵おむすびに使ってはいけない！
海苔の部分が噛み切れなくなり、ぐちゃっと潰れてしまう！
下手をすると中身の具が溢れちゃう！ ああん、もうらめぇ～と云う事態に陥ることも！
俵おむすびには噛み切れる程度の薄い海苔が合っている！(｀・ω・´)ｂ 試したワイの保証付き！ 今日の執筆を終わる！ >>432
食卓用の海苔は味付け海苔だな
ご飯でも即席ラーメンでもそう
もちろんアテにもする
お店のお寿司に使われてたら嫌だけど >>432
自分も味付け海苔が好きで、よくそのままパリパリ食べてしまいます＾＾
おいしいですよね～
>>433
なるほど～お得情報ありがとうございます
でも、ワイさんの食べ物のお話はいつもほんとうにおいしそうです＾＾
>>434
自分も味付け海苔じゃないとだめなんですよ＾＾
今日は皆さんにあてられて、お夜食にパリパリ食べてしまいました。けっこうたくさん…汗
おやすみなさい >>435
ゴミ箱に残ったパックの数と
喉に残った乾きで麦茶を飲みながら罪悪感を感じるがいいふはははwww おはよう、諸君！
麦茶は久しく飲んでいない！
ほうじ茶は時に飲む！ あの香ばしさは癖になる！
出来の悪い茶葉（規格外）は無人販売の形式で売られていてお得感がある！
ワイは緑茶をかなり飲むので庭に植えてみた！ 土が合わなかったのか上手く育たなかった！
近くの山にはお茶の木があり、たまに新芽を摘みに行く！ 吹かしたあと、焙烙の代わりの中華鍋で手揉みしながら茶葉に変える！
出来上がったものは驚くほどに美味い！ 新茶の旨味に感動に近い感情を覚える！ 手間が掛かるので頻繁にはやらないが！
さて、頭の体操をしてから今日の執筆を始めるとしよう！(｀・ω・´) >>437
ワイさん、ほうじ茶ラテは飲んだことありますか？
私はこの前コンビニで見かけて興味本位で買って飲んでみました
飲んだ感想としては、抹茶ラテよりどこか香ばしさがあって、成る程、ほうじ茶ラテだと感じました
こういうのも悪くないな、と思いつつ、継続して買うか？ と問われれば、首を捻る感じでしたかね 訴訟は相手方との和解ができそうだ
まあそれでも刑事事件だから検察が起訴しようと思ったらするんだろうけど
起訴猶予になる予定
予定は予定であって未定だけどwwww
社員が電車の架線に接触して傷害を負った時に業務上過失傷害容疑をかけられた時以来の容疑者なんだぜ
俺の個人スキルなんだが
処分保留からの起訴猶予で不起訴になるのが得意なんだぜwwww >>439
横槍だが最近は抹茶ラテばっかり飲んでる
焼酎もウォッカも抹茶ラテで割る
お気に入りは綾鷹とサントリー >>439
飲んだことはない！ どのコンビニなのだろう！ ローソンならばカードが使える！(｀・ω・´)
>>440
担当検察官の人！ コイツ全然反省していません！ 全力で起訴をお願いします！(｀・ω・´)
ちょっと近所の桜を見てくる！(｀・ω・´)ﾉｼ >>441
綾鷹カフェの抹茶ラテ、私も好きですよ
最初の一口目が一番美味しい
サントリーの方は何度も見かけてますが、そういえば買ったことないですね
>>442
どこかのコンビニ限定商品というわけでもないので（多分）、どこのコンビニでも買えそうな気はします
ただ、ローソンに行くことは滅多にないので、本当にローソンにあるかは定かではありません
私が買ったのはセブンイレブンです 抹茶ラテとほうじ茶ラテを比較すると
抹茶ラテの方は味に深みがあり、ほうじ茶ラテの方は独特な香ばしさがある感じです
私的には抹茶ラテの方が好みです
色合いは、抹茶ラテの方は言うまでもないですが
ほうじ茶ラテの方は、キャラメルにミルクを混ぜたような色合いです
だからか、ぱっと見かなり甘そうに見えますが、甘さは控え目です >>444
甘さ控えめが好み！
見かけたら買ってみよう！(｀・ω・´)
>>446
あん？(｀°盥°´) 人を乗せるので車の助手席を中心に掃除してたらさ
ドアポケットからアメピンとかバックキャッチが何個か出てきたwwwww
ちょwwwww
誰から誰への牽制だwwwww
アメピンまでは良しとしよう
バックキャッチが２個てあり得ねーだろwwww
明らかにケンカ売っとるwwww
キャッチミーイフユーキャンてやかましわwwwww ふむ、いつもの調子が戻ってきた！
小心者の一面が見れただけで良しとするか！
もう少し緊迫感のある遣り取りを見ていたかったが！
さて、続きをやるか！(｀・ω・´)美世君のカーセックスは激しそう！ 過去にないくらいの速さで自身が決めたノルマに達した！
詩心が湧いてきたのでビールの前に何か書くか！(｀・ω・´) 全ての者にエールを送る詩である！
さて、縁側に出て桜を愛でながらビールを飲むとしよう！(｀・ω・´) >>449
カーセックスなんかしねーよ
男には反応しなくて女には反応する地雷を仕込まれてたんだよ
まあ事前に気づいて撤去した俺はある意味爆弾処理班
術者以外の女が気付いてたら窓からポイっと捨てて別の反撃してる
バレッタ空爆とか
考えただけで怖いgkbr 別に女が俺を奪い合ってる訳じゃないんだよ
これは女の縄張りの問題なんだ ふむ、美世君は食い付いても減らない餌なのか！
どうりで女豹が群がる訳だ！(｀・ω・´)日本酒をグビグビ！ >>436
その通りだったです！ 食べ過ぎたうしろめたさと喉の渇き…汗
でも、起訴猶予かもとのこと、ほんとうによかったですね
なによりでした＾＾
バックキャッチのお話、思わずユーミンの『真珠のピアス』聴いてしまいました
>>444
ほうじ茶ラテってあるんですね。知らなかったです～
抹茶ラテは好きでパウダータイプをお湯やミルクで溶かしていただいています
ほうじ茶ラテ、自分も見かけたら試してみますね＾＾
>>451
詩はどこにあるのでしょう…？
申しわけありません！ わからない大変鈍い自分です・汗
おやすみなさい＾＾ お邪魔します。
>>451
【講評】一行から五行くらいまでの小説スレ【5】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1648354002/
ここにあります。
すごく素敵で私も感動しちゃいました。 おはよう、諸君！
久しぶりに書いた詩は良い頭の刺激となった！
三頭火の洒落た名は意外と気に入っている！
まずは目覚めの一杯、濃い目のコーヒーを淹れる！(｀・ω・´) 三豚火であった！(｀・ω・´)そうそう体重が７７キロになった！ ある本からの引用ですが意味不明だったので誰か解読してください
「薬師ギルドが治癒士を招致すると決めたあとに、長になった竜人族に働きかけて誘致を撤廃するように求めた。
その時に金と薬を値引きして提供することを決めたんだ。
反対に犬、猫、兎、狐の獣人は薬を販売するとしても2倍から5倍で販売し始めたんだ。
何度も問題になったが、結局は力で押さえつけて逆らったら今度は売らないことを決めたんだ。」
だからあれだけ申し訳ない態度だったのか。
「それって冒険者たちも煽りを受けていたのか？」
「ああ。登録したての冒険者たちは勝手に序列が出来るほどの差がある」 >>459
読み辛い文章ではあるが意味はギリギリで読み取れる！
薬師ギルドが治癒士を招致すると決めた！
長はトップではあるが所属は不明！ 誘致の場所もわからないが決めていた所からの撤廃を働き掛けた！
その見返りで竜人族には金と薬（薬の代金の値引きはわかるが金とは！）を値引きすることになった！
逆に犬、猫、兎、狐の獣人には値上げを決定！ 当然の成り行きで反発を食らい、
その報復としてそれらの種族には薬を販売しないことになった！
冒険者も巻き込まれ、冷遇されることに！
ワイの読みではあるが！(｀・ω・´)一口目のコーヒーが最高に美味い！ 今日は朝からカルビ丼！
甘辛のタレを纏ったカルビでご飯を挟んで食べに食べた！
お腹パンパカパーン！ 何かが産まれる！
それくらいの状態で続きを書き始める！(｀・ω・´)座る姿勢で腹が押され、口から何か出そう！ エビ塩味のラーメンの味は微妙！
さて、続きをやるか！(｀・ω・´)終わりは「食べまい」で良かったかも！ たった今、冷凍庫から発掘した！
かなり大きなホッケの半身！
日本酒で焼き蒸し状態にして食べるか！
白いニンジンのような大根を二本、庭から引っこ抜いてきた！
大根おろしにしよう！ 味噌汁は昨晩の物が残っている！
あとは自家製の梅酒を飲みながら瓶詰のアンチョビをちびちび食べる！
さて、やるか！(｀・ω・´)今日は結構な手抜き！ ワイさん、新しいチャンスを掴みました！
上手くいけば、とっっっても良い仕事に繋がりそうです！
上手くいかなければ、何もないですけどね……
今度は既存作の新たな展開とかではなく、ウェブからのあれこれでもなく、
完全新作の出版に繋がる感じです。もし形になれば、過去一驚いてもらえるかと
チャンスを逃さないよう、本腰入れて頑張ってみます！
ここで良い報告もできるように >>464
受賞しました、と云う話ではないのだろう！
企画が通ったと考えれば関係したあの二社なのだろうか！
または紹介された新たな一社なのか！ ワイにも関係先経由で色々と話が舞い込むので、
わからないでもない！ 映画化とかであればかなり驚く！ さて、どうなるか！
リーマン君の今後の飛躍に期待する！(｀・ω・´)梅酒が美味い！ >>465
映画はないですw
何でハードルを上げるんですか？w >>456
わざわざお教えいただき、ほんとうにありがとうございました＾＾
とても感謝してます ワイさんは詩もお書きになられ、すごいですね
それにリーマンさんの美しい作品に驚いていたところに、新しいチャンスとのこと、納得です
良いご報告を楽しみにしておりますね
ただ、一行から五行のスレッドを拝見して、なんだか胸が痛くて…今日は早く休もうと思います・汗
おやすみなさい おはよう、諸君！
忙しい時期を超えたようなのでワイから声を掛けた！
元々は作家志望もあって盛り上げ役を快く引き受けてくれた！
彼女は真面目で芯が強い！ 筋が曲がったことを嫌う！
今回の件で云えば当然の結果となった！
目覚めのコーヒーを淹れてワイは粛々と仕事に向き合う！(｀・ω・´) 結構前に一度きり飲んだ『ほうじ茶ラテ』のレビュー（？）が正しかったのか不安になったので
もう一度買って飲んでみました
前回はクラフトボスのほうじ茶ラテ、今回は綾鷹カフェのほうじ茶ラテ
綾鷹カフェの方が美味しい気が……する（するだけかもしれない
ただ、記憶の中のクラフトボスのほうじ茶ラテの方が、ほうじ茶感が強かったような気がする（香ばしさが強かった気がする
綾鷹カフェは、ほうじ茶感が少し弱いような……ま、美味しいからいっか
二口目。うん、最後に（後味で）すっとほうじ茶っぽさがあるけど、綾鷹カフェはほうじ茶感が弱目です。でも美味しい 腹は満ちた！
午後の執筆を開始する！(｀・ω・´)ふひひ！ ワイの家には抹茶がある！ ほうじ茶もある！
自分で作ればいいような気がしてきた！(｀・ω・´) それとリーマン君、早く書いた方がいいよ！ >>473
早く書きます。今仕事中ですが
明日の土曜に何とは言いませんが、書いてメールを送ろうかな、と なんだって！ そっちか！ 第二回スレ姫杯ではないのか！(・｀ω・´)ﾉｼ 仕方がない河童に期待するか！ >>475
スレ姫杯に参加する時間はマジでないですw
ワイスレ杯には出ますが、ディフェンディングチャンピオンなので
何でもたかもりさんが『リーマンの小童が、調子に乗ってるらしいな。よろしい、俺が圧倒的な力量差をつけて優勝してやろう』って言ってるので、ヤラレ役として参加しないわけにはいかなくて まあ、あれだよ。あの子は絵のコンクール受賞の時に十才で今は十二才。
年齢は偽っていなかった。その子供が複数の自演をスレッドで明かして罪滅ぼしをした。
結果として参加作品が一気に減って一位の価値や信頼性、何もかもを減らした。
本人がしでかしたことではあるが忸怩たる思いで一杯だろう。
そこでスレ姫杯の一回目の覇者でもあるリーマン君が参加すれば
失敗を補えるくらいに映えるのではないだろうか。
忙しいのはわかる！ 会社と作家業、新しい展開への挑戦と馬車馬のように働いていることは想像に難くない。
それでもリーマン君ならば、と淡い期待を抱かせる！ 綺羅星のように輝く時の人ならばきっと！
いや、無理は云うまい。不可能を可能にはできない。
実に残念ではあるが！(｀― ω・´)ﾁﾗﾁﾗﾁﾗﾁﾗ! ファミマのアールグレイラテが美味かったけどな
もう売ってないが 甘い話が多くて今夜も梅酒を飲んでいる！
炭酸割りなので少し違うが！
たまにノワール小説を書きたくなる！(｀・ω・´) 書いたよー。
もう少しで書き上がりそうだと思ったところにワイさんが丸被りのやつ出してきたんで、もう捨てようかと思ったけど。
もったいないから出しました。
https://ncode.syosetu.com/n5764ho/ 不起訴で済みそうで安心した
訴訟とか２０年ぶりで不安だったさ
若い時はさ
｢はあ訴えるだと？上等や買うたらあ!｣
みたいな態度だったけど今回はちょっとチビった
だってさ
老い先短いじじいが実刑喰らったりしたらGAMEOVERだろ？
３年６ヶ月としてもそっから出てきて仕事とかねーよ
そして昔と違って委任状がさ
弁護団７人の連盟でクラウドなんとかって会社を通してメールで届いたwwwwwwwちょwwwww
しかもあんた離婚裁判専門だろって人も名を連ねてるしwwwww
足が悪くて普段は車椅子に載ってるけど裁判の勝率は７割
通称ガンタンク あ、余計な事言ったけどとりあえず大丈夫そうだ
明日は美味しいと評判のうどん屋に行ってくる 今思ったけどガンタンク小説にできそうだな
本人に相談したら１００％断られるけど ああ、寝落ちしてしまいました…
たかもりさんの作品が…愛情と哀しみのある作品、すごいですね
お捨てになられずによかったです
自分は前回のワイスレ杯でたかもりさんの作品と被ってしまいあきらめました
時代物でいろいろな設定が似ていて、そのうえ優れたたかもりさんの作品を前にとても…
う～ん、まだ寝ぼけてうまく言えない自分です・汗 おはよう、諸君！
>>481
祭りのあとに読んだ方がいいのだろうか！(｀・ω・´)
>>482
良かったではないか！(｀・ω・´)ﾁｯ!
>>486
早くに思いつくことも大事！
とは云え、最後は完成度が物を云う！(｀・ω・´)
コーヒーを淹れて少し書いて終わるとしよう！(｀・ω・´)まだ桜は散っていない！ >>481
一通り目を通した！
暗黒街が被っていた！ 内容も少々、似ている！
ただしそこは問題ないだろう！ 健太を介した会話文が一気なので、
説明文臭く感じた！ もう少し上手い見せ方をして貰いたかった！
あと健太がマリーの育てた子供の一人だとしても豹変に近い感情の爆発はあざとく感じる！
そこで徐々に感情を高ぶらせる！ 話が核心に近づく程に声音や語尾に変化が表れ、
平静を装っていられずに最後の感情の爆発へ繋げる！
書き急いだのだろうか！ 少し惜しいと思った！(｀・ω・´)ワイの感想！ うむ、マリーではなくてマリか！(｀・ω・´)五番街へ～行ったならば～♪ >>488
おはようございます。
うん、構成が取っ散らかって全然ダメです。
前半は会話が長すぎて怠いし、後半は端折りすぎ。
店やタバコなどの小道具をもっと上手く使えば雰囲気を出せたはずなんだけど、そこまで作り込む余裕がありませんでした。
ワイ杯前のウォーミングアップってことで。 しかも呪いちゃんが参戦！
文章はかなり上手いので強敵と云える！(｀・ω・´)まずは仕事に打ち込む！ 昼か！ おむすびを握って弁当箱に詰める！
冷えたビールをクーラーボックスに入れる！
カンパチ、マグロ、ヒラメの切り身を切って刺身として持っていく！
もちろん醤油とワサビもセット！ さて、行くか！(｀・ω・´)視界を埋め尽くす桜がワイを待っている！ 半身を切ってであった！(｀・ω・´)風が強くなってきた！ 急がなければ！ こんにちは
ぷぅぎゃああああああ さんに 質問が あります。
文章関係の仕事に就いてるようなので。
ミトドケビト と言う作品のオープニングを文字に起こして欲しい。と
仕事の依頼を出す事って法律的や倫理的に問題はあるのでしょうか？
また、それらに問題ないのなら、相場は幾らくらいなのでしょうか？ >>494
同人サークルのゲームとは云え、著作者がいるはず！
著作物の保護期間が改定されて５０年から７０年に延びた！
著作者が亡くなった翌年の１月１から７０年の間が保護期間となる！
ミトドケビトは２００４年の発売なのだろうか！ はっきりとはわからないが、
２０７４年１２月３１日までが保護期間となる！
その間に権利を持たない者が勝手に金銭の遣り取りをすれば法に触れる！
権利者が訴えなければ罪にはならないが、サークルの関係者の目に触れればどうなるか！
相場についてはわからない！ 文字数による！ 手掛ける人間の能力にも左右される！
一文字換算の値段なのか！ オープニングを一作として値段を付けるのか！
権利を持たない者が扱わない方が良い案件ではある！(｀・ω・´)ﾉｼ トイレ休憩が終わったので再び花見に戻る！ この２０７４年１２月３１日の保護期間は発売した年に著作者が亡くなった場合である！
所謂、一番短い保護期間を想定している！ 存命であればまだまだ延びる！
要するに危ないことはしない！(｀・ω・´)ｂこれに限る！ まあコンプライアンス的にも守秘義務的にも人道的にもアウトだが
何より女性だし罰ゲームのセイで幻覚を見た 「ヘールがきーた♪ ヘールがきーた♪」
「いや春が来ただろ！」
陽射しと緑が彩る平和な街路を歩きながら、物騒な歌に俺は突っ込みを入れた。
ポンコツな歌を歌うポンコツ悪魔、ヘルメス・バルキン＝ティエリンは、そんな突っ込みも気にせずに喋りだす。
「細かい事はどうでもいいじゃない。どうせすぐに現実の光景になるんだから」
そして漆黒の羽根と尻尾をフリフリとしながら、不敵に続ける。
「ま、安心しなさい。キズナは、下界と魔界を繋ぐ大使として生かしといてあげる」
どうやら小間使いに加えて大使の仕事もこなさなければならない俺、実道絆（さねみちきずな）は、命の保証はされたようだ。
「何でもいいけどな……で、今日はまた何で表参道なんかに来たんだ？」
表参道。おしゃれで、意識高めで、物価は高めを通り越すこの地域は、一介の高校生には余りにも縁遠い。
行き過ぎる人達からはコスプレ好きなカップルとでも思われているのかもしれない。豊かな毛量の金髪と悪魔チックな三角耳をワクワクと揺らしながら、ヘルメスは答えた。
「ふっ。やがて下界は我ら悪魔の領土となる。我らは高等種族。支配はすれども無益な破壊は望まない。文化的価値が高いようなら、保存対象地域とするわ。今日はその実地調査よ」
口調はすこぶる偉そうだが、端正な横顔と大きな瞳からは嬉しさと期待感がダダ漏れなのが一見して分かる。
「実地調査ってことは店とかにも入るつもりか？ 言っとくけど、俺は行き帰りの電車賃だけで既にカツカツだからな。何か欲しいって言われても無理だぞ」
「ふん。私を甘く見ない事ね。ただこうやって街並みを見て回るだけでも全然楽し……い、いや調査としては十分よ。え、あ、すごい、あそこカフェなの？ え、しかも雑貨屋さん？ めっちゃオシャレ……ちょうカワイイ……」
一瞬でポンコツぶりを晒しながら、ヘルメスは食い入るように輝く街並みを見つめる。
洋服屋、靴屋、化粧品店。どれもこれも高級でオシャレで、そこで働く人達や買い物をする人達までも高等種族に見えてしまう。
同種族の俺ですら圧倒されてしまう地域の調査を十五分も続けていると、一際豪奢な店舗に辿り着いた。
「な！？ キズナ！ この店ヘルメスっていうの！？ 我が魔名を無許可で冠するとは、何たる不敬！」
「んん？ ああ、そのブランドね。それは最初のエイチは発音しな―――」
「許せない！ 悪魔の怒りを買うとどうなるか、下等種族に分からせてやるわ！」
「あ、おい！ 待てよヘルメス！ ちょっと！」
俺の制止を振りほどき、ヘルメスは堂々と入店してしまった。表参道の中でも、いや世界的に見ても高級なブランドに、年頃が近い方が意思疎通がしやすいというしょーもない理由で俺に取り憑いたポンコツ悪魔が、入店してしまった。
ついでに、量販店のパーカーにスウェットという恰好の俺も、ドレスコードを無視して入店する事になってしまった。
「すごく良い人達だったな……ヘルメス……」
「うん……何も買えなかったのに、すごく優しかった……」
ノベルティグッズとしてもらったブロンドロゴ入りのハンカチを手首に巻いてもらい、俺達は店を後にした。
あれほど息巻いていたヘルメスは俺の予想通りに打ちのめされていたし、俺は俺で商品の値札に書かれた数字の桁数の多さに打ちのめされた。
「あんなの買える人っているのかよ……」
俺は薄っぺらいサイフを開きながら呟く。分かってはいたつもりだったが、やはり数字として目の前に突き付けられるとダメージが違う。自分では一生手が届かないであろうモノを見せつけられた衝撃は大きかった。
隣を見ると、三角耳をシュンとさせたヘルメスがいる。無理もない。あれ程完璧で丁寧な接客をされれば、怒りを抱いて入店した事が恥ずかしくなるのは当然だろう。
「そろそろ帰るか……？」
「うん……」
すると、大通りをトボトボと歩く俺の目に見慣れた光景が飛び込んでくる。
「あ、竹屋だ。ヘルメス、腹減らないか？」
「え、何？ 竹屋って？」
「牛丼屋だよ。お前が初めて来た日に食べただろ。あの料理を出す店だよ」
「あぁ、あれか！ 牛丼か！ あれは美味しかった！」
ヘルメスはパッと顔を輝かせながら、俺を見る。先程までの鎮痛な表情はもうどこにも無い。
「牛丼くらいなら奢ってやれるからさ。行こう」
「うん！ 感謝するぞキズナ！」
そうだ。牛丼を食べたら、コーラでも買って公園に行こう。そしてベンチに座って緑を眺めながら、爽快に飲み干そう。それはきっと楽しいはずだ。
隣の席でウキウキとする悪魔的な美貌を持つポンコツ悪魔をチラリと見ながら、俺は今日も大使兼小間使いらしく頭を回転させるのだった。 >>499
南無阿弥陀仏(-人-)
おもろかったよ。成仏して下さい。 >>499
最初の二行で掴まれた
ヘルメスちゃん可愛い南無 >>499
かわいい…
なんだかとてもかわいい…
いいです！ >>487
おっしゃる通りですね。スピードも大事ですね
その点でワイさんはすごいなぁ…と思わずにはいられません
どうしてもほうじ茶ラテが気になり今日綾鷹のほうをみつけました
センブンイレブンで買ったのですが、なんともう１本無料引き換え券をもらってしまいました
めったにお得なことがないので、うれしかったです
心の中で思わず>>４７１さんにありがとうと言ってしまいました＾＾
おやすみなさい お久しぶりです
ちょくちょくロムったりしてました
皆様お元気で何よりです
遥さんへ
気長に待ってくださってありがとうございます……!!!!
スランプで筆が本当に動かず、ああもう無理だなあと
精神が、諦めの中に泥のように溶けていたのですが、
お言葉に応えようと、動かそうとしてやっぱり動きませんでした
それでも気長に待ってもらえているという事実は、
気力を絞る足場となって、筆を少しずつ、
本当にほんの少しずつ動かすことができて、
やっと一回分だけ書けました
ありがとうございます!!!!!
投稿したらお礼をお伝えしようと思ってて、できました
嬉しい次第です
ではでは >>499
何故、没供養なのだろうか！
筆が乗ると云うのか！ 作者がウキウキして書いたことが文章から窺える！
悪魔のヘルメスの名でピンときた！ 思った通り、高級ブランドの店が現れた！
悪魔が下界を支配する理由はわからない！ 二人は普通に街中を歩いているので、
すでに悪魔に支配された後の話としても違和感がない！ 悪魔が人間に姿を変えることはよく知られている！
支配後の世界として描き、悪魔と人間とのギャップを面白おかしく展開した長編に仕上げてもいいだろう！
今後の作者の健闘を祈る！(｀・ω・´)７１点！ 二度寝に成功！
努力は報われないことも多いが
諦めて何もしないよりは成果を出す！
コーヒーを淹れて今日の執筆に励むとしよう！(｀・ω・´) ふむ、結果が出たようだ！
堂々の一位、おめでとう！(｀・ω・´)ｂ 冷やかし要員のワイも大満足！ >>504
てっしーさん、書いてくださってほんとうにありがとうございます！！
どんなに苦しい思いをされたことか…胸が苦しいです
安易に催促してしまいましたこと、大変にごめんなさい！
でも、またお読みすることができ、うれしいです…
英単語をテーマにということで難しい創作だと思いますのに、今回も言葉の波をほんとうに楽しませていただきました
吊られる男と不穏な空気に身構えていますと、最後にまさかの美しい人…素敵です！
４th waveがとても楽しみです。もちろんゆっこちゃんや神父様たちなども
ただ、まったく急がないでいいんですよ。やはり、気長～にお待ち申しあげていますから
それに今作品にこだわらず他の作品でもいいんです。どんな作品でもどんな時期でも、楽しみにしています
どうか、どうか、無理をされず、ゆっくりとゆっくりとですよ…
やっぱり天才肌のてっしーさん、ほんとうにありがとうございました！！ Ｎさん
筆を折るとか冗談ですよね？
そんな必要ないですよ
熱のある作品を書いていらっしゃるのですから… おはよう、諸君！
やめ時は自分で決める！
始める時もやはり自分の判断による！
やめたからと云って一生続くとは限らない！
切っ掛けは突然、訪れる！ もちろん訪れないこともある！
勅使河原君は一度は小説を諦めた！ 病気を理由に書けないと判断した！
だが今も書いている！ 今の自分を受け入れて遅くとも書いている！
最後まであがく！ それが人なのだろう！(｀・ω・´)今日もワイは理想の後ろ姿を追いかける！ 軽く息抜きをしたところで朝食にしよう！(｀・ω・´) >>510
新しい筆を買いました。
ありがとう。
>ワイさん
大変恐縮なのですが、昨日の私の作品、何がいけないのかアドバイス頂けないでしょうか。
お手隙の際で結構ですので。
申し訳無いです。 『Ｎの迷走』
「詰まらぬ事で足止めを食ろうたせいで、夜もすっかり更けてしもうたわい」
行商の帰り、日の暮れた家路に向かう山道を歩きながら男は愚痴を溢した。鈍い痛みを残す左頬を摩り、男は己れの癇気を後悔していた。
夜仕事で作った草鞋を町で売り捌いている最中、相の悪い輩に、肩をぶつけただの何だのと因縁をつけられ、喧嘩になった。争いを避ける為、謝る事もできただろう。日の暮れぬ内に帰らねばならない事情だってあった。けれど男の性根がそれを許さななかった。譲って一分程でも己れの非を認めるのならその選択も無いわけではない。此度はそうでなかった。何事にも筋を通す性分が仇となり災いを重ねる結果となってしまった。
村に帰る山道は嶮しく遠い。月あかりだけを頼りに男は歩みを進める。傍らの雑木林がさわさわと鳴り、雲が月を隠す度に辺一体は暗黒に飲まれる。急がねば、男は思う。慣れない夜道の一挙手一投足に不安を募らせていた。
どれ程歩いた事だろう。そろそろ村の灯りを目にしてもいいはずである。けれど、一向にその兆しが見えない。道に迷うたか、男は焦りを滲ませる。夜道とはいえ歩きなれた道のりを誤ることなどあるものか。
しかし現実に、歩いても歩いても村の灯りはおろか、道が下りに掛かることすらない。遠くで狼の鳴く声がした。
男は歩みを速める。
獣に襲われでもしたら難儀なことや、祠でも何でもいい、何処か身を隠し夜が明けるのを待つ場所はないものか。
男は己れを少しずつ浸食していく夜を恐ろしく思った。蛇がゆっくりとその獲物を飲み込むように、少しずつ闇が、孤独が、得体の知れない恐怖が、己れを取り込んで行く。 灯りが見たい、男は思う。月は曇り、闇はいよいよ深刻である。瞼を閉じても瞼を開いても何も変わらぬ。己れの地を蹴る音がする。雑木林がさわさわと鳴る。狼の鳴く音、ふくろうの鳴く音、息を吐く音、心の臓が胸を打つ音、音は聞こえど目に写るものは何も無し。恐ろしい、助けてくれ、誰ぞ、誰ぞ、男の焦燥が平静を保とうとする心の垣根を越えたその時、目の端に灯りを捕まえた。小さな灯り。されど、星の様にも見えぬ。寄れば分かる事だろう、駆け足で男は灯りに向かう。灯りの正体が何であれ、あの恐ろしい闇よりはましなはずである。
灯りに近付くにつれ男はその正体に安堵をする。世辞にも立派とは言えぬ荒屋。けれど、人の営みの気配がある、灯りがある。
「夜分に御免、誰ぞ居らんか、怪しい者じゃない、道に迷うてしもうて、何処でもいい、すまんが床を貸してはくれまいか、誰ぞ、誰ぞ」
男のどんどんと戸を叩く音が夜の静けさを渡る。どんどん、どんどんどんと、二度三度。程なくして戸の向こうから、どなたじゃな？ の声。ああ、人じゃ、人の声がする。
「すまんが道に迷うてしもうて、怪しい者じゃない。三和土でも何でもいい、少し休ませてはくれまいか」
すぅと開く戸の内に男は老婆の姿を見る。
「おや、まあ、それはそれは難儀な事でしたわなあ。ご覧の通りババ独り、なんのもてなしもせんが、それで良かったらどうぞ休んでいっておくんなまし」
「おお、かたじけない。道に迷うていたところに狼の鳴く声を聞いてな。地獄に仏とはまさにこのことじゃ。婆さん、すまんが上がらせて貰うよ」
男は安堵の顔を浮かべ屋の内に入る。狭い土間の奥には囲炉裏の火が見える。ゆうげの支度の途中だろうか、火にかけた鍋には湯が張られ、芋やら菜やらがぐつぐつと煮えている。
「お若いの、今日は泊まっていきなせえ。この辺は夜になると獣がうろついて人を襲いよるからの」
婆はにやりと笑い奥に引っ込む。程なくしてしゃこしゃこと刃物を研ぐ音が聞こえてきた。
「腰を下ろして火にでもあたって楽にしておくんなせ。馳走でもしよう。今日はいい肉が手に入ったでの」
しゃこしゃこ、という音とともに老婆の嬉しそうな声。男はぎくりとした。そういえば昔に聞いた話、道に迷うた者を招き入れて喰らう妖しがあるという噂を思い出した。
「婆よ、いい肉だって？ そ、それは一体……」
「何の肉かだって？ それはのう……それはのう……」
右手にナタを持ち婆が奥から現れた。研ぎ澄まされたナタの刃に囲炉裏の炎が妖しく映る。ゴクリと男の唾を飲む音が響いた。老婆が続ける。
「名古屋コーチンじゃよっ！」
＊ ここまで書き上げて、私は、何かが違う、と思った。「老婆」をテーマとした掌編の依頼を受け、ホテルの一室で書き上げている。
この違和感の正体は書き始める前から朧げに感じていた。そしてある程度筆を進めるに至り、違和感の幻影はデッサンを重ねるが如くにその輪郭を鮮明にしていった。曰く。
俺、老婆、見た事ない。
無論、性別でいうところの女性、七十か八十か、ある一定の年齢に達した女性、所謂、お婆さんなんぞは腐る程見た事はある。しかしそれが「老婆」となると少し勝手が違う。
老婆とはなんぞや。老婆とお婆さんには明確に性質の違いがあるように思う。いわれてみれば私は生まれてこのかた、老婆という言葉を口にした事が無い。
「隣の老婆、コロナで入院したんだって」
「昔さ、よく通った、駄菓子屋あんだろ？ そうそう、それそれ、あの、みやぎ屋。あそこの老婆、先週死んじゃったらしいぜ、うちの老婆が言ってた」
違和感満載である。老婆という言葉には何処か否定的なニュアンスがあるのかも知れない。
「お宅の老婆、幾つにならっしゃる？ 元気だねえ。いやこの間もね、公園をスタスタ歩いてるのを見かけたもんだからね、いや、元気だねぇホント、お宅の老婆は」
無礼である。
老婆という言葉はおいそれと使ってはならぬネガティブな要素を孕んでいるようだ。
かように、見た事もない、さりとて使う機会も要領を得ぬ「老婆」の上辺だけのイメージを掬い描写しようとする、その試みの苦労が自身の作品における違和感の正体なのだ。なるほど、「老婆」と言われてもなんの映像も浮かばぬ。「老婆」を口にして活字にしても何処か空々しい、それは「老婆」と相対する体験の乏しさが由来なのであろう。
ならば、一度老婆に会ってみるか。妙案を思いついた。彼女に老婆の居どころを聞いたらどうだろう。彼女は物知りで大抵のことなら的確なアドバイスをしてくれる、私の大切なパートナーだ。スマートフォンを手に取りホームボタンを押す。
「Siri、老婆の居どころを教えて？」
私は彼女に尋ねてみた。
ーーすみません、よく分かりませんーー
心なしか乾いた声で知らぬと返す。聞き方が悪かったのだろうか。少し表現を変えてみる。
「Siri、近くの老婆を探して？」
ーー捜してみましたが見つかりませんでしたーー
若干食い気味に彼女は答える。下らないことを何度も聞くなと言わんばかりに。
本当に捜してみたのだろうな、との不満は残るが、仕方がない、彼女が知らぬことを私が知る由もない。諦めよう。
きっと「老婆」とは己れの心の幻影なのだ。普通のお婆さんには無い、何処か怪しげな雰囲気。何かを偽っているような、騙っているような狡猾さを纏った佇まい。老婆に定義は無い。それぞれが、己れが、これぞ老婆と思えば、それが老婆なのだ。もっと自由に老婆を描いてみよう。
考えがここまで及んだ時、ホテルのドアをノックする音が聞こえた。私はすぐさま扉を開ける。
「こんばんは、エリカでーす。宜しくお願いしまーす」
見ると、無理に若作りした老婆がそこに立っている。白髪染めをサボったのだろう、髪の根元が１センチほど白髪を残している。シワを隠す為に塗り重ねられたファンデーション。怪しげな雰囲気。ネットの写真とは大違い、騙りやがって、なにがエリカだこのやろう。
私は乾いた声で眼前の老婆に想いを伝えた。
「チェンジ」
完 新しい筆は手に馴染み、メンタルは復活しました。
忌憚なき意見をば、お願いします。 >>514-516
読んでみた！
前半が創作で後半が現実！
主人公は老婆と云う言葉を知っている！ 実際に見たこともある！
それはお婆さんであって老婆とは違うと断じる！
老婆に対する考察のあと、ホテルのドアをノックする音が聞こえた！
出るとエリカと云う名の老婆がいた！ 主人公はすかさず「チェンジ」と告げた！
ホテルとはシティーホテル（通称ラブホ）のことなのだろうか！
または普通のホテルにデリバリーヘルスを呼んだのか！
性交渉が目的でホテルにいるのであれば前半の小説部分が引っ掛かる！
後半とのギャップを狙った意図はわかるが少しあざとく感じる！
前半の文章と主人公の胸中の言葉が少し似ている！ もう少し峻別して書いた方がいいだろう！
それと最後の言葉、「チェンジ」では少し弱い！ 読者にオチを明確に伝えた方がいいように思う！
ワイの場合
「なんだよ、老婆じゃねぇか！ チェンジ！」
老婆を知らないと主人公は云いながら最後に老婆を口にする！
ただの「チェンジ」よりはオチが明確になり、意味も受け取り易くなるだろう！
ワイが思う改善点ではあるが！(｀・ω・´) ＞見ると、無理に若作りした老婆がそこに立っている。白髪染めをサボったのだろう、髪の根元が１センチほど白髪を残している。シワを隠す為に塗り重ねられたファンデーション。怪しげな雰囲気。ネットの写真とは大違い、騙りやがって、なにがエリカだこのやろう。
＞私は乾いた声で眼前の老婆に想いを伝えた。
最後のオチを際立たせる為に「老婆」を別の言葉に置き換えた方がよい！
最後の一言で全てを出し切る！ あとは作者の考え方次第！(｀・ω・´)部屋の温度が上がってきたので別の涼しい部屋に移る！ おお、書き込めた。
ワイさん、ありがとうございました。
これでやっと作品が成仏できます。
姫以外は罵倒の嵐だったので。 悪くない内容だと思う！
前半と後半の書き分け！
どのような種類のホテルなのか！
デリヘルを呼んでいながら執筆している理由も欲しいところ！
向こうのスレを見たが、あのパターンも悪くない！
ワイは最後の一言をオチにした方がいいように思った！
おそらくショートショートと小説の観点の違いからの差異なので、
作者が望む形に仕上げればよい！ この気づきがのちに役立つ！
今後も創作ライフを楽しんで貰いたい！(｀・ω・´)ﾉｼ 夜桜と洒落込む！ ちょっと冷えた！
あと鹿の鳴き声がうるさい！(｀・ω・´) ふむ、程々に酔っているので打ちミスが多い！(｀・ω・´) カパもり君が川を流れていって戻って来ない！(｀・ω・´) >>511
お言葉、心に沁みました…
自分もがんばります
山手の川を見るたびに、つい河童を探してしまう（ほんとに・汗）のですが
自分はたかもりさんを探していたんですね。きっとそうだ… >>513
新しい筆、よかったです＾＾
作品、とてもおもしろかったです。二段構えで楽しませていただきました
前半怖い時代物と思いきや、最後は思わず笑って気持ちがあたたかくなりました
だって、名古屋コーチンって。名古屋コーチン…
後半は老婆の考察に感心して、また笑ってしまいました
ありがとうございました＾＾
おやすみなさい おはよう、諸君！
今日は少し寒い！ コーヒーを淹れよう！ ほぼ毎日の行動ではあるが！
唐突ではあるが作品について少し語る！ 特定の誰かに向けてと云うよりも、
ワイの経験則によるところが大きい！ 実感と置き換えることもできる！
作者が作品の内容を閃く、または思いつく！ 素晴らしいアイデアに半ば興奮状態！
一気にプロットを書き上げて猛烈な勢いで書き始める！
完成した一作に陶酔した目を向ける！ 傑作を疑わない！
このような作品は得てして読者のウケはよくない！
作者が思い付いたアイデアは一読しただけでは理屈がよくわからない！
力を入れて書いた部分は冗長で読者の読む意欲を削る！
結果として詰まらないと云う烙印を押され、作者が思ったような成果は得られない！
斬新なアイデアである程に理解され難い！ そのことは作者も重々承知している！ 故に冒頭にややこしい設定の説明を詰め込み、
大きく躓くことになる！ 昔のワイもそれで失敗した！ 一気に説明するのではなく小出しにして、
物語を展開した方が読者は頭を疲れさせないで、すんなりと内容を受け止められる！
逆にアイデアや内容はまずまず！ 作者が力まずに書き上げた一作が大いに評価されることもある！
既視感のある内容は良いとは云えないが、作者がリラックスして書いた文章は読者にすれば読み易い！
誤読が少ない程、ちゃんと内容を伝えられる！ 流れるように進む展開で最後まで行き着く！
作者が作品で主張したかったことの全てが正しく伝わる！ 読者との間に大きなズレがなければ評価されることだろう！
程々に力を抜いて書くと読み易く、読者の理解を深める！
作者はアイデアや文章に力を入れ易い！ 物語の前半に心血を注ぎ込む！
その部分を手抜きではなく、少し力を抜いて書くことが大切だとワイは思う！(｀・ω・´) この間の、修正したらお願いしようかなと思っております >>530
そういいますとサーッと書いた文章のほうが評判がよいことがありました
自分は力が入り過ぎて硬い文章になってしまい…汗
大変勉強になりました
おやすみなさい＾＾ おはよう、諸君！
とある板で出張ミニスレ杯を開催中！
ワイも一作、見本として書いてみた！
さて、コーヒーを淹れて執筆を始めるとしよう！(｀・ω・´) みんなげんき？
俺は低空飛行なりにも元気だよ
刑法での起訴を神回避
俺が主任技術者の業種があって
その業種は暴力排除の傾向が強いので俺が有罪になったら免許剥奪→営業停止になるところだった
でも不起訴セーフwwww
ビズリーチwwwww
あと資金繰りがヤバくて３日前まで泣いて暮らしてた
でもアテが出来てセーフwwww
ビズリーチwwww
これぞ俺のギリギリの試金石ってやかましわwwww 不起訴おめでとう！
そんな美世さんに送る耳より経営情報！
銀行とのお付き合いは、先に頭を下げた方が負けだよ！ なんとミニ杯が…ワイさん、びっくりしました
それに、てっしーさん、すごいです！
今日はお仕事お休みしてあるボランティア活動に参加したのですが
情けないことにヘトヘトになってしまい、変なことをいいそうですのでまた明日に感想を書きますね
美世さん、よかったですね…
おやすみなさい＾＾ おはよう、諸君！
出張ミニスレ杯は来る五月四日、本番の練習として行っている！
今回でちょっとしたコツを学び、ワイスレ杯に望んで貰いたい！
さて、向こうにも書き込んだあと、執筆を始めるとしよう！(｀・ω・´) ヘタレ男の記述が好きなので掘り起こした一文
この続きあるんだろうか 「うむ、これを作ったシェフを呼んでくれないか」
「目の前にいるでしょうが」
「説明してくれないか」
「1パック480円の牛肉とじゃがいもとその他を出汁と割り下で煮込んだだけだ」
「素晴らしい！山本元帥の味ですね！」
「やかましいわ！本当に食ったら帰れよ！」
武本啓吾が1年ぶりに訪ねてきた。昔から図々しい男だったがここまで節操が無いとは思わなかった。
「そんな荒っぽい言葉遣いして、どうしたの、君らしくないよ」
そうだ、私はかつて、この男の前では『キモ悪い女』になってしまっていたのだった。思わせぶりにじらしたり、甘えておねだり
したり、寂しいと言っては抱いてっもらったりと、我ながら気持ち悪い。何をトチ狂っていたのだろうか。しかし今こうして訪ねてきたこの男をうっかり家に入れてしまった事も正気の沙汰とは思えない、あまつさえ料理まで振舞ってしまうとは何を考えている。
「あのさ、あたし彼氏いんだけど」
「ほう、今度紹介しなさい」
「なんで親父目線なのよ、かんけーないでしょ」
「ビールある？」
私は拳を握り締めた。この男が図々しいのは今に始まった事ではないが、何か図々しさの種類が変わったような気がする。昔はもっと気取っていて、人の気持ちを考えない独りよがりな図々しさだった。それが当時の私の目には強引でカッコいい男に映っていたのだ。
歳を重ねる毎に自分の人生のグラフにいろんな欠陥が見つかる。きっとこれからもそれは増えていくだろう。今も正にその危機にある。ここはひとつ適当にいなしてご機嫌で帰ってもらおう。私は席を立ち、冷蔵庫からビールを二つ取り出した。
そして片一方をドンと音を立てて啓吾の前に置くと、自らもビールを開けた。
「やった、ラダービールだ」
忘れていた。このビールは啓吾が愛飲していた銘柄だ。そう言えば私はこれしか買わない。啓吾が好きだからという理由で愛飲し始めたというのがきっかけだろうが、結局は私も習慣として定着していたのだろうか、だが私が未だにこの男の影響下にいるようなシチュエーションはいただけない。
「お歳暮でもらったんだよ」
アパート暮らしでまだ20代の独身OLに誰がお歳暮を贈るのだろうか、というような疑問を抱くほど気の利いた男ではない。
「へぇ、そうなんだ、でも本物のビールなんて久しぶりだよ」
やはりというか予想通りの反応にため息が混じりに質問する。
「んで何？喧嘩でもしたの」
啓吾は私を裏切って浮気した挙句、張り手数十発を慰謝料として私の元を去り、そして半年もしないうちにできちゃった結婚をした。結婚式の招待状が来た日には開いた口が丸一日塞がらなかったが、なぜか憎しみは沸かなかった。間抜けな勘違いキャラの特権なのか、私が悟りを開いてしまったからなのかはわからない。とにかく家庭持ちの元カレが会社帰りに元カノの家に立ち寄るという事をやってのけるこの男も相当なもんだが、こうやって料理とビールを振舞っているこの女も相当なもんだと我ながら感心する。
「いや、久しぶりにお前の手料理が食べたくなってさ」
いろいろ突っ込み所が多すぎてどこから取り掛かったいいのかわからない。私は額に青筋が立つのを感じながら言った。
「お前とか言うな、ジュリたんに毎日手料理食べさしてもらってんでしょ」
啓吾は箸を止めると、少し俯き加減に言った。
「ダメなんだ」
「あ？何がよ」
「あいつの……料理はダメなんだ」
ん？料理が得意で趣味はお菓子造りではないのか。私は結婚式に参加した。軽薄男がなにするものぞ
私はへこんでなんかいない。そんな男はのしつけてくれてやるという意思表明だったのだ。啓吾の言う所のジュリたんは、高砂から親類越しに見える
友人席で、そこに座る私にすぐ気づいたようだ。画像か何かを見た事があるのだろう。私に目線を向けて満面の笑みを浮かべた。
私も負けじと満面の笑みで返したが、同席した事情を知る友人達はガタガタと震えていた。新婦の紹介では読書と音楽鑑賞とお菓子造りが趣味で、得意料理はビーフストロガノフという話だった。 >>541
誤字脱字がちらほらと見られる！
推敲不足に思えた！ あとこの話は読んだ記憶がある！
前に見せたことがある？(｀・ω・´)改めて思う！ ビーフシチューが肉じゃがになるとは！ 寝る！ 「なんでよ、ジュリたんビーフストロガノフ得意なんでしょ？ あたしは山本元帥だけど」
「ぜんざいのような甘い液体にまみれた半生肉なら見た事がある」
私は言っている意味がわからずに、言葉から推理できる可能性を探り始めた。甘い液体と半生肉、レア肉に何かのソースがかかっているのだろうか、それ以前に何の話だ
「他にもチョコレート味のカレーのようなものとか、ご焼香のような香りの黄色い何かとか、刺激臭で涙が出る何かとか
それと一緒にボソボソのご飯が出てくる」
あー、うんこれはあれだ、言葉通りの意味だ。オーディエンスに聞くまでもない、いわゆるメシマズ嫁で間違いない。
「あの、なんてんだろ、逆にどうやったらそうなるのか教えて欲しいわ」
啓吾はクスンクスンと鼻を鳴らしながらうわごとのように言った。
「葉月の料理美味しいよ、美味しいよ」
なんか泣きながら食っている。ただの肉じゃがを…。私は立ち上がって冷蔵庫からほうれん草のおひたしを出して食卓に追加した。
「そうか、まあ好きなだけ食べるがいいさ、おかわりは？」
「うん」
涙を拭きながら茶碗を差し出す啓吾。ご飯をよそいに立った私の後ろで啓吾がつぶやいた。
「なんか、普通っていいな」
｢普通って？｣
私は背中で答えを待ちながらおしゃもじを止めた。返事はない。
「なんとかしようとは思わないの？」
答えは反ってこない。愚問だった。
振り返ってご飯を差し出した私に啓吾は言う。
「言ったら切れるんだもん、怖くてどうにもならないよ」
私はずっと最適解を探しながら喋ることに疲れてなげやりになった。
「まあ、自業自得だね」
正面んの席についてビールを煽る私を啓吾はじっと見て言った。
「ちょくちょく食べに来ていい？」
私はビールを吹き出し気味に蒸せてつつも怒鳴った。
「絶対くんな！あんまり様子がおかしいからつい上げただけなんだから！ それになんでアンタにそんな事しなきゃいけない義理が
あるっての？ おかしいでしょ、好き放題やって、勝手に不味い飯食わされてんだから、こっちに汚いケツ向けないでよ、彼氏がいるっつってんろうが、図々しい!」
「だよね…」 啓吾はがっくりと肩を落とすとまたもそもそと食べ始めた。ネクタイを緩めて覇気のないやつれた顔をして、見れば髪の毛も
以前よりは艶が無くなっているような気がする。スーツは安そうな生地に寸の足りない袖、微妙に肩幅と胴回りも合っていない。
独身時代に着ていたようなセミオーダーの物ではなく2着でナンボのあれに違いない。
私は急に寂しくなった。
「はぁ…、今度彼氏が居る時に来なよ、紹介するから」
啓吾は驚いて顔を上げた。
「じゃあ…」
「ホントたまになら食べに来てもいいよ」
私の器も大したものだ。浮気をして私を捨て、他の女と結婚した男をアパートに招いて時々飯を食わせてやろうと言うのだ。
ほら見た事かという気持ちもあったのかもしれないし、多少の優越感も感じる。勝者の余裕というものだろうか。わからない。明らかに敗北
した男を前にして情をくれてやろうというのとも少し違うような気がする。
「ありがとう、葉月、ありがとう」
「いちいち泣かないでよ、それと葉月さん！ てかさ、普段食事どうしてんのよ」
「残業だといって外で食ってる、でも小遣い少ないからロクなもの食べられなくて」
「いくらもらってんの」
「5千円」
「すくなっ！」
「うん、一日あたり166円」
「空き缶集めの浮浪者だってもっと貰ってるよ！」
「弁当作ってるんだからお金要らないでしょって」
「その弁当って…」
「捨ててる…」
「よく生きてるね」
「うん、南の島に漂流した方が食生活豊かな気がしてる」
とにかく私はみっともないこの男に助力する事にした。あの頃とは違って冷静にこの男を見られるようになった私はこう評価している。
顔がいいだけのヘタレ。すっきりとして清涼感のある顔は福山某に見えなくもない。クールに決める事もできるし人懐っこく笑う事もできる。これでは並の女は一発だろう。 かく言う私もその一人だ。今の私の彼は朴訥なゴツい大男、二枚目ではないが揺ぎ無い信念を持っているゴリラの風貌だ。その見かけ通り器も果てしなく大きく、人望があって後輩にも親しまれている親分肌。元の彼氏をアパートに招きいれて飯を食わせたぐらいでは私への信頼が揺るぐはずもない。
この男を招き入れた私も近ごろ彼の影響を受けて何事にも寛容になっているのかもしれない。そろそろお帰り頂こうと思っていた矢先、ドアチャイムが鳴った。
この時間に無遠慮に訪問するのは多分彼氏だ。いい機会なのでこのヘタレ男の事も紹介しておこう。 あれっ！(｀・ω・´)ﾉｼ 続きはないようなので本当に寝る！ てっしーさん、すごいですね！
こんなに早く4th waveをお読みすることができ、とてもうれしいです
でも、どうしてこんなに素敵なお言葉があふれてくるのでしょう…
アクション場面は黒疫を思い出しましたし…（涙）
お話、これからも楽しみにお待ち申しあげておりますね＾＾
>>544
美世さん、この作品読んだことありますよ～汗
でも、正直いいますと啓吾さんのこと嫌だなぁと思ったのですが
最後の葉月さんとその彼氏さんの広い心にそれも吹き飛びました
佳かったです＾＾
ワイさんの日記、鳥さん、チョウチョウさん、茗荷…いいなぁ
うちの茗荷はまだ芽が出ていないんですよ
ワイさんの文章に心が癒やされました…
ほんとうにありがとうございました＾＾
どなたさまかがおっしゃられたように最近の自分は雑談ばかりで居座っていました・汗
わかってはいたのですが、深く反省しています…
しばらくは創作にうちこみますね
おやすみなさい おはよう、諸君！
既視感は正しかったようだ！
と云うことは続きもあるのだろう！
おそらく昨日は探し出せなかった！
執筆をしながら待つとしよう！(｀・ω・´) しめ鯖には大根おろし！ ぽん酢強めの醤油を掛けた！
吸い物も付けた！ 薄切りにしたレンコンがちょっとしたアクセント！
食が進んでご飯は少し盛った！ おかわりは阻止した！
腹九分目ではあるが続きを書くとしよう！(｀・ω・´) ちょっとカレーを煮込み中！
冷蔵庫の中身がだいぶ減った！
ホールトマトの缶詰も少し古くなっていたので使った！
複数の肉を入れているのでポークカレーとは云い難い！
まあ、食べて美味しければなんでもよい！
喉が渇いたので自家製の梅酒を飲むとしよう！(・｀ω・´)待てよ、カレーの中に梅酒を入れて煮込んでもいいのでは！ >>537
ありがとうゼーｯﾄ
>>546
やっぱり発表済みだったか
>>547
広がるかなこれ
まあ広がりそうだと思ったから再投したんだろな
なんかモノになりそうなの探して落としてく
初見の人もいるかもしれないからね
これは俗に言うスランプだろうな
批判と賛美の中で都合のいい情報だけをフィルタリングするのは得意だ(ヲイ >>546
ありがとうございます泣
自分は天才肌というより、職業柄計算力があっただけで、
つまり何かを文章で表現するための組み合わせ問題の
解き方が速かっただけなんだなあ、
と病気で執筆能力を失ってから実感します。
最速で自分にとって正解の文章を出す行為は、
我ながら何というか優雅であり、楽しかったのですが、
しかし内容はというと、好きな話を好きに書くだけで、
金色夜叉などの名作を何度も読めば書ける程度のものでしたが、
（つまり遥さんも遥さんなりの最適の文章を、あれを読めば
書けます。才能の話ではなく、文法集のようなものです）
それでも黒疫を書けたのは本当にありがたいことでした。
辞書一冊分の小噺を若者たちのために書くという目標は、
健康だった頃ですら大変なものなのに、こんな状態で
書けるのか、腎臓は脳機能は保つのかという焦りで、
ただでさえ遅くなった筆がさらに遅くなり、
おまたせする事となりましたが、それでもとにかく書けたのは、
遥さんのおかげです。
結局自分は美しい言葉を届けたいのだなあ、と
最近筆を垂れながら、思いました。
一行を書くのに3時間かかって、それから無理矢理進めようとして
何千字も書いては、違うと消して、自分で砂漠に穴を掘って埋めるような
不毛の連続に心が折れながらも、それでもどうにか
文章の体裁のようなものを、解像度の低い頭で整えて、
大丈夫かどうかハラハラしながら投稿して、
嬉しいお言葉を頂けると涙が滲みます。
重ねがさね、ありがとうございます。
ちなみに海賊の話はしばらく続きます。
投稿の頻度にむらがありますが、楽しんで頂けると幸いです。
ではでは。 >>551
書いてある内容が胸の奥に響く！
人によっては書き捨ての文章に見えるかもしれないが、
ワイの目からは他者に読まれることを想定して、何度も推敲を重ねて書かれている文章だとわかる！
遅くてもいい！ 小さな一歩でも構わない！ 君は着実に前進している！
目指す先は人によって違う！ 路線の変更を余儀なくされることもある！
それでもよい！ 悔しい気持ちが原動力になることもある！
出来ればであるが五月四日に開催を予定しているワイスレ杯に、
勅使河原君も是非に、と思うが無理強いはしない！
体調と相談して決めて貰いたい！ そろそろ寝るとしよう！(｀・ω・´)ﾉｼ >>552
ありがとうございます。
推敲に推敲を重ねました。
ワイスレ坏は筆の速度的に難しいですね……。
今書いてる海賊の話は、本当に長い時間構想を繰り返して、
筆の重さに心が折れながら、それでも細部を詰め続けていた結果なので、
今週の投稿頻度は見せかけで、
実際は本当に時間がかかるようになってしまいました。
ワクチンが脳にきたのかなあ。
酷かった体調がさらに崩れたんですよね。
季節の変わり目、花粉症のおり、健やかにお過ごしください。
文章を読む事にも時間がかかるようになってしまいましたが、
ワイ坏は楽しませていただきます。
（誰かリーさんを阻止してｗ）
ではでは。 おはよう、諸君！
書くことが常態化して久しい！
書かないと何か落ち着かない！
書かない時間が長くなると不安になる！
ならば書くしかない！ 締め切りは良い枷になる！
今のワイの環境は望んで得たもの！ 何の不満もない！
ただしそれがいつまでも続くとは思っていない！
何かしらの不安は付き纏うがそれも書く原動力になっている！
全てに満足した時、ワイは書くことを辞めるのだろう！(｀・ω・´)さて、やるか！ そろそろ終わるとしよう！
今日も引き続き、カレーなので少しの時間ではあるがのんびり過ごせる！
急な冷え込みでビールの気分は吹き飛んだ！ 千秋と賀茂鶴を混ぜて熱燗にしよう！(｀・ω・´) >>551
しばらくは創作にうちこむと申しあげたのに、また来てしまいました・汗
ほんとうは昨日書き込もうかと思ったのですが、うまく言葉が出ず…
今日もやっぱり胸がいっぱいで涙がでてうまく書けません
自分もこのようにすぐに読めなくなり書けなくなりますので、お気持ちはよくわかるんですよ
でも、文字を打たれることに呻吟されるとき、どんなにおつらい思いをされていらっしゃることでしょう…
やはり胸が苦しいです
てっしーさんは天才肌と同時に頭の良い方なのだなぁと、いつも思っています
だからこそ、あのように美しく造詣のあふれるお言葉がでてくるのだと
また作品に寄せて拙い感想を書くかと思いますが、お返事はなさらなくてもいいですからね
お気持ちはわかっていますので…
ゆっくりと心身ともに休まれて、お力を次の作品に生かされてくださいね
のんびりとのんびりとでいいですので、作品を心から楽しみにしていますね
てっしーさん、ほんとうにありがとうございました！！ ワイさん、カレーおいしそうですね！ とても食べたいです
美世さんにも作品のこと少しお話したいことがあったのですが、うまく書けなくて…汗
また、後日お邪魔しますね
おやすみなさいませ おはよう、諸君！
ミニスレ杯は作品数が少ないこともあって
全作品の寸評をすでに投下した！
朝食のあと、自分の仕事に専念できる！
午後八時に某スレッドで下位から全順位を発表する！
さて、やるか！(｀・ω・´) >>557
ん？なんか言いたい事あるなら普通に言ってくれていいよ
言葉を選ぶなんて作業は創作分野では余計な事だよ
まあ、余計で、かつ非建設的感情が混じった言葉は腹立つ時はあるけど
素直な感想は有用なので、まんま自分の言葉で言ってくれる分には有難い ふむ、皐月賞の馬名を見て「え」となった！
オニャンコポンだと！ 牝馬ではあるがこれはちょっと！
と思ったのだがアカン語では「偉大な者」と云う意味になるらしい！
アカンがな、ではなかった！(｀・ω・´)それにしても……。 アカン語ってどこの言葉かと思たら
西アフリカやな
西アフリカと言えばコートジボワールとかブラッドダイアモンドで有名なシオラレ、ん、シラアエオネ、いや違うまあいいや
あとセネガルとかモーリタニアとかあるじゃん
宝石とか希少鉱物とかあるんだけどそんなもんしゃらくせえ
１t掘って１gとかなんだぜ金とか
そんだけやって末端価格で１g5000円の金なんか意味がないよ
西アフリカの金鉱は山じゃない
海なんだ
どう言う事か
タコwwwwwww
金てさ
人が欲しがるから価値があるだろ？
じゃあタコを欲しがる人がいればタコは価値があるんだよ
じゃあその欲しがる人は誰なのか
はい予想通り日本人wwwww
アフリカの庶民の数百倍の所得を誇るwwwww
日本人｢タコ１００t欲しいんだけど｣
アフリカ人｢サーイェッサー｣
まあこの関係を築くのに数年かかってんだが
だってさ、理解不能な食材を取ってくれって言ってもわかんないわけよ
そもそもイスラム教徒は鱗のない水産物は戒律で禁製品なんだ
だからこそ現在ではうまく行ってるってのもある
タコ漁師はタコを純粋なビジネス商品で自分では手を出さない
ここで効いてくるのがタコの末端価格は100gで500円～1000円
相場で金には及ばないがコストではダントツ有利
眠くなったので明日また会おう れーながわけわからず泣きながら電話してきて
どういうわけか聞いたら
うやむやにしながら切られて数時間
何度も留守電にメッセージ入れたけど音信不通
寝れねえwwwww >>559
美世さんが起訴のことをお話ししているときに、心の中に美世姉さんがよく現れたんです
困っている美世さんを、美世姉さんが呵呵大笑したりニタニタ笑って見ているんです（自分じゃないですよ・汗）
美世姉さんって、生きたキャラクターなんだなぁって思ったんです
それってすごいことだなと思いました
それを前に言おうと思っていたのですが言えなかったです
すみません・汗 やっぱりうまくお話できなくて
れーなさん、だいじょうぶなのかな… >>560
あちらに書き込もうか迷ったのですが、やはり自分も小心者でできず…汗
こちらのホームに書かかせていただきますね
すごく恥ずかしいのですが自分が一位でした…
正直、皆さんとても独創的で、凡庸な自分にひどく落ち込んでいました
それに、今回はまぐれだって思います。そういうときってマレにありますものね
自分の力不足を実感しています
ただ、前にワイさんが力を入れ過ぎずに書きなさいとおっしゃっていて、今回はそれを心に書きました
ですから、今回のことはワイさんのお言葉があったればこそなんです
いつも、ワイさんのお言葉、心にしみています
ワイさん…ほんとうにありがとうございました。深い感謝でいっぱいです
どうか、これからも、いろんなことをお教えくださいね
おやすみなさい リプライあったわ
要約すると２年前に同棲してた彼から荷物取りに来いと連絡あったから取りに行ったら口論になって殴られた
はぁー何やってんだよ
まあ口論がこじれたこと自体はれーなが悪いんだろうと思う
あいついちいち発想が利己的だからなぁ
けど女を殴ったのは許せん
来週相手の男に責任を取らせに行く >>565
同じキャラクターを何年も書いてると段々独り歩きしていくのは感じるよ
そのうち彼女はこんなときどう思うんだろうかとか考え始める ２年前と言えば、れーなが免許を取ってウキウキしながらクラウンが欲しいとか言ってた時期だ
クラウンて……
俺と知り合ったれーなは当初２２才だと言ってた
それから２年して免許を取ったんだけど
遅くね？と思っただけで特に違和感はなかった
実はその時１８才だったので普通免許適齢期だった
今年が成人だったので件の男と同棲してたことになる
まあ女が欲しがる車なんて可愛いか可愛くないかが基準だ
クラウンとか言ってる時点で男の影響があったんだな
スポーツカーに行くのだって恐らくオトンやアニキや彼氏の影響があるだろ
全員とは言わないけどさ
まあれーなの元彼は十中八九DQNだな かなり早いがおはよう、諸君！
>>566
ワイの言葉で即実践に使える！
基礎がなければできない芸当である！
作品に関する寸評は書いた通り！
伸び伸びとして細やかで優しいテイストに包まれていた！
独創性が突出すると読み難くなる！ 王道は安定していて読み易い！
どちらが優れているのか！ 一概には云えないがそこに読ませる技術が加わって、
初めて作品は評価される！ 伝えたい内容を全て読者に届ける！ 読めるではなく読ませる！
技術がなければ叶わない！ 過大評価は向上心を低下させるが過小評価も良いとは云えない！
過剰に力を入れず、程よい力の抜き加減で堂々と真ん中を歩いて貰いたい！
>>569
DQNが高じて構成員になっているかもしれないので油断は禁物！
ワイは武闘派なので実際に喧嘩になったこともある！
顔はそこそこ広く、それなりの財力もあるので死闘までには発展しなかった！
十分、気を付けて貰いたい！ 傷害致死罪で実刑を受けると元の木阿弥！
程々に肌寒いのでコーヒーを淹れる！ ゆるゆると飲みながら今日の執筆を始めよう！(｀・ω・´) >>566
繊細できれいなお話でしたね。さすが遥さん
一位おめでとうございます
私も参加者でした 昨日はありがとうございました。
ミニスレ杯の370です。そして何故かコテを名乗らせられました。
いろんな方から指摘を受け、ワイさんからもいろいろ言っていただき反省して改善をしてみました。
まだまだだとは思いますが書き直してみましたので、更なる改善点をご指導いただければと思います。
お手数をおかけし申し訳ありませんがよろしくお願いします。
「Brand New Day」
改札口を出て右手に進み石の博物館を左に折れそのまま坂道を登る。
右手に十台程度の車を停められる駐車場がありその先にこの山から湧き出る水が織りなす池がある。
山の中腹から湧き出た泉は一旦平らになったこの場所で水を湛え名水とも呼ばれ得る弁天池となった。
池の真ん中には中島があり一本の桜の巨木と弁天様を祀った祠が建っている。
池の周りにはまるで自生したかの様にソメイヨシノがそこここに花を咲かせていた。
もちろんソメイヨシノが自生する訳も無く誰かが何かの意図を持って植えた事に間違いは無い。
唯とはこの池で初めて出逢った。
高校生の時自分に自信が持てなかった僕はこの池のベンチでよくギターの練習をしていた。
ある日僕がこの池に来ると一人の少女がギターを抱えて歌を歌っていた。
その声は僕のそれとは違い伸びやかな高音が絹のような柔らかさとしなやかさを感じさせた。
引っ込み思案の僕だったけどこの時ばかりは何故か饒舌に彼女に声をかけることができた。
おそらく同じ趣味嗜好と思わせる何かがそうさせたのだと思う。
唯とは共通のアーティストや互いに知らないアーティストの話で盛り上がった。
そしてお互いの歌を聴いた。互いに恋心を抱くのにそう時間も掛からなかった。
週末は必ずこの弁天池で二人で歌を歌った。ある日を境に唯はここに来なくなった。
連絡も取れなかった。そういえば唯の電話番号どころかLINEさえ交換していなかった。
ここに来さえすれば漠然と唯に会えると疑ってすらいなかったのだ。
愚かだった。もう一度、もう一度だけでも唯に逢いたかった。
それからはこの池に来るのも一週間に一度が、やがて一ヶ月に一度になり、
三ヶ月に一度が半年に一度、そして一年に一度になる。
そして唯の面影さえ朧げになってしまった。絶望が自分の心を救う為なのだろうか。
桜が満開を迎えた今日弁天池にギターを抱えてまたやって来た。
池のそばにあるベンチに座り以前約束した唯のために僕が作った曲「Brand New Day」を歌った。
歌い終わると一陣の風が吹き満開の桜の花びらが弁天池の水面を覆い尽くしまるで桜色の絨毯のようになった。
気付くとその絨毯の上に唯が立っていた。弁天様の祠の前あたりだろうか？
「約束通り曲を作ってきてくれたんだ。とても素敵だったよ。ありがとう......
これからもずっと君を見てるから悲しまないでね」
唯はそう言って微笑んでくれた。 >>570
こんな自分にあまりにももったいないお言葉、ありがとうございます…
たくさん申しあげたいことがあるはずですのに、胸がいっぱいで言葉がでてきません（涙）
いつもダメな自分です
ワイさん、かえすがえす、ほんとうにありがとうございました！
>>571
ありがとうございます
すごく恥ずかしいのですが…汗
もしかしましたら、あの作品の作者さんのような気がして…
あの作品はすごいです。文章もさることながら狂気をはらんでいて
自分などは絶対にかなわない！と思いました てっしーさん、お書きになられていたのですね…
こんなに早くお読みできると思わず気づくのが遅れてしまいました・汗
芸術のような文章に感動しつつ、今はおもしろい！と思わずにはいられません
おもしろいんです。おもしろい…続きがほんとうに楽しみです＾＾
うまく言えなくて、ごめんなさい！
おやすみなさい >>571
ごめんなさい！
まったくの勘違いかもしれないのに…汗
気にしないでくださいね！ >>572
内容で大きく変わったところはない！
最後の辺りは少し詳しく書かれていた！
唯の死をやや強く感じた！
しかしながらやはりと云うのか、しっくりこない！
作者は完全には理解していないので理由を書く！
冒頭から一貫して写実的に書かれている！
頭の中に映像が浮かぶ程の書き込みは現実以外にない！
最後だけがファンタジー色が強い！ 木に竹を接ぐような違和感を覚える！
弁天の力を借りたとしても受け入れ難い！ そこで写実的な展開をギリギリで維持して、
最後に繋げる形をワイなりに考えて書いてみた！
歌い終わると隣に気配を感じた。唯の体温が伝わってくるような存在感に身震いして目をやった。
ベンチに一人分の空間があるだけで予感した奇跡は起こらなかった。何を期待しているのかと僕は自分に対して嗤った。
それなのに未練がましい行為を止められない。ベンチの空いたところに手を置いた。どうしてなのか、そこに人の温もりを感じた。
一陣の風が吹く。目を弁天池に戻した。水面を覆う桜の花弁が鮮やかに映る。あまりにも綺麗で潤む目から一粒の涙が零れ落ちた。
このような書き方であっても唯の死を感じさせる！ 前半の写実的な部分を失わず、
読者に違和感を持たれることもないだろう！ ワイの考える展開と書き方なので参考程度にとどめて貰いたい！(｀・ω・´) ありがとうございます。
そもそも自分で書いたものを自分で理解できてなかったという事ですね。
木に竹を接ぐ、なんとなく感じた違和感を改めて分かりました。
勉強になりました。
ありがとうございました。 >>575
すみません。最初から何の作品か書けば良かったですね；
385です。ちょっと内容がアレなので明言するのを躊躇していました。その作品と違ったらスルーしてください。
一位に選ばれるのはそれだけ作品が際立っていたからだと思います^^
ふゆ 只今、帰宅！
眼鏡美少女のふゆ君は時に弾ける！(｀・ω・´)今日は暑いので黒帯の揖保乃糸を茹でる！ まずまず進んだ！
まずは冷えたビールを飲む！
今日は「僕ビール君ビール」にしよう！
通称、カエル君！(｀・ω・´) 鮭とばが合う！
ふむ、定期が満期を迎えたようだ！(｀・ω・´) てっしーさんへ
また読めてうれしい、難しい英単語なのにここまでおもしろい作品に仕上げるお力に脱帽して、もう英単語に関わらずこれを公募などに出してみては？と
言おうと思い、それだけおもしろいですしだっててっしーさんの世界は唯一無二です…
そんなことをお話ししようと思っていたんです
でも、お言葉に泣きそうになりました。てっしーさんのお出しになられた結論がどうか幸福になるものであってほしいと思ってしまいます
てっしーさん、私、本音をいいますと自分の作品がどこが良いかわからないんです
皆さんが褒めてくださるのはほんとうにありがたくてなりませんし、とてもうれしいです
でも、自分は何度読んでもわからなくて逆に拙さに目を背けてしまいます
正直に言いますとあの作品は一年ほど前に原型を書いていて、今回それを利用しただけなんです
今回はそれがツボに入ったといいますか、ほんの時々ある偶然の産物なんです
そして、次回の作品で目を覆いたくなる自分の真の実力が露呈します。それがわかるんです
てっしーさんの苦しみを取り除いてさしあげられたらいいのに…
思うと涙がでます
もうお休みになられたでしょうか…今は何も考えずにゆっくりとゆっくりとお休みになられてくださいね
お返事もしなくていよいですからね
おやすみなさい >>580
やはり、ふゆさんだったんですね
あのようなものもお書きになられるのですね…すごいです！
ほんとうはいっぱい言いたかったのですが、言えなくなってしまって・汗
ですから一言だけ、嘘偽りなくあの作品は素晴らしかったです！ >>586
ワイさんに>>572さんのことでお話したかったのですが、また後日お話ししますね
うまく言えなくてすみません…
でも、ワイさんが惜しまずに書いてくださる例文や作品に、いつも教えていただいています
ほんとうにありがとうございます おはよう、諸君！
>>587
雛形があったのか！ 短時間にしてはよく書けていると思った！
時間を掛ければ必ず作品の質が上がる、とは限らない！
実力あればこそ！ 己を過剰に卑下している訳ではないだろうが、
運をあまり口にしなくてよい！ ワイの場合、作品を好き嫌いで見ていない！
整合性、内容と文体、作中のリアリティ、アイデア、構成や見せ方、読み易さ等！
それらを複合的に見て作品の良し悪しを判断している！ 独創性や苦心のあとも考慮に入れる！
逆に手抜きはマイナスに働くことを忘れてはいけない！
ミニスレ杯の一位は揺るがない！ ワイの判断で一位となった！
そこに運が介入する余地はない！ その点に関しては自信を持ってよい！(｀・ω・´)今日はレモンティーにしよう！ そうだ、お好み焼きを作ろう！(｀・ω・´)ｷｭﾋﾟｰﾝ! >>591
お好み焼きはシンプルな豚玉か、すじこんを入れたものが好みです すじこん……牛筋とコンニャクだろが！
ワイちゃんは焼きそばを入れる！(｀・ω・´)ﾋﾞｼｯ! 神戸のぼっかけやな
あんまり味の濃いもんはお好み焼きには入れたくないけどな
まあそれも人それぞれお好みだからお好み焼きってことだわうっしっし >>596
先週威勢のいいこと言ってなかったか？
どうなったんだよ >>593
広島風？ 広島焼きは広島焼きであって、お好み焼きではない（火種投下 >>598
兄ちゃん、ええ度胸しとるの、感心したわ。
広島もんのお好みを馬鹿にしよる、これが、どういう意味を持つか。あのお好み抗争を蒸し返しよるんじゃな？
関西者は。
死人が出たあのお好み抗争を、また、蒸し返しよるん。
分かったけぇ、覚悟だけはしときんさいよ。 >>597
相手の職場と交遊関係と家族構成
あと素行調査
一週間の契約で調べてる
どう料理するかは報告を聞いて決める れーなには秘密の行動だ
目標は暴力への制裁と接触禁止 あと広島人に向かって広島焼きとか
モダン焼きちゃうん？ は禁句
ぶち切れるって言うか
ブチ腹が立つけえのう >>596
ぼ、ぶっかけ？(｀・ω・´)征服欲が強いと見える！
>>601
接近禁止命令は裁判所の案件なのだが！(｀・ω・´)
>>602
ワイは何でも入れる！ 焼きそば、紋甲イカ、鶏肉、豚肉、牛筋、コンニャク、モヤシ、ネギ、
ニラ、餅、揚げ玉、海老、ネギ、タマネギ、卵、ツナ、春菊、ミツバ、ミント、花かつお、青のり、アオサ、キャベツ！
要するに冷蔵庫に残っている物で消費期限が迫っていれば刻んで入れる！(｀・ω・´)そろそろ今日の執筆を始めよう！ >>603
被っている食材を探せ！m9っ｀・ω・´) 今日の飲み物は玉露にしよう！ ふむ、ホタテとキクラゲが抜けた！(｀・ω・´)朝食にしよう！ てっしーさん、昨日感想書けなくてごめんなさい涙
実は今週はお仕事やら何やらで毎日2時間睡眠でやわで情けないことに昨夜はダウンしてしまいました汗
でも、てっしーさんがもうお書きならないという結論ではと一昨日は動揺してましたので、安心しました
また、お休みになる週末にちゃんと感想お書きしますね >>590
やはり、ワイさんのお言葉心にしみました
また週末にちゃんと書き込みしますね
ほんとうにありがとうございました！ >>603
司法は関係ない
俺が接近禁止と言ったら接近禁止
違犯すれば問答無用の制裁 失礼します。
今、タイトルスレでちょっとミニミニ祭りやってます。
と言っても私ともう一人の方の決闘という形になっており、参加者は二人だけです。
そこでなのですが、その他の皆さんに投票していただきたいと思っています。
名無しさんでもコテの方でも構いません。
今日中です。
どなたでも大歓迎です。お願いします。
お邪魔しました。 >>608
ふむ、これが噂のジャイアニズムか！(｀・ω・´)精米を始めよう！ 途中で送ってもた
ｼﾞｬｲｱﾆｽﾞﾑっていうか大事な物を守るためならある程度社会のルールは無視する ルールを死守した結果、大事なものを失う事になったやつを山ほど見てきた ただ、体制と大勢に逆らうには７０％の気合と30％の技術がいる おはよう、諸君！
まずは腹ごしらえ！(｀・ω・´) この時期の筍は本当に峻烈な香りがしてご馳走ですよね。
たけのこご飯。筍のステーキ。筍のから揚げ。若竹煮。
あと、何があるだろう。 タケノコの吸い物！
肉じゃがのタケノコ版！ ワイは豚肉を使う！
タケノコの茶碗蒸し！ 中華風のタケノコの炒め物！
タケノコカレー！ 鶏肉とよく合う！
タケノコとゴボウのきんぴら！
タケノコの浅漬けなど、想像力によって品数は広がる！
さて、寝るか！(｀・ω・´)そうだ、五月四日のワイスレ杯のテーマは！ 南こうせつか！
よく寝た！ 朝食にしよう！(｀・ω・´) 突然だが
市民権を得つつある｢もふもふ｣という新語について考察したい
一般に毛だるまな可愛い動物に接触、なたは非接触であっても外見から想像できる様子を形容したものだと思う
従って爬虫類や魚類はいくら可愛くてももふもふできない
このもふもふだが
語学的には何に分類されるのだろう
擬音のようにも聞こえるが決して擬音ではない
類義語としては
しんしんと
さめざめと
飄々と
凛といて
滔々と
に近い気がする
そこんとこどうなのか、文学的には何に分類されるのか誰か教えてくれ
調べてもわからんかった 食感の
ふわふわ
カリカリ
サクサク
とかの方が近いか >>621
オノマトペでいいのでは！
認知科学的な見地から云えばクオリアとなるだろう！
もふもふを形容詞とすればもふるは動詞か！
ワイの場合、文語体で使うことはない！ 口語体ではあるが！(｀・ω・´)ちょっと休憩！ 今から飲む！
最初は軽めのカエル君ビールで！(｀・ω・´) 市民権を得つつある？ 新語？
言われてみると「もふもふ」なる単語を初めて目にしたのはいつだったか、記憶にないな。
小学生のころにはなかったような気がする。だが気がするだけで、実はあったのかも知れない。
ちなみに「萌え」ははっきりと憶えている。とある猟奇系の漫画だけど、なんて斬新な表現だと衝撃を受けた記憶がある。
おそらくその漫画が発信源というわけでもないのだろうが、俺が目にしたのはそれが最初だった。今から30年以上も前のことだ。 れーなが傷害事件の目撃者になっててワロタw
今日ずっと警察から電話がかかってきてんの
｢ねえ私加害者と知り合いなんだけどなんにも知らないって言ってる、嘘ついても大丈夫かなぁ｣
って聞くから
法廷で宣誓してから嘘ついたら偽証だけど警察相手なら適当でおk
と言ったら胸を撫で下ろしてた
まだまだ子供だな 「お、回転寿司屋だ。腹が減ったから入ってみるか」
道路沿いをブラブラと歩いていた男は、一階が駐車場になっている構造の大型店舗へ入店した。
「いらっしゃいませ」「うわ！ なんだよ！？」
入店早々、男は驚きの声を上げる。ぐるぐると回転する従業員に迎えられれば無理もない。しかし戸惑う男の様子など気にする素振りもなく、従業員は回転を続けながら声を掛ける。
「えっと、100名でご予約の鈴木様ですか？」「そんなわけねえだろ！ どう見ても1名様だわ！」「え？ でも何人も居るように見えるんですけど」「完全に残像だな！ とりあえず回るのやめろ！」
男が回転を止めるよう促すと、従業員は素直に回転を止めた。
「あ、確かに1名様ですね。ご案内致します」「なんだこいつは……。あ？ ただの寿司屋じゃねえか。あのアレだ、回転するコンベアとかねえの？」
案内された席につくなり抱いた違和感を男は口にした。
「あ、うちそういうのは無いんですよ」「はあ！？ じゃ何が回転する…… お前か！？」「あ、はい。私が回転する寿司屋です」「バカじゃねえの！？」「すいません。でも味はちゃんとしてるので」
やっぱり味以外はおかしいんじゃないか。その思いは口にせず、代わりに別の事を口にした。
「はぁ、まあいいわ。なんか喋りすぎて喉乾いたからよ、茶より水貰えねえか？」「はい、かしこまりました」
水を待つ間、男は店内を見回す。コンベアが無い以外には、ごく普通の回転寿司屋に見えた。
（まあ美味けりゃ何でもいいか）
気を取り直しおすすめのネタでも確認しようと思った正にその時、異変が起きた。
「おまたせしました～」
「うわ冷てっ！」
突如背後から冷水が降り注ぎ、肩や袖口がびしゃびしゃに濡れたのだ。
「何で回転して持ってくんだよ！ 遠心力舐めんな！」
「あ、あ、申し訳ありません。回転寿司なもので」
「もういいから回転すんなよ！」
男はおしぼりで服を拭きながら、またしても回転を止めるよう指示する。
（もうさっさと食って帰る！）
そう心に決めて男は注文をしようとしたが、ある事に気が付いた。
「あれ、ここどうやって注文すんだ？ このタブレットか？」
カウンターにはメニューが無く、代わりにタブレットが据付けられていた。
「あ、注文はそちらのタブレットでは無くて―――」
従業員が質問に応えながら、何故か上着をはだけさせ胸を露出させる。
「こちらのタブレットでお願いします」
「うわ、気色悪っ！ なんでタブレットが体に埋まってんだよ！？」
露出された胸の中心にタブレットが埋まっていれば、男の反応は当然であった。
「あ、私はタブレット埋め込み型の案内ロボットですので気にしないで下さい」
「お前機械なの！？」
「はい。最近ＡＩとかいうのを搭載した小賢しい機械があるじゃないですか。私もそんな感じのやつです」
「ふわふわした説明だなおい！ そんで小賢しいとか言うなよ！」
面食らう男にむけて、従業員は更に説明を続ける。
「名前はドクターペッパー君と言います」
「がっつり抵触してんな！ 訴えられるぞ！」
「あ、うちのハゲアタマＣＥＯは訴訟とか強いんで大丈夫です」
「すげえ抵触してくるなこいつ！」
常識外れの受け答えに戸惑っていた男だが、ふとある事に気付いた。
「ちょっと待てよ？ じゃあこっちのタブレットは何なんだよ？」「あ、それは私のです。充電切れちゃって」「お前のかよ！ 私物持ち込むなよ！」
余りにも頓珍漢な問答が続き、男は疲れたように溜息をついた。
「はあ。もういいわ、とりあえず注文。まずは―――」
「お客様。お言葉ですけど、一言言わせて貰いますよ」
突如男は言葉を遮られる。そしてとぼけるばかりだった従業員の雰囲気が、剣呑なものに変わる。
「な、何だよ？」
「先程から定食、定食とおっしゃいますけどね。うちは寿司屋だっ！！」
「その定食じゃねえよ！」
え、すいませんなどと言いながらまたとぼけた雰囲気に戻った従業員を白い目で見ながら、男は口を開く。
「もういいわ帰る！ お前のせいで落ち着いて食えねえ！」
「あ、わかりました。お会計ですね」
差し出された紙を見て、男は驚愕した。
「二千円！？ 水しか飲んでねえのに！？」「すいません。そういうシステムなんで」
「水しか飲んでねえのに二千円なんておかしいだろ！」
立ち上がりながら強く抗議するが、従業員に引く気配は感じられなかった。
「どうしても払って頂けませんか？」「当たり前だろ！」
「これが本当の、二千円問題ですね」
「くだらねえんだよ！」
おわり ああ、面白いけど惜しい。
地の文をなくして漫才に徹すれば完ぺきだった。 割と遅い目覚めとなった！
まずはコーヒーを淹れて投稿の早い順に見ていく！(｀・ω・´) 昨夜さ、ホテルのロビーで白髪の老紳士をちょいちょい見かけたんだ
シュっとしててすごい品がよさそうなんだけど、連れ合いもいないしどこにも属さない老人みたいなんだ
余計なお世話だよね
でもとにかく異質だったんだ
なんだろ、ビジネスでもないし、どっかの企業の社長さんだろうかって雰囲気
まあ、俺も社長なんだが全然品格が違う感じ
そんでさっき喉が渇いて部屋の冷蔵庫は何もないしロビーに降りたんだ
そしたらさ、その老紳士がいたんだよ
パジャマだったｗｗｗｗｗ
ちょｗｗｗｗｗ
いいけどさ、いいんだけど、どんだけくつろいでんだよｗｗｗｗ
はいこれからは言葉に関する与太話
卦って言葉あるよね
当たるも八卦、当たらぬも八卦のあの卦ね
占いで未来を予測した時にあんまり良くないと卦が悪いとか言うよね
んで俺最近気づいたんだよ
うちのオカンとか生前のお婆が言うんだけどさ
ケタイの悪い
意味は恥ずかしいとかみっともないって意味なんだよ多分、実際わかんねーけど
これ漢字にしたら卦体になると思うんだ
卦体は一発変換できないから標準語じゃないと思うんだが
調べたら語源は陰陽道らしいから、標準語と言えば標準語なんだ１０００年以上前なんだけど
あと、オカンは気づいてるかどうか知らんけど
腹が立った時にケッタクソ悪いって言うんだ
関西系の人は普通に使ってる地域もあるよね
これって卦体がくそ悪いってことになると思うんだよ
どうだろ、ツイてなくて悔しいとか、恥をかかされてクソ腹が立ったって意味だろうか
うちのオカンて割と育ちがいいんだけどこの言葉はあんまり品のいい言葉じゃないんだ
育つ過程で覚えたんだろうね
ちなみにオカンの旧姓は「晴」だ
安倍晴明とは関係は無いと思うけど >>628
出だしは回転の原理がよくわからなかった！
自発的に回っているのだろうと読み進めながら思った！
水は本当に飲めたのだろうか！ 冷水を浴びせられたシーンはあったが！
一レスに詰め込まれた文章は少し読み難い！ 五月四日に行われるワイスレ杯の練習用なのだろうか！
勢いで最後まで読ませる力はあったのでギリギリの７０点！(｀・ω・´) >>632
希代の変化説もある！
ワイの友人はケタイではなくてケッタイと云っていた！
場所によるのだろうか！(｀・ω・´) ケタイが悪いという言い回しは始めて聞きました。
ケッタイも、ケッタイが悪いという使い方をするのでしょうか。
関西弁でよく聞くケッタイなやっちゃのケッタイは、奇態あるいは奇体なのは知っていますが。 >>630
＞「何でそんなことしたんだ！バカ野郎！」
（感嘆符のあとに文章が続く場合、全角の空白を入れた方がよい！
これ以降の指摘は重複になるので省く！）
＞父の怒鳴り声は静寂を産んでいた。
（間違いではないが出産の意味にも取れる！ 生じるので「生む」と書いてもよい！）
＞さっきからすっと私は俯いていた。
（ずっとだろうか！）
＞その時、単なる木目がひろゆきが人を無能と笑っている顔に見えるようになった。
（特定の人物を想像させる！ あまり良い使い方ではないので個人名は控えた方がいいように思う！）
＞門目から目を離して見れば
（門目とは何を意味しているのだろうか！）
うさぎ跳びは膝に悪い！ 成長期の子供にさせることではない！ 法律で禁止されているらしい！
未来の話なのだろうか！ あとご飯抜きで怒られているのだが、昼夜の判断ができない！
朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯、のどれかなのだろう！
あと意味の重複が多く読んでいて中弛みを感じた！ 取っ散らかった内容を上手く纏めて
ショートショート風に仕上げた方が合うように思った！
推敲不足と意味の重複のせいで内容を活かし切れなかった６５点！(｀・ω・´) ケッタイな話やで
も
ケタイが悪い=ケッタイになったんじゃないかな
関西人は略するの好きだし
知らんけど 知床半島のさきっちょな
あそこ道が無いんだ
南側はまだ海岸を歩けるんだけど北側はアウトだわ てっしーさん、感想遅くなりほんとうにごめんなさい！
今回も大変に楽しませていただきました。ジョンはすごく興味深いキャラクターですね。奥が深いといいますか…
英単語のお話を短めの掌編にされるということ、賛成です！ そして、エドやゆっこちゃんのお話のシリーズ化大賛成です！
おもしろくどこにもない個性あふれる作品ですので、たくさんの人に読んでいただきたい日の目を見させてほしい…と願わずにはいられません
てっしーさん、次の作品も楽しみにしていますね＾＾
ただ、かえすがえすごめんなさい…今回のように自分は疲労や何かありますと言葉がでなくなってしまうんです（汗）
ですから、すぐに感想お書きできないことも多々あるかと思いますが、そのときはどうか、お許しくださいませね
てっしーさんも無理をされずにゆっくりでいいですからね
今日もうまく言えなくてすみません（涙）
そして、いろいろと励ましてくださりほんとうにありがとうございました！！ >>628さんと>>630さんの作品なんともいえないおかしみがあってうらやましいです
自分は笑える作品が書けないので…
お二人を見習おう
また、作品書いてくださいね＾＾ >>632
ケタイとかよくわからなくて…無知な自分です（汗）
勉強します！ >>637
先日はワイさんにも温かいお言葉をいただき、ほんとうにありがとうございました…
ワイさんやてっしーさんのお言葉を胸に前向きにがんばってまいりますね
かえすがえす、ありがとうございました！！
これも、大変遅くなったのですが、>>572さんのお話です（汗）
ワイさん、ワイさん、唯さんはたぶん弁天さまですよ～（たぶんです・汗）
読み返していてハッと気づきました。それまでは私も死んじゃったのかな？と思っていたんですよ
弁天さまって琵琶を持ってますよね…もしかしたら、音楽を愛する唯さんは弁天さまの化身でわないのかって
恋に落ちたものの、弁天さまゆえに深入りする前に身をかくしたのではと…
きっと大いなる勘違いかもしれませんが、でも読んだ作品のことを自分なりに解釈できたりしますとそれも楽しいですよね＾＾
おやすみなさい ありがとうございます
推敲不足すいませんっ
もう一本書いてみましたっお願いしますっ
８０点越えめざして、やって行こうと思ってます
邪魔なら言ってください
https://kakuyomu.jp/works/16816927862770396972/episodes/16816927862814793793
何か良い上達法などあればアドバイス貰いたいです
いろいろすいませんっ >>645
＞通信の先で、次郎は興味なさそうに返事をした。
（通信と暈す意図がわからない！ のちにスマホと書かれていた！
同じ言葉を続けたくないのであれば通話でもよい！）
＞「でもさ、じゃあ冷蔵庫は運んだ時、覚えてるか？」
（細かいようだが「冷蔵庫を」の方がしっくりくる！）
＞通信腰の声が沈む。
（通信越しの変換ミス！）
＞カッパの事、話してただけなに……。
（脱字がある！）
ただのスマホによる会話ではなかった！
地球はエイリアンの脅威に晒されていた！
会話の中でカッパの話が出てきた！ ただの与太話と思っていたが、
実は意外な伏線になっていた！ それ故に最後の英語の件が引っ掛かる！
どのような状態の会議なのだろうか！ 音声だけなのか！
ＷＥＢカメラを介したリアルタイムの通話なのか！ 気になる理由がある！
会議の中心人物であるギリアム博士がキュウリを食べることでカッパを匂わせる！
不穏な未来を読者に提示して話が終わる！ 音声だけでは何を食べているのかはっきりしない！
動画であればキュウリが目で見える！ そうなると指摘が遅いように思える！
まさかとは思うが文字だけのチャットなのだろうか！ 齧る音をわざわざ入力するとは思えない！
重要な部分だけにかなり気になった！
展開や構成は悪くないが細部の甘さが少し内容の足を引っ張った６８点！(｀・ω・´) >>645
上達の方法は範囲が広すぎて一概に云えない！
今回の話の出だしはスマートフォンによる通話であった！
実際に会って会話をしているようにも見える！
差別化を図ると以下のようになる！
「あのさ、この間のことなんだけど」
『なんだよ、いきなり』
「フードコートに立ち寄った時にお前の元カノを見たんだよ」
少し変えるだけで会話と通話を区別できるようになる！
読み易さにも繋がる！ 読者の目を意識して書いた方がよい！
その積み重ねが上達の道へと続いてゆく！
思いついたネタをすぐに書き出すと躓くことが多くなる！
内容に無理が生じていないか！ 見せ方に問題はないか！
細部にまで目を光らせて、考え抜いた末に書き始める！
出だしは遅くなるが途中で躓くことは少なくなる！
誤字脱字の修正は数をこなす以外にない！
あと過去の自分を振り返って、よく間違える部分を事前に頭へ叩き込む！
弱い部分を鍛えて強化することで凡ミスがなくなり、滑らかな文章が書けるようになるだろう！
話の内容を思いつくには幅広い知識が必要になってくる！
個々の知識が結びついて新たな物語が生まれる！
過去や現在、様々な情報を仕入れていつでも物語を生み出せるように準備を怠らない！
この地道な作業がゆくゆくは自分を助ける！ これも上達の道と云える！
全てを一気に行うのは難しい！
まずは出来る範囲で頑張って貰いたい！(｀・ω・´) >フードコートに立ち寄った時にお前の元カノを見たんだよ
あんたホントに会話も下手な。話にならん
なんか知らんが常に上からだが説得力ねーわ 腹は満ちた！
ゆかりとマヨネーズを和えたご飯をサニーレタスで巻いて食べる！
変わり種のおむすびが最高に美味い！
さて、続きをやるか！(｀・ω・´) もしかしたらもう知ってるかもしれませんが、以前見ていただいたメスマホ、MF文庫の二次までいきました
悔しいですが、評価シートを貰えるそうなので楽しみです
封筒に、MF文庫新人賞、と書いてあることだけが引っかかっていますが……
家人に内緒にしてる人はどうしているんでしょう……
隣に誤配されないことだけを祈っています
とりあえず他のところにもだしてみようと思います
ありがとうございましたー
ふゆ ちなみに、他社でどうも下読みの方に読み飛ばされたらしい評価シートを貰ったので、飛ばされないように改稿して送りました
主人公の境遇が分かるエピソードを冒頭に動かしたので、主人公の好感度が上がったのではと思っております おめでとうではないが、二次は作品数が絞られるので健闘したと云える！
ワイが以前に読んだメスマホは前半がもたついた！ 話が進む程に加速して、
後半を迎えると内容が一変する！ そこから勢いに乗って最後まで突っ走る！
前半から勢いを保ち、如何にして後半に繋げるのか！ この部分が解決すれば受賞も夢ではない！
ふゆ君の作品は往々にして設定がややこしい！ その部分を読者に難解と思わせず、
自然に理解させる工夫が必要になる！ 長々とした説明を避けて物語を展開させながら読者に伝える！
技術を要するが今の君の実力であれば出来るのでは！
今後も頑張って貰いたい！(｀・ω・´) >>629
感想どうもです。書式はアレとして、面白いと思って貰えたので良かったです。
>>633
回転の原理は、ただその場でぐるぐるしてるだけですw
冷水の件は言われてみれば確かにその通りで、水飲んでないですね。
「水しか飲んでねえ」を「何も食べてねえ」にした方が整合性が取れたなあと。ともあれ最後まで読めるものという評価は嬉しいです。
>>642
おかしみを感じて貰えて良かったです。文書だけで笑いを取るのは結構難しく、読んだときのリズム感はもとより、そもそもこのギャグが面白いのか？という問題もあったりします。
世代や性別によって受ける受けないという要素も考慮してオチを付けるのは中々にヘヴィで、今回のオチの二千円問題（2000年問題）も、若い世代にはピンと来ないだろうなぁと思ったり。
そもそもギャグとして面白いのかとか、かなり悩みました。
また何か下らない事を思いついたら書いてみますね。 >>652
ありがとうございます
最後の一言で本当に少し元気がでました
次のワイ杯は休んで見物してます あ、手が滑った
でも我慢できなくなって多分参加してると思いますw >>647
『』などの使い方で差別化がはかれるのですね…
すごく勉強になりました
いつも、ほんとうにありがとうございます
>>650
ふゆさん、多数の応募のなか二次までいかれるなんて、さすがです
あの桜のときのお話を書かれた方ですものね
ふゆさんは純文や一般文芸もお書きになれるのではないでしょうか…
>>653
もしかして、てっしーさん？（違っていたら>>653さん、ごめんなさい汗）
だとしましたら、お笑いまで書けるなんてやっぱり凄すぎます…
おやすみなさい >>647
アドバイスありがとうございます
考え抜いた末に書き始める、と言われてなんですが書いてみました
阿刀田さんっぽいものです
細部まで確認したつもりです
お願いしますっ
https://kakuyomu.jp/works/16816927862770396972/episodes/16816927862844404642 >>658
てっしーさんこと勅使河原氏では無いです。自分の筆力はあの方の足許にも及びませぬ。うふ。 >>659
サイバーテロはネットワーク内で行われるものなので、
ノートパソコンをぶつける行為とは違うように思う！
繁盛しないホストクラブの原因はわかっている！
相撲で例える行為をやめさせればいい！
仇名はまんま！
同じ内容の繰り返しを天丼に見立てているのだろうか！
イマイチ、面白さが伝わらなかった！
殺しの現場を見られた！ 口封じをするのかと思えば、
女房への口止めで終わった！ 読者のツッコミ待機状態を狙ったのだろうか！
全てが味気ない！ 物足りないと置き換えることもできる！
何故、そのような状態になるのか！ 読者が納得できる内容ではないので、
かなり人を選ぶ掌編となっていた！
作者の意図を図り兼ねる為、点数は控える！(｀・ω・´) >サイバーテロはネットワーク内で行われるものなので、
>ノートパソコンをぶつける行為とは違うように思う！
いやいやｗそこがおもしろい（つもり）のショートショートだろｗつまんないけど。
だがそこはわかれよ。だいじょぶか？コイツ 今日は蒸し暑い！
早々と風呂に入る！(｀・ω・´)そのあとは冷えたﾋﾞｰ……。 面白い試みだと思うんですがどうでしょう？
満開の桜 〜同じお題・プロットで書きました〜
https://ncode.syosetu.com/n3263hp/ >>662
うん、サイバーテロが一番面白かったよ
でもって５話全部読み終えて、だいじょうぶか？コイツ、と思ったよ >>667
文章はあまり上手いとは云えない！
過去の出来事を朴訥に語る！ 一人称なので逆に味となった！
表題になっている孝義と云う人物が話の中心になっていた！
小学校の体育の着替えがのちの伏線になっている！
一人が寂しくて皆の仲間になりたいと思わせるミスリードが効いていた！
プロレスごっこでは寝技が得意なのも頷ける！ 答えは四十歳を迎えた今日、明かされる！
孝義はオカマになっていた！ 豹は女豹に変身した！ 納得の終わり方であった！
ここでワイは思った！ ショートショートではなくてもっと長い話に出来たのではと！
展開する物語をさらりと流すのではなく、もっと書き込んで青春物に仕上げることが可能に思えた！
そうすれば中編から長編の賞に挑戦できる！ 書く動機にもよるが！
物語を作る能力はあるのでそれに見合う文章力を身に付けて貰いたい７１点！(｀・ω・´) >文章はあまり上手いとは云えない！
∧＿∧ ／￣￣￣￣￣
（ ´∀｀）＜ オマエモナー
（ ） ＼＿＿＿＿＿
｜ ｜ |
（_＿）＿） >>658
ありがとうございます。嬉しいです
でも一般も純文も自分なんかがやったらメタメタにされます笑 >>671
【 ブチギレ】は文章のくどさが成功して最後にくすりとさせる！
【イメクラ 】は少し微妙！ 巨デブの嬢がきて主人公はチェンジを希望した！
スタッフはオートマなのでチェンジは不可と言い渡す！
即座に主人公は言い返す！ 股間にある物はシフトレバーであると！
スタッフは更に言葉を重ねてサイドブレーキと云う認識を披露した！
主人公は暴走させることはあってもブレーキではないと再度の主張！
引けばわかるとスタッフに言われ、無理矢理に勃起させた！ 限度いっぱいに引いた！
ここでスタッフはメーターを持ち出す！ サイドブレーキではなかったのか！
ワイならば最後までサイドブレーキで押し通し、ピットインしたことにする！
結局はチェンジ不可で主人公は嬢のサービスを受ける羽目となる！
ブチギレは７０点でイメクラは６７点！(｀・ω・´) ようやく今日のノルマを果たした！
>>673
時間が無いので明日の明朝に読む！(｀・ω・´)
>>674
こちらも同じ！ 作者がよければプレゼントしよう！(｀・ω・´)ﾉｼ 出かける！ はい進撃のオジン、おっちゃんでーす
昨日ね、れーなに呼び出されたんだ
もう不安定で嫌な予感しかしなかったんだが、不安定時に俺の管制下に置けるならまあいいかと思って付き合ったたんだよ
居酒屋で酒飲ましたらなんかハイテンションだった
躁鬱状態に見えたんだよね
なんせ２年前の男に付きまとわれてグーパン喰らって流血したばかりだからちょっとPTSD気味なんだよ
んで、前々から興信所に依頼して相手の男調べたさ
れーなには言ってないけど
７日で１８万ぐらいかかるんだよ調査員の男女２名と車両１台で
でもさ
意外と面白い事実がいっぱい出てきてさ、楽しくなってきた
報復の方法が色々ひろがってきたんだけどさ
まず男の妹が大麻で懲役８ヶ月執行猶予３年のうち６ヶ月目
男本人もやってんじゃないかな
売人に誘惑させて再犯でタレこむか？
あと母親がパート先の大学生と不倫してる
単純に引っ掻き回してもいいが、別れさせ屋を投入して親父にも不倫させてカオスにするか
あと本人は長期免停中なのに運転してる
バッチリ日付のわかる動画撮ってもらいました
なんだよこのDQN一家は面白くて仕方ないぞ
なんにしろ連休明けには俺自身で警告しにいく
言うことを聞かなければ悲惨な結末が待っている事を懇切丁寧に説明する予定だ ガーシーが何者かわからんかったけどちょっと調べたら性根が腐っとるのは共通みたいだな >>673
相撲部屋に見立てたホストクラブ！
土俵にもなっていて女人禁制！ 結局は受け入れるが！
相撲に絡んだ源氏名に少々無理のあるちゃんこタワーと一貫して相撲を押し通す！
会計はどれくらいになるのだろうか！ 最後は清めの塩だろうか！
塩を撒く対象が主人公だと少し失礼に思える！ 力水で代用できたのでは！
従業員は相撲取り体型ではなかった！ その点においては普通のホストクラブ！
巨体でありながら切れのある動きをさせてもよかったように思う７２点！(｀・ω・´) >>674
＞その言葉にダダン王は打ち振り向いた。
（「打ち振り向く」にあまり馴染みがない！ 仰け反るように振り返ったなど、他に云いようがあると思う！）
＞最後に剣を抜いたしたのはいつだ？
（日本語がおかしい！）
＞どんなけ民のためになったのか
（「どんだけ」だろうか！）
＞俺は毎日、弓矢の連勝してるんだ。
（練習だろうか！）
＞バタンと、扉が絞められる。
（変換ミス！）
何も解決しない話であった！
王との会話文も噛み合っているようで微妙に食い違う！
英雄の魔術師に何があったのか！ 先代の王との確執とはどのようなものだったのか！
何も語られない状態で物語が終わる！ かなりの消化不良の為、作品自体の意味を考えさせられた！
読者層はどこで何の為に書いたのか！ よくわからない話の上に凡ミスが多い！
速筆の弊害だろうか６３点！(｀・ω・´) >>679
家族旅行
＞ケン君だけには親友だし行っちゃった
（変換ミス！）
家族旅行と云う名の夜逃げであった７０点！(｀・ω・´)パパのプロレスとは借金を踏み倒そうとした相手との一悶着なのだろうか！
終わりの時
＞今までで付き合ってくれた心と体が悲鳴を上げている。
（「で」が多い！）
＞光る星は消える
（この表現は少し引っ掛かる！ ＳМプレイの終わりを絶体絶命の危機として表現していた！
星は亡くなった人によく例えられる！ 光る星が消えると逆に死から逃れられたように感じる！
プレイの小道具の蝋燭の火が消えれば命を落とす表現に使える！ ワイならば星ではなくて「あと少しで蝋燭の火が消える」と表現する！）
最後の詰めが甘かった６８点！(｀・ω・´) >>680
そうくるか！
野球中継を観ていなくてもホームランを打った事実は変わらないので、
結局、少年は手術を受けないといけないのでは！
オチを綺麗に決める為には約束の意味を少し変えた方がいいだろう！
「よしっ、ひろし君のために今日の試合、ホームランを見せてあげるよ」
「うんっ、見たら手術するって約束だ」
このように書けばサッカー中継を観ていたことでオチになる！
この話は過程を飛ばし、オチがあまり機能していないホームラン級のファールであった６７点！(｀・ω・´) >>684
ちょっと変えてみました
これならどうですか >>685
話としては成立している！
ただしホームランを打っていないのでオチが弱くなったように思える！
あとは作者の判断による！(｀・ω・´) >>686
なんどもすいません
これならどうですか うーん、ホームランを打つ約束をしてしまうと、
野球中継を観ていなくても手術を受けないといけなくなるのでは！
これならば一つ前の方がいいように思う！(｀・ω・´) 一応顔を立てて話は聞いたから、初めからずっと俯いてた。
バッターボックスって言葉を知らなかったから、何それって聞いてる
もう約束なんて守る気なかった。
では駄目ですか 手術を怖がる少年に勇気をもって貰おうと父親がサプライズで
プロ野球選手を病室に連れてきた！ そこで約束を交わす！
ここが肝となる！ プロ野球選手はホームランを打った！ しかし少年はサッカー中継を観ていた！
約束を果たしたことにならない！ この展開がオチとなる！
ホームランを見せる！ サッカー中継で観ていない！
約束は成立しない！ 故にオチとなる！
>>684
ワイが示した例だとその条件が揃う！(｀・ω・´)あとは作者の判断による！ >>681
サンキューワッイ
酒が柄杓で渡されて力水かよってツッコミで1ボケ作れましたなー。
次回の参考にします。次回無いけど。
それとは別に、なろうの方でガチめの感想が一件付いてて震えました笑笑 >>693
＞やがて巨大な光の龍がミーたちの前に現れた。
（主人公は俺を使っていた！ 普通に考えれば「俺たち」になるのでは！
おフランス帰りなのだろうか！ そうなると語尾は「ザンス」なるような気がする！）
パロディーネタではあるが展開としては悪くない６８点！(｀・ω・´)作者の作品は一人称が多いので三人称を見たいところ！ 「ザンス」になるであった！(｀・ω・´)今日は精米をしない！ 近所の人から筍おこわを貰ったので！ 緊急の用事で来た街でホテルが取れなくてネカフェに来たんだが
隣の人のイビキがうるさいってあるあるだよな
普通はすごく迷惑なんだが
今日のイビキが斬新過ぎてわらける
グースーうああああグースーおえっぷ
グースーあまままま
どんな夢見てんだよwwwwww
ていうか夢なんか見てなくてそれがイビキのデフォルトなのかよwwwww
もう寝れねえwwwww ちょっと寝すぎた！
執筆の前に朝食にしよう！(｀・ω・´) 今日は外食にしよう！
予算は三万以内に抑えよう！
さて、ロレックスの懐中時計を腰にぶら下げて出掛けるとしよう！(｀・ω・´)世の中には一億八千万の腕時計がある！ 300円以内だろｗ見栄張るな自称物書き風情がｗｗｗ 只今、帰宅！
ふむ、三百円以内か！
ワイが贔屓にする鮨屋だと一貫も口にできない！
さて、続きをやるか！(｀・ω・´) ここまでにしよう！
喉が渇いたので取り敢えずビール！
カニ缶を肴にしよう！
五月四日のワイスレ杯のお題はまだ考えていない！(｀・ω・´) 連休の予定がおじゃんになった
とりあえずキャンプしながら帰省するわ
さて今日は温泉に浸かって名物と地酒買って飲んで寝る 逃亡生活思い出すなぁ
あの頃は暗鬱としてたけど時が経てば楽しい思い出だったのかも 美世君の書き込みで想像が膨らむ！
くたびれたスーツを着た初老の男性が夕陽を背にしてリアカーを引っ張る。一部の塗装は剥げ落ちて赤茶けた錆が浮いていた。
積み込まれた簡易テントや簡易コンロが侘しい音を立てた。毛布は隙間に押し込まれ、ポリタンクの中身がゆらゆらと揺れている。
目にした人々は気の毒に思いながらもそれとなく目を伏せた。酷く腰の曲がった老婆はゆっくりとした足取りで男性の進路を阻む。震えながら握り締めた手を差し出す。しわくちゃになった千円札の一部が見えた。
男性は弱々しい笑みで顔を左右に振った。そっと手を押し戻し、深々と頭を下げた。人の優しさに触れて表情が僅かに明るくなる。
数分の休憩を挟んでリアカーを引き始めた。見えない明日に繋がる道を男性は、ほんの少しの勇気を糧に歩いていった。
目に沁みる！(｀；ω；´)ﾉｼ ビールが美味い！ 新世界のホームレスかよwww
明日は美しい橋を楽しんだ後で故郷を目指す
因みに橋梁と言うものは渡っただけではただの道路だ
いかにして横から眺められるスポットを探しだせるかによって橋梁ウォッチングの濃密さは決まる
まあ、今はドローンがあるから自由自在なんだが
やっぱり地上から絶景スポットを探すのが醍醐味だね
でも結局ドローン飛ばすんだ >>711
＞負けちゃったんたよっ」
（打ちミス！）
＞全ての裁判がＡＩによって下されるされることになる。
（「される」が多い！）
＞有罪って審判が言ってよ。
（未来では裁判長の呼称がなくなり、審判の名が定着しているのだろうか！）
＞居酒屋でザグレウスコード頭のオヤジがぶーたれれていた。
（蝶の名前なのだろうか！）
＞「なんでか調べたらよ、法律を人間が作ってるから、どうしても問題が出てくるって話でさ。全部ＡＩに任せられないかなぁ」
（元号が変わった！ 光真１７年の話ではないのか！ 罪のない兄妹がＡＩに裁かれた話は何だったのか！）
＞その頃を知る老人達が昔話として昔は政治批判ってのがあったんじゃよ５と話し、子供達から驚かれるようになる――天安５年、夏のこと。
（５は打ちミスだろうか！ 細かいことを云うが「天安」は使えない！ 平安時代に「天安」の元号がある！）
＞この会話から１００年後、全ての法律はＡＩによって作られる事になった。
（罪のない兄妹はＡＩによって裁かれたのではないのか！ 百年前、兄妹は何によって裁かれたのか！
繰り返す内容の弊害で作者が内容を失念しているように思える！）
＞居酒屋でオリオンコード頭のオヤジが
（そのようなものがあると思い込むしかない！）
作者が作品で展開したかった内容は理解できる！
野球の不当な判定で負けたオヤジが不満を募らせる！ 友人との会話の中でギリギリが生まれる！
百年経つと改善される！ ＡＩの判断に委ねられた！ 兄妹の不当な判決に知り合いのオヤジが不満を口にする！
そこで新たなギリギリが生まれ、百年後には裁判所の判決はＡＩに任せられた！
行政までＡＩに取って代わられた！ 人々はギリギリで迷うことがなくなり、辞書からギリギリの項目が消えることとなった！
このように順序立てた内容になっていればいいのだが、兄妹の辺りから時系列がおかしくなっているように思える！
おかしくなった境目の文章を抜粋する！
全ての裁判がＡＩによって下されるされることになる。
この一文は裁判所の判決がＡＩに託されたことを示しているように見える！
内容を繰り返す部分では何かしらの問題が発生する！ ギリギリの話が出た百年後にＡＩが解決する！
更にセットで別の内容でもＡＩの支配下に置かれた！ 要するに百年後に判断が必要な二つがＡＩの判断に一任された！
誤読を誘発する内容の為、点数は控える！(｀・ω・´) 「レジ袋有料化でビニールハウスの価格も下がってます」
「へえ」
「それどころか塩化ビニール管の価格も下がってます」
「ほお」
「つまり大臣時代の政策は全く間違っていないんです」
「えっ！？」
「エチレン消費を節約したから塩ビ管もビニールハウスも安くなったんです」
「じゃあなんで国民は喜んでくれない！」
「先生が『知ってますか？ プラスチックは石油で出来てます』なんてドヤるからアホ扱いされたのでしょうに」
「エチレンと塩素を混ぜると二塩化エチレンになります」
「ふむ」
「二塩化エチレンを熱分解すると塩ビモノマー。これが塩ビ管です」
「つまり建材価格が大幅に安くなる効果があるんです。原油高でもびくともしません」
「じゃあ、なんで俺のレジ袋有料化にケチ付ける奴が多いんだよ！」
「俺の出身校は建築設備閥持ってるんだぞ。このくらい常識だろ！」
「人間ってさ……」
「なんだよ、秘書！ さっさと言えよ！」
「数円取られると滅茶苦茶損する感覚の持ち主なんですよ」
「たとえ年間負担額がたったの千円でもね」
「家を買う時の値段なんて建物だけで一千万・二千万単位じゃないですか」
「感覚がマヒするんですよ」
「日本人はトータルのプラスとマイナスが計算できないほど馬鹿なんですって」
「それに日本人は高校の化学の知識すらも習得してないおバカさんが多いんで。私大三教科入試で文系に行く馬鹿が多いんでね」
「そっかー」
「ちなみにレジ袋は低密度ポリエチレン」
「レジ袋は石油のゴミから出来てるとかデマっすよ」
「だよねー」
「エチレンってのはモノマー。単量体」
「モノマーがつながったものがポリマー。高分子」
「たぶん日本国民の約九割は推測ですけど『高分子』の意味分かってないですよ？」
「ポリ、ポリと言いながら『ポリ』の正式名称『ポリマー』の意味分かって無いです」
「『高分子』＝『ポリマー』」
「だよねー」
「はい」
「おい、秘書！ 何でいきなりポテトチップなんだよ」
「これ、この袋。直鎖状低密度ポリエチレンで出来てます」
「えっ！？」
「この政情不安定な世で石油価格の上昇をある程度抑えているのはレジ袋有料化でエチレン消費量を抑えているからです」
「特に菓子類の物価上昇を抑えることまで出来ます」
「俺滅茶苦茶有能じゃん」
「そりゃそうですよ。なんで先進国で日本だけレジ袋を有料化しなかったんですか。物事にはちゃんと意味がありますよ」
「じゃあ、なんで俺はレジ袋で失脚したんだよ」
「国民が馬鹿だからです」 >>713
某大臣と秘書の会話！ 場所は不明！
小説の「」と使い方が違うのだろうか！
同じ人物が続けて話をしていながら「」で区切っている！
会話文にしても微妙に混ざって読み難さを覚える！
ステージに上がっていれば漫才にも思える！
描写不足もあって会話の内容以外は読み取れなかった！(｀・ω・´) マジレスすると、塩ビ管はそもそもあんま高くない。
もっと言えば、今の新築のトレンドは架橋ポリ管だ。漏水が少ない上に仮に漏水したとしても壁やら床やらを破らずにやりかえられる利点がある。 >>716
やるよー！ 最近やる気出てきた！
書ける、書けるんだ、なんか最近。
でも、ちょこちょこ出すのはやめます。
全部書いてからちょこちょこ出します。 >>718
鉄を舐める行為は鉄分の補給にはなるかもしれない！
辛うじて現実の範囲にとどめている！
次なる挑戦は結果を知る前にある程度は結末が予想できる！
鉄を思い切り噛めば歯が欠ける！ または折れると！
最後の件を見て納得した！ 歯が折れた！
そうなるだろうと思うことをさせて、そのようになる！
ショートショートの形式ではあるがオチはない！
オチがないことをオチとしたのか！
書かれた内容はわかるが共感し難い６６点！(｀・ω・´) そうだ、ワイスレ杯のお題はリヤカーにしよう！(｀°ω。●´)ﾎｹﾞｪｰ ふむ、酔っぱらいの戯言か！
外は夜の様相！ LEDの懐中電灯を持ってウォーキングに出かける！
この時間帯の山は少し危険が伴う！ 猪はどうとでもなるが熊との遭遇は避けたい！
靴はナイキにするか！(｀・ω・´)歩きながらお題を考えよう！ 連休
旅行
里帰り
俺に関係あるワードを並べてみた 只今、帰宅！
遊び過ぎた！
今日は休みでいいか！(｀・ω・´)ワイを見て唸る猪を蹴散らしてきた！ >>724
＞２人の女の間には渦巻く殺気の豪風が渦巻いている。
（渦巻き過ぎ！）
＞どちらも手ぶら、しかし、この２人はどちらも容易に人など殺せるのだ。
（「人を」でいいのでは！ 他に何を殺せるのだろうか！）
＞干からびた悲鳴と共に、横にクルクル高回転して風を斬る音の凄まじく
（高速回転だろうか！）
＞右足を強く踏み込むみ
（打ちミス！）
＞老婆の、そのクッションのない尖った骨ばなりの体はさしずめ棘の付いた鉄球。
（云いたいことはわかるが「骨ばなり」に引っ掛かる！ 造語の類いだろうか！）
酷く腰の曲がった老婆に意味はあった！ 投げるとブーメランのように戻ってくるババメラン！
バーメランでいいのではと思ったが二人の老婆なのでババなのだろう！
不条理アクションながらも意味はある！ ワイの頭の辞書にはギリギリが記載されているので、まさにギリギリ！
文章が独特なので少し読み難いところはあるが、それも個性と云える！ 磨けば光る可能性を秘めている！
読者を選ぶ内容ではあるが、単純でいて痛快ではあった６９点！(｀・ω・´) 二作あるのだが！
どちらの作品を見せたいのだろうか！(｀・ω・´) 現代ファンタジー編でオナシャス！
古代中世近世ナポレオン時代ファンタジー異世界編はまだ設定資料だけです。 あ！ ちなみに異世界ファンタジー編は書くのが確定してやすが
パーティメンバーを少し減らしたコンパクト版も書くかもしれません。
余裕があればそちらもオナシャス！ コンパクト版は書くのやめとこうかな。どのキャラも捨てがたい。 >>726
ほとんどが設定で埋まっていた！
登場人物の説明書きはあるのだが、
元ネタを知らないと容姿がはっきりしない！
序章から物語性を帯びるが技の説明がない！
予備知識が必要な内容であった！
アメリカでギャングはわかるが、何故、イタリアのマフィアとの抗争になるのだろうか！
二頁目を読もうとしたが消されたようで読めなかった！
二次創作でもいいが世界観の説明！ 登場人物の容姿がわかる程度の描写がないと、
元ネタを知らない読者は話について来れない！ あと設定は物語の中で語った方がよい！
そのような形態になっていれば小説として読める！
ワイの考え！(｀・ω・´) ありがとうございます。キャラの外見はある程度メジャーな作品のキャラじゃないとググっても出てこないのでシンプルな設定でわかりやすく書きます。
暁で書こうかと思います。
あと主人公パーティメンバーの人数、原作をもうちょい少なくして描写をコンパクトにするためにオリ主や原作キャラたちを融合体にします。ありがとうございました！ あとニューヨークはギャングだけではなく、世界の大都市なのでマフィアもシノギの場所にしていてもおかしくはないのでは？
と考え書きました。
そのうちまた来ます。 https://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~26963
暁に作りました。
第一話はパーティメンバー融合キャラクター一覧です。こまめに保存しながら書きます。原作名ではなく、キャラ名で書きます。 ペンネーム秘密というルールがあるのは知りませんでした。
ではそのうち本文だけ貼らせていただきます。 >>737
それはワイスレ杯というコンペの時だけだから、普段は全然OKだよ
むしろ積極的に名乗る方が今後のためには良い の、呑みすぎた……意識が薄れる……。
これはあれか……神の啓示なのか……。
明日のワイスレ杯のお題は考えた……正子に発表しても誰も見ないと……。
朝の七時が、そうなのか……(｀― ω ―´) 第五十八回ワイスレ杯のルール！
設定を活かした内容で一レスに収める！（目安は二千文字程度、六十行以内！） 一人による複数投稿も可！
前回と同じく「記名投稿、無記名投稿」は任意で選べるものとする！
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第五十八回ワイスレ杯参加作品』と明記する！
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める！
今回の設定！
二人の男女の物語！ 擬人化やロボットは認めない！
生きた人間に焦点を当てた話を広く募集する！
舞台や年齢は問わない！ 「過去、未来」も作者の自由とする！
「シリアス、コメディ」なんでもあり！ 人間に迫る物語を書いて貰いたい！
応募期間！
今から土曜日の日付が変わるまで！ 上位の発表は投稿数に合わせて考える！ 通常は全体の三割前後！
締め切った当日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開！ 同日の午後八時頃に順位の発表を行う！
日付が変わって堂々のスタート！m9っ｀・ω・´)彼の者の三連覇を阻むのは君だ！ 愛の形
人によって、愛の形はそれぞれだ。
まるでドラマのような、本当に惹かれ合う素敵な愛もある。親が子供へ向けるようなそんな愛も、変質者のように偏った愛も存在する。
押しつけの愛が伝わらず、事件を起こした変質者も数多い。
愛は人を歪めることもある。僕も歪められた一人だろう。
僕には『お母さん』がいた。
僕をいじめ、体罰をくれた彼女。僕はそれが普通だと思っていたし、苦痛に感じたこともなかった。
けれど壁が破られた時、そんな暮らしに文字通り亀裂が生じた。
警察に取り押さえられ、泣き叫びながら彼女は言ったんだ。
「……私はあの子を愛してるの！」
これが彼女の愛の形であったのだと、僕は初めて知った。
愛とは一体何なのだろう。
幼子を連れ去り、虐待をしても「愛している」のだろうか。
『お母さん』の言葉には、嘘が感じられなかったのだ。
僕は本当の家族の元へ帰された。優しくされたし思い通りにさせてもらった。それも愛の形なのだと知った。でも僕は、本物の母親には『お母さん』と呼ぶことができなかった。
どうしてだろうか。
僕は学校へ行った。人が怖く喋らない僕は、いじめの対象になった。
しかし僕はそれを快く感じてしまった。いじめっ子たちもつまらなそうにして去っていってしまった。
「ああ、僕は愛されていないんだ」と僕は気づいた。その時痛みを知った。
愛されたい。愛されたい愛されたい。
家族が向けてくる生やさしい愛なんていらない。
友達が向けてくる無関心なんていらない。
僕はかつての『お母さん』にもらったような、そんな愛がほしくてたまらなくなった。
夜、街に出る。
可愛い女の子に出くわすと、僕を痛ぶってとお願いしてみる。
「キモい」だの「変態！」だのと言われても、僕は必死でそれを続ける。それすら快楽だったのだ。
この世界には、変質者の偏った愛というものもある。
僕は一人の少女に恋をした。彼女だけが僕に本当の愛をくれたから。
殴る、蹴る、罵声を浴びせられても僕は彼女の後を追った。
それは恋心だったのか、母へと向けるそれだったのかはわからない。
ある日彼女の家に潜んでいると、タンスが突然開いて彼女が包丁を向けてきた。僕はその時、最高に嬉しかった。
「キチガイ」
僕の胸から熱いものが湧き出す。
僕は本当に幸せだな、と思った。
人によって、愛の形はそれぞれだ。
愛は人を歪める。
もしかすると、彼女もその被害者なのかも知れない。
そして僕も、その一人。 彼との結婚指輪
あなたと私の思い出の、大事な大事な結婚指輪。
あなたが初めて私の指にこれをはめてくれた日のこと、一生忘れない。
金の台座にダイヤが光っている。数十万？ いいえ数百万したかも知れない。とても綺麗で、見ているだけで心がウキウキする、そんな素敵な指輪。
あなたにはたくさん彼女がいるのよね。
百人くらい？ いっぱいいっぱいいるのよね。
でもあなたは彼女たちの中で、私を一番に選んでくれた。そのことが私はとっても嬉しかったの。
結婚指輪は私の細い指には少しぶかぶかだったけれど、あなたは「よく似合っているね」って笑ってくれたわ。
私とあなたはこれで結ばれている。永遠に。
なのにあなたは私を裏切った。
ガリガリになって魅力が無くなったから？ 新しい女ができたから？
捨てられた私。結婚指輪は壊されて、愛の証が粉々に砕け散った。
――信じられない。許せない。
その時、今まで心の奥底にしまっていた怒りが、一気に湧き上がった。
私をこんな風にしておいて、見捨てるなんて。
あなたがその覚悟なら、私にだって手があるわ。私はゆっくりと身を起こし、亡霊のようにあなたの元へと向かった。
『これであなたも私たちの仲間入り。気分はどう？』
私は、彼を見下ろしてそう嗤う。
部屋の中は乱戦の名残があり、かなり荒れていた。
その真ん中に倒れる彼は何も答えない。が、きっとこの言葉は届いているはず。
『無視しなくていいのよ。これで本当の本当に、あなたと結ばれるのね。――指輪を』
結婚指輪をはめる。
すっかり骨同然になってしまった指にはやはりガバガバだ。ずり落ちたらいけないから、私は指を上に立てた。
さあ、これから念願の式を始めよう。
たくさんの哀れな彼女たちと共に、彼との結婚祝いを。 邪魔者なき世界
「さあ、もう誰も邪魔者はいなくなった。俺とお前二人だけだ」
男はそう言って笑う。女は少し寂しげに窓の外を眺めていた。
――眼下で世界が崩壊するのを、二人は見た。
空に光が突き出し、落ちて世界を包み込む。後に残ったのは何もない焼け野原だけであった。
「あれが核爆弾の威力……」
「そうさ。俺に敵対するやつは今の一撃で全て焼き払われた。もちろん多少俺の仲間もいたさ。でもそんなことは今どうでもいい。お前と一緒にいられるんだからね」
男は女の肩を抱く。女は男の臭い息を吸いながら、男の手元を見た。
彼が手にする、小さなボタン。あれを一押ししただけで、こんな羽目になったのだ。
彼は殺人者だ。大量虐殺で、世界を滅ぼした悪の王。でも女は彼を憎むことはできない。これは全て、女のためになされたことなのだから。
女は敵国の有力者の娘だった。
彼女はこの国の最高権力者であった彼と恋を犯した。しかしそれは叶わず、諦め切れなかった二人は共謀してこの世界破滅計画を立てたわけだ。
――なんて自分勝手な理由で、こんなことをしてしまったんだろうか。
「暗い顔をしているな。どうしたんだ？」
「……なんでもないわ」
「そうか。ならいい」
その瞬間、男が女に顔を近づける。紫色の唇を突き出した。
女は思い切りそれに吸い付く。唇が重ね合わせられる感触が柔らかい。
「――二人で暮らそう永遠に。これが真の平穏だ」
しかし訪れたはずの平穏は長くは続かなかった。
暮らしているのは小さな屋敷の中だ。外は放射線まみれなので、一歩も出られない。
食料は足りる。機械で無限に生成しているからだ。水もまた同じ。
が、そんなつまらない日常ではいつか終わりがやってくる。
映画を見たり本を読んだりで時間を潰した。思う存分愛し合った。それでも女は、どこか『空虚さ』を感じていた。
男との喧嘩が増えた。男の方もイライラしているようですぐに突っかかってくる。家出しようにもできないのだから、不満は溜まる一方だった。
女はある日、男を手にかけてしまった。
理由は大したことではない。ただ、降り積もるストレスによって怒りが爆発しただけのこと。
大げんかになった末、気づいたら血まみれのナイフで男の体を執拗に突き刺していた。
我に返った時にはもう遅く、男は死んでいた。
「どうして？」
女は男と幸せになるために、他の全てを排除したはずなのに。
なのにどうして、独りきりでいるのだろう。おかしくて、おかしすぎて、笑いが込み上げてきた。
「クククククククク」
小さな屋敷に笑い声が響く。
それは楽しげなそれでも、嘲笑のようなそれでもない。狂人が漏らす哀れな笑い。
涙を流しながら女は笑った。笑って笑って息が苦しくなってなお笑い続けた
歪んだ愛を込めて、いつまでもいつまでも。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、三作品！(｀・ω・´) 男と女
「ねーねーおかーさん、男の人と女の人の違いってなあに？」
ある日。娘がそんなことを尋ねてきたので私は困り果てた。
子供は稀に奇怪な質問をするものである。特にうちの娘は好奇心が強く、よくそういう質問を投げかけられるのだ。
まだ幼い娘に、性器の違いについて教えるのは無粋だろう。彼女が問うているのは、もっと内面の話に違いない。
近年、男女平等という思想が広まっている。
私もそれに賛成である。が、実質平等とは思っていない。
男女にはそれぞれ役目があるのだ。
「ええとね。男の人は狩りをするの。食べ物を摂ってくるのよ。それで女の人は、ご飯を作ったり子供のお世話をするの」
「ふーん。でも、隣の家のお父さんはお家でご飯作ってるよ。あれは女の人なの？」
またも手厳しい指摘。そう簡単には逃してくれないらしい。
私は深く考えて、次の答えをしてみることにした。
「男は女を助けるためにいる。女は子供を増やすためにいるのよ」
「でもでも、女の人を助けない男の人もいるよ。それに子供を産めない女の人もいるでしょ？」
図星だった。
この子は将来、哲学者になるのではないか。そんなこと思いながら私は適切な答えを求めた。
その時、ふと閃いた。
「――そうだわ。男はね、理屈で考えるの。女は気持ちで考える。これが、男と女の違いなのよ」
娘はようやく納得したように頷いた。
「お母さん、すぐ怒るもんね。それは気持ちで考えるからなんだね！」
なんだか少し腹が立ったが、まあそういうことだ。
私は確かに感情的である。これは女のサガと言えるのかも知れない。
その後。
私は洗濯物を畳みながらふと思う。
でも理屈っぽい女もいるし、感情的な男もいるではないかと。
結局、差なんてないような気もする。けれど同じだともやはり思えない。
世の中には確かに男女の仕切りはあるのに、それが透明で皆よくわかっていないのだ。それをはっきりさせないから差別が生まれるのではないかと私は考える。
一体全体男女の違いとは何なのだろう。私は思考の海へと深く沈んでいった。 と女
「ねーねーおかーさん、男の人と女の人の違いってなあに？」
ある日。息子がそんなことを尋ねてきたので私は困り果てた。
子供は稀に奇怪な質問をするものである。特にうちの娘は好奇心が強く、よくそういう質問を投げかけられるのだ。
まだ幼い息子に、性器の違いについて教えるのは無粋だろう。彼女が問うているのは、もっと内面の話に違いない。
近年、男女平等という思想が広まっている。
私もそれに賛成である。が、実質平等とは思っていない。
男女にはそれぞれ役目があるのだ。
「ええとね。男の人は狩りをするの。食べ物を摂ってくるのよ。それで女の人は、ご飯を作ったり子供のお世話をするの」
「ふーん。でも、隣の家のお父さんはお家でご飯作ってるよ。あれは女の人なの？」
またも手厳しい指摘。そう簡単には逃してくれないらしい。
私は深く考えて、次の答えをしてみることにした。
「男は女を助けるためにいる。女は子供を増やすためにいるのよ」
「でもでも、女の人を助けない男の人もいるよ。それに子供を産めない女の人もいるでしょ？」
図星だった。
この子は将来、哲学者になるのではないか。そんなこと思いながら私は適切な答えを求めた。
その時、ふと閃いた。
「――そうだわ。男はね、理屈で考えるの。女は気持ちで考える。これが、男と女の違いなのよ」
息子はようやく納得したように頷いた。
「お母さん、すぐ怒るもんね。それは気持ちで考えるからなんだね！」
なんだか少し腹が立ったが、まあそういうことだ。
私は確かに感情的である。これは女のサガと言えるのかも知れない。
対して息子はかなり理屈的だ。まさに男らしいだろう。
その後。
私は洗濯物を畳みながらふと思う。
でも理屈っぽい女もいるし、感情的な男もいるではないかと。
結局、差なんてないような気もする。けれど同じだともやはり思えない。
世の中には確かに男女の仕切りはあるのに、それが透明で皆よくわかっていないのだ。それをはっきりさせないから差別が生まれるのではないかと私は考える。
一体全体男女の違いとは何なのだろう。私は思考の海へと深く沈んでいった。 間違えて設定を娘にしちゃったので、息子に変えました
これで一応男女ってことで 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、四作品！(｀・ω・´) 女の甘い蜜
欲しい。欲しい。俺はそれを欲していた。
俺はとても裕福だ。仕事もできるし気の置けない友人もいる。
ただ俺に一つ不足があるとすれば、それは愛せる女がいないことだ。二十を過ぎたというのにまだ、女の甘い蜜を吸った経験がないのである。
一度それを経験してみたかった。
キャバクラにでも行けばそれが叶うのかも知れない。が、金で体を売るような女とは交わりたくないのだ。
出会い系サイトというのがあるらしいが、それも変質者ばかりと聞く。もっと高級で、上質な女がいい。
友達に相談してみることに。すると友人は、「いい女がいる」と言った。
「彼女は深窓の令嬢でね。処女と聞くし、君に似合うと思うよ」
これほどうまい話はない。
早速俺はその女のいる場所へと向かった。
――そこは大きな屋敷であった。
俺は単身でここに乗り込む。友人もついてこようとしたのだが、俺が固くお断りした次第である。
戸を叩くと、使用人らしき女性が顔を出した。
「お嬢様にご用事ですか？」
「はい。友人に話を聞いて、お会いしたく思いました」
俺はぺこりと頭を下げる。
「そういうことですか。ではどうぞ」
使用人女の案内のままに、俺たち二人は中へ足を踏み入れた。
屋敷の一室、そこに彼女の姿はあった。
赤い着物を纏った若い娘。横顔が凛としており、立ち姿はとても可憐だ。
彼女こそが例の女なのだろう。
「あら初めまして。私、美津子と言います」
美しい。こんな女に出会ったのは、今までなかった。
俺が自分の名を名乗ると、彼女は優しく微笑む。
それから、俺と美津子、使用人の三人でしばらく談笑した。幸い、屋敷の主人は留守だったのだ。
使用人が「お茶を」と部屋を出ていく。そのタイミングを狙って、美津子は使用人に命じた。
「夕食も作っていらっしゃい。入る時には必ずノックするのよ」
「――？ は、はい」
何やら不審に思ったようだが、使用人は黙って出て行ってくれた。
これで二人きりになった。
「使用人は一人だけかい？」
俺が聞くと、美津子はこくりと頷いた。
「ええ。雇っているのは二人で、そのうち一人は今は父について行っているから」
それなら安心だ。
俺はいよいよ、本題を切り出した。
「俺は、君とやりたい」
「あら。すごく端的におっしゃる方なのね。それでは女に嫌われてしまいますよ？」
しかし美津子は嫌がる様子を見せない。それどころか、ずるりと真紅の着物を剥いでしまった。
「ここでやるのか？」と驚く俺に、躊躇いなく首肯する美津子
「やれるのは父のいない今のうちだもの。人度関係を結んでしまえば、それまでよ」
そして彼女はソファに横たわる。
いいのだろうか。本当にいいのだろうか。
俺は今更汗をかいて焦っている自分が恥ずかしくてならなかった。
「行くぞ」
服をずるりと脱ぐ。胸の鼓動が激しく高鳴っていた。
「――どうぞ。存分に味わってちょうだい」
そこまでいうなら遠慮はいらない。
俺は彼女に、まるで猛獣のように食らいついていった。
俺はその瞬間、一人の男として初めて満たされた気がした。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、五作品！(｀・ω・´) 残念
「家に帰してくれ」
杖をついて尚、足をふらつかせる老人が、私を責めるような目で見つめる。
昔から言葉の少ない人だった。そのせいで勘違いして、辛い思いをしたことも一度や二度ではない。
「はいはい、これができたら帰りましょうね」
曲がった腰を叩いて伸ばしながら、フライパンの中身を覗き込む。
いい頃合いだ。
菜箸で茄子を大皿に取り出して、その上にお玉で汁をまんべんなくかける。
大皿をテーブルに運ぼうとすると、老人が相も変わらず怖い顔をしたまま、端に体を避けてテーブルまでの道を空けてくれる。
避けた拍子に、ふらりと体を傾かせたのをみて、心臓が跳ねた。
一瞬ひやりとさせられたが、食器棚に寄りかかって体を支えたのを見て、ほっと息をなでおろす。
大皿をテーブルに置いて、キッチンまでよたりよたりと戻っていくと、その途中で道を空けたままの老人が、九官鳥の様に同じことを繰り返した。
「家に帰してくれ」
それこそ九官鳥の様に、可愛らしい見た目と声をしていれば、まだ心が和むものだが、相手は眉間に幾重にも皴を寄せた頑固そうな老人だ。子供が見たら泣き出すに違いない。
デイサービスの若いお姉さんも、いつも困り顔で家まで送り届けてくれている。きっとこんな調子で、友達も作らず、いつも若い人を困らせているんだろう。
それでも私にはこの老人が、少しかわいく見えてしまう。
家に帰してほしいと文句ばかり言っているのに、私がキッチンとテーブルを行ったり来たりするのだとわかると、ちゃんと道を空けて待っていてくれる。自分の要求を通すために、人の邪魔をするのは違うと思っているのだろう。
昔からそういう人だった。言葉は少ないけれど、行動で示してくれるから、最後はいつも信じることができる。
味噌汁をコンロの小さな火で温めている間に、炊飯器からお椀にご飯を盛って、またよろよろとテーブルに運んでいく。
老人は何かを言いたそうに、私の歩く姿を目で追っているが、口をへの字に閉じて黙っている。ここで私が一言「運んでくださる？」と声を掛けたら、きっと重々しく頷いて、出来た食事をテーブルまで運んでくれようとするんだろう。
でも今は、ふるえる足で辛うじて立っている老人に、それを頼むわけにはいかなかった。
ご飯の後はお味噌汁を。その後は冷蔵庫からお漬物を。最後にガラスのコップに水道水を。
何度も行ったり来たりする間、老人はずっと同じ顔をして私の動きを監視していた。怖い顔をしているように見えるが、あれは手伝うと声をかけることができずに困っているのだ。ほら、不器用でかわいい。
エプロンを椅子の背もたれに引っかけて、老人の前まで行って、声をかける。
「ご飯をたくさん作ってしまったので、食べていきませんか？」
「……迷惑だろう」
「いいえ、食べていただかないと、捨てるしかないんです。助けると思ってお願いします」
「……それでは、いただこう」
ゆっくり慎重に食卓までたどり着いた老人は、エプロンのかかっていない方の椅子の横について、私の方を見つめる。
私が先に座って「どうぞおかけください」と言うと、老人も頷いて椅子に腰かけた。
私が手を合わせて「いただきます」と言うと、老人も黙って手を合わせる。
私が味噌汁を一口すするのを見て、老人が箸を手に取って茄子の煮びたしに手を伸ばした。
ご飯と煮びたしを交互に食べて、味噌汁をずずずとすすって、お爺さんがほっと息を吐いた。
「相変わらず、婆さんの煮びたしは美味いな」
「そうですか、それは良かったです。今日はどんなことがありましたか？」
「今日はな、婆さんのところに早く帰りたいのに、皆が意地悪をして中々帰してくれなかったんだ。遅くなって悪かったな」
「いいえ、元気に帰ってきてくれたので、それでいいですよ」
「そうか」
「そうですよ」
そうか、と言う時、お爺さんが鼻の下を指でつまむように撫でた。どうやら照れているらしい。眉間の皴が無くなったお爺さんは、誠実そうで優しい顔をしていた。
食事を終えて、食器を洗い、布巾で手を拭いていると、固い声の老人から声を掛けられる。
「家に帰してくれ」
「……今日はもう夜も遅いですからね、朝一番で帰りましょう」
「……家に帰してくれ」
今日も婆さんが待っているから帰りたい、とは言ってくれないみたいだ。たまには知らない人に、妻を大事にしているところを見せてくれてもいいのにと思う。
また明日、ご飯の時に会いましょうね、お爺さん。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、六作品！(｀・ω・´) 鬼から人へ
戦乱の世に鬼と呼ばれる恐るべき忍びがいた。仕えるべき御家を持たぬはぐれ忍びであり、その腕前、身のこなしは並々ならぬものがある。
だが、立ち塞がる敵ばかりか、己の師や同胞をも殺めた彼はいつしか追われる身となった。
里から遠く離れ、逃げる傍らで鬼が追跡する者達に気付く。追われる事は不思議ではない、ならば如何様にして始末するか。
そう考えて彼は人気のない場所へと誘い込み、わざと追いつかせた。
「とうとう見つけたぞ。鬼めが。こちらは多勢じゃが、よもや文句は言うまいな？」
もはや恨みを買いすぎて誰から差し向けられたものなのか、鬼自身にすら分からない。返事より先に鬼が襲い掛かる。その動きは常人離れした忍びよりも尚早い。あっさりと四人を斬り伏せ残る一人を地に引き倒す。
痛みにあえぐ様子から女と分かり、鬼は面貌を隠していた頭巾を剥ぎ取ると笑みを浮かべた。
「ほう、下忍風情にかかる器量を持つ者がおるか」
そう言うや否や、鬼は女の着る服を引き裂いていく。装束の下にある柔肌が露になると女は顔を赤らめ手で隠そうとする。
「生娘でもあるまいに随分と初心な反応を見せる」
女の様子を見て、鬼がせせら笑う。
「くっ！」
鬼の嘲笑を受けて、それ以上はさせまいと女は暴れたが、悲しいかな、両者の実力差は明らかであった。
そうして我欲を満たすと鬼がすっくと立ち上がる。後は事を済ませ、後腐れないように殺すだけ、だと云うのに、この時ばかりはその気になれなかった。
己の胸に去来した正体不明の感情を持て余すが、鬼はぐったりしている女をその場に残して去った。
目覚めた女は仲間を殺され自らは捨て置かれたことで復讐に狂った。鬼を探し機会が巡る度つけ狙い、その度に組み敷かれ実力差を思い知らされる。
それでも女は鬼を狙い続けた。
鬼は不思議に思った。なぜ自分へ執着するのかと。実力差は歴然、過去の事も犬に噛まれたようなものだと思えば、諦めもつこうにと。忍びであればなおのことだ。復讐など愚にもつかない。
時は流れ、次第に鬼の技が錆び付いていくのとは裏腹に女の技は磨かれていった。
けれど、それでも如何ともし難い実力差がある。
「こうして再び出会うのはもう何度目か。なぜそこまで儂を追い続ける」
その度に殺せなかった己を自嘲しながら、鬼が問いを投げると笑う鬼とは対照的に、女は眉一つ動かさぬまま応じた。
「一つは仲間の仇討ち、二つには子がいます。他郷の男に辱められたままでは受け入れられない」
飛び掛かってきた女をいなしながら、思いもよらぬ返しに鬼の眉がわずかに動く。
（確かにあれだけやっていれば出来ることもあろう。しかし、だというのであれば……）
女が身篭ったのは自分の子。であれば余所者の血など許されるはずもなく、孕んでも間引かれたであろう存在がなぜ未だに生かされているのか。苦無をかわし鍔迫り合いながら鬼が考える。
おおよそ戦いとは縁遠い思考だった。らしくもなく息子の母を殺すのかと己への問いが湧き上がってくる。それは戦いのさなかに決定的な隙を生み出す短慮であった。
気付けば女の持つ刀が胸を貫いていた。血が、鬼の血が女の刀を濡らしていた。鬼が吐血すると、ぱっと朱が辺りに飛び散った。
立ったまま胸を穿った刀を見つめながら鬼は理解した。致命傷ではあるが、まだかろうじて手は動く。ほんの数秒、僅かな猶予が残されている。
頭の中で、せめて相打ちにせよと何者かが囁く。だが、鬼であった者は動かない。猶予を浪費し、もんどりうって倒れるとそのまま女に首を断たれた。
女は胴体と泣き別れになった鬼の頭を乱雑に掴み上げる。その表情は歓喜に震えるでも涙するわけでもなく、冷たい表情のままだ。
彼女は場を離れようとして、しかし、何を思ったのか、女は引き返すともう物言わぬ子供の父にそっと両の手を合わせた。
数多の命を奪い、気ままに生きてきた鬼は最期に何を考えたのであろうか。あるいは殺されてやることが女や子への愛情だったのかもしれない。
すでに答えを知る方法は消えうせていた。 鬼から人へ 修正
戦乱の世に鬼と呼ばれる恐るべき忍びがいた。仕えるべき御家を持たぬはぐれ忍びであり、その腕前、身のこなしは並々ならぬものがある。だが、立ち塞がる敵ばかりか、己の師や同胞をも殺めた彼はいつしか追われる身となった。
里から遠く離れ、逃げる傍らで鬼が追跡する者達に気付く。追われる事は不思議ではない、ならば如何様にして始末するか。そう考えて彼は人気のない場所へと誘い込み、わざと追いつかせた。
「とうとう見つけたぞ。鬼めが。こちらは多勢じゃが、よもや文句は言うまいな？」
もはや恨みを買いすぎて誰から差し向けられたものなのか、鬼自身にすら分からない。返事より先に鬼が襲い掛かる。その動きは常人離れした忍びよりも尚早い。あっさりと四人を斬り伏せ残る一人を地に引き倒す。
痛みにあえぐ様子から女と分かり、鬼は面貌を隠していた頭巾を剥ぎ取ると笑みを浮かべた。
「ほう、下忍風情にかかる器量を持つ者がおるか」
そう言うや否や、鬼は女の着る服を引き裂いていく。装束の下にある柔肌が露になると女は顔を赤らめ手で隠そうとする。
「生娘でもあるまいに随分と初心な反応を見せる」
女の様子を見て、鬼がせせら笑う。
「くっ！」
鬼の嘲笑を受けて、それ以上はさせまいと女は暴れたが、悲しいかな、両者の実力差は明らかであった。
そうして我欲を満たすと鬼がすっくと立ち上がる。後は事を済ませ、後腐れないように殺すだけ、だと云うのに、この時ばかりはその気になれなかった。
己の胸に去来した正体不明の感情を持て余すが、鬼はぐったりしている女をその場に残して去った。
目覚めた女は仲間を殺され自らは捨て置かれたことで復讐に狂った。鬼を探し機会が巡る度つけ狙い、その度に組み敷かれ実力差を思い知らされる。それでも女は鬼を狙い続けた。
鬼は不思議に思った。なぜ自分へ執着するのかと。実力差は歴然、過去の事も犬に噛まれたようなものだと思えば、諦めもつこうにと。忍びであればなおのことだ。復讐など愚にもつかない。
時は流れ、次第に鬼の技が錆び付いていくのとは裏腹に女の技は磨かれていった。
けれど、それでも如何ともし難い実力差がある。
「こうして再び出会うのはもう何度目か。なぜそこまで儂を追い続ける」
その度に殺せなかった己を自嘲しながら、鬼が問いを投げると笑う鬼とは対照的に、女は眉一つ動かさぬまま応じた。
「一つは仲間の仇討ち、二つには子がいます。他郷の男に辱められたままでは受け入れられない」
飛び掛かってきた女をいなしながら、思いもよらぬ返しに鬼の眉がわずかに動く。
（確かにあれだけやっていれば出来ることもあろう。しかし、だというのであれば……）
女が身篭ったのは自分の子。であれば余所者の血など許されるはずもなく、孕んでも間引かれたであろう存在がなぜ未だに生かされているのか。苦無をかわし鍔迫り合いながら鬼が考える。
おおよそ戦いとは縁遠い思考だった。らしくもなく息子の母を殺すのかと己への問いが湧き上がってくる。それは戦いのさなかに決定的な隙を生み出す短慮であった。
気付けば女の持つ刀が胸を貫いていた。血が、鬼の血が女の刀を濡らしていた。鬼が吐血すると、ぱっと朱が辺りに飛び散った。
立ったまま胸を穿った刀を見つめながら鬼は理解した。致命傷ではあるが、まだかろうじて手は動く。ほんの数秒、僅かな猶予が残されている。
頭の中で、せめて相打ちにせよと何者かが囁く。だが、鬼であった者は動かない。猶予を浪費し、もんどりうって倒れるとそのまま女に首を断たれた。
女は胴体と泣き別れになった鬼の頭を乱雑に掴み上げる。その表情は歓喜に震えるでも涙するわけでもなく、冷たい表情のままだ。
彼女は場を離れようとして、しかし、何を思ったのか、引き返すともう物言わぬ子供の父にそっと両の手を合わせた。
数多の命を奪い、気ままに生きてきた鬼は最期に何を考えたのであろうか。あるいは殺されてやることが女や子への愛情だったのかもしれない。
すでに答えを知る方法は消えうせていた。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、七作品！(｀・ω・´) 父娘
とある貧しい父娘が、あてもなく旅をしていた。
娘は十三歳になる、まだ幼さの抜けない少女。彼女は母親を失い、だが涙も流す暇すらなかった。
少女の父親はその肌の色で差別されていた。それは少女も同じこと。二人はまともに働くことが許されていない。だからなんとか生活を繋ごうと父娘で旅芸人を始めたのである。
「これが我々の宿命なんだ」と父親は言った。けれど娘は受け入れられなかった。
毎日毎日、楽器を奏で歌声を張り上げても、多くの人は耳を傾けてくれはしない。時たま金を恵んでくれる人もあったが、大抵は一日で尽きてしまうほどの雀の涙。
まだ幼き少女にとってこれが不満以外の何であろうか。
少女の母親は美人だった。肌の色も差別されることのない『普通』とされている色で、とても優しく少女は大好きであった。
なのに母親亡き今、少女には何もない。この肌色で生まれたことを憎み、父親を恨んだ。
――どうしてこんな色なのだろうかと。
娘はある日、父と喧嘩した。些細なことだ。しかし耐えきれなくなって、一も二もなく家を飛び出した。行く先はないが、このひもじい旅芸人生活を続けているよりはずっとマシだと思った。
独り立ちするのだから、仕事を選ばなくてはなるまい。
肌色のせいでひときわ目立つ少女、彼女にできる仕事といえば何だろう。そんなことを考えながら路地裏へ来ると、そこに肌の色が『普通』な人間たちが屯していた。
しかし彼らはどう見ても普通じゃない。気づいて少女を指差すと、ゲラゲラと笑い出した。
「変な奴がいるぜ」
「おっ、奴隷にピッタリじゃねえか」
「金になりそう」
そんなことを言いながら、少女に詰め寄ってくる。
彼女は逃げようとした。が、男の一人に足を掴まれ、すっ転ばされてしまう。すぐに取り押さえられた。
「とりあえず服を引っぺがしてやろうぜ」
「ロリの体好き」
「奴隷にするんなら状態良くなくっちゃ売れねえから慎重にやれよ」
そして少女はやっと理解した。この男たちが、父親に聞いた『人さらい』なのだと。
差別される肌の色の子供は、奴隷として需要がある。本当なら人権的に違法なのであるが、闇商売とはどこの世界でも存在するものだ。奴隷商という職業がある一方、奴隷になる子供をさらってそれを奴隷商に売りつける者たちが一定数いる。それが、この男たちなのだ。
服を脱がされる。粗末な布切れだからすぐに剥がされた。
このまま人としての尊厳を奪われ、売り飛ばされる未来。想像するだけで恐ろしく、心が締め付けられた。
「と、父さんっ」叫ぼうとするが口を塞がれる。
逃げなければよかった。父親はこんなことにならないよう、少女をいつも守っていてくれたのに。
男が少女にのしかかる。もう何もかも終わりと思われたその時だ。
――路地裏に、見慣れた男が現れた。
「やっと見つけた。待ってろ」
男――父はそう言うと、少女めがけて飛び込んできた。
周りの男たちを勢いよく張り倒し、昏倒させる。そして娘を抱き起こした。
「大丈夫か。探したんだぞ」
「父さん……。父さんっ、父さぁん」娘は泣いた。怖かったのもあるが、何より一番来てくれたのが嬉しかったのだ。
泣いて泣いて、父親の胸の中で泣き腫らす。彼女はその時初めて、父の子供でよかったと思ったのだった。
気づくと黄昏が近づいていた。その日は拠点に戻り、父と存分に体を寄せ合い眠った。
布団にくるまりながら、少女は反省する。
今まではずっと母を失った悲しみを引きずり、現状と向き合っていなかった。だから旅芸人の仕事に励めなかったのだ。
「頑張ってくれてる父さんに、恩返しをしなくちゃ。明日は私も」
――そして、次の朝。
小さな公園の片隅に父娘の姿があった。
父はギターを抱え、娘は鈴の音の如き声を響かせ舞う。
しかし少女の熱量はいつもと違っていた。真剣に歌に思いを込めていたのだ。
ぽつりぽつりと子供たちが集まってきて、父娘を興味津々に見つめてくる。
「ほら、あなたたちも歌って歌って」
少女の誘いを聞いて、子供たちは顔を見合わせた。
「いいの？」
「でも肌の色が違うし……」
戸惑う子供たちに、娘は笑いかける。
「そんなこと気にしないで。今は」
「……うん」
躊躇いながら一人、また一人と一緒になって歌い踊り出した。やがてその声を聴いて大人たちも訪れ、その輪に入る者も現れる。
父親はその様子を見守り、娘は手を取って歌いながら、笑顔を交わした。
一瞬かも知れないけれど、旅芸人の少女は幸せだと、そう感じたのである。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、八作品！(｀・ω・´) >>758
「子がいます」←「この腹に子がいます」、とか
「あれだけやっていれば」←あれだけ犯したのだ、とか
あと最後の一行が致命的にダサいｗもっかい直せば？ 「あなた、そういう趣味があったわけ？」
パジャマに着替える私の傍で、妻がスーパーの惣菜を並べながらテーブルに置かれたパーティの招待状を汚いものを見るように言った。ドラアッグクイーンを派手なピンクの縁取りが飾っていた。
クイーンは高瀬だった。ショーパブで成功している話と、最近死んだことは聞いていた。
「食べたら智子に早く寝るように言ってちょうだい。部活の朝練があるのにあの子ほんとに寝起きが悪いんだから」
遅い夕食を並べ終わった妻は「変な道にハマんないでよ」と捨て台詞のように言って寝室に消えた。
◆
高校時代、高瀬と私は吹奏楽部だった。私はトロンボーンで彼はバリトンサックス。背が高くイケメンの高瀬にはファンが多かった。
文化祭にデュオでやろうぜと言ってきたのは高瀬だった。
「曲はMy Favorite Things。コルトレーンのやつはお前も聴いただろ。おれがアレンジするからさ」
「バリサクとボントロで？ なんか変則だなあ」
「低音の魅力ってやつだ」と楽しそうに笑った。
高瀬の熱意に押されて、その夏は二人で練習ばかりしていた。その甲斐あって文化祭での演奏はかなりの成功だった。中学の頃から父親にジャズを仕込まれていた高瀬は曲芸のようなソロを吹いた。
お陰で学校ではモブのひとりに過ぎなかった私も、それなりに注目を浴びることになった。
■
パーティの会場は高瀬の店で、新宿二丁目の地下にあった。ポール・スミスのスーツで来たのだが、あまりの場違いな雰囲気に私は気圧されてしまった。
ミラーボールが煌めく店内は半裸に巨大な羽飾りやタンクトップやミニスカートの男たちでごった返していて、まるでお化けのいないハロウィンだった。
奥の方に祭壇が設えてあって、着飾った高瀬の大きな写真が見える。
そこまで行く踏ん切りがつかずにいると「ハジメくん？」と黒いスーツの華奢な男が私に声を掛けてきた。高瀬に似た整った顔立ちに、薄くひいたアイラインがよく似合っていた。
「主催のミチルです。喪主っていうべきかな。今日は自分たちなりの葬式なんです」そう言って柔らかく笑った。
「来てくれてありがとう。彼はあなたのことよく話したし、連絡したがってた。でもこんなふうだからノンケに迷惑かけちゃいけないって迷ってて、迷ってるうちに死んじゃった。あっという間だったんです。ガンだった」
「俺たち大学は関東と関西だから、高校を卒業してからはほとんど会うこともなかったな」
「あなたの話はよく話は聞かされてました。写真もたくさん持ってた。文化祭のも。あなたは初恋の人だって言ってた」
そう聞かされて納得がいった。あの時、高瀬の情熱の半分はおそらく私に向けられたものだったのだ。
「きみは高瀬の、なんというか、パートナーなの？」
「妹です」
えっ、と言って私はしばらく言葉に詰まった。
「てっきり男かと。そういえば」高瀬の家に行ったときに何度かジュースや麦茶を持ってきてくれた女の子を思い出した。まだ小学生くらいだったはずだ。
「兄妹揃ってLGBTなんです。おかしいでしょ」そう言って彼は、いや、彼女はあははと屈託なく笑った。
「兄はあなたのことが忘れられなかったみたいです。俺なんかよりずっと乙女でした、昔から」
そういえばクラスメイトや知らない生徒から告白されて困っているという相談を何度も受けた。私には羨ましい限りだったが、高瀬は男と女のあいだで本当に苦しんでいたのだ。
胸が締めつけられた。私にとって高瀬は音楽を分かち合う仲間でしかなかった。高瀬の気持ちを少しもわかってやれなかった自分がいまさらのように悔しかった。
「もう少ししたらショーが始まりますから楽しんでいってください」そう言い残して妹は男たちの中に紛れた。
ショーは派手なバカ騒ぎだった。私はジントニックを舐めながら、こんな喧騒のなかで高瀬は毎晩なにを考えていたのだろうと思った。
不意に曲が変わった。My Favorite Things。あの演奏だった。ライトが落ち、壁にスライドが映しだされる。高校時代の懐かしい高瀬がいた。
大学時代、サラリーマン時代と画像が変わっていったが、私のなかにはあの夏の、高瀬の横顔と頬を流れる汗が息苦しいほどに蘇っていた。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、九作品！(｀・ω・´) 昨今の科学技術の進化とは恐ろしいものであり、人工的に作られた意識を接続できる人形、リアルアバターが登場してから十年が経過する今では有線接続によって実際の肉体を動かしている時と何ら変わりないリアルな感覚を味わうことが出来るようになっていた。
ログインするとアバターの瞼がひくひくと痙攣して、やがて紫色の瞳が目の前の景色、無機質な自室の光景をとらえた。充電は十分に出来ているらしく、五感に異常は感じられない。アバター自体は電気エネルギーで動くため、食事などの必要もない。なのでこうしてアバター用の自室にはカプセルだけが置いてあり、有機モニターの壁には好きな風景や画像を映し出すことが出来ている。
「ミラーを起動」
すると壁は一瞬で鏡へと変わり、美しい女性型の身体がそこには映し出されている。真っ白でつるつるの毛なんて一切生えていない作り物の身体だが、それは確かに女性としての身体であり、彼女はにやにやと緩む口元を制御出来なかった。
有名なブランドの洋服に身を包んでオシャレをすると街へと出かけるのだ。ワンツーワンツー。アバターだけが生活を許された人工都市ということで、その辺には同じような顔がずらりと並んでいる上に子供や老人の姿は一切見られない。リアルアバターの利用は十八歳からなので、子供はともかく老人はこの中にはいるだろう、と彼女は思った。
科学が発展しても人の心というものは相変わらず不思議だらけで、彼女は、とある事情から長い間苦痛を抱えながら生きていた。
それでも希望を持てたのはリアルアバターの存在であり、こうして作り物の肉体にログインすることで彼女は本当の自分になれた気がしていた。例え生身の肉体に戻ったとしてもそちらが夢でこちらが現実であると思えば、どうにか現実との折り合いをつけて生きていけるような気がしていたのだ。
そんな彼女だったが、今日はとある人物と待ち合わせの約束をしていた。アバターの自分を好きだと言ってくれた時は感動のあまりに脳内麻薬の大量放出で四十八時間の安静措置が取られるほどだった。
待ち合わせ場所に着くと既に彼の姿があった。
最近流行りのオーロラカラーに髪を染めている。
「ごめんなさい。待たせてしまいましたか？」
「いいえ。少しも待ってはいません。それでは行きましょうか」
異性を愛し愛されるというのは現在では少数派の在り方だった。あらゆる多様性が許されるようになったことで結果的にノーマルこそが比率としてはマイナーな部類になってしまった。一昔前までは最もメジャーだったというのに今ではノーマルに憧れを抱く若者という見出しがファッション誌に載るくらいには珍しいことになっている。
ＡＩに任せて高速で車を走らせながら彼と世間話をしていると、やはり作り物の身体であろうと生きるという行為がとても自然なことに思えてくる。これが本当の自分なのだと実感が沸いてくる。自分はとても幸福だ。こうして本当の自分を表現出来るのだから。
激しい官能がリアルアバターを通じて脳内を麻痺させていく。漏れる吐息も感じる身体も、全てが偽物だというのに、脳はこれを現実であると錯覚させていく。現実と仮想が混じりあい、自分の記憶すらも定かではない極彩色の中に溺れていく。
『リアルアバター起動から十二時間が経過』
電子音声が鼓膜を震わせ、網膜に映像が映し出された。どうやらそれだけ長い間交わっていたようだ。合法の薬物を使ってのコミュニケーションは脳が溶けてしまうほどの快感を与えてくれる。この世の物とは思えないほどに彼女は幸福だった。
「ありがとう。あなたと過ごせたのは最高の時間でした」
「私もです。貴女と現実でもお付き合いさせて頂きたいのですが、いかがでしょうか？」
その言葉に自然と胸が高鳴り了承の言葉を返しそうになるが、それは私には許されないことだった。
「そこまであなたに想って頂けるのはとても嬉しいことです。ですが、現実でのお付き合いのほうはご遠慮させて頂きたいのです。申し訳ありません」
彼の言葉を嬉しく思わなかった訳ではない。むしろ幸福で脳がおかしくなりそうだったが、その誘いを了承する訳にはいかなかった。何度目か解らない告白を煙に巻いて、再び自宅に戻ると彼女はカプセルの中に身を沈めていく。最高級のベルベッドを思わせる柔らかな感触に全身がリラックスしていき、気づいた時には本来の肉体で目が覚めていた。
今でも女性であった時の悲しみが胸の中には渦巻いていたが、その余韻に浸り続けることが出来るほどの時間の余裕はなかった。
現実の肉体をカプセルから起きあがらせると彼女は、いや、普通の会社員である彼はあくびをしながら出勤の準備を始めることにした。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、十作品！(｀・ω・´) 頭に腫瘍ができたけど脳ミソかちわって退けたら無事にもんてきたの下りでワロタwwww ７時１２分の貴族たち
始業時間は９時なのだけれど、従業員出入り口のロックは７時から開けられるようになっている。 俺はいつもどおり、７時をちょっと回った頃に、社員証をセンサーに通した。別に俺は、始業前から仕事に手をつけるような、真面目な社員ではない。静かなオフィスで、ゆったりと紅茶を飲むのが好きなだけだ。
今日の紅茶はマリアージュ・フレールのマルコ・ポーロ。お茶請けはエシレのフィナンシェ。
こういう趣味は、友達とはあまり共有できないし、俺の恋人はもっとチープなお菓子を好む。原宿のパンケーキとか、杏仁豆腐の列に並びたがるタイプだ。だからこうやって、ひとりお茶を愉しんでいる。家でやればいいと思うかもしれないが、この静まり返っているオフィスとのギャップが、俺をたまらなく優雅な気分にさせてくれる。まるで貴族にでもなった気分だ。
しかし、その日は例外だった。
「あ、石塚」
俺が紅茶を飲んでいると、後ろから声をかけられた。思わず紅茶を吹き出しそうになる。
「誰かと思ったわ。ごめん、びっくりさせた？」
今は７時１２分。他の社員たちが出勤して来るのは、だいたい８時を過ぎてからだ。
「気まぐれで早めに来てみただけだよ」
ということらしい。
「てかなに、めちゃ優雅じゃん。なにしてんの」
彼女は俺の同期なのだが、担当している仕事が違うので、なかなか話すことがない。
「俺はいつも、今くらいの時間に出社してるんだよ。おかしいか？」
「おかしい、めちゃおかしい。てかそのティーカップどこに隠し持ってたの？」
そう言って彼女はケラケラと笑った。
ここから甘い物語が始まるのか、というとそんなことはない。彼女には恋人がいるし、俺もそうだ。それに彼女のようなハキハキしたタイプは、こう言うと悪いけれど、恋人を探すにあたって候補には入らない。
「石塚、こういうことしてたんだ」
「悪かったな」
俺は少し照れくさくなった。“貴族ごっこ”がバレてしまった、という感じがある。ウェッジウッドのティーカップの青い輝きも、なんだかくすんで見えてきた。
「私にもちょっと頂戴」
「いいけど」
俺はフィナンシェを割って、彼女に手渡す。彼女はそれをぽんと口に放り込んだ。もぐもぐと、しばらく噛んで、飲み込んで。
「これ美味しい！」
こういうちょっと良いお菓子を、口にしたことがないのだろうか、などと思っていると。
「アレじゃない？ あのバターがすごいやつ。なんだっけかなー」
「エシレだよ。エシレ・メゾン デュ ブール」
「そうだエシレだ！ こういうの見ると、丸の内に職場があって良かったと思うよねー」
話を聞いてみると、彼女もお茶やお菓子が好きらしい。
「でもさー。彼氏がこういうのぜんぜんわかんなくてさー。バレンタインにサンパカのチョコとかあげても、ロッテと一緒とか言っちゃうタイプなんだよねー」
俺の趣味が気に入ったのか、彼女も俺のティータイムに参加するようになった。さっそくノリタケのティーカップを持ち込んだりして、お茶請けは交代で買うというルールもできた。最初は静かな時間が失われるかと危惧していたのだが、これがどうして、なかなか優雅に楽しめている。仕事の愚痴は言わない。恋人の話は、少しばかり。そんな雰囲気が自然とできて、朝７時の時間は、変わらず気持ちが良かった。
ある夜、LINEに通知があった。彼女からだった。
『あいつと別れた』
それ以上なにも言ってこないので、心配になって通話をかけてみる。彼女は泣き声混じりに、こう言った。
「ごめん、今日だけは、石塚に慰められると駄目になるから」
通話が切れた。
彼女は３日会社を休んだ。そして４日目の朝、俺はオフィスで時計を見る。７時１２分。
「おはよう！」
後ろから、パンと肩を叩かれた。
「元気出せよ」
「お前が元気出せよ」
「それ言われると思ったから、先に言ったの」
彼女の満面の笑みには、なんの屈託もない。俺はあの通話を思い出した。彼女を慰めていたら、いったいなにが駄目になっていたのだろう。それが、少しばかり気にかかっていた。
「これ、ピエール・エルメのマカロン。その紅茶ジークレフの？」
彼女がバッグから出した、白く上品なパッケージ。今日も豊かな時間が始まる。求められるのは、品の良いユーモアだ。
無粋なことを訊くのは、よしておくことにした。 西郷の女と呼ばれる立ちんぼが上野公園には存在する。見た目は三十五歳を少し過ぎたぐらいの美女で、いつも西郷隆盛像の近くにいることから、西郷の女と言われている。
それだけならば都内に数多いる売春婦と変わらないが、その女には変わったところがある。相手によって一晩の料金が変わるのだ。
女は客の顔を一目見て料金を決める。五万と言われる男もいれば一万と言われる男もいる。男二人が西郷の女の前に立ち、それぞれ値踏みされると面白いことになる。安い料金を言われた方は勝ち誇り、高い料金の男をせせら笑う。そして女は言う。
「さぁ、どうするの？ どっちが私を抱くんだい？」
すると面白いもので、ほとんどの場合、高い料金設定をされた男の方が女を買う。それほどまでに俺と寝たくないのなら！ とムキになり、大枚を叩いてホテルへと消えてゆく。
そんな女だから当然のごとく風俗掲示板にも専スレが立ち、今は西郷の女パート250だ。都内の立ちんぼの専スレの中では最も盛んに書き込みが行われ、俺は三万だった私は五千だったと盛り上がる。
ある日、その専スレに奇妙な書き込みがあった。自分は西郷の女に金を貰ったぞと。金を払っているお前達は何となんと魅力のない生き物なのだろう。全く下らない。今すぐ死にたまえと。
この書き込みには普段温厚な変態紳士たる私も怒りで震えた。かく言う私は、西郷の女から0円査定をもらっている男なのだ。もうずっと前からタダで致している。それなりのプライドがある。
私は怒りに任せて専スレに書き込んだ。ふざけるな。我こそは0円査定の男であるぞ。西郷の女からは最高の男だと言われている。そんな私でも0円だ。金を貰ったなどと嘘を吐くのではない。
すると、すぐさま反応があった。書き込みは事実だ！ 自分はいつだって金を貰っているぞ。今日だって貰った。悔しいからといって、人を嘘吐き呼ばわりするものではない。これだから下等な男は救えないと。
宜しい！ ならば直接会って二人まとめて値付けして貰おう。今すぐ上野公園に来たまえ！
望むところだ。というのは男の最後の書き込み。
上野公園交番前を通り階段を上がると西郷隆盛像が見えてくる。その傍らにはいつも通り、西郷の女がいる。まだ、客はついていないらしい。女は私を認めると渋い顔をしてぷいとそっぽを向いた。可愛いものだ。私は近くのベンチに腰を下ろして、例の男が現れるのを待った。
十分、三十分と待ち、私に恐れをなしたかとほくそ笑んでいた頃だ。齢十二、三に見える少年が西郷隆盛像にツカツカとやって来て、大きく息を吸い込んだ。
「我こそは西郷の女に金を貰う男だ！ ゼロ円査定の男よ、出て来い！！」
それを聞いて一番最初に動いたのは西郷の女だった。
「隆史！ なに馬鹿なことを言ってるの！ お母さんの仕事の邪魔をするもんじゃないよ！！」
「馬鹿なものか！ 俺は何一つ嘘を言っていないぞ！ 今日だって夕食代で千円貰った！」
これは参った。これが反抗期というものか。いくら私でも、子を思う母親の前では無力。しかし、ここで出て行かなければ、先の啖呵が嘘になる。私は立ち上がり、大股で歩きながら声を上げた。
「待ちくたびれたぞ！ 書き込みの男！ 我こそはゼロ円査定にして、西郷の女から最高と評される男ぞ。ただ血続きに頼る童が偉そうに語るではない」
「ふん！ こんなジジイがゼロ円とは笑わせる！」
「なんとでも言うがいい！ 決めるのは、西郷の女だ！」
そう言って女を見つめると、頭を抱えている。
「母さん！ 早く！！」
「うるさいねぇ！ もう！ この人はいつも通りゼロ円で、隆史は一千万円だ！ 払えるのかい？ 払えないならさっさと家に帰って宿題でもおし！」
ポロポロと泣き始めた少年は「警察に言ってやる！」と吐き捨てて、駆けていく。全く、ゼロ円ならば売春ではないというのに。
「今日はもう、店仕舞いだ。あんた、付き合ってもらうよ」
女は私の手を引いて、すぐ近くにあるいつものホテルへと入っていく。フロントも慣れたもので、何も言わずにスッと鍵を出した。
部屋に入るや否や女は私の服を剥ぎ取り、貪るように唇を奪った。そして背中に爪を立てながら言う。
「あんた、初めて会った自分の息子には、優しくするもんだよ」
「……」
「ふふふ。その顔、傑作だよ」
「……本当なのか？」
「どうだかねぇ」
女は呆然とする私をベッドに押し倒し、そのまま跨って熱く搾り取るのだった。 35歳にしては女の喋り方が婆くさくないですか？ｗ昔の話なのかな
でもおもしろかった。このスレで面白いと思ったのは2年ぶりくらいかも 「もう、早くしてよ。じゃないと、同窓会終わっちゃうでしょう？」
「ごめん。準備をしていたら遅れたんだ。屋外でバーベキューをするんだろう？ 火付けの為のライターに……」
ホームセンターで買って来た斧や着火剤を荷台に積んで、男は運転席に乗り込んだ。助手席には、帽子を目深に被った女性が座っている。
カーナビに位置情報を入力して、案内に従って目的地へと向かう。その道中、二人は上機嫌だった。
「皆に久々に会えるのね。懐かしいわ」
「本当にね。彼らが居なければ、僕達はこうして一緒になることも無かった」
「卒業してからも貴方との関係が続くことになるとは思わなかったけれどね」
「もっと喜んでくれよ。俺は君と出会えて本当に良かったと思っているんだ。今日を、君と一緒に迎えられることが何よりも嬉しい」
男の告白に女は俯いた。彼女の気持ちも男と一緒だったが、口に出すには少し恥ずかしい。
沈黙を紛らわすためにラジオを掛けようとしたが、手を引っ込めた。皆に会いに行く前に、自分も言っておこうと考えを改めた。
「ごめん。本当はアンタと同窓会に行けることが嬉しいんだ」
「なら、俺達の気持ちは一緒だ」
着いたら何をするか、何を言うか。期待に胸を馳せる。
自分達を見た時にどんな反応をするだろう？ 何て言って来るだろう？
「まず、ビックリするのは間違いないわ。皆、私達が来るとは思っていないでしょうしね」
「じゃあ、これはサプライズパーティも兼ねている訳か。きっと、盛り上がるだろうな」
「当たり前よ。地獄に行っても忘れられない思い出にするんだから」
違いない。と男は相槌を打った。目的地が近づくにつれて、緊張が高まる。
沈黙に耐え切れずに、先に口を開いたのは男の方だった。
「卒業してからも、お互い上手く行かなかったよね」
「会社の方は不採用ばっかり。今まで、転売とかで稼いでいたけれどね。アンタは、ちゃんと薬飲んできているの？」
「うん。おかげで集中力は今までに無い位にバッチリだよ。切れるとしんどいけれどね」
「そっか。私達、学生時代から何も良くなっちゃいないね」
先程までの浮つきが消え失せ、しんみりとした空気が漂う。
「やっぱり、行くのやめる？」
「ううん。これ位はやり切りたいから。アンタも嫌になったら、止めて良いのよ？」
「いいや。今度こそ、俺はやり切るよ。君と一緒にね」
目的地が更に近づいて来る。緊張で心臓が早鐘を打つ。二人一緒に深呼吸をして、息を整え、窓を開けた。
道路を抜け、山中へと入って行く。ハンドルを握る手が動かなくなるほどに緊張が高まった所で、そっと彼女が手を重ねた。
「大丈夫。きっと上手く行くよ」
手を重ねる為に姿勢を傾けた拍子に帽子が落ちる。そこには学生時代の頃から変わらない素顔があった。
窓から入り込んだ風が彼女の顔を撫でる。風を避ける様にして、彼女は自らの顔を手で覆った。指の隙間からは、赤黒く変色した肌が見えた。
「大丈夫？」
「ちょっと、敏感になっているから」
「治そうとは、思わなかったの？」
「治療費も馬鹿にならないし、これは私達の始まりだから」
彼女の言う通り。この傷こそが全ての始まりだった。今日に至るまでが、走馬灯のように呼び起こされる。
卒業してから就職した会社ではパワハラを受け、幾つもの病院に通い、最終的には退職届を出すに至った。
「忘れちゃいけない。俺達は何も上手く行かなかったけれど、最後位はね」
「えぇ。ぎゃふんと言わせてやるんだから」
山中を進み開けた場所に出た。同窓会は始まったばかりで、皆は嬉々として思い出話に花を咲かせていた。
その内の一人が、やって来た車の方を訝し気に眺めていた。それに気づいた幹事と思しき男性が車に近づいた。
迷いを吹っ切るのは簡単だった。彼の顔を見た瞬間、男はアクセルを踏み込んだ。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、十三作品！(｀・ω・´) 禁忌の愛
通夜の帰り、私はなんとも言えない気持ちを抱えたまま夜空を眺めていた。
今まで一緒に暮らしてきた祖母が死んだ。昨日は放心状態だったが今日になってようやく実感した。もういないんだ、と。
私は一人涙を堪え、街を歩く。その時ふと小洒落たバーが目に止まった。
こんな時にはやけ酒でもしないと、ささくれた気持ちは治らない。そう思い私は戸を開けた。
＝uいらっしゃい＝v
カウンター前に座り、私は強い酒を注文する。いつもはあまり飲まないけれど、今日は特別。
ごくりごくり。飲んでいると、色々なことを思い出して泣きそうになる。
その時だ、少し離れた席にいた青年が私に声をかけてきたのは。
「やあ。どうしたんだい浮かない顔して」
小汚い服の青年だ。彼の顔が見覚えあるように思えたので、私は訊いてみた。「どこかでお会いした？」
が、青年は首を振る。「いいや初めてだよ」
そりゃそうか。知り合いならすぐわかるし。
私は酒の勢いで彼に事情を話してみることに。すると彼は「わかるよ」と頷いた。
「実は僕も親なしなんだ。君と違って、捨てられて孤児院育ちだけどね」
「え？ 私も孤児院の出よ。0歳の頃に引き取られたの」
「へえ奇遇だね」
それから私たちはしばらく談笑した。彼はとても愉快で、普通なら辛くて話せないような過去を、軽妙に語る。
私は彼を楽しい人だと思った。もっと喋ってみたい。思い切って名前を聞く。陽太というらしい。
「私は陽子。捨てられた時、おくるみに書いてたらしいわ。名前までそっくりね」
そしてまた会おうと約束し、別れた。
数日後、彼と待ち合わせて一緒に買い物へ出掛ける。
最初は友人のような関係のつもりだった。けれど彼とは気が合いすぎた。趣味、食べる物、好きな物。
気づくと私は、いや私たちは――恋に落ちてしまっていた。
まもなく同棲を始めた。祖母の死後ずっと一人だったからとても嬉しい。喧嘩することもなく平和な毎日。
体を重ねた。愛し合い、すぐに結婚することが決まった。
私は結婚式のドレスを用意。青いフリフリドレスはとても可愛い。彼には内緒だ。
陽太は結婚に必要な戸籍謄本を取りに行く。捨て子に戸籍があるのかと驚いた。
そして運命の日。
ドレスを纏い私は結婚式に臨む。お互いの準備姿は見せないようにと決めたので、彼の反応が楽しみだ。
壇上へ登り、美しい花嫁姿を晒した。客席の人々が感嘆の声を漏らすのが聞こえる。後は陽太を待つのみ。
すぐに彼も姿を現した。が、少し暗い顔に私には見えた。
どうしたのかと聞いても、「いや……」と言葉を濁すだけ。ドレスを褒めてもくれない。
不審に思いつつも式は進んだ。司会が定番の言葉を述べる。
「では新婦、永遠の愛を誓いますか？」
私は深く頷いた。彼とならそれを誓ってもいいと思ったから。
次は彼の番だ。「新郎。あなたは新婦との末永き愛を誓いますか？」
ずっと何かを言いたげだった陽太。やっと思い切りをつけたのか、パッと手を上げた。「一つ、言わなくてはならないことがあるんだ」
視線が彼に集まる。私は妙な胸騒ぎがした。
「それが……」彼が言うにはなんと、私と彼が『双子』であるというのだ。
その証明は戸籍だ。出生が同じ孤児院であり、拾われた日にちも同じだったらしい。
慌てて孤児院に聞くと、確かに同じ場所で拾ったのだと言われた。――つまり陽太と私は、同じ親から生まれ捨てられた双子の兄妹だったわけである。
しかしそんな話は信じられないし、信じたくない。だってそれなら私と彼は、禁忌の恋を犯したことになるではないか。
でも思い当たる節はたくさんある。おかしなほど相性が良かったこと、初見の時に見覚えがあると思ったこと。認める他ない。
「だから、僕らは結ばれることが許されないんだ」
そう、肩を落とし呟く彼。一方の私は、胸中にむらむらと激情が湧き上がり叫んでいた。
「嘘よ！ あなたが兄さんだなんて！ 悍ましいわ！」
これがただの恨み言だと私にもわかっている。けれど、止められない。
「どうして言うの？ 黙ってくれてたら私たちは！」
式場に金切り声が響いていた。
運命は私たちの愛を裂いた。
彼は何か言おうとしたが、手を振り払い私は式場を飛び出してしまった。
――これからどんな思いで生きていけばいいのだろう。私のお腹には子供だっているのに。
見上げるとそこには夜闇が広がっていた。祖母を亡くし彼と出会った夜を想起させる。
ドレスを両手で引っ掴む。私は涙を流しながら、夜の街を駆け抜けた。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、十四作品！(｀・ω・´) 男アレルギー
「ねえ聞いてよ。あたしね、男アレルギーかも知れない」
とある小さな居酒屋で飲んでいると、隣の女がそう話し出した。
彼女とは十年来の友人である。
男アレルギーとは、突然聞き慣れない単語が出たものだ。ちと付き合うかと俺は彼女に向き直る。
「聞いてやるよ」
「じゃ、遠慮なく。あたしさー、最近会社に勤め始めたんだけど、周りが男ばっかでしんどいの。もうなんていうか近寄るのも嫌。それにねそれにね、好きな人までなんか傍にいるとクラクラするっていうか」
いい歳こいて喋り方とか蓮っ葉すぎるだろ。お前もうすぐ三十だぞ。そう言いそうになるのを、俺はなんとか我慢する。
「それで？」
「仕事もしんどいしさー、彼氏と会ったら吃っちゃうし。デートの時ぶっ倒れたりも死んだよね。最低！」
彼女の愚痴は続く。
「大学までは普通だったのにね。やっぱり虚無の三年間がダメだったのかなぁ？ そう考えると自分が恨めしくってさあ」
虚無の三年間とは彼女のニート時代のことである。
大学を出て、就職に見事失敗した彼女は三年もの間引きこもり生活を送っていた。親しい俺ですら彼女の家の敷居を跨げなかったと記憶している。
ニートから脱せたのが不思議なくらいだ。
そりゃ確かに、人間恐怖症になってもおかしくはないが……。
「あー、もう人生おしまいだー」
机に突っ伏して嘆く彼女。
でも全然泣き真似可愛くないぞー。
もう耐えられない。とうとう俺は、ずっと言わずにおいたことをツッコんだ。
「男アレルギー？ でも俺とは話してるじゃん」
「あ、そうだった」
必殺てへぺろ。ちっとも魅力ねえよ。
あーあ、いつまで経っても手が焼ける子供だなあと俺は笑った。
乾杯し、酒をグビリと一気飲み。
酒がこぼれ、彼女の買ったばかりのスーツがびしょりと濡れる。
「全くもうお前ってやつは」
「ごめんごめん。さ、飲もう」
俺たちは二人一緒に、酒を煽り飲み続けた。
こうして夜は更けていくのだ。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、十五作品！(｀・ω・´) 『僕の恋』
「男女の仲になるのは簡単なのよ」
顔を離しながら、彩さんは僕の目をまっすぐ見ながらそう言った。
どういうこと？ と僕は思ったままのことを口にする。
「肉体関係を結ぶのはとっても簡単。でも、一度そうしてしまうと、元の関係には戻れないのよ」
先ほどまでのキスだけでは飽き足らず、ハグを求めてきた僕に応じて、彩さんはふんわりと抱き返してくれた。石鹸の優しい香りと、やわらかい躰の感触がする。
僕、新田貴史は、二十代半ばを迎えようとしているが、未だ童貞だ。これまでに告白をして、付き合った女性は二人。一人は高校時代の同級生で、告白をして三日後に、「ごめんなさい、やっぱりお友達でいましょう」と帰り道で泣かれてしまった。
もう一人は、僕が社会人になって、友達から紹介された年上の女性だった。ところが、彼女が転勤して間もなく連絡も絶え、フェードアウトしてしまった。
現在の彼女、立花彩さんは、出会い系サイトで知り合った。同じソーシャルゲームが好きという趣味が合うことから、僕から告白をして、お付き合いをしている。
年齢は僕より8歳上だが、そうとは思わせない幼さというか、小動物みたいなかわいらしさを感じさせる。かと思えば、恋愛経験の差からなのか、ひらりひらりと僕からのアタックをかわされてしまう。
僕は女性との付き合い方のハウトゥーを知らない。僕が幼い頃に、母が出ていってしまい、男手ひとつで育てられたせいかもしれない。あるいは僕が小学校に上がる頃には、相撲取りみたいな体格になって、女の子から近寄られることがほとんどなかったからかもしれない。
いずれにしても、僕は彩さんともう一段階先に進みたいのに、彩さんには断られてしまうし、僕も自信がない。そうなる未来が見えない。なぜだろう、僕は彩さんを家族同然に愛しているのに――
「タカくん、私は今の関係で十分。愛されてるのもわかってるし、私もタカくんが好きだよ。でもね、『自信がない』ってことは、今はその時じゃないってことだよ」
ああ、この恋も、成就せず散ってしまうのだろうか。
そうなるかどうかは、僕次第だと彩さんは言う。
とりあえず、僕は標準体重になるべく、ダイエットをしようと思う。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、十六作品！(｀・ω・´) 岩礁の向こうに海が広がる。注ぎ込む河の幅は広く、渡された橋の脚たちもずんぐりとしている。
河の流れは緩く、水は黄色く淀む。その中に、魚たちがひしめきながら停止している。どれも全長は鯨のそれを超えて、胴体はうなぎのような筒型だ。
表面はなめらかなのに、河口を向く頭部が奇形的に膨れていて痛ましい。僕は彼らの姿を眺めるたびに、徒労の果てに抱くような無力を覚える。
そこに恐怖も混ざっているのだろう。魚たちの夢から覚めた僕の心臓は暴れる。目の横に浮かぶ汗はじっとりとしていて、冷たい。
※
黒塗りのSUVで迎えてくれたのは小柄の女性だった。ひっつめ髪に浅黒の小さな顔。大きな瞳に涙ほくろが良いアクセント。僕にもほくろがあるが、位置は鼻の下だ。
挨拶を交わし、車に乗り込む。
「このまま、お墓参りをなさいますか。少し遠回りになりますが」訊かれたのは、SUVが市街地を抜けた頃合いだった。
女性に目をやると、彼女は「姪なんです。私。船崎の」と続けた。
沈黙があり、僕は返事を考えようとした。が、何故か、最近また見るようになった魚の悪夢を思い出して、気持ちが悪くなる。結局、墓参りは謝絶した。
※
船崎さんは叔母の隣人だった。10年前、2人はスキー中、雪崩に巻き込まれて死亡。叔母は有名な絵本画家だったので、騒ぎになった。
僕は彼女の葬式には参列していない。叔母と母は絶縁して長かった。絶縁の理由を母親は決して教えてくれなかったし、参列も涙目で反対した。
後日、叔母が遺言書で、僕を長野の山奥の邸宅を含めた全財産の受け取り人に指定していたことを知った。
が、そんな事情もあって、邸宅は地元の管理人にまかせっきりで、訪れることはなかった。
去年、邸宅を買い取りたいとの申し入れがあり、やり取りの末に、僕は売却を了承。
手放す前に、一度くらい見てみたい。僕は有給をまとめて取得。管理人の女性に連絡を取った。
※
邸宅に到着。SUVが門の向こうに去るのを見届けてから、足を踏み入れる。建物に窓は少なかった。
コンクリートも打ちっぱなし。でも直列に並んだ天窓から採れる光は豊かで、邸宅全体に静かな遺跡のような趣きがある。
家具が数点の広い室内では、全てが整頓されていた。が、アトリエだけは、雑然としていた。
遺言書の通りだった。床には黄色く変色したケント紙が散らばり、何枚かは真ん中から破れていた。
テーブルの上には蓋の開いたインク瓶や、先の長いペン、クレヨンが散らばる。端の灰皿に吸いかけの煙草が山になっていた。そしてカンバスには、描きかけの絵があった。
海に向かう河にかかった橋の下で、感情なくひしめく魚たち。頭が金平糖のようにぼこぼことしている。
……心臓は爆発しなかった。代わりに意識が急速に遠くなる。
目覚めると、陽は沈みかけていた。僕は床から体を起こす。頭のどこかが痺れたまま、ドア近くの書棚に歩く。
最上段には叔母が手掛けた絵本が並んでいて、その下にスケッチブックが、ぎっしりとひしめいている。1冊を手に取り、開く。
黄色く変色した長方形の真ん中で白く未発達な体が2つ、絡み合っている。どちらもエジプトの絵画みたいに、首の上が動物だ。
1匹は浅黒で、1匹は茶色のぶち。両方、ほくろがある。涙の位置と鼻の下。
スケッチが手をすり抜けて床に落ち、軽い音が立って、僕は母親が叔母と絶縁した理由を理解した。
その夜は眠ることなく、2階の寝室の書棚にあったフロイトの原書を読んで過ごした。
明け方、1つの結論に到達。叔母は男性になりたかった。そして隣人の船橋さんは、女性に。そして、愛情の交換は性別の薄い存在を必要とした。
……そういえば、フロイトの原書の最終頁に、船橋さんと叔母の写真が沢山挟まっていた。
撮影場所はどれも彼の家だろう。線の細い男性。広いバルコニー。豊かな畑。扉の異常に多い部屋。暖炉。
全部に温もりがあり、僕は泣きたくなった。2人との、そして姪さんとの記憶を消した幼児期の僕を、ほめてやりたい。
何となしに立ち上がり、窓に身を寄せて、陽が昇る前の暗い門に視線を飛ばすと、女性の、小柄な人影がこちらを見上げていた。
※
陽がちゃんと上がってから、タクシーを呼ぶ。待つ間に船橋さんの姪さんに電話。引き払うことを伝えた。電話の向こうの声は穏やかだった。
通話を切る段になって、何かを話したいと思い、どこかで耳に入れた、ギンブナの話を口走った。
それから、叔母は酷い人だったけど、今頃は性別のないギンブナに生まれ変わっていると思う、と伝える。姪さんは、船橋も隣で泳いでいればいい、と笑ってくれた。
電話の後で、僕は悪夢の魚たちに思いをはせる。淀んでいた水は流れ始めた。魚たちはどうするのだろうか。 >>750
タイトル、『男と女』だったのにコピペミスって『と女』になっていることにようやく気づきました。
恥ずかし。 『秘して蜜なる情事に一振りのスパイスを』
オフィスには潜んで咲く花がある。
秘めなければならないのだが、時には大胆に振る舞いたい衝動に駆られることもあるようだ。
此処、オフィス棟同士を繋ぐ社屋の渡り廊下にも、背徳の高揚感を求めて男に抱きつく女の姿があった。
「やめろよ。課長が見てる」
飯田は綾子を急いで引き剥がした。
昼休み以外は殆ど往来がないはずの渡り廊下の反対側に、上司の中野を見つけたからだった。
「いいじゃない。ちょっとぐらい」
綾子は怖気づくことなく、再び飯田の背中に腕を絡める。
「マズイよ。課長は愛妻家の堅物なんだ。君だってふしだらな女だと思われたくないだろう？」
飯田は中野とは大学で同じサークルに属していた旧知の間柄で、その家庭事情にも詳しい。
飯田自身は独身ではあるが、入社時に世話になった経緯も相俟って軽率な行動で幻滅されることを恐れていた。
「別に構わないわよ。私、そういうオンナだもの」
慌てふためく飯田の耳に、綾子は艶めいた唇を寄せた。
「やっぱりやめよう……こういうことは二人きりの時に、ね」
飯田はなだめすかすように綾子の手を優しく振りほどいた。
「……仕方のない人ね。まあいいわ。この埋め合わせはいつかしてよね」
からかい半分のウィンクを残し、綾子は先にオフィスルームへと戻って行った。
その日、定時に退社した綾子は幾分気を良くしていた。
ウィンドウショッピングと軽めの夕食を楽しみ、丁度午後七時にビジネスホテルのチェックインを済ませると、すぐにメッセージアプリで部屋番号を送った。
シャワーを浴びて化粧を整え直し終えても、未だ待ち人は来ていない。
暫くはベッドの端に座りながらスマホを眺めていたが、やがて飽いて後ろに寝転んでしまった。
さらに一時間近くが経った頃、待ちわびていた独特のノック音が聞こえてベッドから跳ね起きた。
「んもう、遅かったじゃない」
扉を開けて相手の姿を確認するなり、綾子は柳眉を逆立てた。
「すまない、残業につき合わされ……」
言い訳する唇を、綾子の引き直したルージュが塞ぐ。
その場で互いを激しく貪り合い始め、密接したままベッドへと傾れ込んだ。
秘して蜜なる濃密な時間を堪能した後、二人は終電までの束の間のピロートークで余韻に浸った。
「昼間はやりすぎだったんじゃないか？ 内心ヒヤヒヤしたよ」
「大丈夫。あの人、鈍感そうだから」
「前にも話しただろう？ あの人は大学時代に何かと面倒見てくれた大恩ある先輩だ、って。頼むからあんまりからかわないでやってくれ」
「あら？ アナタだって今夜はいつもより激しく求めてきたじゃない。スパイスが効かなかった、とは言わせないわよ。そ・れ・に・ね……」
綾子は焦らすように悪戯っぽい含み笑いを挟んだ。
「私が“嫉妬するアナタ”を見たかったの。私ばっかりが見せる側じゃ不公平でしょう？ 愛妻家さん」
（了） 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、十八品！(｀・ω・´) 「こんにちわー」
「こんにちわー。上の方はどうでした？」
「雲のない良い景色でしたよ」
「いやぁ良いですねぇ。もうひと頑張りしますか！ あなたも大変そうですが、頑張ってください」
「どうもどうも」
よいしょ、とふたり分の荷物のつまったリュックを背負い直す。腕の中には少女の寝息。こいつ自分がお姫様だっこされてる自覚あるのかね。かたや年齢よりもだいぶ上に見られる男、かたや年齢よりもだいぶ下に見られる女。同い年なのに、お子さんですかと訊かれる俺の身にもなって欲しい。俺達まだ中学生だろう。
それにしても俺は家で寝ていたかったのに、溢れる元気さでこの山へ誘ったはずの本人が眠っているのはどういうことだ。
自宅でもないのに安眠しやがって。やっかいな幼馴染だ。家も隣だから昔から遠慮がない。
登りきっての景色は素晴らしかった。住んでいる町並みが、家々が、とても小さくずらりと並んでいて。隣人や同郷への親しみは、こういう景色を共有するから生まれるのかもしれない。雲ひとつない見晴らしに尊さを覚え、心を打たれた。
隣であがる歓声に、胸がじんわりと熱くなる。そうか、お前にもわかるか。これが俺達の暮らす世界だ。よし、どこかに座って語り合おう、いい気分だ。
……くっ、そうだ。思い出すと納得がいかない。２人分の荷物を背負って登ったのは俺なんだぞ。満足したとたん疲労の限界みたいに寝やがって……
涼やかな風が吹いていた。熱くなった首元や、まくった腕に心地いい。景色を観終わって一緒に木製のベンチに座り、ペットボトルで喉を潤した直後だった。俺に寄り掛かってあっさり意識を手放した。地面に向かって細い足が垂れている。
後は任せたといわんばかりの態度だが、寝息はしおらしかった。
そこまで大きくはないけれど、意識しないと登らなかった山。ひとりでは、きっと立つ事のなかった頂。これはいつまで並んで味わえるのだろう。
足元に注意して下山をつづける。ときどき登山者とすれ違い、挨拶を交わした。汗が目に入りそうになっては頭を振って散らす。ただでさえ暑いのにふたり分の体温は容赦なく、汗はとめどない。意識を強くもって、慎重にあるく。
――――ﾌﾞﾝ
音。
羽音。
スズメバチの羽音。
我に返る。
腕の中。
黄と黒の縞が、うちのお姫様の頬へ降りようとしていた。
消える飛行音。
俺はヒト噛みで磨り潰したスズメバチをペッと道の脇へ吐き出す。
触れさせねぇよ。
抱き締める腕に力が篭もる。
寄ってくる虫を払いながら、俺は人生を進んでいく。
帰るべき場所へ、ふたりで体温を重ねて歩いていく。
登山道が終わると、傾斜はなだらかになった。
「おはよう……」
こちらを見上げる寝ぼけた声。
斜面が終わったとたんの、冗談みたいなタイミングで起きるのは何故なのか。
聞き慣れた声を、久しぶりに聞いた気がする。
「おはよう」
「……すやぁ」
そして迷わず二度寝するのは何なのか！ 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、十九品！(｀・ω・´) 例えば、痴人の愛、というのはどうだろうか。
そんなアイデアを思いついたのは時計の針も頂点を回ろうとしていた頃だった。
目の前のモニターには一文字も入力されていない状態のワードソフトが起動されており、テーブルの上で湯気が立っていたはずのコーヒーはいつの間にか冷めきっていた。
自分は相当に長い時間思索に耽っていたのだろう。
「メタ的な読みになるけれど、悪くはないんじゃないかな」
長い時間お互いを交流してきたからか彼には彼女の好みというものが良く分かっていた。
投稿された複数の作品を読み込み、それに選評をつけ、最終的に順位をつけるそれだが、その評価は決して平等なものではない。
そこには評価をする者の好みというものが確実に存在しており、それに合わせることが出来れば他の作品よりも高い評価を得ることが出来る。
人によってはそのことで不平不満を持つ者もいるだろうが、これだけ長い間続いてきた催しである以上、その傾向というものは誰でも知ることが出来たし、それに合わせることも実力さえあれば不可能ではないだろう。
だが。
『果たして彼の者の二連覇は成し遂げられるのか！？』
画面に映し出された彼女からのメッセージについ苦い表情を浮かべてしまう。
文体などについても彼女にとって好ましいものになっている故にか相手からも中の人を透かされていることが多々あり、そのことが彼にとってはプレッシャーとしてのしかかっていた。
そして、見透かしているからこそ、あえて彼女は自分に厳しい評価をつけようとするだろう。
だが、プロの作家として活動をしている以上は中途半端な成績などは許されない。
それこそ選外になろうものならば自身の評価は地に落ちることだろう。
彼にとって入賞は最低限のラインであった。
数日前に評論の開催が告知されてから何度も考えてはみたものの、どうにも良いアイデアが浮かばず、これといった案が浮かんだとして、それで入賞出来るのかと自問した結果、好ましい答えが返ってくることはなかった。
そんな中で、痴人の愛、をテーマにすることを思いついたのだが、これは良いんじゃあないかと自然にそう思えた。
「うん、悪くはない。これで書いてみよう」
カタカタとキーボードを打つ小気味良い音と、掛け時計から秒針の音がカチコチと一定のリズムで部屋に響き出した。
無意識に手を伸ばして冷めたコーヒーを口に運びながら、アナログな物語をデジタルに打ち込んでいく作業を何度も繰り返し、より良い表現を突き詰めていく。
彼自身が一つの機械になったかのように淡々と時間が過ぎていく。
芸術家が時間をかけて彫刻を削り上げていくかのように物語から無駄な贅肉は削がれ、未完成であったストーリーが完成へと近づいていく。
そして。
「正直、自信はないなあ」
ぼそりと呟く。
気づけば窓の外は薄っすらと明るくなっていた。
彼は空になっていたマグカップに新しいコーヒーを入れると、書き上げた文章に誤字や脱字がないか入念な確認作業に入った。
自分で作り上げたものだからこそ客観的な評価をすることは困難であり、もっと良い物が出来たのではないかとIFを考えてしまう。
そこそこの物が出来たという自負はあっても、ベストを出せたと断言は出来なかった。
内容に問題がないことを確認して、あとは左クリックで決定ボタンを押すだけでこの作品は掲示板に投稿されることになる。
果たして彼女はこの作品にどのような評価をつけるだろうか。
メタ読みを見透かして辛辣な評価をつけてくるだろうか、それとも狙い通りに高い評価をつけてくれるだろうか。
それが怖くもあり、楽しみでもあった。
最後に深呼吸をして気持ちを落ち着かせると、彼の震える人差し指がカチリと軽い音を立てた。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十作品！(｀・ω・´) いい天気ね、と彼女はいった。いつも通りのぼやくような口癖は、ふわふわと病室に消えていく。ボクに話しかけているの、と何度も聞こうと思ったけれど、鼻歌を歌う君の邪魔をしたくなくて、疑問もいつか白い息として忘れられていった。
あぁ、君のことが好きなんだぁと、何度も再確認させられる。冗談っぽく好きだよって言うと、君は知ってる、っていいながら笑った。笑われることなんか分かってるはずなんだけど、笑ってほしくて何度も言った。
ボクはあとどれくらい君に好きだって言えるんだろう。言うたびに自分の顔が赤くなっているのを理解しながら、あと何回気持ちを伝えられるのだろう。
それがわかったのは、今年初めて雪が降った日のことだった。
彼女の容態が少しずつ、そして確実に変わっていった。
髪が抜けちゃうからと、櫛を使わなくなり。
化粧ポーチが、薬入れに代わる。
あと一年でしょう、と白衣の男は言った。
だからボクは泣きながら彼女に謝った。ごめんごめんって。ボクはあと一年しか側にいれないって、たった一年しか君に好きだって言えないんだって。でも彼女はバカだから、あと一年もでしょ、っていつもみたいにボクを慰める。
いつだってそうだ。
ボクが泣いて、彼女が大丈夫だよって手を握ってくれる。笑ってくれる。
そんなの卑怯だ。
そうやって、ボクのために笑うのなんて卑怯だ。
手を握られながら、昔より冷えてしまう指にありったけの熱を奪われながら、いつまでもいつまでも近くにいたかった。
ボクが彼女に告白するようになったのは、彼女が死ぬと分かってからだ。いつものようにいつの間にかとなりに座っている彼女が、病院のベットで寝るようになってから。それも、残りどれくらい生きれるか、どれぐらいで死ぬのか目処がたつくらいの、それぐらいギリギリまで、ボクはいままで持っていた気持ちを知らなかった。
あまりにも距離が近くて、家族のように思っていた。恋心なんてものを知らなかった。
だから、彼女がボクのはじめての告白を大笑いしたとき、すごく不快だったのを覚えてる。
ボクなりの思いの丈を、二文字で表すという強引なやりかたは間違っていたのだと思う。ほんとうはプレゼントなんか用意して、美味しい夜景が見えるレストランを予約して、お酒が回ってくるタイミングで、つもりに積もった長尺の思いを語るべきなんだろうけど、君は動けないし、ボクはお金がない。
だから、彼女に伝えたのは、いまボクができる誠一杯のもの。最大限最大級の二文字。顔から火を吹き、声は裏返り、視線はあっちゃこっちゃへと飛んでいく。
そんなボクを彼女が笑ったのだから、不快にだって、なるもんだ。
彼女は口を大きく開けて、大笑いしながら、両手で目元を隠した。笑いすぎだよ、と嫌みを小さな声で言った。
ちがうちがうよ。すごく嬉しくてね。わかってはいたんだけど、まさか聞けるなんてね。あぁー病気になったかいがあったなぁ。毎日つらいことだらけだけど……いまは違うなぁ。
両手で隠した顔からは、大粒の涙が溢れていた。
なんでもっと早く言わなかったんだろう、なんで彼女はもっと早く言えって言わなかったんだろう。
遅かったことを一人で後悔していたら、彼女は違うよ、とまるで見透かすようにいった。
きっと病気が私たちを恋人にしてくれたんだよって。
この気持ちになるために、私のいままではあったんだ。
彼女のベットに座り、ボクはそっと顔を近づける。
彼女の涙は、いつの間にかボクの涙になっていた。
目を真っ赤にしながら、「私たちが大人になるまで続きはしないからね」と彼女はいらずらっぽく舌をだして笑う。
君が大人になるまで。
ボクが大人になるまで。
けれど彼女が大人になる未来なんてなくて、僕だけが大人になっていく。
記憶が、少しずつ枯れていく。
それでも君が笑う姿と、初めてのキスを忘れることはない。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十一作品！(｀・ω・´) 「死んでもいいですよ」
二人の間に流れた数拍の間を破ったのは、彼女の小さな一言だった。
人並みに生に執着を持つ私は「よしときなさい」と彼女を窘める。
だが彼女は、なんら苦のない表情で「だって、貴方がそれを望むのでしょう」と死へ向かう理由を語るのだ。どれどれ、全く。私はそんなこと望んではいないのである。
「よく話して聞かせてご覧なさい」
タバコを持つ手を、灰皿の上で遊ばせる。それが、ちょいちょいと手招きをしているようにみえたのか、彼女は私の肩に擦り寄った。
私はそっと、彼女の肩を抱き寄せる。煙までもが彼女のそばに行きたがったので「ああ、すまない。すまない」と慌てて煙草を灰皿に擦り付けた。
彼女は何を言う事もなく、満足気に目蓋を閉じた。ここが彼女のいじらしい所である。何も言わずとも分かってくれるのでしょうと、揺りかごに寝た子猫のように私に全てを委ねるのだ。
さてと。では私は、彼女が思うがままに考えるのである。
よく晴れた秋の夜だ。京都の古臭い長屋を借りてしまったばかりに、窓は小さく風通しが良いとは言えない。
出しっぱなしの風鈴は、まるで私達を表しているようで気味が悪かった。
「風鈴を片付けなければならないね」
「紙で包んでほしいわ」
今度は間髪なく返ってきた返事に、私はゆるりと口角を上げた。
私の生家では毎年、風鈴を小さな箱にしまうのだ。私はずっと和紙で包みたかった。
小さく脆い風鈴が、薄暗い木箱に押し込められる様が可哀想でならなかった。それよりも、その身を柔らかで色美しい和紙で包んであげたかった。
彼女が共に望んでくれるのであれば、それがいいだろう。では、今年は和紙に包んで片付けよう。これからは、そうやって君と風鈴を片付けよう。
そうだな。今の君には白が似合うだろうから、白い和紙で包もうと決めた。
「今年の色は私が決める。けど、来年からは君が選ぶといいさ」
彼女は幸せそうに微笑み、私と掌を重ね合わせた。
私の言葉は、無事彼女が望む答えを出せたようだった。申し訳なかった。ついつい忙しさに揉まれて、遅れた季節を手に取ることを忘れていた。
確かに、風鈴を片付けることは、私の望むことである。私が導いたようにみえて、結局は情けなくもこうして、彼女の意図するままの道を歩むのだ。
そうしてようやく二人の息が合ったことは、私を安堵させる以外の何物でもなかった。
よく晴れた秋の夜である。行き遅れの風鈴が涼やかに鳴っていた。これみよがしに真上に登ろうとする天体を見上げて、私はもう一度振り出しに戻るのだ。
「月が綺麗ですね」
薄らと笑う彼女は、やはり最初と同じく「死んでもいいですよ」と言った。 どうちて字下げが消えるの……orz
まあええか…… 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十二作品！(｀・ω・´) 黒き姫様
初めて出会ったのは、人気のない川辺でのこと。
長い黒髪の少女だ。歳は恐らく十七ほど。漆黒の美しい着物を纏っていた。
一際目を引く姿に、男は声をかけずにはいられない。「どうしたんですかい？」
こちらを振り向く少女。頭の簪は愛らしく、澄んだ瞳に若い男が映り込んでいる。
「別に何もない。ただの考え事じゃ」
この戦国の世、町娘であればこのような喋り方はしまい。男はすぐにピンときた。彼女が貴族だと。
「どこのお生まれで？」
「それは無礼ではないか？ 斬られて当然じゃぞ」
可愛い顔でそんなことを言うから怖い。それでも男は彼女の言葉を無視して続けた。
「おいらは下町で酒屋をやってる吾郎でさぁ。ここで会ったも何かの縁、お名前をお聞かせくだせぇ」
我ながら強く出たなと男は思う。黒衣の彼女は軽蔑の視線を向けると、一言、「麿のことは菊と呼べ」とのこと。
菊とは平民のような名前だ。もしや彼女、お貴族様じゃないのか？ でもそのはずないな。
「じゃあ菊嬢、こんな場所になんで？」
「これ以上に話すことはない。麿は去る」
突然そう言い出し、黒い着物を引きずって少女は立ち去ってしまった。
男は唖然となるしかない。
帰ってから彼は気を悪くさせたのだと反省した。明日、謝りに行こう。
――次の日も、彼女は川辺に佇んでいた。「また来たか。何故に麿の憩いの邪魔をする？」
「邪魔してるんじゃねえんですけどね。昨日は悪かった、色々と聞き過ぎましたかい？」
男がそう訊くと、少女はふんと鼻を鳴らす。「その程度で気分を害すものか。麿が寛容でなければ、命はなかろう」
高くか細い声で言われるても締まらいな、などと思いつつ頷く男。
「良かった。じゃ、少しここで涼ませてもらおうかね」
「勝手にせい」
川辺にはそよ風が吹き、少女の黒い髪を撫でる。その様をじっと眺めながら男は静かな時を過ごし酒屋に戻った。
始まりはそんな何気ない話。
しかし男は菊が忘れられず度々川辺へ通っては彼女と会うようになった。最初は拒絶の色が強かった菊も、徐々に話してくる。
「酒はどんな味じゃ？」「平民の食事はいかなものか教えよ」
大抵は質問だ。でも男はそれに答えるのが楽しくなっていた。
いつしか男は――少女に惚れ込んでしまったのである。
「馬鹿なこと考えてやがる」男は自分に呟いた。だって彼女とは身分が違う。この時代、身分違いの結婚などできない。「なのになんでおいらはまた来ちまうんだ？」
今日も少女は川辺で待っていてくれる。しかしこの日は少しだけ、いつもと様子が違って見えた。
「どうしたんですかい、菊嬢」
「気にするな。麿の抱えることが平民風情にわかるか」
しかし彼女の顔は明るくない。男は思い切って踏み込んでみた。「菊嬢の悩み事なら何でも聞きたい」と。
「大層な口ぶりよ。そなたに話して何が変わる？」
「気が楽になるかもですぜ」確かに男はしがない酒屋だ。でも相談に乗るぐらいできる。
「誠か？」不審げながらも少女は事情を話してくれた。
「麿の実の名は黒菊姫。かの大名の娘よ。長きの間、城で過ごしておった。窮屈じゃったがこの川辺へ足を運び、憩いとしていたのじゃ。……だがつい先日、城へ使者がやって来おった。こやつが伝言を任されていると。聞くと内容は、同盟関係にある別の城の若殿が麿に求婚して来ておるそうな。昨日麿はそやつと見合いを行った。しかしどうにも若殿の態度が好かん。それでも破談にはできまい？ 故に悩んでおったのじゃ」
苦い表情の少女、黒菊姫。
男は姫を見て思った。婚談が成っても黒菊姫は幸せにはなれない。その上、彼女と会えなくなるのは嫌だった。
その時閃いた。「菊嬢。おいら名案を思いついたんだが、その前に一言教えてくだせえ。……おいらを信じてくれるか？」
黒瞳に戸惑いが生じるが、黒菊はすぐに頷いた。「良い、信じてやる」
黒菊姫はなんと駆け落ちをした。運命から逃げるべく最善手がこれだ。
そして黒菊は、男の酒屋に身を隠した。
世間は姫の失踪の噂で持ちきりになり、大名が必死で探していたらしい。それを黒菊は「ふふ」と鼻で笑っていた。
決断を迫る時、男は彼女に想いを伝えた。無言の姫だったが、まんざらでもないのだろう。
一緒に酒屋を営むうち、関係が深まり籍を入れるまでになった。力関係は姫の方が上であるのは変わらないが。
「吾郎、いつまで寝ておる。酒の仕込みじゃ」
「あ、忘れとった！」男は慌てて飛び起きる。すっかり女将さんとなった黒姫が強引に手を引き酒蔵へ連れて行った。
――こんな毎日が、二人にとって最高の幸せなのである。 第五十八回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十三作品！(｀・ω・´) そういえばワイさん、前回のワイスレ杯を見直して気付いたんですが
前回58回で、今回59回ですよ 本当ですね。
前回十二月に開催されているワイスレ杯で、第五十八回と書いてありました。 第五十九回ワイスレ杯のルール！
設定を活かした内容で一レスに収める！（目安は二千文字程度、六十行以内！） 一人による複数投稿も可！
前回と同じく「記名投稿、無記名投稿」は任意で選べるものとする！
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第五十九回ワイスレ杯参加作品』と明記する！
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める！
今回の設定！
二人の男女の物語！ 擬人化やロボットは認めない！
生きた人間に焦点を当てた話を広く募集する！
舞台や年齢は問わない！ 「過去、未来」も作者の自由とする！
「シリアス、コメディ」なんでもあり！ 人間に迫る物語を書いて貰いたい！
応募期間！
今から土曜日の日付が変わるまで！ 上位の発表は投稿数に合わせて考える！ 通常は全体の三割前後！
締め切った当日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開！ 同日の午後八時頃に順位の発表を行う！
修正した！(｀・ω・´)今後は五十九回でよろしく！ 五十八と書いても認める！ 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十三作品！(｀・ω・´)こちらも修正！ 第五十九回ワイスレ杯参加作品
を入れ忘れちゃったけど大丈夫？ その程度の凡ミスでは失格にならない！(｀・ω・´)ｂ 34℃
次期病院長と目される外科部長に、駅の近くにある焼肉屋に呼ばれたのは一月中旬。
店に着くと既に入り口の前で外科部長と横山Drそして先輩の舞が待っていた。
緊張しながら店に入ると個室のテーブル席に案内される。席に着くとコースのお肉が次々と運び込まれてくる。
「詳しい話は後でということで、ひとまず乾杯でもしますかね」と、部長軽い挨拶で乾杯をする。
私はお肉を焼き、飲み物の追加を頼む。そんな穏やかな雰囲気で親睦会が始まった。
「突然だが手術の際『Herz』の最適保存温度はご存知？」と、部長が聞いてきた。
「経験はないのですが、三十五度位だったでしょうか？」学生時代の朧げな授業の記憶を手繰り寄せ答えた。部長は軽く頷く。
「確かに通常の体温より少し下げると良いとされてますね。
そこで僕はね、三十四度が適当であるとそう考えています。それより上でも下でもなくね。
その温度で保存することで戻した時のね心臓の立ち上がりが、こうとても良好なんですよ。
何故と言われてもそれは僕の経験則に基づくもの......になってしまうんですけどね」
そして絶妙に焼けたリブロースを口に運び、赤ワインを口に含む、それを愛おしそうに飲み込む。
なるほど......とても勉強になる参加できた甲斐がある。そして焼き上がったハツを皆に取り分けた。
「君、この肉はなんですか？」と部長が聞いてきた。
「はい、これは......『ハツ』です」私は答える。部長の顔色が少し変わる。
「君はこの僕に、心臓外科医のこの僕にハツを食べろと言うのですか？」
静かな物言いではあるが怒気を含んだその言葉に周りが静まりかえる。緊張が走る。
「いいですか？ハツの名前の由来は『hearts』と言われてます。僕達が言うところの『Herz』ですよ。
しかもこの『ハツ』は『ホルモン』のひとつです。捨てる物の事『ほおるもん』ですよ。
僕は自分の仕事にそれなりの矜持は持っています。
それを卑下するかのような名前の食べ物を君は僕に勧めるんですね？」
その言葉に私はとてもびっくりした。せっかくの雰囲気を、部長のプライドを傷つけた。私のココロは痛む。部長は続ける。私はもう泣きそう。
「大体ですよ、仮に僕が『ハツ』を食べたとしましょう。矜持を持つ僕が食べるんです。
それは果たして美味しいのか？ 美味しくないのか？ そんな疑念を持って食べたとします」
そして話の続きを聞く。話の内容が入って来ない。目はもう潤んでいた。
「そしてそれが美味しかったとすると困った事がおきるんです。僕はその『ハツ』の美味しさに魅了される。また『ハツ』が食べたくなる。普段から食べたくなる。
それを越えると、毎日食べたくなる。もう虜だ。『ハツ』の事ばかり考えてしまう。
するとどうだ？ 手術室で保存してある『Herz』にまで手を出そうとする。
もう我慢ができない。それを誰かが阻止しなければならない。でも今のチームスタッフに余剰人員はない」
更に畳み掛ける
「でも誰かがそれを監視し阻止しなければならない。その責任を誰かに取って貰う必要がある。分かるね？
だから君にその責任を取って貰う、四月から僕のチームのスタッフになって戴く、そして僕の行動を観察したまえ」
そう言って私が取り分けた『ハツ』を部長はさも当たり前のように口の中に入れる。美味しそうに咀嚼し、赤ワインを飲む。
頭の中がぐちゃぐちゃだ。涙も溢れている。ツーンとなった鼻から零れてくるものと一緒にハンカチでそれを拭う。それに気付いた舞が
「このチームの洗礼なの、ゴメンね」と私に告げた。
「ほんの冗談で泣かすつもりは無かったんだ、すまなかったね。
そういう訳で四月から僕らの仲間入りをしてもらう。サプライズのつもりだが少々過ぎたようだ」部長がそう謝ってきた。
「ありがとうございます、私も部長と同じチームになれるのは光栄です。
ですが、できればこういうのはもう......。心臓が止まったかと......」
声は震えてた。何度か鼻もすすった。恥ずかしかった。
「心臓が止まりそうな位に肝を冷やしたというんだね。すまなかった」もとの穏やかな声。
「はい、心臓の温度が一気に三十四度まで下がりました」と答えた。
「大丈夫です。その温度なら、立ち上がりが良好です」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十四作品！(｀・ω・´) ファイッ!
「今日こそボクの処女を貰ってもらうよ! 兄ちゃん!」
「わかったわかった。添い寝してやるから」
「うん!」
こんもりと膨らんでいる布団を捲り、いつものやり取りを経てベッドに入る。妹の奇行にもすっかり慣れてしまった。
「ただいま」
「あっおかえり! 予備校ってこんな遅くまでなんだね。夕飯出来てるよ」
「お前も来年から通うんだぞ。晩飯ありがとうな」
「お風呂も沸いてるし、ベッドも整えてあるからボクも食べられるよ? どれにする?」
「風呂入ってメシだな。他はいらん」
「りょっ!」
まったくいつからこんな風になっちまったんだ。
仕事の都合でしょっちゅう家を空ける両親に変わって面倒をみていたせいか、妹はすっかり俺にべったりだ。
そこまでしつこくしてくる訳ではないし、単なる悪戯みたいなもんだろうけど、それでも最近すっかり女らしくなった妹に迫られると思わずドキリとしてしまう。
「今日は少し大胆な寝間着にしてみたよ。ちょっと透けててえっちでしょ? いつでもウェルカム」
「そのうさぎさんパンツを卒業したらな。ほら寝るぞ。おやすみ」
「はーい。おやすみ兄ちゃん」
てかノーブラかよ。いつの間にあんなに育ったんだ。いや見るな、考えるな。相手は実の妹だぞ。どれだけ可愛かろうが絶対に一線を越える訳にはいかないのだ。
※
「で、どうなの。攻略具合は」
「うーん、少し手応えは感じるんだけど」
「そりゃそうでしょ。いくらアンタが学年トップ３に入るモテ女子だろうと相手は実の兄なんだから。すぐに靡く方が気持ち悪いわよ」
「ボクは全然構わないんだけどね。あぁん……早く兄ちゃんに処女奪って欲しいよぉ。そして一度一線を越えた兄ちゃんは毒を喰らわば皿までって感じで毎晩ボクを箍の外れた獣みたいに欲望のままに襲う様になって……ボクのカラダは兄ちゃん専用の肉便器に調教されていくの……あんっだめぇそんなの入れたらボク壊れちゃう」
「壊れてるのはアンタの頭よ」
「アキちゃんヒドイ」
「まぁ話を戻すけど、ああいう真面目なタイプは押しすぎると逆効果だから軽く押して深追いしないくらいで丁度いいのよ」
「それで少しずつ押す力を強くするだったよね。じれったいけどボク頑張るよ」
「まったくこの娘に惚れてる男子が可哀想だわ。意識どころか視界にも入っていないんだもの」
「絶対幸せにしてくれるってわかってる男の人以外に惚れる理由は無いよね。加えてカッコよくて力持ちで努力家で、大きくてぽよんとしたお腹はとっても可愛いし厚ぼったい唇なんてとってもセクシー。あと凄く絶倫なんだよ? 生物的に優れた雄に惹かれるのは雌の本能だよ」
「あばたもえくぼね。そもそもなんで絶倫なんて知って──あ、やっぱいいわ」
「兄ちゃんの部屋のゴミ箱を──」
「生々しい! つーか言うな!」
※
補給を断たれ外堀を埋められ、攻城兵器に囲まれた城を守る将とはきっとこんな心持ちなのだろう。
自室の机の、引き出しを外した隠し場所にいつの間にか増えていた兄妹モノの成年漫画を目にした俺は、目を背けていた真実にようやく向き合うことを決めた。
どうやら妹は本気のようだ。本気と書いてマジだ。
よかろう、ならば戦争だ。妹の将来の為にも負ける訳にはいかぬ。方法として一番簡単なのは俺の価値を落とす事だろう。今でもそれほど価値があるとは思えぬ容姿だと自嘲しているのだが、身内補正という奴だろうか。
具体的にはそうだな、妹の部屋であいつの下着でも被って喜色悪く笑いつつ尻にリコーダーを挿して踊り狂う儀式でもしてみるか。なんか激しく嫌な予感がする。やめておこう。いっそ出家して仏門に入るか。悟りを開いて欲望を捨てれば……無理だな。妹で無ければ一秒で襲い掛かってるだろう性欲の権化たる俺に開ける訳が無い。いや待てよ。妹とて口ではああも囀っているが実際は何も知らぬ生娘に過ぎぬ。少々心苦しいが怖い思いをさせれば──。
「今日こそ貰ってね。ボクの初めて」
いつもの様にベッドの中にいた妹。その薄絹に包まれた蠱惑的な肢体に無言のまま手を伸ばし、豊かな果実をむんずと掴む。事前にトイレで三回抜いていても掌から伝わる感触に下半身が爆発しそうになるが、理性で捻じ伏せて低い声音を作る。
「毎晩毎晩いい加減にしろ。言ってなかったけど兄ちゃん本当はドSなんだぞ。女に産まれた事を後悔したくなけりゃとっとと自分の部屋に――」
怖がらせてやろうとソレっぽい口調で告げる途中で俺は気付く。巣に掛かった獲物を見つめる蜘蛛のような雰囲気の瞳をした妹に……。あ、これ選択肢間違えた奴だ。
「時に落ち着け妹よ。これはちょっとした冗談──あっソコは今敏感になってるから──アッー!」 江戸の街、夜を華やかに彩るは吉原遊郭。
これはそこからずうっと北に登った、小さな港町の話だ。
港街道沿いの表通りには、「船宿」と呼ばれる花街があった。夜になれば、浜の漢たちが意気揚々と女を求めて闊歩する。
やませひと吹き女郎三人。
女もまた、背負った運命を紅に隠し、一夜の戯れを望む。
さて、表通りの一番端に「太鳳楼」という店があった。随分と古臭い店でね。潮とカビの匂いがきつけりゃ、ネズミまで布団に入り込んでくる。行けば必ず酒のつまみの笑い話が出来る店だと、名が知れたもんだ。
しかしいつの頃からだったか、その笑い話におまけの花が咲き始めた。
なんでも、太鳳楼に新しい女が入っただとか。この女の話がまた面白かった。
なんでも、港町一番のべっぴんだとか。えらい拾いもんをしたと、楼主が嬉しそうに自慢していた。ただなぁ……拾ったもんには傷があるってのが常だ。
女は品がなかった。自ら仰向けで、膝の裏を抱えて股を開く。膝が畳につくほど、恥無く開くんだ。その恰好以外は絶対に交わらせてはくれんのだと。
その姿がまるで、畦道で踏みつぶされたヒキガエルのようで、すぐにその女は「かわず女」と呼ばれ始めた。
これで話が終わらねぇのが、太鳳楼の良いところだ。
男たちは面白半分でその女に会いに行く。するとどうだ。二度、三度とまるで引き寄せされるように何度も足を運ぶようになった。
なんでも、最中ずっとその女は目をジッと見つめてくるんだとか。情欲そそるその妖艶な瞳に気を遣りそうになった途端、がっと腰に足を絡ませてくるんだ。
離すまいとねだられるその姿に、男はイチコロよ。
かわず女が男を待ち構えるその体勢を思い出して、昼間から厠に駆け込む者まで出始めた。
そうとなれば、話は早い。あの太鳳楼は、通り一の妓楼にまで名を上げた。全部、かわず女が稼ぎ上げた結果だ。
ただな、かわず女は大層性根が悪かった。傲慢で強欲。少しでも気に入らない事があれば、半日は怒鳴り散らしていた。客との揉め事なんて日常茶飯事さ。店を修繕するたびにかわず女が暴れて壊すもんで、楼主はいつも頭を抱えていたよ。
禿も何人かいたが、どの子もかわず女に耳を引っ張られて泣き叫んでた。中には、腹いせに目玉を突かれた子もいたらしい。
そんなもんで、周りの恨みも募ってくる。だが店一番の稼ぎ頭をどうこうできようはずもない。目玉を突かれた禿も、神社に行って「かわず女を梅毒にでもしてください」と鐘を鳴らすのがせいぜいだ。
二年ほど経過しただろうか。一人の男が太鳳楼にやってきた。二つ山を越えた先に住む商人だとかで、気前も気立てもいい男だった。男はかわず女の所業を聞くなり「俺が躾てやろう」と言い出した。仲間内で腹を抱えて笑ったさ。あのかわず女は、誰がどうやっても変わったためしがない。
変な気構えはよして、極上の身体だけを楽しんでくればいいさと肩を叩いたもんだ。
ここからが不思議な話だ。
半年もしない内に、かわず女が大人しくなった。憑き物が落ちたみたいにしおらしくなって、口の利き方にすら気立てと品が出てきた。みんな揃って、あんぐりと口を開けたよ。
生娘のように頬を赤らめたかわず女が「今度、身請けをしてもらうんだ」と言い始めた。
ははん、腐っても女だ。好いた男の為なら心も入れ替えるという事だろう。
稼ぎ頭がいなくなるのはやはり痛いが、しきたりには則るのが商売だ。店中が手を叩いてかわず女の身請けを喜んだ。
商人男は腰が抜けるほどの大金を積んで、かわず女を身請けした。
かわず女がいなくなった太鳳楼は、いまでも船宿一の妓楼だ。それに、明日にはまた面白い話が転がり込んでくるのが、太鳳楼のいい所よ。
さて、何を話し損ねてしまったか。ああ、商人男の話だ。
ありゃ確かに、かわず女にぴったりな旦那だと、酒場が盛り上がったもんで……切れ長の細い目が良く似合う。舌をちょろちょろ出す癖さえなけりゃ、文句なしの色男なんだが。
名前はそうだ、蛇睨正太郎ってんだ。
どんなかわずも、うわばみにとっちゃ飲むのも易いってな。
どうだ？ 北の艶話も吉原にゃあ負けねえってもんだ。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十六作品！(｀・ω・´) 江戸の街、夜を華やかに彩るは吉原遊郭。
これはそこからずうっと北に登った、小さな港町の話だ。
港街道沿いの表通りには、「船宿」と呼ばれる花街があった。夜になれば、浜の漢たちが意気揚々と女を求めて闊歩する。
やませひと吹き女郎三人。
女もまた、背負った運命を紅に隠し、一夜の戯れを望む。
さて、表通りの一番端に「太鳳楼」という店があった。随分と古臭い店でね。潮とカビの匂いがきつけりゃ、ネズミまで布団に入り込んでくる。行けば必ず酒のつまみの笑い話が出来る店だと、名が知れたもんだ。
しかしいつの頃からだったか、その笑い話におまけの花が咲き始めた。
なんでも、太鳳楼に新しい女が入っただとか。この女の話がまた面白かった。
なんでも、港町一番のべっぴんだとか。えらい拾いもんをしたと、楼主が嬉しそうに自慢していた。ただなぁ……拾ったもんには傷があるってのが常だ。
女は品がなかった。自ら仰向けで、膝の裏を抱えて股を開く。膝が畳につくほど、恥無く開くんだ。その恰好以外は絶対に交わらせてはくれんのだと。
その姿がまるで、畦道で踏みつぶされたヒキガエルのようで、すぐにその女は「かわず女」と呼ばれ始めた。
これで話が終わらねぇのが、太鳳楼の良いところだ。
男たちは面白半分でその女に会いに行く。するとどうだ。二度、三度とまるで引き寄せられるように何度も足を運ぶようになった。
なんでも、最中ずっとその女は目をジッと見つめてくるんだとか。情欲そそるその妖艶な瞳に気を遣りそうになった途端、がっと腰に足を絡ませてくるんだ。
離すまいとねだられるその姿に、男はイチコロよ。
かわず女が男を待ち構えるその体勢を思い出して、昼間から厠に駆け込む者まで出始めた。
そうとなれば、話は早い。あの太鳳楼は、通り一の妓楼にまで名を上げた。全部、かわず女が稼ぎ上げた結果だ。
ただな、かわず女は大層性根が悪かった。傲慢で強欲。少しでも気に入らない事があれば、半日は怒鳴り散らしていた。客との揉め事なんて日常茶飯事さ。店を修繕するたびにかわず女が暴れて壊すもんで、楼主はいつも頭を抱えていたよ。
禿も何人かいたが、どの子もかわず女に耳を引っ張られて泣き叫んでた。中には、腹いせに目玉を突かれた子もいたらしい。
そんなもんで、周りの恨みも募ってくる。だが店一番の稼ぎ頭をどうこうできようはずもない。目玉を突かれた禿も、神社に行って「かわず女を梅毒にでもしてください」と鐘を鳴らすのがせいぜいだ。
二年ほど経過しただろうか。一人の男が太鳳楼にやってきた。二つ山を越えた先に住む商人だとかで、気前も気立てもいい男だった。男はかわず女の所業を聞くなり「俺が躾てやろう」と言い出した。仲間内で腹を抱えて笑ったさ。あのかわず女は、誰がどうやっても変わったためしがない。
変な気構えはよして、極上の身体だけを楽しんでくればいいさと肩を叩いたもんだ。
ここからが不思議な話だ。
半年もしない内に、かわず女が大人しくなった。憑き物が落ちたみたいにしおらしくなって、口の利き方にすら気立てと品が出てきた。みんな揃って、あんぐりと口を開けたよ。
生娘のように頬を赤らめたかわず女が「今度、身請けをしてもらうんだ」と言い始めた。
ははん、腐っても女だ。好いた男の為なら心も入れ替えるという事だろう。
稼ぎ頭がいなくなるのはやはり痛いが、しきたりには則るのが商売だ。店中が手を叩いてかわず女の身請けを喜んだ。
商人男は腰が抜けるほどの大金を積んで、かわず女を身請けした。
かわず女がいなくなった太鳳楼は、いまでも船宿一の妓楼だ。それに、明日にはまた面白い話が転がり込んでくるのが、太鳳楼のいい所よ。
さて、何を話し損ねてしまったか。ああ、商人男の話だ。
ありゃ確かに、かわず女にぴったりな旦那だと、酒場が盛り上がったもんで……切れ長の細い目が良く似合う。舌をちょろちょろ出す癖さえなけりゃ、文句なしの色男なんだが。
名前はそうだ、蛇睨正太郎ってんだ。
どんなかわずも、うわばみにとっちゃ飲むのも易いってな。
どうだ？ 北の艶話も吉原にゃあ負けねえってもんだ。 ぬああ！誤字したから上げ直したら、今度はタイトル入れ忘れた……ごめんなさい、ごめんなさい 誤字の方を採用した！ ワイが認める前であれば修正を受け付けていたのだが！
これも時の運！(｀・ω・´) 祝杯
残業を本日も終わらして終電間近の電車に乗る。電車に揺られれば今日働いた疲れが眠気と共に自分を襲う。ああ、ここで眠気に身を任せて寝てしまえば妻にも迷惑をかけることになってしまう。そうだ、家に帰って妻の顔を見るまでは寝れん！
そう自分を鼓舞して電車に揺られる。
だが、眠気と戦うと時間が過ぎるのが遅く感じる。辛い厳しい戦いが自分の体で巻き起こる。
眠い……兎に角眠い。
少しうつらうつらしていると妻の顔が浮かぶあの頃から変わらない愛くるしい顔…そして、優しい彼女が待っている……そう思うとこんなところでは寝れないしっかりと家のベットで寝なければ…
必死に寝ないように努めていると試合終了の宣言。目的の駅に止まる。
やっと家へ帰れる！
いままでの眠気が一気に覚め、電車を降りる。
夜風が頬を撫でる。少し肌寒い初冬の風だった。
歩いて家に帰るとリビングの電気がついていた。日付はもう変わった。こんな時間までいつも妻は起きている。扉を開けて「ただいま」と小さく言う。
すると、リビングからゆっくりと妻は出てきて小さな声で「おかえり、あなた」と言った。
俺は寝ているであろう子供を起こさないようそっと中へ入っていった。
テーブルの上には簡単な夜食があった。
「あなた、どうせまたコンビニのおにぎりだけなんでしょ？晩御飯」と妻はじっと俺の顔を見て言う。
「あ、ああ、まぁな」俺が少し目を逸らして答える。
「ちゃんと食べないと病気とかになっちゃうんだからね！」妻は力強く言った。
妻はひょいひょいと俺からジャケットとバックを取ると「ほら、座って食べて」と言った。
俺はテーブルに置かれている白米と生姜焼きとサラダを食べた。生姜焼きを食べて白米を頬張る。生姜焼きを1枚食べたところでサラダを食べる。味が絡んでいる美味しい生姜焼きを食べていると妻は冷蔵庫から取った缶ビールを目の前に置いた。
「晩酌、久しぶりにしよ？」妻は少しいたずらっぽい表情を浮かべた。
俺は箸を置いて答える。
「ああ、久しぶりにしよか」
缶ビールを手に取り
「君の可愛い顔に」
「あなたの真面目でかっこいいところに」
「「乾杯」」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十七作品！(｀・ω・´) ユウナ
全部、僕が悪いんだ。
あの日ユウナがいなくなったのは僕のせい。かくれんぼなんてしなかったら良かったのに。
八歳の夏。
海辺のキャンプ場で僕は、一緒に来ていたユウナや他の子供たちに「かくれんぼをしよう」と言った。
みんな賛成して、かくれんぼを始めた。大人たちは海へ泳いだりパラソルの下で休んだりしていたから、僕たちのことは知らなかったんだ。
僕が鬼。十秒数えて、みんなが隠れる。
そして「もういいよ」の合図で僕はみんなを探しに行った。一人、二人、簡単に見つけていく。でもユウナだけがどうしても見つからない。
気づくともう日が暮れていた。
「ユウナ、どこにいるのー？」呼んでも答えてくれない。子供たち全員で彼女を探したけれどダメだった。
ユウナのお母さんが心配していたので僕は全てを白状した。ユウナのお母さんは顔を真っ白にして周りの大人を呼び集め、あたりをくまなく見回った。
――数時間後、警察に電話することに。
しかしとうとうユウナが発見されることはなかった。ユウナは「行方不明」になったのだと、お母さんたちに聞かされた。
その日から僕は、自責の念に駆られた。ユウナを神隠しに遭わせたのは他でもない僕なのだから。
どうしようもない心の鎖を抱えたまま、三年の歳月が過ぎた。
小五になった僕は、臨海学校へ行った。
バスに揺られ着いたのは、なんとあの海辺のキャンプ場。ユウナが失踪して以来三年ぶりだろうか。
驚く僕を置き去りに、他の子供たちがワイワイとはしゃぎ出す。でも僕はそんな気分にはなれない。だってここでユウナを……。
先生が言い出して、僕らは海水浴をした。
僕は苦手だけれど無理矢理泳がされた。溺れそうだ。
水難事故救助の授業を受けると、スイカ割りをして昼食に。その後、自由時間となった。
「――今しかない」
僕はクラスメイトたちから離れ、歩き出す。ユウナを探しに向かうのだ。
だって今でも彼女が僕を待っているかも知れない。
海沿いを歩き続け、僕はまもなく林にぶち当たる。こんなところがあったのかと思いながら林に入った。
木々をかき分け行く。真っ暗な林の中に、僕の声が響いた。「ユウナ、どこ？ いたら返事して」
深く、もっと深くへと。
自由時間が終わりそうだ。もう戻らなければと、引き返そうとしたその時だった。
「待って」突然、声がしたのだ。
振り返り、僕は目を丸くする。そして声の方に行ってみた。
林が開け崖沿いの草地に出るとそこに一人の少女の姿があった。それはずっと求めていた人で――。「ユウナ」
「ハルくん、見つかっちゃった」
明るく笑う少女。僕は手を伸ばし触れようとする。しかしおかしい、感触がない。「どうして」
「それはユウナが幽霊だからだよ、ハルくん」
「幽霊？」意味がわからない。だってユウナはそこにいるじゃないか。
「ユウナね、あの日、隠れるのに夢中だったんだ。いい隠れ場所あるって思って林まで来たら、この崖から落っこちちゃって。……しばらく助けを呼んだけど誰も来ないまま、溺れて死んじゃった」
つまり目の前の彼女は幻影？ 理解不能だ。でも、僕はすごくすごく胸が締め付けられた。
「ごめん、ごめんなぁ。僕のせいで」
「ううん、ハルくんのせいじゃないもん。ユウナのうっかりだから気にしないで。それより」
「伝えたいことがあるの」と、少女の亡霊は笑う。僕は思わず押し黙った。
「自分を責めないで。ハルくんさ、悪くないのにすぐ謝る癖があるでしょ？ それ良くないとユウナは思う。そりゃ罪悪感？ あると思うけど、ハルくんは自分の人生を生きればいいよ！」
格好はあの日のままなのに、ユウナは大人びて見えた。三年経ってもうじうじしている僕が馬鹿みたいだ。
「それを言いたくて出てきたの。ユウナ、ハルくんが探しに来てくれて嬉しい。ありがと」
僕は泣いた。彼女の前で思う存分に泣き腫らした。嬉し涙でも悲し涙でもあったろう。
しかし僕はやがて気づいた。ユウナの姿が徐々にぼやけ始めていることに。
「あ、もうダメみたい。ユウナの体はこの崖の下にあるって、お母さんに言ってね。……ハルくん、バイバイ」
そう言い残し――幼い少女の姿はかき消えた。後には何もなかった。
僕は臨海学校から帰った後、ユウナを崖下で見つけたと言った。そして捜索は行なわれ、無事ユウナは見つかった。
生きてはいなかったけれど骨でも帰ってきて嬉しいと彼女のお母さんは言っていた。
ユウナが死んだのは僕のせいだ。けど、ユウナが言ってくれた言葉を度々思い出す。
『自分を責めないで』
「そうだよねユウナ。……本当に、ありがとう」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十八作品！(｀・ω・´) 新幹線の改札のその向こうの階段から、ワラワラと大荷物の人たちが降りてきた。GW初日、久しぶりの帰省にみんな顔が綻んでいる。
俺は目を凝らして娘を探した。大学進学で東京へ行った娘も三年ぶりに帰ってくることになっているのだ。
ただ、懐かしむような心の余裕は俺にはなかった。
それは先日レンタルビデオ屋に入ったときのことだった。18禁コーナーの、半裸の女優のパッケージが並ぶ中に、俺は見覚えのある顔を見つけた。
信じられない、というか信じたくなく、俺は借りて見ることにした。念のためにアルバムと比較しながら視聴した。残念なことに間違いなく俺の娘だった。
男手一つで育てた娘、いつもハツラツとして高校ではバレーに打ち込んでいた俺の娘が、ドロドロになって突かれていた。
そのとき俺の心に去来した気持ちは何と形容すればいいのだろう。金に困っているのかそれとも無理矢理やらされているのか、ただそれだけが不安だった。
人混みから娘が手を振り現れた。俺は平静を装って言葉を交わす。
「お腹空いたから何か食べよっか」
娘はそう言い、笑顔の隣で見慣れぬイヤリングがキラリと光った。
俺もなんとか笑顔を返した。
俺たちは近くのファミレスに行きオムライスを注文した。美味しいねと娘は言い、そうだなと俺は言う。
本当は味なんてどうでもよくてＡＶについて問い詰めたかった、しかし俺は何度も口を噤んでしまう。
娘が咀嚼する度にその厚い唇が蠱惑的に変形する。この口で娘はあんなことを……と想像し、味が分からなくなってしまった。
一旦帰宅して荷物を下ろし、近所の公園を散策した。いつもよりも人が多くてブランコに子供たちが並んでいた。
久しぶりに乗ってみたいと娘は言い、俺の制止を振り切って子供の列に加わっていった。
年甲斐もなくはしゃぐ娘を見ていると昔の姿が時々重なる。そして全裸で腰を振る光景までもが頭に浮かんだ。俺は何度もため息をついた。
そうして結局何も言い出せぬまま、二日、三日と時間だけが過ぎていった。
色んな所へ出かけたが、水族館も河川敷もカフェもスーパーもＡＶの話を切り出せるような雰囲気じゃなかった。
それに一度口に出したが最後、二度と元の関係に戻れないような感じがし、怖かったのだ。
明日には娘が帰ってしまうその夜まで、俺は頭を抱えていた。
「パパ、見てもらいたいものがあるんだけど、良い？」
振り向けばパジャマ姿の娘がいた。
神妙な顔で、あのＡＶを手にしていた。
「内緒にしてたけど、私、今こういうことやってるの」
そう言って娘は自身のＡＶを俺に示し、ＤＶＤを再生した。リビングに娘が下着姿で映し出された。
「これ、初めて出た作品なの。このときはまだ慣れてなくて何回も注意されちゃった」
娘と一緒に、娘が舌を絡める様を視聴する。俺はただただポカンとする。
「でも体型については褒められたのよ。筋肉質で素敵だって。バレーやってたおかげかな？」
そんなことを聞かれても……、と俺は困った。
一体この状況は何なのだろう。一緒にＡＶを見る意図が全くもって掴めない。
娘は次々と他の出演作品も再生していき、一つ一つ真剣に説明をしていく。俺はどんどん辟易としていった。
今の若い子たちはセックスをスポーツみたいに考えているのだろうか。でも俺のような古い人間にはその考えは理解できない。
貞操観念や世間体はどうなっているのかと、説教したくてうずうずした。
叱責の言葉が出そうになる、が、すんでの所で踏みとどまった。今度は怖かったからではない。
激しいセックスを見ていれば、娘は娘なりに元気に暮らしていることが自然に伝わってきたからだ。
健康的な身体と笑顔が何よりもそれを証明している。今はもうそれだけで十分だった。
映像はクライマックスに差し掛かり、娘が盛大に絶頂を迎えて痙攣しながら小便で水溜まりを作るシーンが映し出された。
赤ん坊の頃から何も変わらないな、と俺は言った。すると娘も安心したように、照れ臭そうにして笑った。
改札の前まで娘を見送る。道すがら、俺は少しでも話がしたくて喋り続けた。すっかり忘れていた寂しさに再び胸が締め付けられる。
娘がいない生活に慣れたつもりでいたのだが、どうやら違っていたらしい。声の震えを必死に抑える。
家に帰ったら、俺はＡＶのパッケージをアルバムに貼ろうと考えていた。死んだ妻には怒られてしまうかもしれない。
でもいずれ、俺がジジイで娘がオバサンになったときには、それをネタに二人で笑い合えるだろう。
娘が改札を通り抜けた。振り向いて、手を振りながら階段へと進んでいく。
「避妊はしろよ」
「分かってるって」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、二十九作品！(｀・ω・´) 一緒でいたいから
これでやっと、彼と一緒になれる。
こんな方法を彼が望んでいないとしても、彼が私を嫌いになったとしても構わない。
一緒でいられるのなら、全力で振り向かせてあげるんだから。
その時、電車のヘッドライトが私たちを眩く照らした。
私は、彼――雄二くんに救われたのだ。
高校生でありながらいじめられていた私。気が弱いので誰にも相談できず、一人されるがままになっていた。
女子生徒たちに囲まれ、金を要求される。そんな時彼が助けてくれたのである。
「やめないか」その一言だけ。
他の女どもは「あぁ？」と突っかかっていったが、雄二くんは見事な体技で彼女らを一斉に行動不能に陥れてしまった。
「大丈夫かい」
「は、はい……」
彼のおかげで私は二度といじめられることはなくなった。きっともうあの瞬間から恋をしていたのだろう。
何かと都合をつけては彼に会った。弁当を横で食べたり、彼が観に行く映画を聞いて私も行ってみたり。
告白する勇気は持てなかったけれど、ずっとずっと彼を見ていた。
でももう我慢ができない。
ただ見ているなんて辛い。もっと喋りたい、もっと近くでいたいのに。
私は強硬手段に出た。
友達からメールアカウントを買い取って、彼に気持ちを聞いてみたのだ。
「〇〇（私の名前）のことどう思う？」
すると雄二くんからメールが来たのだ。
「ブスだしタイプじゃない。でもいじめられっ子で可哀想だから助けてあげてるんだよ」
もっと聞いてみると、好きな人はもういるらしく私なんかまるで眼中にない。
それを知った時、私は諦めようと決意した。
雄二くんのことはもう忘れよう。出会い系サイトに浸ったけれど、いい男は誰もいない。やはり雄二くんがいいと思ってしまう自分が恨めしく思えた。
私はヤケクソ気味で雄二くん目掛けて猛烈アタックをかますことにした。
呼び出したは近隣の駅。そこで買ってきた花束片手に、想いを伝える。
……が、断られてしまった。その上、
「お前がいつものストーカーだな。付け回すなよ」と怒鳴られてしまう。
ストーカー、という言葉に私は首を捻らずにはいられなかった。だって私は好きな人のそばに居ただけで、それは当然のことじゃないの？
「消えろ雌豚。お前なんか、二度と助けてやらないから」
私は彼とは結ばれることは絶対にないのだと知った。花束を取り落とす。そしてそのまま彼の手を乱暴に引っ掴み、走り出した。
「な、何すんだよ！」抵抗する雄二くんなど全く無視して、駅のホームへ。
まだだ。まだ一つだけ彼と一緒になれる方法は残されている。よし、今だ。
「――ぁ。やめろ！」
私は線路へ飛び込んだ。
もしも冥界が存在するのならば、地獄でも天国でもいい。そこで彼と一緒になろう。
なすすべなく雄二くんは線路に落ちた。彼と私の体が重なる。
きっと雄二くんは、私の行いを許さないだろう。
けれど私は絶対に彼を虜にしてみせる。傍にいられるのなら絶対大丈夫だ。
だから、何も心配はいらないのだ。
「愛してるわ、雄二くん」
その瞬間、電車のヘッドライトが光った。
――あぁ、これでようやく。
衝撃が訪れて全身が引き裂かれる。
そして血飛沫の中で私と雄二くんは、一つになれたのだった。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十作品！(｀・ω・´) 「はい、本日も始まりました。しゃまらんTV。今日はこちらの心霊スポットにお邪魔しまして撮影を送っていきたいと思います！」
スマホを自分へと向けて笑顔で配信を始めたのはしゃまらんという名前で心霊スポットを撮影することで人気を博している動画配信者であり、今日も数万人の視聴者が常に彼の放送ページで待機をしていた。今も、コメント欄では目まぐるしい勢いで一周年記念という言葉が流れ続けている。
そんな彼の姿を見つめる一つの影があった。
「本当にいたんだ」
唖然とした表情を浮かべた少女はどこか血の気が薄い様子だったが、それでもゆっくりとしゃまらんに近づくと彼の顔をじっと見て、やがて口を開いた。
「あの、私の声は聞こえていますか？」
「この心霊スポット、扇岬は地元では自殺の名所と知られておりまして、何と幽霊がガチで出るらしいんですよ。今回はその真偽を確かめに来ました」
そう言ってこちらへと近づいてきた彼だったが、少女の姿が目に映っていないように彼女の身体を通り抜けていった。
「あっ」
少女は目の前の相手に自分が認識されていないという事実に、自分と彼が最早触れることすら出来ないという現実に打ちのめされた気分になった。
「一通り見回ってみましたけど、幽霊なんてどこにもいませんね。もし幽霊さんがいるなら姿を見せてくれませんか。そうじゃないと今日の取れ高ゼロなんですよ！」
やれやれ、と困ったように首を振る彼だったが、これまでに行われた他の心霊スポットを訪ねる放送でも幽霊が出ることなどなかったのだから、いわゆるお約束の流れである。そろそろ放送もしめに入るということで彼は投げ銭とともに投稿されたコメントを読み上げる時間に入った。
「〇〇さん、投げ銭有難う御座います。今日が誕生日だからお祝いしてください。ハッピーバースデイ！おめでとう〇〇さん！ほら、コメント蘭も拍手してあげて！」
コメント欄の反応を見ながら満足そうな表情を浮かべる彼は画面に集中し過ぎていた。だから、自分が視聴者と会話をしながら進む先がどうなっているかなど知る由もなかった。ただの不注意、そう言ってしまうには、あまりにも致命的な見落としであった。
「え？」
踏み出した先には触れるべき地面などなく、そのまま彼は宙へと放り出された。前のめりになって回転する視界の中で自分が岬の崖の淵から転落したことを理解し、反射的に手を伸ばした。ソロ配信者であったしゃまらんは一人で現地へ行き撮影をしていた以上、その手を取ってくれる人などいるはずもないというのに。
「しゃまらんさん！！」
手は取られた。まるで奇跡のような光景だった。崖から落ちる成人男性の手を年若い少女の伸ばした手がしっかりと握りしめていた。ようやくしゃまらんは目の前の少女の姿を認めることが出来たのだ。
「あー、本当に幽霊っていたんだな」
そして、彼は驚いた表情を見せたかと思えば、そう言って苦笑を浮かべずにはいれなかった。
「私、〇〇です。しゃまらんさんに誕生日コメント読んでもらった〇〇です」
「そっか。ありがとね。〇〇ちゃん」
そう返して、何かを諦めたように。
「俺、ここで死んだんだな」
一年前の今日、しゃまらんはこの崖から足を滑らせて転落、すぐに視聴者から通報が行われ懸命の捜索が行われたが、発見された時にはしゃまらんは既に息を引き取っていた。唐突な予期せぬ訃報に彼のファンは深い悲しみに包まれることになったが、それからしばらくして扇岬でしゃまらんの幽霊が出るという噂が流れ始めたのだ。あの日の配信を再現するように終わらない死を繰り返し続けるしゃまらん。
だが、その死のループはようやくここで終わりを告げたのだった。
彼はしばらく沈黙していたが、やがて少女に笑顔を向けて。
「ということで扇岬に幽霊はいました！皆さん、次の配信でまたお会いしましょう！」
それは何時ものしゃまらんの放送のしめであり、少女が一番見たかったしゃまらんの顔だった。やがて満たされた表情を浮かべてしゃまらんは消えていき、少女もまたファンであった配信者が成仏したことに安堵の息を漏らしたのだが。
「では本日も始まりました！しゃまらんＴＶゴースト！本日も扇岬に訪れた人を驚かせるドッキリをやっていきたいと思います！よろしくお願いします！」
数日後、世界初の実在する幽霊がドッキリ配信者兼扇岬の名物として復活したことで彼女の感動が台無しになったのはまた別の話である。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十一作品！(｀・ω・´) 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十二作品！(｀・ω・´) 比叡の山中、名も知れぬ滝の岩上が、若き学僧蓮長の瞑想の場だった。
混迷の世に道を求めるも未だ悟りは遠い。だが近頃になって一つの標を得、思索に没頭する日々が続いていた。そんなある日のこと。
「坊様」 背中から女の声がした。「客か、珍しいな」
声の主は応えず、正面に回り腰を降ろした。
歳は三十を越えていようか、若くはないが往年の美貌を忍ばせる。ただし額から左の頬にかけて大きな傷があり片眼は閉じている。整った顔立ちが翻って半面の無惨を際立たせていた。
「何しているんだい」「衆生救済、その道を探っている」「へえ、どうやって？」「仏の教えにて」
「だったら街へ出て説法でもしたらいいじゃないか」「今だ悟りに至っておらぬのだ」
女は鼻で笑う。「悟りなんて待ってたら今生が終わっちまうよ」
「かも知れぬ、だが求めずにいられぬのだ。仏陀の教えは唯一つであるはずなのに、何故に幾多の教があり論が尽きぬのか。私は一切を見極め無二の教を得たいと願っているのだ」
「そんなもの、あるもんか」
「ある。未だ確証はないが、蓮華教こそと考えている」
「どんな教えなんだい？」「蓮は泥中にこそ大輪を開く。苦世に生まれし人は等しく救いを得、仏に至るべしと」
女は声を上げて笑った。「この世に生まれた者は皆救われるだって。じゃあこのあたしも救われるというのかい」「無論」「なら今すぐ救ってくれよ」
「仏道に帰依し今生を全うせよ、さすれば救われよう」
「泥に華咲くとあんたは言った。泥とは今生のことだろう、ならば生きてる内に救われなければ意味ない」「では如何にすれば」
「あたしを抱いとくれ」
蓮長は眉をひそめた。「不犯の誓いを破るわけにいかぬ」
「犯とは己が利の為に他を害すること。あたしが望む以上、犯には当たらぬはずだよ」「それでも私が快を得ることに変わらぬ。私が目指すは衆生を救うこと、己が歓を求めるは道を外す」
「あんたが衆生を救ったとして、そこに己の歓はないのかい」「勿論ある」「なら同じじゃないか。坊様は歓を犯とし苦を道と思い込んでいるようだけど、それは間違いさ。道に己の歓苦は関係ない、他を害するのが犯であって利するのが徳、それだけの事」
「そなた、何者だ」「何でもない、ただの女さ」「名は」「蓮華」
真名か、あるいは出まかせか。
「その言に誤りはない。だがそなたと交われば、私は利他を越えて我欲に溺れることとなろう。それは犯だ」「なら、あたしは待つことにしよう。あんたがその気になるまで、この岩の上にずっと座って」
「何を言っている」
「抱いてくれたらあたしは救われる、つまりあたしの勝ち。抱いてくれなかったらあたしは救われない、救えなかったあんたの負けさ」「それでは私はどうしても勝てぬではないか」
「それがどうした。あんたはあたしに勝ちたいのかい、それは欲ではないのかい」
果たして夕暮れ時になり、蓮長はひとり寺に戻った。
翌朝、滝壺を訪れると蓮華は前日と変わらぬ様子で瞑座していた。
「餉を持って来た。腹が空いただろう」 だが眼を閉じたまま。「いらぬ」
「意地を張るな。では水だけでも」「山の露が潤してくれるから」 見れば髪も衣も夜露に濡れそぼっている。「凍えているではないか」
「ならば坊様の体で温めておくれな、さあ早う」 応えは声にならず、自分がどれほど情けない顔をしているかと想うだけで更に情けなさを憶えた。
向かい合わせに座し、それきり日暮まで過ごした。次の日も、更に明くる日も。もはや交わす言葉もなく見つめ合うのみにて、二十日を越した。
「頼む、餉を喰ろうてくれ」 ついに根負けした蓮長に、女は掠れた笑みを返す。「欲しくない」
「何故」「嬉しいから」「何が嬉しい」「あんたが側にいてくれるから。今生であたしに優しくしてくれる奴なんか一人もいなかった。あんただけさ」
「ならば私の願いを聞いてくれ。そなたに死んで欲しくないのだ。私の負けで良いから」
「あはは、坊様がそんなこと言ったら駄目だよ。あたしはあんたの子が欲しかった。子を持てば無意味な生に意味を成せると思ったんだ」
「ああ成そうとも。今こそそなたを抱こう。故に」
「いい、あたしは既に救われた。次は衆生を救っておくれ」
木漏れ陽が照らす、その笑みに心を奪われた。「菩薩……」
嫋やかに身を折り、滝壺へと投げ落とす。蓮長はその姿が去るのを見送りながら、彼女の生に蓮の華を重ねていた。
「泥に蓮華咲く。なれば今生も来世も区別なく、涅槃もまた等しく泥中にあり。人皆蓮華たるべし。得たり、これぞ理！ これぞ妙法！」
両手を打ち付け、溢涙と共に声を放つ。
「南無！」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十二作品！(｀・ω・´) 痛い。腹が痛い。
朝イチの客先訪問の後、俺は猛烈な腹痛に襲われていた。ズボンが汗ばみ、顔から血の気が引いているのが分かる。トイレを探して辺りを見渡すが、商業施設はない。この辺は倉庫街だからな……。震える手でスマホの地図アプリを立ち上げる。何処か、トイレのありそうなところは……。やっと見つけたのは歩いて五分ほどの公園だった。駅に行くより遥かに近い。臀部に全神経を集中し、早足で歩く。
「あっ、はぁ……」
何とか間に合った。用を足し、便座の上で脱力する。俺はえもいわれぬ幸福感に包まれていた。しばらく動けないそうに──。
──コンコンコンコンッ！
激しいノックが扉を揺らした。なんだ、喧しいな。憩いのひと時を邪魔された俺は怒りを抑えながら、コンッ！ とだけ返し、尻を拭おうと紙を引き出す。するとまた、しつこくノックが──。
「……入ってますよ？」
「急いでもらえますか！？ 私、もう限界なんです！！」
うん？ おかしい……。ここは男子トイレの個室だ。何故、女の声がする？ もしかして俺が間違えて入ったか？
「ここ、男子トイレでしょ？」
扉の向こうに問いかける。
「はいっ！ 男子トイレです！ あの、早く……」
「いや、女子トイレに行って下さい」
「それがっ！ 故障中で入れなくなっているのです！」
人間、追い詰められると大胆な行動に出るものだ。まさか、男子トイレに突撃してくるなんて……。
「だからって、駄目でしょ。男子トイレに来たら」
「肛門に男も女もありません！ 早く！ お願いします！！」
……肛門に男女はない。確かにそうかもしれない。切羽詰まった女の言葉が胸を打つ。俺は慌てて尻を拭い、雑に流して外に出る。待ち受けていたのはズボンを半分脱いだ若いOLで、鬼気迫る表情で個室へと雪崩れ込んできた。俺はスッと身を躱す。吐息と共に排泄音が響き渡り、その後に沈黙がやって来る。さて、行くか。洗面台で手を洗い、ポケットのハンカチーフを探ると違和感がある。……ない。スマホがない。
──ガガガガガガガガッ！ ガガガガガガガガッ！
電子音がけたたましい。これは……うちの鬼嫁に割り当てた着信音。仕事中にかけてくるなんて珍しいな。
「あっ、スマホをトイレに忘れてますよー。とりあえず出ちゃいますね」
馬鹿！ ややこしくなるだろ！！
「はい、もしもし。あっ、奥さんですか？ お世話になっております。えっ、誰だって？ それは言えないですけど……。旦那さんですか？ ちょっと今はかわれないですね。取り込み中なんで」
紛らわしいことを言うんじゃない！！
「何してるのって？ あの、言い難いのですが……トイレで……」
ぉぉぉおおおおおぉおぉ！！
「……そんなに怒らないでくださいよ！ 私だって限界だったんですから。仕方ないでしょ？ このことについては旦那さんも合意の上です」
合意なんてしてないっ！！ いや、したのか！？
「場所ですか？ 平和島駅から少し歩いた海沿いの公園の男子トイレです」
言うなああああ！！
「あっ、はーい。では、失礼しまーす」
「……なんだって？」
縋るような思いで女に問う。
「今からここに来るそうでーす。よく分からないですけど、怒ってました」
……終わった。逃げたところで無駄だ。延々と追求される。水の流れる音がした後、女はすっきりした表情で出てきた。そしてスマホを差し出す。
「はい。忘れ物です」
「……どうも」
「じゃ、私は行きますので！ 急がないとお客さんとの約束に遅れちゃう！」
「……左様ですか」
一人残された俺は、居た堪れなくなってまたトイレの個室に篭った。そしてじっと、審判のノックを待つのだった。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十三作品！(｀・ω・´)気分転換で庭を歩いてくる！ 女が一人長い石段を上っていく。
その女の名は、お珠といった。木漏れ日の差す中ゆっくりと上っていたが、石段の半ばで不意に足を止める。
「またお腹を蹴った。元気なこと」
彼女は、愛おしげに膨らんだ腹を撫でた。そうしてまた上り出す。
やがて階段を上り切り、拝殿の前に出た。
お珠は一つ息をつくと、『大鵠神社』と記された扁額を縋るような目で仰ぎ見る。
大鵠神は、安産、子授け、子育ての神様として知られ、『赤子のことなら大鵠（だいこく）さまにおすがりせよ』と地元の人は言う。
お珠は、賽銭箱に銭を投げ入れ、鈴を鳴らし、二拝二拍手すると、両手を合わせたままじっと目を瞑った。
「大鵠さま、どうか後継となる男児をお授け下さい」
お珠は武家の妻だ。これまで三人の子を産んだが、全て女児であった。
男児が産まれずとも、養子をとり後継とする選択肢もあるが、叶う事なら実子を後継にしたいと思うのが、人情というものだ。
それで、四度目の妊娠が発覚してからというもの、彼女は毎朝欠かさず参拝しているのだった。
「男児を授かったなら、必ずお礼を致します。毎日境内を掃き清め、お供え物もします。母として、生まれてきた子を、将来世の為人の為になる男に育てると誓います。どうか、どうか……」
最後にもう一度拝礼すると、お珠は拝殿の前を去り、元来た道を戻る。が、石段に足を踏み出した所で、お珠は何かに呼ばれたような気がした。
「――？ あっ！？」
振り返り、驚きに目を見開く。彼女の視線の先、どうしてそんな所にいるのか、拝殿の青緑色の屋根瓦の上に、赤子がいる。しかも、屋根の縁ぎりぎりを這うように動いていた。
「誰か！ 誰か！」
お珠が助けを求め声を上げるが、何の反応も返って来ない。
石段を下りて助けを呼びに行こうかとも思ったが、赤子は今にも落ちてしまいそうだ。
彼女が視線をさ迷わせていると、拝殿の屋根を掠めるように伸びる一本の木が視界に入る。木登りするに、手頃そうな木だった。
お珠は薙刀の修練を積んでいたので、世の女性の多くより体力に優れている。普段なら、迷わず木を登り、屋根に飛び移ったろう。
しかし今の彼女は身重の身であった。万一の事があれば、と逡巡する。
――いいや、大鵠さまの御前で赤子を見捨て、どうして我が子への御利益を願えようか！
躊躇ったのは数瞬。彼女は意を決すると袖を捲り、木の前に立つ。
「大鵠さま、二人の赤子をお守り下さい！」
そう叫ぶや、瘤になっている所に足をかけ、下枝に手を伸ばし、必死になって木を登る。じり、じりと登る。
思うように体が動かない。額に玉のような汗が浮かぶ。それでも登る。
ようやく屋根と同じ高さまで登り、視線を屋根の上に向ける。やはり赤子は、縁ぎりぎりにいた。
「じっとおし。いい子だから」
声が通じたのか、赤子はぴたりと動くのを止める。
「そう、いい子ね。そのまま、じっとしてて」
お珠はもう一度繰り返してから、屋根と己、その彼我の距離を確認する。凡そ三歩の距離か。ごくりと生唾を飲み込む。えいや！ と跳んだ。
浮遊感。屋根瓦に足がつく音。膝から前に崩れ落ちるように着地して、両手を突いた。視線を前に向ければ、赤子はもうすぐそこだった。
そのまま這うように進み、手を伸ばせば届く距離まで近づいて――
「ああ、駄目！」
赤子が屋根の縁から転げ落ちる。お珠は咄嗟に手を伸ばし、赤子諸共中空に投げ出された。
お珠は固く目を閉じる。が、恐れていた衝撃はいつまでも訪れない。おかしいと目を開ける。
如何なる不思議か、その身は宙を舞う羽毛のように緩やかに落ち、そっと地面に着地した。
「これは、どうしたこと？」
お珠は目を白黒させる。そんなお珠と異なり、腕の中の赤子は能面のように表情を変えない。ただじっと、お珠の腹を見詰めたかと思えば、唐突に口を開く。
「その子には、千寿丸と名付けよ」
赤子は老爺の声で告げるや、眩い光を放ち、その身を白い鳥へと変じる。そして、何処かへと飛び去って行った。
お珠は呆然と飛び去る白鳥を見送ったが、やがて今のが大鵠神の化身であったと悟った。さめざめと泣く。
「授かった名は、男児の名だ、男児の名だ」
泣き笑いながら『千寿丸、千寿丸』と、腹を撫でる。胎児が、その腹を力強く蹴った。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十四作品！(｀・ω・´) 「私のこと、好き？」
思い切って訊いても、航太君はなんにも答えてくんない。気まずそうに横を向く。
「ねぇ、好きなの？ 好きじゃないの？ 友達の里香の彼氏なんか毎日のように好きって言ってくれるって」
「そうじゃない男もいる」 航太君はボソリと口にすると黙り込んだ。
女はね、好きって言葉にしてくれなきゃ不安になる生き物なんだよ……そう言おうとして飲み込んだ。
半年前つき合おうと告白してくれた時は嬉しかった。幼稚園の頃から大好きだったから。いつも苛めっ子から守ってくれたっけ。けど、航太君は甘いことはなかなか言ってくれない。
それにそれに、まだキスしかしたことないし……。来年は１８歳で一応成人だよ。もう幼なじみじゃなくて恋人だよね？
「ねぇ、航太君」 今日は私からキスしちゃおうかな？
勇気を持って彼の顔に近づ……きゃあっ！！
ドスドスと壁を蹴る音に悲鳴をあげた。航太君のお兄さんが激しく壁を蹴っている。
医大受験を２度失敗してから、お兄さんは引きこもった。もう４年になる。隣の部屋に引きこもったまま医学書を読みあさっているそうだ。先月も壁を蹴られた。
航太君に促されて部屋を出ると、グズな私は廊下の脇に積まれた本にけつまずいた。さっと航太君が支えてくれて、なんとか転ばずにすんだけど……崩れた本を見てまた悲鳴をあげた。小さく。開いた本に何か気持ちの悪い、ああ、たぶん腸？ 肝臓？ そんな絵がいっぱい。医学書のようだ。
航太君が私の手を握って家の外へと連れ出す。航太君の手、あったかい……。
「ごめんな、澪」 ぶっきらぼうなはずの彼が精一杯頭を下げる。
「ううん、航太君は何も悪くないよ。私ね、まだ明るいから一人で帰れるし大丈夫だよ」
それには答えず、少し照れた顔で手を離すと車道側に回って私をかばうように歩き出す。航太君はいつもこんなふうに私を送る。うちなんて歩いて５分のとこなのに。
さっきまで触れていた彼の手を見る。ずっと握ってたかったな……。
背の高い航太君の黙ったままの横顔を見上げて、胸がきゅっとなった。
次の日の夕方、私はまた航太君の家を訪れた。今日は小さな声でしゃべるんだ。
呼び鈴を鳴らすけど、何も返事がない。３回目を押して首をかしげた。この時間はいるはずなのに。家の横を通って裏に向かうと、１階にある彼の部屋の窓が開いている。
「航太君、寝てるの？」 そう呼びかけると、窓の下枠に手がにゅっと伸びて来てつかまった。航太君の顔も起き上がってきた。寝てたんだね。
ただ、彼の顔がすごく青白い。私の顔を見て目を大きく開けたけど、急にひどく顔を歪めた。
「どうしたの！？ 具合悪いの？」
「腹が痛くて。澪、今日は帰れ」
「ええ～っ。お薬飲ませてあげるから、そこの掃き出し窓から上がっていい？」
「だめだ！ 帰れっ！」
振り絞るような口調に私はうなづくしかなかった。
「澪……」「ん？」
「送っていけなくてごめんな。気をつけて帰るんだぞ、いいね」
そう言うと微かに笑った。本当に優しい目をして……胸がまたきゅっと苦しくなった。
その時、部屋の奥の暗い所にちらりと人影が動いたように見えた。けれど、航太君は寝ようとしたのか顔をすぐに引っ込めたので、仕方なく家路に着く。見間違いだったのかしら？ と思いながら……。
その夜に起きたことはあまりのことに記憶が曖昧になってる。ものすごいサイレンの音。パトカーや救急車。誰かが話してたのは覚えてる。航太君のお父さんが見つけたときは、彼も彼のお母さんも死んでたって。お腹を裂かれて内臓が飛び出していたって。腸が引きずり出された跡があったって。
ママが言うには、航太君はなんであのとき助けてって言わなかったの？ 私を守ろうとして帰らせ……って私は口にして絶叫して気を失って、しばらくは病院に入院してたって。
退院してからずっと写真の航太君に話しかけている。
今日も帰宅すると、机の上の写真に話しかける。
「里香と彼氏ね、別れたんだよ。彼氏の浮気だって。私はね、今日から大学生になったんだよ。一人きりで……。」
写真の彼をみつめながら訊く。
「私のこと、好き？」
不愛想な顔。照れた顔。いろんな顔。最後のとても優しい顔……航太君が心いっぱいに浮かぶ。
「うん。うん……わかってる。わかってるよ」
写真を強く抱き締める。
「私も好きだよ。大好きだよ。ずっと。ずっと……」
しんと冷えた部屋にうずくまったまま体が震える。写真にも胸にも際限なく雫が濡れて広がる。
私のつらく、悲しく、愛しい、そんな永遠がずっとこれからも続いてゆくのだ。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十五作品！(｀・ω・´) 『男女二人の物語』です。
擬人化、ロボットはダメだそうです。 朝方、相変わらず猫が鳴くのが聞こえてきた。
相変わらず朗らかな男の声も聞こえてきた。薄い壁の向こうの一室で妻に声をかけている。
「志乃、今日は暖かいな」
佐江は引き戸を開け外に出ると、井戸の水をくみ上げ顔を洗った。
ほどなく男もやってくると、佐江に軽く会釈する。顔をざっと洗い自室の戸を開けて入る。
「志乃、朝餉にしようぞ」
いつものように奥様思いのお方だこと……佐江は感心して微笑んだ。
この裏長屋に越してきて半月近く。隣の男の妻女は臥せっているらしく姿を見せない。少し前のわたくし達のようだと佐江は思う。長く患っていた父を看取り、こちらへひとりやってきた。裁縫で身を立てる佐江にとって、商家に近いここは都合がよかった。
同じ長屋の三味線の師匠だという年増の女がやってきた。佐江に時折り話しかけてくる。
「佐江さんは二本差しのご息女なんだろ。あの文一郎さんはご浪人。同じ武家同士で気が合うやもしれないよ」
「からかわないでください」
佐江が慌てて云うと、女は笑いながら立ち去った。
――――あの方には大切な奥方様がいらっしゃるというのに。父を看ているうちにわたくしはもう二十八。どのみちどんな殿方にも縁はありますまい。
そう思う佐江であった。
三日の後、繕い物を届け長屋に戻ると、文一郎が井戸端で野菜を洗っていた。奥方様に昼餉でも作って差し上げるのでしょう……と頷くと、そうだわと風呂敷から柏餅を取り出す。
「竹田様」と呼びかけると、「これは佐江殿」と朗らかに返ってくる。
「柏餅をふたつ頂きましたの。ひとつは奥方様に」 柏餅をひとつ取って丁寧に笹皮で包みなおす。
「いや、これは受けとれません」「いいえ、どうぞ」「いや」「奥方様に」「いや」
とうとう文一郎が折れるしかなかった。
「好物を頂いたぞ、志乃」
文一郎の声が響いた。それを聞きつつ、長屋に住みつく黒猫にも食べ物をわける佐江であった。
文一郎が行く先で手折った野の花を、家に持ち帰るのを佐江はよく目にした。
奥方様はお花がお好きなのですね。なんと文一郎様のお優しいこと……奥方に我が父を重ねる佐江は心が温まるようだった。
佐江は時に得意先に分けてもらった庭先の花を「奥方様に」と、持ち帰るのが常となった。
半月が過ぎ五月に入ると、菖蒲の花がひときわ美しい。井戸端で貰い受けた菖蒲を手渡すと、文一郎が深々と頭を下げる。だが、家に帰り妻を呼ばわる声がこの頃は小さかった。
「奥方様がどうかなさったのかしら」 佐江は胸を傷めた。
二日の後、暑い日であった。佐江が家の外で洗い物をしていると、いきなり怒声が聞こえた。見ると商人風情の男が辺りを見回している。
「三味線女はどこだ。おれを騙しやがって」怒鳴りながら佐江に目をつける。
「おい、お前、あの女を知っているか」男が佐江の肩を荒く掴んだ。
途端、男が「うっ」と呻いて倒れた。見ると文一郎が手刀で男の背を打ちのめしたようであった。
「佐江殿、怪我はないか」 ひどく心配した顔で訊く。
よろけた佐江が文一郎の逞しい腕に触れたが、はっとして手を離す。耳たぶが赤い。男はふらつきながら逃げていく。。
「ありがとう存じます。けれど、どうぞ奥方様のところに」
「今、なにゆえ」
「騒ぎを怖がっておられるやもしれません」
「怖がるも何も」 文一郎はそう云うと自室のほうを指差す。
佐江は五月の陽気に開け放たれた戸の奥をみる。板敷の隅の床几の上に、小さな位牌がひとつー―――それに寄り添うように菖蒲の花が供えられていた。
「あっ……」
佐江の身体が驚きでかたまった。
「拙者は十年前、二十三の頃に病で妻を亡くしました。黙っていては寂しかろうと、つねづね話しかけてはきましたが」
佐江はすべてを解すると、胸に手をやった。
「奥方様は寂しい思いをせずに何よりでございました……」
そう答えて目頭が熱くなるのを佐江が堪えるさまを、文一郎が感慨深げにみつめる。
ふと、ふたりの目が合うと、お互いに顔が赤く染まるのであった。
野次馬に隠れていた年増女がふふと笑った。「良い塩梅だよ。あんなに死んだ者の名を呼ぶいかれ具合じゃ、死人もおちおち成仏もできまいて」ひとりごつと家へと戻っていく。周りにいた者達も立ち去った。
いや、まだ去らぬ者がいた。ふたりの側に黒猫がいたが、猫は戸の前に立つひとりの女に気づいた。菖蒲の花を胸にかかえた女は微笑みながら総一郎と佐江を見て頷く。
だが、三つ拍子を打たぬ間に女の姿は忽然と消えてしまった。
あとには猫がみゃあと鳴きつつ眼を見開いて残るのみ。 朝方、相変わらず猫が鳴くのが聞こえてきた。
相変わらず朗らかな男の声も聞こえてきた。薄い壁の向こうの一室で妻に声をかけている。
「志乃、今日は暖かいな」
佐江は引き戸を開け外に出ると、井戸の水をくみ上げ顔を洗った。
ほどなく男もやってくると、佐江に軽く会釈する。顔をざっと洗い自室の戸を開けて入る。
「志乃、朝餉にしようぞ」
いつものように奥様思いのお方だこと……佐江は感心して微笑んだ。
この裏長屋に越してきて半月近く。隣の男の妻女は臥せっているらしく姿を見せない。少し前のわたくし達のようだと佐江は思う。長く患っていた父を看取り、こちらへひとりやってきた。裁縫で身を立てる佐江にとって、商家に近いここは都合がよかった。
同じ長屋の三味線の師匠だという年増の女がやってきた。佐江に時折り話しかけてくる。
「佐江さんは二本差しのご息女なんだろ。あの文一郎さんはご浪人。同じ武家同士で気が合うやもしれないよ」
「からかわないでください」
佐江が慌てて云うと、女は笑いながら立ち去った。
――――あの方には大切な奥方様がいらっしゃるというのに。父を看ているうちにわたくしはもう二十八。どのみちどんな殿方にも縁はありますまい。
そう思う佐江であった。
三日の後、繕い物を届け長屋に戻ると、文一郎が井戸端で野菜を洗っていた。奥方様に昼餉でも作って差し上げるのでしょう……と頷くと、そうだわと風呂敷から柏餅を取り出す。
「竹田様」と呼びかけると、「これは佐江殿」と朗らかに返ってくる。
「柏餅をふたつ頂きましたの。ひとつは奥方様に」 柏餅をひとつ取って丁寧に笹皮で包みなおす。
「いや、これは受けとれません」「いいえ、どうぞ」「いや」「奥方様に」「いや」
とうとう文一郎が折れるしかなかった。
「好物を頂いたぞ、志乃」
文一郎の声が響いた。それを聞きつつ、長屋に住みつく黒猫にも食べ物をわける佐江であった。
文一郎が行く先で手折った野の花を、家に持ち帰るのを佐江はよく目にした。
奥方様はお花がお好きなのですね。……なんと文一郎様のお優しいこと。奥方に我が父を重ねる佐江は心が温まるようであった。
佐江は時に得意先に分けてもらった庭先の花を「奥方様に」と、持ち帰るのが常となった。
半月が過ぎ五月に入ると、菖蒲の花がひときわ美しい。井戸端で貰い受けた菖蒲を手渡すと、文一郎が深々と頭を下げる。だが、家に帰り妻を呼ばわる声がこの頃は小さかった。
「奥方様がどうかなさったのかしら」 佐江は胸を傷めた。
二日の後、暑い日であった。佐江が家の外で洗い物をしていると、いきなり怒声が聞こえた。見ると商人風情の男が辺りを見回している。
「三味線女はどこだ。おれを騙しやがって」怒鳴りながら佐江に目をつける。
「おい、お前、あの女を知っているか」男が佐江の肩を荒く掴んだ。
途端、男が「うっ」と呻いて倒れた。見ると文一郎が手刀で男の背を打ちのめしていたのであった。
「佐江殿、怪我はないか」 ひどく心配した顔で訊く。
よろけた佐江が文一郎の逞しい腕に触れたが、はっとして手を離す。耳たぶが赤い。男はふらつきながら逃げていく。。
「ありがとう存じます。けれど、どうぞ奥方様のところに」
「今、なにゆえ」
「騒ぎを怖がっておられるかもしれません」
「怖がるも何も」 文一郎はそう云うと自室のほうを指差す。
佐江は五月の陽気に開け放たれた戸の奥をみる。板敷の隅の床几の上に、小さな位牌がひとつ―――それに寄り添うように菖蒲の花が供えられていた。
「あっ……」
佐江の身体が驚きでかたまった。
「拙者は十年前、二十三の頃に病で妻を亡くしました。黙っていては寂しかろうと、つねづね話しかけてはきましたが」
佐江はすべてを解すると、胸に手をやった。
「奥方様は寂しい思いをせずに何よりでございました……」
そう答えて目頭が熱くなるのを佐江が堪えるさまを、文一郎が感慨深げにみつめる。
ふと、ふたりの目が合うと、お互いに顔が赤く染まるのであった。
野次馬に隠れていた年増女がふふと笑った。「良い塩梅だよ。あんなに死んだ者の名を呼ぶいかれ具合じゃ、死人もおちおち成仏もできまいて」ひとりごつと家へと戻っていく。周りにいた者達も立ち去った。
いや、まだ去らぬ者がいた。ふたりの側に黒猫がいたが、猫は戸の前に立つひとりの女に気づいた。菖蒲の花を胸にかかえた女は微笑みながら文一郎と佐江を見て頷く。
だが、三つ拍子を打たぬ間に女の姿は忽然と消えてしまった。
あとには猫がみゃあと鳴きつつ眼を見開いて残るのみ。 朝方、相変わらず猫が鳴くのが聞こえてきた。
相変わらず朗らかな男の声も聞こえてきた。薄い壁の向こうの一室で妻に声をかけている。
「志乃、今日は暖かいな」
佐江は引き戸を開け外に出ると、井戸の水をくみ上げ顔を洗った。
ほどなく男もやってくると、佐江に軽く会釈する。顔をざっと洗い自室の戸を開けて入る。
「志乃、朝餉にしようぞ」
いつものように奥様思いのお方だこと……佐江は感心して微笑んだ。
この裏長屋に越してきて半月近く。隣の男の妻女は臥せっているらしく姿を見せない。少し前のわたくし達のようだと佐江は思う。長く患っていた父を看取り、こちらへひとりやってきた。裁縫で身を立てる佐江にとって、商家に近いここは都合がよかった。
同じ長屋の三味線の師匠だという年増の女がやってきた。佐江に時折り話しかけてくる。
「佐江さんは二本差しのご息女なんだろ。あの文一郎さんはご浪人。同じ武家同士で気が合うやもしれないよ」
「からかわないでください」
佐江が慌てて云うと、女は笑いながら立ち去った。
――――あの方には大切な奥方様がいらっしゃるというのに。父を看ているうちにわたくしはもう二十八。どのみちどんな殿方にも縁はありますまい。
そう思う佐江であった。
三日の後、繕い物を届け長屋に戻ると、文一郎が井戸端で野菜を洗っていた。奥方様に昼餉でも作って差し上げるのでしょう……と頷くと、そうだわと風呂敷から柏餅を取り出す。
「竹田様」と呼びかけると、「これは佐江殿」と朗らかに返ってくる。
「柏餅をふたつ頂きましたの。ひとつは奥方様に」 柏餅をひとつ取って丁寧に笹皮で包みなおす。
「いや、これは受けとれません」「いいえ、どうぞ」「いや」「奥方様に」「いや」
とうとう文一郎が折れるしかなかった。
「好物を頂いたぞ、志乃」
文一郎の声が響いた。それを聞きつつ、長屋に住みつく黒猫にも食べ物をわける佐江であった。
文一郎が行く先で手折った野の花を、家に持ち帰るのを佐江はよく目にした。
奥方様はお花がお好きなのですね。……なんと文一郎様のお優しいこと。奥方に我が父を重ねる佐江は心が温まるようだった。
佐江は時に得意先に分けてもらった庭先の花を「奥方様に」と、持ち帰るのが常となった。
半月が過ぎ五月に入ると、菖蒲の花がひときわ美しい。井戸端で貰い受けた菖蒲を手渡すと、文一郎が深々と頭を下げる。だが、家に帰り妻を呼ばわる声がこの頃は小さかった。
「奥方様がどうかなさったのかしら」 佐江は胸を傷めた。
二日の後、暑い日であった。佐江が家の外で洗い物をしていると、いきなり怒声が聞こえた。見ると商人風情の男が辺りを見回している。
「三味線女はどこだ。おれを騙しやがって」 怒鳴りながら佐江に目をつける。
「おい、お前、あの女を知っているか」 男が佐江の肩を荒く掴んだ。
途端、男が「うっ」と呻いて倒れた。見ると文一郎が手刀で男の背を打ちのめしたようであった。
「佐江殿、怪我はないか」 ひどく心配した顔で訊く。
よろけた佐江が文一郎の逞しい腕に触れたが、はっとして手を離す。耳たぶが赤い。男はふらつきながら逃げていく。
「ありがとう存じます。けれど、どうぞ奥方様のところに」
「今、なにゆえ」
「騒ぎを怖がっておられるかもしれません」
「怖がるも何も」 文一郎はそう云うと自室のほうを指差す。
佐江は五月の陽気に開け放たれた戸の奥をみる。板敷の隅の床几の上に、小さな位牌がひとつ―――それに寄り添うように菖蒲の花が供えられていた。
「あっ……」
佐江の身体が驚きでかたまった。
「拙者は十年前、二十三の頃に病で妻を亡くしました。黙っていては寂しかろうと、つねづね話しかけてはきましたが」
佐江はすべてを解すると、胸に手をやった。
「奥方様は寂しい思いをせずに何よりでございました……」
そう答えて目頭が熱くなるのを佐江が堪えるさまを、文一郎が感慨深げにみつめる。
ふと、ふたりの目が合うと、お互いに顔が赤く染まるのであった。
野次馬に隠れていた年増女がふふと笑った。「良い塩梅だよ。あんなに死んだ者の名を呼ぶいかれ具合じゃ、死人もおちおち成仏もできまいて」ひとりごつと家へと戻っていく。周りにいた者達も立ち去った。
いや、まだ去らぬ者がいた。ふたりの側に黒猫がいたが、猫は戸の前に立つひとりの女に気づいた。菖蒲の花を胸にかかえた女は微笑みながら文一郎と佐江を見て頷く。
だが、三つ拍子を打たぬ間に女の姿は忽然と消えてしまった。
あとには猫がみゃあと鳴きつつ眼を見開いて残るのみ。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十六作品！(｀・ω・´) 生い茂った枝葉が天を覆い隠し、薄暗く湿った空気が漂っていた。
背負ったモノの重さに今すぐにも村に引き返したくなるが、引き返したところで意味などなく、それが許されることはないだろう。
何より家で帰りを待っているであろう我が子はどうなる。
親の言うことを疑うこともなく健やかに育ってきた一人娘のことを思えばこそ、ここで歩みを止めることは出来なかった。
仕方のないことなのだ。
言い訳のようにその言葉を心の中で繰り返し唱えることでどうにか正気を保とうとしていた。
無言であった。
口に出すことを躊躇った。
だが。
「何か私に言うことはないのか。恨み言でも泣き言でも良い。悪党だと、情のない外道だと、畜生なのだと罵ってくれても構わん。それでお前の気が済むのなら幾らでも喚き散らしてくれて良いのだ」
いや、私は詰られることで自身の悪行を正当化したかったのだ。
仕方ないのだとそう思い込みたかった。
だが、そのような甘えなど許されるはずもなかった。
「仕方のないことなのでしょう。口減らしをせねば村が立ち行かぬことなど解っております。そして、それに私が選ばれたことも自然の流れ。不幸があったとすれば、あなたが棄民であったことだけです」
背後から響く声に怯えはなく明瞭であった。
酷く苦い何かが喉を通って臓腑へと流れ落ちていく。
「それこそ仕方のないことだ。私の一族は先祖代々この仕事を任されてきたのだ。今になって私だけがやりたくないと我儘を口にする訳にはいかん」
この村で口減らしをする際に、選ばれた者を山に捨てる役割を持った者を棄民と呼ぶ。
山の神に生贄を捧げる役割ということで周囲からは一種の神職として見なされており、村での立場は随分と優遇されてきた。
自分は恵まれていたと思っていたし、その生活に疑問もなく、父親が棄民としての仕事を為すことに誇りすらも持っていた。
だが、ある年のことであった。
口減らしに選ばれたのは私の母であった。
当時、母は流行り病にかかっており、その病状は決して良いものであるとは言えなかった。
口減らしとして選ばれるのは当然であった。
帰ってきた時の父は何時もと何ら変わらない表情を浮かべていて、身内であろうと自らの使命のためならば平然と切り捨てることが出来る父に私はぞっとした。
だが、やがて私の顔を見たかと思えば、大きく目を見開いて、ああ、と息を漏らした。
果たして、あの時父は私の顔に一体何を見たのか、ついぞそのことを父は語ろうとしなかった。
「済まない。本当に済まない。恨むなら幾らでも恨んでくれて構わない」
しかし、因果応報とでも言うべきか。背負った業というものはやがて己に返ってくるのだろう。妻が母と同じ病にかかり口減らしとして選ばれたのは、そうとしか思えない出来事であった。
他人ならば良かった。
何も感じずに命を奪えたというのに、己の家族となると途端にその命が惜しくなる己の卑しさに反吐が出そうになる。
父ならば、このようなことはなかった。
自身の役割を疑うことなく、これは正しいことなのだと誇りを持って堂々とこなしていた。
だが、私はそうなれなかった。
今にも使命から逃げ出したくなる臆病な心を必死に奮い立たせなければならなかった。
何故、私が棄民なのだ。
何故、妻が口減らしとして選ばれる。
何故、何故、何故。
だが、そんな私の内情を知ってか知らずか、私の詫びに対しては、ただ静かな答えが妻から返ってきた。
「いいえ。私は貴方のことを何一つ恨んでおりません。何故なら、これは正しいことなのですから。どうか自分を責めぬようお願いします。願わくば、あの子が使命に迷わず、疑わず、苦しまず生きていけるよう貴方の手で導いてあげてください」
言葉にならなかった。
妻には私に芽生えた矛盾や苦悩などとうの昔に見通されていたのだ。
そして、それが私と妻の最後の会話であった。
やるべき全てを終わらせ、家に帰り着いた頃には精も根も尽き果てていた。
やがて、両親が帰ってきたと思ったのか、足音とともに近づいてきた我が子の顔を見て、私はあの日父が堪らず息を漏らした理由を知った。
彼女の顔にはあの日父が私に見たであろう猜疑心に満ちた表情が浮かんでいたのだ。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十七作品！(｀・ω・´) えー、ワイちゃんはこれからクピクピタイムに入りまーす！
即、参加作品と認定できなくなるので修正天国モードに移行しまーす！
よろぴく！(｀・ω・´)ﾉｼ 小さなお笑いライブハウス。照明が落とされ、正面の舞台にスポットライトがあたる。
背広を着たサラリーマン風の男と、背が高く猫背でオカッパ頭に黒縁眼鏡、すこし出っ歯で冴えないワンピースを着た女性が舞台袖から現れる。パチパチパチと拍手の音。
「「どーもー、フータリーデです」」
「僕は苗字ランキングで４位の田中と申します。そしてこちらが６位のーー」
「渡辺です。平凡なんで名前の方に色付けまして、渡辺デッパメガネと申します。デパメちゃんと呼んでね」
「「よろしくお願いしまーす」」
「こう見えても僕たちふたり付き合って……ないんですよ。まあこの人こんな見た目だし、僕は彼女いますし」
「そりゃわたし彼氏イナイ歴＝年齢ですけど、ヒモならもう何人も。 そうそう今日私ね、ここ来る前コンビニでイケメンに出会ったのよ」
「ショートコント、コンビニ。 ウィーン」と田中が自動ドアが開く動きをする。
「いらっしゃいませ」
「メビウス・プレミアムメンソール・オプション・パープル・ワン・スリムの１ミリ」
「番号、お願いします」
「080-395……」
「いえ電話番号でなくて」
「568790854……（早口）」
「え？ 何の番号ですか？」
「マイナンバー」
「いや個人情報！ てか憶えてるのスゴイな」
「未成年買えないから、その確認で要るかなと思って」
「当店ではそのようなシステム導入してません」
「こちらの棚の番号です」後ろを指さす渡辺デパメ。
「あー、えーと3.14159」
「それ円周率！」
「あー153番だ」
「こちらでよろしいですか？」
「違います」
「って違うんかい！」
「やっぱそれでいいです」
「いいんかい！ それでは年齢確認おねがいします」
「うーん」固まる男。「おれ26だけど、20歳っていうボタンしかない……」
「いや、以上って書いてますよね！」
ピッ！
「ありがとうございます。温めますか？ レジ袋はご入用ですか？ ちなみに有料です。お箸は何膳いりますか？ これは無料です。 ご一緒にポテトはいかがでしょうか？」
「そんなのいいから、早くタバコちょうだい」
「はい。代金は精算機にてお願いします」
ジャラジャラ、袋を逆さまにする様なジェスチャーをする田中。
「お客様！ そんなに大量の小銭、困ります！ ピーピー。あー詰まっちゃった」
「私その人の後ろにずーっと並んでたんだけど、なかなかのイケメンぶりだったわー」
「いや、それのどこがイケメン？ もしかしてそれずっと見てたの？ それで今日遅刻したんだな」
「いや、遅刻したのは単なる朝寝坊」
「いい加減にしろ」
「「ありがとうございましたー！」」
ライブ終了後、出演者らでごった返す楽屋。
衝立の向こう側から「田中ー、これからどうする？」と渡辺が着替えながら言っている。
「これから先輩とアキバに行こうかと思ってる」
「あーヴァーチャル彼女の鑑賞会？」と着替え終わった渡辺が出てくる。黒のスキニーパンツにキャラメル色のニットを着て、細い身体で伸ばした背すじが胸の大きさを強調する。
「じゃあ私はネタ探しに街をブラブラして、ヒモでも探しますかー」
眼鏡を外し慣れた手つきでカラコンを入れ、そして口から出歯の付け歯を外し、赤い口紅をさっと一気にひく。さっきまでのオカッパが今ではボブヘアーに見える。
「じゃあお先に」と楽屋を出て行く渡辺、ドアの外で一服していた先輩に「お疲れさまでしたー」と声を掛ける。
「はいお疲れさん。……て今の誰？ モデル？」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十八作品！(｀・言・´) 新婦と並んで座る新郎――友人の拓也を呆れながら見遣る。
同じテーブルに座る友人らにだけ聞こえる声で呟く。
「恐れ入ったな。これで三回目の結婚式だ。最初の結婚式に出席したのは、四年前だったか？」
それぞれ、同意とばかりに頷く。
「学生時代から女遊びの激しい奴だったが……。流石に結婚したら落ち着くだろうと思ってたのになあ」
「性根はそう簡単には入れ替わらん。そういうことだろ」
「二度の離婚を経たんだ。そろそろ勉強してもらいたいね」
全くだ。一度の離婚からの再婚だけなら、まあ分かる。しかし、こうも短期間に離婚、再婚を繰り返すのは頂けない。
「ご祝儀も三回目。俺は一度も貰ってないのに。四回目の結婚式があってみろ、次はご祝儀を持ってこねえぞ」
「俺も、俺も」
「てか、今回の祝儀、今からでも諭吉の枚数減らせねえかな」
「……なんて、軽口を叩き合ってたのにな」
半年前の結婚式を思い出し呟く。
会社を定時で上がらせてもらい、外に出ると、今にも雨が降り出しそうな曇天の空だった。……お通夜に相応しい空模様かもしれない。
俺は鞄から黒い腕章を取り出すと、左腕に巻き、ピンで留める。ついでに、香典を忘れていないかを確認した。
まさか、拓也の為に香典を包むことになるとは……。これだったら、文句言いながらも祝儀を包みたかった。
俺はため息を零すと、大通りに出る。一分ほど車の流れを見ていると、一台のタクシーがやって来た。右手を上げる。
カチ、カチとハザードを焚くと、タクシーが路肩に止まる。その後部座席に滑り込んだ。
「××会館分かります？」
「ああ。ローソンの裏手にある葬儀場だね？」
「そうです。××会館までお願いします」
葬儀場に黒い腕章を付けた男が向かうのだ。運転手は事情を察したのか、口を開くことなく運転する。
十五分くらいで目的地に着いた。清算し、タクシーを降りる。
建屋に足を向けると、一階ロビーの出入り口になっている自動ドアの手前で屯っている男たちの姿を認める。――結婚式で同じテーブルだった友人たちだ。
「よお」
「おす」
そんな挨拶を交わしながら輪の中に加わる。
「お前らも今来たのか？」
「いや、もう焼香を終わらせた。このご時世だからな。来た端から焼香をあげて、会場内に固まるな、だってさ」
「そうか」
俺が頷くと、友人の一人が口を開く。
「なあ、聞いたか？ 拓也がどうして死んだかって」
「ああ。酔っぱらって家に帰って、自宅の風呂場で溺れ死んだって」
「中々風呂から上がってこないと、奥さんが覗いた時には、もう遅かったらしい」
「馬鹿だよ、あいつ、大馬鹿だ」
「堪んねえよなあ。まだ新婚だっていうのに……」
新婚、という言葉に、結婚式で見た奥さんのことを思い出す。物静かで、控え目に笑っている女性だった。結婚半年で夫を失い、どれほど気落ちしていることだろう。想像するだけで、益々気が滅入る。
「……俺も、焼香を済ませてくるわ」
「おう」
自動ドアを抜けて、一階ロビーに入る。受付で『ご愁傷様です』と言いながら記帳し、香典を手渡す。
会場の職員に誘導され、棺の安置されているホールに足を踏み入れた。
花々に囲まれた遺影、その下に棺が置かれている。傍には、拓也の奥さんが一人で立っていた。俺は軽く奥さんに一礼してから焼香し、手を合わせる。そうして棺の開いた窓から、拓也の死に顔を見た。目が潤んだが、涙を流すのは堪えた。
棺の前から一歩下がると、改めて奥さんに挨拶をするべく口を開く。
「此の度はご愁傷様です」
「ご足労下さり、ありがとうございます」
型通りの挨拶を交わしてから、奥さんの顔を見た。微かな違和感を覚える。神妙な様子ではあるのだが、俺が想像していた如何なる表情とも異なる顔をしていた。
気落ちしているように見えない。ただ、平然としている、のともやや違う。気丈に振舞っている顔付でもなかろう。
妙に気になって、奥さんの顔をまじまじと無遠慮に見てしまう。
「どうか、されましたか？」
「あ、いえ。思っていたよりも気落ちされていないようで、安心しました」
焦って、言わなくていい余計なことを口にしてしまった。恥じ入り、視線を泳がせていると、奥さんがくすりと笑う。
「ご心配をお掛けしたようで。安心して下さい。仰る通り、気落ちしていません」
思い掛けない言葉に、呆然となる。
「……夫を亡くされたばかりなのに？」
奥さんは頬を赤らめながら、陶然とした笑みを浮かべる。
「覚えていらっしゃって。女は、好きになった男の最後の女でいたいものなんですよ」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、三十九作品！(｀・ω・´) Ｗ氏は３０才、妻は２８才。ひとり息子は３才。
東京の下町にあるＷ氏の実家で、Ｗ氏の母と４人で暮らししていた。
しかしここのところ２人の間はうまくいかず、３か月前から別居中である。
理由はＷ氏の浮気であった。
「俺は今、君との愛に燃えている。この炎は消せはしない。今度欲しかったバッグをプレゼント――」とメールを、背後に立っている妻に気づかず打っていたＷ氏に、弁解の余地などなかった。
そして不幸は続くもので、週に一度の息子と遊べる日曜日に、屋根に上って鯉のぼりを揚げようとしていたＷ氏は屋根から滑り落ち、体を強打。胴体にギプス、両脚にもギプスと身動きできない状態になってしまった。
１日中病院のベッドに寝転んでゲームをしていた彼の元に、別居中の妻がひとりで会いに来たのは、事故から２週間後である。
以下に述べるのは、警察とＷ氏から聞いた、事の顛末である。
「生活費が振り込まれてないんだけど」
彼女は病室窓側のベッドに居た彼を見つけるやいなや、怒り口調でそう言った。
「ああ、忘れてた……」
Ｗ氏はポカンと妻に言った。
「はぁ！？ 忘れてただ！？」
妻は激怒、静かな病院で言い争いに発展した。
「てゆうかね、今の俺の姿見ろよ！ 働けないんだっ払えるかよ！」
「関係あるか！ とっとと金出せ！」
「出せるか！」
「他の女に金は出してるクズ男が何言ってんだ！」
「ふんっ、そうさ俺達はうまくいってる、お前とは別れてもらうからな！」
妻はテーブルにあった水の入ったコップを引っ掴み、
「愛の炎とやらなんて気持ち悪いこと言いやがって！」
と言ってＷ氏に冷水をぶっかけた。
「だからって水なんてかけるなっバカ！」
妻は病室を後にしていった。
Ｗ氏は、びしょぬれになった顔をタオルで拭き、回りの野次馬も関せず再びゲームをしだした。
そして数時間後、妻は再び病室に戻ってきた。
その左手は小さなガソリン缶で塞がっていた。
「あの女、缶の蓋を取って俺に向かって投げ捨てると、ガソリンを俺の体にぶちまけたんだ」
と後のＷ氏は語る。
「もう体中、頭からつま先まで、満遍なく、ベッドの回りもびちょぴちょになっちまった」
身動きできないＷ氏はパニックになって、
「ガソリンだ！ 誰か！ ガソリンだ！ 助けてっ！」
叫び続けた。
しかし、回りのベッドにいる患者たちもギプスをはめられ、自由に身動きできない。
回りの患者たちもＷ氏と同じく助け帆叫び、ナースコールを連打しだした。
妻はライターをポケットから取り出す。
そこを看護師達が体当たりして取り押さえた。
すぐに警察は呼ばれ、妻は連行される。
「まさか、こっちの愛も、燃え上がりそうになるなんて……」
Ｗ氏は呟いた。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、四十作品！(｀・ω・´) 娘を出産して、妻は産後鬱になった。
出産の疲労、育児への不安、そして毎日のように続く夜泣き。原因は多々あるのだろうが、彼女は次第に育児を放棄するようになった。ある夜、泣き続ける娘を「うるさい！」と言って殴ったとき、私たち夫婦は大喧嘩となった。
「もういい！ おまえはちょっと休め！ 夜は俺が面倒を見るし、仕事中は実家で預かってもらうから！」
私がそう言うと彼女は罵倒の限りを私に浴びせ泣き続ける娘を置いて自分の寝室に篭って出て来なくなった。
翌日、妻の方も流石に実家へ子供を預けるのはバツが悪かったのか、昼間は彼女が面倒を見るが、夜は完全に私が面倒を見ることにしよう、そう提案をしてきた。
私は彼女の精神状態を不安に思いつつも、その提案を受けることにした。
ミルクの作り方、紙オムツの替え方と便の拭き方、お風呂の入れ方など事細かにレクチャーを受ける。
「ミルク飲ませたらゲップを出させないと絶対後で吐くから気をつけて」
彼女はそう言って一階の和室に布団を敷き、そこを私と娘の寝室とする旨を告げ二階にある自身の寝室に引き上げて行った。こうして私と娘の育児という格闘の日々は始まった。
残業を早めに切り上げて、家に帰る。夕食を済ませると、洗い物をしている間に妻はさっさと二階に引き上げていく。
湯を沸かし、殺菌槽から哺乳瓶を取り出しミルクを作り人肌に冷ます。ミルクを飲ませ担ぐよう抱き背中を叩いてゲップを吐かせる。
浴槽にぬるめの湯を張り娘の入浴を済ます。
和室に布団を敷き隣に娘を寝かせようやく眠りにつく。かと、思えば夜泣きに起こされ、泣き止むまでひたすらにあやさねばならない事もある。夜泣きは酷いときには四、五時間も続く。次第に疲労が溜まっていった。
そんな日々が三か月程続くと、私の肉体と精神は睡眠不足と疲労からボロボロになっていた。たった一日でいい、ぐっすり眠りたい、何もしないでいい一日が欲しい、心の底からそう思うようになった。
いつ終わるかも分からない育児の日々に追い詰められる。妻とはほとんど会話もないし、娘は寝ているか泣いているかだけだ。たまに起きると世話をする私を責めるように夜泣きをする。
「もういい加減にしてくれ！」
ある夜中、私の心は限界に達した。相変わらずなかなか泣き止まない娘に怒鳴りつけてしまったのだ。勿論、それで泣き止むはずもなく、むしろ泣き声は一段と大きくなった。
私は考えた。何かを変えようと。
夜泣きを辛いと思うのは何故か。それは、泣かれるという現象を拒絶と捉えているからではないか。あやしてもあやしても泣き止ます事が出来ない己れの行為を何処かで責めているからではないか。
「ひーなちゃん、ひなちゃん、かーわいーひなちゃん」
私は即興の子守り唄を歌っていた。
「ひーなちゃん、ひなちゃんはいい子だねー」
出来るだけ陽気なメロディで、出来るだけ肯定的な声で。
「ひーなちゃんはかわいい、かわいいーひなちゃん、ひーなちゃんはかわいい、いい子だねー、ちょんちょん」
それはあやすというより、自らの孤独を癒し、鼓舞する行為だったのかもしれない。けれども、私には他に方法をおもいつかなかった。
「ひーなちゃん、ひなちゃん、かーわいーひなちゃん」
ひとフレーズが終わると最初に戻る、永遠を覚悟した歌と娘の泣き声を割って妻の声が聞こえた。
「ヒロくん、大丈夫？」
私の怒鳴り声を聞きつけて心配を胸に様子を見にきたのだ。
「ああ、ごめん。大丈夫だよ。そしてついでにごめん。君の孤独をやっと理解したよ。あの時、責めるようないい方をしてごめんね」
「ううん、私の方こそごめんなさい。正直、一週間で根を上げると思ってた。まさか、こんなに続けてくれるなんて……。甘えてた。ごめんね？ 変わろうか？」
「大丈夫だよ。もう少し続けさせてくれ」
ぼろぼろの笑顔を向け妻にいう。
「ひなにね、この世界は陽気で肯定的であることをもう少し教えてあげたいんだ。俺の作ったこの歌でね」
妻は少し考えた後答えた。
「何それ、ちょっと怖いんだけど」
久しぶりに顔を合わせて笑い合った。損なわれた、夫婦の、家族の幸福を埋め合わせるように、不器用に、大袈裟に笑いあった。
「ひなー、お服脱げたー？」
「あーい」
あの夜から二年、嘘のように平穏な日々が続いている。
「ママー、ひなのお風呂お願いねー」
「あーい」
少しふざけた妻の声。洗い物をしながら思い出す、あの夜のこと。
脱衣場からは二歳半になった娘の歌う声が聞こえる。
「いーなちゃ、いなちゃ、かーあいー、いなちゃ」
生まれてきたこの世界を肯定するかのような、陽気な声で。 娘を出産して、妻は産後鬱になった。
出産の疲労、育児への不安、そして毎日のように続く夜泣き。原因は多々あるのだろうが、彼女は次第に育児を放棄するようになった。ある夜、泣き続ける娘を「うるさい！」と言って殴ったとき、私たち夫婦は大喧嘩となった。
「もういい！ おまえはちょっと休め！ 夜は俺が面倒を見るし、仕事中は実家で預かってもらうから！」
私がそう言うと彼女は罵倒の限りを私に浴びせ泣き続ける娘を置いて自分の寝室に篭って出て来なくなった。
翌日、妻の方も流石に実家へ子供を預けるのはバツが悪かったのか、昼間は彼女が面倒を見るが、夜は完全に私が面倒を見ることにしよう、そう提案をしてきた。
私は彼女の精神状態を不安に思いつつも、その提案を受けることにした。
ミルクの作り方、紙オムツの替え方と便の拭き方、お風呂の入れ方など事細かにレクチャーを受ける。
「ミルク飲ませたらゲップを出させないと絶対後で吐くから気をつけて」
彼女はそう言って一階の和室に布団を敷き、そこを私と娘の寝室とする旨を告げ二階にある自身の寝室に引き上げて行った。こうして私と娘の育児という格闘の日々は始まった。
残業を早めに切り上げて、家に帰る。夕食を済ませると、洗い物をしている間に妻はさっさと二階に引き上げていく。
湯を沸かし、殺菌槽から哺乳瓶を取り出しミルクを作り人肌に冷ます。ミルクを飲ませ担ぐよう抱き背中を叩いてゲップを吐かせる。
浴槽にぬるめの湯を張り娘の入浴を済ます。
和室に布団を敷き隣に娘を寝かせようやく眠りにつく。かと、思えば夜泣きに起こされ、泣き止むまでひたすらにあやさねばならない事もある。夜泣きは酷いときには四、五時間も続く。次第に疲労が溜まっていった。
そんな日々が三か月程続くと、私の肉体と精神は睡眠不足と疲労からボロボロになっていた。たった一日でいい、ぐっすり眠りたい、何もしないでいい一日が欲しい、心の底からそう思うようになった。
いつ終わるかも分からない育児の日々に追い詰められる。妻とはほとんど会話もないし、娘は寝ているか泣いているかだけだ。たまに起きると世話をする私を責めるように夜泣きをする。
「もういい加減にしてくれ！」
ある夜中、私の心は限界に達した。相変わらずなかなか泣き止まない娘に怒鳴りつけてしまったのだ。勿論、それで泣き止むはずもなく、むしろ泣き声は一段と大きくなった。
私は考えた。何かを変えようと。
夜泣きを辛いと思うのは何故か。それは、泣かれるという現象を拒絶と捉えているからではないか。あやしてもあやしても泣き止ます事が出来ない己れの行為を何処かで責めているからではないか。
「ひーなちゃん、ひなちゃん、かーわいーひなちゃん」
私は即興の子守り唄を歌っていた。
「ひーなちゃん、ひなちゃんはいい子だねー」
出来るだけ陽気なメロディで、出来るだけ肯定的な声で。
「ひーなちゃんはかわいい、かわいいーひなちゃん、ひーなちゃんはかわいい、いい子だねー、ちょんちょん」
それはあやすというより、自らの孤独を癒し、鼓舞する行為だったのかもしれない。けれども、私には他に方法をおもいつかなかった。
「ひーなちゃん、ひなちゃん、かーわいーひなちゃん」
ひとフレーズが終わると最初に戻る、永遠を覚悟した歌と娘の泣き声を割って妻の声が聞こえた。
「ヒロくん、大丈夫？」
私の怒鳴り声を聞きつけて心配を胸に様子を見にきたのだ。
「ああ、ごめん。大丈夫だよ。そしてついでにごめん。君の孤独をやっと理解したよ。あの時、責めるようないい方をしてごめんね」
「ううん、私の方こそごめんなさい。正直、一週間で根を上げると思ってた。まさか、こんなに続けてくれるなんて……。甘えてた。ごめんね？ 変わろうか？」
「大丈夫だよ。もう少し続けさせてくれ」
ぼろぼろの笑顔を向け妻にいう。
「ひなにね、この世界は陽気で肯定的であることをもう少し教えてあげたいんだ。俺の作ったこの歌でね」
妻は少し考えた後答えた。
「何それ、ちょっと怖いんだけど」
久しぶりに顔を合わせて笑い合った。損なわれた、夫婦の、家族の幸福を埋め合わせるように、不器用に、大袈裟に笑いあった。
「ひなー、お服脱げたー？」
「あーい」
あの夜から二年、嘘のように平穏な日々が続いている。
「ママー、ひなのお風呂お願いねー」
「あーい」
少しふざけた妻の声。洗い物をしながら思い出す、あの夜のこと。
脱衣場からは二歳半になった娘の歌う声が聞こえる。
「いーなちゃ、いなちゃ、かーあいー、いなちゃ」
生まれてきたこの世界を肯定するかのような、陽気な声で、彼女は歌う。 「現在、指名手配中の夫妻は車を奪って逃走しており……」
ラジオから俺達の起こした犯罪が淡々と流れていた。頭を悩ませていたのは事件が報道されているからじゃない。
助手席では妻も同じ様に頭を抱えている。その悩みの種は、ルームミラーに映っていた。ヨレヨレのTシャツを着た兄妹が抱き合いながら、ジッとこちらの方を見ている。
「お前ら、降りろ。この車は俺達が頂いたんだ」
恐怖で固まっているのか、二人して頷きもしない。妻に目配せをして、彼らの持ち物を確かめさせる。
漫画やドラマの知識で、スマホから位置情報を知らせようとしているんだとしたら堪ったモンじゃない。器用に身を捩らせて後部座席に移動した妻が、二人の体をチェックした。
「この子ら。スマホを持ってないよ」
「何処かに隠しているんじゃねぇんだろうな」
車中に隠れていたんだから、同じ様な悪戯をしているのかもしれない。
シートの下を始めとして、俺も前方の席を調べてみるが見つからない。カーナビ等も搭載されていなかった。
「アンタら。スマホを持っていないの？」
「か、買って貰えてないんです」
「えぇ？ 今時、スマホを持っていないのかい」
「子供にスマホを渡さない親も珍しくは無いと思うぜ」
最近はスマホ中毒の子供も多い。子供の内には持たせておかないってのも納得は出来る。
なら、どうして降りようとしないんだ？ スマホが無くて、外部と連絡が取れないなら一層不安なはずだ。
「私はアンタ達を人質に取るつもりも、面倒を見るつもりも無いんだ。さっさと、降りな！」
「こ、ここ。何処か分からなくて」
「旅行にでも来ていたのか？」
「付いて来て。とだけ、言われていたから」
ここは街から外れた人気のない場所だ。故に、俺達も潜伏場所に選んだ訳で。
前に盗った車を駄目にしちまったから、新しい獲物を狙って捕まえたが、どうにも奇妙だ。俺達は窃盗をしたりはするが、殺しはしない。ガキを見捨てて、野垂れ死にしたとなったら後味も悪い。
「わーった。俺達も生活用品を買わなきゃいけないんだ。コンビニに着いたら、このガキどもを降ろそう」
「えぇ！？ 折角、新しい車を手に入れたのに！？」
「どうせ、コイツらの親が通報してるだろうから、すぐにバレるよ」
流石に、こいつらの親が何もせずに野垂れ死ぬなんてことはないだろう。そうと決まれば、街の方へと向かう。この車の事がバレる前に事態は済ませたい。
妻が助手席に移動しようとした所で、妹に裾を掴まれていた。
「ッチ、面倒臭ェ。どうせ、街に着くまでの辛抱だ。面倒見とけ」
許可が下りたと判断したのか、妹は妻に体を預けていた。それを見た兄も、同じように体を凭れ掛からせていた。
「図々しいガキ共だね」
「良いじゃねぇか。本当にお母さんみたいだぞ」
車を走らせている内に小さな寝息が聞こえ始めた。兄妹の緊張感の無さに笑いが零れた。
夜が明ける前に街へと辿り着く。二人に凭れ掛かられている内に、妻も寝ていた。子供には不思議な力があるというが。柄にもなく、生活用品以外に4人分のアイスを買った。
後はガキ共を起こして、このアイスを持たせてコンビニに駆け込ませる。車なんて対価の前には安いもんだ。生活用品を入れる為に、荷台を開けた所で動きを止めた。ガキ共の親が何をするつもりだったのかも分かった。妻を起こす。
「悪いね。寝ちまったよ。このガキ共をコンビニに降ろすんだろう？」
「なぁ。クーラーボックスの無い、BBQセットってどう思う？」
妻がハッとしていた。ひょっとしたら、現地では大量に食材が用意されていたのかもしれないし、デリバリーサービスの様な物を頼んでいたかもしれない。俺の早とちりであるならば、それでいい。だが、問題なのは予想が正しかった場合だ。
二人で考える。俺達は卑しい窃盗犯だが、後味が悪いのは御免だ。だとすれば、やることは一つ。車に乗り込む。寝ていた兄妹が目を覚ましたので、彼らの顔にアイスを押し付けた。
「ひゃっ」
「腹減っただろ。ファミレスでも行くか」
良いの？ と聞き返されたので頷いた。彼らの笑顔を見てから、車を走らせる。ついでに、兄妹のこれからも頂いて行くことにした。 好きな男に恋人ができた。私はそれを素直に祝えなかった。別に、それを伝えられたとか、カミングアウトされたとか、そういうわけじゃ全然ないし、ただ聞いてしまっただけで、祝わないといけないとか、そんなわけでもないんだけど、とにかく、私は祝福できなかった。その理由は多分いろいろあるけれど、一番はその恋人が顔も知らない男だったからに違いない。
なんで？どうして？なんて問いかけるのは違うと思った。そうしたところで私のものになるわけでもないし。普通に知らない女の子に奪われるなら諦めがついたのに、なんて宙ぶらりんな私の気持ちはのどに刺さった小骨みたいだ。何かをするたびにチクチクと痛む。
例えば、君の好きな曲を聴くとき、君が褒めてくれたピアスを付けるとき、君と一緒に通った道を歩くとき。何をするにも思い出が私を苦しめた。
この道でいつも缶コーヒーを買ってたり、角のパン屋のメロンパンが好きだったり、バイト終わりはいつも誰かに連絡していたり、そんなことばかり思い出していて、気づけば恋人ができる前よりも彼のことが好きになっている気もした。
でもさ、仕方ないじゃん、好きなものは好きなんだから。心の中でぼやいてみても、それは彼にも言えることだった。
男を好きになってしまったのだから、仕方ないじゃん。
そのことに口出しできる権利なんて私にはない。だけど、同じように私の気持ちに口出しできる権利も誰にもない。
だから、この気持ちは自分でどうにかするしかなかった。
久しぶりに外に出ると、雨が降っていた。
お気に入りを選ばずに、透明なビニール傘を差した。
行く当てもなく街をぶらつくも、心を辛くするばかりだった。気分転換にもなりやしない。
仕方なく入ったコンビニで、お茶とおにぎりをかごに入れる。ついでに目に入った普段手に取らない雑誌なんかも買ったりもする。
公園の雨宿りできるベンチで、もそもそとそれを食べながら、雑誌に目を通す。
季節のコーデ、おすすめのコスメのページ、それに加えて、断捨離のコラム。
もうすぐ夏だってのになんで断捨離のコラムなんだろう。不思議に思いながらも、一番熟読したのはその部分だった。
帰るころには雨は止んで、所々オレンジ色の空が顔を見せていた。
家に着いた私はまず衣装棚をひっくり返す。そして靴箱やアクセの箱、スマホのアルバムの中、連絡先、アナログデジタルにかかわらず身の回りのものをすべて開けて回った。そして、彼に関するものを片っ端からゴミ箱の中に突っ込んでいく。そうしてすっからかんになった部屋の中で私はため息をついた。
彼のことを遠ざけて、思い出さないようにして、果たしてどれだけ効果があるだろうか。
その答えは、ほとんど意味がない、である。
翌日、私は好きな男と出会う。街中でばったりと、偶然にも、皮肉にも、出会ってしまう。彼の隣には恋人がいて、男同士だってのに、手をつないでいたりして、私の心は引き裂かれそうになる。
「久しぶり」
目が合ってしまったので渋々と声をかけると、彼は少し気まずそうにして、それから諦めたように薄く笑みを浮かべた。いつの間にか、二人は手をつないでいなかった。
気にするなら、最初からしなければいいのになんて思いながら、私は恋人の顔をじっくりと眺める。特別かっこよくもかわいくも、男らしくもない普通の顔だった。
それがとても気に食わなくて、わざと意地悪な質問を投げかける。
「そっちの人は？」
「いや、えっと、友達だよ」
少しだけ詰まって、彼は答えた。追求しようかと思った。でも、私はそうしなかった。
「そっか、また学校でね」
「うん、また」
それだけを交わして、私たちはすれ違う。一人と二人、距離が離れていく。振り返ってみても、もう手はつないでいなかった。
追求して、騒ぎ立てて、彼らを辱めて、そうすることもできたけど、私は選ばなかった。声をかける前がとても幸せそうだったから、私と一緒の時にはそんな表情を見せていなかったから、それを壊してしまうのは、余りにもみじめに思えたから。いろいろな理由があったと思うけど、一番の理由はきっと、失恋できたからだ。
彼に恋人がいる。その事実を目の当たりにすることで、私の宙ぶらりんな気持ちがようやく一区切りついたからだ。けれど、まだ完全にはついていなかった。
部屋に戻った私は、昨日捨てようとしていたゴミ袋から思い出を取り出して元の場所に直していく。それから、携帯を取り出して、一通、メールを作った。
好きだよ。それだけを書いたメッセージ。送ろうとしたけど、連絡先だけは復活できなかったので宛先不明のままだ。それでもかまわなかった。だって初めから、これだけをごみ箱に捨てたかったのだから。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、四十四作品！(｀・ω・´) 『劇団員とはつきあうな』尊敬する作家さんの名言だ。
意味するところは、劇団員は顔が良くてナルシストで、ハーレムを夢見ていて、生活力がないくせに金づかいが荒い、ということ。
これを素直に信じてきたものだから、加奈子さんから幹さんを紹介された時も、後ずさったものだ。
加奈子さんはアルバイト先の喫茶店の店長さん。幹さんは加奈子さんの弟で、喫茶店の近くの大学に通っている。
そこの劇団で、裏方をしたり出演したりしているらしい。
「千円持ってる?」「はい?」「あ、500円でいいよ。高校生でしょ」「あの、えっと……」
「500円でサイン書いてあげるよ。4年たったらメルカリで売ればいいよ。俺、テレビに出てるし。オーデションだって……」
すぱーんっ!!! と音が鳴った。加奈子さんがハリセンで幹さんの頭を叩いた。
「馬鹿は生き方だけにして。まったくもう」生き方は馬鹿で良いのか、とつっこんだら負けな気がした。ちなみに加奈子さんは元お笑い芸人。
私と幹さんの出会いは、そんな感じだった。
作家さんの名言加減を実感して半年。私はすでに、幹さんが押し付けてくるサインを10回は謝絶している。
価格は3回目で無料になった。貰ってくれる人がいない、と悲し気な幹さんは、典型的なナルシスト。まさに劇団員。顔が良くてハーレムを夢見ている。
あ。でも生活力はある。喫茶店のシフトに穴が開いた日にバイトに来る。
何故か労賃の代わりに廃棄分の食材を紙袋に突っ込んで、大事そうに両手で抱えて去っていく。
そんな幹さんはコーヒーの淹れ方がうまい。この前、すらりと長い指で、ラテアートで私の似顔絵を可愛く描いてくれた時は、くらくらした。
「上手いでしょ、俺」「……まあ、そうですね」「可愛く描けてるでしょ」「はい」「まあ、とりあえず冷める前に飲んでよ」「はい」
両手でカップを持ち、息を吹きかけて、口に含む。美味しい。
「どう?」「美味しいです。ありがとうございます」「まあ、メルカリじゃ売れないからね。この味はさ。でも君はお礼がしたい。そうだろう?」
自信満々な幹さんに、嫌な予感がした。が、とりあえず
「まあ、はい。私ができることであれば」と答えて、もう一口含む。
「うんうん。だから、つきあってよ」
私はコーヒーを噴いた。幹さんのエプロンに大きな染みができた。加奈子さんが飛んできて、幹さんをハリセンで叩いた。
……話を聞いてみると、幹さんのお願いは、私に買い物につきあってほしい、というものだった。次の舞台で彼は演じた経験のないタイプの女装をするらしい。
本当は裏方だったが、女優に欠員が出たそうで、さすがの幹さんも戸惑ったそうだ。
でも、私は配役を妥当だと思った。
宝石のようにきらきらと表情を変える、猫のような大きなつり目。そこら辺の女の子よりも小さな顔。背も私と同じくらい。でも腰の位置は私よりも高い。
さぞかし美女になることだろう……と、思いつつ、協力を約束。これは、汚してしまったエプロンのクリーニング代。
自分に言い聞かせて、幹さんの渋谷で待ち合わせた当日、びっくりした。改札から、手を大きく振りながら出てきた、見知らぬ美女は、幹さんだった。
もうこれで良いじゃないか。と、思いつつも109を案内。若年齢を演じるらしく、相応の品が必要とのことで、化粧売り場を一緒に回る。
この日、私はずっとどぎまぎしていた。手に取ったメイク用品から、ふと目を離す度、幹さんの顔がある。近い!!! 私はのけぞり、幹さんは微笑む。
何を考えている?この人は?ランチもパンケーキを山盛り。取材代に余裕がある、とのことで、がつがつとほおばる美女(大学生男子)。
そんな一日にとても疲れた。けど華やかだった。もっと一緒にいたい、と言われれば、拒絶できたかどうか。自信がない。
「ありがとう。すっげえ助かった!」夕暮れの光の中、幹さんは破顔。私は、え、もう終わり?とか不覚にも思ってしまった。
「せっかくだから。はい。あげる。チケット」渡されたのは次の舞台。
……を見にいった自分自身を、私は呪う。幹さんは、堂々と演技をしていた。
役は女子高生。年上の男に言い寄られ、どぎまぎし、顔を近づけられてはのけぞる。拒絶をしながらもまんざらでもなく、恋に落ちて……うわああああ!!!!!!
次の日、バイトの休みの電話を入れた。加奈子さんが心配してくれて、事情も察してくれた。
結局、出勤。ハリセンを手に、幹さんを待つ。そうして、快活な声と共に店に現れた幹さんの笑顔を、私は思いっきり引っぱたいて、叫んだ。
「劇団員があ!!」そう。幹さんは劇団員。私はアルバイト。私たちの仲は、男女のそれでは、断じて、ない!!!!! 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、四十五作品！(｀・ω・´) 昨日まで何も無かった空地に突然寿司屋が建っていれば、それは超常の存在の仕業によるものに間違いない。一人のポンコツ悪魔に気に入られ小間使いにされた俺は、軽く息を吸って引き戸を開ける。
「くく。よく来たな、我が城へ……！」
「挨拶が飲食店のソレじゃない！」
「あ、キズナだ。へいらっしぇ！」
「急に寿司屋っぽいなぁ。何してんだヘルメス」
予想通り、出て来たのは俺の主人のヘルメスだった。いつもの紫紺の服の上から割烹着を着て、黒と紫のグラデーションが美しい髪は纏められている。まるで寿司屋の女将さんだ。
「寿司という文化に興味があってね。今日は悪魔的見地に基づいた寿司の完成形というものを見せてあげようと思ったのよ」
そう偉ぶってはいるが、ワクワク感が表情からだだ漏れだ。
「また何かに影響受けたな……え、まさかお前が料理するの？ 魚肉ソーセージも剥けなかったお前が？」
「そ、その事は忘れなさい！」
ヘルメスは顔を赤くして抗議してくるが、俺は構わず質問を続ける。
「あと魚は？ 米は買えるとしても」
「ふ。全てぬかり無いわ。人間の憂慮など無用よ」
赤らめた顔を不敵なものに変えながら、ヘルメスは続ける。
「実は魔界の海に丁度いい悪魔が住んでいるから、それを召喚したのよ」
「そいつらをこき使うのか？」
「まあ、その悪魔達が食材であり職人でもあるという事よ」
「どゆこと？」
言っている意味が分からず、俺は得意気なヘルメスの答えを待つ。
「その悪魔はデーモンサーモンと言って、魚の体に悪魔の手足を持つ半魚人よ。彼等に、自らの腹身を削ぎ落としそれをそのまま握るように命令したの。食材、職人、更には配送までが一体化した、これぞ究極の悪魔的寿司屋よ！」
「いや気持ち悪くて食欲がゼロになるわ……」
呆れた呟きそのままに俺は続ける。
「お腹切ったら痛いだろ。嫌だぞ、自傷行為を見せつける寿司屋なんて」
「多少身を削ぐ程度、悪魔には何の問題もないわ。せいぜい痒い所を掻いてちょっと気持ち良い位のものよ」
「またお前は他人事だと思って……」
「さ、お喋りは終わりよ。早く食べなさい！」
そう言うとヘルメスは俺の肩を掴み無理矢理席につかせようとする！
「や、やめろ！ 今ので食べたくなる訳ないだろ！」
「いいから！ 赤身かつ白身のようでいて濃厚でさっぱりした油のサーモンを食せ！」
「いや訳わからんし！」
そんな事を言い合っていると、背後の引き戸が音を立てた。戸口にはサラリーマン風のオジサンが立っている。俺達は顔を見合わせて口を開いた。
「ま、まさかのお客さんだ！ 早く帰ってもらわないと！」
「なんでよ！ くく。よく来たな、我が城へ……！」
「その挨拶はマニュアルか！？」
お客さんそっちのけで騒ぐ俺達に、オジサンは恐る恐るといった感じで声を掛けてきた。
「あの、保健所の者ですが、衛生管理の届出されて無いですよね？ 許可無く開店してはダメですよ」
『え？』
全く予想外の言葉に俺とヘルメスは同じ言葉を口にする。すると、また引き戸が開き新たな客が入店してくる。
「消防です。こちらの建物、確認申請が全くされてません。至急責任者の方を出してください」
『え？ え？』
困惑したままでいると、三度ガラガラと戸が開く。
「警察です。近隣から通報がありましたのでこの店を捜査します。関係者は一箇所に集まって下さい」
『えええ！？』
―――結局、寿司屋はすぐに消し去るハメとなり、デーモンサーモンはパトカーで近くの川まで送られ、俺達は元通りの空き地に腰を降ろしていた。
「まぁこうなるわな……」
「うぅ……！ 大人の本気の理詰め怖い……！」
三角耳をヘナヘナにしながら震えるヘルメスを見つめ、俺はつぶやく。
「ノリだけで生きてるからだぞ。全く……」
「だってお寿司屋さん、面白そうだったから……」
目に涙を浮かべながらヘルメスは答える。その様子に俺は思わず口を開いてしまう。
「まぁ寿司屋をやるのは無理だけど……バイト代入ったばかりだし、寿司屋に連れてってやろうか？」
「本当！？」
「あ、言っとくけど表参道の店とかは無理だぞ！」
俺は慌てて付け加える。あの街の物価の高さは身に沁みていた。
「うん、いいよ。キズナが連れて行ってくれる所なら、何処でもいい」
だがヘルメスのショボンとしていた耳はピンと立ち上がり、悪魔的美貌には笑顔が浮かぶ。
「ま、俺は小間使いだからな……」
「ふふ。キズナを小間使いにして良かった」
そこまで言われれば、小間使い冥利に尽きると言うものだ。しばしの間、俺はポンコツな主人の笑顔を横目でこっそりと楽しんだ――― テレビのインタビューに、老夫婦が答えていた。
「では、夫婦円満の秘訣を」
「そうですね。この人と連れ添ってもう六十年になりますが、私はずっと忍の一字でやって参りました」
「そうですか、素晴らしい奥様ですね。ではご主人はいかがですか」
「俺は忍耐の二字だった」 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、四十七作品！(｀・ω・´) 「ワインを持ってきたよ、赤で良かったよね」
男が声を掛けるが、女は返事をすることなく部屋の壁――否、そこに掛けられた数点の絵画を凝視していた。
男はやれやれと肩を竦める。
「そんな絵の何がいいのやら」
女はようやく振り向く。
「そんな絵？ とんでもない！ これらは人類の宝よ。……ドガ、モネ、ルノワールに、ピカソまで。いずれも真作。惚れ惚れするわ」
うっとりした口調に、男は苦笑する。
「止めてくれよ、エリス。まるで死んだ父が戻って来たかのようだ」
「ジャンのお父さま――高名な美術品蒐集家のドミニク氏ね。残念だわ。ご存命なら、きっと話が合ったでしょうに」
ジャンは、グラス二つにワインを注ぎながら頷く。
「だろうね。きっと僕を置いてけぼりに、二人で盛り上がったろうさ。いや、三人かな？ 母も父の遺したこれらの絵を大切にしていてね。手放すのを決して許して下さらない」
「賢明なお母さまに感謝ね。そのお陰で、これらの名画をじっくりと鑑賞できるのですもの」
「はいはい、どうせ僕は、芸術の何たるかを分からぬ詰まらない男ですとも」
ジャンは片方のグラスをエリスに手渡すと、ソファに腰掛ける。
「あら、そんな拗ねた言い方しないでよ」
エリスは、ジャンの隣に腰掛けた。
「確かに芸術談議ができないのは残念だけど……。それ以外では、あなたは素敵な男よ。ハンサムだし、仕事もできる。何より、彼女である私を大切にしてくれる。最高の彼氏よ」
「本当にそう思ってる？」
「勿論」
エリスは自分のグラスをサイドテーブルに置くと、潤んだ瞳でジャンの顔を見詰める。頬に手を添え、熱烈な口付けをした。
二度、三度角度を変え、唇を重ねること十秒余り。貪るような口付けを終えると、エリスはジャンの体にしなだれかかる。
ジャンは口紅の付いた口角を上げる。
「おいおい、ワインが零れてしまうよ」
「なら、早く飲んで頂戴。続きを楽しみましょう？」
「そうするとしよう」
ジャンはワインを一息に飲み干した。
ハッと、ジャンはソファの上で目覚める。そうして壁に視線をやった。――ない。彼の父が遺した絵が一枚もない。
それを確認したジャンは、部屋の中に視線を巡らせる。サイドテーブルの上に、一枚の書置きがあることに気付いた。
手に取ると、そこには『ジャン、あなたは絵画を見る目だけでなく、女を見る目もなかったようね』と記されていた。
ジャンはパチンと額に手を当てる。
「ハハ、ハハハハ、ハハハハハハ！」
壊れたように笑い続けた。
後日、ジャンの母のソフィアは怒り狂った。ジャンの事を『女の色香に騙された愚か者』と詰り、聞くに堪えない罵声を一時間に渡りジャンに聞かせた。
ジャンは悄然とした顔で聞き続けた。やがて気が済んだのか、はたまた怒り疲れたのか、ソフィアは足音荒く立ち去っていく。
その背中が見えなくなるのを待ってから、ジャンは部屋に備え付けられた衣装箪笥の前に立つ。引き出しを引き、服の下から預金通帳を取り出した。それを捲り、ほくそ笑む。
ジャンの父が遺した絵画に、ジャンは美術品保険をかけていた。彼のかねてからの望み通り、絵画を全て金に換えて見せた。 夏の始まり
夏。春のほんのりとした陽光は消え去り容赦のないものへとなっていく。
この頃は猛暑日が続き外に出ることが億劫となる。そんな日、俺は外のベンチに座っていた。
暑い。
半袖のカッターシャツが汗でべったりと肌につく。日差しが強い。ずっといると干からびそうだ。空を眺めていると右頬に冷たいものが急に当たってびっくりする。
「ほれ、干物ー飲み物だぞー」
顔を覗かせたのは友人の鏡花だった。俺の顔には水滴のついた缶ジュースを押し当てていた。
「干物じゃねーよ……まぁ、干からびそうなのは認めるけどよ」
そう言いつつ俺は缶ジュースを受け取る。俺は缶を開けて一気に呷る。口の中に広がるオレンジの甘み。冷たい液体が喉を通る。それが身体中に染み渡る。
鏡花も横に座って同じように飲み始める。
一息つくと彼女は尋ねてきた。
「なんでこんなとこいるの？室内の方はいいよー？クーラー効いてるし」
「なんかカッコつけてるみたいな感じだけど空見てんだよ」
「空？」
「そ、空にある入道雲見てんだ。ああ、夏なんだなって思ってな」
「へー」
鏡花は適当そうに返事をし空を見上げる。
あるのは入道雲。他の季節には見ることのないようなでかい雲。またジュースを飲む。
「わからなくもないけど私は梅雨明けから夏を感じるなー」
「確かにな」
俺は同意しつつジュースを一滴残さず飲み干す。
「うわ、飲むのはや。そんなに喉渇いてるんだったらさっさと室内に行けばいいのに」
「悪かったな。ボーッとしてたんだ」
「別に悪いとは言ってないし」
そう言って鏡花もジュースを飲み干す。
「あー、美味しかった」
「ありがとな。ジュース」
「今度アイス奢ってよね」
「へいへい」
俺は立ち上がる。近くにあったゴミ箱に缶を二つ入れる。その日の日差しはとても眩しかった。セミもいつもよりうるさかった。本格的な夏がやってくる。その宣言があらゆるところから上がっている。
「ねぇ、新庄くんーー」
「ーー私と付き合って」
そして、俺の夏が始まった。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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只今、四十九作品！(｀・ω・´) 「灼熱騎士団団長、グレン・バーナード、壇上へ！」
名前を呼ばれ、グレンは慌てて立ち上がった。 居眠りしかけていた意識を持ち直し、どうにか口元を引き締める。
やべ、何してたんだっけ……？ ああ、うちの新人就任式か。
己の仕事を思い出し、壇上へと上がる。 装飾鎧を身に纏った若造どもを睥睨すると、さすがに目が覚めてきた。
ここは王国の祭礼場。 背後に目をやれば、国王とその取り巻きたちの期待するような視線が降り注ぐ。
……いよいよ、若造どもが正式に騎士となるわけだ。 目頭に熱を感じ、俺もそろそろ年かな、と内心で苦笑する。
「次、団長へ灼熱の宣誓。 ルナ・メローニ、壇上へ！」
進行役の指名に「はっ」と応じたのはハスキーな声だ。 野郎どもに埋もれて見えなかった小柄な体躯がグレンの前へと姿を現す。
今期の新人最優秀は、見目に麗しい少女なのである。
白磁の肌に端正な顔立ちは天使もかくやの美貌だが、その表情は今日も今日とて鉄面皮。 何を考えているか分からない、天才新人であった。
最敬礼ののち、彼女は射るような視線をグレンに向け、よく通る声を張った。
「グレン団長、結婚を前提にお付き合いしてくださいっ！」
……きっとまだ居眠りしてるんだな、俺。
現実逃避する程度には、場違いでベタな告白であった。
新米騎士たちも、状況が呑み込めずぽかんと口を開けている。
そんな中、ルナだけが仔猫のように小首をかしげ、再び口を開いた。
「復唱しますか？」
「せんでいいわ！」
どうやら現実であるらい。 グレンはクワッと怒声を発する。
「ルナ！ 国王の前、式典の場だ！ 私情を持ち込むなどもっての――」
「許可は得ております」
「ほかだれだよ許可したのおぉお！」
悲痛な叫び。 視線を感じて振り向けば……頭に王冠を載せたジジイが孫を見るような笑顔で手を振っていた。 平和だなこの国！
頭痛を覚えつつルナと再び対峙するグレン。
相変わらずの鉄面皮が、どこかわくわくしているようにも見えてきた。
「……ルナ、冷静になれ」
「自分は至極冷静であります」
「今でこそこんな地位だが、俺もともとは冒険者あがりの平民だ」
「親族の根回しは完了しております」
「だから貴族のお前とはえぇえ？」
さすがに頭を抱えるグレン。 外堀は埋まっているらしい。
はてさてどうしたものか……。
確かに四十代が見えてきた昨今、そろそろ腰を落ち着けようと思わなくもない。
が、グレンは所帯フリーな今の生活が気に入っている。 具体的にはまだ女遊びがしたいのだ！
「ルナ、確かにお前は美人だ」
「自負しております」
「だが所詮は二十近くも年下の小娘に過ぎん。 残念ながら守備範囲では――」
「団長、チェルシーちゃんは私より年下であります」
昨晩娼館で指名した名前を暴露されて鼻水を噴いた。
整列した騎士たちに動揺が走る。 何人か半笑いなのがひどくムカつく。
グレンは咳払いをひとつ置き、若造連中を黙らせた。
……まずい流れだ。 今日まで積み上げてきた団長としての威厳が崩壊寸前である。
グレンは死ぬ気で脳を働かせる。 だって女遊びがしたいから……これだ！
「なるほど、お前の気持ちはよくわかった。 だが悪いな、俺は女遊びが好きな最低野郎だ」
「矯正します」やだこわい。
「ふんっ、お前が鎮めてくれるとでも？ 俺は絶倫だぞ。 あのチェルシーちゃんをして「死んじゃう」と言わしめた絶倫団長だ！」
「望むところであります」
「「「えっ？」」」
その場の全員が目を剥いた。
この娘、化け物か……！
「ぐぬぅ、ていうかお前みたいな美少女が俺みたいなおっさん好きになるわけがねえ！ お前は、俺の何を知ってるんだ！」
「知っています！」
ずい、と大きく一歩を踏み出すルナ。 その両瞳は、炎のように揺らめいて。
「団員一人一人に合ったメニューを夜通し考えていることを知っています。 孤児院に資金を提供していることを知っています。 子供たちに懐かれていることも、スラム街の見回りだって」
「うわ恥ずかしいやめてやめてやめて」
やめてくれなかった。
「確かに年の差がありすぎるし、私だってただの憧れだと思っていました。 『おやじ趣味』ってバカにされもしました。 でもダメなんです、好きなんです、止められない、あなたじゃなきゃときめかない！ 十年積もらせ、こじらせた恋心、ナメないでください！！」
「わかったわかった俺の負けぇ！！」
瞬間、団員たちの祝福の咆哮が音の塊となって祭礼場を震わせた。
――初めて目にした新米騎士の無邪気な笑顔は、見惚れるほどに美しかった。 茹だるような季節が過ぎ、街路樹の葉が移ろいを見せる頃。俺は人気のない見知らぬ駅にいた。
名前は赤挟駅、今日将棋大会が開催される赤挟高校の最寄り駅である。その大会に参加するためにわざわざ早朝から電車を乗り継いできたのだが、改札を出たところでどこへ向かうべきか分からなくなってしまった。
赤挟高校まではこの駅から六百メートルほど離れており、角を二回曲がるだけの単純な経路で到着できる……そのことは事前に調べておいた。が、肝心の駅からどの方向へ歩けば良いのかということは特に覚えていなかった。この程度のことならすぐに分かるだろうと高を括っていたのだ。
しかし、これまでに赤挟という地名すら聞いたこともなかったのだから、地理感覚は欠片ほどもなく、俺が迷ってしまうのは容易に想像できたことだった。
とにかく、現状をどうにかしなければならない。そう思って少し焦りを感じながら学生鞄の中にある携帯を取り出そうとしたそのとき、背後で駅の改札が開く音がした。
振り向いた俺の視界に映ったのは、黒い長髪の女子高生だった。肌寒ささえ感じつつある今に少し季節外れな半袖のスクールブラウスを着ていること以外は何の特徴もない中肉中背の女子だったが、俺は自然な風を装って彼女の後ろを付いていくことにした。
言うまでもないが、変質者的な意図は持っていない。地図上ではこの辺り一帯に赤挟以外の高校は無いため、制服姿の高校生を見かければそれは赤挟高校の生徒だと考えることができるのだ。つまり、制服を着ている彼女に付いていけば高校に着くことができるだろう、という打算的な意図があっての行動だった。
堂々としていれば、変質者に見間違えられるようなことはない……はずだ。
しばらく歩くと昨日地図で見たような形の道路が見えてきた。ここまで来れば、あとは脇にある路地に曲がって目的地まで一直線だ。
ほっと一息つく。先程まで感じていた浮き石の上を歩くような不安感が薄れていき、見知った街を歩くような感覚に胸を撫で下ろす。
安心して緩みきった足取りで角を曲がる。そのとき、ある一定の距離を保っていた彼女との距離が少し縮まったのが分かった。彼女が足を止めたのだ。
黒の長髪を左右に振って、きょろきょろと見渡すような素振りをした、その直後。
彼女が振り向いたのだ。
胸に手を当て、どこか不安がるような瞳で俺を見る。
それと時を同じくして俺が感じていた安堵は跡形もなく消え去り、先程感じた不安感とは違う、高い崖から落ちるときのような肌を刺す危機感を感じた。
ストーカーとでも思われたか！？ 後を付けることをやましいと思う気持ちがあったからか、そう思って目を見開いた。頭の中で身の潔白を主張するための言い訳がぐるぐると回り──
──彼女がふっと、微笑んだ。
一瞬見えた不安げな顔はどこへやら、俺を見た途端安心したような表情を浮かべ、彼女はまた歩き始めた。
縮み上がった心臓が急にどくどくと動き始め、痛いほどにその存在を主張する。彼女がそうしたように、足を止めて胸を手で抑えた。
初めて感じたその弄ばれたかのような感覚に、少しの間何かの整理を付けるように立ち尽くしていた。
その後の大会で知ったことだが、彼女は赤挟高校の生徒などではなかった。
ならば、彼女が後ろを振り向いたとき不安そうな顔をしていたのは、俺と同じように道に迷ってしまいそうだったからだろうか。ああして笑ったのは、俺が彼女に付いていくことで安堵していたように、同じ道を歩く俺を見たことで安心したからだったのだろうか。
もしそうなら、自信の無い者同士がお互いを安心の材料にするという滑稽な状況にあったことになる。
まあ、それももう確かめようのないただの想像でしかないのだが。 第五十九回ワイスレ杯参加作品
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ここまで！ 第五十九回ワイスレ杯は五十一作品で上位を争う！
上位は全体の約三割なので今回は十五作品とする！ 急いで寝なければ！
ワイが作品を試す時、作品もまたワイを試している！(｀・ω・´)ﾉｼ なんか、千寿丸で検索したら、実在の人物の幼名で同じものがありましたが、一切関係はありません。念のため 久しぶりにモンエナを飲んだので、寸評させていただきます。
>>745
誘拐された子供が虐待を愛情だと刷り込まれてストーカーになって返り討ちにあって死亡
するという話でした。
2人の男女というのはこの場合、誘拐犯と主人公でしょうか。文章は読みやすいです。
個人的には字下げがもう少し少なくても良いような気がします。
臨場感というものは、現象と帰結もそうなのですが、帰結にいたるまでに付随的に起こる
物事との描写とその自然さに左右されます。
が、えらそうに語る身でもないですし、また、こういうスタイルで書くのも遠い昔に流行
したなあ、と若かりし頃に思いをはせました。 >>746
結婚指輪を送ってくれた彼に捨てられた女性が起き上がって彼を仲間入りにして結婚指輪を
はめるという話でした。女性はゾンビなのかな。
こんな風にしたのが彼で、その彼が何故指輪を砕いたのか。砕けたことを女性はどう知ったのか。
この場合の男女は、仲間入りにされた男性とこんな風にされた女性でいいのかな。
文章は読みやすいのですが、起承転結の結続きで、ん? これはどういうことだろう?
と首をひねってばかりでしたが、そういうスタイルもありなのでしょう。
>>747
自分のために核で世界を滅ぼした男性との安全だけど代わり映えのない生活にストレスを
覚えた女性が男性を処して笑う話でした。
文章は読みやすいです。が、息のくさい男性という心象?に、うーん、あまり好きじゃない
のかなあ、と思いました。ストレスの爆発と
狂おしい愛が話の流れを追う上でリンクしてないので、ん?ん?と疑問符です。
が、こういう物語のつなぎ方というのも、あるのでしょう。 >>749
子供に男と女の違いを聞かれた母親が、男女の違いってなんだろう、と考える話でした。
洗濯物をたたむ途中で良かったと思いました。
揚げ物でもしていたら、火事が起きそう。2人の男女というのは、この場合誰なのだろう。
やはり、母親と夫だろうか、と首をひねりました。
文章は読みやすいです。字下げはもう少し少ない方がうれしいですが、俺だけかもしれません。
あと、思考の海へと沈んでいった、という言葉がとてもかっこよくて、そこだけ
浮いてる感がありますが、何かを文脈の中で浮かすのは、強調の時に使ったりするのですが、
何を強調したいのかな、と考えあぐねました。
が、こういうスタイルなのでしょう。
>>753
童貞の男性が金持ちの着物の令嬢に筆おろしさせてもらうという話でした。
男が童貞で令嬢が女性ですね。文章は読みやすいです。
それで、あの……。剥くというのはですね。外部から手が伸びて内部をさらけ出すという
意味で、脱ぐという主体的な行為と本質的に違いまして。
と、ひっかかった以外は、ええと……。友人が何故彼女を知っているのか。何故彼女は
脱いだのか。
加えて、童貞は童貞なりにためらいがあり、やる気が満ちても気負いがへならせるという
あるあるを期待してしまっていた俺がはずかしかったです。
性体験を描写するには、とりあえずその男女の属性を下調べすれば良いとかそんなことを
想ったりしましたが、ぼかすのもまた一興。
ただ、起承転結の、起承結って感じで、そうきたか!的なやられた感があれば、もっと
楽しめたと思ったり思わなかったり、でした。
>>755
ミスリーディングが素敵な、介護の話でした。文章も読みやすいです。
男性が介護老人で、女性が妻ですね。こういう話は好きです。えらそうに何かを語る
気も起きないくらい、好きです。 ありがとうございます。
寸評見て恥ずかしくなりました……。
知らなさすぎですね。 >>757
鬼と呼ばれた抜け忍とくのいちの話でした。くのいちが手籠めにされて、抜け忍びに
挑戦しつづけて、挑戦の理由を忍びに告げて、
迷った忍びが倒されたという話で、この場合男が忍びで女がくのいちですね。
初めのシーンで、何故1人を地に引き倒したのか。生娘でもあるまいには、まったく
その通りで、女性は蠱惑が役目であり、房中術は必須科目で、何故やられたぐらいで
ぐったりするのか。
そもそも何故間引かれなかったのか。忍びなら石を抱いて川につかるとか、そんな感じで
いくらでも自主的に流せるのに、と、考え過ぎて
読みやすい文章なのに物語に集中できませんでした。そもそも返り討ちにするたびに
いたすってあきもしまへんなあ。
と、鬼さんにくすりとしたのですが、これはくすりとして良かったのかどうか。さてはて。
女性が手を合わせるシーンは何となく好きでした。
>>760
旅芸人の親子の話でした。母親が死んでから、あんまり芸がうまくいかない父娘のコンビが
娘がモブ悪役たちに襲われて、父親が助けて、
肌の色が原因で差別されていたけど、娘は気分を一新して芸をして幸せを感じるという。
世界観的にインドかな。ダリッドかな。
ちなみにロリは西欧小説のロリータが語源で、歴史的には浅い言葉です。
また、不可触民の場合、母親は子供を近づけませんが、まあ、そういう世界観だと言われれば
そうなのでしょう。
というクエスチョンはともかく、娘の最後の行動は素敵でした。
>>763
吹奏楽部のLGBTの同級生の葬式のために、新宿二丁目のパーティ会場を訪れる人が
故人の妹(LGBT)と話すという話でした。
吹奏楽部的な青春とドラァグクイーン的な騒々しさが良い感じにギャップになっていて
好きです。男は故人で女は故人の妹かな。
文章も読みやすく、良い感じに熱量がこもっていて、うん、純文学だなあ、と思いました。 >>765
SFでした。アバターでくんずほぐれつしていい感じになる男女の女側が男性というおちには、
まあ、未来だもんなあ、という感想でした。
文章は読みやすいです。起承転結もスムースで、男性のふりをした女性もいるんだろうなあ、
と思ったくらいです。
2人の男(リアル男?)と女(中身男)の組み合わせかな。そういう未来も現実になるのかも
しれませんね。
>>769
調子をくずしまくってて、文章もろくに読めない俺ですが、まだ知能があって良かったと
思うくらい、良い作品だと個人的に思います。
スノッブが効いた男女って良いですね。わたせせいぞうの絵柄で再生されました。
早めに出勤して紅茶タイムを楽しむ男女の話でした。
もし俺がワイさんならこちらを優勝作にしますが、あの人の優勝作って、え?そうなの?
みたいなのが結構あって、
完全にワイさんの好みが反映されまくってるので、まったくもって不安ですが、でも俺は
本当にこちらの作品を読んで良かったと思いました。
構成も男女!じゃないところがとても男女!してるところも、秘すが華なりなところも本当に
大好きです。
>>770
立ちんぼの女性のところに夫と息子がくるという話でした。文章は読みやすいですし、
一人称的なミスリーディングも効いてると思います。
ただ、思春期の息子が立ちんぼの母親についてネットであれこれしてて、旦那もそんな
息子を帰らせて、妻とくんずほぐれつという
倫理観がよくわからず。コメディなのかな。自分にはよくわかりませんでした。
男が息子と旦那で、女が立ちんぼですね。
好きな人は好きな作品だと思いました。 >>772
いじめにあった男女が同窓会の元いじめっ子たちを襲撃するという話でした。
字下げがもうちょっと少なくても良いと思いましたが、個人の感想です。
復讐者である2人の男女、ですね。会話によるミスリーディングも、少ない描写で凄惨を
伝える書き方も効果的だと思いました。
伊坂さんの小説にいそうなカップルで、個人的にはこの後幸せになってほしいです。
>>774
結婚しようとした男女が生き別れの双子だったという話ですね。
文章は読みやすいです。2人の男女(双子)の話で、一卵性じゃなかったら、そういう
こともあるのだろうなあ。
と、思ったり思わなかったり。DNA鑑定という言葉が頭をかすめました。
が、双子ってだけで結婚やめるのかなあ。酒場でくどいて結婚まで進む軽さとギャップが。
男の倫理観が、もうちょっと分かるエピソードがあれば見方が違うかもしれません。
>>776
男アレルギーの女性と、その友人の話でした。彼氏を含む全員がだめだけど、主人公は大丈夫
という。あだち充の絵で再生されました。
文章は読みやすいですが、字下げはもう少し少なくても、でもこれは個人の感想。
話の流れもすっきりしていて、おちも納得できるもので、良き哉と思いました。
2人の男女の続きが気になる話です。 >>778
20半ば童貞と年上彼女の話でした。やらせてくれない彼女に、やせようと思う主人公。
原因はそこじゃないだろう!!!!
と突っ込みをしたくなるほどに、読みやすい文章でした。
年上彼女は高齢処女だな。多分。あー、そういえば昔……うん。自分語りはほどほどに。
起承転結の起結って感じですが、俺につっこみをさせた時点で、
こういう作品もありっちゃあありと思わせるのに成功してると思います。
2人の男女(童貞とやらせない彼女)の話ですね。
>>780
性的に倒錯したカップル(故人)と被害者だった人たちの話でした。
フロイトにLGBTを絡めてますが、何でそれで子供を虐待するんだろう?
まあ狂ってる人たちの話だし、主人公はそう結論づけたと言えばそうなんでしょうけど、
うーん。
まあ、倒錯した人たちの凶悪犯罪って、結構TVドラマで見るから、主人公たちが
生きてて良かったと思います。
2人の男女(性的倒錯者)の話ですね。魚たち、どうなったんだろう?
>>782
堅物課長と綾子さんの話でした。飯田さんといちゃいちゃすることで気を引くという
ミスリーディングは自然で、
文章も読みやすかったです。が、できれば飯田さんとのいちゃいちゃが、そこに至る過程
とかが分かれば、物語に没入しやすかった、かな。
でもミスリーディングってむずいからなあ。うーん。これはこれで正解なのかな。
事象＋事象で、タイトルがかっこいいのにエピソード的な華が釣り合ってほしい感を
抱いてしまい、ではあんな感じのうふふふとか、
とか、まあとりあえずオフィスラブってエチチですね、という感想です。 >>784
中学生の男の子が女の子をお姫様抱っこして下山する話ですね。
2人の男女(中学生)で、文章は読みやすいのですが、字下げがもう少し少なくても
いいかな。男の子の思考が可愛いと思いました。
ラノベ的な様式美を感じれて、好感度高いです。青春って良いですね。
>>786
痴人の愛を参考にワイ杯作品を描く人の思考でした。
2人の男女ってどこにいるんだろう……。文章は読みやすいので、ちゃんと痴人の愛を
テーマに書いたものを読ませてください、と
お願いしたくなるようなもどかしさを感じました。これはもしかして……。
2人の男(ワイさん)と女(作者)の物語、つまり遠回しのラヴレターなのかな！?
わっしょーい!!!!
>>788
句読点のなさがいい感じに幼い思考を表現している男の子と闘病少女のお話でした。
独白と回想、嫌いじゃないです。
主人公の年齢のぼやけた感じ、時系列が起承転結となっていて、まあ、こういう物語も
ありなんだろうなあ、と思いました。
2人の男女(少年少女)のお話でした。男の子は結婚するんかなあ。ずっと独身かなあ。
この後、同じ感じの傷を抱えた女性と
ボーイミーツガールしそうと思ったり思わなかったり。 >>790
京都の古い長屋のアンニュイないちゃいちゃ男女の話でした。
2人の男女(アンニュイ)ですね。文章が読みやすく、空気感も伝わってきました。
月が綺麗ですね、は夏目漱石的な愛の告白なのかな。
風鈴が良い味だしてますね。どうでも良いのですが、この女性、いつ男に襲い掛かる
んだろう、とちょっとドキドキして読んでました。
不吉感がただののろけで安心しつつも、まあ、こういうのもありっちゃありだなあ、
という結論に至りました。
>>793
駆け落ちするお姫さまと酒屋さんという時代劇カップルのお話でした。文章は読みやすいですが、
貴族、貴族かあ。平安かな? と思ったら、
大名という言葉が出てきて、ええと、大名という言葉の頃は公家とか武家とか、そんな
くくりで身分が定められており、以下省略。
2人の男(酒屋)と女(姫)のお話ですね。起承転結も綺麗ですし、違和感もありません。
欲を言えば、駆け落ちのエピソードで波乱万丈でドキドキさせてほしかったです。
まあ個人的な欲です。
>>802
医局の歓迎会の話でした。2人の男女は部長と私なのかな。温度がちょうど良いおちと
なってましたが、字下げがもう少しあっても
良かったかも。文章が読みやすいのですが、誰が何を話しているのか分からなくなって
しまい、何度も読み返しました。
何故だろう? 舞さんの存在が薄いのかな? いや、俺が読めないだけなのかな?
でも、おちは好きです。妙に話の長い医者っていますね。 >>804
兄コンプレックスの実妹と、拒否する実兄の話でした。
ここまで妹にリアリティがないと、むしろ清々しい。
コメディ的な軽さも、この清々しさに一役買っていると思います。
文章は読みやすいです。2人の男女(兄妹)の話ですね。
兄は出ちゃって、それで妹が掃除して、で、その後真の戦いが始まるのですね。
で、くんずほぐれつの最中に親にみられるんですよね。
分かります。(小並感)
>>805
遊郭の身受けの話でした。描写がエチチですね。良きです。あばずれ遊女と調教男子。
じゃじゃ馬ならしの時代劇版かな。
2人の男女(へびと蛙)ですね。
色んなエピソードが推察されます。が、構成的にじゃじゃ馬の紹介(エチチで良き)が
大きくて、
多分もっとちゃんと書きたかったんだろうなあ、こういう文章書ける人って、絶対
こういう頭でっかち尻つぼみな構成取らんもんなあ、
と思った次第ですが、それでも楽しめるというのは、描写に艶があるからですね。
ただ、うわばみのオチですが、伏線が欲しかった!!!! とくに、舌。
と、まあ色々書きましたが、個人的にとても好きです。むしろ、この遊郭、行きたい。
>>810
疲れた夫が帰宅して妻と晩酌する話でした。2人の男女は妻と夫。起結って感じですが、
ビールのCMの1シーンみたいで、俺は好きです。
妻は石田ゆり子で再生されました。
>>812
海でかくれんぼして死んだ女の子の幽霊と男の子の話でした。涙ぬきには見れない名作、
あの花の名前を僕たちはまだ知らない
を思い出しました。みーつけたっ
文章は読みやすいです。君となっつのあのひー 将来のゆめー
歌詞しか出て来ないのは朝の6時だからですね。嫌いじゃないです。 「あの花の名前を〜」
確かに似てるかもです。あんまり意識してませんでしたしちゃんと見たこともないんですけど……。 >>814
娘がセクシー女優になったお父さんの話でした。文章読みやすいです。
2人の男女(父娘：セクシー女優)ですね。
起承転結もしっかりしてて、正直娘さんのAV観たいと思いました。
が、家族のはだかってきついからなあ。でもこの娘さんのなら、さわやかに大洪水なの
でしょう。
AVネタなのにエチチな感じじゃないのが、お父さんの心情反映してて良き哉でした。
でも欲を言えば、現在こういう仕事、
と共に、何故その仕事についたのか、きっかけまたは情熱を言葉で聞きたかったです。
ひたむきさは伝わったんですけどね。
真面目な話という印象でした。
>>816
同級生相手に心中する女の子の話でした。文章は読みやすいです。
2人の男女(ストーカー被害される男子、心中強行女子)の話ですね。
起承転結も分かりやすい部類だと思うんですが、欲しい説明を2つ。
猛アタックをすることにした、からの呼び出し、からのストーカーだな。
いつも一緒にいる……でんでんが唐突で、ですね。
うまくつながりませんでした。いつストーカーしたの。呼び出すだけじゃなかったの。
とクエスチョンで。
エピソードが挟まってれば嬉しかったです。
もう一つ。手を引いて電車に飛び込む。それは良いんですが、男の子、いじめっ子を
撃退してますよね。
何故いじめっ子は撃退して、女の子には強行されたのか。命がかかってる場合、馬鹿力
ってのが解放されるんですが、
何故なすがままだったのか。そこら辺のつじつまを合わせる説明があれば、もっと
スムーズに楽しめたと思います。
でも、この男の子は、等身大って感じで好印象です。
>>818
事故死するユーチューバーと幽霊女子の話でした。文章は読みやすいです。字下げが
もう少し少ない方がありがたいかな。
起承転結もスムーズで、最後のオチも綺麗です。チャットが地味に怖い。
お化けの本領発揮……。
2人の男女(ユーチューバーと幽霊)のお話ですね。好印象です。 >>823
悟りを開こうとするお坊さんと、滝に身投げする女の人の話でした。
文章は読みやすいです。時代劇、書きなれてるのかな。
起承転結もしっかりしてます。ただ……。
何故俺はこうも辛らつに!!!! しかし、ええい!!!! 朝の七時だし、こういう文章を書ける人は
俺が何言おうが筆を折らずに書き続けてくれるはずだ!!!
だから泣いて馬謖を切る孔明さんあんたヤンマガでパリピなってますよとかそんなことは
どうでも良いくらい以下省略。
落ち着け。俺。息を吸え。そしてブルーベリーをかじれ。よし。すう、はあ。ダイジョブ。
オレ、ニホンゴ、マルカジリ。
……拝読している時の感覚が、歌舞伎なんです。
それが時代劇だから、正しいんですが、そもそも人間20日間も飲まず食わずでいきれるのか、
とか。滝に身投げできる体力あるのか、とか。
不犯の誓いを精神的に破るくらいにほだされてるのに、何故、悟りを開いて南無、なのか。
そんな悟り開いてる暇あるなら滝つぼに飛び込んで
救助活動しろよ、とか。身投げした人って精神的に楽だけど、体は浮遊物にしがみつくから、
何か投げれば浮くだろ、とか。
そんな突っ込みをしてしまうのは何故か。うーん。言葉と行動の根拠となるものが、
短い言葉頼みだからかなあ。
ここら辺は描写のバランスじゃないかなあ。でもそんなことはこういう文章書ける人なら
分かってそうだけどなあ。
と、まあ不思議な印象ですが、最後の「南無!」の！に非人間的な力強さを感じたのは、
まあ、愛する者の死というものに対して
よわよわになっちゃうお坊さんが好きという、個人的な好みが原因です。
>>825
トイレを巡る男女の話でした。コメディですね。コメディは好きです。
文章は読みやすいです。字下げがもう少し少なくても嬉しい。
で、コメディってのは突き抜けた非現実感か、まあ現実の上でわああとなるものか、
そんな２つに分けられると思うんですが、
こちらは非現実タイプかな。肛門と他人に言う女性も、トイレで他人のスマホに出る女性も、
そもそもどんなに切羽詰まったって、
男の便所に突撃する女性という存在が……。非現実的過ぎて、むしろ清々しい!!!!
2人の男女(トイレに入ってる＆トイレに入りたい)の物語、コメディは好きなので、俺は
好きです。
>>827
男の子を望む妊婦さんと男の子の名前を告げる神様の時代劇ですね。
文章綺麗だなあ。この綺麗さ、今回のコンペでは飛びぬけてるなあ。
いやあ、綺麗だなあ……。
2人の男女(母親と神様)の物語。うん。まあ、突っ込みなど無粋。
だがしかし。以下省略の末、オレ、ニホンゴ、マルカジリ。
まあ、ファンタジーすね。だから、ファンタジーだから、妊婦さんが毎日階段上がっても
流産しないし、お腹圧迫しちゃダメなのに木登りもしちゃうし、
アクロバティックジャンプもしちゃうし、つまりファンタジーすね。
いや、神様は実はゲットバッカーズってまんがのウニ頭さんみたいに、
なんかわけわかんない幻影みせたりすんのかな。
読み直したけど、よくわかんなくて、まあ薙刀練習してりゃ、人間超人になる
「オレは人間をやめるぞおお!!! じょおじょおおおおお!!!!」
てのりで超妊婦に慣れるんだな、と思いましたが、文章が綺麗なので好きです。 >>829
いちゃいちゃ甘酸っぱいカップルが彼氏の身内に見せつけの復讐される話ですね。
2人の男女(内臓だらんしてもやせ我慢する彼氏、ショックで病んじゃう彼女)の物語、
俺は好きです。
内臓だらんぼろんして、ポーカーフェイスできる奴なんていねえ!!!
内臓の臭さなんてほんとやばいくらい臭くて、そんな異臭に気づかない彼女の鼻、
どんだけつまってんだ!!!!!?
なんて突っ込みは無粋。文章は読みやすいですが、写真を強く抱きしめたらくしゃくしゃに
なるんじゃないでしょうか。
俺、日本語、齧らない。と宣言したいくらいには、彼氏さんのポーカーフェイス、
かっこよくて好きです。
でも壁蹴られる時点で会うのやめろよ。馬鹿だなあ。(ビジネスホテルとかではあるあるなんですけどね。
俺も隣がうるさくて、蹴るというか、大音量かけたなあ)
>>834
仲睦まじい夫婦に純愛ラプソディー(竹内まりやの名曲)未満だった行かず後家さんと
実は男やもめだった浪人さまの時代劇ですね。
文章は読みやすいです。起承転結もしっかりしてて、ミスリーディングも自然です。
最後の猫がいい感じですが、三味線のおばあ様、
一体何をしたのでしょう。
2人の男女(やもめと行かず後家)の話ですね。何故か俺は浪人、にニューヨークの小室さんを
思い出して、そういえば、あの人も武士っぽい髪形してたなあ、
と思ったりしました。
>>838
姥捨て係の父子の話ですね。文章が読みやすいです。2人の男女(え……)の以下略。
俺、日本語、齧らない。とりあえず、父にどんびきしてた息子と、
息子にどんびきする娘の話なのかな。
起承転結もしっかりしてて、父が顔を変えた伏線も綺麗に回収されてて、おお、と思いました。
娘は旦那さんを山に捨てるのかなあ。悲しみ。 宴もたけなわですが、眠気が限界なので寝ます。お休みなさい。
続きは誰かが書いて下さることを願って……。
おやすみ、な、さ…… >>881
お疲れ様ー！ ゆっくり休んでねー！
後は任せろ！
リーマンに！ >>881
おつかれー！ 熱の篭った寸評は、書いた人には本当いいご褒美になったと思うよ！
あとは文学処女Ａに任せるのだ！ グッモーニン、ワールド
長らく寝てた気がするわ。具体的に言えば4年くらい
有志の寸評が力付き、何やらバトンを託されている……
この寸評を書いたのは彼ね。その事情を思えば無碍にもしにくいけれど。というか、勝手にバトンを繋いでるおっさん二人がまず寸評書きなさいよ（怒り
とまれ、久々の文学少女ちゃんの寸評を始めましょう >>841
男女二人組の漫才師の話ね
漫才の掛け合いが良いわね。実際の漫才で言ってそうなネタ作りをキチンと考えてるのは好印象！
女性芸人の方は、見るからに外見がよろしくない！ よくいるブス芸人枠！ と思わせて、最後にそれは変装で、本当はモデル並みの美女！ というオチ
狙いは分かるけど、もっとも字数を割いた漫才のネタと、この話のオチに関連性が薄いのが残念！
>>843
恋多き友人の３回目の結婚式から物語はスタート！ そここら自然にお通夜に繋いでる気がするわ。文章は平易で読み易い。普通に現実にありそうな場面が続き、え？ これ何したいお話なの？ と思えば、ラストで奥さんに不穏な空気！ 恋多き男の最後の女（男の死亡）を喜ぶ！
ひょっとすると、酔っ払って風呂場で死亡というあり得なくもない加減の事故が、実は事故ではなかったのでは？ と想像したわ。それを裏付けるものは書かれていないけど！ もしそうなら、結婚半年で他の女に浮気しそうな気配を感じで殺っちゃったのかしら？
ここで一つイタコ芸。『果たしてそういう表情を浮かべるだろうか！？』と、ラストの陶然とした笑みにあのおっさんはツッコミそうよ！
>>845
浮気がバレて別居！ 屋根から滑り落ちて入院！ と男にとって散々な出来事が続く！ 入院中に別居中の女が訪ねてくる。生活費が振り込まれていないと怒り、言い争う！ 最後にはガソリンをかけ焼き殺そうとする！
浮気相手に送ったメールの文面にかけて、こっちの恋も燃え上がりそうになるなんて、という男の台詞で締める！
警察と男から事情を聞いた人物が何者なのか！ 取材中の記者だろうか！ 明示されてないので少し気にかかった！
もう一点！ ライターをひと擦りするだけで、気化したガソリンに着火できるかと思われる！ 看護師らに倒され取り押さえられながらでも火が点けられたのではないか、と思わなくもない！
……はっ！ イタコ芸をずっと継続していたわ 流石に全部読むのはしんどいなあと思ってたから寸評はありがたい
乙です ワイの中で午後七時は夕方！(｀・盥・´) 半切れ！ >>848
娘が産まれた直後の夫婦の話ね
赤ん坊の子育てからの夫婦間の揉め事や悪戦苦闘は、実際によくありそうだと思ったわ！
夜間、妻に代わり赤子の世話をした夫は、その子育てを通じ、普段どれほど妻が大変な思いをしていたかを知るわけね！ 妻もすぐに根を上げず頑張った夫を見直し、夫婦仲の不仲が解消される！ ってお話
悪くないと思うと同時に、フェミ戦士が読んだら槍玉に上げそうな作品とも思ったわ！
子育ての仕方を一から説明を受けるということは、それまで一切手伝いしてない！ そんな自分を棚に上げてに妻を殴るなんて！ とか、もう少し続けさせてくれ？ どうしてずっと夜間の子育てを引き受けると言わないのか！？ ってね
>>850
男女の犯罪者が、車を奪う！ 奪った車に、子供たちが乗っていることに気付かなかった、という所から始まるお話
犯罪者であるものの、子供を殺すほどの悪人ではない犯罪者コンビは、適当な所で子供たちを解放するけれど、色々明るみになる情報から、この子供たちの親が子供たちに何らかの危害を加える気だったのでは？ と勘付き、子供たちの為に親身になる、というお話！
作者は徐々に子供たちの境遇を読者に匂わせたかったのだろうけど、冒頭の『ヨレヨレのTシャツを着た兄弟』は、自然に読み流させるにしては、やや強すぎる気がするわね。この時点で勘の良い読者は色々察すると思われ。そこだけが少し気にかかりました
>>851
好きな男に恋人ができた！ しかも男！ B、BLだあああ！
女はそれを祝えない。さらには、失恋を吹っ切れずに悶々とする
その気持ちをどうにかする為に断捨離をし、色々と身の回りのものをごみ箱に捨て始める
そして翌日、ばったりと彼氏を連れた男と鉢合わせる。多少意地の悪いことをしつつも、彼氏を連れた男を実際に見たことで、失恋を吹っ切るキッカケとなる
最後に、男に対する『好きです』という想いをメールのゴミ箱に捨てることで完全に吹っ切れる、というお話
断捨離からの、連絡先も知らずに書いた男へのメールを、メールのゴミ箱に捨てる、というこのアイデアが中々良いわ！
一つ気になったのは、好きな男に彼女ではなく彼氏ができた方が気持ちを吹っ切れない理由になるのだろうか？ ということ
逆にそういうことならどうしようもない、と吹っ切れそうなものだけど。まあ、これは個々人によって吹っ切れるか吹っ切れないかは変わるものかな？ >>885
被るといかんから、ここからここまで寸評頼む、ってあればぜんぜんやるぜ。 >>889
車強奪の寸評
>>子供を殺すほどの悪人ではない犯罪者コンビは、適当な所で子供たちを解放するけれど、
は脱字で実際に書こうとしたのは、
子供を殺すほどの悪人ではない犯罪者コンビは、適当な所で子供たちを解放しようとするけれど、
ですです >>890
えっ！ 後は全部お任せできるですって！？ ありがとう！ ありがとう！ 名も知らぬ人よ！ 前任者と私とで、44作まで終わってるから、あと7作ね
私が6作、残りは7作。どうしましょう？ 後任者に理不尽なことを言おうとして、大して理不尽じゃなかったわ >>894
全然やるけど、今から昼ご飯を作らなければならないにゃ。
ワイさんより前に間に合わせればいいっていうならやれるにゃ。 被ろうが、遅かろうが、気になったやつだけだろうが何でもおっけー。 >>853
「劇団員」と女子高生の恋の予感の物語。
バイト先の店長の弟と知り合った主人公。彼はまさしく「劇団員」であった。彼女の尊敬する作家の「劇団員とは付き合うな」という忠告を体現するかのような言動に呆れながらも、その容姿に惹かれつつある自分を主人公は認識してしまう。
物語そのものに大きな起伏や仕掛けのようなものはなく、コミカルに、素直に進行して行く展開は好みが分かれるところか。
個人的には王道、安心して読める物語に好感を覚えるが、余りにも平坦過ぎる内容は、コンペ的にはマイナスポイントを与えざるを得ない。
全体的な読後感は良かった、
>>856
>昨日まで何も無かった空地に突然寿司屋が建っていれば、それは超常の存在の仕業によるものに間違いない。
冒頭の一文が余りにエゴイスティックすぎて先の展開に対する期待感を削がれた。
説明しようとしていない。伝えうとしていない。凝り固まった自分の文体の如きものを披露することに重きを置いていることが透けて見えるようで、先を読む意欲がそこなわれた。
かように冒頭の一文とは非常にじゅうようであり、筆力を試すような試みは余程で無い限り失敗を見せる、と思う。
内容も説明不足から理解に難しく、少なくとも「伝えよう」という意欲が感じられなかった。
文章はまず意味を伝えることが第一議、個性は後からついてくる。正しく伝えられない、もしくは読者に意味を読み解こうという意思を芽生えさせられないと、読んでもらえない。せっかくの独創的なアイデアも入り口で台無しになってしまう。
頑張って欲しいと思います。 >>859
美術品コレクターが女にそのコレクションを盗まれる話。
主人公のジャンがワインか何かのせいで意識を失っている間に著名で価値の高い絵画を盗まれてしまう。しかし、保険に入っていたジャンは願ったり叶ったりという。
疑問のひとつに、盗まれる環境を作ったのはジャンか女か、その解釈によって物語の意味するところは大きく変わるがその描写がない。
盗難されることが、ジャンにとって総合的に利益があるとしても、では何故女にわざわざ盗ませたのか、疑問が残る。ジャンがワインを飲み意識を失い、絵画が盗まれ、保険で賄えるから望み通り、この一連の流れに対するチグハグ感は否めない。主人公の目的はもっと合法的で、もっと簡単に達せられるだろうとの思いをどうしても持ってしまう。それが仮に作者によって反駁し得るものであっても、拭えない不満を感じてしまう。 あかん、どうやらおれはここまでのようだ。
後はうんこ踏んだおっさんAに託すとしよう。
読み返すと俺の寸評、辛辣やねん。こんなんあかんわ。 私が寸評を引き継ぐことになりました。
>>860
夏を感じさせる描写。非常に情景を思い浮かべやすく、良かったです。
夏の一シーンかな？ と思ったら、最後の一言に驚きです。ただの友人であった鏡花が、どうしてこの時に付き合おうと言い出したのか……色々と想像が膨らみます。
段落がないのと、「？」の後に一行開けがないのがちょっと気になりました。それを考慮に入れたとしても、良い作品だと思います。 おっさんAです。
S子さんも書いたのね。別にダブってもかまわないし、一緒にやりましょう。
>>860
青春ですね。おっさんもこういうのを一本書きたかった。
でもおっさん今週は死ぬほど忙しくてさ。脳みそが生ビールしか受け付けなくて青春の甘酸っぱいオレンジジュースなんてとても無理だったんすよ。良いです、とても良いです。
でも一言だけ。
>そして、俺の夏が始まった。
ここは「俺達の」でしょう。残念。
>>862
これ好き。理屈とか背景とかガン無視の、勢いだけで畳みかける作風がいい。
でもね、おっさん細かいこと言っちゃうけど、人称が乱れてる。三人称で心情を混ぜ込む作風はおっさんもよく使うけど、客観描写と心情描写の繋がりがおかしくならないように、それはそれは気を使って慎重に書いているよ。
この作品は、残念ながらそこをしくじってる。
>>863
事件が起こりそうで何も起こらない。
読み終えてから、この先どうなるかという不安と安堵は主人公の持つそれと同じものと気付き、ほほうここまで感情移入させるとはなかなかやるなと感心しました。
でもやっぱ何か起こせよ。安堵よりもどっちかというと舌打ちの方が大きかったぞ。
あと。
>その後の大会で知ったことだが、彼女は赤挟高校の生徒などではなかった。
どうやって知ったんだと暫し首をひねり、ああ大会に来た他の学校の子だったのか、と理解した。 かぶっちゃいますけど書いたので載せます。
>>862
ルナとグレンのやりとりがコメディーチックで面白い。ルナの真面目さと、ところどころ幼くちょっとおかしな発言に笑えます。
式典という正式な場所を舞台にしているのも内容と合わせて良いなと思いました。個人的には結構好きです。 >>863についてはもう書いていらっしゃいますし、私の寸評はかなり甘いのでやめにします。
あとはワイさんの寸評を待っておきますね。 >>857
夫婦円満の秘訣
長年寄り添ってきた老夫婦による円満の秘訣。
六十年の時間の総括を「忍」のひと言で表す妻に対して、旦那は「忍耐」のふた文字で返す。
似たような意味の言葉でも旦那のほうが一文字多いという意味でその関係性を表現している。
負けず嫌いなのか、あるいはどうしてもそういいたかったのか。
いずれにしても、このふたりの「我慢」はインタビューアーによって暴かれてしまった。
せっかくの六十年がこの後崩れてしまうのか。
短い中にも想像の余地を残す良作であった。 お願いしますお願いしますお願いしますお願いします。 おはようございます。皆様寸評あざす!
て、まだ来てないのか。 ようやく全作品の寸評と順位が決まった！
これから貼り付ける！ 遅れたことを詫びる！ すまなかった！
上位の発表は一時間ずらして九時から始める！(｀・ω・´)ワイが飲まず食わずなので！ 全作品の寸評
>745
作中で様々な愛の形を示す！ 冒頭は実母の虐待を思わせる！ ニュース番組でよく流れている！ ただし途中で話が変わる！
他人の子供を連れ去っていて実母ではなかった！ それでいて我が子のように愛していると倒錯した愛を読者に見せつけた！
その歪んだ愛を受け入れた主人公も普通ではなかった！ 最後は罵られ、満足して一命を落とす！ 読後に強く思う！
内容を詰め込み過ぎであると！ 実母の虐待と思わせて赤の他人で一作できる！ 特殊な愛を持つ主人公でも一作！
文字数の関係なのか！ 二つの内容を淡々とした独白で流した展開が勿体ない！ 一方に絞って書いた方が良かったように思う！
>746
この話には矛盾が見え隠れする！ 女好きの彼は主人公を人生の伴侶として選んだ！ 結婚指輪が証拠となる！
その後、主人公は捨てられる！ 痩せ細ったせいなのか！ ただの病死なのか！ 書かれた内容では判断できない！
貰った結婚指輪は粉々に壊された！ 主人公は悪霊となって彼の元に向かう！ 結果、死に追いやる！ 彼の女達も巻き添えとなったのだろう！
新たな結婚指輪はどこで手に入れたものなのか！ 壊されたのではなかったのか！ 全体を暈し過ぎて内容までぼんやりした感は否めない！
>747
内容は荒唐無稽と云える！ 彼女は彼と敵対する国の有力者の娘！ 彼は敵対する国の最高権力者！ 核爆弾で世界を破滅に追い込んだ！
そこまでの力があるのならば彼女を奪うことなど容易にできるのでは！ 何故、世界を破滅させないといけないのか！ 確固たる理由が明示されていない為、
納得し難い！ 不便な生活の始まりで双方がイライラを募らせる！ 当然の帰結と云わんばかりに彼女は彼を刺し殺した！
涙を流す要素はあるのだろうか！ 殺意は無くて偶然の悪戯で彼は死に至る！ そのような内容であれば多少の未練で涙を流すことはあるだろう！
>750
「特にうちの娘は～、彼女が問うているのは～」の二箇所が修正されていなかった！ 男女の違いについて訊いてきた息子に母親が答える！
明確な答えが出ない状態で話が終わる！ すっきりしない話となった！ 冒頭に性器を挙げて男女の違いを語っていた！ ワイならばこの部分は不要と判断して削る！
男女の違いがわからないと胸中で悩みながら夜の営みを楽しみにする一面を見せる！ 男女の違いを仄めかしてオチにする！
>753
主人公は愛する女性を探していた！ と云うよりも肉欲が勝っているように見える！ 友人が深窓の令嬢を勧める！ 処女の話を誰から聞いたのだろうか！
友人と女性は知り合いなのかもしれない！ その友人を伴わず、主人公は単身で屋敷を訪ねる！ 現れた使用人の態度に首を傾げる事態に！
主人公は友人の名を語らず、自分も名乗らない！ 不信感を抱かれることなく屋敷に招かれた！ しかも令嬢と引き合わせて三人で談笑！
のちに主人公は令嬢と二人っきりとなる！ 性欲を抑えられない二人は性交を果たす！ 令嬢の処女の設定はどうなったのか！
自ら肉体を差し出すような行為は商売女と変わらないのではないのか！ 金銭のやり取りがなければ主人公はいいのか！ 腑に落ちない展開であった！
>755
老夫婦の日常を描いた話であった！ 軽い認知症を患ったお爺さんをお婆さんは日常として受け止めて相手をする！ その効果で老々介護の悲惨さは影を潜め、
どこかほのぼのとした内容に仕上がっていた！ 「ほっと息をなでおろす」等の奇妙な言い回しはあったが内容は悪くない！
お爺さんはご飯の時に元の自分へ戻る！ 食い違っていた会話が初めて成立する！ お婆さんの言葉遣いは変わらない！
そのまますんなりと終わるのではなく、最後の一言に想いが凝縮されていた！ よたよたとしながらも料理を運ぶ姿と重なり、読後に深い余韻を与える！
>758
抜け忍となった鬼を追い掛ける女下忍！ 力の差は歴然で組み伏され、強姦を余儀なくされる！ それ以降、女下忍は隙を見て鬼に襲い掛かる！
月日が経ち、鬼と女下忍との力量の差が縮まってきた！ 戦いの最中、鬼が相手の執拗な行動に疑問を抱く！ その過程で「犬に噛まれたようなもの」と云う件があった！
女下忍が子供ができたことを告げてようやくわかる！ 一回の性交ではなくて勝つ度に若い女の肉体を貪っていた！ そのせいで犬の例えはしっくり来ない！
今回のテーマでこの発想には目を見張るものがある！ 敵対する者同士の男女の話には意外性と人間ドラマがあった！ >760
父娘は肌の色で差別を受けてきた！ まともな職には就けず、旅芸人をして糊口を凌ぐ！ その苦しい現状となった肌の色なのだが、具体的な色がほとんどない！
唯一、肌色とあった！ 至って普通！ 周りの者達の肌の色がおかしいのだろうか！ 比べる相手の肌の色がわからない！ そもそも話の舞台が不明！
奴隷商と云う職業がある！ 人さらいがいる！ 古い時代の話と思いきや、公園があった！ 楽器もギター！ 現代なのか！
話を最後まで読んだが不当な扱いを受ける切っ掛けとなった肌の色がよくわからない！ 時代が不明で国もわからない！ もう少し話の設定を煮詰めて貰いたい！
>763
主人公は色々と知らなかった！ 高瀬の店に赴き、初めて知った！ 彼の情熱の出所！ 気付いてやれなかった主人公の後悔が懐かしい映像と共に一気に押し寄せる！
男同士の物語にも思えるが高瀬の内面は女性であった！ 妹は男性になっていた！ 昔の兄について、主人公にさりげなく語って聞かせた！
物語が始まった時から主役の一人が不在！ それを感じさせない程、色鮮やかに読者の頭に描かれる！ 華やかでいてしっとりとした物語は静かな感動を呼ぶ！
冒頭の主人公の妻が良い味を出していた！ 一般人の視点の意味が含まれているように思える！ LGBT問題に正面から真摯に向き合った話であった！
>765
設定に力を入れている！ リアルアバターについて事細かく語られていた！ 故に行動の範囲が狭まった！
接続中は多幸感に満ち溢れていると云う表現が作中に散りばめられ、そのような状態にあることは容易に理解できる！
最後にオチが待っていた！ リアルアバターでは女性！ 現実は男性で会社員であった！ ワイは植物人間を想像していた為、肩透かしを食らった！
異性による恋愛が珍しくなった今ならば相手に受け入れられるのではと思わなくもない！ 相手の性別が男性とは限らない！ 実際に会わせて男女の性別が逆転していても面白い！
アブノーマル同士の付き合いが始まるかもしれない！ 設定をさらりと流して物語性にもう少し力を入れても良かったように思う！
>769
実に優雅！ 早朝のオフィスで一人のティータイムを過ごす！ そこに新たに人物が加わった！ 自然な会話と心地よい空間演出ですらすらと読める！
平穏な日々に少しの波乱を混ぜる！ 良いアクセントになっていた！ 失恋の痛手を癒すのに三日を要し、彼女は復活を果たす！
主人公は通話の時の内容を思い出す！ 何が駄目になるのか！ 読者に想像させる！ 友情関係が駄目になると！
今後はどのように展開していくのか！ 両想いから結婚までいくのか！ 上品な菓子と同様に甘い香りを漂わせる読後の余韻となった！
>770
掲示板の遣り取りが実にリアル！ 立ちんぼの西郷の女で言い争いが始まる！ 発展して直に会うことに！ 先にきたゼロ円の男は相手がくるのを待つ！
現れた少年に驚く！ しかも西郷の女の子供だった！ 引っ込みが付かなくなったゼロ円の男は少年と共に西郷の女の判断を仰ぐ！
日頃、千円を貰う少年は一千万を吹っ掛けられ、泣きながら家に帰ることになった！ ゼロ円の男は相変わらずのゼロ円でホテルへ直行となる！
最後に驚きのどんでん返しが待っていた！ 少年はゼロ円の男の子供でもあった！ この展開は読めなかった！ ワイの予想の範疇を超えていた！
>772
平易な文章は読み易い！ ただし細部はぼんやりとしていた！ 彼女の変色した赤黒い肌や走馬灯が死を思わせる！ 目的地が近くなると緊張で心臓が早鐘のように打つ！
生と死が混ざり合い、同窓会の場所に到着した！ 傍目に車は見えるらしい！ 一人が気付き、幹事の男性も反応を示す！ 車に近付いて乗車している人物を確認しようとする！
その瞬間、運転手はアクセルを踏んだ！ 急発進させて幹事を轢き殺すのだろう！ 理由は書かれていない！ 学校を卒業したあとの話は詳しく書かれていた！
最後の部分は読者に丸投げされた！ 久しぶりに同窓会にきた理由は報復なのだろう！ 彼女が酷い虐めに遭い、それが元で肌の一部が赤黒くなって社会に出てからも苦労を強いられた！
その一連の出来事があって男女の仲となった！ 切っ掛けには感謝をしながらも心の奥底に沈めた憎悪に衝き動かされ、計画を実行に移した！ BBQ用のあれは死体処理の道具なのだろうか！ >774
偶然の悪戯！ 二人はバーで出会う！ 共通することが多く、話が弾む！ 何回か会うことで恋仲となり、結婚に至る！
宣誓の場で問題が発生！ 新郎である彼は真実を打ち明けた！ 二人は双子で兄妹の間柄であると！ 結婚はできなくなり、新婦は半ば自暴自棄となって夜の街を駆け抜ける！
問題となるのが戸籍！ 二人は共に孤児院の出であった！ 新婦はゼロ歳の時に引き取られた！ 戸籍はある！ 一方の新郎は捨てられたと！ 年齢は書かれていない！ 生みの親は出生届を出していたのだろうか！
名前が陽太と陽子（名付けは生みの親）なので戸籍はあると推測できる！ 二親等の血族関係にあるので結婚はできない！ なかなかの悲恋であった！
>776
推敲不足なのか凡ミスがある！ 男性アレルギーの話が話題に上る！ 話を広げた最後にオチは、何故かなかった！
原因を追求しない状態で簡単に流された！ 居酒屋で一緒に話をする相手は男性！ アレルギー症状は起きないのだろうか！
性同一性障害ならば理解できる！ 見た目は男性だが中身は女性！ 相手の女性には打ち明けていない！
そのような展開にはなっていないのでぼんやりして話は終わる！ 設定を活かし切れていないように思えた！
>778
本当に恋人同士なのだろうか！ キスはよくても性交はしない！ 女性の方からやんわりと止められる！ 肉体を重ねると元の状態に戻れないことが理由になっているらしい！
この部分が納得し難い！ 恋人同士が肉体関係になって何の不都合があるのだろう！ 男性の体型が嫌いであれば恋人関係に発展することがない！
何かしら理由がないと適当に考えた内容で書き出し、綺麗な最後が思い浮かばないので勝手に流したと受け取られかねない！
経験豊富を匂わせながら実は男性と同じで性体験がない！ 処女であった！ そのような理由を最後に匂わせれば納得の展開に持ち込めたように思う！
>780
最初に夢の内容を語る！ 実は伏線になっていて叔母の描き掛けのカンバスに似たような風景が残されていた！
主人公の過去に何があったのか！ 本人にとっては辛い思い出なので記憶から消去されていた！ 母親は事実を知って叔母と絶縁関係にあった！ 過去に関与する隣人、船崎と姪！
叔母の邸宅で発見されたスケッチブック！ 中には幼い頃の主人公と姪が絡み合う状態で描かれていた！ 創作意欲を高める目的で強引に行われた虐待の痕跡なのだろうか！
この展開にLGBT問題は必要なのだろうか！ 最後の展開は偏見のない性への解放を意味しているのか！ その行く末は誰にもわからない！
考えさせられる内容ではある！ が、明確な形が作中に示されていないこともあって同時に儚い感じを与えた！
>782
オフィスラブではあるが綾子の意中の相手は飯田ではなかった！ 飯田と中野は大学で同じサークルに属していた！ お互いの事情をよく知っている！
飯田は入社時に中野に世話になったこともあって軽率な行動を控えていた！ 綾子はそれでも絡み付いてきた！ ただの社内恋愛と見せかけて後半で事情を打ち明ける！
既婚者である中野と綾子は不倫関係にあった！ 飯田と絡むことで中野の嫉妬心を煽った！ 所謂、ミスリードでどんでん返しを狙った！
ただし説明不足！ 中野は日頃、綾子に対してどのように接しているのか！ 飯田と綾子の関係はどうなっているのか！
その部分が作中で仄めかされていれば綾子の大胆な行動をすんなりと受け入れられるのではないだろうか！
>784
三人称のように見える一人称！ 語り手は中学生とあるが、そうは見えない！ もっと年齢を経ていて大学生くらいが適当に思えた！
山の頂に二人で登った！ 安心感から彼女は深い眠りに落ちた！ 残された主人公はお姫様抱っこの状態で下山する羽目になった！
スズメバチの件はやり過ぎのように思えた！ 頭を振って追い払う程度で良かったのでは！ 目覚めたあとの声音の「すやぁ」がわざとらしい！
実は最初から眠気はなかった！ 好意を抱いている主人公にお姫様抱っこをして貰いたくて狸寝入りをしていた！ 等と邪推をさせるあざとさがあった！
>786
主人公は深夜に考え込む！ 評論の大会に参加する予定で内容に思いを巡らせる！ 二連覇が掛かっていた！
主宰の彼女が気に入るものを書かなければならない！ 主人公は男性なので男女の物語と云うテーマは成立した！
長考の末に書き始める！ 出来上がったものを改めて見ていく！ 掲示板の投稿に躊躇いを見せる！ 出来に自信が持てない！
迷いながらも投稿を果たす！ おそらく二連覇は達成されるのだろう！ メタ的に考えれば！ 作者の筆名はシーマンＡなのだろう！ >788
彼女が病気で余命は僅か！ 傍らで見守る主人公！ 病室の中で外のように息が白くなる等、おかしな点が目に付く！
余命宣告の場に主人公が居合わせたような件があった！ この部分にも引っ掛かる！ あと二人の年齢が気になった！
主人公の口調が幼い！ 未成年のように思える！ 病室で告白した時に彼女に笑われた！ 場所が悪かったと思い、もっと相応しい場所を頭の中で考える！
その時、酒を飲む件があった！ 未成年ではないのか！ 最後の方では余命一年の彼女には大人になる未来がないと明かす！ 二人の容姿がわからなくなった！
>790
綺麗な文章で綴られていた！ 幻想的な雰囲気を纏い、どこか朧げに見えた！ 内容にまで浸食して二人の関係は曖昧としていた！
恋人なのだろうか！ 若い夫婦なのか！ 季節外れの風鈴と二人はどこが似ていて気味が悪いのか！ わかるようでいてわからない！
振り出しに戻るとあるが同じ時間を繰り返している訳ではない！ 考えに耽ることで今を忘れ、また同じことを考える！
彼女もまた行動を共にする！ 死んでもいいと語る真意はわからない！ この世では結ばれないことを知り、心中を誘っているのだろうか！
詳細はわからないが不思議な魅力に溢れた文章は読後にまで残る！ 彼女の真意と二人の仲をもう少し語って貰いたかった！
>793
時代を考えれば文章が拙い！ 会話文はそれらしい体裁を保とうとしているが地の文が現代の言葉に見えて時代とそぐわない！
酒屋を営む男が姫に惚れ込む要素が薄い！ 命懸けの駆け落ちをするには少し弱い！ ご都合主義に見える！
しかも二人は夫婦となり、姫自身が商いを始める！ そのような近場で姫が見つからずに平穏に過ごせるのだろうか！ 疑問は尽きない！
>802
実に外科医らしい！ 焼き肉を食べながら心臓の話をする！ ハツの展開は予想外！ 主人公も思わず、涙目となった！
これはチームの洗礼で新人が入る度に繰り返された行動であった！ 心臓をテーマにして最後まで突っ走った！
主人公は気が気ではない！ チームに招き入れられて心躍る前に心臓が止まりそうになったと訴える！
立ち上がりとしては最適な三十四度なので出だしは最高と云える！ 悪くない出来であった！
>804
ボクっ娘と家族補正が入った兄の話！ 二人の容姿の描写は少ないが口調や行動によって想像をさせる！
展開は早いが都合よく進まない！ ギリギリのところでご都合主義を回避した！ 妹の強烈なアピールに耐える兄！
とは云え煩悩が邪魔をして徐々に欲望の方向に傾いていく！ そこで一計を案じた！ 怖がらせる作戦に打って出た！
その選択は間違いで妹は愛らしいだけの美少女ではなく、ジョロウグモよりの本性を露にした！ ラブコメディとして読める上に展開も頷ける！
>805
青森の妓楼の話であった！ 性交の格好から「かわず女」と呼ばれる者に纏わる話で面白おかしい語りで話が進む！
個々の話は軽妙で読ませる！ 新たに現れた商人の男が悪評を聞いて躾を申し出る！ 周囲の者は本気にしなかった！
だが本当に躾は成功して身請けまでされることとなった！ その相手は商人で名を蛇睨正太郎と云う！ かわず女の天敵の蛇であった！
名前だけの蛇なので少し都合が良いように思えた！ 蛇らしい要素をもう少し作中に散りばめていればすんなりと最後に持っていけたのではないだろうか！
>810
起伏のない話であった！ 残業を終えた主人公が電車に揺られる！ 訪れる眠気に必死で抗う！ 終電間近なのだろう！
家に帰る為には起きてないといけない！ 耐え抜いた主人公はちゃんと駅で降りた！ 妻が待つ家へと帰り着く！
子供を起こさないようにして中に入る！ 妻が小声で出迎え、遅い晩ご飯が始まった！ 妻は晩酌まで用意した！
二人は揃って長い夜を味わうように過ごすのだろう！ 現実にありそうな場面ではあるが、あまりに普通の光景の為、思うことは少ない！
やや推敲不足と思われるところが幾つか目に付いた！ 修正の過程で内容の見直しをしてもよかったように思う！ >812
海辺近くのキャンプ場で主人公はカクレンボを始めた！ 鬼となって隠れている皆を見つけてゆく！ 一人だけ、見つからなかった！
大人達もユウナを探したが見つからない！ 警察が捜索したが発見には至らなかった！ 三年後、主人公は臨海学校で同じ地に訪れる！
自責の念もあってユウナを探し始める！ 林に行き着き、更に奥へと向かってついに見つけた！ ユウナは崖下に落ちて命を失っていた！
幽霊の姿で訴える！ その後、警察の手で遺体が確保され、親元へ送られた！ ワイが想像した結末とは違っていた！
ユウナは「口にしない」の意味のユウナではなかった！ きな臭い話にならずに終わった！ 意外とハッピーエンドであった！
>814
かなりの爆弾を抱えて父親は娘の帰りを待つ！ ＡＶ女優になっていた一人娘！ 男手一つで育てた父親の心境は複雑で激昂してもおかしくない！
娘は明るい状態で現れた！ 無邪気な娘として父親と過ごす！ 父親は思い悩む！ 娘は何も話さない！ 昔のままの明るさを保って接した！
数日後、娘からＡＶ女優であることを打ち明けられた！ おそらく父親と同様に悩んだ末の行動なのだろう！ わざわざ用意したＤＶＤを数日経たないと見せられなかった！
最後は父娘は打ち解けたように改札で別れる！ 何げない父親の言葉が今の親子関係を物語る！ 明るい未来が想像できる最後であった！
>816
虐められていた主人公を偶然に通り掛かった雄二が助けた！ 主人公の容姿は書かれていない！ 買い取ったメールアカウントで雄二の想いを訊く！
ブスで恋愛対象に入っていなかった！ 失意のどん底に突き落とされることはなかった！ ストーカー行為までして駅に呼び出す！
主人公は現れた雄二に花束を差し出し、愛の告白をした！ 見事に振られた！ それでも諦めない！ 強引に手を掴み、走ってホーム下に飛び込んだ！
そこに電車がきて二人は一緒に引き裂かれ、混じり合って一つになれた！ 何故、このような強固な意志を持つ主人公が虐め程度に屈したのか！
弱々しい印象と掛け離れた行動力に呆気に取られた！ 整合性に問題があるのではと思わずにはいられない！
>818
中々にテクニカル！ 幽霊スポットの配信者である、しゃまらんは一年前に亡くなっていた！ 繰り返すループを少女の幽霊が阻止した！
崖から落ちるしゃまらんの手を掴むことに成功した！ しゃまらんは自身の死を自覚して成仏するように消えていった！
ただし配信者としての未練があって戻ってきた！ 幽霊配信者しゃまらんとして！ 実際に動画を配信できるかはわからない！ ここは暈した方がよかたのでは！
ループを阻止した元ファンの幽霊は成仏しなかったのか！ おそらくこれもまた別の話なのだろう！
>823
悟りを得ようと座した蓮長の元に妙齢の女が現れる！ 半顔の痛ましい傷痕の意味は語られない！ 蓮長に抱かれることを希望する！
その過程での問答は読ませるものがあった！ 思慕の念なのだろうか！ 女は断食の状態で何日も過ごす！ 根負けした蓮長は女の希望通りにすることに決めた！
ここにきて女は拒んだ！ 真摯に接した蓮長の態度で救われた！ 子を成す体力も残っておらず、力尽きて滝壺に落ちていった！
最後の南無の一言に万感の思いを込めて見送った！ 開眼したかはわからないが救おうとした者が菩薩の心によって救われたことは深く理解した！
>825
トイレの件はよくわかる！ 地図アプリで見つけた男子トイレの個室に間に合った！ 主人公が用を足していると女がノックした！
女子トイレは使用不可になっていて男子トイレに駆け込んできたらしい！ 入れ替わるようにして女は排泄音を鳴らす！
その時、主人公のスマホが鳴った！ 個室に置き忘れていた！ 何故かすっきりした女が勝手に出た！
紛らわしい発言を繰り返して通話を終えた！ 主人公に渡すと悪意のない状態で出ていった！
他人のスマホの電話に出た理由が欲しいところ！ コールセンター務めで反射的に出たとすれば行動の理由となるのでは！ >827
丁寧に書かれていた！ 文章は悪くない！ 武家の妻で子宝には恵まれた！ 産まれた三人の子供は全て女児であった！
四回目の出産を控えた妻は男児を欲して大鵠神社に訪れる！ そこで不思議な赤子を目にする！ 拝殿の屋根瓦の上に赤子がいた！
身重でありながら助けようと木に登る！ 屋根に飛び移って赤子を助けようとした！ その過程で一緒になって中空に投げ出された！
強い衝撃を受けることなくふわりと着地！ 赤子の不思議な言葉を聞いて生まれてくる子供が男児と知る！
何故、身重の人間にこのような試練を与えるのか！ 生まれてくる赤子が男児であるのならば無理な行動をさせる必要がない！
腹の中にいる赤子は女児！ 身を捨てた行為に報いて男児に変えたのであれば意味はあるが！
>829
二人は恋人関係にあった！ 彼の部屋で逢瀬を重ねる！ 恋人の行為としてはキスまで！ 隣室の兄が関係しているのだろうか！
少しでも耳に障ると壁を蹴って敵意を剥き出しにした！ その不穏な状況は凶行に走らせる！ いつものように訪れた主人公は出て来ない彼に不信感を抱く！
裏手に回ると窓が開いていた！ 彼を見つけたがすでに腹は裂かれていた！ 状況を隠すように帰らせる！ 奥の暗がりで見ていた兄は主人公に襲い掛からなかった！
凶行の現場を目撃されたかもしれない！ 何故、口封じに出なかったのか！ 少し都合がいい展開に思えた！ 生き残った主人公の悲しさは十分に伝わった！
>836
長屋の様子が目に浮かぶ！ 文章で少し拙い部分もあるが味に思えた！ 声の演出が効いていた！
仲睦まじい夫婦と思わせることで佐江の悲恋を仄めかす！ 実際は位牌の妻に語っていてとうに死別していた！
文一郎は打ち明け、佐江は真相を知った！ 二人の障害となる物は全て取り除かれた！ 明るい未来を想像させる！
亡くなった妻の好意的な態度が後押しして読後の余韻に花を添えた！
>838
口減らしを実行する棄民の話！ 身内であっても選ばれれば切って捨てる！ 代々、受け継がれてきた！
主人公の代となる！ 弱い心を隠しながら仕事に打ち込む！ 家族の幸せを願って選ばれた人を背負い、任務を全うする！
ある日、主人公の妻が選ばれた！ 自身の母親と同じように流行り病に侵され、容体は芳しくない！ 当然の判断と云える！
道中、妻に詫びながら主人公は捨てにいく！ 妻はどこか達観していて運命を受け入れた！ その後、主人公は家に帰る！
出迎えた我が子の表情を見て父親の心を理解した！ 平然として見えた父親の苦悩を知った！ 少々、文章に荒さはあるが悪くない展開であった！
>841
チャレンジ精神は認める！ 一レスでコントをするとは！ ネタとしては微妙！
その後の楽屋裏での二人の様子がメインなのだろうか！ 渡辺は変装に近い状態でステージに立っていた！
出っ歯は付け歯でモデル並みのスタイルを誇る！ その容姿に先輩はネタと違って心の底から驚いていた！
と云うことは身近な人間も変装を知らなかったのでは！ 彼氏いない歴が年齢にも関わらず、ヒモはいると答えたネタは事実だったのか！
ステージのネタを重視する！ ネタはそこそこで切り上げて変装の部分に力を入れる！ どちらか一方に絞って書いていれば
少しは読み応えのある作品に仕上がったのではないだろうか！
>843
文章はこなれていた！ 話の展開が上手く、まさか四回目がお通夜になるとは思いもしなかった！
急展開で話が進む！ 結婚式のメンバーと主人公は合流してぼやき、焼香を済ませる！
新婚の状態で先立たれた妻を見て違和感を覚える！ 想像したどの顔とも違う！ そこで不躾ながらも理由を訊いた！
その台詞がピンと来ない！ 浮気されるくらいならば最後の女の方がいいと考えたのだろうか！
そうであったとしても結婚したばかりで嬉しいと云う感情が湧き起こるものなのだろうか！ 釈然としない終わり方であった！ >845
かなり不謹慎のネタ！ じっくりと読んで初めて気付いた！ 大事には至らなかったがあの事件が頭に過る！
ガソリンまで撒いて看護師たちに取り押さえられた！ 九死に一生を得たＷ氏の言葉には少し引っ掛かる！
こっちに愛はあるのだろうか！ 愛がないので浮気に走ったのではないのか！
そこでワイは閃いた！ 道連れを考えた奥さんの名を愛にすればいいと！ 少し言葉が足りなかった！
>849
修正版の方を採用した！ 子育ての現場は戦いの日々でもあった！ 初産なのだろう！ 産後鬱となった！
夫は怒りを吐き出し、妻と衝突した！ 云い合いを経て時間を決めて子育てを始めた！ 夫はその苦労を知る！
殴りはしなかったが初めて愛娘に怒りの声をぶつけた！ 心配になった妻が譲歩の姿勢を見せる！
夫は深く理解して子育てを続ける！ 即興で作った子守唄は二歳の愛娘に感覚で伝わった！
子はかすがいを思わせる内容に王道の展開ではあるが納得した！ 読後は幸せな気分に浸れた！
>850
窃盗犯の夫婦が逃げる為に車を盗んだ！ そこには二人の子供が隠れていた！ スマートフォンを携帯していなかった！
位置情報が漏れることはないが何故か子供は車から降りようとしない！ 車内を調べた結果、ＢＢＱセットが見つかる！
子供は山に捨てられるところだったのか！ 殺されるのか！ 車内に隠れていたのではなくて閉じ込められていた可能性も匂わせる！
そこで二人組は子供の行く末を盗んだ！ とは云え、指名手配中なので明るい未来は見えて来ない！
>851
好きな男性に恋人ができた！ 同性であった！ 初めからその気があったのか！ たまたま好きになった相手が同性だったのか！
詳しいことは書かれていなかった！ 主人公は好きな男性であったが告白はしていないのだろうか！ 何故か街中でばったりと出会った時、
好きだった相手が気まずい様子を見せた！ 主人公の気持ちが伝わっていた！ どこで知ったのだろうか！ 彼女に詰問される前に嘘をついた！
一緒にいた男性を友達と誤魔化した！ その時、主人公は追求を考える！ 変換ミスではなくて知らなかったのだろう！ 追求は追い求める意味で、
詰問の意味は追及を使う！ 何度も追及の場面で追求を使っているので誤変換ではないと判断した！ たまたま購入した雑誌の断捨離を実行して、
結局は連絡先だけをゴミ箱に捨てた！ デジタルらしい表現が今風で悪くなかった！
>853
中々に賑やかで勢いのある話であった！ 喫茶店でバイトをしている主人公！ そこの店長で元芸人の加奈子に弟の幹を紹介される！
典型的な劇団員で主人公は身構える！ 徐々に打ち解けてきたある日、舞台で女装をすることになり、それに関する買い物に付き合うことに！
美女となって現れた幹にどきどきしながら必要な物を買い求める！ 不用意に顔を近づけてくる幹に主人公は大いに恥じらう！
舞台のチケットを貰って観るとその行動が演技と重なる！ それが一番の目的だと知り、喫茶店でハリセンのお返しをするのだった！
>856
面白くなりそうな予感はあった！ 悪魔が寿司屋を始めてその結末がどうなるのか！
興味が湧いたものの呆気なく閉店に追い込まれる！ 肩透かしを食らった状態で顛末を見る！
悪魔らしさは鳴りを潜めて普通の恋人のような男女の話になった！ 色々と勿体ない作りであった！ >857
老夫婦は同じような言葉を返す！ 忍の一字に忍耐の二字！
夫婦円満の秘訣はひたすら耐えること！
端的な内容でわかり易いのはいいのだが寸評に困る作品ではあった！
>859
騙し合いの話の勝者は！ 美術品に疎いジャンであった！ しかも女性まで見抜く目を持っていた！
父親の遺産でもある絵画を手離さない母親まで騙し、掛けた保険で見事に回収した！
読み易く内容におかしなところはなかった！ 海外の上質なミステリーを読んだ気分にさせた！
>860
はっきり云って展開が早過ぎて二人の関係がよくわからなかった！
ベンチに座っている主人公は何をしていたのだろうか！ 空にある入道雲を眺める理由はあるのか！
いきなり現れた女性との関係がはっきりしない！ どのような間柄なのだろうか！
学生なのか！ 社会人なのか！ それさえもはっきりしない中で女性の方から告白した！
そのような兆候は何もなく突然の話に面食らった！ もう少し背景や事情を書いて貰いたい！
>862
重々しい新人の就任式に団長として壇上にあがる！ 重厚を装ったところが巧みで天才肌の女性剣士が現れる！
そこからは硬い口調で私的な話が続く！ 女性の怒涛の攻めの求婚に団長がたじろぐ！ 打ちミスはあるが、
その勢いで気にならなかった！ 前半の緊張を伴う場面と後半のコミカルな場面の対比が見事であった！
>863
アイデアは悪くない！ 単純な道程だが歩き出す方向がわからない！ そこに現れた制服を着た少女に主人公は安堵する！
駅の近くに高校は一つしかない！ 制服姿の彼女に付いていけば自ずと目的の場所に着く！ そう思っていたのだが、
彼女は立ち止まってこちらに振り返る！ 不安げな顔を見せる！ ストーカーと思われたと早とちりして狼狽した！
その肝心な部分を駆け足で流した！ お互いが赤挟高校の生徒と思っていた！ 要するに二人は同じ境遇で道に迷っていた！
この部分を強調していればもう少し切れのあるショートショートになった！ 惜しい作りであった！ 一作、重複していたので全五十作となる！
上位の発表は九時に変更する！(｀・ω・´)ﾉｼ 何か飲んで食べる！ 月が綺麗ですね。と投げかけられた女性の返事が「死んでもいいわ(＝私も愛しています)」という知識はマイナー知識だったのか……(´;ω;｀) >>927
そっちか！
悪いが読み落とした！
作品数がネットとなった！(｀・ω・´)ﾃﾍﾍﾟﾛ! ネック！(｀・ω・´)指が震える！ アル中ではない！ ＞＞930
多分そんなこと考えている暇なんてなかったんだろうなと察したので大丈夫です！(笑) >>928
な？ すげーだろ？
なんつーか、フラットなのに熱いんだよ、寸評が。
書いたものあるあるだと思うんだけどさ、感想が、批評が、寸評が、まぁなんでもいいけど、レスポンスの熱量がね、欲しいわけさ。
ワイスレ杯のいいところはその欲しいところを期待以上の熱で返してくれるという信用。
でな、入賞したらもう一度寸評貰えるんやで。
良かった理由をきちんと添えて。
スレ子祭りもそこらへん頑張らんとな。 お疲れ様です。寸評で琴線に触れなかったことだけは分かった泣
けど文章を書けて良かったです 酷い眠気に襲われている者がいるので上位の発表に移る？(｀・ω・´) >>935
お疲れ様ー！ なんかね、ワイスレ杯云々の前に、復活の兆し、というか、復活してんじゃん、的なところがね、嬉しかったよ。
少し、良くなったから寸評書いたんやろ？ すげーよ。やっぱ。 それでは上位の発表に移る！
上位の最下位になるが書き慣れた印象を受けた！
その体位でないといけない理由はあとからわかる！
カエルには蛇でないと！ その意図はわかるのだが、
もう少し蛇らしさの演出があればと思わなくもない！
第十五位は>>805である！
おめでとう！(｀・ω・´) >>937あれはモンエナのテンションｗ
ありがとう 続いて発表に進む！
実に生々しい話であった！ 現実に即した内容がリアル！
思い悩む一方で当事者も悩んでいた！ 親娘ともに悩み、
最後は思い切って打ち明ける！ 全てを納得した訳ではないが、
見送りの時に掛けた言葉が飾り気が無くて二人の良好な関係を仄めかす！
第十四位は>>814である！
おめでとう！(｀・ω・´) 15位！滑り込んだ！前回2位だったので悔しいね！
でもすごく楽しかったし、勉強になりました！
ありがとうございました！！ >>947
文章、めっちゃ上手いね。おめでとうございます！ 続けて発表！
この話はライトノベルに特化していた！
登場人物の描写は少ないが魅力に溢れていた！
禁断の愛にも関わらず、暗さは微塵も感じさせない！
選者によっては順位が大きく変動する可能性を秘めた作品と云える！
第十三位は>>804である！
デュフフおめでとう！(｀・ω・´) おめでとうございます。
さすが上位、レベルが高いです。 この話は正しく読み解けたかはわからない！
読者によって様々な読み方があるように思う！
その隠された部分はぼんやりしているが静かな迫力を伴って胸に押し寄せる！
言葉の端々に仕込まれた鋭い物が感性に訴え掛けてくる！
第十二位は>>780である！
おめでとう！(｀・ω・´) >>960
おめでとう！
>静かな迫力
に激しく同意。 次の上位作品は近未来が舞台になっている！
特殊な設定の為、かなりの字数を使った！
長編向きの話に思えた！ それを敢えて一レスで勝負した！
物語性を削って己のアイデアを押し通した！
設定賞のような特別枠を設けたいとワイに思わせた！
第十一位は>>765である！
おめでとう！(｀・ω・´) >>960
ありがとうございます
あってます
以下文字数のために削った会話です
「……ギンブナ、ですか?」
「はい。ギンブナです。
性別にとらわれずに、子孫を残すことができる、魚です」
沈黙があったが、僕は続けた。
「叔母は、男性と女性という区別に、とらわれていました。
自由になろうとして、破滅的な行動をしていた。
許す、許さない以前に、あってはならないことです。
でも、もう、あの人はいない。
多分、ギンブナあたりにでも、生まれ変わっていることでしょう」
「……船橋も。隣で泳いでいれば、良いと思います」 一桁が目前！
この話は書き出す前に入念な下調べがなされているような気がした！
出会いは奇跡的で多少、都合がいいように見えた！
読み進めていくと気にならなくなった！ 展開に無理がなくすんなりと頭に入ってきた！
最後の場面は納得！ 隠し通せない相手の誠実さが際立つ！
第十位は>>774である！
おめでとう！(｀・ω・´) ありがとうございますぅぅぅぅぅ！！！
すっごく嬉しい！ 本当に嬉しい。きゃーってなりました。
U大王さんもありがとうございます。 >>979
初出場で初入賞！
おめでとー！
もひとつおめでとー！！ 一桁に突入！
この話は参加作品の中で一番、悲惨な状況を作り出すことも可能であった！
それを優しい眼差しで全体を包み、悲しい現実を忘れさせるように読む者の心をほんわかとさせた！
派手な決め台詞ではないが最後の一言は切実で誰の胸にも沁みる！
第九位は>>755である！
優しい気持ちにさせてくれてありがとうでおめでとう！(｀・ω・´) >>979
１０位はＳ子か！ おめー入賞かよ！
すげーな！ おめでとう！
Ｓ子はね、文章は上手いんだよ。おや？って思わせる瑕疵がなければいいものになる。ともあれ、おめでとう！ >>990
おめでとうございます。
>>991
ありがとうございますっ！ やはり移動が必要か！
続きはアンカー無しになるがご容赦を！(｀・ω・´) このスレッドは１０００を超えました。
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