【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る31
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旧日本軍の火砲全般を語りましょう。
● 火 砲 と 無 関 係 な 雑 談 ( 政 治 話 な ど ) や 脱 線 は ご 遠 慮 下 さ い 。
● >>950 に 達 し た ら 次 ス レ が 立 つ ま で の 間 は レ ス を 控 え ま し ょ う 。
【重要】
荒らしの相手をする者も荒らしです。
スルーを心掛けましょう。
過去スレは>>2
■前スレ
【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る30
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1536272600/
■関連スレ
【6.5mm】日本軍歩兵火器総合 5挺目【7.7mm】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1518851180/
要塞・重火砲について語るスレU
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/army/1331303784/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>250
野砲クラスの域を出ない師団砲兵では問題ない。
実際に開脚登場後も単脚でも良しとする向きはあった 開脚が有利なのは15cm野戦重砲クラスまでだろう
それ以上だと、単脚で穴開いて仰角稼げる形状、ターンテーブル方式のほうが
はるかに安定性と射撃精度稼げるみたいよ
WW2列強の例をみよ 実際に日本軍の野砲(改造三八式・九五式)圏内のレンジが限界だと思うわ
武漢会戦・台児荘・ノモンハンで露呈した。遠距離戦はからっきしだめ
15〜18kmとかあっても砲兵のレベル的に厳しいんじゃないの?
日本軍が全力発揮出来るのは慣れ親しんだ野砲クラスの射撃がせいぜいだろう
それ以上は空爆呼んだ方がいい
とりあえず10.7km圏内を制圧できる師団砲兵の充実が第一だな
そして当時のメジャーが馬匹
各師団に牽引車配備はまだアメリカのみ
馬匹というレギュレーションこそマジョリティだったのだから俺はそれに従うのみ それは光学兵器と無線有線設備の差もある
いくら丁寧精緻に造られてても設計年度の性能差はいかんしがたい
光学は基本、日露戦争時の改良版使ってた
一部に日本光学製新型とかいいもんもあったが射程10km以上にたいてい対応してない
日本は貧乏ゆえ、バージョンアップした西欧のやつをおいそれ導入できなかった
成功したのは戦闘機のドイツ製照準器くらい >>254
この指摘が正確、当時観測手段とか外国もくっそな時代で15-20kmの砲撃はクソ不安定でヘリコプター発達まで20-30km級の攻撃は無理だった
結果10-15kが妥当で、極論で迫撃戦術になったのがww2の砲兵戦術でこれが一番有効だった
あの時代ヘリコプター航空観測不十分だから、一方的な長距離勝負はそこまで実現しない
普通に空爆と消耗で長距離砲は無効化効く時代 尚150の馬車牽引は弾丸事情で積む、つむのわかってるから貴重なトラクター用意したんやろ
ただ先にジープと迫撃よこせだよ。120mいらんから81mm迫撃必須ってな
あれだけあれば末端の兵士でも肉弾阻止が効くから包囲各個撃破の一方展開は避けられる
沖縄の戦果で、末端歩兵相手に敵も消耗しちゃう事例な。あの教科書どうりで物資万全ならフィリピンもアメリカは当然勝つが大消耗ってこと
そういうノウハウで挑んでいけば、フィリピンーサイパンあたりで消耗10万
沖縄硫黄島で10万の消耗を強いる事はできたかもな
ようは陸戦消耗でアメリカリソース枯渇は消して可能性なくもなかったから、米軍はそれ危惧するわけよ
WW2は機雷なり、潜水艦の有効投入なり、少ないリソースからマニュあるでコスパ兵器重視するのをいくばくか欠いた
それはなちもおなじで、連合の勝利はべたーな勝負しかけたからなの なんで戦前の陸軍に太平洋末期の島嶼戦想定をさせたがるのだろうか C14010777000
野砲校甲第864号/別冊(1) 昭和19年度兵備改善ニ関スル意見 昭和18年9月3日 陸軍野戦砲兵学校
島嶼戦に於ける火砲編成は野戦砲兵学校がこうして綺麗に整理したものを提示してる
あと81mm迫とかそういうのは歩兵砲として砲兵から分離されてるので
砲兵の戦闘としての理屈とはまた別な。 >>253
ラ式と国産の射程差だけでない
当時の国府の独製最新重砲装備部隊なんて精鋭中の精鋭だ
猛訓練がお家芸の日本軍より射程のみならず観測機器も最新ドイツ製ではるかに凌駕したはず
そんな精鋭部隊と装備を損耗ですり潰したあとは、日本軍に一方的にズタボロにされたわけだけだけどね
制空権握られたし 高性能の光学兵器が高いのは自明
コマンドゲラート40なんて原産国ドイツでもおそろしく高価な機材だろう
当時ライカ一台、家一軒の日本の為替レートからみてとんでもない価格なはず 陸軍の有線無線装備がことごとく列強にくらべ旧式であったそう
英米軍レポートでかなり貧弱な水準なんて表現が散見されるね
乾電池のシール技術ないもんで高温多湿の南方で廃品
通信途絶なんて事態が頻発した まあライカ一台家一軒は誇張だけどな。
中産階級向け文化住宅一軒でライカ3〜4台買えたようだ。しかも高率の輸入関税も計算に入れてだから、無税ならもっとたくさん買える。 カメラ仙人田中長徳によると、ライカ一台が東京郊外の平屋の価格だったそう
中間業者の中抜きも半端なかったし
だから、駐在武官、外交官がドイツで買った
いまの世田谷とか荻窪あたりとか
成城は当時田園地帯で地価安く都心へのアクセス便利とあって、大学教授や海軍将校が
こぞって家建てたとか
東條英機は用賀だったな 魚雷一本家一軒とかも聞いた事あるけど、魚雷一本とライカが同じ値段だったのか? ライカは半端ない中抜き業者が複数いるから…宝石と同じだよ 原価は二割といわれる
業種
魚雷は軍仕事が継続する保証のメーカー出血サービスでしょう?間で甘い汁吸って酒池肉林満喫してる
人間が存在するのはデフォだけど(笑) 戦前戦中の自動車なんて欧米でも贅沢品だからラジオくらいが開明度指標になると思う
日本だと、村長とか町の名士、開業医とか校長の庭先で近所の連中が集って玉音放送に
さめざめ泣くイメージだが。いまの貨幣価値換算で100万くらいしたのかね?
技術革新の現在なら3000円でそこそこのラジオ新品で買えるけど アメリカは別格としてもそれなりの一般家庭まで降りてきてたのとは比べものにならない
贅沢品の基準が違いすぎる
「買える贅沢品」と「手が出ない贅沢品」とではね・・・・・・・・・・・ イギリスのT型フォードことオースチンセブンだって、中産階級でも買えるのが売りだしなあ。 欧米ではそこらの地主や中小事業主が買えるものを日本だとよほどでないと買えなかった
為替レートやら諸般の事情があるんだろう >>266
昭和15年にラジオの公定価格が定められて、一番安いので23円40銭。
白米70キロ・うどん160杯・日雇い労働者の日当14日・国家公務員の初任給0.5ヶ月
と同じくらい。
高い奴はもちろん何倍もする。 回線引いてもらう必要がある
電話とか、忘れてないかい? T型フォードとか
1920年代で既にオワコン
1908〜1927年で1,500万台生産
1930年代には
フォードの普及モデルはV8エンジン
V8が高級車なのは1920年代まで >>270
いちばん安いラジオでいまの15万前後か
三八式歩兵銃価格が昭和十五年で85円だったと思う
ちょっと調べたら、当時はラジオが高いもんで自作する人間が多かったそうな
秋葉原に戦前からパーツ屋が何軒かあったんかいな? >>271
戦前の日本は収入の割に物価が高かった
それで人件費と人命の軽い国
耐乏生活に倦んでるんだから、そりゃ庶民もパァッと戦争したくなるよなぁ
農村口減らしの受け皿が軍隊だし
「飯は腹いっぱい食えるし、おらライスカレーは軍隊ではじめてだァ、訓練や内務班の私的制裁なんて地方にいるよりずっとぬるいでがんす!」
類の記録は散見されるね >>275
>収入の割に物価が高い
今の日本とそっくりだな…そこだけは なんせデフレで20年物価かわらん国なので
それで新興国の小金持ち旅行者が大挙して日本観光に来るんだよ
先進国でまともなランチを800円くらいで食べれるのは日本くらい
だいたい各分野均してスペインと物価が同じくらい
彼の国は外食費がやたら高いが、食料品は農業国だけあってかなり安い ここで九〇式野砲や九六式十五榴の価格が知りたいな
ゼロ戦やチハ、九二式重機、九六式軽機のはわかるんだが… この係数だと小銃の三八式が22万、九九式が26万くらい
九二式重機が625万ほど 沖縄戦だとやたらニーモーターが使われてるけど
アレってやっぱお安いのかしら? この係数だと小銃の三八式が22万、九九式が26万くらい
九二式重機が625万ほど >>282
軽機よりははるかに製造容易でずっと安く調達できた
それで本来軽機分隊のはずなのに擲弾筒が支給されたりした
たしか九六式で1600円だったかな? 擲弾筒とか手動装填の鉄棒だし
弾もバラの小銃弾に比べて火力あたりの効果はよほど高いから
これ以上のコスパを求めるのは小火器ではちょっと無理だろ
かわり当たらないけどねなかなか 擲弾筒は個人で榴弾ポンポン出来るのが便利やからなぁ
三軸に簡単な水準器でも付いてたら良かったのに、なんて思ったり
あと関係ないが、ツイッターでbunzoが第128師団射撃計画書を発掘して興味深いツイートをしとるぞ、みんな見てきてくれ 近距離では直撃させる必要ないのもあって意外と当たるんじゃないの
旧軍スレでこれが分隊三門は多いってレスバしてたけど
逆に分隊フル(3×3+分隊長)で砲撃しないとならないのはまともな砲兵の支援を期待できないからなんじゃ?
小隊は自活しろと 日本軍は中隊レベルの火力だと列強でも最強クラスだからなぁ。
全部自分達でやれって一面はないとはいえない。 逆に600mの射程をフル活用しないで分隊支援火器として使うなら、分隊一門でも機関銃+擲弾筒でも安くて軽いだけ状況に応じて運用できる
九九式ならライフルグレネードが十分な射程持つから必要とは限らないけど
手榴弾も近距離なら通常の(長くない)信管に外付けの発射薬つけて
運用できる余地を残してもよかったんじゃないかとは思う 手榴弾みたいなのは簡単単純なのが良いんだよ
色々モードが有るとか機能が違うとかいざって時に絶対間違えるのが出る まあ中隊以下ならそこそこ強力だけど大隊以上の火砲がお寒いんだよなぁ
ソ連なんかは連隊砲に射程6km弱の12迫を据えてる
制圧力が段違い
まあ逆に日本軍が強力な支援砲兵得るともともとの中隊の戦力も相まってかなり手強いんだけどね 日本軍の場合、120mm弾なんて連隊段列に何発用意できるのかしらという時点で終る
逆に言うと十分な制圧力の120mm弾を用意できるなら
同重量の75mm山砲弾なら数倍の数になるので制圧能力に劣ることもないのである まあ面制圧の観点からいえば小型弾をばら撒いた方が効率はいいが、単位時間あたりの発射速度はそう大差無いレベルなのに一発あたりの威力が段違いなので、投射重量あたりの破壊効率で見るか、単位時間あたりの破壊効率で見るかの違いなんだろうね
この違いは補給のあるソ連にインスパイアされたか、あるいは貧乏な我が日本軍なりの見方に染まり過ぎたかとも言える ただ付しておくと12迫とかは日本軍には向かないのは承知だから、別に重迫撃砲中隊を日本軍歩兵連隊に導入していればとかそういう話ではないよ
ただ所感を淡々と述べただけで
もちろん日本軍には山砲相当がベターだと思う
まず12迫は精度も良くないだろうし、面制圧寄りだからね。トーチカの銃眼を直射で仕留めることも出来ないしな 連隊や大隊の戦闘って、火点を狙撃して潰して歩兵をなだれ込ませたいから点目標の狙撃能力も大事
だけど地形の影に隠れる的に弾を落とす能力も勿論欲しい
対戦車砲が十分な数配備されてるなら狙撃役はそっちに任せれば良いんだけど
我が軍の対戦車砲は小さい37mmだし数も少ないんで連隊砲に硬目標・点目標の対処も課せられてしまうのよな
赤軍みたいに45mm砲があるなら戦車も含めて硬目標はそっちに全部分担させられるので迫撃砲万歳なんだろうけど >>300
ベーラー砲だな
九四式と同等の重量の軽量47mm歩兵砲
九四式と違って榴弾威力もマシで仰角も取れるお得な砲
見る人にもよるが傑作の部類かな?
なお貫徹力は九四式と大差無い模様 ソ連軍狙撃連隊には開戦時でも45mm対戦車砲が12門配属されてるし、おまけに対戦車ライフルまであってこれも火点潰しに使えるもんなあ。 高いんだもん
対戦車を捨ててボルトアクションにするか? 自動砲はちょっと凝りすぎだけど、貧乏人ほど一点豪華主義に走るのは仕方ない気もする。 >>301
ベーラ砲って確かイタリアが良く装備してたんじゃなかったか?
まあ似たような国土特性だから山砲を好んで装備しているのも同じだけど 大隊砲と70ミリ戦車砲って装薬量が違うだけで
弾も薬莢も同じなんだね
チハの主砲も70ミリでよくね? 57mmで困ってないし、70mmにしてなにか特別に有利になる要素もないんだよ >>301
え?炸薬がアマトール成分の英軍よりずっと威力があるんでなかった?
日本陸軍の榴弾は
「ニューギニア砲兵戦記」で読んだが
ベーラー砲は汎用性もたせたことで、ダメになりがちこの種の砲にしては一応の成功作なんだけど、
中途半端な存在なのは否めない
そんなにベーラーの榴弾てよかったの? むしろ大隊砲(九二式歩兵砲)、貴様が57mmに砲身変えろと言いたい
57mmは距離500m、行進射、中程度の技量という条件下で、上下155cm、左右83cmというぐらいには精度が良い
まあ実際には停止しての射撃ならもっと良くなるだろう
近距離水平面での跳弾不発の件は割り切って曲射形態で撃て
それよりも針の穴に糸を通すような銃眼狙撃能力、及び山砲の様な中距離直接射撃能力を付しておけば、ベーラー砲みたいなポジションになれたのに、通常火砲形式で迫撃砲に寄せたばかりに性能がスポイルされた感がある
以上俺の個人的な意見 >>310
英軍の何と比較してなのかが不明なのだが
というかよく分からんがその書き方だと英軍がアマトールでしょぼいだけって話じゃん
あとベーラー砲の榴弾は「そんなに」と言うほど良くはないだろ、そこまでの勢いで書いたつもりは無い >>311
ベーラー(47mm)砲もHEAT弾使用で対戦車に
役立ったらしい訳で…タ弾57mm対戦車砲
みたいのは大量に配備できなかったのかね。
50mmしか撃ち抜けないけど、砲自体は
かなり軽そう >>289
小林源文が若いころ新橋の飲み屋で従軍してたおっさんと交わした会話だね
まーペリリューの舟坂軍曹ほどの技量なら可能だろう アマトール使ってるのは英軍だけじゃなくてドイツ軍だってそうだし日本軍だって硝斗薬として制定してるし
さっきの流れで94式戦車砲の仮制式みたら平時は茶褐薬だけど戦時には硝斗薬詰めるって書いてある
砲弾用火薬なんてそうやって戦時増産用の省力火薬でケチらんとアカンという話だし
魚雷用として飛び抜けて強力とされるトルペックスは英軍が開発したものだから、英に化学技術がないわけでもない
硝安+TNTなアマトールを使える英軍は資源的に恵まれてるねという程度の話よ というかそもそも九四式の榴弾と比較すべき英軍の榴弾って、殆ど生産されず仕舞いの2ポンド榴弾だろ?アマトールだろうと榴弾だろうと、結局九四式の榴弾も推して知るべし、じゃないの?
榴弾の単発威力は37mm<47mm<57mmなのは覆しようがないでしょ
ベーラー砲の方が榴弾威力と仰角で九四式に勝り、貫徹力はどっこいどっこい
これ以上のことは言ってないし、
俺としては重量で九四式を引き合いに出しただけで、別に九四式を批判する意図は無いよ
もともと>>300のいう赤軍みたく九四式じゃなく硬目標すべてに対処する45mmがあれば、に追随して九四式に代わるべきとベーラー砲を挙げただけだしな
ぶっちゃけそれ以上の価値は無いわ ダイエー創業重砲兵中内軍曹も撃ってくる米軍の砲弾が粗製濫造らしく、不発が多くて
助かった、とかインタビューに答えてたな アメリカは原爆、航空エンジンとかハイテク分野に注力、傾斜生産するためにあえて砲弾みたいな消耗品
の質を落としていたのかもしれないね
なにより量で 前のラジオ話題だと比較するもので現代で15万とか40万とか差がでてくるな
いちばんの廉価版でそれだから、さぞかし戦中の日本では高価だったんだろうな… USAの質の差(じたいどれくらいあったか・・・)を余裕でカバーするというか凌駕する、前線までのサプライチェーンの構築がさらっとできちゃうのってホントこわい
計画経済なんていらんかったんや、って感じ 戦車砲としては57ミリ弾が2.6キロ、70ミリ弾が3.8キロで威力は上だし
射撃精度でそんなに差があるのか? 戦車砲の方の70mmは初速が上がっててだいぶ弾道は安定してるぞ
俺が言っているのは九二式歩兵砲なんだが 大隊砲の精度云々は歩兵操典にあるように大隊砲は間接射撃主体だからなんよ
砲側から直接照準しないで離れたところから「だいたいあっちの方向で距離このぐらい」で射撃
そりゃ一発目で当たるはずがないw
何度か試射して大凡の場所にまで着弾誘導するので、まあ殆どの着弾は「だいたい」な感じになる
大隊砲の公算だひが戦車砲にそう劣るわけもないし
戦車砲だって90式野砲にしたチヌの射撃精度に戦車兵びっくりというレベルだったりで
まあ精度云々なんてのはそもそも照準がただしいと仮定しての話なのである >>325
ちょい待て、大差無いっておかしくね?どこソースよ
少なくとも俺の知る九二式の公算躱避って±310mm、±93mmだから低速行進射の57mm戦車砲程度には悪いぞ
緊定しての57mmの公算躱避ってどれぐらいなのかは知らんが
九二式歩兵砲の公算躱避は一○○式榴弾後の九七式曲射歩兵砲と大差ないレベルって聞いたが
チヌの主砲にたまげた件は、一式47mmや57mmよりも良かったという書き方なので、47mmと準同級の精度ならむしろ低初速の砲としてはマシな方だと思うぞ57mm
支那事変兵器蒐録にも57mm戦車砲の精度と威力を絶大とまで買っている記述があるし、大隊砲は普通に初速足らないから遠距離での弾道安定無かったことに起因するだろ
そもそも諸元が適当ならそんな言い方はしないだろうな(まあ打ち損じた言い訳のスケープゴートにされたのかもしれんが) 15cmと30cmは射的競技なら大差だが
銃座に榴弾撃ち込むなら大差ないとしか言いようがないかと あ、すまん砲命中公算表みたら57mmの方が47mmに劣ってたわ
57mmは1000mで半数必中界が47mmの1.5倍ある
近距離では大差無い
57mmと70mmも同じ関係で、近距離ではそこまで変わらないが距離離れた途端に一気に悪化するんだろうなぁ そもそも所謂中距離での射撃でだいたい砲言われているんだから近距離でのデータしか持ってこなくても何にもならんかったわ、出直す
お詫びにだが、射撃精度関連において
C11111916000
に八九式の改善点(とりわけ砲口射界や各部構造)など挙げられているが、最後の方に、意訳すると遠距離は公算躱避が広がるので現状の八九式は比べて榴弾威力(半径)に不満足な感があるのでもっと炸薬量増やせと来ている >>325
九〇式野砲はアバディーンの射撃試験でも米軍が驚嘆したとかあったな
どう転んでも3割どころか、砲弾生産数がアメリカの1/80の日本ではそれに賭けるしかなかった
80年代のPANZER「日本陸軍の火砲」では著者の桑原さんが「日本軍の火砲は精度がすべて
」と連載を締めくくってる
これだよ 佐山記述よりずっと多い九五式製造数ソース文章は 列強山砲の射程で並みではあるが、九四式の射撃精度は随一であったろう
分解結合の妙も
たいがい列強に性能で劣ってたなか、日本軍兵器で数少ない世界に伍せる水準どころか
ベストの山砲だと思う 九〇式野砲は英語のwikiの方だとこう書いてある
>However, few units were built, and the design never achieved its intended purpose of replacing the Type 38 75 mm field gun.
>The Schneider design was very complex and expensive to build,
>requiring very tight dimensional tolerances that were beyond the limits of Japanese industry at the time.
>In particular, the recoil system required a high amount of complex maintenance,
> which was difficult to sustain in front line combat service.[8]
>シュナイダーの設計は非常に複雑で製作に費用がかかり、
>当時の日本の工業の限界を超えた非常に厳しい寸法公差が必要でした。
>特に、反動システムは、最前線の戦闘サービスで維持するのが困難であった大量の複雑なメンテナンスを必要としました。 あれ、ギリシャに同設計83mm?砲が現存してるとか写真を昔のスレでみた
製造難易度でMAXかつ高価、メンテにも面倒すぎる砲だったのか
それで採用した国がすくないんだな それって気圧復座式だから圧搾気(窒素)を貯めておく必要があるってだけで、気圧復座式ならどれにも共通する話だと思う
とりわけ十四年式や八九式に次ぐ、日本軍にとっては初期の方の気圧復座式だから慣れずにトラブルが続発したってだけだと思うんだが それでも長射程に惹かれて1920年代の設計で大阪造兵廠の職人芸でなんとかモノになると思って採用
したことと思う
おなじくシュナイダー設計の九一式十榴も同根だろう
同性能のラインメタル10.5cm leFH18生産は日本でまず無理だろうね
プレス部品製造ノウハウにまったく乏しいから 火砲製造工法やら生産設備が1930年代前半のドイツ、ソ連あたりでとくに従来と激変したんだろう
だから、クルップ技師設計1928年式ボフォース75mm高射砲はなんとかコピー生産できても、
これの後継8.8cmFLAK36模倣は無理なわけで… 冷静に考えれば分かるけど、九○式野砲でメンテナンス複雑だったら九五式野砲も大概だし九六式十五榴なんて以ての外やで
特段九○式だけ複雑とかそういうのではなく、時期の問題
現場が不慣れで稼働率が落ちるのはよくあることだよ そもそも90式はシュナイダーの設計そのものじゃなくて、参考にして日本で図面引き直したもんだから
シュナイダーが巧緻だったかどうかは直接的には関係ないよというごく当たり前の話から始めるべきかと 警察予備隊の頃、米国製155ミリ榴弾砲を供与されて、旧軍経験の砲兵が射撃したらひどい精度のだった。
猛訓練と整備、調整を繰り返して検閲演習の際には米軍砲兵で使用されているのと見違えるほど
高い射撃精度を発揮した、
つう記述をどっかで見たから、補充部品の組み合わせとか個体差ごとの調整とかノウハウも
最大限の性能発揮に重要なんかのぉ >>339
特にマズルブレーキ装着したのは日本の開発なんだっけ? 砲口制退器は原型のギリシャ向け85mm砲にも付いてるけど
形状は似てなくもないけど違うものなんで、まあ日本側で検討した結果がアレなんだろうね 佐山著大砲入門にその各種マズルブレーキ試作品検討写真があるんだけど…
シュコダ、シュナイダー形式のやつ NF文庫「高射砲」に載ってる陸軍火砲の基礎知識なる章だったかもしれぬ 輸入したシュナイダーの試製砲は尾栓は螺栓式だったとか、国産の開脚式野砲との競作だったとか
ともあれもろパクリではないんだよな
まあちゃんと技術移転込みで大金払ってるし 過去スレより 多分↑の人
0057 名無し三等兵 2012/07/09 15:37:47
九一式式十榴の原型シュナイダー試製砲はずっと長砲身でマズルブレーキつきだった
九○式野砲でも、「大砲入門」やGP佐山連載の写真みてわかるとおり、
砲口制退器を何種も試製してるように最適化設計はむずかしいらしい
装着すると、命中精度に悪影響するそうなんで、砲弾生産量が欧米列強に二桁劣る日本としては、
それを嫌ったのかもしれないね 日本軍の試験だと初速600級にならないと砲口制退器の効果はあまりないということが
90式と95式野砲の中間砲の検討計算で触れられてる
450m/s級の10榴だと無くてもいいになっちゃったんだろうねw
まあ独ソの火砲のような効率の良いマズルブレーキがあったならまた別なのかもしれんが 日本の使ってた円板型のはちょっとマイナーよな
多スリット式や左右開口の二段式、あるいはハーモニカタイプ(左右に張り出した煙突みたいな形式)などは結構見られるけど、日本のはなんか変
チヌの射撃精度が優れていたことから、腔外弾道に悪影響は小さく抑えられているんだろうけど、もしかしたら制退効果は少し低かったのかもな 九○式野砲のベースになったのは
Canon de 85 modele 1927 Schneider
鹵獲したナチスもそれ程使った形跡は無いとか あ、>>347のを見ると九○式野砲ぐらいの初速ならマズルブレーキ無しより想定430kg軽くなってるのね
それが初速640m/sの13km Aだと効率が落ちて200kgの軽量化にとどまると。
という事は初速700m/s超えるともっと効率上がるんだろうな
出来不出来はあれど、長砲身になるほどマズルブレーキがよく見られるのが分かった気がする ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています